【2026年9月25日】高配当株PF記録|日経+1.30%で5日続伸、上昇TOP5に銀行4行、インソース下方修正でマイナス7.02%、PF+1.04%で3銘柄ナンピン

今日のサマリー

日経平均はプラス850円21銭・プラス1.30パーセントの66,364円20銭で、5日続伸でした。

9月19日から23日までの5連休を挟んでいるので、連騰は9月16日・17日・18日・24日・25日の5営業日という数え方になります。終値としては、9月8日以降でいちばん高い水準です。9月11日にマイナス1.93パーセントの急落があって、そこから14日・15日と沈んでいたわけですが、その急落前の水準を、ようやく取り戻したことになります。

そして今日は、TOPIXもプラス53.29・プラス1.31パーセントの4,128.59でした。

ここが、先週18日といちばん違うところです。あの日は日経平均がプラス1.38パーセントで、TOPIXがマイナス0.07パーセント——AI半導体の値がさ株だけが買われて、残りの大多数は売られていたという、指数の見た目と中身が食い違った一日でした。今日は日経プラス1.30パーセント、TOPIXプラス1.31パーセントで、ほぼ同じ。中身のある上昇です。

材料として伝わっているのは、3つでした。ひとつは米長期金利の上昇が一服したこと。ふたつめはAI・半導体関連の買い戻し。そしてみっつめが、中間配当の権利取りです。

わたしのポートフォリオは、プラス389,336円・プラス1.04パーセントでした。

対日経マイナス0.26パーセントポイント、対TOPIXマイナス0.27パーセントポイント。負けは負けなのですが、日経が1パーセントを超えて上げた日としては、9月でいちばんマシな負け方です。この点は、あとで表にして振り返ります。

今日のトピックは:

  1. 日経平均プラス1.30パーセントで5日続伸、TOPIXもプラス1.31パーセントで足並みが揃った。9月18日の「日経だけが上がる」相場から一転して、中身のある上昇だった
  2. 上昇TOP5の5銘柄のうち4銘柄が銀行。三菱UFJ(8306)プラス3.95パーセント、十六FG(7380)プラス5.17パーセント、東京きらぼしFG(7173)プラス4.99パーセント、ふくおかFG(8354)プラス4.56パーセント。残るひとつのコマツ(6301)はシティグループ証券の投資判断引き上げでプラス5.98パーセントの首位
  3. 3銘柄16株・合計21,876円を買い増し。全3銘柄が平均取得単価を下回る水準でのナンピンで、パンパシフィックHD(7532)は9月2日から数えて9回目になった
  4. 一方で、インソース(6200)が昨日24日の引け後に通期予想の下方修正を発表。営業利益の修正幅はマイナス3.6パーセントだったのに、株価はその2倍近いマイナス7.02パーセントで東証プライムの値下がり率2位。配当35円は据え置きだった

なお、9月24日(木)は記録を残しそこねました。5連休明けの一日を、まるごと飛ばしてしまったかたちです。数字だけは、25日の前日比から逆算して累計表に入れてあります。

主要指数とポートフォリオの比較

指標 終値 前日比 騰落率
私のポートフォリオ 37,788,524円 +389,336円 +1.04%
日経平均 66,364.20円 +850.21円 +1.30%
TOPIX 4,128.59 +53.29 +1.31%

日経平均に対してマイナス0.26パーセントポイント、TOPIXに対してマイナス0.27パーセントポイント。

両方に、ほぼ同じだけ負けています。これは9月18日とは意味が違う負け方です。あの日は日経に2.09ポイント、TOPIXに0.64ポイントと、負け幅が大きく食い違っていました。値がさ株だけが上がった相場で、わたしは置いていかれた——そういう負け方です。

今日は日経とTOPIXがほぼ同じだけ上がって、わたしはその両方に0.26ポイントずつ届かなかった。つまり、相場全体が素直に上がったなかで、わたしは平均よりほんの少しだけ遅れたということです。194銘柄の分散を持っていて、上げ相場で市場平均に0.26ポイント差というのは、わたしとしては上出来だと思っています。

57日累計で対日経+15.31pptへ

日付 日経平均 TOPIX ポートフォリオ 対日経差
7/2〜7/30 -8.56%累計 -0.94%累計 +5.20%累計 +13.76ppt累計
7/31(木) +4.03% +1.29% +0.06% -3.97ppt
8/3(月) -0.94% -1.08% -1.22% -0.28ppt
8/4(火) +0.32% +0.04% -0.49% -0.81ppt
8/5(水) +3.66% +2.13% +1.20% -2.46ppt
8/6(木・記事なし) -0.93% +0.19%(推計) +1.17% +2.10ppt
8/7(金) -0.12% +0.47% +0.70% +0.82ppt
8/10(月) +2.08% +0.63% -0.09% -2.17ppt
8/12(水) +0.83% +0.94% +0.61% -0.22ppt
8/13(木) +1.16% +0.89% +0.48% -0.68ppt
8/14(金) +0.59% +0.51% +0.28% -0.31ppt
8/17(月) +0.74% -0.31% -0.42% -1.16ppt
8/18(火) -2.54% -1.05% -0.15% +2.39ppt
8/19(水) -3.16% -3.09% -2.47% +0.69ppt
8/20(木) +1.36% +1.18% +1.35% -0.01ppt
8/21(金) -0.30% +0.19% +1.02% +1.32ppt
8/24(月) -0.74% +0.15% +0.28% +1.02ppt
8/25(火) +0.50% +0.50% +0.31% -0.19ppt
8/26(水) +0.62% +0.42% +0.21% -0.41ppt
8/27(木) -0.20% +0.15% +0.14% +0.34ppt
8/28(金) +0.41% +0.72% +0.28% -0.13ppt
8/31(月) -0.14% +0.23% +0.22% +0.36ppt
9/1(火) -0.15% +0.62% +1.46% +1.61ppt
9/2(水) -2.85% -2.40% -1.68% +1.17ppt
9/3(木) -0.17% +0.50% +0.71% +0.88ppt
9/4(金) +1.26% +0.03% -0.55% -1.81ppt
9/7(月) +2.12% +0.55% +0.03% -2.09ppt
9/8(火) -1.70% -1.83% -1.22% +0.48ppt
9/9(水) -0.19% -0.09% +0.00% +0.19ppt
9/10(木) +0.20% +0.20% -0.07% -0.27ppt
9/11(金) -1.93% -0.65% -0.24% +1.69ppt
9/14(月) -0.81% +0.74% +0.92% +1.73ppt
9/15(火) -0.01% -0.52% -0.65% -0.64ppt
9/16(水) +0.69% +0.61% +0.63% -0.06ppt
9/17(木) +0.33% +0.80% +0.99% +0.66ppt
9/18(金) +1.38% -0.07% -0.71% -2.09ppt
9/24(木・記事なし) +0.76%(推計) -0.39%(推計) -0.65%(推計) -1.41ppt
9/25(金) +1.30% +1.31% +1.04% -0.26ppt
57日累計 -5.13% +2.42% +10.18% +15.31ppt

57日累計は日経平均マイナス5.13パーセントに対してポートフォリオはプラス10.18パーセント、対日経通算プラス15.31パーセントポイントです。

9月18日時点のプラス16.98pptから、1.67ポイント削れました。内訳は、記録を取りそこねた24日でマイナス1.41ポイント、今日でマイナス0.26ポイント。つまり削られたぶんの大半は、記事を書かなかった24日に起きていたことになります。

この24日の数字は、25日の前日比から逆算した推計値です。日経平均の24日終値65,513.99円は確認できたので、指数側は実測に近いのですが、TOPIXとわたしのポートフォリオは差分からの割り戻しになります。そのつもりで見ていただければと思います。

9月に入ってからの16営業日を並べると、こうなります。

日付 日経平均 ポートフォリオ 対日経差 累計
9/1(火) -0.15% +1.46% +1.61ppt +18.31ppt
9/2(水) -2.85% -1.68% +1.17ppt +19.48ppt
9/3(木) -0.17% +0.71% +0.88ppt +19.19ppt
9/4(金) +1.26% -0.55% -1.81ppt +17.38ppt
9/7(月) +2.12% +0.03% -2.09ppt +15.29ppt
9/8(火) -1.70% -1.22% +0.48ppt +15.77ppt
9/9(水) -0.19% +0.00% +0.19ppt +15.96ppt
9/10(木) +0.20% -0.07% -0.27ppt +15.69ppt
9/11(金) -1.93% -0.24% +1.69ppt +17.38ppt
9/14(月) -0.81% +0.92% +1.73ppt +19.11ppt
9/15(火) -0.01% -0.65% -0.64ppt +18.47ppt
9/16(水) +0.69% +0.63% -0.06ppt +18.41ppt
9/17(木) +0.33% +0.99% +0.66ppt +19.07ppt
9/18(金) +1.38% -0.71% -2.09ppt +16.98ppt
9/24(木・記事なし) +0.76% -0.65% -1.41ppt +15.57ppt
9/25(金) +1.30% +1.04% -0.26ppt +15.31ppt

【考察】「日経が1パーセント超で上げる日は置いていかれる」が、今日は崩れた

先週18日の記事で、わたしはこんな整理をしました。

日経平均が0.7パーセント程度の小幅高ならほぼ互角。1パーセントを超えて上げる日は、たいていAI半導体が主役で、わたしは置いていかれる——9月のデータはそう読める、と書いたのです。

今日の数字を、その表に足してみます。

日付 日経平均 わたし 対日経差
9/16(水) +0.69% +0.63% -0.06ppt
9/25(金) +1.30% +1.04% -0.26ppt
9/10(木) +0.20% -0.07% -0.27ppt
9/4(金) +1.26% -0.55% -1.81ppt
9/7(月) +2.12% +0.03% -2.09ppt
9/18(金) +1.38% -0.71% -2.09ppt

崩れました。

今日の日経はプラス1.30パーセントで、これは9月4日のプラス1.26パーセントとほぼ同じ上げ幅です。ところが対日経差は、9月4日のマイナス1.81pptに対して、今日はマイナス0.26ppt。1.55ポイントも違います。

何が違ったのか。答えは、上がった中身でした。

9月4日も、7日も、18日も、主役はAI半導体の値がさ株でした。わたしのポートフォリオは194銘柄に散らしていて、そこの比重は小さい。だから、日経が上がった理由そのものが、わたしには効かなかったわけです。

今日は、銀行が上がりました。しかも地銀まで含めて、軒並みです。わたしの上昇TOP5のうち4つが銀行だったのは偶然ではなくて、わたしが持っている側が、今日の主役だったということです。

つまり、「日経が何パーセント上げたか」ではなく、「何が上げたか」のほうが、わたしの成績を決めている。上げ幅との相関に見えていたものは、たぶん相関ではなかった——1パーセント超の上げが、たまたまAI半導体の日に偏っていただけです。

先週の自分の整理を、今日のデータで訂正しておきます。

本日の取引

3銘柄16株・合計21,876円を買い増ししました。全部ナンピンです。押し目買いはゼロ——3銘柄とも、平均取得単価を下回る水準での買い増しになります。

銘柄(コード) 約定株数 約定単価 約定金額 意図
三井化学(4183) 4 2,121.5円 8,486円 ナンピン
パンパシフィックHD(7532) 10 712円 7,120円 ナンピン
メタウォーター(9551) 2 3,135円 6,270円 ナンピン
合計 16 — 21,876円 —

買い増し後の保有株数と平均取得単価は、こうなります。

銘柄(コード) 保有株数 平均取得単価
三井化学(4183) 12 → 16株 2,151円 → 約2,144円
パンパシフィックHD(7532) 180 → 190株 808円 → 約803円
メタウォーター(9551) 44 → 46株 3,215円 → 約3,212円

日経が1.30パーセント上げた日に、3銘柄とも平均取得単価を下回る水準で買えている——これは、わたしのポートフォリオの中身がいかに散らばっているかの裏返しでもあります。銀行が祭りになっている横で、化学・小売・水処理は静かに沈んでいたということです。

パンパシフィックHD(7532)——9月2日から9回目、約定単価はシリーズ最安の712円

今日の10株で、9月に入ってから9回目のナンピンになりました。

日付 約定単価 買い増し後の株数 買い増し後の平均取得単価
9/2(水) 769円 100 → 110株 862円 → 854円
9/7(月) 769.4円 110 → 120株 854円 → 847円
9/9(水) 755.6円 120 → 130株 847円 → 840円
9/10(木) 748円 130 → 140株 840円 → 833円
9/11(金) 726.1円 140 → 150株 833円 → 826円
9/15(火) 727.3円 150 → 160株 826円 → 約820円
9/16(水) 719.6円 160 → 170株 約820円 → 約814円
9/18(金) 713円 170 → 180株 約814円 → 808円
9/25(金) 712円 180 → 190株 808円 → 約803円

約定単価712円は、この9回のなかでいちばん安い水準です。9月11日にザラ場でつけた年初来安値710円に、あと2円。そして平均取得単価は、9月1日の862円から約803円まで、59円下がりました。

ただ、正直に書いておくと、これは「うまくいっている」話ではありません。59円下げるために、90株・約66,000円を追加で投じているわけです。株価のほうは、9月1日の776.6円から712円まで、64円下がっている。平均取得単価の低下より、株価の下落のほうが速い——含み損率は縮まっていないということです。

ドン・キホーテを運営する会社で、8月の国内リテール既存店はプラス1.4パーセント。プラスではあるものの、伸びが鈍っているという受け止め方が続いています。利益成長の鈍化懸念が、じわじわ株価を削っている——そう理解しています。

それでも10株ずつ続けているのは、190株に対して10株という買い増し比率が、19分の1と小さいからです。一度に大きく踏み込んでいれば、今ごろ平均取得単価はもっと高い位置で止まっていたはずです。下げている最中に、少しずつ、時間をかけて——この形だけは崩さないようにしています。

メタウォーター(9551)——5回目のナンピンは、シリーズで最も高い約定単価

今日の2株で、9月に入って5回目です。

日付 約定単価 買い増し後の株数 買い増し後の平均取得単価
9/2(水) 3,050円 36 → 38株 3,248円 → 3,238円
9/8(火) 3,095円 38 → 40株 3,238円 → 3,231円
9/11(金) 3,025円 40 → 42株 3,231円 → 3,221円
9/18(金) 3,080円 42 → 44株 3,221円 → 3,215円
9/25(金) 3,135円 44 → 46株 3,215円 → 約3,212円

面白いのは、今日の3,135円が5回のなかでいちばん高い約定単価だということです。9月11日の3,025円が底で、そこから110円戻してきている。

それでも平均取得単価3,215円は下回っているので、定義どおりナンピンではあるのですが、中身としては「底から戻り始めたところを追加した」形です。平均取得単価の低下幅も、たったの3円。この水準まで戻ってくると、買い増しで平均取得単価を動かす効果はほとんどなくなります。

下水道・浄水場の設備を手がける会社で、今期は70円から80円への増配を発表済み。インフラ更新需要という、景気に左右されにくい土台を持っているのが、わたしがこの銘柄を持ち続けている理由です。

三井化学(4183)——含み益に乗ったあと、また取得単価を割ってきた

9月7日に4株の打診買いで入って、今日で4回目の約定です。

日付 約定単価 買い増し後の株数 買い増し後の平均取得単価
9/7(月) 2,231円 新規 → 4株 — → 2,231円
9/8(火) 2,124.5円 4 → 8株 2,231円 → 2,178円
9/11(金) 2,097円 8 → 12株 2,178円 → 2,151円
9/25(金) 2,121.5円 12 → 16株 2,151円 → 約2,144円

この銘柄は、9月16日にいちど含み益へ転換しています。終値2,198円で、含み益率プラス2.19パーセント。9月7日の打診買いから9営業日での浮上でした。

それが今日は2,121.5円で買えているということは、そのあとまた取得単価を割り込んできたということです。プラス圏に顔を出して、また沈んだ——打診買いから始めた銘柄には、よくあることだと思っています。

フェノール大手の総合化学で、ヘルスケアとICTも収益の柱。今期の会社予想配当は75円です。16株まで積んで、まだ約34,000円。焦らず、あと何回かに分けて増やしていくつもりです。

📊 前日引け後の適時開示:インソース(6200)が2026年9月期の通期予想を下方修正

昨日9月24日の取引終了後、インソース(6200)が「2026年9月期 通期連結業績予想の修正に関するお知らせ」を出しました。これが、今日のマイナス7.02パーセントの理由です。

項目 修正前 修正後 増減率
売上高 160億円 156億円 -2.5%
営業利益 63.8億円 61.5億円 -3.6%
経常利益 64.3億円 62.0億円 -3.6%
親会社株主に帰属する当期純利益 44億円 42.5億円 -3.4%
1株当たり当期純利益 52.39円 50.86円 —
年間配当 35円 35円(据え置き) —

修正理由として挙げられているのは3つです。大企業からの講師派遣型研修の案件獲得が低調だったこと、DXサービスと階層別教育の成長が限定的だったこと、そして大企業を中心にスマートパックポイントの獲得・利用が鈍ったこと。並べてみると、どれも「大企業向け」に集まっているのが分かります。

社会人研修の会社で、決算期は9月。つまりこれは、期末まであと数日という段階での下方修正です。着地がほぼ見えたうえでの数字の手直し——そういう性格の開示だと受け止めています。

修正幅マイナス3.6%に対して、株価はマイナス7.02%

ここが、今日いちばん考えさせられたところです。

営業利益の下方修正幅はマイナス3.6パーセント。金額にすると2.3億円です。それに対して、株価はマイナス7.02パーセント——時価総額575億円に対して、1日で43億円ほどが削られた計算になります。修正幅の2倍近い下げです。

数字そのものより、中身が嫌われたのだと思っています。この会社は「研修needsの高い大企業を安定顧客として持っている」ことが強みのはずで、その大企業向けが3項目とも揃って弱かった。単年の数字が3.6パーセント削れた話ではなく、成長の踊り場に入ったのではないか——市場はそう読んだように見えます。

加えて、期末直前という時期の悪さもあったはずです。9月29日が配当の権利落ち日で、権利取りを考えていた投資家が、その直前に下方修正を受け取ったかたちになります。

わたしはどう受け止めたか

まず、配当は35円で据え置きです。ここは、はっきり書かれています。300株を持っているので、権利落ち前に売らないかぎり、今期の配当は予定どおり受け取れる——わたしにとって、いちばん大事な部分は変わっていません。

ただし、ひとつだけ注意している点があります。この35円の内訳は、普通配当29.5円と、記念配当5.5円です。記念配当は、その名のとおり一度きりの上乗せなので、来期に普通配当が増えなければ、年間配当は29.5円に戻ることになります。そうなると、取得単価652円に対する取得利回りは5.37パーセントから4.52パーセントへ。今回の下方修正で成長が鈍っているとすれば、この上乗せぶんを普通配当で埋めてくるかどうかは、来期の見どころです。

含み益はプラス6,900円・プラス3.53パーセント。300株で平均652円という取得単価が、今日のマイナス51円をぎりぎり吸収してくれました。売るつもりはありませんが、11月に出てくる本決算と来期予想は、いつもより注意して読むつもりです。

私の高配当株ポートフォリオ実績

上昇TOP5

銘柄(コード) 保有数 平均取得単価 終値 前日比(%) 評価損益 年間配当金 取得利回り 現在利回り
コマツ(6301) 100 3,618円 7,640円 +431(+5.98%) +402,200円 190円 5.25% 2.49%
十六FG(7380) 50 459円 2,849円 +140(+5.17%) +119,500円 53円 11.55% 1.86%
東京きらぼしFG(7173) 80 237円 1,787円 +85(+4.99%) +124,000円 30円 12.66% 1.68%
ふくおかFG(8354) 2 5,067円 8,008円 +349(+4.56%) +5,882円 210円 4.14% 2.62%
三菱UFJ(8306) 440 962円 3,714円 +141(+3.95%) +1,210,880円 96円 9.98% 2.58%

5銘柄中4銘柄が銀行——メガバンクの三菱UFJと、地銀が3行です。

首位のコマツだけが、銀行ではありません。プラス5.98パーセントの理由ははっきりしていて、シティグループ証券が投資判断を最上位に引き上げたこと。ザラ場では一時プラス5.1パーセント高と伝わっていましたが、引けにかけてさらに伸びて、プラス5.98パーセントで終わりました。含み益はプラス402,200円・含み益率プラス111.17パーセントです。

レーティングの話は、先週17日の記事でひととおり書きました。証券会社の投資判断は「その会社の分析チームの意見」であって、答えではない。ただ、今日のように実際に株価が動くので、短期の需給としては無視できない——というのが、あのとき整理した結論です。今日は、それがそのまま起きた形になります。

銀行4行のほうは、材料が共通しています。利ざや改善への期待と、中間配当の権利取りです。

利ざやのほうは、先週18日の日銀の利上げが効いています。政策金利が1.00パーセントから1.25パーセントへ。銀行は預金で集めたお金を貸し出して、その金利差で稼ぐ商売なので、金利が上がれば利ざやは広がりやすい。特に地銀は、地元の中小企業向け貸出が収益の柱で、この恩恵を受けやすい構造です。

もうひとつの権利取りは、来週の話です。9月28日(月)が、3月期決算企業の中間配当の権利付最終日。そこまでに買っておかないと、9月末の中間配当は受け取れません。高配当の代表格である銀行株に、この買いが集まった——そういう説明が各所で出ています。

そして、この5銘柄を並べると、もうひとつ面白いことが見えます。取得利回りと現在利回りの、差の大きさです。

銘柄(コード) 取得利回り 現在利回り 差
東京きらぼしFG(7173) 12.66% 1.68% +10.98ppt
十六FG(7380) 11.55% 1.86% +9.69ppt
三菱UFJ(8306) 9.98% 2.58% +7.40ppt
コマツ(6301) 5.25% 2.49% +2.76ppt
ふくおかFG(8354) 4.14% 2.62% +1.52ppt

現在利回りは、5銘柄とも1.68パーセントから2.62パーセントの狭い範囲に収まっています。つまり「今から買う人」から見れば、この5つはどれも似たような配当利回りの株です。

ところが取得利回りは、4.14パーセントから12.66パーセントまで、3倍以上ばらついている。同じ銘柄群を持っていても、いつ買ったかで、受け取れる配当の意味がここまで変わるわけです。この話は、今日の解説セクションで掘り下げます。

三菱UFJは、単独で含み益プラス1,210,880円。440株・平均取得単価962円に対して終値3,714円で、含み益率プラス286.07パーセントです。わたしのポートフォリオで、含み益額としては最大級の一角になります。

東京きらぼしFGの含み益率プラス654.01パーセントは、194銘柄のなかで最高です。2022年5月に10株だけ買ったものが、株式分割を経て80株になり、ここまで育ちました。

下落TOP5

銘柄(コード) 保有数 平均取得単価 終値 前日比(%) 評価損益 年間配当金 取得利回り 現在利回り
インソース(6200) 300 652円 675円 -51(-7.02%) +6,900円 35円 5.37% 5.19%
ディア・ライフ(3245) 100 606円 1,021円 -62(-5.72%) +41,500円 64円 10.56% 6.27%
五洋建設(1893) 14 1,401円 1,518.5円 -39.5(-2.54%) +1,645円 52円 3.71% 3.42%
パーカー(9845) 100 1,141円 1,363円 -35(-2.50%) +22,200円 53円 4.65% 3.89%
太平製作所(6342) 20 2,990円 2,881円 -71(-2.41%) -2,180円 100円 3.34% 3.47%

まず気づくのは、5銘柄のうち4銘柄が、下落TOP5に入りながら含み益のままだということです。含み損で終わっているのは太平製作所のマイナス2,180円だけ、しかも含み損率はマイナス3.65パーセントです。

一日の下落率ランキングと、自分の損益は別物——これは毎日のように確認していることですが、今日はその対比がとりわけはっきり出ました。ディア・ライフはマイナス5.72パーセントの大幅安なのに、含み益はプラス41,500円・プラス68.48パーセント。痛くはありません。

とはいえ、インソースのマイナス7.02パーセントは大きいです。東証プライムの値下がり率ランキングで2位でした。理由ははっきりしていて、昨日24日の引け後に通期業績予想の下方修正を出しているからです。これは次の章で詳しく見ます。

300株を平均652円で持っていて、終値675円。含み益はプラス6,900円・プラス3.53パーセントと、取得単価のすぐ上まで戻ってきた格好です。年初来高値は1月9日の887円、年初来安値は6月17日の564円——この一年、大きく振れている銘柄です。

ディア・ライフは値下がり率ランキング5位。投資用マンションを開発する不動産会社で、年間配当64円に対して現在利回りは6.27パーセントあります。こちらは、わたしのほうで材料を見つけられませんでしたので、理由については断定を避けます。9月29日が配当の権利落ち日で、来週28日の権利付最終日に向けて本来なら買いが入りやすいはずの銘柄が、日経プラス1.30パーセントの日に値下がり率5位——少し、気になる下げ方ではあります。

五洋建設とパーカーは、それぞれマイナス2.54パーセント・マイナス2.50パーセント。どちらも9月に何度も上昇TOP5に顔を出していた銘柄なので、上げたぶんの反動と見ています。

太平製作所は、今日の10銘柄でただひとつの含み損です。合板機械のメーカーで、20株・平均2,990円に対して終値2,881円。マイナス2,180円——金額としては小さいので、淡々と持ち続けます。

ポートフォリオ全体

評価額 含み損益 含み損益(%) 前日比 前日比(%)
37,788,524円 +13,804,890円 +57.56% +389,336円 +1.04%

評価額は37,788,524円。9月17日につけた過去最高の37,856,978円まで、あと68,454円——0.18パーセントです。

惜しい、と書きたくなるところですが、今日は素直に、戻ってきたことを喜んでおきます。18日にマイナス268,195円で崩れて、記録を取りそこねた24日もマイナス246,303円。2営業日で約51万円削られたわけですが、今日のプラス389,336円で、そのうち約39万円を取り返しました。

含み損益はプラス13,804,890円・プラス57.56パーセント。最高だった9月17日のプラス13,959,016円・プラス58.41パーセントには、154,126円届いていません。

194銘柄・約3,780万円で、含み益が1,380万円。この数字を毎日眺めていると、ときどき現実感がなくなりますが、その大半は、東京きらぼしFGの654パーセントや三菱UFJの286パーセントのような、何年も持ち続けた銘柄が積み上げたものです。今日買った21,876円が、何年か先にそういう顔をしているかどうか——それは、今のわたしには分かりません。

📚 初心者向けワンポイント解説:「時間分散」——同じ銀行株なのに、取得利回りが1.68%と12.66%に分かれる理由

今日の上昇TOP5に並んだ銀行4行を、もう一度見てください。

銘柄(コード) 平均取得単価 終値 年間配当金 取得利回り 現在利回り
東京きらぼしFG(7173) 237円 1,787円 30円 12.66% 1.68%
十六FG(7380) 459円 2,849円 53円 11.55% 1.86%
三菱UFJ(8306) 962円 3,714円 96円 9.98% 2.58%
ふくおかFG(8354) 5,067円 8,008円 210円 4.14% 2.62%

現在利回りの列は、1.68パーセントから2.62パーセント。ほとんど差がありません。当たり前で、これは「今の株価に対して、今の配当が何パーセントか」という、誰が計算しても同じになる数字だからです。

ところが取得利回りの列は、4.14パーセントから12.66パーセント。3倍以上の開きがあります。

この差を作ったのは、銘柄選びではありません。買った時期です。

取得利回り(YOC)とは何か

取得利回り、英語で Yield on Cost、略して YOC と呼ばれる指標です。計算はとても簡単で、年間配当金を、自分の平均取得単価で割るだけ。

  • 現在利回り = 年間配当金 ÷ 今の株価
  • 取得利回り(YOC) = 年間配当金 ÷ 自分が買った価格

現在利回りは、市場が毎日決めている数字です。株価が上がれば下がるし、下がれば上がる。「今から買う人」にとっての利回りを表します。

取得利回りは、自分の履歴が決めている数字です。株価がいくら動いても、自分の平均取得単価は変わらない。だから、増配されないかぎり動かない——動くとしたら、増配で上がるか、買い増しで平均取得単価が変わるか、そのどちらかです。

東京きらぼしFGの12.66%はどうやって生まれたか

わたしは、この株を2022年5月に10株だけ買いました。当時の株価は1,890円付近。PBR1倍を大きく割り込んだ地銀で、「東証のPBR改革で見直されたら面白いかもしれない」という、軽い気持ちの打診買いでした。

その後、株式分割で1株が8株になりました。10株が80株になり、平均取得単価は1,890円付近から237円へ。分割そのものは、価値を増やしも減らしもしません。1,890円の8分の1が約236円ですから、計算が合っているだけの話です。

変わったのは、そこから先です。分割後の株価が1,787円まで上がった。つまり、分割込みで見れば、4年強で7倍以上になりました。

そして配当も、この間に増えています。年間配当30円を、平均取得単価237円で割ると12.66パーセント。今から同じ株を1,787円で買う人の利回りは1.68パーセントですから、その差は10.98ポイント。

この10.98ポイントが、「4年前に買っていたこと」の価値です。

時間分散という考え方

ここで大事なのは、わたしが東京きらぼしFGを見抜いていたわけではないということです。2022年5月に買ったのは10株だけ。当時のわたしは、この株がこうなるとは思っていません。

では、なぜこの成功が手元に残ったのか。同じころ、同じような気持ちで、ほかの銘柄もたくさん買っていたからです。そのうちいくつかは外れ、いくつかは横ばいで、東京きらぼしFGが当たった。

時間分散とは、買うタイミングを、一度に集中させずに、何度にも分けて散らすことです。銘柄を散らすのが「銘柄分散」なら、時期を散らすのが「時間分散」。

今日のわたしのポートフォリオは、この2つがどちらも極端にかかった状態です。194銘柄に散らし、そのうえで、何年にもわたって少しずつ買い足している。ふくおかFGの取得利回り4.14パーセントと、東京きらぼしFGの12.66パーセントが同居しているのは、その結果です。

時間分散の、いいところと、そうでないところ

いいところは、「いちばん高い日にまとめて買ってしまう」という最悪の事故を、構造的に避けられることです。相場の底や天井は、誰にも当てられません。当てようとしないで済む形にしておく、というのが時間分散の本質だと思っています。

そうでないところも、正直に書いておきます。

ひとつは、上がり続ける銘柄では、平均取得単価がどんどん上がること。買い増すたびに、取得利回りは下がります。東京きらぼしFGを今日1,787円で買い足せば、12.66パーセントという数字は確実に薄まるわけです。

もうひとつは、下がり続ける銘柄でも、機械的に買い続けてしまう危険。今日のパンパシフィックHDの9回目のナンピンは、まさにその境目にある行動です。時間分散のつもりが、ただの塩漬けの積み増しになっていないか——ここは、自分でも常に疑っています。

だからわたしは、「1回の買い増しを、保有株数に対して小さく保つ」という形にしています。190株に対して10株なら19分の1。判断を間違えても、傷が小さくて済む。その代わり、正解だったときの効きも小さい——それでいい、と思っています。

取得利回りが12パーセントを超えるような銘柄は、狙って作れるものではありません。作れるのは、「そうなる可能性のある種を、たくさん、長い時間をかけて蒔いておく」ことだけです。

明日以降の注目ポイント

  • 9月28日(月)が、3月期決算企業の中間配当の権利付最終日。この日までに買っておかないと、9月末基準の中間配当は受け取れません。とはいえ、権利取りだけを狙った駆け込みは、わたしはやらないつもりです
  • 9月29日(火)が権利落ち日。配当のぶんだけ、理屈のうえでは株価が下がります。高配当株を194銘柄も持っている以上、この日は評価額がまとまって削られるはずで、驚かないように、いまから心の準備をしておきます
  • 今日の銀行株の上げが、権利取りの買いによるものだったのかどうかは、権利落ち後の値動きで答えが出ます。利ざや期待が本体なら、落ちたぶんはいずれ戻る。権利取りだけが理由だったなら、戻りは鈍い——ここは観察したいところです
  • 評価額の過去最高37,856,978円まで、あと68,454円。9月17日以来の更新がかかっていますが、権利落ちを挟むので、素直には届かないかもしれません
  • パンパシフィックHD(7532)は、9回のナンピンで平均取得単価を約803円まで下げました。株価は712円。ここからさらに下げるようなら、買い増しのペース自体を見直すことも考えます
  • インソース(6200)の本決算は11月の見込み。今回の下方修正は期末直前のもので、着地はほぼ見えているはずなので、注目は来期予想と、記念配当5.5円がなくなったあとの配当方針です
  • 9月30日(水)で、今月の取引は終わり。月間の成績と、9月に受け取った配当の集計をする予定です

まとめ

9/25
日経平均 +1.30%
TOPIX +1.31%
わたしのポートフォリオ +1.04%

日経平均はプラス1.30パーセントで5日続伸、TOPIXもプラス1.31パーセント。9月18日の「日経だけが上がってTOPIXは下がる」という歪んだ相場から一転して、今日は中身の伴った上昇でした。米長期金利の上昇一服、AI半導体の買い戻し、そして中間配当の権利取り——この3つが揃った一日です。

わたしのポートフォリオはプラス389,336円・プラス1.04パーセント、対日経マイナス0.26パーセントポイント。負けは負けですが、日経が1パーセントを超えて上げた日としては、9月でいちばん健闘した数字になりました。

そして、先週18日に自分で書いた整理を、今日のデータで訂正しました。「日経が1パーセント超で上げる日は置いていかれる」のではなく、「AI半導体が主役の日は置いていかれる」のです。今日のように銀行が主役なら、わたしはちゃんとついていける。上げ幅ではなく、中身を見るべきだった——そういう学びの一日でもありました。

上昇TOP5は、5銘柄中4銘柄が銀行。首位はシティグループ証券の投資判断引き上げを受けたコマツ(6301)のプラス5.98パーセントで、含み益率はプラス111.17パーセント。三菱UFJ(8306)はプラス3.95パーセントで、単独の含み益がプラス1,210,880円。東京きらぼしFG(7173)の含み益率プラス654.01パーセントは、194銘柄で最高です。

下落TOP5は、5銘柄のうち4銘柄が下げながらも含み益のままでした。インソース(6200)のマイナス7.02パーセントは東証プライムの値下がり率2位で、昨日24日の引け後に出た通期予想の下方修正が理由です。営業利益の修正幅はマイナス3.6パーセントだったのに、株価はその2倍近く下げた——数字の削れ幅より、大企業向けが3項目とも弱かったという中身のほうが嫌われたのだと思います。配当は35円で据え置きなので、わたしにとっていちばん大事な部分は変わっていません。含み損で終わったのは太平製作所(6342)のマイナス2,180円だけ——下落率ランキングと自分の損益は別物だと、今日もあらためて確認しました。

本日の取引は、3銘柄16株・合計21,876円をすべてナンピン。パンパシフィックHD(7532)は9月2日から9回目で、約定単価712円はシリーズ最安。メタウォーター(9551)は5回目で、こちらは逆にシリーズで最も高い3,135円。三井化学(4183)は打診買いから4回目です。銀行が祭りになっている横で、化学・小売・水処理は静かに沈んでいた——分散しているからこそ、こういう日でも買うものがある、とも言えます。

評価額37,788,524円は、9月17日の過去最高まであと68,454円。来週は権利付最終日と権利落ち日を挟むので、素直な更新は難しいかもしれません。それでも、権利落ちで下がった評価額に一喜一憂しないこと——配当はちゃんと受け取っているのだから、そこだけは忘れないようにしたいと思います。

明日も、地味に、着実に。


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免責事項:本記事は個人の投資記録であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。投資はご自身の判断と責任で行ってください。