【2026年11月4日】高配当株PF記録|米中間選挙で日経-1.42%もPF-0.51%、キオクシアは一時1万円割れ、三菱商事は1兆円の自社株買いで+7.88%、10銘柄ナンピン

今日のサマリー

日経平均は、マイナス893円23銭・マイナス1.42パーセントの62,188円63銭で3日続落しました。7月30日以来、約3カ月ぶりの安値です。TOPIXは、マイナス34.90・マイナス0.89パーセントの3,895.38で、こちらも3日続落、6月12日以来の安値でした。

材料は、文化の日の休場をはさんで行われた米中間選挙。日経新聞によると、AI規制に前向きとされる民主党が上下両院の多数派を奪還する見通しとなり、「AIデータセンターの建設が鈍って、日本企業にも悪影響が及ぶのでは」という心配から、アドバンテスト・東京エレクトロン・ソフトバンクグループなどAI・半導体株が売られたとのことです。午後には下げ幅が3,000円を超え、6万円割れが目前に迫りました。TOPIXも、取引時間中としては6月11日以来となる3,800割れの場面がありました。

ところが、14時ごろから急速に下げ渋り、大引けまでに日中の安値から2,000円あまり戻しています。トランプ大統領が選挙結果を「受け入れる」と述べ、民主党と協力する考えを示したことで、政策の不透明感が和らぐと受け止められたそうです。「売り材料が出尽くした」との見方から、AI・半導体株にも買い戻しが入りました。東証プライムは値下がり1,084銘柄・値上がり425銘柄、売買代金は約10兆8,055億円と、商いも膨らんだ一日でした。

わたしのポートフォリオは、マイナス188,711円・マイナス0.51パーセント。対日経はプラス0.91パーセントポイント、対TOPIXでもプラス0.38パーセントポイントと、3日続落の中では小さめの下げで済みました。今日は11銘柄40株・91,334円を買いました。10銘柄はナンピン、GMOフィナンシャルHDの1銘柄は結果的に押し目買いです。

今日のトピックは:

  1. キオクシアHD(285A)が、一時9,635円と1万円を割り込みました。11/2の終値からマイナス15パーセントの水準です。それでも引けにかけて戻し、終値は10,735円・マイナス5.38パーセント。安値からは1,100円、プラス11パーセント以上の戻りでした。今日も2株だけ、終値でナンピンしています
  2. 決算の日の三菱商事(8058)が、プラス7.88パーセント。今期の純利益見通しを1兆2,000億円に上方修正(4年ぶりの最高益)、そして上限1兆円の自社株買いと消却。190株で、今日だけでプラス71,440円。同じ日に、IHI(7013)は年間23円→25円、スカパーJSAT(9412)は48円→52円の増配を出しました
  3. 10銘柄をナンピン、1銘柄を押し目買い。キオクシアのほか、今日マイナス10.34パーセントの三井化学(4183)、AI関連のTDK・ミネベアミツミ・浜松ホトニクス・高純度化学、そして五洋建設・オカダアイヨン・月島HD・小森がナンピン。GMOフィナンシャルHD(7177)は、注文したときはナンピンでしたが、引けにかけて上がって結果的に押し目買いになりました

主要指数とポートフォリオの比較

指標 終値 前日比 騰落率
私のポートフォリオ 36,657,403円 -188,711円 -0.51%
日経平均 62,188.63円 -893.23円 -1.42%
TOPIX 3,895.38 -34.90 -0.89%

日経平均に対してプラス0.91パーセントポイント、TOPIXに対してプラス0.38パーセントポイント。

今日の日経平均を押し下げたのは、アドバンテスト・東京エレクトロン・ソフトバンクグループといった、わたしが持っていない値がさのAI・半導体株です。一方、日経平均を支えたファーストリテイリングと三菱商事のうち、三菱商事はわたしの保有銘柄。この組み合わせが、今日の対日経プラスにそのまま効きました。

83日累計で対日経+16.73ppt

日付 日経平均 TOPIX ポートフォリオ 対日経差
7月(21日) -8.56%累計 -0.80%累計 +6.76%累計 +15.32ppt累計
8月(20日) +3.20%累計 +3.81%累計 +3.41%累計 +0.21ppt累計
9月(19日) +0.84%累計 -1.04%累計 -1.63%累計 -2.47ppt累計
10/1(木) +3.30% +0.57% -0.61% -3.91ppt
10/2(金) -0.94% -0.99% -1.19% -0.25ppt
10/5(月) +2.40% +1.33% +0.67% -1.73ppt
10/6(火) +1.05% +0.92% +0.56% -0.49ppt
10/7(水) -0.92% -0.70% -0.64% +0.28ppt
10/8(木) -1.42% -1.51% -1.37% +0.05ppt
10/9(金) -0.02% +0.33% +0.40% +0.42ppt
10/13(火) -1.82% +0.14% +1.25% +3.07ppt
10/14(水) -0.05% -0.34% -0.21% -0.16ppt
10/15(木) -4.90% -2.38% -1.16% +3.74ppt
10/16(金) +1.39% +1.67% +1.57% +0.18ppt
10/19(月・記事なし) -0.62% +0.04% +0.37%(推計) +0.99ppt(推計)
10/20(火) -1.30% -1.43% -1.41% -0.11ppt
10/21(水) +0.85% +0.86% +0.68% -0.17ppt
10/22(木) -2.65% -1.14% -0.37% +2.28ppt
10/23(金) -0.34% -0.79% -0.38% -0.04ppt
10/26(月) -0.80% +0.18% +0.96% +1.76ppt
10/27(火) +1.73% +0.61% -0.04% -1.77ppt
10/28(水) +1.08% -0.14% -0.91% -1.99ppt
10/29(木) +1.10% +0.29% +0.40% -0.70ppt
10/30(金) -2.12% -0.95% -0.35% +1.77ppt
11/2(月) -0.33% -0.88% -0.87% -0.54ppt
11/4(水) -1.42% -0.89% -0.51% +0.91ppt
83日累計 -11.27% -3.23% +5.38% +16.73ppt

83日累計は、日経平均マイナス11.27パーセントに対してポートフォリオはプラス5.38パーセント、対日経通算プラス16.73パーセントポイント。11月の2日間では、対日経プラス0.37ポイントになりました。10月分は、11/16の記事で1行にまとめます。

本日の取引

今日は、11銘柄40株・合計91,334円を買いました。売却はありません。10銘柄はナンピン、GMOフィナンシャルHDだけは結果的に押し目買いになりました。

銘柄(コード) 約定株数 約定単価 約定金額 意図
五洋建設(1893) 4 1,331.5円 5,326円 ナンピン
キオクシアHD(285A) 2 10,735円 21,470円 ナンピン(一時1万円割れ)
三井化学(4183) 4 1,856.5円 7,426円 ナンピン(JSR買収報道で急落)
高純度化学(4973) 2 4,090円 8,180円 ナンピン
オカダアイヨン(6294) 4 1,827円 7,308円 ナンピン
月島HD(6332) 2 2,339円 4,678円 ナンピン(11/6決算)
小森(6349) 4 1,725円 6,900円 ナンピン
ミネベアミツミ(6479) 2 3,039円 6,078円 ナンピン
TDK(6762) 4 2,451円 9,804円 ナンピン
浜松ホトニクス(6965) 2 2,097円 4,194円 ナンピン(11/10決算)
GMOフィナンシャルHD(7177) 10 997円 9,970円 押し目買い(注文時はナンピン)
合計 40 — 91,334円 —

キオクシアと三井化学は、約定単価が今日の終値と同じです。午後の急落で、多くの銘柄が平均取得単価の下まで来たところを、11銘柄に少しずつ分けて拾った形です。

キオクシアHD(285A): 1万円割れを見て、それでも2株

キオクシアは今日、大きく下げました。寄り付きは11,595円、そこから売られ続けて、12時44分には9,635円。11/2の終値11,345円からマイナス15パーセント、1万円の大台を割り込みました。決算の翌営業日のマイナス15.78パーセントに続いて、2日連続の急落かと身構えたのが正直なところです。

ところが、引けにかけて上がっていき、終値は10,735円・マイナス610円・マイナス5.38パーセント。安値からは1,100円、プラス11パーセント以上も戻しています。米中間選挙の結果を受けたAI・半導体株の売りが、14時ごろからの「出尽くし」の買い戻しに変わった流れと重なります。売買代金は約1.67兆円と、1銘柄とは思えない商いでした。

株価 前日比
10/29(木)終値 14,505円 +1.15%
10/30(金)終値(決算は引け後) 13,470円 -7.14%
11/2(月)終値 11,345円 -15.78%
11/4(水)安値(12:44) 9,635円 -15.07%
11/4(水)終値 10,735円 -5.38%

買ったのは、終値の10,735円で2株。10/31の記事で決めた「大きく下げた日に1〜2株まで」のルールどおりです。36株→38株、平均取得単価は17,452円→17,098円(SBIの表示)になりました。

9,635円を見たときに「ここで買えていれば」と思わなかったと言えば、うそになります。でも、日中の安値で買えるかどうかは、ほとんど運です。7月のS株失効のときに、「約定していれば得だった」という後知恵には振り回されないと決めました。今日は「大きく下げた日」というルールの条件を満たしたので、決めた数だけ買った——それで十分だと思っています。

38株で、含み損はマイナス241,794円・マイナス37.21パーセント。評価額は407,930円で、ポートフォリオの約1.1パーセント。11/2から変わらず、ポートフォリオ全体を揺るがす大きさにはしていません。

三井化学(4183): JSR買収の報道でマイナス10.34%、その日に4株

三井化学は、今日の東証プライムの値下がり率1位でした。マイナス214円・マイナス10.34パーセントの1,856.5円。安値は10時35分の1,780.5円です。

日経新聞によると、政府系ファンドの産業革新投資機構(JIC)が、半導体材料大手のJSRの売却先の優先交渉権者に三井化学を選んだとのこと。買収額は1兆3,000億円以上を見込み、実現すれば国内の化学業界のM&Aで過去最高額になるそうです。三井化学は13時に「当社に関する一部報道について」を開示しています。株価の下げは、買収の資金負担の大きさが意識された可能性があります(あくまで推測です)。

JSRの半導体材料を取り込んで、収益力を引き上げる——という狙いそのものは、長い目で見れば分かりやすい話です。一方で、1兆円を超える買い物の資金をどう手当てするのか、増資や借り入れで1株あたりの価値や配当の余力がどう変わるのかは、まだ何も分かっていません。11/11の決算発表で、会社自身の説明を聞きたいと思っています。

今日は、終値の1,856.5円で4株。24株→28株、平均取得単価は約2,126円→2,087円(SBIの表示)。年間配当75円で、取得利回りは3.59パーセント、今日の終値での現在利回りは4.04パーセントです。買収の続報次第で、もう一段下がる可能性も頭に入れています。

AI関連4銘柄と、その他4銘柄

米中間選挙でAI関連が売られた日なので、AI・半導体関連の保有銘柄もまとめて少しずつ拾いました。

  • TDK(6762): 2,451円で4株、22株→26株、平均取得単価約2,799円→約2,746円。年間配当50円で、取得利回り約1.82パーセント
  • ミネベアミツミ(6479): 3,039円で2株、14株→16株、平均取得単価約3,223円→約3,200円
  • 浜松ホトニクス(6965): 2,097円で2株、38株→40株、平均取得単価約2,237円→約2,230円。決算発表は11月10日の予定
  • 高純度化学(4973): 4,090円で2株、34株→36株、平均取得単価約4,565円→約4,539円。年間配当230円で、取得利回り約5.07パーセント

残りの4銘柄は、平均取得単価を下回ったまま下がってきた銘柄です。

  • 五洋建設(1893): 1,331.5円で4株、36株→40株、平均取得単価約1,369円→約1,365円。年間配当52円で、取得利回り約3.81パーセント
  • オカダアイヨン(6294): 1,827円で4株、168株→172株、平均取得単価約2,036円→約2,031円。11/2に年初来安値を更新したあとも下げが続いています。決算発表は11月12日の予定
  • 月島HD(6332): 2,339円で2株、56株→58株、平均取得単価約2,620円→約2,610円。決算発表は11月6日の予定
  • 小森(6349): 1,725円で4株、18株→22株、平均取得単価1,860円→約1,836円。年間配当100円で、取得利回り約5.45パーセント

GMOフィナンシャルHD(7177): 注文したときはナンピン、約定は押し目買い

GMOフィナンシャルHDは、997円で10株、50株→60株。注文したときは、株価がわたしの平均取得単価995円を下回っていて、ナンピンのつもりでした。ところが引けにかけて上がったらしく、約定単価997円は平均取得単価を2円だけ上回りました。平均取得単価はほぼ変わらず(約995円)、結果的には押し目買いです。10/27のデンソーと同じパターンで、引けで約定する注文は、決めたときの値段と約定の値段がずれることを、また実感しました。年間配当は10/22に増配した68.60円で、取得利回りは約6.89パーセントです。

今日の買いを足すと、取得総額は24,539,939円から24,631,235円へ91,296円増えました。買付合計の91,334円との差38円は、平均取得単価の端数の分です。11銘柄の年間配当(会社予想)は、合わせて約2,990円(税引前)増えます(キオクシアは中間の30円だけで計算)。

📊 本日の決算解析: 三菱商事が最高益見通しと1兆円の自社株買い、IHI・スカパーJSATは増配、NTTは市場予想に届かず

今日は、わたしの保有銘柄で4社が決算を発表しました。三菱商事・IHI・スカパーJSATは上方修正(IHI・スカパーは増配も)、NTTは上方修正でも市場予想に届かず。株価の反応は、プラス7.88パーセントからマイナス6.02パーセントまで分かれました。

三菱商事(8058): 4年ぶりの最高益見通し、上限1兆円の自社株買い

三菱商事は、わたしが190株・平均取得単価2,282円で持っている、主力の1つです。今日の14時に中間決算と、自社株買い・消却を発表しました。

項目 内容
中間純利益(4〜9月) 6,196億円(前年同期比+74%)
通期純利益予想 約1兆1,000億円→1兆2,000億円(前期比+50%)
市場予想(QUICKコンセンサス) 1兆1,863億円
自社株買い 上限1兆円・約2億1,000万株(発行済み株式の約6%)
取得期間 2026年11月5日〜2027年7月31日
消却 2027年8月31日に全自己株式を消却予定

日経新聞によると、銅価格の上昇と原料炭の伸びで金属資源が利益を押し上げ、赤字だったLNGカナダも本格稼働で黒字に転じるとのこと。23年3月期の1兆1,806億円を上回る、4年ぶりの最高益の見通しで、市場予想も上回りました。ROEも12.7パーセントに上がり、中期経営計画の目標(28年3月期に12パーセント以上)を1年前倒しで達成する見込みだそうです。

株価は、安値4,508円から高値の5,148円で引けました。プラス376円・プラス7.88パーセントで、上昇TOP5の1位。日経新聞の大引けの記事でも、日経平均を支えた銘柄として名前が挙がっています。190株で、今日だけでプラス71,440円。三菱商事がなければ、今日のマイナスは26万円近くになっていた計算です。

含み益はプラス544,540円・プラス125.59パーセント。年間配当125円で、取得利回りは5.48パーセント、今日の終値での現在利回りは2.43パーセントです。自社株買いの意味は、下の📚解説で書きます。

IHI(7013): 年初来安値をつけたあと、上方修正・増配で急反発

IHIは200株・平均取得単価1,543円。今日の13時に中間決算と「期末配当予想の修正(増配)」を発表しました。

Yahoo!ファイナンスの要約によると、中間期は売上収益7,793億円(前年同期比プラス9.2パーセント)、営業利益1,149億円(同プラス65.6パーセント)、親会社に帰属する中間利益は約850億円。通期の業績予想も上方修正されたとのことです。

配当は、IHIのお知らせで確認しました。期末配当を11.5円→13.5円に2円増配し、年間は23円→25円。前期の年間配当は、2025年10月の1株→7株の分割を反映すると20円なので、前期からは5円の増配になります。「1株あたり配当を持続的に増加させる」という方針どおりです。

値動きが面白い一日でした。午前は米中間選挙の売りに押され、決算発表直後の13時06分に2,116円の年初来安値。そこから一気に買われて、高値2,399円に近い2,394円で引けました。プラス88円・プラス3.82パーセントで、上昇TOP5の3位です。200株で、年間の配当は4,600円から5,000円へ、税引前で400円増えます。取得利回りは1.49パーセント→1.62パーセントになりました。

スカパーJSAT(9412): 上方修正と、年間48円→52円の増配

スカパーJSATは、100株・平均取得単価661円で持っている、含み益率プラス170パーセント台の銘柄です。今日の14時に中間決算と「連結業績予想の上方修正及び配当予想の修正(増配)」を発表しました。

項目 前回予想 今回修正 前期実績
営業収益 1,350億円 1,360億円 1,275.8億円
営業利益 390億円 415億円 352.7億円
純利益 270億円 290億円 233.1億円
年間配当 48円(中間24円+期末24円) 52円(中間24円+期末28円) 42円

中間期の純利益は160億円で、前年同期比プラス36.2パーセント(Yahoo!ファイナンスの要約)。会社のお知らせによると、メディア事業の収益拡大と、宇宙事業の効率化による利益率の改善が続く見込みで、「配当性向50パーセント以上」の方針に沿って期末配当を4円増やしたとのこと。8/5の増配(42円→48円)に続いて、今期2回目の増配予想の引き上げです。

年間配当52円は、平均取得単価661円に対して取得利回り7.87パーセント。今日の終値1,799円での現在利回りは2.89パーセントなので、その差は約5ポイント。100株で、年間の配当は4,800円から5,200円へ、税引前で400円増えます。株価はプラス0.84パーセントで、TOP5には入りませんでした。

NTT(9432): 上方修正でも、市場予想に届かずマイナス6.02%

NTTは、わたしの保有株数がいちばん多い銘柄です。3,500株・平均取得単価151円。今日の午後に中間決算を発表しました。

日経新聞によると、今期の純利益見通しを9,800億円から9,940億円(前期比マイナス4パーセント)に引き上げたものの、市場予想には届かなかったとのこと。Yahoo!ファイナンスの要約では、中間期は営業収益プラス8.7パーセントに対して純利益はマイナス16.0パーセントの増収減益で、上方修正後の営業利益の予想も市場予想を下回ったそうです。決算のあとに下げ幅が広がり、終値はマイナス10.5円・マイナス6.02パーセントの164円。下落TOP5の2位です。

3,500株なので、今日だけでマイナス36,750円。それでも含み益はプラス45,500円・プラス8.61パーセント残っています。年間配当5.4円で、取得利回りは3.58パーセント、今日の終値での現在利回りは3.29パーセントです。

パーカー(9845)

パーカー(100株)も今日、中間決算を発表。Yahoo!ファイナンスの要約によると、売上高はプラス10.2パーセントでしたが、中間純利益はマイナス7.9パーセントの増収減益。株価はマイナス1.73パーセントの1,366円でした。通期予想と配当の修正の有無は、まだ確認できていません。

三菱商事・IHI・スカパーJSATの3社が、そろって「上方修正」と「株主還元の強化」を出した日。米中間選挙でAI株が売られた日でも、決算で答えを出した銘柄は買われる——10月から続く「決算は市場がどう受け止めるか」の答えとしては、今日は分かりやすい一日でした。

私の高配当株ポートフォリオ実績

上昇TOP5

銘柄(コード) 保有数 平均取得単価 終値 前日比(%) 評価損益 年間配当金 取得利回り 現在利回り
三菱商事(8058) 190 2,282円 5,148円 +376(+7.88%) +544,540円 125円 5.48% 2.43%
日本ライフライン(7575) 6 1,404円 1,622円 +64(+4.11%) +1,308円 81円 5.77% 4.99%
IHI(7013) 200 1,543円 2,394円 +88(+3.82%) +170,200円 25円 1.62% 1.04%
楽天グループ(4755) 100 752円 626.3円 +19.6(+3.23%) -12,570円 0円 0.00% 0.00%
三井不動産(8801) 200 1,281円 1,635円 +46(+2.89%) +70,800円 37円 2.89% 2.26%

上昇TOP5は、決算の三菱商事とIHI、医療機器の日本ライフライン、楽天グループ、三井不動産。AI・半導体が売られた日に、商社・重工・内需が並びました。

三菱商事(8058)・IHI(7013)

1位の三菱商事と3位のIHIは、上の📊決算解析のとおりです。IHIの年間配当は、今日の増配後の25円で計算しています。

日本ライフライン(7575)——年初来高値を更新

2位の日本ライフラインは、プラス64円・プラス4.11パーセントの1,622円。取引時間中に1,655円をつけ、年初来高値を更新しました。心臓・血管の治療に使う医療機器の専門商社・メーカーです。10/30に中間決算(売上高プラス7.1パーセント、営業利益マイナス17.4パーセント)を出していましたが、今日の上昇の材料は確認できていません。6株で、含み益はプラス1,308円・プラス15.53パーセント。年間配当81円(通常配当56円に、中間の記念配当25円を含む)で、取得利回りは5.77パーセントです。

楽天グループ(4755)——11/13の決算を前に

4位の楽天グループは、プラス19.6円・プラス3.23パーセントの626.3円。今日の材料は見当たりませんでした。決算発表は11月13日の予定です。含み損はマイナス12,570円・マイナス16.72パーセントと、まだ大きく平均取得単価を下回っています。無配です。

三井不動産(8801)——11/6の決算を前に、戻り基調

5位の三井不動産は、プラス46円・プラス2.89パーセントの1,635円。10/9に年初来安値の1,400円をつけたあと、じわじわ戻してきました。決算発表は11月6日の予定なので、今日の上げは決算前の動きです。200株で、今日だけでプラス9,200円。年間配当37円で、取得利回りは2.89パーセントです。

上昇TOP5の増加額は、合計でプラス100,584円。そのうち、三菱商事だけでプラス71,440円でした。

下落TOP5

銘柄(コード) 保有数 平均取得単価 終値 前日比(%) 評価損益 年間配当金 取得利回り 現在利回り
三井化学(4183) 28 2,087円 1,856.5円 -214(-10.34%) -6,454円 75円 3.59% 4.04%
NTT(9432) 3,500 151円 164円 -10.5(-6.02%) +45,500円 5.4円 3.58% 3.29%
キオクシアHD(285A) 38 17,098円 10,735円 -610(-5.38%) -241,794円 30円(中間のみ・期末未定) 0.18% 0.28%
紙パル商事(8032) 120 602円 1,274円 -64(-4.78%) +80,640円 36円 5.98% 2.83%
ENEOS(5020) 400 465円 1,341円 -66(-4.69%) +350,400円 34円 7.31% 2.54%

下落TOP5は、JSR買収報道の三井化学、決算のNTT、一時1万円割れのキオクシア、そして日本紙パルプ商事とENEOS。

三井化学(4183)・NTT(9432)・キオクシアHD(285A)

1位の三井化学とキオクシアは上の「本日の取引」、2位のNTTは📊決算解析のとおりです。キオクシアの年間配当は、中間の30円(分割後換算)だけが決まっていて、期末は未定。なので、表の取得利回り・現在利回りは中間の30円だけで計算しています。

日本紙パルプ商事(8032)——11/9の決算を前に

4位の日本紙パルプ商事は、マイナス64円・マイナス4.78パーセントの1,274円。紙・板紙の国内最大の専門商社です。今日の下げの材料は確認できていません。決算発表は11月9日の予定です。120株で、含み益はまだプラス80,640円・プラス111.63パーセント。年間配当36円で、取得利回りは5.98パーセントです。

ENEOS(5020)——10/29から約7%下落

5位のENEOSは、マイナス66円・マイナス4.69パーセントの1,341円。Yahoo!ファイナンスによると、10/29からの下落率は約7パーセントになります。今日の下げの材料は確認できていません。決算発表は11月11日の予定です。400株で、今日だけでマイナス26,400円。それでも含み益はプラス350,400円・プラス188.39パーセント。年間配当34円で、取得利回りは7.31パーセントと、わたしのポートフォリオでも指折りの高さです。

下落TOP5の減少額は、合計でマイナス100,002円。そのうち、NTTがマイナス36,750円、ENEOSがマイナス26,400円、キオクシアがマイナス23,180円でした。

ランキング外の181銘柄で、マイナス189,293円

増減額
上昇TOP5の合計 +100,584円
下落TOP5の合計 -100,002円
TOP10の合計 +582円
ポートフォリオ全体 -188,711円
ランキング外の181銘柄 -189,293円

TOP10の合計は、ほぼプラスマイナスゼロ。ランキング外の181銘柄で、マイナス189,293円、1銘柄あたり約1,050円のマイナスでした。プライムの約7割の銘柄が値下がりした日なので、わたしの保有銘柄も広く少しずつ下げたようです。

なお、今日の前日比マイナス188,711円には、今日買った40株の「前日終値から今日の終値までの値動き」も入っています。前日の評価額36,751,582円に今日の買付91,334円を足し、前日比を引くと36,654,205円。今日の評価額36,657,403円との差3,198円が、今日買った40株の値動きの分です。キオクシアと三井化学は終値で買っているので、この分の多く(キオクシア2株でマイナス1,220円、三井化学4株でマイナス856円)は、実際には損をしていません。

ポートフォリオ全体

評価額 含み損益 含み損益(%) 前日比 前日比(%)
36,657,403円 +12,026,168円 +48.82% -188,711円 -0.51%

評価額は36,657,403円。含み損益はプラス12,026,168円・プラス48.82パーセントで、11/2のプラス49.76パーセントから0.94ポイント下がりました。取得総額は24,631,235円です。

📚 初心者向けワンポイント解説:「自社株買い・消却」は、持っているだけで自分の取り分が増える仕組み

今日の三菱商事は、上限1兆円の自社株買いと、その消却を発表してプラス7.88パーセントでした。「会社が自分の株を買う」と、なぜ株主にとって良いことなのか。わたしなりに整理しておきます。

自社株買い=会社が市場から自分の株を買い戻すこと

会社は、もうけたお金の使い道として、①事業への投資、②配当、③自社株買い、を選べます。自社株買いは、③のとおり、会社が市場で自分の株を買うことです。買った株は「自己株式(金庫株)」として会社が持ち、議決権も配当もありません。

「消却」まですると、株の数そのものが減る

金庫株のままだと、あとで売り直したり、M&Aの対価に使ったりできます。そこで、株主にとって大事なのが「消却」。消却すると、その株はこの世から消えて、発行済みの株の数が減ります。今日の三菱商事は、取得した株をすべて2027年8月31日に消却すると発表しています。

わたしの190株で考えてみる

三菱商事の発表は、発行済み株式の約6パーセントにあたる約2億1,000万株が上限。仮に上限まで買って消却すると、株の数は約6パーセント減ります。

消却前 消却後(上限まで買った場合)
発行済み株式数 100(とする) 約94
わたしの保有株数 190株 190株(変わらない)
わたしの持ち分 1 約1.06倍
同じ純利益での1株利益 1 約1.06倍

わたしは1株も買い足していないのに、会社の中での「取り分」が約6パーセント増える。純利益が同じでも、1株あたりの利益(EPS)は約6パーセント上がります。配当の総額が同じなら、1株あたりの配当も上げやすくなる——これが、自社株買い・消却が「持っている株主への還元」と呼ばれる理由です。

長期投資家として、わたしが見るところ

自社株買いは、配当と違って、受け取っても税金がかかりません(株を売らない限り)。長く持つつもりの株主ほど、静かに効いてくる還元です。

ただし、注意もあります。「上限1兆円」は、あくまで上限。期間内に全部買い切るとは限りません。また、株価が高いときに自社株買いをすると、同じお金で買える株の数が減って、効果は小さくなります。そして、自社株買いのために事業への投資を削っているなら、長い目では逆効果です。

今日の三菱商事は、最高益の見通しと、ROEの目標の1年前倒しとセットでの発表でした。「稼ぐ力が上がったうえで、余ったお金を株主に返す」という順番になっているかどうか——わたしは、自社株買いのニュースを見たら、まずそこを確かめるようにしています。

明日以降の注目ポイント

  • キオクシアHD(285A)が、1万円台を保てるか。今日の夜間PTSは10,828円とプラスでした。米国の半導体株の動きも見ます
  • 三井化学(4183)のJSR買収の続報。正式な発表があるか、資金の手当てをどうするのか。11月11日の決算発表で、会社の説明を聞きたいところです
  • 米中間選挙の結果を受けた、週後半の米国株・為替の動き。今日の「出尽くし」の戻りが続くか
  • 11月5日はアドソル日進(3837)・FUJIMI(5384)・住友林業(1911)・COTA(4923)の決算予定
  • 11月6日は明豊ファシリティワークス(1717)・栗本鐵工所(5602)・月島HD(6332)・ファルコHD(4671)・三井不動産(8801)・大同信号(6743)の決算予定。今日ナンピンした月島HDも含まれます
  • 11月9日は日本紙パルプ商事(8032)、11月10日はアイホン(6718)・NJS(2325)・浜松ホトニクス(6965)、11月11日は三井化学(4183)・ENEOS(5020)、11月12日はオカダアイヨン(6294)・INPEX(1605)・PILLAR(6490)、11月13日は楽天グループ(4755)の決算予定
  • 10月分の対日経累計は、11/16の記事で1行にまとめます

まとめ

11/4
日経平均 -1.42%
TOPIX -0.89%
わたしのポートフォリオ -0.51%

日経平均はマイナス893円・マイナス1.42パーセントで3日続落、約3カ月ぶりの安値。米中間選挙で民主党が上下両院の多数派を奪還する見通しとなり、AI・半導体株が売られて、一時は3,000円超の下げで6万円割れが迫りました。それでも14時ごろから「出尽くし」の買い戻しで、安値から2,000円あまり戻しています。

わたしのポートフォリオはマイナス188,711円・マイナス0.51パーセント。対日経はプラス0.91ポイントで、83日累計の対日経差はプラス16.73ポイント。AI・半導体の値がさ株を持たず、三菱商事を持っていたことが、そのまま対日経の差になりました。

主役は、キオクシアHD(285A)。一時9,635円と1万円を割り込みましたが、引けにかけて戻して、マイナス5.38パーセントの10,735円。決算では、三菱商事(8058)が最高益見通しと上限1兆円の自社株買いでプラス7.88パーセント、IHI(7013)とスカパーJSAT(9412)が増配。一方で、NTT(9432)は市場予想に届かずマイナス6.02パーセント、三井化学(4183)はJSR買収の報道でマイナス10.34パーセントでした。

今日は11銘柄40株・91,334円を買い付け、10銘柄はナンピン、GMOフィナンシャルHDは結果的に押し目買い。キオクシアは、1万円割れを見ても「大きく下げた日に1〜2株まで」のとおり、終値で2株。安値で買えなかったことより、決めた数を守れたことのほうを大事にしたいと思っています。三井化学は、報道で急落したその日に4株。買収の中身が見えるまでは、これ以上は急がないつもりです。

明日も、地味に、着実に。


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免責事項:本記事は個人の投資記録であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。投資はご自身の判断と責任で行ってください。