【2026年10月30日】高配当株PF記録|日経-2.12%でPF-0.35%、メタウォーターがストップ高、TDKは上方修正・増配、NJSを新規購入

今日のサマリー

日経平均は、マイナス1,369円36銭・マイナス2.12パーセントの63,290円11銭で、4日ぶりに反落しました。下げ幅は一時1,900円を超え、63,000円を割り込む場面もあったそうです。TOPIXは、マイナス38.21・マイナス0.95パーセントの3,965.07で、昨日取り戻した4,000台をまた割りました。

日経新聞によると、きっかけは米国時間29日の夕方に決算を発表した米インテルの、時間外取引での急落。米アマゾンの7〜9月期決算でフリーキャッシュフローの赤字幅が広がったこともあって、「AIへの投資は大きすぎるのでは」という心配がまた強まったとのことです。東京市場では、AI・半導体関連の値がさ株がほぼ全面安。アドバンテスト・東京エレクトロン・ソフトバンクグループ・イビデンの4銘柄で、日経平均を1,100円あまり押し下げたと伝えられています。インテルを主な取引先に持つイビデンは、ストップ安まで売られました。中東情勢の不透明感から、ニューヨークの原油先物が急騰したことも重荷になったそうです。

一方で、東証プライムは値上がり807銘柄・値下がり714銘柄と、値上がりのほうが多い一日でした。長期金利の低下を背景に不動産株が上がり、小売りや医薬品などのディフェンシブ株も買われたとのことです。日銀は金融政策決定会合で政策金利を据え置き、ETFの売却ペースを2027年1月から速めると発表しましたが、市場では「売るペースはまだ緩やか」と受け止められ、株価への影響は限られたと報じられています。売買代金は約8兆4,659億円でした。

わたしのポートフォリオは、マイナス128,931円・マイナス0.35パーセント。対日経はプラス1.77パーセントポイント、対TOPIXでもプラス0.60パーセントポイントです。3日続いた日経平均への負けが、ここで止まりました。今日は10銘柄35株・83,280円を買いました。

今日のトピックは:

  1. 日経平均はマイナス2.12パーセントで4日ぶり反落、インテル急落でAI・半導体株が総崩れ。わたしのポートフォリオはマイナス0.35パーセントで、対日経プラス1.77ポイント。10月は21営業日で、対日経プラス3.30ポイントで終えました
  2. 水道銘柄の明暗。メタウォーター(9551)は通期の上方修正と増配でストップ高のプラス23.33パーセント。それを見て、上下水道のコンサルタントのNJS(2325)を新規に買い、栗本鐵工所(5602)を押し目買い、月島HD(6332)をナンピン。ただ、同じ水処理の栗田工業は、今日ストップ安でした
  3. AI半導体関連が下げたので、TDK(6762)・日本高純度化学(4973)・ミネベアミツミ(6479)・浜松ホトニクス(6965)をナンピン。そのTDKは、引け後に通期の純利益を24パーセント上方修正し、年間配当を40円から50円に増やしました

主要指数とポートフォリオの比較

指標 終値 前日比 騰落率
私のポートフォリオ 37,019,848円 -128,931円 -0.35%
日経平均 63,290.11円 -1,369.36円 -2.12%
TOPIX 3,965.07 -38.21 -0.95%

日経平均に対してプラス1.77パーセントポイント、TOPIXに対してプラス0.60パーセントポイント。

10/27〜10/29の3日間は、アドバンテストなど一部の値がさ株が日経平均を押し上げ、わたしのポートフォリオは置いていかれました。今日はその反対で、同じ値がさ株が日経平均を押し下げた。値がさの半導体株をほとんど持っていないわたしのポートフォリオは、その分だけ下げが小さくて済みました。それでもマイナスになったのは、キオクシアHD(285A)の34株だけでマイナス35,190円あったのが大きいです。

81日累計で対日経+16.36ppt

日付 日経平均 TOPIX ポートフォリオ 対日経差
7月(21日) -8.56%累計 -0.80%累計 +6.76%累計 +15.32ppt累計
8月(20日) +3.20%累計 +3.81%累計 +3.41%累計 +0.21ppt累計
9月(19日) +0.84%累計 -1.04%累計 -1.63%累計 -2.47ppt累計
10/1(木) +3.30% +0.57% -0.61% -3.91ppt
10/2(金) -0.94% -0.99% -1.19% -0.25ppt
10/5(月) +2.40% +1.33% +0.67% -1.73ppt
10/6(火) +1.05% +0.92% +0.56% -0.49ppt
10/7(水) -0.92% -0.70% -0.64% +0.28ppt
10/8(木) -1.42% -1.51% -1.37% +0.05ppt
10/9(金) -0.02% +0.33% +0.40% +0.42ppt
10/13(火) -1.82% +0.14% +1.25% +3.07ppt
10/14(水) -0.05% -0.34% -0.21% -0.16ppt
10/15(木) -4.90% -2.38% -1.16% +3.74ppt
10/16(金) +1.39% +1.67% +1.57% +0.18ppt
10/19(月・記事なし) -0.62% +0.04% +0.37%(推計) +0.99ppt(推計)
10/20(火) -1.30% -1.43% -1.41% -0.11ppt
10/21(水) +0.85% +0.86% +0.68% -0.17ppt
10/22(木) -2.65% -1.14% -0.37% +2.28ppt
10/23(金) -0.34% -0.79% -0.38% -0.04ppt
10/26(月) -0.80% +0.18% +0.96% +1.76ppt
10/27(火) +1.73% +0.61% -0.04% -1.77ppt
10/28(水) +1.08% -0.14% -0.91% -1.99ppt
10/29(木) +1.10% +0.29% +0.40% -0.70ppt
10/30(金) -2.12% -0.95% -0.35% +1.77ppt
81日累計 -9.52% -1.46% +6.76% +16.36ppt

81日累計は、日経平均マイナス9.52パーセントに対してポートフォリオはプラス6.76パーセント、対日経通算プラス16.36パーセントポイント。3日間で縮んだ4.46ポイントのうち、今日だけで1.77ポイントを取り戻しました。

今日は10月の最終営業日です。10月の21営業日を、9月末の累計との差でまとめると、次のとおりです。

日経平均 TOPIX ポートフォリオ 対日経差
10月(21日) -5.00% -3.43% -1.78% +3.30ppt

10月は、ポートフォリオもマイナス1.78パーセントでしたが、日経平均のマイナス5.00パーセントよりはずっと小さく、対日経プラス3.30ポイントで終えることができました。9月は対日経マイナス2.47ポイントだったので、2カ月ぶりのプラスです。上がる日は値がさ株に置いていかれ、下がる日は値がさ株の分だけ下げずに済む——10月は、その両方を何度も繰り返した1カ月でした。

ちなみに、上の表の10月の日別の行を足すと、対日経差はプラス3.22ポイントになります。累計行は毎日「前日の累計+当日の値」で引き継いでいるので、端数の積み重ねで0.08ポイントずれています。月の集計は、累計行どうしの差のほうを正としています。

本日の取引

今日は、10銘柄35株・合計83,280円を買いました。売却はありません。

銘柄(コード) 約定株数 約定単価 約定金額 意図
NJS(2325) 2 4,165円 8,330円 新規購入(水道・メタウォーターのストップ高を見て)
日本高純度化学(4973) 2 4,160円 8,320円 ナンピン(AI半導体関連)
栗本鐵工所(5602) 4 1,657円 6,628円 押し目買い(水道・NJSと合わせて)
月島HD(6332) 4 2,318円 9,272円 ナンピン(水道)
小森(6349) 6 1,738円 10,428円 ナンピン(決算翌日に大きく下げたため)
ミネベアミツミ(6479) 2 3,118円 6,236円 ナンピン(AI半導体関連)
TDK(6762) 4 2,572円 10,288円 ナンピン(AI半導体関連・決算発表の直前)
浜松ホトニクス(6965) 4 2,151.5円 8,606円 ナンピン(AI半導体関連)
FPG(7148) 6 1,400円 8,400円 ナンピン(決算翌日に大きく下げたため)
豊田通商(8015) 1 6,772円 6,772円 押し目買い(大きく下げたため)
合計 35 — 83,280円 —

今日の買いは、大きく3つのグループに分かれます。水道、AI半導体関連、そして決算などで大きく下げた銘柄です。

水道銘柄: メタウォーターのストップ高を見て、NJSを新規に

朝、メタウォーター(9551)がストップ高になっているのを見ました。昨日の引け後に、通期の上方修正と増配を出していたためです(詳しくは下の📊決算解析で)。メタウォーターがこれだけ良いなら、同じ上下水道の仕事をしているNJSも業績が良いのではないか——そう考えて、NJS(2325)を新規に2株買いました。

NJSは、上下水道の設計を中心とする建設コンサルタントです。Yahoo!ファイナンスによると、12月決算で、今期の中間期は売上高がプラス17.5パーセントの168億円、営業利益がプラス27.0パーセントの50億円、純利益がプラス34.9パーセントの36億円。通期の増収増益の見通しは据え置きで、年間配当は110円に増やす予定です。自己資本比率は81.2パーセントと、財務もかなり手堅い。10/27には「2030 中期経営計画」も出しています。

約定単価は4,165円で、今日の終値と同じです。今日の安値4,140円が年初来安値で、1月につけた5,640円から2割以上下がったところにいます。年間配当110円なら、取得利回りは2.64パーセント。決算発表は11月10日の予定なので、まずは2株からの打診買いです。

あわせて、水道銘柄として栗本鐵工所(5602)を4株押し目買い、月島HD(6332)を4株ナンピンしました。栗本鐵工所は水道管(ダクタイル鉄管)の大手、月島HDは下水の汚泥処理などの水環境のプラントを手がける会社です。

  • 栗本鐵工所: 1,657円(終値)で4株、50株→54株。平均取得単価1,498円より上での買いなので、ナンピンではなく押し目買いです(平均は約1,510円に上がります)。年間配当60円で、取得利回りは約3.97パーセント。決算発表は11月6日の予定
  • 月島HD: 2,318円(終値)で4株、52株→56株。平均取得単価は約2,643円→約2,620円のナンピン。年間配当88円、PBRは0.95倍。10/23につけた年初来安値2,270円の近くで、決算発表は11月6日の予定です

AI半導体関連: 4銘柄をナンピン

今日はインテルの急落で、AI半導体関連がそろって売られました。下がっていたので、わたしの持っているAI半導体関連の4銘柄をナンピンしました。

  • TDK(6762): 2,572円(終値)で4株、16株→20株、平均取得単価2,890円→2,827円。今日の下落TOP5の3位。15時30分の決算発表の直前、引けで買ったことになります(中身は下の📊決算解析で)
  • 日本高純度化学(4973): 4,160円で2株、32株→34株、平均取得単価約4,590円→約4,565円。半導体やコネクターの金めっきに使う薬品の会社で、年間配当230円の高配当株
  • ミネベアミツミ(6479): 3,118円で2株、12株→14株、平均取得単価3,240円→約3,223円
  • 浜松ホトニクス(6965): 2,151.5円で4株、34株→38株、平均取得単価約2,247円→約2,237円。9月決算の会社で、本決算は11月10日の予定

4銘柄とも、約定単価が平均取得単価を下回っていて、ナンピンになっています。

大きく下げた3銘柄: 小森・FPGはナンピン、豊田通商は押し目買い

今日大きく下げていた小森(6349)6株・FPG(7148)6株・豊田通商(8015)1株も買いました。3銘柄とも、昨日の引け後に決算を出した銘柄です。小森とFPGは今日の下落TOP5に入り、約定単価はどちらも今日の終値で、平均取得単価を下回るナンピンです。

  • 小森: 1,738円で6株、12株→18株、平均取得単価約1,921円→1,860円(SBIの表示と一致)
  • FPG: 1,400円で6株、48株→54株、平均取得単価1,932円→1,873円(SBIの表示と一致)
  • 豊田通商: 6,772円で1株、55株→56株、平均取得単価2,439円→約2,516円。今日はマイナス475円・マイナス6.55パーセント。Yahoo!ファイナンスによると、昨日の中間決算は純利益がプラス40.2パーセントでしたが、今日は決算後に売られました。平均取得単価を大きく上回る値段なので、ナンピンではなく、下げたところを拾う押し目買いです。年間配当125円で、取得利回りは約4.97パーセントのまま

今日の買いを足すと、取得総額は24,407,134円から24,490,453円へ83,319円増えました。買付合計の83,280円とは39円の差で、平均取得単価の端数の分です。保有銘柄は、NJSが加わって191銘柄になりました。

📊 本日の決算解析: TDK(6762)は上方修正・増配、メタウォーター(9551)は昨日の上方修正でストップ高

今日は、わたしが今日買い増したばかりのTDKが、引け後の15時30分に中間決算を発表しました。あわせて、昨日の引け後に決算を出したメタウォーターが、今日ストップ高になっています。2つ続けて書きます。

TDK(6762): 通期純利益を24%上方修正、年間配当は40円→50円

TDKは、わたしが20株・平均取得単価2,827円で持っている電子部品の会社です。スマートフォン向けの小型電池で世界首位で、AI向けの事業も伸ばしています。

項目 内容
営業利益(4〜9月) 2,081億円(前年同期比+41.0%)
純利益(4〜9月) 1,764億円(同+58.4%)
純利益(7〜9月) 958億円(同+37.0%)
通期純利益予想 2,250億円→2,800億円(24.4%上方修正・前期比+43.1%)
年間配当予想 40円→50円(前期36円)

株探の速報によると、通期の純利益は3期連続の過去最高益の見通しを、さらに上乗せした形です。アイフィス株予報によると、中間期の税引前利益は2,130億円で、アナリスト予想とほぼ同じ水準だったとのことです。同時に、指名委員会等設置会社への移行も発表。日経新聞は、フィジカルAI向けの磁気センサーの増産に向けて、新潟で1,000億円を投資するとも伝えています。

ただ、今日の株価は、決算前にマイナス200円・マイナス7.22パーセントの2,572円。日経新聞の大引けの記事でも、TDKは下げが目立った銘柄に名前が挙がっていました。インテル急落の流れで売られたあとに、引け後に上方修正と増配が出た、という順番です。市場の反応が出るのは、週明けの11月2日になります。

わたしにとって一番うれしいのは、配当の10円増配です。20株で、年間の配当は800円から1,000円へ、税引前で200円増えます。取得利回りは1.77パーセント、今日の終値での現在利回りは1.94パーセント。TDKはもともと利回りで選んだ銘柄ではありませんが、利益が伸びたぶんを配当でも返してくれるのは、長く持つうえで心強いです。偶然ですが、決算の直前にナンピンした4株も、増配後の配当を受け取る側に入りました。

ただし、10/27の📚解説で書いたとおり、市場が見るのは「期待との差」。税引前利益はアナリスト予想とほぼ同水準とのことなので、週明けにどう評価されるかは分かりません。コマツのように「上方修正でも下がる」こともあるので、結果を落ち着いて見たいと思います。

メタウォーター(9551): 通期営業利益を150億円→175億円に上方修正、増配でストップ高

メタウォーターは、わたしが52株・平均取得単価3,190円で持っている、上下水道のプラントの会社です。昨日の15時30分に中間決算を発表していました。

項目 内容
営業利益(7〜9月) 16.9億円(前年同期比-2.4%・市場予想をわずかに上回る)
通期営業利益予想 150億円→175億円(前期比+35.9%)
市場予想(コンセンサス) 約155億円
年間配当予想 80円→90円

フィスコによると、上方修正の理由は、海外事業の堅調な受注と、国内のEE事業(プラントの設計・建設)・SS事業(運転・維持管理)の収益改善とのことです。修正後の175億円は、市場予想の155億円を大きく上回りました。10/27の📚解説の言葉でいえば、「期待を上回った」決算です。

株価は、寄り付きから買い注文が集まり、9時28分にストップ高の3,700円。プラス700円・プラス23.33パーセントで、今日の上昇TOP5の1位です。欧州系の大手証券は、目標株価を4,500円に引き上げたと伝えられています。

52株で、今日だけでプラス36,400円。10/23には含み損マイナス7.71パーセントでナンピンしていた銘柄で、含み損益は一気にプラス26,520円・プラス15.99パーセントになりました。年間配当90円で、取得利回りは2.82パーセント、今日の終値での現在利回りは2.43パーセント。52株で、受け取る配当は年に520円増えます。

私の高配当株ポートフォリオ実績

上昇TOP5

銘柄(コード) 保有数 平均取得単価 終値 前日比(%) 評価損益 年間配当金 取得利回り 現在利回り
メタウォーター(9551) 52 3,190円 3,700円 +700(+23.33%) +26,520円 90円 2.82% 2.43%
ハピネット(7552) 6 2,678円 6,100円 +270(+4.63%) +20,532円 100円 3.73% 1.64%
ファルコHD(4671) 6 2,640円 2,712円 +119(+4.59%) +432円 128円 4.85% 4.72%
空港施設(8864) 20 898円 936円 +32(+3.54%) +760円 42円 4.68% 4.49%
すかいらーくHD(3197) 100 2,992円 3,632円 +114(+3.24%) +64,000円 27円 0.90% 0.74%

上昇TOP5は、ストップ高のメタウォーター、玩具・ゲーム卸のハピネット、臨床検査のファルコHD、羽田空港のビルを持つ空港施設、外食のすかいらーくHD。AI・半導体が売られた日に、内需やディフェンシブ寄りの銘柄が並びました。

メタウォーター(9551)——上方修正・増配でストップ高

1位のメタウォーターは、上の📊決算解析のとおりです。

ハピネット(7552)——年初来高値を更新

2位のハピネットは、プラス270円・プラス4.63パーセントの6,100円。取引時間中に6,300円まで上がり、年初来高値を更新しました。含み益はプラス20,532円・プラス127.78パーセントで、6株とはいえ2倍を大きく超えています。9/28に上期の業績予想を一転増益に上方修正してから、上げ続けている銘柄です。今日は会社からの新しい開示は見当たらず、はっきりした理由は分かりません。決算発表は11月12日の予定です。

ファルコHD(4671)・すかいらーくHD(3197)——ディフェンシブ株への買い

3位のファルコHDは、プラス119円・プラス4.59パーセントの2,712円。病院や診療所から検体を受けて調べる、臨床検査の会社です。会社予想の年間配当は128円で、取得利回りは4.85パーセント。今月の開示は10/5の自己株式の取得状況だけで、今日の材料は見当たりません。決算発表は11月6日の予定です。

5位のすかいらーくHDは、プラス114円・プラス3.24パーセントの3,632円。こちらも10月の開示は10/6の月次IRレポートだけです。日経新聞が伝えた「ディフェンシブの小売りや医薬品が買われた」流れに、2銘柄とも乗ったのだと思います。すかいらーくは優待目的で100株持っている銘柄で、含み益はプラス64,000円・プラス21.39パーセント。

空港施設(8864)——昨日の中間決算

4位の空港施設は、プラス32円・プラス3.54パーセントの936円。昨日、中間決算を出していました。Yahoo!ファイナンスによると、前年同期にあった事務所ビルの売却がなく、売上高はマイナス14.9パーセント、営業利益はマイナス32.4パーセント。一方で、前年同期の減損損失がなくなり、純利益はプラス45.8パーセントでした。PBR0.74倍、年間配当42円で、今日の終値での現在利回りは4.49パーセントです。

上昇TOP5の増加額は、合計でプラス50,774円。そのうち、メタウォーターだけでプラス36,400円でした。

下落TOP5

銘柄(コード) 保有数 平均取得単価 終値 前日比(%) 評価損益 年間配当金 取得利回り 現在利回り
FPG(7148) 54 1,873円 1,400円 -197(-12.34%) -25,542円 89.6円 4.78% 6.40%
小森(6349) 18 1,860円 1,738円 -162(-8.53%) -2,196円 100円 5.38% 5.75%
TDK(6762) 20 2,827円 2,572円 -200(-7.22%) -5,100円 50円 1.77% 1.94%
キオクシアHD(285A) 34 17,811円 13,470円 -1,035(-7.14%) -147,594円 0円 0.00% 0.00%
中部電力(9502) 6 2,289円 2,502円 -179.5(-6.69%) +1,278円 70円 3.06% 2.80%

下落TOP5は、昨日の引け後に決算を出したFPG・小森・中部電力と、インテル急落で売られたTDK・キオクシア。FPG・小森・TDKの3銘柄は、今日わたしが買い増した銘柄です。下がっているところを買ったので、TOP5に並ぶのは当然といえば当然です。

FPG(7148)——9月期決算で減配見通し、年初来安値

1位のFPGは、マイナス197円・マイナス12.34パーセントの1,400円。取引時間中に1,375円の年初来安値をつけました。

FPGは9月決算の会社で、昨日の16時30分に本決算を発表しました。時事通信によると、今期の純利益は12パーセント減の見込みで、減配の見通しも出したとのこと。Yahoo!ファイナンスの会社予想の1株配当は、今期(2027年9月期)89.60円。わたしが前期の予想として記録していた92.7円から、3.1円の減配です。同時に、上限120万株・20億円(発行済み株式の1.4パーセント)の自社株買いも発表しています。朝は売り気配から始まり、自社株買いでも支えきれませんでした。

今日は、終値の1,400円で6株を買い増し、54株・平均取得単価1,873円になりました。含み損はマイナス25,542円・マイナス25.25パーセント。減配後の89.6円でも、取得利回りは4.78パーセント、今日の終値での現在利回りは6.40パーセントです。ただ、減益と減配が続くようなら、利回りの高さだけでは持ち続ける理由になりません。次の四半期の数字は、しっかり確かめたいと思います。

小森(6349)——中間決算は減益

2位の小森は、マイナス162円・マイナス8.53パーセントの1,738円。印刷機の会社で、昨日の15時30分に中間決算を発表していました。株探の速報によると、上期の経常利益は27億3,200万円で前年同期比25パーセント減、7〜9月期は39パーセント減。アイフィス株予報では「事前予想を上回る」とされていますが、株価は減益のほうに反応しました。通期予想の修正の有無は、まだ確認できていません。

今日、終値で6株を買い増して18株・平均取得単価1,860円。会社予想の年間配当100円は変わらず、取得利回りは5.38パーセント、今日の終値での現在利回りは5.75パーセントです。

TDK(6762)・キオクシアHD(285A)——インテル急落で、AI半導体が総崩れ

3位のTDKは、上の📊決算解析のとおり、決算前の下げです。

4位のキオクシアHDは、マイナス1,035円・マイナス7.14パーセントの13,470円。日経新聞は「キオクシアHD反落 インテル決算などで心理悪化」と伝えています。10/28にプラス13.76パーセントと急騰した分を、ほぼ吐き出しました。34株で、今日だけでマイナス35,190円。今日のわたしのポートフォリオで、いちばん大きなマイナスです。含み損はマイナス147,594円・マイナス24.37パーセント。キオクシアも今日が決算発表の予定日ですが、取引時間中には出ていません。中身と株価の反応は、週明けの記事で書きます。今日はキオクシアの買い増しは見送りました。

中部電力(9502)——浜岡原発の減損で、通期の最終赤字に下方修正

5位の中部電力は、マイナス179.5円・マイナス6.69パーセントの2,502円。時事通信によると、浜岡原発の減損で3,800億円の特別損失を計上し、通期の最終損益を赤字の予想に下方修正しました。9/14の📚解説で書いた、浜岡原発のデータ不正の問題です。今日は、経済産業大臣が業務改善命令に向けた手続きを始めたとも報じられています。

それでも、Yahoo!ファイナンスの会社予想の年間配当は70円のまま。赤字でも配当は維持する、という姿勢に見えます。6株で、含み益はまだプラス1,278円・プラス9.31パーセント。9/14に書いた「不祥事のあとは、配当方針を見る」の答えが、ひとまず「維持」で出たことになります。ただ、赤字のなかで配当を続けられるかは、これからの決算でも確かめる必要があります。

下落TOP5の減少額は、合計でマイナス53,821円。そのうち、キオクシアがマイナス35,190円でした。

ランキング外の181銘柄で、マイナス125,884円

増減額
上昇TOP5の合計 +50,774円
下落TOP5の合計 -53,821円
TOP10の合計 -3,047円
ポートフォリオ全体 -128,931円
ランキング外の181銘柄 -125,884円

TOP10の合計は、マイナス3,047円とほぼトントン。メタウォーターのストップ高が、キオクシアの下げをほぼ打ち消してくれました。残りのマイナス125,884円は、ランキング外の181銘柄で、1銘柄あたり約700円のマイナスです。プライム全体では値上がり銘柄のほうが多かった日ですが、わたしの保有銘柄は、少しずつ下げたものが多かったようです。

ポートフォリオ全体

評価額 含み損益 含み損益(%) 前日比 前日比(%)
37,019,848円 +12,529,395円 +51.16% -128,931円 -0.35%

評価額は37,019,848円。含み損益はプラス12,529,395円・プラス51.16パーセントで、昨日のプラス51.85パーセントから0.69ポイント下がりました。株価の下げに加えて、今日の買い増しで取得総額が増えたことも、含み損益率を押し下げています。取得総額は24,490,453円です。

📚 初心者向けワンポイント解説:「連想買い」とは——メタウォーターのストップ高を見て、同じ水道のNJSを買った日に、水処理の栗田工業はストップ安だった

今日、わたしはメタウォーターのストップ高を見て、「同じ上下水道の仕事をしているNJSも、業績が良いのでは」と考えてNJSを買いました。こういう買い方を、株の世界では「連想買い」と呼びます。

連想買いとは

ある会社に良いニュースが出たとき、「同じ業界の会社や、取引先にも良い影響があるはずだ」と考えて、その周りの銘柄も買うことです。たとえば、ある半導体メーカーが好決算を出すと、その会社に材料や装置を納める会社の株も上がる。10/8の📚解説で書いた「連れ安」の、ちょうど裏返しです。

連想買いには、それなりの理屈があります。同じ業界なら、受注の環境も、お客さんも、だいたい似ているはず。上下水道でいえば、お客さんは主に自治体で、老朽化した水道管や処理場の更新は、全国どこでも必要な仕事です。「メタウォーターの受注が好調なら、上下水道の投資全体が伸びているのでは」と考えるのは、自然な連想だと思います。

でも今日、同じ水処理の栗田工業はストップ安だった

ところが今日は、それを確かめるのにちょうどいい(そして少しこわい)一日でした。

銘柄 今日の騰落率 材料
メタウォーター(9551) +23.33%(ストップ高) 通期営業利益150→175億円に上方修正・増配
栗田工業(6370) -20.99%(ストップ安) 米国の水処理装置の案件で工事損失、業績予想を下方修正
NJS(2325) -0.12% 材料なし
栗本鐵工所(5602) -0.72% 材料なし
月島HD(6332) -3.09% 材料なし

栗田工業は、同じ「水処理」の大手です。昨日の引け後に業績予想を下方修正していて、時事通信によると、米国の水処理装置の案件での工事損失が理由とのこと。同じ日に、同じ水の業界で、一方はストップ高、もう一方はストップ安。そして、わたしが買ったNJS・栗本鐵工所・月島HDは、どれも上がっていません。

つまり今日の市場は、「水道だから買い」とは見ていなかったということです。メタウォーターが上がったのは、メタウォーター自身の決算が予想を大きく上回ったから。栗田工業が下がったのは、栗田工業自身の案件で損失が出たから。どちらも、会社ごとの事情でした。

連想は「入口」、決めるのは個別の数字

わたしは、連想買いそのものが悪いとは思っていません。「この業界に追い風がありそうだ」と気づくきっかけとしては、十分に役に立つ。問題は、連想だけで買ってしまうことです。

同じ「上下水道」でも、仕事の中身は会社ごとにかなり違います。

  • メタウォーター: 浄水場や下水処理場の機械・電気設備をつくり、運転や維持管理も請け負う
  • NJS: 上下水道の計画や設計を担う、建設コンサルタント
  • 栗本鐵工所: 水道管(ダクタイル鉄管)をつくる
  • 月島HD: 下水の汚泥処理などのプラント

お客さんが同じ自治体でも、儲かる仕組みも、景気の波の受け方も違う。だからメタウォーターの好決算が、そのままNJSの好決算になるとは限りません。

そこで、NJSは自分の数字で確かめ直しました。中間期は営業利益プラス27.0パーセント、通期の増収増益見通しは据え置き、年間配当は110円に増やす予定、自己資本比率81.2パーセント。連想がなくても、持ってみたいと思える数字です。株価は年初来安値の近くで、PERは約16倍。それでも、11月10日の決算を見るまでは確信が持てないので、2株の打診買いにとどめました。

連想は、銘柄を見つける入口。買うかどうか、何株買うかを決めるのは、その会社の数字。今日のメタウォーターと栗田工業は、そのことを1日で教えてくれました。

明日以降の注目ポイント

  • 次の営業日は11月2日(月)。11月3日(火)は文化の日で休場です
  • TDK(6762)の上方修正・増配と、キオクシアHD(285A)の決算に、週明けの株価がどう反応するか。どちらも「期待との差」が分かれ目
  • インテル急落から始まったAI・半導体株の売りが、週明けも続くのか、押し目買いが入るのか。今日の午後は、半導体に押し目買いが入って日経平均の下げ幅が縮んだと報じられています
  • 11月2日は東リ(7971)・SBI(8473)、11月4日はスカパーJSAT(9412)・三菱商事(8058)・IHI(7013)、11月5日はアドソル日進(3837)・FUJIMI(5384)・住友林業(1911)・COTA(4923)の決算予定
  • 11月6日は栗本鐵工所(5602)・月島HD(6332)・ファルコHD(4671)・三井不動産(8801)・大同信号(6743)、11月10日はNJS(2325)・浜松ホトニクス(6965)の決算予定。今日買った水道銘柄の決算が、来週に集まります
  • 11月から、10月分の対日経累計を1行にまとめます(11/16の記事から)

まとめ

10/30
日経平均 -2.12%
TOPIX -0.95%
わたしのポートフォリオ -0.35%

日経平均はマイナス1,369円・マイナス2.12パーセントで、4日ぶりの反落。米インテルの時間外での急落とアマゾンの決算で、AI投資への心配がまた強まり、AI・半導体株が総崩れになりました。一方で、プライムは値上がり銘柄のほうが多く、不動産やディフェンシブ株が買われた一日です。日銀は政策金利を据え置き、ETFの売却ペースを速めると決めましたが、株価への影響は限られました。

わたしのポートフォリオはマイナス128,931円・マイナス0.35パーセント。対日経はプラス1.77ポイントで、81日累計の対日経差はプラス16.36ポイント。10月の21営業日は、対日経プラス3.30ポイントで終えました。値がさ株に置いていかれた3日間の分を、今日の1日でかなり取り戻した形です。

決算では、メタウォーター(9551)が通期の上方修正と増配でストップ高。TDK(6762)は、今日の引け後に通期の純利益を24パーセント上方修正し、年間配当を40円から50円に増やしました。一方で、中部電力(9502)は浜岡原発の減損で最終赤字の予想に、FPG(7148)は減益・減配の見通しで年初来安値。同じ「決算」でも、今日も明暗がくっきり分かれました。

上昇TOP5はメタウォーターと内需・ディフェンシブ株。下落TOP5は決算のFPG・小森・中部電力と、インテル急落のTDK・キオクシア。TOP10の合計はほぼトントンで、ランキング外の181銘柄でマイナス125,884円でした。

今日は10銘柄35株・83,280円を買いました。メタウォーターのストップ高をきっかけに、上下水道コンサルのNJSを新規に2株、栗本鐵工所を押し目買い、月島HDをナンピン。AI半導体関連の下げでは、TDK・日本高純度化学・ミネベアミツミ・浜松ホトニクスをナンピン。決算後に大きく下げた小森・FPGもナンピンし、豊田通商は押し目買いしました。ただ、同じ水処理の栗田工業がストップ安になったのを見て、「連想は入口、決めるのは個別の数字」と自分に言い聞かせた一日でもあります。来週は、今日買った水道銘柄の決算が11月6日と10日に集まります。

明日も、地味に、着実に。


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免責事項:本記事は個人の投資記録であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。投資はご自身の判断と責任で行ってください。