【2026年10月27日】高配当株PF記録|日経+1.73%で4日ぶり反発もPF-0.04%、信越ポリマーが決算で+12.03%、JPXは決算で-4.83%

今日のサマリー

日経平均は、プラス1,078円72銭・プラス1.73パーセントの63,268円37銭で、4営業日ぶりに反発しました。上げ幅は一時1,400円を超えたそうです。TOPIXも、プラス24.39・プラス0.61パーセントの3,997.37で続伸しました。

日経新聞によると、きっかけは米国のAI企業アンソロピックが、新規株式公開(IPO)に向けた目論見書を開示したこと。11月にナスダックへの上場と、1,000億ドル規模の資金調達を目指していると伝えられています。世界的にAI銘柄の上場延期が相次いでいた中での開示だったので、投資家心理が改善したとのことです。10月に入ってAI投資の先行き不安から大きく下げていた値がさのAI・半導体株に、自律反発狙いの買いが入り、アドバンテストは9パーセント高。1銘柄で日経平均を約600円押し上げたそうです。

ただ、中身は見た目ほど強くありません。東証プライムは値上がり704銘柄・値下がり798銘柄で、値下がりのほうが多い。東京都が分譲マンションの転売禁止を要請すると報じられ、不動産株が急落。TOPIXの業種別では不動産が3パーセント安で、下落率の首位でした。日銀やFRBの会合、11月の米中間選挙を前に、様子見の姿勢も強かったようです。売買代金は約6兆9,360億円。

わたしのポートフォリオは、マイナス13,516円・マイナス0.04パーセント。対日経はマイナス1.77パーセントポイント、対TOPIXもマイナス0.65パーセントポイントです。昨日とちょうど逆の一日——日経平均を押し上げたのは、わたしがあまり持っていない半導体の値がさ株。押し下げたのは、わたしが多く持っている不動産株でした。

今日のトピックは:

  1. 日経平均はプラス1.73パーセントで4日ぶり反発。ただし値上がりより値下がりが多い“値がさ株主導”の上げで、わたしのポートフォリオはマイナス0.04パーセント、対日経マイナス1.77パーセントポイント
  2. 決算で明暗。昨日の引け後に上方修正・増配を出した信越ポリマー(7970)は、プラス12.03パーセントで上昇TOP5の1位。今日の正午に中間決算と株式分割を発表したJPX(8697)は、マイナス4.83パーセントで下落TOP5の1位
  3. マンション転売規制の報道で、三井不動産(8801)・東京建物(8804)・住友林業(1911)が下落TOP5に。オカダアイヨン(6294)をナンピン、デンソー(6902)を押し目買いして、合計11,104円

主要指数とポートフォリオの比較

指標 終値 前日比 騰落率
私のポートフォリオ 37,196,431円 -13,516円 -0.04%
日経平均 63,268.37円 +1,078.72円 +1.73%
TOPIX 3,997.37 +24.39 +0.61%

日経平均に対してマイナス1.77パーセントポイント、TOPIXに対してマイナス0.65パーセントポイント。

日経平均がプラス1.73パーセント、TOPIXがプラス0.61パーセント、そして値下がり銘柄のほうが多い。3つの数字を並べると、今日の上げがどれだけ一部の銘柄に偏っていたかが分かります。アドバンテスト1銘柄の約600円を除けば、日経平均の上げは約480円、率にして0.8パーセント弱。その残りの上げも、TDK・ファナック・フジクラなど、AIや半導体に近い銘柄が中心でした。

78日累計で対日経+17.28ppt

日付 日経平均 TOPIX ポートフォリオ 対日経差
7月(21日) -8.56%累計 -0.80%累計 +6.76%累計 +15.32ppt累計
8月(20日) +3.20%累計 +3.81%累計 +3.41%累計 +0.21ppt累計
9月(19日) +0.84%累計 -1.04%累計 -1.63%累計 -2.47ppt累計
10/1(木) +3.30% +0.57% -0.61% -3.91ppt
10/2(金) -0.94% -0.99% -1.19% -0.25ppt
10/5(月) +2.40% +1.33% +0.67% -1.73ppt
10/6(火) +1.05% +0.92% +0.56% -0.49ppt
10/7(水) -0.92% -0.70% -0.64% +0.28ppt
10/8(木) -1.42% -1.51% -1.37% +0.05ppt
10/9(金) -0.02% +0.33% +0.40% +0.42ppt
10/13(火) -1.82% +0.14% +1.25% +3.07ppt
10/14(水) -0.05% -0.34% -0.21% -0.16ppt
10/15(木) -4.90% -2.38% -1.16% +3.74ppt
10/16(金) +1.39% +1.67% +1.57% +0.18ppt
10/19(月・記事なし) -0.62% +0.04% +0.37%(推計) +0.99ppt(推計)
10/20(火) -1.30% -1.43% -1.41% -0.11ppt
10/21(水) +0.85% +0.86% +0.68% -0.17ppt
10/22(木) -2.65% -1.14% -0.37% +2.28ppt
10/23(金) -0.34% -0.79% -0.38% -0.04ppt
10/26(月) -0.80% +0.18% +0.96% +1.76ppt
10/27(火) +1.73% +0.61% -0.04% -1.77ppt
78日累計 -9.58% -0.66% +7.62% +17.28ppt

78日累計は、日経平均マイナス9.58パーセントに対してポートフォリオはプラス7.62パーセント、対日経通算プラス17.28パーセントポイント。昨日のプラス19.05ポイントから1.77ポイント縮みました。10月の18営業日の合計は、プラス4.14ポイントです。

昨日の記事で「10月に対日経で大きく勝った日は、どれも日経平均が値がさの半導体株に引っぱられて下げた日」と書きました。今日はその裏返しで、値がさの半導体株に引っぱられて上げた日。10/1(マイナス3.91ポイント)や10/5(マイナス1.73ポイント)と同じ負け方です。半導体が少ないポートフォリオは、半導体が売られる日に強く、買われる日に置いていかれる——わたしが選んだ形の、表と裏の両方を見ているのだと思います。

本日の取引

銘柄(コード) 約定株数 約定単価 約定金額 意図
オカダアイヨン(6294) 2 1,888円 3,776円 ナンピン
デンソー(6902) 4 1,832円 7,328円 押し目買い
合計 — — 11,104円 —

今日は、オカダアイヨンとデンソーの2銘柄を、合計11,104円買い増しました。オカダアイヨンはナンピン、デンソーは押し目買いです。どちらも約定単価は今日の終値と同じです。

銘柄 買い増し前 約定単価 買い増し後
オカダアイヨン(6294) 162株・約2,043円 1,888円 164株・約2,041円
デンソー(6902) 4株・1,826円 1,832円 8株・1,829円

オカダアイヨン(6294)——162株から164株へ

オカダアイヨンは、解体用の圧砕機などをつくる建設機械アタッチメントの会社です。今日の終値は1,888円で、10月23日には年初来安値の1,868円をつけています。平均取得単価約2,043円に対して、約定単価1,888円は155円下。先週金曜日(10/23)の4株@1,880円に続く、2営業日ぶりのナンピンです。

ただ、164株のうちの2株なので、平均取得単価は約2,043円から約2,041円へ、2円下がるだけ。10/22の記事の📚解説で書いた「ナンピンの効き目は、株数の比で決まる」を、そのまま自分で確かめている形です。会社予想の年間配当は76円で、今日の終値で計算した配当利回りは4.03パーセント、PBRは0.85倍。取得利回りは約3.72パーセントです。決算発表は11月12日の予定です。

デンソー(6902)——4株から8株へ、押し目買い

デンソーは、10月9日に4株・1,826円で打診買いした、トヨタグループの自動車部品メーカーです。今日は4株を1,832円で買い増して、8株になりました。

買おうと決めたときは、株価が平均取得単価1,826円を下回っていて、ナンピンのつもりでした。今日の安値は1,821円です。ところが、約定したのは引けのタイミングで、終値は1,832円。平均取得単価より6円高いところでの約定になったので、平均取得単価は1,826円から1,829円へ、3円上がりました。結果としては、ナンピンではなく押し目買いです。

デンソーは10/20の1,872円から5営業日続けて下げていて、今日もマイナス1.21パーセント。初めて買った水準まで戻ってきたところで、打診買いの4株と同じ株数をもう一度買った——下げたところを拾った押し目買いとして、打診買いのポジションを仕上げたかたちです。10/23の小森と同じ形になりました。

会社予想の年間配当は74円で、今日の終値で計算した配当利回りは4.04パーセント、PER12.76倍・PBR0.90倍。年初来安値は4月28日の1,801円で、そこまであと31円。取得利回りは4.05パーセントです。そして、決算発表は明後日、10月29日の予定。決算の直前に株数を倍にしたので、数字しだいで値動きも倍になります。そこは承知のうえで買いました。

📊 本日の決算解析: JPX(8697)は増益決算でも売られ、信越ポリマー(7970)は上方修正で急伸

今日は、保有銘柄の決算に対する市場の反応が、上と下にはっきり分かれた日でした。上昇TOP5の1位と、下落TOP5の1位が、どちらも決算がらみです。

JPX(8697): 中間の営業利益65%増・1株→2株の分割、それでもマイナス4.83%

日本取引所グループ(JPX)は、今日の正午、つまり取引時間中に、中間決算と、株式分割・自己株式の消却を発表しました。わたしは100株・平均取得単価1,425円で持っています。

中間期(2026年4〜9月・IFRS):

項目 実績 前年同期比
営業利益 846億円 +65.1%
税引前利益 854億6,900万円 —
純利益 572億1,000万円 +65.6%
通期予想 据え置き(営業利益1,545億円) —

報道によると、株式の売買代金が増えたことで、中間期として過去最高の増収増益とのことです。同時に、次の2つも発表されました。

  • 株式分割: 普通株式1株を2株に分割。基準日は2027年3月31日
  • 自己株式の消却: 948万6,700株(発行済株式の0.92パーセント)

数字だけ見れば、文句のない決算です。それでも株価は、マイナス106円・マイナス4.83パーセントの2,088円で、今日の下落TOP5の1位になりました。100株でマイナス10,600円です。

日経新聞の見出しは「4〜9月営業益65%増も増益ペース鈍化」。決算を材料にした買いは限られた、と伝えられています。アナリスト予想を集計した情報では、税引前利益が市場予想を下回ったとのことです。4〜6月期に比べて7〜9月期の伸びが鈍ったこと、そして好調な中間期を受けても通期予想を据え置いたこと——このあたりが、期待に届かなかった理由だとみています。

JPXは7月末にも、業績と配当の上方修正を出したあとの7/30に、マイナス5.50パーセントと下げています。売買代金が膨らむ相場では、JPXの好決算は“みんなが分かっていること”になりやすい。今回もそのパターンだと思います。

会社予想の年間配当は82円で、取得利回りは5.75パーセント、今日の終値で計算した現在利回りは3.93パーセント。含み益は66,300円・プラス46.53パーセントです。分割の基準日は来年3月末なので、わたしの100株が200株になるのは、その先。分割後は1株配当も半分の表示になるはずなので、取得利回りの計算をそろえるのを忘れないようにします。

信越ポリマー(7970): 上方修正・増配を受けてプラス12.03%、年初来高値を更新

昨日の記事で書いた、信越ポリマーの中間決算。昨日15時30分の発表に、今日、株価が答えを出しました。

終値は、プラス269円・プラス12.03パーセントの2,505円。ザラ場では2,580円まで上げて、年初来高値を更新しました。今日の上昇TOP5の1位です。

通期の経常利益予想を160億円から180億円へ12.5パーセント上方修正し、年間配当は66円から72円へ増配、さらに自社株買い——3つそろって出た発表に、素直に買いが入ったかたちです。昨日の記事では「7月のQ1決算のときは、増益・増配でも“好材料出尽くし”でマイナス8.88パーセントだった。明日どう反応するかは分からない」と書きました。今回は、上方修正が“期待を上回った”側に入ったのだと思います。

14株なので、今日の上げはプラス3,766円。含み益は6,300円・プラス21.90パーセントになりました。会社予想の年間配当72円に対する取得利回りは3.50パーセント、今日の終値での現在利回りは2.87パーセントです。

同じ「増益決算」でも、JPXは売られ、信越ポリマーは買われた。分かれ目は、前年と比べてどうかではなく、市場の期待と比べてどうだったか。今日の📚解説では、ここを掘り下げます。

私の高配当株ポートフォリオ実績

上昇TOP5

銘柄(コード) 保有数 平均取得単価 終値 前日比(%) 評価損益 年間配当金 取得利回り 現在利回り
信越ポリマー(7970) 14 2,055円 2,505円 +269(+12.03%) +6,300円 72円 3.50% 2.87%
大同信号(6743) 20 780円 1,213円 +77(+6.78%) +8,660円 36円 4.62% 2.97%
アストロスケール(186A) 16 1,019円 1,077円 +54(+5.28%) +928円 0円 0.00% 0.00%
浜松ホトニクス(6965) 34 2,247円 2,154円 +92(+4.46%) -3,162円 38円 1.69% 1.76%
PILLAR(6490) 5 3,325円 10,020円 +400(+4.16%) +33,475円 245円 7.37% 2.45%

上昇TOP5は、決算を受けた信越ポリマー、鉄道信号の大同信号、宇宙ごみ除去のアストロスケール、光センサーの浜松ホトニクス、半導体製造装置向け部品のPILLAR。決算発表そのもので上げたのは、1位の信越ポリマーだけです。

信越ポリマー(7970)——決算による上昇

1位の信越ポリマーは、上の📊決算解析のとおり、昨日の引け後に発表した中間決算・通期上方修正・増配・自社株買いを受けた上昇です。

大同信号(6743)——決算前、年初来高値を更新

2位の大同信号は、プラス77円・プラス6.78パーセントの1,213円。ザラ場で1,219円をつけ、年初来高値を更新しました。含み益率はプラス55.51パーセントです。

SBIの画面には【決算】マークが付いていますが、決算発表は11月6日の予定で、今日の上げは決算によるものではありません。会社からの新しい開示も見当たりませんでした。Q1決算(8/7)は営業利益プラス120パーセントの大幅増益だったので、中間決算に向けた期待買いが入った可能性はあります。あくまで推測です。

アストロスケール(186A)・浜松ホトニクス(6965)・PILLAR(6490)——AI・半導体の反発日に

3位のアストロスケールは、プラス54円・プラス5.28パーセントの1,077円。今日は新興株のグロース250指数も3日続伸でした。会社からの新しい開示は見当たらず、理由ははっきりしません。

4位の浜松ホトニクスは、プラス92円・プラス4.46パーセントの2,154円。10/23に2株ナンピンしたばかりで、含み損はマイナス5,888円からマイナス3,162円まで縮みました。決算発表は11月10日の予定(9月期の本決算)なので、今日は決算前。開示も見当たらないので、AI・半導体関連が買い戻された流れに乗ったとみています。

5位のPILLARは、プラス400円・プラス4.16パーセントの10,020円。半導体製造装置向けの部品をつくる会社なので、アドバンテストが9パーセント上げた今日の半導体高の流れだと思います。含み益率はプラス201.35パーセントで、10/20・10/22と2度下落TOP5の1位になったあと、ようやく戻りの日になりました。決算発表は11月12日の予定です。

下落TOP5

銘柄(コード) 保有数 平均取得単価 終値 前日比(%) 評価損益 年間配当金 取得利回り 現在利回り
JPX(8697) 100 1,425円 2,088円 -106(-4.83%) +66,300円 82円 5.75% 3.93%
三井不動産(8801) 200 1,281円 1,578円 -59.5(-3.63%) +59,400円 37円 2.89% 2.34%
東京建物(8804) 100 3,483円 3,244円 -113(-3.37%) -23,900円 126円 3.62% 3.88%
楽天グループ(4755) 100 752円 614.9円 -20.2(-3.18%) -13,710円 0円 0.00% 0.00%
住友林業(1911) 264 1,198円 1,266円 -41.5(-3.17%) +17,952円 50円 4.17% 3.95%

下落TOP5は、取引所のJPX、不動産の三井不動産・東京建物、楽天グループ、住宅の住友林業。決算発表で下げたのは、1位のJPXだけです。三井不動産(11月6日)・住友林業(11月5日)・楽天グループ(11月13日)にもSBIの【決算】マークが付いていますが、どれも決算はまだ先です。

JPX(8697)——決算による下落

1位のJPXは、上の📊決算解析のとおり、今日の正午に発表した中間決算への反応です。営業利益65パーセント増でも、増益ペースの鈍化と通期据え置きが嫌気されました。

三井不動産(8801)・東京建物(8804)・住友林業(1911)——マンション転売規制の報道

2位の三井不動産は、マイナス59.5円・マイナス3.63パーセントの1,578円。200株でマイナス11,900円と、今日の下落TOP5でいちばん金額が大きいです。3位の東京建物は、マイナス113円・マイナス3.37パーセントの3,244円で、マイナス11,300円。

日経新聞によると、東京都が分譲マンションの転売禁止を要請すると報じられ、不動産株が急落。TOPIXの業種別で、不動産は3パーセント安と下落率の首位でした。先週金曜日(10/23)には、長期金利の低下で三井不動産が7日続伸して上昇TOP5に入っていたので、ちょうど反対側に振れた形です。転売目的の購入が減れば、都心の新築マンションの売れ行きや価格に響くのでは——という連想が働いたのだと思います。

5位の住友林業は、マイナス41.5円・マイナス3.17パーセントの1,266円。264株でマイナス10,956円です。住友林業の住宅事業は戸建てや米国の住宅が中心なので、都内の分譲マンションの規制がそのまま効くとは考えにくい。ただ、10/20〜10/26に約8パーセント上げていたので、住宅・不動産がまとめて売られた日に、利益確定の売りも重なった可能性があります。会社からの新しい開示は見当たりません。

東京建物は、10/14にナンピンしたあとも含み損がマイナス23,900円・マイナス6.86パーセント。会社予想の年間配当126円に対する取得利回りは3.62パーセント、今日の終値での現在利回りは3.88パーセントです。東京建物の決算発表は11月12日、三井不動産は11月6日の予定です。規制の中身がはっきりするまでは、新しくは買い増さず、様子を見るつもりです。

楽天グループ(4755)——楽天トラベルへの不正アクセス報道か

4位の楽天グループは、マイナス20.2円・マイナス3.18パーセントの614.9円。含み損はマイナス13,710円・マイナス18.23パーセントで、10月15日につけた年初来安値の607円が近づいてきました。

株価サイトの値動き解説では、今日、楽天トラベルへの不正アクセスが報じられたことが挙げられています。わたしが調べた範囲では、会社の適時開示は確認できていないので、これが下げの理由かどうかは断定できません。昨日のGMOに続いて、ネットサービスのセキュリティの話題が続いているのは気になります。決算発表は11月13日の予定です。

ランキングの合計はマイナス35,478円、全体はマイナス13,516円

増減額
上昇TOP5の合計 +11,298円
下落TOP5の合計 -46,776円
TOP10の合計 -35,478円
ポートフォリオ全体 -13,516円
ランキング外の180銘柄 +21,962円

上昇TOP5と下落TOP5を足すと、マイナス35,478円。全体はマイナス13,516円なので、ランキング外の180銘柄で、プラス21,962円。1銘柄あたり約120円のプラスで、ほぼ横ばいです。

今日の負けは、ほとんどが下落TOP5の5銘柄、それも金額の大きいJPX・三井不動産・東京建物・住友林業の4銘柄(合計マイナス44,756円)でついたことになります。上昇TOP5は、率は大きくても株数が少ない銘柄が多く、合計でプラス11,298円。率で上位に来る銘柄と、金額で効く銘柄は別——9/16の📚解説の「騰落率ランキングと寄与度の違い」を、今日は下げ側で確かめたかたちです。

ポートフォリオ全体

評価額 含み損益 含み損益(%) 前日比 前日比(%)
37,196,431円 +12,843,567円 +52.74% -13,516円 -0.04%

評価額は37,196,431円。含み損益はプラス12,843,567円・プラス52.74パーセントで、昨日のプラス52.82パーセントから0.08ポイント下がりました。今日は11,104円の買い増しがあったので、評価額は前日から2,316円減にとどまり、含み損益は13,402円減っています。

📚 初心者向けワンポイント解説:「市場予想(コンセンサス)」とは——営業益65%増のJPXが、なぜ売られたのか

今日のJPXは、中間期の営業利益がプラス65パーセントで過去最高、さらに株式分割と自己株式の消却まで発表しました。それでも株価はマイナス4.83パーセント。決算を見るときに、初心者がいちばん戸惑うのが、この「良い決算なのに下がる」という現象だと思います。カギになるのが、「市場予想(コンセンサス)」という言葉です。

株価は、決算の前に“期待”をある程度織り込んでいる

証券会社のアナリストは、担当する会社の業績を予想して公表しています。それらを集計した平均的な数字が、「市場予想」や「コンセンサス」と呼ばれるものです。

ポイントは、決算発表の前の株価には、この市場予想がすでにある程度反映されている、ということ。「今回はプラス65パーセントくらいだろう」とみんなが思っていれば、プラス65パーセントの数字が出ても、株価にとっては“予定通り”。驚きがないので、買い上がる理由にはなりません。

1
2
3
決算の数字 > 市場予想  →  ポジティブ・サプライズ(買われやすい)
決算の数字 ≒ 市場予想 → サプライズなし(材料出尽くしで売られることも)
決算の数字 < 市場予想 → ネガティブ・サプライズ(売られやすい)

今日の2銘柄を当てはめると

JPX(8697) 信越ポリマー(7970)
前年同期比 営業利益+65.1% 営業利益+31.6%
市場予想との比較 税引前利益が予想を下回ったと報道 中間の経常利益が予想を上回ったと報道
通期予想 据え置き 上方修正(経常+12.5%)
配当 (今回の発表では修正の報道なし) 66円→72円に増配
株価の反応 -4.83% +12.03%

前年と比べた伸び率だけなら、JPXのほうが信越ポリマーの2倍です。それでも反応は逆。JPXは「予想に届かなかった」「通期を引き上げなかった」、信越ポリマーは「予想を上回った」「通期を引き上げた」——市場が見ていたのは、前年ではなく、期待との差だったことが分かります。

「通期予想の据え置き」も、ひとつのメッセージ

特に見落としやすいのが、通期予想の扱いです。中間期が好調なのに通期予想を据え置くと、「下期は伸びが鈍るとみているのでは」と受け取られることがあります。逆に上方修正は、「会社自身が、もっと稼げると言っている」というメッセージになります。

もちろん、据え置きは会社が慎重なだけ、ということも多い。ただ、短期の株価は、そのメッセージにまず反応します。

わたしの付き合い方

わたしは、決算の翌日の値動きで売り買いを決めないようにしています。長期で持つうえで大事なのは、利益が伸びているか、それが配当に回っているか。JPXは利益が過去最高で、配当予想は82円、取得利回りは5.75パーセント。今日の下げで、その前提は何も変わっていません。

ただ、市場予想という“ものさし”を知っておくと、「なぜ下がったのか」が分かるので、慌てずにすむ。そして、良い会社が期待との差だけで売られた日は、長期投資家にとっては買い場になることもある。今日のJPXをどう扱うかは、決算の中身をもう少し読んでから考えます。

明日以降の注目ポイント

  • デンソー(6902)は10月29日に決算発表予定。今日、決算の直前に株数を4株から8株にしたので、数字と反応を見届けます
  • 東京都のマンション転売規制の中身。要請の対象や時期がはっきりすると、不動産株の下げが一時的かどうかが見えてきそう
  • 日銀の金融政策決定会合(10月29〜30日)と米FOMC。金利しだいで、不動産と銀行のどちらが買われるか
  • 保有銘柄の中間決算が本格化。野村不動産HD(3231)・小森(6349)・デンソー(6902)は10月29日、キオクシアHD(285A)・TDK(6762)・Jパワー(9513)・双日(2768)・高速(7504)・GMOフィナンシャルHD(7177)は10月30日、SBIHD(8473)は11月2日の予定
  • アンソロピックのIPOとAI・半導体株。今日の反発が続くかどうかで、日経平均とわたしのポートフォリオの差がまた開くか
  • 11月3日の米中間選挙

まとめ

10/27
日経平均 +1.73%
TOPIX +0.61%
わたしのポートフォリオ -0.04%

日経平均はプラス1,078円・プラス1.73パーセントで4日ぶりに反発。米アンソロピックのIPO目論見書をきっかけに、AI・半導体の値がさ株が買われ、アドバンテスト1銘柄で約600円押し上げました。一方で、値下がり銘柄のほうが多く、不動産株はマンション転売規制の報道で急落しました。

わたしのポートフォリオはマイナス13,516円・マイナス0.04パーセント。対日経はマイナス1.77ポイントで、78日累計の対日経差はプラス17.28ポイントです。半導体が少なく不動産が多いという、わたしのポートフォリオの形が、昨日とは逆向きに出た一日でした。

今日いちばん印象に残ったのは、決算への反応がくっきり分かれたことです。上昇TOP5の1位は、昨日の上方修正・増配を受けた信越ポリマー(7970)のプラス12.03パーセント。下落TOP5の1位は、今日の正午に営業益65パーセント増の中間決算と株式分割を出したJPX(8697)のマイナス4.83パーセント。どちらも増益なのに、反応は逆——株価が見ているのは前年ではなく、期待との差だと、あらためて確かめました。

取引は、オカダアイヨン(6294)2株のナンピンと、デンソー(6902)4株の押し目買いで、合計11,104円。デンソーはナンピンのつもりが、引けの約定で平均取得単価を少し上回りました。明後日の決算を前に、打診買いのポジションを仕上げた形です。今週は、いよいよ保有銘柄の決算と日銀の会合が続きます。

明日も、地味に、着実に。


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免責事項:本記事は個人の投資記録であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。投資はご自身の判断と責任で行ってください。