【2026年5月27日】エンジニアの高配当株ポートフォリオ記録|日経平均6万6000円まで上昇!も後場で失速、安値引け(vs 日経平均・TOPIX)

今日のサマリー

日経平均は、米株高を背景に半導体・AI関連株へ買いが入り、前場に66,428.81円まで上昇し、取引時間中として初めて6万6,000円台を付けました。しかし、直近の急騰に対する警戒感から後場は利益確定売りが強まり、終値ではほぼ横ばいまで上げ幅を縮小しました。

個別では、アドバンテスト(+4.05%)、東京エレクトロン(+2.10%)、ファーストリテイリング(+3.06%)が日経平均を支えました。一方、これまで相場をけん引してきたソフトバンクグループ(-7.26%)、フジクラ(-3.55%)、キオクシア(-3.06%)には利益確定売りが出ました。

TOPIXは下落し、三井住友FG(-1.90%)、みずほFG(-1.93%)、三菱UFJFG(-0.98%)など銀行株の弱さが重荷となりました。東証プライム市場では値上がり720銘柄に対し、値下がり790銘柄と、全体としてはやや売り優勢でした。

わたしのポートフォリオのパフォーマンスはTOPIXのそれとほぼ同等でした。
日経平均株価を押し上げている銘柄を持っていないので、もともとTOPIXに連動するタイプですが、今日はそれが如実に見えました。

主要指数とポートフォリオの比較

指標 終値 前日比 騰落率
私のポートフォリオ 32,291,059円 -158,279円 -0.49%
日経平均 64,999.41円 +3.32円 +0.01%
TOPIX 3,918.01 -20.45 -0.52%

日経平均は小幅反発で、プラスで終わってますが、取引時間中に6万6,000円をつけていることから、だいぶ売られた形になります。
今日の安値で引けていますが、日中は盛り上がったのかと思います。

今日は信越化学が+5.47%と上昇しました。目標株価の引き上げがあったようで、配当利回り的には高配当では無くなってしまいましたが、保持し続けたい銘柄です。

本日の購入銘柄

本日は下がっていた東京建物を2株だけ購入しました(ナンピン)
もう70株になりました。ですが、含み損も3万円まできてしまっています。

💡 ナンピン買いとは、保有銘柄の平均取得単価より安い価格で買い増しして、平均取得単価を下げる手法のことです。今日の東京建物は、平均3,572円のところを3,131円で2株拾えたのでナンピンに該当します。業績・財務が健全な銘柄が需給で売られたときだけ実行する、というルールでやっています(詳しくは先日5/22の記事で解説しました)。

銘柄(コード) 約定株数 約定単価 平均取得単価
東京建物(8804) 2 3,131 3,572

私の高配当株ポートフォリオ実績

下落TOP5

銘柄(コード) 保有数 終値 前日比(%) 評価損益 配当利回り
オプテックスグループ(6914) 6 4,190 -200(-4.56%) +10,152 1.55%
アステラス製薬(4503) 100 2,134 -99.5(-4.45%) +41,500 3.75%
IHI(7013) 200 2,818 -126.5(-4.30%) +255,000 0.82%
NGK(5333) 20 6,069 -267(-4.21%) +81,860 1.75%
AREホールディングス(5857) 100 3,335 -130(-3.75%) +145,200 4.05%

オプテックスグループは続落ですね。
アステラス製薬は5/26の引け後に2026年度~2030年度の経営計画を発表しました。それが投資家の期待を超えず、売られたようです。
NGKはいつの間にか株価が3倍になっていました。その分配当利回りも下がっていて、高配当株のそれではなくなってしまっています。
ただ、売り時がわからないので、一旦ホールドし続けます。

上昇TOP5

銘柄(コード) 保有数 終値 前日比(%) 評価損益 配当利回り
信越化学工業(4063) 78 7,406 +384(+5.47%) +258,960 1.43%
チャーム・ケア・コーポレーション(6062) 20 1,385 +64(+4.84%) +1,740 3.10%
中部電力(9502) 6 2,985.5 +104.5(+3.63%) +4,179 2.34%
前澤工業(6489) 48 1,719 +54(+3.24%) -10,656 2.79%
大同メタル工業(7245) 20 1,035 +30(+2.99%) +2,500 3.48%

信越化学は先ほども記載した通り、目標株価の引き上げがあり、上昇しました。
チャームケアは2日連続の上昇TOP5入りです。
中部電力は不正があったときに購入しました。電力は今後も必要になるので、上がっていくと思われます。

ポートフォリオ全体

評価額 含み損益 含み損益(%) 前日比 前日比(%)
32,291,059円 +11,188,852円 +53.02% -158,279円 -0.49%

📚 初心者向けワンポイント解説:「目標株価」とは

目標株価とは、証券会社のアナリストが「今後6〜12か月でこれくらいの株価になる見通し」と評価した株価のことです。アナリストはその会社の業績予想・割安度・業界動向などをもとに、「投資判断(買い/中立/売り)」と一緒に目標株価を発表します。

複数のアナリストの目標株価を平均した「コンセンサス目標株価」も公表されていて、株価がコンセンサスを上回って引き上げられると、買い材料として株価が上昇しやすくなります。今日の信越化学工業の+5.47%もまさにそのケースで、目標株価の引き上げ報道が好感されました。

ただし、目標株価は「アナリストの予想」であって「正しい価格」ではありません。引き上げ・引き下げのタイミングで短期的な値動きは出ますが、長期投資の判断は最終的には自分の目線(業績・配当・財務)で行うべきです。わたしは「市場がこの会社をどう見ているか」を測る補助線として、決定材料ではなく参考値として使っています。

配当情報

今日も少しですが配当をいただきました。
南海辰村建設は300株持っていますが、100株は貸株になっているため、直接もらうのは200株分です。

受渡日 銘柄名 株数 受取額(税引き前) 受取額(税引き後)
2026/05/27 南海辰村建設(1850) 200 1,600円 1,275円
2026/05/27 ツガミ(6101) 2 98円 79円

📚 初心者向けワンポイント解説:「貸株」とは

貸株(かしかぶ)とは、自分の保有株式を証券会社経由で機関投資家などに貸し出して、貸出料(貸株金利)を受け取れる制度です。年利0.1〜0.5%程度、人気銘柄なら数%が日割りで入ってくることもあり、長期保有しているバリュー株から「ちょっとしたお小遣い」を生むことができます。

ただし、いくつか注意点があります。

  • 配当は「配当金相当額」として支払われ、税の扱いが通常配当と異なる:通常配当は20.315%の源泉徴収で完結しますが、配当金相当額は雑所得扱いで確定申告対象、配当控除も使えません。
  • 株主優待・議決権は対象外:権利確定日に貸出中だと、優待や総会議決権は得られません(証券会社の設定によっては自動返却も可能)。
  • NISA口座の株は貸株にできない:特定口座・一般口座のみが対象です。

わたしの南海辰村建設も300株のうち100株が貸株中で、今日の配当1,600円は残り200株ぶんが「通常の配当」として入った金額です。貸株中の100株ぶんは、後日「配当金相当額」として別途振り込まれる予定です。

明日以降の注目ポイント

  • 3月期決算企業の配当入金が来週以降本格化。トヨタ・南海辰村建設・ツガミに続き、6月末まで続々と入金される見込み。再投資資金がどこに向かうか
  • 銀行株(三井住友FG 8316・みずほFG 8411・三菱UFJFG 8306)の動向。今日大きく売られたが、長期金利と日銀のスタンス次第では押し目買いのチャンスにもなる
  • アステラス製薬(4503)の新中計後の落ち着き先。配当利回り3.75%は十分な水準で、市場の失望売りが落ち着いてきたら買い増し候補に
  • 大きく上がりすぎた保有銘柄をどうするか。NGK(5333)は取得単価から3倍、信越化学も大きくプラス。「もはや高配当ではなくなった銘柄」を売るか持ち続けるかは継続して考えたい論点
  • FRB高官の発言・6月FOMCに向けた地ならし。米金利の動き次第でハイテク株/バリュー株のバランスが揺れる

まとめ

日経平均は前場に取引時間中初の66,428円まで上昇しながら、後場で急失速して安値引け、というジェットコースターのような一日でした。「強い上昇相場にはいつでも反落が同居している」というのが、まさに今日の値動きで実感できた気がします。

わたしのポートフォリオは-0.49%で、TOPIX(-0.52%)とほぼ同じ動き。日経平均を押し上げているアドバンテスト・東京エレクトロンといった半導体株を持っていないので、わたしのポートフォリオは構造的にTOPIX連動型です。今日のように銀行株(三井住友FG・みずほFG・三菱UFJFG)が売られる日は、TOPIXとほぼ同じだけマイナスになる、というのを改めて確認した日でした。

象徴的だったのは、昨日(5/26)に上昇TOP5入りしていた**IHI(7013)が、今日は逆に下落TOP5入り(-4.30%)**したこと。1日でこれだけ振れるのが防衛関連株の癖で、長期で持つにはこの値動きを許容できるかが分かれ目だなと、改めて思いました。

一方で嬉しい悩みもあります。NGK(5333)は取得単価から株価が約3倍になり、信越化学も大きくプラス。「高配当株として買ったのに、上がりすぎて高配当ではなくなった」状態です。利益確定するか、それとも企業の実力を信じて持ち続けるか——長期投資で必ず出会う論点ですが、いまのところは「業績が伸びているなら売り時を急がない」というスタンスでホールド継続しています。

そして今日も東京建物(8804)を2株だけナンピン買い。70株まで増え、含み損も約3万円まで来ています。それでも、3月期配当の入金が始まっているいま、配当再投資のサイクルにしっかり乗せていく時期だと考え、淡々と進めていきます。


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免責事項:本記事は個人の投資記録であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。投資はご自身の判断と責任で行ってください。

【2026年5月26日】エンジニアの高配当株ポートフォリオ記録|日経平均株価ソフトバンクGが牽引も小反落(vs 日経平均・TOPIX)

今日のサマリー

前日までの急伸を受けた利益確定売りで、日経平均・TOPIXともに小幅反落となりました。
一方、米国・イランの交渉進展やホルムズ海峡の再開期待が下支えとなり、全面的なリスクオフにはなりませんでした。
ソフトバンクGがOpenAIのIPO期待で続伸、1銘柄で日経平均株価を牽引しました。
AI半導体株で目立った動きとしてはキオクシアが-5%と売られました。

主要指数とポートフォリオの比較

指標 終値 前日比 騰落率
私のポートフォリオ 32,442,912円 +27,475円 +0.08%
日経平均 64,996.09円 -162.10円 -0.25%
TOPIX 3,938.46 -4.11 -0.10%

今日はAI半導体株はソフトバンクG以外は買われず、少しバリュー株に資金が流れた日でした。
バリュー株全体が強いということはなく、わたしが持っている銘柄だと建設セクター(南海辰村建設、大末建設、大林組)が強かったです。
また、IHI,沖電気工業などの防衛関連株も上昇しました。

本日の購入銘柄

本日はバリュー株にある程度資金が流れたので何も買っておりません。

私の高配当株ポートフォリオ実績

下落TOP5

銘柄(コード) 保有数 終値 前日比(%) 評価損益 配当利回り
オプテックスグループ(6914) 6 4,390 -135(-2.98%) +11,352 1.48%
三菱商事(8058) 190 5,186 -134(-2.52%) +551,760 2.41%
日本セラミック(6929) 4 4,030 -85(-2.07%) +1,048 4.09%
SBIホールディングス(8473) 200 2,925 -55(-1.85%) +246,200 2.91%
伊藤忠商事(8001) 430 1,915 -36(-1.85%) +282,080 2.30%

オプテックスグループは大きく上げてからも高いところでキープできていたため、少し売られた形でしょうか。
5大商社のうち三菱商事、伊藤忠商事の2社が下落TOP5に入るという珍しい展開でした。
日本セラミックは、海外でもシェアが多く、こういったシェアの高い企業は今後も好業績を出してくれるだろうという期待が持てます。さらに高配当株です。さらに下がるようなら買い増ししたいです。
SBIホールディングスはいつの間にかPERが6倍くらいと割安になっていました。配当性向も20%くらいでまだまだ余裕がありそうです。これだけ余裕のある数字なのに27年3月期は大幅減益の予想ということでびっくりしました。第1四半期を見てよかったら買いたいです。

上昇TOP5

銘柄(コード) 保有数 終値 前日比(%) 評価損益 配当利回り
エスペック(6859) 2 3,825 +240(+6.69%) +1,010 3.01%
沖電気工業(6703) 5 3,240 +170(+5.54%) +5,910 2.01%
チャーム・ケア・コーポレーション (6062) 20 1,321 +54(+4.26%) +460 2.80%
IHI (7013) 200 2,944.5 +105(+3.70%) +280,300 0.78%
オリコン(4800) 10 1,042 +36(+3.58%) +2,090 3.45%

エスペックはAI半導体関連の株として買ったわけではなく、気温・湿度等の環境変化の影響を分析する試験装置のトップというのを四季報で見て買いました。
配当利回りも3%を超えていて、ギリギリ高配当と言える水準かと思います。
沖電気工業、IHIの防衛関連株も上がりました。IHIは利回りが低く、以前4,500円近辺に行った時に半分だけ売ろうと思ったらズルズル下がっていってしまって売れずじまいです。
売って他の株を購入できればよかったのですが、一旦時期を待ちたいと思います。

ポートフォリオ全体

評価額 含み損益 含み損益(%) 前日比 前日比(%)
32,442,912円 +11,346,965円 +53.79% +27,475円 +0.08%

配当情報

今日初めて3月期の配当が入ってきました。これから6月末まで少しずつ入ってくる予定なので、お伝えしていこうと思います。

受渡日 銘柄名 株数 受取額(税引き前) 受取額(税引き後)
2026/05/26 トヨタ自動車(7203) 200 10,000円 7,969円

こうしてみると、税金って痛いですね。

明日以降の注目ポイント

  • 3月期決算企業の配当入金が続々と続く予定。今日はトヨタが入金されましたが、ここから6月末にかけて配当のラッシュ。再投資資金が割安に放置されたバリュー株に向かうかどうかが最大の注目点
  • 6月下旬の株主総会シーズン。増配・自社株買いといった株主還元方針の発表が出やすい時期。東証PBR改革の流れもあって、今年は還元強化が続くか
  • 5/29(金)の月末リバランス。機関投資家の売買が膨らみやすい一日。需給で動く銘柄が出やすい
  • 中東情勢(ホルムズ海峡再開期待・米イラン交渉)の続報。原油・インフレ・金利を通じて株価に波及するため、定点観測
  • SBIホールディングス(8473)の第1四半期決算。PER6倍・配当性向20%と数字上は割安だが、27年3月期の大幅減益予想の中身を1Qでどう示すかを確認したい

まとめ

今日は6万5,000円を少し割れるだけで済みました。なんとなくですが、この6万5,000円あたりで踏ん張れたのが今の日本株の強さかと思いました。何かのきっかけで大きく崩れることがあるかもしれませんが、なにもなければさらに上値を試していく展開になりそうです。

今日の相場は「ソフトバンクGが1銘柄で日経平均を支える」一方で、AI半導体株はキオクシアの-5%に象徴されるように利益確定売りに押された日でした。そのぶんバリュー株——とくに建設(南海辰村建設・大末建設・大林組)と防衛関連(IHI・沖電気工業)——にじわっと資金が戻ってきた印象です。わたしのポートフォリオが+0.08%と日経平均(-0.25%)・TOPIX(-0.10%)をどちらも上回れたのは、まさにこの「資金が薄く戻ってきたタイミング」を捉えられたから、というのが正直な実感です。

5大商社のうち三菱商事と伊藤忠商事の2社が同時に下落TOP5入りという珍しい展開もありましたが、これは業績の悪化というより利益確定の需給要因とみています。健全な会社が需給で売られているなら、わたしのルール上は買い増しのチャンス。SBIホールディングスもPER6倍・配当性向20%と数字上は十分割安なので、第1四半期の中身次第で動きたいところです。

そして今日、最初の3月期配当(トヨタ)が入金されました。ここから6月末にかけて配当のラッシュが始まります。この入金された配当を、いまの相場のどこに置きにいくか——AI半導体の高値を追いかけるのではなく、地味でも安く放置されたバリュー株に再投資する、というスタイルを崩さずに続けていくつもりです。

いまの上昇は半導体・AI関連という狭いセクターに支えられているぶん、そこに変調が起きれば一気に崩れる脆さも同居しています。来週以降、バリュー株側にじわじわ資金が戻ってくるかどうかをじっくり見守りたいと思います。


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【2026年5月25日】エンジニアの高配当株ポートフォリオ記録|日経平均最高値更新!終値6万5千円超!(vs 日経平均・TOPIX)

今日のサマリー

日経平均は3日続伸し、史上初めて終値で6万5,000円台に到達!TOPIXも2月27日の終値ベースの最高値を更新しました。
上昇の主因は、米国とイランを巡る緊張緩和・停戦進展への期待により、地政学リスクと原油高懸念が後退したことです。
加えて、前週末の米国市場で半導体株が上昇し、SOX指数が最高値を更新した流れを受け、日本でもAI・半導体関連株に買いが集中しました。
ただバリュー株には資金が流れず、軟調な動きになってしまったため、わたしのポートフォリオと日経平均では大差がついてしまいました。

主要指数とポートフォリオの比較

指標 終値 前日比 騰落率
私のポートフォリオ 32,415,437円 +41,271円 +0.08%
日経平均 65,158.19円 +1819.12円 +2.87%
TOPIX 3,942.57 +50.11 +1.29%

人間ドック明けでバタバタしていたこともあり、5月25日当日の記録を取り損ねたまま日付が変わってしまいました…。翌日に証券口座で評価額だけは確認でき、32,415,437円(前日5月22日の32,374,166円との差は**+41,271円)でした。当日メモしていた騰落率は+0.08%**で、新規購入が約2.3万円分あったことを踏まえると、純粋な株価変動による含み損益の増分は約+1.9万円とおおむね整合する水準です。

AI半導体株が強く日経平均株価を大きく押し上げた一方、その辺りをほぼ持っていないわたしのポートフォリオはついていけず、市場全体との差が大きく開いた一日になりました。日経平均+2.87%、TOPIX+1.29%に対してわたしは+0.08%なので、相対パフォーマンスとしては大敗です。

本日の購入銘柄

AI半導体株が強いため相場全体が強いのかと思いきや、資金は半導体の一極に流れていて、バリュー株からはむしろ抜けていく形でした。そのため下がる株はしっかりと下がっており、今回はその下げ場面でインソース、オカダアイヨン、NSグループの3銘柄を購入しました。

インソース(6200)とオカダアイヨン(6294)は下げ局面での買い増しです。インソースは平均取得単価712円のところを約定622円、オカダアイヨンは平均2,183円のところを1,922円と、いずれも平均より安く拾えたので、結果としてナンピン買い(平均取得単価を下げる買い増し)になりました。先日も書いたとおり、業績・財務が健全なのに需給で売られている銘柄に限る、というルールで実行しています。

NSグループ(471A)は家賃債務保証サービスを行っている会社で、毎月の保証料が積み上がるストック型のビジネスモデルです。景気に左右されにくく収益が安定しやすい点と、収益率の高さが魅力で、今回は平均取得単価1,366円のところを1,434円で買い増ししました(こちらは平均より高い価格での買い増しなのでナンピンではありません)。

銘柄(コード) 約定株数 約定単価 平均取得単価
NSグループ(471A) 6 1,434 1,366
インソース(6200) 10 622 712
オカダアイヨン(6294) 4 1,922 2,183

私の高配当株ポートフォリオ実績

下落TOP5

記載し忘れました、ごめんなさい

上昇TOP5

こちらも記載し忘れました、ごめんなさい

ポートフォリオ全体

評価額 含み損益 含み損益(%) 前日比 前日比(%)
32,415,437円 +11,319,490円 +53.66% +41,271円 +0.08%

明日以降の注目ポイント

  • AI半導体株がどこまで上がるか。決算で期待を下回ったり「材料出尽くし」となれば、一気に利益確定売りが出やすい局面
  • トヨタ自動車(7203)の期末配当の支払い時期。例年通りなら6月下旬の支払いで、3月期決算企業の配当再投資が本格化するタイミング
  • 6月下旬から本格化する3月期決算企業の配当入金。再投資資金が割安に放置されたバリュー株に向かうかどうか

まとめ

日経平均が史上初めて終値で65,000円を超え、相場は新しい局面に入りました。ここから先について、上がり続けるシナリオと反落するシナリオの両方を、自分用にも整理しておきます。

① 上がり続けるシナリオ

  • 米SOX指数の最高値更新に引っ張られ、AI半導体株(東京エレクトロン・アドバンテスト・ディスコなど)への資金流入が続く
  • 円安基調が続けばグローバル銘柄(自動車・電機)に業績上方修正の期待が乗る
  • 3月期決算後の配当再投資・新NISAの継続買い付けが下支え
  • 東証のPBR改革を背景に、自社株買い・株主還元強化の発表が続く

② 反落するシナリオ

  • 一極集中の反動。日本の半導体製造装置株は予想PER40倍前後と歴史的にも高水準で、決算が期待を下回れば一気に利益確定売りが出やすい
  • 中東情勢の再燃で原油高・インフレ懸念がぶり返し、金利上昇でハイテク株が売られる
  • 円高転換でグローバル銘柄に逆風
  • 機関投資家の年金リバランス売り・利益確定売りが出る

過去のバブル局面と比べると、いまのエヌビディアの予想PERは約24倍で、ITバブル時のナスダック総合(68倍)やシスコ(100倍超)とは桁が違います。一方で日本の半導体製造装置株のPERは40倍前後と歴史的にも高水準で、同じ「半導体株」でも温度差があります。PERの読み方や業種別の目安、バブル時の異常な水準については先日まとめた【PERとは?業種別の目安・AI半導体株・バブル時の水準】も参考にしてみてください。

③ わたしのスタンス

一極集中の上昇相場では無理に追わず、地味でも安く買えるバリュー株を仕込み続ける——これがわたしの基本方針です。今日もインソースとオカダアイヨンを下げ場面でナンピン買いしました。AI半導体の上昇に乗れない悔しさはありますが、「安く買って、配当を受け取りながら、じっくり育てる」スタイルは相場の主役が変わるたびに崩れないので、長期では心の平穏にもつながります。

来週以降は3月期決算企業の配当入金が本格化する見込み。その資金で、割安に放置されているバリュー株を継続して買っていきます


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免責事項:本記事は個人の投資記録であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。投資はご自身の判断と責任で行ってください。

PERとは?初心者向けに計算方法と業種別の目安、AI半導体株・バブル時の水準までエンジニア投資家が解説

「PER(ピーイーアール)が低いと割安、高いと割高」——投資を始めるとすぐに出会う言葉ですが、いざ自分で銘柄を選ぼうとすると「で、何倍なら買っていいの?」「同じPERでも銀行と半導体で全然違うのはなぜ?」と迷ってしまいますよね。投資を始めた頃のわたしも、まさにそこでつまずきました。

この記事では、エンジニアとして働きながら高配当バリュー株への投資を続けているわたしが、PER(株価収益率)の意味と計算方法なぜ業種(セクター)によって標準的な値が違うのか、そして読者の方からリクエストのあったAI半導体株のPER水準バブルのときPERはどこまで上がるのかを、初心者の方にもわかるようにまとめました。

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【2026年5月22日】エンジニアの高配当株ポートフォリオ記録|日経平均最高値更新!原油価格・金利の上昇が一服し米国株続伸、AI半導体株続伸(vs 日経平均・TOPIX)

今日のサマリー

5/22の東京株式市場はアメリカとイランの戦争終結の思惑から、原油価格の下落、インフレ懸念による金利上昇が一服し、米国株が続伸。
そのためAI半導体株は上昇し、日経平均最高値を更新しました。フジクラも反発し+7.75%でした。
それとは逆にバリュー株には資金が流れず、わたしのポートフォリオは-0.30%でした。
資金の量は一定なので、どこかが買われればどこかが売られるという形かと思います。
特に悪材料もない中で売られるということは、安く買えるということで良いことではないかと思い、今日もナンピンしています笑。

主要指数とポートフォリオの比較

指標 終値 前日比 騰落率
私のポートフォリオ 32,374,166円 -97,545円 -0.30%
日経平均 63,339.07円 +1,654.93円 +2.68%
TOPIX 3,892.46 +38.65 +1.00%

NVIDIAの好決算から始まり、昨日と今日はAI半導体株が続伸しました。
AI半導体株をほとんど持っていないわたしとしては、日経平均やTOPIXと比較して大きくアンダーパフォームする結果となってしまいました。
AI半導体株を持っている方々は、売り時が難しそうですね。

本日の購入銘柄

本日は、4銘柄を購入しました。
ヒューリックは政策保有株を見直す株主の意向を受け、普通株式1,739万2,100株を海外投資家向けに売り出すと発表しました。
売出価格が1株1650円と決まったことにより、株価がその価格まで売られました。2024年末にも同じように急落したことがあったかと思いますが、結局はその後上昇しています。
一時的な需給の悪化は買いと判断しました。
安藤ハザマはいつも通り下がったら買いたい累進配当銘柄です。
王子HDも環境を大事にしたいという意志が伝わってくる良い会社なので応援したいです。高配当銘柄です。今期は中東情勢による影響を-150億円を見込んでいるため、PERが高くなってしまっていますし、配当性向も100%に近い形になっていますが、中東情勢の早期安定化が実現すれば、上方修正も可能性大だと思います。
そして、最後はいつも買っている東京建物です。

💡 ナンピン買いとは:保有している銘柄の株価が下がったときに買い増しをして、平均取得単価を下げる手法です。たとえば今日の東京建物は、平均取得単価3,585円のところを3,129円で買い増したので、平均取得単価が3,585円より下がります。下値で拾えれば反発時のリターンが大きくなる一方、下落が止まらない銘柄でやり続けると損失が膨らむ「ナンピン地獄」のリスクもあります。わたしは「業績・財務が健全なのに需給で売られた銘柄」に限ってナンピンするようにしています。

銘柄(コード) 約定株数 約定単価 平均取得単価
安藤ハザマ(1719) 4 1,739 1,823
ヒューリック(3003) 4 1,650 1,393
王子HD(3861) 10 777.1 860
東京建物(8804) 4 3,129 3,585

私の高配当株ポートフォリオ実績

下落TOP5

銘柄(コード) 保有数 終値 前日比(%) 評価損益 配当利回り
東洋製罐グループホールディングス(5901) 8 3,996 -348(-8.01%) +3,136 4.65%
電源開発(9513) 25 4,134 -258(-5.87%) +44,075 2.54%
ヒューリック(3003) 158 1,650 -87(-5.01%) +40,606 4.06%
東京海上ホールディングス(8766) 100 7,381 -316(-4.11%) +317,400 2.86%
エクシオグループ(1951) 40 2,664.5 -105.5(-3.81%) +54,100 3.00%

東洋製罐グループホールディングスは、昨日上昇した分をまるっと返す形で下落しました。
Jパワー(電源開発)は初期からずっと持っている銘柄です。利益確定売りでしょうか。売った資金で今のトレンドのAI半導体株へまわした可能性もあります。
ヒューリックについては先ほど述べたとおりです。
東京海上ホールディングスは、今期の減益が嫌気されたのでしょうか。ただ、増配はしてくれているので、下がっていくようでしたら買いのチャンスです。
エクシオグループは決算は悪くないものの、期待とのギャップで売られています。

上昇TOP5

銘柄(コード) 保有数 終値 前日比(%) 評価損益 配当利回り
フジミインコーポレーテッド(5384) 30 3,670 +420(+12.92%) +52,950 2.10%
日本取引所グループ(8697) 100 1,980.5 +103.5(+5.51%) +55,550 3.08%
大同信号(6743) 20 845 +33(+4.06%) +1,300 2.96%
楽天グループ(4755) 100 781.5 +29.3(+3.90%) -17,850 0.00%
三井倉庫ホールディングス(9302) 60 3,941 +143(+3.77%) +166,560 1.27%

わたしが持っている株の中で数少ないAI半導体株のフジミインコーポレーテッドが+13%近く上昇しました。
楽天グループは昨日大きく下がったものの、ほぼ戻しました。
三井倉庫ホールディングスも初期からずっと持っている銘柄です。高配当株のつもりで住友倉庫と一緒に買っていましたが、株価も上がって1.27%となってしまっていました。

ポートフォリオ全体

評価額 含み損益 含み損益(%) 前日比 前日比(%)
32,374,166円 +11,300,733円 +53.63% -97,545円 -0.30%

今日はヒューリックの下落がびっくりしましたが、理由はわかったのでよかったです。
東洋製罐グループホールディングスや楽天グループは下がれば上がる、上がれば下がるを体現してくれています。
基本的には安いところで拾うという方針で継続していきたいと思います。
いつの間にか高配当じゃなくなった高配当だと思ってた株は売って、他の銘柄を購入することも検討したいと思います。

📚 初心者向けワンポイント解説:「政策保有株」とは

政策保有株とは、企業が「純粋に値上がり益や配当を狙う投資」としてではなく、取引先や金融機関との関係を維持・強化する目的で保有している株式のことです。「持ち合い株」と呼ばれることもあります。たとえばA社がB社と長く取引を続けるために、お互いの株を持ち合う、といったケースです。

近年は、東京証券取引所やコーポレートガバナンス・コードが「政策保有株は資本効率を下げ、株主の利益にそぐわない」として縮減(売却)を強く求めています。そのため、政策保有株を見直して売る動きが市場全体で増えています。

ここで投資家として知っておきたいのは、「政策保有株が売られると、その対象になった銘柄の株価は一時的に下がりやすい」という点です。大量の株が市場に出てくる(=供給が増える)ぶん、需給が一時的に悪化するからです。

今日のヒューリック(3003)がまさにこれでした。ヒューリックの株を政策保有していた株主が保有を見直し、その株式(普通株式1,739万2,100株)を海外投資家向けに売り出すと発表。売出価格が1株1,650円に決まったことで、株価もその水準まで売られました(前日比-5.01%)。

ただし、これは会社の業績が悪くなったわけではなく、あくまで「株の供給が一時的に増えた」という需給要因です。事業の中身が変わっていないなら、売られたところはむしろ買いのチャンス——というのがわたしの判断で、今日は1,650円で買い増しました。ヒューリックは過去にも同じような売出しによる急落から株価を取り戻してきた、というのがわたしの認識です。需給の悪化が一巡すれば、本来の価値に戻っていくと考えています。

明日以降の注目ポイント

  • AI半導体株の続伸はどこまで続くか:NVIDIAの好決算をきっかけに、ここ2日はAI半導体株が相場をけん引しています。ただ一極集中の上昇は、過熱すると反動も大きくなりがちです。「どこまで買われるか」と同時に「いつ材料出尽くしになるか」も意識したいところです。
  • 配当再投資の資金がどこへ向かうか:3月期決算企業の配当が、これから続々と入金されます(わたしのポートフォリオでも来週以降に入る予定)。この配当を再投資する資金は、すでに買われ過ぎたAI半導体株よりも、出遅れて割安に放置されている高配当・バリュー株に向かいやすいと考えています。今日のように「悪材料がないのに売られた優良株」が増えているので、配当再投資の受け皿になりそうな銘柄を物色しておきたいです。
  • 日経平均が最高値更新を続けられるか:今日の63,339円は最高値圏ですが、AI半導体株頼みの上昇です。半導体が一服したときに指数全体がどう動くか(バリュー株が下支えにまわれるか)が来週の焦点になりそうです。

まとめ

今日の相場は、一本のストーリーでつながっていました。

出発点は中東情勢です。アメリカとイランの戦争が終結に向かうのでは、という思惑から、地政学リスクが後退しました。中東は世界有数の産油地域なので、緊張が和らぐと原油価格が下落します。

原油はあらゆるモノの価格に効いてくるので、原油安はインフレ懸念の後退につながります。インフレが落ち着けば、中央銀行が金利を上げ続ける必要も薄れるので、金利上昇への警戒も一服しました。

ここで効いてくるのが、金利とハイテク株の関係です。金利が下がる(上がらない)局面では、いま利益が小さくても将来の成長が大きいと期待されるグロース株=AI半導体株が買われやすくなります。こうして「中東リスク後退→原油安→インフレ懸念後退→金利一服→ハイテク買い」という流れが完成し、米国株が続伸、日経平均も最高値を更新しました。

ただ、この上昇はAI半導体株への一極集中です。資金の総量は一定なので、半導体に資金が集まったぶん、わたしの持っているようなバリュー株からはお金が抜けていきました(ポートフォリオ-0.30%)。

ですが、ここからが本題です。3月期決算企業の配当が、これから続々と入金されます。 わたしのポートフォリオでも来週以降に配当が入る予定です。この配当を再投資するとき、すでに買われ過ぎたAI半導体株に高値で飛びつくでしょうか? わたしはむしろ、出遅れて割安に放置されている高配当・バリュー株に資金が向かうと考えています。

つまり、いまバリュー株が売られているのは「配当再投資前の、最後の仕込み場」かもしれない——というのがわたしの読みです。来週からは配当マネーがバリュー株を押し上げてくれることを期待しつつ、今日も悪材料なく売られた優良株をコツコツ拾っています。


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免責事項:本記事は個人の投資記録であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。投資はご自身の判断と責任で行ってください。

【2026年5月21日】エンジニアの高配当株ポートフォリオ記録|日経平均・TOPIXともに急反発。OpenAI上場申請でソフトバンクGストップ高。NVIDIAの好決算でAI半導体株上昇(vs 日経平均・TOPIX)

今日のサマリー

5/21の東京株式市場は大幅反発で、日経平均は前日比+1,879.73円(+3.14%)の61,684.14円、TOPIXは+62.16pt(+1.64%)の3,853.81で終了しました。
主因は、米ハイテク株高・SOX指数上昇、米長期金利上昇の一服、トランプ大統領の「イランとの協議は最終段階に入っている」という発言から、戦争終結の期待が高まりました。それによる原油安によるインフレ懸念後退で、AI・半導体関連に買いが入りました。
個別ではソフトバンクGがOpenAIのIPO観測でストップ高となり、1銘柄で日経平均を800円強押し上げたほか、キオクシアも上場来高値を更新しました。

主要指数とポートフォリオの比較

指標 終値 前日比 騰落率
私のポートフォリオ 32,437,033円 +105,918円 +0.33%
日経平均 61,684.14円 +1,879.73円 +3.14%
TOPIX 3,853.81 +62.16 +1.64%

今日のサマリーに記載した通り、AI半導体株が強かったです。NVIDIAの決算が良かったことから、AI半導体株が買われ、さらにOpenAIの上場申請が早ければ明日の22日に行われるということで、ソフトバンクGがストップ高。この1社だけで、日経平均を800円ほど押し上げました。
TOPIXも上昇しましたが、AI半導体株に資金が流れる=バリュー株には資金が流れず買われないという形なので、わたしのポートフォリオはこのように日経平均・TOPIXともにアンダーパフォームしました。

本日の購入銘柄

このような上昇相場でも下がる銘柄はいくつもありまして、下がったら買いたい銘柄を買いました。

銘柄(コード) 約定株数 約定単価 平均取得単価
安藤ハザマ(1719) 4 1,763.5 1,843
王子HD(3861) 10 793.2 868
オカダアイヨン(6294) 4 1,930 2,200

安藤ハザマとオカダアイヨンは下げ止まらないですね。それでも安く買えると嬉しいので良いです。
王子HDは800円を割り込みました。年初来安値ですかね。森や環境を守る活動もしていて、応援したくなる企業です。

私の高配当株ポートフォリオ実績

下落TOP5

銘柄(コード) 保有数 終値 前日比(%) 評価損益 配当利回り
楽天グループ(4755) 100 752.2 -31.8(-4.06%) -20,780 0.00%
オプテックスグループ(6914) 6 4,295 -155(-3.48%) +10,782 1.51%
任天堂(7974) 20 7,274 -226(-3.01%) +4,700 2.23%
バローHD(9956) 10 3,605 -100(-2.70%) +11,360 2.11%
INPEX(1605) 230 3,885 -105(-2.63%) +493,350 2.78%

楽天は楽天モバイルの優待があるので、どれだけ下がっても売りません。
任天堂は一時期10,000円まで上がっていたのですが、いつの間に平均取得価格付近まで下がってしまいました。
バローHDは実家の近くにスーパーがあります。応援したくなる企業ですが、思ったより上がってしまっていて買い足せてません。
INPEXは戦争終結期待から下がりました。早く国際情勢落ち着いてほしいです。

上昇TOP5

銘柄(コード) 保有数 終値 前日比(%) 評価損益 配当利回り
東洋製罐グループホールディングス(5901) 8 4,344 +326(+8.11%) +5,920 4.28%
大同信号(6743) 20 812 +47(+6.14%) +640 3.08%
PILLAR(6490) 5 9,300 +480(+5.44%) +29,875 2.02%
東京きらぼしフィナンシャルグループ(7173) 10 11,130 +520(+4.90%) +92,400 2.16%
IHI(7013) 200 2,675 +120.5(+4.72%) +226,400 0.86%

IHIはやっと少しだけ戻しました。昨日、一昨日が底だといいのですが、2月後半をピークにずっと下がっていましたね。
東京きらぼしフィナンシャルグループは需給の悪化で上がらない銘柄だったはずですが、約5%のプラス。
後ほど考察したいと思います。

ポートフォリオ全体

評価額 含み損益 含み損益(%) 前日比 前日比(%)
32,437,033円 +11,397,490円 +54.17% +105,918円 +0.33%

5/20の決算について:東京海上ホールディングス(8766)

昨日(5/20)に東京海上ホールディングスが2026年3月期の本決算を発表しました。高配当株の代表格なので、内容を整理します。

項目 26/3期実績 前期比 27/3期予想
経常収益 8兆8,722億円 +5.1% -
経常利益 1兆3,486億円 -7.6% -
純利益 9,804億円 -7.1% 8,300億円(IFRS基準)
年間配当 218円 172→218円(+46円) 245円予想(+27円)
配当性向 42.3% - 55.5%予想

ポイント① 純利益は減益だが、中身は悪くない

純利益は-7.1%の減益でした。ただしこれは、前期にあった政策保有株式の売却益などの反動や、国内損保の自然災害影響によるところが大きいです。セグメント別では海外保険事業が経常利益+705億円(5,590億円)と好調で、グループ全体の稼ぐ力はむしろ強くなっています。

ポイント② 大幅増配+自社株買いで株主還元は強化

配当は172円→218円(+46円)と大幅増配。来期も245円予想と、累進配当の方針が明確です。さらに期末の自己株式数が約1,100万株→約5,500万株へと4,400万株ほど増えており、大規模な自社株買いを実施しています。減益でも還元を増やせるのは、財務の強さと利益の質の高さの表れです。

ポイント③ 来期予想はIFRS移行に注意

2026年3月期の有価証券報告書からIFRS(国際会計基準)を任意適用するため、27/3期予想(親会社所有者帰属当期利益8,300億円)は会計基準が変わっており、単純に前期比+56.2%とは読めません。ここは初心者が誤解しやすいポイントなので注意が必要です。

わたしの見方:減益というヘッドラインだけ見ると弱く見えますが、累進配当(218→245円)+大規模自社株買いという株主還元の強さは高配当株として申し分なし。配当性向55.5%予想はやや高めですが、保険大手の安定性を考えれば十分許容範囲だと思います。下がった局面では拾っていきたい銘柄です。

東京きらぼしフィナンシャルグループ(7173)の需給について

「需給の悪化で上がらないはず」だった東京きらぼしFGが、今日は+4.90%と大きく上昇しました。この背景には株式売出し(うりだし)という需給イベントの通過があります。

そもそも何があったのか

東京きらぼしFGは2026年5月8日に株式売出しを発表していました。適時開示によると、その内容は以下のとおりです。

  • 売出価格:1株 10,282円(2026年5月19日の終値10,600円から3.00%ディスカウント)
  • 売出総額:約565億円(引受人の買取引受による売出し)
  • オーバーアロットメント:824,700株(約85億円)
  • 申込期間:2026年5月20日〜21日
  • 受渡期日:2026年5月26日
  • シンジケートカバー取引期間:2026年5月22日〜6月19日

💡 株式売出し(うりだし)とは:既存の大株主などが保有する株式を、証券会社(引受人)を通じて広く投資家に売り出すこと。新株を発行する「公募増資」と違い、発行済株式数は増えないのでEPS(1株利益)の希薄化はありません。ただし、市場に出回る株数(流通量)が一時的に増えるため、需給が緩んで(供給過多になって)株価が下がりやすくなるのが一般的です。この「売り圧力が残っている状態」をオーバーハングと呼びます。

なぜ今日上がったのか

売出しは「発表〜価格決定〜受渡」のプロセスを経て進みます。価格決定(5/19)と申込期間の終了(5/21)で、需給を圧迫していたオーバーハングがほぼ解消に向かったことが、今日の上昇の最大の理由と考えられます。いわゆる「売出し通過による戻り(リバウンド)」です。

加えて、

  1. 全体相場の大幅高(日経平均+3.14%)に金融株として乗った
  2. 5/22からシンジケートカバー取引期間入り(引受人が株価安定のために買い支える可能性があり、需給の下支え期待)

という追い風も重なりました。

学べること

「需給イベント(売出し・公募増資)で売られていた銘柄は、イベント通過後に戻りやすい」というのは、覚えておくと役立つパターンです。発行済株式数が増えない売出しの場合、ファンダメンタルズ(業績・配当)は変わっていないので、需給の重しが取れれば本来の価値に戻りやすい、という理屈です。逆張りバリュー投資家にとっては、こうした「需給だけで売られている優良株」は狙い目になり得ます。

明日以降の注目ポイント

  • 日本の全国CPI・4月分(5/22発表予定):日銀の追加利上げ観測に直結する重要指標。インフレが市場予想を上回れば金利上昇→地銀・保険にプラス、不動産・REIT・グロースにマイナスの流れが意識されます。
  • OpenAIのIPO申請(早ければ5/22):今日ソフトバンクGをストップ高に押し上げた材料。実際に申請が出れば、関連銘柄の物色が続くか、それとも「材料出尽くし」になるかが焦点。
  • NVIDIA決算後のAI半導体株の持続性:好決算で大きく上昇した反動が出ないか。上昇が続けば日経平均はさらに戻りを試す展開。
  • 米長期金利・原油価格:トランプ大統領の「イラン協議は最終段階」発言で戦争終結期待→原油安→金利低下、という今日の流れが続くか。INPEXなど資源株には逆風、内需・グロースには追い風。
  • 東京きらぼしFGの需給:受渡期日5/26、シンジケートカバー取引期間(5/22〜6/19)入り。売出し通過後の値動きに注目。
  • 配当入金シーズン&5月権利取り:来週からトヨタ(5/26予定)など3月決算銘柄の配当入金が本格化。5月決算銘柄の権利付最終日も近づきます。

まとめ

本日は日経平均+3.14%・TOPIX+1.64%の大幅反発でしたが、ポートフォリオは+0.33%と小幅高にとどまり、両指数を大きくアンダーパフォームしました。NVIDIAの好決算とソフトバンクG(OpenAI上場観測でストップ高)を中心にAI半導体・グロース株に資金が一極集中したため、AI半導体をほとんど持たないわたしのバリュー株中心ポートフォリオは「蚊帳の外」だった一日です。

ただ、こういう日は悔しがっても仕方ありません。相場が強い日でも下がる銘柄は必ずあるので、今日も安藤ハザマ・王子HD(年初来安値圏)・オカダアイヨンと、下がった優良バリュー株を淡々と拾えました。指数に連動しない「あまのじゃく」な動きこそ、逆張りバリュー投資の腕の見せどころだと思っています。

個別では、東京海上の累進配当(218→245円)+大規模自社株買い、東京きらぼしFGの売出し通過による需給改善と、保有・注目銘柄に前向きな材料が確認できたのも収穫でした。

来週からは配当の入金が始まり(最初はトヨタで5/26予定)、5月決算銘柄の権利取りも近づきます。日経平均は61,000円台を回復しましたが、これが本格反発なのか一時的なリバウンドなのかはまだ読めません。引き続き相場の波に振り回されず、「事前期待との差分」と「需給」を見ながら、配当を着実に積み上げる方針でいきます。


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免責事項:本記事は個人の投資記録であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。投資はご自身の判断と責任で行ってください。

【2026年5月20日】エンジニアの高配当株ポートフォリオ記録|原油高、インフレ懸念、アメリカ金利上昇で日経平均5日続落(vs 日経平均・TOPIX)

今日のサマリー

5/20の日経平均は59,804.41円、前日比-746.18円(-1.23%)で取引を終えました。
朝の段階から日経平均、TOPIXともに弱くかなり下げてのスタートでしたが、その後は上下を繰り返して横ばいでした。
わたしのポートフォリオは朝方はそれほど下がらず-0.60%ほどでしたが、後場に入るとどんどん下落し、結果-1.37%でした。

NVIDIAの決算を控えて様子見なのか、AI半導体関連株は比較的売られて、日経平均指数を押し下げる形となりました。
原油高、インフレ懸念による金利上昇の思惑で、地銀は上昇しました。一方で、金利上昇メリットがあるはずのメガバンクは上がりませんでした(この理由は後ほど深掘りします)。
米30年物国債(長期金利)の利回りが、一時5.19%を記録し、世界金融危機直前の2007年7月以来、約19年ぶりの高水準に達しました。

金利上昇自体は株価に追い風にはならないと思いますので、早く戦争が終結して原油価格も安定すると良いなと思っています。

主要指数とポートフォリオの比較

指標 終値 前日比 騰落率
私のポートフォリオ 32,308,047円 -447,651円 -1.37%
日経平均 59,804.41円 -746.18円 -1.23%
TOPIX 3,791.65 -59.02 -1.53%

日経平均はソフトバンクGなどが売られ、指数を押し下げました。ですが、AI半導体関連株はすべてが売られたわけではなく、キオクシアやイビデンは上昇しました。
逆にフジクラは-8.5%と大きく下げました。

バリュー株は全体的に売られていました。金利上昇が予想される中で地銀は買われましたが、メガバンクは上がりませんでした。

本日の購入銘柄

今日はバリュー株が安かったので、買いたい銘柄がたくさんあったのですが、購入資金が足らずにあまり買えませんでした。
こういう機会はもったいないと思い、少し株を売ることにしました。こういった現金余力を持たずに、全部株にベットするのをフルポジ(フルポジション)といいます。

💡 フルポジションとは:投資資金のほぼ全額を株式などに投じ、現金(キャッシュ)の余力をほとんど持たない状態のこと。略して「フルポジ」とも呼ばれます。相場が上昇しているときはリターンを最大化できますが、暴落時や今日のような押し目のチャンスで「買いたいのに資金がない」状態に陥ります。さらに、急落時に精神的な余裕を失い、底値で狼狽(ろうばい)売りしてしまうリスクも高まります。一定の現金比率を保つことは、チャンスを掴むためだけでなく、心の安定のためにも大切です。

購入した銘柄はこちら

銘柄(コード) 約定株数 約定単価 平均取得単価
安藤ハザマ(1719) 4 1786.5 1,870
合同製鐵(5410) 2 2,675 3,534
明和地所(8869) 10 801 756

建設関連は全体的に売られている印象でした。大林組も売られていましたが、最近買って含み損に見えている安藤ハザマを買いました。
合同製鐵はだいぶ下げています。PBR0.27倍はすごいですね。下がった時は買おうかと思っています。
東京建物と同じくらい推している明和地所も買いました。

売却した銘柄はこちら

銘柄(コード) 約定株数 約定単価 平均取得単価
日置電機(6866) 1 11,660 -
三菱鉛筆(7976) 5 2,547 -

日置電機は1株しか持っていなかったですが、めちゃくちゃ上がってしまったのでなかなか買い足せないなと思っていました。
なので思いきって売ることにしました。また、三菱鉛筆も下がった時に買ってから買い足せなかったので、売りました。少しですがどちらも利確です。
現金余力がなさすぎて、少しずつ売るしかないですね。

私の高配当株ポートフォリオ実績

下落TOP5

銘柄(コード) 保有数 終値 前日比(%) 評価損益 配当利回り
PILLAR(6490) 5 8,820 -740(-7.74%) +27,475 2.13%
AREHD(5857) 100 3,465 -225(-6.10%) +158,200 3.90%
インフロニアHD(5076) 14 2,338.5 -132.5(-5.36%) +2,443 4.28%
クボタ(6326) 200 2,662.5 -144(-5.13%) +163,700 1.95%
住友化学(4005) 100 578.6 -31.1(-5.10%) +10,460 2.77%

PILLARはあまり持っていない半導体関連株です。最近AI半導体関連株が弱いため売られています。
インフロニアHDは、疑惑があって売られているのでしょうか。配当利回りは上がってきています。
その他の株は昔から持っているものが多く、評価損益の含み益はなかなかな金額になっています。

上昇TOP5

銘柄(コード) 保有数 終値 前日比(%) 評価損益 配当利回り
スカパーJSAT(9412) 100 4,190 +145(+3.58%) +352,900 1.15%
SPK(7466) 220 1,247 +43(+3.57%) +43,340 3.29%
オリックス(8591) 178 6,052 +138(+2.33%) +574,406 3.1%
大末建設(1814) 32 3,210 +60(+1.90%) -12,480 5.79%
太平洋セメント(5233) 48 3,970 +55(+1.40%) +18,048 3.02%

スカパーJSATは宇宙関連プラス防衛関連銘柄です。ずっと強くて、PERは44倍になってしまっています。6倍くらいになっていますが、売り時は分かりません。
SPKは安定の連続増配銘柄ですね。ずっと持ち続けます。
オリックスは金利上昇がプラスに働く形かと思います。だいぶ株価も上がってしまっていますが、配当利回りは3%を超えていて素晴らしいです。
建設関連でも大末建設は上昇していました。利回りは5.79%と高い水準です。下がった時に買いたいです。
太平洋セメントもセメント首位ですが割安です。下がった時に買いたいと思っています。

ポートフォリオ全体

評価額 含み損益 含み損益(%) 前日比 前日比(%)
32,308,047円 +11,291,288円 +53.73% -447,651円 -1.37%

🔍 今日の深掘り:金利上昇でもメガバンクが上がらなかった理由

「金利上昇=銀行株は買い」が投資のセオリーです。ところが今日は、地銀は上昇したのに、金利上昇メリットが大きいはずのメガバンク(三菱UFJ・三井住友FG・みずほ)は上がりませんでした。同じ銀行株でなぜ明暗が分かれたのか、考えられる理由を整理します(その日の値動きの真因は断定できないため、あくまで仮説です)。

① メガバンクは「材料出尽くし」

三菱UFJは前日5/19に上場来高値を更新したばかり。三井住友FG・みずほも5月中旬の好決算(大幅増配・自社株買い)で買われ尽くしました。「いい話」はすでに織り込み済みで、新規の買い材料が乏しい状態です。一方、地銀は出遅れていて「これから金利メリットを織り込む」余地がありました。

② 金利上昇の「質」が悪い

ここが一番重要な視点です。今日の金利上昇は「景気が強い→金利上昇」(良い金利上昇)ではなく、「原油高・インフレ・米財政懸念→金利上昇」(悪い金利上昇)でした。

悪い金利上昇は、銀行にとって「利ザヤ拡大」のメリットより先に「景気悪化→信用コスト(貸し倒れ)増加」の懸念を呼びます。特にメガバンクは国内外に巨大な企業向け融資を抱えるため、スタグフレーション(不況下のインフレ)懸念に弱いのです。

③ 地銀は「国内金利正常化」の純粋な恩恵を受けやすい

地銀の収益は「国内の預金・貸出の利ザヤ」がほぼすべて。日銀の利上げ=国内金利上昇は、地銀の利ザヤ改善にダイレクトに効きます。

一方メガバンクは、手数料収入・海外事業・トレーディング・投資銀行業務(三菱UFJのモルガン・スタンレーなど)と収益が多様化しているため、国内金利上昇の「効き目」が相対的に小さいのです。

④ グローバル銀行(G-SIB)への連想リスク

「米30年債が2007年7月以来の高水準」という枠組み自体が、世界金融危機(2008年)を連想させます。メガバンク3行はすべてG-SIB(グローバルなシステム上重要な銀行)で、海外債券の含み損や世界的な信用不安に巻き込まれやすい立場です。地銀はG-SIBではなく、グローバルなシステミックリスクから相対的に隔離されています。

⑤ 資金のローテーション(キャッチアップ買い)

上がり切ったメガバンクから、出遅れの地銀へ資金が回る動きです。地銀はPBRが低い銘柄も多く、バリュー妙味があります。

この現象から学べること

「金利上昇=銀行買い」というセオリーも、①金利上昇の理由(良い上昇か悪い上昇か) ②その銀行の収益構造(国内中心か、海外・手数料も多いか)によって効き方が変わります。昨日まとめた「金利上昇下でも不動産株が上がる」現象と同じで、教科書的な相関を鵜呑みにせず、実際の値動きから市場の本音を読み解くことが大切だと、今日も実感しました。

📚 初心者向けワンポイント解説:「システム1」と「システム2」(速い思考・遅い思考)

システム1とシステム2とは、行動経済学者ダニエル・カーネマンが著書『ファスト&スロー』で提唱した、人間の2つの思考モードのことです。

  • システム1(速い思考):直感的・自動的・瞬間的な思考。努力を必要とせず、感情に流されやすい。「株価が下がった→安い→買おう」と反射的に判断するのがこれ。
  • システム2(遅い思考):論理的・分析的・熟慮的な思考。エネルギーを使うため、意識的に起動しないと働かない。「なぜ下がったのか?業績は?財務は?本当に割安か?」と検証するのがこれ。

投資における「速い思考」の罠

わたしの稚拙なナンピン買いは、まさにシステム1の典型例だと反省しています。「下がったから安い」と反射的に買い増してしまうのですが、株価が下がるのには理由があります。その理由が一時的なものなのか、構造的な悪材料なのかを確認しないまま買うと、いわゆる「ナンピン地獄」(下がるたびに買い、含み損が膨らみ続ける状態)に陥りやすくなります。

そこで意識したいのが、買う前に一度立ち止まり、システム2を起動して「この下落は買う理由になるか?」を検証することです。具体的には、

  1. なぜ今日この銘柄は下がったのか(決算?セクター全体?市場全体?)
  2. 下落の理由は一時的か、構造的か
  3. 自分の投資ルール(PER・PBR・配当利回り・財務)に照らして本当に割安か
  4. 現金余力は足りているか(フルポジになっていないか)

この4点を確認するだけで、衝動的なナンピンをかなり防げます。

暴落時こそシステム2が重要

特に暴落時は、システム1が暴走しやすい場面です。恐怖に駆られて底値で投げ売りしてしまったり、逆に「安い!」と興奮して一気に資金を投じてフルポジになってしまったり——どちらも感情(システム1)に支配された行動です。

暴落は「優良株を安く買えるチャンス」であると同時に、「判断を誤りやすい危険な局面」でもあります。だからこそ、あらかじめ投資ルールを決めておき、暴落時はそのルール(システム2であらかじめ考えた基準)に従って機械的に動くのが理想です。感情が高ぶっているその場でゼロから考えるのではなく、平常時に作ったルールに判断を委ねる。これが、わたしのような感情に流されやすいタイプが暴落を乗り切るコツだと考えています。

明日以降の注目ポイント

  • 米FOMC議事録(5/21):前回会合でのメンバーのスタンスが焦点。インフレ警戒のタカ派的な内容なら、米長期金利がさらに上昇し、日本株にも波及します。逆にハト派的なら、金利低下で株式市場全体に追い風。
  • NVIDIAの決算:AI半導体相場の最大の試金石。今日もNVIDIA決算を様子見する形でAI半導体関連株が売られました。好決算なら巻き戻し上昇、失望ならフジクラなどの一段安リスク。日経平均寄与度の高い銘柄が多いため、指数全体への影響も大きい。
  • 日本の全国CPI・4月分(5/22発表予定):日銀の追加利上げ観測に直結する重要指標。市場予想を上回るインフレなら、金利上昇→銀行・保険にプラス、不動産・REIT・グロースにマイナスの流れが強まります。
  • 米長期金利・原油価格の動向:米30年債利回りが約19年ぶりの高水準(一時5.19%)。原油高が続けば「インフレ→金利上昇」の連鎖が止まりません。ここが落ち着くかどうかが相場全体のカギ。
  • 日経平均60,000円割れ後の値動き:心理的節目を割り込んだことで、次の下値メドを探る展開に。GW前の水準まで戻したことで、押し目買いが入って反発するか、一段安かの分岐点です。
  • 5月権利付最終日(5月決算銘柄):5月決算銘柄の配当・優待を狙うなら、権利付最終日までの保有が必要。権利落ち後の値動きにも注意したいタイミングです。

まとめ

本日は日経平均-1.23%・TOPIX-1.53%とそろって下落し、ポートフォリオも-1.37%と5月の調整局面が続いています。日経平均はついに60,000円の心理的節目を割り込み(終値59,804円)、ゴールデンウィーク前の水準まで逆戻りしました。原油高→インフレ懸念→金利上昇という連鎖に、NVIDIA決算を控えたAI半導体株の様子見売りが重なった一日でした。

利上げ局面で相対的に強いセクター

原油高・インフレによる金利上昇が続く場合、相対的に強いとされるセクターを整理しておきます。

  • 銀行・保険・証券(金融):金利上昇で利ザヤが拡大し、運用利回りも改善する典型的な「金利上昇メリット」セクター。
  • エネルギー・資源・商社:原油・資源価格の上昇がそのまま収益に直結。インフレに最も強い業種。
  • 食品・日用品などディフェンシブ株:価格転嫁力のある優良企業は、インフレ下でも利益を確保しやすい。
  • 高配当バリュー株全般:将来利益を割り引いて評価されるグロース株に比べ、足元の利益・配当で評価されるバリュー株は金利上昇に相対的に強い。

ただし注意したいのは、「金利上昇メリットセクター」でも、相場全体がリスクオフのときは一緒に売られるということ。今日のように地合いが悪い日は理屈どおりに動かないこともあるので、セクターの方向性は「中期のトレンド」として捉えるのが現実的です。

5月の権利取りと今後の方針

来週末にかけては5月決算銘柄の権利付最終日が近づきます。配当・優待を狙う場合は権利付最終日までの保有が条件になるので、保有銘柄の権利確定日を確認しておきたいところです。

5日続落で気持ちが折れそうになる場面ですが、こういう全体が売られる局面こそ、優良バリュー株を安く仕込むチャンスでもあります。一方で、わたしは今フルポジションに近く現金余力が乏しいため、今日のように「買いたいのに買えない」もどかしさも味わいました。来週から始まる配当の入金(最初はトヨタで5/26予定)も活用しつつ、現金比率とのバランスを取りながら、慌てず拾っていく方針です。日経平均60,000円割れが「底」になるのか「通過点」になるのかは分かりませんが、長期目線で配当を積み上げる戦略は変えずにいきたいと思います。


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【2026年5月19日】エンジニアの高配当株ポートフォリオ記録|AI半導体関連株下落、フジクラ-17%で4日続落(vs 日経平均・TOPIX)

今日のサマリー

AI半導体関連株の調整が進み、AI半導体関連株は全体的に下げていました。
特にフジクラは終値前日比-17%で、4日連続の下落となりました。
また、金利上昇の思惑から、メガバンク3社が上昇しました。
わたしの持ち株でも、三井住友FGが前日比+3.66%の5,942円、三菱UFJFGは上場来高値更新で、前日比+3.77%の3,108円で取引を終えました。
金利上昇は不動産関連株に悪影響をもたらすと思ったのですが、わたしが持っている東京建物や三井不動産、明和地所、MIRARTHホールディングスは全て上昇していました。

主要指数とポートフォリオの比較

指標 終値 前日比 騰落率
私のポートフォリオ 32,758,645円 +299,552円 +0.92%
日経平均 60,550.59円 -265.36円 -0.44%
TOPIX 3,850.67 +24.16 +0.63%

日経平均寄与度の高いAI半導体関連株が調整されたため、日経平均は4日続落でした。
TOPIXは銀行・保険・内需系を中心に広く買われ、+0.63%で4日ぶりの反発となりました。
わたしはAI半導体関連株をほとんど持っていないため、日経平均、TOPIXともにオーバーパフォームした日でした。

本日の購入銘柄

本日の購入銘柄はありません。

私の高配当株ポートフォリオ実績

下落TOP5

銘柄(コード) 保有数 終値 前日比(%) 評価損益 配当利回り
ツガミ(6101) 2 5,800 -360(-5.84%) +5,370 1.24%
沖電気工業(6703) 5 3,020 -170(-5.33%) +4,810 2.15%
IHI(7013) 200 2,561 -109.5(-4.10%) +203,600 0.90%
インフロニアHD(5076) 14 2,471 -66.5(-2.62%) +4,298 4.86%
メタウォーター(9551) 12 3,285 -75(-2.23%) -924 2.44%

わたしの持ち株でも珍しいAI半導体関連株に入りそうなツガミが今日の下落TOPでした。
国策である防衛銘柄の沖電気工業とIHIが下がっています。
IHIはずっと下がっている印象でした。2026年3月上旬につけた4,500円からずっと下がっています。
4,000円あたりで一度売ろうとしたのですが、ずっと下がり続けているので売るに売れません。
インフロニアHDは、疑惑の前田建設工業を子会社に持つ持ち株会社です。新しい材料が出たのかと調べていると、半年前にも同じような記事が載っていました。
【新証拠】八代市171億円官製談合 市の内部文書に記された“八代市議会のドン”と前田建設の「いびつな関係」

メタウォーターは昨日唯一買えなかった下水道銘柄です。
いつでも買えるように注目したいと思います。

上昇TOP5

銘柄(コード) 保有数 終値 前日比(%) 評価損益 配当利回り
キリンHD(2503) 100 2,749.5 +148(+5.69%) +68,650 2.76%
東洋製罐グループHD(5901) 8 4,003 +181(+4.74%) +3,192 2.85%
任天堂(7974) 20 7,519 +337(+4.69%) +9,600 2.15%
三井住友トラストG(8309) 100 5,715 +251(+4.59%) +266,400 3.24%
東京海上(8766) 100 7,949 +332(+4.22%) +374,200 2.65%

任天堂は去年の11月からずっと下がり続けていましたが、7,000円をサポートラインに少し上昇しました。
去年の11月は14,000円ほどだったので、この半年で半分になったという形になります。
金利上昇の思惑から、三井住友トラストG、東京海上は買われました。TOP5には入らなかったのですが、三菱UFJFGは上昇8位、三井住友FGは上昇10位でした。

ポートフォリオ全体

評価額 含み損益 含み損益(%) 前日比 前日比(%)
32,758,645円 +11,745,433円 +55.90% +299,552円 +0.92%

📚 初心者向けワンポイント解説:「サポートライン」とは

サポートライン(支持線)とは、株価や指数が下落していくときに「ここで下げ止まりやすい」とされる価格帯のことです。日本語では「下値支持線」とも呼ばれます。反対に、上昇しているときに「ここで止まりやすい」価格帯はレジスタンスライン(抵抗線)といいます。

なぜサポートラインが生まれるのか

サポートラインは「過去に何度も買い支えが入った価格」であることが多く、市場参加者の心理が反映されてできあがります。

  • 過去に強く反発した価格:「前回もここから戻ったから今回も買おう」という連想買いが入りやすい
  • キリの良い数字:日経平均なら60,000円・61,000円のような節目
  • 移動平均線(25日線・75日線・200日線):機関投資家が意識する自動的な目安
  • 過去のもみ合い期間の安値:何度も売買が交錯した「出来高が厚い帯」

サポートラインの「割れる」と「効く」

サポートラインは絶対ではありません。価格が割り込んでしまうと、今度は逆にレジスタンスラインに変わることが多いです。本日の日経平均がまさにそうで、昨日「61,000円のサポート」を割ったあとは、戻ろうとしても61,000円が壁になって押し戻されました。これを「サポレジ転換」といいます。

逆に、サポートラインで何度も反発できれば「強いサポート」として信頼度が増し、長期保有の投資家にも安心材料になります。

本日のチャートで見るサポートライン

  • 任天堂(7974):去年11月の14,000円から下落を続け、本日は7,000円付近を底に反発、終値7,519円(+4.69%)。「7,000円が当面のサポート」として機能しているかが今後のポイント。
  • **IHI(7013)**:3月の4,500円から下落が続き、今日も-4.10%。明確なサポートラインを割り込んだ状態で、次の支持帯を探っている段階。
  • 日経平均:60,000円が次の節目。ここを割り込むと一段安リスクがあり、逆に守れれば短期的な底入れの目処になります。

バリュー株投資家としての使い方

わたしのような長期保有のバリュー株投資家にとって、サポートラインは「買い場の目安」として活用するのが一番です。例えば「過去2年で何度も反発している価格」まで下げてきた割安・高配当銘柄は、リスクリワードが良くなりやすいです。任天堂のように半年で株価が半値になっても、サポートラインで反発するなら長期目線では拾い場の可能性もあります。

ただし、サポートラインは「割れたら早めに撤退する」というルールとセットで使うのが安全です。「サポートを信じてナンピンしたら、そのまま底なし沼にハマる」というのが、初心者が陥りやすい失敗パターンだからです。

🔍 今日の深掘り:「金利上昇下で不動産株が上昇した」のはなぜか

教科書的には金利上昇は不動産株にとって逆風です。借入コスト増加、割引現在価値の低下、REITとの利回り競争でいずれもネガティブに作用するためです。実際、昨日(5/18)は東京建物・三井不動産・MIRARTH HD・ヒューリックなど主要不動産株がそろって下落しました。

ところが本日は同じ「金利上昇」のニュースが流れる中で、わたしの保有する不動産株はほぼ全銘柄が上昇しました。

銘柄 5/18騰落 5/19騰落
東京建物(8804) 下落 上昇
三井不動産(8801) 下落 上昇
明和地所(8869) 下落 上昇
MIRARTH HD(8897) +6.60% 続伸
ヒューリック(3003) 下落 上昇

「金利上昇=不動産売り」というシンプルな相関では説明できない動きです。考えられる要因を5つ整理しました。

① 賃料インフレ期待が金利上昇分を上回る

日本では2023年頃からじわじわとインフレが定着し、東京都心のオフィス賃料・マンション賃料が上昇基調にあります。「賃料の上昇率が金利上昇分を上回るなら、不動産会社の実質利益は増える」という構造が成り立ちます。

特に三井不動産・東京建物のような都心オフィスビル保有銘柄は、空室率低下+賃料改定で増収余地が大きく、金利上昇の負担を吸収できる体力があります。「金利上昇」のニュースが流れたタイミングで、市場参加者が「それ以上に賃料が上がるはず」と再評価した可能性があります。

② 「悪材料出尽くし」と需給の改善

5/14の三井不動産-9.99%を皮切りに、不動産セクターは決算後に大きく売られました。昨日(5/18)も金利上昇懸念でさらに下落。売りたい人がほぼ売り尽くした状態になっていたため、本日は買い戻し(ショートカバー)と押し目買いが入りやすい地合いでした。

短期的な需給の偏りが解消されると、ファンダメンタルズが評価されやすくなります。これは典型的な「悪材料出尽くし」相場の動きです。

③ 金利上昇=日本経済の回復シグナル

ここがいちばん重要な視点だと考えています。日銀の利上げや長期金利上昇は、本来「日本経済が健全に成長している」というポジティブシグナルです。

長らくデフレに苦しんできた日本では「ゼロ金利=経済が弱い」という構造が続いてきました。逆に金利が上がるということは、賃金上昇・消費拡大・企業業績改善のサイクルが回り始めている証拠でもあります。強い経済 = オフィス需要・住宅需要・商業施設需要の拡大につながるため、不動産会社にとっては中長期的にプラスに働きます。

「金利上昇=不動産にネガティブ」という米国流の発想を、日本にそのまま当てはめると本質を見失うことがあります。

④ PBR1倍割れ・バリュー株への資金回帰

東証は2023年以降、PBR1倍割れ企業に対して資本効率改善を強く求めています。不動産株はもともとPBR0.8〜1.2倍と割安な銘柄が多く、「東証改革テーマ」のバリュー株として再評価されやすい状況です。

AI半導体関連株(フジクラPER70倍など)から利益確定された資金が、PBR1倍前後の不動産・金融・建設に回帰するバリュー・ローテーションが今日もはっきり観察されました。三井不動産がPBR1倍前後、東京建物がPBR0.9倍前後、ヒューリックがPBR1.1倍前後と、いずれも東証改革の文脈で買いやすい水準です。

⑤ 円安・インバウンド需要の構造的追い風

円安局面では、海外投資家から見ると日本の不動産は「世界で最も割安な先進国不動産」になります。実際に外国資本によるオフィスビル・ホテル・賃貸住宅の取得が活発化しています。

加えて、訪日外国人数が過去最高ペースで推移しており、ホテル・商業施設・物流不動産の収益が押し上げられています。三井不動産(ららぽーと・ラゾーナ・三井アウトレットパーク)、東京建物(ホテル・商業)、ヒューリック(観光・ホテル含む多角化)は特にこの恩恵を受けやすい構造です。

投資家としての示唆

今日の動きから得られる示唆は3つあります。

  1. 「教科書的な相関」を鵜呑みにしない:金利上昇=不動産売りという単純な式は、日本市場では成り立たないケースが多い。実際の値動きを見て、市場が何を織り込んでいるかを読み解く必要がある。
  2. 「悪材料出尽くし」を意識した押し目買い:金利上昇懸念が一巡したタイミングでの不動産株は、リスクリワードが良くなりやすい。昨日まとめて買い増した東京建物・前澤工業などが今日早速上昇したのは、この典型例。
  3. 賃料インフレ・PBR改革・インバウンドの3点セット:日本の不動産株を見るときは、金利だけでなくこの3要素を必ずチェック。金利上昇を「中長期の追い風」と読み替えられるかで、投資判断が分かれます。

正直、今日の動きは予想外で「金利上昇したのに、なんで不動産が買われるんだろう?」と最初は戸惑いました。こういう「セオリーに反する値動き」こそ、市場の本音が現れているので、丁寧に分解して理解しておきたい場面だと感じています。

明日以降の注目ポイント

3月期の本決算ラッシュはほぼ終わりましたが、来週から3月決算銘柄の配当受け取りシーズンに入ります。マクロ材料も多く控えており、相場の方向性を決める重要な週になりそうです。

  • 東京海上HDの本決算(5/20):保険セクター・3月期決算ラッシュの大トリ。累進配当・自社株買い継続の有無、来期予想がポイント。今日も三井住友トラストG・東京海上などが買われたように、金利上昇は保険・銀行にプラス。好決算なら金融セクター全体の地合いを一段と押し上げる可能性。
  • 米国FOMC議事録(5/21):FRBメンバーのスタンスが焦点。タカ派的なら米長期金利がさらに上昇し、日本の金融株には追い風、不動産・REITには逆風。
  • 5/22以降の中小型決算:本決算は終盤戦に入り、知名度の低い中小型バリュー株が中心。事前期待が低い分、サプライズに反応しやすい時期です。
  • 日経平均60,000円ライン:今日も4日続落で60,550円。60,000円を守れるかが短期トレンドの分水嶺。
  • 配当受け取りシーズン開始:3月決算銘柄の配当支払開始が来週から本格化。配当のサプライズ増配があった企業は、配当落ち日後の値動きにも注目。
  • 長期金利・原油価格・為替:日米10年国債利回り、WTI原油、ドル円。マクロ環境が引き続き不動産・リース・REITの重しになりやすい局面です。

まとめ

本日は日経平均-0.44%・TOPIX+0.63%と指数が逆向きに動く中、ポートフォリオは+0.92%でしっかりプラスを確保できました。AI半導体関連株(フジクラ4日続落-17%、ツガミ-5.84%)の売りが続く一方で、金利上昇思惑から三井住友FG・三菱UFJ(上場来高値更新)・三井住友トラストG・東京海上といった金融・保険セクターが買われ、わたしのバリュー株中心のポートフォリオには明確な追い風となりました。先週から書いている「金利上昇でバリューが買われる」流れが、本日もっとも分かりやすく現れた一日と言えます。

意外だったのは、金利上昇で逆風になりやすい不動産株(東京建物・三井不動産・明和地所・MIRARTH HD)まで上昇したこと。「悪材料はすでに織り込み済み」という解釈か、あるいは賃料収入の上振れ期待でしょうか。いずれにしても、昨日まとめて買い増した不動産銘柄が今日上昇してくれたのは、ナンピンの効果が早速出た形です。

中間配当の受け取り

ところで、本日は8月決算銘柄の中間配当をいただきました。

  • マニー(7730):30株 → 407円
  • ビックカメラ(3048):35株 → 558円

8月決算銘柄は少なくてこれくらいですが、定期的に受け取りたいので、決算月も分散したいですね。3月決算銘柄の配当受け取りも来週くらいから始まると思います。最初はだいたいトヨタで、5/26になりそうです。受け取ったら現金比率を増やすか、再投資をするかを検討したいと思います。

(現金比率増やしたいけど、買わない我慢ができるかどうか…)

明日は東京海上HDの本決算(5/20)、明後日は米FOMC議事録(5/21)と、相場の方向性を決める材料が続きます。引き続き「事前期待との差分」を見ながら、配当キャッシュフローを着実に積み上げていきます。


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【2026年5月18日】エンジニアの高配当株ポートフォリオ記録|キオクシアストップ高も金利上昇で本日-1.9%(vs 日経平均・TOPIX)

今日のサマリー

今日は日経平均、TOPIXともに朝から弱く、わたしのポートフォリオは-1%超で開始しました。
理由は原油高によるインフレ懸念、それに伴う金利上昇、先週末に米国ハイテク株が弱かったなどがあります。
後場はさらに弱くなり、結果-1.90%の-628,458円となりました。

わたしの持ち株ではないのですが、キオクシアは先週末の好決算を受けて、ストップ高まで上がりました。
キオクシアの決算から他のAI半導体株も上昇するかと思ったのですが、そうはならなかったようです。

主要指数とポートフォリオの比較

指標 終値 前日比 騰落率
私のポートフォリオ 32,459,093円 -628,458円 -1.90%
日経平均 60,815.95円 -593.34円 -0.97%
TOPIX 3,826.51 -37.46 -0.97%

今日は日経平均、TOPIXともに-0.97%で引けました。今日のサマリーに記載したとおり、弱く始まったのですが、
エミンさんがいうサポートラインの61,000円を早々と割り込み、逆に61,000円が壁になって最後押し戻されました。
明日は上昇すれば良いのですが、60,000円を割り込むようなことが起こると一気に値下がりしてしまうかもしれません。

本日の購入銘柄

本日はいろいろ安くなっていたので、たくさん買ってしまいました…
安い時はいつでも買いたいショーボンドHD、オカダアイヨン。
たまたま安くなっていた、ヒューリックと合同製鐵。
ヒューリックは現在150株ほど持っていて、300株で優待がもらえるので、そこまでがんばりたいです。
下水道銘柄の月島HD、前沢給装、前澤工業。
いつでも買いたい東京建物の8銘柄です。東京建物のナンピンが酷くて、もうすでに含み損が-32,512円になってしまいました。
本来であれば、下がってから上がったところ(下げ止まったところ)で買えるといいのですが、忘れてしまうのでとりあえず下がったら喜んで買うようにしています。

銘柄(コード) 約定株数 約定単価 平均取得単価
ショーボンドHD(1414) 4 1,283.5 1,376
ヒューリック(3003) 4 1,722.5 1,386
合同製鐵(5410) 2 2,762 3,606
オカダアイヨン(6294) 4 1,984 2,218
月島HD(6332) 2 2,787 2,879
前沢給装(6485) 4 1,442 1,554
前澤工業(6489) 4 1,623 1,941
東京建物(8804) 4 3,105 3,613

私の高配当株ポートフォリオ実績

下落TOP5

銘柄(コード) 保有数 終値 前日比(%) 評価損益 配当利回り
丸井グループ(8252) 22 2,761.5 -257.5(-8.53%) +5,467 4.74%
オリコン(4800) 10 1,008 -87(-7.95%) +1,750 3.57%
三菱HCキャピタル(8593) 570 1,336.5 -89.5(-6.28%) +275,025 3.37%
ホンダ(7267) 160 1,342.5 -87.5(-6.12%) -2,480 5.21%
三菱商事(8058) 190 5,500 -349(-5.97%) +611,420 2.27%

丸井グループは先週末に決算を発表しました。悪い決算ではないかと思いましたが、5/15の記事でも書いたように高い配当性向が嫌気されているのかもしれません。
丸井グループといえば、DOE採用銘柄のはしりだと思います。業績に依存しない配当を出すことの安心感もあると思いますので、さらに下がったら買い増していきたいと思います。

三菱HCキャピタルも悪い決算ではないと思いますが、市場の期待を越えられなかったということでしょうか。
連続増配は継続してくれているので、下がったときに買いたいと思います。ただ、以前買おうかどうか迷っていたのが1,000円付近だったので、そこから考えると株価はだいぶ上がってしまいました。

三菱商事は5/13にバークシャー・ハザウェイ系の会社が大量保有報告にて買い増ししていることがわかり、上昇しました。
5/15には年初来高値6,012円をつけていて、その反動があったと思います。
また、今日は商社株が全体的に売られていました。

上昇TOP5

銘柄(コード) 保有数 終値 前日比(%) 評価損益 配当利回り
ジーテクト(5970) 4 2,042 +139(+7.30%) +864 4.41%
MIRARTHホールディングス(8897) 20 420 +26(+6.60%) +720 5.00%
DIC(4631) 22 4,443 +244(+5.81%) +17,006 3.15%
ニレコ(6863) 5 2,517 +114(+4.74%) +2,170 3.38%
ほぼ日(3560) 2 4,100 +135(+3.40%) +1,330 2.20%

ジーテクトは先週末引け後に決算を発表していて、12円もの増配を発表しています。
MIRARTHホールディングスは以前500株ほど持っていましたが、損益通算のために売ってから買い戻せていませんでした。
いつの間にかかなり株価が上昇してしまっています。
DICは先週末場中の決算発表から引き続き買われています。

ポートフォリオ全体

評価額 含み損益 含み損益(%) 前日比 前日比(%)
32,459,093円 +11,445,881円 +54.47% -628,458円 -1.90 %

📚 初心者向けワンポイント解説:「金利」とは

金利とは、お金を借りたり預けたりするときの「使用料」のこと。「100万円を1年間借りるのに3万円払う」場合、金利は年3%です。経済全体に影響する基準となる金利は、各国の中央銀行(日本なら日本銀行、米国ならFRB)が政策によってコントロールしています。

長期金利と短期金利の違い

項目 短期金利 長期金利
期間 1年以下 1年超(特に10年が基準)
決まり方 中央銀行の政策金利で直接決まる 市場(債券市場)で需給によって決まる
代表的な指標 日銀の政策金利、無担保コール翌日物 10年国債利回り
反映するもの 現在の金融政策 将来の経済成長・インフレ・財政の予想

短期金利は「中央銀行が直接コントロールできる金利」、長期金利は「市場参加者の予想を反映する金利」と覚えると分かりやすいです。今日のように「原油高でインフレ懸念→長期金利上昇」という流れは、市場が「将来のインフレ率が上がる」と予想したからこそ起こる現象です。

株価と金利の関係性

金利が上がると、株価には基本的に逆風が吹きます。理由は主に3つです。

  1. 割引現在価値の低下:株価は「将来の利益を現在価値に割り戻したもの」。割引率に金利が含まれるため、金利が上がると同じ将来利益でも現在価値が下がります。
  2. 債券との相対魅力:金利が上がると債券の利回りが上がるため、リスクのある株式から安全な債券へ資金が移動します。
  3. 借入コスト増加:企業の利払い負担が増えて利益が圧迫されます。特に借入金の多い不動産・リース・電力・通信のような業種は直接的な逆風。

セクター別の影響

  • 金利上昇が追い風銀行・保険(運用利回り改善、利ザヤ拡大)
  • 金利上昇が逆風不動産・REIT・リース・電力(借入コスト増・割引現在価値低下)、ハイグロース株(将来利益への割引率が高くなる)
  • 比較的中立商社・素材・自動車(事業特性次第)

今日のわたしのポートフォリオが-1.90%と大きく下げた背景には、不動産(ヒューリック・東京建物・MIRARTH・三井不動産)、リース(三菱HCキャピタル・みずほリース)、建設・素材といった「金利上昇に弱いセクター」を多く保有していたことがあります。一方で、銀行株は今日も比較的底堅く推移しました。「セクターごとに金利の影響が逆向きに出る」ことを理解しておくと、相場の波に振り回されにくくなります。

バリュー株投資家としての金利上昇への向き合い方

わたしのような高配当バリュー株投資家にとっては、金利上昇は短期的にネガティブでも、中期的にはメリットもあります。

  • 配当利回りの実質的な魅力低下:例えば配当利回り4%の株は、10年国債利回りが1%のときは「+3%のリスクプレミアム」ですが、長期金利が2%まで上がると「+2%」に縮みます。
  • ただし、増配が進めば自分の取得価格に対する利回り(YOC)は時間とともに上がるため、長期保有なら金利水準の影響は限定的。
  • 金利上昇による株価下落局面は、「優良株を安く仕込めるチャンス」でもあります。本日わたしが8銘柄をまとめて買ったのも、この発想からです。

明日以降の注目ポイント

  • 日経平均60,000円ライン:今日は61,000円のサポートを早々と割り、61,000円が逆に上値抵抗になりました。明日以降60,000円を割り込むと、短期トレンドが下向きに変わるリスクあり。逆にここで反発できれば「金利上昇は織り込み済み」というメッセージになります。
  • 長期金利の動向:原油高によるインフレ警戒で日米とも長期金利が上昇。日本の10年国債利回りが続伸するなら、不動産・リース・REITへの売り圧力が継続。金利が落ち着けば押し目買いのチャンス。
  • 東京海上HDの本決算(5/20):保険セクターの本命銘柄。累進配当・自社株買い継続の有無、来期予想がポイント。金利上昇は保険会社の運用にプラスなので、好材料を出せれば金融セクター全体の地合いを改善する可能性。
  • 米国FOMC議事録(5/21):利下げに対するFRBメンバーのスタンスが焦点。タカ派的な内容なら米長期金利がさらに上昇し、日本の金利・株価にも影響。
  • 3月期決算の最終週:今週で本決算ラッシュは終盤戦。中小型バリュー株の決算が中心で、サプライズ余地が大きい時期。保有銘柄のカレンダーチェック必須。
  • 原油価格・為替:WTI原油の動きと、円ドル相場(特に150円台後半に近づくと日銀の介入観測も)。インフレ・金利を経由して株式市場全体に波及するため要チェック。

まとめ

本日は日経平均-0.97%・TOPIX-0.97%に対してポートフォリオは-1.90%と、指数を約1%アンダーパフォームする厳しい一日でした。原油高→インフレ懸念→金利上昇というマクロ要因に、不動産・リース・建設といったわたしの主力セクターが直撃された格好です。

ただし、こういう「金利上昇でバリュー株が一斉に売られる」局面こそが、長期投資家にとっては仕込み場でもあります。本日はショーボンドHD、ヒューリック、合同製鐵、オカダアイヨン、月島HD、前沢給装、前澤工業、東京建物の8銘柄をまとめて買い増しました。短期的には逆風でも、増配方針が継続している銘柄は時間が味方をしてくれるというのが高配当株投資の基本だと考えています。

一方で、丸井グループや三菱HCキャピタルのように先週末に決算を出した銘柄が今日大きく売られた点には注意が必要です。「良い決算でも、来期予想が物足りなければ売られる」という今期決算ラッシュ全体の傾向が、本日も続いています。事前期待が高い銘柄ほど、決算後の反応に細心の注意を払いたいところです。

明日以降は日経平均60,000円の攻防、東京海上HDの決算(5/20)、米FOMC議事録(5/21)と相場の方向性を決める材料が続きます。「下がったら買う」を機械的に続けるのではなく、原油・金利・為替のマクロ環境も意識しながら、ポートフォリオの底上げを狙っていきます。


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免責事項:本記事は個人の投資記録であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。投資はご自身の判断と責任で行ってください。