【2026年9月18日】高配当株PF記録|日銀利上げで日経+1.38%もTOPIXはマイナス0.07%、PFマイナス0.71%で対日経マイナス2.09pt、8銘柄ナンピン

今日のサマリー

日経平均はプラス882円70銭・プラス1.38パーセントの65,018円95銭で、大幅に3日続伸でした。上げ幅は一時1,300円を超え、高値は65,436円57銭まで伸びています。

材料は、日銀の金融政策決定会合です。政策金利を0.25パーセント引き上げて1.25パーセントとすることが決まりましたただし審議委員2人が反対票を投じたと伝わっていて、市場はここを「今後の利上げペースは緩む」と読んだようです。結果として円売りが進み、株にとっては逆風にならなかった——そういう受け止め方でした。

もうひとつ、米NVIDIAの好材料がAI半導体に波及しています。アドバンテストなどのAI関連に買いが入り、レーザーテックには証券会社の目標株価引き上げも出ました。

ここまでなら、気持ちのいい一日に聞こえますところが、TOPIXはマイナス3.05・マイナス0.07パーセントの4,091.14で下げているのです。

日経平均がプラス1.38パーセントで、TOPIXがマイナス0.07パーセント差は1.45パーセントポイントしかも方向が逆です。この55営業日を振り返ると、日経がプラスでTOPIXがマイナスという逆行は、8月17日に次いで2度目でした。値がさのAI半導体だけが買われ、それ以外の大多数は売られていた——指数の見た目と、中身が完全に食い違った一日です。

そして、わたしのポートフォリオはマイナス268,195円・マイナス0.71パーセントでした。

対日経マイナス2.09パーセントポイント、対TOPIXマイナス0.64パーセントポイント両方に負けました

このマイナス2.09ポイントという数字には、見覚えがあります9月7日とまったく同じです。あの日も日経がプラス2.12パーセントで、わたしはプラス0.03パーセント——AI半導体一極の相場で置いていかれた日でした。9月の最悪タイということになります。

昨日9月17日に12営業日ぶりの最高値を更新した評価額37,856,978円は、1日で明け渡しました今日は37,645,491円です。

今日の3大トピックは:

  1. 日銀が政策金利を1.25パーセントへ引き上げ、日経平均はプラス1.38パーセントで大幅3日続伸。ところがTOPIXはマイナス0.07パーセントの逆行安で、AI半導体の値がさ株だけが買われた相場だった
  2. わたしのポートフォリオはマイナス0.71パーセントで対日経マイナス2.09パーセントポイント。9月7日と並ぶ9月の最悪タイで、昨日更新したばかりの評価額の最高値も1日で明け渡し
  3. 8銘柄30株・合計55,652円を買い増し。全8銘柄が平均取得単価を下回る水準でのナンピンで、うち月島HDとショーボンドHDの2銘柄は今日の下落TOP5にも入っている

配当は、GMOフィナンシャルホールディングス(7177)から税引後462円が入金しました。

主要指数とポートフォリオの比較

指標 終値 前日比 騰落率
私のポートフォリオ 37,645,491円 -268,195円 -0.71%
日経平均 65,018.95円 +882.70円 +1.38%
TOPIX 4,091.14 -3.05 -0.07%

日経平均に対してマイナス2.09パーセントポイント、TOPIXに対してマイナス0.64パーセントポイント

日経平均に大きく負けたのは、理屈としては分かりますわたしのポートフォリオは194銘柄の分散で、AI半導体の値がさ株の比重は小さいからです。8月18日の解説に書いたとおり、日経平均は価格の高い株の影響を強く受ける価格加重型の指数で、そこだけが買われた日に、わたしが追いつけるはずがありません

気になるのは、TOPIXにも0.64ポイント負けていることです。TOPIX自体がマイナス0.07パーセントとほぼ横ばいだったのに、わたしはマイナス0.71パーセントつまり今日は、「AI半導体以外」のなかでも、さらにわたしの持っている側が弱かったことになります。

実際、今日の下落TOP5には、下水道・インフラ補修・化学・機械といった、わたしの中核が並びました昨日買われた出遅れセクターの反動と、日銀の利上げを受けた内需バリューの手仕舞いが重なった——そう理解しています

55日累計で対日経+16.98pptへ縮小

日付 日経平均 TOPIX ポートフォリオ 対日経差
7/2〜7/30 -8.56%累計 -0.94%累計 +5.20%累計 +13.76ppt累計
7/31(木) +4.03% +1.29% +0.06% -3.97ppt
8/3(月) -0.94% -1.08% -1.22% -0.28ppt
8/4(火) +0.32% +0.04% -0.49% -0.81ppt
8/5(水) +3.66% +2.13% +1.20% -2.46ppt
8/6(木・記事なし) -0.93% +0.19%(推計) +1.17% +2.10ppt
8/7(金) -0.12% +0.47% +0.70% +0.82ppt
8/10(月) +2.08% +0.63% -0.09% -2.17ppt
8/12(水) +0.83% +0.94% +0.61% -0.22ppt
8/13(木) +1.16% +0.89% +0.48% -0.68ppt
8/14(金) +0.59% +0.51% +0.28% -0.31ppt
8/17(月) +0.74% -0.31% -0.42% -1.16ppt
8/18(火) -2.54% -1.05% -0.15% +2.39ppt
8/19(水) -3.16% -3.09% -2.47% +0.69ppt
8/20(木) +1.36% +1.18% +1.35% -0.01ppt
8/21(金) -0.30% +0.19% +1.02% +1.32ppt
8/24(月) -0.74% +0.15% +0.28% +1.02ppt
8/25(火) +0.50% +0.50% +0.31% -0.19ppt
8/26(水) +0.62% +0.42% +0.21% -0.41ppt
8/27(木) -0.20% +0.15% +0.14% +0.34ppt
8/28(金) +0.41% +0.72% +0.28% -0.13ppt
8/31(月) -0.14% +0.23% +0.22% +0.36ppt
9/1(火) -0.15% +0.62% +1.46% +1.61ppt
9/2(水) -2.85% -2.40% -1.68% +1.17ppt
9/3(木) -0.17% +0.50% +0.71% +0.88ppt
9/4(金) +1.26% +0.03% -0.55% -1.81ppt
9/7(月) +2.12% +0.55% +0.03% -2.09ppt
9/8(火) -1.70% -1.83% -1.22% +0.48ppt
9/9(水) -0.19% -0.09% +0.00% +0.19ppt
9/10(木) +0.20% +0.20% -0.07% -0.27ppt
9/11(金) -1.93% -0.65% -0.24% +1.69ppt
9/14(月) -0.81% +0.74% +0.92% +1.73ppt
9/15(火) -0.01% -0.52% -0.65% -0.64ppt
9/16(水) +0.69% +0.61% +0.63% -0.06ppt
9/17(木) +0.33% +0.80% +0.99% +0.66ppt
9/18(金) +1.38% -0.07% -0.71% -2.09ppt
55日累計 -7.19% +1.50% +9.79% +16.98ppt

55日累計は日経平均マイナス7.19パーセントに対してポートフォリオはプラス9.79パーセント、対日経通算プラス16.98パーセントポイント昨日のプラス19.07pptから、2.09pptも削られました

9月に入ってからの14営業日を並べると、こうなります

日付 日経平均 ポートフォリオ 対日経差 累計
9/1(火) -0.15% +1.46% +1.61ppt +18.31ppt
9/2(水) -2.85% -1.68% +1.17ppt +19.48ppt
9/3(木) -0.17% +0.71% +0.88ppt +19.19ppt
9/4(金) +1.26% -0.55% -1.81ppt +17.38ppt
9/7(月) +2.12% +0.03% -2.09ppt +15.29ppt
9/8(火) -1.70% -1.22% +0.48ppt +15.77ppt
9/9(水) -0.19% +0.00% +0.19ppt +15.96ppt
9/10(木) +0.20% -0.07% -0.27ppt +15.69ppt
9/11(金) -1.93% -0.24% +1.69ppt +17.38ppt
9/14(月) -0.81% +0.92% +1.73ppt +19.11ppt
9/15(火) -0.01% -0.65% -0.64ppt +18.47ppt
9/16(水) +0.69% +0.63% -0.06ppt +18.41ppt
9/17(木) +0.33% +0.99% +0.66ppt +19.07ppt
9/18(金) +1.38% -0.71% -2.09ppt +16.98ppt

9月に日経平均が上げた日は、今日で6日目です。そのうちわたしが勝ったのは、昨日17日の1日だけ——残り5日は全部負けています

並べてみると、負け方の大きさが日経の上げ幅に比例しているのが分かります。

日付 日経平均 わたし 対日経差
9/16(水) +0.69% +0.63% -0.06ppt
9/10(木) +0.20% -0.07% -0.27ppt
9/4(金) +1.26% -0.55% -1.81ppt
9/7(月) +2.12% +0.03% -2.09ppt
9/18(金) +1.38% -0.71% -2.09ppt

日経が0.7パーセント程度の小幅高なら、ほぼ互角1パーセントを超えて上げる日は、たいていAI半導体が主役で、わたしは置いていかれる9月のデータは、そう読めます

逆に、日経が下げた日は8日中6日で勝っていますわたしのポートフォリオは、こういう形をしている——それを毎日確認しているようなものです。

本日の取引

今日は8銘柄30株、合計55,652円を買い増ししました。

銘柄(コード) 約定株数 約定単価 約定金額 意図
ショーボンドHD(1414) 4 1,259円 5,036円 ナンピン
東鉄工業(1835) 2 3,960円 7,920円 ナンピン
大和ハウス工業(1925) 2 4,558円 9,116円 ナンピン
東急不動産HD(3289) 6 1,280円 7,680円 ナンピン
月島HD(6332) 2 2,608円 5,216円 ナンピン
ソニーグループ(6758) 2 3,697円 7,394円 ナンピン
パンパシフィックHD(7532) 10 713円 7,130円 ナンピン
メタウォーター(9551) 2 3,080円 6,160円 ナンピン
合計 30 55,652円

8銘柄すべて、平均取得単価を下回る水準での買い増しです。つまり全部ナンピン——押し目買いは1銘柄もありません

ナンピンで平均取得単価はこう動いた

銘柄(コード) 保有株数 平均取得単価 低下幅
ショーボンドHD(1414) 66 → 70株 1,335円 → 1,330円 -5円
東鉄工業(1835) 28 → 30株 4,062円 → 4,055円 -7円
大和ハウス工業(1925) 6 → 8株 4,587円 → 4,580円 -7円
東急不動産HD(3289) 30 → 36株 1,311円 → 1,306円 -5円
月島HD(6332) 36 → 38株 2,733円 → 2,726円 -7円
ソニーグループ(6758) 10 → 12株 3,801円 → 3,784円 -17円
パンパシフィックHD(7532) 170 → 180株 814円 → 808円 -6円
メタウォーター(9551) 42 → 44株 3,221円 → 3,215円 -6円

低下幅がいちばん大きかったのは、ソニーグループのマイナス17円です。10株に対して2株——買い増し比率が5分の1と大きいので、平均取得単価がよく動きます逆にパンパシフィックHDは170株に10株で17分の1低下幅はマイナス6円にとどまりました9月2日の解説に書いた「分母が大きいほど、1回のナンピンは効かなくなる」というやつです。

パンパシフィックHDは9月2日から8回目

パンパシフィックHD(7532)は、これで9月2日から8回目のナンピンになりました。

日付 約定単価 保有株数 平均取得単価
9/2(水) 769円 100 → 110株 862円 → 854円
9/7(月) 769.4円 110 → 120株 854円 → 847円
9/9(水) 755.6円 120 → 130株 847円 → 840円
9/10(木) 748円 130 → 140株 840円 → 833円
9/11(金) 726.1円 140 → 150株 833円 → 826円
9/15(火) 727.3円 150 → 160株 826円 → 820円
9/16(水) 719.6円 160 → 170株 820円 → 814円
9/18(金) 713円 170 → 180株 814円 → 808円

13営業日で100株から180株、平均取得単価は862円から808円まで54円下げましたそれでも今日の713円は平均取得単価をまだ95円下回っています含み損は縮まっていません

正直に書くと、この銘柄は歯が立っていません8回ナンピンして、8回とも前回より安い水準で買えている——それは裏を返せば、下げが止まっていないということです。「安く買えた」と「読みが当たっていない」は同時に成立します

それでもやめないのは、ドン・キホーテを運営する会社の事業そのものに疑いを持っていないからです。8月の国内リテール既存店売上がプラス1.4パーセントで、伸びは鈍っているけれどマイナスではない株価が下がっているのは、市場が期待していた成長率に届かないからであって、会社が縮んでいるからではない——今のところ、そう判断していますこの判断が間違っていたら、それは素直に授業料です。

下落TOP5に入った銘柄を、その日のうちに買っている

今日おもしろかったのは、下落TOP5のうち2銘柄が、今日買い増した銘柄だったことです。

銘柄(コード) 今日の騰落率 買い増し
月島HD(6332) -4.47%(下落TOP5 2位) 2株@2,608円
ショーボンドHD(1414) -3.12%(下落TOP5 4位) 4株@1,259円

ショーボンドHDについては、下げた理由がはっきりしています昨日17日に米系大手証券が投資判断を弱気へ引き下げて目標株価を1,050円へそして今日18日にはモルガンMUFG証がアンダーウエートへ格下げ——2日続けてのネガティブなレーティング改定でした。ちなみに同じ18日の夕方には、日系大手証券が中立据え置きのまま目標株価を1,350円へ引き上げています。まったく逆向きの評価が同じ日に出ているわけです。

昨日の解説で「目標株価は売買の判断材料にはしない」と書いたばかりなので、今日の行動は、その通りにしただけということになります。格下げが出た日に買う——強がりに聞こえるかもしれませんが、年間配当46円50銭・現在の株価に対する利回り3.69パーセントという数字は、レーティングが変わっても動きません平均取得単価1,330円に対する取得利回りは3.50パーセントです。

月島HDのほうは、今日のマイナス4.47パーセントに該当する適時開示やニュースを見つけられませんでした8月6日のQ1が経常利益プラス28パーセントの増益で、そこから業績面で悪材料が出た形跡はありません下水道・水処理という、金利上昇とも関税とも縁の薄い内需の会社です。昨日まで含み益プラス0.15パーセントとほぼトントンだったところが、今日はマイナス4.33パーセント——理由が分からない下げなので、断定はしません

私の高配当株ポートフォリオ実績

上昇TOP5

銘柄(コード) 保有数 平均取得単価 終値 前日比(%) 評価損益 年間配当金 取得利回り 現在利回り
ほぼ日(3560) 8 3,989円 5,200円 +680(+15.04%) +9,688円 90円 2.26% 1.73%
キオクシアHD(285A) 10 56,044円 54,570円 +4,690(+9.40%) -14,740円 0円 0.00% 0.00%
アストロスケール(186A) 16 1,019円 1,153円 +84(+7.86%) +2,144円 0円 0.00% 0.00%
ニレコ(6863) 15 695円 1,096円 +49(+4.68%) +6,015円 35円 5.04% 3.19%
FUJIMI(5384) 30 1,905円 3,375円 +145(+4.49%) +44,100円 77円 4.04% 2.28%

1位のほぼ日(3560)は、プラス680円・プラス15.04パーセント8株しか持っていない銘柄ですが、率としては今年わたしが見たなかでも上位の上げ方です。

そして、この上昇の理由が分かりません適時開示は確認できず、ニュースも見つけられませんでした昨日17日もプラス4.27パーセントで上昇TOP5の3位だったので、2日続けて理由の説明がつかない上げということになります。

手がかりがあるとすれば、決算発表が10月14日に控えていることでしょうか。ほぼ日は8月決算の会社なので、10月14日は2026年8月期の本決算にあたります。直近に開示されている数字は、売上高80億2,800万円でプラス16.9パーセント、営業利益11億8,800万円でプラス64.1パーセントという大幅な増収増益で、ほぼ日手帳の国内外での販売が好調と説明されていました。この数字を見て、決算に期待する買いが入っている可能性はありますが、あくまで推測です。理由が分からないものは分からないと書いておきます

平均取得単価3,989円に対して終値5,200円で、含み益率はプラス30.36パーセント昨日のプラス13.31パーセントから、1日で17ポイント増えました

2位のキオクシアHD(285A)は、プラス4,690円・プラス9.40パーセントの54,570円今日の日経平均を押し上げた側の、ど真ん中の銘柄です。

米NVIDIAの好材料を受けた米韓の半導体株高が追い風になり、さらに日系大手証券が目標株価を131,000円へ引き上げたと伝わっています。昨日は49,880円で「ついに5万円割れ」と書いたばかりなので、1日で5万円台半ばまで戻したことになります。

この銘柄の値動きの荒さは、もう笑うしかありません9月7日に59,530円で初めて含み益に転換し、9月17日の49,880円まで8営業日でマイナス16.2パーセントそして今日1日でプラス9.40パーセント含み損はマイナス61,640円からマイナス14,740円へ、46,900円も縮みました含み損益率はマイナス11.00パーセントからマイナス2.63パーセントです。

この会社は無配なので、わたしの高配当株ポートフォリオのなかでは異質な存在です。10月1日に1株が3株になる株式分割を控えていて、分割後は1株あたり18,000円台になる計算——今の56,044円という平均取得単価も、18,681円あたりに置き換わります

3位のアストロスケール(186A)は、プラス84円・プラス7.86パーセント9月11日のQ1決算で赤字拡大を確認したあと、9月12日の1,010円から今日の1,153円まで4営業日で14.2パーセント戻しましたこちらも個別の材料は見当たらずテクニカル面で25日移動平均線を上抜けたことなどが指摘されている程度です。宇宙デブリ除去という事業の性質上、当面は赤字が続く会社なので、買っている側も業績で判断しているわけではないのだろうと思っています。9月15日に6株ナンピンした10株から16株への買い増しが、今のところ効いていて、含み益率はプラス13.15パーセントです。

4位のニレコ(6863)は、プラス49円・プラス4.68パーセント昨日も上昇TOP5の1位だったので、2日連続です。オプティクス事業の半導体向け需要が好調で、Q1は売上高プラス29.0パーセント・営業利益プラス63.2パーセント、受注残高も前期末比プラス18.7パーセント——今日のAI半導体相場に、素直に乗った形でしょう。平均取得単価695円に対して終値1,096円で、含み益率プラス57.70パーセント取得利回り5.04パーセントは、今日のTOP10で最高です。

5位のFUJIMI(5384)は、プラス145円・プラス4.49パーセント昨日は目標株価の引き下げを材料に下落TOP5の3位だった銘柄が、今日は半導体材料株として買われた側に回りましたCMPスラリーという、半導体ウエハーを磨く研磨材の大手です。評価損益はプラス44,100円で、今日のTOP10のなかで金額としては最大——含み益率プラス77.17パーセントになりました。

上昇TOP5を並べて気づくのは、上位3銘柄のうち2銘柄が無配だということです。キオクシアHDもアストロスケールも、年間配当0円・取得利回り0.00パーセント高配当株ポートフォリオの上昇ランキングが、無配銘柄で埋まっている——今日のような相場では、こうなります

下落TOP5

銘柄(コード) 保有数 平均取得単価 終値 前日比(%) 評価損益 年間配当金 取得利回り 現在利回り
栗本鐵工所(5602) 50 1,498円 1,584円 -83(-4.98%) +4,300円 60円 4.01% 3.79%
月島HD(6332) 38 2,726円 2,608円 -122(-4.47%) -4,484円 88円 3.23% 3.37%
SANKYO(6417) 4 1,686円 2,071円 -77.5(-3.61%) +1,540円 100円 5.93% 4.83%
ショーボンドHD(1414) 70 1,330円 1,259円 -40.5(-3.12%) -4,970円 46.5円 3.50% 3.69%
住友化学(4005) 100 474円 580.2円 -17.4(-2.91%) +10,620円 16円 3.38% 2.76%

1位の栗本鐵工所(5602)は、マイナス83円・マイナス4.98パーセント上下水道向けの鉄管やパイプを作っている会社です。8月6日のQ1は売上高プラス6.0パーセント・営業利益プラス67.1パーセントの大幅増益で、業績予想の上方修正と自己株式取得・消却も決議済み——業績面に悪材料はありません8月27日には上昇TOP5の5位に入っていた銘柄でもあります。

今日の下げは、日銀の利上げを受けた内需バリューの手仕舞いと、昨日買われた鉄鋼セクターの反動が重なったものと見ています。平均取得単価1,498円に対して終値1,584円なので、まだ含み益プラス5.74パーセントです。

3位のSANKYO(6417)は、マイナス77円50銭・マイナス3.61パーセントパチンコ・パチスロ機の大手です。4株しか持っていない銘柄ですが、年間配当100円で取得利回り5.93パーセント——今日のTOP10で最高のYOCになります。現在利回りでも4.83パーセントなので、今から買っても十分に高配当という水準です。

5位の住友化学(4005)は、マイナス17円40銭・マイナス2.91パーセント9月1日にプライム市場の値上がり率トップでプラス8.37パーセントをつけた銘柄で、そこから上げ下げを繰り返しています平均取得単価474円に対して終値580円20銭で、含み益率プラス22.41パーセント取得利回り3.38パーセントです。

今日の下落TOP5で目を引くのは、月島HDとショーボンドHDの利回りの並び方です。

銘柄(コード) 取得利回り 現在利回り
栗本鐵工所(5602) 4.01% 3.79% +0.22ppt
SANKYO(6417) 5.93% 4.83% +1.10ppt
住友化学(4005) 3.38% 2.76% +0.62ppt
月島HD(6332) 3.23% 3.37% -0.14ppt
ショーボンドHD(1414) 3.50% 3.69% -0.19ppt

ふつう、取得利回りは現在利回りより高くなります買ったときより株価が上がっていれば、そうなるからです。ところが月島HDとショーボンドHDは逆転している——これは、今の株価が自分の平均取得単価より安い、つまり含み損だということを意味します。

そして、この2銘柄が今日わたしがナンピンした銘柄です。逆転しているうちはナンピンの対象——そういう見方もできると、今日の表を眺めていて思いました。

ポートフォリオ全体

評価額 含み損益 含み損益(%) 前日比 前日比(%)
37,645,491円 +13,691,849円 +57.16% -268,195円 -0.71%

評価額3,764万円、含み損益プラス1,369万円、含み損益率プラス57.16パーセント昨日のプラス58.41パーセントから、1.25パーセントポイント下げました

昨日更新したばかりの評価額の最高値37,856,978円は、1日で明け渡しました今日は37,645,491円で、211,487円下です。

ここで、いつもの分解をしておきます

項目 9/17 9/18
評価額 37,856,978円 37,645,491円 -211,487円
含み損益 +13,959,016円 +13,691,849円 -267,167円
取得コスト(逆算) 23,897,962円 23,953,642円 +55,680円
含み損益率 +58.41% +57.16% -1.25ppt

評価額の減り方(マイナス211,487円)が、含み損益の減り方(マイナス267,167円)より小さいのは、今日55,652円ぶん買い増したからです。取得コストの増加55,680円は、その買い増し額とほぼ一致します差の28円は、平均取得単価の丸めによるものでしょう。

含み損益率のマイナス1.25ポイントを分解すると、こうなります

要因 影響
株価による変動 -1.12ppt
買い増しによる分母の増加 -0.13ppt
合計 -1.25ppt

買い増しをしなければ、含み損益率はプラス57.29パーセントでしたそこから0.13ポイントぶんは、今日買った30株が「まだ含み益ゼロ」の状態で分母に入ったことによる押し下げです。

この0.13ポイントは、痛みでも何でもありませんむしろ、買った瞬間に含み益率が下がるのは、安く買えている証拠です。含み益率を上げたいだけなら、買い増しをやめればいい——でも、それは配当を増やさないということでもあります。

📚 初心者向けワンポイント解説:「四半期配当」——年4回配当の日本株は、何が違うのか

今日入金したGMOフィナンシャルホールディングス(7177)の明細を見ていて、「あれ、これ中間配当じゃないな」と気づきました。せっかくなので、日本株では珍しい四半期配当について整理しておきます

日本株のほとんどは年2回

日本の上場企業の配当は、圧倒的に年2回が主流です。

  • 中間配当: 期の折り返し地点(3月決算なら9月末、12月決算なら6月末)を基準日として、2〜3カ月後に入金
  • 期末配当: 決算期末(3月決算なら3月末、12月決算なら12月末)を基準日として、株主総会の承認を経て2〜3カ月後に入金

わたしのポートフォリオに入っている194銘柄も、ほぼすべてがこの形です。9月に入ってから入金した配当も、全部「6月末基準日の中間配当」でした。

年1回だけの会社もありますこの場合は期末配当のみで、中間配当は出ません創業間もない会社や、業績の振れが大きい会社に多い形です。

年4回配当は、日本ではかなり珍しい

米国株では四半期配当(年4回)が当たり前ですが、日本ではごく少数です。制度上は可能なのに広まらない理由は、単純に手間とコストでしょう。配当を出すたびに、株主名簿の確定・計算・振込・通知という一連の事務が発生します回数が2倍になれば、その費用も2倍です。

GMOフィナンシャルホールディングス(7177)は、その少数派にあたります。FX・暗号資産・ネット証券を傘下に持つ会社で、GMOグループらしく株主還元に積極的です。

直近の配当実績を並べると、四半期ごとに配当が出ていることがはっきり分かります

第1四半期 第2四半期 第3四半期 第4四半期 年間
2025年12月期(実績) 13.80円 20.43円 14.87円 8.48円 57.58円
2026年12月期(予想) 13.69円(実績) 14.45円(実績) 57.04円

今日入金した1株14円45銭は、この表の「2026年12月期の第2四半期」にあたる配当です。中間配当ではなく、四半期配当——だから金額が中途半端な14円45銭になっています

四半期配当のメリットとデメリット

投資家から見たメリットは、主に2つだと思っています。

ひとつめ、入金の間隔が短い年2回なら半年待つところが、3カ月で次が来ます配当を再投資に回す人にとっては、資金が寝ている時間が短くなるわけです。

ふたつめ、金額の変化が早く分かる業績連動で配当を決める会社の場合、四半期ごとに金額が動きます上の表を見ると、2025年12月期は13.80円から20.43円へ増え、そこから14.87円・8.48円と下がっているのが分かります。これは業績の波がそのまま配当に出ているということで、年2回の会社より会社の調子が早く見える

一方でデメリットもあります

ひとつめ、金額が読めない業績連動型の四半期配当は、次にいくら入るかを事前に計算できません年間57円04銭という会社予想はありますが、これは「今のところの見込み」であって、中間配当のように「年間の半分」と決まっているわけではないのです。

ふたつめ、1回あたりの金額が小さくなる今回わたしが受け取ったのは税引後462円です。年間で見れば同じでも、1回の入金は薄くなります

基準日の落とし穴は、四半期配当でも同じ

そして今日の明細で、いちばん考えさせられたのがここです。

配当金の明細に書かれていた数量は、40株でした。でも、わたしが今持っているのは50株です。

理由を調べたら、はっきりしていました

日付 買い増し 累計株数
6/8(月) 6株 6株
6/10(水) 6株 12株
6/12(金) 6株 18株
6/23(火) 10株 28株
6/26(金) 12株 40株 ← 権利付最終日
6/30(火) 10株 50株

今回の基準日は6月30日(火)です。日本株の受け渡しは約定の2営業日後なので、6月30日に株主名簿に載るには、6月26日(金)までに買っておく必要がありますこれを権利付最終日と呼びます

わたしは6月26日までに40株を積み上げていて、そこはぎりぎり間に合いましたとくに6月26日は暴落した日で、この日にGMOフィナンシャルHDを12株買っています——当日のわたしの買い注文のなかで、いちばん大きな買い玉でした。あの12株が、今日の462円に含まれています

一方、6月30日に買った10株は間に合いませんでした約定が6月30日だと、受け渡しは7月2日です。基準日の株主名簿には載りません

わずか2営業日の差です。でも、この10株が次に配当を受け取るのは、12月末を基準日とする第4四半期の配当からということになります。

この「基準日のあとに買った分は対象外」という話は、9月に入ってから何度も書いてきました四半期配当でも、まったく同じルールが適用される——回数が多いぶん、間に合わなかったときに次を待つ期間は短くて済みますが、仕組みは変わりません

そして、これは責めるような話でもないと思っています。6月30日の10株は、配当の権利を狙って買ったわけではなく、単に安いと思ったから買っただけです。権利日を意識して駆け込むのは、優待や配当を取りにいく短期の発想で、わたしがやっているのは「安いときに淡々と買う」ほう——だとすれば、たまたま2営業日ずれることは、当然に起こります

9月28日には、3月決算企業の中間配当の権利付最終日が来ますそこも同じように、意識しすぎずに淡々といきたいと思っています。

配当情報

今日はGMOフィナンシャルホールディングス(7177)から、税引後462円が入金しました。

銘柄(コード) 基準日の保有株数 1株配当 配当金総額 税額 受取額(税引後)
GMOフィナンシャルHD(7177) 40株 14.45円 578円 116円 462円

税額の内訳は所得税88円・住民税28円で、合計116円税引前578円に対して20.07パーセント——いつもの源泉徴収です。

上の解説に書いたとおり、これは中間配当ではなく第2四半期の配当です。2026年12月期の会社予想は年間57円04銭で、第1四半期13円69銭・第2四半期14円45銭が確定済み残り2回が年内から来年にかけて入ってきます

平均取得単価995円に対して年間57円04銭なので、取得利回りは5.73パーセントわたしのポートフォリオのなかでは、かなり上位の水準です。50株持っているので、年間では税引前2,852円——四半期ごとに700円前後が入ってくる計算になります。

この会社を最初に買ったのは6月8日でした。FX・暗号資産・ネット証券という、相場が荒れるほど出来高と収益が伸びやすい事業構造を持っていて、6月26日の暴落日に12株買い増したのも、そういう理屈です。今日のような、日経が上げてTOPIXが下げる不安定な相場も、この会社にとっては悪くない環境なのかもしれません。

9月に入って14営業日で、税引後の受取配当は累計70,844円になりました。

入金日 内容 受取額(税引後)
9/1(火) JT・INPEXほか6銘柄 40,870円
9/2(水) オプテックスグループ(6914) 183円
9/3(木) ヒューリック(3003) 4,486円
9/4(金) ヤマハ発動機・キリンHD・サンセイランディック・荏原実業 10,980円
9/7(月) 住友林業(1911) 2,869円
9/8(火) NSグループ(471A)・東京建物(8804) 4,726円
9/9(水) ニチリン(5184) 380円
9/15(火) カナディアン・ソーラー・インフラ投資法人(9284) 4,847円
9/17(木) すかいらーくHD(3197)・クリヤマHD(3355) 1,041円
9/18(金) GMOフィナンシャルHD(7177) 462円
9月累計 70,844円

今日のポートフォリオはマイナス268,195円です。配当の462円は、その580分の1——桁が違いすぎて、比べる意味もないくらいです。

それでも、今日わたしの口座に確実に増えたお金は、この462円だけでした。マイナス268,195円のほうは、5連休が明けたら消えているかもしれないし、もっと増えているかもしれないどちらに転ぶかは分かりませんでも462円は、何があっても462円のままです。この違いを毎日書き続けているのは、自分に言い聞かせるためでもあります。

明日以降の注目ポイント

  • 9月19日(土)から23日(水)までの5連休。次の取引日は9月24日(木)で、この間の米国市場と為替の動きがまとめて反映される
  • 日銀が政策金利を1.25パーセントへ引き上げ、審議委員2人が反対票を投じたことの受け止め。利上げペースが緩むという読みが続けば、円安と株高の組み合わせが継続する可能性
  • 米NVIDIAの好材料を受けたAI半導体への買いが、連休明けも続くかどうか。キオクシアHD(285A)のプラス9.40パーセントが一時的な戻りで終わるか
  • 日銀の利上げを受けた内需バリューの手仕舞いが、連休明けも続くかどうか。今日の下落TOP5に並んだ下水道・インフラ補修・化学の動き
  • 9月28日(月)の権利付き最終日。3月決算企業の中間配当と株主優待の基準日に向けた買い需要
  • 10月1日のキオクシアHD(285A)の株式分割(1株→3株)と、三井住友FG(8316)の株式分割(1株→2株)
  • 10月14日のほぼ日(3560)の2026年8月期本決算。2日連続で理由の説明がつかない上げ方をした銘柄の答え合わせ

まとめ

今日9月18日は「日銀の利上げを通過して日経が大幅高、それなのにTOPIXは下げた」という一日でした。日経平均プラス1.38パーセントの65,018円95銭、TOPIXマイナス0.07パーセントの4,091.14、わたしのポートフォリオはマイナス0.71パーセントという結果です。

9/18
日経平均 +1.38%
TOPIX -0.07%
わたしのポートフォリオ -0.71%

対日経マイナス2.09パーセントポイント、対TOPIXマイナス0.64パーセントポイント9月7日と並ぶ、9月の最悪タイです。55日累計はプラス19.07pptからプラス16.98pptへ縮みました

日経とTOPIXが逆方向に動いた日でした。この55営業日で、日経がプラスかつTOPIXがマイナスという形は、8月17日に次いで2度目です。米NVIDIAの好材料でAI半導体の値がさ株だけが買われ、それ以外の大多数は売られていた——昨日とちょうど裏返しの相場でした。

昨日12営業日ぶりに更新した評価額の最高値37,856,978円は、1日で明け渡しました今日は37,645,491円で211,487円下、含み損益率はプラス58.41パーセントからプラス57.16パーセントです。マイナス1.25ポイントのうち1.12ポイントが株価要因、0.13ポイントが買い増しによる分母の押し下げでした。

上昇TOP5は、1位のほぼ日がプラス15.04パーセント昨日のプラス4.27パーセントに続いて、2日連続で理由の説明がつかない上げ方です。2位のキオクシアHDはプラス9.40パーセントで、昨日の5万円割れから54,570円まで戻しました上位3銘柄のうち2銘柄が無配銘柄という、高配当株ポートフォリオとしては少し複雑な顔ぶれでもあります。

下落TOP5は、下水道・インフラ補修・化学・機械といった内需バリューが並びました1位の栗本鐵工所マイナス4.98パーセントは、業績面の悪材料があったわけではなく、昨日買われた反動と利上げ後の手仕舞いと見ています。そのなかで月島HDとショーボンドHDの2銘柄だけが、取得利回りより現在利回りのほうが高い逆転状態——つまり含み損でした。

本日の取引は、8銘柄30株・合計55,652円の買い増しです。8銘柄すべてが平均取得単価を下回る水準でのナンピンで、押し目買いはゼロしかもそのうち2銘柄は、今日の下落TOP5に載っている銘柄でした。ショーボンドHDは2日続けて証券会社のネガティブなレーティング改定が出た日に買っているわけで、昨日「目標株価は売買の判断材料にしない」と書いたことを、そのまま実行した形になります。パンパシフィックHDは9月2日から8回目のナンピンで、13営業日で100株から180株——平均取得単価は862円から808円まで下げましたが、株価はまだその95円下です。歯が立っていない、というのが正直なところです。

配当は、GMOフィナンシャルHD(7177)から税引後462円日本株では珍しい四半期配当の会社で、今日入った14円45銭は第2四半期ぶんです明細の数量が40株で、今の保有50株と食い違っていた理由は、6月30日に買った10株が基準日に間に合わなかったから——権利付最終日の6月26日までに積み上げた40株ぶんだけが、今日の対象でした。9月の累計は70,844円になりました。

明日から5連休です。次の取引は9月24日(木)——その間の米国市場と為替の動きが、まとめて連休明けに反映されます日経が今日つけた65,000円台をどこまで維持できるかは、開けてみないと分かりませんわたしにできるのは、連休のあいだに慌てて何かを決めないことくらいです。

明日も、地味に、着実に。


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免責事項:本記事は個人の投資記録であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。投資はご自身の判断と責任で行ってください。

【2026年9月17日】高配当株PF記録|FOMC通過で日経+0.33%、PF+0.99%で評価額3,785万円の最高値更新、商船三井+4.04%・任天堂+4.29%

今日のサマリー

日経平均は前日比プラス213円25銭・プラス0.33パーセントの64,136円25銭で、2営業日続伸でした。

最大の材料は、米FOMCの結果です。市場予想どおり0.25パーセントの利上げが決まりました3年ぶりの利上げです。普通に考えれば株には逆風の決定ですが、市場の反応は逆でした。「一大イベントを無難に通過した」という安心感から、幅広い銘柄に買いが向かったと伝わっています。上げ幅は一時700円を超える場面もありました。

買われた中身が、今日はわたし向きでした自動車や金融といったバリュー株、そして海運・医薬品・鉄鋼といった出遅れ銘柄に買いが入っています。明日18日にかけての日銀金融政策決定会合を前に、銀行・保険には収益改善の思惑も乗りました。一方でAI・半導体関連は、世界的な金利上昇を横目に利益確定売りに押されていますアドバンテスト・東京エレクトロン・TDKあたりが下げた側でした。

FOMCの結果を受けて、ドル円は1ドル156円近辺まで円安に振れています輸出企業の採算悪化を心配していた自動車株には、素直に安心材料でした。

TOPIXはプラス32.47・プラス0.80パーセントの4,094.19日経平均のプラス0.33パーセントに対して、TOPIXのほうが0.47ポイントも大きく上げたことになります。プライム市場では1,289銘柄が上昇し、下落は235銘柄——全体の8割が上がった日です。指数の見た目より、中身のほうがずっと強い一日でした。

そして、わたしのポートフォリオはプラス368,768円・プラス0.99パーセントでした。

日経平均に対してプラス0.66パーセントポイント、TOPIXに対してもプラス0.19パーセントポイント両方に勝ちました

これは、9月に入ってから初めてのことです。9月に日経平均が上げた日は、今日で5日目になりますが、9月4日はマイナス1.81ポイント、9月7日はマイナス2.09ポイント、9月10日はマイナス0.27ポイント、昨日16日はマイナス0.06ポイント——4日とも、日経に置いていかれていました日経が上げた日にわたしが勝ったのは、9月に入って今日が初めてです。

そして、評価額37,856,978円は過去最高でした。これまでの最高は9月1日の37,815,748円ですから、12営業日ぶりの更新になります。

今日の3大トピックは:

  1. FOMCが3年ぶりの利上げを市場予想どおりに決定し、イベント通過の安心感で日経平均はプラス0.33パーセントの続伸。TOPIXはプラス0.80パーセントで、自動車・金融のバリュー株と海運・医薬品・鉄鋼の出遅れ銘柄が買われ、AI半導体には利益確定売り
  2. わたしのポートフォリオはプラス0.99パーセントで、対日経プラス0.66パーセントポイント。9月に日経が上げた日としては初めてのアウトパフォーム。評価額37,856,978円は9月1日を上回る過去最高
  3. 上昇TOP5と下落TOP5の10銘柄を合計するとマイナス32,112円。それでも全体はプラス368,768円——ランキングに載らなかった銘柄が40万円を押し上げた一日

本日の売買はありません配当は、すかいらーくホールディングス(3197)とクリヤマホールディングス(3355)の2銘柄から、税引後で合計1,041円が入金しました。

主要指数とポートフォリオの比較

指標 終値 前日比 騰落率
私のポートフォリオ 37,856,978円 +368,768円 +0.99%
日経平均 64,136.25円 +213.25円 +0.33%
TOPIX 4,094.19 +32.47 +0.80%

日経平均に対してプラス0.66パーセントポイント、TOPIXに対してプラス0.19パーセントポイント

日経平均とTOPIXの差が0.47ポイントも開いた日でした。日経平均は値がさ株の影響を強く受ける指数で、今日はその値がさ株の代表であるAI・半導体関連が売られたわけです。逆に、時価総額の大きい銘柄が広く買われるとTOPIXのほうが強くなる——今日はまさにその形でした。

わたしのポートフォリオは194銘柄に分散していて、構成としてはTOPIXに近い性格があります。TOPIXが日経を上回る日は、わたしにとっても追い風になりやすい——8月27日の解説で書いたことが、そのまま出た一日です。

54日累計で対日経+19.07pptに拡大

日付 日経平均 TOPIX ポートフォリオ 対日経差
7/2〜7/30 -8.56%累計 -0.94%累計 +5.20%累計 +13.76ppt累計
7/31(木) +4.03% +1.29% +0.06% -3.97ppt
8/3(月) -0.94% -1.08% -1.22% -0.28ppt
8/4(火) +0.32% +0.04% -0.49% -0.81ppt
8/5(水) +3.66% +2.13% +1.20% -2.46ppt
8/6(木・記事なし) -0.93% +0.19%(推計) +1.17% +2.10ppt
8/7(金) -0.12% +0.47% +0.70% +0.82ppt
8/10(月) +2.08% +0.63% -0.09% -2.17ppt
8/12(水) +0.83% +0.94% +0.61% -0.22ppt
8/13(木) +1.16% +0.89% +0.48% -0.68ppt
8/14(金) +0.59% +0.51% +0.28% -0.31ppt
8/17(月) +0.74% -0.31% -0.42% -1.16ppt
8/18(火) -2.54% -1.05% -0.15% +2.39ppt
8/19(水) -3.16% -3.09% -2.47% +0.69ppt
8/20(木) +1.36% +1.18% +1.35% -0.01ppt
8/21(金) -0.30% +0.19% +1.02% +1.32ppt
8/24(月) -0.74% +0.15% +0.28% +1.02ppt
8/25(火) +0.50% +0.50% +0.31% -0.19ppt
8/26(水) +0.62% +0.42% +0.21% -0.41ppt
8/27(木) -0.20% +0.15% +0.14% +0.34ppt
8/28(金) +0.41% +0.72% +0.28% -0.13ppt
8/31(月) -0.14% +0.23% +0.22% +0.36ppt
9/1(火) -0.15% +0.62% +1.46% +1.61ppt
9/2(水) -2.85% -2.40% -1.68% +1.17ppt
9/3(木) -0.17% +0.50% +0.71% +0.88ppt
9/4(金) +1.26% +0.03% -0.55% -1.81ppt
9/7(月) +2.12% +0.55% +0.03% -2.09ppt
9/8(火) -1.70% -1.83% -1.22% +0.48ppt
9/9(水) -0.19% -0.09% +0.00% +0.19ppt
9/10(木) +0.20% +0.20% -0.07% -0.27ppt
9/11(金) -1.93% -0.65% -0.24% +1.69ppt
9/14(月) -0.81% +0.74% +0.92% +1.73ppt
9/15(火) -0.01% -0.52% -0.65% -0.64ppt
9/16(水) +0.69% +0.61% +0.63% -0.06ppt
9/17(木) +0.33% +0.80% +0.99% +0.66ppt
54日累計 -8.57% +1.57% +10.50% +19.07ppt

54日累計は日経平均マイナス8.57パーセントに対してポートフォリオはプラス10.50パーセント、対日経通算プラス19.07パーセントポイント昨日のプラス18.41pptから、プラス0.66ppt拡大しました。TOPIXとの累計もプラス0.77パーセントからプラス1.57パーセントに広がっています

9月に入ってからの13営業日を並べると、こうなります

日付 日経平均 ポートフォリオ 対日経差 累計
9/1(火) -0.15% +1.46% +1.61ppt +18.31ppt
9/2(水) -2.85% -1.68% +1.17ppt +19.48ppt
9/3(木) -0.17% +0.71% +0.88ppt +19.19ppt
9/4(金) +1.26% -0.55% -1.81ppt +17.38ppt
9/7(月) +2.12% +0.03% -2.09ppt +15.29ppt
9/8(火) -1.70% -1.22% +0.48ppt +15.77ppt
9/9(水) -0.19% +0.00% +0.19ppt +15.96ppt
9/10(木) +0.20% -0.07% -0.27ppt +15.69ppt
9/11(金) -1.93% -0.24% +1.69ppt +17.38ppt
9/14(月) -0.81% +0.92% +1.73ppt +19.11ppt
9/15(火) -0.01% -0.65% -0.64ppt +18.47ppt
9/16(水) +0.69% +0.63% -0.06ppt +18.41ppt
9/17(木) +0.33% +0.99% +0.66ppt +19.07ppt

日経平均が上げた日は5日、下げた日は8日そして今日、「日経が上げた日は4日とも対日経マイナス」という9月の構図が、ようやく崩れました

理由はシンプルだと思っています日経平均を押し上げたのがAI・半導体の値がさ株だけだった日は、わたしのバリュー株には買いが回ってきません9月4日のマイナス1.81ポイント、9月7日のマイナス2.09ポイントは、そういう日でした。

今日は逆です。むしろAI・半導体は売られた側で、買われたのは自動車・金融・海運・医薬品・鉄鋼——わたしが持っている側でした。だから日経の上げ幅は0.33パーセントと小さいのに、TOPIXは0.80パーセント、わたしは0.99パーセントという並びになります。日経が大きく上げる日より、日経が小さく上げてTOPIXが大きく上げる日のほうが、わたしには都合がいい——今日の数字は、それをきれいに示してくれました

累計プラス19.07pptは、9月2日のプラス19.48pptに次ぐ水準です。9月の高値圏に戻ってきました

本日の取引

今日は売買なしです

9月に入って売買をしなかったのは、9月3日に続いて2日目になります。先週から今週にかけては、ほぼ毎日なにかしら買い増していました9月11日に9銘柄36株、9月15日に8銘柄34株、昨日16日もパンパシフィックHDを10株——その流れが、今日は止まりました

理由は、単純に買いたい水準に来ていないからです。今日はプライム市場の8割が上昇した日で、わたしの保有銘柄も、そのほとんどが上がっている側にいました上がっている銘柄を追いかけて買うのは、押し目買いでもナンピンでもありませんただの高値づかみです。

それに、明日18日には日銀の金融政策決定会合の結果が出ます。利上げがほぼ確実視されているとはいえ、結果が出るまでは、銀行・保険・不動産あたりの値動きは読めません明後日19日からは5連休でもあります。

“何もしない”も立派な投資判断——今日の含み損益率がプラス56.87パーセントからプラス58.41パーセントへ1.54ポイント戻したのは、買い増しを一切していない、純粋な株価の力です。買わなかった日に、いちばん増えた皮肉といえば皮肉ですが、こういう日もあります

私の高配当株ポートフォリオ実績

上昇TOP5

銘柄(コード) 保有数 平均取得単価 終値 前日比(%) 評価損益 年間配当金 取得利回り 現在利回り
ニレコ(6863) 15 695円 1,047円 +47(+4.70%) +5,280円 35円 5.04% 3.34%
任天堂(7974) 23 7,003円 8,475円 +349(+4.29%) +33,856円 162円 2.31% 1.91%
ほぼ日(3560) 8 3,989円 4,520円 +185(+4.27%) +4,248円 90円 2.26% 1.99%
商船三井(9104) 6 4,999円 7,438円 +289(+4.04%) +14,634円 205円 4.10% 2.76%
スカパーJSAT(9412) 100 661円 2,060円 +68(+3.41%) +139,900円 48円 7.26% 2.33%

5銘柄すべてがプラス3.4パーセント超昨日の上昇TOP5は1位がプラス5.61パーセントで5位がプラス3.70パーセントでしたから、上げ幅の分布はほとんど同じです。

1位のニレコ(6863)はプラス4.70パーセント印刷機械の見当制御装置や、半導体・光学関連の検査装置を手がける会社です。第1四半期は、オプティクス事業の半導体向け需要が好調で、売上高プラス29.0パーセント・営業利益プラス63.2パーセントの大幅な増収増益でした。通期の増収増益予想も維持しています。15株・平均取得単価695円に対して終値1,047円、含み益はプラス5,280円・プラス50.65パーセント7月31日を基準日に1株を3株に分割した銘柄で、年間配当35円で取得利回り5.04パーセント、現在利回り3.34パーセントです。

2位の任天堂(7974)はプラス4.29パーセントこの銘柄は、9月9日と9月10日に2日連続で下落TOP5の1位だった銘柄です。9月8日のNintendo Directで新作が発表された直後の「好材料出尽くし」で、2営業日にマイナス8.7パーセント売られましたそこから数えて、今日でようやく戻りの局面に入った格好です。「ゼルダの伝説 時のオカリナ」の11月5日発売と、特別仕様のSwitch 2本体が、発表から時間を置いて改めて材料視されているとみています。

23株・平均取得単価7,003円に対して終値8,475円、含み益はプラス33,856円・プラス21.02パーセント9月10日に記録した含み益率プラス14.08パーセントから、7ポイント近く回復しました。年間配当162円で取得利回り2.31パーセント、現在利回り1.91パーセントです。今日の上昇TOP5のなかで、金額としての増加がいちばん大きいのがこの銘柄で、1日で8,027円でした。

3位のほぼ日(3560)はプラス4.27パーセント「ほぼ日刊イトイ新聞」と手帳のほぼ日を運営する会社です。今日はこの銘柄に関する新しい適時開示を見つけられませんでしたので、上昇の理由を断定することはできません8月期決算の会社なので、そろそろ本決算の発表が視野に入る時期——そのあたりへの思惑が入った可能性はあると思っています

そして、この銘柄については訂正がありますこれまでテーブルには年間配当を「90〜100円」の幅で載せてきましたが、今日あらためて確認したところ、会社予想は90円で確定でした。終値4,520円に対する予想配当利回り1.99パーセントとも一致します。8株・平均取得単価3,989円に対して終値4,520円、含み益はプラス4,248円・プラス13.31パーセント年間配当90円で取得利回り2.26パーセント、現在利回り1.99パーセントです。

4位の商船三井(9104)はプラス4.04パーセント今日の相場の「出遅れ買い」を、いちばん分かりやすく受けた銘柄だと思っています。海運・医薬品・鉄鋼といった出遅れセクターに買いが入ったと伝わっていて、海運の一角であるこの銘柄がその中にいました加えて、昨日16日に米系大手証券が目標株価を7,900円へ引き上げている——投資判断は中立の据え置きですが、目標株価だけが上がった形です。

6株・平均取得単価4,999円に対して終値7,438円、含み益はプラス14,634円・プラス48.79パーセント9月4日には円高が逆風で下落TOP5の5位、終値6,969円でしたから、そこから2週間足らずで469円・6.7パーセント戻したことになります。運賃がドル建ての会社なので、今日の1ドル156円台への円安も追い風でした。年間配当205円で取得利回り4.10パーセント、現在利回り2.76パーセントです。

5位のスカパーJSAT(9412)はプラス3.41パーセント衛星通信と有料放送の会社で、わたしのポートフォリオでいちばん含み益率が高い銘柄です。100株・平均取得単価661円に対して終値2,060円、含み益はプラス139,900円・プラス211.65パーセント9月10日にプラス195.16パーセントまで落ち込んでいたのが、今日でプラス211パーセント台に戻りました

第1四半期は営業利益109億円・プラス36.0パーセント、最終利益82億円・プラス49.6パーセントの大幅な増収増益で、宇宙事業の安全保障領域の拡大とメディア事業のコスト削減が効いています。年間配当48円で取得利回り7.26パーセント——今日のTOP10のなかで、最高のYOCです。現在利回りは2.33パーセントですから、その差は4.93パーセントポイント661円で買った株が2,060円になったことの価値が、この差にそのまま出ています

上昇TOP5の5銘柄で、今日の増加額は合計プラス18,746円でした。

下落TOP5

銘柄(コード) 保有数 平均取得単価 終値 前日比(%) 評価損益 年間配当金 取得利回り 現在利回り
INPEX(1605) 230 1,740円 3,929円 -131(-3.23%) +503,470円 112円 6.44% 2.85%
TDK(6762) 8 2,887円 2,806円 -66(-2.30%) -648円 40円 1.39% 1.43%
FUJIMI(5384) 30 1,905円 3,230円 -60(-1.82%) +39,750円 77円 4.04% 2.38%
キオクシアHD(285A) 10 56,044円 49,880円 -900(-1.77%) -61,640円 0円 0.00% 0.00%
クボタ(6326) 200 1,844円 2,783.5円 -47(-1.66%) +187,900円 52円 2.82% 1.87%

下落TOP5の顔ぶれが、今日の相場をそのまま説明しています。TDK・FUJIMI・キオクシアHDの3銘柄は、いずれも半導体や電子部品の関連です。世界的な金利上昇を背景に、AI・半導体関連には利益確定売りが出たと伝わっていて、大引けの記事でも下落銘柄としてアドバンテスト・東京エレクトロン・TDKが名指しされていました

1位のINPEX(1605)はマイナス3.23パーセント原油価格が一時1バレル106ドル台まで上げたあとに反落し、直近の上昇分を戻したという値動きです。昨日はENEOS(5020)が原油高でプラス4.99パーセントの上昇TOP5 2位でしたから、1日で立場が入れ替わりました

230株・平均取得単価1,740円に対して終値3,929円、含み益はプラス503,470円・プラス125.80パーセント下げた日でも、含み益は50万円台をキープしています。

そして、この銘柄については嬉しい確定がありましたこれまで年間配当を「108〜130円」の幅でしか書けていなかった——業績連動配当の会社なので、原油価格次第で上下するという理由です。ところが今日あらためて確認したところ、2026年12月期の会社予想は112円で確定していました。9月1日に受け取った中間配当が1株56円でしたから、その2倍でちょうど112円きれいに一致します終値3,929円に対する予想配当利回り2.85パーセントとも合いました

230株・平均取得単価1,740円に対して年間112円なので、取得利回りは6.44パーセント年間25,760円(税引前)が入ってくる計算です。数字が幅ではなく一点に決まると、こんなに気持ちがいいものかと思いました

2位のTDK(6762)はマイナス2.30パーセント電子部品の大手で、スマートフォン向けの電池やセンサーが主力です。8株・平均取得単価2,887円に対して終値2,806円、含み損はマイナス648円・マイナス2.81パーセント8月31日に2株の打診買いから入って、9月2日・9月8日・9月11日と3回ナンピンした銘柄で、まだ含み損圏にいます

面白いのは、この銘柄だけ現在利回り1.43パーセントが取得利回り1.39パーセントを上回っていることです。平均取得単価より今の株価が安い、つまり含み損の銘柄では、必ずこの逆転が起きます今から買う人のほうが、わたしより高い利回りを得られる——含み損を数字で突きつけられる指標でもあります。

3位のFUJIMI(5384)はマイナス1.82パーセント半導体の研磨材(CMPスラリー)の大手です。9月9日に日系中堅証券が目標株価を3,540円へ引き下げ、9月11日には別の証券会社が2027年3月期の第2四半期以降の利益成長が踊り場に入るとの見方を出しています。短期間に評価見直しが重なった格好です。30株・平均取得単価1,905円に対して終値3,230円、含み益はプラス39,750円・プラス69.55パーセント年間配当77円で取得利回り4.04パーセント、現在利回り2.38パーセントです。

4位のキオクシアHD(285A)はマイナス1.77パーセント昨日も下落TOP5の4位でした。10株・平均取得単価56,044円に対して終値49,880円、含み損はマイナス61,640円・マイナス11.00パーセントついに5万円を割り込みました

9月7日には59,530円をつけて、7月14日の初買い以来はじめて含み益に転換した銘柄です。そこから8営業日で16.2パーセント下げたことになります。米韓の半導体株高という材料はあったものの、直近5営業日の下落基調を止めるには足りませんでした10月1日には1株を3株に分ける株式分割が控えています無配なので、取得利回りも現在利回りも0パーセント——この銘柄だけは、配当ではなく半導体メモリの市況に賭けている枠だと割り切っています。

5位のクボタ(6326)はマイナス1.66パーセント農業機械と建設機械の大手です。9月14日に日系大手証券が目標株価を2,900円へ引き下げましたその1週間前の9月7日には、同じように目標株価が引き上げられていた——短期間で見方が揺れている局面です。200株・平均取得単価1,844円に対して終値2,783円50銭、含み益はプラス187,900円・プラス50.95パーセント年間配当52円で取得利回り2.82パーセント、現在利回り1.87パーセントです。

下落TOP5の5銘柄で、今日の減少額は合計マイナス50,858円でした。

ランキングの合計はマイナス、それでも全体はプラス368,768円

ここで、今日いちばん面白い数字を出しておきます

区分 金額
上昇TOP5の増加額 +18,746円
下落TOP5の減少額 -50,858円
TOP10の合計 -32,112円
ポートフォリオ全体 +368,768円
差(ランキング外の寄与) +400,880円

騰落率で並べたTOP10を全部足すと、マイナス32,112円です。それなのに、ポートフォリオ全体はプラス368,768円つまり、ランキングに1銘柄も顔を出さなかった残り184銘柄が、40万円を押し上げていたことになります。

昨日の解説で「騰落率ランキングより寄与度のほうが効く日がある」と書いたばかりですが、今日はその極端な形でした。プライム市場の8割が上がった日ですから、わたしの194銘柄も、その多くが1パーセント前後の地味な上げ方をしていたはずです。1パーセント前後では、TOP5には絶対に載りませんでも、それが184銘柄ぶん積み上がると40万円になります

分散投資をしていると、こういう日に「何が効いたのか分からない」という状態になります画面に映るのは大きく動いた10銘柄だけで、実際に稼いだのは、映らなかった銘柄たちでした。

ポートフォリオ全体

評価額 含み損益 含み損益(%) 前日比 前日比(%)
37,856,978円 +13,959,016円 +58.41% +368,768円 +0.99%

評価額3,785万円、含み損益プラス1,395万円、含み損益率プラス58.41パーセント昨日のプラス56.87パーセントから、プラス1.54パーセントポイント戻しました

評価額37,856,978円は過去最高です。これまでの最高は9月1日の37,815,748円でしたから、41,230円上回りました

ただし、ここには注意書きが要ります含み損益率のほうは、9月1日のプラス61.39パーセントには届いていません今日はプラス58.41パーセントです。評価額は最高なのに、含み益率は最高ではない——この2つがズレる理由は、買い増しにあります

指標 9/1 9/17
評価額 37,815,748円 37,856,978円 +41,230円
含み損益 +14,383,920円 +13,959,016円 -424,904円
取得コスト(逆算) 23,431,828円 23,897,962円 +466,134円
含み損益率 +61.39% +58.41% -2.98ppt

9月1日から今日までの12営業日で、わたしは466,134円ぶん買い増しています買い増した株は、買った瞬間は含み益ゼロです。だから、取得コスト(分母)だけが先に増えて、含み益率は下がります評価額という「いくらになったか」の数字と、含み益率という「どれだけ増えたか」の数字は、買い増しを続けている限り一致しません

そして今日は、その買い増しがゼロでした

要因 影響
株価による変動 +1.54ppt
買い増しによる分母の増加 0.00ppt
合計 +1.54ppt

分母がまったく動いていないので、プラス1.54ポイントは丸ごと株価の力です。9月に入って、この分解が「株価要因100パーセント」になったのは、9月3日と今日の2日だけ——売買をしなかった日だけの特権みたいなものです。

📚 初心者向けワンポイント解説:「目標株価」と「レーティング」——証券会社の投資判断は、長期投資家にとって何を意味するのか

今日のTOP10を調べていて、10銘柄のうち3銘柄で、直近1週間から10日のあいだに証券会社の目標株価の改定があったことに気づきました。しかも上昇側にも下落側にも、両方入っている。せっかくなので、今日はここを整理しておきます。

目標株価とレーティングは別物

証券会社のアナリストが出すレポートには、だいたい2つの数字と1つの判断が載っています

  • 目標株価(ターゲットプライス): 向こう6〜12カ月でこのくらいの株価が妥当、という水準
  • 業績予想: 売上高・営業利益・純利益などの予想値
  • レーティング(投資判断): 強気(買い)/中立(ホールド)/弱気(売り)の3段階が基本

目標株価は、だいたい「アナリストの1株利益の予想」×「妥当と考えるPER」で計算されます。だから、業績予想が変われば目標株価も動きますし、同業他社のPERが切り上がれば、業績予想が同じでも目標株価は上がります

そして重要なのは、目標株価とレーティングは独立して動くということです。今日わたしが確認した3件は、全部「レーティングは中立に据え置きで、目標株価だけが動いた」という形でした。

銘柄 改定日 内容 レーティング
商船三井(9104) 9/16 目標株価を7,900円へ引き上げ 中立を据え置き
クボタ(6326) 9/14 目標株価を2,900円へ引き下げ 中立を据え置き
FUJIMI(5384) 9/9 目標株価を3,540円へ引き下げ 中立を据え置き

短期の需給には、確実に効く

「アナリストの言うことなんて」と思いたくなりますが、短期の株価には確実に効きます

今日の商船三井はプラス4.04パーセントで上昇TOP5の4位でした。目標株価の引き上げが昨日16日ですから、タイミングは合っていますもちろん、出遅れセクターへの買いという地合いの要因もあったので、これだけが理由とは言えませんが、買いの背中を押した材料のひとつではあったと思っています。

なぜ効くのか機関投資家のなかには、社内ルールとして「レーティングが強気の銘柄しか買えない」「目標株価を上回った銘柄は売る」といった運用をしているところがあるからです。レポートが出た瞬間に、機械的な売買が発生する——だから短期では効きます

でも、1週間で反転することもある

一方で、こんなことも起きますクボタは、9月7日に日系大手証券が目標株価を引き上げたばかりでした。それが9月14日には、同じく日系大手証券によって2,900円へ引き下げられているわずか1週間で、見方が反転しています

FUJIMIも似た形で、9月9日に目標株価が3,540円へ引き下げられ、9月11日には別の証券会社が利益成長の踊り場を指摘——2日のあいだに2つのネガティブな評価が重なりました。

目標株価は「向こう6〜12カ月」の数字のはずなのに、1週間で数百円動くこれは、アナリストがいい加減という話ではなく、前提にしている業績予想やPERが、市場環境の変化ですぐ動くからです。半導体材料のFUJIMIなら、半導体市況の見方が1週間で変われば、目標株価も1週間で変わります

わたしの読み方

わたしは目標株価を、こう扱っています

ひとつめ、「なぜ動いたか」の説明としては素直に受け取る今日の商船三井やFUJIMIのように、値動きの理由が分からないときに、直近のレーティング改定を調べると腑に落ちることが多いです。上昇の理由を「分からない」と書くより、材料が特定できたほうが記録として役に立ちます

ふたつめ、売買の判断材料にはしない目標株価は、あくまで株価の話です。わたしが軸にしているのは配当で、目標株価のレポートに「この会社の配当がどうなるか」はほとんど書いてありませんクボタの目標株価が2,900円になろうが2,700円になろうが、年間配当52円・取得利回り2.82パーセントという数字はまったく変わらないわけです。

みっつめ、目標株価に届いた/届かないで一喜一憂しないスカパーJSAT(9412)は、わたしの平均取得単価661円に対して今日の終値が2,060円です。この銘柄を661円で買った時点のアナリストの目標株価が何円だったかは知りませんが、2,060円ではなかったはずです。目標株価は「今の情報でどこまで」の数字であって、5年後・10年後を語る数字ではない——そこを混同しないようにしています

株価の物差しは証券会社が出してくれますが、配当の物差しは自分で持つしかありませんわたしにとってそれがYOC(取得利回り)で、目標株価がどう動いても、661円という自分の取得単価は動かないそういう意味で、YOCはいちばん腰の据わった指標だと思っています。

配当情報

今日は2銘柄の中間配当が入金しました。税引後で合計1,041円です。

銘柄(コード) 基準日の保有株数 1株中間配当 配当金総額 税額 受取額(税引後)
すかいらーくHD(3197) 100株 10円 1,000円 203円 797円
クリヤマHD(3355) 10株 30.5円 305円 61円 244円
合計 1,305円 264円 1,041円

どちらも12月決算の会社なので、6月末を基準日とする中間配当が9月に入金します。9月1日のJT・INPEXほか6銘柄から始まった、いつものサイクルです。

そして今日は、2銘柄とも基準日の株数と今の株数が一致していました。すかいらーくHDは100株、クリヤマHDは10株——どちらも買ってから一度も買い増していない銘柄です。9月の前半は「基準日のあとに買い増した分は対象外」という話ばかり書いていたので、ずれのない明細は気持ちがいいものです。

すかいらーくホールディングス(3197)の797円ガストやバーミヤン、ジョナサンを展開する外食大手です。2026年12月期の年間配当予想は27円で、今回の中間は10円——期末が17円という配分になります。

この配分は、少し珍しい形です。年間27円のうち、中間が10円で期末が17円ですから、中間は全体の37パーセントしかありません。9月に入ってから入金した銘柄を並べると、この会社の偏り方がよく分かります

銘柄(コード) 年間配当 中間 期末 中間の比率
クリヤマHD(3355) 61円 30.5円 30.5円 50%
ニチリン(5184) 190円 95円 95円 50%
NSグループ(471A) 76円 38円 38円 50%
ヒューリック(3003) 67円 33.5円 33.5円 50%
東京建物(8804) 126円 61円 65円 48%
すかいらーくHD(3197) 27円 10円 17円 37%

ほとんどの会社は、中間と期末をきれいに折半します。東京建物がやや期末寄りで48パーセントそしてすかいらーくHDの37パーセントが、いちばん偏っているわけです。

外食は、季節や消費動向で業績が振れやすい商売です。中間の時点では控えめに出しておいて、通期の着地を見てから期末で調整する——そういう配当政策なのだろうと理解しています100株・平均取得単価2,992円に対して年間27円なので、取得利回りは0.90パーセント正直、インカム目的で買った銘柄ではありません株主優待のカードを目当てに持っている枠です。

クリヤマホールディングス(3355)の244円産業用ホースやスポーツ施設の資材を手がける会社で、年間配当61円のちょうど半分の30円50銭が中間配当でした。10株なので税引前305円、税引後244円——金額としては小さいですが、10株しか持っていない銘柄でこの入金というのは、なかなかの効率です。

平均取得単価1,165円に対して年間61円なので、取得利回りは5.24パーセント今日の終値1,808円はプラス13円・プラス0.72パーセントで、含み益率はプラス55.19パーセントです。一昨日15日には上昇TOP5の3位でプラス2.59パーセントだった銘柄でもあります。10株で年間610円(税引前)——少額ですが、取得利回り5.24パーセントという数字は、わたしのポートフォリオでも上位です。

9月に入って13営業日で、税引後の受取配当は累計70,382円になりました。

入金日 内容 受取額(税引後)
9/1(火) JT・INPEXほか6銘柄 40,870円
9/2(水) オプテックスグループ(6914) 183円
9/3(木) ヒューリック(3003) 4,486円
9/4(金) ヤマハ発動機・キリンHD・サンセイランディック・荏原実業 10,980円
9/7(月) 住友林業(1911) 2,869円
9/8(火) NSグループ(471A)・東京建物(8804) 4,726円
9/9(水) ニチリン(5184) 380円
9/15(火) カナディアン・ソーラー・インフラ投資法人(9284) 4,847円
9/17(木) すかいらーくHD(3197)・クリヤマHD(3355) 1,041円
9月累計 70,382円

ついに7万円を超えました今日のポートフォリオの増加額は368,768円ですから、今日の配当1,041円は、その354分の1にしかなりません。でも、株価の368,768円は明日には消えるかもしれない数字で、1,041円は口座に入った現金です。今月ここまでの70,382円も、全部そういう現金——この違いが、続けているうちに効いてきます

明日以降の注目ポイント

  • 9月18日の日銀金融政策決定会合の結果。利上げがあった場合の銀行・保険・不動産への影響と、ドル円156円台からの振れ
  • FOMCの3年ぶり利上げを通過した後の米国市場と、AI・半導体関連への利益確定売りが続くかどうか
  • 今日買われた出遅れセクター(海運・医薬品・鉄鋼)と、自動車・金融のバリュー株に、買いが続くか
  • 9月19日(土)〜23日(水)の5連休を前にしたポジション調整
  • 9月28日の権利付き最終日に向けた、高配当株・優待株の買い需要
  • 10月1日のキオクシアHD(285A)の株式分割(1株→3株)と、三井住友FG(8316)の株式分割(1株→2株)
  • 12月決算企業の中間配当の入金。9月末にかけて、まだ数銘柄の入金が残っている見込み

まとめ

今日9月17日は「FOMCを無難に通過した相場で、日経が小さく上げてTOPIXが大きく上げた」という一日でした。日経平均プラス0.33パーセントの64,136円25銭、TOPIXプラス0.80パーセントの4,094.19、わたしのポートフォリオはプラス0.99パーセントという結果です。

9/17
日経平均 +0.33%
TOPIX +0.80%
わたしのポートフォリオ +0.99%

対日経プラス0.66パーセントポイント、対TOPIXプラス0.19パーセントポイント9月に日経平均が上げた日は今日で5日目ですが、わたしが日経に勝ったのは今日が初めてです。買われたのが値がさのAI・半導体ではなく、自動車・金融・海運・医薬品・鉄鋼といったバリューと出遅れだったから——理由は、それに尽きると思っています

評価額37,856,978円は過去最高でした。9月1日の37,815,748円を、12営業日ぶりに41,230円上回りましたただし含み損益率のプラス58.41パーセントは、9月1日のプラス61.39パーセントには届いていませんこの12営業日で466,134円ぶん買い増していて、取得コストという分母がその分だけ増えているからです。「いくらになったか」と「どれだけ増えたか」は、買い増しを続けるかぎり別々に動きます

上昇TOP5は、5銘柄すべてがプラス3.4パーセント超1位はニレコのプラス4.70パーセント、2位は任天堂のプラス4.29パーセントで、9月9日・10日に2日連続で下落TOP5 1位だった銘柄がようやく戻ってきました4位の商船三井プラス4.04パーセントは、出遅れセクターへの買いと、前日の目標株価引き上げが重なった形です。5位のスカパーJSATは含み益率プラス211.65パーセントで、取得利回り7.26パーセントは今日のTOP10で最高でした。

下落TOP5は、TDK・FUJIMI・キオクシアHDと半導体関連が3銘柄1位のINPEXマイナス3.23パーセントは、原油が106ドル台から反落したことによる利益確定売りです。そのINPEXについては、これまで「108〜130円」の幅でしか書けなかった年間配当が、会社予想112円で確定しました。9月1日に受け取った中間配当56円のちょうど2倍——取得利回りは6.44パーセントになります。

今日いちばん面白かったのは、上昇TOP5と下落TOP5の10銘柄を合計するとマイナス32,112円だったことです。それでも全体はプラス368,768円——ランキングに載らなかった184銘柄が、40万円を押し上げていましたプライム市場の8割が上がった日ですから、わたしの保有銘柄の多くも、1パーセント前後の地味な上げ方をしていたはずです。画面に映るのは大きく動いた10銘柄だけですが、実際に稼いだのは映らなかった銘柄たちでした。

本日の売買はありません9月では9月3日に続いて2日目の“何もしない”日です。プライムの8割が上がった日に追いかけて買うのは、押し目買いでもナンピンでもなく、ただの高値づかみ——そう考えて、今日は見ているだけにしました結果として、含み損益率のプラス1.54ポイントは丸ごと株価の力で、買い増しによる分母の押し下げはゼロです。

配当は、すかいらーくHD(3197)とクリヤマHD(3355)の2銘柄から税引後1,041円9月の累計は70,382円になりましたすかいらーくHDは年間27円のうち中間が10円だけという、中間比率37パーセントの偏った配分で、中間と期末をきれいに折半する会社が多いなかでは珍しい形です。

明日は日銀の金融政策決定会合の結果が出ます利上げがほぼ確実視されているとはいえ、今日のFOMCのように「無難な通過」で買われるのか、それとも素直に売られるのかは、開けてみないと分かりません明後日からは5連休でもあります。9月28日の権利付き最終日に向けた買いも、そろそろ意識される時期です。

明日も、地味に、着実に。


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免責事項:本記事は個人の投資記録であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。投資はご自身の判断と責任で行ってください。

【2026年9月16日】高配当株PF記録|日経+0.69%の4日ぶり反発にPF+0.63%で並走、ENEOS+4.99%が上昇TOP5の2位、パンパシフィックHDを年初来の安値でナンピン

今日のサマリー

日経平均は前日比プラス438円90銭・プラス0.69パーセントの63,923円00銭で、4営業日ぶりの反発でした。

支えになったのはアジア株です。韓国のKOSPIなどアジア株の上昇を受けて、AI・半導体関連の一角に買いが入ったと伝わっています。海外短期筋による株価指数先物の買いが徐々に強まり、大引けにかけて上げ幅を広げたという動きでした。

ただ、前場は下げる場面も目立ったようです。日米の金利が高止まりしていること、そしてニューヨーク原油先物が5月中旬以来の高値水準まで上がったことが、投資家心理の重荷になったと報じられています。今夜には米FOMCの結果、明日17日からは日銀の金融政策決定会合どちらも利上げがほぼ確実視されているという状況です。

TOPIXはプラス24.56・プラス0.61パーセントの4,061.72日経平均とTOPIXが、ほぼ同じ幅で揃って上げた一日でした。

そして、わたしのポートフォリオはプラス233,039円・プラス0.63パーセントでした。

日経平均に対してマイナス0.06パーセントポイント、TOPIXに対してはプラス0.02パーセントポイント負けは負けですが、その差は0.06ポイントです。

9月に入って、日経平均が上げた日は今日で4日目になります。9月4日はマイナス1.81ポイント、9月7日はマイナス2.09ポイント、9月10日はマイナス0.27ポイント——そして今日がマイナス0.06ポイント日経が0.69パーセントも上げた日に、ここまで近い距離で並走できたのは9月では初めてです。

今日の3大トピックは:

  1. 日経平均はアジア株高とAI・半導体の一角への買いでプラス0.69パーセントの4日ぶり反発。日米金利の高止まりと原油高が重荷で前場は軟調。TOPIXもプラス0.61パーセントで、指数はほぼ揃って上昇
  2. わたしのポートフォリオはプラス0.63パーセントで、対日経マイナス0.06パーセントポイント。日経が上げた日としては9月でもっとも小さい差。上昇TOP5の2位は原油高を受けたENEOS(5020)のプラス4.99パーセントで、含み益率はプラス216.99パーセント
  3. 買いはパンパシフィックHD(7532)10株・7,196円のみ。約定単価719円60銭は9月に入って7回目のナンピンで、終値ベースでは今年いちばん安い水準

主要指数とポートフォリオの比較

指標 終値 前日比 騰落率
私のポートフォリオ 37,488,210円 +233,039円 +0.63%
日経平均 63,923.00円 +438.90円 +0.69%
TOPIX 4,061.72 +24.56 +0.61%

日経平均プラス0.69パーセント、TOPIXプラス0.61パーセント、わたしのポートフォリオプラス0.63パーセント3つがきれいに0.6パーセント台に並びました

この並びは、実はあまり起こりません昨日までの2日間は、日経とTOPIXの向きがそれぞれ違い、わたしのポートフォリオはTOPIX寄りの動きをしていました今日は「半導体も買われ、それ以外も買われた」という全体的な上げだったので、指数の種類による差がほとんど出なかったということだと思っています。

53日累計で対日経+18.41pptを維持

日付 日経平均 TOPIX ポートフォリオ 対日経差
7/2〜7/30 -8.56%累計 -0.94%累計 +5.20%累計 +13.76ppt累計
7/31(木) +4.03% +1.29% +0.06% -3.97ppt
8/3(月) -0.94% -1.08% -1.22% -0.28ppt
8/4(火) +0.32% +0.04% -0.49% -0.81ppt
8/5(水) +3.66% +2.13% +1.20% -2.46ppt
8/6(木・記事なし) -0.93% +0.19%(推計) +1.17% +2.10ppt
8/7(金) -0.12% +0.47% +0.70% +0.82ppt
8/10(月) +2.08% +0.63% -0.09% -2.17ppt
8/12(水) +0.83% +0.94% +0.61% -0.22ppt
8/13(木) +1.16% +0.89% +0.48% -0.68ppt
8/14(金) +0.59% +0.51% +0.28% -0.31ppt
8/17(月) +0.74% -0.31% -0.42% -1.16ppt
8/18(火) -2.54% -1.05% -0.15% +2.39ppt
8/19(水) -3.16% -3.09% -2.47% +0.69ppt
8/20(木) +1.36% +1.18% +1.35% -0.01ppt
8/21(金) -0.30% +0.19% +1.02% +1.32ppt
8/24(月) -0.74% +0.15% +0.28% +1.02ppt
8/25(火) +0.50% +0.50% +0.31% -0.19ppt
8/26(水) +0.62% +0.42% +0.21% -0.41ppt
8/27(木) -0.20% +0.15% +0.14% +0.34ppt
8/28(金) +0.41% +0.72% +0.28% -0.13ppt
8/31(月) -0.14% +0.23% +0.22% +0.36ppt
9/1(火) -0.15% +0.62% +1.46% +1.61ppt
9/2(水) -2.85% -2.40% -1.68% +1.17ppt
9/3(木) -0.17% +0.50% +0.71% +0.88ppt
9/4(金) +1.26% +0.03% -0.55% -1.81ppt
9/7(月) +2.12% +0.55% +0.03% -2.09ppt
9/8(火) -1.70% -1.83% -1.22% +0.48ppt
9/9(水) -0.19% -0.09% +0.00% +0.19ppt
9/10(木) +0.20% +0.20% -0.07% -0.27ppt
9/11(金) -1.93% -0.65% -0.24% +1.69ppt
9/14(月) -0.81% +0.74% +0.92% +1.73ppt
9/15(火) -0.01% -0.52% -0.65% -0.64ppt
9/16(水) +0.69% +0.61% +0.63% -0.06ppt
53日累計 -8.90% +0.77% +9.51% +18.41ppt

53日累計は日経平均マイナス8.90パーセントに対してポートフォリオはプラス9.51パーセント、対日経通算プラス18.41パーセントポイント昨日のプラス18.47pptから、わずかにマイナス0.06pptです。TOPIXとの累計はプラス0.16パーセントからプラス0.77パーセントに広がりました

9月に入ってからの12営業日を並べると、こうなります

日付 日経平均 ポートフォリオ 対日経差 累計
9/1(火) -0.15% +1.46% +1.61ppt +18.31ppt
9/2(水) -2.85% -1.68% +1.17ppt +19.48ppt
9/3(木) -0.17% +0.71% +0.88ppt +19.19ppt
9/4(金) +1.26% -0.55% -1.81ppt +17.38ppt
9/7(月) +2.12% +0.03% -2.09ppt +15.29ppt
9/8(火) -1.70% -1.22% +0.48ppt +15.77ppt
9/9(水) -0.19% +0.00% +0.19ppt +15.96ppt
9/10(木) +0.20% -0.07% -0.27ppt +15.69ppt
9/11(金) -1.93% -0.24% +1.69ppt +17.38ppt
9/14(月) -0.81% +0.92% +1.73ppt +19.11ppt
9/15(火) -0.01% -0.65% -0.64ppt +18.47ppt
9/16(水) +0.69% +0.63% -0.06ppt +18.41ppt

日経平均が上げた日は4日、下げた日は8日上げた4日は4日とも対日経マイナス、下げた8日のうち7日が対日経プラス——この構図そのものは今日も変わりません

変わったのは、負け方の中身です。9月4日と9月7日は、日経が1〜2パーセント上げるのにわたしのポートフォリオはほぼ横ばいで、1.8〜2.1ポイントも置いていかれましたあの2日は、日経を押し上げたのがAI・半導体の大型株だけで、わたしの持っているバリュー株には買いが回ってこなかった日です。

今日は違いましたAI・半導体の一角も買われましたが、それだけではなかった地銀株は9月末の権利取りを見据えて後場に上げ幅を広げたと伝わっていますし、原油高を受けてエネルギー関連も動いています買われる範囲が広い日は、わたしのような分散型のポートフォリオも一緒に上がれる——今日のマイナス0.06ポイントは、そういう日の数字だと思っています。

本日の取引

今日買ったのは1銘柄・10株・合計7,196円だけです。パンパシフィックHD(7532)のナンピンでした。

銘柄(コード) 約定株数 約定単価 約定金額 意図
パンパシフィックHD(7532) 10 719.6円 7,196円 ナンピン(160→170株)
合計 10 7,196円

7,196円は、9月に入ってからの1日の買い増し額としてはいちばん少ない金額です。昨日の61,013円、9月11日の71,937円、9月2日の137,365円と比べると、桁がひとつ違います

パンパシフィックHD——9月に入って7回目、終値は今年いちばん安い水準

パンパシフィックHD(7532)は、ドン・キホーテやアピタ、ユニーを運営する会社です。9月2日から、ほぼ営業日おきに10株ずつ買い増してきました

日付 約定単価 保有株数 平均取得単価
1回目 9/2(水) 769円 100→110株 862→854円
2回目 9/7(月) 769.4円 110→120株 854→847円
3回目 9/9(水) 755.6円 120→130株 847→840円
4回目 9/10(木) 748円 130→140株 840→833円
5回目 9/11(金) 726.1円 140→150株 833→826円
6回目 9/15(火) 727.3円 150→160株 826→820円
7回目 9/16(水) 719.6円 160→170株 820→約814円

11営業日で100株から170株、平均取得単価は862円から約814円48円下がりました

昨日の記事では「6回目にして初めて約定単価が前回を上回った。買うたびに安値を更新する流れは、ひとまず止まった」と書きましたその翌日に、また更新してしまったというのが正直なところです。しかも今日の終値719円60銭は、9月11日の726円10銭を下回り、今年の終値としてはいちばん安い水準です。

背景として伝わっているのは、月次の販売データです。8月の国内リテール既存店売上高は前年同月比プラス1.4パーセントで、2カ月連続の前年超え数字そのものは悪くありませんが、前月より伸びが鈍ったと受け止められ、9月10日の開示以降も株価は戻りの弱い展開が続いています

170株・平均取得単価約814円に対して終値719円60銭、含み損はマイナス16,037円・マイナス11.59パーセント昨日のマイナス11.29パーセントから、また少し深くなりました7回のナンピンで平均取得単価は48円下げましたが、株価はそれ以上に下げているということです。

ここは正直に書いておきますナンピンを7回続けて、含み損率が改善していないこれは「ナンピンが効いていない」のではなく、「下げのスピードのほうが速い」ということです。10株ずつという小刻みな買い方は、下げが続く局面で一気に傷を広げない代わりに、平均取得単価を動かす力も弱い——その両面が、この表にそのまま出ています

年間配当は会社予想で10円、取得利回りは約1.23パーセントそもそも高配当銘柄として持っている株ではなく、小売の内需銘柄としての分散枠です。配当で待てる銘柄ではないぶん、どこまで買い下がるかの線引きは、自分で決めておかないといけないと思っています。

私の高配当株ポートフォリオ実績

上昇TOP5

銘柄(コード) 保有数 平均取得単価 終値 前日比(%) 評価損益 年間配当金 取得利回り 現在利回り
OKI(6703) 5 2,058円 2,747円 +146(+5.61%) +3,445円 65円 3.16% 2.37%
ENEOS(5020) 400 465円 1,474円 +70(+4.99%) +403,600円 34円 7.31% 2.31%
エスペック(6859) 2 3,320円 4,025円 +160(+4.14%) +1,410円 115円 3.46% 2.86%
アストロスケール(186A) 16 1,019円 1,045円 +38(+3.77%) +416円 0円 0.00% 0.00%
三井化学(4183) 12 2,151円 2,198円 +78.5(+3.70%) +564円 75円 3.49% 3.41%

1位のOKI(6703)はプラス5.61パーセント通信機器の老舗で、ATMやプリンタ、防衛関連の機器も手がける会社です。今日はこの銘柄に関する新しい適時開示やニュースを見つけられませんでしたので、上昇の理由を断定することはできません9月3日に日立との合弁ATM新会社の社名が決まったと報じられたり、成長戦略の対象分野に複数当てはまる銘柄として取り上げられたりしていたので、そのあたりへの見直し買いが入った可能性はあると思っています5株・平均取得単価2,058円に対して終値2,747円、含み益はプラス3,445円・プラス33.48パーセント年間配当65円で取得利回り3.16パーセント、現在利回り2.37パーセントです。

2位のENEOS(5020)はプラス4.99パーセント昨日は下落TOP5の4位でマイナス2.36パーセントでしたから、一日で立場が入れ替わりましたニューヨーク原油先物が5月中旬以来の高値水準まで上がったと伝わっていて、昨日「業種別で石油・石炭製品が下落率トップ」と書いた同じセクターが、今日はそのまま買い戻された形です。

400株・平均取得単価465円に対して終値1,474円、含み益はプラス403,600円・プラス216.99パーセント9月9日に記録したプラス213.76パーセントを上回りました今日の上昇TOP5のなかで、金額としての増加はこの銘柄だけで28,000円——5銘柄合計の9割以上を1銘柄で稼いでいます年間配当34円で取得利回り7.31パーセント、現在利回り2.31パーセントその差は5.00パーセントポイントです。

3位のエスペック(6859)はプラス4.14パーセント環境試験器という、温度や湿度を変えて製品の耐久性を調べる装置の大手です。半導体や電子部品、車載向けの試験需要が業績に効く会社なので、今日のAI・半導体関連への買いに連動したとみています。2株・平均取得単価3,320円に対して終値4,025円、含み益はプラス1,410円・プラス21.23パーセント年間配当115円で取得利回り3.46パーセント、現在利回り2.86パーセントです。

4位のアストロスケール(186A)はプラス3.77パーセント昨日6株をナンピンしたばかりの銘柄です。平均取得単価1,019円に対して終値1,045円で、買い増した翌日に含み損マイナス1.10パーセントから含み益プラス2.55パーセントへ転換しました。宇宙デブリの除去を事業にしている会社で、9月11日の第1四半期決算は赤字拡大配当は無配なので、取得利回りも現在利回りも0パーセントです。この銘柄だけは、配当ではなく将来性で持っている枠だと割り切っています。

5位の三井化学(4183)はプラス3.70パーセントこちらも9月11日にナンピンしたばかりの銘柄です。12株・平均取得単価2,151円に対して終値2,198円、含み益はプラス564円・プラス2.19パーセント9月7日に4株を打診買いして以来、ずっと含み損だった銘柄が、今日はじめて含み益に転換しました。年間配当75円で取得利回り3.49パーセント、現在利回り3.41パーセント今日の上昇TOP5のなかで、現在利回りがいちばん高い銘柄です。

上昇TOP5の5銘柄で、今日の増加額は合計プラス30,600円うちENEOSが28,000円です。

下落TOP5

銘柄(コード) 保有数 平均取得単価 終値 前日比(%) 評価損益 年間配当金 取得利回り 現在利回り
サンセイランディック(3277) 200 473円 814円 -22(-2.63%) +68,200円 37.5円 7.93% 4.61%
楽天グループ(4755) 100 752円 714.7円 -18.9(-2.58%) -3,730円 0円 0.00% 0.00%
前澤HD(575A) 108 1,658円 1,881円 -41(-2.13%) +24,084円 63円 3.80% 3.35%
キオクシアHD(285A) 10 56,044円 50,780円 -970(-1.87%) -52,640円 0円 0.00% 0.00%
丸善CHI(3159) 100 357円 375円 -7(-1.83%) +1,800円 6円 1.68% 1.60%

まず目に入るのは、下落率の小ささです。1位のサンセイランディックでマイナス2.63パーセント、5位の丸善CHIはマイナス1.83パーセント下落TOP5の5位がマイナス2パーセントを割り込む日は、かなり穏やかな日です。昨日は5銘柄すべてがマイナス2.24パーセントからマイナス2.73パーセントに揃っていましたから、下げの深さ自体は昨日とほとんど変わらないのに、今日はそれが5銘柄だけに収まっているということになります。

1位のサンセイランディック(3277)はマイナス2.63パーセント底地や借地権といった、権利関係が複雑な不動産を買い取って整理する会社です。200株・平均取得単価473円に対して終値814円、含み益はプラス68,200円・プラス72.09パーセント年間配当37.5円で取得利回り7.93パーセントと、今日の下落TOP5では取得利回りがいちばん高い銘柄です。現在利回りも4.61パーセントあります。

2位の楽天グループ(4755)はマイナス2.58パーセント100株・平均取得単価752円に対して終値714円70銭、含み損はマイナス3,730円・マイナス4.96パーセントです。8月10日に発表された第2四半期決算が市場予想を下回ってから、株価は平均取得単価を挟んで行ったり来たりしています。無配なので、取得利回りも現在利回りも0パーセント配当がない銘柄は、株価が戻るのを待つ以外にできることがない——これはこれで、持ち方を考えさせられる枠です。

3位の前澤HD(575A)はマイナス2.13パーセント上下水道の処理設備を手がける、今年上場したばかりの会社です。108株・平均取得単価1,658円に対して終値1,881円、含み益はプラス24,084円・プラス13.45パーセント7月15日に適時開示6件でストップ高になったときの株価は1,789円でしたから、そこからさらに上の水準を保っています年間配当は63円で、取得利回り3.80パーセント、現在利回り3.35パーセントです。

この銘柄の配当は、少し特殊な形をしています中間配当はなく、期末配当63円のみしかも今期は変則決算で、配当の対象期間が10カ月しかありません今年上場したばかりの会社なので、最初の一期だけ期間が短くなっているということです。

正直に書くと、配当利回りを確かめていて数字が合わず、しばらく悩みました63円を今日の終値1,881円で割ると3.35パーセントところが、別の画面には予想配当利回り4.01パーセントという表示もあるどちらかが間違っているのかと思いましたが、そうではありませんでした

63円は10カ月分の配当です。これを12カ月分に換算すると75円60銭75円60銭を1,881円で割ると4.02パーセントで、表示されていた4.01パーセントとほぼ一致します。片方は「今期に実際に受け取る金額」、もう片方は「12カ月に直した場合の水準」を見ていた——それだけの話でした

わたしのテーブルには、実際に受け取る63円のほうを載せています108株なので、税引前で6,804円、税引後で約5,422円もし12カ月換算の75円60銭で見るなら、取得利回りは4.56パーセントになります。来期からは通常の12カ月決算に戻る予定なので、年間ベースの配当がどの水準に落ち着くかは、次の決算発表を待ちたいところです。

4位のキオクシアHD(285A)はマイナス1.87パーセント昨日はプラス2.29パーセントで上昇TOP5の5位でしたから、こちらも一日で入れ替わりました10株・平均取得単価56,044円に対して終値50,780円、含み損はマイナス52,640円・マイナス9.39パーセント9月14日に付けた50,590円の水準に、また近づいています10月1日には1株を3株に分ける株式分割が控えているので、それまでは値動きの大きさに付き合うしかないと思っています。

5位の丸善CHI(3159)はマイナス1.83パーセント丸善やジュンク堂の書店に加えて、図書館の運営受託や学術情報のサービスを手がける会社です。9月11日に発表した中間決算は営業利益がプラス8.1パーセントで、通期予想と年間配当6円は据え置きでした。100株・平均取得単価357円に対して終値375円、含み益はプラス1,800円・プラス5.04パーセント年間配当6円で取得利回り1.68パーセント、現在利回り1.60パーセントです。

下落TOP5の5銘柄で、今日の減少額は合計マイナス21,118円上昇TOP5のプラス30,600円と差し引きすると、プラス9,482円です。

ポートフォリオ全体

評価額 含み損益 含み損益(%) 前日比 前日比(%)
37,488,210円 +13,590,248円 +56.87% +233,039円 +0.63%

評価額3,748万円、含み損益プラス1,359万円、含み損益率プラス56.87パーセント昨日のプラス55.91パーセントから、プラス0.96パーセントポイント戻しました

いつものように分解しておきます。

要因 影響
株価による変動 +0.98ppt
買い増しによる分母の増加 -0.02ppt
合計 +0.96ppt

今日の買い増しは7,196円だけなので、分母の増加による押し下げはマイナス0.02pptとほとんど無視できる水準です。昨日は61,013円を買ってマイナス0.14pptでしたから、買った金額にほぼ比例しているのが分かります。

📚 初心者向けワンポイント解説:騰落率ランキングと「寄与度」の違い——上昇TOP5より、ランキングに載らない銘柄のほうが効く日がある

今日は、少し不思議な数字が出ました

ポートフォリオ全体はプラス233,039円でも、上昇TOP5の合計はプラス30,600円、下落TOP5の合計はマイナス21,118円差し引きするとプラス9,482円で、全体のプラス233,039円の4パーセントほどにしかなりません

つまり、今日の上げの96パーセントは、上昇TOP5にも下落TOP5にも載らなかった銘柄が作っているということです。今日はこの「寄与度」の話を整理しておきます

騰落率と寄与度は違う

証券会社の画面でまず目に入るのは、騰落率のランキングです。「今日いちばん上がった銘柄はどれか」を、パーセントの大きい順に並べたものですね。

でも、自分の資産がいくら増えたかを決めるのは、騰落率ではありません騰落率 × その銘柄に入れている金額です。この掛け算の結果を「寄与度(コントリビューション)」と呼びます

今日の上昇TOP5を、この目で見直すとこうなります

順位 銘柄 騰落率 保有株数 評価額 増加額
1位 OKI(6703) +5.61% 5株 13,735円 +730円
2位 ENEOS(5020) +4.99% 400株 589,600円 +28,000円
3位 エスペック(6859) +4.14% 2株 8,050円 +320円
4位 アストロスケール(186A) +3.77% 16株 16,720円 +608円
5位 三井化学(4183) +3.70% 12株 26,376円 +942円

騰落率ではOKIが1位です。でも、増やしてくれた金額は730円一方、騰落率で2位のENEOSは28,000円——38倍の差があります。

理由は単純で、OKIは5株、ENEOSは400株持っているからです。評価額で見れば13,735円と589,600円で、43倍の開きがあります同じ5パーセントの上げでも、効く金額はまったく違うということです。

エスペックに至っては、プラス4.14パーセントで320円上昇率ランキングの3位なのに、金額としてはコーヒー1杯分です。

だから「ランキング外」が効く

わたしのポートフォリオは194銘柄あります。上昇TOP5と下落TOP5で合わせて10銘柄残りの184銘柄は、今日はランキングに載りませんでした

でも、その184銘柄が今日プラス223,557円を作っています

なぜか1銘柄あたりの上げ幅は、せいぜいプラス0.5パーセントからプラス2パーセント程度でしょう。ランキングには到底届きませんそれでも、184銘柄ぶんを足し合わせると、TOP10の24倍近い金額になるわけです。

分散投資というのは、こういう形で効きます「どれか1つが大当たりする」のではなく、「たくさんの小さな上げが積み上がる」そして同じ理屈で、下げる日も「たくさんの小さな下げ」になるので、1日の値動きが穏やかになります

ランキングの見方が変わる

この考え方に慣れると、証券会社の画面の見え方が少し変わります

騰落率ランキングの1位を見て「今日は儲かった」と思うのは、早いまず「その銘柄をいくら分持っているか」を確認する2株しか持っていない銘柄が10パーセント上がっても、資産はほとんど動きません

逆に、ランキングに一度も載らない大型の保有銘柄が、毎日0.3パーセントずつ動いているほうが、金額としてはずっと大きいわたしの場合、ENEOS400株・住友商事500株・丸紅200株あたりが、その役割を担っています

自分のポートフォリオで確かめる方法

難しい計算は要りません証券会社の保有一覧を、評価額の大きい順に並べ替えるだけです。

そして、上位10銘柄で全体の何パーセントを占めているかを見ますもしそこが50パーセントを超えているなら、その10銘柄の動きが、そのまま自分の1日の損益を決めているということ。逆に20パーセント程度なら、わたしのように「ランキング外の積み上げ」で動くポートフォリオです。

どちらが良い・悪いという話ではありません少数の銘柄に集中していれば、当たったときのリターンは大きくなりますわたしはその代わりに、1日の振れ幅が小さくなる側を選んでいるというだけです。

今日のプラス0.63パーセントという数字は、派手な銘柄が1つもなくても作れる53日累計で対日経プラス18.41パーセントポイントというのも、こういう日の積み重ねだと思っています。

明日以降の注目ポイント

  • 今夜の米FOMCの結果と、9月17〜18日の日銀金融政策決定会合。どちらも利上げがほぼ確実視されているなかで、その先の見通しがどう示されるか
  • ニューヨーク原油先物が5月中旬以来の高値水準まで上がったことの継続性と、ENEOS(5020)・INPEX(1605)などエネルギー関連への影響
  • 日米の金利の高止まりが続くか。銀行株・不動産株の反応
  • パンパシフィックHD(7532)が今年の終値としていちばん安い水準から戻せるか。8回目のナンピンをどこで判断するか
  • キオクシアHD(285A)の10月1日の株式分割(1株→3株)に向けた需給と、AI・半導体関連全体の地合い
  • 10月1日の三井住友FG(8316)の株式分割(1株→2株)。9月末を基準日とする初の株主優待も控えており、権利付き最終日は9月28日
  • 9月19日(土)〜23日(水)の5連休を前にしたポジション調整
  • 9月末の権利付き最終日(9月28日)に向けた高配当株・優待株の買い需要。今日は地銀株が後場にかけて上げ幅を広げたと伝わっている
  • 前澤HD(575A)の10月13日の決算発表。初年度の変則決算を終えて、通常の年間ベースの配当見通しが示されるか

まとめ

今日9月16日は「指数もポートフォリオも、揃って0.6パーセント台」という一日でした。日経平均プラス0.69パーセントの63,923.00円、TOPIXプラス0.61パーセントの4,061.72、わたしのポートフォリオはプラス0.63パーセントという結果です。

9/16
日経平均 +0.69%
TOPIX +0.61%
わたしのポートフォリオ +0.63%

日経平均はアジア株の上昇を支えにAI・半導体関連の一角へ買いが入り、4営業日ぶりの反発日米の金利の高止まりと、5月中旬以来の高値水準まで上がった原油が重荷になり、前場は下げる場面も目立ちました今夜は米FOMC、明日からは日銀の金融政策決定会合です。

ポートフォリオは前日比プラス233,039円・プラス0.63パーセント、対日経マイナス0.06パーセントポイント・対TOPIXプラス0.02パーセントポイント53日累計は対日経プラス18.41パーセントポイントです。9月に日経が上げた日は今日で4日目で、4日とも対日経マイナス——ただ、9月4日のマイナス1.81ポイント、9月7日のマイナス2.09ポイントと比べると、今日のマイナス0.06ポイントはほとんど互角でした。買われる範囲が広い日は、分散型のポートフォリオも置いていかれないと、改めて確認できた日です。

上昇TOP5はOKI(6703)プラス5.61パーセントENEOS(5020)プラス4.99パーセントエスペック(6859)プラス4.14パーセントアストロスケール(186A)プラス3.77パーセント三井化学(4183)プラス3.70パーセントENEOSは昨日の下落TOP5の4位から一日で2位に入れ替わり、含み益率はプラス216.99パーセントまで伸びましたアストロスケールと三井化学は、買い増した直後に含み益へ転換した銘柄です。

下落TOP5はサンセイランディック(3277)マイナス2.63パーセント楽天グループ(4755)マイナス2.58パーセント前澤HD(575A)マイナス2.13パーセントキオクシアHD(285A)マイナス1.87パーセント丸善CHI(3159)マイナス1.83パーセント下落TOP5の5位がマイナス2パーセントを割り込む、かなり穏やかな下げ側でした。

本日の取引は1銘柄・10株・合計7,196円パンパシフィックHD(7532)のナンピンだけです。9月に入って7回目、約定単価719円60銭は今年の終値としていちばん安い水準で、11営業日で100株から170株、平均取得単価は862円から約814円まで下げましたそれでも含み損はマイナス11.59パーセントと、昨日より深くなっていますナンピンの効き目より、下げのスピードのほうが速い——その現実は、正直に書いておきます

含み損益率はプラス55.91パーセントからプラス56.87パーセントへ、プラス0.96パーセントポイント今日は配当・分配金の入金はありませんでした

📚解説では「寄与度」を整理しました上昇TOP5と下落TOP5を差し引きしてもプラス9,482円今日の上げプラス233,039円の、わずか4パーセントです。残りの96パーセントは、ランキングに一度も載らなかった184銘柄の小さな積み上げでした。騰落率のランキングは、自分の資産が何で動いたかを、ほとんど説明してくれない——今日の数字は、それをきれいに見せてくれたと思っています

明日も、地味に、着実に。


📌 関連記事

免責事項:本記事は個人の投資記録であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。投資はご自身の判断と責任で行ってください。

【2026年9月15日】高配当株PF記録|日経-0.01%でもPF-0.65%、含み益2〜3倍の丸紅・三井住友FGなど主力株が下落TOP5、8銘柄34株を買い増し

今日のサマリー

日経平均は前日比マイナス8円89銭・マイナス0.01パーセントの63,484円10銭で、小幅ながら3日続落でした。

前場には600円を超えて上げる場面があったものの、その上げを維持できずに、引けではほぼ横ばいアドバンテストと東京エレクトロンの2銘柄だけで、日経平均を約250円押し下げたと伝わっています。

重しになったのは、金利です。新発10年物国債の利回りは3.025パーセント、一時は3.035パーセントまで上昇し、約30年ぶりの高水準と報じられています。米国の金利上昇や原油高、国内の財政への懸念が重なったようです。今夜から米FOMC、17日からは日銀の金融政策決定会合という大きなイベントを控えて、銀行株や商社株に売りが出たとも伝わっています。業種別では、石油・石炭製品が下落率トップでした。

TOPIXはマイナス21.05・マイナス0.52パーセントの4,037.16日経平均よりTOPIXのほうが大きく下げた一日です。

そして、わたしのポートフォリオはマイナス244,445円・マイナス0.65パーセントでした。

日経平均に対してマイナス0.64パーセントポイント、TOPIXに対してもマイナス0.13パーセントポイント昨日は「9月最大の勝ち幅」を書きましたが、今日は一転して負けです。

しかも今日は、9月に入って初めて「日経平均が下げた日に、対日経でマイナス」になった日でもあります。先週から「日経が下げた日は例外なく対日経プラス」と書いてきた並びが、11営業日目で途切れました理由ははっきりしていて、今日の下落TOP5は、丸紅・三井住友FG・豊田通商・ENEOS・住友商事どれも平均取得単価の2〜3倍まで上がっている、わたしの主力株です。今日の📚解説は、この「利益確定売り」の話にしました

今日の3大トピックは:

  1. 日経平均は前場の600円超高を維持できず、マイナス0.01パーセントと小幅に3日続落。長期金利は3.025パーセントと約30年ぶりの高水準で、FOMC・日銀会合を前に銀行株・商社株に売り。TOPIXはマイナス0.52パーセント
  2. わたしのポートフォリオはマイナス0.65パーセントで、対日経マイナス0.64パーセントポイント。9月に入って初めて「日経が下げた日に対日経マイナス」。下落TOP5は含み益2〜3倍の主力5銘柄で、5銘柄だけでマイナス98,136円
  3. 三井住友FG・住友林業・ヒューリックを押し目買い、東鉄工業・アストロスケール・オカダアイヨン・パンパシフィックHD・東京建物をナンピンで、8銘柄34株・61,013円。カナディアン・ソーラー・インフラ投資法人の分配金4,847円が入金

主要指数とポートフォリオの比較

指標 終値 前日比 騰落率
私のポートフォリオ 37,247,898円 -244,445円 -0.65%
日経平均 63,484.10円 -8.89円 -0.01%
TOPIX 4,037.16 -21.05 -0.52%

日経平均マイナス0.01パーセント、TOPIXマイナス0.52パーセント、わたしのポートフォリオマイナス0.65パーセント昨日とはちょうど逆の並びです。

昨日は「AI・半導体の一部の大型株が売られ、それ以外の大多数が買われた日」でした今日は、日経平均の値を大きく動かす半導体株の下げが目立った一方で、TOPIXでの比重が大きい銀行・商社・エネルギーが売られたわたしのポートフォリオは、まさにその銀行・商社・エネルギーを厚めに持っているので、TOPIXよりさらに少し下で引けました

52日累計で対日経+18.47pptに縮小

日付 日経平均 TOPIX ポートフォリオ 対日経差
7/2〜7/30 -8.56%累計 -0.94%累計 +5.20%累計 +13.76ppt累計
7/31(木) +4.03% +1.29% +0.06% -3.97ppt
8/3(月) -0.94% -1.08% -1.22% -0.28ppt
8/4(火) +0.32% +0.04% -0.49% -0.81ppt
8/5(水) +3.66% +2.13% +1.20% -2.46ppt
8/6(木・記事なし) -0.93% +0.19%(推計) +1.17% +2.10ppt
8/7(金) -0.12% +0.47% +0.70% +0.82ppt
8/10(月) +2.08% +0.63% -0.09% -2.17ppt
8/12(水) +0.83% +0.94% +0.61% -0.22ppt
8/13(木) +1.16% +0.89% +0.48% -0.68ppt
8/14(金) +0.59% +0.51% +0.28% -0.31ppt
8/17(月) +0.74% -0.31% -0.42% -1.16ppt
8/18(火) -2.54% -1.05% -0.15% +2.39ppt
8/19(水) -3.16% -3.09% -2.47% +0.69ppt
8/20(木) +1.36% +1.18% +1.35% -0.01ppt
8/21(金) -0.30% +0.19% +1.02% +1.32ppt
8/24(月) -0.74% +0.15% +0.28% +1.02ppt
8/25(火) +0.50% +0.50% +0.31% -0.19ppt
8/26(水) +0.62% +0.42% +0.21% -0.41ppt
8/27(木) -0.20% +0.15% +0.14% +0.34ppt
8/28(金) +0.41% +0.72% +0.28% -0.13ppt
8/31(月) -0.14% +0.23% +0.22% +0.36ppt
9/1(火) -0.15% +0.62% +1.46% +1.61ppt
9/2(水) -2.85% -2.40% -1.68% +1.17ppt
9/3(木) -0.17% +0.50% +0.71% +0.88ppt
9/4(金) +1.26% +0.03% -0.55% -1.81ppt
9/7(月) +2.12% +0.55% +0.03% -2.09ppt
9/8(火) -1.70% -1.83% -1.22% +0.48ppt
9/9(水) -0.19% -0.09% +0.00% +0.19ppt
9/10(木) +0.20% +0.20% -0.07% -0.27ppt
9/11(金) -1.93% -0.65% -0.24% +1.69ppt
9/14(月) -0.81% +0.74% +0.92% +1.73ppt
9/15(火) -0.01% -0.52% -0.65% -0.64ppt
52日累計 -9.59% +0.16% +8.88% +18.47ppt

52日累計は日経平均マイナス9.59パーセントに対してポートフォリオはプラス8.88パーセント、対日経通算プラス18.47パーセントポイント昨日のプラス19.11pptから、マイナス0.64ppt縮みましたTOPIXとの累計も、プラス0.68パーセントからプラス0.16パーセントまで戻っています

9月に入ってからの11営業日を並べると、こうなります

日付 日経平均 ポートフォリオ 対日経差 累計
9/1(火) -0.15% +1.46% +1.61ppt +18.31ppt
9/2(水) -2.85% -1.68% +1.17ppt +19.48ppt
9/3(木) -0.17% +0.71% +0.88ppt +19.19ppt
9/4(金) +1.26% -0.55% -1.81ppt +17.38ppt
9/7(月) +2.12% +0.03% -2.09ppt +15.29ppt
9/8(火) -1.70% -1.22% +0.48ppt +15.77ppt
9/9(水) -0.19% +0.00% +0.19ppt +15.96ppt
9/10(木) +0.20% -0.07% -0.27ppt +15.69ppt
9/11(金) -1.93% -0.24% +1.69ppt +17.38ppt
9/14(月) -0.81% +0.92% +1.73ppt +19.11ppt
9/15(火) -0.01% -0.65% -0.64ppt +18.47ppt

日経平均が下げた日は8日になり、そのうち7日が対日経プラス、今日の1日だけがマイナスです。上げた3日は、3日とも対日経マイナスのままです。

ただ、今日の日経平均はマイナス0.01パーセント「下げた日」に数えてはいますが、実態はほぼ横ばいです。「日経が下げたから勝つ」のではなく、「日経を動かしている半導体株と、わたしの持っている銀行・商社・エネルギーが、それぞれ逆に動くから差がつく」——この11日間の並びは、そう読むのが正確だと思います。今日は、その「わたしの側」が売られた日でした。

本日の取引

今日買ったのは8銘柄・34株・合計61,013円三井住友FG・住友林業・ヒューリックの3銘柄が押し目買い、残りの5銘柄がナンピンです。

銘柄(コード) 約定株数 約定単価 約定金額 意図
東鉄工業(1835) 2 3,890円 7,780円 ナンピン(26→28株)
アストロスケール(186A) 6 1,007円 6,042円 ナンピン(10→16株)
住友林業(1911) 4 1,233円 4,932円 押し目買い(244→248株)
ヒューリック(3003) 4 1,733円 6,932円 押し目買い(192→196株)
オカダアイヨン(6294) 4 1,951円 7,804円 ナンピン(146→150株)
パンパシフィックHD(7532) 10 727.3円 7,273円 ナンピン(150→160株)
三井住友FG(8316) 2 6,842円 13,684円 押し目買い(140→142株)
東京建物(8804) 2 3,283円 6,566円 ナンピン(94→96株)
合計 34 61,013円

押し目買いの3銘柄——平均取得単価は「上がる」

このブログでは、平均取得単価より上で買い増すのが押し目買い、下で買い増すのがナンピンと呼び分けています。押し目買いの3銘柄は、買い増すと平均取得単価が上がります

銘柄 買い増し前 買い増し後 平均取得単価の変化
三井住友FG(8316) 140株・2,305円 142株・2,369円(証券会社の表示) +64円
ヒューリック(3003) 192株・約1,454円 196株・約1,460円 +6円
住友林業(1911) 244株・1,200円 248株・約1,201円 +1円

いちばん目立つのは三井住友FG(8316)です。たった2株なのに、平均取得単価はプラス64円約定単価6,842円は、平均取得単価2,305円のおよそ3倍なので、2株でも平均を大きく引き上げます取得利回りは7.81パーセントから7.60パーセントに下がりました

それでも買ったのは、今日の三井住友FGがマイナス188円・マイナス2.67パーセントと、下落TOP5の2位まで売られていたからです。約定単価6,842円は、そのまま今日の終値でした。年間配当180円の会社予想に対して、今日の株価での現在利回りは2.63パーセントわたしの取得利回りの7.60パーセントとは比べものになりませんが、「今から新しく買う2株」としては、下げた日に拾えたと思っています

なお、三井住友FGは今年、9月末を基準日とする初の株主優待としてVポイントを導入しています権利付き最終日は9月28日です。優待を受けるにはOlive口座に15万円以上の預金があることも条件なので、わたしはすでに入金を済ませました

しかも、10月1日には1株を2株に分ける株式分割があり、分割後は2倍になった株数でVポイントがもらえますわたしの142株は分割後に284株今日買い増した2株も、優待の面では4株分として効いてくることになります。

ヒューリック(3003)は、昨日の1,757円50銭に続いて2営業日連続の押し目買い今日は1,733円と、昨日より24円50銭安く買えました年間配当67円で、取得利回りは約4.59パーセント、今日の約定単価での現在利回りは3.87パーセントです。長期金利が約30年ぶりの水準まで上がった日なので、不動産株にはまた逆風でした。

住友林業(1911)は、昨日プラス3.37パーセントで上昇TOP5の5位に入った銘柄です。昨日の終値1,259円から26円安い1,233円で4株平均取得単価1,200円より33円上なので押し目買いですが、244株に4株なので平均取得単価はほとんど動きません年間配当50円で取得利回り約4.16パーセントです。

ナンピンの5銘柄——9月に入って5〜6回目

銘柄 買い増し前 買い増し後 平均取得単価の変化 9月の回数
東鉄工業(1835) 26株・4,075円 28株・約4,062円 -13円 5回目
アストロスケール(186A) 10株・1,025円 16株・約1,018円 -7円
オカダアイヨン(6294) 146株・2,058円 150株・約2,055円 -3円 5回目
パンパシフィックHD(7532) 150株・826円 160株・約820円 -6円 6回目
東京建物(8804) 94株・3,499円 96株・約3,495円 -4円 5回目

5銘柄のナンピンで、平均取得単価の下がり幅は合計マイナス33円三井住友FGの2株の押し目買いひとつで上がったプラス64円の、半分ほどです。ナンピンの効き目は「安さ×株数」、押し目買いで平均取得単価が上がる幅も「高さ×株数」——同じ買い増しでも、効き方はまったく対称ではないと、表にするとよく分かります。

アストロスケール(186A)は、7月27日の新規購入以来はじめての買い増しです。9月11日に発表した第1四半期決算は赤字拡大でしたが、手元資金は約350億円10株に6株を足したので、ナンピンの比率は5銘柄のなかでいちばん大きいものの、平均取得単価と約定単価の差が18円しかないので、平均取得単価はマイナス7円にとどまりました。宇宙デブリの除去という事業は、配当ではなく将来性で持っている銘柄です。

パンパシフィックHD(7532)は、9月2日から6回目約定単価は769円→769円40銭→755円60銭→748円→726円10銭と下がり続けてきましたが、今日の727円30銭は、はじめて前回を上回りましたわずか1円20銭ですが、「買うたびに安値を更新する」流れは、ひとまず止まったことになります。含み損は約マイナス11パーセント台と、まだ深いのが正直なところです。

東京建物(8804)の約定単価は、9月に入って3,385円→3,376円→3,338円→3,288円→3,283円東鉄工業(1835)は3,960円→3,975円→3,965円→3,860円→3,890円オカダアイヨン(6294)は1,960円→1,966円→1,959円→1,957円→1,951円です。どれも2株か4株ずつ、指値の水準まで来たら淡々と拾うという買い方を続けています。

📊 決算解析: AB&C(9251)——第3四半期は大幅増益、上昇TOP5の1位に

AB&C(9251)は、9月14日に2026年10月期の第3四半期決算を発表しました。9月9日の記事では「第3四半期決算は9月中旬の予定で、まだ発表されていない」と書いた銘柄です。今日のプラス5.95パーセント・上昇TOP5の1位は、この決算を受けた動きだと見ています。

発表内容(2026年10月期 第3四半期累計・2025年11月〜2026年7月):

項目 前年同期比
売上収益 +16.8%
営業利益 +57.7%
最終利益 +58%
5〜7月期(3カ月)の最終利益 +64%
通期営業利益計画に対する進捗率 86%超
通期見通し 最終利益+65%で3期ぶりの最高益更新を見込む
年間配当(会社予想) 60円

市場の反応: 前日比プラス90円・プラス5.95パーセントの1,602円。上場来高値を更新したとも伝わっています。

わたしの評価: 「Agu.」ブランドで美容室を直営とフランチャイズで展開する会社で、M&Aによる店舗数の増加が売上を押し上げたと伝わっています。第3四半期までで通期の営業利益計画の86パーセント超を稼いでいるので、残り1四半期で計画を達成できるかというより、どこまで上振れるかが次の焦点になりそうです。

9月9日の記事では、配当性向95.4パーセントの高さに触れて「利益が増えれば、同じ配当額でも配当性向は自然に下がる」と書きました今回の増益は、まさにその方向の数字です。55株・平均取得単価1,019円に対して終値1,602円、含み益はプラス32,065円・プラス57.21パーセント9月9日のプラス47.50パーセントから、ほぼ10パーセントポイント増えました年間配当60円で取得利回り5.89パーセント、現在利回りは3.75パーセントです。

私の高配当株ポートフォリオ実績

上昇TOP5

銘柄(コード) 保有数 平均取得単価 終値 前日比(%) 評価損益 年間配当金 取得利回り 現在利回り
AB&C(9251) 55 1,019円 1,602円 +90(+5.95%) +32,065円 60円 5.89% 3.75%
トピー工業(7231) 20 2,963円 3,110円 +90(+2.98%) +2,940円 135円 4.56% 4.34%
クリヤマHD(3355) 10 1,165円 1,784円 +45(+2.59%) +6,190円 61円 5.24% 3.42%
五洋建設(1893) 14 1,401円 1,554円 +36.5(+2.41%) +2,142円 52円 3.71% 3.35%
キオクシアHD(285A) 10 56,044円 51,750円 +1,160(+2.29%) -42,940円 0円 0.00% 0.00%

1位のAB&C(9251)はプラス5.95パーセント先ほど📊決算解析で書いた通り、第3四半期の大幅増益を受けた上昇です。

2位のトピー工業(7231)はプラス2.98パーセント自動車や建設機械のホイール、鋼材などを手がける会社です。20株・平均取得単価2,963円に対して終値3,110円、含み益はプラス2,940円・プラス4.96パーセント年間配当135円の会社予想で、取得利回り4.56パーセント、現在利回りも4.34パーセント今日の上昇TOP5のなかでは、現在利回りがいちばん高い銘柄です。

3位のクリヤマHD(3355)はプラス2.59パーセント工業用のゴムホースや建材などを扱う会社です。10株・平均取得単価1,165円に対して終値1,784円、含み益はプラス6,190円・プラス53.13パーセント年間配当61円で取得利回り5.24パーセント、現在利回り3.42パーセントです。

4位の五洋建設(1893)はプラス2.41パーセント昨日の1位に続いて、2日連続の上昇TOP5入りです。14株・平均取得単価1,401円に対して終値1,554円、含み益はプラス2,142円・プラス10.92パーセントと、含み益率が10パーセントを超えました年間配当52円で取得利回り3.71パーセント、現在利回り3.35パーセントです。

5位のキオクシアHD(285A)はプラス2.29パーセント2営業日続けて下落TOP5の1位だった銘柄が、今日は上昇TOP5に戻ってきました含み損はマイナス54,540円からマイナス42,940円・マイナス7.66パーセントまで縮んでいますそれでも、昨日までの5営業日でマイナス15パーセントの下げのうち、戻したのはごく一部です。10月1日の1株→3株の株式分割までは、値動きの大きさに慣れておくしかないと思っています。

上昇TOP5の5銘柄を合計しても、今日の増加額はプラス19,311円このうちキオクシアの10株だけでプラス11,600円です。上昇側は、金額としてはかなり小ぶりな一日でした。

下落TOP5

銘柄(コード) 保有数 平均取得単価 終値 前日比(%) 評価損益 年間配当金 取得利回り 現在利回り
丸紅(8002) 200 2,029円 4,952円 -139(-2.73%) +584,600円 115円 5.67% 2.32%
三井住友FG(8316) 142 2,369円 6,842円 -188(-2.67%) +635,166円 180円 7.60% 2.63%
豊田通商(8015) 55 2,439円 7,329円 -178(-2.37%) +268,950円 125円 5.13% 1.71%
ENEOS(5020) 400 465円 1,404円 -34(-2.36%) +375,600円 34円 7.31% 2.42%
住友商事(8053) 500 756円 1,770円 -40.5(-2.24%) +507,000円 40円 5.29% 2.26%

今日の下落TOP5は、5銘柄とも評価損益がプラス26万円〜63万円含み益の大きい順に並べ替えても、わたしのポートフォリオの上位にそのまま入ってくる顔ぶれです。

そして、5銘柄の下げ幅はマイナス2.24パーセントからマイナス2.73パーセントと、きれいに揃っています1銘柄だけが悪材料で崩れたのではなく、同じ種類の銘柄がまとめて売られた日の形です。

1位の丸紅(8002)はマイナス2.73パーセント200株・平均取得単価2,029円に対して終値4,952円、含み益はプラス584,600円・プラス144.06パーセント200株あるので、マイナス139円で27,800円減りました年間配当115円で取得利回り5.67パーセント、現在利回り2.32パーセントです。

2位の三井住友FG(8316)はマイナス2.67パーセント今日2株を押し目買いした銘柄で、142株・平均取得単価2,369円に対して終値6,842円、含み益はプラス635,166円・プラス188.81パーセントです。日本経済新聞は前日、「利上げで銀行株を買う」という定石が崩れ始めているという趣旨の記事を出していました長期金利が上がっても銀行株が売られる——今日はその流れが続いた形に見えます。

3位の豊田通商(8015)はマイナス2.37パーセント55株・平均取得単価2,439円に対して終値7,329円、含み益はプラス268,950円・プラス200.49パーセント先週金曜にプラス209.68パーセントと書いた含み益率が、200パーセントぎりぎりまで下がりました年間配当125円で取得利回り5.13パーセントです。

4位のENEOS(5020)はマイナス2.36パーセント業種別で石油・石炭製品が下落率トップだった日なので、セクターごと売られた形です。400株・平均取得単価465円に対して終値1,404円、含み益はプラス375,600円・プラス201.94パーセント年間配当34円で取得利回り7.31パーセントと、今日の下落TOP5のなかで取得利回りは2番目に高い銘柄です。

5位の住友商事(8053)はマイナス2.24パーセント500株・平均取得単価756円に対して終値1,770円、含み益はプラス507,000円・プラス134.13パーセント年間配当40円で取得利回り5.29パーセント、現在利回り2.26パーセントです。

下落TOP5の5銘柄だけで、今日の減少額はマイナス98,136円ポートフォリオ全体のマイナス244,445円のうち、およそ4割をこの5銘柄が占めています上昇TOP5の合計プラス19,311円の、約5倍です。

ポートフォリオ全体

評価額 含み損益 含み損益(%) 前日比 前日比(%)
37,247,898円 +13,357,116円 +55.91% -244,445円 -0.65%

評価額3,724万円、含み損益プラス1,335万円、含み損益率プラス55.91パーセント昨日のプラス57.07パーセントから、マイナス1.16パーセントポイントです。

いつものように分解しておきます。

要因 影響
株価による変動 -1.02ppt
買い増しによる分母の増加 -0.14ppt
合計 -1.16ppt

今日は61,013円を買い増したので、分母の増加による押し下げはマイナス0.14ppt昨日の11,342円のときはマイナス0.03pptでしたから、買った金額にほぼ比例していますそれでも今日の含み益率の低下の9割近くは、株価の下げによるものでした。

📚 初心者向けワンポイント解説:利益確定売りとは——含み益が2倍・3倍の主力株ほど、材料がなくても売られる日がある

今日の下落TOP5は、丸紅・三井住友FG・豊田通商・ENEOS・住友商事でした。5銘柄とも、個別に大きな悪材料が出たわけではありませんそれでも揃ってマイナス2パーセント台で引けました

こういう日によく使われるのが「利益確定売り(利確売り)」という言葉です。今日はこれを整理しておきますなお、ここに書くのはわたし自身の考え方の整理で、どの銘柄を売るべき・買うべきという話ではありません

そもそも、利益確定売りとは

含み益がある株を売って、利益を「確定」させることです。株価が上がっているうちは、利益はまだ画面の上の数字にすぎません売った瞬間に、はじめて自分のお金として確定します

大きく上がった銘柄ほど、「売れば利益が出る人」がたくさんいますだから、相場全体に不安が出ると、そういう銘柄から先に売られやすい——と一般的には説明されます

なぜ今日だったのか

今日の売りの理由を断定することはできませんが、考えられる背景は3つあると思っています。

背景 今日の状況
① 大きなイベントの直前 今夜から米FOMC、9月17〜18日に日銀の金融政策決定会合
② 長い休みの前 9月19日(土)から23日(水)まで5連休
③ 金利の急な上昇 長期金利が3.025%と約30年ぶりの高水準

①と②は、「結果が分からないまま、利益の出ている株を持ち越したくない」という心理につながります③は、銀行株なら「利上げで儲かる」という期待がすでに株価に織り込まれていたのではないか、という見方にもつながりますどれも「会社の中身が悪くなった」という話ではないのがポイントです。

わたしの主力株は、どれくらい上がっていたのか

銘柄 終値÷平均取得単価 今日までの含み益 今日減った含み益 含み益に対する割合
丸紅(8002) 2.44倍 612,400円 -27,800円 4.54%
三井住友FG(8316) 2.89倍 661,862円 -26,696円 4.03%
豊田通商(8015) 3.00倍 278,740円 -9,790円 3.51%
ENEOS(5020) 3.02倍 389,200円 -13,600円 3.49%
住友商事(8053) 2.34倍 527,250円 -20,250円 3.84%

5銘柄とも、株価は平均取得単価の2.3倍から3.0倍世の中の多くの人が「そろそろ利益を確定したい」と考えても不思議ではない水準です。

ただ、右の2列を見てください今日マイナス2パーセント台の下げで減ったのは、それぞれの含み益の3.5〜4.5パーセントほどです。株価の下落率より、含み益の減り方のほうが大きく見えますが、それでも含み益の95パーセント以上は残っています平均取得単価が低いというのは、こういう日のクッションになるということです。

わたしが利益確定しない理由

では、わたし自身はこういう日に利益を確定するのか今のところ、主力株ではしないようにしています理由は3つです。

1つめは、税金です。特定口座で利益を確定すると、その利益に20.315パーセントの税金がかかりますたとえば丸紅200株を今日の終値で全部売ると、含み益584,600円に対して税金は約118,761円売らずに持っている間は、この税金を払うのを先送りできます先送りした分も、株価と一緒に働き続けてくれるわけです。

2つめは、取得利回りです。丸紅の取得利回りは5.67パーセント、今日の株価での現在利回りは2.32パーセント一度売ってしまうと、同じ銘柄を買い直しても、利回りは2.32パーセントからのスタートになります。取得利回りの高さは、長く持ってきた時間そのものなので、売れば時間ごと手放すことになると考えています。

3つめは、売ったあとの行き先です。利益を確定しても、そのお金をどこかに投資し直さなければ、配当は入ってきませんそして、5.67パーセントの取得利回りを持っている銘柄より条件のいい投資先を、すぐに見つけられる自信は、わたしにはありません

利益確定売りそのものが悪いわけではない

誤解のないように書いておくと、利益確定売りは悪いことではありません生活資金が必要になった、1銘柄に偏りすぎた、会社の中身が変わった——そういう理由があれば、利益を確定するのは立派な判断です。わたし自身も、7月には業績見通しを理由にプラス圏で売った銘柄があります

大事なのは、「みんなが売っているから売る」のではなく、「自分の理由で売る」ことだと思っています。

そして、ほかの人の利益確定売りで下がった日は、長く持つつもりの人にとっては、少し安く買える日でもあります。今日のわたしは、下落TOP5の2位だった三井住友FGを、まさにその終値で2株押し目買いしました平均取得単価はプラス64円上がりましたが、それでも取得利回りは7.60パーセントです。

配当情報

今日は、カナディアン・ソーラー・インフラ投資法人(9284)の分配金が入金されました

銘柄 基準日の口数 1口あたり分配金 分配金総額 税額 受取額(税引後)
カナディアン・ソーラー・インフラ投資法人(9284) 2口 3,041円 6,082円 1,235円 4,847円

太陽光発電所に投資する上場インフラファンドで、決算は6月と12月の年2回です。今回は2026年6月期の分配金になります。

基準日の6月末には2口を持っていたので、2口分の分配金が入りましたただ、7月28日に1口を売っているので、今の保有は1口です。次の12月期の分配金は、1口分だけになります。運用会社が出している12月期の予想は1口3,169円です。

税額1,235円の内訳は、所得税931円と住民税304円分配金6,082円に対して20.315パーセントです。株式の配当と同じ税率で源泉徴収されますが、投資法人の分配金は、確定申告をしても配当控除の対象にはなりませんここは普通の株の配当との違いです。

9月に入って11営業日で、税引後の受取配当は累計69,341円になりました。今日の買い増し61,013円を、少し上回る金額です。

明日以降の注目ポイント

  • 9月15〜16日の米FOMCの結果と、9月17〜18日の日銀金融政策決定会合。利上げ観測がどこまで織り込まれているか
  • 長期金利3.025%(一時3.035%)からの一段の上昇と、銀行株・不動産株への影響
  • 丸紅・三井住友FG・豊田通商・ENEOS・住友商事など、含み益の大きい主力株への売りが続くか
  • AB&C(9251)の決算後の上昇が続くか、上場来高値からの値動き
  • キオクシアHD(285A)の反発が続くか、10月1日の株式分割(1株→3株)に向けた需給
  • 10月1日の三井住友FG(8316)の株式分割(1株→2株)。分割後は142株→284株で、株主優待のVポイントも分割後の株数で付与
  • 9月19日(土)〜23日(水)の5連休を前にしたポジション調整
  • 9月末の権利付き最終日(9月28日)に向けた高配当株・優待株の買い需要

まとめ

今日9月15日は「日経平均はほぼ横ばいでも、わたしの主力株がまとめて売られた」という一日でした。日経平均マイナス0.01パーセントの63,484.10円、TOPIXマイナス0.52パーセントの4,037.16、わたしのポートフォリオはマイナス0.65パーセントという結果です。

9/15
日経平均 -0.01%
TOPIX -0.52%
わたしのポートフォリオ -0.65%

日経平均は前場に600円を超えて上げたものの、引けでは小幅に3日続落長期金利は3.025パーセントと約30年ぶりの高水準まで上がり、FOMCと日銀会合を前に、銀行株や商社株に売りが出ました業種別では石油・石炭製品が下落率トップです。

ポートフォリオは前日比マイナス244,445円・マイナス0.65パーセント、対日経マイナス0.64パーセントポイント・対TOPIXマイナス0.13パーセントポイント52日累計は対日経プラス18.47パーセントポイントに縮みました。9月に入って初めて、日経が下げた日に対日経マイナスです。ただ、日経平均の下げはマイナス0.01パーセントとほぼ横ばいで、差を生んでいるのは「日経を動かす半導体株」と「わたしの持つ銀行・商社・エネルギー」の向きの違いだと、改めて確認した日でもあります。

上昇TOP5はAB&C(9251)プラス5.95パーセントトピー工業(7231)プラス2.98パーセントクリヤマHD(3355)プラス2.59パーセント五洋建設(1893)プラス2.41パーセントキオクシアHD(285A)プラス2.29パーセントAB&Cは第3四半期の大幅増益で上場来高値を更新したと伝わり、五洋建設は2日連続のTOP5入りで含み益率が10パーセントを超えました

下落TOP5は丸紅(8002)マイナス2.73パーセント三井住友FG(8316)マイナス2.67パーセント豊田通商(8015)マイナス2.37パーセントENEOS(5020)マイナス2.36パーセント住友商事(8053)マイナス2.24パーセント5銘柄とも株価は平均取得単価の2.3〜3.0倍で、5銘柄だけでマイナス98,136円それでも減ったのは含み益の3.5〜4.5パーセントほどです。

本日の取引は8銘柄・34株・合計61,013円三井住友FG・住友林業・ヒューリックを押し目買い、東鉄工業・アストロスケール・オカダアイヨン・パンパシフィックHD・東京建物をナンピンです。三井住友FGは2株で平均取得単価がプラス64円、5銘柄のナンピンを合わせても平均取得単価の低下はマイナス33円パンパシフィックHDは、6回目にして初めて約定単価が前回を上回りました

含み損益率はプラス57.07パーセントからプラス55.91パーセントへ、マイナス1.16パーセントポイントカナディアン・ソーラー・インフラ投資法人の分配金4,847円が入り、9月の受取配当は累計69,341円です。

📚解説では「利益確定売り」を整理しました大きく上がった主力株ほど、イベント前や連休前にはまとめて売られやすいでも、わたしにとっては、税金の先送り・取得利回り・売ったあとの行き先の3つを考えると、主力株を利益確定する理由はまだありません明日はFOMCの結果、そして週後半には日銀会合が控えています

明日も、地味に、着実に。


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免責事項:本記事は個人の投資記録であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。投資はご自身の判断と責任で行ってください。

【2026年9月14日】高配当株PF記録|日経-0.81%でもPF+0.92%、対日経+1.73pptで9月最大を更新、中部電力は浜岡原発不正で-3.58%

今日のサマリー

日経平均は前週末比マイナス518円35銭・マイナス0.81パーセントの63,492円99銭で、続落でした。7月30日以来、約1カ月半ぶりの安値です。一時は下げ幅が1,200円を超え、63,000円を割り込む場面もありました。

ところがTOPIXはプラス29.91・プラス0.74パーセントの4,058.21日経平均は下げ、TOPIXは上げる——はっきり逆を向いた一日です。

重荷になったのは、AIでした。

米オープンAIが年内の上場を見送るとの報道に加えて、AIの開発ペースが鈍るのではないかという懸念が広がり、AI・半導体関連が軒並み売られていますソフトバンクグループは一時10パーセントを超える下げキオクシアHDも一時9.8パーセント安と伝わっています。ホルムズ海峡での攻撃激化を背景にした原油高も、引き続き重しでした。

ただ、売られたのは指数を動かす一部の大型株です。プライム市場ではおよそ8割の銘柄が値上がりし、内需株やコンテンツ株、ソフトウエア株に資金が向かいました日経平均をTOPIXで割ったNT倍率は15.64倍と、こちらも約1カ月半ぶりの低水準です。

そして、わたしのポートフォリオはプラス341,636円・プラス0.92パーセントでした。

日経平均に対してプラス1.73パーセントポイント、TOPIXに対してもプラス0.18パーセントポイント先週金曜に「9月最大」と書いたプラス1.69pptを、週明けすぐに塗り替えました

もうひとつ、今日は保有銘柄で重いニュースがありました中部電力(9502)が、浜岡原子力発電所のデータ不正を受けて3・4号機の再稼働審査の申請を取り下げ、社長・会長らが引責辞任すると発表しています。株価はマイナス3.58パーセント今日の📚解説は、この「企業不祥事と株価」の話にしました

今日の3大トピックは:

  1. 日経平均はオープンAIの年内上場見送り報道とAI開発の鈍化懸念でマイナス0.81パーセントの続落、約1カ月半ぶりの安値。一方TOPIXはプラス0.74パーセントで、プライム市場の約8割が値上がり。NT倍率は15.64倍に低下
  2. わたしのポートフォリオはプラス0.92パーセントで、対日経プラス1.73パーセントポイントは9月の最大を更新。51日累計は対日経プラス19.11パーセントポイントへ拡大し、含み損益率はプラス57.07パーセント
  3. 上昇TOP5は五洋建設・ハピネット・ソニーグループ・SANKYO・住友林業と内需・コンテンツ株。下落TOP5はキオクシアHD・丸善CHI・中部電力。ヒューリックを押し目買い、浜松ホトニクスを8回目のナンピンで、2銘柄6株・11,342円

主要指数とポートフォリオの比較

指標 終値 前日比 騰落率
私のポートフォリオ 37,430,415円 +341,636円 +0.92%
日経平均 63,492.99円 -518.35円 -0.81%
TOPIX 4,058.21 +29.91 +0.74%

日経平均マイナス0.81パーセント、TOPIXプラス0.74パーセント開きは1.55パーセントポイントです。先週金曜は「日経がTOPIXの3倍近く下げた」と書きましたが、今日は符号そのものが逆になりました。

日経平均は値がさ株の影響を受けやすい価格加重型、TOPIXは時価総額加重で東証プライム全体を映す指数です。AI・半導体の一部の大型株が売られ、それ以外の大多数が買われた日には、こういう形になりますわたしのポートフォリオは「それ以外の大多数」のほうに近いので、TOPIXよりさらに少し上のプラス0.92パーセントで引けました。

51日累計で対日経+19.11pptへ拡大

日付 日経平均 TOPIX ポートフォリオ 対日経差
7/2〜7/30 -8.56%累計 -0.94%累計 +5.20%累計 +13.76ppt累計
7/31(木) +4.03% +1.29% +0.06% -3.97ppt
8/3(月) -0.94% -1.08% -1.22% -0.28ppt
8/4(火) +0.32% +0.04% -0.49% -0.81ppt
8/5(水) +3.66% +2.13% +1.20% -2.46ppt
8/6(木・記事なし) -0.93% +0.19%(推計) +1.17% +2.10ppt
8/7(金) -0.12% +0.47% +0.70% +0.82ppt
8/10(月) +2.08% +0.63% -0.09% -2.17ppt
8/12(水) +0.83% +0.94% +0.61% -0.22ppt
8/13(木) +1.16% +0.89% +0.48% -0.68ppt
8/14(金) +0.59% +0.51% +0.28% -0.31ppt
8/17(月) +0.74% -0.31% -0.42% -1.16ppt
8/18(火) -2.54% -1.05% -0.15% +2.39ppt
8/19(水) -3.16% -3.09% -2.47% +0.69ppt
8/20(木) +1.36% +1.18% +1.35% -0.01ppt
8/21(金) -0.30% +0.19% +1.02% +1.32ppt
8/24(月) -0.74% +0.15% +0.28% +1.02ppt
8/25(火) +0.50% +0.50% +0.31% -0.19ppt
8/26(水) +0.62% +0.42% +0.21% -0.41ppt
8/27(木) -0.20% +0.15% +0.14% +0.34ppt
8/28(金) +0.41% +0.72% +0.28% -0.13ppt
8/31(月) -0.14% +0.23% +0.22% +0.36ppt
9/1(火) -0.15% +0.62% +1.46% +1.61ppt
9/2(水) -2.85% -2.40% -1.68% +1.17ppt
9/3(木) -0.17% +0.50% +0.71% +0.88ppt
9/4(金) +1.26% +0.03% -0.55% -1.81ppt
9/7(月) +2.12% +0.55% +0.03% -2.09ppt
9/8(火) -1.70% -1.83% -1.22% +0.48ppt
9/9(水) -0.19% -0.09% +0.00% +0.19ppt
9/10(木) +0.20% +0.20% -0.07% -0.27ppt
9/11(金) -1.93% -0.65% -0.24% +1.69ppt
9/14(月) -0.81% +0.74% +0.92% +1.73ppt
51日累計 -9.58% +0.68% +9.53% +19.11ppt

51日累計は日経平均マイナス9.58パーセントに対してポートフォリオはプラス9.53パーセント、対日経通算プラス19.11パーセントポイント先週金曜のプラス17.38pptから、プラス1.73ppt広がりました

TOPIXとの累計は、金曜にマイナス0.06パーセントまで縮んでいたのが、今日はプラス0.68パーセントに戻っています

9月に入ってからの10営業日を並べると、こうなります

日付 日経平均 ポートフォリオ 対日経差 累計
9/1(火) -0.15% +1.46% +1.61ppt +18.31ppt
9/2(水) -2.85% -1.68% +1.17ppt +19.48ppt
9/3(木) -0.17% +0.71% +0.88ppt +19.19ppt
9/4(金) +1.26% -0.55% -1.81ppt +17.38ppt
9/7(月) +2.12% +0.03% -2.09ppt +15.29ppt
9/8(火) -1.70% -1.22% +0.48ppt +15.77ppt
9/9(水) -0.19% +0.00% +0.19ppt +15.96ppt
9/10(木) +0.20% -0.07% -0.27ppt +15.69ppt
9/11(金) -1.93% -0.24% +1.69ppt +17.38ppt
9/14(月) -0.81% +0.92% +1.73ppt +19.11ppt

日経平均が下げた7日は7日とも対日経プラス、上げた3日は3日とも対日経マイナス——10営業日になっても、まだ例外がひとつもありません

しかも今日は、日経が下げた日にわたしのポートフォリオがプラスで引けた日です。9月では9月1日・9月3日に続いて3日目になります。累計のプラス19.11pptは、9月2日につけた9月の最高値プラス19.48pptまで、あと0.37pptのところまで戻ってきました。

本日の取引

今日買ったのは2銘柄・6株・合計11,342円ヒューリックが押し目買い、浜松ホトニクスがナンピンです。

銘柄(コード) 約定株数 約定単価 約定金額 意図
ヒューリック(3003) 4 1,757.5円 7,030円 押し目買い(188→192株)
浜松ホトニクス(6965) 2 2,156円 4,312円 ナンピン(24→26株)
合計 6 11,342円

先週の最大から、今週はいちばん小さな買いで始まった

先週金曜は9銘柄36株・71,937円を買いました。今日は2銘柄6株・11,342円です。先週の5日間の合計229,515円と比べると、20分の1にも届きません

理由は、今日の相場の形そのものだと思っています。日経平均は518円下げましたが、プライム市場の8割は上げているわたしが買い増しを考えている銘柄の多くは、下げていない側にいたわけです。金曜は「日経が下げたので、買いたい水準まで下がってきた銘柄が一気に増えた」と書きましたが、今日は日経が下げても、そういう銘柄はほとんど出てきませんでした

日経平均の数字だけ見て「今日は下げ相場だから買い場」と考えると、こういう日に実態とずれますわたしの買いの量を決めているのは、指数ではなく、自分の保有銘柄の値段のほうです。

ヒューリック(3003)——平均取得単価より309円上での押し目買い

ヒューリック(3003)は、平均取得単価1,448円に対して1,757円50銭で4株買いました。平均取得単価より309円50銭上なので、このブログの定義ではナンピンではなく押し目買いです。

買い増し日 約定単価 保有株数 平均取得単価
9/2(水) 1,771円 184→188株 1,441→1,448円
9/14(月) 1,757.5円 188→192株 1,448→約1,454円

実は、今日のヒューリックは前週末比プラス17円・プラス0.98パーセントと上げて引けています9月9日にも書いた通り、「今日下げたかどうか」と「平均取得単価より上か下か」は別の軸です。今日は上げた日の押し目買いでした。

それでも「押し目」と呼んでいるのは、9月2日に1,771円で買ったときより13円50銭安いからです。都心の駅に近いオフィスや商業ビルを多く持つ不動産会社で、年間配当は67円今日の株価での現在利回りは3.81パーセント買い増し後のわたしの取得利回りは4.61パーセントになります。

先週は長期金利が一時3.000パーセントに乗せて、不動産株には逆風でした。それでも、配当を受け取りながら持つ前提なら、金利の上下で慌てて手放す銘柄ではないと思っています。9月3日には中間配当33円50銭×168株ぶん、税引後で4,486円を受け取っていますこのとき配当の対象になったのは基準日の6月末に持っていた168株で、今日の4株を含む192株は12月末の期末配当から効いてきます

浜松ホトニクス(6965)——8回目、約定単価はまた安値

浜松ホトニクス(6965)は、8月31日の打診買いから数えて8回目になりました。

買い増し日 約定単価 保有株数 平均取得単価
8/31(月) 2,372円 新規4株 2,372円
9/1(火) 2,348.5円 4→8株 2,372→2,361円
9/2(水) 2,310円 8→12株 2,361→2,344円
9/4(金) 2,298.5円 12→14株 2,344→2,338円
9/8(火) 2,225円 14→16株 2,338→2,324円
9/10(木) 2,233円 16→20株 2,324→2,306円
9/11(金) 2,193円 20→24株 2,306→2,287円
9/14(月) 2,156円 24→26株 2,287→2,277円

2,156円は、8回の約定のなかでいちばん安い値段です。今日はマイナス1.69パーセントで下落TOP5の5位にも入りました。光半導体の会社なので、AI・半導体が売られた流れに巻き込まれた形だと思っています。

平均取得単価より131円下で買えましたが、平均取得単価はマイナス10円しか動きません。24株に2株なので、買い増し比率は12分の1です。今日は2株にとどめたので、効き目も小さい——先週から書いている「ナンピンの効き目は、安さと株数の掛け算」の通りです。

8月31日から2週間で、4株が26株、平均取得単価は2,372円から2,277円まで95円下がりましたそれでも含み損はマイナス3,146円・マイナス5.31パーセント買うたびに株価のほうが先に下がっているのが、この2週間の正直な記録です。

なお、今日は配当の入金はありませんでした9月に入って10営業日で、税引後の受取配当は累計64,494円のままです。

📊 決算解析: 丸善CHIホールディングス(3159)——金曜発表の中間決算を、週明けに売られた

丸善CHIホールディングス(3159)は、9月11日(金)に2027年1月期の中間決算を発表していました。今日のマイナス4.75パーセント・下落TOP5の2位は、週明けに出たこの決算への反応とみています。

発表内容(2027年1月期 中間期・2026年2〜7月):

項目 実績 前年同期比 通期予想に対する進捗率
売上高 902億2,400万円 -2.5% 51.9%
営業利益 30億7,000万円 +8.1% 76.8%
経常利益 29億8,700万円 +6.5% 76.6%
中間純利益 20億1,900万円 -1.2% 81.7%
通期見通し 据え置き(営業利益40億円・-28.5%)
年間配当 6円(据え置き)

市場の反応: 前週末比マイナス19円・マイナス4.75パーセントの381円。

わたしの評価: 営業利益はプラス8.1パーセント、経常利益もプラス6.5パーセントの増益で、上期だけで通期予想の営業利益の76.8パーセントを稼いでいます数字だけ見れば悪くない決算です。

それでも売られた理由は、通期予想を据え置いたことだと推測しています。通期の営業利益40億円に対して上期で30億7,000万円なので、下期は9億3,000万円しか見込んでいない計算です。前期の下期は27億円台だったはずなので、会社の予想どおりなら下期は大幅な減益になります。「これだけ進捗しているのに上方修正しないのは、下期に何かあるのでは」と受け取られた——そういう反応に見えます純利益が小幅な減益だったことも、見出しとしては重かったのかもしれません。

わたしの保有は100株・平均取得単価357円で、今日の終値381円に対して含み益はプラス2,400円・プラス6.72パーセント丸善ジュンク堂書店と図書館運営を持つ、大日本印刷グループの会社です。年間配当6円で取得利回りは1.68パーセントと、高配当というより「図書館という公共インフラの運営を持つ内需株」という位置づけで持っています。下期の会社予想が保守的なのか、本当に下がるのか——次の第3四半期決算で確かめたいと思います。

私の高配当株ポートフォリオ実績

上昇TOP5

銘柄(コード) 保有数 平均取得単価 終値 前日比(%) 評価損益 年間配当金 取得利回り 現在利回り
五洋建設(1893) 14 1,401円 1,517.5円 +79.5(+5.53%) +1,631円 52円 3.71% 3.43%
ハピネット(7552) 6 2,678円 3,920円 +180(+4.81%) +7,452円 100円 3.73% 2.55%
ソニーグループ(6758) 10 3,801円 3,788円 +156(+4.30%) -130円 35円 0.92% 0.92%
SANKYO(6417) 4 1,686円 2,133円 +78(+3.80%) +1,788円 100円 5.93% 4.69%
住友林業(1911) 244 1,200円 1,259円 +41(+3.37%) +14,396円 50円 4.17% 3.97%

並びを見ると、今日の相場がそのまま出ています建設・住宅が2社、ゲーム・エンタメ・遊技機が3社AI・半導体から抜けたお金が向かった「内需株」と「コンテンツ株」です。

1位の五洋建設(1893)はプラス5.53パーセント港湾・海洋土木に強い準大手ゼネコンで、洋上風力向けの作業船にも投資しています14株・平均取得単価1,401円に対して終値1,517円50銭、含み益はプラス1,631円・プラス8.32パーセント第1四半期は増収増益でした。8月10日に決算後の下げで新規購入し、9月2日に押し目買いで14株にした銘柄が、今日は保有銘柄のなかでいちばん上げています年間配当52円で取得利回り3.71パーセント、現在利回り3.43パーセントです。

2位のハピネット(7552)はプラス4.81パーセント玩具・ゲームの卸大手です。今日はゲーム・エンタメ株が全体に買われていて、同業のバンダイナムコHDには格上げと目標株価の引き上げも出ていたと伝わっています。6株・平均取得単価2,678円に対して終値3,920円、含み益はプラス7,452円・プラス46.38パーセント年間配当100円で取得利回り3.73パーセント現在利回りは2.55パーセントまで下がりました。

3位のソニーグループ(6758)はプラス4.30パーセント今日いちばん書きたかったのはこの銘柄です。

買い増し日 約定単価 保有株数 平均取得単価
8/31(月) 4,016円 新規2株 4,016円
9/2(水) 3,920円 2→4株 4,016→3,968円
9/7(月) 3,780円 4→6株 3,968→3,905円
9/8(火) 3,654円 6→8株 3,905→3,842円
9/11(金) 3,632円 8→10株 3,842→3,800円
9/14(月)終値 3,788円 10株 3,801円(証券会社の表示)

先週金曜に3,632円で5回目のナンピンを入れて、平均取得単価は3,800円になりました(証券会社の画面では端数の関係で3,801円と表示されています)。そこから今日、1日でプラス156円終値3,788円は、平均取得単価まであと13円です。含み損は金曜のマイナス4.42パーセントから、マイナス130円・マイナス0.34パーセントまで縮みました。

金曜に買った2株は、1営業日でプラス312円になっています。ナンピンは「下げたところで買って、戻ったときに効く」ものなので、5回刻んだ効き目が今日はじめて目に見えたという感覚です。米系の大手証券が目標株価を3,800円に引き上げたとも伝わっていて、奇しくもわたしの平均取得単価とほぼ同じ水準でした。もっとも、1日戻っただけで判断するのは早すぎます年間配当35円で、取得利回り・現在利回りともに0.92パーセントソニーグループは配当ではなく、画像センサーとゲーム・音楽・アニメのコンテンツを持つ会社として持っています

4位のSANKYO(6417)はプラス3.80パーセントパチンコ・パチスロ機の大手です。第1四半期は大幅な減収減益でしたが、年間配当100円は維持しています。4株・平均取得単価1,686円に対して終値2,133円、含み益はプラス1,788円・プラス26.51パーセント取得利回り5.93パーセント、現在利回りも4.69パーセントと、今日の上昇TOP5のなかでは利回りがいちばん高い銘柄です。

5位の住友林業(1911)はプラス3.37パーセント244株・平均取得単価1,200円に対して終値1,259円、含み益はプラス14,396円・プラス4.92パーセント244株あるので、プラス41円でも1万円動きます年間配当50円で取得利回り4.17パーセント、現在利回り3.97パーセントです。

下落TOP5

銘柄(コード) 保有数 平均取得単価 終値 前日比(%) 評価損益 年間配当金 取得利回り 現在利回り
キオクシアHD(285A) 10 56,044円 50,590円 -3,440(-6.37%) -54,540円 0円 0.00% 0.00%
丸善CHI(3159) 100 357円 381円 -19(-4.75%) +2,400円 6円 1.68% 1.57%
中部電力(9502) 6 2,289円 2,885円 -107(-3.58%) +3,576円 70円 3.06% 2.43%
大同メタル(7245) 20 910円 1,087円 -22(-1.98%) +3,540円 36円 3.96% 3.31%
浜松ホトニクス(6965) 26 2,277円 2,156円 -37(-1.69%) -3,146円 38円 1.67% 1.76%

1位のキオクシアHD(285A)はマイナス6.37パーセント2営業日続けて下落TOP5の1位です。今日はオープンAIの年内上場見送り報道とAI開発の鈍化懸念が直撃し、一時はマイナス9.8パーセントまで売られたと伝わっています。

9月7日に終値59,530円で、7月の初買い以来はじめて含み益に転換したと書きました。そこから54,030円、そして今日50,590円5営業日でマイナス8,940円・マイナス15.0パーセントです。含み損はマイナス54,540円・マイナス9.73パーセントまで広がりました。金曜のマイナス20,140円から、1日でさらにマイナス34,400円です。

正直に言えば、今日のわたしのポートフォリオのプラス341,636円は、キオクシアのマイナス34,400円を抱えたうえでの数字です。AIの話ひとつで、この1銘柄だけが別の相場を生きている10月1日には1株→3株の株式分割も控えていますし、ここは腰を据えて持つしかないと思っています。

2位の丸善CHI(3159)はマイナス4.75パーセント先ほど📊決算解析で書いた通り、中間決算は増益でしたが、通期予想の据え置きが嫌われた形だと見ています。

3位の中部電力(9502)はマイナス3.58パーセント浜岡原子力発電所の耐震設計に関わるデータ不正を受けて、3・4号機の再稼働審査の申請を取り下げると発表しました。林欣吾社長、勝野哲会長、水野明久相談役の3人が9月30日付で辞任し、10月1日付で安井稔取締役が社長に就くと報じられています。社外弁護士による調査委員会は、経営層からの早期再稼働へのプレッシャーを背景に「社内に独自の正当化理論があった」と指摘しています。

6株・平均取得単価2,289円に対して終値2,885円、含み益はプラス3,576円・プラス26.04パーセント年間配当70円で取得利回り3.06パーセントです。夜間のPTSでは2,863円50銭と、さらに少し下げていましたこの件をどう考えているかは、📚解説で書きます

4位の大同メタル工業(7245)はマイナス1.98パーセントエンジン用の軸受(すべり軸受)の大手で、船やデータセンター向けの需要も伸びています20株・平均取得単価910円に対して終値1,087円、含み益はプラス3,540円・プラス19.45パーセント年間配当36円で取得利回り3.96パーセントです。

5位の浜松ホトニクス(6965)はマイナス1.69パーセント今日ナンピンした銘柄で、26株・平均取得単価2,277円に対して終値2,156円、含み損はマイナス3,146円・マイナス5.31パーセントです。

今日の下落TOP5でいちばん目を引くのは、5位の下げ幅がマイナス1.69パーセントしかないことです。日経平均がマイナス0.81パーセントの日に、わたしの保有188銘柄のなかで、マイナス2パーセントを超えて下げたのは3銘柄だけでした。しかもその3つは、AI・決算・不祥事と、それぞれ理由がはっきりしています「なんとなく売られた」銘柄が、今日はほとんどありませんでした

ポートフォリオ全体

評価額 含み損益 含み損益(%) 前日比 前日比(%)
37,430,415円 +13,600,567円 +57.07% +341,636円 +0.92%

評価額3,743万円、含み損益プラス1,360万円、含み損益率プラス57.07パーセント金曜のプラス55.67パーセントから、プラス1.40パーセントポイントです。

いつものように分解しておきます。

要因 影響
株価による変動 +1.43ppt
買い増しによる分母の増加 -0.03ppt
合計 +1.40ppt

今日の買い増しは11,342円だけなので、分母の増加による押し下げはマイナス0.03pptとごくわずかでした。先週金曜は71,937円を買って、分母の増加だけでマイナス0.17pptでしたから、今日はほぼ株価の上昇がそのまま含み益率に出ています

含み益の絶対額でいえば、1,325万円から1,360万円へ、プラス34万円日経平均が518円下げた日に、含み益は34万円増えました

📚 初心者向けワンポイント解説:企業不祥事と株価——中部電力の浜岡原発データ不正で、長期投資家は何を見ればいいのか

今日、わたしが6株持っている中部電力(9502)で、社長・会長らの引責辞任と、浜岡原発3・4号機の再稼働申請の取り下げが発表されました。株価はマイナス3.58パーセントです。

保有銘柄で不祥事が起きたとき、どう考えればいいのか今日はこれを整理しておきますなお、ここに書くのはわたし自身の考え方の整理で、中部電力株を売るべき・買うべきという話ではありません

そもそも、何が起きたのか

2026年1月に、浜岡原発の耐震設計の前提となる「基準地震動」のデータを操作し、地震の揺れを実際より小さく見せていたことが発覚しました。原発の安全性の根幹にかかわる部分です。

今日は、社外弁護士による調査委員会の報告を受けて、会社としての対応が出そろった日でした。

項目 内容
再稼働申請 浜岡3・4号機の審査申請を取り下げ
経営陣 社長・会長・相談役の3人が9月30日付で辞任
新社長 安井稔取締役が10月1日付で就任
調査委員会の指摘 早期再稼働へのプレッシャー、社内に独自の正当化理論
今後 企業体質を見直したうえで再申請を目指す方針

なぜ株価は下がるのか

不祥事で株価が下がる理由は、大きく分けて3つあると思っています。

理由 中部電力の場合
① 将来の利益が減る 原発が動けば燃料費の安い電源が増えるはずだったが、その見通しが白紙に
② 不確実性が増える 再申請の時期も、新しい経営陣の方針も、まだ見えない
③ 信頼が損なわれる 規制当局・地元・投資家からの信頼の回復に時間がかかる

①はお金の話、②と③は「分からないこと」が増える話です。株式市場は、悪いニュースそのものより「どこまで悪いか分からない」ことを嫌います

ただ、今日の下げがマイナス3.58パーセントで済んだのは、9月11日(金)の時点で、会長の辞任意向や申請取り下げの方向が一部で報じられていたからでもあると思います。今日の発表は、ある程度は予想されていた内容の「確定」だったわけです。

わたしが見ようとしている3つのポイント

不祥事のニュースが出た日に、反射的に売ることも、反射的にナンピンすることも、わたしはしないようにしていますそのかわりに、次の3つを確かめたいと思っています。

1つめは、「本業のお金の流れ」がどれだけ傷むかです。中部電力の本業は、中部地方への電力の販売です。浜岡原発は2011年から止まったままなので、今回の件で「今ある売上」が消えるわけではありません消えたのは「将来動くかもしれない」という期待のほうです。ここは、同じ不祥事でも、主力製品の販売停止や大口顧客の離反とは性質が違うと考えています。

2つめは、配当が守られるかです。高配当株として持っている以上、ここがいちばん大事です。今のところ業績予想への影響は「未定」とされています年間配当70円が維持されるのか、次の決算発表で会社がどう説明するのかを見ます。

3つめは、会社が本当に変わるかです。トップが辞めるだけでは、組織は変わりません新しい経営陣が、調査委員会の指摘した「正当化の文化」にどう手を入れるのかこれは数カ月、あるいは数年単位で見ていくものです。

分散しているから、落ち着いて見ていられる

もうひとつ、正直に書いておきます

わたしの中部電力は6株、評価額17,310円です。ポートフォリオ全体の3,743万円に対して、およそ0.05パーセントにすぎません。今日のマイナス107円×6株=マイナス642円は、ポートフォリオ全体の値動きのなかではほとんど誤差です。

188銘柄に分散しているというのは、こういう日のためでもあります。どれだけ調べて選んでも、保有銘柄のどこかで不祥事は起きます起きることを前提に、1銘柄あたりの重さを抑えておくそうすれば、不祥事のニュースが出た日にも、慌てずに「3つのポイント」を確かめる時間が持てます

逆に、もしこれが資産の2割を占める銘柄だったら、今日のわたしは冷静にこの文章を書けていなかったと思います。

7月13日の記事では、中部電力の決算失望売りを「電力セクター全体の問題ではなく、個別要因」と判断して、同じ日に九州電力・北海道電力を買いました今回も、これは中部電力という1社の問題です。電力株というくくりで慌てる必要はないと思っています。今日の中部電力は、何もしませんでした“何もしない”も立派な投資判断です。

明日以降の注目ポイント

  • 9月15〜16日の米FOMCと、9月17〜18日の日銀金融政策決定会合。日銀の利上げ観測がどこまで織り込まれるか
  • オープンAIの上場見送り報道とAI開発の鈍化懸念が一過性か、AI・半導体株の調整が続くか
  • キオクシアHD(285A)の10月1日の株式分割(1株→3株)に向けた需給と、5営業日でマイナス15パーセントからの戻り
  • 中部電力(9502)の新経営体制(9月30日付辞任・10月1日付新社長)と、再申請に向けた道筋・業績予想への影響
  • NT倍率15.64倍の低下が示す「大型株以外への物色の広がり」が続くか
  • 9月19日(土)〜23日(水)の5連休を前にしたポジション調整
  • 9月末の権利付き最終日(9月28日)に向けた高配当株の買い需要
  • ソニーグループ(6758)が平均取得単価3,801円を回復するか

まとめ

今日9月14日は「日経平均が下げても、プライム市場の8割は上げていた」という一日でした。日経平均マイナス0.81パーセントの63,492.99円、TOPIXプラス0.74パーセントの4,058.21、わたしのポートフォリオはプラス0.92パーセントという結果です。

9/14
日経平均 -0.81%
TOPIX +0.74%
わたしのポートフォリオ +0.92%

日経平均は続落で約1カ月半ぶりの安値でした。オープンAIの年内上場見送り報道とAI開発の鈍化懸念でAI・半導体が売られ、ソフトバンクグループは一時10パーセント超、キオクシアHDは一時9.8パーセント安それでもプライム市場の約8割は値上がりし、内需株やコンテンツ株に資金が向かい、NT倍率は15.64倍まで下がりました

ポートフォリオは前日比プラス341,636円・プラス0.92パーセント、対日経プラス1.73パーセントポイント・対TOPIXプラス0.18パーセントポイント先週金曜のプラス1.69pptを塗り替えて、9月の最大の勝ち幅です。51日累計は対日経プラス19.11パーセントポイントへ拡大しました。日経が下げた7日は7日とも対日経プラス、上げた3日は3日とも対日経マイナス——10営業日で、まだ例外はひとつもありません

上昇TOP5は五洋建設(1893)プラス5.53パーセントハピネット(7552)プラス4.81パーセントソニーグループ(6758)プラス4.30パーセントSANKYO(6417)プラス3.80パーセント住友林業(1911)プラス3.37パーセント建設・住宅とゲーム・エンタメという、今日の相場の物色をそのまま映した並びでした。ソニーグループは金曜に5回目のナンピンを入れたばかりで、含み損はマイナス4.42パーセントからマイナス0.34パーセントへ平均取得単価まであと13円です。

下落TOP5はキオクシアHD(285A)マイナス6.37パーセント丸善CHI(3159)マイナス4.75パーセント中部電力(9502)マイナス3.58パーセント大同メタル工業(7245)マイナス1.98パーセント浜松ホトニクス(6965)マイナス1.69パーセントキオクシアは5営業日でマイナス15.0パーセント、含み損はマイナス54,540円まで広がりました。丸善CHIは増益の中間決算でも通期予想の据え置きが嫌われ中部電力は浜岡原発のデータ不正で社長・会長らが引責辞任です。それでも5位の下げ幅はマイナス1.69パーセントにとどまりました。

本日の取引は2銘柄・6株・合計11,342円ヒューリック(3003)4株を平均取得単価より309円50銭上の1,757円50銭で押し目買い、浜松ホトニクス(6965)2株を8回目のナンピンです。日経平均は下げても、わたしの指値の銘柄はほとんど下げていなかったので、先週金曜の71,937円から、買いは大きく減りました

含み損益率はプラス55.67パーセントからプラス57.07パーセントへ、プラス1.40パーセントポイント配当の入金はなく、9月の受取配当は累計64,494円のままでした。

📚解説では、中部電力の件をきっかけに「企業不祥事と株価」を整理しました不祥事は、どれだけ選んでもどこかで起きます起きることを前提に1銘柄の重さを抑えておけば、ニュースの出た日に慌てず、本業・配当・会社が変わるかの3つを確かめる時間が持てる——188銘柄に分散している理由の、もうひとつの側面です。今週はFOMCと日銀会合、そして週末からは5連休が控えています

明日も、地味に、着実に。


📌 関連記事

免責事項:本記事は個人の投資記録であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。投資はご自身の判断と責任で行ってください。

【2026年9月11日】高配当株PF記録|日経-1.93%の大幅反落でもPFは-0.24%、対日経+1.69pptは9月の最大、長期金利一時3.000%、9銘柄36株をナンピン

今日のサマリー

日経平均は前日比マイナス1,259円61銭・マイナス1.93パーセントの64,011円34銭で、大幅反落でした。約1カ月ぶりの安値です。TOPIXもマイナス26.28・マイナス0.65パーセントの4,028.30と、こちらも反落しています。

嫌気されたのは、原油と金利でした。

NY原油は一時3カ月ぶりの高値をつけています。そして国内の長期金利は、ついに一時3.000パーセント——昨日の2.900パーセントから、一日で0.1パーセントほど跳ねたことになります。終値ベースでも2.980パーセントでした。米国でもインフレ再燃への警戒から長期金利が上昇しており、エネルギー価格と金利が同時に上を向いたという、株式にとっては素直に重い組み合わせです。

この2つが重なると、AI関連への期待が後ろに下がります成長企業の価値は「将来の利益を今の価値に割り戻したもの」なので、割り戻すときの金利が上がれば、それだけ今の価値は小さく計算されます今日の下げが半導体やAI関連に厚く出たのは、そういう理屈だと思っています。

ところが、わたしのポートフォリオはマイナス88,242円・マイナス0.24パーセントで済みました。

日経平均に対してプラス1.69パーセントポイント、TOPIXに対してもプラス0.41パーセントポイントの勝ちです。このプラス1.69pptは、9月に入ってからの9営業日で最大の勝ち幅になりました。

日経が1,259円下げた日に、3,700万円のポートフォリオが8万8千円しか減らなかった——率にすれば、日経のおよそ8分の1です。こういう日があるから、分散したバリュー株を持ち続けているのだと、あらためて思いました。

そして今日は、9銘柄36株・合計71,937円を買っています全てナンピンです。今週は月曜から木曜にかけて買いの金額がきれいに減ってきていたのですが、今日で一気に週の最大に戻りました下げた日に買うという、ただそれだけの結果です。

今日の3大トピックは:

  1. 日経平均はマイナス1.93パーセントの大幅反落で約1カ月ぶりの安値。原油が一時3カ月ぶり高値、国内長期金利は一時3.000パーセントに乗せ、エネルギーと金利が同時に上を向いた
  2. それでもわたしのポートフォリオはマイナス0.24パーセントにとどまり、対日経プラス1.69パーセントポイントは9月の9営業日で最大。50日累計は対日経プラス17.38パーセントポイントへ拡大
  3. 上昇TOP5は金利上昇が追い風の第一ライフグループ・東京海上と、逆行高の豊田通商。下落TOP5はキオクシアHDマイナス6.99パーセントを筆頭に半導体と景気敏感株。9銘柄36株・71,937円を全てナンピンで買い増し

主要指数とポートフォリオの比較

指標 終値 前日比 騰落率
私のポートフォリオ 37,077,431円 -88,242円 -0.24%
日経平均 64,011.34円 -1,259.61円 -1.93%
TOPIX 4,028.30 -26.28 -0.65%

日経平均マイナス1.93パーセントに対して、TOPIXはマイナス0.65パーセントです。下げ幅に3倍近い開きがあります日経平均は値がさ株の影響を受けやすい価格加重型の指数なので、半導体やAI関連が売られた日は、日経のほうが大きく下げる——8月18日にも書いた話が、今日もそのまま出ました

そしてわたしのポートフォリオは、そのTOPIXよりさらに小さいマイナス0.24パーセントでした。

50日累計で対日経+17.38pptへ拡大

日付 日経平均 TOPIX ポートフォリオ 対日経差
7/2〜7/30 -8.56%累計 -0.94%累計 +5.20%累計 +13.76ppt累計
7/31(木) +4.03% +1.29% +0.06% -3.97ppt
8/3(月) -0.94% -1.08% -1.22% -0.28ppt
8/4(火) +0.32% +0.04% -0.49% -0.81ppt
8/5(水) +3.66% +2.13% +1.20% -2.46ppt
8/6(木・記事なし) -0.93% +0.19%(推計) +1.17% +2.10ppt
8/7(金) -0.12% +0.47% +0.70% +0.82ppt
8/10(月) +2.08% +0.63% -0.09% -2.17ppt
8/12(水) +0.83% +0.94% +0.61% -0.22ppt
8/13(木) +1.16% +0.89% +0.48% -0.68ppt
8/14(金) +0.59% +0.51% +0.28% -0.31ppt
8/17(月) +0.74% -0.31% -0.42% -1.16ppt
8/18(火) -2.54% -1.05% -0.15% +2.39ppt
8/19(水) -3.16% -3.09% -2.47% +0.69ppt
8/20(木) +1.36% +1.18% +1.35% -0.01ppt
8/21(金) -0.30% +0.19% +1.02% +1.32ppt
8/24(月) -0.74% +0.15% +0.28% +1.02ppt
8/25(火) +0.50% +0.50% +0.31% -0.19ppt
8/26(水) +0.62% +0.42% +0.21% -0.41ppt
8/27(木) -0.20% +0.15% +0.14% +0.34ppt
8/28(金) +0.41% +0.72% +0.28% -0.13ppt
8/31(月) -0.14% +0.23% +0.22% +0.36ppt
9/1(火) -0.15% +0.62% +1.46% +1.61ppt
9/2(水) -2.85% -2.40% -1.68% +1.17ppt
9/3(木) -0.17% +0.50% +0.71% +0.88ppt
9/4(金) +1.26% +0.03% -0.55% -1.81ppt
9/7(月) +2.12% +0.55% +0.03% -2.09ppt
9/8(火) -1.70% -1.83% -1.22% +0.48ppt
9/9(水) -0.19% -0.09% +0.00% +0.19ppt
9/10(木) +0.20% +0.20% -0.07% -0.27ppt
9/11(金) -1.93% -0.65% -0.24% +1.69ppt
50日累計 -8.77% -0.06% +8.61% +17.38ppt

50日累計は日経平均マイナス8.77パーセントに対してポートフォリオはプラス8.61パーセント、対日経通算プラス17.38パーセントポイント昨日のプラス15.69pptから、プラス1.69ppt広がりました

TOPIXとの累計は、今日でついにマイナス0.06パーセントです。昨日までプラス0.59パーセントでしたから、7月の起点からの通算が、ここでほぼゼロに戻ったことになります。

9月に入ってからの9営業日を並べると、こうなります

日付 日経平均 ポートフォリオ 対日経差 累計
9/1(火) -0.15% +1.46% +1.61ppt +18.31ppt
9/2(水) -2.85% -1.68% +1.17ppt +19.48ppt
9/3(木) -0.17% +0.71% +0.88ppt +19.19ppt
9/4(金) +1.26% -0.55% -1.81ppt +17.38ppt
9/7(月) +2.12% +0.03% -2.09ppt +15.29ppt
9/8(火) -1.70% -1.22% +0.48ppt +15.77ppt
9/9(水) -0.19% +0.00% +0.19ppt +15.96ppt
9/10(木) +0.20% -0.07% -0.27ppt +15.69ppt
9/11(金) -1.93% -0.24% +1.69ppt +17.38ppt

昨日まで「日経平均が下げた日はすべて対日経プラス、上げた日はすべて対日経マイナス」で、8営業日ずっと例外なしと書いてきました。今日もその通りです日経が下げた6日は6日とも対日経プラス、上げた3日は3日とも対日経マイナス——9営業日で、まだ例外がひとつもありません

しかも今日のプラス1.69pptは、9営業日のなかで最大の勝ち幅でした。それまでの最大は9月1日のプラス1.61pptです。

偶然が9回続いているだけかもしれませんただ、この規則性がここまできれいに出ると、「わたしのポートフォリオは指数と別のものを持っている」というのが、数字としてはっきり見えてきます今日の📚解説は、この話にしました

本日の取引

今日買ったのは9銘柄・36株・合計71,937円9銘柄すべてナンピンです。

銘柄(コード) 約定株数 約定単価 約定金額 意図
東鉄工業(1835) 2 3,860円 7,720円 ナンピン(24→26株)
東急不動産HD(3289) 6 1,285.5円 7,713円 ナンピン(24→30株)
三井化学(4183) 4 2,097円 8,388円 ナンピン(8→12株)
ソニーグループ(6758) 2 3,632円 7,264円 ナンピン(8→10株)
TDK(6762) 2 2,808.5円 5,617円 ナンピン(6→8株)
浜松ホトニクス(6965) 4 2,193円 8,772円 ナンピン(20→24株)
パンパシフィックHD(7532) 10 726.1円 7,261円 ナンピン(140→150株)
東京建物(8804) 4 3,288円 13,152円 ナンピン(90→94株)
メタウォーター(9551) 2 3,025円 6,050円 ナンピン(40→42株)
合計 36 71,937円

減り続けていた買いが、今日いちばん大きく戻った

今週の買いを並べると、こうなります

日付 銘柄数 株数 金額
9/7(月) 9銘柄 40株 64,358円
9/8(火) 8銘柄 22株 53,494円
9/9(水) 3銘柄 16株 23,314円
9/10(木) 2銘柄 14株 16,412円
9/11(金) 9銘柄 36株 71,937円
今週合計 128株 229,515円

月曜から木曜にかけて、64,358円・53,494円・23,314円・16,412円ときれいに細っていったのが、今日71,937円です。週の最大になりました。

昨日わたしは「意図的に絞っているというより、買いたい水準まで下がってくる銘柄が減っただけ」と書きました今日はその裏返しです。日経が1,259円下げたので、買いたい水準まで下がってきた銘柄が一気に増えた——それだけのことでした。

買う金額を決めているのは、わたしの気分ではなく相場のほうなのだと、週の推移を並べてみるとよく分かります

9銘柄すべてが平均取得単価より下

今日の9銘柄は、全て平均取得単価を下回る値段で買えています

銘柄(コード) 買い増し前の平均取得単価 約定単価 単価との差
東鉄工業(1835) 4,093円 3,860円 -233円
東急不動産HD(3289) 1,317円 1,285.5円 -31.5円
三井化学(4183) 2,178円 2,097円 -81円
ソニーグループ(6758) 3,842円 3,632円 -210円
TDK(6762) 2,913円 2,808.5円 -104.5円
浜松ホトニクス(6965) 2,306円 2,193円 -113円
パンパシフィックHD(7532) 833円 726.1円 -106.9円
東京建物(8804) 3,508円 3,288円 -220円
メタウォーター(9551) 3,231円 3,025円 -206円

買い増し後の平均取得単価は、こう変わりました

銘柄(コード) 買い増し前 買い増し後 平均取得単価の変化
東鉄工業(1835) 24株・4,093円 26株・4,075円 -18円
東急不動産HD(3289) 24株・1,317円 30株・1,311円 -6円
三井化学(4183) 8株・2,178円 12株・2,151円 -27円
ソニーグループ(6758) 8株・3,842円 10株・3,800円 -42円
TDK(6762) 6株・2,913円 8株・2,887円 -26円
浜松ホトニクス(6965) 20株・2,306円 24株・2,287円 -19円
パンパシフィックHD(7532) 140株・833円 150株・826円 -7円
東京建物(8804) 90株・3,508円 94株・3,499円 -9円
メタウォーター(9551) 40株・3,231円 42株・3,221円 -10円

いちばん効いたのはソニーグループのマイナス42円、次が三井化学のマイナス27円です。どちらも保有株数が10株前後と少なく、そこに2株・4株を足したので、買い増し比率が大きくなりました昨日書いた「ナンピンの効き目を決めるのは、どれだけ安く買えたかと、もともとどれだけ持っていたかの掛け算」という話が、今日は9銘柄ぶんまとめて確認できた形です。

東京建物はマイナス220円も下で買えているのに、平均取得単価はマイナス9円しか動きません。90株に4株では、買い増し比率が24分の1弱だからです。逆にソニーグループはマイナス210円下で、8株に2株なので5分の1——ほぼ同じ下げ幅なのに、効き方は4倍以上の差がつきました。

東京建物(8804)は9月に入って4回目、価格は毎回下がっている

東京建物(8804)は、9月に入ってから4回買っていますそして、約定単価は毎回きれいに下がっています

買い増し日 約定単価 保有株数 平均取得単価
9/2(水) 3,385円 84→86株 3,518→3,515円
9/4(金) 3,376円 86→88株 3,515→3,512円
9/7(月) 3,338円 88→90株 3,512→3,508円
9/11(金) 3,288円 90→94株 3,508→3,499円

3,385円、3,376円、3,338円、3,288円——約100円ずつ切り下がっています平均取得単価はやっと3,500円を割って3,499円になりました。

理由は、はっきりしています長期金利です。9月7日の記事で「不動産株はなぜ金利に弱いのか」を書いたとき、長期金利は2.93パーセントでした。今日は一時3.000パーセントです。不動産会社は借入で物件を買って賃料で回す商売なので、金利が上がれば調達コストが増え、物件の利回り妙味も薄れます——素直に嫌われる形です。

今日も同じ理由で東急不動産HD(3289)を6株、東京建物(8804)を4株買いました。金利が上がっている最中に不動産を買い増すのは、逆張りそのものです。ただ、わたしが持っているのは「金利が下がるから上がる株」ではなく、「賃料という実物のキャッシュフローを持っている会社」だと思っています。金利が3パーセントで定着するなら、それに見合うところまで株価は調整するでしょうし、そうなったら、また買います

浜松ホトニクスは7回目、パンパシフィックHDは5回目

この2銘柄は、8月末からずっと刻んで買い続けている主役です。

浜松ホトニクス(6965)は、8月31日に4株の打診買いで入ってから、今日で7回目になります。

買い増し日 約定単価 保有株数 平均取得単価
8/31(月) 2,372円 新規4株 2,372円
9/1(火) 2,348.5円 4→8株 2,372→2,361円
9/2(水) 2,310円 8→12株 2,361→2,344円
9/4(金) 2,298.5円 12→14株 2,344→2,338円
9/8(火) 2,225円 14→16株 2,338→2,324円
9/10(木) 2,233円 16→20株 2,324→2,306円
9/11(金) 2,193円 20→24株 2,306→2,287円

11営業日で4株から24株、平均取得単価は2,372円から2,287円まで85円下げました持ち始めて2週間で6倍の株数です。

パンパシフィックHD(7532)は今日で5回目でした。

買い増し日 約定単価 保有株数 平均取得単価
9/2(水) 769円 100→110株 862→854円
9/7(月) 769.4円 110→120株 854→847円
9/9(水) 755.6円 120→130株 847→840円
9/10(木) 748円 130→140株 840→833円
9/11(金) 726.1円 140→150株 833→826円

昨日748円で1年10カ月ぶりの安値と書いたばかりなのに、今日は726円10銭です。1日でさらに21円90銭・マイナス2.93パーセント——安値をまた更新しました。

含み損はマイナス14,985円・マイナス12.09パーセントです。昨日がマイナス10.20パーセントでしたから、5回目のナンピンを入れてもなお、含み損率は1.89パーセントポイント悪化しています。

4回目を入れても悪化、5回目を入れても悪化——正直、いいナンピンとは言えませんそれでも続けているのは、この会社の業績が悪いわけではないからです。2026年6月期は売上高2兆4,453億円・プラス8.8パーセント、営業利益1,748億円・プラス7.7パーセントの増収増益でした。売られている理由は「伸び方が物足りない」という評価であって、赤字でも減配でもありません

ただ、こういうときこそ記録を残しておくべきだと思うので、書いておきます今のところ、この5回のナンピンは一度も報われていません

なお、今日は配当の入金はありませんでした9月に入って9営業日で、税引後の受取配当は累計64,494円のままです。

📊 本日の決算解析: アストロスケールHD(186A)——第1四半期は赤字拡大、手元資金350億円

アストロスケールホールディングス(186A)が、2027年4月期の第1四半期決算を発表しました。昨日の記事で「明日9月11日の発表予定」と書いた銘柄です。

発表内容(2027年4月期 第1四半期・2026年5〜7月):

項目 実績 前年同期比
売上収益 約12億円 -4.4%
営業損益 約-27億5,000万円 損失拡大
経常損益 -30億500万円 損失拡大
最終損益 約-30億7,000万円 損失拡大

市場の反応: 前日比マイナス12円・マイナス1.17パーセントの1,010円。下落TOP5には入りませんでした

わたしの評価: 減収で赤字が拡大という、数字だけ見れば厳しい決算です。ただ、この会社に今の利益を期待して持っているわけではありません転換社債型新株予約権付社債などで約306億円を調達し、現金及び現金同等物は約350億円まで積み上がっています四半期で30億円の赤字なら、単純計算で10年以上は開発を続けられる資金です。同じ日にフランス子会社が軌道離脱実証ミッションの契約を獲得したとも伝わっています

わたしの保有は10株・平均取得単価1,025円で、今日の終値1,010円に対して評価損益はマイナス150円・マイナス1.46パーセント昨日も書いた通り、わたしの保有銘柄のなかでいちばん損益ゼロに近いところにいます無配ですし、高配当株のポートフォリオのなかでは完全に例外的な枠です。宇宙デブリ除去という事業が面白いと思ったから10株だけ持っている——それ以上でも以下でもありません赤字拡大も、資金調達も、この段階の会社としては想定の範囲内だと思っています。

私の高配当株ポートフォリオ実績

上昇TOP5

銘柄(コード) 保有数 平均取得単価 終値 前日比(%) 評価損益 年間配当金 取得利回り 現在利回り
第一ライフG(8750) 20 1,803円 1,883円 +50(+2.73%) +1,600円 72円 3.99% 3.82%
東京海上(8766) 100 4,207円 7,970円 +176(+2.26%) +376,300円 245円 5.82% 3.07%
ホンダ(7267) 164 1,365円 1,664円 +29.5(+1.80%) +49,036円 70円 5.13% 4.21%
豊田通商(8015) 55 2,439円 7,553円 +123(+1.66%) +281,270円 125円 5.13% 1.65%
チャームケア(6062) 20 1,298円 1,381円 +21(+1.54%) +1,660円 48円 3.70% 3.48%

日経平均がマイナス1.93パーセントの日に、プラスで引けた銘柄が5つある——まずそこが今日の全てです。

1位の第一ライフグループ(8750)はプラス2.73パーセント生命保険大手です。保険会社は、契約者から預かった保険料を国債などで運用しています長期金利が一時3.000パーセントに乗せたということは、これから買う国債の利回りが上がるということ——運用収益がそのまま改善するわけです。さらに生命保険は負債の期間がとても長い商売なので、金利が上がると負債の現在価値が下がって、財務内容も良く見えます銀行以上に金利上昇が素直に効くセクターだと思っています。20株・平均取得単価1,803円に対して終値1,883円、含み益はプラス1,600円・プラス4.44パーセント年間配当72円で取得利回り3.99パーセントです。

2位の東京海上(8766)はプラス2.26パーセントこちらは損害保険ですが、運用資産を持っているという点では同じ構図です。100株・平均取得単価4,207円に対して終値7,970円、含み益はプラス376,300円・プラス89.45パーセント——わたしのポートフォリオでも上位の含み益銘柄です。年間配当245円に対して取得利回り5.82パーセント、現在利回りは3.07パーセント差は2.75パーセントポイントで、これがそのまま「7年前に買っておいたことの価値」になります。

保険株が1位と2位を占めた——これが今日いちばん分かりやすい構図でした。昨日は地銀3行が上昇TOP5に並び、今日は保険が2社です。金利上昇という同じ材料が、2日続けて金融セクターを押し上げています

3位のホンダ(7267)はプラス1.80パーセント164株・平均取得単価1,365円に対して終値1,664円、含み益はプラス49,036円・プラス21.90パーセントドル円は153円72銭近辺で、昨日書いた154円01銭からはわずかに円高方向ですが、150円台の水準そのものが輸出企業には追い風です。年間配当70円で取得利回り5.13パーセント、現在利回りも4.21パーセント——今日の上昇TOP5のなかでは、現在利回りが最も高い銘柄でした。

4位の豊田通商(8015)はプラス1.66パーセント今日の市況記事でも「逆行高」として名前が挙がっていましたトヨタグループの総合商社で、アフリカ事業や自動車関連の物流に強い会社です。55株・平均取得単価2,439円に対して終値7,553円、含み益はプラス281,270円・プラス209.68パーセント——含み益率が3倍を超えている銘柄です。年間配当125円で取得利回り5.13パーセントですが、現在利回りは1.65パーセントまで下がっています。株価が3倍になったのだから当然で、この差3.48パーセントポイントが、持ち続けたことの果実です。

5位のチャーム・ケア・コーポレーション(6062)はプラス1.54パーセント有料老人ホームを首都圏と関西で展開する介護大手です。20株・平均取得単価1,298円に対して終値1,381円、含み益はプラス1,660円・プラス6.39パーセントなお今日この銘柄を確認していて、年間配当が43円から48円に増えていることに気づきました2027年6月期の会社予想で、中間24円・期末24円の合計48円です。手元の配当メモが前期の実績のまま古くなっていたので、48円に直しました取得利回りは3.70パーセント、現在利回りは3.48パーセントになります。

下落TOP5

銘柄(コード) 保有数 平均取得単価 終値 前日比(%) 評価損益 年間配当金 取得利回り 現在利回り
キオクシアHD(285A) 10 56,044円 54,030円 -4,060(-6.99%) -20,140円 0円 0.00% 0.00%
AREHD(5857) 100 1,883円 3,555円 -170(-4.56%) +167,200円 135円 7.17% 3.80%
FUJIMI(5384) 30 1,905円 3,175円 -125(-3.79%) +38,100円 77円 4.04% 2.43%
コマツ(6301) 100 3,618円 7,114円 -275(-3.72%) +349,600円 190円 5.25% 2.67%
パンパシフィックHD(7532) 150 826円 726.1円 -21.9(-2.93%) -14,985円 10円 1.21% 1.38%

1位のキオクシアHD(285A)はマイナス6.99パーセント下げ幅はマイナス4,060円です。9月7日にプラス9.31パーセントで上昇TOP5の1位になり、7月14日の初買い以来はじめて含み益に転換したと喜んで書いたのが、わずか4営業日前でした。そこから59,530円、54,460円台を経て、今日54,030円——4営業日でマイナス5,500円、率にしてマイナス9.2パーセントです。含み益はきれいに消えて、マイナス20,140円・マイナス3.59パーセントの含み損に戻りました。

理由は、今日の相場そのものだと思っています。金利上昇でAI関連への期待が後退し、米国のメモリー株も安かったと伝わっています。この銘柄は10株で540万円という、わたしのポートフォリオのなかでは異例に単価の重い持ち物です。1日でマイナス4万円動くのは、もう慣れました10月1日には1株が3株になる株式分割が控えていますし、ここは腰を据えて持つしかないと思っています。

2位のAREホールディングス(5857)はマイナス4.56パーセント金やパラジウムを電子部品や触媒から回収する貴金属リサイクルの会社です。2027年3月期の第1四半期は貴金属事業が好調で売上収益が前年同期比プラス43.8パーセントと伸びているのですが、8月31日にマイナス5.16パーセント、9月2日にマイナス7.70パーセント、そして今日マイナス4.56パーセントと、月末から大きな下げが続いています100株・平均取得単価1,883円に対して終値3,555円、含み益はプラス167,200円・プラス88.79パーセント年間配当135円に対する取得利回りは7.17パーセントで、わたしのポートフォリオでも高い部類です。

3位のFUJIMI(5384)はマイナス3.79パーセント半導体の平坦化に使うCMPスラリーの大手です。キオクシアが7パーセント近く下げた日に、半導体材料も一緒に売られた——素直な連れ安だと見ています。30株・平均取得単価1,905円に対して終値3,175円、含み益はプラス38,100円・プラス66.67パーセント

4位のコマツ(6301)はマイナス3.72パーセント建設機械の世界2位です。今日の下げは、金利上昇と原油高で景気敏感株が売られたという文脈だと思っています。100株・平均取得単価3,618円に対して終値7,114円、含み益はプラス349,600円・プラス96.63パーセント——あと少しで取得額の2倍です。年間配当190円で取得利回り5.25パーセント、現在利回り2.67パーセント差は2.58パーセントポイントでした。

5位のパンパシフィックHD(7532)はマイナス2.93パーセント先ほど書いた通り、今日も安値を更新しています。150株・平均取得単価826円に対して終値726円10銭、含み損はマイナス14,985円・マイナス12.09パーセント

下落TOP5を見て思ったのは、下げた5銘柄のうち3銘柄は依然として大きな含み益を抱えているということです。AREHDがプラス88.79パーセント、コマツがプラス96.63パーセント、FUJIMIがプラス66.67パーセント——今日の下げは、積み上がった含み益のごく一部が削られただけです。含み損なのはキオクシアとパンパシフィックHDの2銘柄だけでした。

ポートフォリオ全体

評価額 含み損益 含み損益(%) 前日比 前日比(%)
37,077,431円 +13,259,033円 +55.67% -88,242円 -0.24%

評価額3,707万円、含み損益プラス1,325万円、含み損益率プラス55.67パーセント昨日のプラス56.20パーセントから、マイナス0.53パーセントポイントです。

いつものように分解しておきます。

要因 影響
株価による変動 -0.36ppt
買い増しによる分母の増加 -0.17ppt
合計 -0.53ppt

今日は71,937円を買い増したので、取得コストは23,746,370円から23,818,398円へ増えました含み益率の低下のうち、およそ3分の2が株価によるもの、3分の1が分母の増加によるものです。

日経平均がマイナス1.93パーセント下げた日に、含み益率の低下が0.53ポイントです。含み益の絶対額でいえば、1,334万円から1,325万円へ8万7千円ほど減っただけ——7月から積み上げてきた含み益の0.65パーセントにすぎません。

評価額3,700万円のポートフォリオが、日経1,259円安の日に8万8千円しか動かないこの鈍さが、今日はプラスに働きました

📚 初心者向けワンポイント解説:ベータ値とは——「日経が1,259円下げた日に、わたしは8万8千円しか減らなかった」の正体

今日、日経平均はマイナス1.93パーセント下げました。わたしのポートフォリオはマイナス0.24パーセントです。

割り算すると、およそ0.12日経のおよそ8分の1しか動かなかったことになります。

この「指数に対して、どれくらいの倍率で動くか」を表す数字が、ベータ値(β)です。今日はこれを整理しておきます。

ベータ値の読み方

ベータ値は、市場全体が1パーセント動いたときに、その銘柄やポートフォリオが平均して何パーセント動くかを示します。

ベータ値 意味 典型的な銘柄
2.0 市場の2倍動く 半導体、グロース株、新興株
1.0 市場と同じだけ動く 指数連動のインデックスファンド
0.5 市場の半分しか動かない 食品、医薬品、電力・ガス
0付近 市場とほとんど連動しない 極端に分散されたもの、現金
マイナス 市場と逆に動く 金、一部のヘッジ資産

ベータが高い銘柄は、上げ相場では速く走り、下げ相場では大きく削られます低い銘柄はその逆です。どちらが優れているという話ではなく、性格の違いです。

大事な注意:1日の割り算はベータ値ではない

ここは誤解しやすいところなので、先に書いておきます。

「今日はマイナス0.24をマイナス1.93で割って0.12だった」——これはベータ値ではありません

本来のベータ値は、何十日、何百日ぶんの値動きを並べて、統計的に傾きを求めたものです。1日だけの比率は、たまたまその日そうなっただけの数字にすぎません。

実際、わたしの9月の9営業日を並べると、こうなります

日付 日経平均 ポートフォリオ 1日の比率
9/1(火) -0.15% +1.46% 逆方向
9/2(水) -2.85% -1.68% 0.59
9/3(木) -0.17% +0.71% 逆方向
9/4(金) +1.26% -0.55% 逆方向
9/7(月) +2.12% +0.03% 0.01
9/8(火) -1.70% -1.22% 0.72
9/10(木) +0.20% -0.07% 逆方向
9/11(金) -1.93% -0.24% 0.12

0.01から0.72まで、ばらばらです。しかも9日のうち4日は、日経と逆方向に動いています1日の比率をベータ値と呼べないのは、この通りです。

それでも全体を眺めると、傾向ははっきりしていますわたしのポートフォリオは、日経平均より明らかに動きが小さいざっくり0.5を下回るあたりにいそうだ、というのが9営業日を見た実感です。

なぜわたしのポートフォリオはベータが低いのか

理由は3つあると思っています。

1つめは、銘柄数が多いことです。188銘柄に分散していると、個別の材料はお互いに打ち消し合います今日も、保険2社と豊田通商が上がり、半導体とコマツが下がりましたセクターがばらけていればいるほど、全体の振れは小さくなります

2つめは、日経平均への寄与度が高い銘柄をほとんど持っていないことです。日経平均は値がさ株の影響が大きい価格加重型の指数です。わたしが持っているのは、株価が数百円から数千円の内需・素材・金融・建設が中心で、指数を動かしている銘柄とは重なりが小さい指数が動く理由と、わたしの資産が動く理由が、そもそも違うわけです。

3つめは、高配当バリュー株そのものがベータの低いカテゴリだからです。配当を出し続けられる会社は、利益の振れが小さい成熟企業が多いそういう会社の株価は、市場全体が荒れてもあまり動きません配当という「株価とは別の収益源」があることも、下値を支えます

低ベータの代償

ただし、いいことばかりではありません

ベータが低いということは、上げ相場でも置いていかれるということです。

9月7日、日経平均はプラス2.12パーセント上げましたそのときわたしのポートフォリオはプラス0.03パーセント——ほとんど動きませんでした対日経マイナス2.09パーセントポイントです。あの日の悔しさと、今日のプラス1.69パーセントポイントは、同じ性質の裏表です。

ベータが低いポートフォリオを持つというのは、「上げ相場で歯がゆい思いをする代わりに、下げ相場で眠れる」という取引です。どちらか片方だけは選べません

長期投資家として、どう使うか

わたしがベータ値をどう使っているか、正直に書きます。

まず、数字そのものを計算してはいません証券会社のツールで見られることもありますが、日々の判断には使っていません

使っているのは、考え方のほうです。「今日、日経がこれだけ動いたのに、自分はこれだけしか動かなかった」を毎日記録しておくと、自分のポートフォリオの性格が、感覚として分かってきますそして性格が分かっていると、日経が1,000円下げた日にも慌てません「自分のは、たぶん5分の1くらいで済むだろう」と予想が立つからです

もうひとつベータが低いことを、意図的に選んでいるという自覚を持つことです。わたしは日経平均に勝つためにこのポートフォリオを組んでいるのではなく、配当を受け取りながら資産を減らさないために組んでいます指数を追いかけたいならインデックスファンドを買えばいいのであって、わざわざ188銘柄を手で選ぶ理由は、指数とは違う動き方をさせたいからです。

今日のように日経が1,259円下げた日に、8万8千円しか減らないこれは偶然ではなく、そういう設計にしてある——そう思えるかどうかで、下げ相場での落ち着き方が変わってきます

明日以降の注目ポイント

  • 国内長期金利が3.000パーセントに定着するか、それとも押し戻されるか
  • 金利上昇が続いた場合の不動産株・建設株の下値と、保険株・銀行株の上値
  • NY原油が3カ月ぶり高値からさらに上を試すか、エネルギーコストの株価への影響
  • 米国のインフレ再燃懸念と米長期金利の行方、AI関連株への逆風が続くか
  • キオクシアHD(285A)の10月1日の株式分割(1株→3株)に向けた需給
  • 来週の日米の金融政策会合と、それまでの様子見がいつまで続くか
  • 9月末の権利付き最終日(9月28日)に向けた高配当株の買い需要
  • 九州電力(9508)の9月29日の上場廃止と、キューデンホールディングスの10月1日上場に向けた需給
  • パンパシフィックHD(7532)が安値更新を続けるか、5回のナンピンが報われる局面が来るか

まとめ

今日9月11日は「日経が1,259円下げた日に、8万8千円しか減らなかった」という一日でした。日経平均マイナス1.93パーセントの64,011.34円、TOPIXマイナス0.65パーセントの4,028.30、わたしのポートフォリオはマイナス0.24パーセントという結果です。

9/11
日経平均 -1.93%
TOPIX -0.65%
わたしのポートフォリオ -0.24%

日経平均は大幅反落で約1カ月ぶりの安値でした。嫌気されたのは原油と金利です。NY原油は一時3カ月ぶりの高値、国内の長期金利は一時3.000パーセントに乗せ、終値ベースでも2.980パーセント——昨日の2.900パーセントから一日で0.1パーセントほど跳ねました米国でもインフレ再燃への警戒から長期金利が上昇しており、エネルギーと金利が同時に上を向いたことで、AI関連への期待が後ろに下がったという一日です。

ポートフォリオは前日比マイナス88,242円・マイナス0.24パーセント、対日経プラス1.69パーセントポイント・対TOPIXプラス0.41パーセントポイント50日累計は対日経プラス15.69パーセントポイントからプラス17.38パーセントポイントへ拡大しました。このプラス1.69pptは、9月に入ってからの9営業日で最大の勝ち幅です。日経が下げた6日は6日とも対日経プラス、上げた3日は3日とも対日経マイナス——9営業日で、まだ例外がひとつもありません

上昇TOP5は第一ライフグループ(8750)プラス2.73パーセント東京海上(8766)プラス2.26パーセントホンダ(7267)プラス1.80パーセント豊田通商(8015)プラス1.66パーセントチャーム・ケア・コーポレーション(6062)プラス1.54パーセント1位と2位が保険でした。昨日は地銀3行、今日は保険2社——金利上昇という同じ材料が、2日続けて金融セクターを押し上げています豊田通商は市況記事でも「逆行高」として名前が挙がり、含み益率はプラス209.68パーセントです。

下落TOP5はキオクシアHD(285A)マイナス6.99パーセントAREホールディングス(5857)マイナス4.56パーセントFUJIMI(5384)マイナス3.79パーセントコマツ(6301)マイナス3.72パーセントパンパシフィックHD(7532)マイナス2.93パーセントキオクシアは9月7日に初めて含み益に転換したばかりでしたが、4営業日でマイナス9.2パーセント下げて、含み損に戻りましたそれでも下げた5銘柄のうち3銘柄は、依然としてプラス66パーセントからプラス96パーセントの含み益を抱えています。

本日の取引は9銘柄・36株・合計71,937円で、9銘柄すべてナンピンです。今週は月曜から木曜にかけて64,358円・53,494円・23,314円・16,412円ときれいに細っていたのが、今日で週の最大に戻りました買う金額を決めているのは、わたしの気分ではなく相場のほうです。9銘柄すべてが平均取得単価を下回る値段で、いちばん効いたのはソニーグループのマイナス42円でした。東京建物は9月に入って4回目、約定単価は3,385円・3,376円・3,338円・3,288円と毎回切り下がっています浜松ホトニクスは8月31日から7回目、パンパシフィックHDは9月2日から5回目です。

アストロスケールHD(186A)の第1四半期は、減収で赤字拡大でした。経常損益マイナス30億500万円です。ただ手元資金は約350億円あり、この段階の会社としては想定の範囲内だと見ています。10株だけの例外的な枠なので、このまま持ちます

含み損益率はプラス56.20パーセントからプラス55.67パーセントへ、マイナス0.53パーセントポイント株価によるものがマイナス0.36ppt、買い増しによる分母の増加がマイナス0.17pptです。配当の入金はなく、9月の受取配当は累計64,494円のままでした。

日経が1,259円下げた日に、3,700万円が8万8千円しか減らないこれは偶然ではなく、188銘柄に分散して、指数を動かしている銘柄をほとんど持たず、利益の振れが小さい成熟企業を選んできた結果です。その代償として、9月7日の日経プラス2.12パーセントの日には、わたしはプラス0.03パーセントしか取れませんでした上げ相場での歯がゆさと、下げ相場での落ち着きは、同じものの裏表です。わたしは後者を選んでいる——今日はそれを、あらためて確認できた一日でした。

明日も、地味に、着実に。


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免責事項:本記事は個人の投資記録であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。投資はご自身の判断と責任で行ってください。

【2026年9月10日】高配当株PF記録|日経+0.20%の3日ぶり反発もPFは-0.07%、地銀3行が上昇TOP5に、任天堂-4.90%・IHI-4.89%、2銘柄14株をナンピン

今日のサマリー

日経平均は前日比プラス128円17銭・プラス0.20パーセントの65,270円95銭で、3営業日ぶりの反発でした。TOPIXもプラス7.94・プラス0.20パーセントの4,054.58と、こちらも3営業日ぶりに反発しています。

ただ、素直に上がった一日ではありません

朝は金利上昇への不安から売りが先行しました。米長期金利の上昇が重荷になり、日中はマイナス圏で推移する時間が長かった印象です。それが最後の最後、先物主導で上げに転じた——大引け間際に指数だけがひっくり返ったという形でした。

背景には、日米の金融政策会合を控えた様子見があります。東証の売買代金は、今日で16営業日連続の10兆円割れでした。参加者が減って薄くなった相場では、先物の買いが指数を動かしやすくなります今日の終了間際の反転は、まさにその典型だったと思っています。

国内の長期金利は2.900パーセント昨日の2.875パーセントから、また少し上です。ドル円は154円01銭で、昨日の153円26銭からは円安方向に戻りました。

そして今日の金利上昇は、わたしのポートフォリオの中で、きれいに明暗を分けています

上昇TOP5の5銘柄のうち3つが地銀でした。十六フィナンシャルグループ(7380)プラス3.98パーセント、東京きらぼしフィナンシャルグループ(7173)プラス3.00パーセント、ふくおかフィナンシャルグループ(8354)プラス2.32パーセント——日銀の増委員が利上げ継続を主張したと伝わり、三菱UFJが一時2.2パーセント高になったという報道もありました。金利が上がれば貸出金利と預金金利の差が広がるという、銀行株のいちばん分かりやすい買われ方です。

一方で、建設株は売られました清水建設をはじめとする建設株が金利上昇を警戒して安く、大成建設は値下がり率上位にまで顔を出していますわたしのポートフォリオには建設・不動産まわりの銘柄がかなりの数入っているので、こちらの重さのほうが効きました

結果、わたしのポートフォリオは前日比マイナス24,377円・マイナス0.07パーセント日経平均に対してマイナス0.27パーセントポイント、TOPIXに対してもマイナス0.27パーセントポイントの負けです。

今日の3大トピックは:

  1. 日経平均はプラス0.20パーセントの3日ぶり反発。朝は金利上昇不安で売り先行、大引け間際に先物主導で上げに転じる。売買代金は16営業日連続で10兆円割れ、日米の金融政策会合を控えた様子見
  2. 長期金利2.900パーセントへの上昇で、上昇TOP5に地銀3行が並ぶ。十六FG・東京きらぼしFG・ふくおかFG。逆に建設株は金利警戒で売られ、わたしのポートフォリオはマイナス0.07パーセントで日経に負ける
  3. 下落TOP5は任天堂マイナス4.90パーセント・IHIマイナス4.89パーセントが並走。浜松ホトニクスとパンパシフィックHDの2銘柄14株・16,412円をナンピン

主要指数とポートフォリオの比較

指標 終値 前日比 騰落率
私のポートフォリオ 37,092,822円 -24,377円 -0.07%
日経平均 65,270.95円 +128.17円 +0.20%
TOPIX 4,054.58 +7.94 +0.20%

日経平均とTOPIXが、どちらもぴたりとプラス0.20パーセントでした。値がさ株が引っ張ったわけでも、内需バリューが引っ張ったわけでもない——指数の性格の差が出なかった珍しい日です。それでいて、わたしのポートフォリオだけがマイナス0.07パーセントでした。

49日累計で対日経+15.69pptへ小幅縮小

日付 日経平均 TOPIX ポートフォリオ 対日経差
7/2〜7/30 -8.56%累計 -0.94%累計 +5.20%累計 +13.76ppt累計
7/31(木) +4.03% +1.29% +0.06% -3.97ppt
8/3(月) -0.94% -1.08% -1.22% -0.28ppt
8/4(火) +0.32% +0.04% -0.49% -0.81ppt
8/5(水) +3.66% +2.13% +1.20% -2.46ppt
8/6(木・記事なし) -0.93% +0.19%(推計) +1.17% +2.10ppt
8/7(金) -0.12% +0.47% +0.70% +0.82ppt
8/10(月) +2.08% +0.63% -0.09% -2.17ppt
8/12(水) +0.83% +0.94% +0.61% -0.22ppt
8/13(木) +1.16% +0.89% +0.48% -0.68ppt
8/14(金) +0.59% +0.51% +0.28% -0.31ppt
8/17(月) +0.74% -0.31% -0.42% -1.16ppt
8/18(火) -2.54% -1.05% -0.15% +2.39ppt
8/19(水) -3.16% -3.09% -2.47% +0.69ppt
8/20(木) +1.36% +1.18% +1.35% -0.01ppt
8/21(金) -0.30% +0.19% +1.02% +1.32ppt
8/24(月) -0.74% +0.15% +0.28% +1.02ppt
8/25(火) +0.50% +0.50% +0.31% -0.19ppt
8/26(水) +0.62% +0.42% +0.21% -0.41ppt
8/27(木) -0.20% +0.15% +0.14% +0.34ppt
8/28(金) +0.41% +0.72% +0.28% -0.13ppt
8/31(月) -0.14% +0.23% +0.22% +0.36ppt
9/1(火) -0.15% +0.62% +1.46% +1.61ppt
9/2(水) -2.85% -2.40% -1.68% +1.17ppt
9/3(木) -0.17% +0.50% +0.71% +0.88ppt
9/4(金) +1.26% +0.03% -0.55% -1.81ppt
9/7(月) +2.12% +0.55% +0.03% -2.09ppt
9/8(火) -1.70% -1.83% -1.22% +0.48ppt
9/9(水) -0.19% -0.09% +0.00% +0.19ppt
9/10(木) +0.20% +0.20% -0.07% -0.27ppt
49日累計 -6.84% +0.59% +8.85% +15.69ppt

49日累計は日経平均マイナス6.84パーセントに対してポートフォリオはプラス8.85パーセント、対日経通算プラス15.69パーセントポイント昨日のプラス15.96pptから、マイナス0.27ppt縮みました

9月に入ってからの8営業日を並べると、こうなります

日付 日経平均 ポートフォリオ 対日経差 累計
9/1(火) -0.15% +1.46% +1.61ppt +18.31ppt
9/2(水) -2.85% -1.68% +1.17ppt +19.48ppt
9/3(木) -0.17% +0.71% +0.88ppt +19.19ppt
9/4(金) +1.26% -0.55% -1.81ppt +17.38ppt
9/7(月) +2.12% +0.03% -2.09ppt +15.29ppt
9/8(火) -1.70% -1.22% +0.48ppt +15.77ppt
9/9(水) -0.19% +0.00% +0.19ppt +15.96ppt
9/10(木) +0.20% -0.07% -0.27ppt +15.69ppt

昨日「日経平均が下げた日はすべて対日経でプラス、上げた日はどちらも大きくマイナス」と書きました今日でその集計はさらにきれいになりました——日経平均が下げた5日は5日とも対日経プラス、上げた3日は3日とも対日経マイナスです。8営業日で、例外がひとつもありません

もっとも、今日の負け幅はマイナス0.27パーセントポイントです。9月4日のマイナス1.81ppt、9月7日のマイナス2.09pptと比べれば、ずいぶん小さい日経がプラス0.20パーセントという小幅な上げだったので、置いていかれる幅も小さかったというだけの話ですが、負け方としては軽いほうでした。

TOPIXとの比較では、49日累計でプラス0.59パーセント昨日のプラス0.39パーセントから、少し広がっています

本日の取引

今日買ったのは2銘柄・14株・合計16,412円2銘柄ともナンピンです。

銘柄(コード) 約定株数 約定単価 約定金額 意図
浜松ホトニクス(6965) 4 2,233円 8,932円 ナンピン(16→20株)
パンパシフィックHD(7532) 10 748円 7,480円 ナンピン(130→140株)
合計 14 16,412円

今週は月曜が9銘柄40株、火曜が8銘柄22株、水曜が3銘柄16株、そして今日が2銘柄14株です。日を追うごとに、きれいに減っています意図的に絞っているというより、買いたい水準まで下がってくる銘柄が減ったという、ただそれだけの理由です。

2銘柄とも、平均取得単価をはっきり下回る値段で買えています

銘柄(コード) 今日の終値 前日比 平均取得単価 約定単価 単価との差
浜松ホトニクス(6965) 2,233円 -11円(-0.49%) 2,324円 2,233円 -91円
パンパシフィックHD(7532) 748円 -7.6円(-1.01%) 840円 748円 -92円

下げ幅の差は91円と92円で、ほぼ同じです。ところが、平均取得単価の動き方はまったく違いました

同じ「91円下」でも、平均取得単価の下がり方は2倍以上違う

銘柄(コード) 買い増し前 買い増し後 平均取得単価の変化 買い増し比率
浜松ホトニクス(6965) 16株・2,324円 20株・2,306円 -18円 5分の1
パンパシフィックHD(7532) 130株・840円 140株・833円 -7円 14分の1

浜松ホトニクスはマイナス18円、パンパシフィックHDはマイナス7円買った値段が平均取得単価をどれだけ下回っていたかは、91円と92円でほとんど同じなのに、効き方は2.5倍以上の差がつきました。

理由は、買い増し比率だけです。

浜松ホトニクスは16株に4株を足したので、買い増し後の20株に対して5分の191円の下で買って5分の1なので、91÷5でおよそ18円下がります。パンパシフィックHDは130株に10株なので、買い増し後の140株に対して14分の192円の下で買っても14分の1なので、92÷14でおよそ7円にしかなりません。

ナンピンの効き目を決めるのは、「どれだけ安く買えたか」と「もともとどれだけ持っていたか」の掛け算です。そして実務的に効いてくるのは、たいてい後者のほう——厚く持っている銘柄ほど、1回のナンピンでは動かないという、当たり前だけれど毎回実感する話でした。

パンパシフィックHDは1年10カ月ぶりの安値

パンパシフィックHD(7532)は、今日748円で引けて、1年10カ月ぶりの安値を更新しました。

わたしはこの銘柄を、9月2日に10株、9月7日に10株、9月9日に10株、そして今日10株——この1週間半で4回、10株ずつ足しています平均取得単価は862円から833円まで、29円下がりました

買い増し日 約定単価 保有株数 平均取得単価
9/2(水) 769円 100→110株 862→854円
9/7(月) 769.4円 110→120株 854→847円
9/9(水) 755.6円 120→130株 847→840円
9/10(木) 748円 130→140株 840→833円

それでも含み損はマイナス11,900円・マイナス10.20パーセントです。昨日がマイナス10.05パーセントでしたから、4回目のナンピンを入れてもなお、含み損率はわずかに悪化しました。

売られている理由は、利益成長の鈍化への懸念だと伝わっています。業績そのものは、2026年6月期が売上高2兆4,453億円・プラス8.8パーセント、営業利益1,748億円・プラス7.7パーセントの増収増益でした。数字が悪いのではなく、伸び方が物足りないと見られている——そういう売られ方です。

ドン・キホーテという業態が明日なくなるとは思っていないので、ここは淡々と続けますただ、4回続けて安値を更新されているという事実は、事実として記録しておきます

浜松ホトニクスは、8月31日から6回目の買い増し

浜松ホトニクス(6965)は、8月31日に4株の打診買いで入った銘柄です。今日で6回目の買い増しになります。

買い増し日 約定単価 保有株数 平均取得単価
8/31(月) 2,372円 新規4株 2,372円
9/1(火) 2,348.5円 4→8株 2,372→2,361円
9/2(水) 2,310円 8→12株 2,361→2,344円
9/4(金) 2,298.5円 12→14株 2,344→2,338円
9/8(火) 2,225円 14→16株 2,338→2,324円
9/10(木) 2,233円 16→20株 2,324→2,306円

10営業日で4株から20株、平均取得単価は2,372円から2,306円まで66円下げました含み損はマイナス1,460円・マイナス3.17パーセントです。

光電子増倍管やレーザーで世界的なシェアを持つ会社で、2026年9月期は半導体関連が伸びて純利益23パーセント増へ上方修正しています。8月31日にフィジカルAI関連として打診買いで入った銘柄ですから、まだ持ち始めて2週間この段階でここまで刻んで買えているのは、素直に良い入り方ができたと思っています。

なお、今日は配当の入金はありませんでした9月に入って8営業日で、税引後の受取配当は累計64,494円のままです。

私の高配当株ポートフォリオ実績

上昇TOP5

銘柄(コード) 保有数 平均取得単価 終値 前日比(%) 評価損益 年間配当金 取得利回り 現在利回り
十六FG(7380) 50 459円 2,639円 +101(+3.98%) +109,000円 53円 11.55% 2.01%
東京きらぼしFG(7173) 80 237円 1,685円 +49(+3.00%) +115,840円 30円 12.66% 1.78%
日本ケア(2393) 20 1,490円 4,270円 +110(+2.64%) +55,600円 74円 4.97% 1.73%
SANKYO(6417) 4 1,686円 2,037円 +50.5(+2.54%) +1,404円 100円 5.93% 4.91%
ふくおかFG(8354) 2 5,067円 7,768円 +176(+2.32%) +5,402円 210円 4.14% 2.70%

上昇TOP5の1位・2位・5位が、すべて地銀でした。

日銀の増委員が利上げ継続を主張したと伝わり、三菱UFJが一時プラス2.2パーセント長期金利は2.900パーセントへ上昇しています。銀行は預金で集めたお金を貸し出して、その金利差で稼ぐ商売なので、金利が上がれば利ざやが広がって利益が増えやすい——教科書どおりの反応です。

1位の十六フィナンシャルグループ(7380)はプラス3.98パーセント岐阜県が地盤の地銀です。始値2,538円、高値2,655円、安値2,525円と、朝から素直に買われて高値圏で引けています50株・平均取得単価459円に対して終値2,639円、含み益はプラス109,000円・プラス474.95パーセント取得利回りは11.55パーセントで、現在利回り2.01パーセントとの差は9.54パーセントポイントです。

2位の東京きらぼしフィナンシャルグループ(7173)はプラス3.00パーセントこの銘柄は、2022年5月に10株だけ買った打診買いでした。当時の株価は1,890円付近、PBR1倍割れの地銀として「東証のPBR改革で見直されたら面白いかも」というくらいの軽い気持ちです。その後6月末を基準日に1株が8株になる株式分割があり、10株は80株になりました分割後で見た平均取得単価は237円、今日の終値は1,685円——含み益はプラス115,840円・プラス610.97パーセントです。4年で7倍になりました。

当時のわたしは、日銀が利上げを続ける世界を想像していたわけではありませんただPBRが安いから買ったそれだけです。それが4年たって、金利上昇というまったく別の追い風で評価されている——バリュー株を長く持つというのは、こういう「想定していなかった理由で報われる」ことがあるのだと思っています。

3位の日本ケアサプライ(2393)はプラス2.64パーセント三菱商事系の福祉用具レンタル会社で、介護事業者に介護ベッドや車いすを貸し出しています52週安値が5月1日の2,220円、52週高値が8月5日の4,630円——この1年で株価が倍以上になった銘柄です。20株・平均取得単価1,490円に対して終値4,270円、含み益はプラス55,600円・プラス186.58パーセント年間配当74円で取得利回り4.97パーセントですが、現在利回りは1.73パーセントまで下がっています。

4位のSANKYO(6417)はプラス2.54パーセントパチンコ機の大手です。直近の決算は減収減益が続いているのですが、それでも年間配当100円を維持していて、現在利回りは4.90パーセント台4株しか持っていない銘柄ですが、平均取得単価1,686円に対して終値2,037円で含み益率プラス20.82パーセント取得利回り5.93パーセントです。今日の上昇TOP5のなかでは、現在利回りがいちばん高い銘柄でした。

5位のふくおかフィナンシャルグループ(8354)はプラス2.32パーセント福岡銀行・熊本銀行・十八親和銀行・みんなの銀行を傘下に持つ、地銀トップ級の規模です。2株しか持っていない銘柄ですが、平均取得単価5,067円に対して終値7,768円で含み益率プラス53.31パーセント予想配当利回りは2.70パーセントでした。

十六FG・東京きらぼしFG・ふくおかFGの3行を合わせた含み益は、プラス230,242円です。取得額の合計が33,364円ですから、元手のおよそ7.9倍になっています。どれも「地銀のPBRが安い」というだけで、少額ずつ買った銘柄でした。

下落TOP5

銘柄(コード) 保有数 平均取得単価 終値 前日比(%) 評価損益 年間配当金 取得利回り 現在利回り
任天堂(7974) 23 7,003円 7,989円 -412(-4.90%) +22,678円 162円 2.31% 2.03%
IHI(7013) 200 1,543円 2,663.5円 -137(-4.89%) +224,100円 23円 1.49% 0.86%
スカパーJSAT(9412) 100 661円 1,951円 -67(-3.32%) +129,000円 48円 7.26% 2.46%
アストロスケール(186A) 10 1,025円 1,022円 -33(-3.13%) -30円 0円 0.00% 0.00%
ツガミ(6101) 2 3,115円 4,875円 -155(-3.08%) +3,520円 98円 3.15% 2.01%

1位の任天堂(7974)はマイナス4.90パーセント昨日もマイナス3.99パーセントで下落TOP5の1位でしたから、2日連続で首位です。9月8日のNintendo Direct配信のあと、8,750円付近から8,401円、そして今日7,989円——2営業日で761円、率にしてマイナス8.7パーセント下げました。昨日「好材料出尽くしの形に見える」と書きましたが、今日はそれがさらにはっきりした格好です。証券各社の目標株価は9月上旬にかけて引き上げが相次いでいたのに、株価はその逆を行っています23株・平均取得単価7,003円に対して終値7,989円、含み益率はプラス14.08パーセント昨日のプラス19.96パーセントから、1日でマイナス5.88パーセントポイント削られました

2位のIHI(7013)はマイナス4.89パーセント昨日はプラス6.00パーセントで上昇TOP5の1位でしたから、1日で真逆です。目標株価引き上げの連発で上げた翌日に、その上げ幅の8割以上を戻したことになります。200株持っている銘柄なので、マイナス137円は27,400円の含み益減少——今日の下落TOP5のなかで、金額のダメージがいちばん大きかった銘柄でした。それでも平均取得単価1,543円に対して終値2,663円50銭、含み益率はプラス72.62パーセントです。昨日のプラス81.50パーセントからは、マイナス8.88パーセントポイント

上昇TOP5の1位が翌日に下落TOP5の2位になる——これを今週だけで何度も見ていますPILLARもツガミも、月曜から水曜にかけて同じことをやりました動きの大きい銘柄は、上にも下にも大きいというだけの話ですが、含み益の額が日々こう振れるのを見ていると、「今日の含み益」という数字にあまり意味はないとも思えてきます。

3位のスカパーJSAT(9412)はマイナス3.32パーセント有料多チャンネル放送と衛星通信の持株会社です。100株・平均取得単価661円に対して終値1,951円、含み益はプラス129,000円・プラス195.16パーセント年間配当48円に対する取得利回りは7.26パーセントで、わたしのポートフォリオでも最高水準のインカム効率です。今日の下落TOP5・上昇TOP5の10銘柄のなかでも、取得利回りは断然トップでした。

4位のアストロスケール(186A)はマイナス3.13パーセント画面には決算マークが付いていましたが、2027年4月期の第1四半期決算は明日9月11日の発表予定で、今日はまだ未発表です。つまり今日の下げは、決算を受けたものではなく、決算前の様子見や警戒売りだと見ています。10株・平均取得単価1,025円に対して終値1,022円、評価損益はマイナス30円・マイナス0.29パーセント——わたしの保有銘柄のなかで、いちばん損益ゼロに近いところにいる銘柄です。宇宙デブリ除去という、まだ利益の出ていない事業なので無配ですが、この10株は配当目的ではなく、面白いと思ったから持っている枠です。

5位のツガミ(6101)はマイナス3.08パーセント昨日はプラス3.71パーセントで上昇TOP5の4位でしたから、この銘柄もIHIと同じ、1日での反転です。小型自動旋盤を主力とする精密工作機械メーカーで、8月の工作機械受注は前年比65パーセント増と、AI・半導体関連の需要で業界全体が好調です。ただ、その裏返しで「AI需要への依存度が高い」という懸念も指摘されています2株・平均取得単価3,115円に対して終値4,875円、含み益率はプラス56.50パーセント

下落TOP5を見て思ったのは、5銘柄のうち4銘柄が「昨日と真逆」だったことです。任天堂だけが2日連続で下げ、あとは前日の上昇からの反動——今日の下げには、市場全体の材料というより、個別の値動きのリズムのほうが強く出ていたように見えます。

ポートフォリオ全体

評価額 含み損益 含み損益(%) 前日比 前日比(%)
37,092,822円 +13,346,452円 +56.20% -24,377円 -0.07%

評価額3,709万円、含み損益プラス1,334万円、含み損益率プラス56.20パーセント昨日のプラス56.34パーセントから、マイナス0.14パーセントポイントです。

いつものように分解しておきます。

要因 影響
株価による変動 -0.10ppt
買い増しによる分母の増加 -0.04ppt
合計 -0.14ppt

今日は16,412円を買い増したので、取得コストは23,730,014円から23,746,370円へ増えました買い増し額が小さかったぶん、分母の効果もマイナス0.04pptと小さい——今日の含み益率の低下は、4分の3が株価による下落です。

地銀3行で23万円の含み益がありながら、任天堂とIHIの2銘柄だけで5万円以上が消えている——そういう引き算の結果が、マイナス24,377円でした。

評価額が3,700万円を超えている状態で、1日の変動が2万4千円です。率にすればマイナス0.07パーセントこの規模のポートフォリオで、日経平均が動いた日にこの程度しか動かないというのは、分散が効いているという意味では悪くないのですが、同時に「上げにもついていけない」ということでもありますそこはもう、この投資スタイルの性格として受け入れている部分です。

📚 初心者向けワンポイント解説:売買代金とは——「16日連続で10兆円割れ」は、相場の何を語っているのか

今日の市況記事で、株価そのものより気になった数字があります。

東証の売買代金が、16営業日連続で10兆円を割ったというものです。

株価やチャートは毎日見ていても、売買代金は意識していないという方は多いと思います。今日はこれを整理しておきます。

売買代金と出来高は違う

まず、混同しやすい2つを分けておきます。

用語 単位 計算 何を表すか
出来高 株数 成立した株数の合計 何株の取引が成立したか
売買代金 株価 × 出来高の合計 いくらのお金が動いたか

出来高は「株数」、売買代金は「金額」です。

この違いが効いてくるのは、株価水準の違う銘柄を比べるときです。100円の株が100万株動いても、売買代金は1億円1万円の株が1万株しか動かなくても、売買代金は同じ1億円です。低位株は出来高が派手に見えますが、実際に動いているお金は小さい——そういうことが起こります

相場全体の活況度を測るなら、売買代金のほうが素直です。

「10兆円」という目安

東証プライム市場の1日の売買代金は、近年おおむね数兆円から10兆円台のレンジで動いています。このなかで「10兆円」は、活況か閑散かを分ける、ひとつの心理的な節目として語られることが多い数字です。

10兆円を大きく超える日が続けば、資金が積極的に入ってきている逆に10兆円を割る日が続けば、参加者が様子見に回っている——ざっくり、そういう読み方をします。

今日で16営業日連続ということは、3週間以上、市場全体が「動かない理由」を持ち続けているということです。

なぜ様子見になっているのか

理由は、はっきりしています日米の金融政策会合を控えているからです。

金融政策が変われば、金利が変わります金利が変われば、銀行株も不動産株も建設株も、まったく違う方向に動きます——今日のわたしのポートフォリオが、まさにそれでした。

その分岐点が数日先に控えているなら、大きな資金ほど、結論が出るまで動きたくない買いも売りも手控えられて、売買代金が細る——これが「イベント前の様子見」の正体です。

薄い相場で何が起きるか

売買代金が細ると、相場の性格が変わります。わたしが実感しているのは、次の3つです。

1つめは、値動きが荒くなることです。買い手も売り手も少ないところに、少しまとまった注文が入ると、株価が飛びます厚い板があれば吸収される注文が、薄い板では素通りして値を動かしてしまう——閑散相場ほど一日の振れ幅が大きくなるのは、このためです。

2つめは、先物の影響力が相対的に大きくなることです。現物の売買が細っているところに先物の買いが入れば、裁定取引を通じて指数が動きます今日の日経平均が、大引け間際に先物主導で上げに転じたのは、まさに薄商いの相場らしい動き方でした。

3つめは、指数と個別銘柄がずれやすくなることです。指数を動かすのは先物と値がさ株ですが、個別銘柄はそれぞれの需給で動きます今日、日経平均がプラス0.20パーセントなのに、わたしのポートフォリオがマイナス0.07パーセントだったのも、この「ずれ」の一種だと思っています。

長期投資家として、どう受け止めるか

売買代金が細っていることを、悲観する必要はまったくないというのがわたしの立場です。

理由は3つあります。

まず、閑散相場は「安く買える相場」でもあるということ。買い手が引いているぶん、いつもより少し安い値段で拾えることがあります今日わたしがパンパシフィックHDを1年10カ月ぶりの安値で買えたのも、こういう地合いだったからとも言えます。

次に、企業の配当は売買代金とは無関係だということ。市場で何兆円動こうが、保有株数に対する配当は変わりませんインカムを軸にしている以上、日々の商いの厚みは受取額に1円も影響しないわけです。

そして最後に、様子見はいつか終わるということ。イベントを通過すれば、結論の出た方向に資金が動き出しますそのとき慌てて動くのではなく、薄い相場のうちに欲しいものを少しずつ拾っておく——これが、わたしのやり方です。

ただし、注意点もあります薄商いの銘柄、とくに時価総額の小さい銘柄では、売りたいときに売れないということが起こり得ます。わたしのように単元未満株で少額ずつ買っている場合は、その影響を受けにくいのですが、まとまった株数を持つときは、その銘柄の売買代金がどのくらいあるかを一度は見ておくとよいと思います。

株価は毎日見るのに、売買代金は年に数回しか見ない——わたしもそうでしたでも、「今日の値動きが、厚い相場で起きたのか薄い相場で起きたのか」を知っているだけで、その値動きの意味の重さが変わってきます今日の日経平均プラス128円は、16日連続で商いが細っているなかでの128円でした。同じ128円でも、受け止め方は少し変わってくると思っています

明日以降の注目ポイント

  • アストロスケール(186A)が明日9月11日に発表する2027年4月期第1四半期決算
  • 日米の金融政策会合の結果と、それまでの様子見がいつまで続くか
  • 東証の売買代金が17営業日連続で10兆円を割るか、それとも商いが戻るか
  • 国内長期金利2.900パーセントがさらに上昇するか、地銀株の買われ方が続くか
  • 金利上昇を警戒する建設株の売りが続くかどうか
  • ドル円154円台の円安が、輸出関連にどこまで効いてくるか
  • キオクシアHD(285A)の10月1日の株式分割(1株→3株)に向けた需給
  • 9月末の権利付き最終日(9月28日)に向けた高配当株の買い需要
  • 九州電力(9508)の9月29日の上場廃止と、キューデンホールディングスの10月1日上場に向けた需給

まとめ

今日9月10日は「同じ金利上昇が、地銀を上げて建設を下げた」という一日でした。日経平均プラス0.20パーセントの65,270.95円、TOPIXプラス0.20パーセントの4,054.58、わたしのポートフォリオはマイナス0.07パーセントという結果です。

9/10
日経平均 +0.20%
TOPIX +0.20%
わたしのポートフォリオ -0.07%

日経平均は3営業日ぶりの反発でしたが、朝から素直に上げたわけではありません米長期金利の上昇を受けて金利上昇不安から売りが先行し、大引け間際に先物主導で上げに転じたという形です。東証の売買代金は16営業日連続で10兆円割れ日米の金融政策会合を控えた様子見が続いています。国内長期金利は2.900パーセントへ上昇、ドル円は154円01銭の円安でした。

ポートフォリオは前日比マイナス24,377円・マイナス0.07パーセント、対日経マイナス0.27パーセントポイント・対TOPIXマイナス0.27パーセントポイント49日累計は対日経プラス15.96パーセントポイントからプラス15.69パーセントポイントへ縮小しました。9月の8営業日を振り返ると、日経平均が下げた5日は5日とも対日経プラス、上げた3日は3日とも対日経マイナス——例外がひとつもありません

上昇TOP5は十六FG(7380)プラス3.98パーセント東京きらぼしFG(7173)プラス3.00パーセント日本ケアサプライ(2393)プラス2.64パーセントSANKYO(6417)プラス2.54パーセントふくおかFG(8354)プラス2.32パーセント5銘柄のうち3つが地銀でした。日銀の増委員が利上げ継続を主張したと伝わり、長期金利が2.900パーセントへ上昇したことが背景です。東京きらぼしFGは2022年5月に10株を打診買いしただけの銘柄でしたが、株式分割を経て80株になり、含み益率はプラス610.97パーセント——PBRが安いという理由だけで買った株が、4年後にまったく別の理由で報われたという例になりました。

下落TOP5は任天堂(7974)マイナス4.90パーセントIHI(7013)マイナス4.89パーセントスカパーJSAT(9412)マイナス3.32パーセントアストロスケール(186A)マイナス3.13パーセントツガミ(6101)マイナス3.08パーセント任天堂はNintendo Direct後の下げが2日続き、2営業日でマイナス8.7パーセントです。IHIとツガミは、昨日の上昇TOP5からの反動——5銘柄のうち4銘柄が「昨日と真逆」でした。アストロスケールは決算マークが付いていましたが、第1四半期決算は明日9月11日の発表予定なので、決算前の警戒売りと見ています。

本日の取引は2銘柄・14株・合計16,412円で、2銘柄ともナンピンです。浜松ホトニクス(6965)は平均取得単価より91円下、パンパシフィックHD(7532)は92円下——ほとんど同じ下げ幅でしたが、平均取得単価の動きはマイナス18円とマイナス7円で2.5倍以上の差がつきました。違いは買い増し比率だけで、浜松ホトニクスは5分の1、パンパシフィックHDは14分の1厚く持っている銘柄ほど、1回のナンピンでは動かないという、毎回あらためて実感する話です。パンパシフィックHDは1年10カ月ぶりの安値を更新し、この1週間半で4回目のナンピンになりました。

含み損益率はプラス56.34パーセントからプラス56.20パーセントへ、マイナス0.14パーセントポイント株価によるものがマイナス0.10ppt、買い増しによる分母の増加がマイナス0.04ppt——今日は4分の3が株価要因でした。配当の入金はなく、9月の受取配当は累計64,494円のままです。

地銀3行で23万円の含み益が積み上がった日に、任天堂とIHIの2銘柄だけで5万円以上が消えた——その引き算の答えが、マイナス24,377円でした。評価額3,700万円に対して2万4千円の変動です。上げにはついていけないけれど、下げにも巻き込まれにくい——この性格と、これからも付き合っていきます

明日も、地味に、着実に。


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免責事項:本記事は個人の投資記録であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。投資はご自身の判断と責任で行ってください。

【2026年9月9日】高配当株PF記録|日経-0.19%続落でもPFは前日比+500円の0.00%、IHI+6.00%・ENEOS+4.70%、3銘柄16株をナンピン

今日のサマリー

今日のポートフォリオの前日比は、プラス500円でした。

評価額3,710万円に対して、500円です。率にすればプラス0.00パーセント——SBIの画面には、前日比の欄にただ「0」とだけ表示されていましたこんな日は、記録をつけ始めてから初めてかもしれません。

日経平均は前日比マイナス126円55銭・マイナス0.19パーセントの65,142円78銭で、2営業日続落です。TOPIXはマイナス3.69・マイナス0.09パーセントの4,046.64どちらも小幅な下げでした。

ただし、「小幅」だったのは終値だけです。今日の日経平均は、朝から派手に往復しています

始値は65,087円22銭そこから10時26分に65,794円03銭の高値をつけました——前日比プラス525円です。ところが後場に入って崩れ、14時32分には65,017円68銭の安値高値から776円の下げ幅でした。そこから少し戻して、結局65,142円78銭で引けた——行って、帰ってきて、少しだけマイナスという一日です。

材料は昨日の続きでした。中東情勢の悪化です。NY原油は1バレル94ドル67銭・プラス1.76パーセントとさらに水準を切り上げ、原油高が世界的な金利上昇につながるという警戒が、後場の下げにつながりました支えになったのは電線株で、日経の市況記事でも「原油高警戒、電線株買いは支え」と書かれていました

為替は、昨日とは逆方向です。ドル円は153円26銭で、前日から0円54銭の円高昨日一時152円台後半をつけたあと、いったん153円台後半まで戻していたので、今日はそこからまた円が買い戻された格好になります。国内の長期金利は2.875パーセントと、昨日の2.930パーセントからわずかに低下しました。

そんな一日で、わたしのポートフォリオはプラス500円・プラス0.00パーセント対日経ではプラス0.19パーセントポイント、対TOPIXではプラス0.09パーセントポイント——2営業日連続で、両方の指数に勝ちました

ただ、今日いちばん面白かったのは、勝ち負けではありません上昇TOP5は5銘柄すべてがプラス3.7パーセント超下落TOP5は5銘柄すべてがマイナス2.4パーセント超それなりに派手に動いた銘柄が、両側に5つずつあったのに、合計するとプラス500円でした。分散というのは、こういう形で効くのかと、画面を見ながら妙に納得した一日です。

今日の3大トピックは:

  1. 日経平均はマイナス0.19パーセントの2営業日続落。中東情勢の悪化による原油高と世界的な金利上昇が重荷で、前場にプラス525円まで上げてから後場に崩れる、日中値幅776円の往復相場
  2. わたしのポートフォリオは前日比プラス500円・プラス0.00パーセント。上昇TOP5も下落TOP5も派手に動いたのに、合計はほぼゼロ。48日累計は対日経プラス15.96パーセントポイントに拡大
  3. 3銘柄16株・合計23,314円を買い増し。すべてナンピン。ニチリン(5184)の中間配当380円が入金し、9月の受取配当は累計64,494円

主要指数とポートフォリオの比較

指標 終値 前日比 騰落率
私のポートフォリオ 37,100,667円 +500円 +0.00%
日経平均 65,142.78円 -126.55円 -0.19%
TOPIX 4,046.64 -3.69 -0.09%

昨日は日経平均がマイナス1.70パーセント、TOPIXがマイナス1.83パーセントと、どちらも大きく下げました今日はマイナス0.19パーセントとマイナス0.09パーセント——下げ幅は10分の1以下です。昨日の急落が一日で消化されたわけではありませんが、少なくとも売りが続かなかったとは言えると思います。

48日累計で対日経+15.96pptに拡大

日付 日経平均 TOPIX ポートフォリオ 対日経差
7/2〜7/30 -8.56%累計 -0.94%累計 +5.20%累計 +13.76ppt累計
7/31(木) +4.03% +1.29% +0.06% -3.97ppt
8/3(月) -0.94% -1.08% -1.22% -0.28ppt
8/4(火) +0.32% +0.04% -0.49% -0.81ppt
8/5(水) +3.66% +2.13% +1.20% -2.46ppt
8/6(木・記事なし) -0.93% +0.19%(推計) +1.17% +2.10ppt
8/7(金) -0.12% +0.47% +0.70% +0.82ppt
8/10(月) +2.08% +0.63% -0.09% -2.17ppt
8/12(水) +0.83% +0.94% +0.61% -0.22ppt
8/13(木) +1.16% +0.89% +0.48% -0.68ppt
8/14(金) +0.59% +0.51% +0.28% -0.31ppt
8/17(月) +0.74% -0.31% -0.42% -1.16ppt
8/18(火) -2.54% -1.05% -0.15% +2.39ppt
8/19(水) -3.16% -3.09% -2.47% +0.69ppt
8/20(木) +1.36% +1.18% +1.35% -0.01ppt
8/21(金) -0.30% +0.19% +1.02% +1.32ppt
8/24(月) -0.74% +0.15% +0.28% +1.02ppt
8/25(火) +0.50% +0.50% +0.31% -0.19ppt
8/26(水) +0.62% +0.42% +0.21% -0.41ppt
8/27(木) -0.20% +0.15% +0.14% +0.34ppt
8/28(金) +0.41% +0.72% +0.28% -0.13ppt
8/31(月) -0.14% +0.23% +0.22% +0.36ppt
9/1(火) -0.15% +0.62% +1.46% +1.61ppt
9/2(水) -2.85% -2.40% -1.68% +1.17ppt
9/3(木) -0.17% +0.50% +0.71% +0.88ppt
9/4(金) +1.26% +0.03% -0.55% -1.81ppt
9/7(月) +2.12% +0.55% +0.03% -2.09ppt
9/8(火) -1.70% -1.83% -1.22% +0.48ppt
9/9(水) -0.19% -0.09% +0.00% +0.19ppt
48日累計 -7.04% +0.39% +8.92% +15.96ppt

48日累計は日経平均マイナス7.04パーセントに対してポートフォリオはプラス8.92パーセント、対日経通算プラス15.96パーセントポイント昨日のプラス15.77pptから、さらにプラス0.19ppt積み増しました

9月に入ってからの7営業日を並べると、こうなります

日付 日経平均 ポートフォリオ 対日経差 累計
9/1(火) -0.15% +1.46% +1.61ppt +18.31ppt
9/2(水) -2.85% -1.68% +1.17ppt +19.48ppt
9/3(木) -0.17% +0.71% +0.88ppt +19.19ppt
9/4(金) +1.26% -0.55% -1.81ppt +17.38ppt
9/7(月) +2.12% +0.03% -2.09ppt +15.29ppt
9/8(火) -1.70% -1.22% +0.48ppt +15.77ppt
9/9(水) -0.19% +0.00% +0.19ppt +15.96ppt

日経平均が下げた4日は、すべて対日経でプラス日経平均が上げた2日は、どちらも大きくマイナス——きれいすぎるほど、はっきりしています下げに強く、上げについていけないという性格は、48日たっても1ミリも変わっていません

TOPIXとの比較では、48日累計でプラス0.39パーセント昨日のプラス0.48パーセントから、わずかに縮みました今日はTOPIXがマイナス0.09パーセント、わたしがプラス0.00パーセントなので、日次では勝っているのですが、累計値のほうは日経平均の下げ幅が効いて、こういう見え方になります

本日の取引

今日買ったのは3銘柄・16株・合計23,314円3銘柄すべてがナンピンです。

銘柄(コード) 約定株数 約定単価 約定金額 意図
東鉄工業(1835) 2 3,965円 7,930円 ナンピン(22→24株)
オカダアイヨン(6294) 4 1,957円 7,828円 ナンピン(142→146株)
パンパシフィックHD(7532) 10 755.6円 7,556円 ナンピン(120→130株)
合計 16 23,314円

昨日が8銘柄22株・53,494円、一昨日が9銘柄40株・64,358円でしたから、今日は一気に半分以下です。相場がほとんど動かない日に、無理に手を出す理由がなかったというだけの話ですが、結果として、今週いちばん静かな買い方になりました。

「今日下げた銘柄」と「平均取得単価より安い銘柄」は別物

今日買った3銘柄のうち、東鉄工業(1835)だけは、今日プラスで引けています

銘柄(コード) 今日の終値 前日比 平均取得単価 約定単価
東鉄工業(1835) 3,965円 +25円(+0.63%) 4,105円 3,965円
オカダアイヨン(6294) 1,957円 -2円(-0.10%) 2,061円 1,957円
パンパシフィックHD(7532) 755.6円 -22.1円(-2.84%) 847円 755.6円

東鉄工業は前日比プラス0.63パーセント——今日は上げた銘柄です。それでもナンピンになるのは、平均取得単価4,105円に対して、株価が3,965円だからです。今日プラスで終わろうが、まだ買値より140円安い買い増せば平均取得単価は下がります

逆のパターンも、これまで何度も書いてきました8月25日のトピー工(7231)も、9月8日のホンダ(7267)も、その日は大きく下げた銘柄でしたが、平均取得単価より上の値段だったので、押し目買いでした。ホンダに至っては、マイナス4.99パーセントという派手な下げの日に買って、平均取得単価は6円上がっています

「今日下げたかどうか」と「買値の上か下か」は、まったく別の軸です。ナンピンと押し目買いを分けるのは、後者だけ——このふたつを混ぜて考えると、自分が今どちらをやっているのか分からなくなります今日の東鉄工業は、その区別がいちばん分かりやすく出た例でした。

平均取得単価はどう動いたか

銘柄(コード) 買い増し前 買い増し後 平均取得単価の変化
東鉄工業(1835) 22株・4,105円 24株・4,093円 -12円
オカダアイヨン(6294) 142株・2,061円 146株・2,058円 -3円
パンパシフィックHD(7532) 120株・847円 130株・840円 -7円

いちばん効いたのはパンパシフィックHD(7532)のマイナス7円です。

理由は、買い増し比率にあります。120株に10株を足したので、比率は13分の1平均取得単価847円に対して755円60銭と、91円40銭も下でした。91円40銭の13分の1で、およそ7円——いつもの計算どおりです。

東鉄工業は22株に2株なので、比率は12分の1140円の下で買って12分の1なので、およそ12円下がりました。比率はパンパシフィックHDとほぼ同じですが、株価水準が3,965円と高いぶん、円で見た下げ幅が大きくなっています

オカダアイヨン(6294)は、またしてもマイナス3円でした。142株に4株ですから、比率は36分の1104円の下で買っても、36分の1では3円にしかなりません。昨日も一昨日もマイナス3円——すでに厚く持っている銘柄のナンピンは、毎回こうなります

パンパシフィックHDは、下落TOP5に入った銘柄をその日に買った

今日買った3銘柄のうち、パンパシフィックHD(7532)だけは、下落TOP5の3位に入っていますマイナス22円10銭・マイナス2.84パーセントでした。

この銘柄は、8月18日の高値915円50銭から下降トレンドが続いていますわたしは9月1日に下落TOP5の2位で見て、9月2日に10株、9月7日に10株、そして今日また10株——この1週間で3回、10株ずつ足しました平均取得単価は862円から840円まで、22円下がっています

それでも、まだ含み損はマイナス10,972円・マイナス10.05パーセントです。ナンピンを3回重ねても、株価の下げのほうが速い——これがナンピンの、いちばん正直な現実だと思っています。

ただ、この銘柄については、そこまで悲観していませんドン・キホーテを運営する会社で、2026年6月期は売上高2兆4,453億円・プラス8.8パーセント、営業利益1,748億円・プラス7.7パーセント、純利益1,101億円・プラス21.6パーセントと、業績そのものは増収増益です。株価が下がっているのは、業績が悪いからではなく、期待の水準が下がったから——そういう銘柄を、時間をかけて拾っていくのが自分のやり方なので、このまま淡々と続けます

私の高配当株ポートフォリオ実績

上昇TOP5

銘柄(コード) 保有数 平均取得単価 終値 前日比(%) 評価損益 年間配当金 取得利回り 現在利回り
IHI(7013) 200 1,543円 2,800.5円 +158.5(+6.00%) +251,500円 23円 1.49% 0.82%
ENEOS(5020) 400 465円 1,459円 +65.5(+4.70%) +397,600円 34円 7.31% 2.33%
PILLAR(6490) 5 3,325円 9,530円 +370(+4.04%) +31,025円 188円 5.65% 1.97%
ツガミ(6101) 2 3,115円 5,030円 +180(+3.71%) +3,830円 98円 3.15% 1.95%
五洋建設(1893) 14 1,401円 1,510円 +54(+3.71%) +1,526円 52円 3.71% 3.44%

5銘柄すべてがプラス3.7パーセント超——日経平均がマイナス0.19パーセントの日に、これだけ動いた銘柄が5つあったことになります。

1位のIHI(7013)はプラス6.00パーセント航空エンジンと原子力を柱にする重工業です。上げた理由は、証券会社の目標株価引き上げが相次いだことでした。8月31日に日系大手証券が3,800円へ、9月2日に米系大手証券が3,450円へ——短期間に2社が続けて評価を引き上げています第1四半期は売上収益プラス10.9パーセント、営業利益プラス250.5パーセントという決算でしたから、評価の見直しが続いているのも分かります200株・平均取得単価1,543円に対して終値2,800円50銭、含み益はプラス251,500円・プラス81.50パーセント今日1日で31,700円増えました

2位のENEOS(5020)はプラス4.70パーセント昨日も上昇TOP5の4位に入っていた銘柄で、2日連続の登場です。今日は米系大手証券が強気を継続したうえで、目標株価を1,860円へ引き上げたと伝わりました。8月26日には日系大手証券が1,630円へ引き上げたばかりなので、こちらもIHIと同じ、評価の連続引き上げパターンです。もちろん背景には、中東情勢を受けた原油高があります。400株・平均取得単価465円に対して終値1,459円、含み益はプラス397,600円・プラス213.76パーセント昨日「含み益率200パーセントまであとわずか」と書いたばかりですが、その翌日にあっさり超えてきました取得額の3.14倍です。

3位のPILLAR(6490)はプラス4.04パーセント昨日はマイナス6.82パーセントで下落TOP5の3位でしたから、1日で反転しました半導体製造装置向けの精密シール部品で、5株・平均取得単価3,325円に対して終値9,530円、含み益率はプラス186.62パーセントです。昨日の9,160円から370円戻して、9月1日の9,800円が見えるところまで来ました

4位のツガミ(6101)はプラス3.71パーセントこの銘柄も、昨日はマイナス8.32パーセントで下落TOP5の1位でした。PILLARとまったく同じ、1日での反転です。精密工作機械、なかでも小型自動旋盤の会社で、2027年3月期第1四半期は売上収益プラス35.3パーセントの430億円、営業利益プラス55.2パーセントの135億円と過去最高を更新しています。2株しか持っていない銘柄ですが、平均取得単価3,115円に対して終値5,030円、含み益率はプラス61.48パーセントです。

5位の五洋建設(1893)はプラス3.71パーセント海洋土木で国内トップの準大手ゼネコンです。国内土木の受注が堅調で、シンガポール・香港の大型工事も進捗洋上風力向けの作業船への投資も続けています14株・平均取得単価1,401円に対して終値1,510円、含み益率はプラス7.78パーセント——8月10日に新規で買って、9月2日に押し目買いした銘柄なので、まだ持ち始めて1カ月です。年間配当52円で、取得利回り3.71パーセント・現在利回り3.44パーセント今日の上昇TOP5のなかでは、いちばんインカム効率が現在値に近い銘柄でした。

上昇TOP5を見ていて気づいたのは、1位と2位がどちらも「目標株価の引き上げ」で上げていることです。業績発表そのものではなく、業績に対する評価の見直し——しかも、複数の証券会社が短期間で続けて動いたという点まで同じでした。

下落TOP5

銘柄(コード) 保有数 平均取得単価 終値 前日比(%) 評価損益 年間配当金 取得利回り 現在利回り
任天堂(7974) 23 7,003円 8,401円 -349(-3.99%) +32,154円 162円 2.31% 1.93%
SBI HD(8473) 208 1,735円 3,217円 -132(-3.94%) +308,256円 95円 5.48% 2.95%
パンパシフィックHD(7532) 130 840円 755.6円 -22.1(-2.84%) -10,972円 10円 1.19% 1.32%
AB&C(9251) 55 1,019円 1,503円 -40(-2.59%) +26,620円 60円 5.89% 3.99%
FPG(7148) 48 1,932円 1,675円 -42(-2.45%) -12,336円 92.7円 4.80% 5.53%

1位の任天堂(7974)はマイナス3.99パーセント昨日9月8日にNintendo Directの配信があった銘柄です。発表を材料に反発を試みたものの戻り切れず、今日は大きく売られました——典型的な「好材料出尽くし」の形に見えます。しかも、9月3日から9月7日にかけては証券各社の目標株価引き上げが相次ぎ、9月7日には13,200円への引き上げも報じられていたそうです。評価は上がり続けているのに、株価は5営業日で8,821円から8,401円へ4.8パーセント下げた——材料と値動きが、はっきりずれている局面です。23株・平均取得単価7,003円に対して終値8,401円、含み益率はプラス19.96パーセントです。

2位のSBI HD(8473)はマイナス3.94パーセントこちらも9月7日に日系大手証券が目標株価を3,800円へ引き上げたばかりの銘柄でした。9月2日の3,227円から9月8日の3,349円まで上げたあと、今日その上げ分をきれいに打ち消した格好です。208株持っているので、マイナス132円は27,456円の含み益減少——今日の下落TOP5のなかで、金額のダメージがいちばん大きかった銘柄になります。それでも平均取得単価1,735円に対して終値3,217円、含み益率はプラス85.42パーセント年間配当95円に対する取得利回りは5.48パーセントで、わたしのポートフォリオでも上位のインカム効率です。

3位のパンパシフィックHD(7532)はマイナス2.84パーセント今日10株買い増した銘柄であり、下落TOP5のなかで含み損の1つめでもあります。130株・平均取得単価840円に対して終値755円60銭、評価損益はマイナス10,972円・マイナス10.05パーセント詳しくは本日の取引のところに書いた通りです。

4位のAB&C(9251)はマイナス2.59パーセント「Agu.」ブランドで美容室を直営とフランチャイズで展開する会社です。画面には決算マークが付いていましたが、2026年10月期の第3四半期決算は「9月中旬」の予定で、まだ発表されていませんつまり今日の下げは、決算を受けたものではなく、決算前の様子見や警戒売りだと見ています。55株・平均取得単価1,019円に対して終値1,503円、含み益率はプラス47.50パーセント年間配当60円で、取得利回りは5.89パーセント——上昇TOP5・下落TOP5の10銘柄のなかで、いちばん高い取得利回りです。

5位のFPG(7148)はマイナス2.45パーセント航空機や船舶のオペレーティングリース、不動産小口化商品を扱う金融サービス会社です。第3四半期累計で売上高が前年同期比マイナス43.3パーセントの514億円と、国内不動産ファンド事業の落ち込みが大きく効いています加えて、税制改正で不動産小口化商品の相続税・贈与税メリットが減る可能性も指摘されており、そのあたりが上値を抑えているようです48株・平均取得単価1,932円に対して終値1,675円、評価損益はマイナス12,336円・マイナス13.30パーセント

下落TOP5のうち、上位2銘柄がどちらも「目標株価を引き上げられた直後に売られた」というのが、今日のいちばん皮肉なところでした。上昇TOP5の1位と2位が目標株価引き上げで上げ、下落TOP5の1位と2位が目標株価引き上げのあとで下げている——同じ材料が、銘柄によって正反対に働いた一日です。

ポートフォリオ全体

評価額 含み損益 含み損益(%) 前日比 前日比(%)
37,100,667円 +13,370,653円 +56.34% +500円 0.00%

評価額3,710万円、含み損益プラス1,337万円、含み損益率プラス56.34パーセント昨日のプラス56.40パーセントから、マイナス0.06パーセントポイントです。

いつものように分解しておきます。

要因 影響
株価による変動 +0.00ppt
買い増しによる分母の増加 -0.06ppt
合計 -0.06ppt

今日は23,314円を買い増しているので、取得コストは23,706,726円から23,730,014円へ増えました株価がほとんど動かなかったので、含み損益率の変化は、ほぼ全部が分母の増加によるものです。

9月2日のワンポイント解説で書いた通り買い増しをすると、株価が1円も動かなくても含み益率は下がります今日はそれが、混じり気なしの形で観測できたわけです。23,314円という小さな買い増しでも、マイナス0.06パーセントポイント——この数字を「損した」と受け取る必要はまったくありません含み益の絶対額は1円も減っておらず、増えた株数のぶんだけ将来の配当が増えているだけです。

そして、今日いちばん書いておきたいのは、この「プラス500円」という数字そのものです。

上昇TOP5の5銘柄だけで、含み益はざっと8万円ほど増えていますIHIがプラス31,700円、ENEOSがプラス26,200円——この2銘柄だけで6万円近い一方、下落TOP5の5銘柄では、SBI HDのマイナス27,456円を筆頭に、やはり数万円が消えていますそれでも、194銘柄すべてを合計した結果は、プラス500円でした。

これは、狙って作れる数字ではありませんただ、効き方の向きが違うものを、そこそこの数だけ持っていると、こういう日が生まれる——分散の効果というのは、結局こういうことなんだと思います

📚 初心者向けワンポイント解説:配当性向とは——「その配当、どこから出ているのか」を確かめる指標

今日の下落TOP5の4位に入ったAB&C(9251)は、年間配当60円・現在利回り3.99パーセントという、なかなか魅力的な数字を持っています。

ところが、この会社の配当性向を見ると、95.4パーセントです。稼いだ利益の、ほぼ全部を配当に回していることになります。

高配当株を選ぶとき、配当利回りだけを見ていると必ずどこかで足をすくわれますそこで一緒に見るのが、配当性向です。今日はこれを整理しておきます。

配当性向とは何か

配当性向は、「その年の純利益のうち、何パーセントを配当に回したか」という比率です。

計算式は、とてもシンプルです。

配当性向=配当金の総額 ÷ 純利益 × 100

1株ベースで言い換えると、「1株配当 ÷ 1株当たり利益(EPS)」になります。

たとえば、EPSが100円の会社が30円配当するなら、配当性向は30パーセント同じEPS100円で60円配当するなら、60パーセントです。

配当利回りとの違い

この2つは、まったく違うものを測っています混同されやすいので、並べておきます

指標 計算式 分母 何を測るか
配当利回り 1株配当 ÷ 株価 株価 投資家から見た受取効率
配当性向 1株配当 ÷ EPS 利益 会社から見た支払い負担

配当利回りの分母は株価なので、株価が下がれば利回りは自動的に上がります業績が悪化して株価が半値になれば、配当利回りは2倍です。「利回りが高い」という事実だけでは、良い会社なのか、売られている会社なのか区別がつかない——ここが落とし穴になります。

一方、配当性向の分母は利益です。利益に対して配当が重すぎないかを、株価とは無関係に測れます

目安はどのあたりか

日本企業の平均は、おおむね30パーセントから40パーセントのあいだです。近年は株主還元の強化が進んで、40パーセント前後を「目標」として掲げる会社が増えました

わたしの見方は、こんな感じです。

配当性向 読み方
20%未満 内部留保重視。増配余地は大きいが、今は還元に消極的
30〜50% 標準的。増配余地も残しつつ、還元もしている健全な水準
50〜80% 還元に積極的。ただし減益局面での維持は苦しくなる
80〜100% 利益のほぼ全額を配当。減益=減配のリスクが高い
100%超 利益を超えて配当。過去の蓄えを取り崩している状態

ここで大事なのは、「高いから悪い」「低いから良い」という単純な話ではないということです。

高い配当性向が問題になる場面、ならない場面

配当性向が高いこと自体は、悪ではありません成熟した事業で、大きな設備投資も要らず、稼いだお金の使い道が他にない会社なら、株主に返すのは正しい判断です。むしろ、使い道のないお金を抱え込むほうが、資本効率としては良くない

問題になるのは、利益が減ったときです。

配当性向95パーセントの会社は、利益が1割減ったら、配当性向は約106パーセントになります利益を超えて配当を出す状態です。1年や2年なら過去の蓄えで払えますが、それが続けば、いずれ減配せざるを得ません

逆に配当性向30パーセントの会社なら、利益が3割減っても配当性向は43パーセントまだ余裕があるので、配当を据え置けるわけです。

つまり配当性向は、「減益に対する配当のクッションが、どれだけ残っているか」を示す数字——わたしはそう理解しています

DOEという別の物差しも増えてきた

最近は、配当性向ではなくDOE(株主資本配当率)を還元方針に掲げる会社が増えました

DOEは、「株主資本に対して何パーセント配当するか」という指標です。分母が利益ではなく株主資本なので、利益が振れても配当が振れにくいという特徴があります。

利益は年によって大きく上下しますが、株主資本はゆっくりしか動きませんDOEを基準にすると、業績が悪い年でも配当を維持しやすくなる——累進配当や安定配当を掲げる会社が、DOE基準を採用することが多いのは、そのためです。

高配当株投資家として、どう使うか

わたしの使い方は、配当利回りで候補を拾って、配当性向で足切りするという順番です。

利回り4パーセント超の銘柄を見つけたら、必ず配当性向を確認しますそれが35パーセントなら、増配の余地がまだ十分にあるそれが90パーセントなら、その4パーセントは「今年だけの利回り」かもしれない——そういう読み分けをします

ただし、これも一発で切り捨てる話ではありません今日のAB&C(9251)は配当性向95.4パーセントと高いですが、2026年10月期の会社予想は売上高229億円・営業利益24億円と、前期から大幅な増益見通しです。利益が増えれば、同じ配当額でも配当性向は自然に下がります——高い配当性向が「一時的なもの」なのか「常態」なのかは、必ず見通しとセットで見る必要があります。

もうひとつ、忘れがちなことを書いておきます。配当性向は、自分の取得利回り(YOC)とは何の関係もありませんわたしがAB&Cを1,019円で買っていて取得利回りが5.89パーセントであることと、この会社が利益の95パーセントを配当に回していることは、別々の事実です。前者はわたしの過去の買い方の結果後者はこの会社の今の体力——混ぜずに、両方を見る。**それが長く持つためのやり方だと思っています。

配当情報

今日はニチリン(5184)の中間配当が入金しました。税引後で380円です。

銘柄(コード) 基準日の保有株数 1株中間配当 配当金総額 税額 受取額(税引後)
ニチリン(5184) 5株 95円 475円 95円 380円

ニチリンは12月決算の会社なので、6月末を基準日とする中間配当が9月に入金します。9月1日のJT・INPEXほか6銘柄、9月4日のヤマハ発動機ほか4銘柄、9月7日の住友林業、9月8日のNSグループと東京建物——この2週間、まったく同じサイクルが続いています

そして今日は、この1週間で初めて、基準日の株数と今の株数が一致していました

5株で買ってから一度も買い増していない銘柄なので、6月末も今も5株先週から4回続けて「基準日のあとに買い増したぶんは対象外」という話を書いてきたので、ずれのない配当は、なんだか久しぶりです。

ニチリンは、自動車用のホースを作っている会社です。二輪車用ブレーキホースでは世界トップクラスのシェアを持っています。2026年12月期の年間配当予想は190円で、今回の中間95円は、そのちょうど半分——中間と期末できれいに折半する会社でした。

5株・平均取得単価3,450円に対して年間190円なので、取得利回りは5.51パーセント今日の終値4,045円に対する現在利回りは4.70パーセントです。5株しか持っていないので年間の受取は950円(税引前)にすぎませんが、取得利回り5.5パーセントというのは、わたしのポートフォリオでも上位の水準です。

9月に入って7営業日で、税引後の受取配当は合計64,494円になりました。

入金日 内容 受取額(税引後)
9/1(火) JT・INPEXほか6銘柄 40,870円
9/2(水) オプテックスグループ(6914) 183円
9/3(木) ヒューリック(3003) 4,486円
9/4(金) ヤマハ発動機・キリンHD・サンセイランディック・荏原実業 10,980円
9/7(月) 住友林業(1911) 2,869円
9/8(火) NSグループ(471A)・東京建物(8804) 4,726円
9/9(水) ニチリン(5184) 380円
9月累計 64,494円

今日の買い増しは23,314円でした。今日受け取った配当380円では、まったく足りていませんそれでも、今週に入ってからの買い増し141,166円に対して、9月の累計配当は64,494円——まだ半分弱です。配当だけで買い増しをまかなえる日は、まだ先だと思っています。

明日以降の注目ポイント

  • 中東情勢の続報と、NY原油94ドル台からさらに水準を切り上げるか
  • 原油高が世界的な金利上昇にどこまで波及するか、国内長期金利2.875パーセントの行方
  • ドル円153円台での小競り合いが、どちらに抜けるか
  • 日経平均が65,000円という節目を守れるか、日中値幅776円の荒さが続くか
  • AB&C(9251)の9月中旬に予定されている2026年10月期第3四半期決算
  • キオクシアHD(285A)の10月1日の株式分割(1株→3株)に向けた需給
  • 9月末の権利付き最終日(9月28日)に向けた高配当株の買い需要
  • 九州電力(9508)の9月29日の上場廃止と、キューデンホールディングスの10月1日上場に向けた需給

まとめ

今日9月9日は「両側に派手に動いて、合計はゼロ」という一日でした。日経平均マイナス0.19パーセントの65,142.78円、TOPIXマイナス0.09パーセントの4,046.64、わたしのポートフォリオはプラス0.00パーセントという結果です。

9/9
日経平均 -0.19%
TOPIX -0.09%
わたしのポートフォリオ +0.00%

日経平均は2営業日続落でしたが、中身は静かではありませんでした始値65,087円22銭から10時26分に65,794円03銭まで、前日比プラス525円そこから後場に崩れて14時32分に65,017円68銭の安値——日中値幅は776円です。中東情勢の悪化を受けたNY原油94ドル67銭・プラス1.76パーセントへの上昇と、それが世界的な金利上昇につながるという警戒が、後場の重荷になりました。支えは電線株です。ドル円は153円26銭と0円54銭の円高、国内長期金利は2.875パーセントへ小幅低下しました。

ポートフォリオは前日比プラス500円・プラス0.00パーセント、対日経プラス0.19パーセントポイント・対TOPIXプラス0.09パーセントポイント2営業日連続で、両方の指数に勝ちました48日累計は対日経プラス15.77パーセントポイントからプラス15.96パーセントポイントへ拡大しています。9月の7営業日を振り返ると、日経平均が下げた4日はすべて対日経でプラス、上げた2日はどちらも大きくマイナス——下げに強く、上げについていけない性格は、48日たっても変わりません

上昇TOP5はIHI(7013)プラス6.00パーセントENEOS(5020)プラス4.70パーセントPILLAR(6490)プラス4.04パーセントツガミ(6101)プラス3.71パーセント五洋建設(1893)プラス3.71パーセント5銘柄すべてがプラス3.7パーセント超でした。IHIとENEOSは、どちらも証券会社の目標株価引き上げが相次いだことが材料です。ENEOSは含み益率プラス213.76パーセント——昨日「200パーセントまであとわずか」と書いた翌日に、あっさり超えてきましたPILLARとツガミは、昨日の下落TOP5から1日で反転しています。

下落TOP5は任天堂(7974)マイナス3.99パーセントSBI HD(8473)マイナス3.94パーセントパンパシフィックHD(7532)マイナス2.84パーセントAB&C(9251)マイナス2.59パーセントFPG(7148)マイナス2.45パーセント任天堂は昨日のNintendo Direct後の好材料出尽くし、SBI HDは9月7日の目標株価引き上げ後の上げ分の巻き戻しです。上昇TOP5の1位・2位が目標株価引き上げで上げ、下落TOP5の1位・2位が目標株価引き上げのあとで下げた——同じ材料が正反対に働いた一日でした。AB&Cは決算マークが付いていましたが、第3四半期決算は9月中旬の予定でまだ未発表なので、決算前の警戒売りと見ています。

本日の取引は3銘柄・16株・合計23,314円で、すべてナンピンです。東鉄工業(1835)は今日プラス0.63パーセントと上げた銘柄でしたが、平均取得単価4,105円に対して株価3,965円なので、買い増せば平均取得単価は下がります——「今日下げたかどうか」と「買値の上か下か」は別の軸だという、分かりやすい例になりました。平均取得単価がいちばん動いたのはパンパシフィックHD(7532)のマイナス7円で、120株に10株を足した比率13分の1に、91円40銭の値下がり幅が掛かった結果です。この銘柄は9月2日・9月7日・9月9日と、1週間で3回10株ずつ買い増して、平均取得単価は862円から840円まで下がりましたが、含み損はまだマイナス10.05パーセントナンピンを3回重ねても株価の下げのほうが速い——これがナンピンの正直な現実です。

含み損益率はプラス56.40パーセントからプラス56.34パーセントへ、マイナス0.06パーセントポイント株価によるものがプラス0.00ppt、買い増しによる分母の増加がマイナス0.06ppt——株価がほとんど動かなかったので、ほぼ全部が分母の効果でした。

そしてニチリン(5184)の中間配当が、税引後で380円入金。この1週間で初めて、基準日の株数と今の株数が一致した銘柄です。9月に入って7営業日で、受取配当は累計64,494円になりました。

上昇TOP5だけで含み益は8万円ほど増え、下落TOP5では数万円が消え、それでも合計はプラス500円狙って作れる数字ではありませんが、効き方の向きが違うものをそこそこの数だけ持っていると、こういう日が生まれる——分散の効果というのは、結局こういうことなんだと思います

明日も、地味に、着実に。


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免責事項:本記事は個人の投資記録であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。投資はご自身の判断と責任で行ってください。

【2026年9月8日】高配当株PF記録|円高152円台と中東リスクで日経-1.70%、PFは-1.22%で3営業日ぶりに勝ち、ホンダ-4.99%を押し目買いほか8銘柄22株

今日のサマリー

昨日9月7日の記事の最後に、わたしはこう書きました。「下げに強く、上げについていけない——46日たっても、この性格はまったく変わっていません」

その翌日に、さっそく”下げに強い”ほうの日が来ました。

日経平均は前日比マイナス1,130円51銭・マイナス1.70パーセントの65,269円33銭3営業日ぶりの反落です。TOPIXはマイナス75.47・マイナス1.83パーセントの4,050.33で、下げ幅はTOPIXのほうが大きい——つまり、値がさ株だけでなく市場全体が売られた一日でした。

今日の下げには、はっきりした材料が2つありました。

ひとつは為替です。ドル円は一時1ドル152円台後半まで急伸しました。およそ半年ぶりの円高水準です。昨日の155円86銭から、わずか1日で3円以上も円が買われたことになります。輸出関連株には、これがまっすぐ逆風になりました。トヨタは4パーセント安ホンダもマイナス4.99パーセント村田製作所・TDK・京セラ・イビデン・太陽誘電といった電子部品も、そろって売られました

もうひとつは中東です。サウジアラビアのエネルギー関連施設で火災が発生したと伝わりリスク回避の売りが幅広い銘柄に広がりました日経平均は前場を持ちこたえたものの、後場に入って崩れた——地政学リスクは、時間が経つほど不安が積み上がる性質のニュースなので、典型的な下げ方だったと思います。

そして、この火災は原油価格を押し上げましたWTI先物10月物は1バレル94ドル台前半まで上昇しています。原油高はインフレ圧力になり、それが中央銀行の利上げ加速観測につながる——株式市場にとっては、もうひとつの重石でした。

上げていた銘柄がなかったわけではありませんソフトバンクグループは一時プラス7パーセントで約2カ月ぶりの高値ニトリHD・KDDI・ネクソンといった内需や通信も買われています。円高で困らない商売、原油高で困らない商売にだけ、資金が逃げ込んだ格好です。

そんな一日で、わたしのポートフォリオはマイナス1.22パーセント・マイナス457,510円負けたことに変わりはありませんが、対日経ではプラス0.48パーセントポイント、対TOPIXではプラス0.61パーセントポイント——3営業日ぶりに、両方の指数に勝った日になりました。

今日の3大トピックは:

  1. 日経平均はマイナス1.70パーセントの3営業日ぶり反落。ドル円152円台後半への円高とサウジアラビアのエネルギー施設火災という2つの材料が重なり、輸出関連株が総売りされた一日
  2. わたしのポートフォリオはマイナス1.22パーセントで、対日経プラス0.48ppt・対TOPIXプラス0.61ppt。上昇TOP5は内需と資源、下落TOP5は外需ハイテク一色という、きれいに割れた中身
  3. 8銘柄22株・合計53,494円を買い増し。マイナス4.99パーセントで売られたホンダ(7267)だけが押し目買いで、残り7銘柄はナンピン。下落TOP5に入ったTDK(6762)を、その日のうちに買い増した

主要指数とポートフォリオの比較

指標 終値 前日比 騰落率
私のポートフォリオ 37,076,674円 -457,510円 -1.22%
日経平均 65,269.33円 -1,130.51円 -1.70%
TOPIX 4,050.33 -75.47 -1.83%

昨日は日経平均がTOPIXをプラス1.57パーセントポイント上回っていました今日はその差がプラス0.13パーセントポイントまで縮んでいますソフトバンクグループの上げが日経平均を下支えした分だけ、かろうじて日経優位が残っただけで、中身はほぼ全面安でした。

47日累計で対日経+15.77pptに再拡大

日付 日経平均 TOPIX ポートフォリオ 対日経差
7/2〜7/30 -8.56%累計 -0.94%累計 +5.20%累計 +13.76ppt累計
7/31(木) +4.03% +1.29% +0.06% -3.97ppt
8/3(月) -0.94% -1.08% -1.22% -0.28ppt
8/4(火) +0.32% +0.04% -0.49% -0.81ppt
8/5(水) +3.66% +2.13% +1.20% -2.46ppt
8/6(木・記事なし) -0.93% +0.19%(推計) +1.17% +2.10ppt
8/7(金) -0.12% +0.47% +0.70% +0.82ppt
8/10(月) +2.08% +0.63% -0.09% -2.17ppt
8/12(水) +0.83% +0.94% +0.61% -0.22ppt
8/13(木) +1.16% +0.89% +0.48% -0.68ppt
8/14(金) +0.59% +0.51% +0.28% -0.31ppt
8/17(月) +0.74% -0.31% -0.42% -1.16ppt
8/18(火) -2.54% -1.05% -0.15% +2.39ppt
8/19(水) -3.16% -3.09% -2.47% +0.69ppt
8/20(木) +1.36% +1.18% +1.35% -0.01ppt
8/21(金) -0.30% +0.19% +1.02% +1.32ppt
8/24(月) -0.74% +0.15% +0.28% +1.02ppt
8/25(火) +0.50% +0.50% +0.31% -0.19ppt
8/26(水) +0.62% +0.42% +0.21% -0.41ppt
8/27(木) -0.20% +0.15% +0.14% +0.34ppt
8/28(金) +0.41% +0.72% +0.28% -0.13ppt
8/31(月) -0.14% +0.23% +0.22% +0.36ppt
9/1(火) -0.15% +0.62% +1.46% +1.61ppt
9/2(水) -2.85% -2.40% -1.68% +1.17ppt
9/3(木) -0.17% +0.50% +0.71% +0.88ppt
9/4(金) +1.26% +0.03% -0.55% -1.81ppt
9/7(月) +2.12% +0.55% +0.03% -2.09ppt
9/8(火) -1.70% -1.83% -1.22% +0.48ppt
47日累計 -6.85% +0.48% +8.92% +15.77ppt

47日累計は日経平均マイナス6.85パーセントに対してポートフォリオはプラス8.92パーセント、対日経通算プラス15.77パーセントポイント昨日のプラス15.29pptから、プラス0.48pptだけ取り戻しました

この表を、9月3日から並べ直すと分かりやすいです。

日付 日経平均 ポートフォリオ 対日経差 累計
9/3(木) -0.17% +0.71% +0.88ppt +19.19ppt
9/4(金) +1.26% -0.55% -1.81ppt +17.38ppt
9/7(月) +2.12% +0.03% -2.09ppt +15.29ppt
9/8(火) -1.70% -1.22% +0.48ppt +15.77ppt

日経平均が上げた2日で合わせてマイナス3.90ppt削られ、日経平均が下げた1日でプラス0.48ppt取り返した取り返し方は、削られ方に比べてずいぶん遅いというのが正直な感想です。

ただ、この非対称は、わたしのポートフォリオの設計そのものでもあります。日経平均がプラス2パーセント走る日に置いていかれる代わりに、マイナス1.70パーセント下げる日にマイナス1.22パーセントで済む——振れ幅を小さくすることを選んだ結果なので、片方だけを嘆いても仕方がないと思っています。

TOPIXとの比較では、47日累計でプラス0.48パーセント昨日までのプラス2.31パーセントから、今日1日で大きく縮みましたTOPIXがマイナス1.83パーセントと大きく下げたので、絶対値では近づいている格好です。

本日の取引

今日買ったのは8銘柄・22株・合計53,494円うち7銘柄18株がナンピンで、ホンダ(7267)の4株だけが押し目買いです。

銘柄(コード) 約定株数 約定単価 約定金額 意図
三井化学(4183) 4 2,124.5円 8,498円 ナンピン(4→8株)
オカダアイヨン(6294) 4 1,959円 7,836円 ナンピン(138→142株)
ソニーグループ(6758) 2 3,654円 7,308円 ナンピン(6→8株)
TDK(6762) 2 2,775円 5,550円 ナンピン(4→6株)
日セラミック(6929) 2 3,610円 7,220円 ナンピン(10→12株)
浜松ホトニクス(6965) 2 2,225円 4,450円 ナンピン(14→16株)
ホンダ(7267) 4 1,610.5円 6,442円 押し目買い(160→164株)
メタウォーター(9551) 2 3,095円 6,190円 ナンピン(38→40株)
合計 22 53,494円

今日は”円高で売られたもの”を拾った日だった

8銘柄のうち6銘柄が、円高と中東リスクの直撃を受けたセクターです。

三井化学(4183)は総合化学で、原油由来のナフサを原料に使う商売なので、原油高はそのままコスト増になります。ソニーグループ(6758)・TDK(6762)・日セラミック(6929)・浜松ホトニクス(6965)は電子部品と光電子で、海外売上比率が高く、円高は換算利益をそのまま削りますホンダ(7267)に至っては、北米が収益の柱です。

残る2銘柄、オカダアイヨン(6294)とメタウォーター(9551)だけが内需でした。オカダアイヨンは解体機・環境リサイクル機械メタウォーターは上下水道プラント——どちらも国内のインフラ更新需要が主戦場で、今日の材料とはほとんど関係がありませんそれでも下がっていたので、いつもの2株を足しました

狙って外需に寄せたわけではありません下がっている銘柄を拾って回ったら、結果的に円高で売られたものばかりになった——昨日、金利で売られた不動産ばかりを拾ったのと、まったく同じ構図です。その日いちばん叩かれたセクターが、その日いちばん買いやすいセクターになるというだけの話だと思っています。

ホンダ(7267)だけが押し目買いだった理由

今日買った8銘柄のうち、ホンダ(7267)だけが押し目買いです。

ホンダの今日の終値は1,610円50銭、前日比マイナス84円50銭・マイナス4.99パーセントわたしが買った1,610円50銭は、大引けの値段そのものでした。5パーセント近い下げですから、下げ幅だけを見れば、今日いちばん派手に売られた保有銘柄のひとつです。

それでもこれがナンピンではなく押し目買いになるのは、平均取得単価が1,358円だからです。5パーセント下げてもなお、含み益はプラス18パーセント以上残っています平均取得単価より上の値段で買い増しているので、平均取得単価は下がるのではなく、1,358円から1,364円へ6円上がりました

8月25日のワンポイント解説で書いた通り同じ”買い増し”でも、平均取得単価の上か下かでナンピンと押し目買いに分かれます今日のホンダは、その典型例でした。

ホンダを売った理由は、円高ですドル円が155円台から152円台後半へ、1日で3円以上も円高に振れました北米で稼ぐ自動車メーカーにとって、円高は営業利益の直撃弾です。ただし為替は、上がったら下がるものでもあります。業績の実力が3円の円高で毀損したわけではない——そう考えられる銘柄なら、5パーセントの下げは買い場だというのが、今日の判断です。

年間配当は70円なので、平均取得単価1,364円に対する取得利回りは5.13パーセント164株で年間11,480円(税引前)が入ってくる計算です。買い増しで取得利回りは5.15パーセントから5.13パーセントへ、ごくわずかに下がりました——押し目買いをすると必ずこうなりますが、受け取る配当の絶対額は増えているので、気にしていません。

平均取得単価はどう動いたか

銘柄(コード) 買い増し前 買い増し後 平均取得単価の変化
三井化学(4183) 4株・2,231円 8株・2,178円 -53円
オカダアイヨン(6294) 138株・2,064円 142株・2,061円 -3円
ソニーグループ(6758) 6株・3,905円 8株・3,842円 -63円
TDK(6762) 4株・2,981円 6株・2,913円 -68円
日セラミック(6929) 10株・3,712円 12株・3,695円 -17円
浜松ホトニクス(6965) 14株・2,338円 16株・2,324円 -14円
ホンダ(7267) 160株・1,358円 164株・1,364円 +6円
メタウォーター(9551) 38株・3,238円 40株・3,231円 -7円

いちばん効いたのはTDK(6762)のマイナス68円次いで三井化学(4183)のマイナス53円とソニーグループ(6758)のマイナス63円です。

昨日の記事で書いた法則が、そのまま当てはまります平均取得単価の下がり幅は、「買い増し株数 ÷ 買い増し後の総株数」と「値下がり幅」の掛け算で決まる——TDKは4株に2株を足したので買い増し比率が3分の1しかも取得単価2,981円に対して2,775円と206円も下でした。206円の3分の1で、およそ68円計算どおりです。

三井化学は、昨日4株で新規に入ったばかりの銘柄です。昨日2,231円で打診買いして、今日2,124円50銭で同じ4株を足したので、買い増し比率はちょうど2分の1106円50銭の半分で、53円下がりました。打診買いの翌日にいきなり下げたわけですが、”入った翌日から下げても平均取得単価を下げる余地を残しておきたいから小口で入る”と昨日書いたばかりなので、書いた通りに動いただけです。

逆に、オカダアイヨン(6294)はマイナス3円しか動いていません138株に4株なので、買い増し比率は35分の1105円の下で買っても、35分の1では3円にしかなりません。すでに厚く持っている銘柄のナンピンは、平均取得単価をほとんど動かさない——これも、昨日の東京建物(8804)とまったく同じ話です。

下落TOP5に入った銘柄を、その日のうちに買った

今日のTDK(6762)は、下落TOP5の2位に入っていますマイナス205円50銭・マイナス6.89パーセントという下げでした。

下落TOP5に入った銘柄を、その日のうちに買い増したのは、わたしにとってはわりと珍しい行動です。普段は”落ちるナイフを掴まない”を意識して、急落初日は見送ることが多いからです。

それでも今日買ったのは、TDKが8月31日に打診買いで入れたばかりの銘柄で、まだ6株しか持っていないからです。含み損はマイナス828円・マイナス4.74パーセント——この規模なら、ナイフだろうが何だろうが、痛みは知れています逆に、株数が積み上がってからでは、同じ下げでも金額が桁違いになります小さいうちに、下げるたびに拾っておく——新規銘柄を小口で始めることの、いちばん実利のある効能だと思っています。

私の高配当株ポートフォリオ実績

上昇TOP5

銘柄(コード) 保有数 平均取得単価 終値 前日比(%) 評価損益 年間配当金 取得利回り 現在利回り
すかいらーくHD(3197) 100 2,992円 3,420円 +103(+3.11%) +42,800円 27円 0.90% 0.79%
ハピネット(7552) 6 2,678円 3,750円 +95(+2.60%) +6,432円 100円 3.73% 2.67%
NTT(9432) 3,500 151円 172円 +3.2(+1.90%) +73,500円 5.4円 3.58% 3.14%
ENEOS(5020) 400 465円 1,393.5円 +24.5(+1.79%) +371,400円 34円 7.31% 2.44%
DM三井製糖(2109) 16 3,168円 3,790円 +55(+1.47%) +9,952円 140円 4.42% 3.69%

5銘柄のうち4銘柄が内需、残る1銘柄が資源——今日の相場の中身が、この5行にそのまま出ています

1位のすかいらーくHD(3197)はプラス3.11パーセントガスト・バーミヤン・しゃぶ葉を展開する外食大手です。円高は輸入する食材のコストを下げる方向に効くので、外食にとってはむしろ追い風になります。100株・平均取得単価2,992円に対して終値3,420円、含み益はプラス42,800円・プラス14.30パーセント8月19日にも上昇TOP5に入っていた銘柄で、あのときの終値3,069円から、3週間で350円あまり上げてきました

2位のハピネット(7552)はプラス2.60パーセント玩具・映像・アミューズメントの流通という、これも完全な内需です。6株しか持っていない銘柄ですが、平均取得単価2,678円に対して終値3,750円で、含み益率はプラス40.03パーセント9月4日には下落TOP5の3位でマイナス3.17パーセント、終値3,660円でしたから、わずか2営業日で90円戻して、逆に上昇TOP5に顔を出したことになります。値動きの荒い銘柄です。

3位のNTT(9432)はプラス1.90パーセントわたしの保有株数トップの銘柄で、3,500株あります。通信という、為替にも原油にも中東情勢にもほとんど左右されない商売なので、今日のような日には、資金の逃げ込み先になりますプラス3円20銭という小さな値上がりですが、3,500株あるので含み益は11,200円増えました平均取得単価151円に対して終値172円、含み益はプラス73,500円・プラス13.91パーセントです。

4位のENEOS(5020)はプラス1.79パーセント今日いちばん”理由がはっきりしている”上げでした。サウジアラビアのエネルギー施設火災でWTI原油が1バレル94ドル台前半まで上昇——石油元売り最大手にとっては、これが直接の追い風になります。400株・平均取得単価465円に対して終値1,393円50銭で、含み益はプラス371,400円・プラス199.68パーセントもう少しで含み益率200パーセント、つまり取得額の3倍です。年間配当34円に対する取得利回りは7.31パーセント——わたしのポートフォリオでも屈指のインカム効率を維持しています。

5位のDM三井製糖(2109)はプラス1.47パーセント昨日は下落TOP5の3位でマイナス2.99パーセントだった銘柄です。1日で反転しました製糖という完全な内需のディフェンシブなので、資金が半導体に向かう日には売られ、リスクオフの日には買われる——実に分かりやすい動き方をしています。16株・平均取得単価3,168円に対して終値3,790円、含み益率はプラス19.63パーセントです。

上昇TOP5の5銘柄を合わせても、含み益の増加は5万円に届きません下げた日の上昇TOP5は、しょせんこの程度です。それでも、内需と資源を持っていたおかげで、マイナス1.70パーセントの相場でマイナス1.22パーセントに収まりました

下落TOP5

銘柄(コード) 保有数 平均取得単価 終値 前日比(%) 評価損益 年間配当金 取得利回り 現在利回り
ツガミ(6101) 2 3,115円 4,850円 -440(-8.32%) +3,470円 98円 3.15% 2.02%
TDK(6762) 6 2,913円 2,775円 -205.5(-6.89%) -828円 40円 1.37% 1.44%
PILLAR(6490) 5 3,325円 9,160円 -670(-6.82%) +29,175円 188円 5.65% 2.05%
ヤマハ発動機(7272) 300 1,222円 1,739.5円 -109(-5.90%) +155,250円 50円 4.09% 2.87%
OKI(6703) 5 2,058円 2,636円 -162(-5.79%) +2,890円 65円 3.16% 2.47%

上昇TOP5が内需一色なら、下落TOP5は外需ハイテク一色でした。5銘柄すべてが、円高か原油高か、あるいはその両方の直撃を受ける商売です。

1位のツガミ(6101)はマイナス8.32パーセント精密工作機械、なかでも小型自動旋盤で世界的な地位を持つ会社です。生産の主力は中国、売上も海外が中心なので、円高は業績にまっすぐ効きますただし、わたしの保有は2株——平均取得単価3,115円に対して終値4,850円で、含み益率はプラス55.70パーセント8.32パーセント下げても、金額では880円しか減っていません

2位のTDK(6762)はマイナス6.89パーセント今日買い増した銘柄であり、下落TOP5のなかで唯一の含み損銘柄でもあります。6株・平均取得単価2,913円に対して終値2,775円、評価損益はマイナス828円・マイナス4.74パーセント電子部品は円高で最初に売られるセクターで、日経の市況記事でも村田製作所・京セラ・太陽誘電と並べて名前が挙がっていました9月2日にもマイナス6.33パーセントで下落TOP5の3位——8月31日に入ってから、2回目の大きな下げです。

3位のPILLAR(6490)はマイナス6.82パーセント半導体製造装置向けの精密シール部品で世界トップクラスの会社です。5株・平均取得単価3,325円に対して終値9,160円、含み益率はプラス175.49パーセント——わたしのポートフォリオで最も含み益率の高い銘柄のひとつです。9月1日には含み益率プラス194.74パーセント、終値9,800円でしたから、この1週間で640円ほど水準を下げていますそれでも取得額の2.75倍——この銘柄については、日々の値動きにはもう心が動きません

4位のヤマハ発動機(7272)はマイナス5.90パーセント今日の下落TOP5のなかで、金額のダメージがいちばん大きかった銘柄です。300株持っているので、マイナス109円は32,700円の含み益減少を意味します。二輪とマリン事業で、売上の大半が海外——とくにマリンは北米が主戦場なので、円高152円台は素直に逆風です。9月4日には中間配当25円・300株分の7,500円(税引前)が入金したばかりの銘柄でもあります。平均取得単価1,222円に対して終値1,739円50銭、含み益率プラス42.35パーセントは健在です。

5位のOKI(6703)はマイナス5.79パーセントATM・プリンタから、社会インフラ向けのIoT機器に事業の軸足を移してきた会社です。5株・平均取得単価2,058円に対して終値2,636円、含み益率はプラス28.09パーセントこの銘柄も9月3日に下落TOP5の5位で登場したばかりです。

下落TOP5の5銘柄のうち、含み損はTDKの1銘柄だけ残る4銘柄は、いずれも含み益率プラス28パーセント以上です。削られているのは、あくまで含み益の一部——この構図は、8月からずっと変わっていません

ポートフォリオ全体

評価額 含み損益 含み損益(%) 前日比 前日比(%)
37,076,674円 +13,369,948円 +56.40% -457,510円 -1.22%

評価額3,707万円、含み損益プラス1,336万円、含み損益率プラス56.40パーセント昨日のプラス58.45パーセントから、マイナス2.05パーセントポイントです。8月20日以来はじめて、57パーセントを割り込みました

いつものように分解しておきます。

要因 影響
株価による変動 -1.93ppt
買い増しによる分母の増加 -0.12ppt
合計 -2.05ppt

今日は53,494円を買い増しているので、取得コストは23,653,126円から23,706,726円へ増えました含み損益の絶対額は、13,825,410円から13,369,948円へ、455,462円減っています

評価額のマイナス1.22パーセントに対して、含み損益率がマイナス2.05パーセントポイントも動くのは、分母が違うからです。評価額の分母は3,747万円ですが、含み損益率の分母は取得コストの2,365万円——同じ457,510円の減少でも、2,365万円で割れば1.93パーセントになります含み益が大きく育っている口座ほど、含み益率は日々の株価に大きく振れる——これは覚えておいたほうがいい性質だと思っています。

📚 初心者向けワンポイント解説:原油高は日本株の何を削り、何を潤すのか——WTI 94ドルとENEOS+1.79%の関係

今日の下げの材料のひとつが、サウジアラビアのエネルギー関連施設の火災でした。WTI原油先物10月物は1バレル94ドル台前半まで上昇しています。

そして今日、わたしのポートフォリオで上昇TOP5の4位に入ったのがENEOS(5020)のプラス1.79パーセントでした。市場全体がマイナス1.83パーセント(TOPIX)下げた日に、上げたわけです。

「原油が上がると株が下がる」とよく言われますが、それは日本全体を一括りにした話です。個別の銘柄で見ると、原油高で潤う会社と、削られる会社に、はっきり分かれます今日は、その分かれ方がそのまま画面に出た一日だったので、整理しておきます。

まず、お金の流れを追う

日本は、原油のほぼ全量を輸入しています原油が1バレル10ドル上がれば、その分だけ日本から産油国へ出ていくお金が増える——国全体で見れば、原油高は純粋なコスト増です。

しかし株式市場は、国全体の損得を見て動くわけではありません「そのお金が、どの会社の口座を通るか」で動きます日本の会社のなかにも、原油代金を”受け取る側”に立っている会社があるからです。

受け取る側の会社

大きく3つのグループがあります。

ひとつめは、原油を掘る会社です。INPEX(1605)がこれにあたります。売る商品の値段が上がるので、原油高はまっすぐ増収増益になります。

ふたつめは、石油元売りです。ENEOS(5020)がここです。原油を買って精製し、ガソリンや石油化学製品として売る商売なので、一見すると原油高はコスト増に見えますところが、実際にはプラスに働くことが多い——理由は在庫にあります

元売りは、常に大量の原油を在庫として抱えていますタンカーで運ばれ、精製されて出荷されるまでに、数週間から数カ月かかるからです。その在庫は、買ったときの安い値段で帳簿に載っています原油価格が上がると、安く買った在庫を高い製品価格で売ることになるので、この差額が利益として計上されますこれを在庫評価益(在庫影響)と呼びます

逆に、原油が下がる局面では在庫評価損が出ますだから元売りの決算は、原油価格の”水準”よりも”方向”で振れる——上がっている間は利益が膨らみ、下がり始めると一気に萎むという性質があります。今日ENEOSが買われたのは、この在庫評価益の期待が働いたからだと見ています。

みっつめは、資源権益を持つ総合商社です。三菱商事(8058)・三井物産(8031)・丸紅(8002)・住友商事(8053)——いずれも原油・ガス・石炭などの権益を持っているので、資源価格の上昇は持分利益の増加につながります

削られる側の会社

それ以外のほとんどの会社です。ただし、効き方は3種類に分かれます

原料として直接使う会社——化学メーカーが代表格です。今日わたしが買い増した三井化学(4183)は、原油から作られるナフサを原料に、フェノールなどの化学品を製造しています。ナフサ価格の上昇は、そのまま製造原価の上昇です。製品価格への転嫁には、たいてい数カ月のタイムラグがあるので、原油が上がり始めた直後がいちばん苦しい

燃料として大量に使う会社——海運・空運・陸運・電力です。船と飛行機は燃料費が費用の大きな部分を占めます電力会社も、火力発電の燃料費が直撃します。

間接的に効く会社——それ以外の製造業やサービス業すべてです。輸送費・電気代・包装資材の値段が上がるので、じわじわとコストが積み上がります

そして、いちばん大きいのはマクロの経路

個別企業の損得より、じつは株式市場全体に効くルートのほうが重いと思っています。

原油高はインフレ圧力ですインフレが強まれば、中央銀行は利上げを続けるか、加速させる金利が上がれば、株式の理論価値は下がります今日の日経の市況記事でも、原油高が「中央銀行の利上げ加速懸念」につながったと書かれていました

つまり、原油高は「資源株にプラス、それ以外にマイナス、そして市場全体にマイナス」という三段構えで効きます。今日、ENEOSが上げたのに市場全体が下げたのは、この構造がそのまま出たからです。

円高と同時に来ると、話が少しややこしい

今日は、原油高と円高が同時に来ましたこの2つは、資源株に対して逆向きに効きます

原油はドル建てで取引されるので、円高になると、円換算した原油価格は上がりにくくなります産油会社の売上も、円に直すと目減りしますINPEX(1605)のような資源開発会社にとっては、原油高のプラスを円高のマイナスが打ち消す格好です。

一方、ENEOSのような元売りは、原油を買う側でもあるので、円高は仕入れコストを下げる方向にも働きます同じ”資源関連”でも、原油高と円高の組み合わせに対する反応はまるで違う——ここが、この手のニュースを読むときにいちばん間違えやすいところだと思っています。

高配当株投資家として、どう受け止めるか

わたしの結論は、昨日の金利の話とまったく同じです。

原油価格は、予想しない中東で何が起きるかを当てられる人はいません代わりに、上がっても下がっても片方が効くように、両側を持っておく

わたしのポートフォリオには、INPEX(1605)が230株、ENEOS(5020)が400株、総合商社が4社あります。同時に、三井化学(4183)のような原料コスト側の会社も、海運も、電力も持っています今日はENEOSが上げて、三井化学とホンダが下げました明日、原油が下がれば、逆のことが起きます

そして、その”逆のことが起きる日”に、下がったほうを買い足す今日わたしが三井化学を4株ナンピンしたのは、まさにそれです。分散というのは、持っている銘柄の数のことではなく、”効き方の向きが違うものを持っている”という状態のことだと、最近は思うようになりました。

配当情報

今日は2銘柄の中間配当が入金しました。税引後で合計4,726円です。

銘柄(コード) 基準日の保有株数 1株中間配当 配当金総額 税額 受取額(税引後)
NSグループ(471A) 34株 38円 1,292円 261円 1,031円
東京建物(8804) 76株 61円 4,636円 941円 3,695円
合計 5,928円 1,202円 4,726円

どちらも12月決算の会社なので、6月末を基準日とする中間配当が9月に入金します。9月1日のJT・INPEXほか6銘柄、9月4日のヤマハ発動機ほか4銘柄、9月7日の住友林業と、まったく同じサイクルです。

そして今日も、「基準日の株数」と「今の株数」がずれている銘柄でした。しかも2銘柄ともです。

銘柄(コード) 基準日(6月末) 現在
NSグループ(471A) 34株 44株 +10株
東京建物(8804) 76株 90株 +14株

NSグループ(471A)は9月1日に4株、9月2日に6株東京建物(8804)は9月2日・9月4日・9月7日にそれぞれ2株ずつ、さらにそれ以前に8株——いずれも基準日のあとに買い増した分なので、今回の中間配当の対象外です。この1週間で、これで4回目になりました。

NSグループは、2026年12月期の年間配当予想が76円です。今回の38円は、そのちょうど半分——きれいに中間と期末で折半する会社です。看護・介護人材の紹介と派遣を手がける会社で、前期35円から今期76円へ、株式分割を考慮しても実質倍増の増配をしています。44株・平均取得単価1,413円に対して年間76円なので、取得利回りは5.38パーセント——わたしのポートフォリオでも上位のインカム効率です。

東京建物は、年間配当予想126円に対して中間が61円こちらは期末がやや厚い配分になります。都心のオフィスビル開発と物流施設を柱にする不動産デベロッパーで、昨日、長期金利2.930パーセントへの上昇に押されて売られたところを2株ナンピンしたばかりの銘柄です。90株・平均取得単価3,508円に対して年間126円で、取得利回りは3.59パーセント次の期末配当からは、90株分がまるごと乗ってきます

9月に入って6営業日で、税引後の受取配当は合計64,114円になりました。

入金日 内容 受取額(税引後)
9/1(火) JT・INPEXほか6銘柄 40,870円
9/2(水) オプテックスグループ(6914) 183円
9/3(木) ヒューリック(3003) 4,486円
9/4(金) ヤマハ発動機・キリンHD・サンセイランディック・荏原実業 10,980円
9/7(月) 住友林業(1911) 2,869円
9/8(火) NSグループ(471A)・東京建物(8804) 4,726円
9月累計 64,114円

今日の買い増しは53,494円でしたから、今日受け取った配当4,726円では、まったく足りていませんそれでも、9月の累計配当64,114円に対して、今月の買い増しは9月7日の64,358円と今日の53,494円だけでも11万円を超えています配当だけで買い増しをまかなえているわけではない——そこは正直に書いておきます

明日以降の注目ポイント

  • サウジアラビアのエネルギー施設火災の続報と、WTI原油94ドル台からの推移
  • ドル円152円台後半の円高が定着するか、輸出関連株の下値めど
  • 原油高がインフレ懸念を通じて金利観測にどう波及するか、国内長期金利の動き
  • 3営業日ぶりに反落した日経平均が、65,000円を割り込まずに踏みとどまれるか
  • キオクシアHD(285A)の10月1日の株式分割(1株→3株)に向けた需給
  • 9月末の権利付き最終日に向けた高配当株の買い需要
  • 九州電力(9508)の9月29日の上場廃止と、キューデンホールディングスの10月1日上場に向けた需給

まとめ

今日9月8日は「円高と中東が、同じ日に来た」という一日でした。日経平均マイナス1.70パーセントの65,269.33円、TOPIXマイナス1.83パーセントの4,050.33、わたしのポートフォリオはマイナス1.22パーセントという結果です。

9/8
日経平均 -1.70%
TOPIX -1.83%
わたしのポートフォリオ -1.22%

日経平均は下げ幅1,130円51銭の3営業日ぶり反落ドル円が一時1ドル152円台後半と約半年ぶりの円高水準まで急伸し、サウジアラビアのエネルギー関連施設の火災でリスク回避の売りが広がりましたトヨタは4パーセント安、ホンダはマイナス4.99パーセント村田製作所・TDK・京セラ・イビデン・太陽誘電といった電子部品も総売りです。WTI原油は1バレル94ドル台前半まで上昇し、インフレ・利上げ懸念という形でも相場の重石になりました。上げたのはソフトバンクグループ、ニトリHD、KDDI、ネクソン——円高でも原油高でも困らない商売だけです。

ポートフォリオはマイナス1.22パーセント、対日経プラス0.48パーセントポイント・対TOPIXプラス0.61パーセントポイント3営業日ぶりに、両方の指数に勝ちました47日累計は対日経プラス15.29パーセントポイントからプラス15.77パーセントポイントへ再拡大しています。日経平均が上げた9月4日・9月7日の2日で合わせてマイナス3.90ppt削られ、今日の1日でプラス0.48ppt取り返した——取り返し方は、削られ方よりずいぶん遅いというのが正直な感想ですが、振れ幅を小さくすることを選んだ結果なので、片方だけを嘆いても仕方がありません。

上昇TOP5はすかいらーくHD(3197)プラス3.11パーセントハピネット(7552)プラス2.60パーセントNTT(9432)プラス1.90パーセントENEOS(5020)プラス1.79パーセントDM三井製糖(2109)プラス1.47パーセント4銘柄が内需、1銘柄が資源でした。ENEOSは原油高を素直に好感して、含み益率プラス199.68パーセント——取得額の3倍まであとわずかです。

下落TOP5はツガミ(6101)マイナス8.32パーセントTDK(6762)マイナス6.89パーセントPILLAR(6490)マイナス6.82パーセントヤマハ発動機(7272)マイナス5.90パーセントOKI(6703)マイナス5.79パーセント5銘柄すべてが、円高か原油高の直撃を受ける外需ハイテクです。金額のダメージがいちばん大きかったのは300株持つヤマハ発動機で、マイナス32,700円含み損はTDKの1銘柄だけで、残る4銘柄はいずれも含み益率プラス28パーセント以上を保っています。

本日の取引は8銘柄・22株・合計53,494円うち7銘柄18株がナンピンで、ホンダ(7267)の4株だけが押し目買いです。ホンダはマイナス4.99パーセントの下げでしたが、平均取得単価1,358円に対して終値1,610円50銭——5パーセント下げてもなお含み益はプラス18パーセント以上残っているので、平均取得単価は1,364円へ6円上がりました平均取得単価がいちばん動いたのはTDK(6762)のマイナス68円で、4株に2株を足した買い増し比率3分の1に、206円の値下がり幅が掛かった結果です。昨日新規で入れたばかりの三井化学(4183)も、翌日にはマイナス53円のナンピン——打診買いを小口で始める意味が、1日で出た格好になりました。

含み損益率はプラス58.45パーセントからプラス56.40パーセントへ、マイナス2.05パーセントポイント8月20日以来はじめて57パーセントを割り込みました株価によるものがマイナス1.93ppt、買い増しによる分母の増加がマイナス0.12pptです。

そしてNSグループ(471A)と東京建物(8804)の中間配当が、税引後で合計4,726円入金。どちらも基準日の6月末より今の株数のほうが多く、NSグループは10株分、東京建物は14株分が今回の対象外でした。9月に入って6営業日で、受取配当は累計64,114円です。

円高で外需が売られ、原油高で資源が買われ、中東リスクで全体が下げる——バラバラな方向の材料が一度に来た日でしたが、結果としてマイナス1.22パーセントで済んだのは、効き方の向きが違うものを持っていたからだと思っています。そして下がったほうを22株、いつも通り買い足しました

明日も、地味に、着実に。


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免責事項:本記事は個人の投資記録であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。投資はご自身の判断と責任で行ってください。

【2026年9月7日】高配当株PF記録|日経+2.12%の半導体祭りでPFは+0.03%、キオクシア+9.31%で含み益転換、金利上昇の不動産4社ほか8銘柄ナンピン+三井化学を新規購入

今日のサマリー

先週金曜日9月4日は「指数は大幅反発、中身は置いてけぼり」という一日でした。今日9月7日(月)は、その構図がさらに極端になった日です。

日経平均は前日比プラス1,378円90銭・プラス2.12パーセントの66,399円84銭続伸で、上げ幅は1,300円を超えました。しかも始値65,600円42銭が、そのまま今日の安値です。寄り付きから一度も下を試さずに、高値66,668円71銭までじりじりと買い上げられた——絵に描いたような全面高の足取りに見えますが、中身はまったく違いました。

きっかけは半導体です。米マイクロン・テクノロジーが先端メモリの生産を増やすと伝わり、AI関連の需要拡大観測が一気に強まりました。市場では「投資家は雇用統計よりマイクロン」という言い方までされていて、米国の雇用統計という本来なら最大級の材料を、半導体1社のニュースが押しのけた格好です。ソフトバンクグループは傘下のアーム株高を映して3日続伸日本郵船は高値を更新東海カーボンも高値に迫るという動きでした。

ところが、TOPIXはプラス22.57・プラス0.55パーセントの4,125.80日経平均がプラス2.12パーセント上げた日に、TOPIXはその4分の1しか上げていません東証グロース250にいたってはマイナス0.65パーセントの反落です。上げていたのは指数上位の値がさ半導体株だけという、金曜日とまったく同じ構造が、もっと大きな振れ幅で繰り返されました。

もうひとつ、今日の相場を決めたのが金利です。国内の長期金利は2.930パーセントまで上昇しました。米長期金利の上昇を受けたもので、ドル円は155円86銭と0円27銭の円高NY原油は1バレル92ドル30銭と0ドル89銭の上昇金利が上がる日は、借入で資産を持つ商売、つまり不動産にはまっすぐ逆風になります。

そんな一日で、わたしのポートフォリオはプラス0.03パーセント・プラス12,990円プラスで終わってはいますが、対日経ではマイナス2.09パーセントポイント、対TOPIXでもマイナス0.52パーセントポイント先週金曜日に続いて2営業日連続で、はっきり負けた日になりました。

今日の3大トピックは:

  1. 日経平均はプラス2.12パーセントの大幅続伸。米マイクロンの先端メモリ増産報道で半導体が買われた一方、TOPIXはプラス0.55パーセント、グロース250はマイナス0.65パーセントと、指数上位の値がさ株だけが上げた極端な一日
  2. キオクシアHD(285A)がプラス9.31パーセントで東証プライム値上がり率3位。7月14日の初買い以来はじめて、含み損益がプラス34,860円・プラス6.22パーセントの含み益に転換
  3. 長期金利2.930パーセントへの上昇で売られた住友不動産(8830)・東京建物(8804)・東急不動産HD(3289)・平和不動産(8803)の不動産4社を含む8銘柄36株をナンピンし、三井化学(4183)を4株の打診買いで新規に組み入れ。合計9銘柄40株・64,358円です。住友不動産は年初来安値を更新した日の買いになりました

主要指数とポートフォリオの比較

指標 終値 前日比 騰落率
私のポートフォリオ 37,478,536円 +12,990円 +0.03%
日経平均 66,399.84円 +1,378.90円 +2.12%
TOPIX 4,125.80 +22.57 +0.55%

日経平均とTOPIXの差はプラス1.57パーセントポイント金曜日のプラス1.23パーセントポイントより、さらに開きました日経平均だけを見ていると「2日連続で大相場」に見えるのに、自分の口座はほとんど動いていない——この違和感が2営業日続いているのが、今の相場です。

46日累計で対日経+15.29pptに縮小

日付 日経平均 TOPIX ポートフォリオ 対日経差
7/2〜7/30 -8.56%累計 -0.94%累計 +5.20%累計 +13.76ppt累計
7/31(木) +4.03% +1.29% +0.06% -3.97ppt
8/3(月) -0.94% -1.08% -1.22% -0.28ppt
8/4(火) +0.32% +0.04% -0.49% -0.81ppt
8/5(水) +3.66% +2.13% +1.20% -2.46ppt
8/6(木・記事なし) -0.93% +0.19%(推計) +1.17% +2.10ppt
8/7(金) -0.12% +0.47% +0.70% +0.82ppt
8/10(月) +2.08% +0.63% -0.09% -2.17ppt
8/12(水) +0.83% +0.94% +0.61% -0.22ppt
8/13(木) +1.16% +0.89% +0.48% -0.68ppt
8/14(金) +0.59% +0.51% +0.28% -0.31ppt
8/17(月) +0.74% -0.31% -0.42% -1.16ppt
8/18(火) -2.54% -1.05% -0.15% +2.39ppt
8/19(水) -3.16% -3.09% -2.47% +0.69ppt
8/20(木) +1.36% +1.18% +1.35% -0.01ppt
8/21(金) -0.30% +0.19% +1.02% +1.32ppt
8/24(月) -0.74% +0.15% +0.28% +1.02ppt
8/25(火) +0.50% +0.50% +0.31% -0.19ppt
8/26(水) +0.62% +0.42% +0.21% -0.41ppt
8/27(木) -0.20% +0.15% +0.14% +0.34ppt
8/28(金) +0.41% +0.72% +0.28% -0.13ppt
8/31(月) -0.14% +0.23% +0.22% +0.36ppt
9/1(火) -0.15% +0.62% +1.46% +1.61ppt
9/2(水) -2.85% -2.40% -1.68% +1.17ppt
9/3(木) -0.17% +0.50% +0.71% +0.88ppt
9/4(金) +1.26% +0.03% -0.55% -1.81ppt
9/7(月) +2.12% +0.55% +0.03% -2.09ppt
46日累計 -5.15% +2.31% +10.14% +15.29ppt

46日累計は日経平均マイナス5.15パーセントに対してポートフォリオはプラス10.14パーセント、対日経通算プラス15.29パーセントポイント金曜日のプラス17.38pptから、今日1日でさらにマイナス2.09pptを吐き出しました

9月3日時点ではプラス19.19pptでしたから、わずか2営業日でマイナス3.90pptを削られたことになります。7月2日からの累計貯金の、2割がこの2日で消えた計算です。

ただ、この表を素直に読むと、わたしのポートフォリオが大きく負けるのは、いつも日経平均がプラス2パーセント前後で走った日です。7月31日のプラス4.03パーセント(対日経マイナス3.97ppt)、8月5日のプラス3.66パーセント(マイナス2.46ppt)、8月10日のプラス2.08パーセント(マイナス2.17ppt)、そして今日のプラス2.12パーセント(マイナス2.09ppt)きれいに対応が取れています

逆に、日経平均がマイナス2パーセントを超えて下げた8月18日・8月19日・9月2日は、いずれも対日経でプラスでした。下げに強く、上げについていけない——この性格は、46日たっても1ミリも変わっていません

本日の取引

今日買ったのは9銘柄・40株・合計64,358円うち8銘柄36株がナンピンで、三井化学(4183)の4株だけが新規購入です。

銘柄(コード) 約定株数 約定単価 約定金額 意図
明豊ファシリティワークス(1717) 10 935円 9,350円 ナンピン(50→60株)
東急不動産HD(3289) 4 1,292円 5,168円 ナンピン(20→24株)
三井化学(4183) 4 2,231円 8,924円 新規購入(打診買い)
オカダアイヨン(6294) 4 1,966円 7,864円 ナンピン(134→138株)
ソニーグループ(6758) 2 3,780円 7,560円 ナンピン(4→6株)
パンパシフィックHD(7532) 10 769.4円 7,694円 ナンピン(110→120株)
平和不動産(8803) 2 2,350円 4,700円 ナンピン(2→4株)
東京建物(8804) 2 3,338円 6,676円 ナンピン(88→90株)
住友不動産(8830) 2 3,211円 6,422円 ナンピン(8→10株)
合計 40 64,358円

9銘柄のうち4銘柄が不動産です。東急不動産HD(3289)・平和不動産(8803)・東京建物(8804)・住友不動産(8830)——狙ってセクターを寄せたというより、下がっていた銘柄を拾ったら不動産ばかりになったというのが正直なところです。

なぜ今日、不動産が下げていたのか

今日の不動産4社の値動きは、こうです。

銘柄(コード) 終値 前日比
東急不動産HD(3289) 1,292円 -20円(-1.52%)
平和不動産(8803) 2,350円 -31円(-1.30%)
東京建物(8804) 3,338円 -38円(-1.13%)
住友不動産(8830) 3,211円 -27円(-0.83%)

日経平均がプラス2.12パーセント上げた日に、4銘柄そろってマイナスしかも住友不動産(8830)は、ザラ場で3,207円をつけて年初来安値を更新しました。わたしが買った3,211円は、その安値のすぐ上、大引けの値段です。

理由ははっきりしていると思っています。国内の長期金利が2.930パーセントまで上昇したことです。不動産は、借りたお金で資産を持つ商売なので、金利の上昇はビジネスモデルの根っこに効きます。今日のワンポイント解説では、ここを3つのルートに分解しました。

平均取得単価はどう動いたか

1回あたり2株から10株という小さな買いなので、平均取得単価の動きも小さいです。それでも、記録しておきます。

銘柄(コード) 買い増し前 買い増し後 平均取得単価の変化
明豊ファシリティワークス(1717) 50株・974円 60株・967.5円 -6.5円
東急不動産HD(3289) 20株・1,322円 24株・1,317円 -5円
オカダアイヨン(6294) 134株・2,067円 138株・2,064円 -3円
ソニーグループ(6758) 4株・3,968円 6株・3,905円 -63円
パンパシフィックHD(7532) 110株・854円 120株・847円 -7円
平和不動産(8803) 2株・2,363円 4株・2,357円 -6円
東京建物(8804) 88株・3,512円 90株・3,508円 -4円
住友不動産(8830) 8株・3,463円 10株・3,413円 -50円

いちばん効いたのはソニーグループ(6758)のマイナス63円と、住友不動産(8830)のマイナス50円です。どちらも、もともとの保有株数が少ないところに、株価が大きく下がった値段で買い足したケースです。

ここに、S株ナンピンの効き方の法則があります平均取得単価がどれだけ動くかは、「買い増し株数 ÷ 買い増し後の総株数」と「値下がり幅」の掛け算で決まります。

  • 住友不動産(8830): 8株に2株を足したので、買い増し比率は5分の1取得単価3,463円に対して3,211円で買ったので、差の252円の5分の1、およそ50円下がった
  • 東京建物(8804): 88株に2株なので、買い増し比率は45分の1差の174円の45分の1で、たった4円しか動かない

同じ2株でも、効きが12倍以上違うわけです。すでに厚く持っている銘柄をナンピンしても、平均取得単価はほとんど動かない——これは覚悟しておいたほうがいいと思っています。東京建物は9月2日・9月4日に続いて今日で3回目のナンピンですが、3回で3,518円から3,508円へ、10円しか下げられていません

それでも続けているのは、平均取得単価を下げるためだけに買っているわけではないからです。90株が積み上がれば、受け取る配当の絶対額が増えます東京建物の予想配当利回りは3.77パーセント——株価が下がっているあいだに株数を増やしておくことのほうが、単価が4円下がることより大きいと考えています。

新規購入は三井化学(4183)だけ

三井化学(4183)を4株・8,924円買いました。今日の9銘柄のなかで、これだけが新規購入です。フェノール大手の総合化学で、ヘルスケアやICT分野にも収益の柱を広げている会社——年間配当は75円、今日の終値2,231円に対する配当利回りは3.36パーセントです。

今日の終値は2,231円でプラス0.31パーセント——今日買った9銘柄のなかで、唯一プラスで終わった銘柄でした。下がっている銘柄を拾って回った日に、上げている銘柄を新規で入れたことになります。まずは4株の打診買い——わたしの新規銘柄は、たいていこの株数から始まります8月31日に入ったソニーグループ(6758)も浜松ホトニクス(6965)もミネベアミツミ(6479)も、最初は2株から4株でした。いきなり厚く入らないのは、入った翌日から下げても、平均取得単価を下げる余地を残しておきたいからです。

ソニーグループ(6758)とパンパシフィックHD(7532)

ソニーグループ(6758)は8月31日に2株で入って、9月2日に2株、今日2株で6株になりました。8月31日の打診買いが4,016円、9月2日が3,920円、今日が3,780円——入るたびに値段が下がっているので、平均取得単価は4,016円から3,905円へ111円、率にしてマイナス2.77パーセント下がりましたエンタメと半導体イメージセンサーを両輪で持つ会社で、わたしにとっては珍しい”高配当ではない”銘柄です。予想配当利回りは1パーセントに届きませんが、フィジカルAIの文脈で持っておきたい枠として、少しずつ積んでいます。

パンパシフィックHD(7532)は10株で120株になりました。ドン・キホーテを運営する会社で、平均取得単価854円に対して今日の約定は769円40銭この銘柄はずっと含み損圏ですが、8月19日、9月2日に続いて3回目の買い増しです。平均取得単価は867円から847円まで、20円下がりました

私の高配当株ポートフォリオ実績

上昇TOP5

銘柄(コード) 保有数 平均取得単価 終値 前日比(%) 評価損益 年間配当金 取得利回り 現在利回り
キオクシアHD(285A) 10 56,044円 59,530円 +5,070(+9.31%) +34,860円 0円(無配) 0.00% 0.00%
ミネベアミツミ(6479) 4 3,310円 3,468円 +136(+4.08%) +632円 60円 1.81% 1.73%
IHI(7013) 200 1,543円 2,730.5円 +106(+4.04%) +237,500円 23円 1.49% 0.84%
アストロスケール(186A) 10 1,025円 1,087円 +40(+3.82%) +620円 0円(無配) 0.00% 0.00%
ニレコ(6863) 15 695円 1,016円 +36(+3.67%) +4,815円 35円 5.04% 3.44%

今日の主役は、文句なしにキオクシアHD(285A)のプラス9.31パーセントでした。東証プライムの値上がり率ランキング3位です。米マイクロン・テクノロジーが先端メモリの増産に動くという報道が、NAND型フラッシュメモリで世界シェア3位の同社に、そのまま需要拡大期待として跳ね返った格好だと見ています。

そして、わたしにとって今日いちばん嬉しかったのは、この銘柄の含み損益がプラスに転換したことです。

日付 終値 評価損益 含み損益率
9/3(木) 51,670円 -43,740円 -7.80%
9/4(金) 54,460円 -15,840円 -2.83%
9/7(月) 59,530円 +34,860円 +6.22%

7月14日に2株・138,200円の打診買いで入ってから、およそ2カ月そのあいだ、プラスとマイナスのあいだを何度も行き来してきた銘柄です。7月17日には「AI半導体バブルの終焉か」というテーマでワンポイント解説を書いたこともありました10株・平均取得単価56,044円に対して終値59,530円で、含み益はプラス34,860円——ようやく、まっさらな含み益圏に立てました

10月1日には1株を3株にする株式分割が控えています。そのころには保有株数が30株、平均取得単価は約18,681円という表示に変わる予定です。無配なので取得利回りはゼロ——わたしのポートフォリオのなかでは異質な、完全な値上がり益狙いの枠ですが、その枠を作っておいてよかった、と今日は素直に思いました

2位のミネベアミツミ(6479)はプラス4.08パーセント、5位のニレコ(6863)はプラス3.67パーセントどちらも半導体・電子部品の連想が働く銘柄です。ミネベアミツミは8月31日に打診買いで入り、9月2日にナンピンした4株で、平均取得単価3,310円に対して終値3,468円と、しっかり含み益圏に浮上しました。ニレコは15株・平均取得単価695円に対して終値1,016円で含み益率プラス46.19パーセント年間配当35円で取得利回りは5.04パーセントです。

3位のIHI(7013)はプラス4.04パーセント航空エンジンで国内首位、宇宙・防衛技術や車両用過給器にも強みを持つ会社です。防衛分野で海外比率が高まるという経営陣の発言や、次期戦闘機の需要期待が、半導体一色の相場のなかでも独自に評価されているのだと思います。200株・平均取得単価1,543円に対して終値2,730円50銭、含み益はプラス237,500円・プラス76.96パーセント主力銘柄トップ20の18位に入っている銘柄で、今日の上昇だけで21,200円の含み益が積み増されました

4位のアストロスケール(186A)はプラス3.82パーセント宇宙デブリ除去という、まだ市場そのものが立ち上がっていない領域の会社です。10株・平均取得単価1,025円に対して終値1,087円で、値動きの荒さは相変わらずですが、今日は含み益圏で終えました

上昇TOP5のうち、無配が2銘柄、取得利回り2パーセント未満が2銘柄高配当株ポートフォリオを名乗っておきながら、今日いちばん貢献してくれたのはインカムをまったく生まない銘柄たちでした。これはこれで、分散の効き方としては正しいのだと思っています。

下落TOP5

銘柄(コード) 保有数 平均取得単価 終値 前日比(%) 評価損益 年間配当金 取得利回り 現在利回り
高速(7504) 20 2,071円 4,535円 -285(-5.91%) +49,280円 120円 5.79% 2.65%
グッドパッチ(7351) 100 494円 459円 -15(-3.16%) -3,500円 10円 2.02% 2.18%
DM三井製糖(2109) 16 3,168円 3,735円 -115(-2.99%) +9,072円 140円 4.42% 3.75%
クボタ(6326) 200 1,844円 2,917円 -89(-2.96%) +214,600円 52円 2.82% 1.78%
エネクス(8133) 100 1,239円 2,270円 -68(-2.91%) +103,100円 68円 5.49% 3.00%

下落1位は高速(7504)のマイナス5.91パーセント東証プライムの値下がり率ランキング4位という、今日の相場では目立つ下げ方でした。食品包装資材の卸で、東北・関東を地盤にM&Aで伸びてきた会社です。特段の悪材料は見当たらなかったので、直近の急ピッチな上昇に対する利益確定売りという見方をしています。

実際、この銘柄の値動きはずっと荒いです。

日付 終値 前日比
8/24(月) 4,730円 -4.44%
8/25(火) 4,970円 +5.07%
8/27(木) 4,790円 -2.54%
9/7(月) 4,535円 -5.91%

8月24日にも下落TOP5の常連として登場し、翌日にはプラス5.07パーセントで上昇TOP5に入っている——そういう銘柄です。20株・平均取得単価2,071円に対して終値4,535円で、含み益率はプラス118.98パーセント5.91パーセント下げてもなお、含み益は49,280円残っています年間配当120円・取得利回り5.79パーセントは、わたしのポートフォリオでも上位のインカム効率です。

3位のDM三井製糖(2109)はマイナス2.99パーセント、5位のエネクス(8133)はマイナス2.91パーセント製糖とエネルギー商社という、どちらも典型的な内需のディフェンシブ銘柄です。今日のように資金が半導体に一気に向かう日は、こういう銘柄から資金が抜けますセクターローテーションの、いちばん分かりやすい形でした。DM三井製糖は16株・平均取得単価3,168円に対して終値3,735円で含み益率プラス17.90パーセントエネクスは100株・平均取得単価1,239円に対して終値2,270円で含み益率プラス83.21パーセントです。

4位のクボタ(6326)はマイナス2.96パーセント農業機械の世界大手で、200株・平均取得単価1,844円に対して終値2,917円、含み益はプラス214,600円・プラス58.19パーセント9月1日には年間52円の中間配当のうち、26円・税引後4,144円が入金したばかりの銘柄です。

2位のグッドパッチ(7351)はマイナス3.16パーセント下落TOP5のなかで、唯一の含み損銘柄です。100株・平均取得単価494円に対して終値459円で、評価損益はマイナス3,500円・マイナス7.09パーセントUIデザインの会社で、グロース市場の銘柄——今日はグロース250がマイナス0.65パーセントと反落しているので、その流れに素直に沿った下げだと見ています。

下落TOP5の5銘柄のうち4銘柄が含み益、うち3銘柄が含み益率プラス17パーセント以上日経平均が1,300円上げた日に自分の主力が売られるのは気分のいいものではありませんが、削られているのは含み益の一部です。

ポートフォリオ全体

評価額 含み損益 含み損益(%) 前日比 前日比(%)
37,478,536円 +13,825,410円 +58.45% +12,990円 +0.03%

評価額3,747万円、含み損益プラス1,382万円、含み損益率プラス58.45パーセント金曜日のプラス58.56パーセントから、マイナス0.11パーセントポイントです。

株価はプラスなのに、含み損益率は下がっている——これは9月2日のワンポイント解説で書いた「分母の話」そのものです。分解すると、こうなります。

要因 影響
株価による変動 +0.05ppt
買い増しによる分母の増加 -0.16ppt
合計 -0.11ppt

今日は64,358円を買い増しているので、取得コストは23,588,754円から23,653,126円へ増えましたもし今日1株も買っていなければ、含み損益率はプラス58.61パーセントに上がっていた計算です。買い増しをすると、その日の含み損益率は必ず下がります——含み益率という指標は「安く買った過去」を映す鏡なので、今日の値段で買い足すほど薄まるわけです。

この0.16pptを「損」だと思うと、買い増しができなくなります下がっているのは率であって、金額ではない——含み損益の絶対額は、金曜日の13,812,536円から13,825,410円へ、12,874円増えています

📚 初心者向けワンポイント解説:不動産株はなぜ金利に弱いのか——長期金利2.93%が効く3つのルート

今日わたしが買った9銘柄のうち、4銘柄が不動産でした。東急不動産HD(3289)・平和不動産(8803)・東京建物(8804)・住友不動産(8830)日経平均がプラス2.12パーセント上げた日に、この4社はそろってマイナスで終わっています

理由はほぼ間違いなく、国内の長期金利が2.930パーセントまで上昇したことです。「金利が上がると不動産株は下がる」——これは投資を始めるとすぐ耳にする言葉ですが、なぜそうなるのかを3つに分けておくと、金利のニュースの読み方が変わります

ルート1: 借入コストのルート

不動産会社は、借りたお金でビルやマンションを買う商売です。

たとえば1棟100億円のビルを、自己資金30億円・借入70億円で持つとします。借入金利が1パーセント上がると、年間の支払利息は0.7億円増えます賃料収入が変わらなければ、その0.7億円はまるごと利益から消えます

製造業なら、原材料が値上がりしても製品価格に転嫁する余地があります。ところが、不動産の賃料は契約で数年固定されていることが多いので、金利が上がった翌月から家賃を上げる、というわけにはいきませんコストだけが先に上がる——ここが効きます。

総資産に対する有利子負債の比率が高い会社ほど、このルートの影響が大きいので、決算短信のバランスシートで有利子負債の額を見ておくと、感応度がざっくり掴めます

ルート2: 期待利回り(キャップレート)のルート

これがいちばん本質的だと思っています。

不動産の値段は「年間の賃料収入 ÷ 期待利回り」で決まります期待利回りは、投資家が「この物件ならこれくらいのリターンが欲しい」と考える水準で、キャップレートと呼ばれます。

そして期待利回りは、長期金利を土台にして決まりますリスクのない国債で2.9パーセント取れるなら、リスクのある不動産には、それより高いリターンを求めるのが当然だからです。

年間3億円の賃料が入るビルで計算してみます。

期待利回り 逆算される物件価格
3.5% 85.7億円
4.0% 75.0億円
4.5% 66.7億円

賃料は3億円のまま1円も変わっていないのに、期待利回りが0.5ポイント動くだけで、物件価格は10億円以上動きます長期金利の上昇は、この期待利回りを押し上げる方向に効く——つまり、保有する不動産の値段そのものが下がるわけです。

不動産株が「金利に弱い」と言われる最大の理由が、ここです。株価は、その会社が持っている資産の価値を織り込んで動くので、金利が上がった瞬間に、まだ何も起きていなくても株価が下がることになります。

ルート3: 住宅ローンのルート

分譲マンションを売る会社には、もうひとつのルートがあります。買い手の住宅ローン金利です。

住宅ローンの金利が上がると、同じ月々の返済額で借りられる金額が減ります買い手の予算が下がれば、売れる価格も下がるか、売れるまでの時間が伸びるマンション分譲を大きく手がけている会社ほど、このルートが効きます

3つのルートが、4社に均等に効くわけではない

大事なのは、同じ「不動産株」でも、事業の中身がかなり違うということです。

銘柄(コード) 主な事業の色 効きやすいルート
住友不動産(8830) オフィス賃貸+マンション分譲 ルート1・2・3すべて
東京建物(8804) オフィス・物流施設の開発と賃貸 ルート1・2
東急不動産HD(3289) 都市開発・リゾート・仲介 ルート1・2
平和不動産(8803) 証券取引所ビルなどの賃貸 ルート2が中心

平和不動産(8803)は、東京証券取引所をはじめとする取引所ビルのオーナーとして知られる会社です。テナントの入れ替わりが起きにくい安定した賃貸ビジネスなので、分譲を持つ会社とは、金利に対する感じ方がかなり違うはずです。それでも今日はマイナス1.30パーセント——セクター全体が売られる日は、中身の違いはあまり見てもらえません

では、高配当株投資家としてどう受け止めるか

わたしの考えは3つです。

1つ目。金利上昇で株価が下がるほど、配当利回りは上がります今日の4社の予想配当利回りは、こうです

銘柄(コード) 予想配当利回り
平和不動産(8803) 4.38%
東急不動産HD(3289) 3.86%
東京建物(8804) 3.77%

株価が下がったから利回りが上がっている——この関係を理解しているかどうかで、金利上昇のニュースへの反応が180度変わります「不動産株が売られている」は、インカム狙いの投資家にとっては「利回りが良くなっている」と同義です。もちろん、減配リスクがないという前提つきですが。

2つ目。金利上昇で恩恵を受けるセクターを、同時に持っておくことです。銀行がそれです。貸出金利が上がれば利ざやが広がるので、金利上昇は素直に追い風になります。

わたしのポートフォリオは、三菱UFJ(8306)を440株、三井住友(8316)を140株、三井住友トラストG(8309)を100株——主力銘柄トップ20のうち3つがメガバンク系です。含み損益の絶対額では、この3社だけで200万円を超えていますつまり、長期金利が上がる日は、不動産で削られて銀行で取り返しているという構造になっています。

3つ目。金利は予想しない為替と同じで、プロが外し続けている変数です。予想する代わりに、上がっても下がっても片方が効くように両側を持っておく——それが分散の実務だと思っています。

今日、日経平均が1,300円上げたのにわたしのポートフォリオがプラス0.03パーセントしか動かなかったのは、この「両側持ち」の裏返しでもあります。半導体で取って不動産で削られ、銀行で少し取り返す——振れ幅が小さくなるように作ってあるのだから、当たり前の結果です。上げ相場で歯がゆい思いをするのは、下げ相場で助かるための保険料だと考えています。

配当情報

今日は住友林業(1911)の中間配当が入金しました。税引後で2,869円です。

銘柄(コード) 基準日の保有株数 1株中間配当 配当金総額 税額 受取額(税引後)
住友林業(1911) 144株 25円 3,600円 731円 2,869円

住友林業は12月決算の会社なので、6月末を基準日とする中間配当が、9月に入金します。9月1日のJT・INPEXほか6銘柄、9月4日のヤマハ発動機ほか4銘柄と同じサイクルです。

内訳は、所得税551円・住民税180円で税額合計731円税引前3,600円に対する税負担は20.315パーセント——特定口座(源泉徴収あり)で自動的に引かれる、いつもの数字です。

そして今回も、「基準日の株数」と「今の株数」がずれている銘柄でした。配当が支払われたのは144株分ですが、今のわたしの保有は244株です。6月末の基準日以降に100株買い増しているので、その100株は今回の中間配当の対象外になります。

9月1日にはアサヒGHD、9月4日には荏原実業でも同じことが起きましたこの1週間で3回目です。中間配当の時期に買い増しをしていると、明細を見るたびに「あれ、株数が足りない」と一瞬あせる——もう慣れました次の期末配当からは、244株分がまるごと乗ってきます

住友林業は、木材建材の商社機能と、米国を中心とした海外での住宅事業を柱にしている会社です。年間配当予想は50円なので、今回の25円はそのちょうど半分244株・平均取得単価1,200円に対して年間50円なので、取得利回りは4.17パーセント——年間12,200円(税引前)が入ってくる計算です。

面白いのは、この会社が今日の相場ではどちらにも属していないことでした。半導体でもなければ、金利で売られた不動産デベロッパーでもない住宅という、金利にはむしろ弱いはずのセクターにいながら、収益の大半は米国——日本の長期金利が2.93パーセントになったことは、この会社の業績にはほとんど関係がありません

9月に入って5営業日で、税引後の受取配当は合計59,388円になりました。

入金日 内容 受取額(税引後)
9/1(火) JT・INPEXほか6銘柄 40,870円
9/2(水) オプテックスグループ(6914) 183円
9/3(木) ヒューリック(3003) 4,486円
9/4(金) ヤマハ発動機・キリンHD・サンセイランディック・荏原実業 10,980円
9/7(月) 住友林業(1911) 2,869円
9月累計 59,388円

今日の買い増しは64,358円でしたから、今月ここまでに受け取った配当のほぼ全額が、今日1日の買い物に消えた計算になります。配当で買い増し、買い増した株がまた配当を生む——地味ですが、これがいちばん続けやすいやり方だと思っています。

明日以降の注目ポイント

  • 米マイクロンの増産報道をきっかけとした半導体買いが、明日以降も続くのか
  • キオクシアHD(285A)の含み益転換が定着するか、10月1日の株式分割(1株→3株)に向けた需給
  • 国内長期金利2.93パーセント台の推移と、不動産株・銀行株の綱引き
  • ドル円155円台の攻防と、商社・海運・資源といった外需バリューへの影響
  • 日経平均とTOPIXの乖離がいつまで続くか、値がさ株一極集中の持続性
  • 9月末の権利付き最終日に向けた高配当株の需給と、3月決算企業の中間配当の権利取り
  • 九州電力(9508)の9月29日の上場廃止と、キューデンホールディングスの10月1日上場に向けた需給

まとめ

今日9月7日は「半導体だけが祭り、あとは静か」という一日でした。日経平均プラス2.12パーセントの66,399.84円、TOPIXプラス0.55パーセントの4,125.80、わたしのポートフォリオはプラス0.03パーセントという結果です。

9/7
日経平均 +2.12%
TOPIX +0.55%
わたしのポートフォリオ +0.03%

日経平均は上げ幅1,378円90銭の大幅続伸で、始値がそのまま安値という強い足取りでした。米マイクロン・テクノロジーの先端メモリ増産報道AI需要の拡大観測に火をつけ「投資家は雇用統計よりマイクロン」と言われるほど、半導体1社のニュースが相場を支配しました。ところがTOPIXはプラス0.55パーセント、東証グロース250はマイナス0.65パーセントの反落上げていたのは指数上位の値がさ半導体株だけで、日経平均とTOPIXの差はプラス1.57パーセントポイントまで開いています。

ポートフォリオはプラス0.03パーセント、対日経マイナス2.09パーセントポイント・対TOPIXマイナス0.52パーセントポイント46日累計は対日経プラス17.38パーセントポイントからプラス15.29パーセントポイントへ縮小しました。9月3日のプラス19.19pptから、わずか2営業日でマイナス3.90ppt——7月からの貯金の2割が、この2日で消えています。ただ、表を見返せば、わたしが大きく負けるのはいつも日経平均がプラス2パーセント前後で走った日です。下げに強く、上げについていけない——46日たっても、この性格はまったく変わっていません

上昇TOP5はキオクシアHD(285A)プラス9.31パーセントが主役でした。東証プライム値上がり率3位で、7月14日の初買いから約2カ月、含み損益がついにプラス34,860円・プラス6.22パーセントの含み益に転換——まっさらな含み益圏に立てた日です。続いてミネベアミツミ(6479)プラス4.08パーセントIHI(7013)プラス4.04パーセント、アストロスケール(186A)、ニレコ(6863)。上位5銘柄のうち2銘柄が無配、2銘柄が取得利回り2パーセント未満——高配当株ポートフォリオを名乗りながら、今日いちばん貢献したのはインカムを生まない枠でした。

下落TOP5は高速(7504)マイナス5.91パーセントを筆頭に、グッドパッチ(7351)マイナス3.16パーセントDM三井製糖(2109)マイナス2.99パーセントクボタ(6326)マイナス2.96パーセントエネクス(8133)マイナス2.91パーセント製糖・エネルギー商社・農機といった内需ディフェンシブから、資金が半導体へ抜けたという、セクターローテーションの分かりやすい形でした。5銘柄のうち4銘柄は含み益を維持しています。

本日の取引は9銘柄・40株・合計64,358円うち8銘柄36株がナンピンで、三井化学(4183)の4株だけが新規購入です。ナンピンした8銘柄のうち4銘柄が東急不動産HD(3289)・平和不動産(8803)・東京建物(8804)・住友不動産(8830)という不動産で、長期金利2.930パーセントへの上昇に押されて、日経平均が1,300円上げた日にそろって下げていた銘柄です。新規の三井化学は年間配当75円・配当利回り3.36パーセントの総合化学で、まずは4株の打診買いです。住友不動産は年初来安値3,207円を更新した日の大引け、3,211円での買いになりました。平均取得単価がいちばん動いたのは、保有株数が少ないところに大きく下げた値段で買い足したソニーグループ(6758)のマイナス63円と、住友不動産のマイナス50円同じ2株でも、東京建物のように88株持っている銘柄では4円しか動かない——S株ナンピンの効き方は、買い増し比率で決まります

含み損益率はプラス58.56パーセントからプラス58.45パーセントへ、マイナス0.11パーセントポイント分解すると、株価によるものはプラス0.05ppt、買い増しによる分母の増加がマイナス0.16pptです。率は下がっていますが、含み損益の絶対額は12,874円増えています

そして住友林業(1911)の中間配当が税引後2,869円入金。基準日の6月末には144株だったので、今の244株のうち100株は今回の対象外です。9月に入って5営業日で、受取配当は累計59,388円——今日の買い増し64,358円と、ほぼ同じ金額になりました。

日経平均が1,378円上げた日に、自分のポートフォリオは12,990円しか増えていない面白くない日ではあります。ただ、その代わりに、金利で売られた不動産を4銘柄、安く買えました上げ相場で歯がゆい思いをするのは、下げ相場で助かるための保険料——そう思って、今日も淡々と40株を積み増しました

明日も、地味に、着実に。


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