【2026年9月1日】高配当株PF記録|日経-0.15%でもPFは+1.46%の大幅アウトパフォーム、住友化・九電が市場上昇率トップ2、12月決算6社の中間配当40,870円が入金

今日のサマリー

9月相場の初日となった今日9月1日(火)の東京株式市場は、日経平均とTOPIXがまたしても逆方向に動く一日になりました。前日の米国市場でNYダウが3日続落となった流れを引き継ぎ、日本でも値がさのAI半導体関連に売りが先行。加えて国内の長期金利が一時3.000パーセント台に乗せ、いよいよ「金利3パーセント時代」が現実味を帯びてきたことも、グロース系の株価には重荷となりました。日経平均は前日比マイナス96円59銭・マイナス0.15パーセントの66,215円34銭と小幅続落で引けています。

ところが、市場の中身はまったく弱くありませんでした。プライム市場の値上がり銘柄数は845に対して値下がりは662と、上げている銘柄の方が明確に多い。時価総額加重のTOPIXはプラス25.57・プラス0.62パーセントの4,181.86としっかり上昇し、JPX日経400にいたっては9日続伸です。金利上昇を追い風にした金融株、ホルムズ海峡でサウジアラビア産原油を積んだタンカーがトラブルを抱えたと伝わったことで買われた資源関連、そして業種別騰落率で上昇トップとなった電気・ガス——指数の数字が下げていても、バリュー側には確実にお金が入っていたというのが今日の相場の実像でした。

そして、この構図はわたしのポートフォリオにとって最高の追い風になりました。わたしのポートフォリオはプラス1.46パーセント・プラス545,192円対日経ではプラス1.61パーセントポイント、対TOPIXでもプラス0.84パーセントポイントのアウトパフォームで、この夏でも屈指の一日です。含み損益率はプラス61.39パーセント、含み損益額はプラス1,438万円台と、いずれも過去最高を更新しました。さらに、12月決算企業6社の中間配当が税引後で合計40,870円入金——値上がりとインカムの両方が同じ日に届く、高配当株投資家にとってはご褒美のような一日でした。

今日の3大トピックは:

  1. 長期金利3パーセント接近でバリューに資金流入、日経平均マイナス0.15パーセントに対しポートフォリオはプラス1.46パーセントと対日経プラス1.61パーセントポイントの大幅アウトパフォーム
  2. 住友化学(4005)プラス8.37パーセント・九州電力(9508)プラス8.16パーセントが、そろってプライム市場の上昇率トップ2に入る
  3. 12月決算企業6社の中間配当が税引後合計40,870円入金、うちJT(2914)だけで18,424円

主要指数とポートフォリオの比較

指標 終値 前日比 騰落率
私のポートフォリオ 37,815,748円 +545,192円 +1.46%
日経平均 66,215.34円 -96.59円 -0.15%
TOPIX 4,181.86 +25.57 +0.62%

日経平均が下げてTOPIXが上げる、いわゆる逆行の日です。ただし今日は8月31日の逆行とは中身が違いました。8月31日のTOPIXはプラス0.23パーセントと控えめでしたが、今日はプラス0.62パーセントとはっきり上昇している。つまり指数の足を引っ張っているのが一部の値がさ半導体株だけで、それ以外の1,500社近くはむしろ買われていたということです。わたしのようにバリュー株を186銘柄に分散していると、こういう日はTOPIXよりさらに上を行く——今日のプラス1.46パーセントは、まさにその典型でした。

42日累計で対日経+17.14pptに大幅拡大

日付 日経平均 TOPIX ポートフォリオ 対日経差
7/2〜7/30 -8.56%累計 -0.94%累計 +5.20%累計 +13.76ppt累計
7/31(木) +4.03% +1.29% +0.06% -3.97ppt
8/3(月) -0.94% -1.08% -1.22% -0.28ppt
8/4(火) +0.32% +0.04% -0.49% -0.81ppt
8/5(水) +3.66% +2.13% +1.20% -2.46ppt
8/6(木・記事なし) -0.93% +0.19%(推計) +1.17% +2.10ppt
8/7(金) -0.12% +0.47% +0.70% +0.82ppt
8/10(月) +2.08% +0.63% -0.09% -2.17ppt
8/12(水) +0.83% +0.94% +0.61% -0.22ppt
8/13(木) +1.16% +0.89% +0.48% -0.68ppt
8/14(金) +0.59% +0.51% +0.28% -0.31ppt
8/17(月) +0.74% -0.31% -0.42% -1.16ppt
8/18(火) -2.54% -1.05% -0.15% +2.39ppt
8/19(水) -3.16% -3.09% -2.47% +0.69ppt
8/20(木) +1.36% +1.18% +1.35% -0.01ppt
8/21(金) -0.30% +0.19% +1.02% +1.32ppt
8/24(月) -0.74% +0.15% +0.28% +1.02ppt
8/25(火) +0.50% +0.50% +0.31% -0.19ppt
8/26(水) +0.62% +0.42% +0.21% -0.41ppt
8/27(木) -0.20% +0.15% +0.14% +0.34ppt
8/28(金) +0.41% +0.72% +0.28% -0.13ppt
8/31(月) -0.14% +0.23% +0.22% +0.36ppt
9/1(火) -0.15% +0.62% +1.46% +1.61ppt
42日累計 -5.51% +3.63% +11.63% +17.14ppt

42日累計は日経平均マイナス5.51パーセントに対してポートフォリオはプラス11.63パーセント、対日経通算プラス17.14パーセントポイント。前日のプラス15.53pptから一日でプラス1.61pptも積み増したことになります。この累計テーブルを7月から積み上げてきて改めて思うのは、アウトパフォームは毎日コツコツ稼ぐものではなく、今日のような「相場がバリューを見直す日」に一気に稼ぐものだということです。8月の後半はマイナス0.19pptやマイナス0.13pptといった僅差の負けが続いていましたが、そこで動かずに持ち続けていたから、今日の1.61pptが取れました。

本日の取引

本日は3銘柄・合計25,322円を買い増ししました。NSグループ(471A)は押し目買い、明豊ファシリティ(1717)と浜松ホトニクス(6965)はナンピンです。

銘柄(コード) 約定株数 約定単価 約定金額 意図
明豊ファシリティワークス(1717) 10 952円 9,520円 ナンピン(平均取得単価980円を下回る水準)
NSグループ(471A) 4 1,602円 6,408円 押し目買い(当日-2.02%の下げを拾う)
浜松ホトニクス(6965) 4 2,348.5円 9,394円 ナンピン(前日新規購入の2,372円を下回る)
合計 18株 25,322円

ナンピンと押し目買いを、同じ日に使い分ける

今日の3銘柄は、まったく同じ「買い増し」という行動でも、意味がはっきり分かれています

明豊ファシリティワークス(1717)は、建設プロジェクトの発注者側に立つCM(コンストラクション・マネジメント)の会社です。平均取得単価980円に対して今日の終値は952円と、マイナス6.62パーセントの含み損を抱えていた銘柄。ここに10株を952円で追加したので、平均取得単価は980円から974円に低下しました。予想配当は44円なので、取得利回りは4.49パーセントから4.52パーセントに改善——これがナンピンの効果です。派手さはありませんが、内需インフラの地味なバリュー株を、下がったところで淡々と拾い続けるのがわたしの基本形です。

NSグループ(471A)は逆でした。家賃債務保証を手がけるストック型ビジネスの会社で、平均取得単価1,369円に対して足元は1,602円、含み益率でプラス17パーセント台という、しっかり育っている銘柄です。今日は市場全体が上がるなかでこの銘柄だけマイナス2.02パーセントと逆行安になったので、そこを4株拾いました。平均より高い価格で買っているのでナンピンではなく、押し目買いです。買い増し後の平均取得単価は1,394円、予想配当76円に対する取得利回りは5.45パーセント——1,369円で買えていた頃より条件は悪くなりますが、それでも5パーセント台の利回りを追加で確保できるなら十分に納得できる水準だと思っています。

浜松ホトニクス(6965)は、昨日8月31日にフィジカルAI関連として2,372円で4株を新規購入したばかりの銘柄でした。それが翌日には2,348.5円まで下げたので、そのまま4株を追加。保有は8株、平均取得単価は2,372円から2,361円に低下しました。新規購入の翌日にいきなりナンピンというのは、我ながら少し性急な気もします。ただ、打診買いの段階は「まず持って値動きを追う」ことが目的なので、この規模なら許容範囲だと考えています。

3銘柄合わせて25,322円。3,700万円のポートフォリオに対しては0.07パーセントにも満たない規模ですが、こういう小さな買いを毎日積み重ねてきた結果が、186銘柄という今の分散です。

私の高配当株ポートフォリオ実績

上昇TOP5

銘柄(コード) 保有数 平均取得単価 終値 前日比(%) 評価損益 年間配当金 取得利回り 現在利回り
住友化学(4005) 100 474円 620.1円 +47.9(+8.37%) +14,610円 16円 3.38% 2.58%
九州電力(9508) 12 1,758円 2,192.5円 +165.5(+8.16%) +5,214円 50円 2.84% 2.28%
北海道電力(9509) 24 1,009円 1,171円 +67.5(+6.12%) +3,888円 33円(予想) 3.27% 2.82%
DIC(4631) 22 3,670円 5,295円 +256(+5.08%) +35,750円 150円 4.09% 2.83%
日本製鉄(5401) 600 567円 700.3円 +30.5(+4.55%) +79,980円 24円 4.23% 3.43%

今日の上昇TOP5は、そのまま今日の日本株の縮図でした。化学・電力・電力・化学・鉄鋼——AI半導体はひとつも入っていません

上昇1位は住友化学(4005)のプラス8.37パーセント。この日、プライム市場全体の値上がり率トップでした。材料としては、ドイツのグーテンベルク社と共同で3Dプリンタ向けのLCP(液晶ポリマー)フィラメントを開発したというリリースが伝わったこと、さらに複数の証券会社が投資判断や目標株価を引き上げたことが報じられています。平均取得単価474円に対して終値620.1円、含み益率はプラス30.82パーセント。2023年1月に100株を仕込んで以来、赤字転落の局面もじっと持ち続けてきた銘柄なので、この水準まで戻してくれたのは素直に嬉しいところです。

2位は九州電力(9508)のプラス8.16パーセント——こちらもプライム市場の値上がり率2位でした。今日は業種別騰落率で電気・ガスが上昇トップとなっており、九州電力に限らず電力セクター全体に資金が入っています。3位の北海道電力(9509)もプラス6.12パーセントと、わたしの保有する地方電力2社が揃って上昇TOP入りしました。政府補助の縮小に伴って9月の電気料金が全10社で引き上げになると報じられていたことなどが、セクター全体を見直す動きにつながったのではないかと見ていますが、特定の一社の材料というより「金利上昇局面でディフェンシブかつ内需のバリュー」に資金が向かったというのが実態に近い気がします。

4位のDIC(4631)はプラス5.08パーセント。印刷インキ・有機顔料の大手で、8月10日に配当を10円増配して年間150円としたばかりの銘柄です。今日はこの銘柄の中間配当1,228円も入金しており、値上がりと配当が同じ日に届きました。5位の日本製鉄(5401)はプラス4.55パーセント——600株という保有株数の大きさが効いて、わずかプラス30円50銭の上昇でも評価損益はプラス79,980円の増加です。7月1日に損出しのクロス取引を実施して平均取得単価を567円に整えた銘柄で、あの時の判断が今も効いています。

下落TOP5

銘柄(コード) 保有数 平均取得単価 終値 前日比(%) 評価損益 年間配当金 取得利回り 現在利回り
PILLAR(6490) 5 3,325円 9,800円 -400(-3.92%) +32,375円 188円 5.65% 1.92%
パンパシフィックHD(7532) 100 862円 776.6円 -30.4(-3.77%) -8,540円 8.5〜9円 0.99〜1.04% 1.09〜1.16%
楽天グループ(4755) 100 752円 756.4円 -19.6(-2.53%) +440円 0円(無配) 0.00% 0.00%
アドソル日進(3837) 40 967円 1,400円 -33(-2.30%) +17,320円 48円 4.96% 3.43%
FUJIMI(5384) 30 1,905円 3,485円 -75(-2.11%) +47,400円 77円 4.04% 2.21%

今日の下落TOP5は、最大の下げ幅がマイナス3.92パーセント5銘柄すべてがマイナス4パーセント以内に収まっており、しかも5銘柄中4銘柄が含み益を抱えたままという、極めて穏やかな下落側でした。上昇側が8パーセント台なのに下落側が4パーセント未満というのは、今日の相場がどれだけポートフォリオに有利だったかを端的に表しています。

下落1位はPILLAR(6490)のマイナス3.92パーセント、2位のパンパシフィックHD(7532)を挟んで5位がFUJIMI(5384)のマイナス2.11パーセント——半導体関連の2銘柄が下落側に並んだのは、日経平均が下げた理由とそのまま重なります。ただ、PILLARは平均取得単価3,325円に対して終値9,800円、含み益率プラス194.74パーセント、FUJIMIもプラス82.94パーセント。取得単価がここまで低ければ、日々のマイナス数パーセントは誤差のようなものです。

2位のパンパシフィックHD(7532)はマイナス3.77パーセントで、下落TOP5のなかで唯一の含み損銘柄(マイナス9.91パーセント)。ドンキホーテを運営する内需の代表格ですが、8月19日にも下落TOP2でマイナス11.08パーセントの含み損だった銘柄で、この夏は一貫して冴えません。3位の楽天グループ(4755)はマイナス2.53パーセント、8月10日のQ2決算ショックから戻りきらないまま、含み益はプラス440円・プラス0.59パーセントとほぼトントンの水準です。4位のアドソル日進(3837)はマイナス2.30パーセントですが、こちらは含み益プラス44.78パーセント・取得利回り4.96パーセントと、わたしのポートフォリオのなかでも優秀なインカム源です。

ポートフォリオ全体

評価額 含み損益 含み損益(%) 前日比 前日比(%)
37,815,748円 +14,383,920円 +61.39% +545,192円 +1.46%

評価額3,781万円、含み損益プラス1,438万円、含み損益率プラス61.39パーセント——いずれも過去最高です。前日のプラス59.12パーセントから一日でプラス2.27パーセントポイントの上昇で、ついに含み益率60パーセントの大台に乗せました

節目に乗った日ほど気を引き締めたいと思っています。含み益率60パーセントということは、逆に言えば、明日から相場が3割下げても取得単価は割らないということでもあります。この数字は誇るためのものではなく、次の下げ相場で狼狽しないための緩衝材として持っておきたいものです。

配当情報

今日は12月決算企業の中間配当がまとめて入金される日でした。税引後で合計40,870円です。

銘柄(コード) 保有数 1株中間配当(逆算) 受取額(税引後)
JT(2914) 170株 136円 18,424円
INPEX(1605) 230株 56円 10,264円
ブリヂストン(5108) 132株 60円 6,312円
クボタ(6326) 200株 26円 4,144円
DIC(4631) 22株 70円 1,228円
アサヒグループHD(2502) 24株 26円 498円
合計 40,870円

※1株中間配当は、税引後の受取額から源泉徴収20.315パーセントを逆算した参考値です。

最大の入金はJT(2914)の18,424円。170株保有で、年間配当272円の半分にあたる136円が中間配当として支払われました。JTは7月30日の中間期決算で業績を16.3パーセント上方修正し、同時に年間配当を234円から272円へ38円の増配を発表しています。平均取得単価3,817円に対して年間272円なので、取得利回りは7.12パーセント——170株を持っているだけで年間46,240円(税引前)が入ってくる計算です。

2番目はINPEX(1605)の10,264円。230株で1株あたり56円の中間配当でした。今日はホルムズ海峡のタンカートラブルで原油先物が上昇した日でもあり、資源価格の追い風と中間配当の入金が同じ日に重なるという、資源株を持っている醍醐味のような一日になりました。INPEXは含み益率プラス95パーセント台の主力銘柄で、株価も配当も原油に連動するという性格をよく理解したうえで長く付き合っていくつもりです。

アサヒグループHD(2502)だけは、少し注意が必要な入金でした。今の保有は28株なのに、配当が支払われたのは24株分の498円です。これは6月末の権利確定日時点では24株しか持っていなかったからで、その後に買い増した4株分は今回の中間配当の対象外になります。当たり前といえば当たり前ですが、「今持っている株数」と「配当をもらえる株数」は別物——買い増しを続けているポートフォリオだからこそ、ここは毎回意識しておきたいところです。

なお、8月末にも以下の入金がありました。

入金日 銘柄(コード) 保有数 受取額(税引後)
8/31 前澤工業(6489) 48株 1,072円
8/28 E・Jホールディングス(2153) 10株 351円
8/25 キヤノン(7751) 20株 1,275円

キヤノン(7751)も12月決算企業で、20株に対して1株80円の中間配当でした。8月末から9月頭にかけて、12月決算企業の中間配当が順番に届く時期に入っています。

📚 初心者向けワンポイント解説:「中間配当」とは——12月決算企業の配当カレンダーと、受取額を決めるのは「今の株数」ではない話

今日は12月決算企業の中間配当がまとめて入金された日だったので、この仕組みを整理しておきます。

そもそも中間配当とは

日本の上場企業の多くは、1年に2回、配当を出します期末配当中間配当です。

  • 期末配当: 決算期の末日を基準に、1年の締めくくりとして支払う配当
  • 中間配当: 決算期のちょうど半分の時点を基準に、前倒しで支払う配当

たとえば年間配当272円のJT(2914)なら、中間で136円、期末で136円というように、おおむね半分ずつに分けて支払われます(企業によっては中間と期末で金額が違うこともあります)。

決算期によって「入金が来る月」が変わる

ここが初心者のうちは混乱しやすいところです。日本企業の約7割は3月決算なので、配当といえば6月末〜7月に入金されるイメージを持っている方が多いと思います。実際、わたしも3月期決算の配当は6月から7月にかけて131銘柄・税引後27万円ほどを受け取りました。

でも、12月決算の企業はカレンダーがまるごと半年ずれます

決算期 中間配当の基準日 中間配当の入金 期末配当の基準日 期末配当の入金
3月決算 9月末 11月〜12月頃 3月末 6月〜7月頃
12月決算 6月末 8月末〜9月頃 12月末 3月〜4月頃

今日入金されたJT・INPEX・ブリヂストン・クボタ・DIC・アサヒグループHDは、いずれも12月決算の企業です。8月末から9月の頭は、12月決算企業の中間配当シーズン——高配当株を分散して持っていると、決算期がばらけている分だけ、配当の入金も1年を通じて分散するというメリットがあります。

受取額を決めるのは「今の株数」ではなく「基準日の株数」

もうひとつ、今日の入金で改めて実感したことがあります。アサヒグループHD(2502)は今28株持っているのに、配当は24株分しか入りませんでした

配当をもらう権利が確定するのは基準日(権利確定日)の時点です。12月決算企業の中間配当なら6月末そこから後に買い増した株には、その回の配当はつきません

アサヒグループHD(2502)
6月末(基準日)の保有株数 24株 ← この株数で配当が計算される
現在の保有株数 28株
今回の中間配当 24株分・税引後498円

逆に言えば、基準日さえ通過していれば、その後に売ってしまっても配当は受け取れます。株主優待のクロス取引が成立するのも、この仕組みがあるからです。

わたしのように毎日少しずつ買い増していくスタイルだと、「配当が思ったより少ないな」と感じる場面がよくあります。でもそれはたいてい間違いではなく、買い増したタイミングが基準日より後だったというだけの話です。次の基準日には、増えた株数の分だけきちんと配当が増える——そう考えると、今日の買い増しも来年3月の期末配当につながっていきます。

高配当投資家にとっての実務的な意味

まとめると、覚えておきたいのは3つです。

  1. 決算期がばらけていると、配当の入金も年間を通じて分散する——3月決算だけに偏らせない意味はここにもあります
  2. 中間配当の基準日は、決算期末のちょうど半年前——12月決算なら6月末、3月決算なら9月末
  3. 受取額は基準日時点の保有株数で決まる——買い増しの効果が配当に反映されるのは、次の基準日から

わたしの場合、3月決算の期末配当(6〜7月)、12月決算の中間配当(8〜9月)、3月決算の中間配当(11〜12月)、12月決算の期末配当(3〜4月)と、だいたい1年に4回、配当が届く季節が来ます。株価がどう動こうと、この入金だけは淡々と積み上がっていく——高配当株投資を続けていて一番安心できるのが、この部分です。

明日以降の注目ポイント

  • 国内の長期金利が3パーセント台に定着するかどうかと、銀行・地銀・保険といった金融セクターへの資金流入の持続性
  • 電気・ガスセクターの上昇が一過性か、それとも金利上昇局面でのディフェンシブ物色として続くのか
  • ホルムズ海峡の情勢と原油価格の行方、INPEX(1605)をはじめとする資源関連への影響
  • 米国株の3日続落が止まるか、AI半導体関連の売りが日本の値がさ株にどこまで波及するか
  • 今日プライム市場の上昇率トップだった住友化学(4005)が翌日以降も買われ続けるか、それとも材料一巡で反落するか
  • 9月末の権利付き最終日に向けた高配当株の需給、3月決算企業の中間配当の権利取り
  • キオクシアHD(285A)の10月1日の株式分割(1株→3株)に向けた値動き

まとめ

今日9月1日は「日経平均が小幅に下げた裏側で、バリュー株には確実にお金が入っていた一日」でした。日経平均マイナス0.15パーセントの66,215.34円、TOPIXはプラス0.62パーセントの4,181.86、わたしのポートフォリオはプラス1.46パーセントという結果です。

9/1
日経平均 -0.15%
TOPIX +0.62%
わたしのポートフォリオ +1.46%

国内の長期金利が一時3.000パーセント台に乗り、米国株の3日続落を引き継いでAI半導体関連には売りが出ました。しかしプライム市場は845銘柄が上昇して662銘柄が下落、金利上昇を追い風にした金融株、原油高で買われた資源株、そして業種別で上昇トップとなった電気・ガス——値がさ株が指数を押し下げているだけで、市場の中身はしっかり強かったというのが今日の本質です。

上昇TOP5には住友化学(4005)プラス8.37パーセント・九州電力(9508)プラス8.16パーセントという、プライム市場の上昇率トップ2がそのまま並びました。北海道電力(9509)・DIC(4631)・日本製鉄(5401)と続き、AI半導体は1銘柄も入っていません。下落TOP5はPILLAR(6490)のマイナス3.92パーセントが最大で、5銘柄すべてがマイナス4パーセント以内、うち4銘柄が含み益を維持という穏やかな下げに留まりました。

含み損益率はプラス59.12パーセントからプラス61.39パーセントへ、一日でプラス2.27パーセントポイントの上昇。含み損益額はプラス1,438万円台と過去最高を更新し、対日経42日累計もプラス17.14パーセントポイントまで拡大しています。

本日の取引は3銘柄・合計25,322円。NSグループ(471A)は含み益圏での押し目買い、明豊ファシリティ(1717)と浜松ホトニクス(6965)は含み損圏でのナンピン——同じ買い増しでも意味が違うことを意識しながら、今日も小さく積み上げました。

そして12月決算6社の中間配当が税引後40,870円入金。JT(2914)だけで18,424円、INPEX(1605)が10,264円です。株価の値上がりで54万円、配当で4万円——この両方が同じ日に届くのが、高配当バリュー株を長く持ち続けることの意味だと思っています。

明日も、地味に、着実に。


📌 関連記事

免責事項:本記事は個人の投資記録であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。投資はご自身の判断と責任で行ってください。

【2026年8月31日】高配当株PF記録|日経-0.14%も安値から1,500円切り返し、フィジカルAI関連4銘柄を新規購入、8月を含み益率+59.12%で終了

今日のサマリー

今日8月31日(月)の東京株式市場は、朝方から荒い値動きになりました。前週末にウォーシュFRB議長がタカ派的な発言を行ったことで米国の利上げ観測が強まり、NYダウが300ドル超の続落となった流れを引き継いで、AI関連の半導体株を中心に売りが先行。日経平均は寄り付き65,668円51銭から下値を切り下げ、一時64,832円10銭まで、前日終値からマイナス1,500円を超える急落となる場面がありました。

ところが、後場に入って風向きが変わります。長期金利が一時2.950パーセントまで上昇し「3パーセント」が意識されるなかで、資源株や地銀株といったバリュー系のセクターにマネーが流入。さらに中東でイランが再度の攻撃に踏み切り、米国産原油が4パーセント高となったことでエネルギー関連にも買いが入りました。結果として日経平均は大引けにかけてじりじりと水準を切り上げ、この日の高値である66,311円93銭で引ける、いわゆる高値引け。前日比はマイナス93円63銭・マイナス0.14パーセントと、ほぼ横ばいの水準まで戻して8月最終営業日を終えています。

TOPIXはプラス9.58・プラス0.23パーセントの4,156.29と、日経平均とは逆に上昇して着地しました。わたしのポートフォリオもプラス0.22パーセント・プラス80,926円と、TOPIXとほぼ同じ歩調でプラス圏を確保。対日経ではプラス0.36パーセントポイントのアウトパフォームです。含み損益率はプラス59.12パーセント、含み損益額はプラス1,383万円台まで積み上がり、8月という月をきれいな形で締めくくることができました。

今日の3大トピックは:

  1. FRB議長のタカ派発言でAI半導体売り先行、日経平均は一時64,832円まで急落するも大引けにかけて切り返し高値引け
  2. 長期金利2.950パーセント接近で資源・地銀などバリュー系に資金流入、TOPIXはプラス0.23パーセントの逆行高
  3. フィジカルAI関連としてミネベアミツミ(6479)・ソニーグループ(6758)・TDK(6762)・浜松ホトニクス(6965)の4銘柄を新規購入、合計30,436円

主要指数とポートフォリオの比較

指標 終値 前日比 騰落率
私のポートフォリオ 37,244,958円 +80,926円 +0.22%
日経平均 66,311.93円 -93.63円 -0.14%
TOPIX 4,156.29 +9.58 +0.23%

日経平均とTOPIXが逆方向に動いた、いわゆる逆行の一日でした。値がさのAI半導体株が指数を押し下げる一方で、時価総額加重のTOPIXでは金融・資源・内需といった幅広いバリュー銘柄の上昇が効いた格好です。わたしのポートフォリオはバリュー分散型なので、こういう日はTOPIX寄りの動きになりやすい——今日はまさにその通りの結果でした。

41日累計で対日経+15.53pptに再拡大

日付 日経平均 TOPIX ポートフォリオ 対日経差
7/2〜7/30 -8.56%累計 -0.94%累計 +5.20%累計 +13.76ppt累計
7/31(木) +4.03% +1.29% +0.06% -3.97ppt
8/3(月) -0.94% -1.08% -1.22% -0.28ppt
8/4(火) +0.32% +0.04% -0.49% -0.81ppt
8/5(水) +3.66% +2.13% +1.20% -2.46ppt
8/6(木・記事なし) -0.93% +0.19%(推計) +1.17% +2.10ppt
8/7(金) -0.12% +0.47% +0.70% +0.82ppt
8/10(月) +2.08% +0.63% -0.09% -2.17ppt
8/12(水) +0.83% +0.94% +0.61% -0.22ppt
8/13(木) +1.16% +0.89% +0.48% -0.68ppt
8/14(金) +0.59% +0.51% +0.28% -0.31ppt
8/17(月) +0.74% -0.31% -0.42% -1.16ppt
8/18(火) -2.54% -1.05% -0.15% +2.39ppt
8/19(水) -3.16% -3.09% -2.47% +0.69ppt
8/20(木) +1.36% +1.18% +1.35% -0.01ppt
8/21(金) -0.30% +0.19% +1.02% +1.32ppt
8/24(月) -0.74% +0.15% +0.28% +1.02ppt
8/25(火) +0.50% +0.50% +0.31% -0.19ppt
8/26(水) +0.62% +0.42% +0.21% -0.41ppt
8/27(木) -0.20% +0.15% +0.14% +0.34ppt
8/28(金) +0.41% +0.72% +0.28% -0.13ppt
8/31(月) -0.14% +0.23% +0.22% +0.36ppt
41日累計 -5.36% +3.01% +10.17% +15.53ppt

41日累計は日経平均マイナス5.36パーセントに対してPFプラス10.17パーセント、対日経通算プラス15.53パーセントポイント——前日のプラス15.17pptからプラス0.36pptの再拡大です。今日のように日経平均が値がさ半導体株に振り回されて下げる日に、バリュー分散型がしっかり踏みとどまるというのが、この41日で何度も繰り返されてきたパターンでした。7月から通算するとポートフォリオはプラス10パーセント台に乗り、日経平均がマイナス圏にいる期間としてはかなり満足のいく形です。

本日の取引

本日はフィジカルAI関連として、4銘柄すべてを新規購入しました。

銘柄(コード) 約定株数 約定単価 約定金額 意図
ミネベアミツミ(6479) 2 3,380円 6,760円 フィジカルAI関連の新規購入(打診買い)
ソニーグループ(6758) 2 4,016円 8,032円 フィジカルAI関連の新規購入(打診買い)
TDK(6762) 2 3,078円 6,156円 フィジカルAI関連の新規購入(打診買い)
浜松ホトニクス(6965) 4 2,372円 9,488円 フィジカルAI関連の新規購入(打診買い)
合計 10株 30,436円

今日はAI半導体株が売られて日経平均を押し下げた日でしたが、そのなかであえて「AIが物理世界に出てくる側」の銘柄を、4つまとめて新規に組み入れました。

生成AIの主戦場はこれまで、データセンターのなかで動く学習・推論の世界でした。そこを支えるのがNANDやHBMといったメモリ、GPU、そしてそれを作る製造装置で、わたしのポートフォリオでもキオクシアHD(285A)やPILLAR(6490)、FUJIMI(5384)がその領域にあたります。ただ、ここ最近わたしが気になっているのは、AIが画面の外に出て、ロボットや車やドローンといった「体」を持ち始めているフェーズ——いわゆるフィジカルAIの領域です。

そこで必要になるのは、GPUではなく「目」と「耳」にあたるセンサー、そして「筋肉」と「関節」にあたるモーターやベアリングです。この4銘柄はまさにその中核にいます。

  • ミネベアミツミ(6479): ベアリングと小型モーターの世界的メーカー。ロボットの関節や駆動部に不可欠で、センサー事業も併せ持つ
  • ソニーグループ(6758): CMOSイメージセンサーで世界シェア首位。ロボットや車の「目」そのもの
  • TDK(6762): 磁気センサー・受動部品の大手。姿勢制御や電流検知など、動く機械の神経系にあたる領域
  • 浜松ホトニクス(6965): 光検出デバイスの専業。LiDARなど、距離を測る用途で存在感がある

いずれも1銘柄あたり6,000円から10,000円弱という、完全な打診買いの規模です。合計でも30,436円で、3,700万円のポートフォリオから見れば0.08パーセントにも届きません。これらは高配当バリュー株ではなく、明確にテーマ株・グロース寄りの位置づけなので、いきなり大きく張るのではなく、まずは保有して値動きと決算を追える最小単位から始める、というのがわたしのやり方です。キオクシアHD(285A)を7月14日に2株から始めた時と同じ入り方で、あの時も「まず持ってみないと、その銘柄のニュースは頭に入ってこない」というのが正直な実感でした。

ちょっと、テーマ株に手を広げすぎている気もします。ただ、単元未満株でこの規模なら、仮に読みが外れても本体のバリュー分散が揺らぐことはありません。外れたら勉強代、当たったら10年後の楽しみというくらいの距離感で付き合っていくつもりです。

私の高配当株ポートフォリオ実績

上昇TOP5

銘柄(コード) 保有数 平均取得単価 終値 前日比(%) 評価損益 年間配当金 取得利回り 現在利回り
日本ゼオン(4205) 20 1,679円 2,515円 +114.5(+4.77%) +16,720円 79円(予想) 4.71% 3.14%
キオクシアHD(285A) 10 56,044円 49,990円 +2,090(+4.36%) -60,540円 0円(無配) 0.00% 0.00%
クボタ(6326) 200 1,844円 2,932.5円 +106(+3.75%) +217,700円 52円 2.82% 1.77%
FPG(7148) 48 1,932円 1,725円 +52(+3.11%) -9,936円 92.7円 4.80% 5.37%
九州電力(9508) 12 1,758円 2,027円 +59(+3.00%) +3,228円 50円 2.84% 2.47%

上昇1位は日本ゼオン(4205)のプラス4.77パーセント——合成ゴムと高機能材料を手がける化学メーカーで、原油高がコスト面では逆風になりうるセクターではあるものの、今日は素材株全般に資金が向かった流れに乗った印象です。評価損益はプラス16,720円(プラス49.79パーセント)まで伸びました。

2位はキオクシアHD(285A)のプラス4.36パーセント。前週末8月28日にサンディスクとの約5兆円規模の投資計画発表を受けてマイナス8.76パーセントの急落を演じたばかりですが、今日はその反動での自律反発が入り、47,900円から49,990円まで戻しています。日経平均全体ではAI半導体が売られた日にこれだけ戻したのは、前日の下げが投資計画への警戒というより「期待先行分の巻き戻し」だったことを示しているように思います。それでも平均取得単価56,044円にはまだ距離があり、評価損益はマイナス60,540円(マイナス10.80パーセント)です。

3位のクボタ(6326)はプラス3.75パーセント。農機・建機の大手ですが、無人化・自動運転トラクターという意味では今日わたしが買った4銘柄と地続きのテーマでもあり、含み益はプラス217,700円(プラス59.03パーセント)と主力の一角として順調です。4位のFPG(7148)はオペレーティングリース関連で、長期金利の上昇局面で金融周辺に買いが入った流れとみています。5位の九州電力(9508)はプラス3.00パーセント、電力株らしい底堅い動きでした。

下落TOP5

銘柄(コード) 保有数 平均取得単価 終値 前日比(%) 評価損益 年間配当金 取得利回り 現在利回り
アストロスケールHD(186A) 10 1,025円 1,133円 -69(-5.74%) +1,080円 0円(無配) 0.00% 0.00%
AREホールディングス(5857) 100 1,883円 3,950円 -215(-5.16%) +206,700円 135円 7.17% 3.42%
スカパーJSAT(9412) 100 661円 2,095円 -98(-4.47%) +143,400円 48円 7.26% 2.29%
ほぼ日(3560) 8 3,989円 4,290円 -150(-3.38%) +2,408円 95円(中央値) 2.38% 2.21%
SBIホールディングス(8473) 208 1,735円 3,314円 -113(-3.30%) +328,432円 95円 5.48% 2.87%

下落1位はアストロスケールHD(186A)のマイナス5.74パーセント——前週末8月28日にプラス6.37パーセントで上昇TOP5トップだった銘柄が、そのまま下落TOP5トップに回りました。無配・値動きの荒い宇宙関連銘柄らしい振れ幅で、それでも評価損益はプラス1,080円(プラス10.54パーセント)とプラス圏を保っています。

2位のAREホールディングス(5857)はマイナス5.16パーセント。8月20日にプラス7.13パーセント、8月28日にもプラス3.48パーセントと金価格の上昇を追い風に買われ続けてきた銘柄で、今日は利益確定売りが優勢だったとみています。それでも評価損益はプラス206,700円・含み益率プラス109.77パーセントと、100パーセント超の水準は維持しています。3位のスカパーJSAT(9412)はマイナス4.47パーセントですが、平均取得単価661円に対して終値2,095円、含み益率はプラス216.94パーセントと、そもそもの取得単価の低さが効いていて日々の下げはほとんど気になりません。

4位のほぼ日(3560)、5位のSBIホールディングス(8473)はいずれも特段の材料は確認できておらず、月末の持ち高調整の範囲内と受け止めています。SBIは208株と保有株数が大きいためマイナス113円の下げでも評価額の減少は目立ちますが、含み益はプラス328,432円(プラス91.01パーセント)と厚く、まったく揺らぐ水準ではありません。

ポートフォリオ全体

評価額 含み損益 含み損益(%) 前日比 前日比(%)
37,244,958円 +13,838,418円 +59.12% +80,926円 +0.22%

含み損益率はプラス59.12パーセント、含み損益額はプラス1,383万円台——前日のプラス1,375万円台からプラス80,926円の積み増しで、8月の最終営業日を過去最高水準で終えることができました。

8月の月次サマリー

月末なので、7月末との比較も記録しておきます。

項目 7月末(7/31) 8月末(8/31) 増減
評価額 35,744,758円 37,244,958円 +1,500,200円
含み損益 +12,645,060円 +13,838,418円 +1,193,358円
含み損益率 +54.74% +59.12% +4.38ppt

1か月で評価額プラス150万円、含み益率はプラス4.38パーセントポイント。日経平均も8月は月間でプラス1,949円と堅調でしたが、営業日ごとの騰落率を単純に足し合わせたざっくり比較では、日経平均プラス3.20パーセントに対してポートフォリオはプラス3.41パーセントと、わずかながら8月も月間でアウトパフォームできた計算になります。8月は8月19日のマイナス2.47パーセントという大きな下げの日もありましたが、月を通してみればバリュー分散型の底堅さがきちんと機能した一か月でした。

📚 初心者向けワンポイント解説:「フィジカルAI」とは——AIが画面の外に出て物理世界を動かすということ

今日わたしが新規購入した4銘柄はすべて「フィジカルAI関連」という括りで選んだものです。あまり聞き慣れない言葉かもしれないので、わたしなりの理解を整理しておきます。

デジタルAIとフィジカルAIの違い

ここ数年のAIブームは、そのほとんどがデジタル空間のなかで完結するAIでした。文章を書く、画像を生成する、コードを書く——いずれも入力も出力もデータで、必要なのはデータセンターのなかのGPUとメモリです。だからこそAI関連株といえば半導体であり、キオクシアHD(285A)のようなメモリ銘柄が主役になってきました。

これに対してフィジカルAIは、AIが物理世界そのものを認識して、実際にモノを動かす領域を指します。自動運転車、ヒト型ロボット、工場の自律搬送機、無人トラクター、配送ドローン。どれも「AIが判断する」だけでは成立せず、周囲の状況を測る装置と、実際に動く装置が揃って初めて機能します。

必要になるのは「目・耳」と「筋肉・関節」

フィジカルAIで一気に需要が増えるのは、以下のような部品です。

役割 必要な部品 代表的な国内メーカー
目(画像認識) CMOSイメージセンサー ソニーグループ(6758)
目(距離測定) 光検出デバイス・LiDAR用素子 浜松ホトニクス(6965)
神経(姿勢・電流検知) 磁気センサー・受動部品 TDK(6762)
筋肉・関節 小型モーター・ベアリング ミネベアミツミ(6479)

面白いのは、この領域は日本の電子部品メーカーが伝統的に強い分野だという点です。GPUの世界では日本企業の存在感はほとんどありませんが、センサーやモーター、ベアリングといった「精密なアナログの世界」では、いまも世界シェア上位に日本企業が並んでいます。

高配当バリュー投資家としての向き合い方

とはいえ、これらは高配当株ではありません。配当利回りだけを見れば、わたしのポートフォリオの平均を大きく下回ります。だからわたしは、フィジカルAI関連は「配当をもらうポジション」ではなく「10年後の値上がりを見に行くポジション」として、明確に別枠で持つことにしています。

そのうえで大事にしているのが規模の管理です。今日の4銘柄は合計30,436円、ポートフォリオ全体の0.1パーセントにも満たない規模です。テーマ株というのは、当たれば大きい代わりに、期待が剥がれた時の下げも容赦がありません。わたしがキオクシアHD(285A)で経験している通り、1銘柄の急落が全体のパフォーマンスを押し下げる日は必ず来ます。

テーマに惹かれた時ほど、金額を小さくする。これが、5,000万円台の資産を高配当バリュー株で積み上げてきた自分が、新しい領域に手を出す時の唯一のルールです。

明日以降の注目ポイント

  • ウォーシュFRB議長のタカ派姿勢が続くかどうかと、米長期金利・AI半導体株への波及
  • 日本の長期金利が2.950パーセントから3パーセント台に乗るか、乗った場合の銀行・地銀株の反応
  • 中東情勢の緊迫と原油価格の動向、INPEX(1605)など資源関連への追い風の持続性
  • キオクシアHD(285A)の反発が続くか、10月1日の株式分割(1株→3株)に向けた値動き
  • 新規購入したフィジカルAI関連4銘柄の初動と、次の決算での受注動向
  • 9月相場入りに伴う機関投資家の資金の入れ替えと、9月末の権利取りに向けた高配当株の需給

まとめ

今日8月31日は「AI半導体売りで大きく下げた日経平均が大引けにかけて切り返し、バリュー優位のTOPIXとともにポートフォリオもプラス圏で8月を終えた一日」でした。日経平均マイナス0.14パーセントの66,311.93円、TOPIXはプラス0.23パーセントの4,156.29、わたしのポートフォリオはプラス0.22パーセントという結果です。

8/31
日経平均 -0.14%
TOPIX +0.23%
わたしのポートフォリオ +0.22%

FRB議長のタカ派発言を受けた米利上げ観測でAI半導体株に売りが先行し、日経平均は一時64,832円まで1,500円超の急落を演じました。しかし長期金利の上昇を追い風にした資源株・地銀株への資金流入と、中東情勢の緊迫による原油高がエネルギー関連を押し上げ、日経平均は高値引けまで戻して着地。値がさ半導体が下げてもバリューが支えるという、この夏に何度も見てきた構図が今日も繰り返されました。

上昇TOP5では日本ゼオン(4205)がプラス4.77パーセントで首位、前週末に急落したキオクシアHD(285A)もプラス4.36パーセントと反発しました。下落TOP5は、前週末に上昇トップだったアストロスケールHD(186A)と、金価格上昇で買われ続けてきたAREホールディングス(5857)がそのまま反落する形で、いずれも利益確定の範囲内と受け止めています。

本日の取引はフィジカルAI関連としてミネベアミツミ(6479)・ソニーグループ(6758)・TDK(6762)・浜松ホトニクス(6965)の4銘柄を新規購入、合計30,436円でした。AIが画面の外に出てくる10年を見に行くポジションとして、あくまで打診買いの規模から始めます。

そして8月は、評価額プラス150万円、含み益率プラス54.74パーセントからプラス59.12パーセントへの一か月となりました。対日経41日累計はプラス15.53パーセントポイントと再拡大して、9月相場を迎えます。

明日も、地味に、着実に。


📌 関連記事

免責事項:本記事は個人の投資記録であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。投資はご自身の判断と責任で行ってください。

【2026年8月28日】高配当株PF記録|日経+0.41%TOPIX+0.72%で反発、PFは+0.28%にとどまる、キオクシア5兆円投資計画で急落

今日のサマリー

今日8月28日(金)の東京株式市場は、前日の米国市場で半導体株が買われた流れを引き継ぎ、日経平均は反発してのスタートとなりました。ただし、5月に就任したウォーシュFRB議長の講演を控えて様子見ムードも強く、SaaS関連など出遅れ銘柄への物色買いが支える一方で上値は限定的、薄商いのなかでの値動きとなりました。結局、日経平均は前日比プラス273円58銭・プラス0.41パーセントの66,405円56銭で反発しています。

TOPIXもプラス29.49・プラス0.72パーセントの4,146.71円と、日経平均を上回る上昇率で着地しました。一方でわたしのポートフォリオはプラス0.28パーセント・プラス102,318円と、指数自体はプラス圏で終えたもののプラス幅は両指数に届かず、対日経ではマイナス0.13パーセントポイントとやや見劣りする一日になりました。含み損益率はプラス58.85パーセント、含み損益額はプラス1,375万円台まで積み上がっています。

今日の3大トピックは:

  1. 米半導体株高を支えに日経平均・TOPIXともに反発、ただしFRB議長講演待ちの薄商いで上値は限定的
  2. キオクシアHD(285A)がサンディスクとの約5兆円規模の投資計画発表を受け、マイナス8.76パーセントの急落で下落TOP5トップ
  3. 本日は購入・売却ともになし、規律を保って様子見の一日

主要指数とポートフォリオの比較

指標 終値 前日比 騰落率
私のポートフォリオ 37,133,776円 +102,318円 +0.28%
日経平均 66,405.56円 +273.58円 +0.41%
TOPIX 4,146.71 +29.49 +0.72%

日経平均・TOPIXがともに反発するなかで、わたしのポートフォリオもプラス圏では着地したものの、キオクシアHD(285A)の急落が重しとなり、両指数の上昇率にはやや届かない結果となりました。

40日累計で対日経+15.17pptとやや縮小

日付 日経平均 TOPIX ポートフォリオ 対日経差
7/2〜7/30 -8.56%累計 -0.94%累計 +5.20%累計 +13.76ppt累計
7/31(木) +4.03% +1.29% +0.06% -3.97ppt
8/3(月) -0.94% -1.08% -1.22% -0.28ppt
8/4(火) +0.32% +0.04% -0.49% -0.81ppt
8/5(水) +3.66% +2.13% +1.20% -2.46ppt
8/6(木・記事なし) -0.93% +0.19%(推計) +1.17% +2.10ppt
8/7(金) -0.12% +0.47% +0.70% +0.82ppt
8/10(月) +2.08% +0.63% -0.09% -2.17ppt
8/12(水) +0.83% +0.94% +0.61% -0.22ppt
8/13(木) +1.16% +0.89% +0.48% -0.68ppt
8/14(金) +0.59% +0.51% +0.28% -0.31ppt
8/17(月) +0.74% -0.31% -0.42% -1.16ppt
8/18(火) -2.54% -1.05% -0.15% +2.39ppt
8/19(水) -3.16% -3.09% -2.47% +0.69ppt
8/20(木) +1.36% +1.18% +1.35% -0.01ppt
8/21(金) -0.30% +0.19% +1.02% +1.32ppt
8/24(月) -0.74% +0.15% +0.28% +1.02ppt
8/25(火) +0.50% +0.50% +0.31% -0.19ppt
8/26(水) +0.62% +0.42% +0.21% -0.41ppt
8/27(木) -0.20% +0.15% +0.14% +0.34ppt
8/28(金) +0.41% +0.72% +0.28% -0.13ppt
40日累計 -5.22% +2.78% +9.95% +15.17ppt

40日累計は日経平均マイナス5.22パーセントに対してPFプラス9.95パーセント、対日経通算プラス15.17パーセントポイント——前日のプラス15.30pptからはわずかに縮小しましたが、高水準は維持できています。今日のようにキオクシア1銘柄の急落が全体の相対パフォーマンスを押し下げる場面はあるものの、40日という長さで見ればバリュー分散型の底堅さがしっかり効いていると感じています。

本日の取引

本日は購入・売却ともにありませんでした。キオクシアHD(285A)がマイナス8.76パーセントまで急落し、平均取得単価56,044円との差はさらに縮まりましたが、投資計画発表直後の値動きが荒い局面でナンピンを急ぐと高値覚えの逆パターンで焦って動くことになりかねないため、今日は状況を見極める一日としました。落ち着いた水準まで下げが続くようであれば、あらためて打診買いを検討したいと思います。

📊 本日の適時開示:キオクシアホールディングス(285A)

10株・平均取得単価56,044円で保有しているキオクシアHD(285A)が、本日マイナス4,600円・マイナス8.76パーセントの47,900円まで急落し、下落TOP5トップとなりました。評価損益はマイナス81,440円(マイナス14.53パーセント)まで悪化しています。

背景にあるのが、サンディスクとの間で結ばれた約5兆円規模の投資計画の発表です。前日8月27日には岩手県での新製造棟建設・メモリー増産に関する報道でプラス5.00パーセントまで買われていましたが、翌日にその投資計画の全体像が正式に開示されると、市場では「増産による生成AI向けデータセンター需要の取り込み期待」と「巨額投資による財務負担への警戒」の両面が一気に意識され、期待先行で買われていた分の利益確定売りが優勢になった格好です。

第1四半期の売上高は前年同期比プラス415.5パーセントの1兆7,671億円と基本的な業績自体は極めて堅調で、生成AI向けの需要拡大という追い風そのものは変わっていないと受け止めています。無配継続の銘柄でもあり、含み損益の値動きが荒いことは織り込んだうえで、長期の値上がり益狙いのポジションとして保有を続けるつもりです。

私の高配当株ポートフォリオ実績

上昇TOP5

銘柄(コード) 保有数 平均取得単価 終値 前日比(%) 評価損益 年間配当金 取得利回り 現在利回り
アストロスケールHD(186A) 10 1,025円 1,202円 +72(+6.37%) +1,770円 0円(無配) 0.00% 0.00%
AREホールディングス(5857) 100 1,883円 4,165円 +140(+3.48%) +228,200円 135円 7.17% 3.24%
任天堂(7974) 23 7,003円 8,993円 +265(+3.04%) +45,770円 164.5円(中央値) 2.35% 1.83%
東洋シヤッター(5936) 40 894円 925円 +25(+2.78%) +1,240円 43.5円(中央値) 4.87% 4.70%
東海東京(8616) 100 459円 920円 +24(+2.68%) +46,100円 37.5円(中央値) 8.17% 4.08%

上昇1位はアストロスケールHD(186A)のプラス6.37パーセント——7月27日の決算以降、宇宙デブリ除去事業への評価が続いており、無配ながら値上がり益で評価損益はプラス1,770円(プラス17.27パーセント)まで回復してきました。2位のAREホールディングス(5857)はプラス3.48パーセントで、貴金属リサイクルを主力とする同社らしく、金価格の急騰を起点にした買いの流れが続いている印象です。3位の任天堂(7974)は8月6日決算後の上昇基調を維持し、4位の東洋シヤッター(5936)、5位の東海東京(8616)は決算材料の乏しいなかでの底堅い動きでした。

下落TOP5

銘柄(コード) 保有数 平均取得単価 終値 前日比(%) 評価損益 年間配当金 取得利回り 現在利回り
キオクシアHD(285A) 10 56,044円 47,900円 -4,600(-8.76%) -81,440円 0円(無配) 0.00% 0.00%
FUJIMI(5384) 30 1,905円 3,510円 -110(-3.04%) +48,150円 77円 4.04% 2.19%
ツガミ(6101) 2 3,115円 5,240円 -130(-2.42%) +4,250円 98円 3.15% 1.87%
マニー(7730) 30 1,268円 1,577円 -37(-2.29%) +9,270円 41円 3.23% 2.60%
NGK(5333) 20 1,976円 5,285円 -114(-2.11%) +66,180円 106円 5.36% 2.01%

下落1位は上記のキオクシアHD(285A)で、投資計画発表を受けた期待先行の巻き戻しが理由でした。2位のFUJIMI(5384)はマイナス3.04パーセントで、AI向け先端半導体需要によるCMP製品の好調自体は続いているものの、8月18日のマイナス5.37パーセント以降の軟調な流れから抜け切れていません。それでも評価損益はプラス48,150円(プラス84.25パーセント)を維持しています。3位のツガミ(6101)、4位のマニー(7730)、5位のNGK(5333)はいずれも決算材料の乏しいなかでの利益確定売りの範囲内で、含み益は5銘柄とも大きく崩れることなく着地しました。

ポートフォリオ全体

評価額 含み損益 含み損益(%) 前日比 前日比(%)
37,133,776円 +13,757,672円 +58.85% +102,318円 +0.28%

含み損益率はプラス58.85パーセント、含み損益額はプラス1,375万円台——前日のプラス1,365万円台からプラス102,318円の積み増しです。キオクシアHD(285A)1銘柄の急落があった一日でしたが、他の主力銘柄の底堅さに支えられ、全体としてはプラス圏を維持できました。

📚 初心者向けワンポイント解説:大型設備投資計画(CAPEX)の発表で株価が上下に振れる理由

今日はキオクシアHD(285A)が、サンディスクとの約5兆円規模の投資計画発表を受けてマイナス8.76パーセントまで急落しました。前日には同じ投資計画の一部である新製造棟建設の報道でプラス5.00パーセントまで買われていたのに、なぜ全体像が正式に開示されると逆に売られてしまうのか、整理しておきます。

設備投資は「未来の成長」と「今の負担」の両面を持つ

企業が工場新設や増産投資を発表すると、投資家はまず「将来の売上・利益が増える」という成長期待で反応しがちです。しかし巨額の設備投資には、建設期間中の減価償却費の増加、資金調達に伴う財務レバレッジの上昇、投資が実際に利益として結実するまでのタイムラグといった「負担」の側面も必ず伴います。報道段階では成長期待だけが先行して買われやすい一方、正式な計画の規模や資金調達方法まで開示されると、この負担の大きさが具体的に意識され、期待先行分の利益確定売りが出やすくなります。

「噂で買って事実で売る」の設備投資版

これは以前このワンポイント解説でも触れた「好材料出尽くし」の相場心理と重なる部分がありますが、設備投資の場合は特に「規模の大きさ」自体が両刃の剣になりやすいのが特徴です。5兆円という規模は成長期待を大きく膨らませる一方で、それだけの資金をどう賄うのかという財務面の警戒も同時に膨らませます。

わたしが意識していること

無配・値上がり益狙いのグロース色の強い銘柄を保有する場合、こうした設備投資関連のニュースでは値動きが荒くなることをあらかじめ織り込んでおくようにしています。今日のような急落局面で慌てて売買するのではなく、基本的な業績(売上・利益の伸び)が崩れていないかを確認したうえで、腰を据えて保有を続けるかどうかを判断することを心がけています。

明日以降の注目ポイント

  • ウォーシュFRB議長の講演・発言と米長期金利の反応
  • キオクシアHD(285A)のサンディスクとの投資計画の詳細と、株価の落ち着きどころ
  • 金価格の動向とAREホールディングス(5857)への影響の持続性
  • FUJIMI(5384)が8月18日以降の軟調な流れから抜け出せるか
  • 任天堂(7974)の8月6日決算後の上昇基調が続くか
  • 日経平均・TOPIXの反発が来週も続くか、薄商いの解消のタイミング

まとめ

今日8月28日は「日経平均・TOPIXがともに反発するなかで、わたしのポートフォリオはプラス圏を守ったもののやや見劣りした一日」でした。日経平均プラス0.41パーセントの66,405.56円、TOPIXはプラス0.72パーセントの4,146.71円、わたしのポートフォリオはプラス0.28パーセントという結果です。

8/28
日経平均 +0.41%
TOPIX +0.72%
わたしのポートフォリオ +0.28%

米半導体株高を支えに日経平均・TOPIXともに反発しましたが、ウォーシュFRB議長の講演を控えた薄商いで上値は限定的でした。そのなかでキオクシアHD(285A)はサンディスクとの約5兆円規模の投資計画発表を受けてマイナス8.76パーセントまで急落し、下落TOP5トップとなりました。上昇TOP5はアストロスケールHD(186A)を筆頭に、金価格上昇の恩恵を受けたAREホールディングス(5857)や任天堂(7974)の上昇基調継続が目立ちました。本日は購入・売却ともになく、値動きの荒い局面だからこそ規律を保って様子見の一日となりました。対日経40日累計はプラス15.17パーセントポイントと、前日からわずかに縮小したものの高水準は維持しています。明日以降もFRB議長人事の動向やキオクシアの投資計画の詳細を注視しつつ、地道に積み上げていきます。

明日も、地味に、着実に。


📌 関連記事

免責事項:本記事は個人の投資記録であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。投資はご自身の判断と責任で行ってください。

【2026年8月27日】高配当株PF記録|日経反落マイナス0.20%でもPF+0.14%、キオクシア新製造棟発表で+5.00%・本日取引なし

今日のサマリー

今日8月27日(木)の東京株式市場は、寄り付き直後こそ米NVIDIAの好決算を受けたAI・半導体関連株への買いが先行し、日経平均は一時前日比プラス700円超まで上昇する場面がありました。しかし買いが一巡すると、AI・半導体銘柄の一角に利益確定の売りが優勢となり、あわせて米国のPCE(個人消費支出)物価指数が市場予想を上回ったことで米長期金利が上昇し、相場の重荷となりました。結局、日経平均は前日比マイナス130円18銭・マイナス0.20パーセントの66,131円98銭で3営業日ぶりに反落しています。

一方でTOPIXはプラス6.20・プラス0.15パーセントの4,117.22円と小幅ながら上昇し、日経平均とは明暗が分かれる一日となりました。わたしのポートフォリオはプラス0.14パーセント・プラス53,429円と、日経平均がマイナス圏に沈むなかでもプラス圏を守り、対日経ではプラス0.34パーセントポイントとアウトパフォームしました。含み損益率はプラス58.42パーセント、含み損益額はプラス1,365万円台まで積み上がっています。

今日の3大トピックは:

  1. NVIDIA好決算を受けた寄り付きのAI株買いも、米PCE物価指数上振れ・長期金利上昇で利益確定売りに押され、日経平均は3営業日ぶりに反落、マイナス0.20パーセント
  2. キオクシアHD(285A)が岩手県での新製造棟建設・メモリー増産に1兆円超を投じる計画を発表し、プラス5.00パーセントで上昇TOP5トップ
  3. 本日は購入・売却ともになし、規律を保って様子見の一日

主要指数とポートフォリオの比較

指標 終値 前日比 騰落率
私のポートフォリオ 37,031,458円 +53,429円 +0.14%
日経平均 66,131.98円 -130.18円 -0.20%
TOPIX 4,117.22 +6.20 +0.15%

日経平均がマイナス圏に沈む一方でTOPIXはプラス圏を維持するという、値動きの方向感が分かれる一日でした。わたしのポートフォリオはTOPIXと同じ方向のプラスで着地し、日経平均に対してはしっかりとアウトパフォームできました。

39日累計で対日経+15.30pptと拡大

日付 日経平均 TOPIX ポートフォリオ 対日経差
7/2〜7/30 -8.56%累計 -0.94%累計 +5.20%累計 +13.76ppt累計
7/31(木) +4.03% +1.29% +0.06% -3.97ppt
8/3(月) -0.94% -1.08% -1.22% -0.28ppt
8/4(火) +0.32% +0.04% -0.49% -0.81ppt
8/5(水) +3.66% +2.13% +1.20% -2.46ppt
8/6(木・記事なし) -0.93% +0.19%(推計) +1.17% +2.10ppt
8/7(金) -0.12% +0.47% +0.70% +0.82ppt
8/10(月) +2.08% +0.63% -0.09% -2.17ppt
8/12(水) +0.83% +0.94% +0.61% -0.22ppt
8/13(木) +1.16% +0.89% +0.48% -0.68ppt
8/14(金) +0.59% +0.51% +0.28% -0.31ppt
8/17(月) +0.74% -0.31% -0.42% -1.16ppt
8/18(火) -2.54% -1.05% -0.15% +2.39ppt
8/19(水) -3.16% -3.09% -2.47% +0.69ppt
8/20(木) +1.36% +1.18% +1.35% -0.01ppt
8/21(金) -0.30% +0.19% +1.02% +1.32ppt
8/24(月) -0.74% +0.15% +0.28% +1.02ppt
8/25(火) +0.50% +0.50% +0.31% -0.19ppt
8/26(水) +0.62% +0.42% +0.21% -0.41ppt
8/27(木) -0.20% +0.15% +0.14% +0.34ppt
39日累計 -5.63% +2.06% +9.67% +15.30ppt

39日累計は日経平均マイナス5.63パーセントに対してPFプラス9.67パーセント、対日経通算プラス15.30パーセントポイント——前日のプラス14.96pptから拡大し、直近の高水準を更新しました。日経平均が値がさのAI・半導体株の値動きに振れやすいのに対し、わたしのポートフォリオは高配当バリュー株中心の分散が効いており、こうした荒い値動きの日ほど相対優位が出やすいと感じています。

本日の取引

本日は購入・売却ともにありませんでした。前日に続いて特に打診買いしたい水準まで下げてきた銘柄が見当たらず、無理に動かない一日としました。含み損益率がプラス58パーセント台まで積み上がっている今だからこそ、値ごろ感だけで飛びつかず、規律を保って次の機会を待つことも立派な投資判断だと考えています。

私の高配当株ポートフォリオ実績

上昇TOP5

銘柄(コード) 保有数 平均取得単価 終値 前日比(%) 評価損益 年間配当金 取得利回り 現在利回り
キオクシアHD(285A) 10 56,044円 52,500円 +2,500(+5.00%) -35,440円 0円(無配) 0.00% 0.00%
IHI(7013) 200 1,543円 2,720円 +82(+3.11%) +235,400円 23円 1.49% 0.85%
東海東京(8616) 100 459円 896円 +24(+2.75%) +43,700円 37.5円(中央値) 8.17% 4.19%
竹内製作所(6432) 40 4,430円 7,750円 +180(+2.38%) +132,800円 220円(推定) 4.97% 2.84%
栗本鐵(5602) 50 1,498円 1,768円 +30(+1.73%) +13,500円 60円 4.01% 3.39%

上昇1位はキオクシアHD(285A)のプラス5.00パーセント——本日、岩手県での新製造棟建設とメモリー増産に1兆円超を投じる計画が伝わり、生成AI向けデータセンター需要の取り込みに前向きな材料として買われました。含み損益はまだマイナス3.5万円台ですが、7月末のナンピン後の平均取得単価56,044円からの含み損は着実に縮小しています。2位のIHI(7013)はプラス3.11パーセントで、8月19日の急落から戻りを試す値動きが続いており、航空エンジン・原子力事業の拡大を背景とした第1四半期の大幅増益決算がじわじわと評価され直している印象です。3位の東海東京(8616)、4位の竹内製作所(6432)、5位の栗本鐵(5602)はいずれも決算材料が出ていないなかでの上昇で、日経平均が反落するなかでも個別の需給が優勢だった銘柄群と言えそうです。

下落TOP5

銘柄(コード) 保有数 平均取得単価 終値 前日比(%) 評価損益 年間配当金 取得利回り 現在利回り
高速(7504) 20 2,071円 4,790円 -125(-2.54%) +54,380円 120円 5.79% 2.51%
グッドパッチ(7351) 100 494円 460円 -12(-2.54%) -3,400円 10円(会社予想) 2.02% 2.17%
ヤマハ発(7272) 300 1,222円 1,906.5円 -48.5(-2.48%) +205,350円 52.5円(中央値) 4.30% 2.75%
ツガミ(6101) 2 3,115円 5,370円 -110(-2.01%) +4,510円 98円 3.15% 1.82%
任天堂(7974) 23 7,003円 8,728円 -168(-1.89%) +39,675円 164.5円(中央値) 2.35% 1.88%

下落TOP5は決算材料の乏しい銘柄が中心で、日経平均の反落局面での利益確定売り・持ち高調整の範囲内とみています。1位の高速(7504)はマイナス2.54パーセントながら、7月31日発表の第1四半期は増収増益と堅調で、含み益率はプラス131.29パーセントを維持しています。同率2位のグッドパッチ(7351)はマイナス2.54パーセントで評価損益もマイナス3,400円とまだ含み損圏ですが、下げ幅自体は小幅です。3位のヤマハ発(7272)、4位のツガミ(6101)、5位の任天堂(7974)はいずれもマイナス2パーセント前後の下げにとどまり、含み益は5銘柄ともしっかり維持できました。下落TOP5に大幅安の銘柄が1つもなかったのは、日経平均の反落幅がマイナス0.20パーセントと限定的だったことを反映していると感じています。

ポートフォリオ全体

評価額 含み損益 含み損益(%) 前日比 前日比(%)
37,031,458円 +13,655,354円 +58.42% +53,429円 +0.14%

含み損益率はプラス58.42パーセント、含み損益額はプラス1,365万円台——前日のプラス1,360万円台からプラス53,429円の積み増しです。日経平均が反落するなかでも小幅ながらプラスを守れたのは、高配当バリュー株中心の分散が効いた結果だと受け止めています。

📚 初心者向けワンポイント解説:日経平均とTOPIXが逆行する日はなぜ起こるか

今日は日経平均がマイナス0.20パーセントで反落した一方、TOPIXはプラス0.15パーセントで上昇するという、2つの代表的な株価指数が逆方向に動く一日でした。同じ東京株式市場の指数なのになぜこうした乖離が起きるのか、整理しておきます。

計算方法の違いが根本原因

日経平均は東証プライム上場銘柄のうち225銘柄を対象に、株価水準そのものを単純平均する「株価平均型(価格加重型)」の指数です。そのため、値がさ株(1株当たりの株価が高い銘柄)の値動きが指数全体に与える影響がとても大きくなります。一方のTOPIXは、東証上場銘柄全体の時価総額(発行済株式数×株価)を基準にする「時価総額加重型」の指数で、値がさ株か低位株かに関わらず、企業規模(時価総額)の大きさに応じて指数への寄与度が決まります。

今日の逆行が起きた背景

今日はNVIDIAの好決算を受けてAI・半導体関連の値がさ株に買いが先行しましたが、その後利益確定売りに押されました。日経平均は値がさの半導体関連株の比率が高いため、こうした一部銘柄の急な値動きに振れやすい性質があります。対してTOPIXは対象銘柄数が多く、値がさ株1銘柄の影響が薄まりやすいため、市場全体としては小幅なプラスを維持できたと考えられます。

わたしが意識していること

日経平均だけを見ていると市場全体の実態を見誤ることがあるため、必ずTOPIXも合わせて確認するようにしています。今日のように2つの指数が逆行する日は、値がさの一部銘柄に相場全体の変動が引っ張られているサインでもあり、自分のポートフォリオがどちらの値動きに近いかを意識する良い材料になっています。

明日以降の注目ポイント

  • 米PCE物価指数上振れを受けた米長期金利の動向とNYダウ平均の反応
  • キオクシアHD(285A)の新製造棟建設・メモリー増産計画の詳細と株価への影響の持続性
  • IHI(7013)が8月19日の急落からの戻り基調を継続できるか
  • AI・半導体関連株の利益確定売りが一巡するタイミング
  • 竹内製作所(6432)・高速(7504)など決算材料のない銘柄の値動きの落ち着きどころ
  • 日経平均とTOPIXの方向感が揃うか、乖離が続くか

まとめ

今日8月27日は「日経平均が反落するなかでも、わたしのポートフォリオはプラス圏を守れた一日」でした。日経平均マイナス0.20パーセントの66,131.98円、TOPIXはプラス0.15パーセントの4,117.22円、わたしのポートフォリオはプラス0.14パーセントという結果です。

8/27
日経平均 -0.20%
TOPIX +0.15%
わたしのポートフォリオ +0.14%

NVIDIAの好決算を受けたAI・半導体関連株への買いが寄り付きで先行したものの、米PCE物価指数の上振れによる長期金利上昇を受けて利益確定売りが優勢となり、日経平均は3営業日ぶりに反落しました。そのなかでもキオクシアHD(285A)は新製造棟建設・メモリー増産1兆円超の計画発表を受けてプラス5.00パーセントで上昇TOP5トップとなり、IHI(7013)も戻り基調を継続しました。下落TOP5は決算材料の乏しい銘柄が中心で、いずれも下げ幅は限定的、含み益は5銘柄とも維持できました。本日は購入・売却ともになく、規律を保って様子見の一日となりました。対日経39日累計はプラス15.30パーセントポイントと、前日から拡大し直近の高水準を更新しています。明日以降も米長期金利の動向やAI・半導体株の利益確定売りの一巡を注視しつつ、地道に積み上げていきます。

明日も、地味に、着実に。


📌 関連記事

免責事項:本記事は個人の投資記録であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。投資はご自身の判断と責任で行ってください。

【2026年8月26日】高配当株PF記録|日経続伸+0.62%でPF+0.21%、東京海上15分割発表で急伸・本日は取引ゼロ

今日のサマリー

今日8月26日(水)の東京株式市場は、日経平均が前日比プラス405円73銭・プラス0.62パーセントの66,262円16銭で続伸しました。金融株への買いが目立ち、なかでも東京海上ホールディングスが1株を15株に分割する株式分割と株主優待制度の新設をまとめて発表したことを好感して買われました。あわせて、値上げ力のある消費関連企業にも資金が向かい、高値を付ける銘柄が相次ぐ一方、米国では根強いインフレ圧力への懸念も伝わっており、売買代金は引き続き薄商いにとどまりました。

TOPIXも日経平均に歩調を合わせ、プラス17.35・プラス0.42パーセントの4,111.02円で続伸しました。わたしのポートフォリオはプラス0.21パーセント・プラス78,691円と、指数の上昇にはやや届かず、対日経ではマイナス0.41パーセントポイントとアンダーパフォームしました。含み損益率はプラス58.19パーセント、含み損益額はプラス1,360万円台まで積み上がっています。

今日の3大トピックは:

  1. 東京海上ホールディングス(8766)が1株→15株の株式分割・株主優待制度新設・配当予想修正を発表し、プラス2.98パーセントで上昇TOP5 2位
  2. SBIホールディングス(8473)がPE投資事業の好調な第1四半期決算を材料にプラス5.01パーセントで上昇TOP5トップ
  3. AI半導体株への警戒感からキオクシアHD(285A)やPILLAR(6490)が下落TOP5入り、ただしPILLARの含み益率はプラス200パーセント台を維持

主要指数とポートフォリオの比較

指標 終値 前日比 騰落率
私のポートフォリオ 36,978,029円 +78,691円 +0.21%
日経平均 66,262.16円 +405.73円 +0.62%
TOPIX 4,111.02 +17.35 +0.42%

日経平均・TOPIXがそろってプラス0.6パーセント前後で続伸する中、わたしのポートフォリオはプラス0.21パーセントにとどまり、指数の勢いにはやや及びませんでした。

38日累計で対日経+14.96pptとやや縮小も高水準を維持

日付 日経平均 TOPIX ポートフォリオ 対日経差
7/2〜7/30 -8.56%累計 -0.94%累計 +5.20%累計 +13.76ppt累計
7/31(木) +4.03% +1.29% +0.06% -3.97ppt
8/3(月) -0.94% -1.08% -1.22% -0.28ppt
8/4(火) +0.32% +0.04% -0.49% -0.81ppt
8/5(水) +3.66% +2.13% +1.20% -2.46ppt
8/6(木・記事なし) -0.93% +0.19%(推計) +1.17% +2.10ppt
8/7(金) -0.12% +0.47% +0.70% +0.82ppt
8/10(月) +2.08% +0.63% -0.09% -2.17ppt
8/12(水) +0.83% +0.94% +0.61% -0.22ppt
8/13(木) +1.16% +0.89% +0.48% -0.68ppt
8/14(金) +0.59% +0.51% +0.28% -0.31ppt
8/17(月) +0.74% -0.31% -0.42% -1.16ppt
8/18(火) -2.54% -1.05% -0.15% +2.39ppt
8/19(水) -3.16% -3.09% -2.47% +0.69ppt
8/20(木) +1.36% +1.18% +1.35% -0.01ppt
8/21(金) -0.30% +0.19% +1.02% +1.32ppt
8/24(月) -0.74% +0.15% +0.28% +1.02ppt
8/25(火) +0.50% +0.50% +0.31% -0.19ppt
8/26(水) +0.62% +0.42% +0.21% -0.41ppt
38日累計 -5.43% +1.91% +9.53% +14.96ppt

38日累計は日経平均マイナス5.43パーセントに対してPFプラス9.53パーセント、対日経通算プラス14.96パーセントポイント——前日のプラス15.37pptからは縮小したものの、依然として高水準を維持しています。指数が続伸する日にわずかにアンダーパフォームするのは、下落局面で積み上げてきた優位の一部が押し戻される「揺り戻し」の範囲内とみています。

本日の取引

本日は購入・売却ともにありませんでした。前日の日セラミック(6929)・トピー工(7231)の買い増しに続いて、今日は特に打診買いしたい水準まで下げてきた銘柄が見当たらず、無理に動かない一日としました。含み損益率がプラス58パーセント台まで積み上がっている今だからこそ、値ごろ感だけで飛びつかず、規律を保って次の機会を待つことも立派な投資判断だと考えています。

私の高配当株ポートフォリオ実績

上昇TOP5

銘柄(コード) 保有数 平均取得単価 終値 前日比(%) 評価損益 年間配当金 取得利回り 現在利回り
SBIHD(8473) 208 1,735円 3,394円 +162(+5.01%) +345,072円 95円 5.48% 2.80%
東京海上(8766) 100 4,207円 7,629円 +221(+2.98%) +342,200円 245円 5.82% 3.21%
南海辰村建設(1850) 300 318円 427円 +10(+2.40%) +32,700円 8円 2.52% 1.87%
十六FG(7380) 50 459円 2,572円 +57(+2.27%) +105,650円 53円 11.55% 2.06%
グッドパッチ(7351) 100 494円 472円 +10(+2.16%) -2,200円 10円 2.02% 2.12%

上昇1位はSBIホールディングス(8473)のプラス5.01パーセント——PE(プライベートエクイティ)投資事業の急拡大を背景に、2027年3月期第1四半期は収益5,710億円・親会社利益1,481億円という好調な決算を発表しており、8月19日の安値から5営業日連続で切り返す戻り相場のさなかにあります。2位の東京海上(8766)はプラス2.98パーセントで、1株を15株に分割する株式分割と株主優待制度の新設、配当予想の修正をまとめて発表したことが好感されました。分割の効力発生日は本稿執筆時点では確認できていませんが、個人投資家が買いやすくなる効果が期待され、含み益率はプラス81.34パーセントまで拡大しています。3位の南海辰村建設(1850)、4位の十六FG(7380)はいずれも地銀・金融セクターへの資金流入の流れに乗った形で、5位のグッドパッチ(7351)はプラス2.16パーセントながら評価損益はマイナス2,200円とまだ含み損圏にとどまっています。

下落TOP5

銘柄(コード) 保有数 平均取得単価 終値 前日比(%) 評価損益 年間配当金 取得利回り 現在利回り
PILLAR(6490) 5 3,325円 10,000円 -300(-2.91%) +33,375円 188円 5.65% 1.88%
キオクシアHD(285A) 10 56,044円 50,000円 -1,260(-2.46%) -60,440円 0円(無配) 0.00% 0.00%
エレコム(6750) 14 1,479円 1,940円 -45(-2.27%) +6,454円 58円 3.92% 2.99%
スカパーJSAT(9412) 100 661円 2,161円 -48(-2.17%) +150,000円 48円 7.26% 2.22%
IHI(7013) 200 1,543円 2,638円 -58(-2.15%) +219,000円 23円 1.49% 0.87%

下落TOP5はAI半導体関連株への警戒感が色濃く出ました。1位のPILLAR(6490)はマイナス2.91パーセントで終値ちょうど10,000円の節目に乗せたものの、含み益率はプラス200.75パーセントとプラス200パーセント台をなんとか維持しています。2位のキオクシアHD(285A)はマイナス2.46パーセントで終値ちょうど50,000円、SOX指数の軟調な地合いを受けて半導体株全般に売りが出た流れに連動したとみられます。3位のエレコム(6750)、4位のスカパーJSAT(9412)、5位のIHI(7013)はいずれもマイナス2パーセント台前半の小幅な下げにとどまり、含み益は5銘柄ともしっかり維持できました。下落TOP5に含み損銘柄が1つもなかったのは、ここ数日の中でも安定した内容だったと感じています。

ポートフォリオ全体

評価額 含み損益 含み損益(%) 前日比 前日比(%)
36,978,029円 +13,601,925円 +58.19% +78,691円 +0.21%

含み損益率はプラス58.19パーセント、含み損益額はプラス1,360万円台——前日のプラス1,352万円台からプラス78,691円の積み増しです。取引ゼロの一日でしたが、指数の続伸にきちんと乗ってプラス圏を維持できました。

📚 初心者向けワンポイント解説:「株主優待」とは——なぜ企業は優待を新設するのか

今日は東京海上ホールディングス(8766)が株式分割とあわせて株主優待制度の新設を発表しました。せっかくの機会なので、株主優待という仕組みについて整理しておきます。

株主優待とは

株主優待とは、企業が一定株数以上を保有する株主に対して、配当金とは別に自社製品やサービス、金券、クオカードなどを贈る制度です。日本独自の慣行で、海外の上場企業にはほとんど見られません。あくまで企業が任意で実施するもので、法律上の義務ではありません。

なぜ企業は優待を新設するのか

企業が株主優待を新設する狙いは主に2つあると考えています。1つは個人投資家の裾野を広げること——優待欲しさに株を買う個人投資家が増えれば、株主数が増え、株価の安定にもつながります。もう1つは長期保有を促すことです。多くの優待制度は一定期間の継続保有を条件にしたり、保有年数に応じて優待内容をグレードアップさせたりする設計になっており、短期売買よりも「持ち続けること」に価値を持たせる仕組みになっています。今日の東京海上のように、株式分割で1株当たりの株価を下げて買いやすくする施策と優待新設を同時に行うのは、個人株主を増やしたい意図がより明確に表れているケースだと感じます。

わたしが意識していること

優待そのものは配当金ほど金額的なインパクトは大きくないことが多いですが、企業が「個人株主を大事にしたい」というメッセージを発したこと自体を評価しています。優待の内容だけで銘柄を選ぶことはしませんが、もともと保有している銘柄が優待を新設・拡充してくれるのは、長期保有を続ける後押しになる嬉しいニュースです。

明日以降の注目ポイント

  • 週内に予定される米NVIDIA決算を控えた半導体株・SOX指数の値動き
  • 東京海上ホールディングス(8766)の株式分割の効力発生日・配当予想の詳細確定
  • 米国のインフレ圧力への懸念とNYダウ平均・米長期金利の動向
  • PILLAR(6490)の含み益率プラス200パーセント台の推移
  • SBIホールディングス(8473)の戻り基調が続くか
  • キオクシアHD(285A)など半導体関連株の値動きの落ち着きどころ

まとめ

今日8月26日は「日経平均が続伸したものの、わたしのポートフォリオはやや届かなかった一日」でした。日経平均プラス0.62パーセントの66,262.16円、TOPIXもプラス0.42パーセントの4,111.02円、わたしのポートフォリオはプラス0.21パーセントという結果です。

8/26
日経平均 +0.62%
TOPIX +0.42%
わたしのポートフォリオ +0.21%

金融株への買いが目立ち、なかでも東京海上ホールディングス(8766)が1株を15株に分割する株式分割と株主優待制度の新設をまとめて発表したことが好感され、プラス2.98パーセントで上昇TOP5入りしました。上昇TOP5トップのSBIホールディングス(8473)はPE投資事業の好調な決算を材料にプラス5.01パーセントと5営業日続伸しています。一方、下落TOP5はAI半導体株への警戒感が色濃く、PILLAR(6490)・キオクシアHD(285A)がマイナス2パーセント台の下落となりましたが、含み損銘柄は1つもなく、内容自体は落ち着いたものでした。本日は購入・売却ともになく、規律を保って次の機会を待つ一日となりました。対日経38日累計はプラス14.96パーセントポイントと、前日からはやや縮小したものの高水準を維持しています。明日以降も週内に予定される米NVIDIA決算やSOX指数の動向、東京海上の株式分割の詳細確定を注視しつつ、地道に積み上げていきます。

明日も、地味に、着実に。


📌 関連記事

免責事項:本記事は個人の投資記録であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。投資はご自身の判断と責任で行ってください。

【2026年8月25日】高配当株PF記録|日経3日ぶり反発+0.50%でPF+0.31%、PILLAR含み益+209%台に・日セラミック/トピー工2銘柄購入

今日のサマリー

今日8月25日(火)の東京株式市場は、日経平均が3営業日ぶりに反発し、前日比プラス328円34銭・プラス0.50パーセントの65,856円43銭で取引を終えました。イラン・パキスタン情勢を巡る過度な警戒感が和らいだことに加え、米長期金利の低下を受けてNYダウ平均が一時200ドル超上昇したことが投資家心理を支えました。売られすぎていた銘柄への押し目買いも入り、電線関連株などが買い戻される場面も見られましたが、売買代金は4カ月ぶりの低水準にとどまり、夏枯れ相場らしい様相も残りました。

TOPIXも日経平均と足並みを揃え、プラス20.38・プラス0.50パーセントの4,093.67円と上昇しました。わたしのポートフォリオはプラス0.31パーセント・プラス112,314円と、指数の上昇にはわずかに届かず、対日経ではマイナス0.19パーセントポイントとごく小幅にアンダーパフォームしました。含み損益率はプラス57.85パーセント、含み損益額はプラス1,352万円台まで積み上がっています。

今日の3大トピックは:

  1. イラン情勢緩和と米長期金利の低下を背景に日経平均が3日ぶり反発、ただし売買代金は4カ月ぶり低水準の夏枯れ商状
  2. 前日の下落TOP5常連だった高速(7504)プラス5.07パーセント・丸善CHI(3159)プラス5.64パーセントが一転して上昇TOP5入り——売られすぎ銘柄への押し目買いの波に乗った形
  3. 日セラミック(6929)でナンピン、トピー工(7231)で押し目買いという対照的な2銘柄を購入

主要指数とポートフォリオの比較

指標 終値 前日比 騰落率
私のポートフォリオ 36,899,338円 +112,314円 +0.31%
日経平均 65,856.43円 +328.34円 +0.50%
TOPIX 4,093.67 +20.38 +0.50%

日経平均・TOPIXがそろってプラス0.50パーセントで反発する中、わたしのポートフォリオはプラス0.31パーセントにとどまり、指数にわずかに届きませんでした。

37日累計で対日経+15.37pptとやや縮小も高水準を維持

日付 日経平均 TOPIX ポートフォリオ 対日経差
7/2〜7/30 -8.56%累計 -0.94%累計 +5.20%累計 +13.76ppt累計
7/31(木) +4.03% +1.29% +0.06% -3.97ppt
8/3(月) -0.94% -1.08% -1.22% -0.28ppt
8/4(火) +0.32% +0.04% -0.49% -0.81ppt
8/5(水) +3.66% +2.13% +1.20% -2.46ppt
8/6(木・記事なし) -0.93% +0.19%(推計) +1.17% +2.10ppt
8/7(金) -0.12% +0.47% +0.70% +0.82ppt
8/10(月) +2.08% +0.63% -0.09% -2.17ppt
8/12(水) +0.83% +0.94% +0.61% -0.22ppt
8/13(木) +1.16% +0.89% +0.48% -0.68ppt
8/14(金) +0.59% +0.51% +0.28% -0.31ppt
8/17(月) +0.74% -0.31% -0.42% -1.16ppt
8/18(火) -2.54% -1.05% -0.15% +2.39ppt
8/19(水) -3.16% -3.09% -2.47% +0.69ppt
8/20(木) +1.36% +1.18% +1.35% -0.01ppt
8/21(金) -0.30% +0.19% +1.02% +1.32ppt
8/24(月) -0.74% +0.15% +0.28% +1.02ppt
8/25(火) +0.50% +0.50% +0.31% -0.19ppt
37日累計 -6.05% +1.49% +9.32% +15.37ppt

37日累計は日経平均マイナス6.05パーセントに対してPFプラス9.32パーセント、対日経通算プラス15.37パーセントポイント——前日のプラス15.56pptからはわずかに縮小したものの、依然として高水準を維持しています。指数がそろって反発した日にわずかにアンダーパフォームするのは、これまでの下落局面で優位を築いてきた分の「揺り戻し」の範囲内とみています。

本日の取引

今日は日セラミック(6929)とトピー工(7231)の2銘柄を、それぞれ2株ずつ購入しました。

銘柄(コード) 約定株数 約定単価 約定金額 意図
日セラミック(6929) 2 3,705円 7,410円 ナンピン
トピー工(7231) 2 3,045円 6,090円 押し目買い
合計 13,500円

日セラミックは平均取得単価を下回るナンピン、トピー工は上回る押し目買い

日セラミック(6929)は平均取得単価3,714円を下回る3,705円での買い増しで、平均取得単価を切り下げる「ナンピン」です。保有株数は8株から10株に増え、平均取得単価は約3,712円になりました。一方トピー工(7231)は平均取得単価2,954円を上回る3,045円での買い増しで、含み益を保ったままの水準からの買い増しのため「押し目買い」と位置づけています。保有株数は18株から20株に増え、平均取得単価は約2,963円になりました。同じ「2株ずつの買い増し」でも、価格が平均取得単価の上か下かでナンピンと押し目買いに分かれる、好対照な一日でした。

私の高配当株ポートフォリオ実績

上昇TOP5

銘柄(コード) 保有数 平均取得単価 終値 前日比(%) 評価損益 年間配当金 取得利回り 現在利回り
アストロスケール(186A) 10 1,025円 1,135円 +66(+6.17%) +1,100円 0円(無配想定) 0.00% 0.00%
丸善CHI(3159) 100 357円 412円 +22(+5.64%) +5,500円 6円 1.68% 1.46%
高速(7504) 20 2,071円 4,970円 +240(+5.07%) +57,980円 120円 5.79% 2.41%
PILLAR(6490) 5 3,325円 10,300円 +470(+4.78%) +34,875円 188円 5.65% 1.83%
ホッカンHD(5902) 4 2,334円 2,844円 +87(+3.16%) +2,040円 100円 4.28% 3.52%

上昇TOP5で目を引いたのは、前日の下落TOP5に入っていた高速(7504)プラス5.07パーセントと丸善CHI(3159)プラス5.64パーセントが揃って一転上昇したことです。前日の押し目を拾う動きが入った形で、今日の日経平均全体を支えた「売られすぎ銘柄への押し目買い」の縮図と言えそうです。1位のアストロスケール(186A)はプラス6.17パーセントで、直近の値動きの荒さが続いています。4位のPILLAR(6490)はプラス4.78パーセントで、含み益率はプラス209.77パーセントまで拡大——主力銘柄の中でも突出した伸びを見せています。5位のホッカンHD(5902)もプラス3.16パーセントと底堅い動きでした。

下落TOP5

銘柄(コード) 保有数 平均取得単価 終値 前日比(%) 評価損益 年間配当金 取得利回り 現在利回り
アドソル日進(3837) 40 967円 1,461円 -47(-3.12%) +19,760円 48円 4.96% 3.29%
ホンダ(7267) 160 1,358円 1,696円 -51(-2.92%) +54,080円 70円 5.15% 4.13%
太平製作所(6342) 20 2,990円 2,961円 -64(-2.12%) -580円 100円 3.34% 3.38%
トーモク(3946) 14 3,279円 4,625円 -90(-1.91%) +18,844円 170円 5.19% 3.68%
南海辰村建設(1850) 300 318円 417円 -8(-1.88%) +29,700円 8円 2.52% 1.92%

下落TOP5は5銘柄すべてマイナス1〜3パーセント台の小幅な下げにとどまりました。1位のアドソル日進(3837)はマイナス3.12パーセント、2位のホンダ(7267)はマイナス2.92パーセントで、いずれも直近の上昇に対する利益確定売りの範囲内とみています。3位の太平製作所(6342)はマイナス2.12パーセントで、評価損益もマイナス580円と下落TOP5の中で唯一のマイナス圏となりました。4位のトーモク(3946)はマイナス1.91パーセント、5位の南海辰村建設(1850)はマイナス1.88パーセントで、こちらも含み益を保ったままの小幅な調整です。下落TOP5でも含み損は太平製作所1銘柄のみで、他4銘柄は含み益を維持しました。

ポートフォリオ全体

評価額 含み損益 含み損益(%) 前日比 前日比(%)
36,899,338円 +13,523,234円 +57.85% +112,314円 +0.31%

含み損益率はプラス57.85パーセント、含み損益額はプラス1,352万円台——前日のプラス1,341万円台からプラス112,314円の積み増しです。日経平均・TOPIXがそろって反発する中、わずかに指数には届かなかったものの、着実にプラス圏を維持できた一日でした。

📚 初心者向けワンポイント解説:ナンピンと押し目買いの違い——同じ「買い増し」でも意味が変わる

今日は日セラミック(6929)とトピー工(7231)の2銘柄を買い増ししましたが、実はこの2つ、投資判断としては対照的な性格を持っています。整理しておきます。

ナンピンとは

ナンピン(難平)買いとは、保有している銘柄の株価が平均取得単価を下回った時に追加購入し、平均取得単価を切り下げる手法です。今日の日セラミック(6929)がこれにあたり、平均取得単価3,714円に対して3,705円で買い増したことで、平均取得単価は約3,712円まで下がりました。含み益が縮小している局面での買い増しになりやすく、「もっと下がったらどうしよう」という不安を伴いやすい手法です。

押し目買いとは

一方、押し目買いは、上昇トレンドにある銘柄が一時的に値を下げた局面で買い増しする手法です。平均取得単価を上回る水準での買い増しになることが多く、今日のトピー工(7231)は平均取得単価2,954円に対して3,045円で買い増ししており、これに該当します。含み益を保ったままの買い増しのため、心理的な負担はナンピンより小さくなります。

わたしが意識していること

同じ「株数を増やす」行動でも、平均取得単価を基準にどちら側での買い増しかを意識することで、自分がどれだけリスクを取っているのかを客観視できます。今日のように2銘柄が対照的なパターンになった日は、その違いを振り返る良い機会だと感じています。

明日以降の注目ポイント

  • 週内に予定される米NVIDIA決算を控えた半導体株・SOX指数の値動き
  • イラン・パキスタン情勢の緊張緩和が続くか
  • 米長期金利の低下基調とNYダウ平均の戻りが継続するか
  • PILLAR(6490)の含み益率プラス200パーセント超の推移
  • 太平製作所(6342)の反動修正がどこまで続くか
  • 高速(7504)・丸善CHI(3159)など、前日の下落から切り返した銘柄の値動きの継続性

まとめ

今日8月25日は「日経平均が3営業日ぶりに反発したものの、わたしのポートフォリオはわずかに指数に届かなかった一日」でした。日経平均プラス0.50パーセントの65,856.43円、TOPIXも同じくプラス0.50パーセントの4,093.67円、わたしのポートフォリオはプラス0.31パーセントという結果です。

8/25
日経平均 +0.50%
TOPIX +0.50%
わたしのポートフォリオ +0.31%

イラン・パキスタン情勢の緊張緩和と米長期金利の低下を背景に、日経平均は3営業日ぶりに反発しました。ただし売買代金は4カ月ぶりの低水準にとどまり、夏枯れ相場らしい薄商いでもありました。前日の下落TOP5常連だった高速(7504)・丸善CHI(3159)が一転して上昇TOP5入りし、売られすぎ銘柄への押し目買いの流れを裏付ける形になりました。PILLAR(6490)は含み益率プラス209.77パーセントまで拡大し、主力銘柄の強さを改めて示しています。下落TOP5は5銘柄すべて小幅な下げにとどまり、含み損となったのは太平製作所(6342)1銘柄のみでした。本日は日セラミック(6929)とトピー工(7231)を2株ずつ、合計13,500円購入しました。平均取得単価を挟んで対照的な位置づけの2銘柄となり、ナンピンと押し目買いの違いを実感する一日になりました。対日経37日累計はプラス15.37パーセントポイントと、前日からはわずかに縮小したものの高水準を維持しています。明日以降も週内に予定される米NVIDIA決算やSOX指数の動向、米長期金利の推移を注視しつつ、地道な買い増しを続けていきます。

明日も、地味に、着実に。


📌 関連記事

免責事項:本記事は個人の投資記録であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。投資はご自身の判断と責任で行ってください。

【2026年8月24日】高配当株PF記録|半導体安で日経-0.74%もTOPIX+0.15%、PF+0.28%と底堅く北海道電力を押し目買い

今日のサマリー

今日8月24日(月)の東京株式市場は、日経平均が前日比マイナス488円27銭・マイナス0.74パーセントの65,528円09銭で続落しました。米長期金利が4.70パーセント近辺まで上昇したことに加え、今週注目される米NVIDIA決算を控えた半導体株全般への警戒売りが重荷となり、半導体関連指数(SOX)の軟調さがアジア株にも波及した格好です。

一方でTOPIXはプラス6.00・プラス0.15パーセントの4,073.29とプラス圏を維持しました。日経平均は値がさの半導体関連株の比重が大きいため下落幅が目立った一方、TOPIXは商社・建機など景気敏感なバリュー株の切り返しに支えられ、指数間の明暗がくっきり分かれた一日でした。

わたしのポートフォリオはプラス0.28パーセント・プラス104,387円と、日経平均をプラス1.02パーセントポイントでアウトパフォームしました。含み損益率はプラス57.40パーセント、含み損益額はプラス1,341万円台——前日から着実に積み増しています。

今日の3大トピックは:

  1. NVIDIA決算を控えた警戒感で半導体株全般が軟調、値がさ株の重い日経平均はマイナス0.74パーセント、対照的にTOPIXはプラス0.15パーセントと明暗
  2. コマツ(6301)プラス4.94パーセント・住友商事(8053)プラス3.63パーセントなど建機・商社株が上昇TOP5を席巻——直近の急落からの値幅を伴う切り返し
  3. 北海道電力(9509)を押し目買い——泊原発3号機の安全対応を挟んだ株価の一服局面で買い増し

主要指数とポートフォリオの比較

指標 終値 前日比 騰落率
私のポートフォリオ 36,773,404円 +104,387円 +0.28%
日経平均 65,528.09円 -488.27円 -0.74%
TOPIX 4,073.29 +6.00 +0.15%

日経平均が半導体株安で続落する中、わたしのポートフォリオは日経平均・TOPIXの双方を上回るプラス0.28パーセントで着地しました。

36日累計で対日経+15.56pptと拡大

日付 日経平均 TOPIX ポートフォリオ 対日経差
7/2〜7/30 -8.56%累計 -0.94%累計 +5.20%累計 +13.76ppt累計
7/31(木) +4.03% +1.29% +0.06% -3.97ppt
8/3(月) -0.94% -1.08% -1.22% -0.28ppt
8/4(火) +0.32% +0.04% -0.49% -0.81ppt
8/5(水) +3.66% +2.13% +1.20% -2.46ppt
8/6(木・記事なし) -0.93% +0.19%(推計) +1.17% +2.10ppt
8/7(金) -0.12% +0.47% +0.70% +0.82ppt
8/10(月) +2.08% +0.63% -0.09% -2.17ppt
8/12(水) +0.83% +0.94% +0.61% -0.22ppt
8/13(木) +1.16% +0.89% +0.48% -0.68ppt
8/14(金) +0.59% +0.51% +0.28% -0.31ppt
8/17(月) +0.74% -0.31% -0.42% -1.16ppt
8/18(火) -2.54% -1.05% -0.15% +2.39ppt
8/19(水) -3.16% -3.09% -2.47% +0.69ppt
8/20(木) +1.36% +1.18% +1.35% -0.01ppt
8/21(金) -0.30% +0.19% +1.02% +1.32ppt
8/24(月) -0.74% +0.15% +0.28% +1.02ppt
36日累計 -6.55% +0.99% +9.01% +15.56ppt

36日累計で日経平均マイナス6.55パーセントに対してPFプラス9.01パーセント対日経通算プラス15.56パーセントポイント——前日のプラス14.54pptからさらに拡大しました。指数が半導体株安で下押しする中でもポートフォリオがプラスを維持できたことが、優位性拡大の主因です。

本日の取引

今日は北海道電力(9509)を1銘柄、8株購入しました。

銘柄(コード) 約定株数 約定単価 約定金額 意図
北海道電力(9509) 8 1,074.5円 8,596円 押し目買い
合計 8,596円

泊原発の安全対応を挟んだ一服局面での押し目買い

北海道電力(9509)は平均取得単価976円を上回る1,074.5円での買い増しです。8/19に泊原発3号機の再稼働準備工事中の作業員転落死が報じられ、全工事停止・総点検が発表されたのを受けて株価は一時1,057円まで下押ししましたが、8/18〜21の4営業日で1,088円まで戻す展開になっていました。今日はその戻りから一服してマイナス1.24パーセントの1,074.5円まで調整したところを拾った形で、平均取得単価を下回らない水準のため「ナンピン」ではなく「押し目買い」と位置づけています。保有株数は16株から24株に増え、平均取得単価は約1,009円になりました。安全対応の総点検が長期化しないか、今後も注視していきます。

私の高配当株ポートフォリオ実績

上昇TOP5

銘柄(コード) 保有数 平均取得単価 終値 前日比(%) 評価損益 年間配当金 取得利回り 現在利回り
コマツ(6301) 100 3,618円 7,414円 +349(+4.94%) +379,600円 190円 5.25% 2.56%
住友商事(8053) 500 756円 1,771円 +62(+3.63%) +507,500円 40円 5.29% 2.26%
クボタ(6326) 200 1,844円 2,780.5円 +68.5(+2.53%) +187,300円 52円 2.82% 1.87%
新日本空調(1952) 10 3,193円 3,085円 +75(+2.49%) -1,080円 120円 3.76% 3.89%
任天堂(7974) 23 7,003円 8,793円 +194(+2.26%) +41,170円 162〜167円 2.31〜2.38% 1.84〜1.90%

上昇TOP5は5銘柄すべてプラス2パーセント台以上、うち3銘柄がプラス2パーセント台後半〜5パーセント近くという力強い動きでした。上昇1位はコマツ(6301)プラス4.94パーセント——8/19の急落(前日比361円安)からの値幅を伴う切り返しで、25日移動平均線を上抜けるなどテクニカル面での戻りが確認されています。含み益率はプラス104.92パーセントまで拡大しました。2位の住友商事(8053)はプラス3.63パーセント——8/19の下落からの反発局面でアナリストのレーティング更新が重なったとみています。3位のクボタ(6326)も建機セクターとしてコマツと同様の切り返しに乗った形です。4位の新日本空調(1952)、5位の任天堂(7974)は指数全体の底堅さに連動した値動きとみています。

下落TOP5

銘柄(コード) 保有数 平均取得単価 終値 前日比(%) 評価損益 年間配当金 取得利回り 現在利回り
アストロスケール(186A) 10 1,025円 1,069円 -150(-12.31%) +440円 0円(無配想定) 0.00% 0.00%
キオクシアHD(285A) 10 56,044円 50,930円 -3,390(-6.24%) -51,140円 0円(無配) 0.00% 0.00%
高速(7504) 20 2,071円 4,730円 -220(-4.44%) +53,180円 120円 5.79% 2.54%
東京きらぼしFG(7173) 80 237円 1,656円 -57(-3.33%) +113,520円 30円 12.66% 1.81%
丸善CHI(3159) 100 357円 390円 -10(-2.50%) +3,300円 6円 1.68% 1.54%

下落TOP5の中心は半導体関連株でした。下落1位はアストロスケール(186A)マイナス12.31パーセント——直近の上昇分に対する利益確定売りの範囲内とみています。2位のキオクシアHD(285A)はマイナス6.24パーセント——8/19にフィラデルフィア半導体株指数(SOX)が5パーセント近く下落した流れを引き継ぎ、NVIDIA決算を控えた半導体セクター全体の警戒感が重荷になったとみています。高速(7504)・東京きらぼしFG(7173)・丸善CHI(3159)はいずれも直近の大幅上昇銘柄で、利益確定売りの範囲内と捉えています。下落TOP5でも含み損はキオクシアHD1銘柄のみで、他4銘柄は含み益を維持しました。

ポートフォリオ全体

評価額 含み損益 含み損益(%) 前日比 前日比(%)
36,773,404円 +13,410,796円 +57.40% +104,387円 +0.28%

含み損益率はプラス57.40パーセント、含み損益額はプラス1,341万円台——前日のプラス1,330万円台からプラス104,387円の積み増しです。日経平均が半導体株安で続落する中でもポートフォリオがプラスで着地したことは、バリュー分散型ポートフォリオの底堅さを示す一日になりました。

📚 初心者向けワンポイント解説:SOX指数(フィラデルフィア半導体株指数)とは——なぜ日本の半導体株がつられて動くのか

今日、下落TOP5の2位に入ったキオクシアHD(285A)の背景には、米国の「SOX指数」の動きがありました。この指数について整理しておきます。

SOX指数とは何か

SOX指数(フィラデルフィア半導体株指数)は、インテル・エヌビディア・TSMCなど米国市場に上場する主要な半導体関連企業約30社で構成される株価指数です。半導体業界全体の景況感を映す代表的な指標として、世界中の投資家が注目しています。

日本の半導体株が連動しやすい理由

キオクシアHD(285A)のような日本の半導体メーカーは、米国の半導体企業と直接的な競合関係にあったり、同じサプライチェーンに組み込まれていたりします。そのためSOX指数が大きく動くと、「米国の半導体需要や設備投資の見通しが変わったのではないか」という思惑から、日本の半導体関連株も同じ方向に振れやすくなります。今日はNVIDIA決算を控えた警戒感からSOX指数が軟調に推移し、その流れがキオクシアHDの下落に波及した形です。

わたしが心がけていること

半導体株は個別企業の業績だけでなく、SOX指数のような米国発のセクター全体の動きに左右されやすい銘柄群です。一日の値動きに一喜一憂せず、決算などの企業固有の材料と、SOX指数のようなセクター全体の材料を切り分けて考えるようにしています。今日のキオクシアHDの下落も、個別の悪材料というよりはセクター全体の警戒感によるものと捉え、保有を継続する判断をしています。

明日以降の注目ポイント

  • 今週注目される米NVIDIA決算を控えた半導体株・SOX指数の値動き
  • 米長期金利4.70パーセント近辺の高止まりが株価の重荷であり続けるか
  • コマツ・住友商事など建機・商社株の切り返しが続くか
  • 北海道電力(9509)の泊原発3号機の安全対応・総点検の進捗
  • 日経平均とTOPIXの明暗(値がさ半導体株安 vs バリュー株優位)が続くか
  • キオクシアHD(285A)など半導体株の反発タイミング

まとめ

今日8月24日は「NVIDIA決算を控えた半導体株安で日経平均が続落する一方、TOPIXはプラス圏を維持し、指数間の明暗がくっきり分かれた一日」でした。日経平均マイナス0.74パーセントの65,528.09円、TOPIXはプラス0.15パーセントの4,073.29、わたしのポートフォリオはプラス0.28パーセントと、両指数を上回る結果になりました。対日経36日累計はプラス15.56パーセントポイントと、前日からさらに拡大しています。

8/24
日経平均 -0.74%
TOPIX +0.15%
わたしのポートフォリオ +0.28%

半導体株全般への警戒感が日経平均の重荷となる中、コマツ(6301)・住友商事(8053)など建機・商社株が上昇TOP5を席巻し、TOPIXの底堅さを支えました。一方で下落TOP5にはキオクシアHD(285A)がマイナス6.24パーセントで入り、SOX指数の軟調さが波及した格好です。本日は北海道電力(9509)を1銘柄・8株、押し目買いしました。泊原発の安全対応を挟んだ株価の一服局面を、平均取得単価を上回る水準ながら買い増しの機会と捉えた形です。明日以降もNVIDIA決算や米長期金利の動向を注視しつつ、地道な買い増しを続けていきます。

明日も、地味に、着実に。


📌 関連記事

免責事項:本記事は個人の投資記録であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。投資はご自身の判断と責任で行ってください。

【2026年8月21日】高配当株PF記録|日経-0.30%とTOPIX+0.19%で明暗、PFは+1.02%アウトパフォーム、建設株中心に5銘柄購入

今日のサマリー

今日8月21日(金)の東京株式市場は、日経平均が前日比マイナス200円43銭・マイナス0.30パーセントの66,016円36銭で反落しました。一方でTOPIXはプラス7.56・プラス0.19パーセントの4,067.29と、日経平均とは対照的にプラス圏を維持しており、指数間の明暗がくっきり分かれた一日でした。

背景には、前日8/20の米国市場で米ウォルマートの決算(過去6年間で最も遅い売上成長・ガソリン高による消費者の”トレードオフ”行動が要因)を受けた株価急落が消費関連株全般を揺さぶり、NYダウがマイナス703円84セント・マイナス1.31パーセントの52,759円21セントと大きく下落したことがあります。この流れを受けて東京市場も朝方は日米金利高・中東情勢の緊迫化を意識した売りが先行しましたが、後場にかけては商社や銀行など景気敏感株を中心に買いが優勢となり、下げ幅を縮小しました。

わたしのポートフォリオはプラス1.02パーセント・プラス371,848円と、日経平均をプラス1.32パーセントポイントでアウトパフォームしました。含み損益率はプラス56.98パーセント、含み損益額はプラス1,330万円台——前日から着実に積み増しています。

今日の3大トピックは:

  1. 日経平均マイナス0.30パーセントで反落もTOPIXはプラス0.19パーセントと明暗——ウォルマート急落を受けた消費株安と、後場の商社・銀行株買いが綱引きした一日
  2. 伊藤忠商事(8001)が後場の商社株買いの流れに乗ってプラス3.79パーセントで上昇TOP5入り
  3. 建設・インフラ関連銘柄を中心に5銘柄購入——新日本空調(1952)は8→10株のナンピン、オカダアイヨン(6294)は3営業日連続の買い増し

主要指数とポートフォリオの比較

指標 終値 前日比 騰落率
私のポートフォリオ 36,660,313円 +371,848円 +1.02%
日経平均 66,016.36円 -200.43円 -0.30%
TOPIX 4,067.29 +7.56 +0.19%

日経平均とTOPIXの騰落率が逆方向に振れる中、わたしのポートフォリオは両指数を上回るプラス1.02パーセントで着地しました。

35日累計で対日経+14.54pptと拡大

日付 日経平均 TOPIX ポートフォリオ 対日経差
7/2〜7/30 -8.56%累計 -0.94%累計 +5.20%累計 +13.76ppt累計
7/31(木) +4.03% +1.29% +0.06% -3.97ppt
8/3(月) -0.94% -1.08% -1.22% -0.28ppt
8/4(火) +0.32% +0.04% -0.49% -0.81ppt
8/5(水) +3.66% +2.13% +1.20% -2.46ppt
8/6(木・記事なし) -0.93% +0.19%(推計) +1.17% +2.10ppt
8/7(金) -0.12% +0.47% +0.70% +0.82ppt
8/10(月) +2.08% +0.63% -0.09% -2.17ppt
8/12(水) +0.83% +0.94% +0.61% -0.22ppt
8/13(木) +1.16% +0.89% +0.48% -0.68ppt
8/14(金) +0.59% +0.51% +0.28% -0.31ppt
8/17(月) +0.74% -0.31% -0.42% -1.16ppt
8/18(火) -2.54% -1.05% -0.15% +2.39ppt
8/19(水) -3.16% -3.09% -2.47% +0.69ppt
8/20(木) +1.36% +1.18% +1.35% -0.01ppt
8/21(金) -0.30% +0.19% +1.02% +1.32ppt
35日累計 -5.81% +0.84% +8.73% +14.54ppt

35日累計で日経平均マイナス5.81パーセントに対してPFプラス8.73パーセント対日経通算プラス14.54パーセントポイント——前日のプラス13.22pptから拡大しました。指数が反落する中でもポートフォリオがプラスを維持できたことが、優位性拡大の主因です。

本日の取引

今日は5銘柄を購入しました。東鉄工業(1835)・新日本空調(1952)・オカダアイヨン(6294)・住友不動産(8830)は平均取得単価を下回る水準でのナンピン、大末建設(1814)は平均取得単価とほぼ同水準での買い増しです。建設・不動産関連銘柄が並ぶ結果になりました。

銘柄(コード) 約定株数 約定単価 約定金額 意図
大末建設(1814) 2 3,565円 7,130円 買い増し
東鉄工業(1835) 2 3,950円 7,900円 ナンピン
新日本空調(1952) 2 3,010円 6,020円 ナンピン(8→10株)
オカダアイヨン(6294) 4 1,951円 7,804円 ナンピン
住友不動産(8830) 2 3,339円 6,678円 ナンピン
合計 35,532円

ナンピンと3営業日連続の買い増し

新日本空調(1952)は8株から10株へのナンピンです。空調設備工事を手掛ける独立系エンジニアリング会社で、8/7発表の2027年3月期第1四半期は経常利益が前年同期比マイナス38.2パーセントの14.6億円、通期計画に対する進捗率は8.9パーセントにとどまるなど厳しい滑り出しでした。決算後も株価水準を確認しながら買い増しを継続しています。

オカダアイヨン(6294)は8/19・8/20に続き3営業日連続の買い増しです。建設機械・破砕機メーカーとして、平均取得単価を下回る水準でコツコツ買い増す方針を継続しています。東鉄工業(1835)・新日本空調(1952)・住友不動産(8830)も平均取得単価を下回る価格でのナンピンとなりました。大末建設(1814)は平均取得単価とほぼ同水準での買い増しです。

私の高配当株ポートフォリオ実績

上昇TOP5

銘柄(コード) 保有数 平均取得単価 終値 前日比(%) 評価損益 年間配当金 取得利回り 現在利回り
住友化学(4005) 100 474円 559.8円 +37.5(+7.18%) +8,580円 16円 3.38% 2.86%
商船三井(9104) 6 4,999円 7,278円 +321(+4.61%) +13,674円 205円 4.10% 2.82%
AREホールディングス(5857) 100 1,883円 3,910円 +155(+4.13%) +202,700円 135円 7.17% 3.45%
伊藤忠商事(8001) 430 1,259円 2,080円 +76(+3.79%) +353,030円 44円 3.49% 2.12%
洋缶ホールディングス(5901) 8 3,604円 4,448円 +148(+3.44%) +6,752円 186円 5.16% 4.18%

上昇TOP5は5銘柄すべてプラス3パーセント台以上という力強い動きでした。上昇1位は住友化学(4005)プラス7.18パーセント——総合化学メーカーとしてバリュー株の代表格ですが、今日の上昇に直結する新規材料は確認できておらず、後場の景気敏感株買いの流れに乗ったとみています。2位の商船三井(9104)は5営業日続伸中で、2027年3月期通期純利益を前期比13パーセント増の2,400億円へ上方修正したことが手掛かりとなっている可能性があります。3位のAREホールディングス(5857)は昨日に続く上昇で、含み益率はプラス107.65パーセントまで育ちました。4位には伊藤忠商事(8001)がプラス3.79パーセントで上昇TOP5入り——後場に商社株・銀行株など景気敏感株への買いが優勢になったとの報道があり、三井物産などとともに買われた銘柄の一つとみています。5位の洋缶ホールディングス(5901)は明確な個別材料は確認できておらず、指数全体の底堅さに連動した値動きとみています。

下落TOP5

銘柄(コード) 保有数 平均取得単価 終値 前日比(%) 評価損益 年間配当金 取得利回り 現在利回り
IHI(7013) 200 1,543円 2,673円 -95.5(-3.45%) +226,000円 23円 1.49% 0.86%
ツガミ(6101) 2 3,115円 5,410円 -180(-3.22%) +4,590円 98円 3.15% 1.81%
PILLAR(6490) 5 3,325円 9,760円 -280(-2.79%) +32,175円 188円 5.65% 1.93%
トーカロ(3433) 30 1,619円 2,765円 -63(-2.23%) +34,380円 86円 5.31% 3.11%
任天堂(7974) 23 7,003円 8,599円 -182(-2.07%) +36,708円 162〜167円 2.31〜2.38% 1.88〜1.94%

下落TOP5は5銘柄ともマイナス3.5パーセント以内の下落にとどまり、5銘柄すべてが含み益を維持しています。下落1位はIHI(7013)マイナス3.45パーセント——8/5発表の1Q決算での純利益急増・通期上方修正を受けた急伸からの反動で、押し目の範囲内とみています。ツガミ(6101)・PILLAR(6490)・トーカロ(3433)・任天堂(7974)はいずれも精密機械・半導体製造装置・ゲーム関連の値がさ株で、明確な個別材料は確認できず、直近の上昇分に対する利益確定売りの範囲内だったとみています。含み益率はIHIがプラス73.23パーセント、PILLARに至ってはプラス193.53パーセントを維持しました。

ポートフォリオ全体

評価額 含み損益 含み損益(%) 前日比 前日比(%)
36,660,313円 +13,306,305円 +56.98% +371,848円 +1.02%

含み損益率はプラス56.98パーセント、含み損益額はプラス1,330万円台——前日のプラス1,293万円台からプラス371,848円の積み増しです。日経平均が反落する中でもポートフォリオがプラスで着地したことは、バリュー分散型ポートフォリオの底堅さを示す一日になりました。

📚 初心者向けワンポイント解説:決算の「進捗率」とは

今日、ナンピンで買い増した新日本空調(1952)は、8/7発表の第1四半期決算で通期計画に対する進捗率が8.9パーセントにとどまりました。この「進捗率」という指標について、あらためて整理しておきます。

進捗率の基本的な考え方

進捗率とは、四半期決算の実績値を会社が公表している通期計画で割った割合のことです。仮に1年を単純に4等分すると、第1四半期(4-6月)終了時点の理想的な進捗率は25パーセント前後になります。新日本空調のように進捗率が10パーセントに満たない場合、「通期計画の達成が難しいのではないか」という警戒感が市場に生まれやすくなります。

進捗率が低くても即NGとは限らない

ただし、進捗率だけを見て機械的に判断するのは危険です。建設・エンジニアリング業界は工事の完成基準によって売上・利益の計上時期が下期に偏りやすい業種として知られています。実際、空調設備工事や建設関連の企業では、下期に工事の検収・引き渡しが集中し、通期の後半で利益が急増するパターンがよく見られます。進捗率が低いからといって、その企業の実力そのものが低下しているとは限らないということです。

わたしが心がけていること

進捗率を見る時は、その企業の過去数年間の四半期ごとの利益計上パターンを合わせて確認するようにしています。毎年下期偏重の業種であれば、第1四半期の進捗率の低さは「いつものこと」として大きく気にする必要はありません。逆に、上期偏重の業種で進捗率が想定より低い場合は、業績下振れのシグナルとして注意が必要です。新日本空調についても、今後の四半期決算で下期偏重のパターン通りに回復していくかを確認しながら、保有を続けていくつもりです。

明日以降の注目ポイント

  • 米ウォルマート急落の余波が他の消費関連株・日本株にも波及するか
  • 米長期金利・中東情勢の緊迫化が株価の重荷であり続けるか
  • 商社・銀行株など景気敏感株買いの流れが続くか(伊藤忠・三井物産など)
  • 新日本空調(1952)の下期偏重の業績パターンが今年も続くか
  • オカダアイヨン(6294)の連続買い増しが奏功するか
  • IHI(7013)など決算好感で急伸した銘柄の反動一服が続くか

まとめ

今日8月21日は「日経平均が反落する一方でTOPIXはプラス圏を維持し、指数間の明暗がくっきり分かれた一日」でした。日経平均マイナス0.30パーセントの66,016.36円、TOPIXはプラス0.19パーセントの4,067.29、わたしのポートフォリオはプラス1.02パーセントと、両指数を上回る結果になりました。対日経35日累計はプラス14.54パーセントポイントと、前日からさらに拡大しています。

8/21
日経平均 -0.30%
TOPIX +0.19%
わたしのポートフォリオ +1.02%

前日夜の米国市場では、ウォルマートの決算を受けた消費関連株の急落でNYダウがマイナス1.31パーセントと大きく下落し、東京市場も朝方は日米金利高・中東情勢を意識した売りが先行しました。しかし後場にかけては商社・銀行株など景気敏感株への買いが優勢になり、伊藤忠商事(8001)が上昇TOP5入りするなど下げ幅を縮小する展開となりました。上昇TOP5は5銘柄すべてプラス3パーセント台以上、下落TOP5もマイナス3.5パーセント以内かつ全銘柄が含み益を維持という、指数の割に底堅い一日でした。本日は建設・インフラ関連銘柄を中心に5銘柄を購入——新日本空調(1952)は8→10株のナンピン、オカダアイヨン(6294)は3営業日連続の買い増しとなりました。明日以降も米国発の消費関連株の動揺や金利動向を注視しつつ、地道な買い増しを続けていきます。

明日も、地味に、着実に。


📌 関連記事

免責事項:本記事は個人の投資記録であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。投資はご自身の判断と責任で行ってください。

【2026年8月20日】高配当株PF記録|日経+1.36%で2日ぶり反発・PFは+1.35%、前日急落のキオクシアHDが+6.01%で切り返し、3銘柄ナンピン

今日のサマリー

今日8月20日(木)の東京株式市場は、前日までの2営業日で日経平均が4,000円近く下落した反動もあり、朝方から買いが先行する展開となりました。日経平均はプラス890円37銭・プラス1.36パーセントの66,216円79銭で取引を終え、2営業日ぶりの反発です。TOPIXもプラス47.42・プラス1.18パーセントの4,059.73と同様に切り返しました。

背景には、前日8/19の米国市場で米財務省が流動性支援目的の国債買い入れ消却枠を20億ドルから40億ドルに倍増すると発表したことを受けて長期金利が低下し、NYダウが4営業日ぶりに反発(プラス119.65ドル・プラス0.22パーセントの53,463.05ドル)したことがあります。この流れを引き継いで東京市場でも買いが先行しましたが、国内では目立った新規材料に乏しく、後場にかけては上げ幅を縮める場面もありました。中東情勢の緊迫化に伴う原油高止まりも、引き続き上値の重荷として意識されています。

わたしのポートフォリオはプラス1.35パーセント・プラス483,072円と、日経平均とほぼ同じペースで戻しました。対日経差はマイナス0.01パーセントポイントとわずかにアンダーパフォームしたものの、誤差の範囲と言っていい水準です。含み損益率はプラス55.47パーセント、含み損益額はプラス1,293万円台——前日のプラス1,245万円台から回復しました。

今日の3大トピックは:

  1. 日経平均がプラス1.36パーセントで2営業日ぶりの反発——米長期金利低下を受けたNYダウ高の流れを引き継いだ一日
  2. 前日下落TOP5首位だったキオクシアHD(285A)がプラス6.01パーセントで切り返し——韓国SKハイニックスの株価急伸を受けた自律反発狙いの思惑買いとの報道
  3. ショーボンド・オカダアイヨン・第一ライフグループの3銘柄をナンピン買い——いずれも複数日にまたがる買い増しを継続

主要指数とポートフォリオの比較

指標 終値 前日比 騰落率
私のポートフォリオ 36,252,693円 +483,072円 +1.35%
日経平均 66,216.79円 +890.37円 +1.36%
TOPIX 4,059.73 +47.42 +1.18%

日経平均・TOPIXともにプラス1パーセント台の反発でしたが、わたしのポートフォリオもほぼ同水準のプラス1.35パーセントで着地しました。プラス3パーセント超の急落が2営業日続いた反動としては指数・ポートフォリオともに素直な戻りで、値動きの差はほとんどありませんでした。

34日累計で対日経+13.22pptとほぼ横ばいを維持

日付 日経平均 TOPIX ポートフォリオ 対日経差
7/2〜7/30 -8.56%累計 -0.94%累計 +5.20%累計 +13.76ppt累計
7/31(木) +4.03% +1.29% +0.06% -3.97ppt
8/3(月) -0.94% -1.08% -1.22% -0.28ppt
8/4(火) +0.32% +0.04% -0.49% -0.81ppt
8/5(水) +3.66% +2.13% +1.20% -2.46ppt
8/6(木・記事なし) -0.93% +0.19%(推計) +1.17% +2.10ppt
8/7(金) -0.12% +0.47% +0.70% +0.82ppt
8/10(月) +2.08% +0.63% -0.09% -2.17ppt
8/12(水) +0.83% +0.94% +0.61% -0.22ppt
8/13(木) +1.16% +0.89% +0.48% -0.68ppt
8/14(金) +0.59% +0.51% +0.28% -0.31ppt
8/17(月) +0.74% -0.31% -0.42% -1.16ppt
8/18(火) -2.54% -1.05% -0.15% +2.39ppt
8/19(水) -3.16% -3.09% -2.47% +0.69ppt
8/20(木) +1.36% +1.18% +1.35% -0.01ppt
34日累計 -5.51% +0.65% +7.71% +13.22ppt

34日累計で日経平均マイナス5.51パーセントに対してPFプラス7.71パーセント対日経通算プラス13.22パーセントポイント——前日のプラス13.23pptからほぼ横ばいで維持しました。指数が急落した翌日の反発局面では対日経差が縮まりやすい傾向がありますが、今日はポートフォリオも指数と同じペースで戻せたため、優位性が大きく損なわれることはありませんでした。

本日の取引

今日は3銘柄をすべてナンピン買いしました。いずれも複数日にわたって買い増している銘柄で、下げ相場・戻り相場を問わず少しずつ買い増す方針を継続しています。

銘柄(コード) 約定株数 約定単価 約定金額 意図
ショーボンド(1414) 4 1,257.5円 5,030円 ナンピン
オカダアイヨン(6294) 4 1,936円 7,744円 ナンピン
第一ライフグループ(8750) 4 1,767.5円 7,070円 ナンピン
合計 19,844円

複数日にまたがるナンピンの継続

オカダアイヨン(6294)と第一ライフグループ(8750)は8/19に続き2営業日連続の買い増しです。ショーボンド(1414)は7/31以来の買い増しで、インフラ補修最大手として知られる銘柄です。オカダアイヨン(6294)は建設機械・破砕機メーカーで、こちらも建設・インフラ関連という共通点があります。1回あたりの約定金額は5,000円〜8,000円程度と小口にとどめており、“打診買い”の延長として少しずつ平均取得単価を均していく方針です。

私の高配当株ポートフォリオ実績

上昇TOP5

銘柄(コード) 保有数 平均取得単価 終値 前日比(%) 評価損益 年間配当金 取得利回り 現在利回り
ハピネット(7552) 6 2,678円 3,760円 +280(+8.05%) +6,492円 100円 3.73% 2.66%
AREホールディングス(5857) 100 1,883円 3,755円 +250(+7.13%) +187,200円 135円 7.17% 3.60%
クボタ(6326) 200 1,844円 2,649円 +151(+6.04%) +161,000円 52円 2.82% 1.96%
キオクシアHD(285A) 10 56,044円 52,950円 +3,000(+6.01%) -30,940円 0円(無配) 0.00% 0.00%
SBIHD(8473) 208 1,735円 3,133円 +168(+5.67%) +290,784円 95円 5.48% 3.03%

上昇TOP5は5銘柄すべてプラス5パーセント超という力強い戻りでした。上昇1位はハピネット(7552)プラス8.05パーセント——直近の材料としては、8月上旬発表の第1四半期決算(玩具・アミューズメント事業が牽引し増収増益)や、8/17に報じられた大口投資家の大量保有報告などが手掛かりになっていた可能性がありますが、今日の上昇に直結する新規材料は確認できておらず、地合いの反発も追い風になったとみています。2位のAREホールディングス(5857)、3位のクボタ(6326)、5位のSBIホールディングス(8473)は今日ここまで明確な個別材料は確認できておらず、指数全体の反発に連動した値動きとみています。4位には前日下落TOP5首位だったキオクシアHD(285A)がプラス6.01パーセントで入り、韓国SKハイニックスの株価急伸を受けた自律反発狙いの思惑買いが優勢だったと報じられています。前日にマイナス60,940円まで積み上がった含み損は、今日の反発でマイナス30,940円まで縮小しました。

下落TOP5

銘柄(コード) 保有数 平均取得単価 終値 前日比(%) 評価損益 年間配当金 取得利回り 現在利回り
日本製鉄(5401) 600 567円 663円 -14.9(-2.20%) +57,600円 24円 4.23% 3.62%
ハマキョウ(9037) 20 1,210円 1,852円 -21(-1.12%) +12,840円 46円 3.80% 2.48%
ほぼ日(3560) 8 3,989円 4,395円 -50(-1.12%) +3,248円 90〜100円 2.26〜2.51% 2.05〜2.28%
センコーグループHD(9069) 220 1,055円 2,292.5円 -24.5(-1.06%) +272,250円 56円 5.31% 2.44%
SANKYO(6417) 4 1,686円 1,909円 -17.5(-0.91%) +892円 100円 5.93% 5.24%

下落TOP5は5銘柄ともマイナス2.2パーセント以内という小幅な下げにとどまり、しかも全銘柄が含み益を維持しています。下落1位は日本製鉄(5401)マイナス2.20パーセント——8/15に27年3月期通期純利益の上方修正を発表した直後の反発局面がひと段落した形で、押し目の範囲内とみています。ハマキョウ(9037)・ほぼ日(3560)・センコーグループHD(9069)・SANKYO(6417)はいずれもマイナス1パーセント程度の軽微な下落で、明確な個別材料は確認できず、指数全体が大幅高となる中での利益確定売りの範囲内だったとみています。下落TOP5に入った銘柄でも含み益が大きく崩れることはなく、日本製鉄はプラス57,600円、センコーグループHDに至ってはプラス272,250円の含み益を維持しました。

ポートフォリオ全体

評価額 含み損益 含み損益(%) 前日比 前日比(%)
36,252,693円 +12,934,175円 +55.47% +483,072円 +1.35%

含み損益率はプラス55.47パーセント、含み損益額はプラス1,293万円台——前日のプラス1,245万円台からプラス483,072円の回復です。2営業日続落で剥がれた含み益の一部を、今日1日でおおむね取り戻した形になりました。

📚 初心者向けワンポイント解説:ナンピン(難平)買いとは

今日は3銘柄をすべて「ナンピン」買いしました。この機会に、あらためてナンピン買いの意味とリスクを整理しておきます。

ナンピン買いの基本

ナンピン(難平)買いとは、すでに保有している銘柄の株価が下がった(または当初の想定より安い)時に追加で買い増し、平均取得単価を引き下げる手法です。同じ株数を買い増した場合、平均取得単価が下がる分だけ、将来株価が反発した時に含み損益がプラスに転じやすくなるという効果があります。今日買い増したオカダアイヨン(6294)や第一ライフグループ(8750)は、8/19に続いての買い増しで、平均取得単価を段階的に均していく形になっています。

ナンピンの落とし穴——“下がるナイフ”をつかむリスク

一方でナンピン買いには「下落トレンドそのものが続いていた場合、含み損がさらに拡大する」というリスクが常につきまといます。特に業績悪化や構造的な問題を抱えた銘柄を「安くなったから」という理由だけで買い増すと、いわゆる「落ちるナイフをつかむ」状態に陥りやすくなります。ナンピンが機能するのは、あくまで企業のファンダメンタルズに大きな変化がなく、株価下落が一時的な需給・地合い要因にとどまっている場合が前提だと考えています。

わたしが心がけている規律

1回あたりの金額を小さくとどめることが、ナンピンを規律あるものにする最大のポイントだと感じています。今日の3銘柄も1回あたり5,000円〜8,000円程度の小口にとどめました。一度に大きな金額を投じず、複数日に分けて少しずつ買い増すことで、仮に想定と反対方向に動いても傷が浅く済みます。高配当バリュー株中心の分散投資では、こうした地味な積み重ねが長期的なリターンを支えると考えています。

明日以降の注目ポイント

  • キオクシアHD(285A)の反発が続くか、それとも一時的な戻りにとどまるか
  • 米長期金利の動向と、NY株式市場の反応が持続するか
  • 中東情勢緊迫化による原油価格の高止まりが続くか
  • 日本製鉄(5401)の通期上方修正を受けた株価の落ち着き先
  • ハピネット(7552)の大量保有報告を受けた需給動向
  • 今日ナンピン買いした3銘柄(ショーボンド・オカダアイヨン・第一ライフグループ)の値動き

まとめ

今日8月20日は「日経平均がプラス1.36パーセントで2営業日ぶりの反発、米長期金利低下を受けたNYダウ高の流れを引き継いだ一日」でした。日経平均プラス1.36パーセントの66,216.79円、TOPIXはプラス1.18パーセントの4,059.73、わたしのポートフォリオはプラス1.35パーセントと、指数とほぼ同じペースで戻しました。対日経34日累計はプラス13.22パーセントポイントとほぼ横ばいを維持しています。

8/20
日経平均 +1.36%
TOPIX +1.18%
わたしのポートフォリオ +1.35%

上昇TOP5は5銘柄すべてプラス5パーセント超という力強い戻りとなり、前日下落TOP5首位だったキオクシアHD(285A)もプラス6.01パーセントで切り返しました。下落TOP5もマイナス2.2パーセント以内の小幅な下げにとどまり、全銘柄が含み益を維持しています。本日はショーボンド(1414)・オカダアイヨン(6294)・第一ライフグループ(8750)の3銘柄をすべてナンピン買い——下げ相場・戻り相場を問わず、小口の買い増しを地道に続けています。2営業日続落からの反発日でしたが、バリュー分散型ポートフォリオの底堅さをあらためて感じた一日でした。

明日も、地味に、着実に。


📌 関連記事

免責事項:本記事は個人の投資記録であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。投資はご自身の判断と責任で行ってください。

【2026年8月19日】高配当株PF記録|日経-3.16%続落・金利高止まりと半導体連想売りで私のPFは-2.47%、14銘柄を分散押し目買い

今日のサマリー

今日8月19日(水)の東京株式市場は、日経平均がマイナス2,134円31銭・マイナス3.16パーセントの65,326円42銭という大幅安で、2営業日連続の急落となりました。前場だけでマイナス1,736円まで下げ幅を広げる場面もあり、プライム市場では値下がり銘柄が8割を超える全面安の様相でした。TOPIXもマイナス127.91・マイナス3.09パーセントの4,012.31と、こちらも大きく崩れています。

背景は金利の高止まりへの警戒海外発の半導体株連想売りという複合要因だと受け止めています。米国では消費者物価指数が前年比プラス3.4パーセントとやや鈍化した一方、小売売上高がマイナス0.6パーセント・ミシガン大学消費者信頼感指数が51.0まで落ち込むなど、「物価は鈍化しているのに消費は悪化している」というねじれた景気観が意識されました。加えて7月のFOMC議事録がまだ公表されておらず金利見通しの不透明感が続く中、ソウル市場での半導体株売りをきっかけに東京エレクトロン・アドバンテスト・レーザーテックといった半導体関連にも連想売りが波及。さらに中国の鉱工業生産(プラス4.5パーセント・前回プラス5.3パーセントから鈍化)や小売売上高(プラス0.6パーセント・前回プラス1.0パーセントから鈍化)といった経済指標の鈍化も、資源・外需株の重荷になったとみています。

わたしのポートフォリオはマイナス2.47パーセント・マイナス906,294円にとどまり、日経平均をプラス0.69パーセントポイント・TOPIXをプラス0.62パーセントポイントでアウトパフォームしました。含み損益率はプラス53.44パーセント、含み損益額はプラス1,245万円台——前日のプラス1,335万円台からは後退したものの、指数の下げ幅に比べれば小幅な傷で済んだ一日でした。

今日の3大トピックは:

  1. 日経平均がマイナス3.16パーセントの大幅安で2営業日連続の急落——金利高止まり懸念と海外発の半導体連想売り、中国指標の鈍化が重なった”複合ショック”の一日
  2. 下落TOP5は2日連続でキオクシアHD(285A)が首位——マイナス12.60パーセントとさらに下げ幅を拡大し、パンパシフィックHD・オプテックスグループ・IHI・エスペックと続いた
  3. 下げ相場を”押し目”と見て14銘柄・約98,000円分を分散購入——建設・住宅設備・化学・保険・水インフラなど業種を絞らず小口で買い増した一日

主要指数とポートフォリオの比較

指標 終値 前日比 騰落率
私のポートフォリオ 35,749,787円 -906,294円 -2.47%
日経平均 65,326.42円 -2,134.31円 -3.16%
TOPIX 4,012.31 -127.91 -3.09%

日経平均・TOPIXともにマイナス3パーセント超という大幅安でしたが、わたしのポートフォリオはマイナス2.47パーセントで踏みとどまりました。前日に続いて半導体関連銘柄が下落TOP5を占める展開でしたが、上昇TOP5に外食・医療機器・海運・製薬といった値動きの異なる銘柄が並んだことが、指数の急落を一部吸収するクッションになったと感じています。

33日累計で対日経+13.23pptに拡大

日付 日経平均 TOPIX ポートフォリオ 対日経差
7/2〜7/30 -8.56%累計 -0.94%累計 +5.20%累計 +13.76ppt累計
7/31(木) +4.03% +1.29% +0.06% -3.97ppt
8/3(月) -0.94% -1.08% -1.22% -0.28ppt
8/4(火) +0.32% +0.04% -0.49% -0.81ppt
8/5(水) +3.66% +2.13% +1.20% -2.46ppt
8/6(木・記事なし) -0.93% +0.19%(推計) +1.17% +2.10ppt
8/7(金) -0.12% +0.47% +0.70% +0.82ppt
8/10(月) +2.08% +0.63% -0.09% -2.17ppt
8/12(水) +0.83% +0.94% +0.61% -0.22ppt
8/13(木) +1.16% +0.89% +0.48% -0.68ppt
8/14(金) +0.59% +0.51% +0.28% -0.31ppt
8/17(月) +0.74% -0.31% -0.42% -1.16ppt
8/18(火) -2.54% -1.05% -0.15% +2.39ppt
8/19(水) -3.16% -3.09% -2.47% +0.69ppt
33日累計 -6.87% -0.53% +6.36% +13.23ppt

33日累計で日経平均マイナス6.87パーセントに対してPFプラス6.36パーセント対日経通算プラス13.23パーセントポイント——前日のプラス12.54pptからさらにプラス0.69ppt拡大しました。指数が2日続けて急落する局面でも対日経差が縮まらずむしろ広がるのを見ると、バリュー分散の効果をあらためて実感します。

本日の取引

今日は下げ相場を”押し目”と捉え、14銘柄を小口で分散して買い増しました。1銘柄あたりの金額は数千円〜1万円弱と小さく、業種も建設・住宅設備・機械・化学・保険・水インフラと絞らずに広げています。

銘柄(コード) 約定株数 約定単価 約定金額 意図
東鉄工(1835) 2 3,910円 7,820円 押し目買い
五洋建(1893) 4 1,367円 5,468円 押し目買い
大和ハウス(1925) 2 4,572円 9,144円 押し目買い
新日空調(1952) 2 2,980円 5,960円 押し目買い
イージェイHD(2153) 4 1,758円 7,032円 押し目買い
東急不HD(3289) 4 1,308.5円 5,234円 押し目買い
高純度化(4973) 2 4,580円 9,160円 押し目買い
オカダアイヨン(6294) 4 1,918円 7,672円 押し目買い
月島HD(6332) 2 2,646円 5,292円 押し目買い
日セラミック(6929) 2 3,645円 7,290円 押し目買い
パンパシフィックHD(7532) 10 814.1円 8,141円 押し目買い
第一ライフグループ(8750) 4 1,776円 7,104円 押し目買い
東建物(8804) 2 3,312円 6,624円 押し目買い
メタウォーター(9551) 2 3,020円 6,040円 押し目買い
合計 97,981円

1日で14銘柄という珍しい買い方をした理由

これまでは1〜2銘柄を狙い撃ちして買うことが多かったのですが、今日のように指数全体が3パーセント超も崩れる日は、どの銘柄が”たまたま”割安に見えているかを事前に絞り込むのが難しいと感じています。そこで今日は建設・住宅設備・機械・化学・保険・水インフラといった値動きの異なる業種から少しずつ買い増す形にしました。パンパシフィックHD(7532)は既存90株に10株を買い増し、平均取得単価を867円から862円に引き下げています。1銘柄あたりの金額を小さく抑えているのは、”下げているから買う”だけの安易な逆張りにならないようにという自分なりの歯止めでもあります。

私の高配当株ポートフォリオ実績

上昇TOP5

銘柄(コード) 保有数 平均取得単価 終値 前日比(%) 評価損益 年間配当金 取得利回り 現在利回り
グッドパッチ(7351) 100 494円 467円 +15(+3.32%) -2,700円 10円 2.02% 2.14%
すかいらーくHD(3197) 100 2,992円 3,255円 +97(+3.07%) +26,300円 27円 0.90% 0.83%
日本ライフライン(7575) 6 1,404円 1,546円 +39(+2.59%) +852円 56〜81円 3.99〜5.77% 3.62〜5.24%
商船三井(9104) 6 4,999円 6,966円 +85(+1.24%) +11,802円 205円 4.10% 2.94%
アステラス薬(4503) 100 1,719円 2,337円 +26.5(+1.15%) +61,800円 80円 4.65% 3.42%

上昇TOP5には半導体関連銘柄が1つも入らず、指数全体が崩れる中でも外食・医療機器・海運・製薬といった業種の異なる銘柄が底堅く上昇しました。上昇1位はグッドパッチ(7351)プラス3.32パーセント——含み損状態ながらも今日は買われ、平均取得単価494円に対してまだ含み損マイナス2,700円が残っています。2位のすかいらーくHD(3197)は8/13に中間決算発表を終えたばかりの外食大手で、今日の上昇はディフェンシブ選好の流れに乗った形とみています。3位の日本ライフライン(7575)は医療機器メーカーで、金利敏感セクターの下げをよそに底堅い値動きでした。商船三井(9104)・アステラス薬(4503)も含み益プラス30パーセント超を維持したまま今日も上昇しています。

下落TOP5

銘柄(コード) 保有数 平均取得単価 終値 前日比(%) 評価損益 年間配当金 取得利回り 現在利回り
キオクシアHD(285A) 10 56,044円 49,950円 -7,200(-12.60%) -60,940円 0円(無配) 0.00% 0.00%
パンパシフィックHD(7532) 100 862円 814.1円 -101.4(-11.08%) -4,790円 8.5〜9円 0.99〜1.04% 1.04〜1.11%
オプテックスグループ(6914) 6 2,498円 3,230円 -310(-8.76%) +4,392円 76円 3.04% 2.35%
IHI(7013) 200 1,543円 2,773円 -214.5(-7.18%) +246,000円 23円 1.49% 0.83%
エスペック(6859) 2 3,320円 3,855円 -295(-7.11%) +1,070円 115円 3.46% 2.98%

下落1位は2日連続でキオクシアHD(285A)、マイナス12.60パーセント——昨日のマイナス7.58パーセントに続く連続急落で、ついに含み損益がマイナス60,940円・マイナス10.87パーセントと含み損に転落しました。海外発の半導体連想売りの直撃を受けた形です。とはいえ打診買いから積み上げてきた10株という規模にとどめていたため、傷は限定的だと捉えています。2位のパンパシフィックHD(7532)はマイナス11.08パーセント——今日新たに10株を買い増した直後の下落となりましたが、平均取得単価862円に対してマイナス5.56パーセントの軽微な含み損にとどまっています。3位以下のオプテックスグループ・IHI・エスペックはいずれも含み益を維持しており、IHIは含み益プラス246,000円・プラス79.71パーセントと、今日の下げは積み上がった含み益の一部が剥がれた程度で済んでいます。

ポートフォリオ全体

評価額 含み損益 含み損益(%) 前日比 前日比(%)
35,749,787円 +12,451,071円 +53.44% -906,294円 -2.47%

含み損益率プラス53.44パーセント・含み損益額プラス1,245万円台——前日のプラス1,335万円台からマイナス906,294円の後退となりました。日経平均がマイナス3.16パーセントという2日連続の急落を演じた中でこの程度の後退で収まったのは、上昇TOP5と下落TOP5のバランスに加えて、キオクシアの保有規模を打診買いの10株にとどめていたことが効いたと捉えています。

📚 初心者向けワンポイント解説:金利が”高止まり”すると株価にどう影響するか

今日、日経平均がマイナス3.16パーセントと大きく下げた理由の1つに「金利の高止まりへの警戒」が挙げられていました。この”金利と株価”の関係を、あらためて整理してみます。

株価は「将来の利益を今の価値に割り引いたもの」

株式投資の理論では、株価は将来企業が生み出す利益を、金利を使って現在の価値に割り引いたものと考えられています。この「割り引く」際に使う金利が上がるほど、同じ将来利益であっても現在の株価としての評価は下がりやすくなります。特に成長期待の高い銘柄ほど遠い将来の利益への依存度が高いため、金利上昇の影響を強く受けやすいという性質があります。

金利敏感セクターとディフェンシブセクターの明暗

今日の相場でも、半導体関連など成長期待の高いセクターが大きく売られた一方、外食・医療機器・生活必需品といったディフェンシブセクターは比較的底堅く推移しました。金利上昇局面では、企業の資本コストが増える(借入や設備投資の負担が重くなる)という実務的な影響に加えて、投資家心理として「値動きの荒い成長株より、キャッシュフローが安定した銘柄を持っていたい」という選好が強まりやすい傾向があります。今日の上昇TOP5に外食・医療機器・海運・製薬が並び、下落TOP5に半導体・電子部品が集中したのは、まさにこの構図が表れた形だと感じています。

長期の高配当株投資家としての向き合い方

金利動向は自分でコントロールできるものではありませんが、業種を分散して保有していれば、金利敏感セクターが売られる日にディフェンシブセクターが下支えになるということを、今日はあらためて実感しました。FOMC議事録の公表待ちなど、金利を巡る不透明感が続く局面では、指数のニュースに振り回されず、自分の保有銘柄がどのセクターに偏っていないかを定期的に見直すことが、長期投資家には大切だと思っています。

明日以降の注目ポイント

  • キオクシアHD(285A)が2日連続で急落した後の反発力、含み損圏での値動き
  • 7月FOMC議事録の公表タイミングと、公表後の金利観の変化
  • 半導体株の連想売りが一巡するか、それとも続くか
  • 中国の経済指標鈍化が資源・外需株(INPEX、住友鉱など)にどこまで波及するか
  • 今日分散購入した14銘柄の値動きと、平均取得単価引き下げの効果
  • パンパシフィックHD(7532)の決算発表時期と内容

まとめ

今日8月19日は「日経平均がマイナス3.16パーセントの大幅安で2営業日連続の急落、金利高止まり懸念と半導体連想売りが重なった一日」でした。日経平均マイナス3.16パーセントの65,326.42円、TOPIXはマイナス3.09パーセントの4,012.31、わたしのポートフォリオはマイナス2.47パーセントと、指数の急落幅よりは小さい下げにとどまりました。対日経33日累計はプラス13.23パーセントポイントにさらに拡大しています。

8/19
日経平均 -3.16%
TOPIX -3.09%
わたしのポートフォリオ -2.47%

下落TOP5は2日連続でキオクシアHD(285A)が首位に立ち、マイナス12.60パーセントでついに含み損に転落しました。パンパシフィックHD・オプテックスグループ・IHI・エスペックと続きましたが、キオクシア以外はいずれも含み益を維持しています。一方の上昇TOP5には外食・医療機器・海運・製薬という業種の異なる銘柄が並び、金利敏感セクターの下げをディフェンシブセクターがカバーする構図がはっきり見えた一日でした。本日は14銘柄・約98,000円分を分散して押し目買い——指数が大きく崩れる日ほど、1〜2銘柄に集中せず広く薄く拾う買い方も選択肢の1つだとあらためて感じています。2日連続の急落という不安になりやすい相場展開でしたが、バリュー分散型ポートフォリオの底堅さがここでも効いたと感じています。

明日も、地味に、着実に。


📌 関連記事

免責事項:本記事は個人の投資記録であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。投資はご自身の判断と責任で行ってください。