【2026年10月16日】高配当株PF記録|日経7日ぶり反発+1.39%でPF+1.57%、大末建設が上方修正・増配でストップ高、グッドパッチは決算で小反落

今日のサマリー

日経平均は、プラス898円34銭・プラス1.39パーセントの65,324円29銭で、7営業日ぶりに反発しました。TOPIXもプラス66.66・プラス1.67パーセントの4,066.00で3営業日ぶりに反発し、昨日割り込んだ4,000台を1日で取り戻しています。

日経新聞によると、前日の米国では、昨日の急落のきっかけになったAI向けクラウドのコアウィーブが反発。エヌビディアのジェンスン・ファンCEOが同社の財務に楽観的な見方を示したことで、AI投資の先行きへの不安がいったん和らいだと伝わっています。半導体の比重が高い韓国の株価指数も一時4パーセント高。東京でもキオクシアやレーザーテックなどAI・半導体株に買い戻しが入り、日経平均の上げ幅は一時1,300円に迫りました。来週から米国の大手テック企業の決算が本格化するため、引けにかけては伸び悩んだとのことです。

昨日の歴代3位の下げ幅を受けて、幅広い銘柄に押し目買いが入り、東証プライムは値上がり1,292銘柄・値下がり228銘柄と、8割を超える銘柄が上がりました。売買代金は約7.67兆円です。プライムの値上がり率1位は、わたしも持っている大末建設(1814)のプラス20.86パーセントでした。

わたしのポートフォリオは、プラス573,612円・プラス1.57パーセント。対日経はプラス0.18パーセントポイント、対TOPIXはマイナス0.10パーセントポイントです。

今日のトピックは:

  1. 日経平均はプラス1.39パーセントで7日ぶりに反発。わたしのポートフォリオはプラス1.57パーセントで、日経平均をわずかに上回りました。昨日の大きな下げの日に踏みとどまり、今日の反発の日にもついていけた2日間です
  2. 上昇TOP5の1位は、大末建設(1814)のストップ高、プラス20.86パーセント。昨日の引け後に、業績予想の上方修正と、年間配当186円→234円の大幅増配、ToSTNeT-3での自社株買いを発表。そして、わたしは昨日の大引けで、この大末建設を2株ナンピンしていました
  3. 昨日本決算を発表したグッドパッチ(7351)は、マイナス1.52パーセントで下落TOP5の1位。今日の取引は、昨日1株ナンピンしたキオクシア(285A)を、反発したところで1株売却したのみ。自分では「利確」のつもりでしたが、移動平均法では「損だし」になりました

主要指数とポートフォリオの比較

指標 終値 前日比 騰落率
私のポートフォリオ 37,087,467円 +573,612円 +1.57%
日経平均 65,324.29円 +898.34円 +1.39%
TOPIX 4,066.00 +66.66 +1.67%

日経平均に対してプラス0.18パーセントポイント、TOPIXに対してマイナス0.10パーセントポイント。

今日は、昨日と反対の「全面高」の日でした。日経平均はAI・半導体の値がさ株の買い戻しで上がり、TOPIXはプライムの8割が上がる幅広さで上がった。わたしのポートフォリオは、ちょうどその間くらいです。半導体関連はキオクシア・PILLAR・FUJIMIなど一部しか持っていないので、日経平均が大きく上げる日は置いていかれやすいのですが、今日は大末建設のストップ高と、IHIの上げ(200株でプラス24,100円)が効きました。

71日累計で対日経+14.26ppt

日付 日経平均 TOPIX ポートフォリオ 対日経差
7月(21日) -8.56%累計 -0.80%累計 +6.76%累計 +15.32ppt累計
8月(20日) +3.20%累計 +3.81%累計 +3.41%累計 +0.21ppt累計
9月(19日) +0.84%累計 -1.04%累計 -1.63%累計 -2.47ppt累計
10/1(木) +3.30% +0.57% -0.61% -3.91ppt
10/2(金) -0.94% -0.99% -1.19% -0.25ppt
10/5(月) +2.40% +1.33% +0.67% -1.73ppt
10/6(火) +1.05% +0.92% +0.56% -0.49ppt
10/7(水) -0.92% -0.70% -0.64% +0.28ppt
10/8(木) -1.42% -1.51% -1.37% +0.05ppt
10/9(金) -0.02% +0.33% +0.40% +0.42ppt
10/13(火) -1.82% +0.14% +1.25% +3.07ppt
10/14(水) -0.05% -0.34% -0.21% -0.16ppt
10/15(木) -4.90% -2.38% -1.16% +3.74ppt
10/16(金) +1.39% +1.67% +1.57% +0.18ppt
71日累計 -6.45% +1.01% +7.81% +14.26ppt

71日累計は、日経平均マイナス6.45パーセントに対してポートフォリオはプラス7.81パーセント、対日経通算プラス14.26パーセントポイント。昨日のプラス14.08ポイントから、0.18ポイント広がりました。TOPIXの累計も、昨日のマイナス0.66パーセントからプラス1.01パーセントに戻っています。

10月の11営業日の合計は、プラス1.20ポイントです。昨日書いた「大きく上げる日には置いていかれ、大きく下げる日には踏みとどまる」というパターンからすると、今日のような大きめの反発の日は負けてもおかしくない日でした。それでも小さく勝てたのは、上昇TOP5に半導体以外の銘柄が並んだからだと思います。

本日の取引

本日の取引は、キオクシアHD(285A)の1株売却のみです。買い増しはありません。

銘柄(コード) 約定株数 約定単価 約定金額 意図
キオクシアHD(285A) 1(現売) 13,375円 13,375円 前日12,880円で買った1株を、反発したので売却(1株では利確のつもり・移動平均法では損だし)
合計 — — 13,375円 —

キオクシアHD(285A)——「明日は上がるだろう」の1株を、上がったので売却

キオクシアは今日、プラス495円・プラス3.84パーセントの13,375円。昨日の終値12,880円からの反発です。

昨日の1株は、正直に書くと、「ここまで下がったのだから、明日は上がるだろう」と思って買った1株でした。長く持つためのナンピンというより、翌日の反発を狙った買いです。思ったほどは上がりませんでしたが、上がったことは上がったので、今日その1株を13,375円で売って、利益を確定するつもりでした。約定単価は、今日の終値と同じです。

ふだんのわたしは、下げた日に少しずつ買い増して、長く持つ投資をしています。今回のように「明日上がるか」を当てにいく売買は、わたしの本来のやり方ではありません。結果は1株でプラス495円。当たったとはいえ、たまたまに近いと思っています。

これで保有は31株から30株に戻りました。特定口座の平均取得単価は移動平均法なので、売却しても平均取得単価は18,495円のまま変わりません。30株で、含み損はマイナス153,600円・マイナス27.68パーセントです。

「利確」のつもりが、税金の計算では「損だし」に

昨日12,880円で買った1株を、今日13,375円で売った——その1株だけを見れば、495円のプラスで、わたしの気持ちとしては「利確」です。

ところが、特定口座の損益の計算は、そうはなりません。移動平均法では、どの日に買った株を売ったかは区別されず、売った株の取得単価は「平均取得単価」で計算されます。つまり、税金の計算上は「18,495円の株を13,375円で売った」ことになり、実現損益はマイナス5,120円です。

見方 取得単価 売却単価 損益
昨日買った1株だけを見る 12,880円 13,375円 +495円
特定口座(移動平均法)の計算 18,495円 13,375円 -5,120円(実現損)

この仕組みは、7月6日の解説でも「買値より高く売っても損失になる」として取り上げました。今日のケースは、まさにその実例です。「利確したつもりが、実際には損だしになっていた」——自分で書いた解説に、自分で引っかかった形です。実現損のマイナス5,120円は、今年の他の売却益と通算されるので、その分、源泉徴収された税金の一部が戻ってくる計算になります。一方で、30株の含み損そのものは、1株売っても何も変わっていません。

📊 本日の決算解析: グッドパッチ・大末建設——昨日引け後の発表に、今日の株価が答えた

昨日(10/15)の引け後に、わたしの保有銘柄から2つの大きな発表がありました。本決算のグッドパッチと、業績・配当予想の上方修正の大末建設です。昨日は日経平均がマイナス4.90パーセントの日で、今日がその答え合わせの日になりました。

グッドパッチ(7351)——増収・営業減益の本決算、来期は増収増益予想。今日はマイナス1.52パーセント

グッドパッチは、100株・平均取得単価494円で保有しています。10月15日15時30分に、2026年8月期の決算短信と決算説明資料を開示しました。

項目 2026年8月期(実績) 前期比 2027年8月期(会社予想) 前期比
売上高 51.97億円 +2.2% 57.50億円 +10.6%
営業利益 4.47億円 -19.7% 5.00億円 +11.9%
経常利益 5.94億円 -3.1% 6.00億円 +1.0%
純利益 3.54億円 -13.0% 4.00億円 +13.0%
年間配当 10円 据え置き 10円 据え置き

売上は少し伸びたものの、営業利益は約2割の減益。来期は売上プラス10.6パーセント、営業利益プラス11.9パーセントと、増収増益の予想です。配当は今期・来期とも10円で据え置き。9月に子会社化を発表した株式会社Bandの分が、来期の予想にどこまで入っているかは、まだ確認できていません。

市場の反応は、今日はマイナス7円・マイナス1.52パーセントの454円。ザラ場では448円まで下げました。下げ幅だけ見れば小さいのですが、今日はプライムの8割が上がった日で、TOPIXはプラス1.67パーセント。TOPIXと比べると、3パーセントほど負けた計算です。出来高も14,400株と、決算発表前の昨日(7,700株)の約2倍、直近10営業日でいちばん多い数字でした。

「決算で売られたのか」と聞かれれば、相場全体が上がる日に逆行安したので、「売られた」と見てよさそうです。ただ、ストップ安になるような失望売りではなく、「減益の今期と、増益予想の来期を見て、買う理由も見つからなかった」くらいの反応だと受け止めています。昨日、日経平均がマイナス4.90パーセントの日も、グッドパッチはマイナス1.50パーセントで踏みとどまっていたので、2日間ほぼ同じ下げです。

わたしの含み損はマイナス4,000円・マイナス8.10パーセント。年初来安値は3月4日の432円で、そこまではあと22円です。取得利回りは2.02パーセントと、わたしの保有銘柄の中では低め。来期の増益予想が数字になって表れるかを、次の決算まで見ていくつもりです。

大末建設(1814)——上方修正・大幅増配・ToSTNeT-3でストップ高

大末建設は、10月15日16時30分に3つの開示を出しました。業績予想と配当予想の修正、自己株式の取得(ToSTNeT-3)、それに初のキャラクターの誕生のお知らせです。

項目(2027年3月期通期・連結) 前回予想 今回修正 増減率
売上高 984億円 1,001億円 +1.7%
営業利益 57.5億円 70.5億円 +22.6%
経常利益 56.5億円 69.4億円 +22.8%
純利益 38.6億円 48.1億円 +24.6%
年間配当 186円(中間93円+期末93円) 234円(中間117円+期末117円) +25.8%

上期(4〜9月)の営業利益は31.1億円→46.1億円と、プラス48.2パーセントの上方修正。理由は、工事の採算が良くなったことと、設計変更や物価上昇への対応が進んだこととのことです。総還元性向50パーセント以上・DOE4.0パーセント以上という方針に沿って、中間・期末とも24円ずつ増配し、年間234円(配当性向50.09パーセント)になりました。

さらに、今朝8時45分のToSTNeT-3で、昨日の終値3,355円で自社株160,200株・約5.37億円を買い付けたと、今日10時30分に結果が開示されています。発行済株式の約1.6パーセントです。

今日の株価は、プラス700円・プラス20.86パーセントの4,055円でストップ高。東証プライムの値上がり率1位でした。

実は、わたしは昨日、この大末建設を2株、3,355円でナンピンしていました。38株を40株にして、平均取得単価を約3,547円に下げたところです。会社が今朝ToSTNeT-3で自社株を買ったのと、ちょうど同じ3,355円。もちろん、発表を知っていて買ったわけではなく、昨日の暴落の日に、いつものように建設株を少しずつ買い増しただけです。昨日はマイナス5.40パーセントの含み損だったのが、今日はプラス20,320円・プラス14.32パーセントの含み益に変わりました。

配当は、40株 × 48円の増配で、年1,920円(税引前)の増加。平均取得単価約3,547円に対する取得利回りは、5.24パーセントから6.60パーセントへ。こういうことがあるので、地味な建設株のナンピンはやめられません——と書きたいところですが、これはたまたまです。たまたまを実力と勘違いしないようにしておきます。

キャリアリンク(6070)——昨日15時30分に業績予想の上方修正

上昇TOP5の5位のキャリアリンクも、昨日15時30分に「業績予想の修正に関するお知らせ」を開示していました。中身は上方修正です。修正後の数字と、配当予想が変わったかどうかは、まだ確認できていません。今日はプラス5.01パーセントの2,681円。相場全体の上げに、上方修正への評価が加わったとみています。含み益はプラス5,880円・プラス18.58パーセント、年間配当120円で取得利回りは5.31パーセントです。次の決算は11月13日の予定です。

私の高配当株ポートフォリオ実績

上昇TOP5

銘柄(コード) 保有数 平均取得単価 終値 前日比(%) 評価損益 年間配当金 取得利回り 現在利回り
大末建設(1814) 40 3,547円 4,055円 +700(+20.86%) +20,320円 234円 6.60% 5.77%
アドソル日進(3837) 40 967円 1,404円 +73(+5.48%) +17,480円 48円 4.96% 3.42%
楽天グループ(4755) 100 752円 644.3円 +33(+5.40%) -10,770円 0円 0.00% 0.00%
IHI(7013) 200 1,543円 2,526.5円 +120.5(+5.01%) +196,700円 23円 1.49% 0.91%
キャリアリンク(6070) 14 2,261円 2,681円 +128(+5.01%) +5,880円 120円 5.31% 4.48%

上昇TOP5は、建設・ITサービス・ネット・重工・人材派遣と、ばらばらの顔ぶれです。1位の大末建設は上で書いたとおり、昨日の上方修正と増配によるストップ高。2位以下は、プライムの8割が上がった全面高の中で、とくに大きく戻した銘柄です。

IHI(7013)——200株で、プラス24,100円

金額でいちばん効いたのは、4位のIHIです。プラス120.5円・プラス5.01パーセントの2,526.5円で、200株なのでプラス24,100円。大末建設(40株でプラス28,000円)と合わせて、この2銘柄だけで今日のプラスの約9パーセントになります。直近の適時開示はなく、全面高の中での戻りとみています。含み益はプラス196,700円・プラス63.74パーセント。取得利回りは1.49パーセントと低めですが、含み益の大きさでポートフォリオを支えてくれている銘柄です。

アドソル日進(3837)・楽天グループ(4755)

2位のアドソル日進は、プラス5.48パーセントの1,404円。直近の適時開示はありません。含み益はプラス45.19パーセント、取得利回りは4.96パーセントです。

3位の楽天グループは、プラス5.40パーセントの644.3円。10月7日の楽天ドライブの不正アクセス発表以降、さえない動きが続いていましたが、今日は大きく戻しました。昨日17時に子会社の役員・従業員向けのストックオプションの開示がありますが、株価への影響は小さいとみています。それでも含み損はマイナス10,770円・マイナス14.32パーセントで、無配の銘柄です。

下落TOP5

銘柄(コード) 保有数 平均取得単価 終値 前日比(%) 評価損益 年間配当金 取得利回り 現在利回り
グッドパッチ(7351) 100 494円 454円 -7(-1.52%) -4,000円 10円 2.02% 2.20%
信越ポリマー(7970) 14 2,055円 2,377円 -26(-1.08%) +4,508円 66円 3.21% 2.78%
前澤HD(575A) 108 1,658円 1,922円 -20(-1.03%) +28,512円 63円 3.80% 3.28%
サンコーテクノ(3435) 20 1,171円 1,461円 -15(-1.02%) +5,800円 46円 3.93% 3.15%
Jパワー(9513) 25 2,371円 3,929円 -38(-0.96%) +38,950円 105円 4.43% 2.67%

下落TOP5は、いちばん下げたグッドパッチでもマイナス1.52パーセント。5位のJパワーはマイナス0.96パーセントで、1パーセントも下げていません。昨日の下落TOP5は、5銘柄すべてがマイナス7パーセントを超えていました。同じ「下落TOP5」でも、日によって中身はまったく違います。

1位のグッドパッチは、決算の解析で書いたとおりです。2位の信越ポリマーは10月26日、5位のJパワーは10月30日に決算発表の予定で、今日はまだ発表されていません。画面の「決算」マークは、決算発表が近いという意味です。3位の前澤HDと4位のサンコーテクノも、全面高の日の小さな利益確定売りとみています。5銘柄とも、下げはどれも数百円から数千円。グッドパッチ以外の4銘柄は、含み益のままです。

信越ポリマーの年間配当は、2027年3月期の会社予想で66円。7月の第1四半期決算で増配が発表されていたものの、金額を確認できていなかった銘柄です。Jパワーは年間105円(会社予想)で、取得利回りは4.43パーセント。どちらも、今日あらためて確認しました。

ランキングの合計はプラス55,638円、全体はプラス573,612円

増減額
上昇TOP5の合計 +60,112円
下落TOP5の合計 -4,474円
TOP10の合計 +55,638円
ポートフォリオ全体 +573,612円
ランキング外の180銘柄 +517,974円

今日のプラスの約9割は、ランキング外の180銘柄から。1銘柄あたり約2,900円のプラスです。昨日は1銘柄あたり約2,100円のマイナスだったので、昨日の下げをほぼ取り返した形です。全面高の日は、TOP5に載らない銘柄が1パーセント前後ずつ、静かに積み上がります。

ポートフォリオ全体

評価額 含み損益 含み損益(%) 前日比 前日比(%)
37,087,467円 +12,912,999円 +53.42% +573,612円 +1.57%

評価額は37,087,467円。含み損益はプラス12,912,999円・プラス53.42パーセントで、昨日のプラス50.98パーセントから2.44ポイント戻しました。

評価額の動きも確かめておきます。昨日の評価額36,526,735円に、前日比プラス573,612円を足して、売ったキオクシア1株の13,375円を引くと、37,086,972円。画面の37,087,467円とは495円ずれます。この495円は、売ったキオクシア1株の今日の値上がり(12,880円→13,375円)とちょうど同じです。SBI証券の「前日比」は今日の終わりに持っている株だけで計算されていて、売った1株の今日の値上がり分は入っていないとみられます。取得総額も昨日から18,495円減っていて、キオクシアの平均取得単価1株分とぴったり一致しました。今日は、ずれの理由がすべて説明できた日です。

📚 初心者向けワンポイント解説:「ToSTNeT-3」とは——朝8時45分に、会社が自社株を前日の終値で買う仕組み

今日の大末建設のニュースに出てきた「ToSTNeT-3(トストネット・スリー)」。ふだんの取引では見かけない言葉なので、まとめておきます。

市場が開く前に、「前日の終値」で1回だけ買う

ToSTNeT(トストネット)は、東京証券取引所の「立会外取引(たちあいがいとりひき)」のシステムです。ふつうの売買(立会内取引)とは別に、決まったルールで、まとまった株を取引するための仕組みです。その中の「ToSTNeT-3」は、会社が自分の株を買う「自己株式の取得」専用の取引になります。

流れは、大末建設の例だとこうなります。

日時 何が起きたか
10/15 16:30 取締役会で自社株買いを決め、「明日の朝、今日の終値3,355円で、最大176,000株を買う」と開示
10/16 8:45 市場が開く前のToSTNeT-3で、3,355円で売り注文と突き合わせて買付け
10/16 10:30 「160,200株・約5.37億円を取得し、今回の自社株買いは終了」と結果を開示

ポイントは、価格が前日の終値に固定されていて、取引は朝の1回だけ、ということです。ふだんの市場で何日もかけて少しずつ買うと、株価を押し上げてしまったり、買い付けに時間がかかったりしますが、ToSTNeT-3なら1回で終わります。

売り手は、多くの場合「大株主」

大末建設の開示には、「一部の株主から、保有株を売却する意向があるとの連絡を受けている」と書かれていました。ToSTNeT-3は、こうした大株主(取引先や金融機関など)がまとまった株を手放したいときに、市場で売って株価を下げてしまわないよう、会社がまとめて引き受ける形で使われることが多いとされています。

長期で持っている側から見ると、良い点が2つあります。

  1. 「いつか大株主が売ってくるかもしれない」という重し(オーバーハング)が消える。7月9日に、キオクシアで解説した言葉です
  2. 会社が買った分だけ、市場に出回る株が減り、1株あたりの利益や配当の価値が少し上がる

一方で、ToSTNeT-3には一般の投資家は参加できません。わたしたち個人は、前日の終値3,355円で売る機会もなく、今日はふつうの市場でストップ高の4,055円が付いていました。ToSTNeT-3そのものよりも、同時に出た上方修正と25パーセントの増配のほうが、今日の株価には大きく効いたと思います。

「自社株買い」の発表は、方法まで見る

「自社株買い」と一口に言っても、市場で何カ月もかけて少しずつ買うものと、ToSTNeT-3で翌朝1回で買うものがあります。前者は、期間中ずっと株価の下支えになる。後者は、大株主の売りを会社が受け止めて、それで終わり。開示を読むときは、「何株・何円」だけでなく、「どうやって買うか」まで見ておくと、その自社株買いの性格が分かります。

明日以降の注目ポイント

  • 来週から米国の大手テック企業の決算が本格化。AI投資の需要の強さが確認できるかどうかで、AI・半導体株の流れが決まりそう
  • キオクシア(285A)は今日プラス3.84パーセントで反発。30株・平均取得単価18,495円で、含み損はマイナス27.68パーセント
  • 大末建設(1814)は、ストップ高の翌日の値動きに注目。次は11月上旬とみられる中間決算で、上方修正どおりの数字が出るか
  • グッドパッチ(7351)は、決算翌日の逆行安。年初来安値432円まで、あと22円
  • 信越ポリマー(7970)は10月26日、Jパワー(9513)は10月30日に決算発表の予定
  • キャリアリンク(6070)は上方修正。修正後の数字と配当予想への影響は、確認しておきたい

まとめ

10/16
日経平均 +1.39%
TOPIX +1.67%
わたしのポートフォリオ +1.57%

日経平均はプラス898円・プラス1.39パーセントで7日ぶりに反発。TOPIXもプラス1.67パーセントで、4,000台を1日で取り戻しました。米コアウィーブの反発でAI投資への不安が和らぎ、昨日売られたAI・半導体株に買い戻しが入り、プライムの8割の銘柄が上がった一日です。

わたしのポートフォリオはプラス573,612円・プラス1.57パーセント。対日経はプラス0.18ポイント。71日累計の対日経差は、プラス14.26ポイントになりました。含み損益率もプラス53.42パーセントまで戻しています。

上昇TOP5は、大末建設(1814)・アドソル日進(3837)・楽天グループ(4755)・IHI(7013)・キャリアリンク(6070)。大末建設とキャリアリンクは、どちらも昨日の上方修正の発表を受けての上げ。大末建設は、上方修正と年間186円→234円の増配、ToSTNeT-3の自社株買いでストップ高。昨日の大引けで2株ナンピンしたばかりで、含み損から一気にプラス14.32パーセントの含み益に変わりました。ただ、これはたまたまです。

下落TOP5は、グッドパッチ(7351)・信越ポリマー(7970)・前澤HD(575A)・サンコーテクノ(3435)・Jパワー(9513)で、いちばん下げてもマイナス1.52パーセント。グッドパッチは、増収・営業減益の本決算を受けて、全面高の中で逆行安。「決算で売られた」と言えますが、失望売りというほどではない、小さな下げでした。

本日の取引は、キオクシア(285A)の1株売却のみ。「明日は上がるだろう」と思って昨日12,880円で買った1株を、上がったので今日13,375円で売りました。1株だけ見れば495円のプラスですが、移動平均法の計算ではマイナス5,120円の実現損。同じ1株の売買でも、見方によって損益の符号まで変わる——利確のつもりが損だしに——特定口座の仕組みを、あらためて実感した一日です。

昨日の暴落、今日の反発。2日間で見れば、日経平均はマイナス3.5パーセントほど、わたしのポートフォリオはプラス0.4パーセントほど。大きく揺れた2日間でしたが、ポートフォリオはほとんど揺れずに済みました。

明日も、地味に、着実に。


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免責事項:本記事は個人の投資記録であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。投資はご自身の判断と責任で行ってください。

【2026年10月15日】高配当株PF記録|日経3,318円安-4.90%で歴代3位の下げ幅、PF-1.16%で対日経+3.74pt、キオクシアを1株だけナンピン

今日のサマリー

日経平均は、マイナス3,318円34銭・マイナス4.90パーセントの64,425円95銭で、6日続落しました。下げ幅は、歴代3位です。TOPIXもマイナス97.44・マイナス2.38パーセントの3,999.34で、約2カ月ぶりに4,000を割り込みました。

日経新聞によると、きっかけは米国のAI向けクラウド企業コアウィーブの社債価格の急落です。AI企業の借入への不安、AIインフラ投資が減速に向かうのではという見方が広がり、前日の米国で半導体株が大きく下げました。9月の米消費者物価指数(CPI)が予想を上回り、早めの追加利上げが意識されたことも重なったと伝わっています。寄り付きから863円安で始まり、取引時間中には一時3,651円安の64,092円まで下げました。昨日のASMLに続いて、今日は台湾TSMCの7〜9月期決算が予想を上回りましたが、市場は「想定の範囲内」と受け止め、流れは変わりませんでした。

アドバンテスト1銘柄だけで、日経平均を1,300円以上押し下げたとのことです。東証プライムは値下がり948銘柄・値上がり564銘柄。売買代金は約10.14兆円でした。一方で、良品計画やファーストリテイリングなどの小売株、中外製薬などには買いが入り、業種別日経平均の小売業はプラス2.7パーセントと、約2カ月ぶりの高値です。

わたしのポートフォリオは、マイナス427,698円・マイナス1.16パーセントでした。対日経はプラス3.74パーセントポイント、対TOPIXはプラス1.22パーセントポイントです。

今日のトピックは:

  1. 日経平均はマイナス4.90パーセント、3,318円安で歴代3位の下げ幅。わたしのポートフォリオはマイナス1.16パーセントで、対日経プラス3.74ポイント。7月2日のプラス3.97ポイントに次ぐ、下半期で2番目に大きな1日の勝ち
  2. 下落TOP5は、キオクシア・PILLAR・FUJIMI・ミネベアミツミ・TDKと、5つとも半導体・電子部品。上昇TOP5は、アステラス製薬・ビックカメラ・三井不動産・バローHD・パンパシフィックHDと、内需・ディフェンシブがそろいました
  3. キオクシア(285A)は、今日もマイナス12.32パーセント。「さすがに売られすぎ」と思って、1株だけナンピン。ほかに10銘柄もナンピンし、合計11銘柄・34株・88,874円

主要指数とポートフォリオの比較

指標 終値 前日比 騰落率
私のポートフォリオ 36,526,735円 -427,698円 -1.16%
日経平均 64,425.95円 -3,318.34円 -4.90%
TOPIX 3,999.34 -97.44 -2.38%

日経平均に対してプラス3.74パーセントポイント、TOPIXに対してプラス1.22パーセントポイント。

今日の下げは、AI・半導体という「日経平均を動かす値がさ株」に集中した下げでした。だから日経平均はマイナス4.90パーセントなのに、TOPIXはその半分ほどのマイナス2.38パーセント。わたしのポートフォリオは、さらにその半分ほどのマイナス1.16パーセントです。半導体関連も持ってはいますが、ポートフォリオの中心は銀行・商社・建設・不動産・内需などのバリュー株。7月17日(日経平均マイナス4.03パーセント、わたしはマイナス1.61パーセント)と同じように、バリュー分散型の防御力が出た一日でした。日経平均の64,425円は、ちょうどその7月17日の終値64,141円とほぼ同じ水準です。

70日累計で対日経+14.08ppt

今日から、累計テーブルの9月以前の分を、月ごとの1行にまとめました。表が50行を超えて長くなってきたためで、累計の数字は変わりません。

日付 日経平均 TOPIX ポートフォリオ 対日経差
7月(21日) -8.56%累計 -0.80%累計 +6.76%累計 +15.32ppt累計
8月(20日) +3.20%累計 +3.81%累計 +3.41%累計 +0.21ppt累計
9月(19日) +0.84%累計 -1.04%累計 -1.63%累計 -2.47ppt累計
10/1(木) +3.30% +0.57% -0.61% -3.91ppt
10/2(金) -0.94% -0.99% -1.19% -0.25ppt
10/5(月) +2.40% +1.33% +0.67% -1.73ppt
10/6(火) +1.05% +0.92% +0.56% -0.49ppt
10/7(水) -0.92% -0.70% -0.64% +0.28ppt
10/8(木) -1.42% -1.51% -1.37% +0.05ppt
10/9(金) -0.02% +0.33% +0.40% +0.42ppt
10/13(火) -1.82% +0.14% +1.25% +3.07ppt
10/14(水) -0.05% -0.34% -0.21% -0.16ppt
10/15(木) -4.90% -2.38% -1.16% +3.74ppt
70日累計 -7.84% -0.66% +6.24% +14.08ppt

70日累計は、日経平均マイナス7.84パーセントに対してポートフォリオはプラス6.24パーセント、対日経通算プラス14.08パーセントポイント。昨日のプラス10.34ポイントから、1日で3.74ポイント広がりました。

10月の10営業日の合計も、昨日までのマイナス2.72ポイントから、プラス1.02ポイントへ。10月1日の日経平均プラス3.30パーセントの日に大きく負けた分を、今週の2回の大きな下げの日(13日・15日)で取り返した形です。日経平均が大きく上げる日には置いていかれ、大きく下げる日には踏みとどまる——7月から、ずっと同じパターンが続いています。

本日の取引

本日は、11銘柄・34株・88,874円を買い増しました。11銘柄すべてナンピンで、売却はありません。

銘柄(コード) 約定株数 約定単価 約定金額 意図
大末建設(1814) 2 3,355円 6,710円 ナンピン(平均取得単価3,557円→約3,547円)
五洋建設(1893) 6 1,311.5円 7,869円 ナンピン(約1,393円→約1,377円)
キオクシアHD(285A) 1 12,880円 12,880円 ナンピン(売られすぎと判断・18,682円→18,495円)
三井化学(4183) 4 2,059円 8,236円 ナンピン(2,139円→約2,126円)
高純度化学(4973) 2 4,585円 9,170円 ナンピン(4,674円→約4,667円)
オカダアイヨン(6294) 4 1,876円 7,504円 ナンピン(約2,051円→約2,047円)
月島HD(6332) 4 2,353円 9,412円 ナンピン(約2,699円→約2,670円)
ミネベアミツミ(6479) 2 3,252円 6,504円 ナンピン(3,310円→3,291円)
TDK(6762) 2 2,903.5円 5,807円 ナンピン(2,936円→2,931円)
浜松ホトニクス(6965) 4 2,180.5円 8,722円 ナンピン(2,277円→約2,264円)
メタウォーター(9551) 2 3,030円 6,060円 ナンピン(約3,208円→約3,201円)
合計 — — 88,874円 —

キオクシア・ミネベアミツミ・TDKの平均取得単価はSBI証券の表示、それ以外はわたしの手元での計算値です。11銘柄とも、約定単価が平均取得単価を下回っていて、平均取得単価はどれも少しずつ下がりました。

11銘柄の年間配当(会社予想)を、今日買った株数ぶん足すと、年2,612円(税引前)の増加です。キオクシアは無配なので、キオクシアを除いた10銘柄・75,994円に対しては、約3.44パーセントの利回りになります。

キオクシアHD(285A)——「売られすぎ」と思って、1株だけナンピン

キオクシアは、今日もマイナス1,810円・マイナス12.32パーセントの12,880円。一時は14パーセント安の12,675円まで下げました。10月13日のマイナス13.28パーセント、昨日のマイナス3.23パーセントに続いて、3営業日で約26パーセントの下げです。日経新聞は、6月下旬の高値から4カ月で時価総額が3分の1になったと報じています。金利上昇でデータセンター事業者の財務への不安が強まっていることと、中国のメモリーメーカーの技術の進歩への警戒が背景とのことです。

さすがに、これは売られすぎではないか——そう思って、1株だけナンピンしました。約定単価12,880円は、今日の終値と同じです。30株が31株になり、平均取得単価は18,682円から18,495円へ、187円下がりました。

昨日の記事では「今日も買い増しはせず、様子を見ます」と書いていました。今日は、その様子見をやめて、1株だけ手を出したことになります。「落ちるナイフを掴まない」という言葉もあるとおり、下げが止まったかどうかは、まだ分かりません。だからこそ1株、12,880円だけ。31株で含み損はマイナス174,065円・マイナス30.36パーセントで、1株足してもこの数字はほとんど変わりません。「売られすぎ」というのはあくまでわたしの感覚で、ここが底だという根拠があるわけではない——そこは、正直に書いておきます。

残る10銘柄もナンピン——建設・素材と、半導体・電子部品

残る10銘柄も、すべてナンピンです。大きく分けると2つのグループになります。

  • 建設・インフラ・素材: 大末建設・五洋建設・オカダアイヨン・月島HD・メタウォーター・三井化学。10月に入って、少しずつ買い増しを続けてきた顔ぶれです
  • 半導体・電子部品: 高純度化学・ミネベアミツミ・TDK・浜松ホトニクス。ミネベアミツミ・TDK・浜松ホトニクスは、8月31日に「フィジカルAI」の打診買いで持ち始めた3銘柄です

ミネベアミツミ(マイナス7.98パーセント)とTDK(マイナス7.88パーセント)は、今日の下落TOP5に入った銘柄。どちらも約定単価が今日の終値と同じです。TDKは10月13日に3,133円で押し目買いしたばかりで、今日の2,903.5円はそこから230円ほど下。12株になって、平均取得単価は2,931円と、終値とほぼ同じ水準になりました。

五洋建設は今日の6株で30株、月島HDは4株で48株、オカダアイヨンは158株。いずれも2〜6株ずつの小さなナンピンです。全体が大きく下げた日に、平均取得単価を少しずつ下げておく——いつもの買い方です。

【追記】昨日売ったほぼ日(3560)は、マイナス60円

昨日、全株を売ったほぼ日は、今日はマイナス60円・マイナス1.18パーセントの5,040円でした。昨日の大引けで売ったのと同じ15時30分に、本決算と90円→100円の増配を発表していた銘柄です。

昨日の記事では、「決算と増配の発表を見てから1日遅らせても、何も困らなかったはず」と反省を書きました。結果だけ見れば、今日まで待っていたら、売値は1株60円・8株で480円低かった計算です。

ただ、今日は日経平均がマイナス4.90パーセントの日。ほぼ日のマイナス1.18パーセントが、決算と増配への反応なのか、相場全体に引っぱられただけなのかは、分かりません。たまたま今回は早く売ったほうが良かった、というだけです。「決算が目の前なら、発表を見てから売る」という昨日の反省は、そのまま持っておきます。

私の高配当株ポートフォリオ実績

上昇TOP5

銘柄(コード) 保有数 平均取得単価 終値 前日比(%) 評価損益 年間配当金 取得利回り 現在利回り
アステラス製薬(4503) 100 1,719円 2,356.5円 +94(+4.15%) +63,750円 80円 4.65% 3.39%
ビックカメラ(3048) 52 1,614円 1,756円 +56(+3.29%) +7,384円 50円 3.10% 2.85%
三井不動産(8801) 200 1,281円 1,469.5円 +40(+2.80%) +37,700円 37円 2.89% 2.52%
バローHD(9956) 24 1,308円 1,592円 +40(+2.78%) +6,816円 40円 3.06% 2.51%
パンパシフィックHD(7532) 220 787円 731.2円 +19.2(+2.70%) -12,276円 8.5〜9円 1.08〜1.14% 1.16〜1.23%

上昇TOP5は、製薬・家電量販・不動産・スーパー・ディスカウントストア。半導体とは関係の薄い、内需・ディフェンシブの銘柄がそろいました。日経新聞によると、今日は小売株に資金が向かい、業種別日経平均の小売業はプラス2.7パーセントで約2カ月ぶりの高値。ビックカメラ・バローHD・パンパシフィックHDの3つは、その流れに乗った形とみています。

アステラス製薬(4503)——100株でプラス9,400円

1位のアステラス製薬は、プラス94円・プラス4.15パーセントの2,356.5円。100株持っているので、1銘柄でプラス9,400円と、今日の上昇TOP5でいちばん大きな稼ぎ頭です。含み益はプラス63,750円・プラス37.09パーセント。年間配当80円で、取得利回りは4.65パーセントです。

画面の「決算」マークは、決算発表が近いという意味で、今日発表があったわけではありません。今日の上げの個別の材料は確認できていませんが、中外製薬など医薬品にも買いが入っていたと伝わっており、半導体から逃げた資金の行き先の一つになった可能性があります。

ビックカメラ(3048)・三井不動産(8801)・バローHD(9956)・パンパシフィックHD(7532)

2位のビックカメラは、プラス3.29パーセントの1,756円。8月決算の会社で、10月9日の適時開示では、2027年8月期の年間配当を50円と予想しています。2026年8月期の48円から、2円の増配予想です。取得利回りは3.10パーセント、今日の株価での利回りは2.85パーセントです。3位の三井不動産はプラス2.80パーセントの1,469.5円で、200株でプラス8,000円。含み益はプラス14.72パーセントです。

4位のバローHDはプラス2.78パーセントの1,592円。5位のパンパシフィックHDはプラス2.70パーセントの731.2円。9月2日から12回ナンピンしてきた銘柄で、含み損はマイナス12,276円・マイナス7.09パーセントまで縮みました(10月13日はマイナス10.38パーセント)。取得利回りは1パーセント台と低めの銘柄です。

下落TOP5

銘柄(コード) 保有数 平均取得単価 終値 前日比(%) 評価損益 年間配当金 取得利回り 現在利回り
キオクシアHD(285A) 31 18,495円 12,880円 -1,810(-12.32%) -174,065円 0円 0.00% 0.00%
PILLAR(6490) 5 3,325円 11,370円 -1,370(-10.75%) +40,225円 245円 7.37% 2.15%
FUJIMI(5384) 30 1,905円 3,255円 -305(-8.57%) +40,500円 77円 4.04% 2.37%
ミネベアミツミ(6479) 6 3,291円 3,252円 -282(-7.98%) -234円 60円 1.82% 1.85%
TDK(6762) 12 2,931円 2,903.5円 -248.5(-7.88%) -330円 40円 1.36% 1.38%

下落TOP5は、5つとも半導体・電子部品。NANDメモリーのキオクシア、半導体製造装置向けの精密部品のPILLAR、半導体の研磨材(CMPスラリー)のFUJIMI、そして電子部品のミネベアミツミとTDKです。「AIインフラ投資が減速するのでは」という不安が、そのまま並んだ形です。

PILLAR(6490)・FUJIMI(5384)——含み益の厚い2銘柄も、1割近い下げ

2位のPILLARは、マイナス1,370円・マイナス10.75パーセントの11,370円。3位のFUJIMIは、マイナス305円・マイナス8.57パーセントの3,255円です。

どちらも、昔の安いときに買った含み益の大きな銘柄です。PILLARは今日1日で含み益が6,850円減りましたが、それでもプラス241.95パーセント。FUJIMIもプラス70.87パーセントです。取得利回りはPILLARが7.37パーセント、FUJIMIが4.04パーセント。株価が1割下がっても、わたしが受け取る配当の額は変わりません。半導体関連は、こうして上にも下にも大きく振れます。

ミネベアミツミ(6479)・TDK(6762)——下げた日に、2株ずつ

4位のミネベアミツミはマイナス7.98パーセントの3,252円、5位のTDKはマイナス7.88パーセントの2,903.5円。上でも書いたとおり、この2銘柄は今日、2株ずつナンピンしています。どちらも平均取得単価と終値がほぼ同じになり、含み損はミネベアミツミがマイナス234円、TDKがマイナス330円です。

キオクシアHD(285A)

1位のキオクシアについては、本日の取引で書いたとおりです。買い増し前の30株で、今日1日でマイナス54,300円。ポートフォリオ全体のマイナス427,698円のうち、約13パーセントがキオクシア1銘柄の分です。

ランキングの合計はマイナス48,417円、全体はマイナス427,698円

増減額
上昇TOP5の合計 +25,496円
下落TOP5の合計 -73,913円
TOP10の合計 -48,417円
ポートフォリオ全体 -427,698円
ランキング外の180銘柄 -379,281円

下落TOP5の合計は、今日買い増した3銘柄(キオクシア・ミネベアミツミ・TDK)を、買い増し前の株数で計算しています。

今日の下げの約9割は、ランキング外の180銘柄から。1銘柄あたり約2,100円の下げです。昨日はランキング外の銘柄がほぼ横ばいでしたが、今日は日経平均がマイナス4.90パーセントの日。値下がり948銘柄・値上がり564銘柄という地合いで、わたしの銀行・商社・建設・不動産なども、静かに少しずつ下げたことになります。それでも、1銘柄あたりの平均で見れば、1パーセント前後の下げで済んでいる計算です。

ポートフォリオ全体

評価額 含み損益 含み損益(%) 前日比 前日比(%)
36,526,735円 +12,333,772円 +50.98% -427,698円 -1.16%

評価額は36,526,735円。含み損益はプラス12,333,772円・プラス50.98パーセントで、昨日のプラス52.92パーセントから1.94ポイント下がりました。それでも、プラス50パーセント台は保っています。

評価額は昨日から333,283円減っていますが、SBI証券の前日比はマイナス427,698円。差の94,415円のうち88,874円は、今日の買い増しで現金を株に換えた分です。残る5,541円のずれは、今のところ理由が分かっていません(評価額の0.02パーセント未満)。取得総額は昨日から88,775円増えていて、買い増しの金額とほぼ一致しています。

📚 初心者向けワンポイント解説:「下げ幅」と「下落率」——歴代3位の3,318円安は、率で見るとどのくらいの下げか

今日の日経平均は、3,318円安で「下げ幅は歴代3位」。ニュースの見出しだけ見ると、歴史に残る大暴落に見えます。でも、「何円下げたか(下げ幅)」と「何パーセント下げたか(下落率)」は、別のものです。

指数の水準が上がるほど、「円」の下げ幅は大きくなりやすい

同じ5パーセントの下げでも、日経平均が2万円なら1,000円安、6万4千円なら3,200円安です。今の日経平均は6万円台と、昔よりずっと高い水準にあるので、ふつうの大きさの下げでも、「円」で見ると歴代の上位に入りやすくなります。

日付 下げ幅 下落率 当時の水準
1987年10月20日(ブラックマンデー) 3,836.48円 -14.90% 2万円台
2024年8月5日 4,451.28円 -12.40% 3万円台
2026年10月15日(今日) 3,318.34円 -4.90% 6万円台
2026年7月17日 2,694.42円 -4.03% 6万円台

ブラックマンデーの下げ幅は今日とほぼ同じくらいですが、率では約15パーセント。今日の3倍の激しさです。2024年8月5日も、率では12.40パーセントでした。今日のマイナス4.90パーセントも大きな下げであることは間違いありませんが、「率」で並べると、歴代3位とはまったく違う順位になります。

自分の資産への影響は「率」で考える

わたしたちの資産がどれだけ減ったかを考えるときに使うのは、「率」のほうです。日経平均の3,318円は、わたしの財布から3,318円が消えたという意味ではありません。「日経平均と同じ動きの資産を持っていたら、4.90パーセント減った」という意味です。

わたしのポートフォリオで言えば、今日はマイナス427,698円。金額だけ見るとドキッとしますが、率ではマイナス1.16パーセントです。資産が3,600万円を超えると、1パーセント動くだけで36万円。「円」で見るとどうしても大きく感じるので、わたしは毎日、率を先に見るようにしています。このブログで、毎日「何パーセント」と「対日経何ポイント」を記録しているのも、そのためです。

見出しの「歴代◯位」に振り回されない

「歴代3位の下げ」という見出しは、事実としては正しいです。ただ、それが「歴史的な大暴落」を意味するとは限りません。下げ幅は、指数の水準が上がるほど大きく出る——このことを知っておくだけで、ニュースを少し落ち着いて読めるようになると思います。大事なのは、自分のポートフォリオが「何パーセント」動いたか、そしてその理由が自分の持っている銘柄にどう関係しているかです。

明日以降の注目ポイント

  • コアウィーブの社債急落から始まった「AIインフラ投資の減速」への不安が、どこまで続くか。米国の半導体株の動きしだい
  • キオクシア(285A)は、3営業日で約26パーセントの下げ。今日は1株だけナンピンしましたが、下げ止まったかどうかは分かりません。引き続き少しずつ、慎重に
  • TOPIXは約2カ月ぶりの4,000割れ。日経平均は64,000円台で、7月17日の暴落の日とほぼ同じ水準
  • グッドパッチ(7351)は今日、2026年8月期の本決算を発表。中身は確認できしだい書きます
  • ほぼ日(3560)は売却済みですが、決算期変更後の配当の予定は確認しておきたい
  • 建設・インフラ・素材の買い増しは、引き続き少しずつ

まとめ

10/15
日経平均 -4.90%
TOPIX -2.38%
わたしのポートフォリオ -1.16%

日経平均はマイナス3,318円・マイナス4.90パーセントで6日続落、下げ幅は歴代3位。TOPIXもマイナス2.38パーセントで、約2カ月ぶりに4,000を割り込みました。米コアウィーブの社債急落と、米CPIの上振れによる追加利上げ観測で、AI・半導体株に売りが集中した一日です。TSMCの決算は予想を上回りましたが、流れは変わりませんでした。

わたしのポートフォリオはマイナス427,698円・マイナス1.16パーセント。対日経はプラス3.74ポイントで、7月2日以来の大きな勝ち。70日累計の対日経差は、プラス14.08ポイントに広がりました。10月の合計もプラスに転じています。

上昇TOP5は、アステラス製薬(4503)・ビックカメラ(3048)・三井不動産(8801)・バローHD(9956)・パンパシフィックHD(7532)と、内需・ディフェンシブ。下落TOP5は、キオクシア(285A)・PILLAR(6490)・FUJIMI(5384)・ミネベアミツミ(6479)・TDK(6762)と、5つとも半導体・電子部品。わたしのポートフォリオの中でも、「AI・半導体」と「それ以外」で、はっきり明暗が分かれました。

本日の取引は、11銘柄・34株・88,874円のナンピン。キオクシアは「売られすぎ」と思って、1株だけナンピンしました。ここが底だという根拠はなく、だからこその1株です。昨日売ったほぼ日はマイナス60円でしたが、相場全体の下げの中なので、売り時の良し悪しは判断できません。

ニュースの見出しには「歴代3位」の文字が並びましたが、わたしのポートフォリオは率で1パーセント少々の下げ。金額の大きさに慌てず、率で落ち着いて見て、下げた日に少しずつ積み上げる——今日も、それだけをやりました。

明日も、地味に、着実に。


📌 関連記事

免責事項:本記事は個人の投資記録であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。投資はご自身の判断と責任で行ってください。

【2026年10月14日】高配当株PF記録|日経5日続落-0.05%でPF-0.21%、金融株安が重荷、ほぼ日を全売却して11銘柄を買い増し

今日のサマリー

日経平均は、マイナス33円23銭・マイナス0.05パーセントの67,744円29銭で、5日続落しました。TOPIXはマイナス13.89・マイナス0.34パーセントの4,096.78で、3営業日ぶりの反落です。

日経新聞によると、前日までの4日間で2,900円下げた反動から、海外の短期筋の買い戻しが入り、日経平均は後場の半ばまでに一時600円強上げていました。流れが変わったのは14時ごろ。オランダの半導体製造装置大手ASMLが7〜9月期決算を発表し、AI投資の強さを示す大幅な増収増益だったものの、売上高は市場予想並み。決算への期待で上げていたぶん、発表後は「材料出尽くし」の売りが優勢になり、レーザーテックや東京エレクトロンが一転して売られて、日経平均は下げに転じました。15日には台湾TSMCの決算も控えています。

もう一つの重荷が、金融株です。前日の米国で大手銀行株が総じて軟調だった流れを受けて、東京でも金融株に売りが広がったと伝わっています。東証プライムは値下がり892銘柄・値上がり604銘柄。わたしのポートフォリオは、マイナス78,228円・マイナス0.21パーセントでした。

対日経はマイナス0.16パーセントポイント、対TOPIXはプラス0.13パーセントポイント。10月7日から続いた対日経の連勝は、4でストップです。

今日のトピックは:

  1. 日経平均はマイナス0.05パーセントで5日続落、TOPIXはマイナス0.34パーセント。わたしのポートフォリオはマイナス0.21パーセントで、日経平均には小さく負け、TOPIXには小さく勝ち
  2. 下落TOP5のうち4つが金融(東京きらぼしFG・三井住友トラストG・十六FG・JPX)。昨日は買われた銀行株が、今日は売られる側に回りました
  3. ほぼ日(3560)8株を全売却。大引けで売ったその15時30分に、ほぼ日は本決算と、90円から100円への増配を発表。一方で、ヒューリック(3003)と丸井G(8252)を押し目買い、9銘柄をナンピン

主要指数とポートフォリオの比較

指標 終値 前日比 騰落率
私のポートフォリオ 36,860,018円 -78,228円 -0.21%
日経平均 67,744.29円 -33.23円 -0.05%
TOPIX 4,096.78 -13.89 -0.34%

日経平均に対してマイナス0.16パーセントポイント、TOPIXに対してプラス0.13パーセントポイント。

昨日とは、ちょうど逆の形です。昨日は「AI・半導体だけが大きく下げて、銀行・商社が上げた日」で、わたしのポートフォリオは日経平均にプラス3.07ポイント勝ちました。今日は日経平均が値がさ株に支えられてほぼ横ばい、TOPIXは金融株などの下げで日経平均より下。わたしのポートフォリオは、その間に収まりました。銀行・保険・取引所といった金融を厚めに持っているぶん、金融が売られる日はTOPIXと同じ方向に引っぱられます。

69日累計で対日経+10.34ppt

日付 日経平均 TOPIX ポートフォリオ 対日経差
7/2〜7/30 -8.56%累計 -0.94%累計 +5.20%累計 +13.76ppt累計
7/31(木) +4.03% +1.29% +0.06% -3.97ppt
8/3(月) -0.94% -1.08% -1.22% -0.28ppt
8/4(火) +0.32% +0.04% -0.49% -0.81ppt
8/5(水) +3.66% +2.13% +1.20% -2.46ppt
8/6(木・記事なし) -0.93% +0.19%(推計) +1.17% +2.10ppt
8/7(金) -0.12% +0.47% +0.70% +0.82ppt
8/10(月) +2.08% +0.63% -0.09% -2.17ppt
8/12(水) +0.83% +0.94% +0.61% -0.22ppt
8/13(木) +1.16% +0.89% +0.48% -0.68ppt
8/14(金) +0.59% +0.51% +0.28% -0.31ppt
8/17(月) +0.74% -0.31% -0.42% -1.16ppt
8/18(火) -2.54% -1.05% -0.15% +2.39ppt
8/19(水) -3.16% -3.09% -2.47% +0.69ppt
8/20(木) +1.36% +1.18% +1.35% -0.01ppt
8/21(金) -0.30% +0.19% +1.02% +1.32ppt
8/24(月) -0.74% +0.15% +0.28% +1.02ppt
8/25(火) +0.50% +0.50% +0.31% -0.19ppt
8/26(水) +0.62% +0.42% +0.21% -0.41ppt
8/27(木) -0.20% +0.15% +0.14% +0.34ppt
8/28(金) +0.41% +0.72% +0.28% -0.13ppt
8/31(月) -0.14% +0.23% +0.22% +0.36ppt
9/1(火) -0.15% +0.62% +1.46% +1.61ppt
9/2(水) -2.85% -2.40% -1.68% +1.17ppt
9/3(木) -0.17% +0.50% +0.71% +0.88ppt
9/4(金) +1.26% +0.03% -0.55% -1.81ppt
9/7(月) +2.12% +0.55% +0.03% -2.09ppt
9/8(火) -1.70% -1.83% -1.22% +0.48ppt
9/9(水) -0.19% -0.09% +0.00% +0.19ppt
9/10(木) +0.20% +0.20% -0.07% -0.27ppt
9/11(金) -1.93% -0.65% -0.24% +1.69ppt
9/14(月) -0.81% +0.74% +0.92% +1.73ppt
9/15(火) -0.01% -0.52% -0.65% -0.64ppt
9/16(水) +0.69% +0.61% +0.63% -0.06ppt
9/17(木) +0.33% +0.80% +0.99% +0.66ppt
9/18(金) +1.38% -0.07% -0.71% -2.09ppt
9/24(木・記事なし) +0.76%(推計) -0.39%(推計) -0.65%(推計) -1.41ppt
9/25(金) +1.30% +1.31% +1.04% -0.26ppt
9/28(月) -0.73% -0.40% -0.62% +0.11ppt
9/29(火) -0.60% -1.72% -2.55% -1.95ppt
9/30(水) +1.94% +1.67% +1.53% -0.41ppt
10/1(木) +3.30% +0.57% -0.61% -3.91ppt
10/2(金) -0.94% -0.99% -1.19% -0.25ppt
10/5(月) +2.40% +1.33% +0.67% -1.73ppt
10/6(火) +1.05% +0.92% +0.56% -0.49ppt
10/7(水) -0.92% -0.70% -0.64% +0.28ppt
10/8(木) -1.42% -1.51% -1.37% +0.05ppt
10/9(金) -0.02% +0.33% +0.40% +0.42ppt
10/13(火) -1.82% +0.14% +1.25% +3.07ppt
10/14(水) -0.05% -0.34% -0.21% -0.16ppt
69日累計 -2.94% +1.72% +7.40% +10.34ppt

69日累計は、日経平均マイナス2.94パーセントに対してポートフォリオはプラス7.40パーセント、対日経通算プラス10.34パーセントポイント。昨日乗せた10ポイント台は、今日も保っています。

10月の9営業日の合計は、マイナス2.72ポイント。今日のマイナス0.16ポイントは、昨日のプラス3.07ポイントに比べれば小さな負けです。日経平均がほとんど動かない日に、ポートフォリオが0.2パーセント前後動くのは、持っている銘柄の顔ぶれが日経平均とまったく違う以上、ふつうのことだと思っています。

本日の取引

本日は、ほぼ日を全株売却し、11銘柄を買い増しました。

売却:ほぼ日(3560)を全株売却

銘柄(コード) 約定株数 約定単価 約定金額 意図
ほぼ日(3560) 8 5,100円 40,800円 保有銘柄の整理(全売却・平均取得単価3,989円)
合計 — — 40,800円 —

ほぼ日は、「この先、たぶん買い増すことはないだろうな」と思って売りました。昨日の日清食HD・ツガミ・住友不動産と同じ、保有銘柄の整理です。8株すべてを売ったので、わたしの保有銘柄数は191から190になりました。

平均取得単価3,989円に対して売却単価5,100円で、損益は概算でプラス8,888円・プラス27.85パーセント(手数料などは考えていない、大づかみの数字です)。約定単価5,100円は、今日の終値と同じです。

ほぼ日は、7月に3日連続でナンピンしていた銘柄です。その後は9月18日にプラス15.04パーセントと大きく上げるなどして、含み益の銘柄に変わっていました。売った時点の会社予想90円で、配当利回りは1.76パーセント(増配後の100円でも1.96パーセント)。わたしのポートフォリオの中では低めの利回りで、8株という量も含めて、「持ち続ける理由」を確かめ直した結果、手放すことにしました。

売った15時30分に、本決算と90円→100円の増配

ひとつ、書いておかなければいけないことがあります。ほぼ日は今日、2026年8月期の本決算を発表する予定の日でした。そして実際に、大引けと同じ15時30分に、決算短信と「剰余金の配当(増配)に関するお知らせ」を出しています。同じ時刻に、9月17日に出した「決算期の変更」のお知らせの訂正も出ていました。

増配は、2026年8月期の年間配当を90円から100円へ、10円引き上げる内容です。決算の数字は、まだきちんと確認できていないので、確認できしだい、あらためて書きます。ここで大事なのは、この100円の期末配当が、売ったあとのわたしにも支払われるということ。配当を受け取る権利は8月31日の基準日の時点で決まっていて、わたしはその日に8株を持っていました。このしくみは、下の初心者向け解説で詳しく書きます。

ただ、正直に言うと、売り時としてはよくなかったかもしれません。ほぼ日が今日決算を発表することは、9月18日の記事にも書いていたくらいで、前から分かっていました。売る理由は「この先、買い増すことはないだろう」で、決算とは関係ありません。それなら、急いで今日売る必要はなく、決算と増配の発表を見てから1日遅らせても、何も困らなかったはずです。増配や好決算を受けて株価が上がれば、その分は、もう売ってしまったわたしには入ってきません。

もちろん、明日の株価がどう動くかはまだ分かりません。今日のASMLのように、好材料でも「材料出尽くし」で売られることはあります。8株なので、仮に5パーセント上がっても差は2,000円ほどです。それでも、反省するとしたら「売ったこと」ではなく、「決算の当日に売ったこと」。売ると決めた銘柄でも、決算が目の前なら、発表を見てから売る——次からは、そうしようと思います。

そして、もう一つ訂正があります。9月17日・18日の記事で、ほぼ日の上げについて「適時開示やニュースを見つけられず、理由は断定できない」と書きました。今日あらためて開示の一覧を見たところ、9月17日の17時30分に「業績予想の修正に関するお知らせ」「連結決算への移行に伴う2026年8月期連結業績予想の公表」「決算期の変更」などが出ていました。9月18日のプラス15.04パーセントは、この開示を受けた動きだった可能性が高いと思います。見落としていました。

買い増し:ヒューリックと丸井Gは押し目買い、9銘柄はナンピン

銘柄(コード) 約定株数 約定単価 約定金額 意図
ショーボンドHD(1414) 4 1,210円 4,840円 ナンピン(平均取得単価約1,315円→約1,310円)
安藤ハザマ(1719) 4 1,719円 6,876円 ナンピン(約1,778円→約1,773円)
五洋建設(1893) 4 1,380.5円 5,522円 ナンピン(約1,396円→約1,393円)
住友林業(1911) 4 1,170円 4,680円 ナンピン(約1,199円→約1,199円)
ヒューリック(3003) 4 1,665円 6,660円 押し目買い(1,465円→約1,469円)
東急不動産HD(3289) 6 1,177.5円 7,065円 ナンピン(1,281円→約1,269円)
王子HD(3861) 10 834.2円 8,342円 ナンピン(約846円→約845円)
オカダアイヨン(6294) 4 1,904円 7,616円 ナンピン(2,055円→約2,051円)
月島HD(6332) 2 2,462円 4,924円 ナンピン(約2,710円→約2,699円)
丸井G(8252) 2 2,748円 5,496円 押し目買い(2,540円→2,556円)
東京建物(8804) 2 3,162円 6,324円 ナンピン(3,491円→約3,484円)
合計 — — 68,345円 —

平均取得単価は、すべてわたしの手元での計算値です。ほぼ日の売却40,800円に、手元の現金27,545円を足して、11銘柄を買った形になります。

11銘柄の年間配当(会社予想)を、今日買った株数ぶん足すと、年2,858円(税引前)の増加。ほぼ日8株の分(増配後の100円なら年800円)は次の期から入らなくなるので、差し引きでプラス2,058円です。

ヒューリック(3003)・丸井G(8252)——平均取得単価より上での押し目買い

ヒューリックの約定単価1,665円は、平均取得単価1,465円より200円上。丸井Gの2,748円も、平均取得単価2,540円より208円上です。どちらも含み益の銘柄なので、今日の買いはナンピンではなく押し目買い。平均取得単価は、ヒューリックが約4円、丸井Gが16円上がりました。

ヒューリックは、9月2日・14日・15日にも押し目買いしてきた銘柄です。今日で204株。年間配当67円で、取得利回りは約4.56パーセント、約定単価での利回りは4.02パーセントです。9月29日の1,706.5円から、少しずつ下がってきたところを拾いました。

丸井Gは、年間配当134円(2027年3月期の会社予想)で、約定単価での利回りは4.88パーセント。取得利回りは約5.24パーセントです。クレジットカードのエポスを柱にした「小売×フィンテック」の会社で、今日はマイナス0.94パーセント。26株になりました。

ナンピンの9銘柄——建設・不動産・素材がそろって安値圏

ナンピンの9銘柄は、ショーボンドHD・安藤ハザマ・五洋建設・月島HD(建設・インフラ)、東急不動産HD・東京建物(不動産)、住友林業(住宅)、王子HD(製紙)、オカダアイヨン(建機のアタッチメント)。いずれも10月に入ってナンピンを続けている顔ぶれです。

住友林業の約定単価1,170円は、10月6日にザラ場でつけた年初来安値1,166円の、わずか4円上。264株と大きく持っているので、4株足しても平均取得単価は約1,199円のままほとんど動きません。東急不動産HDは6株を足して52株、平均取得単価は12円ほど下がりました。東京建物はちょうど100株になっています。

どの銘柄も、今の株価での配当利回りは3.5〜4.9パーセント。安藤ハザマは4.89パーセント、王子HDは4.32パーセント、東急不動産HDは4.25パーセントです。金利が上がると不動産・建設は売られやすい——9月7日の解説で書いたとおりで、その局面が続いています。一度に大きく買わず、2〜10株ずつ、下げた日に積み上げていく方針は変えていません。

私の高配当株ポートフォリオ実績

上昇TOP5

銘柄(コード) 保有数 平均取得単価 終値 前日比(%) 評価損益 年間配当金 取得利回り 現在利回り
ニレコ(6863) 15 695円 1,134円 +44(+4.04%) +6,585円 35円 5.04% 3.09%
住友化学(4005) 100 474円 596円 +16.2(+2.79%) +12,200円 16円 3.38% 2.68%
三井化学(4183) 20 2,139円 2,134円 +57(+2.74%) -100円 75円 3.51% 3.51%
竹内製作所(6432) 40 4,430円 7,850円 +200(+2.61%) +136,800円 245円 5.53% 3.12%
オプテックスG(6914) 6 2,498円 3,360円 +85(+2.60%) +5,172円 76円 3.04% 2.26%

上昇TOP5は、プラス2.6〜4.0パーセントと控えめです。値下がりが値上がりより多い日で、大きく上げた銘柄は少なめでした。

竹内製作所(6432)——決算翌日も続伸、自社株買いは今日から

4位の竹内製作所は、プラス200円・プラス2.61パーセントの7,850円。昨日の上方修正・25円増配・150億円の自社株買いの発表に続いて、2日連続の上昇TOP5入りです。昨日書いたとおり、自社株買いの期間は今日10月14日から始まっています。含み益はプラス136,800円・プラス77.20パーセントに広がりました。年間配当245円で取得利回りは5.53パーセント、今日の株価での利回りは3.12パーセントです。

ニレコ(6863)・住友化学(4005)・三井化学(4183)・オプテックスG(6914)

1位のニレコは、プラス4.04パーセントの1,134円。生産ラインの制御機器や検査装置の会社で、9月にも上昇TOP5に何度も入った銘柄です。取得利回り5.04パーセントは、今日の上昇TOP5でいちばん高い数字。2位の住友化学はプラス2.79パーセントの596円で、含み益はプラス25.74パーセント。

3位の三井化学は、プラス2.74パーセントの2,134円。9月7日の打診買いから、何度かナンピンしてきた銘柄で、今日の終値は平均取得単価2,139円とわずか5円差。含み損はマイナス100円まで縮み、ほぼトントンです。5位のオプテックスグループは、プラス2.60パーセントの3,360円。防犯・自動ドア用のセンサーの会社です。4銘柄とも、今日の個別の材料は確認できていません。

下落TOP5

銘柄(コード) 保有数 平均取得単価 終値 前日比(%) 評価損益 年間配当金 取得利回り 現在利回り
キオクシアHD(285A) 30 18,682円 14,690円 -490(-3.23%) -119,760円 0円 0.00% 0.00%
東京きらぼしFG(7173) 80 237円 1,568円 -52(-3.21%) +106,480円 30円 12.66% 1.91%
三井住友トラストG(8309) 400 763円 1,678.5円 -54(-3.12%) +366,200円 47.5円 6.23% 2.83%
十六FG(7380) 50 459円 2,613円 -84(-3.11%) +107,700円 53円 11.55% 2.03%
JPX(8697) 100 1,425円 2,189円 -68.5(-3.03%) +76,400円 82円 5.75% 3.75%

下落TOP5は、キオクシアを除く4つが金融。地銀2行、信託銀行、そして取引所です。

金融4銘柄——米銀行株安の流れで、昨日の上げを返す

2位の東京きらぼしFGはマイナス3.21パーセントの1,568円、3位の三井住友トラストGはマイナス3.12パーセントの1,678.5円、4位の十六FGはマイナス3.11パーセントの2,613円、5位のJPX(日本取引所グループ)はマイナス3.03パーセントの2,189円。4銘柄とも、マイナス3.0〜3.2パーセントのそろった下げ方です。

日経新聞によると、前日の米国で大手銀行株が総じて軟調で、その流れから東京でも金融株に売りが広がりました。昨日は銀行株が買われて、わたしのポートフォリオを押し上げた側でした。1日で、押し上げる側から押し下げる側に回ったことになります。

それでも、4銘柄の含み益は合わせて65万円を超えています。東京きらぼしFGはプラス561.60パーセント、十六FGはプラス469.28パーセント。取得利回りは東京きらぼしFGが12.66パーセント、十六FGが11.55パーセントで、今日の株価での利回り(1.91パーセント・2.03パーセント)との差が10ポイント近くあります。昔の安いときに買った分が、ずっと配当で効いている——3パーセント下げても、この差は変わりません。

JPXは10月27日に中間決算の発表を予定しています(画面の「決算」マークは、この発表が近いという意味です)。今日の下げは決算の結果ではなく、金融株全体の売りに巻き込まれた形とみています。なお、JPXの年間配当は、手元の記録では77円になっていましたが、会社予想は82円になっていました。今日の株価での予想配当利回り3.75パーセントとも合うので、82円に改めます(取得利回りは5.40パーセントから5.75パーセントへ)。いつ82円になったのかは、まだ確認できていません。

三井住友トラストG(8309)——保有株数が400株になっていた理由

三井住友トラストGは、SBI証券の画面で「400株・平均取得単価763円」と表示されていました。わたしの手元の記録は「100株・3,051円」のまま。ちょうど4倍と4分の1なので、まず株式分割を疑いました。開示を確認すると、5月14日に「株式分割及び定款の一部変更に関するお知らせ」が出ていました。1株を4株に分ける分割が、わたしの記録に反映されていなかったことになります。バローHDやライト工業と同じ見落としで、記録を400株・763円に直しました。

年間配当は会社予想47.5円(2027年3月期・分割後)で、取得利回りは6.23パーセント。400株で年間19,000円(税引前)です。含み益はプラス366,200円・プラス119.99パーセントで、今日の下落TOP5の中で金額はいちばん大きいですが、400株持っているぶん、1株54円の下げでも1日でマイナス21,600円になりました。

キオクシアHD(285A)

1位のキオクシアは、マイナス490円・マイナス3.23パーセントの14,690円。昨日のマイナス13.28パーセントに続く下げです。日経新聞の大引け記事でも、下落の主な銘柄に名前が挙がっていました。ASMLの決算後に半導体関連の一角に売りが膨らんだ流れとみられます。30株でマイナス14,700円、含み損はマイナス119,760円・マイナス21.37パーセントに広がりました。

画面の「決算」マークは、決算発表が近いという意味で、今日発表があったわけではありません。明日はTSMCの決算。今日も買い増しはせず、様子を見ます。

ランキングの合計はマイナス39,580円、全体はマイナス78,228円

増減額
上昇TOP5の合計 +11,930円
下落TOP5の合計 -51,510円
TOP10の合計 -39,580円
ポートフォリオ全体 -78,228円
ランキング外の181銘柄 -38,648円

ランキング外の181銘柄には、今日売却したほぼ日と、買い増した11銘柄も含めています。

昨日はランキング外の銘柄が合計でプラス50万円を稼ぎましたが、今日はマイナス38,648円。1銘柄あたりでは約210円の下げで、ほとんどの銘柄が、ほぼ横ばいだったことになります。今日の下げのおよそ半分は、下落TOP5の5銘柄だけで説明できる——とくに三井住友トラストG(マイナス21,600円)とキオクシア(マイナス14,700円)の2銘柄で、全体の約46パーセントです。

ポートフォリオ全体

評価額 含み損益 含み損益(%) 前日比 前日比(%)
36,860,018円 +12,755,830円 +52.92% -78,228円 -0.21%

評価額は36,860,018円。含み損益はプラス12,755,830円・プラス52.92パーセントで、昨日のプラス53.36パーセントから0.44ポイント下がりました。

評価額は昨日から50,610円減っていますが、SBI証券の前日比はマイナス78,228円。差の27,618円は、今日の売買で差し引き27,545円分の現金を株に換えたことによるものです(買い増し68,345円−売却40,800円)。残る73円のずれは小さく、計算は合っています。含み損益率が下がったのは、株価の下げに加えて、含み益の大きかったほぼ日を売って、含み損の銘柄を買い増したことも効いています。

📚 初心者向けワンポイント解説:売っても配当はもらえる——「基準日」に持っていれば、権利は売ったあとも消えない

今日、ほぼ日を売ったその時刻に、ほぼ日は90円から100円への増配を発表しました。「売ったあとに増配が発表されたら、損をしたのでは?」——そう思う方もいるかもしれません。でも、少なくとも2026年8月期の期末配当については、わたしは受け取る側にいます。そのしくみを書いておきます。

配当を受け取る人は「基準日」に決まる

会社は、「この日に株主名簿に載っている人に配当を払う」という日を決めています。これが基準日(権利確定日)です。ほぼ日は8月決算の会社なので、期末配当の基準日は8月31日です。

株を買ってから株主名簿に載るまでには、2営業日かかります。なので、8月31日(月)の基準日に名簿に載るには、その2営業日前の8月27日(木)の大引けまでに買って持っている必要がありました。これが権利付最終日です。翌日の8月28日が権利落ち日で、この日以降に買っても、今回の配当はもらえません。

基準日のあとに売っても、権利は残る

日付 できごと わたしの立場
8月27日(木) 権利付最終日 8株を保有
8月31日(月) 基準日(期末) 株主名簿に記載=配当の権利が確定
10月14日(水) 全株売却・90円→100円の増配を発表 株は手放したが、権利は残る
株主総会のあと 期末配当の支払い 8株分を受け取る

ポイントは、「配当をもらえるかどうか」は基準日の時点で決まっていて、そのあとに売っても取り消されないということ。株主総会で配当が決まったあと、基準日に名簿に載っていた人に支払われます。わたしの場合、もとの予想90円なら8株で720円でしたが、増配後の100円で8株なら800円(税引前)。売ったあとに決まった増配の80円分も、わたしに入ってきます。

逆に、今日からほぼ日を買った人は

今日ほぼ日を買った人は、2026年8月期の期末配当はもらえません。次にもらえるのは、次の決算期の配当です。ほぼ日は9月に決算期の変更を発表しているので、次の基準日がいつになるかは、あらためて確認が必要です。

「売ったあとの好材料」をどう受け止めるか

もちろん、増配や好決算で明日以降に株価が上がれば、「もう少し持っていればよかった」と思う場面は出てくるかもしれません。でも、今日売ったのは「この先、買い増すことはないだろう」と考えたからです。決算の数字を当てにいったわけではありません。売った理由が変わっていないなら、売ったあとの値動きに一喜一憂する必要はない——「反省はしつつも、後悔はしない」です。

そして、配当の権利のように、売ったあとにも残るものがある。基準日・権利付最終日・権利落ち日の3つの日付を押さえておくと、売り買いのタイミングを考えるときに、余計な心配をしなくて済みます。

明日以降の注目ポイント

  • 10月15日は台湾TSMCの決算。今日のASMLは「材料出尽くし」で売られました。キオクシアなど半導体関連がどう反応するか
  • ほぼ日(3560)の本決算と増配の中身。増配後の100円は確認済み。決算の数字と、決算期変更後の次の配当の予定を確認します
  • グッドパッチ(7351)は10月15日に本決算。JPX(8697)は10月27日に中間決算
  • 金融株は、米国の銀行株と金利の動きしだい。昨日の上げ、今日の下げと、振れが大きくなっています
  • 竹内製作所(6432)の自社株買いは今日から。2日続けて上昇TOP5入り
  • 建設・不動産・住宅のナンピンは、引き続き少しずつ。保有株の整理も、190銘柄の中で続けていきます

まとめ

10/14
日経平均 -0.05%
TOPIX -0.34%
わたしのポートフォリオ -0.21%

日経平均はマイナス33円・マイナス0.05パーセントで5日続落、TOPIXはマイナス0.34パーセントで反落。前日までの大きな下げの反動で一時600円強上げたものの、ASMLの決算発表後に「材料出尽くし」の売りが出て、下げに転じました。米国の銀行株安を受けて、金融株も売られた一日です。

わたしのポートフォリオはマイナス78,228円・マイナス0.21パーセント。対日経はマイナス0.16ポイントで連勝は4で止まりましたが、対TOPIXはプラス0.13ポイント。69日累計の対日経差は、プラス10.34ポイントです。

上昇TOP5では、ニレコ(6863)がプラス4.04パーセント、竹内製作所(6432)が決算翌日も続伸して2日連続のTOP5入り。三井化学(4183)は、含み損がマイナス100円まで縮みました。下落TOP5は、キオクシア(285A)と金融4銘柄。三井住友トラストG(8309)は、5月に発表された1株→4株の分割を、記録に反映し忘れていたことに気づきました。JPX(8697)の年間配当も82円に改めています。

本日の取引は、ほぼ日(3560)8株の全売却(概算プラス8,888円)と、11銘柄・46株・68,345円の買い増し。ヒューリック(3003)と丸井G(8252)は押し目買い、残る9銘柄はナンピンです。ほぼ日は売った15時30分に本決算と90円→100円の増配を発表しましたが、8月31日の基準日に持っていたので、増配後の期末配当800円(税引前)は受け取れます。ただ、決算の当日に売ったのは、売り時としてはよくなかったかもしれません。売ると決めた銘柄でも、決算が目の前なら発表を見てから売る——次からの反省点です。9月18日の大幅高の理由を「断定できない」と書いていたのは、前日夕方の開示の見落としでした。

昨日の大勝ちのあとの、小さな負け。一日ずつの勝ち負けより、基準日に持っていること、下げた日に少しずつ積み上げること——そういう地味なことの積み重ねを大事にしていきます。

明日も、地味に、着実に。


📌 関連記事

免責事項:本記事は個人の投資記録であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。投資はご自身の判断と責任で行ってください。

【2026年10月13日】高配当株PF記録|日経-1.82%でもPFは+1.25%、キオクシア-13.28%、竹内製作所が増配・自社株買いで+5.08%、3銘柄を整理

今日のサマリー

3連休明けの日経平均は、マイナス1,253円40銭・マイナス1.82パーセントの67,777円52銭で、4日続落しました。下げ幅は一時1,900円を超えましたが、6万7,000円に近づいたところで押し目買いが入り、下げ幅を縮めて終えています。一方でTOPIXはプラス5.86・プラス0.14パーセントの4,110.67で、続伸です。

日経新聞によると、連休中の12日の米国市場で、中国のメモリー大手・長鑫存儲技術(CXMT)が記憶容量を高めた新製品で重要な進展があったと伝わり、競争が激しくなるとの懸念から半導体株が売られました。東京市場でもAI・半導体関連が軒並み下落。さらに、イエメンの親イラン武装組織フーシ派が10〜11日にサウジアラビアの首都リヤドの国際空港を攻撃したと伝わり、ニューヨーク原油先物は約2週間ぶりの高値。中東情勢への警戒も重荷になりました。

ただし、下げたのは「AI・半導体」の一角です。東証プライムは値上がり1,140銘柄・値下がり380銘柄で、7割強が上げた一日。三菱UFJなどの銀行株、豊田通商などの商社株、原油高を受けた石油関連株が買われました。わたしのポートフォリオは、プラス457,053円・プラス1.25パーセントでした。

対日経はプラス3.07パーセントポイント、対TOPIXはプラス1.11パーセントポイント。7月31日以降の累計表で、いちばん大きな1日の勝ちです。10月7日から、4日連続で日経平均に勝ちました。

今日のトピックは:

  1. 日経平均はマイナス1.82パーセントで4日続落、TOPIXはプラス0.14パーセントで続伸。わたしのポートフォリオはプラス1.25パーセントで、対日経プラス3.07ポイント
  2. キオクシアHD(285A)がマイナス13.28パーセントの15,180円。30株で、1銘柄だけでマイナス69,750円。その一方で、竹内製作所(6432)は取引時間中に上方修正・25円の増配・自社株買いを発表して、プラス5.08パーセント
  3. これから買い増すことはなさそうな3銘柄(日清食HD・ツガミ・住友不動産)を整理売り。TDK(6762)を押し目買い、住友林業(1911)とメタウォーター(9551)をナンピン

主要指数とポートフォリオの比較

指標 終値 前日比 騰落率
私のポートフォリオ 36,910,628円 +457,053円 +1.25%
日経平均 67,777.52円 -1,253.40円 -1.82%
TOPIX 4,110.67 +5.86 +0.14%

日経平均に対してプラス3.07パーセントポイント、TOPIXに対してプラス1.11パーセントポイント。

10月9日に続いて、今日も日経平均とTOPIXの向きが逆になりました。しかも今日は、その開きがずっと大きい。日経平均はAI・半導体の値がさ株にひっぱられて1,253円下げ、TOPIXは「多くの銘柄が少しずつ上げた」ことを映してプラス。NT倍率(日経平均÷TOPIX)は16.49倍で、10月1日の16.68倍から下がっています。わたしのポートフォリオはTOPIXよりさらに上——銀行・商社・エネルギーといったバリュー側を多く持っていることが、そのまま数字に出た日でした。

68日累計で対日経+10.50ppt

日付 日経平均 TOPIX ポートフォリオ 対日経差
7/2〜7/30 -8.56%累計 -0.94%累計 +5.20%累計 +13.76ppt累計
7/31(木) +4.03% +1.29% +0.06% -3.97ppt
8/3(月) -0.94% -1.08% -1.22% -0.28ppt
8/4(火) +0.32% +0.04% -0.49% -0.81ppt
8/5(水) +3.66% +2.13% +1.20% -2.46ppt
8/6(木・記事なし) -0.93% +0.19%(推計) +1.17% +2.10ppt
8/7(金) -0.12% +0.47% +0.70% +0.82ppt
8/10(月) +2.08% +0.63% -0.09% -2.17ppt
8/12(水) +0.83% +0.94% +0.61% -0.22ppt
8/13(木) +1.16% +0.89% +0.48% -0.68ppt
8/14(金) +0.59% +0.51% +0.28% -0.31ppt
8/17(月) +0.74% -0.31% -0.42% -1.16ppt
8/18(火) -2.54% -1.05% -0.15% +2.39ppt
8/19(水) -3.16% -3.09% -2.47% +0.69ppt
8/20(木) +1.36% +1.18% +1.35% -0.01ppt
8/21(金) -0.30% +0.19% +1.02% +1.32ppt
8/24(月) -0.74% +0.15% +0.28% +1.02ppt
8/25(火) +0.50% +0.50% +0.31% -0.19ppt
8/26(水) +0.62% +0.42% +0.21% -0.41ppt
8/27(木) -0.20% +0.15% +0.14% +0.34ppt
8/28(金) +0.41% +0.72% +0.28% -0.13ppt
8/31(月) -0.14% +0.23% +0.22% +0.36ppt
9/1(火) -0.15% +0.62% +1.46% +1.61ppt
9/2(水) -2.85% -2.40% -1.68% +1.17ppt
9/3(木) -0.17% +0.50% +0.71% +0.88ppt
9/4(金) +1.26% +0.03% -0.55% -1.81ppt
9/7(月) +2.12% +0.55% +0.03% -2.09ppt
9/8(火) -1.70% -1.83% -1.22% +0.48ppt
9/9(水) -0.19% -0.09% +0.00% +0.19ppt
9/10(木) +0.20% +0.20% -0.07% -0.27ppt
9/11(金) -1.93% -0.65% -0.24% +1.69ppt
9/14(月) -0.81% +0.74% +0.92% +1.73ppt
9/15(火) -0.01% -0.52% -0.65% -0.64ppt
9/16(水) +0.69% +0.61% +0.63% -0.06ppt
9/17(木) +0.33% +0.80% +0.99% +0.66ppt
9/18(金) +1.38% -0.07% -0.71% -2.09ppt
9/24(木・記事なし) +0.76%(推計) -0.39%(推計) -0.65%(推計) -1.41ppt
9/25(金) +1.30% +1.31% +1.04% -0.26ppt
9/28(月) -0.73% -0.40% -0.62% +0.11ppt
9/29(火) -0.60% -1.72% -2.55% -1.95ppt
9/30(水) +1.94% +1.67% +1.53% -0.41ppt
10/1(木) +3.30% +0.57% -0.61% -3.91ppt
10/2(金) -0.94% -0.99% -1.19% -0.25ppt
10/5(月) +2.40% +1.33% +0.67% -1.73ppt
10/6(火) +1.05% +0.92% +0.56% -0.49ppt
10/7(水) -0.92% -0.70% -0.64% +0.28ppt
10/8(木) -1.42% -1.51% -1.37% +0.05ppt
10/9(金) -0.02% +0.33% +0.40% +0.42ppt
10/13(火) -1.82% +0.14% +1.25% +3.07ppt
68日累計 -2.89% +2.06% +7.61% +10.50ppt

68日累計は日経平均マイナス2.89パーセントに対してポートフォリオはプラス7.61パーセント、対日経通算プラス10.50パーセントポイント。通算の対日経差が、10ポイントの大台に乗りました。

10月の8営業日の合計は、マイナス2.56ポイント。10月1日のマイナス3.91ポイントを、今日の1日でほとんど取り戻したことになります。これまでの1日の勝ちの最大は8月18日のプラス2.39ポイントで、それを上回りました。日経平均が「AI・半導体」だけで大きく下げる日は、わたしのポートフォリオにとっては相対的に有利——10月1日の「日経だけが大きく上げる日」の、ちょうど裏返しです。

本日の取引

本日は、3銘柄を売却し、3銘柄を買い増しました。

売却:これから買い増すことはなさそうな3銘柄を整理

銘柄(コード) 約定株数 約定単価 約定金額 意図
日清食HD(2897) 4 2,984円 11,936円 保有銘柄の整理(全売却・平均取得単価2,879円)
ツガミ(6101) 2 5,720円 11,440円 保有銘柄の整理(全売却・平均取得単価3,115円)
住友不動産(8830) 12 3,119円 37,428円 保有銘柄の整理(全売却・平均取得単価約3,355円)
合計 — — 60,804円 —

今日の売却は、3銘柄とも「これから買い増すことは、たぶんないな」と思った銘柄の整理です。3銘柄とも全株を売ったので、わたしの保有銘柄数は194から191に減りました。

売却の損益は、平均取得単価をもとにした計算で次のとおりです(手数料などは考えていない、大づかみの数字です)。

銘柄(コード) 平均取得単価 売却単価 損益(概算) 年間配当(会社予想) 現在利回り(売却単価)
日清食HD(2897) 2,879円 2,984円 +420円(+3.65%) 70円 2.35%
ツガミ(6101) 3,115円 5,720円 +5,210円(+83.63%) 98円 1.71%
住友不動産(8830) 約3,355円 3,119円 約-2,832円(-7.03%) 52円 1.67%
合計 — — 約+2,798円 — —

ツガミは含み益8割超えでの利益確定、日清食HDは小幅な利益、住友不動産は損失確定。3つを合わせると、ほぼトントンの小さなプラスです。住友不動産の損失は、わたしの特定口座(源泉徴収あり)の中で、ほかの売却益と自動で相殺されます。

振り返ってみると、3銘柄には共通点があります。どれも保有株数が少ない(4株・2株・12株)こと、そして今の株価での配当利回りが2パーセント台前半から1パーセント台と、わたしのポートフォリオの中では低めなことです。3銘柄から受け取っていた年間配当は、合わせて1,100円(税引前)でした。

住友不動産は、9月7日と10月5日にナンピンしていた銘柄です。10月5日の買い増しから6営業日での方針転換になりました。それでも、「この先も買い増していくか」を考え直したとき、答えは「たぶん、しない」だった——それなら、小さく持ち続けるより手放して、その分を買い増したい銘柄に回したほうがいいと判断しました。10月7日の記事でも書いたとおり、保有株の整理は、少しずつ続けています。

買い増し:TDKは押し目買い、住友林業とメタウォーターはナンピン

銘柄(コード) 約定株数 約定単価 約定金額 意図
住友林業(1911) 6 1,174.5円 7,047円 ナンピン(平均取得単価約1,200円→約1,199円)
TDK(6762) 2 3,133円 6,266円 押し目買い(平均取得単価2,887円→2,936円)
メタウォーター(9551) 2 3,120円 6,240円 ナンピン(平均取得単価約3,212円→約3,208円)
合計 — — 19,553円 —

TDKの平均取得単価2,936円は、SBI証券の画面の表示です。住友林業とメタウォーターは、わたしの手元での計算値です。

売却の60,804円から買い増しの19,553円を引くと、手元に残る現金は41,251円。3銘柄の年間配当1,100円が減り、3銘柄の買い増しで年間配当が540円増える(住友林業300円・TDK80円・メタウォーター160円)計算です。

TDK(6762)——平均取得単価より上での押し目買い

TDKは、マイナス135円・マイナス4.13パーセントの3,133円。約定単価は終値とぴったり同じで、大引けでの約定です。今日の下落TOP5の2位に入っています。

10月6日の3,628円から、4営業日で約13.6パーセント下がりました。それでも平均取得単価2,887円よりは上。なので、今日の買いはナンピンではなく、押し目買いです。平均取得単価は2,887円から2,936円へ、49円上がりました。8株が10株になって、TDKは8月31日の打診買い2株から数えて5倍になりました。

TDKは、9月30日に太陽誘電との共同開発で合意したと伝わり、10月1日・5日・6日と上昇TOP5の1位を続けた銘柄です。その後は米国の半導体株安の影響を受けて、上げの一部を返しています。電子部品は、AIのデータセンターにも、わたしが8月31日に「フィジカルAI」としてまとめて買い始めた分野にもつながる——下げた日に少しずつ積み上げていくつもりです。

住友林業(1911)・メタウォーター(9551)——年初来安値の近くでナンピン

住友林業は、約定単価1,174.5円。10月6日にザラ場でつけた年初来安値1,166円のすぐ上です。254株を260株に増やし、平均取得単価は約1,200円から約1,199円へ。年間配当は50円(2026年12月期の会社予想)で、取得利回りは約4.17パーセント、約定単価での利回りは4.26パーセントです。

メタウォーターは、約定単価3,120円。9月25日のナンピン(3,135円)とほぼ同じ水準です。46株を48株に増やし、平均取得単価は約3,212円から約3,208円へ。年間配当は80円(2027年3月期の会社予想)で、取得利回りは約2.49パーセント。水処理インフラという地味な事業ですが、だからこそ長く持てる銘柄だと思っています。

📊 本日の決算解析: 竹内製作所(6432)——上方修正・25円増配・150億円の自社株買い

竹内製作所が、今日の14時30分、取引時間中に2027年2月期の中間決算を発表しました。同時に、通期予想の上方修正、増配、自社株買いもそろって発表。後場に株価が急伸し、終値はプラス370円・プラス5.08パーセントの7,650円です。取引時間中には8,020円まで上げ、年初来高値を更新しました。

竹内製作所は、ミニショベルなどの小型建設機械のメーカーで、売上の大半を北米と欧州で稼いでいます。わたしは40株、平均取得単価4,430円で持っています。

中間期(3〜8月)の実績:

項目 実績 前年同期比
売上高 1,324億円 +16.0%
営業利益 242億円 +3.4%
中間純利益 181億円 +6.3%

北米・欧州での販売台数の増加、価格転嫁、円安が売上を押し上げました。一方で、米国の関税の影響で、利益の伸びは売上ほどではなかったとされています。

通期予想と株主還元:

項目 従来 今回
売上高 約2,440億円 2,610億円(前期比+16%)
純利益 前期比8%減 315億円(前期比+11%、一転増益)
年間配当 220円 245円(前期210円)
自社株買い — 上限220万株(発行済株式の4.8%)・150億円、10月14日〜2027年2月19日

日経新聞によると、上方修正の理由は、北米でデータセンターやエネルギーインフラ関連の工事向けの販売が好調なこと、欧州で需要の回復が強まり下期の販売台数が従来予想を大きく上回る見込みなこと。下期の想定為替を1ドル150円に見直したことで通期40億円、米国の関税の還付で68億円の利益の押し上げがあり、原油高などによる運搬コストの増加(20億円)は吸収する方針と伝わっています。

わたしの評価: 業績・配当・自社株買いの3つがそろった、文句のない内容だと思います。とくに配当が220円から245円へ25円増えたことで、取得利回りは4.97パーセントから5.53パーセントに上がりました。40株で、年間の配当は8,800円から9,800円(税引前)へ、プラス1,000円。含み益はプラス128,800円・プラス72.69パーセントまで伸びています。関税の還付や為替といった「一度きりの上乗せ」も含まれているので、来期にどこまで続くかは見ていきたいところです。

私の高配当株ポートフォリオ実績

上昇TOP5

銘柄(コード) 保有数 平均取得単価 終値 前日比(%) 評価損益 年間配当金 取得利回り 現在利回り
竹内製作所(6432) 40 4,430円 7,650円 +370(+5.08%) +128,800円 245円 5.53% 3.20%
エネクス(8133) 100 1,239円 2,278円 +89(+4.07%) +103,900円 68円 5.49% 2.99%
日本ライフライン(7575) 6 1,404円 1,552円 +60(+4.02%) +888円 81円 5.77% 5.22%
パンパシフィックHD(7532) 220 787円 705.3円 +27.2(+4.01%) -17,974円 10円 1.27% 1.42%
GMOFHD(7177) 50 995円 1,170円 +44(+3.91%) +8,750円 57.04円 5.73% 4.88%

上昇TOP5は、5銘柄すべてプラス3.9パーセント超。1位の竹内製作所は、上の決算解析のとおりです。AI・半導体の銘柄は1つも入っていません。

エネクス(8133)——原油高で石油関連に買い

2位のエネクス(伊藤忠エネクス)は、プラス89円・プラス4.07パーセントの2,278円。ガソリンスタンドへの石油製品の販売などを手がける、伊藤忠グループのエネルギー商社です。日経新聞の大引け記事では、原油高を受けて石油関連株が買われたとされていて、その流れに乗ったとみられます。100株でプラス8,900円、含み益はプラス103,900円・プラス83.86パーセント。取得利回りは5.49パーセントです。

パンパシフィックHD(7532)——12回のナンピンのあとの反発

4位のパンパシフィックHDは、プラス27.2円・プラス4.01パーセントの705.3円。9月2日から12回ナンピンしてきた銘柄で、10月7日に679.9円で買ったのが最後です。今日は700円台を回復しました。個別の材料は確認できていません。それでも含み損はマイナス17,974円・マイナス10.38パーセント。220株で、今日はプラス5,984円でした。

日本ライフライン(7575)・GMOFHD(7177)

3位の日本ライフラインは、プラス4.02パーセントの1,552円。心臓のカテーテルなどを扱う医療機器の会社です。年間配当81円には、記念の中間配当25円が含まれていて、現在利回りは5.22パーセント。5位のGMOフィナンシャルHDは、プラス3.91パーセントの1,170円。ネット証券やFXを手がける会社で、日本株では珍しい年4回の四半期配当です。東証プライムの売買代金が7兆9,640億円と膨らんだ日でもありました。どちらも、個別の材料は確認できていません。

下落TOP5

銘柄(コード) 保有数 平均取得単価 終値 前日比(%) 評価損益 年間配当金 取得利回り 現在利回り
キオクシアHD(285A) 30 18,682円 15,180円 -2,325(-13.28%) -105,060円 0円 0.00% 0.00%
TDK(6762) 10 2,936円 3,133円 -135(-4.13%) +1,970円 40円 1.36% 1.28%
楽天グループ(4755) 100 752円 635.1円 -24.5(-3.71%) -11,690円 0円 0.00% 0.00%
FUJIMI(5384) 30 1,905円 3,535円 -135(-3.68%) +48,900円 77円 4.04% 2.18%
浜松ホトニクス(6965) 26 2,277円 2,338.5円 -65.5(-2.72%) +1,599円 38円 1.67% 1.62%

下落TOP5は、5銘柄のうち4銘柄がAI・半導体・電子部品の関連。今日の相場の構図が、そのまま表に出ました。

キオクシアHD(285A)——中国メモリーとの競争懸念で13.28%安

1位のキオクシアは、マイナス2,325円・マイナス13.28パーセントの15,180円。日経新聞のランキングでも東証プライムの値下がり率上位に入り、見出しには「キオクシア1割安」とありました。材料は、上に書いた中国のメモリー大手CXMTの新製品の報道です。キオクシアはNAND型フラッシュメモリー、CXMTは主にDRAMと、作っているメモリーの種類は違いますが、「中国勢がメモリーで追いついてくる」という懸念が、メモリー株全体に向かったとみられます。

30株で、今日だけでマイナス69,750円。下落TOP5の合計マイナス79,033円のうち、約88パーセントをキオクシア1銘柄が占めています。含み損はマイナス105,060円・マイナス18.75パーセントまで広がりました。

分割前の株価に直すと、15,180円は45,540円。9月17日に「ついに5万円割れ」と書いた49,880円(分割後に直すと約16,627円)を、さらに下回っています。7月14日の初買いから、この銘柄はずっと「AI相場の体温計」のように上下してきました。

今日はキオクシアの買い増しはしていません。1日で13パーセント下げた日に慌てて手を出すのは、「落ちるナイフを掴む」ことになりかねない。キオクシアは無配の銘柄で、わたしのポートフォリオでは配当ではなく値上がりを期待して持っている、少し毛色の違う枠です。30株という量も含めて、今は静かに様子を見ます。

FUJIMI(5384)・浜松ホトニクス(6965)・TDK(6762)——半導体・電子部品の連れ安

4位のFUJIMIはマイナス3.68パーセントの3,535円。半導体の研磨材(CMPスラリー)の大手で、メモリー株安の連れ安とみられます。それでも含み益はプラス48,900円・プラス85.56パーセント。5位の浜松ホトニクスはマイナス2.72パーセントの2,338.5円。光センサーの会社で、8月31日にフィジカルAI関連として買い始めた銘柄です。8月31日の打診買いのあと、9月14日までに7回ナンピンして平均取得単価を2,277円まで下げていたので、今日下げても含み益プラス2.70パーセントを保っています。2位のTDKは、上の本日の取引のとおり、今日2株を押し目買いしました。

楽天グループ(4755)

3位の楽天グループは、マイナス3.71パーセントの635.1円。10月7日の楽天ドライブの不正アクセス発表で下げたあと、10月8日に一部を戻していましたが、今日はまた下げました。今日の個別の材料は確認できていません。含み損はマイナス11,690円・マイナス15.55パーセントです。

ランキングの合計はマイナス46,789円、全体はプラス457,053円

増減額
上昇TOP5の合計 +32,244円
下落TOP5の合計 -79,033円
TOP10の合計 -46,789円
ポートフォリオ全体 +457,053円
ランキング外の184銘柄 +503,842円

TDKは、今日買い増した2株を除く8株で計算しています(今日の2株は終値で買ったので、値動きはゼロ)。ランキング外の184銘柄には、今日売却した3銘柄も含めています。

今日は、9月17日と同じ形です。TOP10を合計するとマイナス46,789円なのに、ポートフォリオ全体はプラス457,053円。キオクシア1銘柄のマイナス69,750円を、ランキングに1度も名前が出てこない184銘柄が、合計プラス503,842円で丸ごと上書きしました。1銘柄あたり約2,700円の上げです。銀行・商社・エネルギーといった、上昇率では3パーセントに届かない主力銘柄が、それぞれ数千円から数万円ずつ積み上げたとみられます。「AI・半導体だけが大きく下げる日」に、分散がどう効くか——それが一番はっきり見える表です。

ポートフォリオ全体

評価額 含み損益 含み損益(%) 前日比 前日比(%)
36,910,628円 +12,842,838円 +53.36% +457,053円 +1.25%

評価額は36,910,628円。含み損益はプラス12,842,838円・プラス53.36パーセントで、10月9日のプラス51.39パーセントから1.97ポイント上がりました。

評価額は10月9日から417,082円増えていますが、SBI証券の前日比はプラス457,053円。差のおよそ4万円は、今日の売買で差し引き41,251円分の株を現金に換えたことによるものです(売却60,804円−買い増し19,553円)。計算上はなお1,280円の小さなずれが残りますが、全体の流れは合っています。

📚 初心者向けワンポイント解説:保有銘柄の「整理」——買い増さない銘柄を、持ち続けるか手放すか

わたしのポートフォリオは、今日の整理で191銘柄になりました。銘柄数が多いぶん、なかには「数株だけ持っていて、もう何カ月も触っていない銘柄」も出てきます。今日売った3銘柄は、まさにそういう銘柄でした。せっかくなので、わたしが「整理するかどうか」を考えるときの見方を書いておきます。

「今持っていなかったら、この値段で買うか」

いちばん素直な問いは、これです。今その銘柄を持っていなかったとして、今日の値段で、新しく買うだろうか。答えが「買う」なら持ち続ける、「買わない」なら、持ち続ける理由を別に探すことになります。

このとき、平均取得単価は判断から外します。「買値まで戻ったら売ろう」「含み益が大きいから売りたくない」は、どちらも自分の買値に縛られた考え方です。会社の価値や配当は、わたしがいくらで買ったかとは関係なく決まっています。

小さく持ち続けることのコスト

数株だけの銘柄は、持っていても困ることは少ないように見えます。でも、小さなコストはあります。

コスト 中身
注意力 決算・適時開示・配当の変更を、191銘柄すべて追い続けるのは大変
配当の手間に対する金額 4株×70円=年280円でも、明細の確認や記録の手間は同じ
資金の置き場所 買い増すつもりのない銘柄に置いたお金は、買い増したい銘柄に回せない

今日の3銘柄の年間配当は、合わせて1,100円。それを手放して、手元に41,251円の現金が残りました。これを、たとえば取得利回り4パーセント台の銘柄に回せば、年間1,600円前後の配当になる計算です(あくまで計算上の話です)。

売ったあとの税金

特定口座(源泉徴収あり)なら、売却益には約20パーセントの税金が自動で差し引かれ、売却損は同じ年の売却益と自動で相殺されます。今日のツガミ(プラス5,210円)と住友不動産(マイナス約2,832円)も、口座の中で自動的に差し引きされます。利益の出ている銘柄と損の出ている銘柄を同じ日に整理すると、税金の面ではお互いを打ち消し合う——今日はたまたま、そういう組み合わせになりました。

整理は「失敗の告白」ではない

住友不動産は、10月5日にナンピンしたばかりの銘柄でした。それを6営業日後に売るのは、一貫していないようにも見えます。でも、考え直した結果、「この先は買い増さない」と決めたのなら、その判断に合わせて持ち方を変えるほうが自然だと思っています。過去の自分の判断に合わせて、今の判断を曲げる必要はない——「反省はしつつも、後悔はしない」の、売る側の版です。

長期投資は「ずっと何もしないこと」ではなく、「持ち続ける理由を、ときどき確かめ直すこと」。今日の整理は、その確かめ直しの一回でした。

明日以降の注目ポイント

  • キオクシア(285A)は、中国メモリーとの競争懸念がどこまで続くか。米国の半導体株と、メモリー価格の動きに注目
  • 竹内製作所(6432)の自社株買いは、10月14日から始まります。上場来高値圏で、決算翌日の値動きがどうなるか
  • 中東情勢と原油価格。原油高はエネクスのような石油関連には追い風、運搬コストが増える会社には向かい風
  • ほぼ日(3560)は10月14日に本決算、グッドパッチ(7351)は10月15日に本決算。インフロニアHD(5076)の公募増資の発行価格は10月21日〜26日のいずれかの日に決まります
  • TDK(6762)は10株に。電子部品は、半導体株安の日に少しずつ積み上げていく方針
  • 保有株の整理は、引き続き少しずつ。191銘柄の中で「この先も買い増すか」を確かめ直していきます

まとめ

10/13
日経平均 -1.82%
TOPIX +0.14%
わたしのポートフォリオ +1.25%

日経平均はマイナス1,253円・マイナス1.82パーセントで4日続落、TOPIXはプラス0.14パーセントで続伸。中国のメモリー大手CXMTの報道で米国の半導体株が売られた流れを受け、東京でもAI・半導体関連が軒並み下落。一方で、プライム市場の7割強の銘柄が上げ、銀行・商社・石油関連が買われた一日でした。

わたしのポートフォリオはプラス457,053円・プラス1.25パーセント、対日経プラス3.07パーセントポイントで4連勝。7月31日以降でいちばん大きな1日の勝ちで、68日累計の対日経差はプラス10.50ポイントになりました。バリュー分散型の底堅さが、はっきり数字に出た日です。

上昇TOP5では、竹内製作所(6432)が上方修正・25円増配・150億円の自社株買いをそろえて発表し、プラス5.08パーセント。取得利回りは5.53パーセントに上がりました。エネクス(8133)は原油高で石油関連に買いが入った流れに乗り、パンパシフィックHD(7532)は700円台を回復。下落TOP5では、キオクシア(285A)がマイナス13.28パーセント・1銘柄でマイナス69,750円。それでも、ランキング外の184銘柄が合計プラス503,842円で、その下げを丸ごと上書きしました。

本日の取引は、日清食HD(2897)・ツガミ(6101)・住友不動産(8830)の3銘柄を全株売却して整理。損益は合わせて約プラス2,798円の、ほぼトントンです。買い増しは、TDK(6762)の押し目買い2株と、住友林業(1911)6株・メタウォーター(9551)2株のナンピン。保有銘柄数は191になりました。

キオクシアの大きな下げに目を奪われがちな日でしたが、ポートフォリオ全体で見れば、むしろ強い一日。191銘柄の「この先も持つ理由」を確かめ直しながら、買い増したい銘柄に少しずつ寄せていきます。

明日も、地味に、着実に。


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免責事項:本記事は個人の投資記録であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。投資はご自身の判断と責任で行ってください。

【2026年10月9日】高配当株PF記録|日経-0.02%でPFは+0.40%、JTが年初来高値で+45,900円、デンソーを新規購入

今日のサマリー

日経平均はマイナス11円19銭・マイナス0.02パーセントの69,030円92銭で、小幅に3日続落しました。一方でTOPIXはプラス13.35・プラス0.33パーセントの4,104.81で、3日ぶりに反発です。

日経新聞によると、前日の米国市場でハイテク株が下げ(ナスダック総合はマイナス1.25パーセント、フィラデルフィア半導体株指数はマイナス3.38パーセント)、朝方の日経平均は800円超下げる場面もありました。きっかけは、オープンAIの売上高が市場予想を下回ったという英フィナンシャル・タイムズの報道と伝わっています。その後、年末までの売上高見通しが別の報道で伝わって不安が和らぎ、出遅れていたゲームや海運などの「AI以外」の銘柄に買いが広がったようです。3連休を前に、海外の短期筋が先物を買い戻したことも、下げ渋りにつながったとされます。東証プライムは値上がり1,194銘柄・値下がり331銘柄で、7割強が上げた一日でした。

日経平均が下げたのは、ファーストリテイリングなどの値がさ株が売られたためです。値上がりした銘柄の数で見れば、今日は「上げた日」。わたしのポートフォリオは、プラス144,876円・プラス0.40パーセントでした。

対日経はプラス0.42パーセントポイント、対TOPIXはプラス0.07パーセントポイント。10月7日から、3日連続で日経平均に勝ちました。

今日のトピックは:

  1. 日経平均はマイナス0.02パーセントで小幅に3日続落、TOPIXはプラス0.33パーセントで反発。わたしのポートフォリオはプラス0.40パーセントで、対日経プラス0.42ポイント
  2. JT(2914)がプラス3.88パーセントの7,230円で年初来高値を更新。170株で、1銘柄だけでプラス45,900円。今日のポートフォリオ全体の上げの約3割です
  3. デンソー(6902)を4株・7,304円で新規購入。10月7日には、アルトナー(2163)の中間配当1,371円(税引後)が入金していました。株式分割をまたいだ配当で、明細の読み方に少し頭を使いました

主要指数とポートフォリオの比較

指標 終値 前日比 騰落率
私のポートフォリオ 36,493,546円 +144,876円 +0.40%
日経平均 69,030.92円 -11.19円 -0.02%
TOPIX 4,104.81 +13.35 +0.33%

日経平均に対してプラス0.42パーセントポイント、TOPIXに対してプラス0.07パーセントポイント。

今日は日経平均とTOPIXの向きが逆になった日です。日経平均は、株価の高い一部の銘柄の動きに大きく左右されます。ファーストリテイリングや、キオクシア・TDKなどのAI・電子部品株が下げると、それだけで日経平均は押し下げられます。わたしのポートフォリオは、TOPIXと同じく「多くの銘柄が少しずつ上げた」側に入りました。

67日累計で対日経+7.43ppt

日付 日経平均 TOPIX ポートフォリオ 対日経差
7/2〜7/30 -8.56%累計 -0.94%累計 +5.20%累計 +13.76ppt累計
7/31(木) +4.03% +1.29% +0.06% -3.97ppt
8/3(月) -0.94% -1.08% -1.22% -0.28ppt
8/4(火) +0.32% +0.04% -0.49% -0.81ppt
8/5(水) +3.66% +2.13% +1.20% -2.46ppt
8/6(木・記事なし) -0.93% +0.19%(推計) +1.17% +2.10ppt
8/7(金) -0.12% +0.47% +0.70% +0.82ppt
8/10(月) +2.08% +0.63% -0.09% -2.17ppt
8/12(水) +0.83% +0.94% +0.61% -0.22ppt
8/13(木) +1.16% +0.89% +0.48% -0.68ppt
8/14(金) +0.59% +0.51% +0.28% -0.31ppt
8/17(月) +0.74% -0.31% -0.42% -1.16ppt
8/18(火) -2.54% -1.05% -0.15% +2.39ppt
8/19(水) -3.16% -3.09% -2.47% +0.69ppt
8/20(木) +1.36% +1.18% +1.35% -0.01ppt
8/21(金) -0.30% +0.19% +1.02% +1.32ppt
8/24(月) -0.74% +0.15% +0.28% +1.02ppt
8/25(火) +0.50% +0.50% +0.31% -0.19ppt
8/26(水) +0.62% +0.42% +0.21% -0.41ppt
8/27(木) -0.20% +0.15% +0.14% +0.34ppt
8/28(金) +0.41% +0.72% +0.28% -0.13ppt
8/31(月) -0.14% +0.23% +0.22% +0.36ppt
9/1(火) -0.15% +0.62% +1.46% +1.61ppt
9/2(水) -2.85% -2.40% -1.68% +1.17ppt
9/3(木) -0.17% +0.50% +0.71% +0.88ppt
9/4(金) +1.26% +0.03% -0.55% -1.81ppt
9/7(月) +2.12% +0.55% +0.03% -2.09ppt
9/8(火) -1.70% -1.83% -1.22% +0.48ppt
9/9(水) -0.19% -0.09% +0.00% +0.19ppt
9/10(木) +0.20% +0.20% -0.07% -0.27ppt
9/11(金) -1.93% -0.65% -0.24% +1.69ppt
9/14(月) -0.81% +0.74% +0.92% +1.73ppt
9/15(火) -0.01% -0.52% -0.65% -0.64ppt
9/16(水) +0.69% +0.61% +0.63% -0.06ppt
9/17(木) +0.33% +0.80% +0.99% +0.66ppt
9/18(金) +1.38% -0.07% -0.71% -2.09ppt
9/24(木・記事なし) +0.76%(推計) -0.39%(推計) -0.65%(推計) -1.41ppt
9/25(金) +1.30% +1.31% +1.04% -0.26ppt
9/28(月) -0.73% -0.40% -0.62% +0.11ppt
9/29(火) -0.60% -1.72% -2.55% -1.95ppt
9/30(水) +1.94% +1.67% +1.53% -0.41ppt
10/1(木) +3.30% +0.57% -0.61% -3.91ppt
10/2(金) -0.94% -0.99% -1.19% -0.25ppt
10/5(月) +2.40% +1.33% +0.67% -1.73ppt
10/6(火) +1.05% +0.92% +0.56% -0.49ppt
10/7(水) -0.92% -0.70% -0.64% +0.28ppt
10/8(木) -1.42% -1.51% -1.37% +0.05ppt
10/9(金) -0.02% +0.33% +0.40% +0.42ppt
67日累計 -1.07% +1.92% +6.36% +7.43ppt

67日累計は日経平均マイナス1.07パーセントに対してポートフォリオはプラス6.36パーセント、対日経通算プラス7.43パーセントポイントです。

10月の7営業日の合計は、マイナス5.63ポイント。3連勝で少し戻しましたが、10月1日のマイナス3.91ポイントは、まだ取り戻せていません。今日のプラス0.42ポイントは、ここ3日の勝ちの中ではいちばん大きな勝ちです。

本日の取引

本日は、デンソー(6902)を4株・7,304円で新規購入しました。売却はありません。

銘柄(コード) 約定株数 約定単価 約定金額 意図
デンソー(6902) 4 1,826円 7,304円 新規購入(打診買い)
合計 — — 7,304円 —

約定単価1,826円は、今日の終値とぴったり同じ。今日も大引けでの約定です。デンソーの今日の値動きは、前日比0円・0.00パーセントでした。

デンソー(6902)——トヨタグループ最大の自動車部品メーカーを4株から

デンソーは、エンジンまわりの部品から、電動化・ADAS(運転支援)向けの電子部品まで手がける、国内最大の自動車部品メーカーです。わたしのポートフォリオには、トヨタ自動車(7203)と豊田通商(8015)がありますが、同じトヨタグループの部品メーカーを持つのは、デンソーが初めてになります。

項目 数値
終値 1,826円
年間配当(会社予想・2027年3月期) 74円
配当利回り(今日の終値) 4.05%
PER(会社予想) 12.72倍
PBR(実績) 0.90倍
年初来高値 2,310円(2/18)
年初来安値 1,801円(4/28)

終値1,826円は、年初来安値1,801円まであと25円。2月の高値2,310円からは、約21パーセント下の水準です。配当利回り4.05パーセント、PBRは1倍を割り込む0.90倍——高配当バリュー株として見て、入り口に立てる値段まで下がってきたと感じて、買うことにしました。

最近の動きとしては、10月2日に、日本特殊陶業へのスパークプラグ・排気センサー事業の売却を中止すると発表しています。ガソリン車向け部品の需要が底堅いことが理由と伝わっています。10月6日・7日には、国内の証券会社2社が相次いで目標株価を引き下げました(1,950円と2,050円、いずれもレーティングは中立のまま)。どちらも今日の株価より上の水準ではありますが、期待が少しずつしぼんでいる局面なのは確かです。

なので、今日は4株だけの「打診買い」です。4株×74円で、年間の配当は296円(税引前)。まずは持ってみて、決算の中身を確かめながら、平均取得単価を下回る場面があれば少しずつ買い増していくつもりです。

私の高配当株ポートフォリオ実績

上昇TOP5

銘柄(コード) 保有数 平均取得単価 終値 前日比(%) 評価損益 年間配当金 取得利回り 現在利回り
アストロスケール(186A) 16 1,019円 1,177円 +58(+5.18%) +2,528円 0円 0.00% 0.00%
PILLAR(6490) 5 3,325円 12,840円 +610(+4.99%) +47,575円 245円 7.37% 1.91%
トーカロ(3433) 30 1,619円 3,175円 +125(+4.10%) +46,680円 92円 5.68% 2.90%
JT(2914) 170 3,817円 7,230円 +270(+3.88%) +580,210円 272円 7.13% 3.76%
任天堂(7974) 23 7,003円 8,146円 +295(+3.76%) +26,289円 162円 2.31% 1.99%

上昇TOP5は、5銘柄すべてプラス3.7パーセント超。率では1位のアストロスケールが大きいのですが、金額では4位のJTが群を抜いています。

JT(2914)——年初来高値を更新、1銘柄でプラス45,900円

4位のJTは、プラス270円・プラス3.88パーセントの7,230円。取引時間中には7,297円まで上げ、年初来高値を更新しました。170株なので、今日だけでプラス45,900円。今日のポートフォリオ全体の上げ、プラス144,876円の約32パーセントを、JT1銘柄で稼いだことになります。

今日の上げについては、増税後も加熱式たばこの市場が堅調だという報道が材料に挙げられています(どこまでが今日の値動きの理由かは、はっきりとは分かりません)。「AI以外」の銘柄に買いが向かった日の流れにも、乗った形です。

含み益はプラス580,210円・プラス89.42パーセント。平均取得単価3,817円の2倍、つまり含み益率100パーセントには、株価7,634円まであと404円です。年間配当は272円で、7月30日に234円から38円の増配を発表しています。9月1日に入金した中間配当が1株136円で、その2倍がちょうど272円。取得利回りは7.13パーセント、170株で年間46,240円(税引前)。わたしのポートフォリオで、いちばん配当を運んでくれる銘柄です。

PILLAR(6490)・トーカロ(3433)——半導体の中でも「装置」側は上げた

2位のPILLARはプラス4.99パーセントの12,840円。含み益率はプラス286.17パーセントまで伸びて、株価は平均取得単価のおよそ3.9倍です。3位のトーカロはプラス4.10パーセントの3,175円で、含み益率はプラス96.11パーセント。どちらも半導体製造装置向けの部品やコーティングを手がける会社です。

今日は米国の半導体株安を受けて、キオクシアやTDKは下落TOP5に入りました。その一方で、日経新聞の大引け記事では、アドバンテスト・東京エレクトロン・SCREENといった半導体製造装置の銘柄は上昇した銘柄に挙げられています。同じ「半導体」でも、メモリや電子部品は売られ、装置関連は買われた——PILLARとトーカロは、装置側の流れに乗ったとみられます。

なお、トーカロの年間配当は、これまで手元のメモで86円としていましたが、今日確認したところ会社予想は92円(2027年3月期)でした。終値3,175円に対する予想配当利回り2.90パーセントとも合います。86円は7月末に記録したまま更新できていなかった数字で、今日から92円・取得利回り5.68パーセントに直しました。

アストロスケール(186A)・任天堂(7974)

1位のアストロスケールはプラス5.18パーセントの1,177円。昨日はマイナス7.60パーセントで下落TOP5の1位だった銘柄で、その下げの大半を1日で戻しました。日経新聞によると、今日はグロース250指数が長期金利の上昇一服を受けて3日ぶりに反発しています。個別の材料は確認できていません。

5位の任天堂はプラス3.76パーセントの8,146円。日経新聞の大引け記事でも、ゲーム関連への買いが広がった中で上昇した銘柄に挙げられています。23株でプラス6,785円、含み益率はプラス16.32パーセントです。

下落TOP5

銘柄(コード) 保有数 平均取得単価 終値 前日比(%) 評価損益 年間配当金 取得利回り 現在利回り
旭化成(3407) 80 981円 1,585.5円 -65(-3.94%) +48,360円 44円 4.49% 2.78%
東京きらぼしFG(7173) 80 237円 1,588円 -49(-2.99%) +108,080円 30円 12.66% 1.89%
三井化学(4183) 20 2,139円 2,056円 -60.5(-2.86%) -1,660円 75円 3.51% 3.65%
TDK(6762) 8 2,887円 3,268円 -85(-2.54%) +3,048円 40円 1.39% 1.22%
キオクシアHD(285A) 30 18,682円 17,505円 -395(-2.21%) -35,310円 0円 0.00% 0.00%

下落TOP5は、1位でもマイナス3.94パーセント。7割強の銘柄が上げた日らしく、下げはどれも小さめでした。

旭化成(3407)——子会社の不正アクセス報道

1位の旭化成は、マイナス65円・マイナス3.94パーセントの1,585.5円。子会社への不正アクセスで、医療関係者など約56万人分の個人情報が漏えいした可能性がある、と報じられたことが材料に挙げられています(会社の開示の中身までは、まだ確認できていません)。80株でマイナス5,200円。それでも含み益はプラス48,360円・プラス61.62パーセント、取得利回りは4.49パーセントあります。

キオクシアHD(285A)・TDK(6762)——米半導体株安の波及

5位のキオクシアはマイナス2.21パーセントの17,505円。30株でマイナス11,850円で、下落TOP5の中では金額がいちばん大きな下げです。含み損はマイナス35,310円・マイナス6.30パーセントに広がりました。4位のTDKもマイナス2.54パーセント。日経新聞の大引け記事では、どちらも米国の半導体株安が波及して売られた銘柄に挙げられています。10月1日・5日・6日と上昇TOP5の1位だったTDKは、10月6日の3,628円から今日の3,268円まで、上げの一部を返しています。

東京きらぼしFG(7173)・三井化学(4183)

2位の東京きらぼしFGはマイナス2.99パーセントの1,588円。ここ数日の長期金利の上昇が一服したことで、銀行株には利益確定の売りが出たとみられます。それでも含み益率はプラス570.04パーセント、取得利回りは12.66パーセントです。

3位の三井化学はマイナス2.86パーセントの2,056円。昨日ナンピンした4株を含めて20株で、平均取得単価は2,139円。SBI証券の画面の表示が、昨日わたしが手元で計算した約2,139円とぴったり合いました。含み損はマイナス1,660円・マイナス3.88パーセント。今日の値下がりの材料は、確認できていません。今日の値段なら現在利回りは3.65パーセントで、取得利回り3.51パーセントを上回っています。

ランキングの合計はプラス37,553円、全体はプラス144,876円

増減額
上昇TOP5の合計 +60,413円
下落TOP5の合計 -22,860円
TOP10の合計 +37,553円
ポートフォリオ全体 +144,876円
ランキング外の184銘柄 +107,323円

上昇TOP5の合計プラス60,413円のうち、JTだけでプラス45,900円。残りの4銘柄を合わせても、プラス14,513円です。率では4位でも、金額では1銘柄で他の4銘柄の3倍以上——保有株数が多く、株価も高い主力銘柄が動くと、こういうことが起きます。

ランキング外の184銘柄は、合計でプラス107,323円。1銘柄あたり約580円の上げです。昨日は1銘柄あたり約2,400円の下げだったので、その4分の1ほどを取り戻した計算になります。ランキング外の184銘柄には、今日新規購入したデンソー(前日比0円)も含めています。

ポートフォリオ全体

評価額 含み損益 含み損益(%) 前日比 前日比(%)
36,493,546円 +12,387,450円 +51.39% +144,876円 +0.40%

評価額は36,493,546円。含み損益はプラス12,387,450円・プラス51.39パーセントで、昨日のプラス50.80パーセントから0.59ポイント戻しました。

評価額は昨日から152,180円増えていますが、SBI証券の前日比はプラス144,876円。差の7,304円は、今日デンソーを買った金額とぴったり同じです。買った分だけ評価額が増えるのは「新しく持った株が加わっただけ」なので、値上がりとは別に数えられています。保有銘柄数は、デンソーが加わって194銘柄になりました。

配当情報

10月7日に、アルトナー(2163)の中間配当が入金していました。10月に入って最初の配当です。

銘柄(コード) 受渡日 基準日の保有株数 1株配当 配当金総額 税額 受取額(税引後)
アルトナー(2163) 10/7(水) 40株 43円 1,720円 349円 1,371円

税額の内訳は所得税263円・住民税86円で、合計349円。いつもの源泉徴収です。

アルトナーは、技術者派遣を手がける会社で、1月期決算です。今回の配当は、7月31日を基準日とする中間配当になります。

「今は85株なのに、なぜ40株?」——株式分割をまたいだ配当

明細を見て、最初は「あれ?」と思いました。わたしが今持っているアルトナーは85株。ところが明細の数量は40株で、1株あたりの配当は43円です。

理由は、7月に行われた1株→2株の株式分割でした。株価の履歴を見ると、7月29日の終値2,016円から、7月30日には953円。7月30日が分割の権利落ち日で、基準日は7月31日です。そして中間配当の基準日も、同じ7月31日。

日付 出来事 アルトナーの株数
2022年7月 40株を購入 40株
7月30日 分割の権利落ち日(株価が約半分に)・5株買い増し 画面上は80株+5株
7月31日 分割と中間配当の基準日 配当は「分割前の40株」で計算
10月7日 中間配当の入金 40株×43円=1,720円

つまり、今回の43円は「分割前の1株」に対する配当です。分割後の株数に直すと、80株×21.5円で、受け取る金額は同じ1,720円になります。7月30日に買い増した5株は、受け渡しが基準日のあとになるので、今回の中間配当の対象には入っていません。

会社予想の年間配当は、分割後の1株あたり43円(2027年1月期)。今回の中間配当43円と、数字だけ見ると同じです。これを「中間配当43円×2=年間86円」と読むと、2倍に見誤ってしまいます。正しくは、分割後の1株で中間21.5円+期末21.5円=年間43円。分割をまたいだ配当は、「その1株配当は分割前の1株か、分割後の1株か」を確かめないと、数字が合わない——これを今日の📚解説のテーマにしました。

分割後の平均取得単価485円に対して、年間43円の取得利回りは8.87パーセント。今日の終値929円に対する現在利回りは4.63パーセントです。会社予想どおりなら、次の期末配当(1月31日基準)は85株×21.5円で、約1,827円(税引前)になる計算です。

10月の受取配当は、これで税引後1,371円です。

入金日 内容 受取額(税引後)
10/7(水) アルトナー(2163) 1,371円
10月累計 — 1,371円

📚 初心者向けワンポイント解説:分割をまたいだ配当の読み方——「その1株配当は、分割前の1株か、分割後の1株か」

9月30日の記事では、「株式分割で、画面の株数はいつ増えるのか」を書きました。今日のアルトナーの配当明細は、その続きにあたる話です。分割の前後で配当が支払われるとき、明細や会社予想の「1株配当」は、どちらの1株の金額なのか。自分のためにも整理しておきます。

分割しても、受け取る配当の総額は変わらない

1株を2株に分割すると、株数は2倍になり、1株配当は半分になります。40株×43円も、80株×21.5円も、同じ1,720円。分割そのものは、配当を増やしも減らしもしません。ここまでは、株価と同じ考え方です。

混乱するのは「基準日」と「分割」が重なるとき

ややこしいのは、配当の基準日と分割の基準日が同じ日、あるいは近い日に重なるときです。

確かめること アルトナーの場合
分割の基準日 7月31日(権利落ち日は7月30日)
配当の基準日 7月31日
配当はどちらの株数で計算されたか 分割前の株数(40株)
明細の1株配当 分割前の1株あたり43円
会社予想の年間配当 分割後の1株あたり43円

同じ「43円」という数字が、片方は分割前の1株、もう片方は分割後の1株の金額。ここを取り違えると、年間配当を2倍に読んだり、半分に読んだりしてしまいます。

わたしが使っている確かめ方

わたしは、年間配当を確かめるときに「中間配当の入金実績×2」が会社予想と合うか、を見るようにしています。12月決算のJTなら、9月の中間配当136円×2=272円で、会社予想とぴったり合いました。

ところが、アルトナーでこれをそのまま使うと、43円×2=86円で、会社予想の43円と合いません。合わないときに疑うべきなのは、「配当のあいだに株式分割があったか」です。分割比率で割り直して、43円÷2×2=43円。こうすると、ちゃんと合います。

確かめ方をまとめると、次の3つです。

  1. 配当の明細の「数量」が、今の保有株数とちがうときは、まず株式分割を疑う
  2. 株価の履歴で、権利落ち日に株価が「ちょうど半分」「ちょうど3分の1」になっていないかを見る
  3. 1株配当は、必ず「分割後の1株」にそろえてから、平均取得単価と比べる(取得利回りの計算で、分割前の配当と分割後の平均取得単価を混ぜない)

長期投資家にとっての意味

分割は、株価が上がった会社が「もっと買いやすい値段にする」ために行うことが多いです。わたしの保有銘柄でも、この秋だけでバローHD・キオクシア・東京海上・三井住友FG・ライト工業と、分割が続きました。長く持っていると、分割をまたいで配当を受け取ることは、これから何度も出てきます。

数字が合わないときに「おかしい」で止まらず、「どの1株の金額か」を確かめる。それだけで、配当の記録はずっと正確になると思っています。

明日以降の注目ポイント

  • 10月12日(月)はスポーツの日で休場、次の取引は10月13日(火)。3連休中の米国市場、とくにハイテク株と長期金利の動き
  • JT(2914)は年初来高値を更新。含み益率100パーセントまで、株価7,634円のラインがひとつの目安
  • デンソー(6902)は4株の打診買いからスタート。年初来安値1,801円に近い水準で、下げたときの買い増しを考えたい
  • キオクシア(285A)・TDK(6762)は米国の半導体株安の影響が続くか。同じ半導体でも、装置関連との値動きの差に注目
  • ほぼ日(3560)は10月14日に本決算、グッドパッチ(7351)は10月15日に本決算、インフロニアHD(5076)の公募増資の発行価格は10月21日〜26日のいずれかの日に決まります
  • NISAの成長投資枠に向けた保有株の整理は、引き続き少しずつ

まとめ

10/9
日経平均 -0.02%
TOPIX +0.33%
わたしのポートフォリオ +0.40%

日経平均はマイナス11円・マイナス0.02パーセントで小幅に3日続落、TOPIXはプラス0.33パーセントで3日ぶりに反発。米国のハイテク株安でAI・半導体の一角とファーストリテイリングが売られる一方、プライム市場の7割強の銘柄が上げた、「指数より中身が強い」一日でした。

わたしのポートフォリオはプラス144,876円・プラス0.40パーセント、対日経プラス0.42パーセントポイントで3連勝。67日累計の対日経差は、プラス7.43ポイントです。

上昇TOP5では、JT(2914)が年初来高値を更新して1銘柄でプラス45,900円。PILLAR(6490)とトーカロ(3433)は半導体製造装置側の流れに乗りました。下落TOP5では、旭化成(3407)が子会社の不正アクセス報道でマイナス3.94パーセント、キオクシア(285A)とTDK(6762)が米半導体株安の波及で下げました。トーカロの年間配当は、手元の86円が古くなっていたので92円に直しました。

本日の取引は、デンソー(6902)4株・7,304円の新規購入。配当利回り4.05パーセント・PBR0.90倍の水準で、まずは打診買いから始めました。10月7日にはアルトナー(2163)の中間配当1,371円が入金していて、株式分割をまたいだ配当の読み方を確かめる、いい機会になりました。

3連休の前に、少しだけ戻した一日。10月の対日経は、まだマイナス5.63ポイントの負け越しです。それでも、配当の明細を一枚ずつ確かめながら、新しい銘柄を4株ずつ迎えていく——そのペースは変えずにいきます。

明日も、地味に、着実に。


📌 関連記事

免責事項:本記事は個人の投資記録であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。投資はご自身の判断と責任で行ってください。

【2026年10月8日】高配当株PF記録|日経-1.42%でPFは-1.37%、コマツ・クボタが5%超の連れ安、建設株中心に10銘柄38株を買い増し

今日のサマリー

日経平均はマイナス993円60銭・マイナス1.42パーセントの69,042円11銭で、続落しました。TOPIXもマイナス62.65・マイナス1.51パーセントの4,091.46です。10月6日に終値で回復した7万円台を、2日で割り込みました。

日経新聞によると、前日の米国株が下げたこと、米国の長期金利が上昇して株の割高感が意識されたこと、中東情勢の先行きが見えにくくなったことが重なったようです。そこへ、ここまで上げてきたAI・半導体株への利益確定売り。ソフトバンクグループや東京エレクトロン、TDK・村田製作所・フジクラなどの電子部品、三菱UFJや地方銀行などの銀行株、そしてコマツ・クボタなどの機械株が売られました。東証プライムは値下がり1,182銘柄・値上がり327銘柄で、約8割が下げた一日です。

わたしのポートフォリオは、マイナス504,052円・マイナス1.37パーセントでした。

対日経はプラス0.05パーセントポイント、対TOPIXはプラス0.14パーセントポイント。ほぼ指数と同じだけ下げましたが、わずかに上回って2日連続で日経平均に勝ちました。

今日のトピックは:

  1. 日経平均はマイナス1.42パーセントで続落、7万円台を割り込む。わたしのポートフォリオはマイナス1.37パーセントで、対日経はかろうじてプラス
  2. コマツ(6301)がマイナス5.52パーセント、クボタ(6326)がマイナス5.42パーセント。どちらも自社の発表ではなく、米国の同業や業界をめぐる材料での「連れ安」とみられ、2銘柄だけでマイナス73,300円
  3. ショーボンドHD(1414)・五洋建設(1893)など9銘柄をナンピン、インフロニアHD(5076)を押し目買い。10銘柄38株・69,131円を、すべて終値で買い増し

主要指数とポートフォリオの比較

指標 終値 前日比 騰落率
私のポートフォリオ 36,341,366円 -504,052円 -1.37%
日経平均 69,042.11円 -993.60円 -1.42%
TOPIX 4,091.46 -62.65 -1.51%

日経平均に対してプラス0.05パーセントポイント、TOPIXに対してプラス0.14パーセントポイント。

昨日は「主役」の半導体株だけが売られた日で、わたしのポートフォリオは下げが小さく済みました。今日は半導体に加えて、銀行・機械まで幅広く売られた日。下落TOP5にはコマツとクボタという、含み益の大きい機械株が2つ並びました。こういう日は、分散していても指数並みには下げる——それが数字にそのまま出ています。

66日累計で対日経+7.01ppt

日付 日経平均 TOPIX ポートフォリオ 対日経差
7/2〜7/30 -8.56%累計 -0.94%累計 +5.20%累計 +13.76ppt累計
7/31(木) +4.03% +1.29% +0.06% -3.97ppt
8/3(月) -0.94% -1.08% -1.22% -0.28ppt
8/4(火) +0.32% +0.04% -0.49% -0.81ppt
8/5(水) +3.66% +2.13% +1.20% -2.46ppt
8/6(木・記事なし) -0.93% +0.19%(推計) +1.17% +2.10ppt
8/7(金) -0.12% +0.47% +0.70% +0.82ppt
8/10(月) +2.08% +0.63% -0.09% -2.17ppt
8/12(水) +0.83% +0.94% +0.61% -0.22ppt
8/13(木) +1.16% +0.89% +0.48% -0.68ppt
8/14(金) +0.59% +0.51% +0.28% -0.31ppt
8/17(月) +0.74% -0.31% -0.42% -1.16ppt
8/18(火) -2.54% -1.05% -0.15% +2.39ppt
8/19(水) -3.16% -3.09% -2.47% +0.69ppt
8/20(木) +1.36% +1.18% +1.35% -0.01ppt
8/21(金) -0.30% +0.19% +1.02% +1.32ppt
8/24(月) -0.74% +0.15% +0.28% +1.02ppt
8/25(火) +0.50% +0.50% +0.31% -0.19ppt
8/26(水) +0.62% +0.42% +0.21% -0.41ppt
8/27(木) -0.20% +0.15% +0.14% +0.34ppt
8/28(金) +0.41% +0.72% +0.28% -0.13ppt
8/31(月) -0.14% +0.23% +0.22% +0.36ppt
9/1(火) -0.15% +0.62% +1.46% +1.61ppt
9/2(水) -2.85% -2.40% -1.68% +1.17ppt
9/3(木) -0.17% +0.50% +0.71% +0.88ppt
9/4(金) +1.26% +0.03% -0.55% -1.81ppt
9/7(月) +2.12% +0.55% +0.03% -2.09ppt
9/8(火) -1.70% -1.83% -1.22% +0.48ppt
9/9(水) -0.19% -0.09% +0.00% +0.19ppt
9/10(木) +0.20% +0.20% -0.07% -0.27ppt
9/11(金) -1.93% -0.65% -0.24% +1.69ppt
9/14(月) -0.81% +0.74% +0.92% +1.73ppt
9/15(火) -0.01% -0.52% -0.65% -0.64ppt
9/16(水) +0.69% +0.61% +0.63% -0.06ppt
9/17(木) +0.33% +0.80% +0.99% +0.66ppt
9/18(金) +1.38% -0.07% -0.71% -2.09ppt
9/24(木・記事なし) +0.76%(推計) -0.39%(推計) -0.65%(推計) -1.41ppt
9/25(金) +1.30% +1.31% +1.04% -0.26ppt
9/28(月) -0.73% -0.40% -0.62% +0.11ppt
9/29(火) -0.60% -1.72% -2.55% -1.95ppt
9/30(水) +1.94% +1.67% +1.53% -0.41ppt
10/1(木) +3.30% +0.57% -0.61% -3.91ppt
10/2(金) -0.94% -0.99% -1.19% -0.25ppt
10/5(月) +2.40% +1.33% +0.67% -1.73ppt
10/6(火) +1.05% +0.92% +0.56% -0.49ppt
10/7(水) -0.92% -0.70% -0.64% +0.28ppt
10/8(木) -1.42% -1.51% -1.37% +0.05ppt
66日累計 -1.05% +1.59% +5.96% +7.01ppt

66日累計は日経平均マイナス1.05パーセントに対してポートフォリオはプラス5.96パーセント、対日経通算プラス7.01パーセントポイントです。日経平均の累計は、今日の下げでふたたびマイナス圏に戻りました。

10月の6営業日の合計は、マイナス6.05ポイント。昨日と今日で小さく2勝ですが、10月1日のマイナス3.91ポイントの大負けは、まだまったく取り戻せていません。

本日の取引

本日は、10銘柄38株・合計69,131円を買い増しました。10銘柄のうち9銘柄は平均取得単価より安い値段での買い増し、つまりナンピン。インフロニアHDだけは、平均取得単価をわずかに上回る値段での押し目買いです。

銘柄(コード) 約定株数 約定単価 約定金額 意図
ショーボンドHD(1414) 6 1,204.5円 7,227円 ナンピン(平均取得単価約1,324円→約1,315円・ザラ場1,193円で年初来安値)
安藤ハザマ(1719) 4 1,715円 6,860円 ナンピン(平均取得単価約1,784円→約1,778円)
五洋建設(1893) 6 1,385円 8,310円 ナンピン(平均取得単価1,401円→約1,396円)
新日本空調(1952) 2 3,005円 6,010円 ナンピン(平均取得単価3,193円→約3,162円)
アサヒ(2502) 4 1,559円 6,236円 ナンピン(平均取得単価約1,604円→約1,599円・2日連続)
三井化学(4183) 4 2,116.5円 8,466円 ナンピン(平均取得単価2,144円→約2,139円)
インフロニアHD(5076) 4 2,260円 9,040円 押し目買い(平均取得単価2,241円→約2,244円)
月島HD(6332) 2 2,491円 4,982円 ナンピン(平均取得単価2,721円→約2,710円)
前沢給装工業(6485) 4 1,530円 6,120円 ナンピン(平均取得単価1,546円→1,544円)
トピー工業(7231) 2 2,940円 5,880円 ナンピン(平均取得単価約2,963円→約2,961円)
合計 — — 69,131円 —

10銘柄とも、約定単価が今日の終値とぴったり同じ。今日も大引けでの約定です。前沢給装工業の平均取得単価1,544円は、下落TOP5に出ていたSBI証券の画面の表示。ほかの9銘柄の買い増し後の平均取得単価は、わたしの手元での計算値です。

10銘柄のうち7銘柄が「建設・インフラ」

並べてみると、偏りがはっきりしています。ショーボンドHD(橋や道路の補修)、安藤ハザマ・五洋建設(ゼネコン)、新日本空調(空調設備工事)、インフロニアHD(建設とインフラ運営)、月島HD(上下水道の処理設備)、前沢給装工業(水道の給水装置)。10銘柄のうち7銘柄が、建設やインフラに関わる会社です。

10月5日の記事でも、建設・不動産の5銘柄を買い増しました。AIや半導体が相場の主役になっている間、その反対側で下げている銘柄を、少しずつ拾っている——今のわたしの買い方は、そういう形になっています。意識してそうしているというより、「平均取得単価を下回ったものから拾う」というルールで買っていくと、自然とこの業種が集まってきた、というのが正直なところです。

偏りすぎには気をつけたいので、1銘柄あたりの金額は4,982円〜9,040円と、どれも1万円未満にしています。

インフロニアHD(5076)——平均取得単価をわずかに上回る押し目買い

インフロニアHDは、マイナス73.5円・マイナス3.15パーセントの2,260円。10月2日に公募増資を発表してから、下げが続いています。

10月5日に4株を押し目買いしたあと、平均取得単価は2,241円。今日の2,260円は、それを19円上回ります。今日の値動きだけを見れば「下げたところを拾った」買い増しですが、平均取得単価より高く買っているので、ナンピンではなく押し目買いです。買い増し後の平均取得単価は、約2,244円へ少しだけ上がりました。

年間配当は会社予想で132円(2027年3月期)。取得利回りは約5.88パーセント、今日の値段なら現在利回り5.84パーセント。10銘柄の中でいちばん高い利回りです。公募増資の発行価格は、10月21日〜26日のいずれかの日に決まります。

ショーボンドHD(1414)——年初来安値を更新した日に6株

ショーボンドHDは、マイナス12円・マイナス0.99パーセントの1,204.5円。取引時間中に1,193円まで下げ、年初来安値を更新しました。10月5日に続く、年初来安値の日のナンピンです。74株を80株に増やし、平均取得単価は約1,324円から約1,315円へ。年間配当は会社予想で46.5円(2027年6月期)、取得利回りは約3.54パーセント、現在利回りは3.86パーセントです。

前沢給装工業(6485)——買った日に下落TOP5入り

前沢給装工業は、マイナス88円・マイナス5.44パーセントの1,530円で、下落TOP5の4位に入りました。水道管から各家庭へ水を引き込む「給水装置」のメーカーです。上昇TOP5に入った前澤HD(575A)と名前はよく似ていますが、別の会社です。

42株を46株に増やし、平均取得単価は1,546円から1,544円へ。終値1,530円は平均取得単価を14円下回り、含み損はマイナス644円です。年間配当は会社予想で60円(2027年3月期)、取得利回りは約3.89パーセント、現在利回りは3.92パーセント。

ほかの7銘柄

銘柄(コード) 前日比 買い増し後 年間配当(会社予想) 取得利回り 現在利回り
安藤ハザマ(1719) -1.92% 48株@約1,778円 84円 4.72% 4.90%
五洋建設(1893) -2.33% 20株@約1,396円 52円 3.72% 3.75%
新日本空調(1952) -3.53% 12株@約3,162円 120円 3.80% 3.99%
アサヒ(2502) -1.14% 36株@約1,599円 57円 3.56% 3.66%
三井化学(4183) -2.17% 20株@約2,139円 75円 3.51% 3.54%
月島HD(6332) -3.49% 42株@約2,710円 88円 3.25% 3.53%
トピー工業(7231) -1.80% 22株@約2,961円 135円 4.56% 4.59%

アサヒは、昨日の公正取引委員会による強制調査の報道に続いて、今日もマイナス1.14パーセント。2日連続のナンピンになりました。新日本空調と月島HDは、今日マイナス3パーセント台と下げが大きく、平均取得単価との差も広がっていたので、2株ずつ拾っています。

10銘柄で増える年間配当は、合計で約2,909円(ショーボンドHD 279円・安藤ハザマ 336円・五洋建設 312円・新日本空調 240円・アサヒ 228円・三井化学 300円・インフロニアHD 528円・月島HD 176円・前沢給装工業 240円・トピー工業 270円)。69,131円の買い増しに対して、約4.21パーセントの計算です。

昨日の損失確定で、税金3,140円が戻ってきた

昨日、カナディアン・ソーラー・インフラ投資法人(9284)を含み損のまま売却し、マイナス15,452円の損失が確定しました。その結果、今年すでに源泉徴収されていた税金のうち、3,140円が戻ってきました。

計算してみると、15,452円×20.315パーセント(所得税15.315パーセント+住民税5パーセント)で、約3,139円。ほぼぴったり、損失の約2割が戻ってきたことになります。

わたしの特定口座は「源泉徴収あり」なので、確定申告をしなくても、同じ年の売却益と損失が口座の中で自動的に相殺され、払いすぎた税金が還付されます。昨日の記事で「自動で相殺されます」と書いたことが、実際の入金で確かめられました。

15,452円の損失のうち、実質的な負担は12,312円。損だしが目的の売却ではありませんでしたが、「含み損の株から売る」ことの効果が、数字ではっきり見えた形です。戻ってきた3,140円は現金として口座に入るので、株の評価額には含まれません。

私の高配当株ポートフォリオ実績

上昇TOP5

銘柄(コード) 保有数 平均取得単価 終値 前日比(%) 評価損益 年間配当金 取得利回り 現在利回り
前澤HD(575A) 108 1,658円 1,919円 +54(+2.90%) +28,188円 63円 3.80% 3.28%
ハピネット(7552) 6 2,678円 5,210円 +110(+2.16%) +15,192円 100円 3.73% 1.92%
ホンダ(7267) 164 1,365円 1,712.5円 +29(+1.72%) +56,990円 70円 5.13% 4.09%
楽天グループ(4755) 100 752円 650.2円 +10.6(+1.66%) -10,180円 0円 0.00% 0.00%
ブリヂストン(5108) 132 2,816円 3,882円 +51(+1.33%) +140,712円 125円 4.44% 3.22%

上昇TOP5は、1位でもプラス2.90パーセント。約8割の銘柄が下げた日なので、上げはどれも小さめでした。

前澤HD(575A)——年初来高値まであと74円

1位は、水処理インフラの前澤HDのプラス2.90パーセント。108株なので、今日だけでプラス5,832円です。今日の値上がりにつながる材料は、確認できていません。終値1,919円は、8月26日の年初来高値1,993円まで、あと74円。含み益率はプラス15.74パーセントまで伸びました。年間配当は63円で、今期は決算期変更による10カ月の変則決算です。

ブリヂストン(5108)・ホンダ(7267)——金額で稼いだ2銘柄

5位のブリヂストンはプラス1.33パーセントで、132株でプラス6,732円。含み益はプラス140,712円・プラス37.86パーセントです。4位のホンダはプラス1.72パーセントで、164株でプラス4,756円。10月6日に欧州系の大手証券が目標株価を1,800円に引き上げたと伝わっていて、ここ数日は持ち直しが続いています。取得利回り5.13パーセントは、TOP5の10銘柄の中で最高です。

ハピネット(7552)・楽天グループ(4755)

2位のハピネットはプラス2.16パーセントの5,210円。9月30日の上場来高値5,260円に迫り、含み益率はプラス94.55パーセント。含み益率100パーセント、つまり「株価2倍」まで、あと少しです。

3位の楽天グループはプラス1.66パーセント。昨日の楽天ドライブの不正アクセスの発表でマイナス4.15パーセントだったので、その一部を戻した形です。それでも含み損はマイナス10,180円・マイナス13.54パーセントあります。

下落TOP5

銘柄(コード) 保有数 平均取得単価 終値 前日比(%) 評価損益 年間配当金 取得利回り 現在利回り
アストロスケール(186A) 16 1,019円 1,119円 -92(-7.60%) +1,600円 0円 0.00% 0.00%
大同メタル(7245) 20 910円 1,219円 -78(-6.01%) +6,180円 36円 3.96% 2.95%
コマツ(6301) 100 3,618円 7,397円 -432(-5.52%) +377,900円 190円 5.25% 2.57%
前沢給装工業(6485) 46 1,544円 1,530円 -88(-5.44%) -644円 60円 3.89% 3.92%
クボタ(6326) 200 1,844円 2,624.5円 -150.5(-5.42%) +156,100円 52円 2.82% 1.98%

下落TOP5は、5銘柄すべてマイナス5パーセント超。率では1位のアストロスケールが大きいのですが、金額で効いたのは、3位のコマツと5位のクボタです。

コマツ(6301)・クボタ(6326)——2銘柄でマイナス73,300円

3位のコマツはマイナス432円・マイナス5.52パーセントの7,397円。100株なので、今日だけでマイナス43,200円です。前日の米国市場で、建設機械の世界最大手キャタピラーの株が下げ、その流れで日本の建機株も売られたようです。コマツ自身から、今日なにか発表があったわけではありません。決算発表は10月29日の予定です。

5位のクボタはマイナス150.5円・マイナス5.42パーセントの2,624.5円。200株で、マイナス30,100円。米国の当局が農業機械の業界について調査に乗り出した、という報道が出たと伝わっています(詳しい中身は、まだ確認できていません)。昨日は上昇TOP5の4位でしたが、1日で上げを帳消しにして、さらに下げました。

2銘柄を合わせて、マイナス73,300円。今日のポートフォリオ全体の下げマイナス504,052円の、約15パーセントにあたります。それでも、コマツの含み益はプラス377,900円・プラス104.45パーセント、クボタもプラス156,100円・プラス42.33パーセント。コマツの取得利回り5.25パーセントも、今日の下げで変わるものではありません。どちらも、自分の会社に何かが起きたのではなく「同じ業界の海外の動き」で下げた日。こういう下げを、今日の📚解説のテーマにしました。

アストロスケール(186A)・大同メタル(7245)

1位はアストロスケールのマイナス92円・マイナス7.60パーセント。9月30日に英国の子会社が防衛案件の契約を開示して1,262円まで上げたあと、その上げ幅を少しずつ縮めています。今日の下げの材料は、確認できていません。16株なので金額はマイナス1,472円で、含み益はまだプラス9.81パーセントあります。

2位の大同メタルはマイナス6.01パーセント。10月7日までの5営業日で上げ続けていた反動とみられます。含み益率はプラス33.96パーセントです。

4位の前沢給装工業は、本日の取引のところで書いたとおりです。今日買い増した4株は終値で買っているので、値動きの影響を受けたのはもともと持っていた42株ぶんになります。

ランキングの合計もマイナス、全体もマイナス504,052円

増減額
上昇TOP5の合計 +19,040円
下落TOP5の合計 -80,028円
TOP10の合計 -60,988円
ポートフォリオ全体 -504,052円
ランキング外の183銘柄 -443,064円

前沢給装工業は、もともとの42株ぶんで計算しています。

TOP10の合計はマイナス60,988円で、そのうちコマツとクボタの2銘柄だけでマイナス73,300円。上昇TOP5の5銘柄の合計プラス19,040円を、コマツ1銘柄の下げマイナス43,200円が軽く上回りました。

全体の下げのほとんど、マイナス443,064円は、ランキング外の183銘柄から。1銘柄あたり約2,400円ずつの下げで、昨日の約1,150円のおよそ2倍です。市場全体で約8割の銘柄が下げた日らしく、ランキングに出てこない「その他大勢」もそろって下げていたことになります。

ポートフォリオ全体

評価額 含み損益 含み損益(%) 前日比 前日比(%)
36,341,366円 +12,242,574円 +50.80% -504,052円 -1.37%

評価額は36,341,366円。含み損益はプラス12,242,574円・プラス50.80パーセントです。昨日のプラス53.04パーセントから、2.24ポイント下がりました。プラス50パーセント台は、なんとか保っています。保有銘柄数は193のままです。

📚 初心者向けワンポイント解説:「連れ安」とは——自分の会社に何も起きていなくても、株価は下がる

今日、コマツはマイナス5.52パーセント、クボタはマイナス5.42パーセント下げました。でも、どちらの会社も今日は決算も業績修正も出していません。下げのきっかけは、米国の同業他社の株価や、業界全体をめぐる報道でした。こういう下げを、株の世界では「連れ安」と呼びます。自分のためにも整理しておきます。

連れ安・連れ高とは

ある銘柄が値下がりしたとき、同じ業種や似た事業の銘柄が、自分自身には材料がないのに一緒に値下がりすることを「連れ安」と言います。反対に、一緒に値上がりするのは「連れ高」です。

投資家は、「あの会社に起きたことは、同じ業界のこの会社にも起きるかもしれない」と考えます。だから、1社のニュースが、業界全体の株価を動かすのです。

今日の2つの例

銘柄 きっかけ 自社の発表
コマツ(6301) 米国で建設機械最大手キャタピラーの株が下落 なし
クボタ(6326) 米国の当局が農業機械の業界を調査、との報道 なし

コマツとキャタピラーは、世界の建設機械市場で競い合うライバルです。キャタピラーが下げると、「建機の需要が鈍るのでは」と考える投資家が、コマツも売ります。クボタは、北米が大きな稼ぎ場の農機メーカー。米国で業界全体への調査という報道が出れば、北米で売上の大きいクボタにも影響があるかもしれない、と見られるわけです。

連れ安には2種類ある

連れ安が起きたとき、わたしは次の2つのどちらかを考えるようにしています。

  1. 「本当に自分の会社にも関係がある」連れ安——業界全体の需要が落ちる、規制が厳しくなるなど、同じ影響を受ける可能性があるもの
  2. 「とりあえず売られた」連れ安——実際には事業の中身が違う、地域が違うなど、影響が小さいのに、業種が同じというだけで売られたもの

2つ目なら、時間がたてば株価が戻ることが多いと言われます。1つ目なら、業績にも影響が出る可能性があるので、次の決算で確かめる必要があります。

今日のコマツとクボタが、どちらなのかは、まだ分かりません。コマツは10月29日の決算発表、クボタは調査の中身が明らかになるのを待って、確かめるつもりです。

長期投資家にとっての連れ安

連れ安の日は、慌てて売らないことがいちばん大事だと思っています。自分の会社に何も起きていないのに、ほかの会社のニュースで売ってしまうと、2つ目の「とりあえず売られた」連れ安だった場合に、安値で手放したことになるからです。

逆に、ナンピンや押し目買いを考えている銘柄なら、連れ安は「材料が出ていないのに安くなった日」でもあります。ただし、1つ目の連れ安かもしれないので、わたしは連れ安の日にいきなり大きく買うことはせず、決算などで中身を確かめてから考えるようにしています。今日のコマツとクボタも、買い増しはせずに見守りました。

明日以降の注目ポイント

  • 日経平均は7万円台を割り込み、69,042円。米国の長期金利の上昇が続くかどうか
  • コマツ(6301)は10月29日に決算発表。キャタピラー安の連れ安が、業績にも関係する下げなのかを確かめたい
  • クボタ(6326)は、米国の農機業界への調査の続報。北米事業への影響がどの程度か
  • 建設・インフラ株への買い増しが続いています。偏りすぎないよう、1銘柄あたりの金額は小さく保ちます
  • NISAの成長投資枠に向けた保有株の整理は、引き続き少しずつ
  • ほぼ日(3560)は10月14日に本決算、グッドパッチ(7351)は10月15日に本決算、インフロニアHD(5076)の公募増資の発行価格は10月21日〜26日のいずれかの日に決まります

まとめ

10/8
日経平均 -1.42%
TOPIX -1.51%
わたしのポートフォリオ -1.37%

日経平均はマイナス993円・マイナス1.42パーセントで続落し、69,042円で7万円台を割り込みました。米国株安、米長期金利の上昇、中東情勢の不透明感に、AI・半導体株への利益確定売りが重なり、プライム市場の約8割の銘柄が下げた一日です。

わたしのポートフォリオはマイナス504,052円・マイナス1.37パーセント、対日経プラス0.05パーセントポイント。ほぼ指数並みの下げでしたが、2日連続で日経平均を上回りました。66日累計の対日経差は、プラス7.01ポイントです。

上昇TOP5は、前澤HD(575A)が年初来高値に迫り、ブリヂストン(5108)とホンダ(7267)が金額で稼ぎました。下落TOP5では、コマツ(6301)がキャタピラー安の連れ安でマイナス5.52パーセント、クボタ(6326)も米国の農機業界をめぐる報道でマイナス5.42パーセント。2銘柄でマイナス73,300円でした。どちらも自社に材料がない「連れ安」で、含み益は大きく残っています。

本日の取引は、10銘柄38株・69,131円の買い増し。ショーボンドHD(1414)・安藤ハザマ(1719)・五洋建設(1893)・新日本空調(1952)・アサヒ(2502)・三井化学(4183)・月島HD(6332)・前沢給装工業(6485)・トピー工業(7231)の9銘柄はナンピン、インフロニアHD(5076)は押し目買い。10銘柄のうち7銘柄が建設・インフラ関連で、増える年間配当は約2,909円です。昨日のカナディアンソラの損失確定で、税金3,140円の還付もありました。

主役の半導体が売られ、銀行も機械も売られる日。こういう日は分散していても指数並みに下げます。それでも、下げた銘柄の中から平均取得単価を下回ったものを、少しずつ拾っていく——今日もそれを続けました。

明日も、地味に、着実に。


📌 関連記事

免責事項:本記事は個人の投資記録であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。投資はご自身の判断と責任で行ってください。

【2026年10月7日】高配当株PF記録|日経-0.92%でPFは-0.64%、カナディアンソラを含み損のまま売却してNISA成長投資枠の資金に、4銘柄をナンピン

今日のサマリー

日経平均はマイナス648円27銭・マイナス0.92パーセントの70,035円71銭で、3日ぶりに反落しました。TOPIXもマイナス29.45・マイナス0.70パーセントの4,154.11です。

昨日、終値で3カ月ぶりに7万円台を回復したばかり。今日は半導体関連を中心に利益確定の売りが出たと伝わっています。東京エレクトロン1銘柄で日経平均を約154円押し下げ、ディスコやキオクシアも大きく下げました。日経新聞は「インフレ懸念で息切れ、米株高に追随できず」と伝えていました。7万円の大台を前に、短期的な過熱感が意識された一日だったようです。

個別では、公正取引委員会がビール大手4社をカルテルの疑いで強制調査した、というニュースがありました。楽天グループは「楽天ドライブ」での不正アクセスの発表で売られたようです。

わたしのポートフォリオは、マイナス237,371円・マイナス0.64パーセントでした。

対日経はプラス0.28パーセントポイント、対TOPIXはプラス0.06パーセントポイント。負けは負けですが、指数よりは小さな下げで、10月に入って初めて日経平均に勝ちました。

今日のトピックは:

  1. 日経平均はマイナス0.92パーセントで3日ぶり反落。半導体株に利益確定売り。わたしのポートフォリオはマイナス0.64パーセントで、10月初の対日経プラス
  2. カナディアン・ソーラー・インフラ投資法人(9284)を、含み損のまま1口売却。理由は、NISAの成長投資枠に入れる現金をつくるため。今後も少しずつ保有株を整理していきます
  3. アサヒ(2502)・HANATOUR(6561)・パンパシフィックHD(7532)・アコム(8572)の4銘柄34株・25,857円を、すべてナンピン

主要指数とポートフォリオの比較

指標 終値 前日比 騰落率
私のポートフォリオ 36,774,469円 -237,371円 -0.64%
日経平均 70,035.71円 -648.27円 -0.92%
TOPIX 4,154.11 -29.45 -0.70%

日経平均に対してプラス0.28パーセントポイント、TOPIXに対してプラス0.06パーセントポイント。

10月は、上げる日には「主役」のAI・半導体に置いていかれ、ずっと日経平均に負けていました。今日はその主役が売られる日。半導体の比重が小さいわたしのポートフォリオは、そのぶん下げも小さく済みました。ただ、キオクシアと楽天、それに銀行株が下落TOP5に並び、TOPIXとはほぼ同じ下げ幅です。

65日累計で対日経+6.96ppt

日付 日経平均 TOPIX ポートフォリオ 対日経差
7/2〜7/30 -8.56%累計 -0.94%累計 +5.20%累計 +13.76ppt累計
7/31(木) +4.03% +1.29% +0.06% -3.97ppt
8/3(月) -0.94% -1.08% -1.22% -0.28ppt
8/4(火) +0.32% +0.04% -0.49% -0.81ppt
8/5(水) +3.66% +2.13% +1.20% -2.46ppt
8/6(木・記事なし) -0.93% +0.19%(推計) +1.17% +2.10ppt
8/7(金) -0.12% +0.47% +0.70% +0.82ppt
8/10(月) +2.08% +0.63% -0.09% -2.17ppt
8/12(水) +0.83% +0.94% +0.61% -0.22ppt
8/13(木) +1.16% +0.89% +0.48% -0.68ppt
8/14(金) +0.59% +0.51% +0.28% -0.31ppt
8/17(月) +0.74% -0.31% -0.42% -1.16ppt
8/18(火) -2.54% -1.05% -0.15% +2.39ppt
8/19(水) -3.16% -3.09% -2.47% +0.69ppt
8/20(木) +1.36% +1.18% +1.35% -0.01ppt
8/21(金) -0.30% +0.19% +1.02% +1.32ppt
8/24(月) -0.74% +0.15% +0.28% +1.02ppt
8/25(火) +0.50% +0.50% +0.31% -0.19ppt
8/26(水) +0.62% +0.42% +0.21% -0.41ppt
8/27(木) -0.20% +0.15% +0.14% +0.34ppt
8/28(金) +0.41% +0.72% +0.28% -0.13ppt
8/31(月) -0.14% +0.23% +0.22% +0.36ppt
9/1(火) -0.15% +0.62% +1.46% +1.61ppt
9/2(水) -2.85% -2.40% -1.68% +1.17ppt
9/3(木) -0.17% +0.50% +0.71% +0.88ppt
9/4(金) +1.26% +0.03% -0.55% -1.81ppt
9/7(月) +2.12% +0.55% +0.03% -2.09ppt
9/8(火) -1.70% -1.83% -1.22% +0.48ppt
9/9(水) -0.19% -0.09% +0.00% +0.19ppt
9/10(木) +0.20% +0.20% -0.07% -0.27ppt
9/11(金) -1.93% -0.65% -0.24% +1.69ppt
9/14(月) -0.81% +0.74% +0.92% +1.73ppt
9/15(火) -0.01% -0.52% -0.65% -0.64ppt
9/16(水) +0.69% +0.61% +0.63% -0.06ppt
9/17(木) +0.33% +0.80% +0.99% +0.66ppt
9/18(金) +1.38% -0.07% -0.71% -2.09ppt
9/24(木・記事なし) +0.76%(推計) -0.39%(推計) -0.65%(推計) -1.41ppt
9/25(金) +1.30% +1.31% +1.04% -0.26ppt
9/28(月) -0.73% -0.40% -0.62% +0.11ppt
9/29(火) -0.60% -1.72% -2.55% -1.95ppt
9/30(水) +1.94% +1.67% +1.53% -0.41ppt
10/1(木) +3.30% +0.57% -0.61% -3.91ppt
10/2(金) -0.94% -0.99% -1.19% -0.25ppt
10/5(月) +2.40% +1.33% +0.67% -1.73ppt
10/6(火) +1.05% +0.92% +0.56% -0.49ppt
10/7(水) -0.92% -0.70% -0.64% +0.28ppt
65日累計 +0.37% +3.10% +7.33% +6.96ppt

65日累計は日経平均プラス0.37パーセントに対してポートフォリオはプラス7.33パーセント、対日経通算プラス6.96パーセントポイントです。

10月の5営業日の合計は、マイナス6.10ポイント。4連敗のあとの小さな1勝ですが、「主役が売られる日には、下げが小さくて済む」というもう一つの性格も、ちゃんと数字に出ました。

本日の取引

本日は、1銘柄を売却し、4銘柄を買い増しました。

売却:カナディアン・ソーラー・インフラ投資法人(9284)——含み損のまま、NISAのために

銘柄(コード) 約定口数 約定単価 約定金額 意図
カナディアンソラ(9284) 1口 71,010円 71,010円 NISA成長投資枠に入れる現金づくり(含み損のまま売却・全売却)

カナディアン・ソーラー・インフラ投資法人は、太陽光発電所を保有して、その売電収入を投資家に分配する「インフラファンド」です。東証のインフラファンド市場に上場していて、株ではなく「投資口」を1口単位で売買します。

平均取得単価は86,462円。今日の売却は71,010円なので、1口でマイナス15,452円・マイナス17.87パーセントの損失確定です。Yahoo!ファイナンスによると、年初来高値は2月26日の95,900円、年初来安値は昨日10月6日の70,600円。ほぼ年初来安値のあたりで手放したことになります。

今回の売却の目的は、はっきりしています。NISAの成長投資枠を埋めるための現金をつくることです。今年の成長投資枠にはまだ空きがあり、その分を埋めるお金を、特定口座の保有株を整理してつくる——今日はその1本目です。今後も、少しずつ保有株を整理して、成長投資枠に入れる現金をつくっていく予定です。

正直に言えば、分配金の面ではもったいない売却でもあります。9月15日に受け取った第18期(2026年6月期)の分配金は1口3,041円で、次の第19期(2026年12月期)の予想は1口3,169円。年に2回なので、1口あたり年6,000円台。今日の売却価格71,010円に対して、8パーセント台の利回りになります。それでも売ったのは、「どの口座で持つか」も含めて、ポートフォリオ全体を組み直したいからです。

含み損のまま売ったので、損失15,452円は特定口座の中で確定しました。わたしの特定口座は源泉徴収ありなので、今年すでに出ている売却益と自動で相殺されます。損だしが目的の売却ではありませんが、結果として、損だしと同じ効果も付いてきたことになります。7月28日にも、この銘柄を1口、損だしと換金を兼ねて売っていて、今日の売却でカナディアンソラは全売却です。

買い増し:4銘柄すべてナンピン

銘柄(コード) 約定株数 約定単価 約定金額 意図
アサヒ(2502) 4 1,577円 6,308円 ナンピン(平均取得単価1,608円→約1,604円)
HANATOUR(6561) 10 819円 8,190円 ナンピン(平均取得単価852円→約844円)
パンパシフィックHD(7532) 10 679.9円 6,799円 ナンピン(平均取得単価約793円→約788円・9/2から12回目)
アコム(8572) 10 456円 4,560円 ナンピン(平均取得単価466円→464円)
合計 — — 25,857円 —

4銘柄とも、約定単価が今日の終値とぴったり同じ。大引けでの約定です。買い増し後の平均取得単価は、わたしの手元での計算値です。

売却の71,010円から買い増しの25,857円を引くと、手元に残る現金は45,153円。これを、成長投資枠に回す現金の最初の一部にします。

アサヒ(2502)——ビール大手4社に公取委の強制調査

アサヒは、マイナス15.5円・マイナス0.97パーセントの1,577円。今日、公正取引委員会がビール大手4社をカルテル(出荷価格を調整した疑い)で強制調査した、と報じられました。ビール株が下げる中で、4株を拾いました。

調査の行方は、まだ何も分かりません。課徴金などにつながる可能性もあり、しばらくは様子見の材料になりそうです。ただ、今日の下げ幅は1パーセントに届かず、市場の受け止めは今のところ冷静に見えます。28株を32株に増やし、平均取得単価は1,608円から約1,604円へ。年間配当は会社予想で57円(2026年12月期)、取得利回りは約3.55パーセント、現在利回りは3.61パーセントです。ちなみに、同じく調査対象と報じられたキリンHD(2503)も100株持っています。

HANATOUR(6561)——現在利回り5.13%

HANATOUR JAPANは、マイナス23円・マイナス2.73パーセントの819円。訪日旅行を中心とする旅行会社です。30株を40株に増やし、平均取得単価は852円から約844円へ。年間配当は会社予想で42円(2026年12月期)。取得利回りは約4.98パーセント、今日の値段なら現在利回り5.13パーセントです。

パンパシフィックHD(7532)——9月2日から12回目、年初来安値のすぐ上

パンパシフィックHDは、マイナス7.5円・マイナス1.09パーセントの679.9円。10月2日の年初来安値679円まで、あと0.9円です。210株を220株に増やし、平均取得単価は約793円から約788円へ。9月2日から数えて、12回目のナンピンになりました。年間配当は10円(2027年6月期の会社予想)で、取得利回りは約1.27パーセント。昨日も書いたとおり、高配当株ではなく、「小売りの勝ち組」を安く集めている枠です。

アコム(8572)——年間配当22円・現在利回り4.82%

アコムは、マイナス3.5円・マイナス0.76パーセントの456円。消費者金融の大手で、三菱UFJフィナンシャル・グループの傘下です。40株を50株に増やし、平均取得単価は466円から464円へ。年間配当は会社予想で22円(2027年3月期)。取得利回りは約4.74パーセント、現在利回りは4.82パーセントです。

4銘柄で増える年間配当は、合計で約968円(アサヒ 228円・HANATOUR 420円・パンパシフィックHD 100円・アコム 220円)。25,857円の買い増しに対して、約3.74パーセントの計算です。

私の高配当株ポートフォリオ実績

上昇TOP5

銘柄(コード) 保有数 平均取得単価 終値 前日比(%) 評価損益 年間配当金 取得利回り 現在利回り
エスペック(6859) 2 3,320円 4,460円 +120(+2.76%) +2,280円 115円 3.46% 2.58%
ヤマハ発(7272) 300 1,222円 1,832.5円 +42.5(+2.37%) +183,150円 50〜55円 4.09〜4.50% 2.73〜3.00%
サンコーテクノ(3435) 20 1,171円 1,526円 +31(+2.07%) +7,100円 46円 3.93% 3.01%
クボタ(6326) 200 1,844円 2,775円 +54(+1.98%) +186,200円 52円 2.82% 1.87%
中部電力(9502) 6 2,289円 2,676円 +48(+1.83%) +2,322円 70円 3.06% 2.62%

上昇TOP5は、1位でもプラス2.76パーセント。日経平均が600円以上下げた日らしく、上げは小さめでした。顔ぶれは、環境試験器のエスペック、二輪車のヤマハ発、建設用アンカーのサンコーテクノ、農機のクボタ、電力の中部電力。半導体の「主役」は1銘柄もいません。

ヤマハ発(7272)・クボタ(6326)——金額で稼いだ2銘柄

2位のヤマハ発はプラス42.5円・プラス2.37パーセント。300株持っているので、今日だけでプラス12,750円です。今日、ROV(オフロード用の多用途車)の分野で米ディア(John Deere)との協業が伝わったようです。含み益率はプラス49.96パーセントで、50パーセントの手前。年間配当は50〜55円で、取得利回りは4.09〜4.50パーセント、現在利回りは2.73〜3.00パーセントです。

4位のクボタはプラス54円・プラス1.98パーセント。こちらも200株で、プラス10,800円。含み益率はプラス50.49パーセントです。この2銘柄だけで、プラス23,550円。上昇TOP5の合計24,698円の、ほとんどを占めました。

エスペック(6859)・サンコーテクノ(3435)・中部電力(9502)

1位のエスペックはプラス2.76パーセント。ただ、2株なので金額はプラス240円です。含み益率はプラス34.34パーセント。

3位のサンコーテクノはプラス2.07パーセントで、10月2日・5日に続いて今月3回目のTOP5入り(10月5日は下落TOP5)。5位の中部電力はプラス1.83パーセント。9月に浜岡原発のデータ不正で経営陣が辞任した会社ですが、今日は値を戻しました。

下落TOP5

銘柄(コード) 保有数 平均取得単価 終値 前日比(%) 評価損益 年間配当金 取得利回り 現在利回り
キオクシアHD(285A) 30 18,682円 17,900円 -835(-4.46%) -23,460円 0円 0.00% 0.00%
楽天グループ(4755) 100 752円 639.6円 -27.7(-4.15%) -11,240円 0円 0.00% 0.00%
ふくおかFG(8354) 2 5,067円 7,756円 -277(-3.45%) +5,378円 210円 4.14% 2.71%
SBIHD(8473) 208 1,735円 3,038円 -95(-3.03%) +271,024円 95〜100円 5.48〜5.76% 3.13〜3.29%
十六FG(7380) 50 459円 2,849円 -87(-2.96%) +119,500円 53円 11.55% 1.86%

下落TOP5は、半導体のキオクシア、IT・ネットの楽天、そして金融3社(ふくおかFG・SBIHD・十六FG)。

キオクシアHD(285A)——心配していたとおり、含み損に逆戻り

1位はキオクシアのマイナス835円・マイナス4.46パーセント。日経平均の採用銘柄でも値下がり率の上位に入り、売買代金も東証でトップクラスだったと伝わっています。半導体株への利益確定売りの、まさに中心にいました。

終値17,900円は、平均取得単価18,682円を782円下回ります。含み損はマイナス23,460円・マイナス4.19パーセント。昨日「含み損の側に戻るかどうか」と書いたばかりで、1日で戻ってしまいました。9月に含み益に転じてからも、含み益と含み損を行ったり来たり。無配の銘柄なので、配当で待つこともできません。ここは株価の上下を受け止めて、静かに持ち続けます。

楽天グループ(4755)——楽天ドライブの不正アクセス

2位は楽天グループのマイナス27.7円・マイナス4.15パーセント。クラウドストレージの「楽天ドライブ」で、一部のアカウントに不正アクセスがあり、写真や文書が取得・閲覧されたと発表したことが材料になったようです。終値639.6円で、含み損はマイナス11,240円・マイナス14.95パーセントまで広がりました。無配で、取得利回りもゼロ。わたしのポートフォリオの中では、数少ない「配当のない、成長に賭けた銘柄」です。

ふくおかFG(8354)・SBIHD(8473)・十六FG(7380)——昨日の上げの反動か

3位のふくおかFGはマイナス3.45パーセント、4位のSBIHDはマイナス3.03パーセント、5位の十六FGはマイナス2.96パーセント。昨日は日銀の物価認識をめぐる報道で銀行株が買われ、十六FGは上昇TOP5に入っていました。今日は、その上げの反動が出たのではないかと思います(はっきりした材料は確認できていません)。

金額でいちばん大きいのはSBIHDで、208株でマイナス19,760円。それでも含み益はプラス271,024円・プラス75.10パーセントあります。十六FGも含み益率プラス520.70パーセント、取得利回り11.55パーセント。1日の上げ下げで、この2銘柄の価値が変わるわけではありません。

ランキングの合計もマイナス、全体もマイナス237,371円

増減額
上昇TOP5の合計 +24,698円
下落TOP5の合計 -52,484円
TOP10の合計 -27,786円
ポートフォリオ全体 -237,371円
ランキング外の183銘柄 -209,585円

TOP10の合計はマイナス27,786円。キオクシアとSBIHDの2銘柄だけで、マイナス44,810円あります。

全体の下げのほとんど、マイナス209,585円は、ランキング外の183銘柄から。1銘柄あたり約1,150円ずつの下げです。昨日はこの183銘柄が全体を押し上げ、今日は全体を押し下げました。ランキングに出てこない「その他大勢」が、結局は一日の結果を決めている——昨日と今日で、ちょうど裏返しの形になりました。

ポートフォリオ全体

評価額 含み損益 含み損益(%) 前日比 前日比(%)
36,774,469円 +12,744,781円 +53.04% -237,371円 -0.64%

評価額は36,774,469円。含み損益はプラス12,744,781円・プラス53.04パーセントです。昨日のプラス53.82パーセントから、0.78ポイント下がりました。保有銘柄数は、カナディアンソラの全売却で194から193になりました。

📚 初心者向けワンポイント解説:特定口座の株を売って、NISAの成長投資枠を埋める——「口座の引っ越し」の考え方

今日のカナディアンソラの売却は、「NISAの成長投資枠に入れる現金をつくるため」でした。同じことを考えている方もいると思うので、特定口座とNISAの関係を整理しておきます。

NISAの枠のおさらい

つみたて投資枠 成長投資枠
年間の上限 120万円 240万円
買えるもの 金融庁の基準を満たす投資信託 個別株・ETF・投資信託など
生涯の上限 合わせて1,800万円(うち成長投資枠は1,200万円まで)

個別の高配当株を買えるのは、成長投資枠です。NISAで買った株は、配当も売却益も非課税になります。

特定口座の株を、そのままNISAに移すことはできない

ここが最初のポイントです。特定口座で持っている株を、売らずにNISA口座へ「移す」ことはできません。NISAの枠を使うには、NISA口座で新しく買う必要があります。だから、特定口座の株を売って現金にし、そのお金でNISAで買い直す——これが、いわば「口座の引っ越し」です。

売るなら「含み損の株」から、が基本

引っ越しのとき、どの株を売るかで税金が変わります。

売る株 特定口座での扱い ひとこと
含み益の株 売却益に約20%の税金 引っ越しの「コスト」がかかる
含み損の株 損失が確定し、同じ年の利益と相殺できる 税金が戻る・減る側に働く

含み益の大きい株を売ると、利益の約20パーセントが税金で引かれ、NISAに入れられるお金が減ってしまいます。逆に、含み損の株を売ると、その損失は特定口座の中で同じ年の売却益や配当と相殺できます(配当との相殺は、配当を特定口座で受け取っている場合)。今日のカナディアンソラは、まさにこちらでした。

NISAに入れる株と、特定口座に残す株

もう一つ大事なのが、「NISAの中では損が出ても、ほかの利益と相殺できない」ということです。NISAは利益が非課税のかわりに、損失も「なかったもの」として扱われます。だから、NISAには「長く持てて、配当が続きそうな株」を入れたい。値動きの大きい株や、損だしに使うかもしれない株は、特定口座に置いておく方が使いやすい——わたしは、そんなふうに分けて考えています。

高配当株投資家が見落としがちな2つの注意点

  1. NISAで配当を非課税で受け取るには、受取方法を「株式数比例配分方式」にしておく必要があります。銀行振込などで受け取ると、NISAで買った株の配当でも約20パーセントが引かれてしまいます
  2. 年間の枠は、使い残しても翌年に繰り越せません。今年の成長投資枠の空きは、今年中に使わないと消えます(生涯の枠は、売却すれば翌年に復活します)

たとえば、配当利回り4パーセントの株をNISAで100万円分持てば、年4万円の配当にかかる約8,000円の税金がゼロになります。一度きりではなく、持ち続けるかぎり毎年です。今日の売却で損をしたように見えて、実は「これからの税金を減らすための引っ越し」の第一歩——わたしは、そう位置づけています。

明日以降の注目ポイント

  • NISAの成長投資枠に向けた保有株の整理は、少しずつ続けます。売る候補は、含み損の銘柄や、ポートフォリオの中での役割が薄れた銘柄から
  • キオクシア(285A)は含み損マイナス4.19パーセントに逆戻り。半導体株の利益確定売りが続くかどうか
  • ビール大手4社への公取委の調査。アサヒ(2502)とキリンHD(2503)を持っているので、続報を見守ります
  • 楽天グループ(4755)の不正アクセス問題。影響の範囲がどこまで広がるか
  • パンパシフィックHD(7532)は年初来安値679円まであと0.9円。安値を割り込むかどうか
  • ほぼ日(3560)は10月14日に本決算、グッドパッチ(7351)は10月15日に本決算、インフロニアHD(5076)の公募増資の発行価格は10月21日〜26日のいずれかの日に決まります

まとめ

10/7
日経平均 -0.92%
TOPIX -0.70%
わたしのポートフォリオ -0.64%

日経平均はマイナス648円・マイナス0.92パーセントで、3日ぶりに反落。昨日の7万円台回復のあと、半導体株を中心に利益確定の売りが出ました。東京エレクトロン1銘柄で約154円の押し下げです。

わたしのポートフォリオはマイナス237,371円・マイナス0.64パーセント、対日経プラス0.28パーセントポイント。10月に入って初めて、日経平均に勝ちました。65日累計の対日経差は、プラス6.96ポイントです。

上昇TOP5は、ヤマハ発(7272)とクボタ(6326)の2銘柄で2万3千円あまりを稼ぎました。下落TOP5では、キオクシア(285A)がマイナス4.46パーセントで含み損に逆戻り、楽天グループ(4755)は不正アクセスの発表でマイナス4.15パーセント。金融3社は、昨日の上げの反動とみられる下げでした。

本日の取引は、売り1銘柄・買い4銘柄。カナディアン・ソーラー・インフラ投資法人(9284)を、含み損のまま1口売却して全売却。損失は15,452円ですが、目的はNISAの成長投資枠に入れる現金づくりです。分配金利回り8パーセント台の銘柄を手放すのは惜しい気持ちもありますが、「どの口座で、何を持つか」まで含めて組み直すための一歩です。

買い増しは、アサヒ(2502)・HANATOUR(6561)・パンパシフィックHD(7532)・アコム(8572)の4銘柄34株・25,857円で、すべてナンピン。手元には差し引き45,153円の現金が残りました。これから少しずつ保有株を整理して、成長投資枠を埋めていきます。

明日も、地味に、着実に。


📌 関連記事

免責事項:本記事は個人の投資記録であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。投資はご自身の判断と責任で行ってください。

【2026年10月6日】高配当株PF記録|日経が終値で3カ月ぶり7万円台・PFは+0.56%、丸善CHIの株主優待500円券が届く、住友林業・王子HD・パンパシHDをナンピン

今日のサマリー

日経平均はプラス737円12銭・プラス1.05パーセントの70,683円98銭で、続伸しました。終値で7万円台に乗せたのは7月1日以来、約3カ月ぶりと伝わっています。TOPIXもプラス38.34・プラス0.92パーセントの4,183.56です。

背景として伝えられているのは、米国のハイテク株の強さ。エヌビディアが連日で上場来高値を更新し、ナスダック総合指数も約2週間ぶりに最高値を更新したそうです。東京市場でもアドバンテストが連日の上場来高値で時価総額30兆円を超え、村田製作所・太陽誘電・フジクラ・イビデンなどAI・半導体の関連株が買われたようです。一方で、ソフトバンクグループとキオクシアは売られました。

もうひとつの材料は日銀です。日銀が「基調的な物価上昇率は2パーセントに達した」という認識を示す方向で検討している、という報道があり、利上げが続くとの見方から銀行株が買われたと伝わっています。円安・ドル高も進み、トヨタなどの輸出株にも追い風でした。

東証プライムの値上がりは1,153銘柄、値下がりは349銘柄。約7割が上昇する、幅広い上げです。売買代金は概算で7兆3,048億円でした。

わたしのポートフォリオは、プラス206,622円・プラス0.56パーセントでした。

対日経はマイナス0.49パーセントポイント、対TOPIXでもマイナス0.36ポイント。今日も、指数には少し届きませんでした。

今日のトピックは:

  1. 日経平均はプラス1.05パーセントで続伸し、終値で3カ月ぶりの7万円台。日銀をめぐる報道で、東京きらぼしFG(7173)・十六FG(7380)の地銀2社が上昇TOP5入り。わたしのポートフォリオはプラス0.56パーセント
  2. 丸善CHIホールディングス(3159)から、株主優待の500円券(100株)が届きました。7月にS株で少しずつ買い集めて、権利確定日までに100株にそろえた銘柄です
  3. 住友林業(1911)・王子HD(3861)・パンパシフィックHD(7532)の3銘柄26株・22,192円を、すべてナンピン。住友林業は今日、年初来安値をつけました

主要指数とポートフォリオの比較

指標 終値 前日比 騰落率
私のポートフォリオ 37,056,581円 +206,622円 +0.56%
日経平均 70,683.98円 +737.12円 +1.05%
TOPIX 4,183.56 +38.34 +0.92%

日経平均に対してマイナス0.49パーセントポイント、TOPIXに対してマイナス0.36パーセントポイント。

10月1日のマイナス3.91ポイント、昨日のマイナス1.73ポイントに比べれば、差はずいぶん小さくなりました。今日はAI・半導体だけでなく、銀行や輸出株にも買いが広がった日です。相場の上げが「一部の主役」から「全体」に広がると、わたしのポートフォリオも、なんとかついていけます。

64日累計で対日経+6.68ppt

日付 日経平均 TOPIX ポートフォリオ 対日経差
7/2〜7/30 -8.56%累計 -0.94%累計 +5.20%累計 +13.76ppt累計
7/31(木) +4.03% +1.29% +0.06% -3.97ppt
8/3(月) -0.94% -1.08% -1.22% -0.28ppt
8/4(火) +0.32% +0.04% -0.49% -0.81ppt
8/5(水) +3.66% +2.13% +1.20% -2.46ppt
8/6(木・記事なし) -0.93% +0.19%(推計) +1.17% +2.10ppt
8/7(金) -0.12% +0.47% +0.70% +0.82ppt
8/10(月) +2.08% +0.63% -0.09% -2.17ppt
8/12(水) +0.83% +0.94% +0.61% -0.22ppt
8/13(木) +1.16% +0.89% +0.48% -0.68ppt
8/14(金) +0.59% +0.51% +0.28% -0.31ppt
8/17(月) +0.74% -0.31% -0.42% -1.16ppt
8/18(火) -2.54% -1.05% -0.15% +2.39ppt
8/19(水) -3.16% -3.09% -2.47% +0.69ppt
8/20(木) +1.36% +1.18% +1.35% -0.01ppt
8/21(金) -0.30% +0.19% +1.02% +1.32ppt
8/24(月) -0.74% +0.15% +0.28% +1.02ppt
8/25(火) +0.50% +0.50% +0.31% -0.19ppt
8/26(水) +0.62% +0.42% +0.21% -0.41ppt
8/27(木) -0.20% +0.15% +0.14% +0.34ppt
8/28(金) +0.41% +0.72% +0.28% -0.13ppt
8/31(月) -0.14% +0.23% +0.22% +0.36ppt
9/1(火) -0.15% +0.62% +1.46% +1.61ppt
9/2(水) -2.85% -2.40% -1.68% +1.17ppt
9/3(木) -0.17% +0.50% +0.71% +0.88ppt
9/4(金) +1.26% +0.03% -0.55% -1.81ppt
9/7(月) +2.12% +0.55% +0.03% -2.09ppt
9/8(火) -1.70% -1.83% -1.22% +0.48ppt
9/9(水) -0.19% -0.09% +0.00% +0.19ppt
9/10(木) +0.20% +0.20% -0.07% -0.27ppt
9/11(金) -1.93% -0.65% -0.24% +1.69ppt
9/14(月) -0.81% +0.74% +0.92% +1.73ppt
9/15(火) -0.01% -0.52% -0.65% -0.64ppt
9/16(水) +0.69% +0.61% +0.63% -0.06ppt
9/17(木) +0.33% +0.80% +0.99% +0.66ppt
9/18(金) +1.38% -0.07% -0.71% -2.09ppt
9/24(木・記事なし) +0.76%(推計) -0.39%(推計) -0.65%(推計) -1.41ppt
9/25(金) +1.30% +1.31% +1.04% -0.26ppt
9/28(月) -0.73% -0.40% -0.62% +0.11ppt
9/29(火) -0.60% -1.72% -2.55% -1.95ppt
9/30(水) +1.94% +1.67% +1.53% -0.41ppt
10/1(木) +3.30% +0.57% -0.61% -3.91ppt
10/2(金) -0.94% -0.99% -1.19% -0.25ppt
10/5(月) +2.40% +1.33% +0.67% -1.73ppt
10/6(火) +1.05% +0.92% +0.56% -0.49ppt
64日累計 +1.29% +3.80% +7.97% +6.68ppt

64日累計は日経平均プラス1.29パーセントに対してポートフォリオはプラス7.97パーセント、対日経通算プラス6.68パーセントポイントです。

10月は4営業日すべてで日経平均に負けていて、合計でマイナス6.38ポイント。9月30日のプラス13.06ポイントから、半分ほどになりました。ただ、今日の負け幅は4日間でいちばん小さいです。「主役が強い日」には離され、「全体が上がる日」にはついていく——わたしのポートフォリオの性格が、そのまま数字に出ていると思います。

本日の取引

本日は、3銘柄26株・合計22,192円を買い増しました。3銘柄とも、平均取得単価より安い値段での買い増し、つまりナンピンです。

銘柄(コード) 約定株数 約定単価 約定金額 意図
住友林業(1911) 6 1,171.5円 7,029円 ナンピン(平均取得単価1,201円→約1,200円・年初来安値の日)
王子HD(3861) 10 828.9円 8,289円 ナンピン(平均取得単価847円→約846円)
パンパシフィックHD(7532) 10 687.4円 6,874円 ナンピン(平均取得単価798円→約793円・9/2から11回目)
合計 — — 22,192円 —

3銘柄とも、約定単価が今日の終値とぴったり同じでした。大引けで約定した、ということです。買い増し後の平均取得単価は、わたしの手元での計算値です。

日経平均がプラス1.05パーセント、プライムの7割が上がった日に、3銘柄のうち2銘柄は下げて引けました。住友林業はマイナス0.51パーセント、パンパシフィックHDはマイナス0.75パーセント。王子HDもプラス0.10パーセントと、ほぼ横ばいです。昨日に続いて、「上げ相場の反対側」で拾った一日になりました。

住友林業(1911)——年初来安値の1,166円をつけた日に6株

住友林業は、マイナス6円・マイナス0.51パーセントの1,171.5円。取引時間中に1,166円まで下げて、年初来安値を更新しました。年初来高値は2月18日の1,874円なので、そこから約37パーセント下にいます。

住宅・木材の会社で、米国の戸建て住宅事業の比重が大きいのが特徴です。米国の金利が高いままだと住宅ローンが重くなり、家が売れにくくなる——その心配が、株価に出ているのだと思います。

248株を254株に増やし、平均取得単価は1,201円から約1,200円へ。248株も持っていると、6株を足しても平均はほとんど動きません。年間配当50円(会社予想・2026年12月期)で、取得利回りは約4.17パーセント、今日の値段なら現在利回り4.27パーセント。もう少しで、現在利回りが取得利回りを大きく上回る水準に入ってきます。

王子HD(3861)——年間配当36円・現在利回り4.34%

王子HDは、プラス0.8円・プラス0.10パーセントの828.9円。製紙の最大手です。9月30日の846.3円から、5営業日で約2パーセント下げていました。

160株を170株に増やし、平均取得単価は847円から約846円へ。年間配当は会社予想で36円(2027年3月期)。取得利回りは約4.26パーセント、現在利回りは4.34パーセントです。9月2日に押し目買いして以来、年間配当を手元で確認できていなかった銘柄でしたが、今日あらためて会社予想を確かめました。

パンパシフィックHD(7532)——9月2日から11回目

パンパシフィックHDは、マイナス5.2円・マイナス0.75パーセントの687.4円。ドン・キホーテを運営する会社です。10月2日には取引時間中に679円まで下げて、年初来安値をつけていました。

200株を210株に増やし、平均取得単価は798円から約793円へ。9月2日から数えて、これで11回目のナンピンです。年間配当は10円(2027年6月期の会社予想)で、取得利回りは約1.26パーセント。正直に言って、高配当株ではありません。2026年6月期は売上高が2兆4,500億円台と過去最高を更新した会社で、「小売りの勝ち組」の株を、少しずつ安く集めているという位置づけです。

3銘柄で増える年間配当は、合計で約760円(住友林業 300円・王子HD 360円・パンパシフィックHD 100円)。22,192円の買い増しに対して、約3.42パーセントの計算です。

🎁 丸善CHIの株主優待——500円券が届きました

今日、丸善CHIホールディングス(3159)から株主優待の500円券が届きました。丸善とジュンク堂書店で使える、お買物優待券です。

小さな金額ですが、これがとても嬉しかった。というのも、この500円券は「狙って取りにいったもの」だからです。

S株で少しずつ集めて、7月末までに100株

丸善CHIの株主優待は、7月31日時点で100株以上を持っている株主がもらえます。わたしは7月24日に30株を新規で買い、7月28日に40株を追加し、そのあとも買い足して、権利確定日までに100株にそろえました。ぜんぶS株(単元未満株)での買い付けです。平均取得単価は357円。

内容
権利確定日 7月31日(年1回)
100〜199株 500円券
200〜499株 1,000円券
500株〜 2,000円券以上(保有株数に応じて最大6,000円)
使えるお店 全国の丸善・ジュンク堂書店
有効期限 2027年11月末まで
注意 おつりは出ない

ポイントは、「100株」というラインです。S株は1株から買えますが、99株では優待はもらえません。単元未満株のままでは「株主優待の対象にならない」会社がほとんどで、丸善CHIも100株からです。ちょうど100株にそろえたので、500円券の権利が取れました。

配当と優待を合わせると、利回りはどうなるか

丸善CHIの年間配当は6円(2027年1月期の会社予想)。100株なら年600円です。ここに優待の500円券を足すと、年1,100円になります。

金額(100株) 取得額35,700円に対して 今日の時価37,400円に対して
配当(6円×100株) 600円 1.68% 1.60%
優待(500円券) 500円 1.40% 1.34%
合計 1,100円 3.08% 2.94%

配当だけなら1.68パーセントの銘柄が、優待を足すと3パーセントを超えます。わたしのポートフォリオの中では、優待がないと「高配当株」とは呼べない銘柄です。その代わり、本屋が好きなわたしには、500円券が現金以上に嬉しい。どの本に使うか、しばらく考える楽しみがあります。

なお、500円券の価値は「わたしがジュンク堂で本を買うなら」の話です。本屋に行かない人にとっては、ほとんど価値がありません。優待の利回りは、人によって変わる——この点は、配当とのいちばんの違いだと思っています。

私の高配当株ポートフォリオ実績

上昇TOP5

銘柄(コード) 保有数 平均取得単価 終値 前日比(%) 評価損益 年間配当金 取得利回り 現在利回り
TDK(6762) 8 2,887円 3,628円 +181(+5.25%) +5,928円 40円 1.39% 1.10%
アドソル日進(3837) 40 967円 1,367円 +65(+4.99%) +16,000円 48円 4.96% 3.51%
ハピネット(7552) 6 2,678円 5,080円 +210(+4.31%) +14,412円 100円 3.73% 1.97%
東京きらぼしFG(7173) 80 237円 1,740円 +60(+3.57%) +120,240円 30円 12.66% 1.72%
十六FG(7380) 50 459円 2,936円 +94(+3.31%) +123,850円 53円 11.55% 1.81%

上昇TOP5は、AI・半導体のTDK、地銀の東京きらぼしFGと十六FG、そしてソフトウェアのアドソル日進とおもちゃ・ゲーム流通のハピネット。昨日の「AI一色」とは違って、顔ぶれがばらけました。今日の相場の広がりが、そのまま出ていると思います。

TDK(6762)——2日連続の首位、含み益率プラス25%

1位はTDKのプラス181円・プラス5.25パーセント。昨日のプラス7.79パーセントに続いて、2日連続の首位です。終値は3,628円。日経新聞は、アドバンテストと並んでTDKが買われたと伝えていました。

8株・平均取得単価2,887円で、含み益率はプラス25.67パーセント。昨日のプラス19.40パーセントから、さらに6ポイント伸びました。年間配当40円で、現在利回りは1.10パーセントまで下がっています。

東京きらぼしFG(7173)・十六FG(7380)——日銀の報道で地銀がそろって上昇

4位の東京きらぼしFGはプラス3.57パーセント、5位の十六FGはプラス3.31パーセント。日銀が「基調的な物価上昇率は2パーセントに達した」という認識を示す方向で検討している、という報道で、利上げが続くとの見方から銀行株が買われたと伝わっています。

10月1日の解説で書いたとおり、銀行は「利ざや」で稼ぐ商売です。あの日は利上げ観測の後退で銀行が売られましたが、今日はその逆でした。

東京きらぼしFGは80株・含み益率プラス634.18パーセント、十六FGは50株・プラス539.65パーセント。2社の含み益を合わせると、24万円を超えます。取得利回りは12.66パーセントと11.55パーセント。どちらも、ずっと前に安く買えていた銘柄です。

アドソル日進(3837)・ハピネット(7552)

2位のアドソル日進はプラス4.99パーセント。電力・社会インフラ向けのシステム開発の会社です。今日の個別の材料は確認できていませんが、4〜6月期は売上総利益率が32.1パーセントで過去最高、受注残高も第1四半期として過去最高と伝わっています。含み益率はプラス41.37パーセント、年間配当48円で取得利回り4.96パーセントです。

3位のハピネットはプラス4.31パーセント。9月28日に上期の業績予想を上方修正していて、9月30日に年初来高値5,260円をつけていました。含み益率はプラス89.69パーセントと、100パーセントが見えてきました。年間配当は100円で、取得利回り3.73パーセント。株価が上がったぶん、現在利回りは1.97パーセントまで下がりました。

下落TOP5

銘柄(コード) 保有数 平均取得単価 終値 前日比(%) 評価損益 年間配当金 取得利回り 現在利回り
カネミツ(7208) 10 1,071円 1,227円 -42(-3.31%) +1,560円 41円 3.83% 3.34%
高速(7504) 20 2,071円 4,405円 -105(-2.33%) +46,680円 120円 5.79% 2.72%
キオクシアHD(285A) 30 18,682円 18,735円 -385(-2.01%) +1,590円 0円 0.00% 0.00%
アストロスケール(186A) 16 1,019円 1,219円 -14(-1.14%) +3,200円 0円 0.00% 0.00%
COTA(4923) 100 1,278円 1,130円 -12(-1.05%) -14,800円 20円 1.56% 1.77%

下落TOP5は、1位でもマイナス3.31パーセント。プライムの7割が上がった日らしく、下げはどれも小さめでした。

キオクシアHD(285A)——含み益はプラス0.28%まで縮小

3位はキオクシアのマイナス385円・マイナス2.01パーセント。日経新聞も「売られた銘柄」としてソフトバンクグループと並べて名前を挙げていました。AI・半導体が買われた日に、メモリーのキオクシアは逆に売られた、という形です。

10月1日の株式分割(1株→3株)で、保有は30株・平均取得単価18,682円になっています。終値は18,735円で、平均取得単価をわずか53円上回るだけ。含み益はプラス1,590円・プラス0.28パーセントです。10月1日には上昇TOP5でプラス2.24パーセントまで含み益が出ていましたが、そこから縮みました。7月の初買いから含み損の期間が長く、9月にようやく含み益に転じた銘柄です。無配なので、ここは株価の上下を受け止めるしかありません。

カネミツ(7208)・高速(7504)

1位のカネミツはマイナス3.31パーセント。自動車部品の会社で、今日の個別の材料は確認できていません。出来高は2万3,100株と小さく、少しの売りで値が動きやすい銘柄です。含み益率はプラス14.57パーセント、年間配当41円で取得利回り3.83パーセント。

2位の高速はマイナス2.33パーセント。食品トレーなど包装資材の専門商社です。それでも含み益率はプラス112.70パーセント。年間配当120円で、取得利回り5.79パーセントと現在利回り2.72パーセントの差は3.07ポイントです。

アストロスケール(186A)・COTA(4923)

4位のアストロスケールはマイナス1.14パーセント、5位のCOTAはマイナス1.05パーセント。COTAは昨日に続いて2日連続の下落TOP5で、含み損はマイナス14,800円・マイナス11.58パーセントまで広がりました。今日の下落TOP5で、含み損になっているのはCOTAだけです。

ランキングの合計はマイナス、それでも全体はプラス206,622円

今日も、上昇TOP5と下落TOP5の増減額を足してみます。

増減額
上昇TOP5の合計 +14,808円
下落TOP5の合計 -15,494円
TOP10の合計 -686円
ポートフォリオ全体 +206,622円
ランキング外の184銘柄 +207,308円

TOP10の合計は、わずかにマイナス686円。下落TOP5のうち、キオクシア1銘柄だけでマイナス11,550円あり、これが上昇TOP5の稼ぎをほぼ打ち消しました。

それでも全体はプラス206,622円。ランキングに1銘柄も載らなかった184銘柄が、1銘柄あたり約1,100円ずつ稼いだ計算です。プライムの7割が上がった日に、わたしの保有銘柄の多くも「TOP5には載らない、1パーセント前後の上げ方」をしていたのだと思います。分散したポートフォリオでは、ランキングを見るだけでは一日の結果が分からない——9月17日にも書いたことですが、今日もそれを数字で確かめました。

ポートフォリオ全体

評価額 含み損益 含み損益(%) 前日比 前日比(%)
37,056,581円 +12,966,347円 +53.82% +206,622円 +0.56%

評価額は37,056,581円。含み損益はプラス12,966,347円・プラス53.82パーセントです。昨日のプラス53.02パーセントから、0.80ポイント伸びました。評価額は、9月30日以来の3,700万円台です。

📚 初心者向けワンポイント解説:S株で100株を集める——単元未満株と株主優待、そして「総合利回り」

今日届いた丸善CHIの500円券を題材に、S株(単元未満株)と株主優待の関係を整理しておきます。8月26日には「株主優待とは」という基本を書いたので、今日はもう一歩、実際の買い方と利回りの計算に踏み込みます。

単元未満株=100株より少ない株

日本の株は、ふつう100株単位(1単元)で売買します。株価700円の銘柄なら、最低でも7万円が必要です。これに対して、証券会社によっては1株から買えるサービスがあり、わたしが使っているSBI証券では「S株」と呼ばれています。100株に満たない株を「単元未満株」と言います。

わたしは毎日のように、このS株で数株ずつ買い増しています。少額で、たくさんの銘柄に、少しずつ——分散投資にはとても便利な仕組みです。

単元未満株でも配当はもらえるが、優待はたいていもらえない

単元未満株(1〜99株) 単元株(100株以上)
配当金 もらえる(株数に比例) もらえる
株主優待 ほとんどの会社で対象外 条件を満たせばもらえる
株主総会の議決権 なし あり

配当は1株から、持っている株数に応じてもらえます。ところが株主優待は、多くの会社が「100株以上」を条件にしています。99株まで集めても、優待はゼロです。

ここに、S株で優待を狙うときのコツがあります。権利確定日までに、S株で買い足して「ちょうど100株」にそろえる。100株になれば、単元株と同じ扱いになります。丸善CHIでは、7月24日の30株から始めて、権利確定日の7月31日までに100株にそろえました。

「総合利回り」=配当利回り+優待利回り

優待のある銘柄は、配当だけで利回りを見ると、実力より低く見えます。そこで使われるのが「総合利回り」です。

総合利回り =(年間配当 + 優待の金額換算)÷ 投資額

丸善CHIなら、(600円+500円)÷ 35,700円 = 約3.08パーセント(取得額ベース)。配当利回り1.68パーセントの銘柄が、優待込みで3パーセントを超える、ということになります。

優待利回りの3つの注意点

  1. 100株のときがいちばん効率がいい——丸善CHIの場合、200株にしても優待は1,000円券で、利回りは同じ。ただ、500株で2,000円券になると、1株あたりの優待はむしろ下がります。多くの優待は、少ない株数ほど有利になるように作られています
  2. 使わなければ価値はゼロ——有効期限があり、おつりも出ません。自分の生活で使うかどうかが、利回り以上に大事です
  3. 優待は廃止されることがある——配当と同じく、会社の判断でなくなることがあります。最近は「優待をやめて配当で還元する」会社も増えていると言われます

わたしは、優待だけを目当てに銘柄を選ぶことはしません。ただ、もともと好きな会社・使うお店の優待なら、S株で100株にそろえるのは、少額でできる楽しい工夫だと思っています。ジュンク堂で何の本を買うか——それを考えるのも、長期保有のごほうびです。

明日以降の注目ポイント

  • 日銀の物価認識をめぐる報道の続き。利上げ観測が強まれば地銀・銀行株には追い風、住友林業のような金利に弱い住宅株や、不動産株には向かい風になります
  • AI・半導体株の強さが続くかどうか。今日のように相場の上げが全体に広がれば、わたしのポートフォリオもついていけます
  • 住友林業(1911)は年初来安値を更新。どこで下げ止まるかを見ながら、ナンピンのペースは落とします
  • キオクシア(285A)は含み益プラス0.28パーセントと、平均取得単価のすぐ上。含み損の側に戻るかどうか
  • ほぼ日(3560)は10月14日に本決算、グッドパッチ(7351)は10月15日に本決算、インフロニアHD(5076)の公募増資の発行価格は10月21日〜26日のいずれかの日に決まります
  • 丸善CHIの500円券。有効期限は2027年11月末なので、ゆっくり使い道を考えます

まとめ

10/6
日経平均 +1.05%
TOPIX +0.92%
わたしのポートフォリオ +0.56%

日経平均はプラス737円・プラス1.05パーセントで続伸し、終値で約3カ月ぶりに7万円台を回復しました。エヌビディアの上場来高値更新を受けてAI・半導体株が買われ、日銀の物価認識をめぐる報道で銀行株も上昇。プライムの約7割が値上がりする、幅広い上げでした。

わたしのポートフォリオはプラス206,622円・プラス0.56パーセント、対日経マイナス0.49パーセントポイント。10月は4営業日続けて日経平均に負けましたが、今日の差はいちばん小さくなりました。64日累計の対日経差は、プラス6.68ポイントです。

上昇TOP5は、TDK(6762)が2日連続の首位、東京きらぼしFG(7173)・十六FG(7380)の地銀2社も顔をそろえました。下落TOP5では、キオクシア(285A)がマイナス2.01パーセントで、含み益はプラス0.28パーセントまで縮小。TOP10の合計はマイナス686円でしたが、ランキング外の184銘柄がプラス207,308円を稼いで、全体はプラスでした。

本日は、住友林業(1911)・王子HD(3861)・パンパシフィックHD(7532)の3銘柄26株・22,192円をナンピン。住友林業は年初来安値の日、パンパシフィックHDは9月2日から11回目です。年間の配当は約760円増えました。

そして今日いちばん嬉しかったのは、丸善CHI(3159)の株主優待500円券。7月にS株で30株、40株と買い集めて、権利確定日までに100株にそろえた成果です。配当600円に優待500円を足して、総合利回りは取得額ベースで3.08パーセント。金額は小さくても、「狙って取りにいったものが、ちゃんと届いた」という手ごたえがあります。

明日も、地味に、着実に。


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免責事項:本記事は個人の投資記録であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。投資はご自身の判断と責任で行ってください。

【2026年10月5日】高配当株PF記録|日経+2.40%で一時7万円・PFは+0.67%、公募増資のインフロニアHDが-13.56%の日に押し目買い、年初来安値の3銘柄など4銘柄をナンピン

今日のサマリー

日経平均はプラス1,637円40銭・プラス2.40パーセントの69,946円86銭で、反発しました。上げ幅は一時1,700円を超え、取引時間中としては7月6日以来、約3カ月ぶりに7万円を上回る場面もあったと伝わっています。TOPIXもプラス54.22・プラス1.33パーセントの4,145.22です。

背景として伝えられているのは、米国の早期の追加利上げ観測が後退したこと。買われたのはソフトバンクグループやTDK、京セラ、アドバンテストなど、AI・半導体の関連株でした。一方で、キオクシアや塩野義製薬、フジクラは下げたようです。日経新聞は、下期の初めに機関投資家が利益を確定させる「期初の益出し」が、かえってAI株の復調につながった、と伝えていました。NT倍率(日経平均÷TOPIX)は16.87倍と、3カ月ぶりの高さです。

東証プライムの値上がりは863銘柄、値下がりは633銘柄。先週金曜日の「8割が値下がり」からは持ち直しましたが、日経平均がプラス2.40パーセントのわりには、値下がりした銘柄も4割ほどありました。売買代金は概算で7兆7,509億円です。

わたしのポートフォリオは、プラス246,039円・プラス0.67パーセントでした。

対日経はマイナス1.73パーセントポイント、対TOPIXでもマイナス0.66ポイント。AI・半導体が指数を引っぱる日には、高配当バリュー株に寄せたわたしのポートフォリオは置いていかれます。10月1日と同じ形の負け方です。

今日のトピックは:

  1. 日経平均はプラス2.40パーセントで反発し、取引時間中に約3カ月ぶりの7万円台。AI・半導体株が復調し、NT倍率は3カ月ぶりの高さに。わたしのポートフォリオはプラス0.67パーセントで、対日経マイナス1.73ポイント
  2. 上昇TOP5にはTDK(6762)・日本高純度化学(4973)・PILLAR(6490)と、AI・半導体関連が3社。下落TOP5の1位は、10月2日に公募増資を発表したインフロニアHD(5076)のマイナス13.56パーセント
  3. そのインフロニアHDを4株、押し目買い。年初来安値をつけたショーボンドHD・東急不動産HD・住友不動産と、安藤ハザマの4銘柄はナンピン。5銘柄20株・34,501円を、すべて終値で買い増し

主要指数とポートフォリオの比較

指標 終値 前日比 騰落率
私のポートフォリオ 36,828,367円 +246,039円 +0.67%
日経平均 69,946.86円 +1,637.40円 +2.40%
TOPIX 4,145.22 +54.22 +1.33%

日経平均に対してマイナス1.73パーセントポイント、TOPIXに対してマイナス0.66パーセントポイント。

上がった日に、上がり方が足りない——数字だけを見れば、そういう一日です。ただ、今日わたしが買い増した5銘柄は、指数がプラス2.40パーセントの日に、5銘柄そろって下げていました。建設・インフラ補修・不動産という、AIとはいちばん遠いところにいる銘柄たちです。指数の上げに乗れなかった分を、安くなった銘柄を拾うことで取り返す——そう考えることにしています。

63日累計で対日経+7.17ppt

日付 日経平均 TOPIX ポートフォリオ 対日経差
7/2〜7/30 -8.56%累計 -0.94%累計 +5.20%累計 +13.76ppt累計
7/31(木) +4.03% +1.29% +0.06% -3.97ppt
8/3(月) -0.94% -1.08% -1.22% -0.28ppt
8/4(火) +0.32% +0.04% -0.49% -0.81ppt
8/5(水) +3.66% +2.13% +1.20% -2.46ppt
8/6(木・記事なし) -0.93% +0.19%(推計) +1.17% +2.10ppt
8/7(金) -0.12% +0.47% +0.70% +0.82ppt
8/10(月) +2.08% +0.63% -0.09% -2.17ppt
8/12(水) +0.83% +0.94% +0.61% -0.22ppt
8/13(木) +1.16% +0.89% +0.48% -0.68ppt
8/14(金) +0.59% +0.51% +0.28% -0.31ppt
8/17(月) +0.74% -0.31% -0.42% -1.16ppt
8/18(火) -2.54% -1.05% -0.15% +2.39ppt
8/19(水) -3.16% -3.09% -2.47% +0.69ppt
8/20(木) +1.36% +1.18% +1.35% -0.01ppt
8/21(金) -0.30% +0.19% +1.02% +1.32ppt
8/24(月) -0.74% +0.15% +0.28% +1.02ppt
8/25(火) +0.50% +0.50% +0.31% -0.19ppt
8/26(水) +0.62% +0.42% +0.21% -0.41ppt
8/27(木) -0.20% +0.15% +0.14% +0.34ppt
8/28(金) +0.41% +0.72% +0.28% -0.13ppt
8/31(月) -0.14% +0.23% +0.22% +0.36ppt
9/1(火) -0.15% +0.62% +1.46% +1.61ppt
9/2(水) -2.85% -2.40% -1.68% +1.17ppt
9/3(木) -0.17% +0.50% +0.71% +0.88ppt
9/4(金) +1.26% +0.03% -0.55% -1.81ppt
9/7(月) +2.12% +0.55% +0.03% -2.09ppt
9/8(火) -1.70% -1.83% -1.22% +0.48ppt
9/9(水) -0.19% -0.09% +0.00% +0.19ppt
9/10(木) +0.20% +0.20% -0.07% -0.27ppt
9/11(金) -1.93% -0.65% -0.24% +1.69ppt
9/14(月) -0.81% +0.74% +0.92% +1.73ppt
9/15(火) -0.01% -0.52% -0.65% -0.64ppt
9/16(水) +0.69% +0.61% +0.63% -0.06ppt
9/17(木) +0.33% +0.80% +0.99% +0.66ppt
9/18(金) +1.38% -0.07% -0.71% -2.09ppt
9/24(木・記事なし) +0.76%(推計) -0.39%(推計) -0.65%(推計) -1.41ppt
9/25(金) +1.30% +1.31% +1.04% -0.26ppt
9/28(月) -0.73% -0.40% -0.62% +0.11ppt
9/29(火) -0.60% -1.72% -2.55% -1.95ppt
9/30(水) +1.94% +1.67% +1.53% -0.41ppt
10/1(木) +3.30% +0.57% -0.61% -3.91ppt
10/2(金) -0.94% -0.99% -1.19% -0.25ppt
10/5(月) +2.40% +1.33% +0.67% -1.73ppt
63日累計 +0.24% +2.88% +7.41% +7.17ppt

63日累計は日経平均プラス0.24パーセントに対してポートフォリオはプラス7.41パーセント、対日経通算プラス7.17パーセントポイントです。日経平均の累計は、ついにプラスに戻りました。

9月30日の時点では、対日経差はプラス13.06ポイントありました。10月の3営業日で、5.89ポイントを失ったことになります。3日のうち2日が「日経平均が大きく上がった日」で、10月1日はマイナス3.91ポイント、今日はマイナス1.73ポイント。指数が上がる日に負けているのは、AI・半導体が相場の主役に戻ってきたからだと受け止めています。

本日の取引

本日は、5銘柄20株・合計34,501円を買い増しました。インフロニアHD以外の4銘柄は、平均取得単価より安い値段での買い増し、つまりナンピンです。インフロニアHDだけは、大きく下げたところを拾う押し目買いでした。

銘柄(コード) 約定株数 約定単価 約定金額 意図
ショーボンドHD(1414) 4 1,225円 4,900円 ナンピン(平均取得単価1,330円→約1,324円・年初来安値の日)
安藤ハザマ(1719) 4 1,753円 7,012円 ナンピン(平均取得単価1,787円→約1,784円)
東急不動産HD(3289) 6 1,190.5円 7,143円 ナンピン(平均取得単価1,295円→約1,281円・年初来安値の日)
インフロニアHD(5076) 4 2,330円 9,320円 押し目買い(公募増資の発表で-13.56%・平均取得単価2,218円→2,241円)
住友不動産(8830) 2 3,063円 6,126円 ナンピン(平均取得単価3,413円→約3,355円・年初来安値の日)
合計 — — 34,501円 —

5銘柄とも、約定単価が今日の終値とぴったり同じでした。大引けで約定した、ということです。インフロニアHDの平均取得単価2,241円は、下落TOP5に出ていたSBI証券の画面の表示。ほかの4銘柄の買い増し後の平均取得単価は、わたしの手元での計算値です。

インフロニアHD(5076)——公募増資で-13.56%の日に、あえて4株

インフロニアHDは、今日マイナス365.5円・マイナス13.56パーセントの2,330円。約5カ月ぶりの安値と伝わっています。

理由ははっきりしていて、10月2日に「新株式発行及び株式の売出しに関するお知らせ」を出したからです。会社の発表を読むと、中身は次のとおりでした。

項目 内容
公募による新株発行 47,826,100株(国内12,076,100株・海外35,750,000株を目処)
オーバーアロットメントによる売出し 最大7,173,900株(SMBC日興証券が株主から借りて売り出す)
第三者割当増資(上記の返済用) 最大7,173,900株(割当先はSMBC日興証券)
普通株式の発行済株式数 274,845,024株 → 最大329,845,024株(+20.0%)
手取金の概算 約1,472億円
資金の使い道 アルソシア建設(旧・三井住友建設)と水ingのM&Aのために借りた短期借入金の返済、残りは将来のM&A
発行価格を決める日 10月21日(水)〜10月26日(月)のいずれかの日

普通株式が、最大で2割増える。同じ利益を、2割多い株数で分け合うことになるので、1株あたりの利益は、単純計算で6分の5(約17パーセント減)に薄まります。今日のマイナス13.56パーセントは、その薄まり方とほぼ同じくらいの下げ幅でした。

それでも今日、4株を買い増したのには理由があります。ひとつは、調達したお金が新しい事業に賭けるためではなく、すでに買収したアルソシア建設と水ingの借入金を返すためのお金だということ。財務の穴埋めではありますが、買収はもう済んでいて、その事業はこれから利益を生む側に回ります。もうひとつは、会社が配当の下限を1株90円に引き上げ、配当性向40パーセント以上という方針をこの発表の中でもあらためて示していることです。会社予想の年間配当132円を前提にすると、今日の終値での現在利回りは5.67パーセントになります。

16株を20株に増やし、平均取得単価は2,218円から2,241円へ上がりました。それでも今日の終値2,330円より下なので、含み益はプラス1,780円・プラス3.97パーセントと、まだプラスの側に残っています。

今日の買い増し前 今日の買い増し後
保有株数 16株 20株
平均取得単価 2,218円 2,241円(SBI表示)
年間配当(会社予想132円) 2,112円 2,640円
取得利回り 5.95% 5.89%

ひとつ気になっているのは、発行価格は、10月21日〜26日のどこかの日の終値に0.90〜1.00を掛けた値段を目安に決まる、ということです。つまり公募に申し込めば、市場より少し安く買える可能性があります。ただ申込単位は100株で、わたしが毎日やっているS株(単元未満株)の買い方とは合いません。「公募価格が決まるまでは株価が上がりにくい」とも言われる期間なので、もう少し待てば安く拾えたかもしれない——その可能性は承知のうえでの4株です。

ショーボンドHD(1414)・東急不動産HD(3289)・住友不動産(8830)——3銘柄そろって年初来安値

今日ナンピンした4銘柄のうち3銘柄は、取引時間中に年初来安値をつけていました。

銘柄 終値 前日比 年初来安値(10/5)
ショーボンドHD(1414) 1,225円 -22円(-1.76%) 1,222円
東急不動産HD(3289) 1,190.5円 -11.5円(-0.96%) 1,190円
住友不動産(8830) 3,063円 -26円(-0.84%) 3,051円

日経平均がプラス2.40パーセントの日に、年初来安値。下げ幅そのものは1〜2パーセントと大きくありませんが、「指数が大きく上がる日に、じりじりと安値を更新していく」というのは、相場の主役から完全に外れている、ということだと思います。

東急不動産HDは、10月2日に続いて2営業日連続のナンピンです。8月から振り返ると、こうなります。

日付 約定単価 保有株数 平均取得単価
8/14 1,321円 12株 1,332円
9/7 1,292円 24株 1,317円
9/11 1,285.5円 30株 1,311円
9/18 1,280円 36株 1,306円
10/2 1,202円 40株 1,295円
10/5 1,190.5円 46株 約1,281円

約定単価は、1,321円から1,190.5円まで、少しずつ下がってきました。年間配当50円に対して、取得利回りは約3.90パーセント、今日の値段なら現在利回り4.20パーセントです。「米金利の上昇で不動産株が売られる」という流れが続いていて、そのたびに少しずつ拾っています。

住友不動産は、年間配当52円・現在利回り1.70パーセントと、わたしの保有銘柄の中では高配当とは言えない銘柄です。10株を12株に増やし、平均取得単価は3,413円から約3,355円へ。都心のオフィスビルの持ち主として、長い目で見て持っておきたい「枠」という位置づけで、金額は小さく抑えています。

ショーボンドHDは、橋や道路の補修工事の会社です。9月17日・18日に2社の証券会社から相次いで弱気の評価を受けて以来、下げが続いていました。今日は10月5日付で、自己株式の取得の状況も開示しています。70株を74株に増やし、平均取得単価は1,330円から約1,324円へ。年間配当46.5円に対して、取得利回りは約3.51パーセント、現在利回りは3.80パーセントです。

安藤ハザマ(1719)

安藤ハザマは、マイナス22.5円・マイナス1.27パーセントの1,753円。今日の個別の材料は、わたしのほうでは確認できていません。4〜6月期は増収増益で、純利益は前年同期比で約35パーセント伸びたと伝わっています。40株を44株に増やし、平均取得単価は1,787円から約1,784円へ。年間配当は会社予想で84円、取得利回りは約4.71パーセント、現在利回りは4.79パーセントです。

今日のインフロニアHDの公募増資が、同じ建設株にも重しになったのかどうか——そこまでは分かりません。ただ、今日買い増した5銘柄は、建設が3社・不動産が2社。AIの主役たちが指数を押し上げた日に、その反対側でそろって下げていた銘柄です。

5銘柄で増える年間配当は、合計で約1,454円(ショーボンドHD 186円・安藤ハザマ 336円・東急不動産HD 300円・インフロニアHD 528円・住友不動産 104円)。34,501円の買い増しに対して、約4.21パーセントの計算です。

私の高配当株ポートフォリオ実績

上昇TOP5

銘柄(コード) 保有数 平均取得単価 終値 前日比(%) 評価損益 年間配当金 取得利回り 現在利回り
TDK(6762) 8 2,887円 3,447円 +249(+7.79%) +4,480円 40円 1.39% 1.16%
日本高純度化学(4973) 22 4,674円 5,100円 +325(+6.81%) +9,372円 230円 4.92% 4.51%
PILLAR(6490) 5 3,325円 12,180円 +630(+5.45%) +44,275円 245円 7.37% 2.01%
オプテックスグループ(6914) 6 2,498円 3,390円 +160(+4.95%) +5,352円 76円 3.04% 2.24%
トーカロ(3433) 30 1,619円 3,115円 +128(+4.29%) +44,880円 86円 5.31% 2.76%

上昇TOP5は、AI・半導体の日らしい顔ぶれになりました。電子部品のTDK、めっき薬品の日本高純度化学、半導体製造装置向け部品のPILLAR、半導体装置向けの溶射加工も手がけるトーカロ。5銘柄のうち4銘柄が、なんらかの形で半導体やデータセンターにつながる会社です。

TDK(6762)——首位はプラス7.79%

首位はTDKのプラス249円・プラス7.79パーセント。日経新聞の大引けの記事でも、上げた銘柄としてソフトバンクグループや京セラと並んで名前が挙がっていました。10月1日にも上昇TOP5の首位で、3営業日で2度目の首位です。

8月31日に2株の打診買いから始めて、ナンピンを重ねて8株。平均取得単価2,887円に対して、終値は3,447円。含み益率はプラス19.40パーセントまで伸びました。9月には含み損の時期もあった銘柄です。年間配当40円で取得利回りは1.39パーセントと、高配当株ではありません。わたしのポートフォリオの中では「フィジカルAIの枠」として持っています。

PILLAR(6490)——含み益率プラス266パーセント、終値12,180円

3位はPILLARのプラス630円・プラス5.45パーセント。終値は12,180円で、10月2日の11,550円から、さらに上がりました。

5株・平均取得単価3,325円に対して、含み益率はプラス266.32パーセント。10月2日のプラス247.37パーセントから、また伸びています。年間配当245円で取得利回りは7.37パーセント、現在利回りは2.01パーセントまで下がりました。差は5.36ポイント。株価が上がるほど、「持ち続けていたことの価値」が大きくなっていく銘柄です。

日本高純度化学(4973)・オプテックスグループ(6914)・トーカロ(3433)

2位の日本高純度化学はプラス6.81パーセント。電子部品向けの貴金属めっき薬品の会社で、4〜6月期はAIサーバー・データセンター向けの需要で売上高が大きく伸びた一方、利益は製造コストの増加で減ったと伝わっています。今日の個別の材料は確認できていませんが、AI・半導体株の流れに乗ったのだと思います。22株・含み益率プラス9.11パーセント、年間配当230円で取得利回り4.92パーセントです。

4位のオプテックスグループはプラス4.95パーセント。センサーの会社で、含み益率はプラス35.71パーセント。5位のトーカロはプラス4.29パーセントで、30株なのでプラス3,840円。含み益率はプラス92.40パーセントと、100パーセントが見えてきました。

下落TOP5

銘柄(コード) 保有数 平均取得単価 終値 前日比(%) 評価損益 年間配当金 取得利回り 現在利回り
インフロニアHD(5076) 20 2,241円 2,330円 -365.5(-13.56%) +1,780円 132円 5.89% 5.67%
宮地エンジニアリンググループ(3431) 24 1,747円 1,460円 -34(-2.28%) -6,888円 75円 4.29% 5.14%
北海道電力(9509) 30 1,033円 1,062円 -23(-2.12%) +870円 33円 3.19% 3.11%
サンコーテクノ(3435) 20 1,171円 1,485円 -32(-2.11%) +6,280円 46円 3.93% 3.10%
COTA(4923) 100 1,278円 1,142円 -24(-2.06%) -13,600円 20円 1.56% 1.75%

下落TOP5は、1位のインフロニアHDだけがマイナス13.56パーセントと飛び抜けていて、2位以下はマイナス2パーセント台です。インフロニアHDについては、本日の取引のところで書いたとおりです。

宮地エンジニアリンググループ(3431)・COTA(4923)——含み損の2銘柄

2位の宮地エンジニアリンググループはマイナス2.28パーセント。橋梁の会社です。4〜6月期は工事の遅れや採算の低い案件が響いて、売上高がマイナス22.4パーセント、営業利益がマイナス76.3パーセントと伝わっています。含み損はマイナス16.43パーセント。ただ、年間配当75円(予想配当利回りからの逆算)で、今日の値段なら現在利回り5.14パーセント。取得利回り4.29パーセントより、現在利回りのほうが高いという、含み損の銘柄ならではの逆転が起きています。11月11日に中間決算の予定です。

5位のCOTAはマイナス2.06パーセント。美容室向けのヘアケア製品の会社で、100株・含み損マイナス13,600円・マイナス10.64パーセント。今日の下落TOP5でいちばん大きな含み損の金額です。年間配当20円・取得利回り1.56パーセントと、配当はあまり期待していない銘柄です。

北海道電力(9509)・サンコーテクノ(3435)

3位の北海道電力はマイナス2.12パーセント。9月25日に業績予想を上方修正していて、9月には何度か上昇TOP5に入っていました。今日はその反動くらいに受け止めています。4位のサンコーテクノはマイナス2.11パーセント。10月2日には上昇TOP5の4位でした。どちらも今日の個別の材料は確認できていません。

ランキングの合計はプラス6,698円、全体はプラス246,039円

今日も、上昇TOP5と下落TOP5の増減額を足してみます。インフロニアHDは、今日買い増した4株は終値で買っているので値動きの影響がなく、もともと持っていた16株ぶんで計算しています。

増減額
上昇TOP5の合計 +17,092円
下落TOP5の合計 -10,394円
TOP10の合計 +6,698円
ポートフォリオ全体 +246,039円
ランキング外の184銘柄 +239,341円

TOP10の合計はプラス6,698円。全体のプラス246,039円の、ほとんどがランキングの外側でした。184銘柄で1銘柄あたり約1,300円ずつです。

10月2日は「ほとんどの銘柄が少しずつ下げた日」で、今日は「ほとんどの銘柄が少しずつ上げた日」。プライムの値上がり863銘柄・値下がり633銘柄という数字のとおり、わたしのポートフォリオでも、上げた銘柄のほうが多かったのだと思います。ただ、その上げ方は、AIの主役たちに比べればずっと控えめでした。

ポートフォリオ全体

評価額 含み損益 含み損益(%) 前日比 前日比(%)
36,828,367円 +12,760,099円 +53.02% +246,039円 +0.67%

評価額は36,828,367円。含み損益はプラス12,760,099円・プラス53.02パーセントです。10月2日のプラス52.06パーセントから、0.96ポイント戻りました。

📚 初心者向けワンポイント解説:「公募増資」と「希薄化」——インフロニアHDが1日で13.56%下げた理由

今日、インフロニアHDは1日でマイナス13.56パーセント下げました。業績が悪くなったわけでも、不祥事が起きたわけでもありません。「公募増資」を発表した、というだけです。なぜ増資で株価が下がるのか、自分のためにも整理しておきます。

公募増資=新しい株を発行して、広く投資家にお金を出してもらうこと

会社がお金を集める方法は、大きく分けて2つあります。銀行から借りる(借入・社債)か、株を新しく発行して出資してもらうか。後者のうち、広く一般の投資家に買ってもらう方法が「公募増資」です。

借入と違って、集めたお金は返す必要がありません。利息もかかりません。会社にとっては、財務を一気に厚くできる方法です。今回のインフロニアHDは、約1,472億円を集めて、M&Aのための短期借入金の返済にあてるとしています。

希薄化=1株あたりの取り分が薄まること

問題は、株の数が増えることです。会社の利益は、増資をしても急には増えません。同じ利益を、増えた株数で分け合うことになります。

増資前 増資後(最大)
普通株式の数 約2億7,485万株 約3億2,985万株
増える割合 — +20.0%
1株あたりの利益(利益が同じなら) 100とすると 約83

これが「希薄化」です。ピザを6人で分けていたところに、もう1人加わるようなもので、1人あたりのピースは小さくなります。株価は「1株あたりの利益」に連動しやすいので、そのぶん下がりやすい、ということです。

株価が下がる理由は、希薄化だけではない

公募増資が発表されると、ほかにもいくつかの売りの理由が重なると言われます。

下がる理由 中身
希薄化 1株あたりの利益・配当の原資が薄まる
需給の悪化 市場に、新しい株が大量に出てくる
ディスカウント 新しい株は、市場の値段より少し安く売り出されるのがふつう(今回は終値×0.90〜1.00が目安)
「なぜ今?」という不信感 株価が高いうちに、お金を集めておきたいのでは——と勘ぐられる

とくに3つ目は大事です。「あと2〜3週間待てば、市場より安く新しい株が買える」と分かっていると、その前に市場で買おうとする人は減ります。そのため、発行価格が決まるまでの期間は株価が上がりにくいと言われます。

長期投資家として、公募増資をどう見るか

わたしは、公募増資を「すぐに売る理由」とは考えていません。見るのは、集めたお金の使い道です。

  1. すでに稼いでいる事業の借金を返すのか——財務が軽くなり、利払いが減る
  2. これから稼ぐ事業に投資するのか——成功すれば、増えた株数を上回る利益が出る
  3. ただ足りない運転資金を埋めるだけなのか——これがいちばん心配な使い道

今回のインフロニアHDは、1つ目に近い使い道です。買収したアルソシア建設と水ingは、もうグループの中で事業をしています。そして配当は、1株90円を下限とし、配当性向40パーセント以上という方針を示しています。

もちろん、株数が2割増えたぶん、1株あたりの利益を元の水準に戻すには時間がかかります。今日の4株は、「増資の中身には納得している。ただ、株価はしばらく重いかもしれない」——その両方を受け止めたうえでの、小さな買い増しです。

明日以降の注目ポイント

  • インフロニアHD(5076)の発行価格は、10月21日〜26日のいずれかの日に決まります。それまでは株価が上がりにくい期間と見て、慌てずに見守ります
  • AI・半導体株の復調が続くかどうか。NT倍率が3カ月ぶりの高さまで上がった今の流れが続くと、わたしのポートフォリオは指数に置いていかれやすくなります
  • 年初来安値をつけたショーボンドHD・東急不動産HD・住友不動産が、どこで下げ止まるか。東急不動産HDは2営業日続けてナンピンしたので、しばらくはペースを落とします
  • 米国の利上げ観測と、日米の長期金利の動き。金利が上がると、今日買い増した不動産2社に向かい風になります
  • ほぼ日(3560)は10月14日に2026年8月期の本決算、グッドパッチ(7351)は10月15日に本決算を発表予定です
  • 10月は3営業日で対日経マイナス5.89ポイント。指数が上がる日にどこまで離されずについていけるかを見ていきます

まとめ

10/5
日経平均 +2.40%
TOPIX +1.33%
わたしのポートフォリオ +0.67%

日経平均はプラス1,637円・プラス2.40パーセントで反発し、取引時間中には約3カ月ぶりに7万円を上回りました。米国の早期の追加利上げ観測が後退し、ソフトバンクグループやTDK、アドバンテストなどAI・半導体株が復調。NT倍率は16.87倍と、3カ月ぶりの高さです。

わたしのポートフォリオはプラス246,039円・プラス0.67パーセント、対日経マイナス1.73パーセントポイント。上がった日に、上がり方が足りない一日でした。63日累計の対日経差は、プラス7.17ポイントになりました。

上昇TOP5は、TDK(6762)・日本高純度化学(4973)・PILLAR(6490)・オプテックスグループ(6914)・トーカロ(3433)。PILLARは含み益率プラス266パーセントまで伸びました。下落TOP5の1位は、公募増資を発表したインフロニアHD(5076)のマイナス13.56パーセントです。

本日は、インフロニアHDを押し目買いし、ショーボンドHD(1414)・安藤ハザマ(1719)・東急不動産HD(3289)・住友不動産(8830)の4銘柄をナンピン。5銘柄20株・34,501円。そのうち3銘柄は、今日が年初来安値の日でした。

指数がAIの主役たちに引っぱられて大きく上がった日に、わたしは建設と不動産の、下げている銘柄を拾っていました。流れに逆らっているように見えるかもしれません。でも、今日拾った5銘柄で、年間の配当は約1,454円増えました。株価が安いぶんだけ、利回りの高い形で。主役が入れ替わるのを、配当を受け取りながら待つ——それが、わたしのやり方です。

明日も、地味に、着実に。


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免責事項:本記事は個人の投資記録であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。投資はご自身の判断と責任で行ってください。

【2026年10月2日】高配当株PF記録|日経-0.94%・バリュー株に戻り売りでPF-1.19%、パンパシ年初来安値で10回目のナンピン、ライト工業は1株→4株に

今日のサマリー

日経平均はマイナス647円26銭・マイナス0.94パーセントの68,309円46銭で、3日ぶりに反落しました。TOPIXもマイナス40.98・マイナス0.99パーセントの4,091.00と、こちらも3日ぶりの反落です。

前日までの2日間で、日経平均は3,400円あまり上げていました。その反動で、自動車や小売りなどの割安なバリュー株に、戻り待ちや利益確定の売りが出たと伝わっています。米国とイランの対立が長引くとの懸念から原油先物が高値圏で推移したことも重荷になり、下げ幅は一時800円を超えたようです。今夜は9月の米雇用統計の発表もあり、様子見の空気も強かったと思われます。

東証プライムの値下がりは1,306銘柄、値上がりはわずか215銘柄。全体の8割を超える銘柄が下げた、ほぼ全面安の一日です。一方で、アドバンテストはマイクロンの好決算を背景に上場来高値を更新し、イビデンやフジクラなどの電線株も買われたと伝わっています。昨日の「半導体だけが上がる相場」の名残りが、今日も少しだけ残っていました。

わたしのポートフォリオは、マイナス440,951円・マイナス1.19パーセントでした。

対日経はマイナス0.25パーセントポイント、対TOPIXでもマイナス0.20ポイント。昨日は「半導体が買われ、金融が売られる」組み合わせで大きく負け、今日は「バリュー株に戻り売り」で指数並みに下げました。2日間で、わたしのポートフォリオはマイナス1.80パーセント。10月は、静かに苦しいスタートになっています。

今日のトピックは:

  1. 日経平均はマイナス0.94パーセントで3日ぶり反落、TOPIXもマイナス0.99パーセント。前日までの急騰の反動でバリュー株に戻り売りが出て、プライムの8割超が値下がり
  2. 上昇TOP5にはPILLAR(6490)・INPEX(1605)・ENEOS(5020)。下落TOP5には三井不動産(8801)・SBIHD(8473)と、1株→4株の分割で48株になったライト工業(1926)
  3. 年初来安値を更新したパンパシフィックHD(7532)を、9月2日から数えて10回目のナンピン。東急不動産HD・月島HD・全国保証とあわせて4銘柄18株・22,882円を、すべて終値で買い増し

配当の入金は、本日はありませんでした。

主要指数とポートフォリオの比較

指標 終値 前日比 騰落率
私のポートフォリオ 36,546,066円 -440,951円 -1.19%
日経平均 68,309.46円 -647.26円 -0.94%
TOPIX 4,091.00 -40.98 -0.99%

日経平均に対してマイナス0.25パーセントポイント、TOPIXに対してマイナス0.20パーセントポイント。

値下がりが8割を超えた日に、わたしのポートフォリオも、ほぼ市場全体と同じだけ下げた——数字だけを見れば、そういう一日です。昨日のように指数との差が開いたわけではありません。ただ、「バリュー株に戻り売り」という見出しは、高配当バリュー株に寄せたわたしのポートフォリオにとっては、そのまま自分のことを言われているような響きがあります。

62日累計で対日経+8.90ppt

日付 日経平均 TOPIX ポートフォリオ 対日経差
7/2〜7/30 -8.56%累計 -0.94%累計 +5.20%累計 +13.76ppt累計
7/31(木) +4.03% +1.29% +0.06% -3.97ppt
8/3(月) -0.94% -1.08% -1.22% -0.28ppt
8/4(火) +0.32% +0.04% -0.49% -0.81ppt
8/5(水) +3.66% +2.13% +1.20% -2.46ppt
8/6(木・記事なし) -0.93% +0.19%(推計) +1.17% +2.10ppt
8/7(金) -0.12% +0.47% +0.70% +0.82ppt
8/10(月) +2.08% +0.63% -0.09% -2.17ppt
8/12(水) +0.83% +0.94% +0.61% -0.22ppt
8/13(木) +1.16% +0.89% +0.48% -0.68ppt
8/14(金) +0.59% +0.51% +0.28% -0.31ppt
8/17(月) +0.74% -0.31% -0.42% -1.16ppt
8/18(火) -2.54% -1.05% -0.15% +2.39ppt
8/19(水) -3.16% -3.09% -2.47% +0.69ppt
8/20(木) +1.36% +1.18% +1.35% -0.01ppt
8/21(金) -0.30% +0.19% +1.02% +1.32ppt
8/24(月) -0.74% +0.15% +0.28% +1.02ppt
8/25(火) +0.50% +0.50% +0.31% -0.19ppt
8/26(水) +0.62% +0.42% +0.21% -0.41ppt
8/27(木) -0.20% +0.15% +0.14% +0.34ppt
8/28(金) +0.41% +0.72% +0.28% -0.13ppt
8/31(月) -0.14% +0.23% +0.22% +0.36ppt
9/1(火) -0.15% +0.62% +1.46% +1.61ppt
9/2(水) -2.85% -2.40% -1.68% +1.17ppt
9/3(木) -0.17% +0.50% +0.71% +0.88ppt
9/4(金) +1.26% +0.03% -0.55% -1.81ppt
9/7(月) +2.12% +0.55% +0.03% -2.09ppt
9/8(火) -1.70% -1.83% -1.22% +0.48ppt
9/9(水) -0.19% -0.09% +0.00% +0.19ppt
9/10(木) +0.20% +0.20% -0.07% -0.27ppt
9/11(金) -1.93% -0.65% -0.24% +1.69ppt
9/14(月) -0.81% +0.74% +0.92% +1.73ppt
9/15(火) -0.01% -0.52% -0.65% -0.64ppt
9/16(水) +0.69% +0.61% +0.63% -0.06ppt
9/17(木) +0.33% +0.80% +0.99% +0.66ppt
9/18(金) +1.38% -0.07% -0.71% -2.09ppt
9/24(木・記事なし) +0.76%(推計) -0.39%(推計) -0.65%(推計) -1.41ppt
9/25(金) +1.30% +1.31% +1.04% -0.26ppt
9/28(月) -0.73% -0.40% -0.62% +0.11ppt
9/29(火) -0.60% -1.72% -2.55% -1.95ppt
9/30(水) +1.94% +1.67% +1.53% -0.41ppt
10/1(木) +3.30% +0.57% -0.61% -3.91ppt
10/2(金) -0.94% -0.99% -1.19% -0.25ppt
62日累計 -2.16% +1.55% +6.74% +8.90ppt

62日累計は日経平均マイナス2.16パーセントに対してポートフォリオはプラス6.74パーセント、対日経通算プラス8.90パーセントポイントです。昨日のプラス9.15ポイントから、0.25ポイント縮みました。

9月30日の時点では、対日経差はプラス13.06ポイントありました。10月に入ってからの2日間で、4.16ポイントを失ったことになります。評価額も、9月17日の過去最高37,856,978円から、1,310,912円下の水準まで戻ってきました。

本日の取引

本日は、4銘柄18株・合計22,882円を買い増しました。4銘柄とも、平均取得単価より安い値段での買い増し、つまりナンピンです。

銘柄(コード) 約定株数 約定単価 約定金額 意図
東急不動産HD(3289) 4 1,202円 4,808円 ナンピン(平均取得単価1,306円→1,295円)
月島HD(6332) 2 2,622円 5,244円 ナンピン(平均取得単価2,726円→2,721円)
全国保証(7164) 2 2,990円 5,980円 ナンピン(平均取得単価3,044円→3,035円)
パンパシフィックHD(7532) 10 685円 6,850円 ナンピン(平均取得単価803円→798円・9/2から10回目)
合計 — — 22,882円 —

4銘柄とも、約定単価が今日の終値とぴったり同じでした。大引けで約定した、ということです。買い増し後の平均取得単価は、SBI証券の画面の表示です。

パンパシフィックHD(7532)——年初来安値の日に、10回目のナンピン

ドン・キホーテを運営するパンパシフィックHDは、今日マイナス2.80パーセントの685円。ザラ場では679円まで下げ、年初来安値を更新しました。9月11日につけた710円の安値を、とうとう下に抜けたかたちです。

10月1日には、日本トイザらスの事業を取得する契約を結んだと伝わっています。それでも株価は下げ止まりませんでした。新しい事業への期待より、足元の利益成長の鈍化を気にする売りのほうが強い——わたしには、そう見えます。

回数 日付 約定単価 保有株数 平均取得単価
— 9/1時点 — 100株 862円
1回目 9/2 769円 110株 854円
5回目 9/11 726.1円 150株 826円
9回目 9/25 712円 190株 約803円
10回目 10/2 685円 200株 798円

9月2日から1カ月で10回、10株ずつ買い増して、100株が200株になりました。平均取得単価は862円から798円へ、64円下がった計算です。ただ、株価のほうは9月1日の776.6円から685円へ、91.6円下がっています。平均取得単価の下がり方より、株価の下がり方のほうが速い。含み損率は、ナンピンを重ねても縮まっていません。

それでも買い続けているのは、ドン・キホーテという業態そのものへの信頼が、まだ揺らいでいないからです。取得利回りは1.25パーセントで、高配当株とは呼べない銘柄ですが、わたしのポートフォリオの中では「小売りの成長株を、安いところで少しずつ集める枠」という位置づけです。200株という区切りに届いたので、ここから先はペースを落とすつもりでいます。

東急不動産HD(3289)・月島HD(6332)・全国保証(7164)

東急不動産HDは、マイナス2.24パーセントの1,202円。9月25日の1,283.5円から、6営業日で81.5円下げてきました。今日は米金利の上昇を背景に、不動産株が売られたと伝わっています。36株を40株に増やし、平均取得単価は1,306円から1,295円へ。年間配当50円に対して、取得利回りは3.86パーセント、今日の値段なら現在利回り4.16パーセントです。

月島HDは、マイナス2.38パーセントの2,622円。水処理・環境プラントの会社です。9月18日に続く買い増しで、38株を40株に。4〜6月期は営業利益がプラス188.8パーセントと大きく伸びた会社で、年間配当88円・現在利回り3.36パーセントです。

全国保証は、マイナス2.19パーセントの2,990円。住宅ローンの保証会社で、4日続けて下げていました。10株を12株に増やし、平均取得単価は3,044円から3,035円へ。年間配当は会社予想で123円。取得利回りは4.05パーセント、現在利回りは4.11パーセントになります。

4銘柄に共通するのは、どれも「何か悪い材料が出たわけではないのに、じりじり下げてきた銘柄」だということです。こういう銘柄を、大きく張らずに少しずつ拾う——わたしにとっての、いつものナンピンです。

私の高配当株ポートフォリオ実績

上昇TOP5

銘柄(コード) 保有数 平均取得単価 終値 前日比(%) 評価損益 年間配当金 取得利回り 現在利回り
PILLAR(6490) 5 3,325円 11,550円 +450(+4.05%) +41,125円 245円 7.37% 2.12%
大同信号(6743) 20 780円 1,052円 +30(+2.94%) +5,440円 36円 4.62% 3.42%
INPEX(1605) 230 1,740円 3,696円 +85(+2.35%) +449,880円 112円 6.44% 3.03%
サンコーテクノ(3435) 20 1,171円 1,517円 +21(+1.40%) +6,920円 46円 3.93% 3.03%
ENEOS(5020) 400 465円 1,364円 +16.5(+1.22%) +359,600円 34円 7.31% 2.49%

全面安の日の上昇TOP5は、5位がプラス1.22パーセント。上げた銘柄そのものが少ない日でした。顔ぶれは、半導体部品が1社、原油が2社、そして地味な中小型株が2社です。

PILLAR(6490)——含み益率プラス247パーセント

首位はPILLARのプラス450円・プラス4.05パーセント。半導体製造装置向けの精密部品の会社です。今日はアドバンテストがマイクロンの好決算を背景に上場来高値を更新し、半導体の一部には買いが続いたと伝わっています。その流れに乗ったのだと思います。

5株・平均取得単価3,325円に対して、終値は11,550円。含み益率はプラス247.37パーセントで、9月28日のプラス221.50パーセントから、さらに伸びました。年間配当245円は、Q1決算に合わせて引き上げられた会社予想で、取得利回りは7.37パーセント。現在利回り2.12パーセントとの差は5.25ポイントあります。株数はわずか5株ですが、“持ち続けていたことの価値”がいちばんよく見える銘柄のひとつです。

INPEX(1605)・ENEOS(5020)——原油高の受け皿

3位はINPEXのプラス85円・プラス2.35パーセント、5位はENEOSのプラス16.5円・プラス1.22パーセント。米国とイランの対立が長引くとの懸念で、原油先物が高値圏で推移したことが背景と思われます。日経平均にとっては重荷になった原油高が、この2社にとっては追い風でした。

INPEXは230株持っているので、この1銘柄だけでプラス19,550円。今日の上昇TOP5の増加額のうち、3分の2をINPEXひとりで稼ぎました。含み益率はプラス112.41パーセントです。ENEOSも400株で、プラス6,600円。含み益率はプラス193.33パーセントで、取得利回り7.31パーセントは、今日の上昇TOP5でPILLARに次ぐ高さです。

わたしのポートフォリオには、原油高で苦しむ会社も、原油高で潤う会社も、両方入っています。今日のような日に、INPEXとENEOSが下げを少しだけ埋めてくれる——これも分散の効き方のひとつだと思っています。

大同信号(6743)・サンコーテクノ(3435)

2位の大同信号はプラス2.94パーセント。鉄道信号の会社で、4〜6月期は営業利益が前年同期の2倍を超える大幅な増収増益でした。3位のサンコーテクノはプラス1.40パーセント。建設用のアンカーなどの締結部材をつくる会社で、こちらも4〜6月期は純利益がプラス105.1パーセントと大きく伸びています。どちらも今日の個別の材料は確認できていませんが、PBR0.6倍のサンコーテクノ、PER8倍台の大同信号と、割安な中小型株が全面安の中で買われたかたちです。サンコーテクノの年間配当46円は、今日はじめて記録します。

下落TOP5

銘柄(コード) 保有数 平均取得単価 終値 前日比(%) 評価損益 年間配当金 取得利回り 現在利回り
ライト工業(1926) 48 709円 952円 -35(-3.55%) +11,664円 36.5円 5.15% 3.83%
三井不動産(8801) 200 1,281円 1,426円 -49(-3.32%) +29,000円 37円 2.89% 2.59%
ニレコ(6863) 15 695円 1,064円 -36(-3.27%) +5,535円 35円 5.04% 3.29%
サンセイランディック(3277) 200 473円 814円 -27(-3.21%) +68,200円 37.5円 7.93% 4.61%
SBIHD(8473) 208 1,735円 3,057円 -100(-3.17%) +274,976円 95〜100円 5.48〜5.76% 3.11〜3.27%

下落TOP5は、マイナス3.17パーセントからマイナス3.55パーセントの間に5銘柄が並びました。5銘柄とも含み益の状態で、含み損の銘柄はひとつもありません。

ライト工業(1926)——12株が48株に。1株→4株の株式分割

1位はライト工業のマイナス35円・マイナス3.55パーセント。のり面工事や地盤改良を得意とする建設会社です。今日の個別の材料は確認できていません。

そして画面には、48株・平均取得単価709円と出ていました。これまでの記録は12株・2,834円。ちょうど4倍と4分の1です。調べてみると、1株→4株の株式分割で、9月29日から分割後の株価で取引されていました。9月28日の終値3,880円に対して、9月30日の終値は987円。4倍に直すと3,948円です。

分割前 分割後
保有株数 12株 48株
平均取得単価 2,834円 709円
今日の終値 (3,808円相当) 952円
年間配当(会社予想) (146円相当) 36.5円
年間配当の総額 1,752円 1,752円
取得利回り 5.15% 5.15%

バローHD・キオクシアHD・東京海上・三井住友FGに続いて、9月末に分割した保有銘柄は、わかっているだけで5社目になりました。9月30日の記事で「株数が変わるのは効力発生日ではなく、その前の権利落ち日から」と書いたばかりなのに、ライト工業は、今日TOP5に入るまで気づけませんでした。分割の予定は、全部の保有銘柄について一度洗い出しておくべきだったと反省しています。

分割しても、わたしの持ち分の大きさは変わりません。含み益率はプラス34.27パーセント、取得利回りは5.15パーセントです。4〜6月期は受注高がプラス42.3パーセントと大きく伸びていて、自己資本比率71.5パーセントの堅い会社なので、このまま持ち続けるつもりです。

三井不動産(8801)・サンセイランディック(3277)——米金利高で不動産株が安い

2位の三井不動産はマイナス49円・マイナス3.32パーセント。今日は米金利の上昇を背景に、野村不動産HDや三井不動産、住友不動産などの不動産株が売られたと伝わっています。9月25日の1,507.5円から5営業日でマイナス5.4パーセントです。200株持っているので、減少額はマイナス9,800円。含み益率はプラス11.32パーセントまで縮んできました。

4位のサンセイランディックもマイナス3.21パーセント。底地や借地権付き建物を扱う、ちょっと変わった不動産会社です。含み益率はプラス72.09パーセント、取得利回り7.93パーセントは今日の下落TOP5でいちばん高い数字です。今日ナンピンした東急不動産HDも含めて、わたしのポートフォリオの不動産株は、そろって金利に押された一日でした。

SBIHD(8473)・ニレコ(6863)

5位のSBIHDはマイナス100円・マイナス3.17パーセント。208株なので、減少額はマイナス20,800円と、今日の10銘柄で最大です。9月30日には子会社どうしの合併やTOB期間の延長などの開示が重なりましたが、株価は9月25日の3,298円から7.3パーセント下げています。今日の下げの直接の理由までは、わたしのほうでは確かめられていません。含み益率はプラス76.20パーセントです。年間配当は95〜100円と幅で示されていて、取得利回りは5.48〜5.76パーセント。208株なので、受け取る配当は年19,760〜20,800円の見込みです。

3位のニレコはマイナス3.27パーセント。半導体向けの検査装置が好調な会社で、9月はAI半導体相場に乗って何度も上昇TOP5に入っていました。今日はその反動くらいに受け止めています。含み益率はプラス53.09パーセントです。

ランキングの合計はマイナス8,800円、全体はマイナス440,951円

今日も、上昇TOP5と下落TOP5の増減額を足してみます。

増減額
上昇TOP5の合計 +29,420円
下落TOP5の合計 -38,220円
TOP10の合計 -8,800円
ポートフォリオ全体 -440,951円
ランキング外の184銘柄 -432,151円

TOP10の合計は、わずかマイナス8,800円。ところが全体はマイナス440,951円で、残りの184銘柄が合わせてマイナス432,151円でした。1銘柄あたり約2,300円ずつです。

プライムの8割超が値下がりした日には、こうなります。目立って大きく下げた銘柄があったわけではなく、ほとんどの銘柄が1〜2パーセントずつ、ランキングに載らない程度に下げた。その積み重ねが44万円です。9月29日の配当落ちの日もそうでしたが、ポートフォリオ全体を動かすのは、いつもランキングの外側だと、あらためて思います。

ポートフォリオ全体

評価額 含み損益 含み損益(%) 前日比 前日比(%)
36,546,066円 +12,512,396円 +52.06% -440,951円 -1.19%

評価額は36,546,066円。含み損益はプラス12,512,396円・プラス52.06パーセントです。昨日のプラス53.95パーセントから1.89ポイント下がりました。

📚 初心者向けワンポイント解説:「年初来安値」とは——パンパシフィックHDが679円をつけた日に考えたこと

今日、パンパシフィックHDはザラ場で679円まで下げ、「年初来安値」を更新しました。株価のニュースでよく見かけるこの言葉、どういう意味で、投資家はどう受け止めればいいのか。10回目のナンピンをした日だからこそ、自分のためにも整理しておきます。

年初来安値=その年に入ってから、いちばん安い値段

年初来安値は、その年の最初の取引日から今日までの間で、いちばん安くついた株価のことです。反対に、いちばん高い株価が「年初来高値」。ふつうはザラ場(取引時間中)の値段で数えるので、終値ではなかなか届かなくても、取引時間中に一瞬つければ更新になります。今日のパンパシフィックHDも、終値は685円でしたが、ザラ場で679円をつけたので年初来安値の更新です。

ひとつ注意したいのは、年の初めの数カ月です。1月に「年初来安値」と言っても、まだ数日分しかデータがありません。そのため日本では、1〜3月は前の年の1月からの期間で数える慣例があるとされています。10月の今なら、9カ月分の中でいちばん安い、という意味です。

年初来安値は「買い」の合図か、「売り」の合図か

年初来安値には、買いと売りの両方の力が集まりやすいと言われます。

買い手の見方 売り手の見方
年初来安値の更新 「今年いちばん安い。割安で拾える」 「下値の目安を割った。まだ下がるかもしれない」
起きやすいこと 押し目買い・ナンピンが入る 損切り(ロスカット)の売りが出る

とくに、それまでの安値(パンパシフィックHDなら9月11日の710円)は、多くの投資家が「ここで下げ止まるだろう」と意識していた値段です。そこを割り込むと、その値段を目安に損切りを置いていた人の売りが出て、もう一段下げることがあります。今日の679円は、まさに710円を下に抜けたところでした。

長期投資家として、年初来安値をどう見るか

わたしは、年初来安値そのものを「買いの合図」とは考えていません。値段が安いことと、割安であることは別だからです。会社の稼ぐ力が落ちていて株価が下がっているなら、安値はまだ通過点かもしれません。

わたしが見るのは、次の3つです。

  1. 下げている理由が、会社の中身なのか、相場全体なのか——今日のようにプライムの8割が下げた日は、相場全体の影響も大きい
  2. 配当や事業の土台が崩れていないか——パンパシフィックHDは年間配当10円の会社予想を維持し、トイザらスの事業取得という攻めの手も打っている
  3. 自分のポートフォリオの中で、持ちすぎになっていないか——200株・約16万円は、3,600万円台のポートフォリオの0.5パーセント足らず

3つ目がいちばん大事だと思っています。年初来安値を更新した銘柄を買い増すのは、言ってみれば「落ちるナイフ」に手を伸ばすことです。だからこそ、1回あたり10株、7千円前後という小さな単位で、何回にも分けてきました。読みが外れても、ポートフォリオ全体が傷つかない大きさに抑える。それが、安値を拾うときのわたしなりの安全装置です。

200株に届いたので、ここから先のパンパシフィックHDは、しばらく様子を見るつもりです。年初来安値の更新が止まり、株価が710円より上に戻ってくるかどうか——それを確かめてからでも、遅くはないと思っています。

明日以降の注目ポイント

  • 今夜発表の9月の米雇用統計。米金利の行方は、今日売られた三井不動産・東急不動産HDなど不動産株にそのまま効きます
  • 米国とイランの対立と原油価格。原油高はINPEX・ENEOSには追い風、それ以外の多くの保有銘柄には向かい風です
  • パンパシフィックHD(7532)は、9月11日の安値710円より上に戻れるか。200株に届いたので、ナンピンのペースは落とします
  • 9月末に分割した保有銘柄は、バローHD・キオクシアHD・東京海上・三井住友FG・ライト工業と、わかっているだけで5社。ほかにも見落としがないか、一度まとめて確かめたいと思います
  • ほぼ日(3560)は10月14日に2026年8月期の本決算、グッドパッチ(7351)は10月15日に本決算を発表予定です
  • 10月は2日間で対日経マイナス4.16ポイント。来週は、指数に追いつくきっかけがあるかを見ていきます

まとめ

10/2
日経平均 -0.94%
TOPIX -0.99%
わたしのポートフォリオ -1.19%

日経平均はマイナス647円・マイナス0.94パーセントで3日ぶりに反落。前日までの2日間で3,400円あまり上げた反動で、自動車や小売りなどのバリュー株に戻り売りが出ました。原油高と、今夜の米雇用統計を前にした様子見も重なり、プライムの値下がりは1,306銘柄と、8割を超えました。

わたしのポートフォリオはマイナス440,951円・マイナス1.19パーセント、対日経マイナス0.25パーセントポイント。昨日のような大差の負けではありませんが、2日間でマイナス1.80パーセント。62日累計の対日経差は、プラス8.90ポイントになりました。

上昇TOP5は、PILLAR(6490)が含み益率プラス247パーセントまで伸ばして首位。原油高を追い風に、INPEX(1605)とENEOS(5020)も入りました。INPEXひとつでプラス19,550円です。

下落TOP5は、ライト工業(1926)・三井不動産(8801)・ニレコ・サンセイランディック・SBIHD(8473)。米金利高で不動産株が売られ、ライト工業は画面を見てはじめて1株→4株の分割に気づきました。9月末の分割銘柄は、これで5社目です。ただ、ランキングの10銘柄を合計してもマイナス8,800円で、全体の下げの大半はランキング外の184銘柄でした。

本日は、パンパシフィックHD(7532)・東急不動産HD(3289)・月島HD(6332)・全国保証(7164)の4銘柄18株・22,882円をナンピン。パンパシフィックHDは年初来安値を更新した日に10回目の買い増しで、200株になりました。

指数が上がる日にも、下がる日にも負ける——10月の最初の2日間は、そんなふうに見えるかもしれません。それでも、今日拾った4銘柄の配当は、株価が安いぶんだけ利回りの高い形でわたしのポートフォリオに入りました。安い日に、少しだけ買う。それを淡々と続けるだけです。

明日も、地味に、着実に。


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免責事項:本記事は個人の投資記録であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。投資はご自身の判断と責任で行ってください。