【2026年10月8日】高配当株PF記録|日経-1.42%でPFは-1.37%、コマツ・クボタが5%超の連れ安、建設株中心に10銘柄38株を買い増し

今日のサマリー

日経平均はマイナス993円60銭・マイナス1.42パーセントの69,042円11銭で、続落しました。TOPIXもマイナス62.65・マイナス1.51パーセントの4,091.46です。10月6日に終値で回復した7万円台を、2日で割り込みました。

日経新聞によると、前日の米国株が下げたこと、米国の長期金利が上昇して株の割高感が意識されたこと、中東情勢の先行きが見えにくくなったことが重なったようです。そこへ、ここまで上げてきたAI・半導体株への利益確定売り。ソフトバンクグループや東京エレクトロン、TDK・村田製作所・フジクラなどの電子部品、三菱UFJや地方銀行などの銀行株、そしてコマツ・クボタなどの機械株が売られました。東証プライムは値下がり1,182銘柄・値上がり327銘柄で、約8割が下げた一日です。

わたしのポートフォリオは、マイナス504,052円・マイナス1.37パーセントでした。

対日経はプラス0.05パーセントポイント、対TOPIXはプラス0.14パーセントポイント。ほぼ指数と同じだけ下げましたが、わずかに上回って2日連続で日経平均に勝ちました。

今日のトピックは:

  1. 日経平均はマイナス1.42パーセントで続落、7万円台を割り込む。わたしのポートフォリオはマイナス1.37パーセントで、対日経はかろうじてプラス
  2. コマツ(6301)がマイナス5.52パーセント、クボタ(6326)がマイナス5.42パーセント。どちらも自社の発表ではなく、米国の同業や業界をめぐる材料での「連れ安」とみられ、2銘柄だけでマイナス73,300円
  3. ショーボンドHD(1414)・五洋建設(1893)など9銘柄をナンピン、インフロニアHD(5076)を押し目買い。10銘柄38株・69,131円を、すべて終値で買い増し

主要指数とポートフォリオの比較

指標 終値 前日比 騰落率
私のポートフォリオ 36,341,366円 -504,052円 -1.37%
日経平均 69,042.11円 -993.60円 -1.42%
TOPIX 4,091.46 -62.65 -1.51%

日経平均に対してプラス0.05パーセントポイント、TOPIXに対してプラス0.14パーセントポイント。

昨日は「主役」の半導体株だけが売られた日で、わたしのポートフォリオは下げが小さく済みました。今日は半導体に加えて、銀行・機械まで幅広く売られた日。下落TOP5にはコマツとクボタという、含み益の大きい機械株が2つ並びました。こういう日は、分散していても指数並みには下げる——それが数字にそのまま出ています。

66日累計で対日経+7.01ppt

日付 日経平均 TOPIX ポートフォリオ 対日経差
7/2〜7/30 -8.56%累計 -0.94%累計 +5.20%累計 +13.76ppt累計
7/31(木) +4.03% +1.29% +0.06% -3.97ppt
8/3(月) -0.94% -1.08% -1.22% -0.28ppt
8/4(火) +0.32% +0.04% -0.49% -0.81ppt
8/5(水) +3.66% +2.13% +1.20% -2.46ppt
8/6(木・記事なし) -0.93% +0.19%(推計) +1.17% +2.10ppt
8/7(金) -0.12% +0.47% +0.70% +0.82ppt
8/10(月) +2.08% +0.63% -0.09% -2.17ppt
8/12(水) +0.83% +0.94% +0.61% -0.22ppt
8/13(木) +1.16% +0.89% +0.48% -0.68ppt
8/14(金) +0.59% +0.51% +0.28% -0.31ppt
8/17(月) +0.74% -0.31% -0.42% -1.16ppt
8/18(火) -2.54% -1.05% -0.15% +2.39ppt
8/19(水) -3.16% -3.09% -2.47% +0.69ppt
8/20(木) +1.36% +1.18% +1.35% -0.01ppt
8/21(金) -0.30% +0.19% +1.02% +1.32ppt
8/24(月) -0.74% +0.15% +0.28% +1.02ppt
8/25(火) +0.50% +0.50% +0.31% -0.19ppt
8/26(水) +0.62% +0.42% +0.21% -0.41ppt
8/27(木) -0.20% +0.15% +0.14% +0.34ppt
8/28(金) +0.41% +0.72% +0.28% -0.13ppt
8/31(月) -0.14% +0.23% +0.22% +0.36ppt
9/1(火) -0.15% +0.62% +1.46% +1.61ppt
9/2(水) -2.85% -2.40% -1.68% +1.17ppt
9/3(木) -0.17% +0.50% +0.71% +0.88ppt
9/4(金) +1.26% +0.03% -0.55% -1.81ppt
9/7(月) +2.12% +0.55% +0.03% -2.09ppt
9/8(火) -1.70% -1.83% -1.22% +0.48ppt
9/9(水) -0.19% -0.09% +0.00% +0.19ppt
9/10(木) +0.20% +0.20% -0.07% -0.27ppt
9/11(金) -1.93% -0.65% -0.24% +1.69ppt
9/14(月) -0.81% +0.74% +0.92% +1.73ppt
9/15(火) -0.01% -0.52% -0.65% -0.64ppt
9/16(水) +0.69% +0.61% +0.63% -0.06ppt
9/17(木) +0.33% +0.80% +0.99% +0.66ppt
9/18(金) +1.38% -0.07% -0.71% -2.09ppt
9/24(木・記事なし) +0.76%(推計) -0.39%(推計) -0.65%(推計) -1.41ppt
9/25(金) +1.30% +1.31% +1.04% -0.26ppt
9/28(月) -0.73% -0.40% -0.62% +0.11ppt
9/29(火) -0.60% -1.72% -2.55% -1.95ppt
9/30(水) +1.94% +1.67% +1.53% -0.41ppt
10/1(木) +3.30% +0.57% -0.61% -3.91ppt
10/2(金) -0.94% -0.99% -1.19% -0.25ppt
10/5(月) +2.40% +1.33% +0.67% -1.73ppt
10/6(火) +1.05% +0.92% +0.56% -0.49ppt
10/7(水) -0.92% -0.70% -0.64% +0.28ppt
10/8(木) -1.42% -1.51% -1.37% +0.05ppt
66日累計 -1.05% +1.59% +5.96% +7.01ppt

66日累計は日経平均マイナス1.05パーセントに対してポートフォリオはプラス5.96パーセント、対日経通算プラス7.01パーセントポイントです。日経平均の累計は、今日の下げでふたたびマイナス圏に戻りました。

10月の6営業日の合計は、マイナス6.05ポイント。昨日と今日で小さく2勝ですが、10月1日のマイナス3.91ポイントの大負けは、まだまったく取り戻せていません。

本日の取引

本日は、10銘柄38株・合計69,131円を買い増しました。10銘柄のうち9銘柄は平均取得単価より安い値段での買い増し、つまりナンピン。インフロニアHDだけは、平均取得単価をわずかに上回る値段での押し目買いです。

銘柄(コード) 約定株数 約定単価 約定金額 意図
ショーボンドHD(1414) 6 1,204.5円 7,227円 ナンピン(平均取得単価約1,324円→約1,315円・ザラ場1,193円で年初来安値)
安藤ハザマ(1719) 4 1,715円 6,860円 ナンピン(平均取得単価約1,784円→約1,778円)
五洋建設(1893) 6 1,385円 8,310円 ナンピン(平均取得単価1,401円→約1,396円)
新日本空調(1952) 2 3,005円 6,010円 ナンピン(平均取得単価3,193円→約3,162円)
アサヒ(2502) 4 1,559円 6,236円 ナンピン(平均取得単価約1,604円→約1,599円・2日連続)
三井化学(4183) 4 2,116.5円 8,466円 ナンピン(平均取得単価2,144円→約2,139円)
インフロニアHD(5076) 4 2,260円 9,040円 押し目買い(平均取得単価2,241円→約2,244円)
月島HD(6332) 2 2,491円 4,982円 ナンピン(平均取得単価2,721円→約2,710円)
前沢給装工業(6485) 4 1,530円 6,120円 ナンピン(平均取得単価1,546円→1,544円)
トピー工業(7231) 2 2,940円 5,880円 ナンピン(平均取得単価約2,963円→約2,961円)
合計 — — 69,131円 —

10銘柄とも、約定単価が今日の終値とぴったり同じ。今日も大引けでの約定です。前沢給装工業の平均取得単価1,544円は、下落TOP5に出ていたSBI証券の画面の表示。ほかの9銘柄の買い増し後の平均取得単価は、わたしの手元での計算値です。

10銘柄のうち7銘柄が「建設・インフラ」

並べてみると、偏りがはっきりしています。ショーボンドHD(橋や道路の補修)、安藤ハザマ・五洋建設(ゼネコン)、新日本空調(空調設備工事)、インフロニアHD(建設とインフラ運営)、月島HD(上下水道の処理設備)、前沢給装工業(水道の給水装置)。10銘柄のうち7銘柄が、建設やインフラに関わる会社です。

10月5日の記事でも、建設・不動産の5銘柄を買い増しました。AIや半導体が相場の主役になっている間、その反対側で下げている銘柄を、少しずつ拾っている——今のわたしの買い方は、そういう形になっています。意識してそうしているというより、「平均取得単価を下回ったものから拾う」というルールで買っていくと、自然とこの業種が集まってきた、というのが正直なところです。

偏りすぎには気をつけたいので、1銘柄あたりの金額は4,982円〜9,040円と、どれも1万円未満にしています。

インフロニアHD(5076)——平均取得単価をわずかに上回る押し目買い

インフロニアHDは、マイナス73.5円・マイナス3.15パーセントの2,260円。10月2日に公募増資を発表してから、下げが続いています。

10月5日に4株を押し目買いしたあと、平均取得単価は2,241円。今日の2,260円は、それを19円上回ります。今日の値動きだけを見れば「下げたところを拾った」買い増しですが、平均取得単価より高く買っているので、ナンピンではなく押し目買いです。買い増し後の平均取得単価は、約2,244円へ少しだけ上がりました。

年間配当は会社予想で132円(2027年3月期)。取得利回りは約5.88パーセント、今日の値段なら現在利回り5.84パーセント。10銘柄の中でいちばん高い利回りです。公募増資の発行価格は、10月21日〜26日のいずれかの日に決まります。

ショーボンドHD(1414)——年初来安値を更新した日に6株

ショーボンドHDは、マイナス12円・マイナス0.99パーセントの1,204.5円。取引時間中に1,193円まで下げ、年初来安値を更新しました。10月5日に続く、年初来安値の日のナンピンです。74株を80株に増やし、平均取得単価は約1,324円から約1,315円へ。年間配当は会社予想で46.5円(2027年6月期)、取得利回りは約3.54パーセント、現在利回りは3.86パーセントです。

前沢給装工業(6485)——買った日に下落TOP5入り

前沢給装工業は、マイナス88円・マイナス5.44パーセントの1,530円で、下落TOP5の4位に入りました。水道管から各家庭へ水を引き込む「給水装置」のメーカーです。上昇TOP5に入った前澤HD(575A)と名前はよく似ていますが、別の会社です。

42株を46株に増やし、平均取得単価は1,546円から1,544円へ。終値1,530円は平均取得単価を14円下回り、含み損はマイナス644円です。年間配当は会社予想で60円(2027年3月期)、取得利回りは約3.89パーセント、現在利回りは3.92パーセント。

ほかの7銘柄

銘柄(コード) 前日比 買い増し後 年間配当(会社予想) 取得利回り 現在利回り
安藤ハザマ(1719) -1.92% 48株@約1,778円 84円 4.72% 4.90%
五洋建設(1893) -2.33% 20株@約1,396円 52円 3.72% 3.75%
新日本空調(1952) -3.53% 12株@約3,162円 120円 3.80% 3.99%
アサヒ(2502) -1.14% 36株@約1,599円 57円 3.56% 3.66%
三井化学(4183) -2.17% 20株@約2,139円 75円 3.51% 3.54%
月島HD(6332) -3.49% 42株@約2,710円 88円 3.25% 3.53%
トピー工業(7231) -1.80% 22株@約2,961円 135円 4.56% 4.59%

アサヒは、昨日の公正取引委員会による強制調査の報道に続いて、今日もマイナス1.14パーセント。2日連続のナンピンになりました。新日本空調と月島HDは、今日マイナス3パーセント台と下げが大きく、平均取得単価との差も広がっていたので、2株ずつ拾っています。

10銘柄で増える年間配当は、合計で約2,909円(ショーボンドHD 279円・安藤ハザマ 336円・五洋建設 312円・新日本空調 240円・アサヒ 228円・三井化学 300円・インフロニアHD 528円・月島HD 176円・前沢給装工業 240円・トピー工業 270円)。69,131円の買い増しに対して、約4.21パーセントの計算です。

昨日の損失確定で、税金3,140円が戻ってきた

昨日、カナディアン・ソーラー・インフラ投資法人(9284)を含み損のまま売却し、マイナス15,452円の損失が確定しました。その結果、今年すでに源泉徴収されていた税金のうち、3,140円が戻ってきました。

計算してみると、15,452円×20.315パーセント(所得税15.315パーセント+住民税5パーセント)で、約3,139円。ほぼぴったり、損失の約2割が戻ってきたことになります。

わたしの特定口座は「源泉徴収あり」なので、確定申告をしなくても、同じ年の売却益と損失が口座の中で自動的に相殺され、払いすぎた税金が還付されます。昨日の記事で「自動で相殺されます」と書いたことが、実際の入金で確かめられました。

15,452円の損失のうち、実質的な負担は12,312円。損だしが目的の売却ではありませんでしたが、「含み損の株から売る」ことの効果が、数字ではっきり見えた形です。戻ってきた3,140円は現金として口座に入るので、株の評価額には含まれません。

私の高配当株ポートフォリオ実績

上昇TOP5

銘柄(コード) 保有数 平均取得単価 終値 前日比(%) 評価損益 年間配当金 取得利回り 現在利回り
前澤HD(575A) 108 1,658円 1,919円 +54(+2.90%) +28,188円 63円 3.80% 3.28%
ハピネット(7552) 6 2,678円 5,210円 +110(+2.16%) +15,192円 100円 3.73% 1.92%
ホンダ(7267) 164 1,365円 1,712.5円 +29(+1.72%) +56,990円 70円 5.13% 4.09%
楽天グループ(4755) 100 752円 650.2円 +10.6(+1.66%) -10,180円 0円 0.00% 0.00%
ブリヂストン(5108) 132 2,816円 3,882円 +51(+1.33%) +140,712円 125円 4.44% 3.22%

上昇TOP5は、1位でもプラス2.90パーセント。約8割の銘柄が下げた日なので、上げはどれも小さめでした。

前澤HD(575A)——年初来高値まであと74円

1位は、水処理インフラの前澤HDのプラス2.90パーセント。108株なので、今日だけでプラス5,832円です。今日の値上がりにつながる材料は、確認できていません。終値1,919円は、8月26日の年初来高値1,993円まで、あと74円。含み益率はプラス15.74パーセントまで伸びました。年間配当は63円で、今期は決算期変更による10カ月の変則決算です。

ブリヂストン(5108)・ホンダ(7267)——金額で稼いだ2銘柄

5位のブリヂストンはプラス1.33パーセントで、132株でプラス6,732円。含み益はプラス140,712円・プラス37.86パーセントです。4位のホンダはプラス1.72パーセントで、164株でプラス4,756円。10月6日に欧州系の大手証券が目標株価を1,800円に引き上げたと伝わっていて、ここ数日は持ち直しが続いています。取得利回り5.13パーセントは、TOP5の10銘柄の中で最高です。

ハピネット(7552)・楽天グループ(4755)

2位のハピネットはプラス2.16パーセントの5,210円。9月30日の上場来高値5,260円に迫り、含み益率はプラス94.55パーセント。含み益率100パーセント、つまり「株価2倍」まで、あと少しです。

3位の楽天グループはプラス1.66パーセント。昨日の楽天ドライブの不正アクセスの発表でマイナス4.15パーセントだったので、その一部を戻した形です。それでも含み損はマイナス10,180円・マイナス13.54パーセントあります。

下落TOP5

銘柄(コード) 保有数 平均取得単価 終値 前日比(%) 評価損益 年間配当金 取得利回り 現在利回り
アストロスケール(186A) 16 1,019円 1,119円 -92(-7.60%) +1,600円 0円 0.00% 0.00%
大同メタル(7245) 20 910円 1,219円 -78(-6.01%) +6,180円 36円 3.96% 2.95%
コマツ(6301) 100 3,618円 7,397円 -432(-5.52%) +377,900円 190円 5.25% 2.57%
前沢給装工業(6485) 46 1,544円 1,530円 -88(-5.44%) -644円 60円 3.89% 3.92%
クボタ(6326) 200 1,844円 2,624.5円 -150.5(-5.42%) +156,100円 52円 2.82% 1.98%

下落TOP5は、5銘柄すべてマイナス5パーセント超。率では1位のアストロスケールが大きいのですが、金額で効いたのは、3位のコマツと5位のクボタです。

コマツ(6301)・クボタ(6326)——2銘柄でマイナス73,300円

3位のコマツはマイナス432円・マイナス5.52パーセントの7,397円。100株なので、今日だけでマイナス43,200円です。前日の米国市場で、建設機械の世界最大手キャタピラーの株が下げ、その流れで日本の建機株も売られたようです。コマツ自身から、今日なにか発表があったわけではありません。決算発表は10月29日の予定です。

5位のクボタはマイナス150.5円・マイナス5.42パーセントの2,624.5円。200株で、マイナス30,100円。米国の当局が農業機械の業界について調査に乗り出した、という報道が出たと伝わっています(詳しい中身は、まだ確認できていません)。昨日は上昇TOP5の4位でしたが、1日で上げを帳消しにして、さらに下げました。

2銘柄を合わせて、マイナス73,300円。今日のポートフォリオ全体の下げマイナス504,052円の、約15パーセントにあたります。それでも、コマツの含み益はプラス377,900円・プラス104.45パーセント、クボタもプラス156,100円・プラス42.33パーセント。コマツの取得利回り5.25パーセントも、今日の下げで変わるものではありません。どちらも、自分の会社に何かが起きたのではなく「同じ業界の海外の動き」で下げた日。こういう下げを、今日の📚解説のテーマにしました。

アストロスケール(186A)・大同メタル(7245)

1位はアストロスケールのマイナス92円・マイナス7.60パーセント。9月30日に英国の子会社が防衛案件の契約を開示して1,262円まで上げたあと、その上げ幅を少しずつ縮めています。今日の下げの材料は、確認できていません。16株なので金額はマイナス1,472円で、含み益はまだプラス9.81パーセントあります。

2位の大同メタルはマイナス6.01パーセント。10月7日までの5営業日で上げ続けていた反動とみられます。含み益率はプラス33.96パーセントです。

4位の前沢給装工業は、本日の取引のところで書いたとおりです。今日買い増した4株は終値で買っているので、値動きの影響を受けたのはもともと持っていた42株ぶんになります。

ランキングの合計もマイナス、全体もマイナス504,052円

増減額
上昇TOP5の合計 +19,040円
下落TOP5の合計 -80,028円
TOP10の合計 -60,988円
ポートフォリオ全体 -504,052円
ランキング外の183銘柄 -443,064円

前沢給装工業は、もともとの42株ぶんで計算しています。

TOP10の合計はマイナス60,988円で、そのうちコマツとクボタの2銘柄だけでマイナス73,300円。上昇TOP5の5銘柄の合計プラス19,040円を、コマツ1銘柄の下げマイナス43,200円が軽く上回りました。

全体の下げのほとんど、マイナス443,064円は、ランキング外の183銘柄から。1銘柄あたり約2,400円ずつの下げで、昨日の約1,150円のおよそ2倍です。市場全体で約8割の銘柄が下げた日らしく、ランキングに出てこない「その他大勢」もそろって下げていたことになります。

ポートフォリオ全体

評価額 含み損益 含み損益(%) 前日比 前日比(%)
36,341,366円 +12,242,574円 +50.80% -504,052円 -1.37%

評価額は36,341,366円。含み損益はプラス12,242,574円・プラス50.80パーセントです。昨日のプラス53.04パーセントから、2.24ポイント下がりました。プラス50パーセント台は、なんとか保っています。保有銘柄数は193のままです。

📚 初心者向けワンポイント解説:「連れ安」とは——自分の会社に何も起きていなくても、株価は下がる

今日、コマツはマイナス5.52パーセント、クボタはマイナス5.42パーセント下げました。でも、どちらの会社も今日は決算も業績修正も出していません。下げのきっかけは、米国の同業他社の株価や、業界全体をめぐる報道でした。こういう下げを、株の世界では「連れ安」と呼びます。自分のためにも整理しておきます。

連れ安・連れ高とは

ある銘柄が値下がりしたとき、同じ業種や似た事業の銘柄が、自分自身には材料がないのに一緒に値下がりすることを「連れ安」と言います。反対に、一緒に値上がりするのは「連れ高」です。

投資家は、「あの会社に起きたことは、同じ業界のこの会社にも起きるかもしれない」と考えます。だから、1社のニュースが、業界全体の株価を動かすのです。

今日の2つの例

銘柄 きっかけ 自社の発表
コマツ(6301) 米国で建設機械最大手キャタピラーの株が下落 なし
クボタ(6326) 米国の当局が農業機械の業界を調査、との報道 なし

コマツとキャタピラーは、世界の建設機械市場で競い合うライバルです。キャタピラーが下げると、「建機の需要が鈍るのでは」と考える投資家が、コマツも売ります。クボタは、北米が大きな稼ぎ場の農機メーカー。米国で業界全体への調査という報道が出れば、北米で売上の大きいクボタにも影響があるかもしれない、と見られるわけです。

連れ安には2種類ある

連れ安が起きたとき、わたしは次の2つのどちらかを考えるようにしています。

  1. 「本当に自分の会社にも関係がある」連れ安——業界全体の需要が落ちる、規制が厳しくなるなど、同じ影響を受ける可能性があるもの
  2. 「とりあえず売られた」連れ安——実際には事業の中身が違う、地域が違うなど、影響が小さいのに、業種が同じというだけで売られたもの

2つ目なら、時間がたてば株価が戻ることが多いと言われます。1つ目なら、業績にも影響が出る可能性があるので、次の決算で確かめる必要があります。

今日のコマツとクボタが、どちらなのかは、まだ分かりません。コマツは10月29日の決算発表、クボタは調査の中身が明らかになるのを待って、確かめるつもりです。

長期投資家にとっての連れ安

連れ安の日は、慌てて売らないことがいちばん大事だと思っています。自分の会社に何も起きていないのに、ほかの会社のニュースで売ってしまうと、2つ目の「とりあえず売られた」連れ安だった場合に、安値で手放したことになるからです。

逆に、ナンピンや押し目買いを考えている銘柄なら、連れ安は「材料が出ていないのに安くなった日」でもあります。ただし、1つ目の連れ安かもしれないので、わたしは連れ安の日にいきなり大きく買うことはせず、決算などで中身を確かめてから考えるようにしています。今日のコマツとクボタも、買い増しはせずに見守りました。

明日以降の注目ポイント

  • 日経平均は7万円台を割り込み、69,042円。米国の長期金利の上昇が続くかどうか
  • コマツ(6301)は10月29日に決算発表。キャタピラー安の連れ安が、業績にも関係する下げなのかを確かめたい
  • クボタ(6326)は、米国の農機業界への調査の続報。北米事業への影響がどの程度か
  • 建設・インフラ株への買い増しが続いています。偏りすぎないよう、1銘柄あたりの金額は小さく保ちます
  • NISAの成長投資枠に向けた保有株の整理は、引き続き少しずつ
  • ほぼ日(3560)は10月14日に本決算、グッドパッチ(7351)は10月15日に本決算、インフロニアHD(5076)の公募増資の発行価格は10月21日〜26日のいずれかの日に決まります

まとめ

10/8
日経平均 -1.42%
TOPIX -1.51%
わたしのポートフォリオ -1.37%

日経平均はマイナス993円・マイナス1.42パーセントで続落し、69,042円で7万円台を割り込みました。米国株安、米長期金利の上昇、中東情勢の不透明感に、AI・半導体株への利益確定売りが重なり、プライム市場の約8割の銘柄が下げた一日です。

わたしのポートフォリオはマイナス504,052円・マイナス1.37パーセント、対日経プラス0.05パーセントポイント。ほぼ指数並みの下げでしたが、2日連続で日経平均を上回りました。66日累計の対日経差は、プラス7.01ポイントです。

上昇TOP5は、前澤HD(575A)が年初来高値に迫り、ブリヂストン(5108)とホンダ(7267)が金額で稼ぎました。下落TOP5では、コマツ(6301)がキャタピラー安の連れ安でマイナス5.52パーセント、クボタ(6326)も米国の農機業界をめぐる報道でマイナス5.42パーセント。2銘柄でマイナス73,300円でした。どちらも自社に材料がない「連れ安」で、含み益は大きく残っています。

本日の取引は、10銘柄38株・69,131円の買い増し。ショーボンドHD(1414)・安藤ハザマ(1719)・五洋建設(1893)・新日本空調(1952)・アサヒ(2502)・三井化学(4183)・月島HD(6332)・前沢給装工業(6485)・トピー工業(7231)の9銘柄はナンピン、インフロニアHD(5076)は押し目買い。10銘柄のうち7銘柄が建設・インフラ関連で、増える年間配当は約2,909円です。昨日のカナディアンソラの損失確定で、税金3,140円の還付もありました。

主役の半導体が売られ、銀行も機械も売られる日。こういう日は分散していても指数並みに下げます。それでも、下げた銘柄の中から平均取得単価を下回ったものを、少しずつ拾っていく——今日もそれを続けました。

明日も、地味に、着実に。


📌 関連記事

免責事項:本記事は個人の投資記録であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。投資はご自身の判断と責任で行ってください。

【2026年10月7日】高配当株PF記録|日経-0.92%でPFは-0.64%、カナディアンソラを含み損のまま売却してNISA成長投資枠の資金に、4銘柄をナンピン

今日のサマリー

日経平均はマイナス648円27銭・マイナス0.92パーセントの70,035円71銭で、3日ぶりに反落しました。TOPIXもマイナス29.45・マイナス0.70パーセントの4,154.11です。

昨日、終値で3カ月ぶりに7万円台を回復したばかり。今日は半導体関連を中心に利益確定の売りが出たと伝わっています。東京エレクトロン1銘柄で日経平均を約154円押し下げ、ディスコやキオクシアも大きく下げました。日経新聞は「インフレ懸念で息切れ、米株高に追随できず」と伝えていました。7万円の大台を前に、短期的な過熱感が意識された一日だったようです。

個別では、公正取引委員会がビール大手4社をカルテルの疑いで強制調査した、というニュースがありました。楽天グループは「楽天ドライブ」での不正アクセスの発表で売られたようです。

わたしのポートフォリオは、マイナス237,371円・マイナス0.64パーセントでした。

対日経はプラス0.28パーセントポイント、対TOPIXはプラス0.06パーセントポイント。負けは負けですが、指数よりは小さな下げで、10月に入って初めて日経平均に勝ちました。

今日のトピックは:

  1. 日経平均はマイナス0.92パーセントで3日ぶり反落。半導体株に利益確定売り。わたしのポートフォリオはマイナス0.64パーセントで、10月初の対日経プラス
  2. カナディアン・ソーラー・インフラ投資法人(9284)を、含み損のまま1口売却。理由は、NISAの成長投資枠に入れる現金をつくるため。今後も少しずつ保有株を整理していきます
  3. アサヒ(2502)・HANATOUR(6561)・パンパシフィックHD(7532)・アコム(8572)の4銘柄34株・25,857円を、すべてナンピン

主要指数とポートフォリオの比較

指標 終値 前日比 騰落率
私のポートフォリオ 36,774,469円 -237,371円 -0.64%
日経平均 70,035.71円 -648.27円 -0.92%
TOPIX 4,154.11 -29.45 -0.70%

日経平均に対してプラス0.28パーセントポイント、TOPIXに対してプラス0.06パーセントポイント。

10月は、上げる日には「主役」のAI・半導体に置いていかれ、ずっと日経平均に負けていました。今日はその主役が売られる日。半導体の比重が小さいわたしのポートフォリオは、そのぶん下げも小さく済みました。ただ、キオクシアと楽天、それに銀行株が下落TOP5に並び、TOPIXとはほぼ同じ下げ幅です。

65日累計で対日経+6.96ppt

日付 日経平均 TOPIX ポートフォリオ 対日経差
7/2〜7/30 -8.56%累計 -0.94%累計 +5.20%累計 +13.76ppt累計
7/31(木) +4.03% +1.29% +0.06% -3.97ppt
8/3(月) -0.94% -1.08% -1.22% -0.28ppt
8/4(火) +0.32% +0.04% -0.49% -0.81ppt
8/5(水) +3.66% +2.13% +1.20% -2.46ppt
8/6(木・記事なし) -0.93% +0.19%(推計) +1.17% +2.10ppt
8/7(金) -0.12% +0.47% +0.70% +0.82ppt
8/10(月) +2.08% +0.63% -0.09% -2.17ppt
8/12(水) +0.83% +0.94% +0.61% -0.22ppt
8/13(木) +1.16% +0.89% +0.48% -0.68ppt
8/14(金) +0.59% +0.51% +0.28% -0.31ppt
8/17(月) +0.74% -0.31% -0.42% -1.16ppt
8/18(火) -2.54% -1.05% -0.15% +2.39ppt
8/19(水) -3.16% -3.09% -2.47% +0.69ppt
8/20(木) +1.36% +1.18% +1.35% -0.01ppt
8/21(金) -0.30% +0.19% +1.02% +1.32ppt
8/24(月) -0.74% +0.15% +0.28% +1.02ppt
8/25(火) +0.50% +0.50% +0.31% -0.19ppt
8/26(水) +0.62% +0.42% +0.21% -0.41ppt
8/27(木) -0.20% +0.15% +0.14% +0.34ppt
8/28(金) +0.41% +0.72% +0.28% -0.13ppt
8/31(月) -0.14% +0.23% +0.22% +0.36ppt
9/1(火) -0.15% +0.62% +1.46% +1.61ppt
9/2(水) -2.85% -2.40% -1.68% +1.17ppt
9/3(木) -0.17% +0.50% +0.71% +0.88ppt
9/4(金) +1.26% +0.03% -0.55% -1.81ppt
9/7(月) +2.12% +0.55% +0.03% -2.09ppt
9/8(火) -1.70% -1.83% -1.22% +0.48ppt
9/9(水) -0.19% -0.09% +0.00% +0.19ppt
9/10(木) +0.20% +0.20% -0.07% -0.27ppt
9/11(金) -1.93% -0.65% -0.24% +1.69ppt
9/14(月) -0.81% +0.74% +0.92% +1.73ppt
9/15(火) -0.01% -0.52% -0.65% -0.64ppt
9/16(水) +0.69% +0.61% +0.63% -0.06ppt
9/17(木) +0.33% +0.80% +0.99% +0.66ppt
9/18(金) +1.38% -0.07% -0.71% -2.09ppt
9/24(木・記事なし) +0.76%(推計) -0.39%(推計) -0.65%(推計) -1.41ppt
9/25(金) +1.30% +1.31% +1.04% -0.26ppt
9/28(月) -0.73% -0.40% -0.62% +0.11ppt
9/29(火) -0.60% -1.72% -2.55% -1.95ppt
9/30(水) +1.94% +1.67% +1.53% -0.41ppt
10/1(木) +3.30% +0.57% -0.61% -3.91ppt
10/2(金) -0.94% -0.99% -1.19% -0.25ppt
10/5(月) +2.40% +1.33% +0.67% -1.73ppt
10/6(火) +1.05% +0.92% +0.56% -0.49ppt
10/7(水) -0.92% -0.70% -0.64% +0.28ppt
65日累計 +0.37% +3.10% +7.33% +6.96ppt

65日累計は日経平均プラス0.37パーセントに対してポートフォリオはプラス7.33パーセント、対日経通算プラス6.96パーセントポイントです。

10月の5営業日の合計は、マイナス6.10ポイント。4連敗のあとの小さな1勝ですが、「主役が売られる日には、下げが小さくて済む」というもう一つの性格も、ちゃんと数字に出ました。

本日の取引

本日は、1銘柄を売却し、4銘柄を買い増しました。

売却:カナディアン・ソーラー・インフラ投資法人(9284)——含み損のまま、NISAのために

銘柄(コード) 約定口数 約定単価 約定金額 意図
カナディアンソラ(9284) 1口 71,010円 71,010円 NISA成長投資枠に入れる現金づくり(含み損のまま売却・全売却)

カナディアン・ソーラー・インフラ投資法人は、太陽光発電所を保有して、その売電収入を投資家に分配する「インフラファンド」です。東証のインフラファンド市場に上場していて、株ではなく「投資口」を1口単位で売買します。

平均取得単価は86,462円。今日の売却は71,010円なので、1口でマイナス15,452円・マイナス17.87パーセントの損失確定です。Yahoo!ファイナンスによると、年初来高値は2月26日の95,900円、年初来安値は昨日10月6日の70,600円。ほぼ年初来安値のあたりで手放したことになります。

今回の売却の目的は、はっきりしています。NISAの成長投資枠を埋めるための現金をつくることです。今年の成長投資枠にはまだ空きがあり、その分を埋めるお金を、特定口座の保有株を整理してつくる——今日はその1本目です。今後も、少しずつ保有株を整理して、成長投資枠に入れる現金をつくっていく予定です。

正直に言えば、分配金の面ではもったいない売却でもあります。9月15日に受け取った第18期(2026年6月期)の分配金は1口3,041円で、次の第19期(2026年12月期)の予想は1口3,169円。年に2回なので、1口あたり年6,000円台。今日の売却価格71,010円に対して、8パーセント台の利回りになります。それでも売ったのは、「どの口座で持つか」も含めて、ポートフォリオ全体を組み直したいからです。

含み損のまま売ったので、損失15,452円は特定口座の中で確定しました。わたしの特定口座は源泉徴収ありなので、今年すでに出ている売却益と自動で相殺されます。損だしが目的の売却ではありませんが、結果として、損だしと同じ効果も付いてきたことになります。7月28日にも、この銘柄を1口、損だしと換金を兼ねて売っていて、今日の売却でカナディアンソラは全売却です。

買い増し:4銘柄すべてナンピン

銘柄(コード) 約定株数 約定単価 約定金額 意図
アサヒ(2502) 4 1,577円 6,308円 ナンピン(平均取得単価1,608円→約1,604円)
HANATOUR(6561) 10 819円 8,190円 ナンピン(平均取得単価852円→約844円)
パンパシフィックHD(7532) 10 679.9円 6,799円 ナンピン(平均取得単価約793円→約788円・9/2から12回目)
アコム(8572) 10 456円 4,560円 ナンピン(平均取得単価466円→464円)
合計 — — 25,857円 —

4銘柄とも、約定単価が今日の終値とぴったり同じ。大引けでの約定です。買い増し後の平均取得単価は、わたしの手元での計算値です。

売却の71,010円から買い増しの25,857円を引くと、手元に残る現金は45,153円。これを、成長投資枠に回す現金の最初の一部にします。

アサヒ(2502)——ビール大手4社に公取委の強制調査

アサヒは、マイナス15.5円・マイナス0.97パーセントの1,577円。今日、公正取引委員会がビール大手4社をカルテル(出荷価格を調整した疑い)で強制調査した、と報じられました。ビール株が下げる中で、4株を拾いました。

調査の行方は、まだ何も分かりません。課徴金などにつながる可能性もあり、しばらくは様子見の材料になりそうです。ただ、今日の下げ幅は1パーセントに届かず、市場の受け止めは今のところ冷静に見えます。28株を32株に増やし、平均取得単価は1,608円から約1,604円へ。年間配当は会社予想で57円(2026年12月期)、取得利回りは約3.55パーセント、現在利回りは3.61パーセントです。ちなみに、同じく調査対象と報じられたキリンHD(2503)も100株持っています。

HANATOUR(6561)——現在利回り5.13%

HANATOUR JAPANは、マイナス23円・マイナス2.73パーセントの819円。訪日旅行を中心とする旅行会社です。30株を40株に増やし、平均取得単価は852円から約844円へ。年間配当は会社予想で42円(2026年12月期)。取得利回りは約4.98パーセント、今日の値段なら現在利回り5.13パーセントです。

パンパシフィックHD(7532)——9月2日から12回目、年初来安値のすぐ上

パンパシフィックHDは、マイナス7.5円・マイナス1.09パーセントの679.9円。10月2日の年初来安値679円まで、あと0.9円です。210株を220株に増やし、平均取得単価は約793円から約788円へ。9月2日から数えて、12回目のナンピンになりました。年間配当は10円(2027年6月期の会社予想)で、取得利回りは約1.27パーセント。昨日も書いたとおり、高配当株ではなく、「小売りの勝ち組」を安く集めている枠です。

アコム(8572)——年間配当22円・現在利回り4.82%

アコムは、マイナス3.5円・マイナス0.76パーセントの456円。消費者金融の大手で、三菱UFJフィナンシャル・グループの傘下です。40株を50株に増やし、平均取得単価は466円から464円へ。年間配当は会社予想で22円(2027年3月期)。取得利回りは約4.74パーセント、現在利回りは4.82パーセントです。

4銘柄で増える年間配当は、合計で約968円(アサヒ 228円・HANATOUR 420円・パンパシフィックHD 100円・アコム 220円)。25,857円の買い増しに対して、約3.74パーセントの計算です。

私の高配当株ポートフォリオ実績

上昇TOP5

銘柄(コード) 保有数 平均取得単価 終値 前日比(%) 評価損益 年間配当金 取得利回り 現在利回り
エスペック(6859) 2 3,320円 4,460円 +120(+2.76%) +2,280円 115円 3.46% 2.58%
ヤマハ発(7272) 300 1,222円 1,832.5円 +42.5(+2.37%) +183,150円 50〜55円 4.09〜4.50% 2.73〜3.00%
サンコーテクノ(3435) 20 1,171円 1,526円 +31(+2.07%) +7,100円 46円 3.93% 3.01%
クボタ(6326) 200 1,844円 2,775円 +54(+1.98%) +186,200円 52円 2.82% 1.87%
中部電力(9502) 6 2,289円 2,676円 +48(+1.83%) +2,322円 70円 3.06% 2.62%

上昇TOP5は、1位でもプラス2.76パーセント。日経平均が600円以上下げた日らしく、上げは小さめでした。顔ぶれは、環境試験器のエスペック、二輪車のヤマハ発、建設用アンカーのサンコーテクノ、農機のクボタ、電力の中部電力。半導体の「主役」は1銘柄もいません。

ヤマハ発(7272)・クボタ(6326)——金額で稼いだ2銘柄

2位のヤマハ発はプラス42.5円・プラス2.37パーセント。300株持っているので、今日だけでプラス12,750円です。今日、ROV(オフロード用の多用途車)の分野で米ディア(John Deere)との協業が伝わったようです。含み益率はプラス49.96パーセントで、50パーセントの手前。年間配当は50〜55円で、取得利回りは4.09〜4.50パーセント、現在利回りは2.73〜3.00パーセントです。

4位のクボタはプラス54円・プラス1.98パーセント。こちらも200株で、プラス10,800円。含み益率はプラス50.49パーセントです。この2銘柄だけで、プラス23,550円。上昇TOP5の合計24,698円の、ほとんどを占めました。

エスペック(6859)・サンコーテクノ(3435)・中部電力(9502)

1位のエスペックはプラス2.76パーセント。ただ、2株なので金額はプラス240円です。含み益率はプラス34.34パーセント。

3位のサンコーテクノはプラス2.07パーセントで、10月2日・5日に続いて今月3回目のTOP5入り(10月5日は下落TOP5)。5位の中部電力はプラス1.83パーセント。9月に浜岡原発のデータ不正で経営陣が辞任した会社ですが、今日は値を戻しました。

下落TOP5

銘柄(コード) 保有数 平均取得単価 終値 前日比(%) 評価損益 年間配当金 取得利回り 現在利回り
キオクシアHD(285A) 30 18,682円 17,900円 -835(-4.46%) -23,460円 0円 0.00% 0.00%
楽天グループ(4755) 100 752円 639.6円 -27.7(-4.15%) -11,240円 0円 0.00% 0.00%
ふくおかFG(8354) 2 5,067円 7,756円 -277(-3.45%) +5,378円 210円 4.14% 2.71%
SBIHD(8473) 208 1,735円 3,038円 -95(-3.03%) +271,024円 95〜100円 5.48〜5.76% 3.13〜3.29%
十六FG(7380) 50 459円 2,849円 -87(-2.96%) +119,500円 53円 11.55% 1.86%

下落TOP5は、半導体のキオクシア、IT・ネットの楽天、そして金融3社(ふくおかFG・SBIHD・十六FG)。

キオクシアHD(285A)——心配していたとおり、含み損に逆戻り

1位はキオクシアのマイナス835円・マイナス4.46パーセント。日経平均の採用銘柄でも値下がり率の上位に入り、売買代金も東証でトップクラスだったと伝わっています。半導体株への利益確定売りの、まさに中心にいました。

終値17,900円は、平均取得単価18,682円を782円下回ります。含み損はマイナス23,460円・マイナス4.19パーセント。昨日「含み損の側に戻るかどうか」と書いたばかりで、1日で戻ってしまいました。9月に含み益に転じてからも、含み益と含み損を行ったり来たり。無配の銘柄なので、配当で待つこともできません。ここは株価の上下を受け止めて、静かに持ち続けます。

楽天グループ(4755)——楽天ドライブの不正アクセス

2位は楽天グループのマイナス27.7円・マイナス4.15パーセント。クラウドストレージの「楽天ドライブ」で、一部のアカウントに不正アクセスがあり、写真や文書が取得・閲覧されたと発表したことが材料になったようです。終値639.6円で、含み損はマイナス11,240円・マイナス14.95パーセントまで広がりました。無配で、取得利回りもゼロ。わたしのポートフォリオの中では、数少ない「配当のない、成長に賭けた銘柄」です。

ふくおかFG(8354)・SBIHD(8473)・十六FG(7380)——昨日の上げの反動か

3位のふくおかFGはマイナス3.45パーセント、4位のSBIHDはマイナス3.03パーセント、5位の十六FGはマイナス2.96パーセント。昨日は日銀の物価認識をめぐる報道で銀行株が買われ、十六FGは上昇TOP5に入っていました。今日は、その上げの反動が出たのではないかと思います(はっきりした材料は確認できていません)。

金額でいちばん大きいのはSBIHDで、208株でマイナス19,760円。それでも含み益はプラス271,024円・プラス75.10パーセントあります。十六FGも含み益率プラス520.70パーセント、取得利回り11.55パーセント。1日の上げ下げで、この2銘柄の価値が変わるわけではありません。

ランキングの合計もマイナス、全体もマイナス237,371円

増減額
上昇TOP5の合計 +24,698円
下落TOP5の合計 -52,484円
TOP10の合計 -27,786円
ポートフォリオ全体 -237,371円
ランキング外の183銘柄 -209,585円

TOP10の合計はマイナス27,786円。キオクシアとSBIHDの2銘柄だけで、マイナス44,810円あります。

全体の下げのほとんど、マイナス209,585円は、ランキング外の183銘柄から。1銘柄あたり約1,150円ずつの下げです。昨日はこの183銘柄が全体を押し上げ、今日は全体を押し下げました。ランキングに出てこない「その他大勢」が、結局は一日の結果を決めている——昨日と今日で、ちょうど裏返しの形になりました。

ポートフォリオ全体

評価額 含み損益 含み損益(%) 前日比 前日比(%)
36,774,469円 +12,744,781円 +53.04% -237,371円 -0.64%

評価額は36,774,469円。含み損益はプラス12,744,781円・プラス53.04パーセントです。昨日のプラス53.82パーセントから、0.78ポイント下がりました。保有銘柄数は、カナディアンソラの全売却で194から193になりました。

📚 初心者向けワンポイント解説:特定口座の株を売って、NISAの成長投資枠を埋める——「口座の引っ越し」の考え方

今日のカナディアンソラの売却は、「NISAの成長投資枠に入れる現金をつくるため」でした。同じことを考えている方もいると思うので、特定口座とNISAの関係を整理しておきます。

NISAの枠のおさらい

つみたて投資枠 成長投資枠
年間の上限 120万円 240万円
買えるもの 金融庁の基準を満たす投資信託 個別株・ETF・投資信託など
生涯の上限 合わせて1,800万円(うち成長投資枠は1,200万円まで)

個別の高配当株を買えるのは、成長投資枠です。NISAで買った株は、配当も売却益も非課税になります。

特定口座の株を、そのままNISAに移すことはできない

ここが最初のポイントです。特定口座で持っている株を、売らずにNISA口座へ「移す」ことはできません。NISAの枠を使うには、NISA口座で新しく買う必要があります。だから、特定口座の株を売って現金にし、そのお金でNISAで買い直す——これが、いわば「口座の引っ越し」です。

売るなら「含み損の株」から、が基本

引っ越しのとき、どの株を売るかで税金が変わります。

売る株 特定口座での扱い ひとこと
含み益の株 売却益に約20%の税金 引っ越しの「コスト」がかかる
含み損の株 損失が確定し、同じ年の利益と相殺できる 税金が戻る・減る側に働く

含み益の大きい株を売ると、利益の約20パーセントが税金で引かれ、NISAに入れられるお金が減ってしまいます。逆に、含み損の株を売ると、その損失は特定口座の中で同じ年の売却益や配当と相殺できます(配当との相殺は、配当を特定口座で受け取っている場合)。今日のカナディアンソラは、まさにこちらでした。

NISAに入れる株と、特定口座に残す株

もう一つ大事なのが、「NISAの中では損が出ても、ほかの利益と相殺できない」ということです。NISAは利益が非課税のかわりに、損失も「なかったもの」として扱われます。だから、NISAには「長く持てて、配当が続きそうな株」を入れたい。値動きの大きい株や、損だしに使うかもしれない株は、特定口座に置いておく方が使いやすい——わたしは、そんなふうに分けて考えています。

高配当株投資家が見落としがちな2つの注意点

  1. NISAで配当を非課税で受け取るには、受取方法を「株式数比例配分方式」にしておく必要があります。銀行振込などで受け取ると、NISAで買った株の配当でも約20パーセントが引かれてしまいます
  2. 年間の枠は、使い残しても翌年に繰り越せません。今年の成長投資枠の空きは、今年中に使わないと消えます(生涯の枠は、売却すれば翌年に復活します)

たとえば、配当利回り4パーセントの株をNISAで100万円分持てば、年4万円の配当にかかる約8,000円の税金がゼロになります。一度きりではなく、持ち続けるかぎり毎年です。今日の売却で損をしたように見えて、実は「これからの税金を減らすための引っ越し」の第一歩——わたしは、そう位置づけています。

明日以降の注目ポイント

  • NISAの成長投資枠に向けた保有株の整理は、少しずつ続けます。売る候補は、含み損の銘柄や、ポートフォリオの中での役割が薄れた銘柄から
  • キオクシア(285A)は含み損マイナス4.19パーセントに逆戻り。半導体株の利益確定売りが続くかどうか
  • ビール大手4社への公取委の調査。アサヒ(2502)とキリンHD(2503)を持っているので、続報を見守ります
  • 楽天グループ(4755)の不正アクセス問題。影響の範囲がどこまで広がるか
  • パンパシフィックHD(7532)は年初来安値679円まであと0.9円。安値を割り込むかどうか
  • ほぼ日(3560)は10月14日に本決算、グッドパッチ(7351)は10月15日に本決算、インフロニアHD(5076)の公募増資の発行価格は10月21日〜26日のいずれかの日に決まります

まとめ

10/7
日経平均 -0.92%
TOPIX -0.70%
わたしのポートフォリオ -0.64%

日経平均はマイナス648円・マイナス0.92パーセントで、3日ぶりに反落。昨日の7万円台回復のあと、半導体株を中心に利益確定の売りが出ました。東京エレクトロン1銘柄で約154円の押し下げです。

わたしのポートフォリオはマイナス237,371円・マイナス0.64パーセント、対日経プラス0.28パーセントポイント。10月に入って初めて、日経平均に勝ちました。65日累計の対日経差は、プラス6.96ポイントです。

上昇TOP5は、ヤマハ発(7272)とクボタ(6326)の2銘柄で2万3千円あまりを稼ぎました。下落TOP5では、キオクシア(285A)がマイナス4.46パーセントで含み損に逆戻り、楽天グループ(4755)は不正アクセスの発表でマイナス4.15パーセント。金融3社は、昨日の上げの反動とみられる下げでした。

本日の取引は、売り1銘柄・買い4銘柄。カナディアン・ソーラー・インフラ投資法人(9284)を、含み損のまま1口売却して全売却。損失は15,452円ですが、目的はNISAの成長投資枠に入れる現金づくりです。分配金利回り8パーセント台の銘柄を手放すのは惜しい気持ちもありますが、「どの口座で、何を持つか」まで含めて組み直すための一歩です。

買い増しは、アサヒ(2502)・HANATOUR(6561)・パンパシフィックHD(7532)・アコム(8572)の4銘柄34株・25,857円で、すべてナンピン。手元には差し引き45,153円の現金が残りました。これから少しずつ保有株を整理して、成長投資枠を埋めていきます。

明日も、地味に、着実に。


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免責事項:本記事は個人の投資記録であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。投資はご自身の判断と責任で行ってください。

【2026年10月6日】高配当株PF記録|日経が終値で3カ月ぶり7万円台・PFは+0.56%、丸善CHIの株主優待500円券が届く、住友林業・王子HD・パンパシHDをナンピン

今日のサマリー

日経平均はプラス737円12銭・プラス1.05パーセントの70,683円98銭で、続伸しました。終値で7万円台に乗せたのは7月1日以来、約3カ月ぶりと伝わっています。TOPIXもプラス38.34・プラス0.92パーセントの4,183.56です。

背景として伝えられているのは、米国のハイテク株の強さ。エヌビディアが連日で上場来高値を更新し、ナスダック総合指数も約2週間ぶりに最高値を更新したそうです。東京市場でもアドバンテストが連日の上場来高値で時価総額30兆円を超え、村田製作所・太陽誘電・フジクラ・イビデンなどAI・半導体の関連株が買われたようです。一方で、ソフトバンクグループとキオクシアは売られました。

もうひとつの材料は日銀です。日銀が「基調的な物価上昇率は2パーセントに達した」という認識を示す方向で検討している、という報道があり、利上げが続くとの見方から銀行株が買われたと伝わっています。円安・ドル高も進み、トヨタなどの輸出株にも追い風でした。

東証プライムの値上がりは1,153銘柄、値下がりは349銘柄。約7割が上昇する、幅広い上げです。売買代金は概算で7兆3,048億円でした。

わたしのポートフォリオは、プラス206,622円・プラス0.56パーセントでした。

対日経はマイナス0.49パーセントポイント、対TOPIXでもマイナス0.36ポイント。今日も、指数には少し届きませんでした。

今日のトピックは:

  1. 日経平均はプラス1.05パーセントで続伸し、終値で3カ月ぶりの7万円台。日銀をめぐる報道で、東京きらぼしFG(7173)・十六FG(7380)の地銀2社が上昇TOP5入り。わたしのポートフォリオはプラス0.56パーセント
  2. 丸善CHIホールディングス(3159)から、株主優待の500円券(100株)が届きました。7月にS株で少しずつ買い集めて、権利確定日までに100株にそろえた銘柄です
  3. 住友林業(1911)・王子HD(3861)・パンパシフィックHD(7532)の3銘柄26株・22,192円を、すべてナンピン。住友林業は今日、年初来安値をつけました

主要指数とポートフォリオの比較

指標 終値 前日比 騰落率
私のポートフォリオ 37,056,581円 +206,622円 +0.56%
日経平均 70,683.98円 +737.12円 +1.05%
TOPIX 4,183.56 +38.34 +0.92%

日経平均に対してマイナス0.49パーセントポイント、TOPIXに対してマイナス0.36パーセントポイント。

10月1日のマイナス3.91ポイント、昨日のマイナス1.73ポイントに比べれば、差はずいぶん小さくなりました。今日はAI・半導体だけでなく、銀行や輸出株にも買いが広がった日です。相場の上げが「一部の主役」から「全体」に広がると、わたしのポートフォリオも、なんとかついていけます。

64日累計で対日経+6.68ppt

日付 日経平均 TOPIX ポートフォリオ 対日経差
7/2〜7/30 -8.56%累計 -0.94%累計 +5.20%累計 +13.76ppt累計
7/31(木) +4.03% +1.29% +0.06% -3.97ppt
8/3(月) -0.94% -1.08% -1.22% -0.28ppt
8/4(火) +0.32% +0.04% -0.49% -0.81ppt
8/5(水) +3.66% +2.13% +1.20% -2.46ppt
8/6(木・記事なし) -0.93% +0.19%(推計) +1.17% +2.10ppt
8/7(金) -0.12% +0.47% +0.70% +0.82ppt
8/10(月) +2.08% +0.63% -0.09% -2.17ppt
8/12(水) +0.83% +0.94% +0.61% -0.22ppt
8/13(木) +1.16% +0.89% +0.48% -0.68ppt
8/14(金) +0.59% +0.51% +0.28% -0.31ppt
8/17(月) +0.74% -0.31% -0.42% -1.16ppt
8/18(火) -2.54% -1.05% -0.15% +2.39ppt
8/19(水) -3.16% -3.09% -2.47% +0.69ppt
8/20(木) +1.36% +1.18% +1.35% -0.01ppt
8/21(金) -0.30% +0.19% +1.02% +1.32ppt
8/24(月) -0.74% +0.15% +0.28% +1.02ppt
8/25(火) +0.50% +0.50% +0.31% -0.19ppt
8/26(水) +0.62% +0.42% +0.21% -0.41ppt
8/27(木) -0.20% +0.15% +0.14% +0.34ppt
8/28(金) +0.41% +0.72% +0.28% -0.13ppt
8/31(月) -0.14% +0.23% +0.22% +0.36ppt
9/1(火) -0.15% +0.62% +1.46% +1.61ppt
9/2(水) -2.85% -2.40% -1.68% +1.17ppt
9/3(木) -0.17% +0.50% +0.71% +0.88ppt
9/4(金) +1.26% +0.03% -0.55% -1.81ppt
9/7(月) +2.12% +0.55% +0.03% -2.09ppt
9/8(火) -1.70% -1.83% -1.22% +0.48ppt
9/9(水) -0.19% -0.09% +0.00% +0.19ppt
9/10(木) +0.20% +0.20% -0.07% -0.27ppt
9/11(金) -1.93% -0.65% -0.24% +1.69ppt
9/14(月) -0.81% +0.74% +0.92% +1.73ppt
9/15(火) -0.01% -0.52% -0.65% -0.64ppt
9/16(水) +0.69% +0.61% +0.63% -0.06ppt
9/17(木) +0.33% +0.80% +0.99% +0.66ppt
9/18(金) +1.38% -0.07% -0.71% -2.09ppt
9/24(木・記事なし) +0.76%(推計) -0.39%(推計) -0.65%(推計) -1.41ppt
9/25(金) +1.30% +1.31% +1.04% -0.26ppt
9/28(月) -0.73% -0.40% -0.62% +0.11ppt
9/29(火) -0.60% -1.72% -2.55% -1.95ppt
9/30(水) +1.94% +1.67% +1.53% -0.41ppt
10/1(木) +3.30% +0.57% -0.61% -3.91ppt
10/2(金) -0.94% -0.99% -1.19% -0.25ppt
10/5(月) +2.40% +1.33% +0.67% -1.73ppt
10/6(火) +1.05% +0.92% +0.56% -0.49ppt
64日累計 +1.29% +3.80% +7.97% +6.68ppt

64日累計は日経平均プラス1.29パーセントに対してポートフォリオはプラス7.97パーセント、対日経通算プラス6.68パーセントポイントです。

10月は4営業日すべてで日経平均に負けていて、合計でマイナス6.38ポイント。9月30日のプラス13.06ポイントから、半分ほどになりました。ただ、今日の負け幅は4日間でいちばん小さいです。「主役が強い日」には離され、「全体が上がる日」にはついていく——わたしのポートフォリオの性格が、そのまま数字に出ていると思います。

本日の取引

本日は、3銘柄26株・合計22,192円を買い増しました。3銘柄とも、平均取得単価より安い値段での買い増し、つまりナンピンです。

銘柄(コード) 約定株数 約定単価 約定金額 意図
住友林業(1911) 6 1,171.5円 7,029円 ナンピン(平均取得単価1,201円→約1,200円・年初来安値の日)
王子HD(3861) 10 828.9円 8,289円 ナンピン(平均取得単価847円→約846円)
パンパシフィックHD(7532) 10 687.4円 6,874円 ナンピン(平均取得単価798円→約793円・9/2から11回目)
合計 — — 22,192円 —

3銘柄とも、約定単価が今日の終値とぴったり同じでした。大引けで約定した、ということです。買い増し後の平均取得単価は、わたしの手元での計算値です。

日経平均がプラス1.05パーセント、プライムの7割が上がった日に、3銘柄のうち2銘柄は下げて引けました。住友林業はマイナス0.51パーセント、パンパシフィックHDはマイナス0.75パーセント。王子HDもプラス0.10パーセントと、ほぼ横ばいです。昨日に続いて、「上げ相場の反対側」で拾った一日になりました。

住友林業(1911)——年初来安値の1,166円をつけた日に6株

住友林業は、マイナス6円・マイナス0.51パーセントの1,171.5円。取引時間中に1,166円まで下げて、年初来安値を更新しました。年初来高値は2月18日の1,874円なので、そこから約37パーセント下にいます。

住宅・木材の会社で、米国の戸建て住宅事業の比重が大きいのが特徴です。米国の金利が高いままだと住宅ローンが重くなり、家が売れにくくなる——その心配が、株価に出ているのだと思います。

248株を254株に増やし、平均取得単価は1,201円から約1,200円へ。248株も持っていると、6株を足しても平均はほとんど動きません。年間配当50円(会社予想・2026年12月期)で、取得利回りは約4.17パーセント、今日の値段なら現在利回り4.27パーセント。もう少しで、現在利回りが取得利回りを大きく上回る水準に入ってきます。

王子HD(3861)——年間配当36円・現在利回り4.34%

王子HDは、プラス0.8円・プラス0.10パーセントの828.9円。製紙の最大手です。9月30日の846.3円から、5営業日で約2パーセント下げていました。

160株を170株に増やし、平均取得単価は847円から約846円へ。年間配当は会社予想で36円(2027年3月期)。取得利回りは約4.26パーセント、現在利回りは4.34パーセントです。9月2日に押し目買いして以来、年間配当を手元で確認できていなかった銘柄でしたが、今日あらためて会社予想を確かめました。

パンパシフィックHD(7532)——9月2日から11回目

パンパシフィックHDは、マイナス5.2円・マイナス0.75パーセントの687.4円。ドン・キホーテを運営する会社です。10月2日には取引時間中に679円まで下げて、年初来安値をつけていました。

200株を210株に増やし、平均取得単価は798円から約793円へ。9月2日から数えて、これで11回目のナンピンです。年間配当は10円(2027年6月期の会社予想)で、取得利回りは約1.26パーセント。正直に言って、高配当株ではありません。2026年6月期は売上高が2兆4,500億円台と過去最高を更新した会社で、「小売りの勝ち組」の株を、少しずつ安く集めているという位置づけです。

3銘柄で増える年間配当は、合計で約760円(住友林業 300円・王子HD 360円・パンパシフィックHD 100円)。22,192円の買い増しに対して、約3.42パーセントの計算です。

🎁 丸善CHIの株主優待——500円券が届きました

今日、丸善CHIホールディングス(3159)から株主優待の500円券が届きました。丸善とジュンク堂書店で使える、お買物優待券です。

小さな金額ですが、これがとても嬉しかった。というのも、この500円券は「狙って取りにいったもの」だからです。

S株で少しずつ集めて、7月末までに100株

丸善CHIの株主優待は、7月31日時点で100株以上を持っている株主がもらえます。わたしは7月24日に30株を新規で買い、7月28日に40株を追加し、そのあとも買い足して、権利確定日までに100株にそろえました。ぜんぶS株(単元未満株)での買い付けです。平均取得単価は357円。

内容
権利確定日 7月31日(年1回)
100〜199株 500円券
200〜499株 1,000円券
500株〜 2,000円券以上(保有株数に応じて最大6,000円)
使えるお店 全国の丸善・ジュンク堂書店
有効期限 2027年11月末まで
注意 おつりは出ない

ポイントは、「100株」というラインです。S株は1株から買えますが、99株では優待はもらえません。単元未満株のままでは「株主優待の対象にならない」会社がほとんどで、丸善CHIも100株からです。ちょうど100株にそろえたので、500円券の権利が取れました。

配当と優待を合わせると、利回りはどうなるか

丸善CHIの年間配当は6円(2027年1月期の会社予想)。100株なら年600円です。ここに優待の500円券を足すと、年1,100円になります。

金額(100株) 取得額35,700円に対して 今日の時価37,400円に対して
配当(6円×100株) 600円 1.68% 1.60%
優待(500円券) 500円 1.40% 1.34%
合計 1,100円 3.08% 2.94%

配当だけなら1.68パーセントの銘柄が、優待を足すと3パーセントを超えます。わたしのポートフォリオの中では、優待がないと「高配当株」とは呼べない銘柄です。その代わり、本屋が好きなわたしには、500円券が現金以上に嬉しい。どの本に使うか、しばらく考える楽しみがあります。

なお、500円券の価値は「わたしがジュンク堂で本を買うなら」の話です。本屋に行かない人にとっては、ほとんど価値がありません。優待の利回りは、人によって変わる——この点は、配当とのいちばんの違いだと思っています。

私の高配当株ポートフォリオ実績

上昇TOP5

銘柄(コード) 保有数 平均取得単価 終値 前日比(%) 評価損益 年間配当金 取得利回り 現在利回り
TDK(6762) 8 2,887円 3,628円 +181(+5.25%) +5,928円 40円 1.39% 1.10%
アドソル日進(3837) 40 967円 1,367円 +65(+4.99%) +16,000円 48円 4.96% 3.51%
ハピネット(7552) 6 2,678円 5,080円 +210(+4.31%) +14,412円 100円 3.73% 1.97%
東京きらぼしFG(7173) 80 237円 1,740円 +60(+3.57%) +120,240円 30円 12.66% 1.72%
十六FG(7380) 50 459円 2,936円 +94(+3.31%) +123,850円 53円 11.55% 1.81%

上昇TOP5は、AI・半導体のTDK、地銀の東京きらぼしFGと十六FG、そしてソフトウェアのアドソル日進とおもちゃ・ゲーム流通のハピネット。昨日の「AI一色」とは違って、顔ぶれがばらけました。今日の相場の広がりが、そのまま出ていると思います。

TDK(6762)——2日連続の首位、含み益率プラス25%

1位はTDKのプラス181円・プラス5.25パーセント。昨日のプラス7.79パーセントに続いて、2日連続の首位です。終値は3,628円。日経新聞は、アドバンテストと並んでTDKが買われたと伝えていました。

8株・平均取得単価2,887円で、含み益率はプラス25.67パーセント。昨日のプラス19.40パーセントから、さらに6ポイント伸びました。年間配当40円で、現在利回りは1.10パーセントまで下がっています。

東京きらぼしFG(7173)・十六FG(7380)——日銀の報道で地銀がそろって上昇

4位の東京きらぼしFGはプラス3.57パーセント、5位の十六FGはプラス3.31パーセント。日銀が「基調的な物価上昇率は2パーセントに達した」という認識を示す方向で検討している、という報道で、利上げが続くとの見方から銀行株が買われたと伝わっています。

10月1日の解説で書いたとおり、銀行は「利ざや」で稼ぐ商売です。あの日は利上げ観測の後退で銀行が売られましたが、今日はその逆でした。

東京きらぼしFGは80株・含み益率プラス634.18パーセント、十六FGは50株・プラス539.65パーセント。2社の含み益を合わせると、24万円を超えます。取得利回りは12.66パーセントと11.55パーセント。どちらも、ずっと前に安く買えていた銘柄です。

アドソル日進(3837)・ハピネット(7552)

2位のアドソル日進はプラス4.99パーセント。電力・社会インフラ向けのシステム開発の会社です。今日の個別の材料は確認できていませんが、4〜6月期は売上総利益率が32.1パーセントで過去最高、受注残高も第1四半期として過去最高と伝わっています。含み益率はプラス41.37パーセント、年間配当48円で取得利回り4.96パーセントです。

3位のハピネットはプラス4.31パーセント。9月28日に上期の業績予想を上方修正していて、9月30日に年初来高値5,260円をつけていました。含み益率はプラス89.69パーセントと、100パーセントが見えてきました。年間配当は100円で、取得利回り3.73パーセント。株価が上がったぶん、現在利回りは1.97パーセントまで下がりました。

下落TOP5

銘柄(コード) 保有数 平均取得単価 終値 前日比(%) 評価損益 年間配当金 取得利回り 現在利回り
カネミツ(7208) 10 1,071円 1,227円 -42(-3.31%) +1,560円 41円 3.83% 3.34%
高速(7504) 20 2,071円 4,405円 -105(-2.33%) +46,680円 120円 5.79% 2.72%
キオクシアHD(285A) 30 18,682円 18,735円 -385(-2.01%) +1,590円 0円 0.00% 0.00%
アストロスケール(186A) 16 1,019円 1,219円 -14(-1.14%) +3,200円 0円 0.00% 0.00%
COTA(4923) 100 1,278円 1,130円 -12(-1.05%) -14,800円 20円 1.56% 1.77%

下落TOP5は、1位でもマイナス3.31パーセント。プライムの7割が上がった日らしく、下げはどれも小さめでした。

キオクシアHD(285A)——含み益はプラス0.28%まで縮小

3位はキオクシアのマイナス385円・マイナス2.01パーセント。日経新聞も「売られた銘柄」としてソフトバンクグループと並べて名前を挙げていました。AI・半導体が買われた日に、メモリーのキオクシアは逆に売られた、という形です。

10月1日の株式分割(1株→3株)で、保有は30株・平均取得単価18,682円になっています。終値は18,735円で、平均取得単価をわずか53円上回るだけ。含み益はプラス1,590円・プラス0.28パーセントです。10月1日には上昇TOP5でプラス2.24パーセントまで含み益が出ていましたが、そこから縮みました。7月の初買いから含み損の期間が長く、9月にようやく含み益に転じた銘柄です。無配なので、ここは株価の上下を受け止めるしかありません。

カネミツ(7208)・高速(7504)

1位のカネミツはマイナス3.31パーセント。自動車部品の会社で、今日の個別の材料は確認できていません。出来高は2万3,100株と小さく、少しの売りで値が動きやすい銘柄です。含み益率はプラス14.57パーセント、年間配当41円で取得利回り3.83パーセント。

2位の高速はマイナス2.33パーセント。食品トレーなど包装資材の専門商社です。それでも含み益率はプラス112.70パーセント。年間配当120円で、取得利回り5.79パーセントと現在利回り2.72パーセントの差は3.07ポイントです。

アストロスケール(186A)・COTA(4923)

4位のアストロスケールはマイナス1.14パーセント、5位のCOTAはマイナス1.05パーセント。COTAは昨日に続いて2日連続の下落TOP5で、含み損はマイナス14,800円・マイナス11.58パーセントまで広がりました。今日の下落TOP5で、含み損になっているのはCOTAだけです。

ランキングの合計はマイナス、それでも全体はプラス206,622円

今日も、上昇TOP5と下落TOP5の増減額を足してみます。

増減額
上昇TOP5の合計 +14,808円
下落TOP5の合計 -15,494円
TOP10の合計 -686円
ポートフォリオ全体 +206,622円
ランキング外の184銘柄 +207,308円

TOP10の合計は、わずかにマイナス686円。下落TOP5のうち、キオクシア1銘柄だけでマイナス11,550円あり、これが上昇TOP5の稼ぎをほぼ打ち消しました。

それでも全体はプラス206,622円。ランキングに1銘柄も載らなかった184銘柄が、1銘柄あたり約1,100円ずつ稼いだ計算です。プライムの7割が上がった日に、わたしの保有銘柄の多くも「TOP5には載らない、1パーセント前後の上げ方」をしていたのだと思います。分散したポートフォリオでは、ランキングを見るだけでは一日の結果が分からない——9月17日にも書いたことですが、今日もそれを数字で確かめました。

ポートフォリオ全体

評価額 含み損益 含み損益(%) 前日比 前日比(%)
37,056,581円 +12,966,347円 +53.82% +206,622円 +0.56%

評価額は37,056,581円。含み損益はプラス12,966,347円・プラス53.82パーセントです。昨日のプラス53.02パーセントから、0.80ポイント伸びました。評価額は、9月30日以来の3,700万円台です。

📚 初心者向けワンポイント解説:S株で100株を集める——単元未満株と株主優待、そして「総合利回り」

今日届いた丸善CHIの500円券を題材に、S株(単元未満株)と株主優待の関係を整理しておきます。8月26日には「株主優待とは」という基本を書いたので、今日はもう一歩、実際の買い方と利回りの計算に踏み込みます。

単元未満株=100株より少ない株

日本の株は、ふつう100株単位(1単元)で売買します。株価700円の銘柄なら、最低でも7万円が必要です。これに対して、証券会社によっては1株から買えるサービスがあり、わたしが使っているSBI証券では「S株」と呼ばれています。100株に満たない株を「単元未満株」と言います。

わたしは毎日のように、このS株で数株ずつ買い増しています。少額で、たくさんの銘柄に、少しずつ——分散投資にはとても便利な仕組みです。

単元未満株でも配当はもらえるが、優待はたいていもらえない

単元未満株(1〜99株) 単元株(100株以上)
配当金 もらえる(株数に比例) もらえる
株主優待 ほとんどの会社で対象外 条件を満たせばもらえる
株主総会の議決権 なし あり

配当は1株から、持っている株数に応じてもらえます。ところが株主優待は、多くの会社が「100株以上」を条件にしています。99株まで集めても、優待はゼロです。

ここに、S株で優待を狙うときのコツがあります。権利確定日までに、S株で買い足して「ちょうど100株」にそろえる。100株になれば、単元株と同じ扱いになります。丸善CHIでは、7月24日の30株から始めて、権利確定日の7月31日までに100株にそろえました。

「総合利回り」=配当利回り+優待利回り

優待のある銘柄は、配当だけで利回りを見ると、実力より低く見えます。そこで使われるのが「総合利回り」です。

総合利回り =(年間配当 + 優待の金額換算)÷ 投資額

丸善CHIなら、(600円+500円)÷ 35,700円 = 約3.08パーセント(取得額ベース)。配当利回り1.68パーセントの銘柄が、優待込みで3パーセントを超える、ということになります。

優待利回りの3つの注意点

  1. 100株のときがいちばん効率がいい——丸善CHIの場合、200株にしても優待は1,000円券で、利回りは同じ。ただ、500株で2,000円券になると、1株あたりの優待はむしろ下がります。多くの優待は、少ない株数ほど有利になるように作られています
  2. 使わなければ価値はゼロ——有効期限があり、おつりも出ません。自分の生活で使うかどうかが、利回り以上に大事です
  3. 優待は廃止されることがある——配当と同じく、会社の判断でなくなることがあります。最近は「優待をやめて配当で還元する」会社も増えていると言われます

わたしは、優待だけを目当てに銘柄を選ぶことはしません。ただ、もともと好きな会社・使うお店の優待なら、S株で100株にそろえるのは、少額でできる楽しい工夫だと思っています。ジュンク堂で何の本を買うか——それを考えるのも、長期保有のごほうびです。

明日以降の注目ポイント

  • 日銀の物価認識をめぐる報道の続き。利上げ観測が強まれば地銀・銀行株には追い風、住友林業のような金利に弱い住宅株や、不動産株には向かい風になります
  • AI・半導体株の強さが続くかどうか。今日のように相場の上げが全体に広がれば、わたしのポートフォリオもついていけます
  • 住友林業(1911)は年初来安値を更新。どこで下げ止まるかを見ながら、ナンピンのペースは落とします
  • キオクシア(285A)は含み益プラス0.28パーセントと、平均取得単価のすぐ上。含み損の側に戻るかどうか
  • ほぼ日(3560)は10月14日に本決算、グッドパッチ(7351)は10月15日に本決算、インフロニアHD(5076)の公募増資の発行価格は10月21日〜26日のいずれかの日に決まります
  • 丸善CHIの500円券。有効期限は2027年11月末なので、ゆっくり使い道を考えます

まとめ

10/6
日経平均 +1.05%
TOPIX +0.92%
わたしのポートフォリオ +0.56%

日経平均はプラス737円・プラス1.05パーセントで続伸し、終値で約3カ月ぶりに7万円台を回復しました。エヌビディアの上場来高値更新を受けてAI・半導体株が買われ、日銀の物価認識をめぐる報道で銀行株も上昇。プライムの約7割が値上がりする、幅広い上げでした。

わたしのポートフォリオはプラス206,622円・プラス0.56パーセント、対日経マイナス0.49パーセントポイント。10月は4営業日続けて日経平均に負けましたが、今日の差はいちばん小さくなりました。64日累計の対日経差は、プラス6.68ポイントです。

上昇TOP5は、TDK(6762)が2日連続の首位、東京きらぼしFG(7173)・十六FG(7380)の地銀2社も顔をそろえました。下落TOP5では、キオクシア(285A)がマイナス2.01パーセントで、含み益はプラス0.28パーセントまで縮小。TOP10の合計はマイナス686円でしたが、ランキング外の184銘柄がプラス207,308円を稼いで、全体はプラスでした。

本日は、住友林業(1911)・王子HD(3861)・パンパシフィックHD(7532)の3銘柄26株・22,192円をナンピン。住友林業は年初来安値の日、パンパシフィックHDは9月2日から11回目です。年間の配当は約760円増えました。

そして今日いちばん嬉しかったのは、丸善CHI(3159)の株主優待500円券。7月にS株で30株、40株と買い集めて、権利確定日までに100株にそろえた成果です。配当600円に優待500円を足して、総合利回りは取得額ベースで3.08パーセント。金額は小さくても、「狙って取りにいったものが、ちゃんと届いた」という手ごたえがあります。

明日も、地味に、着実に。


📌 関連記事

免責事項:本記事は個人の投資記録であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。投資はご自身の判断と責任で行ってください。

【2026年10月5日】高配当株PF記録|日経+2.40%で一時7万円・PFは+0.67%、公募増資のインフロニアHDが-13.56%の日に押し目買い、年初来安値の3銘柄など4銘柄をナンピン

今日のサマリー

日経平均はプラス1,637円40銭・プラス2.40パーセントの69,946円86銭で、反発しました。上げ幅は一時1,700円を超え、取引時間中としては7月6日以来、約3カ月ぶりに7万円を上回る場面もあったと伝わっています。TOPIXもプラス54.22・プラス1.33パーセントの4,145.22です。

背景として伝えられているのは、米国の早期の追加利上げ観測が後退したこと。買われたのはソフトバンクグループやTDK、京セラ、アドバンテストなど、AI・半導体の関連株でした。一方で、キオクシアや塩野義製薬、フジクラは下げたようです。日経新聞は、下期の初めに機関投資家が利益を確定させる「期初の益出し」が、かえってAI株の復調につながった、と伝えていました。NT倍率(日経平均÷TOPIX)は16.87倍と、3カ月ぶりの高さです。

東証プライムの値上がりは863銘柄、値下がりは633銘柄。先週金曜日の「8割が値下がり」からは持ち直しましたが、日経平均がプラス2.40パーセントのわりには、値下がりした銘柄も4割ほどありました。売買代金は概算で7兆7,509億円です。

わたしのポートフォリオは、プラス246,039円・プラス0.67パーセントでした。

対日経はマイナス1.73パーセントポイント、対TOPIXでもマイナス0.66ポイント。AI・半導体が指数を引っぱる日には、高配当バリュー株に寄せたわたしのポートフォリオは置いていかれます。10月1日と同じ形の負け方です。

今日のトピックは:

  1. 日経平均はプラス2.40パーセントで反発し、取引時間中に約3カ月ぶりの7万円台。AI・半導体株が復調し、NT倍率は3カ月ぶりの高さに。わたしのポートフォリオはプラス0.67パーセントで、対日経マイナス1.73ポイント
  2. 上昇TOP5にはTDK(6762)・日本高純度化学(4973)・PILLAR(6490)と、AI・半導体関連が3社。下落TOP5の1位は、10月2日に公募増資を発表したインフロニアHD(5076)のマイナス13.56パーセント
  3. そのインフロニアHDを4株、押し目買い。年初来安値をつけたショーボンドHD・東急不動産HD・住友不動産と、安藤ハザマの4銘柄はナンピン。5銘柄20株・34,501円を、すべて終値で買い増し

主要指数とポートフォリオの比較

指標 終値 前日比 騰落率
私のポートフォリオ 36,828,367円 +246,039円 +0.67%
日経平均 69,946.86円 +1,637.40円 +2.40%
TOPIX 4,145.22 +54.22 +1.33%

日経平均に対してマイナス1.73パーセントポイント、TOPIXに対してマイナス0.66パーセントポイント。

上がった日に、上がり方が足りない——数字だけを見れば、そういう一日です。ただ、今日わたしが買い増した5銘柄は、指数がプラス2.40パーセントの日に、5銘柄そろって下げていました。建設・インフラ補修・不動産という、AIとはいちばん遠いところにいる銘柄たちです。指数の上げに乗れなかった分を、安くなった銘柄を拾うことで取り返す——そう考えることにしています。

63日累計で対日経+7.17ppt

日付 日経平均 TOPIX ポートフォリオ 対日経差
7/2〜7/30 -8.56%累計 -0.94%累計 +5.20%累計 +13.76ppt累計
7/31(木) +4.03% +1.29% +0.06% -3.97ppt
8/3(月) -0.94% -1.08% -1.22% -0.28ppt
8/4(火) +0.32% +0.04% -0.49% -0.81ppt
8/5(水) +3.66% +2.13% +1.20% -2.46ppt
8/6(木・記事なし) -0.93% +0.19%(推計) +1.17% +2.10ppt
8/7(金) -0.12% +0.47% +0.70% +0.82ppt
8/10(月) +2.08% +0.63% -0.09% -2.17ppt
8/12(水) +0.83% +0.94% +0.61% -0.22ppt
8/13(木) +1.16% +0.89% +0.48% -0.68ppt
8/14(金) +0.59% +0.51% +0.28% -0.31ppt
8/17(月) +0.74% -0.31% -0.42% -1.16ppt
8/18(火) -2.54% -1.05% -0.15% +2.39ppt
8/19(水) -3.16% -3.09% -2.47% +0.69ppt
8/20(木) +1.36% +1.18% +1.35% -0.01ppt
8/21(金) -0.30% +0.19% +1.02% +1.32ppt
8/24(月) -0.74% +0.15% +0.28% +1.02ppt
8/25(火) +0.50% +0.50% +0.31% -0.19ppt
8/26(水) +0.62% +0.42% +0.21% -0.41ppt
8/27(木) -0.20% +0.15% +0.14% +0.34ppt
8/28(金) +0.41% +0.72% +0.28% -0.13ppt
8/31(月) -0.14% +0.23% +0.22% +0.36ppt
9/1(火) -0.15% +0.62% +1.46% +1.61ppt
9/2(水) -2.85% -2.40% -1.68% +1.17ppt
9/3(木) -0.17% +0.50% +0.71% +0.88ppt
9/4(金) +1.26% +0.03% -0.55% -1.81ppt
9/7(月) +2.12% +0.55% +0.03% -2.09ppt
9/8(火) -1.70% -1.83% -1.22% +0.48ppt
9/9(水) -0.19% -0.09% +0.00% +0.19ppt
9/10(木) +0.20% +0.20% -0.07% -0.27ppt
9/11(金) -1.93% -0.65% -0.24% +1.69ppt
9/14(月) -0.81% +0.74% +0.92% +1.73ppt
9/15(火) -0.01% -0.52% -0.65% -0.64ppt
9/16(水) +0.69% +0.61% +0.63% -0.06ppt
9/17(木) +0.33% +0.80% +0.99% +0.66ppt
9/18(金) +1.38% -0.07% -0.71% -2.09ppt
9/24(木・記事なし) +0.76%(推計) -0.39%(推計) -0.65%(推計) -1.41ppt
9/25(金) +1.30% +1.31% +1.04% -0.26ppt
9/28(月) -0.73% -0.40% -0.62% +0.11ppt
9/29(火) -0.60% -1.72% -2.55% -1.95ppt
9/30(水) +1.94% +1.67% +1.53% -0.41ppt
10/1(木) +3.30% +0.57% -0.61% -3.91ppt
10/2(金) -0.94% -0.99% -1.19% -0.25ppt
10/5(月) +2.40% +1.33% +0.67% -1.73ppt
63日累計 +0.24% +2.88% +7.41% +7.17ppt

63日累計は日経平均プラス0.24パーセントに対してポートフォリオはプラス7.41パーセント、対日経通算プラス7.17パーセントポイントです。日経平均の累計は、ついにプラスに戻りました。

9月30日の時点では、対日経差はプラス13.06ポイントありました。10月の3営業日で、5.89ポイントを失ったことになります。3日のうち2日が「日経平均が大きく上がった日」で、10月1日はマイナス3.91ポイント、今日はマイナス1.73ポイント。指数が上がる日に負けているのは、AI・半導体が相場の主役に戻ってきたからだと受け止めています。

本日の取引

本日は、5銘柄20株・合計34,501円を買い増しました。インフロニアHD以外の4銘柄は、平均取得単価より安い値段での買い増し、つまりナンピンです。インフロニアHDだけは、大きく下げたところを拾う押し目買いでした。

銘柄(コード) 約定株数 約定単価 約定金額 意図
ショーボンドHD(1414) 4 1,225円 4,900円 ナンピン(平均取得単価1,330円→約1,324円・年初来安値の日)
安藤ハザマ(1719) 4 1,753円 7,012円 ナンピン(平均取得単価1,787円→約1,784円)
東急不動産HD(3289) 6 1,190.5円 7,143円 ナンピン(平均取得単価1,295円→約1,281円・年初来安値の日)
インフロニアHD(5076) 4 2,330円 9,320円 押し目買い(公募増資の発表で-13.56%・平均取得単価2,218円→2,241円)
住友不動産(8830) 2 3,063円 6,126円 ナンピン(平均取得単価3,413円→約3,355円・年初来安値の日)
合計 — — 34,501円 —

5銘柄とも、約定単価が今日の終値とぴったり同じでした。大引けで約定した、ということです。インフロニアHDの平均取得単価2,241円は、下落TOP5に出ていたSBI証券の画面の表示。ほかの4銘柄の買い増し後の平均取得単価は、わたしの手元での計算値です。

インフロニアHD(5076)——公募増資で-13.56%の日に、あえて4株

インフロニアHDは、今日マイナス365.5円・マイナス13.56パーセントの2,330円。約5カ月ぶりの安値と伝わっています。

理由ははっきりしていて、10月2日に「新株式発行及び株式の売出しに関するお知らせ」を出したからです。会社の発表を読むと、中身は次のとおりでした。

項目 内容
公募による新株発行 47,826,100株(国内12,076,100株・海外35,750,000株を目処)
オーバーアロットメントによる売出し 最大7,173,900株(SMBC日興証券が株主から借りて売り出す)
第三者割当増資(上記の返済用) 最大7,173,900株(割当先はSMBC日興証券)
普通株式の発行済株式数 274,845,024株 → 最大329,845,024株(+20.0%)
手取金の概算 約1,472億円
資金の使い道 アルソシア建設(旧・三井住友建設)と水ingのM&Aのために借りた短期借入金の返済、残りは将来のM&A
発行価格を決める日 10月21日(水)〜10月26日(月)のいずれかの日

普通株式が、最大で2割増える。同じ利益を、2割多い株数で分け合うことになるので、1株あたりの利益は、単純計算で6分の5(約17パーセント減)に薄まります。今日のマイナス13.56パーセントは、その薄まり方とほぼ同じくらいの下げ幅でした。

それでも今日、4株を買い増したのには理由があります。ひとつは、調達したお金が新しい事業に賭けるためではなく、すでに買収したアルソシア建設と水ingの借入金を返すためのお金だということ。財務の穴埋めではありますが、買収はもう済んでいて、その事業はこれから利益を生む側に回ります。もうひとつは、会社が配当の下限を1株90円に引き上げ、配当性向40パーセント以上という方針をこの発表の中でもあらためて示していることです。会社予想の年間配当132円を前提にすると、今日の終値での現在利回りは5.67パーセントになります。

16株を20株に増やし、平均取得単価は2,218円から2,241円へ上がりました。それでも今日の終値2,330円より下なので、含み益はプラス1,780円・プラス3.97パーセントと、まだプラスの側に残っています。

今日の買い増し前 今日の買い増し後
保有株数 16株 20株
平均取得単価 2,218円 2,241円(SBI表示)
年間配当(会社予想132円) 2,112円 2,640円
取得利回り 5.95% 5.89%

ひとつ気になっているのは、発行価格は、10月21日〜26日のどこかの日の終値に0.90〜1.00を掛けた値段を目安に決まる、ということです。つまり公募に申し込めば、市場より少し安く買える可能性があります。ただ申込単位は100株で、わたしが毎日やっているS株(単元未満株)の買い方とは合いません。「公募価格が決まるまでは株価が上がりにくい」とも言われる期間なので、もう少し待てば安く拾えたかもしれない——その可能性は承知のうえでの4株です。

ショーボンドHD(1414)・東急不動産HD(3289)・住友不動産(8830)——3銘柄そろって年初来安値

今日ナンピンした4銘柄のうち3銘柄は、取引時間中に年初来安値をつけていました。

銘柄 終値 前日比 年初来安値(10/5)
ショーボンドHD(1414) 1,225円 -22円(-1.76%) 1,222円
東急不動産HD(3289) 1,190.5円 -11.5円(-0.96%) 1,190円
住友不動産(8830) 3,063円 -26円(-0.84%) 3,051円

日経平均がプラス2.40パーセントの日に、年初来安値。下げ幅そのものは1〜2パーセントと大きくありませんが、「指数が大きく上がる日に、じりじりと安値を更新していく」というのは、相場の主役から完全に外れている、ということだと思います。

東急不動産HDは、10月2日に続いて2営業日連続のナンピンです。8月から振り返ると、こうなります。

日付 約定単価 保有株数 平均取得単価
8/14 1,321円 12株 1,332円
9/7 1,292円 24株 1,317円
9/11 1,285.5円 30株 1,311円
9/18 1,280円 36株 1,306円
10/2 1,202円 40株 1,295円
10/5 1,190.5円 46株 約1,281円

約定単価は、1,321円から1,190.5円まで、少しずつ下がってきました。年間配当50円に対して、取得利回りは約3.90パーセント、今日の値段なら現在利回り4.20パーセントです。「米金利の上昇で不動産株が売られる」という流れが続いていて、そのたびに少しずつ拾っています。

住友不動産は、年間配当52円・現在利回り1.70パーセントと、わたしの保有銘柄の中では高配当とは言えない銘柄です。10株を12株に増やし、平均取得単価は3,413円から約3,355円へ。都心のオフィスビルの持ち主として、長い目で見て持っておきたい「枠」という位置づけで、金額は小さく抑えています。

ショーボンドHDは、橋や道路の補修工事の会社です。9月17日・18日に2社の証券会社から相次いで弱気の評価を受けて以来、下げが続いていました。今日は10月5日付で、自己株式の取得の状況も開示しています。70株を74株に増やし、平均取得単価は1,330円から約1,324円へ。年間配当46.5円に対して、取得利回りは約3.51パーセント、現在利回りは3.80パーセントです。

安藤ハザマ(1719)

安藤ハザマは、マイナス22.5円・マイナス1.27パーセントの1,753円。今日の個別の材料は、わたしのほうでは確認できていません。4〜6月期は増収増益で、純利益は前年同期比で約35パーセント伸びたと伝わっています。40株を44株に増やし、平均取得単価は1,787円から約1,784円へ。年間配当は会社予想で84円、取得利回りは約4.71パーセント、現在利回りは4.79パーセントです。

今日のインフロニアHDの公募増資が、同じ建設株にも重しになったのかどうか——そこまでは分かりません。ただ、今日買い増した5銘柄は、建設が3社・不動産が2社。AIの主役たちが指数を押し上げた日に、その反対側でそろって下げていた銘柄です。

5銘柄で増える年間配当は、合計で約1,454円(ショーボンドHD 186円・安藤ハザマ 336円・東急不動産HD 300円・インフロニアHD 528円・住友不動産 104円)。34,501円の買い増しに対して、約4.21パーセントの計算です。

私の高配当株ポートフォリオ実績

上昇TOP5

銘柄(コード) 保有数 平均取得単価 終値 前日比(%) 評価損益 年間配当金 取得利回り 現在利回り
TDK(6762) 8 2,887円 3,447円 +249(+7.79%) +4,480円 40円 1.39% 1.16%
日本高純度化学(4973) 22 4,674円 5,100円 +325(+6.81%) +9,372円 230円 4.92% 4.51%
PILLAR(6490) 5 3,325円 12,180円 +630(+5.45%) +44,275円 245円 7.37% 2.01%
オプテックスグループ(6914) 6 2,498円 3,390円 +160(+4.95%) +5,352円 76円 3.04% 2.24%
トーカロ(3433) 30 1,619円 3,115円 +128(+4.29%) +44,880円 86円 5.31% 2.76%

上昇TOP5は、AI・半導体の日らしい顔ぶれになりました。電子部品のTDK、めっき薬品の日本高純度化学、半導体製造装置向け部品のPILLAR、半導体装置向けの溶射加工も手がけるトーカロ。5銘柄のうち4銘柄が、なんらかの形で半導体やデータセンターにつながる会社です。

TDK(6762)——首位はプラス7.79%

首位はTDKのプラス249円・プラス7.79パーセント。日経新聞の大引けの記事でも、上げた銘柄としてソフトバンクグループや京セラと並んで名前が挙がっていました。10月1日にも上昇TOP5の首位で、3営業日で2度目の首位です。

8月31日に2株の打診買いから始めて、ナンピンを重ねて8株。平均取得単価2,887円に対して、終値は3,447円。含み益率はプラス19.40パーセントまで伸びました。9月には含み損の時期もあった銘柄です。年間配当40円で取得利回りは1.39パーセントと、高配当株ではありません。わたしのポートフォリオの中では「フィジカルAIの枠」として持っています。

PILLAR(6490)——含み益率プラス266パーセント、終値12,180円

3位はPILLARのプラス630円・プラス5.45パーセント。終値は12,180円で、10月2日の11,550円から、さらに上がりました。

5株・平均取得単価3,325円に対して、含み益率はプラス266.32パーセント。10月2日のプラス247.37パーセントから、また伸びています。年間配当245円で取得利回りは7.37パーセント、現在利回りは2.01パーセントまで下がりました。差は5.36ポイント。株価が上がるほど、「持ち続けていたことの価値」が大きくなっていく銘柄です。

日本高純度化学(4973)・オプテックスグループ(6914)・トーカロ(3433)

2位の日本高純度化学はプラス6.81パーセント。電子部品向けの貴金属めっき薬品の会社で、4〜6月期はAIサーバー・データセンター向けの需要で売上高が大きく伸びた一方、利益は製造コストの増加で減ったと伝わっています。今日の個別の材料は確認できていませんが、AI・半導体株の流れに乗ったのだと思います。22株・含み益率プラス9.11パーセント、年間配当230円で取得利回り4.92パーセントです。

4位のオプテックスグループはプラス4.95パーセント。センサーの会社で、含み益率はプラス35.71パーセント。5位のトーカロはプラス4.29パーセントで、30株なのでプラス3,840円。含み益率はプラス92.40パーセントと、100パーセントが見えてきました。

下落TOP5

銘柄(コード) 保有数 平均取得単価 終値 前日比(%) 評価損益 年間配当金 取得利回り 現在利回り
インフロニアHD(5076) 20 2,241円 2,330円 -365.5(-13.56%) +1,780円 132円 5.89% 5.67%
宮地エンジニアリンググループ(3431) 24 1,747円 1,460円 -34(-2.28%) -6,888円 75円 4.29% 5.14%
北海道電力(9509) 30 1,033円 1,062円 -23(-2.12%) +870円 33円 3.19% 3.11%
サンコーテクノ(3435) 20 1,171円 1,485円 -32(-2.11%) +6,280円 46円 3.93% 3.10%
COTA(4923) 100 1,278円 1,142円 -24(-2.06%) -13,600円 20円 1.56% 1.75%

下落TOP5は、1位のインフロニアHDだけがマイナス13.56パーセントと飛び抜けていて、2位以下はマイナス2パーセント台です。インフロニアHDについては、本日の取引のところで書いたとおりです。

宮地エンジニアリンググループ(3431)・COTA(4923)——含み損の2銘柄

2位の宮地エンジニアリンググループはマイナス2.28パーセント。橋梁の会社です。4〜6月期は工事の遅れや採算の低い案件が響いて、売上高がマイナス22.4パーセント、営業利益がマイナス76.3パーセントと伝わっています。含み損はマイナス16.43パーセント。ただ、年間配当75円(予想配当利回りからの逆算)で、今日の値段なら現在利回り5.14パーセント。取得利回り4.29パーセントより、現在利回りのほうが高いという、含み損の銘柄ならではの逆転が起きています。11月11日に中間決算の予定です。

5位のCOTAはマイナス2.06パーセント。美容室向けのヘアケア製品の会社で、100株・含み損マイナス13,600円・マイナス10.64パーセント。今日の下落TOP5でいちばん大きな含み損の金額です。年間配当20円・取得利回り1.56パーセントと、配当はあまり期待していない銘柄です。

北海道電力(9509)・サンコーテクノ(3435)

3位の北海道電力はマイナス2.12パーセント。9月25日に業績予想を上方修正していて、9月には何度か上昇TOP5に入っていました。今日はその反動くらいに受け止めています。4位のサンコーテクノはマイナス2.11パーセント。10月2日には上昇TOP5の4位でした。どちらも今日の個別の材料は確認できていません。

ランキングの合計はプラス6,698円、全体はプラス246,039円

今日も、上昇TOP5と下落TOP5の増減額を足してみます。インフロニアHDは、今日買い増した4株は終値で買っているので値動きの影響がなく、もともと持っていた16株ぶんで計算しています。

増減額
上昇TOP5の合計 +17,092円
下落TOP5の合計 -10,394円
TOP10の合計 +6,698円
ポートフォリオ全体 +246,039円
ランキング外の184銘柄 +239,341円

TOP10の合計はプラス6,698円。全体のプラス246,039円の、ほとんどがランキングの外側でした。184銘柄で1銘柄あたり約1,300円ずつです。

10月2日は「ほとんどの銘柄が少しずつ下げた日」で、今日は「ほとんどの銘柄が少しずつ上げた日」。プライムの値上がり863銘柄・値下がり633銘柄という数字のとおり、わたしのポートフォリオでも、上げた銘柄のほうが多かったのだと思います。ただ、その上げ方は、AIの主役たちに比べればずっと控えめでした。

ポートフォリオ全体

評価額 含み損益 含み損益(%) 前日比 前日比(%)
36,828,367円 +12,760,099円 +53.02% +246,039円 +0.67%

評価額は36,828,367円。含み損益はプラス12,760,099円・プラス53.02パーセントです。10月2日のプラス52.06パーセントから、0.96ポイント戻りました。

📚 初心者向けワンポイント解説:「公募増資」と「希薄化」——インフロニアHDが1日で13.56%下げた理由

今日、インフロニアHDは1日でマイナス13.56パーセント下げました。業績が悪くなったわけでも、不祥事が起きたわけでもありません。「公募増資」を発表した、というだけです。なぜ増資で株価が下がるのか、自分のためにも整理しておきます。

公募増資=新しい株を発行して、広く投資家にお金を出してもらうこと

会社がお金を集める方法は、大きく分けて2つあります。銀行から借りる(借入・社債)か、株を新しく発行して出資してもらうか。後者のうち、広く一般の投資家に買ってもらう方法が「公募増資」です。

借入と違って、集めたお金は返す必要がありません。利息もかかりません。会社にとっては、財務を一気に厚くできる方法です。今回のインフロニアHDは、約1,472億円を集めて、M&Aのための短期借入金の返済にあてるとしています。

希薄化=1株あたりの取り分が薄まること

問題は、株の数が増えることです。会社の利益は、増資をしても急には増えません。同じ利益を、増えた株数で分け合うことになります。

増資前 増資後(最大)
普通株式の数 約2億7,485万株 約3億2,985万株
増える割合 — +20.0%
1株あたりの利益(利益が同じなら) 100とすると 約83

これが「希薄化」です。ピザを6人で分けていたところに、もう1人加わるようなもので、1人あたりのピースは小さくなります。株価は「1株あたりの利益」に連動しやすいので、そのぶん下がりやすい、ということです。

株価が下がる理由は、希薄化だけではない

公募増資が発表されると、ほかにもいくつかの売りの理由が重なると言われます。

下がる理由 中身
希薄化 1株あたりの利益・配当の原資が薄まる
需給の悪化 市場に、新しい株が大量に出てくる
ディスカウント 新しい株は、市場の値段より少し安く売り出されるのがふつう(今回は終値×0.90〜1.00が目安)
「なぜ今?」という不信感 株価が高いうちに、お金を集めておきたいのでは——と勘ぐられる

とくに3つ目は大事です。「あと2〜3週間待てば、市場より安く新しい株が買える」と分かっていると、その前に市場で買おうとする人は減ります。そのため、発行価格が決まるまでの期間は株価が上がりにくいと言われます。

長期投資家として、公募増資をどう見るか

わたしは、公募増資を「すぐに売る理由」とは考えていません。見るのは、集めたお金の使い道です。

  1. すでに稼いでいる事業の借金を返すのか——財務が軽くなり、利払いが減る
  2. これから稼ぐ事業に投資するのか——成功すれば、増えた株数を上回る利益が出る
  3. ただ足りない運転資金を埋めるだけなのか——これがいちばん心配な使い道

今回のインフロニアHDは、1つ目に近い使い道です。買収したアルソシア建設と水ingは、もうグループの中で事業をしています。そして配当は、1株90円を下限とし、配当性向40パーセント以上という方針を示しています。

もちろん、株数が2割増えたぶん、1株あたりの利益を元の水準に戻すには時間がかかります。今日の4株は、「増資の中身には納得している。ただ、株価はしばらく重いかもしれない」——その両方を受け止めたうえでの、小さな買い増しです。

明日以降の注目ポイント

  • インフロニアHD(5076)の発行価格は、10月21日〜26日のいずれかの日に決まります。それまでは株価が上がりにくい期間と見て、慌てずに見守ります
  • AI・半導体株の復調が続くかどうか。NT倍率が3カ月ぶりの高さまで上がった今の流れが続くと、わたしのポートフォリオは指数に置いていかれやすくなります
  • 年初来安値をつけたショーボンドHD・東急不動産HD・住友不動産が、どこで下げ止まるか。東急不動産HDは2営業日続けてナンピンしたので、しばらくはペースを落とします
  • 米国の利上げ観測と、日米の長期金利の動き。金利が上がると、今日買い増した不動産2社に向かい風になります
  • ほぼ日(3560)は10月14日に2026年8月期の本決算、グッドパッチ(7351)は10月15日に本決算を発表予定です
  • 10月は3営業日で対日経マイナス5.89ポイント。指数が上がる日にどこまで離されずについていけるかを見ていきます

まとめ

10/5
日経平均 +2.40%
TOPIX +1.33%
わたしのポートフォリオ +0.67%

日経平均はプラス1,637円・プラス2.40パーセントで反発し、取引時間中には約3カ月ぶりに7万円を上回りました。米国の早期の追加利上げ観測が後退し、ソフトバンクグループやTDK、アドバンテストなどAI・半導体株が復調。NT倍率は16.87倍と、3カ月ぶりの高さです。

わたしのポートフォリオはプラス246,039円・プラス0.67パーセント、対日経マイナス1.73パーセントポイント。上がった日に、上がり方が足りない一日でした。63日累計の対日経差は、プラス7.17ポイントになりました。

上昇TOP5は、TDK(6762)・日本高純度化学(4973)・PILLAR(6490)・オプテックスグループ(6914)・トーカロ(3433)。PILLARは含み益率プラス266パーセントまで伸びました。下落TOP5の1位は、公募増資を発表したインフロニアHD(5076)のマイナス13.56パーセントです。

本日は、インフロニアHDを押し目買いし、ショーボンドHD(1414)・安藤ハザマ(1719)・東急不動産HD(3289)・住友不動産(8830)の4銘柄をナンピン。5銘柄20株・34,501円。そのうち3銘柄は、今日が年初来安値の日でした。

指数がAIの主役たちに引っぱられて大きく上がった日に、わたしは建設と不動産の、下げている銘柄を拾っていました。流れに逆らっているように見えるかもしれません。でも、今日拾った5銘柄で、年間の配当は約1,454円増えました。株価が安いぶんだけ、利回りの高い形で。主役が入れ替わるのを、配当を受け取りながら待つ——それが、わたしのやり方です。

明日も、地味に、着実に。


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免責事項:本記事は個人の投資記録であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。投資はご自身の判断と責任で行ってください。

【2026年10月2日】高配当株PF記録|日経-0.94%・バリュー株に戻り売りでPF-1.19%、パンパシ年初来安値で10回目のナンピン、ライト工業は1株→4株に

今日のサマリー

日経平均はマイナス647円26銭・マイナス0.94パーセントの68,309円46銭で、3日ぶりに反落しました。TOPIXもマイナス40.98・マイナス0.99パーセントの4,091.00と、こちらも3日ぶりの反落です。

前日までの2日間で、日経平均は3,400円あまり上げていました。その反動で、自動車や小売りなどの割安なバリュー株に、戻り待ちや利益確定の売りが出たと伝わっています。米国とイランの対立が長引くとの懸念から原油先物が高値圏で推移したことも重荷になり、下げ幅は一時800円を超えたようです。今夜は9月の米雇用統計の発表もあり、様子見の空気も強かったと思われます。

東証プライムの値下がりは1,306銘柄、値上がりはわずか215銘柄。全体の8割を超える銘柄が下げた、ほぼ全面安の一日です。一方で、アドバンテストはマイクロンの好決算を背景に上場来高値を更新し、イビデンやフジクラなどの電線株も買われたと伝わっています。昨日の「半導体だけが上がる相場」の名残りが、今日も少しだけ残っていました。

わたしのポートフォリオは、マイナス440,951円・マイナス1.19パーセントでした。

対日経はマイナス0.25パーセントポイント、対TOPIXでもマイナス0.20ポイント。昨日は「半導体が買われ、金融が売られる」組み合わせで大きく負け、今日は「バリュー株に戻り売り」で指数並みに下げました。2日間で、わたしのポートフォリオはマイナス1.80パーセント。10月は、静かに苦しいスタートになっています。

今日のトピックは:

  1. 日経平均はマイナス0.94パーセントで3日ぶり反落、TOPIXもマイナス0.99パーセント。前日までの急騰の反動でバリュー株に戻り売りが出て、プライムの8割超が値下がり
  2. 上昇TOP5にはPILLAR(6490)・INPEX(1605)・ENEOS(5020)。下落TOP5には三井不動産(8801)・SBIHD(8473)と、1株→4株の分割で48株になったライト工業(1926)
  3. 年初来安値を更新したパンパシフィックHD(7532)を、9月2日から数えて10回目のナンピン。東急不動産HD・月島HD・全国保証とあわせて4銘柄18株・22,882円を、すべて終値で買い増し

配当の入金は、本日はありませんでした。

主要指数とポートフォリオの比較

指標 終値 前日比 騰落率
私のポートフォリオ 36,546,066円 -440,951円 -1.19%
日経平均 68,309.46円 -647.26円 -0.94%
TOPIX 4,091.00 -40.98 -0.99%

日経平均に対してマイナス0.25パーセントポイント、TOPIXに対してマイナス0.20パーセントポイント。

値下がりが8割を超えた日に、わたしのポートフォリオも、ほぼ市場全体と同じだけ下げた——数字だけを見れば、そういう一日です。昨日のように指数との差が開いたわけではありません。ただ、「バリュー株に戻り売り」という見出しは、高配当バリュー株に寄せたわたしのポートフォリオにとっては、そのまま自分のことを言われているような響きがあります。

62日累計で対日経+8.90ppt

日付 日経平均 TOPIX ポートフォリオ 対日経差
7/2〜7/30 -8.56%累計 -0.94%累計 +5.20%累計 +13.76ppt累計
7/31(木) +4.03% +1.29% +0.06% -3.97ppt
8/3(月) -0.94% -1.08% -1.22% -0.28ppt
8/4(火) +0.32% +0.04% -0.49% -0.81ppt
8/5(水) +3.66% +2.13% +1.20% -2.46ppt
8/6(木・記事なし) -0.93% +0.19%(推計) +1.17% +2.10ppt
8/7(金) -0.12% +0.47% +0.70% +0.82ppt
8/10(月) +2.08% +0.63% -0.09% -2.17ppt
8/12(水) +0.83% +0.94% +0.61% -0.22ppt
8/13(木) +1.16% +0.89% +0.48% -0.68ppt
8/14(金) +0.59% +0.51% +0.28% -0.31ppt
8/17(月) +0.74% -0.31% -0.42% -1.16ppt
8/18(火) -2.54% -1.05% -0.15% +2.39ppt
8/19(水) -3.16% -3.09% -2.47% +0.69ppt
8/20(木) +1.36% +1.18% +1.35% -0.01ppt
8/21(金) -0.30% +0.19% +1.02% +1.32ppt
8/24(月) -0.74% +0.15% +0.28% +1.02ppt
8/25(火) +0.50% +0.50% +0.31% -0.19ppt
8/26(水) +0.62% +0.42% +0.21% -0.41ppt
8/27(木) -0.20% +0.15% +0.14% +0.34ppt
8/28(金) +0.41% +0.72% +0.28% -0.13ppt
8/31(月) -0.14% +0.23% +0.22% +0.36ppt
9/1(火) -0.15% +0.62% +1.46% +1.61ppt
9/2(水) -2.85% -2.40% -1.68% +1.17ppt
9/3(木) -0.17% +0.50% +0.71% +0.88ppt
9/4(金) +1.26% +0.03% -0.55% -1.81ppt
9/7(月) +2.12% +0.55% +0.03% -2.09ppt
9/8(火) -1.70% -1.83% -1.22% +0.48ppt
9/9(水) -0.19% -0.09% +0.00% +0.19ppt
9/10(木) +0.20% +0.20% -0.07% -0.27ppt
9/11(金) -1.93% -0.65% -0.24% +1.69ppt
9/14(月) -0.81% +0.74% +0.92% +1.73ppt
9/15(火) -0.01% -0.52% -0.65% -0.64ppt
9/16(水) +0.69% +0.61% +0.63% -0.06ppt
9/17(木) +0.33% +0.80% +0.99% +0.66ppt
9/18(金) +1.38% -0.07% -0.71% -2.09ppt
9/24(木・記事なし) +0.76%(推計) -0.39%(推計) -0.65%(推計) -1.41ppt
9/25(金) +1.30% +1.31% +1.04% -0.26ppt
9/28(月) -0.73% -0.40% -0.62% +0.11ppt
9/29(火) -0.60% -1.72% -2.55% -1.95ppt
9/30(水) +1.94% +1.67% +1.53% -0.41ppt
10/1(木) +3.30% +0.57% -0.61% -3.91ppt
10/2(金) -0.94% -0.99% -1.19% -0.25ppt
62日累計 -2.16% +1.55% +6.74% +8.90ppt

62日累計は日経平均マイナス2.16パーセントに対してポートフォリオはプラス6.74パーセント、対日経通算プラス8.90パーセントポイントです。昨日のプラス9.15ポイントから、0.25ポイント縮みました。

9月30日の時点では、対日経差はプラス13.06ポイントありました。10月に入ってからの2日間で、4.16ポイントを失ったことになります。評価額も、9月17日の過去最高37,856,978円から、1,310,912円下の水準まで戻ってきました。

本日の取引

本日は、4銘柄18株・合計22,882円を買い増しました。4銘柄とも、平均取得単価より安い値段での買い増し、つまりナンピンです。

銘柄(コード) 約定株数 約定単価 約定金額 意図
東急不動産HD(3289) 4 1,202円 4,808円 ナンピン(平均取得単価1,306円→1,295円)
月島HD(6332) 2 2,622円 5,244円 ナンピン(平均取得単価2,726円→2,721円)
全国保証(7164) 2 2,990円 5,980円 ナンピン(平均取得単価3,044円→3,035円)
パンパシフィックHD(7532) 10 685円 6,850円 ナンピン(平均取得単価803円→798円・9/2から10回目)
合計 — — 22,882円 —

4銘柄とも、約定単価が今日の終値とぴったり同じでした。大引けで約定した、ということです。買い増し後の平均取得単価は、SBI証券の画面の表示です。

パンパシフィックHD(7532)——年初来安値の日に、10回目のナンピン

ドン・キホーテを運営するパンパシフィックHDは、今日マイナス2.80パーセントの685円。ザラ場では679円まで下げ、年初来安値を更新しました。9月11日につけた710円の安値を、とうとう下に抜けたかたちです。

10月1日には、日本トイザらスの事業を取得する契約を結んだと伝わっています。それでも株価は下げ止まりませんでした。新しい事業への期待より、足元の利益成長の鈍化を気にする売りのほうが強い——わたしには、そう見えます。

回数 日付 約定単価 保有株数 平均取得単価
— 9/1時点 — 100株 862円
1回目 9/2 769円 110株 854円
5回目 9/11 726.1円 150株 826円
9回目 9/25 712円 190株 約803円
10回目 10/2 685円 200株 798円

9月2日から1カ月で10回、10株ずつ買い増して、100株が200株になりました。平均取得単価は862円から798円へ、64円下がった計算です。ただ、株価のほうは9月1日の776.6円から685円へ、91.6円下がっています。平均取得単価の下がり方より、株価の下がり方のほうが速い。含み損率は、ナンピンを重ねても縮まっていません。

それでも買い続けているのは、ドン・キホーテという業態そのものへの信頼が、まだ揺らいでいないからです。取得利回りは1.25パーセントで、高配当株とは呼べない銘柄ですが、わたしのポートフォリオの中では「小売りの成長株を、安いところで少しずつ集める枠」という位置づけです。200株という区切りに届いたので、ここから先はペースを落とすつもりでいます。

東急不動産HD(3289)・月島HD(6332)・全国保証(7164)

東急不動産HDは、マイナス2.24パーセントの1,202円。9月25日の1,283.5円から、6営業日で81.5円下げてきました。今日は米金利の上昇を背景に、不動産株が売られたと伝わっています。36株を40株に増やし、平均取得単価は1,306円から1,295円へ。年間配当50円に対して、取得利回りは3.86パーセント、今日の値段なら現在利回り4.16パーセントです。

月島HDは、マイナス2.38パーセントの2,622円。水処理・環境プラントの会社です。9月18日に続く買い増しで、38株を40株に。4〜6月期は営業利益がプラス188.8パーセントと大きく伸びた会社で、年間配当88円・現在利回り3.36パーセントです。

全国保証は、マイナス2.19パーセントの2,990円。住宅ローンの保証会社で、4日続けて下げていました。10株を12株に増やし、平均取得単価は3,044円から3,035円へ。年間配当は会社予想で123円。取得利回りは4.05パーセント、現在利回りは4.11パーセントになります。

4銘柄に共通するのは、どれも「何か悪い材料が出たわけではないのに、じりじり下げてきた銘柄」だということです。こういう銘柄を、大きく張らずに少しずつ拾う——わたしにとっての、いつものナンピンです。

私の高配当株ポートフォリオ実績

上昇TOP5

銘柄(コード) 保有数 平均取得単価 終値 前日比(%) 評価損益 年間配当金 取得利回り 現在利回り
PILLAR(6490) 5 3,325円 11,550円 +450(+4.05%) +41,125円 245円 7.37% 2.12%
大同信号(6743) 20 780円 1,052円 +30(+2.94%) +5,440円 36円 4.62% 3.42%
INPEX(1605) 230 1,740円 3,696円 +85(+2.35%) +449,880円 112円 6.44% 3.03%
サンコーテクノ(3435) 20 1,171円 1,517円 +21(+1.40%) +6,920円 46円 3.93% 3.03%
ENEOS(5020) 400 465円 1,364円 +16.5(+1.22%) +359,600円 34円 7.31% 2.49%

全面安の日の上昇TOP5は、5位がプラス1.22パーセント。上げた銘柄そのものが少ない日でした。顔ぶれは、半導体部品が1社、原油が2社、そして地味な中小型株が2社です。

PILLAR(6490)——含み益率プラス247パーセント

首位はPILLARのプラス450円・プラス4.05パーセント。半導体製造装置向けの精密部品の会社です。今日はアドバンテストがマイクロンの好決算を背景に上場来高値を更新し、半導体の一部には買いが続いたと伝わっています。その流れに乗ったのだと思います。

5株・平均取得単価3,325円に対して、終値は11,550円。含み益率はプラス247.37パーセントで、9月28日のプラス221.50パーセントから、さらに伸びました。年間配当245円は、Q1決算に合わせて引き上げられた会社予想で、取得利回りは7.37パーセント。現在利回り2.12パーセントとの差は5.25ポイントあります。株数はわずか5株ですが、“持ち続けていたことの価値”がいちばんよく見える銘柄のひとつです。

INPEX(1605)・ENEOS(5020)——原油高の受け皿

3位はINPEXのプラス85円・プラス2.35パーセント、5位はENEOSのプラス16.5円・プラス1.22パーセント。米国とイランの対立が長引くとの懸念で、原油先物が高値圏で推移したことが背景と思われます。日経平均にとっては重荷になった原油高が、この2社にとっては追い風でした。

INPEXは230株持っているので、この1銘柄だけでプラス19,550円。今日の上昇TOP5の増加額のうち、3分の2をINPEXひとりで稼ぎました。含み益率はプラス112.41パーセントです。ENEOSも400株で、プラス6,600円。含み益率はプラス193.33パーセントで、取得利回り7.31パーセントは、今日の上昇TOP5でPILLARに次ぐ高さです。

わたしのポートフォリオには、原油高で苦しむ会社も、原油高で潤う会社も、両方入っています。今日のような日に、INPEXとENEOSが下げを少しだけ埋めてくれる——これも分散の効き方のひとつだと思っています。

大同信号(6743)・サンコーテクノ(3435)

2位の大同信号はプラス2.94パーセント。鉄道信号の会社で、4〜6月期は営業利益が前年同期の2倍を超える大幅な増収増益でした。3位のサンコーテクノはプラス1.40パーセント。建設用のアンカーなどの締結部材をつくる会社で、こちらも4〜6月期は純利益がプラス105.1パーセントと大きく伸びています。どちらも今日の個別の材料は確認できていませんが、PBR0.6倍のサンコーテクノ、PER8倍台の大同信号と、割安な中小型株が全面安の中で買われたかたちです。サンコーテクノの年間配当46円は、今日はじめて記録します。

下落TOP5

銘柄(コード) 保有数 平均取得単価 終値 前日比(%) 評価損益 年間配当金 取得利回り 現在利回り
ライト工業(1926) 48 709円 952円 -35(-3.55%) +11,664円 36.5円 5.15% 3.83%
三井不動産(8801) 200 1,281円 1,426円 -49(-3.32%) +29,000円 37円 2.89% 2.59%
ニレコ(6863) 15 695円 1,064円 -36(-3.27%) +5,535円 35円 5.04% 3.29%
サンセイランディック(3277) 200 473円 814円 -27(-3.21%) +68,200円 37.5円 7.93% 4.61%
SBIHD(8473) 208 1,735円 3,057円 -100(-3.17%) +274,976円 95〜100円 5.48〜5.76% 3.11〜3.27%

下落TOP5は、マイナス3.17パーセントからマイナス3.55パーセントの間に5銘柄が並びました。5銘柄とも含み益の状態で、含み損の銘柄はひとつもありません。

ライト工業(1926)——12株が48株に。1株→4株の株式分割

1位はライト工業のマイナス35円・マイナス3.55パーセント。のり面工事や地盤改良を得意とする建設会社です。今日の個別の材料は確認できていません。

そして画面には、48株・平均取得単価709円と出ていました。これまでの記録は12株・2,834円。ちょうど4倍と4分の1です。調べてみると、1株→4株の株式分割で、9月29日から分割後の株価で取引されていました。9月28日の終値3,880円に対して、9月30日の終値は987円。4倍に直すと3,948円です。

分割前 分割後
保有株数 12株 48株
平均取得単価 2,834円 709円
今日の終値 (3,808円相当) 952円
年間配当(会社予想) (146円相当) 36.5円
年間配当の総額 1,752円 1,752円
取得利回り 5.15% 5.15%

バローHD・キオクシアHD・東京海上・三井住友FGに続いて、9月末に分割した保有銘柄は、わかっているだけで5社目になりました。9月30日の記事で「株数が変わるのは効力発生日ではなく、その前の権利落ち日から」と書いたばかりなのに、ライト工業は、今日TOP5に入るまで気づけませんでした。分割の予定は、全部の保有銘柄について一度洗い出しておくべきだったと反省しています。

分割しても、わたしの持ち分の大きさは変わりません。含み益率はプラス34.27パーセント、取得利回りは5.15パーセントです。4〜6月期は受注高がプラス42.3パーセントと大きく伸びていて、自己資本比率71.5パーセントの堅い会社なので、このまま持ち続けるつもりです。

三井不動産(8801)・サンセイランディック(3277)——米金利高で不動産株が安い

2位の三井不動産はマイナス49円・マイナス3.32パーセント。今日は米金利の上昇を背景に、野村不動産HDや三井不動産、住友不動産などの不動産株が売られたと伝わっています。9月25日の1,507.5円から5営業日でマイナス5.4パーセントです。200株持っているので、減少額はマイナス9,800円。含み益率はプラス11.32パーセントまで縮んできました。

4位のサンセイランディックもマイナス3.21パーセント。底地や借地権付き建物を扱う、ちょっと変わった不動産会社です。含み益率はプラス72.09パーセント、取得利回り7.93パーセントは今日の下落TOP5でいちばん高い数字です。今日ナンピンした東急不動産HDも含めて、わたしのポートフォリオの不動産株は、そろって金利に押された一日でした。

SBIHD(8473)・ニレコ(6863)

5位のSBIHDはマイナス100円・マイナス3.17パーセント。208株なので、減少額はマイナス20,800円と、今日の10銘柄で最大です。9月30日には子会社どうしの合併やTOB期間の延長などの開示が重なりましたが、株価は9月25日の3,298円から7.3パーセント下げています。今日の下げの直接の理由までは、わたしのほうでは確かめられていません。含み益率はプラス76.20パーセントです。年間配当は95〜100円と幅で示されていて、取得利回りは5.48〜5.76パーセント。208株なので、受け取る配当は年19,760〜20,800円の見込みです。

3位のニレコはマイナス3.27パーセント。半導体向けの検査装置が好調な会社で、9月はAI半導体相場に乗って何度も上昇TOP5に入っていました。今日はその反動くらいに受け止めています。含み益率はプラス53.09パーセントです。

ランキングの合計はマイナス8,800円、全体はマイナス440,951円

今日も、上昇TOP5と下落TOP5の増減額を足してみます。

増減額
上昇TOP5の合計 +29,420円
下落TOP5の合計 -38,220円
TOP10の合計 -8,800円
ポートフォリオ全体 -440,951円
ランキング外の184銘柄 -432,151円

TOP10の合計は、わずかマイナス8,800円。ところが全体はマイナス440,951円で、残りの184銘柄が合わせてマイナス432,151円でした。1銘柄あたり約2,300円ずつです。

プライムの8割超が値下がりした日には、こうなります。目立って大きく下げた銘柄があったわけではなく、ほとんどの銘柄が1〜2パーセントずつ、ランキングに載らない程度に下げた。その積み重ねが44万円です。9月29日の配当落ちの日もそうでしたが、ポートフォリオ全体を動かすのは、いつもランキングの外側だと、あらためて思います。

ポートフォリオ全体

評価額 含み損益 含み損益(%) 前日比 前日比(%)
36,546,066円 +12,512,396円 +52.06% -440,951円 -1.19%

評価額は36,546,066円。含み損益はプラス12,512,396円・プラス52.06パーセントです。昨日のプラス53.95パーセントから1.89ポイント下がりました。

📚 初心者向けワンポイント解説:「年初来安値」とは——パンパシフィックHDが679円をつけた日に考えたこと

今日、パンパシフィックHDはザラ場で679円まで下げ、「年初来安値」を更新しました。株価のニュースでよく見かけるこの言葉、どういう意味で、投資家はどう受け止めればいいのか。10回目のナンピンをした日だからこそ、自分のためにも整理しておきます。

年初来安値=その年に入ってから、いちばん安い値段

年初来安値は、その年の最初の取引日から今日までの間で、いちばん安くついた株価のことです。反対に、いちばん高い株価が「年初来高値」。ふつうはザラ場(取引時間中)の値段で数えるので、終値ではなかなか届かなくても、取引時間中に一瞬つければ更新になります。今日のパンパシフィックHDも、終値は685円でしたが、ザラ場で679円をつけたので年初来安値の更新です。

ひとつ注意したいのは、年の初めの数カ月です。1月に「年初来安値」と言っても、まだ数日分しかデータがありません。そのため日本では、1〜3月は前の年の1月からの期間で数える慣例があるとされています。10月の今なら、9カ月分の中でいちばん安い、という意味です。

年初来安値は「買い」の合図か、「売り」の合図か

年初来安値には、買いと売りの両方の力が集まりやすいと言われます。

買い手の見方 売り手の見方
年初来安値の更新 「今年いちばん安い。割安で拾える」 「下値の目安を割った。まだ下がるかもしれない」
起きやすいこと 押し目買い・ナンピンが入る 損切り(ロスカット)の売りが出る

とくに、それまでの安値(パンパシフィックHDなら9月11日の710円)は、多くの投資家が「ここで下げ止まるだろう」と意識していた値段です。そこを割り込むと、その値段を目安に損切りを置いていた人の売りが出て、もう一段下げることがあります。今日の679円は、まさに710円を下に抜けたところでした。

長期投資家として、年初来安値をどう見るか

わたしは、年初来安値そのものを「買いの合図」とは考えていません。値段が安いことと、割安であることは別だからです。会社の稼ぐ力が落ちていて株価が下がっているなら、安値はまだ通過点かもしれません。

わたしが見るのは、次の3つです。

  1. 下げている理由が、会社の中身なのか、相場全体なのか——今日のようにプライムの8割が下げた日は、相場全体の影響も大きい
  2. 配当や事業の土台が崩れていないか——パンパシフィックHDは年間配当10円の会社予想を維持し、トイザらスの事業取得という攻めの手も打っている
  3. 自分のポートフォリオの中で、持ちすぎになっていないか——200株・約16万円は、3,600万円台のポートフォリオの0.5パーセント足らず

3つ目がいちばん大事だと思っています。年初来安値を更新した銘柄を買い増すのは、言ってみれば「落ちるナイフ」に手を伸ばすことです。だからこそ、1回あたり10株、7千円前後という小さな単位で、何回にも分けてきました。読みが外れても、ポートフォリオ全体が傷つかない大きさに抑える。それが、安値を拾うときのわたしなりの安全装置です。

200株に届いたので、ここから先のパンパシフィックHDは、しばらく様子を見るつもりです。年初来安値の更新が止まり、株価が710円より上に戻ってくるかどうか——それを確かめてからでも、遅くはないと思っています。

明日以降の注目ポイント

  • 今夜発表の9月の米雇用統計。米金利の行方は、今日売られた三井不動産・東急不動産HDなど不動産株にそのまま効きます
  • 米国とイランの対立と原油価格。原油高はINPEX・ENEOSには追い風、それ以外の多くの保有銘柄には向かい風です
  • パンパシフィックHD(7532)は、9月11日の安値710円より上に戻れるか。200株に届いたので、ナンピンのペースは落とします
  • 9月末に分割した保有銘柄は、バローHD・キオクシアHD・東京海上・三井住友FG・ライト工業と、わかっているだけで5社。ほかにも見落としがないか、一度まとめて確かめたいと思います
  • ほぼ日(3560)は10月14日に2026年8月期の本決算、グッドパッチ(7351)は10月15日に本決算を発表予定です
  • 10月は2日間で対日経マイナス4.16ポイント。来週は、指数に追いつくきっかけがあるかを見ていきます

まとめ

10/2
日経平均 -0.94%
TOPIX -0.99%
わたしのポートフォリオ -1.19%

日経平均はマイナス647円・マイナス0.94パーセントで3日ぶりに反落。前日までの2日間で3,400円あまり上げた反動で、自動車や小売りなどのバリュー株に戻り売りが出ました。原油高と、今夜の米雇用統計を前にした様子見も重なり、プライムの値下がりは1,306銘柄と、8割を超えました。

わたしのポートフォリオはマイナス440,951円・マイナス1.19パーセント、対日経マイナス0.25パーセントポイント。昨日のような大差の負けではありませんが、2日間でマイナス1.80パーセント。62日累計の対日経差は、プラス8.90ポイントになりました。

上昇TOP5は、PILLAR(6490)が含み益率プラス247パーセントまで伸ばして首位。原油高を追い風に、INPEX(1605)とENEOS(5020)も入りました。INPEXひとつでプラス19,550円です。

下落TOP5は、ライト工業(1926)・三井不動産(8801)・ニレコ・サンセイランディック・SBIHD(8473)。米金利高で不動産株が売られ、ライト工業は画面を見てはじめて1株→4株の分割に気づきました。9月末の分割銘柄は、これで5社目です。ただ、ランキングの10銘柄を合計してもマイナス8,800円で、全体の下げの大半はランキング外の184銘柄でした。

本日は、パンパシフィックHD(7532)・東急不動産HD(3289)・月島HD(6332)・全国保証(7164)の4銘柄18株・22,882円をナンピン。パンパシフィックHDは年初来安値を更新した日に10回目の買い増しで、200株になりました。

指数が上がる日にも、下がる日にも負ける——10月の最初の2日間は、そんなふうに見えるかもしれません。それでも、今日拾った4銘柄の配当は、株価が安いぶんだけ利回りの高い形でわたしのポートフォリオに入りました。安い日に、少しだけ買う。それを淡々と続けるだけです。

明日も、地味に、着実に。


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免責事項:本記事は個人の投資記録であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。投資はご自身の判断と責任で行ってください。

【2026年10月1日】高配当株PF記録|日経+3.30%・2,203円高でもPF-0.61%、半導体高と金融株安でNT倍率16.68倍、キオクシアは分割後に含み益へ

今日のサマリー

日経平均はプラス2,203円00銭・プラス3.30パーセントの68,956円72銭で、大幅に続伸しました。6万8000円台は8月17日以来、1カ月半ぶり。上げ幅は、8月5日以来の大きさと伝わっています。

ところが、TOPIXはプラス23.33・プラス0.57パーセントの4,131.98。東証プライムの値上がりは750銘柄、値下がりは747銘柄で、上げた銘柄と下げた銘柄がほぼ半々でした。日経平均だけを見ると大相場、市場全体を見るとほぼ横ばい——そんな一日です。

買われたのは半導体でした。米メモリー半導体大手のマイクロン・テクノロジーが発表した決算と業績見通しが好感され、アドバンテストはプラス8.37パーセント、レーザーテックはプラス11パーセント台と、値がさの半導体株がそろって大きく上げたようです。日銀短観でも、大企業・製造業の業況判断DIがプラス24と6四半期続けて改善。AI需要の強さが景況感にも表れたと伝わっています。

一方で、売られたのは銀行と保険でした。連続利上げの観測が後退したことで、三菱UFJなどの銀行株や東京海上などの保険株が下げたと伝わっています。午後には業種別指数で銀行が下落率の首位だったようです。日経平均をTOPIXで割ったNT倍率は16.68倍と、約2カ月半ぶりの高さになりました。

わたしのポートフォリオは、マイナス226,847円・マイナス0.61パーセントでした。

対日経はマイナス3.91パーセントポイント。7月31日のマイナス3.97ポイント以来の大きな負けです。対TOPIXでもマイナス1.18ポイント。半導体の比重が小さく、銀行・保険の比重が大きいわたしのポートフォリオにとっては、両方の向かい風が同時に吹いた日でした。

今日のトピックは:

  1. 日経平均はプラス3.30パーセント・2,203円高で1カ月半ぶりに6万8000円台、TOPIXはプラス0.57パーセントどまり。米マイクロンの好決算で半導体株が買われ、NT倍率は16.68倍に
  2. わたしのポートフォリオはマイナス0.61パーセント・マイナス226,847円で、対日経マイナス3.91ポイント。下落TOP5には三菱UFJ(8306)・東京海上(8766)・第一ライフ(8750)の金融3社が並び、3社だけでマイナス76,080円
  3. 10月1日は株式分割の効力発生日。1株→3株のキオクシアHD(285A)は30株になって上昇TOP5の2位、分割前の株価に直すと平均取得単価を上回り含み益に転換。1株→15株の東京海上は100株が1,500株に

本日は、購入・売却ともにありません。配当の入金もありませんでした。

主要指数とポートフォリオの比較

指標 終値 前日比 騰落率
私のポートフォリオ 36,963,566円 -226,847円 -0.61%
日経平均 68,956.72円 +2,203.00円 +3.30%
TOPIX 4,131.98 +23.33 +0.57%

日経平均に対してマイナス3.91パーセントポイント、TOPIXに対してマイナス1.18パーセントポイント。

日経平均がプラス3パーセントを超えた日に、わたしのポートフォリオがマイナスで終わる。数字だけ並べると、ずいぶん負けたように見えます。ただ、値上がりと値下がりがほぼ同数だったことを考えると、市場全体の「ふつうの株」は今日、ほとんど動いていない。日経平均を押し上げたのは、ひと握りの値がさ半導体株でした。

61日累計で対日経+9.15ppt

日付 日経平均 TOPIX ポートフォリオ 対日経差
7/2〜7/30 -8.56%累計 -0.94%累計 +5.20%累計 +13.76ppt累計
7/31(木) +4.03% +1.29% +0.06% -3.97ppt
8/3(月) -0.94% -1.08% -1.22% -0.28ppt
8/4(火) +0.32% +0.04% -0.49% -0.81ppt
8/5(水) +3.66% +2.13% +1.20% -2.46ppt
8/6(木・記事なし) -0.93% +0.19%(推計) +1.17% +2.10ppt
8/7(金) -0.12% +0.47% +0.70% +0.82ppt
8/10(月) +2.08% +0.63% -0.09% -2.17ppt
8/12(水) +0.83% +0.94% +0.61% -0.22ppt
8/13(木) +1.16% +0.89% +0.48% -0.68ppt
8/14(金) +0.59% +0.51% +0.28% -0.31ppt
8/17(月) +0.74% -0.31% -0.42% -1.16ppt
8/18(火) -2.54% -1.05% -0.15% +2.39ppt
8/19(水) -3.16% -3.09% -2.47% +0.69ppt
8/20(木) +1.36% +1.18% +1.35% -0.01ppt
8/21(金) -0.30% +0.19% +1.02% +1.32ppt
8/24(月) -0.74% +0.15% +0.28% +1.02ppt
8/25(火) +0.50% +0.50% +0.31% -0.19ppt
8/26(水) +0.62% +0.42% +0.21% -0.41ppt
8/27(木) -0.20% +0.15% +0.14% +0.34ppt
8/28(金) +0.41% +0.72% +0.28% -0.13ppt
8/31(月) -0.14% +0.23% +0.22% +0.36ppt
9/1(火) -0.15% +0.62% +1.46% +1.61ppt
9/2(水) -2.85% -2.40% -1.68% +1.17ppt
9/3(木) -0.17% +0.50% +0.71% +0.88ppt
9/4(金) +1.26% +0.03% -0.55% -1.81ppt
9/7(月) +2.12% +0.55% +0.03% -2.09ppt
9/8(火) -1.70% -1.83% -1.22% +0.48ppt
9/9(水) -0.19% -0.09% +0.00% +0.19ppt
9/10(木) +0.20% +0.20% -0.07% -0.27ppt
9/11(金) -1.93% -0.65% -0.24% +1.69ppt
9/14(月) -0.81% +0.74% +0.92% +1.73ppt
9/15(火) -0.01% -0.52% -0.65% -0.64ppt
9/16(水) +0.69% +0.61% +0.63% -0.06ppt
9/17(木) +0.33% +0.80% +0.99% +0.66ppt
9/18(金) +1.38% -0.07% -0.71% -2.09ppt
9/24(木・記事なし) +0.76%(推計) -0.39%(推計) -0.65%(推計) -1.41ppt
9/25(金) +1.30% +1.31% +1.04% -0.26ppt
9/28(月) -0.73% -0.40% -0.62% +0.11ppt
9/29(火) -0.60% -1.72% -2.55% -1.95ppt
9/30(水) +1.94% +1.67% +1.53% -0.41ppt
10/1(木) +3.30% +0.57% -0.61% -3.91ppt
61日累計 -1.22% +2.54% +7.93% +9.15ppt

61日累計は日経平均マイナス1.22パーセントに対してポートフォリオはプラス7.93パーセント、対日経通算プラス9.15パーセントポイントです。昨日のプラス13.06ポイントから、1日で3.91ポイント縮みました。

この表を振り返ると、対日経でマイナス2ポイントを超えて負けた日は、7月31日・8月5日・8月10日・9月7日・9月18日、そして今日。どの日も、日経平均が大きく上げた日です。日経平均が大きく上げる日には、だいたい負ける——それが、高配当バリュー株に寄せたわたしのポートフォリオの“くせ”なのだと、あらためて思います。

10月は、初日から大きなマイナスのスタートになりました。9月に続いて、10月も日経平均を追いかける月になりそうです。

本日の取引

本日は、購入・売却ともにありませんでした。

日経平均が2,000円を超えて上げる日は、買いたいものが見つかりにくい日でもあります。かといって、下げている銀行株を拾う理由も、今日のところは特にない。“何もしない”も立派な投資判断です。

私の高配当株ポートフォリオ実績

上昇TOP5

銘柄(コード) 保有数 平均取得単価 終値 前日比(%) 評価損益 年間配当金 取得利回り 現在利回り
TDK(6762) 8 2,887円 3,200円 +219(+7.35%) +2,504円 40円 1.39% 1.25%
キオクシアHD(285A) 30 18,682円 19,100円 +1,005(+5.55%) +12,540円 0円 0.00% 0.00%
ツガミ(6101) 2 3,115円 5,520円 +230(+4.35%) +4,810円 98円 3.15% 1.78%
大同メタル(7245) 20 910円 1,244円 +43(+3.58%) +6,680円 36円 3.96% 2.89%
エスペック(6859) 2 3,320円 4,165円 +140(+3.48%) +1,690円 115円 3.46% 2.76%

上昇TOP5は、半導体・電子部品と、その周辺の設備・部品の会社がずらりと並びました。マイクロンの好決算で、AI・半導体関連に買いが入った今日の相場を、そのまま写したような顔ぶれです。

TDK(6762)——昨日の共同開発発表に続いて、首位

首位はTDKのプラス219円・プラス7.35パーセント。昨日、太陽誘電と次世代の電子部品の共同開発で基本合意したと発表した会社で、2日続けて買われたかたちです。AIデータセンター向けの需要が強いことも、追い風になっていると伝わっています。

8株・平均取得単価2,887円に対して、含み益はプラス2,504円・プラス10.84パーセント。8月31日に打診買いし、9月の下げで3回ナンピンしてきた銘柄です。9月17日には含み損マイナス2.81パーセントでしたから、ようやく報われてきました。

ただ、TDKの現在利回りは1.25パーセント。高配当株とは呼べない水準で、わたしのポートフォリオの中では“半導体・AIの波に乗るための小さな枠”という位置づけです。

キオクシアHD(285A)——1株→3株の分割後、含み益に転換

2位はキオクシアHDのプラス1,005円・プラス5.55パーセント。マイクロンと同じメモリー半導体の会社なので、好決算の恩恵をいちばん素直に受けた銘柄のひとつだと思います。

そして画面には、30株・平均取得単価18,682円と出ていました。これまでの記録は10株・56,044円。10月1日が効力発生日の、1株→3株の株式分割です。昨日の記事で書いたバローHDと同じく、株価は9月29日から分割後の水準で取引されていました。9月28日の終値53,340円に対して、29日の終値は17,880円——3倍に直すと53,640円です。

分割前 分割後
保有株数 10株 30株
平均取得単価 56,044円 18,682円
今日の終値 (57,300円相当) 19,100円
評価損益 — +12,540円(+2.24%)

今日の終値19,100円を分割前に直すと57,300円。平均取得単価56,044円を上回って、含み益に転換しました。9月7日に初めて含み益になったあと、4営業日で含み損に逆戻りし、9月17日にはマイナス11パーセントまで沈んでいた銘柄です。それが、分割をまたいで、また含み益の側に戻ってきた。7月14日の初買いから数えると、含み益の側にいた日のほうがずっと少ない銘柄なので、ここからが本当のスタート地点だと思っています。

ちなみに、株数が3倍になっても、1株あたりの値段が3分の1になっているので、わたしの持ち分の大きさは何も変わっていません。キオクシアは無配なので、配当の付け替えもありません。

ツガミ(6101)・大同メタル(7245)・エスペック(6859)

3位のツガミはプラス4.35パーセント。精密工作機械の会社です。4〜6月期は売上収益がプラス35.3パーセント・営業利益がプラス55.2パーセントで過去最高。半導体や電子部品をつくる側の会社が買われる流れに乗ったのだと思います。含み益率はプラス77.21パーセントです。

4位の大同メタルはプラス3.58パーセント。エンジン用の軸受(すべり軸受)の会社で、船舶やエネルギー向けの需要が好調と伝わっています。9月24日から今日までで、およそ8パーセント上げてきました。取得利回り3.96パーセントは、今日の上昇TOP5でいちばん高い数字です。

5位のエスペックはプラス3.48パーセント。環境試験器の大手で、AI半導体や衛星通信向けの受注が伸びている会社です。9月16日にも、AI半導体関連への買いに連動して上昇TOP5に入っていました。

下落TOP5

銘柄(コード) 保有数 平均取得単価 終値 前日比(%) 評価損益 年間配当金 取得利回り 現在利回り
アストロスケール(186A) 16 1,019円 1,199円 -63(-4.99%) +2,880円 0円 0.00% 0.00%
パーカー(9845) 100 1,141円 1,351円 -46(-3.29%) +21,000円 53円 4.65% 3.92%
第一ライフグループ(8750) 20 1,803円 1,818円 -58.5(-3.12%) +300円 72円 3.99% 3.96%
三菱UFJ(8306) 440 962円 3,586円 -114(-3.08%) +1,154,560円 96円 9.98% 2.68%
東京海上(8766) 1,500 281円 521円 -16.5(-3.07%) +360,000円 16.34円 5.81% 3.14%

下落TOP5の2位から5位は、マイナス3.07パーセントからマイナス3.29パーセントの間にぎっしり並びました。そのうち3銘柄が、銀行と保険です。

三菱UFJ(8306)・東京海上(8766)・第一ライフ(8750)——金融3社がそろって3パーセント安

今日の下げの主役は、金融株でした。連続利上げの観測が後退したことが背景と伝わっています。日銀は9月18日に政策金利を1.25パーセントに引き上げたばかりで、次の利上げもそう遠くないのでは、という期待が銀行株や保険株を支えてきました。その期待が少ししぼんだ、ということのようです。何がきっかけで観測が後退したのかまでは、わたしのほうでは確かめられていません。

4位の三菱UFJはマイナス114円・マイナス3.08パーセント。440株持っているので、この1銘柄だけでマイナス50,160円です。上昇TOP5の5銘柄の増加額を全部足しても33,502円ですから、三菱UFJひとつで、上昇TOP5の稼ぎを丸ごと打ち消してしまった計算になります。

それでも、含み益はプラス1,154,560円・プラス272.77パーセント。取得利回りは9.98パーセントで、現在利回り2.68パーセントとの差は7.30ポイントあります。年間配当96円は、これまで逆算値として「要確認」のまま記録していましたが、会社予想96円・予想配当利回り2.68パーセントを確認できたので、今日から確定値として記録します。

5位の東京海上はマイナス3.07パーセント。こちらも画面を見て、保有株数が1,500株、平均取得単価が281円になっていることに気づきました。これまでの記録は100株・4,207円。8月25日に発表された、1株→15株の株式分割です。株価は9月29日から分割後の水準で、9月28日の8,075円に対して、29日は523.2円でした。15倍に直すと7,848円で、配当落ちのぶんを含めて下げた計算です。

分割前 分割後
保有株数 100株 1,500株
平均取得単価 4,207円 281円
年間配当(会社予想) 245.05円 16.34円
年間配当の総額 24,505円 24,510円
取得利回り 5.82% 5.81%

1株→15株というのは、ずいぶん大胆な分割です。分割後の株価は521円なので、100株単位でも5万円あまりで買えるようになりました。同時に株主優待も新設していて、個人株主を増やしたいという会社の意図がはっきり見えます。取得利回りが0.01ポイントずれているのは、1株配当を小数第2位で丸めたためで、中身は変わっていません。

3位の第一ライフグループはマイナス3.12パーセント。生命保険も、金利が上がると運用の利回りが改善する業種です。9月11日には、長期金利が3パーセントに乗せたことで上昇TOP5の首位でした。金利の見通しひとつで、上にも下にも振れる——金融株を持つということは、その振れを引き受けるということだと思っています。

3社の減少額を足すと、マイナス76,080円。今日のポートフォリオ全体の下げの3分の1を、この3社で占めました。

アストロスケール(186A)・パーカー(9845)

1位のアストロスケールはマイナス4.99パーセント。昨日の上昇TOP5の2位から一転です。個別の材料は確認できていません。値動きの大きいグロース株なので、昨日の上げの反動くらいに受け止めています。含み益率はプラス17.66パーセントです。

2位のパーカーもマイナス3.29パーセント。こちらも昨日の上昇TOP5の5位から一転しました。100株持っているので、減少額は4,600円。取得利回り4.65パーセントは、今日の10銘柄のなかで、三菱UFJと東京海上に次いで高い数字です。

ランキングの合計はマイナス48,186円、全体はマイナス226,847円

今日も、上昇TOP5と下落TOP5の増減額を足してみます。

増減額
上昇TOP5の合計 +33,502円
下落TOP5の合計 -81,688円
TOP10の合計 -48,186円
ポートフォリオ全体 -226,847円
ランキング外の184銘柄 -178,661円

上昇TOP5でいちばん稼いだのはキオクシアのプラス30,150円。下落TOP5でいちばん削ったのは三菱UFJのマイナス50,160円。ランキング外の184銘柄も、合わせてマイナス178,661円でした。1銘柄あたり約1,000円ずつです。

ランキングに載らない銘柄の中にも、三井住友FGや地方銀行、不動産株のような、金利の見通しに敏感な銘柄がたくさんあります。金利が上がる見込みが少しずつ後退した今日は、そうした銘柄が少しずつ下げて、合計で18万円近くになったのだと思います。

ポートフォリオ全体

評価額 含み損益 含み損益(%) 前日比 前日比(%)
36,963,566円 +12,952,942円 +53.95% -226,847円 -0.61%

評価額は36,963,566円。含み損益はプラス12,952,942円・プラス53.95パーセントです。昨日のプラス54.97パーセントから1.02ポイント下がりました。

📚 初心者向けワンポイント解説:「利ざや」とは——利上げ観測が後退すると、なぜ銀行と保険が売られるのか

今日は、日経平均が2,000円以上も上げたのに、わたしの持っている銀行株と保険株がそろって3パーセント下げました。その理由として伝えられているのが「連続利上げ観測の後退」です。金利が上がらないと、なぜ銀行や保険の株が下がるのか。カギになるのが「利ざや」という考え方です。

利ざや=貸すときの金利と、借りるときの金利の差

銀行は、預金者からお金を預かり、それを企業や個人に貸して利息を受け取ります。貸出の金利から、預金に払う金利を引いたものが「利ざや」で、これが銀行のいちばん基本的なもうけです。

金利が低い時代 金利が上がっていく時代
貸出金利 低い 上がりやすい
預金金利 ほぼゼロ(これ以上下げられない) 上がるが、貸出金利より遅れがち
利ざや 薄い 広がりやすい

ポイントは、金利が上がるとき、貸出金利のほうが預金金利より先に、大きく上がりやすいということです。そのため、利上げが続くと見込まれると、銀行の利ざやが広がり、利益が増えるだろうと期待されます。ゼロ金利の時代に銀行株が長く低迷していたのは、この利ざやがほとんど取れなかったからです。

保険会社も、金利が上がると楽になる

生命保険や損害保険の会社は、集めた保険料を、長い期間、債券などで運用しています。金利が上がれば、新しく買う債券の利回りが上がり、運用の収益が増えやすくなります。第一ライフが9月11日に、長期金利の3パーセント乗せで上昇TOP5の首位になったのは、この期待からでした。

株価は「金利そのもの」より「金利の見通し」で動く

今日、政策金利そのものは何も変わっていません。それでも銀行・保険株は下げました。株価は、今の利益ではなく、これから先の利益の見込みで動くからです。「次の利上げは近い」という見込みが「もう少し先かもしれない」に変われば、利ざやが広がるペースの見込みも遅くなる。その“見込みの修正”が、今日の3パーセント安だったのだと思います。

長期投資家として、どう受け止めるか

わたしは三菱UFJを平均取得単価962円で440株持っています。取得利回りは9.98パーセント。金利の見通しが変わるたびに株価は上下しますが、受け取る配当は、会社の利益と配当方針で決まります。利上げの観測が1日で後退しても、今期の配当予想96円が変わるわけではありません。

一方で、わたしのポートフォリオは銀行・保険・不動産と、金利の見通しに敏感な銘柄が多い。今日のように、半導体が買われ、金融が売られる日には、日経平均に大きく負けます。これは、高配当株に寄せたポートフォリオを選んだ時点で、引き受けている“くせ”です。それを知ったうえで持ち続けるかどうか——わたしは、持ち続けるつもりです。

明日以降の注目ポイント

  • キオクシアHD(285A)は、分割後の株価に直して平均取得単価を上回りました。9月7日の含み益は4営業日で消えたので、今度はどこまで続くのかを見ていきます
  • 三井住友FG(8316)も、10月1日が1株→2株の分割の効力発生日。142株・平均取得単価2,369円が、284株・1,185円になりました。年間配当は分割後ベースで90〜97円、取得利回りは7.59〜8.19パーセントです。幅で示されている配当が、どこに着地するかを見ていきます
  • 九州電力(9508)は、10月1日付で持株会社のキューデンHDに移行しました。今日の評価額には、この切り替えのぶんが前日比とは別に加わっているようです
  • 9月末に分割を実施した保有銘柄は、バローHD・キオクシアHD・東京海上・三井住友FGと、わかっているだけで4社。分割をまたいだ記録の付け替えを、一度まとめて整理したいと考えています
  • 金融株は、連続利上げ観測の後退で売られました。金利の見通しが落ち着くのか、さらに後退するのか。銀行・保険・不動産の比重が大きいわたしのポートフォリオには、いちばん効く材料です
  • ほぼ日(3560)は、10月14日に2026年8月期の本決算を発表予定です
  • NT倍率は16.68倍と約2カ月半ぶりの高さ。半導体だけが買われる相場が続くのか、市場全体に買いが広がるのかを見ていきます

まとめ

10/1
日経平均 +3.30%
TOPIX +0.57%
わたしのポートフォリオ -0.61%

日経平均はプラス2,203円・プラス3.30パーセントで、1カ月半ぶりの6万8000円台。米マイクロンの好決算で、アドバンテストや東京エレクトロンなどの半導体株が大きく上げました。ただ、TOPIXはプラス0.57パーセントどまりで、値上がりと値下がりはほぼ半々。NT倍率は16.68倍と、約2カ月半ぶりの高さになりました。

わたしのポートフォリオはマイナス226,847円・マイナス0.61パーセント、対日経マイナス3.91パーセントポイント。7月31日以来の大きな負けで、61日累計の対日経差はプラス13.06ポイントからプラス9.15ポイントに縮みました。

上昇TOP5は、TDK(6762)を首位に、キオクシアHD(285A)・ツガミ・大同メタル・エスペックと、半導体とその周辺の会社ばかり。キオクシアは1株→3株の分割で30株になり、分割前に直すと57,300円相当で、平均取得単価56,044円を上回る含み益に戻りました。

下落TOP5には、三菱UFJ(8306)・東京海上(8766)・第一ライフ(8750)の金融3社が並びました。連続利上げ観測の後退で、利ざやや運用益が広がるペースの見込みが遅くなった、ということだと思います。三菱UFJひとつのマイナス50,160円で、上昇TOP5の稼ぎ33,502円が丸ごと消えた一日です。東京海上は1株→15株の分割で、100株が1,500株になっていました。

本日は、購入・売却・配当ともにありません。

10月は、初日から日経平均に大きく負けるスタートになりました。半導体が買われ、金融が売られる——わたしのポートフォリオにとって、いちばん分の悪い組み合わせです。それでも、三菱UFJの取得利回り9.98パーセントも、東京海上の5.81パーセントも、今日の値動きで1ミリも変わってはいません。指数との勝ち負けに一喜一憂しすぎず、配当という“変わらないもの”を積み上げていきたいと思います。

明日も、地味に、着実に。


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免責事項:本記事は個人の投資記録であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。投資はご自身の判断と責任で行ってください。

【2026年9月30日】高配当株PF記録|日経+1.94%で3日ぶり反発・PF+1.53%、9月は月間で日経に負け越し、NSグループ押し目買い・東京建物ナンピン、配当3件

今日のサマリー

日経平均はプラス1,272円45銭・プラス1.94パーセントの66,753円72銭で、3日ぶりに反発しました。8月18日以来の高値水準と伝わっています。

TOPIXもプラス67.52・プラス1.67パーセントの4,108.65。東証プライムでは値上がりが1,127銘柄と約7割、値下がりは368銘柄でした。売買代金は9兆1,000億円台と、昨日の7兆円台からぐっと膨らんでいます。

買いの中心は半導体でした。前日の米国市場でフィラデルフィア半導体株指数が1パーセントを超えて上げ、東京エレクトロンやアドバンテストに朝から買いが入ったようです。さらに、TDKと太陽誘電が次世代の電子部品の共同開発で基本合意したと発表。AIサーバー向けの積層部品への期待から、AI関連全体に買いが戻ったと伝わっています。金利の高止まりが収益の支えになるとして、銀行株も戻したようです。

わたしのポートフォリオは、プラス560,523円・プラス1.53パーセントでした。

対日経はマイナス0.41パーセントポイント、対TOPIXもマイナス0.14パーセントポイント。半導体が引っ張る日に、高配当株中心のポートフォリオが指数に少し届かない——7月から何度も見てきた形です。それでも、昨日削られた957,147円のうち、6割弱を1日で取り戻しました。

そして今日は、9月の最終営業日です。月間の成績を締めてみると、9月は日経平均に負け越した1か月でした。そのあたりは、あとの月次サマリーで正直に書きます。

今日のトピックは:

  1. 日経平均はプラス1.94パーセントで3日ぶり反発、TOPIXもプラス1.67パーセント。米半導体株高とTDK・太陽誘電の共同開発の発表で、AI関連に買いが戻った
  2. わたしのポートフォリオはプラス1.53パーセント・プラス560,523円で、対日経マイナス0.41ポイント。下落TOP5の1位でもマイナス1.34パーセントという全面高の日だった
  3. 上昇TOP5首位は、上方修正の余韻が続くハピネット(7552)のプラス7.56パーセントで、2日続けて上場来高値。下落TOP5には、9月29日から1株→2株の株式分割後の株価で取引されているバローHD(9956)が入った
  4. NSグループ(471A)を4株押し目買い、東京建物(8804)を2株ナンピン、合計12,722円。さらに、1月決算の積水ハウス(1928)の中間配当など3件、税引後6,980円を受け取り、9月の受取配当は78,710円に
  5. 9月の月次成績は、騰落率の単純合計で日経平均プラス0.84パーセントに対してポートフォリオはマイナス1.63パーセント。評価額は8月末から94,415円減って、9月を締めた

主要指数とポートフォリオの比較

指標 終値 前日比 騰落率
私のポートフォリオ 37,150,543円 +560,523円 +1.53%
日経平均 66,753.72円 +1,272.45円 +1.94%
TOPIX 4,108.65 +67.52 +1.67%

日経平均に対してマイナス0.41パーセントポイント、TOPIXに対してマイナス0.14パーセントポイント。

昨日は権利落ちでTOPIXに0.83ポイント負け、今日は0.14ポイントの負け。負け幅はぐっと小さくなりました。東証プライムの7割が上げた日なので、194銘柄に分散したわたしのポートフォリオも、市場全体とほぼ同じように上げたということだと思います。差がついたのは、半導体やAI関連の上げ幅の大きさのぶんです。

60日累計で対日経+13.06ppt

日付 日経平均 TOPIX ポートフォリオ 対日経差
7/2〜7/30 -8.56%累計 -0.94%累計 +5.20%累計 +13.76ppt累計
7/31(木) +4.03% +1.29% +0.06% -3.97ppt
8/3(月) -0.94% -1.08% -1.22% -0.28ppt
8/4(火) +0.32% +0.04% -0.49% -0.81ppt
8/5(水) +3.66% +2.13% +1.20% -2.46ppt
8/6(木・記事なし) -0.93% +0.19%(推計) +1.17% +2.10ppt
8/7(金) -0.12% +0.47% +0.70% +0.82ppt
8/10(月) +2.08% +0.63% -0.09% -2.17ppt
8/12(水) +0.83% +0.94% +0.61% -0.22ppt
8/13(木) +1.16% +0.89% +0.48% -0.68ppt
8/14(金) +0.59% +0.51% +0.28% -0.31ppt
8/17(月) +0.74% -0.31% -0.42% -1.16ppt
8/18(火) -2.54% -1.05% -0.15% +2.39ppt
8/19(水) -3.16% -3.09% -2.47% +0.69ppt
8/20(木) +1.36% +1.18% +1.35% -0.01ppt
8/21(金) -0.30% +0.19% +1.02% +1.32ppt
8/24(月) -0.74% +0.15% +0.28% +1.02ppt
8/25(火) +0.50% +0.50% +0.31% -0.19ppt
8/26(水) +0.62% +0.42% +0.21% -0.41ppt
8/27(木) -0.20% +0.15% +0.14% +0.34ppt
8/28(金) +0.41% +0.72% +0.28% -0.13ppt
8/31(月) -0.14% +0.23% +0.22% +0.36ppt
9/1(火) -0.15% +0.62% +1.46% +1.61ppt
9/2(水) -2.85% -2.40% -1.68% +1.17ppt
9/3(木) -0.17% +0.50% +0.71% +0.88ppt
9/4(金) +1.26% +0.03% -0.55% -1.81ppt
9/7(月) +2.12% +0.55% +0.03% -2.09ppt
9/8(火) -1.70% -1.83% -1.22% +0.48ppt
9/9(水) -0.19% -0.09% +0.00% +0.19ppt
9/10(木) +0.20% +0.20% -0.07% -0.27ppt
9/11(金) -1.93% -0.65% -0.24% +1.69ppt
9/14(月) -0.81% +0.74% +0.92% +1.73ppt
9/15(火) -0.01% -0.52% -0.65% -0.64ppt
9/16(水) +0.69% +0.61% +0.63% -0.06ppt
9/17(木) +0.33% +0.80% +0.99% +0.66ppt
9/18(金) +1.38% -0.07% -0.71% -2.09ppt
9/24(木・記事なし) +0.76%(推計) -0.39%(推計) -0.65%(推計) -1.41ppt
9/25(金) +1.30% +1.31% +1.04% -0.26ppt
9/28(月) -0.73% -0.40% -0.62% +0.11ppt
9/29(火) -0.60% -1.72% -2.55% -1.95ppt
9/30(水) +1.94% +1.67% +1.53% -0.41ppt
60日累計 -4.52% +1.97% +8.54% +13.06ppt

60日累計は日経平均マイナス4.52パーセントに対してポートフォリオはプラス8.54パーセント、対日経通算プラス13.06パーセントポイントです。昨日のプラス13.47ポイントから、0.41ポイント縮みました。それでも、7月初めからの通算では13ポイントの差を保っています。

9月の月次サマリー——日経平均に負け越した1か月

月末なので、8月末との比較も記録しておきます。

項目 8月末(8/31) 9月末(9/30) 増減
評価額 37,244,958円 37,150,543円 -94,415円
含み損益 +13,838,418円 +13,177,779円 -660,639円
含み損益率 +59.12% +54.97% -4.15ppt

評価額はマイナス94,415円。9月も毎日のように買い増しを続けていて、そのぶん元本は増えていますから、含み損益で見るとマイナス660,639円です。含み損益率は4.15ポイント下がりました。

9月(19営業日) 日経平均 TOPIX ポートフォリオ
騰落率の単純合計 +0.84% -1.04% -1.63%
対日経差 — — -2.47ppt
日経平均に勝った日数 — — 9勝10敗

営業日ごとの騰落率を単純に足し合わせたざっくり比較では、日経平均プラス0.84パーセントに対して、ポートフォリオはマイナス1.63パーセント。マイナス2.47ポイントの負け越しです。日経平均との勝ち負けは9勝10敗でした。7月・8月とアウトパフォームが続いていたので、7月にこの累計表を付けはじめてから、月単位で負けたのは初めてになります。

日経平均の9月は、実際の終値ベースでもプラス441円・プラス0.66パーセントで2か月続けての上昇でした。原油高で物価の上昇が目立ち、日銀は9月18日の金融政策決定会合で政策金利を1.25パーセントに引き上げています。国内の10年国債利回りは3パーセント台、米国の長期金利も5パーセント台と伝わっていて、金利の上昇が株価の上値を抑えた1か月でした。

負けた理由は、大きく3つあったと思っています。

  1. 金利の上昇。わたしのポートフォリオには、東京建物やヒューリックのような不動産株、利回り目当てで持っている株が多い。金利が上がると、こうした銘柄の相対的な魅力は下がります
  2. 半導体・AI関連の上げ。9月の日経平均の上げは、値がさの半導体株が引っ張った日が多かった。わたしのポートフォリオでは、その比重が小さい
  3. 9月29日の権利落ち。昨日の記事で、95万円のうち30万〜40万円は配当落ちと見積もりました。これはいわば“形が変わっただけ”のマイナスで、11月から12月に配当として戻ってくるお金です

3つ目だけで、評価額に対して0.8〜1.1パーセントぶん。それを足し戻せば、9月の負け越しは半分以下になる計算です。言いわけに聞こえるかもしれませんが、高配当株に寄せたポートフォリオは、中間配当の権利落ちがある9月と3月に、指数に負けやすくできている。そのことは、数字として覚えておきたいと思います。

本日の取引

今日は、2銘柄を合計6株・12,722円買い増しました。

銘柄(コード) 約定株数 約定単価 約定金額 意図
NSグループ(471A) 4 1,541円 6,164円 押し目買い(平均取得単価1,413円を上回る・44→48株)
東京建物(8804) 2 3,279円 6,558円 ナンピン(平均取得単価3,495円を下回る・96→98株)
合計 6 — 12,722円 —

このブログでは、平均取得単価より上で買い増すのを「押し目買い」、下で買い増すのを「ナンピン」と呼び分けています。NSグループは平均取得単価より上なので押し目買い、東京建物は下なのでナンピンです。

そして、今日も2銘柄とも、約定単価がこの日の終値とちょうど同じでした。昨日のイエローハットとヒューリックに続いて、2日連続です。

銘柄(コード) 買い増し前 買い増し後 平均取得単価の変化
NSグループ(471A) 44株・1,413円 48株・約1,424円 +11円
東京建物(8804) 96株・3,495円 98株・約3,491円 -4円

NSグループ(471A)——9月3回目の押し目買い

NSグループは、賃貸住宅の家賃保証を中心とする会社です。入居者が家賃を払えなくなったときに、大家さんに代わりに払う——その保証料で稼ぐビジネスです。9月8日には、34株ぶんの中間配当1,031円を受け取っています。

日付 約定株数 約定単価 買い増し後の株数
9/1(火) 4 1,602円 38株
9/2(水) 6 1,534円 44株
9/30(水) 4 1,541円 48株

9月2日以来、4週間ぶりの買い増しです。約定単価1,541円は、9月2日の1,534円とほぼ同じ水準。今日の前日比はプラス1円・プラス0.06パーセントで、全面高の日にほとんど動かなかった銘柄です。

年間配当は、2026年12月期の会社予想で76円。予想配当利回りは4.93パーセントで、76円と整合します。48株なら年間3,648円(税引前)。取得利回りは約5.34パーセント、今日の終値での現在利回りは4.93パーセントです。押し目買いなので平均取得単価は11円上がり、取得利回りは5.38パーセントから少しだけ下がりました。

家賃保証は、入居者の滞納が増えると収益が圧迫されるビジネスです。金利や景気の影響をまったく受けないわけではないので、そこは中間決算で確かめていきたいと思います。

東京建物(8804)——9月6回目のナンピン、約定単価はまた最安

東京建物は、オフィスビルやマンションを手がける不動産会社です。9月に入ってから、今日で6回目のナンピンになりました。

日付 約定株数 約定単価 買い増し後の株数
9/2(水) 2 3,385円 86株
9/4(金) 2 3,376円 88株
9/7(月) 2 3,338円 90株
9/11(金) 4 3,288円 94株
9/15(火) 2 3,283円 96株
9/30(水) 2 3,279円 98株

約定単価は、6回とも前回より下です。3,385円から3,279円まで、少しずつ切り下がってきました。ただ、今日の東京建物はプラス36円・プラス1.11パーセントで、上げた日です。上げた日に買っても、平均取得単価より下ならナンピン——9月9日の記事で書いた「今日下げた銘柄」と「平均取得単価より安い銘柄」は別の軸、という話が、今日もそのまま当てはまります。

2株を足して、平均取得単価は4円下がって約3,491円。含み損率はマイナス6パーセント前後で、9月に入ってからほとんど縮んでいません。金利の上昇が続いた9月は、不動産株にとって分の悪い1か月でした。月次サマリーで書いた「負けた理由」の1つ目を、自分でも持ち続けているわけです。

年間配当は126円(中間61円+期末65円予定)。98株なら年間12,348円(税引前)。取得利回りは約3.61パーセント、今日の終値での現在利回りは3.84パーセントです。株価が買値より下にあるので、現在利回りのほうが高い。配当をもらいながら、金利の風向きが変わるのを待つ銘柄だと思っています。

私の高配当株ポートフォリオ実績

上昇TOP5

銘柄(コード) 保有数 平均取得単価 終値 前日比(%) 評価損益 年間配当金 取得利回り 現在利回り
ハピネット(7552) 6 2,678円 5,190円 +365(+7.56%) +15,072円 100円 3.73% 1.93%
アストロスケール(186A) 16 1,019円 1,262円 +67(+5.61%) +3,888円 0円 0.00% 0.00%
三井化学(4183) 16 2,144円 2,146.5円 +110.5(+5.43%) +40円 75円 3.50% 3.49%
ミネベアミツミ(6479) 4 3,310円 3,748円 +173(+4.84%) +1,752円 60円 1.81% 1.60%
パーカー(9845) 100 1,141円 1,397円 +64(+4.80%) +25,600円 53円 4.65% 3.79%

5位までがプラス4.8パーセント以上。昨日は5位がプラス1.25パーセントでしたから、様変わりです。

ハピネット(7552)——2日続けて上場来高値、含み益率はプラス93.80パーセント

首位は、昨日に続いてハピネットです。プラス365円・プラス7.56パーセントの5,190円。取引時間中には5,260円まであり、2日続けて上場来高値を更新しました。

材料は、9月28日の引け後に出た上期(4〜9月期)の業績予想の上方修正です。上期の純利益は、減益予想から一転して前年同期比35パーセント増の90億円へ。昨日のプラス12.47パーセントに続く上げで、2日で合わせて20パーセントを超えました。

6株・平均取得単価2,678円に対して、含み益率はプラス93.80パーセント。もう少しで2倍です。ただ、株価が上がったぶん、現在利回りは1.93パーセントまで下がりました。取得利回りの3.73パーセントとの差は1.80ポイント——早く買っておいたことの価値が、この差に表れています。

年間配当100円は、上方修正の前の数字です。配当予想がどう扱われるかは、まだ確かめられていません。

アストロスケール(186A)・三井化学(4183)・ミネベアミツミ(6479)・パーカー(9845)

2位のアストロスケールはプラス5.61パーセント。宇宙ごみ(デブリ)の除去を手がける会社で、無配です。グロース250指数が5日ぶりに反発した日で、新興株全体に押し目買いが入ったと伝わっています。9月15日にナンピンした6株が効いて、含み益率はプラス23.85パーセントまで来ました。

3位の三井化学はプラス110.5円・プラス5.43パーセント。9月25日のナンピン直後から再び平均取得単価を割り込んでいましたが、今日の上げで含み益プラス40円。ほぼ損益ゼロのところまで戻しました。9月7日の打診買いから4回買い増してきた銘柄なので、ようやく土俵に戻った、という気持ちです。証券会社の評価引き上げも材料として伝わっていますが、わたしのほうでは一次情報を確かめられていません。

4位のミネベアミツミはプラス4.84パーセント。前日の29日に、中堅証券が目標株価を5,200円に引き上げたと伝わっています。データセンター向けの需要が好調で、半導体・AI関連が買われた今日の流れにも乗ったのだと思います。年間配当60円は、予想配当利回り1.60パーセントと終値3,748円から整合を確認しました。

5位のパーカーはプラス4.80パーセント。100株持っているので、増加額は6,400円と、今日の上昇TOP5でいちばん大きい。9月25日に下落TOP5に入っていた銘柄が、今日は上昇TOP5です。取得利回り4.65パーセントは、今日の上昇TOP5で最も高い数字になります。

下落TOP5

銘柄(コード) 保有数 平均取得単価 終値 前日比(%) 評価損益 年間配当金 取得利回り 現在利回り
ほぼ日(3560) 8 3,989円 5,140円 -70(-1.34%) +9,208円 90円 2.26% 1.75%
ニレコ(6863) 15 695円 1,128円 -14(-1.23%) +6,495円 35円 5.04% 3.10%
東洋シヤッター(5936) 40 894円 896円 -11(-1.21%) +80円 43円 4.81% 4.80%
日本ケアサプライ(2393) 20 1,490円 4,400円 -45(-1.01%) +58,200円 74円 4.97% 1.68%
バローHD(9956) 24 1,308円 1,628円 -15(-0.91%) +7,680円 40円 3.06% 2.46%

下落TOP5の1位が、マイナス1.34パーセント。194銘柄のなかで、マイナス1.4パーセントより大きく下げた銘柄がひとつもなかったことになります。昨日の下落TOP5は5銘柄ともマイナス5パーセント超でしたから、まるで別の市場です。

ほぼ日(3560)・ニレコ(6863)・東洋シヤッター(5936)・日本ケアサプライ(2393)

1位のほぼ日はマイナス1.34パーセント。8月決算の会社で、10月14日に2026年8月期の本決算の発表を控えています。決算前の持ち高調整くらいの動きだと受け止めています。含み益率はプラス28.85パーセントです。

2位のニレコはマイナス1.23パーセント。9月17日・18日・29日と上昇TOP5の常連だった銘柄で、今日はひと休みです。取得利回り5.04パーセントは、今日の10銘柄のなかで最も高い数字です。

3位の東洋シヤッターはマイナス1.21パーセント。含み益はプラス80円で、ほぼ買値です。年間配当は、これまで会社予想のレンジ「43〜44円」で記録していましたが、予想配当利回り4.80パーセントと終値896円から逆算すると43円。今日から43円で記録します。取得利回りと現在利回りがほぼ同じなのは、株価がほぼ買値だからです。

4位の日本ケアサプライはマイナス1.01パーセント。含み益率はプラス195.30パーセントと、今日の10銘柄のなかで群を抜いています。株価が買値の約3倍なので、取得利回り4.97パーセントに対して現在利回りは1.68パーセント。差の3.29ポイントが、長く持ってきたことの価値です。

バローHD(9956)——保有株数が12株から24株に

5位のバローHDはマイナス0.91パーセント。スーパーマーケットを中心とする会社です。

画面を見て、保有株数が24株、平均取得単価が1,308円になっていることに気づきました。これまでの記録は12株・2,616円。ちょうど株数が2倍、平均取得単価が半分です。

調べてみると、バローHDは1株を2株にする株式分割を実施していて、株価は9月29日から分割後の水準で取引されていました。9月28日の終値3,405円に対して、29日の終値は1,643円。分割で半分になった1,702.5円から、さらに配当落ちと地合いの悪さで下げた、という計算になります。昨日の時点で気づけていなかったのは、TOP5に入らなかったからです。

分割前 分割後
保有株数 12株 24株
平均取得単価 2,616円 1,308円
年間配当(会社予想) 80円 40円
取得利回り 3.06% 3.06%

株数が2倍になって、1株あたりの配当も半分になる。受け取る配当の総額は、12株×80円でも24株×40円でも、同じ960円です。取得利回りもまったく変わりません。株式分割は、ピザを8つに切るか16に切るかの違い——ピザの大きさは同じです。

バローHDは、7月に公募増資、株式分割、増配、コーナン商事との資本業務提携をまとめて発表していました。そのうちの株式分割が、ここで形になったわけです。

ランキングの合計はプラス9,652円、全体はプラス560,523円

今日も、上昇TOP5と下落TOP5の増減額を足してみます。

増減額
上昇TOP5の合計 +12,122円
下落TOP5の合計 -2,470円
TOP10の合計 +9,652円
ポートフォリオ全体 +560,523円
ランキング外の184銘柄 +550,871円

昨日はランキング外の184銘柄でマイナス943,975円、今日はプラス550,871円。1銘柄あたり約3,000円ずつ上げた計算です。今日も、全体を動かしたのはランキングに載らない銘柄たちでした。プラス1〜2パーセントで上げた数十株、数百株の銘柄が、静かに56万円を積み上げたのだと思います。

ポートフォリオ全体

評価額 含み損益 含み損益(%) 前日比 前日比(%)
37,150,543円 +13,177,779円 +54.97% +560,523円 +1.53%

評価額は37,150,543円。9月17日の過去最高37,856,978円まで、あと706,435円です。昨日「思っていたより遠のいた」と書いた差は、1日で半分近くに縮まりました。

含み損益はプラス13,177,779円・プラス54.97パーセント。昨日のプラス52.66パーセントから2.31ポイント戻しました。

📚 初心者向けワンポイント解説:株式分割で株数が増えるのは「いつ」か——バローHDが9月29日から24株になっていた理由

今日、バローHDの株数が倍になっていることに気づきました。10月1日にはキオクシアHDや三井住友FGの株式分割も控えているので、株式分割の「タイミング」を整理しておきます。

株式分割の3つの日付

株式分割には、権利落ち日・基準日・効力発生日という3つの日付が出てきます。配当の権利落ちと同じ仕組みです。

日付 何が起きるか バローHDの場合
権利付最終日 この日の終わりに株を持っていれば、分割の対象になる 9月28日(月)
権利落ち日 株価が分割後の水準で取引されはじめる 9月29日(火)
基準日 株主名簿に載っている人が分割の対象になる 9月30日(水)とみられる
効力発生日 株式が法的に分割される 10月1日(木)とみられる

ポイントは、株価は権利落ち日から分割後の水準で動きはじめるということです。そのため、証券会社の画面でも、権利落ち日のころから分割後の株数で表示されることがあります。バローHDの株価が9月29日から約半分になっていたのは、そのためです。基準日と効力発生日は、株価の動きと日本の株式の受け渡しの仕組みから推測したもので、会社の開示で確かめたわけではありません。

分割で「得」も「損」もしない

株数が2倍になっても、株価が半分になるので、評価額は変わりません。配当も、1株あたりの金額が半分になるので、受け取る総額は同じです。

9月4日の記事では、分割をまたいだ中間配当の明細を見て「100株分しか入っていない」と一瞬あせった話を書きました。分割の前の基準日なら分割前の株数で、分割後の基準日なら分割後の株数で配当が計算される。どちらでも、総額は変わりません。

それでも分割に意味がある理由

損得が変わらないのに、なぜ会社は株式分割をするのか。いちばん大きな理由は、1単元(100株)あたりの金額を下げて、個人投資家が買いやすくするためです。買いやすくなれば株主が増え、株の売買も増える。それが、長い目で見て株価の安定につながると考えられています。

わたしのような単元未満株(S株)で少しずつ買う投資家にとっては、正直なところ、分割の恩恵は大きくありません。もともと1株から買えるからです。ただ、記録を付けるうえでは、株数と平均取得単価と1株配当の3つを、同じ比率で付け替える必要があります。今日のバローHDでそれをやってみて、10月1日のキオクシアHDや三井住友FGに備える——そんな月末になりました。

配当情報

今日は3件の配当を受け取りました。

銘柄(コード) 決算期 配当の種類 基準日の保有株数 1株配当 配当金総額 税額 受取額(税引後)
積水ハウス(1928) 1月 中間配当 108株 72円 7,776円 1,578円 6,198円
チャーム・ケア・コーポレーション(6062) 6月 期末配当 20株 23円 460円 93円 367円
パン・パシフィック・インターナショナルHD(7532) 6月 期末配当 80株 6.5円 520円 105円 415円
合計 — — — — 8,756円 1,776円 6,980円

税額はいつもの源泉徴収で、所得税と住民税を合わせて約20パーセントです。

積水ハウス(1928)——1月決算の中間配当

今日いちばん大きかったのは、積水ハウスの6,198円です。積水ハウスは1月決算の会社なので、中間配当の基準日は7月31日。3月決算の会社がまだ中間配当の権利を取ったばかりの9月末に、もう中間配当が入ってくる。決算期がずれている会社を持っていると、配当の入金が年間に散らばるのがいいところです。

明細の数量が108株なのは、7月31日に2株を買い増したものの、受け渡しが基準日に間に合わなかったからです。今は110株。買い増した2株は、次の期末配当から効いてきます。

2027年1月期の年間配当は、会社予想で145円。中間72円に対して、期末は73円という計算になります。110株なら年間15,950円(税引前)。平均取得単価3,116円に対して、取得利回りは約4.65パーセントです。これまで年間配当を確かめきれていなかった銘柄なので、今日の明細をきっかけに145円で記録しました。

チャーム・ケア(6062)・パン・パシフィックHD(7532)——6月決算の期末配当

チャーム・ケアは介護付き有料老人ホームを運営する会社で、6月決算です。今回の23円は、2026年6月期の期末配当。前期の年間配当43円のうちの期末ぶんになります。9月11日の記事で書いたとおり、今期(2027年6月期)の会社予想は48円。20株なら年間960円(税引前)です。

パン・パシフィック・インターナショナルHDは、ドン・キホーテを運営する会社です。こちらも6月決算で、2026年6月期の期末配当6.5円。6月末の時点では80株でしたが、そのあと9月にナンピンを重ねて、今は190株。今期(2027年6月期)の会社予想は年間10円なので、190株なら年間1,900円(税引前)になります。含み損を抱えたまま買い増してきた銘柄ですが、配当は着実に増えていく計算です。

9月の受取配当は78,710円

入金日 内容 受取額(税引後)
9/1(火) JT・INPEXほか6銘柄 40,870円
9/2(水) オプテックスグループ(6914) 183円
9/3(木) ヒューリック(3003) 4,486円
9/4(金) ヤマハ発動機・キリンHD・サンセイランディック・荏原実業 10,980円
9/7(月) 住友林業(1911) 2,869円
9/8(火) NSグループ(471A)・東京建物(8804) 4,726円
9/9(水) ニチリン(5184) 380円
9/15(火) カナディアン・ソーラー・インフラ投資法人(9284) 4,847円
9/17(木) すかいらーくHD(3197)・クリヤマHD(3355) 1,041円
9/18(金) GMOフィナンシャルHD(7177) 462円
9/28(月) ショーボンドHD(1414) 886円
9/30(水) 積水ハウス・チャーム・ケア・パン・パシフィックHD 6,980円
9月合計 — 78,710円

9月の受取配当は、税引後で合計78,710円になりました。12月決算の会社の中間配当、6月決算の会社の期末配当、そして1月決算の積水ハウスの中間配当。決算期の違う会社から、1か月を通して少しずつ入ってきたかたちです。

月次サマリーでは、評価額が94,415円減ったと書きました。その同じ9月に、78,710円の配当が口座に入っている。評価額の上下とは別の場所で、お金は着実に積み上がっています。9月29日に落ちた中間配当が入ってくる11月から12月には、この表がもっと長くなるはずです。

明日以降の注目ポイント

  • 10月1日(木)は、キオクシアHD(285A)の1株→3株、三井住友FG(8316)の1株→2株などの株式分割の効力発生日。バローHDと同じように、株数と平均取得単価と1株配当を付け替えます
  • ハピネット(7552)は2日で20パーセントを超える上げ。上方修正を受けて配当予想がどう扱われるか、上期の決算発表で確かめたいところです
  • ほぼ日(3560)は、10月14日に2026年8月期の本決算を発表予定です
  • 東京建物(8804)は9月に6回ナンピンして98株。金利の動きが、不動産株の重しになり続けるのかを見ていきます
  • 10月は、3月決算の会社の中間決算発表が下旬から始まる月。OKI(6703)の早期退職の費用がどう計上されるかも、その中で確かめます
  • 9月は日経平均に負け越しました。10月の最初の数日で、権利落ちで下がったぶんがどこまで戻るのか。配当落ちのぶんは理屈のうえでは戻らないので、戻るとすれば、それは“本当の下げ”が戻ったということです

まとめ

9/30 9月(単純合計)
日経平均 +1.94% +0.84%
TOPIX +1.67% -1.04%
わたしのポートフォリオ +1.53% -1.63%

日経平均はプラス1.94パーセントで3日ぶりに反発、TOPIXもプラス1.67パーセント。米国の半導体株高と、TDKと太陽誘電の共同開発の発表で、AI関連に買いが戻る一日でした。東証プライムの約7割が上げています。

わたしのポートフォリオはプラス560,523円・プラス1.53パーセント、対日経マイナス0.41パーセントポイント。下落TOP5の1位がマイナス1.34パーセントという全面高で、昨日削られたぶんの6割近くを1日で取り戻しました。

上昇TOP5の首位は、2日続けて上場来高値を付けたハピネット(7552)のプラス7.56パーセント。三井化学(4183)は、ようやく損益ゼロの土俵に戻りました。下落TOP5のバローHD(9956)は、9月29日から株式分割後の株価で取引されていて、12株が24株になっていた。株数が2倍、平均取得単価と1株配当が半分で、配当の総額も取得利回りも変わらない——それを自分の記録で確かめた日です。

本日の取引は、NSグループ(471A)を4株押し目買い、東京建物(8804)を2株ナンピンして、合計12,722円。東京建物は9月だけで6回目のナンピンになりました。そして、1月決算の積水ハウス(1928)の中間配当を含む3件、税引後6,980円を受け取り、9月の受取配当は78,710円です。

9月を締めてみると、騰落率の単純合計で日経平均プラス0.84パーセントに対して、ポートフォリオはマイナス1.63パーセント。7月にこの累計表を付けはじめてから、初めて月単位で日経平均に負けました。金利の上昇、半導体主導の上げ、そして権利落ち——高配当株に寄せた投資が不利になる条件が、3つそろった1か月だったと思います。それでも、その同じ1か月に78,710円の配当が入っている。評価額とは別のところで積み上がっていくものを見失わずに、10月を迎えたいと思います。

明日も、地味に、着実に。


📌 関連記事

免責事項:本記事は個人の投資記録であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。投資はご自身の判断と責任で行ってください。

【2026年9月29日】高配当株PF記録|権利落ち日に日経-0.60%・TOPIX-1.72%、PF-2.55%で7月以降最大の下げ、ハピネット上方修正で+12.47%、2銘柄押し目買い

今日のサマリー

日経平均はマイナス396円35銭・マイナス0.60パーセントの65,481円27銭で、続落しました。下げ幅は一時1,100円を超えたと伝わっていますから、引けにかけてはかなり戻したことになります。

TOPIXはマイナス70.87・マイナス1.72パーセントの4,041.13。日経平均の3倍近い下げ率です。東証プライムでは値下がり1,318銘柄に対して値上がりはわずか170銘柄、約9割が下げた一日でした。売買代金は7兆3,224億円です。

下げの理由として伝わっているのは、米国株安、中東情勢を受けた原油先物の上昇、そして3月期決算企業の中間配当の権利落ちでした。TDK、中外製薬、トヨタなどが売られ、商社のような高配当株にも配当落ちに伴う売りが目立ったようです。一方で、ファーストリテイリング、リクルート、大塚HDは買われていた。値がさのファーストリテイリングが上げたぶん、日経平均の下げは小さく見えた——TOPIXとの差は、そういう中身だと思います。

わたしのポートフォリオは、マイナス957,147円・マイナス2.55パーセントでした。

対日経はマイナス1.95パーセントポイント、対TOPIXもマイナス0.83パーセントポイント。7月から付けている累計表のなかで、1日の下落率としては最大です。これまでの最大は8月19日のマイナス2.47パーセントでした。

ただ、今日は権利落ち日です。昨日の記事で「評価額はまとまって削られるはず」と書いた、その日になります。95万円のうち、どこまでが配当落ちで、どこからが本当の下げなのか——今日の解説では、そこを大づかみに試算してみました。

今日のトピックは:

  1. 中間配当の権利落ち日に、日経平均はマイナス0.60パーセントで続落、TOPIXはマイナス1.72パーセント。米株安と原油高が重なり、東証プライムの約9割が下げた
  2. わたしのポートフォリオはマイナス2.55パーセント・マイナス957,147円で、対日経マイナス1.95ポイント。7月以降の累計表で最大の下落率。上昇TOP5と下落TOP5の合計はマイナス13,172円にすぎず、ランキング外の184銘柄が94万円を削った
  3. 上昇TOP5首位は、前日引け後に上期予想を上方修正したハピネット(7552)のプラス12.47パーセントで上場来高値。下落TOP5には、9月期決算で期末配当が落ちたディア・ライフ(3245)とFPG(7148)が並んだ
  4. イエローハット(9882)とヒューリック(3003)を4株ずつ、合計13,454円で押し目買い。さらに、28日に入金していたショーボンドHD(1414)の期末配当886円を記録し、9月の受取配当は累計71,730円に

主要指数とポートフォリオの比較

指標 終値 前日比 騰落率
私のポートフォリオ 36,577,374円 -957,147円 -2.55%
日経平均 65,481.27円 -396.35円 -0.60%
TOPIX 4,041.13 -70.87 -1.72%

日経平均に対してマイナス1.95パーセントポイント、TOPIXに対してマイナス0.83パーセントポイント。

日経平均とTOPIXの差が1.12ポイントも開いたのは、値がさ株の比重が大きい日経平均が、ファーストリテイリングの上げに支えられたからだと思います。わたしのポートフォリオは値がさ株の比重が小さいので、比べる相手としてはTOPIXのほうが近い。そのTOPIXにも、0.83ポイント負けています。

その0.83ポイントの中身が、今日いちばん考えたいことです。高配当株に寄せているぶん、配当落ちで削られる割合は、市場平均より大きくなるはず——それがどれくらいなのかは、あとの解説で書きます。

59日累計で対日経+13.47pptへ後退

日付 日経平均 TOPIX ポートフォリオ 対日経差
7/2〜7/30 -8.56%累計 -0.94%累計 +5.20%累計 +13.76ppt累計
7/31(木) +4.03% +1.29% +0.06% -3.97ppt
8/3(月) -0.94% -1.08% -1.22% -0.28ppt
8/4(火) +0.32% +0.04% -0.49% -0.81ppt
8/5(水) +3.66% +2.13% +1.20% -2.46ppt
8/6(木・記事なし) -0.93% +0.19%(推計) +1.17% +2.10ppt
8/7(金) -0.12% +0.47% +0.70% +0.82ppt
8/10(月) +2.08% +0.63% -0.09% -2.17ppt
8/12(水) +0.83% +0.94% +0.61% -0.22ppt
8/13(木) +1.16% +0.89% +0.48% -0.68ppt
8/14(金) +0.59% +0.51% +0.28% -0.31ppt
8/17(月) +0.74% -0.31% -0.42% -1.16ppt
8/18(火) -2.54% -1.05% -0.15% +2.39ppt
8/19(水) -3.16% -3.09% -2.47% +0.69ppt
8/20(木) +1.36% +1.18% +1.35% -0.01ppt
8/21(金) -0.30% +0.19% +1.02% +1.32ppt
8/24(月) -0.74% +0.15% +0.28% +1.02ppt
8/25(火) +0.50% +0.50% +0.31% -0.19ppt
8/26(水) +0.62% +0.42% +0.21% -0.41ppt
8/27(木) -0.20% +0.15% +0.14% +0.34ppt
8/28(金) +0.41% +0.72% +0.28% -0.13ppt
8/31(月) -0.14% +0.23% +0.22% +0.36ppt
9/1(火) -0.15% +0.62% +1.46% +1.61ppt
9/2(水) -2.85% -2.40% -1.68% +1.17ppt
9/3(木) -0.17% +0.50% +0.71% +0.88ppt
9/4(金) +1.26% +0.03% -0.55% -1.81ppt
9/7(月) +2.12% +0.55% +0.03% -2.09ppt
9/8(火) -1.70% -1.83% -1.22% +0.48ppt
9/9(水) -0.19% -0.09% +0.00% +0.19ppt
9/10(木) +0.20% +0.20% -0.07% -0.27ppt
9/11(金) -1.93% -0.65% -0.24% +1.69ppt
9/14(月) -0.81% +0.74% +0.92% +1.73ppt
9/15(火) -0.01% -0.52% -0.65% -0.64ppt
9/16(水) +0.69% +0.61% +0.63% -0.06ppt
9/17(木) +0.33% +0.80% +0.99% +0.66ppt
9/18(金) +1.38% -0.07% -0.71% -2.09ppt
9/24(木・記事なし) +0.76%(推計) -0.39%(推計) -0.65%(推計) -1.41ppt
9/25(金) +1.30% +1.31% +1.04% -0.26ppt
9/28(月) -0.73% -0.40% -0.62% +0.11ppt
9/29(火) -0.60% -1.72% -2.55% -1.95ppt
59日累計 -6.46% +0.30% +7.01% +13.47ppt

59日累計は日経平均マイナス6.46パーセントに対してポートフォリオはプラス7.01パーセント、対日経通算プラス13.47パーセントポイントです。昨日のプラス15.42ポイントから、1日で1.95ポイント削れました。TOPIXの累計はプラス0.30パーセントまで縮んで、ほぼゼロです。

昨日の記事で、9月に日経平均が下げた日だけを並べて「日経がはっきり下げた日には、9月は全勝」と書きました。今日、その表に1行を足すと、こうなります。

日付 日経平均 ポートフォリオ 対日経差
9/2(水) -2.85% -1.68% +1.17ppt
9/11(金) -1.93% -0.24% +1.69ppt
9/8(火) -1.70% -1.22% +0.48ppt
9/14(月) -0.81% +0.92% +1.73ppt
9/28(月) -0.73% -0.62% +0.11ppt
9/29(火) -0.60% -2.55% -1.95ppt
9/9(水) -0.19% +0.00% +0.19ppt
9/3(木) -0.17% +0.71% +0.88ppt
9/1(火) -0.15% +0.62% +1.61ppt
9/15(火) -0.01% -0.65% -0.64ppt

全勝は、1日で途切れました。しかも、9月でいちばん大きな負け方です。

ただ、ほかの日と今日とでは、負けの性格が違うと思っています。ほかの日の下げは、株価そのものの下げです。今日の下げには、配当として11月から12月に戻ってくるぶんが混ざっている。日経平均もTOPIXも配当落ちの影響は受けますが、高配当株を194銘柄持つわたしのポートフォリオは、その影響をより強く受ける。権利落ち日に指数に負けるのは、高配当株に寄せた投資の“仕様”のようなものです。

本日の取引

今日は、2銘柄を4株ずつ、合計8株・13,454円買い増しました。

銘柄(コード) 約定株数 約定単価 約定金額 意図
イエローハット(9882) 4 1,657円 6,628円 押し目買い(平均取得単価1,364円を上回る・192→196株)
ヒューリック(3003) 4 1,706.5円 6,826円 押し目買い(平均取得単価1,460円を上回る・196→200株)
合計 8 — 13,454円 —

2銘柄とも、約定単価は平均取得単価より上です。このブログでは、平均取得単価より上で買い増すのを「押し目買い」、下で買い増すのを「ナンピン」と呼び分けていますので、今日は2銘柄とも押し目買いになります。そして、どちらの約定単価も、この日の終値とちょうど同じでした。

銘柄(コード) 買い増し前 買い増し後 平均取得単価の変化
イエローハット(9882) 192株・1,364円 196株・約1,370円 +6円
ヒューリック(3003) 196株・1,460円 200株・約1,465円 +5円

押し目買いなので、平均取得単価はどちらも少し上がります。4株を足しても5〜6円の上昇で済むのは、もともと190株以上持っていて、分母が大きいからです。

イエローハット(9882)——権利落ちで下げた日に、4株だけ

イエローハットは、カー用品店を全国に展開する会社です。このブログで取り上げるのは初めてですが、192株持っていて、平均取得単価1,364円に対して含み益が出ている銘柄です。

3月期決算の会社なので、今日は中間配当の権利落ち日にあたります。前日28日の終値1,716円から、今日は59円安の1,657円。マイナス3.44パーセントでした。

年間配当は、会社予想で68円とみています(予想配当利回り4.10パーセントからの逆算で、一次情報での確認はこれからです)。半分の34円前後が中間配当だとすれば、59円の下げのうち半分強は配当落ちの理屈どおりで、残りは地合いの悪さということになります。

権利落ち日に買った4株には、今回の中間配当はつきません。そのかわり、配当落ちのぶんだけ安く買えた——差し引きで損も得もない、というのが権利落ちの基本です。わたしとしては、「配当を取りにいく日」ではなく「配当が落ちて値段が下がった日」に拾ったという位置づけです。

196株での年間配当は、税引前で13,328円。取得利回りは約4.96パーセント、今日の終値での現在利回りは4.10パーセントになります。

ヒューリック(3003)——9月に入って4回目、終値は9月でいちばん安い1,706.5円

ヒューリックは、都心のオフィスビルを中心とした不動産の会社です。9月に入ってからは、今日で4回目の押し目買いになりました。

日付 約定株数 約定単価 買い増し後の株数
9/2(水) 4 1,771円 188株
9/14(月) 4 1,757.5円 192株
9/15(火) 4 1,733円 196株
9/29(火) 4 1,706.5円 200株

約定単価は、回を追うごとに下がっています。今日の終値1,706.5円は、9月の終値のなかでいちばん安い水準でした。それでも平均取得単価の約1,465円よりは上なので、分類としては押し目買いのままです。

ヒューリックは12月決算なので、今日の権利落ちとは関係ありません。今日の前日比はマイナス25円・マイナス1.44パーセント。金利の上昇が重しとして伝わっていた日で、9月7日の記事で書いた「不動産株は金利に弱い」という話が、そのまま効いた下げだと思います。

これで、ちょうど200株。年間配当67円で、税引前13,400円になります。取得利回りは約4.57パーセント、現在利回りは3.93パーセントです。

私の高配当株ポートフォリオ実績

上昇TOP5

銘柄(コード) 保有数 平均取得単価 終値 前日比(%) 評価損益 年間配当金 取得利回り 現在利回り
ハピネット(7552) 6 2,678円 4,825円 +535(+12.47%) +12,882円 100円 3.73% 2.07%
ニレコ(6863) 15 695円 1,142円 +18(+1.60%) +6,705円 35円 5.04% 3.06%
荏原実業(6328) 16 2,228円 2,435円 +34(+1.42%) +3,312円 75円 3.37% 3.08%
ソニーグループ(6758) 12 3,784円 3,732円 +52(+1.41%) -624円 35円 0.92% 0.94%
カネミツ(7208) 10 1,071円 1,298円 +16(+1.25%) +2,270円 41円 3.83% 3.16%

プライム市場で値上がりが170銘柄しかなかった日なので、2位以下はプラス1パーセント台です。上昇TOP5の5位が、プラス1.25パーセント。194銘柄のなかで、プラス1.25パーセントを超えて上げたのが5銘柄しかなかったということになります。

ハピネット(7552)——上期予想を上方修正、プラス12.47パーセントで上場来高値

首位はハピネットのプラス535円・プラス12.47パーセント。上場来高値の更新です。

理由ははっきりしていて、前日28日の引け後に出た上期(4〜9月期)の業績予想の上方修正です。報道によれば、上期の純利益は前年同期比25パーセント減の50億円という予想から、35パーセント増の90億円へ。減益予想が一転して増益になったかたちです。営業利益も78億円から135億円へ引き上げられたと伝わっています。

けん引役は、コンビニのくじ、トレーディングカード、カプセルトイ。9月に発売されたポケモンカード30周年の関連商品も好調だったようです。ハピネットは玩具やアミューズメント、映像・音楽を扱う卸の会社で、「推し活」の需要をそのまま取り込める位置にいるのだと思います。

6株・平均取得単価2,678円に対して終値4,825円、含み益率はプラス80.17パーセント。9月14日の記事ではプラス46.38パーセントでしたから、2週間ほどで大きく伸びています。

年間配当100円は、手元のメモの数字です。今回の上方修正に合わせて配当予想が変わったかどうかは、まだ確かめられていません。利益がここまで上振れると、配当の扱いも気になるところで、中間決算の発表で確認したいと思います。

なお、ハピネットも3月期決算の会社なので、今日は中間配当の権利落ち日でした。配当が落ちた日に、それでもプラス12パーセント。材料の強さが、配当落ちを丸ごと飲み込んだわけです。

ニレコ(6863)・荏原実業(6328)・ソニーグループ(6758)・カネミツ(7208)

2位のニレコはプラス1.60パーセント。9月17日・18日に続いて、また上昇TOP5です。取得利回り5.04パーセントは、今日の上昇TOP5で最も高い数字になります。

3位の荏原実業はプラス1.42パーセント。12月決算の会社なので、今日の権利落ちとは無関係です。配当が落ちないぶん、全面安の日でも下げにくかった——そういう面はあったと思います。

4位のソニーグループはプラス1.41パーセント。8月31日の打診買いから、9月に5回買い増してきた銘柄ですが、それでもまだ含み損のマイナス624円です。含み損率はマイナス1.37パーセントまで縮んできました。

5位のカネミツはプラス1.25パーセント。自動車部品の会社で、10株だけの保有です。

下落TOP5

銘柄(コード) 保有数 平均取得単価 終値 前日比(%) 評価損益 年間配当金 取得利回り 現在利回り
ディア・ライフ(3245) 100 606円 959円 -71(-6.89%) +35,300円 64円 10.56% 6.67%
FPG(7148) 48 1,932円 1,603円 -104(-6.09%) -15,792円 92.7円 4.80% 5.78%
OKI(6703) 5 2,058円 2,574円 -152(-5.58%) +2,580円 65円 3.16% 2.53%
極楽湯HD(2340) 100 407円 518円 -28(-5.13%) +11,100円 6円 1.47% 1.16%
インフロニアHD(5076) 16 2,218円 2,731.5円 -145.5(-5.06%) +8,216円 132円 5.95% 4.83%

下落TOP5は、5銘柄ともマイナス5パーセント超。上昇TOP5とは対照的に、振れ幅の大きい下げが並びました。そして、その多くに配当落ちが絡んでいます。

ディア・ライフ(3245)・FPG(7148)——9月期決算の「期末配当」が落ちた

1位のディア・ライフはマイナス71円・マイナス6.89パーセント、2位のFPGはマイナス104円・マイナス6.09パーセントでした。

この2社には共通点があります。どちらも9月期決算の会社なので、今日落ちたのは中間配当ではなく、期末配当です。3月期決算の会社が「半年ぶん」の配当を落とした日に、この2社は「期末ぶん」を落としたことになります。

銘柄 前日比 年間配当金 前日比に対する配当の割合
ディア・ライフ(3245) -71円 64円 約90%
FPG(7148) -104円 92.7円 約89%

年間配当と下げ幅が、ほぼ同じ大きさです。年間配当のうちどれだけが今回の期末配当なのかは、わたしのほうでまだ確かめきれていません。もし年1回の期末一括なら、下げの9割近くは配当落ちの理屈で説明がつく。そうでなくても、配当落ちがかなりの部分を占めているのは間違いないと思います。

ディア・ライフは9月25日にも値下がり率ランキング5位に入っていて、権利付最終日を前に下げるのは少し気になる、と書きました。今日の下げは、あの日とは違って理由がはっきりしているぶん、気持ちのうえでは落ち着いて見ていられます。含み益はプラス35,300円・プラス58.25パーセント。取得利回り10.56パーセントは、今日の10銘柄のなかで最も高い数字です。

FPGのほうは、含み損のマイナス15,792円・マイナス17.03パーセント。今日の10銘柄で唯一、大きな含み損を抱えた銘柄です。現在利回り5.78パーセントが取得利回り4.80パーセントを上回っているのは、株価が買値より下にあるからです。

OKI(6703)——早期退職に668人が応募、特別退職金は約100億円

3位のOKI(沖電気工業)はマイナス152円・マイナス5.58パーセント。こちらの理由は配当落ちだけではないようです。

今日、早期退職の募集に668人が応募し、特別退職金の総額が約100億円になる見込みだと発表されました。費用の大きさが意識されて、大幅続落と伝わっています。前日28日には、日系大手証券が「強気」の判断を続けたまま目標株価を4,200円に引き下げたとも報じられていました。

5株・平均取得単価2,058円に対して終値2,574円、含み益率はプラス25.07パーセント。早期退職は、目先の費用と引き換えに固定費を軽くする施策です。その効果が利益に出てくるのは来期以降になるはずなので、そこは長い目で見たいと思います。

極楽湯HD(2340)・インフロニアHD(5076)

4位の極楽湯HDはマイナス5.13パーセント。スーパー銭湯を運営する会社です。3月期決算で、今日は権利落ち日ですが、年間配当は6円ほどとみられ、28円の下げの大部分は配当落ちでは説明できません。今日の値動きについては、材料を見つけられませんでした。100株・平均407円に対して含み益率プラス27.27パーセントです。年間配当6円は予想配当利回りからの逆算で、一次情報での確認はこれからです。

5位のインフロニアHDはマイナス145.5円・マイナス5.06パーセント。前田建設工業などを傘下に持つインフラの会社で、年間配当132円。こちらも3月期決算なので、半分の66円前後が中間配当として落ちたとすれば、下げの半分弱が配当落ちという計算になります。取得利回り5.95パーセントは、今日の下落TOP5ではディア・ライフに次ぐ高さです。

ランキングの合計はマイナス13,172円、全体はマイナス957,147円

今日も、上昇TOP5と下落TOP5の増減額を足してみます。

増減額
上昇TOP5の合計 +4,808円
下落TOP5の合計 -17,980円
TOP10の合計 -13,172円
ポートフォリオ全体 -957,147円
ランキング外の184銘柄 -943,975円

昨日は、ランキング外の184銘柄でマイナス206,082円、1銘柄あたり約1,100円でした。今日はマイナス943,975円、1銘柄あたり約5,100円。昨日の4倍以上です。

下落TOP5の5銘柄を合わせても、マイナス17,980円にしかならない。ランキングの上位に出てくる銘柄は、たまたま保有株数が少ないものも多いからです。本当に効いたのは、ランキングには載らない、マイナス2〜4パーセントくらいで配当を落とした数十株、数百株の銘柄たちだったはずです。三菱UFJやコマツ、スカパーJSATのような主力の多くは3月期決算なので、今日はそろって配当を落としています。

ポートフォリオ全体

評価額 含み損益 含み損益(%) 前日比 前日比(%)
36,577,374円 +12,617,338円 +52.66% -957,147円 -2.55%

評価額は36,577,374円。9月17日の過去最高37,856,978円からは、1,279,604円下になりました。昨日「過去最高の更新は、少し遠のく」と書いたのですが、思っていたより遠のきました。

含み損益はプラス12,617,338円・プラス52.66パーセントです。昨日のプラス56.50パーセントから、3.84ポイント下がりました。

📚 初心者向けワンポイント解説:「配当落ち」はどこまでが“本当の下げ”か——評価額が95万円減った日に、大づかみに試算してみた

権利付最終日と権利落ち日の基本は6月29日の記事で、配当落ちに備えた「配当再投資の先物買い」は昨日の記事で書きました。今日は、その権利落ち日に、実際にわたしの評価額がどれだけ減って、そのうちどれくらいが配当落ちだったのかを考えます。

配当落ちは「損」ではなく「形が変わる」だけ

おさらいから。権利落ち日には、配当を受け取る権利が株価から切り離されます。そのぶん、株価は理屈のうえで配当の額だけ下がる。これが配当落ちです。

株価は下がりますが、そのかわりに配当を受け取る権利が手元に残ります。「株価」から「未収の配当」へ、お金の形が変わっただけです。だから配当落ちのぶんは、本来は損ではありません。

ただ、証券会社の画面に出る評価額は、株価だけで計算されます。未収の配当は、どこにも表示されない。だから権利落ち日の評価額は、実態より悪く見えるのです。

わたしの配当落ちは、いくらくらいだったのか

銘柄ごとの中間配当を194銘柄ぶん積み上げれば正確に出せますが、今日のところは大づかみに見積もってみます。

手がかりは、3月末に受け取った期末配当の実績です。2026年3月期の期末配当は、131銘柄で税引前329,864円でした。これに貸株の配当金相当額を足して、税引後で合計310,541円です。

中間配当は、期末配当と同じか、それより少ない会社が多い。一方で、3月以降に買い増した銘柄もあるし、今日は9月期決算のディア・ライフやFPG、インソースの期末配当も落ちています。これらを足し引きすると、今日落ちた配当は税引前で30万〜40万円くらいではないか、というのがわたしの見立てです。

金額 評価額に対する割合
今日の評価額の減少 -957,147円 -2.55%
うち配当落ち(大づかみの見立て) 30万〜40万円 約0.8〜1.1%
配当落ちを除いた”本当の下げ” 55万〜65万円 約1.5〜1.7%

あくまで見立てなので、幅を持たせています。それでも、95万円のうち3分の1から4割くらいは、11月から12月に配当として戻ってくるお金だということになります。

TOPIXに0.83ポイント負けた理由

ここで、配当落ちを除いた“本当の下げ”をマイナス1.5〜1.7パーセントとすると、TOPIXのマイナス1.72パーセントとほぼ同じになります。

ただし、TOPIXも配当落ちの影響を受けています。TOPIXには配当をほとんど出さない銘柄も含まれるので、配当落ちの割合はわたしのポートフォリオより小さいはずです。だから、配当落ちをそろえて比べれば、「本当の下げ」ではTOPIXに少し負けているのかもしれません。それでも、表面上の0.83ポイントの差のかなりの部分は、「高配当株に寄せているぶん、配当を多く落とした」ことで説明できると思っています。

権利落ち日の数字との付き合い方

このことから、わたしが自分に言い聞かせていることは3つあります。

  1. 権利落ち日のパフォーマンスは、指数との比較でも割り引いて見る。高配当株のポートフォリオは、権利落ち日に指数に負けるようにできている
  2. そのかわり、配当が入ってくる月には、評価額に表れない“戻り”がある。11月から12月の入金を、今日のマイナスと対にして見る
  3. それでも、配当落ちを除いた下げが残る日は、それはそれとして受け止める。今日も、55万円以上は“本当の下げ”だった

「配当落ちだから気にしない」と全部を片づけてしまうと、本当の下げまで見えなくなります。逆に、評価額の数字だけを見て落ち込むのも違う。どこまでが形が変わっただけで、どこからが本当に減ったのか——その線を自分で引いておくことが、高配当株を長く持つうえでの心の支えになると思っています。

配当情報

昨日28日に、ショーボンドHD(1414)の期末配当が入金していました。昨日の記事に書きそびれてしまったので、今日の記事で記録しておきます。

銘柄(コード) 基準日の保有株数 1株配当 配当金総額 税額 受取額(税引後)
ショーボンドHD(1414) 44株 25.25円 1,111円 225円 886円

税額の内訳は所得税170円・住民税55円で、合計225円。いつもの源泉徴収です。

ショーボンドHDは、橋やトンネルの補修工事を得意とする会社で、6月期決算です。今回の配当は、6月末を基準日とする期末配当になります。

明細の数量が44株なのは、6月末の時点で持っていたのが44株だったからです。そのあと7月31日から9月18日にかけて何度か買い増して、今は70株。買い増した26株は、次の中間配当から効いてきます。今期(2027年6月期)の会社予想は年間46円50銭で、70株なら年間3,255円(税引前)になる計算です。

この銘柄は、9月18日の記事で書いたとおり、証券会社の格下げが続いていて、今は含み損です。株価は冴えなくても、配当はきちんと入ってくる。その当たり前のことを、明細を見ながら確かめました。

9月の受取配当は、これで税引後71,730円になりました。

入金日 内容 受取額(税引後)
9/1(火) JT・INPEXほか6銘柄 40,870円
9/2(水) オプテックスグループ(6914) 183円
9/3(木) ヒューリック(3003) 4,486円
9/4(金) ヤマハ発動機・キリンHD・サンセイランディック・荏原実業 10,980円
9/7(月) 住友林業(1911) 2,869円
9/8(火) NSグループ(471A)・東京建物(8804) 4,726円
9/9(水) ニチリン(5184) 380円
9/15(火) カナディアン・ソーラー・インフラ投資法人(9284) 4,847円
9/17(木) すかいらーくHD(3197)・クリヤマHD(3355) 1,041円
9/18(金) GMOフィナンシャルHD(7177) 462円
9/28(月) ショーボンドHD(1414) 886円
9月累計 — 71,730円

今日は評価額が95万円減った日なので、886円はいかにも小さく見えます。でも、今日落ちた配当のほうも、こうやって一件ずつ入ってくる。11月から12月には、この表がもっと長くなるはずです。

明日以降の注目ポイント

  • 9月30日(水)で、今月の取引は終わり。月間の成績と、9月に受け取った配当の集計をする予定です。今日の下げで、9月の月間成績はかなり削られました
  • 10月1日(木)は、キオクシアHD(285A)の1株→3株、三井住友FG(8316)の1株→2株など、保有銘柄の株式分割の効力が発生する日です。株数と平均取得単価の見え方が変わるので、記録を付け替えます
  • ハピネット(7552)は、上方修正を受けて配当予想がどう扱われるか。上期の決算発表で確かめたいところです
  • OKI(6703)の早期退職の費用、約100億円は、いつ・どの決算に計上されるのか。10月下旬からの中間決算シーズンで見ておきます
  • イエローハット(9882)の年間配当68円は、利回りからの逆算です。極楽湯HD(2340)の6円、ディア・ライフ(3245)の64円とあわせて、一次情報で確かめ直します
  • 権利落ちで下がった評価額が、どこまで戻るのか。配当落ちのぶんは理屈のうえでは戻らないので、戻るとすれば、それは“本当の下げ”のほうが戻ったということです

まとめ

9/29
日経平均 -0.60%
TOPIX -1.72%
わたしのポートフォリオ -2.55%

日経平均はマイナス0.60パーセントで続落、TOPIXはマイナス1.72パーセント。中間配当の権利落ち日に、米国株安と原油高が重なって、東証プライムの約9割が下げる一日でした。日経平均はファーストリテイリングの上げに支えられて、下げが小さく見えたかたちです。

わたしのポートフォリオはマイナス957,147円・マイナス2.55パーセント、対日経マイナス1.95パーセントポイント。7月からの累計表のなかで、1日の下落率としては最大で、「日経がはっきり下げた日には9月は全勝」も途切れました。ただ、大づかみに見積もると、95万円のうち30万〜40万円は配当落ち。11月から12月に配当として戻ってくるお金です。高配当株に寄せたポートフォリオは、権利落ち日に指数に負けるようにできている——今日はそれを数字で確かめた日でした。

上昇TOP5の首位は、上期予想を上方修正したハピネット(7552)のプラス12.47パーセント。上期の純利益は、減益予想から一転して35パーセントの増益予想へ。配当が落ちた日に、それを丸ごと飲み込む上げでした。

下落TOP5は、9月期決算で期末配当を落としたディア・ライフ(3245)とFPG(7148)が1位と2位。年間配当と下げ幅がほぼ同じ大きさで、理由のはっきりした下げです。OKI(6703)は、早期退職の特別退職金約100億円が意識されて、マイナス5.58パーセントでした。

そして、ランキングの合計はマイナス13,172円なのに、全体はマイナス957,147円。ランキング外の184銘柄が、1銘柄あたり約5,100円ずつ、配当を落としながら下げた日です。

本日の取引は、イエローハット(9882)とヒューリック(3003)を4株ずつ、合計13,454円の押し目買い。ヒューリックはちょうど200株になりました。そして、昨日入金していたショーボンドHD(1414)の期末配当886円を記録して、9月の受取配当は71,730円です。

明日は9月の最終営業日。今日の下げを抱えたまま、9月を締めることになります。評価額は下がっても、配当を受け取る権利は手元に残っている。それを忘れずに、月末を迎えたいと思います。

明日も、地味に、着実に。


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免責事項:本記事は個人の投資記録であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。投資はご自身の判断と責任で行ってください。

【2026年9月28日】高配当株PF記録|権利付最終日に日経-0.73%で6日ぶり反落、PF-0.62%で対日経+0.11ppt、PILLAR+3.29%で年間配当245円を確認

今日のサマリー

日経平均はマイナス486円58銭・マイナス0.73パーセントの65,877円62銭で、6日ぶりに反落しました。9月16日から続いていた連騰は、5日で止まったことになります。

TOPIXはマイナス16.59・マイナス0.40パーセントの4,112.00。東証プライムでは値下がり1,039銘柄に対して値上がり468銘柄と、約6割が下げた一日でした。売買代金は8兆2,028億円です。

下げの理由として伝わっているのは、3つでした。ひとつは、5連騰で3,000円近く上げたあとの利益確定売り。ふたつめは、半導体株の比重が大きい韓国株の下落。そしてみっつめが、長期金利の上昇で、3.1パーセントに迫る水準まで来ていて、株の割高感が意識されたと報じられています。イビデン、アドバンテスト、キオクシア、ファーストリテイリング、中外製薬、第一三共などが売られた一方で、SCREEN、荏原、みずほFG、東京海上などは買われていたようです。

そして今日は、3月期決算企業の中間配当の権利付最終日でもありました。今日の大引けで株を持っていれば、9月末の中間配当を受け取れる——高配当株を194銘柄持つわたしにとっては、半年に一度の大事な日です。

わたしのポートフォリオは、マイナス219,597円・マイナス0.62パーセントでした。

対日経はプラス0.11パーセントポイント。勝ったとはいえ、わずか0.11ポイントです。対TOPIXはマイナス0.22パーセントポイントで、こちらには負けています。

今日のトピックは:

  1. 中間配当の権利付最終日に、日経平均は6日ぶり反落のマイナス0.73パーセント。5連騰の利益確定売り、韓国株安、長期金利の上昇が重なった
  2. わたしのポートフォリオはマイナス0.62パーセントで対日経プラス0.11ポイント。上昇TOP5と下落TOP5を合計するとマイナス13,515円なのに、全体はマイナス219,597円——ランキングに載らない184銘柄が、薄く広く下げた一日だった
  3. 上昇TOP5首位はPILLAR(6490)のプラス3.29パーセント。配当を確かめ直したら、年間配当は188円から245円に増えていて、取得利回りは7.37パーセントになっていた
  4. 北海道電力(9509)は9月25日の業績予想の上方修正を消化してプラス2.20パーセント。インソース(6200)は前営業日のマイナス7.02パーセントから、プラス3.11パーセントで反発

主要指数とポートフォリオの比較

指標 終値 前日比 騰落率
私のポートフォリオ 37,536,113円 -219,597円 -0.62%
日経平均 65,877.62円 -486.58円 -0.73%
TOPIX 4,112.00 -16.59 -0.40%

日経平均に対してプラス0.11パーセントポイント、TOPIXに対してマイナス0.22パーセントポイント。

日経平均の下げには、アドバンテストやファーストリテイリングといった値がさ株の下落が効いています。値がさ株の比重が小さいぶん、日経に対してはわずかに勝てた。ただ、市場全体を映すTOPIXには負けている——つまり、わたしの194銘柄は、市場平均よりほんの少しだけ多めに売られたということです。

権利付最終日なので、高配当株には買いが入ってもおかしくない日でした。それでも市場平均より下げたのは、前営業日25日にしっかり上げたぶんの反動もあったのだと思います。

58日累計で対日経+15.42pptへ

日付 日経平均 TOPIX ポートフォリオ 対日経差
7/2〜7/30 -8.56%累計 -0.94%累計 +5.20%累計 +13.76ppt累計
7/31(木) +4.03% +1.29% +0.06% -3.97ppt
8/3(月) -0.94% -1.08% -1.22% -0.28ppt
8/4(火) +0.32% +0.04% -0.49% -0.81ppt
8/5(水) +3.66% +2.13% +1.20% -2.46ppt
8/6(木・記事なし) -0.93% +0.19%(推計) +1.17% +2.10ppt
8/7(金) -0.12% +0.47% +0.70% +0.82ppt
8/10(月) +2.08% +0.63% -0.09% -2.17ppt
8/12(水) +0.83% +0.94% +0.61% -0.22ppt
8/13(木) +1.16% +0.89% +0.48% -0.68ppt
8/14(金) +0.59% +0.51% +0.28% -0.31ppt
8/17(月) +0.74% -0.31% -0.42% -1.16ppt
8/18(火) -2.54% -1.05% -0.15% +2.39ppt
8/19(水) -3.16% -3.09% -2.47% +0.69ppt
8/20(木) +1.36% +1.18% +1.35% -0.01ppt
8/21(金) -0.30% +0.19% +1.02% +1.32ppt
8/24(月) -0.74% +0.15% +0.28% +1.02ppt
8/25(火) +0.50% +0.50% +0.31% -0.19ppt
8/26(水) +0.62% +0.42% +0.21% -0.41ppt
8/27(木) -0.20% +0.15% +0.14% +0.34ppt
8/28(金) +0.41% +0.72% +0.28% -0.13ppt
8/31(月) -0.14% +0.23% +0.22% +0.36ppt
9/1(火) -0.15% +0.62% +1.46% +1.61ppt
9/2(水) -2.85% -2.40% -1.68% +1.17ppt
9/3(木) -0.17% +0.50% +0.71% +0.88ppt
9/4(金) +1.26% +0.03% -0.55% -1.81ppt
9/7(月) +2.12% +0.55% +0.03% -2.09ppt
9/8(火) -1.70% -1.83% -1.22% +0.48ppt
9/9(水) -0.19% -0.09% +0.00% +0.19ppt
9/10(木) +0.20% +0.20% -0.07% -0.27ppt
9/11(金) -1.93% -0.65% -0.24% +1.69ppt
9/14(月) -0.81% +0.74% +0.92% +1.73ppt
9/15(火) -0.01% -0.52% -0.65% -0.64ppt
9/16(水) +0.69% +0.61% +0.63% -0.06ppt
9/17(木) +0.33% +0.80% +0.99% +0.66ppt
9/18(金) +1.38% -0.07% -0.71% -2.09ppt
9/24(木・記事なし) +0.76%(推計) -0.39%(推計) -0.65%(推計) -1.41ppt
9/25(金) +1.30% +1.31% +1.04% -0.26ppt
9/28(月) -0.73% -0.40% -0.62% +0.11ppt
58日累計 -5.86% +2.02% +9.56% +15.42ppt

58日累計は日経平均マイナス5.86パーセントに対してポートフォリオはプラス9.56パーセント、対日経通算プラス15.42パーセントポイントです。

9月に日経平均が下げた日だけを、下げ幅の大きい順に並べてみます。

日付 日経平均 ポートフォリオ 対日経差
9/2(水) -2.85% -1.68% +1.17ppt
9/11(金) -1.93% -0.24% +1.69ppt
9/8(火) -1.70% -1.22% +0.48ppt
9/14(月) -0.81% +0.92% +1.73ppt
9/28(月) -0.73% -0.62% +0.11ppt
9/9(水) -0.19% +0.00% +0.19ppt
9/3(木) -0.17% +0.71% +0.88ppt
9/1(火) -0.15% +0.62% +1.61ppt
9/15(火) -0.01% -0.65% -0.64ppt

正確には、9月15日のマイナス0.01パーセントの日だけは負けていますが、これは日経がほぼ横ばいの日です。日経がはっきり下げた日には、9月は全勝になります。

ただ、今日のプラス0.11ポイントは、その中でいちばん小さい勝ち幅でした。日経の下げの中身が、半導体や値がさ株だけではなかった——東証プライムの6割が下げる全面安寄りの一日だったので、分散していても逃げ場が少なかったのだと受け止めています。

本日の取引

今日は、取引なしです。

権利付最終日なので、「今日買えば中間配当がもらえる」という日ではあります。ただ、前回の記事でも書いたとおり、権利取りだけを狙った駆け込み買いは、わたしはやらないと決めています。明日の権利落ちで、配当とほぼ同じだけ株価が下がるなら、差し引きはゼロに近い——しかも配当には税金がかかるので、権利取りだけが目的なら、むしろ分が悪いくらいです。

「何もしない」も立派な投資判断。今日はそういう日にしました。

私の高配当株ポートフォリオ実績

上昇TOP5

銘柄(コード) 保有数 平均取得単価 終値 前日比(%) 評価損益 年間配当金 取得利回り 現在利回り
PILLAR(6490) 5 3,325円 10,690円 +340(+3.29%) +36,825円 245円 7.37% 2.29%
インソース(6200) 300 652円 696円 +21(+3.11%) +13,200円 35円 5.37% 5.03%
高速(7504) 20 2,071円 4,560円 +115(+2.59%) +49,780円 120円 5.79% 2.63%
GMOFHD(7177) 50 995円 1,213円 +29(+2.45%) +10,900円 57.04円 5.73% 4.70%
北海電力(9509) 30 1,033円 1,140円 +24.5(+2.20%) +3,210円 33円 3.19% 2.89%

上昇TOP5の首位でも、プラス3.29パーセント。6割が下げた日らしく、上げ幅はどれも控えめです。5銘柄とも含み益でした。

PILLAR(6490)——年間配当は、188円ではなく245円になっていた

首位はPILLAR(日本ピラー工業)のプラス3.29パーセントです。半導体製造装置向けの精密部品を手がける会社で、今日はSCREENや荏原といった半導体製造装置の一角が買われていたので、その流れに乗ったのだと思います。5株・平均取得単価3,325円に対して終値10,690円、含み益率はプラス221.50パーセント。9月9日にはプラス186.62パーセントでしたから、そこからさらに伸びています。

今日いちばんの収穫は、株価より配当のほうでした。

わたしの手元の配当メモでは、PILLARの年間配当は188円になっていました。7月下旬に書き留めた数字です。ところが、今日あらためて確かめると、会社予想の年間配当は245円。予想配当利回り2.29パーセントも、終値10,690円に対してちょうど245円で計算が合います。

第1四半期の決算で業績が大きく伸び、通期予想の上方修正とあわせて増配が予定されている、という流れのようです。わたしはその増配を、2カ月近く見落としていたことになります。

以前のメモ 今日確認した会社予想
年間配当金 188円 245円
取得利回り(YOC) 5.65% 7.37%
現在利回り — 2.29%
5株での年間受取(税引前) 940円 1,225円

取得利回りは、5.65パーセントから7.37パーセントへ。増配は、何もしなくても取得利回りを押し上げてくれる——9月25日の記事で「取得利回りが動くのは、増配か買い増しのときだけ」と書いた、そのとおりの例です。金額にすれば、5株で年285円の差にすぎません。でも、この数字を正しく持っているかどうかは、記録を続けるうえでは大事だと思っています。

インソース(6200)——下方修正の翌営業日に、プラス3.11パーセントで反発

2位はインソース。前営業日25日は、通期予想の下方修正を受けてマイナス7.02パーセントでした。今日はプラス21円・プラス3.11パーセントで、51円下げたうちの21円、約4割を取り戻したことになります。

そして、この会社にとって今日は少し特別な日です。インソースは9月期決算なので、今日の権利付最終日は、中間配当ではなく期末配当の権利付最終日にあたります。年間配当35円は、下方修正の開示でも据え置きと明記されていました。配当を取りにいく買いが入った可能性はあると思いますが、反発の理由を一つに決めることはしません。

含み益はプラス13,200円・プラス6.75パーセント。25日のプラス3.53パーセントから、少し余裕が戻りました。現在利回りは5.03パーセントで、今日の10銘柄のなかで最も高い数字です。

高速(7504)・GMOFHD(7177)

3位の高速は、プラス2.59パーセント。包装資材の卸で、物流向けのソリューションが伸びている会社です。20株・平均2,071円に対して終値4,560円で、含み益率はプラス120.18パーセント。取得利回り5.79パーセントは、PILLARの7.37パーセントには抜かれましたが、今日のTOP5では2番目です。

4位のGMOFHDはプラス2.45パーセント。9月18日の記事で取り上げた、年4回配当の会社です。12月期決算なので、9月末は第3四半期配当の基準日にあたるはずです。現在利回り4.70パーセントは、今日のTOP5ではインソースに次ぐ高さになります。

北海道電力(9509)——上方修正を、週明けも消化

5位の北海道電力は、プラス2.20パーセント。9月25日に今期(2027年3月期)の業績予想を上方修正し、営業利益を480億円から610億円へ引き上げたと伝わっています。その材料が、週明けの今日も断続的に買われたようです。

30株・平均1,033円に対して終値1,140円、含み益率はプラス10.36パーセントです。年間配当33円は、今のところ据え置き。利益が大きく上振れたぶん、配当がどう扱われるかは、10月下旬の中間決算で確かめたいところです。

下落TOP5

銘柄(コード) 保有数 平均取得単価 終値 前日比(%) 評価損益 年間配当金 取得利回り 現在利回り
アストロスケール(186A) 16 1,019円 1,193円 -41(-3.32%) +2,784円 0円 0.00% 0.00%
富士フイルム(4901) 56 3,168円 3,355円 -94(-2.73%) +10,472円 75円 2.37% 2.24%
グッドパッチ(7351) 100 494円 472円 -12(-2.48%) -2,200円 10円 2.02% 2.12%
コマツ(6301) 100 3,618円 7,456円 -184(-2.41%) +383,800円 190円 5.25% 2.55%
オプテックスグループ(6914) 6 2,498円 3,235円 -80(-2.41%) +4,422円 76円 3.04% 2.35%

下落TOP5の1位でも、マイナス3.32パーセント。上昇TOP5と同じで、振れ幅の小さい一日でした。含み損で終わったのはグッドパッチのマイナス2,200円だけです。

コマツは、前営業日25日にプラス5.98パーセントで上昇TOP5の首位でした。シティグループ証券の投資判断引き上げで大きく上げたぶん、今日はマイナス2.41パーセントの反動です。431円上げて184円戻したので、上げ幅の4割強を返した計算になります。それでも含み益はプラス383,800円・プラス106.08パーセント。100株での下落額18,400円は、今日の下落TOP5のなかで群を抜いて大きいのですが、これは株価そのものより、7,456円という株価水準と100株という株数の掛け算です。

アストロスケールはマイナス3.32パーセント。宇宙ごみの除去を手がける会社で、無配です。16株・平均1,019円に対して終値1,193円で、含み益率はプラス17.08パーセント。今日の値動きについては、材料を見つけられませんでした。9月11日の第1四半期決算では赤字が拡大していましたが、手元資金は約350億円ある——ここは、長い目で見るしかない銘柄だと思っています。

富士フイルムはマイナス2.73パーセント。こちらも理由ははっきりしません。56株・含み益率プラス5.90パーセントで、年間配当75円の会社予想は今日も変わっていないことを確認しました。

グッドパッチは、8月期決算の会社で、本決算の発表は10月15日の予定です。今日のマイナス2.48パーセントは決算を受けたものではなく、決算発表の前の値動きです。年間配当10円は2026年8月期の予想で、次の期の配当予想は、10月15日の決算で出てくるはずです。

オプテックスグループは6株だけの保有で、マイナス2.41パーセントでも下落額は480円です。

ランキングの合計はマイナス13,515円、それでも全体はマイナス219,597円

今日も、上昇TOP5と下落TOP5の増減額を足してみます。

増減額
上昇TOP5の合計 +12,485円
下落TOP5の合計 -26,000円
TOP10の合計 -13,515円
ポートフォリオ全体 -219,597円
ランキング外の184銘柄 -206,082円

9月17日は、この逆でした。TOP10の合計はマイナス32,112円なのに、全体はプラス368,768円——ランキングに載らない銘柄が、静かに稼いでいた日です。

今日は、ランキングに載らない184銘柄が、静かに削られた日でした。マイナス206,082円を184銘柄で割ると、1銘柄あたり約1,100円。ひとつひとつは目立たない下げが、積み重なって20万円を超えたわけです。東証プライムの約6割が下げた日だったので、わたしの194銘柄でも、同じように多くの銘柄が小さく下げていたのだと思います。

上昇TOP5の首位でもプラス3.29パーセント、下落TOP5の首位でもマイナス3.32パーセント。ランキングだけ見れば「穏やかな一日」に見えますが、全体では22万円近く減っている。ランキングは、全体の一部しか映さない——9月16日に書いたことを、今日は逆の向きから確認したかたちです。

ポートフォリオ全体

評価額 含み損益 含み損益(%) 前日比 前日比(%)
37,536,113円 +13,551,493円 +56.50% -219,597円 -0.62%

評価額は37,536,113円。9月17日の過去最高37,856,978円までは、320,865円に開きました。

含み損益はプラス13,551,493円・プラス56.50パーセントです。

そして明日29日は、権利落ち日です。3月期決算の銘柄を中心に、配当のぶんだけ株価が理屈のうえで下がる日なので、評価額はまとまって削られるはずです。過去最高の更新は、少し遠のくと思います。それでいい、と思っています。明日削られるぶんは、11月から12月にかけて、中間配当として口座に入ってくるのですから。

📚 初心者向けワンポイント解説:「配当再投資の先物買い」——権利付最終日の大引けに、なぜ先物が買われるのか

今日は中間配当の権利付最終日で、明日は権利落ち日です。権利付最終日と権利落ち日の基本は、6月29日の記事で解説しました。今日はその続きとして、この時期によく話題になる「配当再投資の先物買い」を取り上げます。

指数は、権利落ちで下がる

TOPIXや日経平均は、構成銘柄の株価から計算されます。権利落ち日には、多くの銘柄の株価が配当のぶんだけ理屈のうえで下がるので、指数もそのぶん下がりやすくなります。これを「配当落ち」と呼びます。

3月期決算の会社が多い日本では、配当落ちが3月末と9月末に集中します。だから、9月の権利落ち日は、指数が配当落ちのぶんだけ押し下げられやすい日になります。

インデックスファンドが困ること

ここで困るのが、TOPIXや日経平均に連動するインデックスファンドです。

ファンドは、指数と同じように株を持っています。権利落ち日には、ファンドの持つ株も配当のぶんだけ下がります。その代わりに配当を受け取る権利を得るのですが、実際に配当金が入ってくるのは、数カ月先です。

つまり、権利落ち日から配当の入金までの間、ファンドは「配当の権利」というかたちで、株式ではない資産を抱えることになります。そのあいだに相場が上がると、ファンドだけがその上昇に乗り遅れて、指数とずれてしまう。指数どおりに動くことが仕事のファンドにとって、これは避けたいずれです。

そこで、先物を買っておく

このずれを埋めるために、インデックスファンドは権利付最終日の大引けにかけて、受け取る予定の配当金に見合うぶんだけ、株価指数の先物を買うとされています。配当金がまだ手元になくても、先物なら少ない資金で指数の値動きを持てるからです。そして、実際に配当金が入ってきたら、先物を現物株に置き換えていく。

これが「配当再投資の先物買い」です。インデックス運用の資金が大きくなるほど、この買いの規模も大きくなるので、権利付最終日の大引けにかけての相場の下支え要因になると、毎年この時期に話題になります。

今日の大引けでそれがどれほど効いたのかは、わたしには確かめようがありません。少なくとも、日経平均は6日ぶりに反落し、東証プライムの6割が下げました。下支えの買いがあったとしても、利益確定売りや韓国株安、金利の上昇のほうが勝ったということになります。

わたしにとっての意味

わたしは、インデックスファンドではありません。194銘柄を自分で持っているので、先物でずれを埋める必要もない。

でも、この仕組みを知っておくと、明日の評価額の見え方が変わります。

明日、わたしのポートフォリオは配当落ちでまとまって下がるはずです。それを見て「今日は負けた」と思う必要はありません。インデックスファンドが「配当の権利」を持っているのと同じで、わたしも明日から「配当を受け取る権利」を持っている。それが口座に入ってくるのが、11月から12月というだけです。

評価額だけを見ると損をしたように見えて、実際には形が変わっただけ——配当落ちは、そういう日です。プロのファンドが、わざわざ先物を買ってまで「配当落ちで下がったぶん」を取り戻そうとしているのは、それがただの下落ではなく、あとで戻ってくるお金だと分かっているからなのだと思います。

明日以降の注目ポイント

  • 9月29日(火)は権利落ち日。高配当株を194銘柄持っている以上、評価額は配当落ちのぶんだけまとまって削られるはずです。下がっても、それは配当に形を変えただけ——そう言い聞かせておきます
  • 9月25日の記事で書いた「銀行株の上げは、権利取りの買いだったのか、利ざや期待だったのか」は、権利落ち後の値動きで答えが出ます。今日はみずほFGが買われていたようなので、利ざや期待の買いはまだ続いているのかもしれません
  • 長期金利が3.1パーセントに迫っています。銀行株には追い風ですが、不動産株や、株式全体の割高感には逆風です。9月7日に解説した「不動産株と金利」の話が、また効いてくるかもしれません
  • PILLAR(6490)のように、手元のメモより会社予想の配当が増えている銘柄が、ほかにもあるかもしれません。TOP5に登場したときに、ひとつずつ確かめ直していきます
  • グッドパッチ(7351)の本決算は10月15日の予定。次の期の配当予想が出てくるので、ここは見ておきたいところです
  • 9月30日(水)で、今月の取引は終わり。月間の成績と、9月に受け取った配当の集計をする予定です

まとめ

9/28
日経平均 -0.73%
TOPIX -0.40%
わたしのポートフォリオ -0.62%

日経平均はマイナス0.73パーセントで6日ぶり反落、TOPIXもマイナス0.40パーセント。中間配当の権利付最終日でしたが、5連騰のあとの利益確定売り、韓国株安、そして3.1パーセントに迫る長期金利が重なって、東証プライムの約6割が下げる一日でした。

わたしのポートフォリオはマイナス219,597円・マイナス0.62パーセント、対日経プラス0.11パーセントポイント。日経がはっきり下げた日には9月は全勝のままですが、勝ち幅は9月でいちばん小さく、TOPIXには0.22ポイント負けています。全面安寄りの日には、分散していても逃げ場が少ない——バリュー分散型の防御力にも、限界はあるということです。

上昇TOP5の首位は、PILLAR(6490)のプラス3.29パーセント。そして今日いちばんの収穫は、その配当が188円ではなく245円に増えていたと分かったことでした。取得利回りは5.65パーセントから7.37パーセントへ。インソース(6200)は下方修正の翌営業日にプラス3.11パーセントで反発し、9月期決算の同社にとっては、今日が期末配当の権利付最終日でした。北海道電力(9509)は、25日の上方修正を消化してプラス2.20パーセントです。

下落TOP5は、コマツ(6301)がプラス5.98パーセントの翌営業日にマイナス2.41パーセントの反動。それでも含み益率はプラス106.08パーセントです。含み損で終わったのはグッドパッチ(7351)のマイナス2,200円だけでした。

そして今日は、ランキングの合計マイナス13,515円に対して、全体はマイナス219,597円。ランキングに載らない184銘柄が、1銘柄あたり約1,100円ずつ、静かに削られた日です。

本日の取引はなし。権利付最終日の駆け込み買いはしないと決めているので、「何もしない」を選びました。

明日は権利落ち日です。評価額は下がるはずですが、それは配当に形を変えるだけ。プロのファンドが先物を買ってまで埋めようとしている「配当落ち」を、わたしは11月から12月の入金で埋めることになります。

明日も、地味に、着実に。


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免責事項:本記事は個人の投資記録であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。投資はご自身の判断と責任で行ってください。

【2026年9月25日】高配当株PF記録|日経+1.30%で5日続伸、上昇TOP5に銀行4行、インソース下方修正でマイナス7.02%、PF+1.04%で3銘柄ナンピン

今日のサマリー

日経平均はプラス850円21銭・プラス1.30パーセントの66,364円20銭で、5日続伸でした。

9月19日から23日までの5連休を挟んでいるので、連騰は9月16日・17日・18日・24日・25日の5営業日という数え方になります。終値としては、9月8日以降でいちばん高い水準です。9月11日にマイナス1.93パーセントの急落があって、そこから14日・15日と沈んでいたわけですが、その急落前の水準を、ようやく取り戻したことになります。

そして今日は、TOPIXもプラス53.29・プラス1.31パーセントの4,128.59でした。

ここが、先週18日といちばん違うところです。あの日は日経平均がプラス1.38パーセントで、TOPIXがマイナス0.07パーセント——AI半導体の値がさ株だけが買われて、残りの大多数は売られていたという、指数の見た目と中身が食い違った一日でした。今日は日経プラス1.30パーセント、TOPIXプラス1.31パーセントで、ほぼ同じ。中身のある上昇です。

材料として伝わっているのは、3つでした。ひとつは米長期金利の上昇が一服したこと。ふたつめはAI・半導体関連の買い戻し。そしてみっつめが、中間配当の権利取りです。

わたしのポートフォリオは、プラス389,336円・プラス1.04パーセントでした。

対日経マイナス0.26パーセントポイント、対TOPIXマイナス0.27パーセントポイント。負けは負けなのですが、日経が1パーセントを超えて上げた日としては、9月でいちばんマシな負け方です。この点は、あとで表にして振り返ります。

今日のトピックは:

  1. 日経平均プラス1.30パーセントで5日続伸、TOPIXもプラス1.31パーセントで足並みが揃った。9月18日の「日経だけが上がる」相場から一転して、中身のある上昇だった
  2. 上昇TOP5の5銘柄のうち4銘柄が銀行。三菱UFJ(8306)プラス3.95パーセント、十六FG(7380)プラス5.17パーセント、東京きらぼしFG(7173)プラス4.99パーセント、ふくおかFG(8354)プラス4.56パーセント。残るひとつのコマツ(6301)はシティグループ証券の投資判断引き上げでプラス5.98パーセントの首位
  3. 3銘柄16株・合計21,876円を買い増し。全3銘柄が平均取得単価を下回る水準でのナンピンで、パンパシフィックHD(7532)は9月2日から数えて9回目になった
  4. 一方で、インソース(6200)が昨日24日の引け後に通期予想の下方修正を発表。営業利益の修正幅はマイナス3.6パーセントだったのに、株価はその2倍近いマイナス7.02パーセントで東証プライムの値下がり率2位。配当35円は据え置きだった

なお、9月24日(木)は記録を残しそこねました。5連休明けの一日を、まるごと飛ばしてしまったかたちです。数字だけは、25日の前日比から逆算して累計表に入れてあります。

主要指数とポートフォリオの比較

指標 終値 前日比 騰落率
私のポートフォリオ 37,788,524円 +389,336円 +1.04%
日経平均 66,364.20円 +850.21円 +1.30%
TOPIX 4,128.59 +53.29 +1.31%

日経平均に対してマイナス0.26パーセントポイント、TOPIXに対してマイナス0.27パーセントポイント。

両方に、ほぼ同じだけ負けています。これは9月18日とは意味が違う負け方です。あの日は日経に2.09ポイント、TOPIXに0.64ポイントと、負け幅が大きく食い違っていました。値がさ株だけが上がった相場で、わたしは置いていかれた——そういう負け方です。

今日は日経とTOPIXがほぼ同じだけ上がって、わたしはその両方に0.26ポイントずつ届かなかった。つまり、相場全体が素直に上がったなかで、わたしは平均よりほんの少しだけ遅れたということです。194銘柄の分散を持っていて、上げ相場で市場平均に0.26ポイント差というのは、わたしとしては上出来だと思っています。

57日累計で対日経+15.31pptへ

日付 日経平均 TOPIX ポートフォリオ 対日経差
7/2〜7/30 -8.56%累計 -0.94%累計 +5.20%累計 +13.76ppt累計
7/31(木) +4.03% +1.29% +0.06% -3.97ppt
8/3(月) -0.94% -1.08% -1.22% -0.28ppt
8/4(火) +0.32% +0.04% -0.49% -0.81ppt
8/5(水) +3.66% +2.13% +1.20% -2.46ppt
8/6(木・記事なし) -0.93% +0.19%(推計) +1.17% +2.10ppt
8/7(金) -0.12% +0.47% +0.70% +0.82ppt
8/10(月) +2.08% +0.63% -0.09% -2.17ppt
8/12(水) +0.83% +0.94% +0.61% -0.22ppt
8/13(木) +1.16% +0.89% +0.48% -0.68ppt
8/14(金) +0.59% +0.51% +0.28% -0.31ppt
8/17(月) +0.74% -0.31% -0.42% -1.16ppt
8/18(火) -2.54% -1.05% -0.15% +2.39ppt
8/19(水) -3.16% -3.09% -2.47% +0.69ppt
8/20(木) +1.36% +1.18% +1.35% -0.01ppt
8/21(金) -0.30% +0.19% +1.02% +1.32ppt
8/24(月) -0.74% +0.15% +0.28% +1.02ppt
8/25(火) +0.50% +0.50% +0.31% -0.19ppt
8/26(水) +0.62% +0.42% +0.21% -0.41ppt
8/27(木) -0.20% +0.15% +0.14% +0.34ppt
8/28(金) +0.41% +0.72% +0.28% -0.13ppt
8/31(月) -0.14% +0.23% +0.22% +0.36ppt
9/1(火) -0.15% +0.62% +1.46% +1.61ppt
9/2(水) -2.85% -2.40% -1.68% +1.17ppt
9/3(木) -0.17% +0.50% +0.71% +0.88ppt
9/4(金) +1.26% +0.03% -0.55% -1.81ppt
9/7(月) +2.12% +0.55% +0.03% -2.09ppt
9/8(火) -1.70% -1.83% -1.22% +0.48ppt
9/9(水) -0.19% -0.09% +0.00% +0.19ppt
9/10(木) +0.20% +0.20% -0.07% -0.27ppt
9/11(金) -1.93% -0.65% -0.24% +1.69ppt
9/14(月) -0.81% +0.74% +0.92% +1.73ppt
9/15(火) -0.01% -0.52% -0.65% -0.64ppt
9/16(水) +0.69% +0.61% +0.63% -0.06ppt
9/17(木) +0.33% +0.80% +0.99% +0.66ppt
9/18(金) +1.38% -0.07% -0.71% -2.09ppt
9/24(木・記事なし) +0.76%(推計) -0.39%(推計) -0.65%(推計) -1.41ppt
9/25(金) +1.30% +1.31% +1.04% -0.26ppt
57日累計 -5.13% +2.42% +10.18% +15.31ppt

57日累計は日経平均マイナス5.13パーセントに対してポートフォリオはプラス10.18パーセント、対日経通算プラス15.31パーセントポイントです。

9月18日時点のプラス16.98pptから、1.67ポイント削れました。内訳は、記録を取りそこねた24日でマイナス1.41ポイント、今日でマイナス0.26ポイント。つまり削られたぶんの大半は、記事を書かなかった24日に起きていたことになります。

この24日の数字は、25日の前日比から逆算した推計値です。日経平均の24日終値65,513.99円は確認できたので、指数側は実測に近いのですが、TOPIXとわたしのポートフォリオは差分からの割り戻しになります。そのつもりで見ていただければと思います。

9月に入ってからの16営業日を並べると、こうなります。

日付 日経平均 ポートフォリオ 対日経差 累計
9/1(火) -0.15% +1.46% +1.61ppt +18.31ppt
9/2(水) -2.85% -1.68% +1.17ppt +19.48ppt
9/3(木) -0.17% +0.71% +0.88ppt +19.19ppt
9/4(金) +1.26% -0.55% -1.81ppt +17.38ppt
9/7(月) +2.12% +0.03% -2.09ppt +15.29ppt
9/8(火) -1.70% -1.22% +0.48ppt +15.77ppt
9/9(水) -0.19% +0.00% +0.19ppt +15.96ppt
9/10(木) +0.20% -0.07% -0.27ppt +15.69ppt
9/11(金) -1.93% -0.24% +1.69ppt +17.38ppt
9/14(月) -0.81% +0.92% +1.73ppt +19.11ppt
9/15(火) -0.01% -0.65% -0.64ppt +18.47ppt
9/16(水) +0.69% +0.63% -0.06ppt +18.41ppt
9/17(木) +0.33% +0.99% +0.66ppt +19.07ppt
9/18(金) +1.38% -0.71% -2.09ppt +16.98ppt
9/24(木・記事なし) +0.76% -0.65% -1.41ppt +15.57ppt
9/25(金) +1.30% +1.04% -0.26ppt +15.31ppt

【考察】「日経が1パーセント超で上げる日は置いていかれる」が、今日は崩れた

先週18日の記事で、わたしはこんな整理をしました。

日経平均が0.7パーセント程度の小幅高ならほぼ互角。1パーセントを超えて上げる日は、たいていAI半導体が主役で、わたしは置いていかれる——9月のデータはそう読める、と書いたのです。

今日の数字を、その表に足してみます。

日付 日経平均 わたし 対日経差
9/16(水) +0.69% +0.63% -0.06ppt
9/25(金) +1.30% +1.04% -0.26ppt
9/10(木) +0.20% -0.07% -0.27ppt
9/4(金) +1.26% -0.55% -1.81ppt
9/7(月) +2.12% +0.03% -2.09ppt
9/18(金) +1.38% -0.71% -2.09ppt

崩れました。

今日の日経はプラス1.30パーセントで、これは9月4日のプラス1.26パーセントとほぼ同じ上げ幅です。ところが対日経差は、9月4日のマイナス1.81pptに対して、今日はマイナス0.26ppt。1.55ポイントも違います。

何が違ったのか。答えは、上がった中身でした。

9月4日も、7日も、18日も、主役はAI半導体の値がさ株でした。わたしのポートフォリオは194銘柄に散らしていて、そこの比重は小さい。だから、日経が上がった理由そのものが、わたしには効かなかったわけです。

今日は、銀行が上がりました。しかも地銀まで含めて、軒並みです。わたしの上昇TOP5のうち4つが銀行だったのは偶然ではなくて、わたしが持っている側が、今日の主役だったということです。

つまり、「日経が何パーセント上げたか」ではなく、「何が上げたか」のほうが、わたしの成績を決めている。上げ幅との相関に見えていたものは、たぶん相関ではなかった——1パーセント超の上げが、たまたまAI半導体の日に偏っていただけです。

先週の自分の整理を、今日のデータで訂正しておきます。

本日の取引

3銘柄16株・合計21,876円を買い増ししました。全部ナンピンです。押し目買いはゼロ——3銘柄とも、平均取得単価を下回る水準での買い増しになります。

銘柄(コード) 約定株数 約定単価 約定金額 意図
三井化学(4183) 4 2,121.5円 8,486円 ナンピン
パンパシフィックHD(7532) 10 712円 7,120円 ナンピン
メタウォーター(9551) 2 3,135円 6,270円 ナンピン
合計 16 — 21,876円 —

買い増し後の保有株数と平均取得単価は、こうなります。

銘柄(コード) 保有株数 平均取得単価
三井化学(4183) 12 → 16株 2,151円 → 約2,144円
パンパシフィックHD(7532) 180 → 190株 808円 → 約803円
メタウォーター(9551) 44 → 46株 3,215円 → 約3,212円

日経が1.30パーセント上げた日に、3銘柄とも平均取得単価を下回る水準で買えている——これは、わたしのポートフォリオの中身がいかに散らばっているかの裏返しでもあります。銀行が祭りになっている横で、化学・小売・水処理は静かに沈んでいたということです。

パンパシフィックHD(7532)——9月2日から9回目、約定単価はシリーズ最安の712円

今日の10株で、9月に入ってから9回目のナンピンになりました。

日付 約定単価 買い増し後の株数 買い増し後の平均取得単価
9/2(水) 769円 100 → 110株 862円 → 854円
9/7(月) 769.4円 110 → 120株 854円 → 847円
9/9(水) 755.6円 120 → 130株 847円 → 840円
9/10(木) 748円 130 → 140株 840円 → 833円
9/11(金) 726.1円 140 → 150株 833円 → 826円
9/15(火) 727.3円 150 → 160株 826円 → 約820円
9/16(水) 719.6円 160 → 170株 約820円 → 約814円
9/18(金) 713円 170 → 180株 約814円 → 808円
9/25(金) 712円 180 → 190株 808円 → 約803円

約定単価712円は、この9回のなかでいちばん安い水準です。9月11日にザラ場でつけた年初来安値710円に、あと2円。そして平均取得単価は、9月1日の862円から約803円まで、59円下がりました。

ただ、正直に書いておくと、これは「うまくいっている」話ではありません。59円下げるために、90株・約66,000円を追加で投じているわけです。株価のほうは、9月1日の776.6円から712円まで、64円下がっている。平均取得単価の低下より、株価の下落のほうが速い——含み損率は縮まっていないということです。

ドン・キホーテを運営する会社で、8月の国内リテール既存店はプラス1.4パーセント。プラスではあるものの、伸びが鈍っているという受け止め方が続いています。利益成長の鈍化懸念が、じわじわ株価を削っている——そう理解しています。

それでも10株ずつ続けているのは、190株に対して10株という買い増し比率が、19分の1と小さいからです。一度に大きく踏み込んでいれば、今ごろ平均取得単価はもっと高い位置で止まっていたはずです。下げている最中に、少しずつ、時間をかけて——この形だけは崩さないようにしています。

メタウォーター(9551)——5回目のナンピンは、シリーズで最も高い約定単価

今日の2株で、9月に入って5回目です。

日付 約定単価 買い増し後の株数 買い増し後の平均取得単価
9/2(水) 3,050円 36 → 38株 3,248円 → 3,238円
9/8(火) 3,095円 38 → 40株 3,238円 → 3,231円
9/11(金) 3,025円 40 → 42株 3,231円 → 3,221円
9/18(金) 3,080円 42 → 44株 3,221円 → 3,215円
9/25(金) 3,135円 44 → 46株 3,215円 → 約3,212円

面白いのは、今日の3,135円が5回のなかでいちばん高い約定単価だということです。9月11日の3,025円が底で、そこから110円戻してきている。

それでも平均取得単価3,215円は下回っているので、定義どおりナンピンではあるのですが、中身としては「底から戻り始めたところを追加した」形です。平均取得単価の低下幅も、たったの3円。この水準まで戻ってくると、買い増しで平均取得単価を動かす効果はほとんどなくなります。

下水道・浄水場の設備を手がける会社で、今期は70円から80円への増配を発表済み。インフラ更新需要という、景気に左右されにくい土台を持っているのが、わたしがこの銘柄を持ち続けている理由です。

三井化学(4183)——含み益に乗ったあと、また取得単価を割ってきた

9月7日に4株の打診買いで入って、今日で4回目の約定です。

日付 約定単価 買い増し後の株数 買い増し後の平均取得単価
9/7(月) 2,231円 新規 → 4株 — → 2,231円
9/8(火) 2,124.5円 4 → 8株 2,231円 → 2,178円
9/11(金) 2,097円 8 → 12株 2,178円 → 2,151円
9/25(金) 2,121.5円 12 → 16株 2,151円 → 約2,144円

この銘柄は、9月16日にいちど含み益へ転換しています。終値2,198円で、含み益率プラス2.19パーセント。9月7日の打診買いから9営業日での浮上でした。

それが今日は2,121.5円で買えているということは、そのあとまた取得単価を割り込んできたということです。プラス圏に顔を出して、また沈んだ——打診買いから始めた銘柄には、よくあることだと思っています。

フェノール大手の総合化学で、ヘルスケアとICTも収益の柱。今期の会社予想配当は75円です。16株まで積んで、まだ約34,000円。焦らず、あと何回かに分けて増やしていくつもりです。

📊 前日引け後の適時開示:インソース(6200)が2026年9月期の通期予想を下方修正

昨日9月24日の取引終了後、インソース(6200)が「2026年9月期 通期連結業績予想の修正に関するお知らせ」を出しました。これが、今日のマイナス7.02パーセントの理由です。

項目 修正前 修正後 増減率
売上高 160億円 156億円 -2.5%
営業利益 63.8億円 61.5億円 -3.6%
経常利益 64.3億円 62.0億円 -3.6%
親会社株主に帰属する当期純利益 44億円 42.5億円 -3.4%
1株当たり当期純利益 52.39円 50.86円 —
年間配当 35円 35円(据え置き) —

修正理由として挙げられているのは3つです。大企業からの講師派遣型研修の案件獲得が低調だったこと、DXサービスと階層別教育の成長が限定的だったこと、そして大企業を中心にスマートパックポイントの獲得・利用が鈍ったこと。並べてみると、どれも「大企業向け」に集まっているのが分かります。

社会人研修の会社で、決算期は9月。つまりこれは、期末まであと数日という段階での下方修正です。着地がほぼ見えたうえでの数字の手直し——そういう性格の開示だと受け止めています。

修正幅マイナス3.6%に対して、株価はマイナス7.02%

ここが、今日いちばん考えさせられたところです。

営業利益の下方修正幅はマイナス3.6パーセント。金額にすると2.3億円です。それに対して、株価はマイナス7.02パーセント——時価総額575億円に対して、1日で43億円ほどが削られた計算になります。修正幅の2倍近い下げです。

数字そのものより、中身が嫌われたのだと思っています。この会社は「研修needsの高い大企業を安定顧客として持っている」ことが強みのはずで、その大企業向けが3項目とも揃って弱かった。単年の数字が3.6パーセント削れた話ではなく、成長の踊り場に入ったのではないか——市場はそう読んだように見えます。

加えて、期末直前という時期の悪さもあったはずです。9月29日が配当の権利落ち日で、権利取りを考えていた投資家が、その直前に下方修正を受け取ったかたちになります。

わたしはどう受け止めたか

まず、配当は35円で据え置きです。ここは、はっきり書かれています。300株を持っているので、権利落ち前に売らないかぎり、今期の配当は予定どおり受け取れる——わたしにとって、いちばん大事な部分は変わっていません。

ただし、ひとつだけ注意している点があります。この35円の内訳は、普通配当29.5円と、記念配当5.5円です。記念配当は、その名のとおり一度きりの上乗せなので、来期に普通配当が増えなければ、年間配当は29.5円に戻ることになります。そうなると、取得単価652円に対する取得利回りは5.37パーセントから4.52パーセントへ。今回の下方修正で成長が鈍っているとすれば、この上乗せぶんを普通配当で埋めてくるかどうかは、来期の見どころです。

含み益はプラス6,900円・プラス3.53パーセント。300株で平均652円という取得単価が、今日のマイナス51円をぎりぎり吸収してくれました。売るつもりはありませんが、11月に出てくる本決算と来期予想は、いつもより注意して読むつもりです。

私の高配当株ポートフォリオ実績

上昇TOP5

銘柄(コード) 保有数 平均取得単価 終値 前日比(%) 評価損益 年間配当金 取得利回り 現在利回り
コマツ(6301) 100 3,618円 7,640円 +431(+5.98%) +402,200円 190円 5.25% 2.49%
十六FG(7380) 50 459円 2,849円 +140(+5.17%) +119,500円 53円 11.55% 1.86%
東京きらぼしFG(7173) 80 237円 1,787円 +85(+4.99%) +124,000円 30円 12.66% 1.68%
ふくおかFG(8354) 2 5,067円 8,008円 +349(+4.56%) +5,882円 210円 4.14% 2.62%
三菱UFJ(8306) 440 962円 3,714円 +141(+3.95%) +1,210,880円 96円 9.98% 2.58%

5銘柄中4銘柄が銀行——メガバンクの三菱UFJと、地銀が3行です。

首位のコマツだけが、銀行ではありません。プラス5.98パーセントの理由ははっきりしていて、シティグループ証券が投資判断を最上位に引き上げたこと。ザラ場では一時プラス5.1パーセント高と伝わっていましたが、引けにかけてさらに伸びて、プラス5.98パーセントで終わりました。含み益はプラス402,200円・含み益率プラス111.17パーセントです。

レーティングの話は、先週17日の記事でひととおり書きました。証券会社の投資判断は「その会社の分析チームの意見」であって、答えではない。ただ、今日のように実際に株価が動くので、短期の需給としては無視できない——というのが、あのとき整理した結論です。今日は、それがそのまま起きた形になります。

銀行4行のほうは、材料が共通しています。利ざや改善への期待と、中間配当の権利取りです。

利ざやのほうは、先週18日の日銀の利上げが効いています。政策金利が1.00パーセントから1.25パーセントへ。銀行は預金で集めたお金を貸し出して、その金利差で稼ぐ商売なので、金利が上がれば利ざやは広がりやすい。特に地銀は、地元の中小企業向け貸出が収益の柱で、この恩恵を受けやすい構造です。

もうひとつの権利取りは、来週の話です。9月28日(月)が、3月期決算企業の中間配当の権利付最終日。そこまでに買っておかないと、9月末の中間配当は受け取れません。高配当の代表格である銀行株に、この買いが集まった——そういう説明が各所で出ています。

そして、この5銘柄を並べると、もうひとつ面白いことが見えます。取得利回りと現在利回りの、差の大きさです。

銘柄(コード) 取得利回り 現在利回り 差
東京きらぼしFG(7173) 12.66% 1.68% +10.98ppt
十六FG(7380) 11.55% 1.86% +9.69ppt
三菱UFJ(8306) 9.98% 2.58% +7.40ppt
コマツ(6301) 5.25% 2.49% +2.76ppt
ふくおかFG(8354) 4.14% 2.62% +1.52ppt

現在利回りは、5銘柄とも1.68パーセントから2.62パーセントの狭い範囲に収まっています。つまり「今から買う人」から見れば、この5つはどれも似たような配当利回りの株です。

ところが取得利回りは、4.14パーセントから12.66パーセントまで、3倍以上ばらついている。同じ銘柄群を持っていても、いつ買ったかで、受け取れる配当の意味がここまで変わるわけです。この話は、今日の解説セクションで掘り下げます。

三菱UFJは、単独で含み益プラス1,210,880円。440株・平均取得単価962円に対して終値3,714円で、含み益率プラス286.07パーセントです。わたしのポートフォリオで、含み益額としては最大級の一角になります。

東京きらぼしFGの含み益率プラス654.01パーセントは、194銘柄のなかで最高です。2022年5月に10株だけ買ったものが、株式分割を経て80株になり、ここまで育ちました。

下落TOP5

銘柄(コード) 保有数 平均取得単価 終値 前日比(%) 評価損益 年間配当金 取得利回り 現在利回り
インソース(6200) 300 652円 675円 -51(-7.02%) +6,900円 35円 5.37% 5.19%
ディア・ライフ(3245) 100 606円 1,021円 -62(-5.72%) +41,500円 64円 10.56% 6.27%
五洋建設(1893) 14 1,401円 1,518.5円 -39.5(-2.54%) +1,645円 52円 3.71% 3.42%
パーカー(9845) 100 1,141円 1,363円 -35(-2.50%) +22,200円 53円 4.65% 3.89%
太平製作所(6342) 20 2,990円 2,881円 -71(-2.41%) -2,180円 100円 3.34% 3.47%

まず気づくのは、5銘柄のうち4銘柄が、下落TOP5に入りながら含み益のままだということです。含み損で終わっているのは太平製作所のマイナス2,180円だけ、しかも含み損率はマイナス3.65パーセントです。

一日の下落率ランキングと、自分の損益は別物——これは毎日のように確認していることですが、今日はその対比がとりわけはっきり出ました。ディア・ライフはマイナス5.72パーセントの大幅安なのに、含み益はプラス41,500円・プラス68.48パーセント。痛くはありません。

とはいえ、インソースのマイナス7.02パーセントは大きいです。東証プライムの値下がり率ランキングで2位でした。理由ははっきりしていて、昨日24日の引け後に通期業績予想の下方修正を出しているからです。これは次の章で詳しく見ます。

300株を平均652円で持っていて、終値675円。含み益はプラス6,900円・プラス3.53パーセントと、取得単価のすぐ上まで戻ってきた格好です。年初来高値は1月9日の887円、年初来安値は6月17日の564円——この一年、大きく振れている銘柄です。

ディア・ライフは値下がり率ランキング5位。投資用マンションを開発する不動産会社で、年間配当64円に対して現在利回りは6.27パーセントあります。こちらは、わたしのほうで材料を見つけられませんでしたので、理由については断定を避けます。9月29日が配当の権利落ち日で、来週28日の権利付最終日に向けて本来なら買いが入りやすいはずの銘柄が、日経プラス1.30パーセントの日に値下がり率5位——少し、気になる下げ方ではあります。

五洋建設とパーカーは、それぞれマイナス2.54パーセント・マイナス2.50パーセント。どちらも9月に何度も上昇TOP5に顔を出していた銘柄なので、上げたぶんの反動と見ています。

太平製作所は、今日の10銘柄でただひとつの含み損です。合板機械のメーカーで、20株・平均2,990円に対して終値2,881円。マイナス2,180円——金額としては小さいので、淡々と持ち続けます。

ポートフォリオ全体

評価額 含み損益 含み損益(%) 前日比 前日比(%)
37,788,524円 +13,804,890円 +57.56% +389,336円 +1.04%

評価額は37,788,524円。9月17日につけた過去最高の37,856,978円まで、あと68,454円——0.18パーセントです。

惜しい、と書きたくなるところですが、今日は素直に、戻ってきたことを喜んでおきます。18日にマイナス268,195円で崩れて、記録を取りそこねた24日もマイナス246,303円。2営業日で約51万円削られたわけですが、今日のプラス389,336円で、そのうち約39万円を取り返しました。

含み損益はプラス13,804,890円・プラス57.56パーセント。最高だった9月17日のプラス13,959,016円・プラス58.41パーセントには、154,126円届いていません。

194銘柄・約3,780万円で、含み益が1,380万円。この数字を毎日眺めていると、ときどき現実感がなくなりますが、その大半は、東京きらぼしFGの654パーセントや三菱UFJの286パーセントのような、何年も持ち続けた銘柄が積み上げたものです。今日買った21,876円が、何年か先にそういう顔をしているかどうか——それは、今のわたしには分かりません。

📚 初心者向けワンポイント解説:「時間分散」——同じ銀行株なのに、取得利回りが1.68%と12.66%に分かれる理由

今日の上昇TOP5に並んだ銀行4行を、もう一度見てください。

銘柄(コード) 平均取得単価 終値 年間配当金 取得利回り 現在利回り
東京きらぼしFG(7173) 237円 1,787円 30円 12.66% 1.68%
十六FG(7380) 459円 2,849円 53円 11.55% 1.86%
三菱UFJ(8306) 962円 3,714円 96円 9.98% 2.58%
ふくおかFG(8354) 5,067円 8,008円 210円 4.14% 2.62%

現在利回りの列は、1.68パーセントから2.62パーセント。ほとんど差がありません。当たり前で、これは「今の株価に対して、今の配当が何パーセントか」という、誰が計算しても同じになる数字だからです。

ところが取得利回りの列は、4.14パーセントから12.66パーセント。3倍以上の開きがあります。

この差を作ったのは、銘柄選びではありません。買った時期です。

取得利回り(YOC)とは何か

取得利回り、英語で Yield on Cost、略して YOC と呼ばれる指標です。計算はとても簡単で、年間配当金を、自分の平均取得単価で割るだけ。

  • 現在利回り = 年間配当金 ÷ 今の株価
  • 取得利回り(YOC) = 年間配当金 ÷ 自分が買った価格

現在利回りは、市場が毎日決めている数字です。株価が上がれば下がるし、下がれば上がる。「今から買う人」にとっての利回りを表します。

取得利回りは、自分の履歴が決めている数字です。株価がいくら動いても、自分の平均取得単価は変わらない。だから、増配されないかぎり動かない——動くとしたら、増配で上がるか、買い増しで平均取得単価が変わるか、そのどちらかです。

東京きらぼしFGの12.66%はどうやって生まれたか

わたしは、この株を2022年5月に10株だけ買いました。当時の株価は1,890円付近。PBR1倍を大きく割り込んだ地銀で、「東証のPBR改革で見直されたら面白いかもしれない」という、軽い気持ちの打診買いでした。

その後、株式分割で1株が8株になりました。10株が80株になり、平均取得単価は1,890円付近から237円へ。分割そのものは、価値を増やしも減らしもしません。1,890円の8分の1が約236円ですから、計算が合っているだけの話です。

変わったのは、そこから先です。分割後の株価が1,787円まで上がった。つまり、分割込みで見れば、4年強で7倍以上になりました。

そして配当も、この間に増えています。年間配当30円を、平均取得単価237円で割ると12.66パーセント。今から同じ株を1,787円で買う人の利回りは1.68パーセントですから、その差は10.98ポイント。

この10.98ポイントが、「4年前に買っていたこと」の価値です。

時間分散という考え方

ここで大事なのは、わたしが東京きらぼしFGを見抜いていたわけではないということです。2022年5月に買ったのは10株だけ。当時のわたしは、この株がこうなるとは思っていません。

では、なぜこの成功が手元に残ったのか。同じころ、同じような気持ちで、ほかの銘柄もたくさん買っていたからです。そのうちいくつかは外れ、いくつかは横ばいで、東京きらぼしFGが当たった。

時間分散とは、買うタイミングを、一度に集中させずに、何度にも分けて散らすことです。銘柄を散らすのが「銘柄分散」なら、時期を散らすのが「時間分散」。

今日のわたしのポートフォリオは、この2つがどちらも極端にかかった状態です。194銘柄に散らし、そのうえで、何年にもわたって少しずつ買い足している。ふくおかFGの取得利回り4.14パーセントと、東京きらぼしFGの12.66パーセントが同居しているのは、その結果です。

時間分散の、いいところと、そうでないところ

いいところは、「いちばん高い日にまとめて買ってしまう」という最悪の事故を、構造的に避けられることです。相場の底や天井は、誰にも当てられません。当てようとしないで済む形にしておく、というのが時間分散の本質だと思っています。

そうでないところも、正直に書いておきます。

ひとつは、上がり続ける銘柄では、平均取得単価がどんどん上がること。買い増すたびに、取得利回りは下がります。東京きらぼしFGを今日1,787円で買い足せば、12.66パーセントという数字は確実に薄まるわけです。

もうひとつは、下がり続ける銘柄でも、機械的に買い続けてしまう危険。今日のパンパシフィックHDの9回目のナンピンは、まさにその境目にある行動です。時間分散のつもりが、ただの塩漬けの積み増しになっていないか——ここは、自分でも常に疑っています。

だからわたしは、「1回の買い増しを、保有株数に対して小さく保つ」という形にしています。190株に対して10株なら19分の1。判断を間違えても、傷が小さくて済む。その代わり、正解だったときの効きも小さい——それでいい、と思っています。

取得利回りが12パーセントを超えるような銘柄は、狙って作れるものではありません。作れるのは、「そうなる可能性のある種を、たくさん、長い時間をかけて蒔いておく」ことだけです。

明日以降の注目ポイント

  • 9月28日(月)が、3月期決算企業の中間配当の権利付最終日。この日までに買っておかないと、9月末基準の中間配当は受け取れません。とはいえ、権利取りだけを狙った駆け込みは、わたしはやらないつもりです
  • 9月29日(火)が権利落ち日。配当のぶんだけ、理屈のうえでは株価が下がります。高配当株を194銘柄も持っている以上、この日は評価額がまとまって削られるはずで、驚かないように、いまから心の準備をしておきます
  • 今日の銀行株の上げが、権利取りの買いによるものだったのかどうかは、権利落ち後の値動きで答えが出ます。利ざや期待が本体なら、落ちたぶんはいずれ戻る。権利取りだけが理由だったなら、戻りは鈍い——ここは観察したいところです
  • 評価額の過去最高37,856,978円まで、あと68,454円。9月17日以来の更新がかかっていますが、権利落ちを挟むので、素直には届かないかもしれません
  • パンパシフィックHD(7532)は、9回のナンピンで平均取得単価を約803円まで下げました。株価は712円。ここからさらに下げるようなら、買い増しのペース自体を見直すことも考えます
  • インソース(6200)の本決算は11月の見込み。今回の下方修正は期末直前のもので、着地はほぼ見えているはずなので、注目は来期予想と、記念配当5.5円がなくなったあとの配当方針です
  • 9月30日(水)で、今月の取引は終わり。月間の成績と、9月に受け取った配当の集計をする予定です

まとめ

9/25
日経平均 +1.30%
TOPIX +1.31%
わたしのポートフォリオ +1.04%

日経平均はプラス1.30パーセントで5日続伸、TOPIXもプラス1.31パーセント。9月18日の「日経だけが上がってTOPIXは下がる」という歪んだ相場から一転して、今日は中身の伴った上昇でした。米長期金利の上昇一服、AI半導体の買い戻し、そして中間配当の権利取り——この3つが揃った一日です。

わたしのポートフォリオはプラス389,336円・プラス1.04パーセント、対日経マイナス0.26パーセントポイント。負けは負けですが、日経が1パーセントを超えて上げた日としては、9月でいちばん健闘した数字になりました。

そして、先週18日に自分で書いた整理を、今日のデータで訂正しました。「日経が1パーセント超で上げる日は置いていかれる」のではなく、「AI半導体が主役の日は置いていかれる」のです。今日のように銀行が主役なら、わたしはちゃんとついていける。上げ幅ではなく、中身を見るべきだった——そういう学びの一日でもありました。

上昇TOP5は、5銘柄中4銘柄が銀行。首位はシティグループ証券の投資判断引き上げを受けたコマツ(6301)のプラス5.98パーセントで、含み益率はプラス111.17パーセント。三菱UFJ(8306)はプラス3.95パーセントで、単独の含み益がプラス1,210,880円。東京きらぼしFG(7173)の含み益率プラス654.01パーセントは、194銘柄で最高です。

下落TOP5は、5銘柄のうち4銘柄が下げながらも含み益のままでした。インソース(6200)のマイナス7.02パーセントは東証プライムの値下がり率2位で、昨日24日の引け後に出た通期予想の下方修正が理由です。営業利益の修正幅はマイナス3.6パーセントだったのに、株価はその2倍近く下げた——数字の削れ幅より、大企業向けが3項目とも弱かったという中身のほうが嫌われたのだと思います。配当は35円で据え置きなので、わたしにとっていちばん大事な部分は変わっていません。含み損で終わったのは太平製作所(6342)のマイナス2,180円だけ——下落率ランキングと自分の損益は別物だと、今日もあらためて確認しました。

本日の取引は、3銘柄16株・合計21,876円をすべてナンピン。パンパシフィックHD(7532)は9月2日から9回目で、約定単価712円はシリーズ最安。メタウォーター(9551)は5回目で、こちらは逆にシリーズで最も高い3,135円。三井化学(4183)は打診買いから4回目です。銀行が祭りになっている横で、化学・小売・水処理は静かに沈んでいた——分散しているからこそ、こういう日でも買うものがある、とも言えます。

評価額37,788,524円は、9月17日の過去最高まであと68,454円。来週は権利付最終日と権利落ち日を挟むので、素直な更新は難しいかもしれません。それでも、権利落ちで下がった評価額に一喜一憂しないこと——配当はちゃんと受け取っているのだから、そこだけは忘れないようにしたいと思います。

明日も、地味に、着実に。


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免責事項:本記事は個人の投資記録であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。投資はご自身の判断と責任で行ってください。