今日のサマリー
今日7月24日(木)の東京株式市場は、日経平均がマイナス1,811.45円・マイナス2.73パーセントの64,611.15円で大幅反落、TOPIXもマイナス42.57・マイナス1.05パーセントの4,011.31と反落——“AI半導体売り再開+中東情勢緊迫”という二重の逆風で、日経平均は6万5,000円台を1週間ぶりに割り込み、下げ幅は一時2,200円を超える場面もありました。
背景は前日の米半導体株安の流れ——“AI特需の持続懸念”が広がり、日経新聞の見出しにも「イビデン4%安が映すAI特需の持続懸念」と象徴的な表現が並びました。インテルに供給するイビデンが4%安、中東情勢緊迫で原油高——“値がさ半導体安”が指数を大きく押し下げた構図。まさに7/17の”歴代5位下落”の再来を思わせる展開でした。
わたしのポートフォリオはマイナス0.35パーセント・マイナス124,026円——日経平均をプラス2.38パーセントポイント・TOPIXをプラス0.70パーセントポイントで大幅アウトパフォームしました!含み損益率はプラス54.93パーセント、含み損益額はプラス1,259万円台を維持——日経-1,811円の急落日に軽微な調整で済んだという、バリュー分散型ポートフォリオの真の防御力が改めて発揮されました。16日累計対日経通算プラス14.97パーセントポイント、7/17記録の+12.36ppt→7/22の+12.50ppt→7/23の+12.59pptに続き”3営業日連続の累計新高値”を記録する好調ぶり。
今日の3大トピックは:
- 三井松島HD(1518)が2日連続大幅高+14.75パーセント ——昨日の+25.76%ストップ高に続き、2日で+45%超の大化け、含み益率+209.96%という驚異的な水準へ(75株保有、含み益+113,850円)
- 高純度化(4973)Q1決算失望でマイナス13.91パーセント ——売上高+80.6%の大幅増収も営業利益マイナス66.3%の大幅減益という“増収減益”パターンで失望売り(詳細は📊決算セクションで)
- 対日経16日累計+14.97pptで3営業日連続の累計新高値 ——日経-1,811円の大幅反落を+2.38pptで防御、バリュー分散型の”下げ相場に強い”特性が再度証明
主要指数とポートフォリオの比較
| 指標 | 終値 | 前日比 | 騰落率 |
|---|---|---|---|
| 私のポートフォリオ | 35,515,954円 | -124,026円 | -0.35% |
| 日経平均 | 64,611.15円 | -1,811.45円 | -2.73% |
| TOPIX | 4,011.31 | -42.57 | -1.05% |
日経平均とTOPIXの差はマイナス1.68パーセントポイント——AI半導体を含む値がさ株が主戦場の急落、これは7/17と同じ”AI半導体一極相場の下げバージョン”が復活した構図。わたしのバリュー分散型ポートフォリオはTOPIXよりさらにプラス0.70パーセントポイント上回る——三井松島HDの+14.75%大幅高+インソースの+3.58%などが下支えしました。
16日累計で対日経+14.97ppt——3営業日連続の累計新高値!
| 日付 | 日経平均 | TOPIX | ポートフォリオ | 対日経差 |
|---|---|---|---|---|
| 7/2(水) | -2.47% | +0.09% | +1.50% | +3.97ppt |
| 7/3(木) | +1.47% | +1.24% | +1.08% | -0.39ppt |
| 7/6(月) | -0.01% | +0.92% | +1.54% | +1.55ppt |
| 7/7(火) | -2.12% | -0.97% | -0.07% | +2.05ppt |
| 7/8(水) | -2.11% | -1.37% | -0.62% | +1.49ppt |
| 7/9(木) | +1.38% | +0.35% | -0.27% | -1.65ppt |
| 7/10(金) | +1.20% | +0.39% | -0.15% | -1.35ppt |
| 7/13(月) | -1.92% | -0.71% | +0.09% | +2.01ppt |
| 7/14(火) | +0.74% | +0.79% | +1.02% | +0.28ppt |
| 7/15(水) | +1.49% | +1.22% | +1.24% | -0.25ppt |
| 7/16(木) | -2.79% | -1.45% | -0.56% | +2.23ppt |
| 7/17(金) | -4.03% | -2.72% | -1.61% | +2.42ppt |
| 7/21(月) | +3.26% | +2.44% | +2.53% | -0.73ppt |
| 7/22(火) | -0.18% | +0.45% | +0.69% | +0.87ppt |
| 7/23(水) | +0.46% | +0.51% | +0.55% | +0.09ppt |
| 7/24(木) | -2.73% | -1.05% | -0.35% | +2.38ppt |
| 16日累計 | -8.36% | -0.66% | +6.61% | +14.97ppt ← 3日連続新高値! |
16日累計で日経平均マイナス8.36パーセントに対してポートフォリオはプラス6.61パーセント、対日経通算プラス14.97パーセントポイント——7/23の+12.59pptから今日+2.38pptで一気に+14.97ppt、“3営業日連続の累計新高値”を記録しました!“日経が大きく下げる日ほどバリュー分散が差を広げる”という理想的な勝ちパターンが明確に定着しています。
本日の取引
3銘柄合計129,940円の買い付け——ナンピン2件(新日空調・キオクシア)+優待目的の新規1件(丸善CHI)という、“下げ相場で仕込む”バリュー投資家らしい動きの一日でした。
| 銘柄(コード) | 約定株数 | 約定単価 | 約定金額 | 意図 |
|---|---|---|---|---|
| 新日空調(1952) | 2 | 3,470円 | 6,940円 | ナンピン(7/22 3,485円→今日3,470円で追加) |
| キオクシアHD(285A) | 2 | 56,010円 | 112,020円 | ナンピン(平均取得単価65,080→62,057円へ低下) |
| 丸善CHI(3159) | 30 | 366円 | 10,980円 | 新規購入・優待目的 |
| 合計 | 34株 | — | 約129,940円 | — |
キオクシア(285A)ナンピン成功——平均取得単価が大きく低下
今日のキオクシア追加2株×56,010円のナンピン——平均取得単価が65,080円→62,057円へ約3,000円/株低下しました。キオクシア6株保有ポジションの推移を整理すると:
| 日付 | 取引 | 保有株数 | 平均取得単価 |
|---|---|---|---|
| 7/14 | 2株 初買い@69,100円 | 2株 | 69,100円 |
| 7/17 | 2株 買注文(S株失効) | 2株 | 69,100円(変化なし) |
| 7/21 | 2株 ナンピン@61,060円 | 4株 | 65,080円 |
| 7/24 | 2株 ナンピン@56,010円 | 6株 | 62,057円 |
今日の現在値56,010円で含み損はマイナス36,282円・マイナス9.74%——6株保有・平均取得単価62,057円という“平均取得単価を大きく引き下げる”ナンピン戦略が着実に機能しています。“下げ止まり確認→ナンピン→さらに下げたら追加ナンピン”という“段階的な打診買い→ナンピン”の教科書通りの動きです。
丸善CHI(3159)新規購入——株主優待狙い
丸善CHIホールディングス(3159)を30株×366円=10,980円で新規購入——優待目的というのが今日のポイント。丸善・ジュンク堂書店を運営する日本最大手の書店グループとして、株主優待(お買物優待券)が魅力の銘柄です。
優待銘柄への投資意義:
- 配当+優待のトータルリターンで高利回りが実現できる
- 優待は生活密着型(書店で使える)——実質的な生活費補助
- 少額(30株×366円=1万円台)で始められる——打診買いの規律を守れる
新日空調(1952)ナンピン——7/22の3,485円から今日3,470円
7/22に2株×3,485円で新規購入したばかりの新日空調(1952)を、今日3,470円で追加2株——わずか15円/株の下げ幅ですが、“買いたい銘柄が下がっている時に躊躇なく拾う”というバリュー投資家の基本ルールを実践しました。
📊 本日の決算解析: 高純度化(4973)・信越ポリマ(7970)・信越化学(4063)の3社
7/23〜7/24の2営業日で保有銘柄3社の決算が集中発表——“通過後の株価反応”の明暗が分かれる興味深いパターンが揃いました。
高純度化(4973)——Q1決算失望でマイナス13.91%
7/24朝発表の日本高純度化学(4973)の2027年3月期 Q1決算が、今日の株価をマイナス13.91パーセント(-715円)に押し下げました。
Q1(2026年4-6月)累計の結果:
| 項目 | 実績 | 前年同期比 |
|---|---|---|
| 売上高 | 6,152百万円 | +80.6%(大幅増収) |
| 営業利益 | 31百万円 | -66.3%(大幅減益) |
| 経常利益 | 122百万円 | -33.4% |
| 純利益 | 88百万円 | -34.5% |
| EPS | 15.25円 | (前年23.40円) |
“売上高+80.6%の大幅増収なのに、営業利益は-66.3%の大幅減益”——“増収減益”パターンが失望売りを誘いました。通期見通しは据え置き(売上240億+32.8%、営業利益610百万+5.8%、純利益2,170百万+20.3%)ですが、Q1営業利益31百万は通期610百万の進捗率わずか5%という点が投資家の懸念材料。
業績内訳(用途別売上):
- プリント基板・半導体パッケージ基板用: 3,084百万円(AIサーバ・データセンター向けが好調)
- リードフレーム用: 2,250百万円(データセンター向け需要が大幅増)
- コネクター・マイクロスイッチ用: 774百万円
- その他: 43百万円
“AIサーバ・データセンター向けは絶好調”なのに営業利益が大幅減益となった主因は、売上原価が3,000→5,763百万円(+92%)と売上高以上の増加、販管費も+14%増という“原価率の悪化+販管費増”——成長投資局面で利益が一時的に圧縮された構図と推測されます。
配当は前期200円→今期230円(第2四半期末115円+期末115円)で+15%増配予定——DOE(自己資本配当率)5%下限の導入もあり、株主還元自体は継続的に強化されています。
わたしの14株保有では: 平均取得単価4,838円・現在値4,425円で含み損マイナス5,782円・マイナス8.54%へ悪化——7/17に押し目買いした2株が”高値づかみ”の形になりましたが、通期見通し据え置き+増配継続という長期的なファンダメンタルは維持されているため、継続保有の方針です。
信越ポリマ(7970)——増益+増配なのにマイナス8.88%
7/23大引後発表の信越ポリマー(7970)Q1決算は、売上高+9.3%・営業利益+8.6%の増収増益、さらに増配発表という好内容——しかし今日の株価はマイナス8.88%(-220円)と大幅下落しました。
Q1結果:
- 売上高: 306億円(+9.3%)
- 営業利益: 41億円(+8.6%)
- 純利益: 24億円(-22.3% ← 法人税等の増加で減益)
- 配当: 増配発表
「増益+増配なのに下落」の理由(推測):
- 純利益がマイナス22.3%減益——税負担増が投資家の目に留まった
- 市場全体のAI半導体売り——個別材料より地合いが優勢
- 決算前の期待買いの反動売り——“好材料出尽くし”パターン
わたしの14株保有では: 含み益+2,828円・+9.83%を維持——大幅下落してもプラス圏という長期主力銘柄の底堅さを示しています。
信越化学(4063)——Q1増益、来週月曜の値動きが焦点
7/24大引後発表の信越化学工業(4063)Q1決算は、売上高+5.4%・営業利益+4.2%の増収増益——AI需要を追い風に電子材料事業が大幅増益した一方、生活環境基盤材料事業の市況悪化が全体の利益成長を抑制する内容でした。通期増収増益予想+配当増額も見込まれるとのことです。
Q1結果:
- 売上高: 6,624億円(+5.4%)
- 営業利益: 1,738億円(+4.2%)
- 通期予想: 増収増益+配当増額
PTS(夜間取引)では既にマイナス0.7%下落——明日以降の値動きが注目されます。信越ポリマの”増益+増配なのに-8.88%”パターンが信越化学にも波及するか、“好決算通過で買い戻し”に転じるか——来週月曜の寄付に注目です。
わたしの78株保有では: 平均取得単価4,086円・現在値6,702円で含み益+204,048円・+64.02%という含み益額では今日のトップクラスの主力銘柄——多少の調整があっても含み益クッションは十分です。
3社決算まとめ
| 銘柄 | Q1業績 | 配当 | 今日の株価反応 | 明日以降の見通し |
|---|---|---|---|---|
| 高純度化(4973) | 増収減益(営業-66.3%) | 増配継続 | -13.91%(失望売り) | 継続保有、押し目買い検討 |
| 信越ポリマ(7970) | 増収増益(純利益-22.3%) | 増配 | -8.88%(意外な反応) | 長期主力として継続 |
| 信越化学(4063) | 増収増益 | 増配見込み | -3.85% | 来週月曜の寄付に注目 |
“決算内容と株価反応は必ずしも一致しない”——7/22のインソースの”四重リリース→+9.35%”の理想パターンとは対照的な3社まとめて反応が悪いという、“AI半導体売りの地合いに引きずられた”側面が強い一日でした。
私の高配当株ポートフォリオ実績
上昇TOP5
| 銘柄(コード) | 保有数 | 平均取得単価 | 終値 | 前日比(%) | 評価損益 | 配当利回り |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 三井松島HD(1518) | 75 | 723円 | 2,241円 | +288(+14.75%) ← 2日連続大幅高 | +113,850円 | 5.80% |
| インソース(6200) | 300 | 652円 | 724円 | +25(+3.58%) | +21,600円 | 4.07% |
| 7&iHD(3382) | 28 | 1,934円 | 2,146円 | +66(+3.17%) | +5,936円 | 2.80% |
| 高速(7504) | 20 | 2,071円 | 3,830円 | +100(+2.68%) | +35,180円 | 3.13% |
| パーカー(9845) | 100 | 1,141円 | 1,572円 | +39(+2.54%) | +43,100円 | 3.37% |
上昇TOP5は三井松島HDが+14.75%で圧倒的1位——日経-2.73%の大幅反落日にも5銘柄がプラス圏を確保しました。
上昇1位の三井松島HD(1518)プラス14.75%——昨日の+25.76%ストップ高に続く2日連続大幅高、2営業日累計で+688円/株(+45%超)の大化けという驚異的な展開。含み益率+209.96%へ到達、含み益+113,850円——“上方修正+大幅増配+累進配当宣言のクアドラプル好材料”が2日間かけて評価されました。
上昇2位のインソース(6200)プラス3.58%——7/22の”四重リリース”以降、じわじわ上昇継続、含み益率+11.04%へ改善。
上昇3位の7&iHD(3382)プラス3.17%は、セブン&アイHDの持株会社——セブンイレブンなど生活密着型ディフェンシブが日経急落日に買われる典型的なパターン。
上昇4位の高速(7504)プラス2.68%は梱包資材大手、含み益率+84.93%を維持する主力銘柄の上昇。
下落TOP5
| 銘柄(コード) | 保有数 | 平均取得単価 | 終値 | 前日比(%) | 評価損益 | 配当利回り |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 高純度化(4973) | 14 | 4,838円 | 4,425円 | -715(-13.91%) ← Q1決算失望 | -5,782円 | 5.20% |
| キオクシアHD(285A) | 6 | 62,057円 | 56,010円 | -5,870(-9.49%) | -36,282円 | 0.00% |
| 信越ポリマ(7970) | 14 | 2,055円 | 2,257円 | -220(-8.88%) ← 増配でも下落 | +2,828円 | 2.92% |
| FUJIMI(5384) | 30 | 1,905円 | 4,030円 | -200(-4.73%) | +63,750円 | 1.91% |
| 信越化(4063) | 78 | 4,086円 | 6,702円 | -268(-3.85%) | +204,048円 | 1.73% |
下落TOP5は”半導体・化学関連銘柄”が上位を独占——AI半導体売りとQ1決算反応の複合が今日の下落パターンです。
下落1位の高純度化(4973)マイナス13.91%は、Q1決算(売上+80.6%も営業利益-66.3%)の失望売り(詳細は📊決算セクションで)——14株保有でわずかな損失にとどめられたのは、打診買い規律のおかげです。
下落2位のキオクシア(285A)マイナス9.49%——AI半導体売りの流れに巻き込まれ、今日56,010円まで下落したところでわたしは追加2株ナンピンを実行。平均取得単価は65,080→62,057円へ低下、含み損拡大の中でもポジションを改善できました。
下落3位の信越ポリマ(7970)マイナス8.88%——“増益+増配なのに下落”という象徴的な銘柄。含み益+2,828円・+9.83%はまだプラス圏を維持。
下落5位の信越化(4063)マイナス3.85%はQ1決算(増収増益)発表後——PTSでもマイナス0.7%と続落、明日以降の値動きが注目です。含み益+204,048円・+64.02%という含み益額でトップクラスの主力銘柄なので、多少の調整は許容範囲内。
ポートフォリオ全体
| 評価額 | 含み損益 | 含み損益(%) | 前日比 | 前日比(%) |
|---|---|---|---|---|
| 35,515,954円 | +12,592,081円 | +54.93% | -124,026円 | -0.35% |
含み損益率はプラス54.93パーセント(昨日+55.74%から0.81ppt低下)、含み損益額はプラス1,259万円台——日経-1,811円の急落日にも-124,026円の軽微な減少で済んだという、バリュー分散型ポートフォリオの防御力が数字で証明されました。
📚 初心者向けワンポイント解説:「増収減益」——決算失望売りのパターンと長期投資家の対処法
今日、高純度化(4973)は“売上+80.6%の大幅増収”にもかかわらず、”営業利益-66.3%の大幅減益”という“増収減益”パターンでマイナス13.91%の失望売りを浴びました。なぜ売上が伸びているのに株価が下がるのか、長期投資家として”増収減益”銘柄をどう扱うか——初心者向けに解説します。
“増収減益”とは
“増収減益”とは、売上高は前年より増加している(=事業は伸びている)のに、利益は減っている状態のこと。“売上は良いのに、儲けが薄い”という投資家にとって悩ましいシグナルです。
典型的な原因
“増収減益”には主に3つの原因があります:
- 原価率の悪化 ——原材料高・人件費増などで売上原価が売上以上のペースで増加(高純度化の今回のケース)
- 販管費の増加 ——マーケティング・研究開発・IT投資などの先行投資
- 税制・特別損失 ——税負担増・一時的な費用が発生
高純度化の場合:
- 売上原価: 3,000→5,763百万円(+92%増 ← 売上高+80.6%を上回るペース)
- 販管費: 313→357百万円(+14%増)
“AIサーバ・データセンター向け需要が大幅拡大”という好材料の裏で、”生産拡大に伴う原価上昇”が利益を圧迫した——“成長投資の代償”とも言える状況です。
株価が下がる心理的メカニズム
投資家が”増収減益”を嫌う理由:
- “儲かる仕組みが崩れている”のではないかという懸念 ——構造的な収益性悪化の疑い
- “見通しよりも悪い”サプライズ ——アナリスト予想を下回る決算への失望
- “通期見通しの下方修正”への警戒 ——Q1が悪いと通期も下方修正されるリスク
高純度化の場合、通期見通しは据え置きでしたが、Q1営業利益31百万円は通期610百万円の進捗率わずか5%——“通期達成が難しいのでは”という“疑心暗鬼の売り”が入った可能性が高いです。
長期投資家としての判断基準
“増収減益”銘柄を継続保有するかどうか、以下の観点で判断:
| 観点 | 継続保有OK | 売却検討 |
|---|---|---|
| 売上成長の質 | 需要拡大による自然な伸び | 値引き・特需の一時的拡大 |
| 原価率悪化の性質 | 一時的(原材料高・成長投資) | 構造的(競争激化・値下げ圧力) |
| 通期見通し | 据え置き or 上方修正 | 下方修正 |
| 株主還元 | 増配継続 | 減配・自社株買い停止 |
| 配当利回り | 押し目で高利回り | 減配で利回り悪化 |
高純度化の場合:
- ✅ 売上成長はAI/DC需要という質の高いもの
- ✅ 通期見通しは据え置き
- ✅ 配当は前期200円→今期230円で+15%増配継続
- ✅ DOE(自己資本配当率)5%下限を導入という株主還元強化姿勢
- ⚠️ Q1営業利益進捗率5%は要注意
総合判断: 継続保有+押し目買い検討——“短期の失望売りに乗って売却するより、”AI/DC向け半導体材料の中長期需要”というテーマ性を信じて保有継続”が長期投資家の姿勢です。
教訓——“決算直後の失望売り”は押し目買いの機会
わたしの経験則では、“優良銘柄の決算直後の急落”は、中長期の押し目買いの好機であることが多い——7/21のキオクシア+17.18%のリバウンド、7/22のインソース+9.35%の”四重リリース”買いなどが典型例です。
今日の高純度化-13.91%も、”AI半導体需要の本物さ”と”通期見通し据え置き”を信じるなら、来週以降の押し目買い候補として注目していきます。
明日以降の注目ポイント
- 明日以降の信越化学(4063)の値動き ——Q1増収増益+PTSで-0.7%、来週月曜の寄付が焦点
- キオクシア(285A)の6株ポジション ——平均取得単価62,057円、下げ止まり確認しつつ次のナンピン検討
- 高純度化(4973)の翌日反応 ——決算失望売り後の押し目買い妙味
- AI半導体銘柄全体の続落有無 ——“AI特需の持続懸念”がどこまで広がるか
- 中東情勢の推移 ——原油高継続なら電力・エネルギー株への追い風
- 来週の日本企業決算本格化 ——キヤノン(7/28)・日本電産・その他多数
まとめ
今日7月24日は「日経-1,811円の大幅反落もポートフォリオは-0.35%で対日経+2.38ppt防御、対日経16日累計+14.97pptで3営業日連続の新記録更新」という“バリュー分散型の防御力”が最大限に発揮された一日となりました。
| 7/24 | |
|---|---|
| 日経平均 | -2.73% (64,611円、AI半導体売り+中東情勢緊迫で大幅反落) |
| TOPIX | -1.05% |
| わたしのポートフォリオ | -0.35% |
わたしのポートフォリオはマイナス0.35パーセント・マイナス124,026円で、日経にプラス2.38パーセントポイント・TOPIXにプラス0.70パーセントポイントで大幅アウトパフォーム。含み損益額はプラス1,259万円台、含み損益率はプラス54.93パーセント——16日累計対日経通算プラス14.97パーセントポイント、3営業日連続の累計新高値を記録しました!
今日の3大トピック:
- 三井松島HD(1518)+14.75%で2日連続大幅高 ——昨日+25.76%ストップ高に続き、2営業日累計+45%超の大化け、含み益率+209.96%へ到達。
- 高純度化(4973)Q1決算失望でマイナス13.91% ——売上+80.6%大幅増収も営業利益-66.3%大幅減益の”増収減益”パターンで失望売り(通期見通し据え置き、配当は+15%増配継続)。
- 対日経16日累計+14.97pptで3営業日連続の新記録 ——“日経が大きく下げる日ほどバリュー分散が差を広げる”勝ちパターンが定着。
上昇TOP5は三井松島HDが+14.75%で圧倒的1位、日経-2.73%の大幅反落日にも5銘柄プラス圏——インソース(+3.58%)・7&iHD(+3.17%)・高速(+2.68%)・パーカー(+2.54%)が続きました。
下落TOP5は半導体・化学関連銘柄が独占——高純度化(-13.91%)決算失望+キオクシア(-9.49%)AI半導体売り+信越ポリマ(-8.88%)”増益+増配でも下落”の意外パターン。ただし信越化(-3.85%)+204,048円含み益、信越ポリマ+2,828円含み益維持など主力ポジションはビクともせず。
本日の取引は3銘柄合計129,940円——キオクシア56,010円で追加2株ナンピン(平均取得単価65,080→62,057円へ低下)、新日空調3,470円で追加2株ナンピン、丸善CHI(3159)を優待目的で新規30株×366円——“下げ相場で仕込む”バリュー投資家の基本を実践しました。
明日以降は信越化学(4063)の値動き、キオクシアの下げ止まり確認、AI半導体銘柄全体の続落有無、来週の日本企業決算本格化が焦点。含み益プラス1,259万円のクッションを保ちながら、“バリュー分散+押し目買い+累進配当銘柄の継続保有”戦略を続けていきます。
明日も、地味に、着実に。
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免責事項:本記事は個人の投資記録であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。投資はご自身の判断と責任で行ってください。