今日のサマリー
昨日9月2日は、東証33業種のすべてが下落する全面安の日でした。今日9月3日(木)は、その翌日に「指数はまだ下げているのに、中身は反転していた」という、少しねじれた一日です。
日経平均は前日比マイナス111円16銭・マイナス0.17パーセントの64,214円48銭。これで4日続落となり、8月4日以来およそ1カ月ぶりの安値水準まで落ちました。ところがTOPIXはプラス20.44・プラス0.50パーセントの4,102.04と反発。東証プライムの値上がり銘柄数は805に対して値下がりは685で、数のうえでは上がった銘柄のほうが多かったという日でした。
一日の中の動きも、かなり荒いものでした。寄り付きは64,724円81銭で、そこが today の高値。前日にNY連銀のウィリアムズ総裁が早期の利上げに慎重な姿勢を示し、米国株が上昇したことを受けて、自律反発の買いが先行しました。ところが午後に入ると韓国・台湾の株価指数の下落を受けてAI・半導体株が売られ、14時26分には63,772円80銭まで急落。そこから引けにかけて商社株や銀行株といったバリューが戻りを主導し、最終的にマイナス111円まで戻して終わっています。原油高と日銀の利上げペース加速が意識され、金利の先高観が根強い——それが指数を上値で抑えた主因でした。
そんな一日で、わたしのポートフォリオはプラス0.71パーセント・プラス266,228円。対日経ではプラス0.88パーセントポイント、対TOPIXでもプラス0.21パーセントポイントです。昨日の全面安でマイナス636,434円削られたうちの4割強を、翌日に取り返した計算になります。
今日の3大トピックは:
- 日経平均は4日続落で約1カ月ぶり安値、それでもTOPIXはプラス0.50パーセントの逆行高。値上がり805対値下がり685と、中身はバリュー優位
- ポートフォリオはプラス0.71パーセントで対日経プラス0.88パーセントポイント。44日累計はプラス19.19パーセントポイントへ拡大し、含み損益率もプラス59.48パーセントに回復
- 上昇TOP5は商社2社と電力2社が占有。米バークシャーCEOの「何十年も投資」発言で三菱商事(8058)がプラス4.09パーセント、九州電力(9508)は年初来高値を更新
主要指数とポートフォリオの比較
| 指標 | 終値 | 前日比 | 騰落率 |
|---|---|---|---|
| 私のポートフォリオ | 37,587,608円 | +266,228円 | +0.71% |
| 日経平均 | 64,214.48円 | -111.16円 | -0.17% |
| TOPIX | 4,102.04 | +20.44 | +0.50% |
44日累計で対日経+19.19pptに拡大
| 日付 | 日経平均 | TOPIX | ポートフォリオ | 対日経差 |
|---|---|---|---|---|
| 7/2〜7/30 | -8.56%累計 | -0.94%累計 | +5.20%累計 | +13.76ppt累計 |
| 7/31(木) | +4.03% | +1.29% | +0.06% | -3.97ppt |
| 8/3(月) | -0.94% | -1.08% | -1.22% | -0.28ppt |
| 8/4(火) | +0.32% | +0.04% | -0.49% | -0.81ppt |
| 8/5(水) | +3.66% | +2.13% | +1.20% | -2.46ppt |
| 8/6(木・記事なし) | -0.93% | +0.19%(推計) | +1.17% | +2.10ppt |
| 8/7(金) | -0.12% | +0.47% | +0.70% | +0.82ppt |
| 8/10(月) | +2.08% | +0.63% | -0.09% | -2.17ppt |
| 8/12(水) | +0.83% | +0.94% | +0.61% | -0.22ppt |
| 8/13(木) | +1.16% | +0.89% | +0.48% | -0.68ppt |
| 8/14(金) | +0.59% | +0.51% | +0.28% | -0.31ppt |
| 8/17(月) | +0.74% | -0.31% | -0.42% | -1.16ppt |
| 8/18(火) | -2.54% | -1.05% | -0.15% | +2.39ppt |
| 8/19(水) | -3.16% | -3.09% | -2.47% | +0.69ppt |
| 8/20(木) | +1.36% | +1.18% | +1.35% | -0.01ppt |
| 8/21(金) | -0.30% | +0.19% | +1.02% | +1.32ppt |
| 8/24(月) | -0.74% | +0.15% | +0.28% | +1.02ppt |
| 8/25(火) | +0.50% | +0.50% | +0.31% | -0.19ppt |
| 8/26(水) | +0.62% | +0.42% | +0.21% | -0.41ppt |
| 8/27(木) | -0.20% | +0.15% | +0.14% | +0.34ppt |
| 8/28(金) | +0.41% | +0.72% | +0.28% | -0.13ppt |
| 8/31(月) | -0.14% | +0.23% | +0.22% | +0.36ppt |
| 9/1(火) | -0.15% | +0.62% | +1.46% | +1.61ppt |
| 9/2(水) | -2.85% | -2.40% | -1.68% | +1.17ppt |
| 9/3(木) | -0.17% | +0.50% | +0.71% | +0.88ppt |
| 44日累計 | -8.53% | +1.73% | +10.66% | +19.19ppt |
44日累計は日経平均マイナス8.53パーセントに対してポートフォリオはプラス10.66パーセント、対日経通算プラス19.19パーセントポイント。昨日のプラス18.31pptから、さらにプラス0.88ppt積み増しました。TOPIXの累計もプラス1.73パーセントとプラス圏に戻っています。
日経平均が4日続落しているあいだ、TOPIXは3日中2日で上昇している——この差は、指数の作り方の違いそのものです。日経平均は値がさの半導体株の比重が大きく、今日のように午後にAI関連が売られると指数だけが沈む。一方、時価総額加重のTOPIXには商社・銀行・電力といったバリューの上げが素直に反映されます。わたしのポートフォリオは、構成でいえば圧倒的に後者に近い。だから、こういう日は勝てます。
本日の取引
今日は売買なしです。
昨日は全面安を拾って18銘柄・74株・合計137,365円を買い増しました。1日の買い増し銘柄数としてはこの夏でも最多クラスで、正直なところ「今日はもう十分に動いた」という感覚がありました。
今日のように指数が下げているのに中身はバリューが買われている日は、わたしの保有銘柄のほとんどが「上がっている側」にいる日でもあります。上がっている銘柄を追いかけて買うのは、押し目買いでもナンピンでもありません。ただの高値づかみです。
“何もしない”も立派な投資判断——昨日買った分の判断が正しかったかどうかは、今日の含み損益率がプラス58.35パーセントからプラス59.48パーセントへ戻したことで、ひとまず数字が答えてくれました。買った翌日に評価してもらえる相場は、めったにありません。今日は素直に、その結果を眺めているだけの一日にしました。
私の高配当株ポートフォリオ実績
上昇TOP5
| 銘柄(コード) | 保有数 | 平均取得単価 | 終値 | 前日比(%) | 評価損益 | 年間配当金 | 取得利回り | 現在利回り |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 九州電力(9508) | 16 | 1,850円 | 2,210円 | +87(+4.10%) | +5,760円 | 50円 | 2.70% | 2.26% |
| 三菱商事(8058) | 190 | 2,282円 | 5,059円 | +199(+4.09%) | +527,630円 | 125円 | 5.48% | 2.47% |
| 中部電力(9502) | 6 | 2,289円 | 2,978.5円 | +90.5(+3.13%) | +4,137円 | 70円 | 3.06% | 2.35% |
| 住友商事(8053) | 500 | 756円 | 1,842円 | +54(+3.02%) | +543,000円 | 40円 | 5.29% | 2.17% |
| 竹内製作所(6432) | 40 | 4,430円 | 7,530円 | +210(+2.87%) | +124,000円 | 220円 | 4.97% | 2.92% |
今日の上昇TOP5は、商社2社と電力2社。5銘柄中4銘柄が、いわゆるオールドエコノミーのバリュー株という、わたしのポートフォリオの性格がそのまま出た並びになりました。
1位の九州電力(9508)はプラス4.10パーセント。ザラ場では2,233円50銭まで買われ、年初来高値を更新しています。この会社は10月1日付で持株会社「キューデンホールディングス」に移行する予定で、今日はJPX日経400の構成銘柄から九州電力を除外し、キューデンHDを新規採用するという発表もありました。昨日、全面安のなかで4株を平均2,123円で押し目買いしたばかりの銘柄です。その翌日に年初来高値を更新するというのは、さすがに出来すぎですが、電力セクターを金利上昇局面のディフェンシブとして厚めに持っておきたいという考え自体は変えていません。この持株会社化の話は、今日のワンポイント解説で詳しく整理します。
2位の三菱商事(8058)はプラス4.09パーセント。今日の材料ははっきりしていて、米バークシャー・ハサウェイのグレッグ・アベルCEOが、日本の商社への投資について「何十年も投資する」という趣旨の発言をしたと報じられたことです。190株保有・平均取得単価2,282円に対して終値5,059円、含み益率はプラス121.69パーセント、含み益額は52万7,630円。4位の住友商事(8053)もプラス3.02パーセントで、こちらは500株・平均取得単価756円に対して終値1,842円、含み益率プラス143.65パーセントです。商社2社だけで含み益は107万円——バークシャーが日本の商社を買い始めたのは2020年ですが、その恩恵を、まったく無関係の個人投資家であるわたしが6年後にも受けているというのは、なかなか不思議な感覚です。
3位の中部電力(9502)はプラス3.13パーセント。九州電力とそろって電力株が買われたのは、金利の先高観が強い局面で、規制産業のディフェンシブ性が見直された面が大きいと思っています。5位の竹内製作所(6432)はプラス2.87パーセントで、ミニショベルを北米・欧州に輸出する建設機械メーカー。40株・平均取得単価4,430円に対して終値7,530円、含み益率プラス69.98パーセント、年間配当220円で取得利回りは4.97パーセントと、インカム効率でも上位に来る銘柄です。
下落TOP5
| 銘柄(コード) | 保有数 | 平均取得単価 | 終値 | 前日比(%) | 評価損益 | 年間配当金 | 取得利回り | 現在利回り |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| INPEX(1605) | 230 | 1,740円 | 3,889円 | -162(-4.00%) | +494,270円 | 108〜130円 | 6.21〜7.47% | 2.78〜3.34% |
| アストロスケール(186A) | 10 | 1,025円 | 1,040円 | -43(-3.97%) | +150円 | 0円(無配) | 0.00% | 0.00% |
| インフロニアHD(5076) | 16 | 2,218円 | 2,755.5円 | -94(-3.30%) | +8,600円 | 132円 | 5.95% | 4.79% |
| 日本ライフライン(7575) | 6 | 1,404円 | 1,545円 | -49(-3.07%) | +846円 | 81円 | 5.77% | 5.24% |
| OKI(6703) | 5 | 2,058円 | 2,687円 | -65(-2.36%) | +3,145円 | 65円 | 3.16% | 2.42% |
下落側は最大でもマイナス4.00パーセント、しかも5銘柄すべてが含み益を維持。昨日はマイナス5パーセント超が5銘柄並んでいたことを思えば、下げの深さがまったく違う一日でした。
下落1位はINPEX(1605)のマイナス4.00パーセント。今日はNY原油が1バレル91ドル55銭とむしろ小幅高だったにもかかわらず、4パーセント下げています。8月31日には米国・イラン情勢を背景に一時3カ月ぶりの高値をつけた銘柄で、そこからの連日の上昇に対する利益確定売りが出たものと見ています。230株・平均取得単価1,740円に対して終値3,889円、含み益率はプラス123.51パーセント。取得利回りは6.21から7.47パーセントという水準で、1日でマイナス162円動いたところで、この銘柄を手放す理由にはまったくなりません。
2位のアストロスケール(186A)はマイナス3.97パーセント。宇宙デブリ除去を手がける会社で、10株・平均取得単価1,025円に対して終値1,040円、含み益率はプラス1.46パーセントとほぼトントンです。無配のグロース銘柄なので、わたしのポートフォリオのなかでは異質な位置づけ。今日のようにバリューが買われ、成長株が売られる日には、素直に下げる側に回ります。
3位のインフロニアHD(5076)はマイナス3.30パーセント。前田建設・前田道路・前田製作所を束ねる建設持株会社で、今年は水処理大手の水ingを完全子会社化しています。年間配当132円に対して平均取得単価2,218円なので取得利回りは5.95パーセント、現在利回りでも4.79パーセントと、今から買っても高配当と呼べる水準です。4位の日本ライフライン(7575)はマイナス3.07パーセントで、年間81円(通常配当に記念配当が乗った予想)で現在利回り5.24パーセント。5位のOKI(6703)はマイナス2.36パーセント、含み益率プラス30.56パーセントです。
下落TOP5の5銘柄のうち、4銘柄が現在利回り2.4パーセント以上——下げた日に利回りが上がるのは、高配当株投資では当たり前の話なのですが、それを毎日確認できるのは、記録を続けている数少ない役得だと思っています。
ポートフォリオ全体
| 評価額 | 含み損益 | 含み損益(%) | 前日比 | 前日比(%) |
|---|---|---|---|---|
| 37,587,608円 | +14,018,194円 | +59.48% | +266,228円 | +0.71% |
評価額3,758万円、含み損益プラス1,401万円、含み損益率プラス59.48パーセント。昨日のプラス58.35パーセントからプラス1.13パーセントポイント回復しました。
昨日のワンポイント解説で、含み益率の下げを「株価によるものマイナス2.68ppt」「買い増しによるものマイナス0.36ppt」に分解しました。今日は売買がゼロなので、取得コスト(分母)は23,569,414円から1円も動いていません。つまり、今日のプラス1.13パーセントポイントは、まるごと株価の上昇によるものです。売買しない日の含み益率は、混じり気のない「相場の答え」になります。
📚 初心者向けワンポイント解説:持株会社化に伴う上場廃止——「保有株はどうなるのか」問題
今日、上昇率トップに立った九州電力(9508)には、株価とは別に、株主として押さえておくべきニュースがあります。10月1日付で持株会社「キューデンホールディングス」に移行し、九州電力そのものは9月29日に上場廃止になるというものです。
「上場廃止」という言葉を初めて見たとき、わたしは正直ぎょっとしました。持っている株が紙くずになるのでは、と思ったからです。結論から言えば、この種の上場廃止は、まったく性質が違います。
「単独株式移転」という仕組み
九州電力のようなケースは、単独株式移転と呼ばれる手法です。ざっくり言うと、こういう流れになります。
- 九州電力が、自分を100パーセント子会社にする新しい親会社(キューデンホールディングス)を設立する
- 既存の九州電力の株主は、保有株数に応じて、新しい親会社の株式を受け取る
- 九州電力の株は上場廃止になり、代わりに新しい親会社が上場する
つまり、会社が消えるのではなく、株主が持つ「株の名前」が親会社のものに付け替わるだけです。証券口座のうえでは自動的に振り替えられるので、株主側で申し込みや手続きをする必要は基本的にありません。
この形の再編では、旧会社1株につき新会社1株が割り当てられるのが一般的ですが、割当比率や具体的な日程は会社ごとに違います。必ず、その会社が出している開示資料を自分で確認する——これは面倒でも省略しないほうがいい部分です。
「上場廃止=危ない」ではない上場廃止
上場廃止には、性格のまったく違うものが混ざっています。
| 上場廃止の理由 | 株主にとっての意味 |
|---|---|
| 経営破綻・債務超過 | 株式価値が大きく毀損。いわゆる“最悪”のケース |
| 上場基準の未達 | 流動性や株主数の要件を満たせず市場から退出 |
| 持株会社化・株式移転 | 新会社の株式に振り替わる。実質的な中身は変わらない |
| 完全子会社化・TOB成立 | 現金または買収側の株式を受け取って終了 |
| MBO(経営陣による買収) | 提示価格で買い取られて終了 |
同じ「上場廃止」でも、1行目と3行目では意味が正反対です。ニュースの見出しだけを見て慌てないために、理由の欄まで読む——これがいちばん大事だと思っています。
取得単価は引き継がれる
もうひとつ、長期投資家として気になるのが税金と取得単価です。
この種の株式移転では、旧株の取得価額が新株にそのまま引き継がれるのが基本的な扱いです。振り替えの時点で利益が確定して課税される、ということにはなりません。わたしの場合、九州電力の平均取得単価は1,850円ですから、新会社の株になっても、この1,850円という数字を持ち続けることになります。含み益もそのまま、取得利回り2.70パーセントもそのままです。
ただし、税制の細かい扱いは個々の状況で変わりうる部分なので、気になる場合は証券会社の案内や税務の専門家に確認するのが確実です。
指数の入れ替えという副作用
もうひとつ、今日ニュースになったのが指数の入れ替えです。JPX日経400では、10月1日付で九州電力が除外され、キューデンホールディングスが新たに採用されることが発表されました。
指数に連動するファンドは、指数から外れた銘柄を売り、新しく入った銘柄を買う必要があります。この売買が、入れ替えの前後に一時的な需給の歪みを生むことがあります。今日の九州電力の年初来高値も、こうした思惑がまったく無関係とは言い切れないでしょう。
とはいえ、わたしがこの株を持っている理由は指数の話とは無関係です。規制産業としての安定性と、年間50円の配当——それが変わらない限り、名前が「九州電力」から「キューデンホールディングス」に変わっても、やることは何も変わりません。
まとめると
- 持株会社化に伴う上場廃止は、株が消える話ではない
- 保有株は新会社の株式に自動で振り替わる。手続きは基本的に不要
- 取得単価は引き継がれ、振り替えの時点で課税されるわけではない
- ただし比率・日程・税務の扱いは会社ごとに違うので、開示資料を必ず確認する
- 指数の入れ替えが伴う場合、前後に需給の歪みが出ることがある
保有銘柄が200近くあると、こういうイベントは年に何度も起こります。そのたびに慌てないために、仕組みを一度きちんと理解しておく——今日はそのための日でした。
配当情報
今日はヒューリック(3003)の中間配当が入金しました。
| 銘柄(コード) | 基準日の保有株数 | 1株中間配当 | 配当金総額 | 税額 | 受取額(税引後) |
|---|---|---|---|---|---|
| ヒューリック(3003) | 168株 | 33.5円 | 5,628円 | 1,142円 | 4,486円 |
ヒューリックも12月決算の会社です。年間配当は67円で、そのちょうど半分の33円50銭が中間配当として支払われました。税引前5,628円、源泉徴収1,142円(所得税861円・住民税281円)を引いて、手取りは4,486円です。
ここで、基準日の保有株数が168株になっている点に触れておきます。中間配当の基準日は6月末で、その時点でわたしが持っていたのが168株でした。その後、7月31日に4株、そして昨日9月2日にも4株を買い増しているので、今の保有株数は188株です。
つまり、今日振り込まれた4,486円は「6月末のわたし」に対する配当であり、その後に買い増した20株分は入っていません。逆に言えば、12月末の期末配当は188株分で計算されることになります。年間67円のうち残り33円50銭を188株で受け取れば、税引前で6,298円。今日より670円ほど増える計算です。
平均取得単価1,448円に対して年間67円なので、取得利回りは4.63パーセント。不動産賃貸を主力とする会社で、増配を続けてきた実績があります。買い増しの効果が次の入金に乗ってくる——この時間差こそが、高配当株を積み上げていく実感そのものだと思っています。
明日以降の注目ポイント
- 日経平均の4日続落が止まるか、それともTOPIXとの逆行がさらに広がるか
- 米国では利上げ観測がやや後退しており、再来週のFOMCに向けたFRB高官の発言が引き続き相場を左右しそう
- 国内の長期金利と、日銀の利上げペースに対する市場の織り込み
- 米バークシャー関連の思惑で買われた商社株に、明日以降も資金が続くかどうか
- 九州電力(9508)の9月29日の上場廃止と、キューデンホールディングスの10月1日上場に向けた需給
- NY原油90ドル台の定着と米国・イラン情勢、INPEX(1605)など資源関連への影響
- 9月末の権利付き最終日に向けた高配当株の需給、3月決算企業の中間配当の権利取り
- キオクシアHD(285A)の10月1日の株式分割(1株→3株)に向けた値動き
まとめ
今日9月3日は「指数は4日続落、中身はバリュー反転」という、ねじれた一日でした。日経平均マイナス0.17パーセントの64,214.48円、TOPIXプラス0.50パーセントの4,102.04、わたしのポートフォリオはプラス0.71パーセントという結果です。
| 9/3 | |
|---|---|
| 日経平均 | -0.17% |
| TOPIX | +0.50% |
| わたしのポートフォリオ | +0.71% |
日経平均は4日続落で8月4日以来およそ1カ月ぶりの安値水準まで落ちましたが、東証プライムの値上がり銘柄数は805、値下がりは685。下げていたのは指数であって、市場全体ではありませんでした。寄り付き64,724円81銭から午後には63,772円80銭まで急落し、商社株や銀行株が引けにかけて相場を戻す——値がさ半導体が沈み、バリューが支えるという構図が、そのまま一日の値動きに出ています。
ポートフォリオはプラス0.71パーセント、対日経プラス0.88パーセントポイント・対TOPIXプラス0.21パーセントポイント。44日累計は対日経プラス19.19パーセントポイントに拡大しました。昨日の全面安で削られたマイナス636,434円のうち、プラス266,228円を1日で取り返したことになります。
上昇TOP5は九州電力(9508)プラス4.10パーセントを筆頭に、三菱商事(8058)プラス4.09パーセント、中部電力(9502)、住友商事(8053)、竹内製作所(6432)。商社2社と電力2社という並びで、米バークシャーCEOの「何十年も投資」発言が商社株を押し上げ、金利の先高観が電力株のディフェンシブ性を見直させた一日でした。下落TOP5はINPEX(1605)マイナス4.00パーセントが最大で、5銘柄すべてが含み益を維持。下げの深さが、昨日とはまったく違いました。
含み損益率はプラス58.35パーセントからプラス59.48パーセントへプラス1.13パーセントポイント。今日は売買がゼロで取得コストが1円も動いていないので、この回復はまるごと株価によるものです。昨日18銘柄を買い増した判断に、相場が翌日に答えを返してくれた——そう受け取っています。
そしてヒューリック(3003)の中間配当4,486円が入金。6月末の基準日時点で168株だったので、その後に買い増した20株分は今回に入っていません。その差は12月末の期末配当に乗ってきます。今日買った株が、半年後の入金額を変える——この遅効性を面白いと思えるかどうかが、高配当株投資を続けられるかの分かれ目なのかもしれません。
明日も、地味に、着実に。
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免責事項:本記事は個人の投資記録であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。投資はご自身の判断と責任で行ってください。