【2026年9月30日】高配当株PF記録|日経+1.94%で3日ぶり反発・PF+1.53%、9月は月間で日経に負け越し、NSグループ押し目買い・東京建物ナンピン、配当3件

今日のサマリー

日経平均はプラス1,272円45銭・プラス1.94パーセントの66,753円72銭で、3日ぶりに反発しました。8月18日以来の高値水準と伝わっています。

TOPIXもプラス67.52・プラス1.67パーセントの4,108.65。東証プライムでは値上がりが1,127銘柄と約7割、値下がりは368銘柄でした。売買代金は9兆1,000億円台と、昨日の7兆円台からぐっと膨らんでいます。

買いの中心は半導体でした。前日の米国市場でフィラデルフィア半導体株指数が1パーセントを超えて上げ、東京エレクトロンやアドバンテストに朝から買いが入ったようです。さらに、TDKと太陽誘電が次世代の電子部品の共同開発で基本合意したと発表。AIサーバー向けの積層部品への期待から、AI関連全体に買いが戻ったと伝わっています。金利の高止まりが収益の支えになるとして、銀行株も戻したようです。

わたしのポートフォリオは、プラス560,523円・プラス1.53パーセントでした。

対日経はマイナス0.41パーセントポイント、対TOPIXもマイナス0.14パーセントポイント。半導体が引っ張る日に、高配当株中心のポートフォリオが指数に少し届かない——7月から何度も見てきた形です。それでも、昨日削られた957,147円のうち、6割弱を1日で取り戻しました。

そして今日は、9月の最終営業日です。月間の成績を締めてみると、9月は日経平均に負け越した1か月でした。そのあたりは、あとの月次サマリーで正直に書きます。

今日のトピックは:

  1. 日経平均はプラス1.94パーセントで3日ぶり反発、TOPIXもプラス1.67パーセント。米半導体株高とTDK・太陽誘電の共同開発の発表で、AI関連に買いが戻った
  2. わたしのポートフォリオはプラス1.53パーセント・プラス560,523円で、対日経マイナス0.41ポイント。下落TOP5の1位でもマイナス1.34パーセントという全面高の日だった
  3. 上昇TOP5首位は、上方修正の余韻が続くハピネット(7552)のプラス7.56パーセントで、2日続けて上場来高値。下落TOP5には、9月29日から1株→2株の株式分割後の株価で取引されているバローHD(9956)が入った
  4. NSグループ(471A)を4株押し目買い、東京建物(8804)を2株ナンピン、合計12,722円。さらに、1月決算の積水ハウス(1928)の中間配当など3件、税引後6,980円を受け取り、9月の受取配当は78,710円に
  5. 9月の月次成績は、騰落率の単純合計で日経平均プラス0.84パーセントに対してポートフォリオはマイナス1.63パーセント。評価額は8月末から94,415円減って、9月を締めた

主要指数とポートフォリオの比較

指標 終値 前日比 騰落率
私のポートフォリオ 37,150,543円 +560,523円 +1.53%
日経平均 66,753.72円 +1,272.45円 +1.94%
TOPIX 4,108.65 +67.52 +1.67%

日経平均に対してマイナス0.41パーセントポイント、TOPIXに対してマイナス0.14パーセントポイント。

昨日は権利落ちでTOPIXに0.83ポイント負け、今日は0.14ポイントの負け。負け幅はぐっと小さくなりました。東証プライムの7割が上げた日なので、194銘柄に分散したわたしのポートフォリオも、市場全体とほぼ同じように上げたということだと思います。差がついたのは、半導体やAI関連の上げ幅の大きさのぶんです。

60日累計で対日経+13.06ppt

日付 日経平均 TOPIX ポートフォリオ 対日経差
7/2〜7/30 -8.56%累計 -0.94%累計 +5.20%累計 +13.76ppt累計
7/31(木) +4.03% +1.29% +0.06% -3.97ppt
8/3(月) -0.94% -1.08% -1.22% -0.28ppt
8/4(火) +0.32% +0.04% -0.49% -0.81ppt
8/5(水) +3.66% +2.13% +1.20% -2.46ppt
8/6(木・記事なし) -0.93% +0.19%(推計) +1.17% +2.10ppt
8/7(金) -0.12% +0.47% +0.70% +0.82ppt
8/10(月) +2.08% +0.63% -0.09% -2.17ppt
8/12(水) +0.83% +0.94% +0.61% -0.22ppt
8/13(木) +1.16% +0.89% +0.48% -0.68ppt
8/14(金) +0.59% +0.51% +0.28% -0.31ppt
8/17(月) +0.74% -0.31% -0.42% -1.16ppt
8/18(火) -2.54% -1.05% -0.15% +2.39ppt
8/19(水) -3.16% -3.09% -2.47% +0.69ppt
8/20(木) +1.36% +1.18% +1.35% -0.01ppt
8/21(金) -0.30% +0.19% +1.02% +1.32ppt
8/24(月) -0.74% +0.15% +0.28% +1.02ppt
8/25(火) +0.50% +0.50% +0.31% -0.19ppt
8/26(水) +0.62% +0.42% +0.21% -0.41ppt
8/27(木) -0.20% +0.15% +0.14% +0.34ppt
8/28(金) +0.41% +0.72% +0.28% -0.13ppt
8/31(月) -0.14% +0.23% +0.22% +0.36ppt
9/1(火) -0.15% +0.62% +1.46% +1.61ppt
9/2(水) -2.85% -2.40% -1.68% +1.17ppt
9/3(木) -0.17% +0.50% +0.71% +0.88ppt
9/4(金) +1.26% +0.03% -0.55% -1.81ppt
9/7(月) +2.12% +0.55% +0.03% -2.09ppt
9/8(火) -1.70% -1.83% -1.22% +0.48ppt
9/9(水) -0.19% -0.09% +0.00% +0.19ppt
9/10(木) +0.20% +0.20% -0.07% -0.27ppt
9/11(金) -1.93% -0.65% -0.24% +1.69ppt
9/14(月) -0.81% +0.74% +0.92% +1.73ppt
9/15(火) -0.01% -0.52% -0.65% -0.64ppt
9/16(水) +0.69% +0.61% +0.63% -0.06ppt
9/17(木) +0.33% +0.80% +0.99% +0.66ppt
9/18(金) +1.38% -0.07% -0.71% -2.09ppt
9/24(木・記事なし) +0.76%(推計) -0.39%(推計) -0.65%(推計) -1.41ppt
9/25(金) +1.30% +1.31% +1.04% -0.26ppt
9/28(月) -0.73% -0.40% -0.62% +0.11ppt
9/29(火) -0.60% -1.72% -2.55% -1.95ppt
9/30(水) +1.94% +1.67% +1.53% -0.41ppt
60日累計 -4.52% +1.97% +8.54% +13.06ppt

60日累計は日経平均マイナス4.52パーセントに対してポートフォリオはプラス8.54パーセント、対日経通算プラス13.06パーセントポイントです。昨日のプラス13.47ポイントから、0.41ポイント縮みました。それでも、7月初めからの通算では13ポイントの差を保っています。

9月の月次サマリー——日経平均に負け越した1か月

月末なので、8月末との比較も記録しておきます。

項目 8月末(8/31) 9月末(9/30) 増減
評価額 37,244,958円 37,150,543円 -94,415円
含み損益 +13,838,418円 +13,177,779円 -660,639円
含み損益率 +59.12% +54.97% -4.15ppt

評価額はマイナス94,415円。9月も毎日のように買い増しを続けていて、そのぶん元本は増えていますから、含み損益で見るとマイナス660,639円です。含み損益率は4.15ポイント下がりました。

9月(19営業日) 日経平均 TOPIX ポートフォリオ
騰落率の単純合計 +0.84% -1.04% -1.63%
対日経差 — — -2.47ppt
日経平均に勝った日数 — — 9勝10敗

営業日ごとの騰落率を単純に足し合わせたざっくり比較では、日経平均プラス0.84パーセントに対して、ポートフォリオはマイナス1.63パーセント。マイナス2.47ポイントの負け越しです。日経平均との勝ち負けは9勝10敗でした。7月・8月とアウトパフォームが続いていたので、7月にこの累計表を付けはじめてから、月単位で負けたのは初めてになります。

日経平均の9月は、実際の終値ベースでもプラス441円・プラス0.66パーセントで2か月続けての上昇でした。原油高で物価の上昇が目立ち、日銀は9月18日の金融政策決定会合で政策金利を1.25パーセントに引き上げています。国内の10年国債利回りは3パーセント台、米国の長期金利も5パーセント台と伝わっていて、金利の上昇が株価の上値を抑えた1か月でした。

負けた理由は、大きく3つあったと思っています。

  1. 金利の上昇。わたしのポートフォリオには、東京建物やヒューリックのような不動産株、利回り目当てで持っている株が多い。金利が上がると、こうした銘柄の相対的な魅力は下がります
  2. 半導体・AI関連の上げ。9月の日経平均の上げは、値がさの半導体株が引っ張った日が多かった。わたしのポートフォリオでは、その比重が小さい
  3. 9月29日の権利落ち。昨日の記事で、95万円のうち30万〜40万円は配当落ちと見積もりました。これはいわば“形が変わっただけ”のマイナスで、11月から12月に配当として戻ってくるお金です

3つ目だけで、評価額に対して0.8〜1.1パーセントぶん。それを足し戻せば、9月の負け越しは半分以下になる計算です。言いわけに聞こえるかもしれませんが、高配当株に寄せたポートフォリオは、中間配当の権利落ちがある9月と3月に、指数に負けやすくできている。そのことは、数字として覚えておきたいと思います。

本日の取引

今日は、2銘柄を合計6株・12,722円買い増しました。

銘柄(コード) 約定株数 約定単価 約定金額 意図
NSグループ(471A) 4 1,541円 6,164円 押し目買い(平均取得単価1,413円を上回る・44→48株)
東京建物(8804) 2 3,279円 6,558円 ナンピン(平均取得単価3,495円を下回る・96→98株)
合計 6 — 12,722円 —

このブログでは、平均取得単価より上で買い増すのを「押し目買い」、下で買い増すのを「ナンピン」と呼び分けています。NSグループは平均取得単価より上なので押し目買い、東京建物は下なのでナンピンです。

そして、今日も2銘柄とも、約定単価がこの日の終値とちょうど同じでした。昨日のイエローハットとヒューリックに続いて、2日連続です。

銘柄(コード) 買い増し前 買い増し後 平均取得単価の変化
NSグループ(471A) 44株・1,413円 48株・約1,424円 +11円
東京建物(8804) 96株・3,495円 98株・約3,491円 -4円

NSグループ(471A)——9月3回目の押し目買い

NSグループは、賃貸住宅の家賃保証を中心とする会社です。入居者が家賃を払えなくなったときに、大家さんに代わりに払う——その保証料で稼ぐビジネスです。9月8日には、34株ぶんの中間配当1,031円を受け取っています。

日付 約定株数 約定単価 買い増し後の株数
9/1(火) 4 1,602円 38株
9/2(水) 6 1,534円 44株
9/30(水) 4 1,541円 48株

9月2日以来、4週間ぶりの買い増しです。約定単価1,541円は、9月2日の1,534円とほぼ同じ水準。今日の前日比はプラス1円・プラス0.06パーセントで、全面高の日にほとんど動かなかった銘柄です。

年間配当は、2026年12月期の会社予想で76円。予想配当利回りは4.93パーセントで、76円と整合します。48株なら年間3,648円(税引前)。取得利回りは約5.34パーセント、今日の終値での現在利回りは4.93パーセントです。押し目買いなので平均取得単価は11円上がり、取得利回りは5.38パーセントから少しだけ下がりました。

家賃保証は、入居者の滞納が増えると収益が圧迫されるビジネスです。金利や景気の影響をまったく受けないわけではないので、そこは中間決算で確かめていきたいと思います。

東京建物(8804)——9月6回目のナンピン、約定単価はまた最安

東京建物は、オフィスビルやマンションを手がける不動産会社です。9月に入ってから、今日で6回目のナンピンになりました。

日付 約定株数 約定単価 買い増し後の株数
9/2(水) 2 3,385円 86株
9/4(金) 2 3,376円 88株
9/7(月) 2 3,338円 90株
9/11(金) 4 3,288円 94株
9/15(火) 2 3,283円 96株
9/30(水) 2 3,279円 98株

約定単価は、6回とも前回より下です。3,385円から3,279円まで、少しずつ切り下がってきました。ただ、今日の東京建物はプラス36円・プラス1.11パーセントで、上げた日です。上げた日に買っても、平均取得単価より下ならナンピン——9月9日の記事で書いた「今日下げた銘柄」と「平均取得単価より安い銘柄」は別の軸、という話が、今日もそのまま当てはまります。

2株を足して、平均取得単価は4円下がって約3,491円。含み損率はマイナス6パーセント前後で、9月に入ってからほとんど縮んでいません。金利の上昇が続いた9月は、不動産株にとって分の悪い1か月でした。月次サマリーで書いた「負けた理由」の1つ目を、自分でも持ち続けているわけです。

年間配当は126円(中間61円+期末65円予定)。98株なら年間12,348円(税引前)。取得利回りは約3.61パーセント、今日の終値での現在利回りは3.84パーセントです。株価が買値より下にあるので、現在利回りのほうが高い。配当をもらいながら、金利の風向きが変わるのを待つ銘柄だと思っています。

私の高配当株ポートフォリオ実績

上昇TOP5

銘柄(コード) 保有数 平均取得単価 終値 前日比(%) 評価損益 年間配当金 取得利回り 現在利回り
ハピネット(7552) 6 2,678円 5,190円 +365(+7.56%) +15,072円 100円 3.73% 1.93%
アストロスケール(186A) 16 1,019円 1,262円 +67(+5.61%) +3,888円 0円 0.00% 0.00%
三井化学(4183) 16 2,144円 2,146.5円 +110.5(+5.43%) +40円 75円 3.50% 3.49%
ミネベアミツミ(6479) 4 3,310円 3,748円 +173(+4.84%) +1,752円 60円 1.81% 1.60%
パーカー(9845) 100 1,141円 1,397円 +64(+4.80%) +25,600円 53円 4.65% 3.79%

5位までがプラス4.8パーセント以上。昨日は5位がプラス1.25パーセントでしたから、様変わりです。

ハピネット(7552)——2日続けて上場来高値、含み益率はプラス93.80パーセント

首位は、昨日に続いてハピネットです。プラス365円・プラス7.56パーセントの5,190円。取引時間中には5,260円まであり、2日続けて上場来高値を更新しました。

材料は、9月28日の引け後に出た上期(4〜9月期)の業績予想の上方修正です。上期の純利益は、減益予想から一転して前年同期比35パーセント増の90億円へ。昨日のプラス12.47パーセントに続く上げで、2日で合わせて20パーセントを超えました。

6株・平均取得単価2,678円に対して、含み益率はプラス93.80パーセント。もう少しで2倍です。ただ、株価が上がったぶん、現在利回りは1.93パーセントまで下がりました。取得利回りの3.73パーセントとの差は1.80ポイント——早く買っておいたことの価値が、この差に表れています。

年間配当100円は、上方修正の前の数字です。配当予想がどう扱われるかは、まだ確かめられていません。

アストロスケール(186A)・三井化学(4183)・ミネベアミツミ(6479)・パーカー(9845)

2位のアストロスケールはプラス5.61パーセント。宇宙ごみ(デブリ)の除去を手がける会社で、無配です。グロース250指数が5日ぶりに反発した日で、新興株全体に押し目買いが入ったと伝わっています。9月15日にナンピンした6株が効いて、含み益率はプラス23.85パーセントまで来ました。

3位の三井化学はプラス110.5円・プラス5.43パーセント。9月25日のナンピン直後から再び平均取得単価を割り込んでいましたが、今日の上げで含み益プラス40円。ほぼ損益ゼロのところまで戻しました。9月7日の打診買いから4回買い増してきた銘柄なので、ようやく土俵に戻った、という気持ちです。証券会社の評価引き上げも材料として伝わっていますが、わたしのほうでは一次情報を確かめられていません。

4位のミネベアミツミはプラス4.84パーセント。前日の29日に、中堅証券が目標株価を5,200円に引き上げたと伝わっています。データセンター向けの需要が好調で、半導体・AI関連が買われた今日の流れにも乗ったのだと思います。年間配当60円は、予想配当利回り1.60パーセントと終値3,748円から整合を確認しました。

5位のパーカーはプラス4.80パーセント。100株持っているので、増加額は6,400円と、今日の上昇TOP5でいちばん大きい。9月25日に下落TOP5に入っていた銘柄が、今日は上昇TOP5です。取得利回り4.65パーセントは、今日の上昇TOP5で最も高い数字になります。

下落TOP5

銘柄(コード) 保有数 平均取得単価 終値 前日比(%) 評価損益 年間配当金 取得利回り 現在利回り
ほぼ日(3560) 8 3,989円 5,140円 -70(-1.34%) +9,208円 90円 2.26% 1.75%
ニレコ(6863) 15 695円 1,128円 -14(-1.23%) +6,495円 35円 5.04% 3.10%
東洋シヤッター(5936) 40 894円 896円 -11(-1.21%) +80円 43円 4.81% 4.80%
日本ケアサプライ(2393) 20 1,490円 4,400円 -45(-1.01%) +58,200円 74円 4.97% 1.68%
バローHD(9956) 24 1,308円 1,628円 -15(-0.91%) +7,680円 40円 3.06% 2.46%

下落TOP5の1位が、マイナス1.34パーセント。194銘柄のなかで、マイナス1.4パーセントより大きく下げた銘柄がひとつもなかったことになります。昨日の下落TOP5は5銘柄ともマイナス5パーセント超でしたから、まるで別の市場です。

ほぼ日(3560)・ニレコ(6863)・東洋シヤッター(5936)・日本ケアサプライ(2393)

1位のほぼ日はマイナス1.34パーセント。8月決算の会社で、10月14日に2026年8月期の本決算の発表を控えています。決算前の持ち高調整くらいの動きだと受け止めています。含み益率はプラス28.85パーセントです。

2位のニレコはマイナス1.23パーセント。9月17日・18日・29日と上昇TOP5の常連だった銘柄で、今日はひと休みです。取得利回り5.04パーセントは、今日の10銘柄のなかで最も高い数字です。

3位の東洋シヤッターはマイナス1.21パーセント。含み益はプラス80円で、ほぼ買値です。年間配当は、これまで会社予想のレンジ「43〜44円」で記録していましたが、予想配当利回り4.80パーセントと終値896円から逆算すると43円。今日から43円で記録します。取得利回りと現在利回りがほぼ同じなのは、株価がほぼ買値だからです。

4位の日本ケアサプライはマイナス1.01パーセント。含み益率はプラス195.30パーセントと、今日の10銘柄のなかで群を抜いています。株価が買値の約3倍なので、取得利回り4.97パーセントに対して現在利回りは1.68パーセント。差の3.29ポイントが、長く持ってきたことの価値です。

バローHD(9956)——保有株数が12株から24株に

5位のバローHDはマイナス0.91パーセント。スーパーマーケットを中心とする会社です。

画面を見て、保有株数が24株、平均取得単価が1,308円になっていることに気づきました。これまでの記録は12株・2,616円。ちょうど株数が2倍、平均取得単価が半分です。

調べてみると、バローHDは1株を2株にする株式分割を実施していて、株価は9月29日から分割後の水準で取引されていました。9月28日の終値3,405円に対して、29日の終値は1,643円。分割で半分になった1,702.5円から、さらに配当落ちと地合いの悪さで下げた、という計算になります。昨日の時点で気づけていなかったのは、TOP5に入らなかったからです。

分割前 分割後
保有株数 12株 24株
平均取得単価 2,616円 1,308円
年間配当(会社予想) 80円 40円
取得利回り 3.06% 3.06%

株数が2倍になって、1株あたりの配当も半分になる。受け取る配当の総額は、12株×80円でも24株×40円でも、同じ960円です。取得利回りもまったく変わりません。株式分割は、ピザを8つに切るか16に切るかの違い——ピザの大きさは同じです。

バローHDは、7月に公募増資、株式分割、増配、コーナン商事との資本業務提携をまとめて発表していました。そのうちの株式分割が、ここで形になったわけです。

ランキングの合計はプラス9,652円、全体はプラス560,523円

今日も、上昇TOP5と下落TOP5の増減額を足してみます。

増減額
上昇TOP5の合計 +12,122円
下落TOP5の合計 -2,470円
TOP10の合計 +9,652円
ポートフォリオ全体 +560,523円
ランキング外の184銘柄 +550,871円

昨日はランキング外の184銘柄でマイナス943,975円、今日はプラス550,871円。1銘柄あたり約3,000円ずつ上げた計算です。今日も、全体を動かしたのはランキングに載らない銘柄たちでした。プラス1〜2パーセントで上げた数十株、数百株の銘柄が、静かに56万円を積み上げたのだと思います。

ポートフォリオ全体

評価額 含み損益 含み損益(%) 前日比 前日比(%)
37,150,543円 +13,177,779円 +54.97% +560,523円 +1.53%

評価額は37,150,543円。9月17日の過去最高37,856,978円まで、あと706,435円です。昨日「思っていたより遠のいた」と書いた差は、1日で半分近くに縮まりました。

含み損益はプラス13,177,779円・プラス54.97パーセント。昨日のプラス52.66パーセントから2.31ポイント戻しました。

📚 初心者向けワンポイント解説:株式分割で株数が増えるのは「いつ」か——バローHDが9月29日から24株になっていた理由

今日、バローHDの株数が倍になっていることに気づきました。10月1日にはキオクシアHDや三井住友FGの株式分割も控えているので、株式分割の「タイミング」を整理しておきます。

株式分割の3つの日付

株式分割には、権利落ち日・基準日・効力発生日という3つの日付が出てきます。配当の権利落ちと同じ仕組みです。

日付 何が起きるか バローHDの場合
権利付最終日 この日の終わりに株を持っていれば、分割の対象になる 9月28日(月)
権利落ち日 株価が分割後の水準で取引されはじめる 9月29日(火)
基準日 株主名簿に載っている人が分割の対象になる 9月30日(水)とみられる
効力発生日 株式が法的に分割される 10月1日(木)とみられる

ポイントは、株価は権利落ち日から分割後の水準で動きはじめるということです。そのため、証券会社の画面でも、権利落ち日のころから分割後の株数で表示されることがあります。バローHDの株価が9月29日から約半分になっていたのは、そのためです。基準日と効力発生日は、株価の動きと日本の株式の受け渡しの仕組みから推測したもので、会社の開示で確かめたわけではありません。

分割で「得」も「損」もしない

株数が2倍になっても、株価が半分になるので、評価額は変わりません。配当も、1株あたりの金額が半分になるので、受け取る総額は同じです。

9月4日の記事では、分割をまたいだ中間配当の明細を見て「100株分しか入っていない」と一瞬あせった話を書きました。分割の前の基準日なら分割前の株数で、分割後の基準日なら分割後の株数で配当が計算される。どちらでも、総額は変わりません。

それでも分割に意味がある理由

損得が変わらないのに、なぜ会社は株式分割をするのか。いちばん大きな理由は、1単元(100株)あたりの金額を下げて、個人投資家が買いやすくするためです。買いやすくなれば株主が増え、株の売買も増える。それが、長い目で見て株価の安定につながると考えられています。

わたしのような単元未満株(S株)で少しずつ買う投資家にとっては、正直なところ、分割の恩恵は大きくありません。もともと1株から買えるからです。ただ、記録を付けるうえでは、株数と平均取得単価と1株配当の3つを、同じ比率で付け替える必要があります。今日のバローHDでそれをやってみて、10月1日のキオクシアHDや三井住友FGに備える——そんな月末になりました。

配当情報

今日は3件の配当を受け取りました。

銘柄(コード) 決算期 配当の種類 基準日の保有株数 1株配当 配当金総額 税額 受取額(税引後)
積水ハウス(1928) 1月 中間配当 108株 72円 7,776円 1,578円 6,198円
チャーム・ケア・コーポレーション(6062) 6月 期末配当 20株 23円 460円 93円 367円
パン・パシフィック・インターナショナルHD(7532) 6月 期末配当 80株 6.5円 520円 105円 415円
合計 — — — — 8,756円 1,776円 6,980円

税額はいつもの源泉徴収で、所得税と住民税を合わせて約20パーセントです。

積水ハウス(1928)——1月決算の中間配当

今日いちばん大きかったのは、積水ハウスの6,198円です。積水ハウスは1月決算の会社なので、中間配当の基準日は7月31日。3月決算の会社がまだ中間配当の権利を取ったばかりの9月末に、もう中間配当が入ってくる。決算期がずれている会社を持っていると、配当の入金が年間に散らばるのがいいところです。

明細の数量が108株なのは、7月31日に2株を買い増したものの、受け渡しが基準日に間に合わなかったからです。今は110株。買い増した2株は、次の期末配当から効いてきます。

2027年1月期の年間配当は、会社予想で145円。中間72円に対して、期末は73円という計算になります。110株なら年間15,950円(税引前)。平均取得単価3,116円に対して、取得利回りは約4.65パーセントです。これまで年間配当を確かめきれていなかった銘柄なので、今日の明細をきっかけに145円で記録しました。

チャーム・ケア(6062)・パン・パシフィックHD(7532)——6月決算の期末配当

チャーム・ケアは介護付き有料老人ホームを運営する会社で、6月決算です。今回の23円は、2026年6月期の期末配当。前期の年間配当43円のうちの期末ぶんになります。9月11日の記事で書いたとおり、今期(2027年6月期)の会社予想は48円。20株なら年間960円(税引前)です。

パン・パシフィック・インターナショナルHDは、ドン・キホーテを運営する会社です。こちらも6月決算で、2026年6月期の期末配当6.5円。6月末の時点では80株でしたが、そのあと9月にナンピンを重ねて、今は190株。今期(2027年6月期)の会社予想は年間10円なので、190株なら年間1,900円(税引前)になります。含み損を抱えたまま買い増してきた銘柄ですが、配当は着実に増えていく計算です。

9月の受取配当は78,710円

入金日 内容 受取額(税引後)
9/1(火) JT・INPEXほか6銘柄 40,870円
9/2(水) オプテックスグループ(6914) 183円
9/3(木) ヒューリック(3003) 4,486円
9/4(金) ヤマハ発動機・キリンHD・サンセイランディック・荏原実業 10,980円
9/7(月) 住友林業(1911) 2,869円
9/8(火) NSグループ(471A)・東京建物(8804) 4,726円
9/9(水) ニチリン(5184) 380円
9/15(火) カナディアン・ソーラー・インフラ投資法人(9284) 4,847円
9/17(木) すかいらーくHD(3197)・クリヤマHD(3355) 1,041円
9/18(金) GMOフィナンシャルHD(7177) 462円
9/28(月) ショーボンドHD(1414) 886円
9/30(水) 積水ハウス・チャーム・ケア・パン・パシフィックHD 6,980円
9月合計 — 78,710円

9月の受取配当は、税引後で合計78,710円になりました。12月決算の会社の中間配当、6月決算の会社の期末配当、そして1月決算の積水ハウスの中間配当。決算期の違う会社から、1か月を通して少しずつ入ってきたかたちです。

月次サマリーでは、評価額が94,415円減ったと書きました。その同じ9月に、78,710円の配当が口座に入っている。評価額の上下とは別の場所で、お金は着実に積み上がっています。9月29日に落ちた中間配当が入ってくる11月から12月には、この表がもっと長くなるはずです。

明日以降の注目ポイント

  • 10月1日(木)は、キオクシアHD(285A)の1株→3株、三井住友FG(8316)の1株→2株などの株式分割の効力発生日。バローHDと同じように、株数と平均取得単価と1株配当を付け替えます
  • ハピネット(7552)は2日で20パーセントを超える上げ。上方修正を受けて配当予想がどう扱われるか、上期の決算発表で確かめたいところです
  • ほぼ日(3560)は、10月14日に2026年8月期の本決算を発表予定です
  • 東京建物(8804)は9月に6回ナンピンして98株。金利の動きが、不動産株の重しになり続けるのかを見ていきます
  • 10月は、3月決算の会社の中間決算発表が下旬から始まる月。OKI(6703)の早期退職の費用がどう計上されるかも、その中で確かめます
  • 9月は日経平均に負け越しました。10月の最初の数日で、権利落ちで下がったぶんがどこまで戻るのか。配当落ちのぶんは理屈のうえでは戻らないので、戻るとすれば、それは“本当の下げ”が戻ったということです

まとめ

9/30 9月(単純合計)
日経平均 +1.94% +0.84%
TOPIX +1.67% -1.04%
わたしのポートフォリオ +1.53% -1.63%

日経平均はプラス1.94パーセントで3日ぶりに反発、TOPIXもプラス1.67パーセント。米国の半導体株高と、TDKと太陽誘電の共同開発の発表で、AI関連に買いが戻る一日でした。東証プライムの約7割が上げています。

わたしのポートフォリオはプラス560,523円・プラス1.53パーセント、対日経マイナス0.41パーセントポイント。下落TOP5の1位がマイナス1.34パーセントという全面高で、昨日削られたぶんの6割近くを1日で取り戻しました。

上昇TOP5の首位は、2日続けて上場来高値を付けたハピネット(7552)のプラス7.56パーセント。三井化学(4183)は、ようやく損益ゼロの土俵に戻りました。下落TOP5のバローHD(9956)は、9月29日から株式分割後の株価で取引されていて、12株が24株になっていた。株数が2倍、平均取得単価と1株配当が半分で、配当の総額も取得利回りも変わらない——それを自分の記録で確かめた日です。

本日の取引は、NSグループ(471A)を4株押し目買い、東京建物(8804)を2株ナンピンして、合計12,722円。東京建物は9月だけで6回目のナンピンになりました。そして、1月決算の積水ハウス(1928)の中間配当を含む3件、税引後6,980円を受け取り、9月の受取配当は78,710円です。

9月を締めてみると、騰落率の単純合計で日経平均プラス0.84パーセントに対して、ポートフォリオはマイナス1.63パーセント。7月にこの累計表を付けはじめてから、初めて月単位で日経平均に負けました。金利の上昇、半導体主導の上げ、そして権利落ち——高配当株に寄せた投資が不利になる条件が、3つそろった1か月だったと思います。それでも、その同じ1か月に78,710円の配当が入っている。評価額とは別のところで積み上がっていくものを見失わずに、10月を迎えたいと思います。

明日も、地味に、着実に。


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免責事項:本記事は個人の投資記録であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。投資はご自身の判断と責任で行ってください。

【2026年9月29日】高配当株PF記録|権利落ち日に日経-0.60%・TOPIX-1.72%、PF-2.55%で7月以降最大の下げ、ハピネット上方修正で+12.47%、2銘柄押し目買い

今日のサマリー

日経平均はマイナス396円35銭・マイナス0.60パーセントの65,481円27銭で、続落しました。下げ幅は一時1,100円を超えたと伝わっていますから、引けにかけてはかなり戻したことになります。

TOPIXはマイナス70.87・マイナス1.72パーセントの4,041.13。日経平均の3倍近い下げ率です。東証プライムでは値下がり1,318銘柄に対して値上がりはわずか170銘柄、約9割が下げた一日でした。売買代金は7兆3,224億円です。

下げの理由として伝わっているのは、米国株安、中東情勢を受けた原油先物の上昇、そして3月期決算企業の中間配当の権利落ちでした。TDK、中外製薬、トヨタなどが売られ、商社のような高配当株にも配当落ちに伴う売りが目立ったようです。一方で、ファーストリテイリング、リクルート、大塚HDは買われていた。値がさのファーストリテイリングが上げたぶん、日経平均の下げは小さく見えた——TOPIXとの差は、そういう中身だと思います。

わたしのポートフォリオは、マイナス957,147円・マイナス2.55パーセントでした。

対日経はマイナス1.95パーセントポイント、対TOPIXもマイナス0.83パーセントポイント。7月から付けている累計表のなかで、1日の下落率としては最大です。これまでの最大は8月19日のマイナス2.47パーセントでした。

ただ、今日は権利落ち日です。昨日の記事で「評価額はまとまって削られるはず」と書いた、その日になります。95万円のうち、どこまでが配当落ちで、どこからが本当の下げなのか——今日の解説では、そこを大づかみに試算してみました。

今日のトピックは:

  1. 中間配当の権利落ち日に、日経平均はマイナス0.60パーセントで続落、TOPIXはマイナス1.72パーセント。米株安と原油高が重なり、東証プライムの約9割が下げた
  2. わたしのポートフォリオはマイナス2.55パーセント・マイナス957,147円で、対日経マイナス1.95ポイント。7月以降の累計表で最大の下落率。上昇TOP5と下落TOP5の合計はマイナス13,172円にすぎず、ランキング外の184銘柄が94万円を削った
  3. 上昇TOP5首位は、前日引け後に上期予想を上方修正したハピネット(7552)のプラス12.47パーセントで上場来高値。下落TOP5には、9月期決算で期末配当が落ちたディア・ライフ(3245)とFPG(7148)が並んだ
  4. イエローハット(9882)とヒューリック(3003)を4株ずつ、合計13,454円で押し目買い。さらに、28日に入金していたショーボンドHD(1414)の期末配当886円を記録し、9月の受取配当は累計71,730円に

主要指数とポートフォリオの比較

指標 終値 前日比 騰落率
私のポートフォリオ 36,577,374円 -957,147円 -2.55%
日経平均 65,481.27円 -396.35円 -0.60%
TOPIX 4,041.13 -70.87 -1.72%

日経平均に対してマイナス1.95パーセントポイント、TOPIXに対してマイナス0.83パーセントポイント。

日経平均とTOPIXの差が1.12ポイントも開いたのは、値がさ株の比重が大きい日経平均が、ファーストリテイリングの上げに支えられたからだと思います。わたしのポートフォリオは値がさ株の比重が小さいので、比べる相手としてはTOPIXのほうが近い。そのTOPIXにも、0.83ポイント負けています。

その0.83ポイントの中身が、今日いちばん考えたいことです。高配当株に寄せているぶん、配当落ちで削られる割合は、市場平均より大きくなるはず——それがどれくらいなのかは、あとの解説で書きます。

59日累計で対日経+13.47pptへ後退

日付 日経平均 TOPIX ポートフォリオ 対日経差
7/2〜7/30 -8.56%累計 -0.94%累計 +5.20%累計 +13.76ppt累計
7/31(木) +4.03% +1.29% +0.06% -3.97ppt
8/3(月) -0.94% -1.08% -1.22% -0.28ppt
8/4(火) +0.32% +0.04% -0.49% -0.81ppt
8/5(水) +3.66% +2.13% +1.20% -2.46ppt
8/6(木・記事なし) -0.93% +0.19%(推計) +1.17% +2.10ppt
8/7(金) -0.12% +0.47% +0.70% +0.82ppt
8/10(月) +2.08% +0.63% -0.09% -2.17ppt
8/12(水) +0.83% +0.94% +0.61% -0.22ppt
8/13(木) +1.16% +0.89% +0.48% -0.68ppt
8/14(金) +0.59% +0.51% +0.28% -0.31ppt
8/17(月) +0.74% -0.31% -0.42% -1.16ppt
8/18(火) -2.54% -1.05% -0.15% +2.39ppt
8/19(水) -3.16% -3.09% -2.47% +0.69ppt
8/20(木) +1.36% +1.18% +1.35% -0.01ppt
8/21(金) -0.30% +0.19% +1.02% +1.32ppt
8/24(月) -0.74% +0.15% +0.28% +1.02ppt
8/25(火) +0.50% +0.50% +0.31% -0.19ppt
8/26(水) +0.62% +0.42% +0.21% -0.41ppt
8/27(木) -0.20% +0.15% +0.14% +0.34ppt
8/28(金) +0.41% +0.72% +0.28% -0.13ppt
8/31(月) -0.14% +0.23% +0.22% +0.36ppt
9/1(火) -0.15% +0.62% +1.46% +1.61ppt
9/2(水) -2.85% -2.40% -1.68% +1.17ppt
9/3(木) -0.17% +0.50% +0.71% +0.88ppt
9/4(金) +1.26% +0.03% -0.55% -1.81ppt
9/7(月) +2.12% +0.55% +0.03% -2.09ppt
9/8(火) -1.70% -1.83% -1.22% +0.48ppt
9/9(水) -0.19% -0.09% +0.00% +0.19ppt
9/10(木) +0.20% +0.20% -0.07% -0.27ppt
9/11(金) -1.93% -0.65% -0.24% +1.69ppt
9/14(月) -0.81% +0.74% +0.92% +1.73ppt
9/15(火) -0.01% -0.52% -0.65% -0.64ppt
9/16(水) +0.69% +0.61% +0.63% -0.06ppt
9/17(木) +0.33% +0.80% +0.99% +0.66ppt
9/18(金) +1.38% -0.07% -0.71% -2.09ppt
9/24(木・記事なし) +0.76%(推計) -0.39%(推計) -0.65%(推計) -1.41ppt
9/25(金) +1.30% +1.31% +1.04% -0.26ppt
9/28(月) -0.73% -0.40% -0.62% +0.11ppt
9/29(火) -0.60% -1.72% -2.55% -1.95ppt
59日累計 -6.46% +0.30% +7.01% +13.47ppt

59日累計は日経平均マイナス6.46パーセントに対してポートフォリオはプラス7.01パーセント、対日経通算プラス13.47パーセントポイントです。昨日のプラス15.42ポイントから、1日で1.95ポイント削れました。TOPIXの累計はプラス0.30パーセントまで縮んで、ほぼゼロです。

昨日の記事で、9月に日経平均が下げた日だけを並べて「日経がはっきり下げた日には、9月は全勝」と書きました。今日、その表に1行を足すと、こうなります。

日付 日経平均 ポートフォリオ 対日経差
9/2(水) -2.85% -1.68% +1.17ppt
9/11(金) -1.93% -0.24% +1.69ppt
9/8(火) -1.70% -1.22% +0.48ppt
9/14(月) -0.81% +0.92% +1.73ppt
9/28(月) -0.73% -0.62% +0.11ppt
9/29(火) -0.60% -2.55% -1.95ppt
9/9(水) -0.19% +0.00% +0.19ppt
9/3(木) -0.17% +0.71% +0.88ppt
9/1(火) -0.15% +0.62% +1.61ppt
9/15(火) -0.01% -0.65% -0.64ppt

全勝は、1日で途切れました。しかも、9月でいちばん大きな負け方です。

ただ、ほかの日と今日とでは、負けの性格が違うと思っています。ほかの日の下げは、株価そのものの下げです。今日の下げには、配当として11月から12月に戻ってくるぶんが混ざっている。日経平均もTOPIXも配当落ちの影響は受けますが、高配当株を194銘柄持つわたしのポートフォリオは、その影響をより強く受ける。権利落ち日に指数に負けるのは、高配当株に寄せた投資の“仕様”のようなものです。

本日の取引

今日は、2銘柄を4株ずつ、合計8株・13,454円買い増しました。

銘柄(コード) 約定株数 約定単価 約定金額 意図
イエローハット(9882) 4 1,657円 6,628円 押し目買い(平均取得単価1,364円を上回る・192→196株)
ヒューリック(3003) 4 1,706.5円 6,826円 押し目買い(平均取得単価1,460円を上回る・196→200株)
合計 8 — 13,454円 —

2銘柄とも、約定単価は平均取得単価より上です。このブログでは、平均取得単価より上で買い増すのを「押し目買い」、下で買い増すのを「ナンピン」と呼び分けていますので、今日は2銘柄とも押し目買いになります。そして、どちらの約定単価も、この日の終値とちょうど同じでした。

銘柄(コード) 買い増し前 買い増し後 平均取得単価の変化
イエローハット(9882) 192株・1,364円 196株・約1,370円 +6円
ヒューリック(3003) 196株・1,460円 200株・約1,465円 +5円

押し目買いなので、平均取得単価はどちらも少し上がります。4株を足しても5〜6円の上昇で済むのは、もともと190株以上持っていて、分母が大きいからです。

イエローハット(9882)——権利落ちで下げた日に、4株だけ

イエローハットは、カー用品店を全国に展開する会社です。このブログで取り上げるのは初めてですが、192株持っていて、平均取得単価1,364円に対して含み益が出ている銘柄です。

3月期決算の会社なので、今日は中間配当の権利落ち日にあたります。前日28日の終値1,716円から、今日は59円安の1,657円。マイナス3.44パーセントでした。

年間配当は、会社予想で68円とみています(予想配当利回り4.10パーセントからの逆算で、一次情報での確認はこれからです)。半分の34円前後が中間配当だとすれば、59円の下げのうち半分強は配当落ちの理屈どおりで、残りは地合いの悪さということになります。

権利落ち日に買った4株には、今回の中間配当はつきません。そのかわり、配当落ちのぶんだけ安く買えた——差し引きで損も得もない、というのが権利落ちの基本です。わたしとしては、「配当を取りにいく日」ではなく「配当が落ちて値段が下がった日」に拾ったという位置づけです。

196株での年間配当は、税引前で13,328円。取得利回りは約4.96パーセント、今日の終値での現在利回りは4.10パーセントになります。

ヒューリック(3003)——9月に入って4回目、終値は9月でいちばん安い1,706.5円

ヒューリックは、都心のオフィスビルを中心とした不動産の会社です。9月に入ってからは、今日で4回目の押し目買いになりました。

日付 約定株数 約定単価 買い増し後の株数
9/2(水) 4 1,771円 188株
9/14(月) 4 1,757.5円 192株
9/15(火) 4 1,733円 196株
9/29(火) 4 1,706.5円 200株

約定単価は、回を追うごとに下がっています。今日の終値1,706.5円は、9月の終値のなかでいちばん安い水準でした。それでも平均取得単価の約1,465円よりは上なので、分類としては押し目買いのままです。

ヒューリックは12月決算なので、今日の権利落ちとは関係ありません。今日の前日比はマイナス25円・マイナス1.44パーセント。金利の上昇が重しとして伝わっていた日で、9月7日の記事で書いた「不動産株は金利に弱い」という話が、そのまま効いた下げだと思います。

これで、ちょうど200株。年間配当67円で、税引前13,400円になります。取得利回りは約4.57パーセント、現在利回りは3.93パーセントです。

私の高配当株ポートフォリオ実績

上昇TOP5

銘柄(コード) 保有数 平均取得単価 終値 前日比(%) 評価損益 年間配当金 取得利回り 現在利回り
ハピネット(7552) 6 2,678円 4,825円 +535(+12.47%) +12,882円 100円 3.73% 2.07%
ニレコ(6863) 15 695円 1,142円 +18(+1.60%) +6,705円 35円 5.04% 3.06%
荏原実業(6328) 16 2,228円 2,435円 +34(+1.42%) +3,312円 75円 3.37% 3.08%
ソニーグループ(6758) 12 3,784円 3,732円 +52(+1.41%) -624円 35円 0.92% 0.94%
カネミツ(7208) 10 1,071円 1,298円 +16(+1.25%) +2,270円 41円 3.83% 3.16%

プライム市場で値上がりが170銘柄しかなかった日なので、2位以下はプラス1パーセント台です。上昇TOP5の5位が、プラス1.25パーセント。194銘柄のなかで、プラス1.25パーセントを超えて上げたのが5銘柄しかなかったということになります。

ハピネット(7552)——上期予想を上方修正、プラス12.47パーセントで上場来高値

首位はハピネットのプラス535円・プラス12.47パーセント。上場来高値の更新です。

理由ははっきりしていて、前日28日の引け後に出た上期(4〜9月期)の業績予想の上方修正です。報道によれば、上期の純利益は前年同期比25パーセント減の50億円という予想から、35パーセント増の90億円へ。減益予想が一転して増益になったかたちです。営業利益も78億円から135億円へ引き上げられたと伝わっています。

けん引役は、コンビニのくじ、トレーディングカード、カプセルトイ。9月に発売されたポケモンカード30周年の関連商品も好調だったようです。ハピネットは玩具やアミューズメント、映像・音楽を扱う卸の会社で、「推し活」の需要をそのまま取り込める位置にいるのだと思います。

6株・平均取得単価2,678円に対して終値4,825円、含み益率はプラス80.17パーセント。9月14日の記事ではプラス46.38パーセントでしたから、2週間ほどで大きく伸びています。

年間配当100円は、手元のメモの数字です。今回の上方修正に合わせて配当予想が変わったかどうかは、まだ確かめられていません。利益がここまで上振れると、配当の扱いも気になるところで、中間決算の発表で確認したいと思います。

なお、ハピネットも3月期決算の会社なので、今日は中間配当の権利落ち日でした。配当が落ちた日に、それでもプラス12パーセント。材料の強さが、配当落ちを丸ごと飲み込んだわけです。

ニレコ(6863)・荏原実業(6328)・ソニーグループ(6758)・カネミツ(7208)

2位のニレコはプラス1.60パーセント。9月17日・18日に続いて、また上昇TOP5です。取得利回り5.04パーセントは、今日の上昇TOP5で最も高い数字になります。

3位の荏原実業はプラス1.42パーセント。12月決算の会社なので、今日の権利落ちとは無関係です。配当が落ちないぶん、全面安の日でも下げにくかった——そういう面はあったと思います。

4位のソニーグループはプラス1.41パーセント。8月31日の打診買いから、9月に5回買い増してきた銘柄ですが、それでもまだ含み損のマイナス624円です。含み損率はマイナス1.37パーセントまで縮んできました。

5位のカネミツはプラス1.25パーセント。自動車部品の会社で、10株だけの保有です。

下落TOP5

銘柄(コード) 保有数 平均取得単価 終値 前日比(%) 評価損益 年間配当金 取得利回り 現在利回り
ディア・ライフ(3245) 100 606円 959円 -71(-6.89%) +35,300円 64円 10.56% 6.67%
FPG(7148) 48 1,932円 1,603円 -104(-6.09%) -15,792円 92.7円 4.80% 5.78%
OKI(6703) 5 2,058円 2,574円 -152(-5.58%) +2,580円 65円 3.16% 2.53%
極楽湯HD(2340) 100 407円 518円 -28(-5.13%) +11,100円 6円 1.47% 1.16%
インフロニアHD(5076) 16 2,218円 2,731.5円 -145.5(-5.06%) +8,216円 132円 5.95% 4.83%

下落TOP5は、5銘柄ともマイナス5パーセント超。上昇TOP5とは対照的に、振れ幅の大きい下げが並びました。そして、その多くに配当落ちが絡んでいます。

ディア・ライフ(3245)・FPG(7148)——9月期決算の「期末配当」が落ちた

1位のディア・ライフはマイナス71円・マイナス6.89パーセント、2位のFPGはマイナス104円・マイナス6.09パーセントでした。

この2社には共通点があります。どちらも9月期決算の会社なので、今日落ちたのは中間配当ではなく、期末配当です。3月期決算の会社が「半年ぶん」の配当を落とした日に、この2社は「期末ぶん」を落としたことになります。

銘柄 前日比 年間配当金 前日比に対する配当の割合
ディア・ライフ(3245) -71円 64円 約90%
FPG(7148) -104円 92.7円 約89%

年間配当と下げ幅が、ほぼ同じ大きさです。年間配当のうちどれだけが今回の期末配当なのかは、わたしのほうでまだ確かめきれていません。もし年1回の期末一括なら、下げの9割近くは配当落ちの理屈で説明がつく。そうでなくても、配当落ちがかなりの部分を占めているのは間違いないと思います。

ディア・ライフは9月25日にも値下がり率ランキング5位に入っていて、権利付最終日を前に下げるのは少し気になる、と書きました。今日の下げは、あの日とは違って理由がはっきりしているぶん、気持ちのうえでは落ち着いて見ていられます。含み益はプラス35,300円・プラス58.25パーセント。取得利回り10.56パーセントは、今日の10銘柄のなかで最も高い数字です。

FPGのほうは、含み損のマイナス15,792円・マイナス17.03パーセント。今日の10銘柄で唯一、大きな含み損を抱えた銘柄です。現在利回り5.78パーセントが取得利回り4.80パーセントを上回っているのは、株価が買値より下にあるからです。

OKI(6703)——早期退職に668人が応募、特別退職金は約100億円

3位のOKI(沖電気工業)はマイナス152円・マイナス5.58パーセント。こちらの理由は配当落ちだけではないようです。

今日、早期退職の募集に668人が応募し、特別退職金の総額が約100億円になる見込みだと発表されました。費用の大きさが意識されて、大幅続落と伝わっています。前日28日には、日系大手証券が「強気」の判断を続けたまま目標株価を4,200円に引き下げたとも報じられていました。

5株・平均取得単価2,058円に対して終値2,574円、含み益率はプラス25.07パーセント。早期退職は、目先の費用と引き換えに固定費を軽くする施策です。その効果が利益に出てくるのは来期以降になるはずなので、そこは長い目で見たいと思います。

極楽湯HD(2340)・インフロニアHD(5076)

4位の極楽湯HDはマイナス5.13パーセント。スーパー銭湯を運営する会社です。3月期決算で、今日は権利落ち日ですが、年間配当は6円ほどとみられ、28円の下げの大部分は配当落ちでは説明できません。今日の値動きについては、材料を見つけられませんでした。100株・平均407円に対して含み益率プラス27.27パーセントです。年間配当6円は予想配当利回りからの逆算で、一次情報での確認はこれからです。

5位のインフロニアHDはマイナス145.5円・マイナス5.06パーセント。前田建設工業などを傘下に持つインフラの会社で、年間配当132円。こちらも3月期決算なので、半分の66円前後が中間配当として落ちたとすれば、下げの半分弱が配当落ちという計算になります。取得利回り5.95パーセントは、今日の下落TOP5ではディア・ライフに次ぐ高さです。

ランキングの合計はマイナス13,172円、全体はマイナス957,147円

今日も、上昇TOP5と下落TOP5の増減額を足してみます。

増減額
上昇TOP5の合計 +4,808円
下落TOP5の合計 -17,980円
TOP10の合計 -13,172円
ポートフォリオ全体 -957,147円
ランキング外の184銘柄 -943,975円

昨日は、ランキング外の184銘柄でマイナス206,082円、1銘柄あたり約1,100円でした。今日はマイナス943,975円、1銘柄あたり約5,100円。昨日の4倍以上です。

下落TOP5の5銘柄を合わせても、マイナス17,980円にしかならない。ランキングの上位に出てくる銘柄は、たまたま保有株数が少ないものも多いからです。本当に効いたのは、ランキングには載らない、マイナス2〜4パーセントくらいで配当を落とした数十株、数百株の銘柄たちだったはずです。三菱UFJやコマツ、スカパーJSATのような主力の多くは3月期決算なので、今日はそろって配当を落としています。

ポートフォリオ全体

評価額 含み損益 含み損益(%) 前日比 前日比(%)
36,577,374円 +12,617,338円 +52.66% -957,147円 -2.55%

評価額は36,577,374円。9月17日の過去最高37,856,978円からは、1,279,604円下になりました。昨日「過去最高の更新は、少し遠のく」と書いたのですが、思っていたより遠のきました。

含み損益はプラス12,617,338円・プラス52.66パーセントです。昨日のプラス56.50パーセントから、3.84ポイント下がりました。

📚 初心者向けワンポイント解説:「配当落ち」はどこまでが“本当の下げ”か——評価額が95万円減った日に、大づかみに試算してみた

権利付最終日と権利落ち日の基本は6月29日の記事で、配当落ちに備えた「配当再投資の先物買い」は昨日の記事で書きました。今日は、その権利落ち日に、実際にわたしの評価額がどれだけ減って、そのうちどれくらいが配当落ちだったのかを考えます。

配当落ちは「損」ではなく「形が変わる」だけ

おさらいから。権利落ち日には、配当を受け取る権利が株価から切り離されます。そのぶん、株価は理屈のうえで配当の額だけ下がる。これが配当落ちです。

株価は下がりますが、そのかわりに配当を受け取る権利が手元に残ります。「株価」から「未収の配当」へ、お金の形が変わっただけです。だから配当落ちのぶんは、本来は損ではありません。

ただ、証券会社の画面に出る評価額は、株価だけで計算されます。未収の配当は、どこにも表示されない。だから権利落ち日の評価額は、実態より悪く見えるのです。

わたしの配当落ちは、いくらくらいだったのか

銘柄ごとの中間配当を194銘柄ぶん積み上げれば正確に出せますが、今日のところは大づかみに見積もってみます。

手がかりは、3月末に受け取った期末配当の実績です。2026年3月期の期末配当は、131銘柄で税引前329,864円でした。これに貸株の配当金相当額を足して、税引後で合計310,541円です。

中間配当は、期末配当と同じか、それより少ない会社が多い。一方で、3月以降に買い増した銘柄もあるし、今日は9月期決算のディア・ライフやFPG、インソースの期末配当も落ちています。これらを足し引きすると、今日落ちた配当は税引前で30万〜40万円くらいではないか、というのがわたしの見立てです。

金額 評価額に対する割合
今日の評価額の減少 -957,147円 -2.55%
うち配当落ち(大づかみの見立て) 30万〜40万円 約0.8〜1.1%
配当落ちを除いた”本当の下げ” 55万〜65万円 約1.5〜1.7%

あくまで見立てなので、幅を持たせています。それでも、95万円のうち3分の1から4割くらいは、11月から12月に配当として戻ってくるお金だということになります。

TOPIXに0.83ポイント負けた理由

ここで、配当落ちを除いた“本当の下げ”をマイナス1.5〜1.7パーセントとすると、TOPIXのマイナス1.72パーセントとほぼ同じになります。

ただし、TOPIXも配当落ちの影響を受けています。TOPIXには配当をほとんど出さない銘柄も含まれるので、配当落ちの割合はわたしのポートフォリオより小さいはずです。だから、配当落ちをそろえて比べれば、「本当の下げ」ではTOPIXに少し負けているのかもしれません。それでも、表面上の0.83ポイントの差のかなりの部分は、「高配当株に寄せているぶん、配当を多く落とした」ことで説明できると思っています。

権利落ち日の数字との付き合い方

このことから、わたしが自分に言い聞かせていることは3つあります。

  1. 権利落ち日のパフォーマンスは、指数との比較でも割り引いて見る。高配当株のポートフォリオは、権利落ち日に指数に負けるようにできている
  2. そのかわり、配当が入ってくる月には、評価額に表れない“戻り”がある。11月から12月の入金を、今日のマイナスと対にして見る
  3. それでも、配当落ちを除いた下げが残る日は、それはそれとして受け止める。今日も、55万円以上は“本当の下げ”だった

「配当落ちだから気にしない」と全部を片づけてしまうと、本当の下げまで見えなくなります。逆に、評価額の数字だけを見て落ち込むのも違う。どこまでが形が変わっただけで、どこからが本当に減ったのか——その線を自分で引いておくことが、高配当株を長く持つうえでの心の支えになると思っています。

配当情報

昨日28日に、ショーボンドHD(1414)の期末配当が入金していました。昨日の記事に書きそびれてしまったので、今日の記事で記録しておきます。

銘柄(コード) 基準日の保有株数 1株配当 配当金総額 税額 受取額(税引後)
ショーボンドHD(1414) 44株 25.25円 1,111円 225円 886円

税額の内訳は所得税170円・住民税55円で、合計225円。いつもの源泉徴収です。

ショーボンドHDは、橋やトンネルの補修工事を得意とする会社で、6月期決算です。今回の配当は、6月末を基準日とする期末配当になります。

明細の数量が44株なのは、6月末の時点で持っていたのが44株だったからです。そのあと7月31日から9月18日にかけて何度か買い増して、今は70株。買い増した26株は、次の中間配当から効いてきます。今期(2027年6月期)の会社予想は年間46円50銭で、70株なら年間3,255円(税引前)になる計算です。

この銘柄は、9月18日の記事で書いたとおり、証券会社の格下げが続いていて、今は含み損です。株価は冴えなくても、配当はきちんと入ってくる。その当たり前のことを、明細を見ながら確かめました。

9月の受取配当は、これで税引後71,730円になりました。

入金日 内容 受取額(税引後)
9/1(火) JT・INPEXほか6銘柄 40,870円
9/2(水) オプテックスグループ(6914) 183円
9/3(木) ヒューリック(3003) 4,486円
9/4(金) ヤマハ発動機・キリンHD・サンセイランディック・荏原実業 10,980円
9/7(月) 住友林業(1911) 2,869円
9/8(火) NSグループ(471A)・東京建物(8804) 4,726円
9/9(水) ニチリン(5184) 380円
9/15(火) カナディアン・ソーラー・インフラ投資法人(9284) 4,847円
9/17(木) すかいらーくHD(3197)・クリヤマHD(3355) 1,041円
9/18(金) GMOフィナンシャルHD(7177) 462円
9/28(月) ショーボンドHD(1414) 886円
9月累計 — 71,730円

今日は評価額が95万円減った日なので、886円はいかにも小さく見えます。でも、今日落ちた配当のほうも、こうやって一件ずつ入ってくる。11月から12月には、この表がもっと長くなるはずです。

明日以降の注目ポイント

  • 9月30日(水)で、今月の取引は終わり。月間の成績と、9月に受け取った配当の集計をする予定です。今日の下げで、9月の月間成績はかなり削られました
  • 10月1日(木)は、キオクシアHD(285A)の1株→3株、三井住友FG(8316)の1株→2株など、保有銘柄の株式分割の効力が発生する日です。株数と平均取得単価の見え方が変わるので、記録を付け替えます
  • ハピネット(7552)は、上方修正を受けて配当予想がどう扱われるか。上期の決算発表で確かめたいところです
  • OKI(6703)の早期退職の費用、約100億円は、いつ・どの決算に計上されるのか。10月下旬からの中間決算シーズンで見ておきます
  • イエローハット(9882)の年間配当68円は、利回りからの逆算です。極楽湯HD(2340)の6円、ディア・ライフ(3245)の64円とあわせて、一次情報で確かめ直します
  • 権利落ちで下がった評価額が、どこまで戻るのか。配当落ちのぶんは理屈のうえでは戻らないので、戻るとすれば、それは“本当の下げ”のほうが戻ったということです

まとめ

9/29
日経平均 -0.60%
TOPIX -1.72%
わたしのポートフォリオ -2.55%

日経平均はマイナス0.60パーセントで続落、TOPIXはマイナス1.72パーセント。中間配当の権利落ち日に、米国株安と原油高が重なって、東証プライムの約9割が下げる一日でした。日経平均はファーストリテイリングの上げに支えられて、下げが小さく見えたかたちです。

わたしのポートフォリオはマイナス957,147円・マイナス2.55パーセント、対日経マイナス1.95パーセントポイント。7月からの累計表のなかで、1日の下落率としては最大で、「日経がはっきり下げた日には9月は全勝」も途切れました。ただ、大づかみに見積もると、95万円のうち30万〜40万円は配当落ち。11月から12月に配当として戻ってくるお金です。高配当株に寄せたポートフォリオは、権利落ち日に指数に負けるようにできている——今日はそれを数字で確かめた日でした。

上昇TOP5の首位は、上期予想を上方修正したハピネット(7552)のプラス12.47パーセント。上期の純利益は、減益予想から一転して35パーセントの増益予想へ。配当が落ちた日に、それを丸ごと飲み込む上げでした。

下落TOP5は、9月期決算で期末配当を落としたディア・ライフ(3245)とFPG(7148)が1位と2位。年間配当と下げ幅がほぼ同じ大きさで、理由のはっきりした下げです。OKI(6703)は、早期退職の特別退職金約100億円が意識されて、マイナス5.58パーセントでした。

そして、ランキングの合計はマイナス13,172円なのに、全体はマイナス957,147円。ランキング外の184銘柄が、1銘柄あたり約5,100円ずつ、配当を落としながら下げた日です。

本日の取引は、イエローハット(9882)とヒューリック(3003)を4株ずつ、合計13,454円の押し目買い。ヒューリックはちょうど200株になりました。そして、昨日入金していたショーボンドHD(1414)の期末配当886円を記録して、9月の受取配当は71,730円です。

明日は9月の最終営業日。今日の下げを抱えたまま、9月を締めることになります。評価額は下がっても、配当を受け取る権利は手元に残っている。それを忘れずに、月末を迎えたいと思います。

明日も、地味に、着実に。


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免責事項:本記事は個人の投資記録であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。投資はご自身の判断と責任で行ってください。

【2026年9月28日】高配当株PF記録|権利付最終日に日経-0.73%で6日ぶり反落、PF-0.62%で対日経+0.11ppt、PILLAR+3.29%で年間配当245円を確認

今日のサマリー

日経平均はマイナス486円58銭・マイナス0.73パーセントの65,877円62銭で、6日ぶりに反落しました。9月16日から続いていた連騰は、5日で止まったことになります。

TOPIXはマイナス16.59・マイナス0.40パーセントの4,112.00。東証プライムでは値下がり1,039銘柄に対して値上がり468銘柄と、約6割が下げた一日でした。売買代金は8兆2,028億円です。

下げの理由として伝わっているのは、3つでした。ひとつは、5連騰で3,000円近く上げたあとの利益確定売り。ふたつめは、半導体株の比重が大きい韓国株の下落。そしてみっつめが、長期金利の上昇で、3.1パーセントに迫る水準まで来ていて、株の割高感が意識されたと報じられています。イビデン、アドバンテスト、キオクシア、ファーストリテイリング、中外製薬、第一三共などが売られた一方で、SCREEN、荏原、みずほFG、東京海上などは買われていたようです。

そして今日は、3月期決算企業の中間配当の権利付最終日でもありました。今日の大引けで株を持っていれば、9月末の中間配当を受け取れる——高配当株を194銘柄持つわたしにとっては、半年に一度の大事な日です。

わたしのポートフォリオは、マイナス219,597円・マイナス0.62パーセントでした。

対日経はプラス0.11パーセントポイント。勝ったとはいえ、わずか0.11ポイントです。対TOPIXはマイナス0.22パーセントポイントで、こちらには負けています。

今日のトピックは:

  1. 中間配当の権利付最終日に、日経平均は6日ぶり反落のマイナス0.73パーセント。5連騰の利益確定売り、韓国株安、長期金利の上昇が重なった
  2. わたしのポートフォリオはマイナス0.62パーセントで対日経プラス0.11ポイント。上昇TOP5と下落TOP5を合計するとマイナス13,515円なのに、全体はマイナス219,597円——ランキングに載らない184銘柄が、薄く広く下げた一日だった
  3. 上昇TOP5首位はPILLAR(6490)のプラス3.29パーセント。配当を確かめ直したら、年間配当は188円から245円に増えていて、取得利回りは7.37パーセントになっていた
  4. 北海道電力(9509)は9月25日の業績予想の上方修正を消化してプラス2.20パーセント。インソース(6200)は前営業日のマイナス7.02パーセントから、プラス3.11パーセントで反発

主要指数とポートフォリオの比較

指標 終値 前日比 騰落率
私のポートフォリオ 37,536,113円 -219,597円 -0.62%
日経平均 65,877.62円 -486.58円 -0.73%
TOPIX 4,112.00 -16.59 -0.40%

日経平均に対してプラス0.11パーセントポイント、TOPIXに対してマイナス0.22パーセントポイント。

日経平均の下げには、アドバンテストやファーストリテイリングといった値がさ株の下落が効いています。値がさ株の比重が小さいぶん、日経に対してはわずかに勝てた。ただ、市場全体を映すTOPIXには負けている——つまり、わたしの194銘柄は、市場平均よりほんの少しだけ多めに売られたということです。

権利付最終日なので、高配当株には買いが入ってもおかしくない日でした。それでも市場平均より下げたのは、前営業日25日にしっかり上げたぶんの反動もあったのだと思います。

58日累計で対日経+15.42pptへ

日付 日経平均 TOPIX ポートフォリオ 対日経差
7/2〜7/30 -8.56%累計 -0.94%累計 +5.20%累計 +13.76ppt累計
7/31(木) +4.03% +1.29% +0.06% -3.97ppt
8/3(月) -0.94% -1.08% -1.22% -0.28ppt
8/4(火) +0.32% +0.04% -0.49% -0.81ppt
8/5(水) +3.66% +2.13% +1.20% -2.46ppt
8/6(木・記事なし) -0.93% +0.19%(推計) +1.17% +2.10ppt
8/7(金) -0.12% +0.47% +0.70% +0.82ppt
8/10(月) +2.08% +0.63% -0.09% -2.17ppt
8/12(水) +0.83% +0.94% +0.61% -0.22ppt
8/13(木) +1.16% +0.89% +0.48% -0.68ppt
8/14(金) +0.59% +0.51% +0.28% -0.31ppt
8/17(月) +0.74% -0.31% -0.42% -1.16ppt
8/18(火) -2.54% -1.05% -0.15% +2.39ppt
8/19(水) -3.16% -3.09% -2.47% +0.69ppt
8/20(木) +1.36% +1.18% +1.35% -0.01ppt
8/21(金) -0.30% +0.19% +1.02% +1.32ppt
8/24(月) -0.74% +0.15% +0.28% +1.02ppt
8/25(火) +0.50% +0.50% +0.31% -0.19ppt
8/26(水) +0.62% +0.42% +0.21% -0.41ppt
8/27(木) -0.20% +0.15% +0.14% +0.34ppt
8/28(金) +0.41% +0.72% +0.28% -0.13ppt
8/31(月) -0.14% +0.23% +0.22% +0.36ppt
9/1(火) -0.15% +0.62% +1.46% +1.61ppt
9/2(水) -2.85% -2.40% -1.68% +1.17ppt
9/3(木) -0.17% +0.50% +0.71% +0.88ppt
9/4(金) +1.26% +0.03% -0.55% -1.81ppt
9/7(月) +2.12% +0.55% +0.03% -2.09ppt
9/8(火) -1.70% -1.83% -1.22% +0.48ppt
9/9(水) -0.19% -0.09% +0.00% +0.19ppt
9/10(木) +0.20% +0.20% -0.07% -0.27ppt
9/11(金) -1.93% -0.65% -0.24% +1.69ppt
9/14(月) -0.81% +0.74% +0.92% +1.73ppt
9/15(火) -0.01% -0.52% -0.65% -0.64ppt
9/16(水) +0.69% +0.61% +0.63% -0.06ppt
9/17(木) +0.33% +0.80% +0.99% +0.66ppt
9/18(金) +1.38% -0.07% -0.71% -2.09ppt
9/24(木・記事なし) +0.76%(推計) -0.39%(推計) -0.65%(推計) -1.41ppt
9/25(金) +1.30% +1.31% +1.04% -0.26ppt
9/28(月) -0.73% -0.40% -0.62% +0.11ppt
58日累計 -5.86% +2.02% +9.56% +15.42ppt

58日累計は日経平均マイナス5.86パーセントに対してポートフォリオはプラス9.56パーセント、対日経通算プラス15.42パーセントポイントです。

9月に日経平均が下げた日だけを、下げ幅の大きい順に並べてみます。

日付 日経平均 ポートフォリオ 対日経差
9/2(水) -2.85% -1.68% +1.17ppt
9/11(金) -1.93% -0.24% +1.69ppt
9/8(火) -1.70% -1.22% +0.48ppt
9/14(月) -0.81% +0.92% +1.73ppt
9/28(月) -0.73% -0.62% +0.11ppt
9/9(水) -0.19% +0.00% +0.19ppt
9/3(木) -0.17% +0.71% +0.88ppt
9/1(火) -0.15% +0.62% +1.61ppt
9/15(火) -0.01% -0.65% -0.64ppt

正確には、9月15日のマイナス0.01パーセントの日だけは負けていますが、これは日経がほぼ横ばいの日です。日経がはっきり下げた日には、9月は全勝になります。

ただ、今日のプラス0.11ポイントは、その中でいちばん小さい勝ち幅でした。日経の下げの中身が、半導体や値がさ株だけではなかった——東証プライムの6割が下げる全面安寄りの一日だったので、分散していても逃げ場が少なかったのだと受け止めています。

本日の取引

今日は、取引なしです。

権利付最終日なので、「今日買えば中間配当がもらえる」という日ではあります。ただ、前回の記事でも書いたとおり、権利取りだけを狙った駆け込み買いは、わたしはやらないと決めています。明日の権利落ちで、配当とほぼ同じだけ株価が下がるなら、差し引きはゼロに近い——しかも配当には税金がかかるので、権利取りだけが目的なら、むしろ分が悪いくらいです。

「何もしない」も立派な投資判断。今日はそういう日にしました。

私の高配当株ポートフォリオ実績

上昇TOP5

銘柄(コード) 保有数 平均取得単価 終値 前日比(%) 評価損益 年間配当金 取得利回り 現在利回り
PILLAR(6490) 5 3,325円 10,690円 +340(+3.29%) +36,825円 245円 7.37% 2.29%
インソース(6200) 300 652円 696円 +21(+3.11%) +13,200円 35円 5.37% 5.03%
高速(7504) 20 2,071円 4,560円 +115(+2.59%) +49,780円 120円 5.79% 2.63%
GMOFHD(7177) 50 995円 1,213円 +29(+2.45%) +10,900円 57.04円 5.73% 4.70%
北海電力(9509) 30 1,033円 1,140円 +24.5(+2.20%) +3,210円 33円 3.19% 2.89%

上昇TOP5の首位でも、プラス3.29パーセント。6割が下げた日らしく、上げ幅はどれも控えめです。5銘柄とも含み益でした。

PILLAR(6490)——年間配当は、188円ではなく245円になっていた

首位はPILLAR(日本ピラー工業)のプラス3.29パーセントです。半導体製造装置向けの精密部品を手がける会社で、今日はSCREENや荏原といった半導体製造装置の一角が買われていたので、その流れに乗ったのだと思います。5株・平均取得単価3,325円に対して終値10,690円、含み益率はプラス221.50パーセント。9月9日にはプラス186.62パーセントでしたから、そこからさらに伸びています。

今日いちばんの収穫は、株価より配当のほうでした。

わたしの手元の配当メモでは、PILLARの年間配当は188円になっていました。7月下旬に書き留めた数字です。ところが、今日あらためて確かめると、会社予想の年間配当は245円。予想配当利回り2.29パーセントも、終値10,690円に対してちょうど245円で計算が合います。

第1四半期の決算で業績が大きく伸び、通期予想の上方修正とあわせて増配が予定されている、という流れのようです。わたしはその増配を、2カ月近く見落としていたことになります。

以前のメモ 今日確認した会社予想
年間配当金 188円 245円
取得利回り(YOC) 5.65% 7.37%
現在利回り — 2.29%
5株での年間受取(税引前) 940円 1,225円

取得利回りは、5.65パーセントから7.37パーセントへ。増配は、何もしなくても取得利回りを押し上げてくれる——9月25日の記事で「取得利回りが動くのは、増配か買い増しのときだけ」と書いた、そのとおりの例です。金額にすれば、5株で年285円の差にすぎません。でも、この数字を正しく持っているかどうかは、記録を続けるうえでは大事だと思っています。

インソース(6200)——下方修正の翌営業日に、プラス3.11パーセントで反発

2位はインソース。前営業日25日は、通期予想の下方修正を受けてマイナス7.02パーセントでした。今日はプラス21円・プラス3.11パーセントで、51円下げたうちの21円、約4割を取り戻したことになります。

そして、この会社にとって今日は少し特別な日です。インソースは9月期決算なので、今日の権利付最終日は、中間配当ではなく期末配当の権利付最終日にあたります。年間配当35円は、下方修正の開示でも据え置きと明記されていました。配当を取りにいく買いが入った可能性はあると思いますが、反発の理由を一つに決めることはしません。

含み益はプラス13,200円・プラス6.75パーセント。25日のプラス3.53パーセントから、少し余裕が戻りました。現在利回りは5.03パーセントで、今日の10銘柄のなかで最も高い数字です。

高速(7504)・GMOFHD(7177)

3位の高速は、プラス2.59パーセント。包装資材の卸で、物流向けのソリューションが伸びている会社です。20株・平均2,071円に対して終値4,560円で、含み益率はプラス120.18パーセント。取得利回り5.79パーセントは、PILLARの7.37パーセントには抜かれましたが、今日のTOP5では2番目です。

4位のGMOFHDはプラス2.45パーセント。9月18日の記事で取り上げた、年4回配当の会社です。12月期決算なので、9月末は第3四半期配当の基準日にあたるはずです。現在利回り4.70パーセントは、今日のTOP5ではインソースに次ぐ高さになります。

北海道電力(9509)——上方修正を、週明けも消化

5位の北海道電力は、プラス2.20パーセント。9月25日に今期(2027年3月期)の業績予想を上方修正し、営業利益を480億円から610億円へ引き上げたと伝わっています。その材料が、週明けの今日も断続的に買われたようです。

30株・平均1,033円に対して終値1,140円、含み益率はプラス10.36パーセントです。年間配当33円は、今のところ据え置き。利益が大きく上振れたぶん、配当がどう扱われるかは、10月下旬の中間決算で確かめたいところです。

下落TOP5

銘柄(コード) 保有数 平均取得単価 終値 前日比(%) 評価損益 年間配当金 取得利回り 現在利回り
アストロスケール(186A) 16 1,019円 1,193円 -41(-3.32%) +2,784円 0円 0.00% 0.00%
富士フイルム(4901) 56 3,168円 3,355円 -94(-2.73%) +10,472円 75円 2.37% 2.24%
グッドパッチ(7351) 100 494円 472円 -12(-2.48%) -2,200円 10円 2.02% 2.12%
コマツ(6301) 100 3,618円 7,456円 -184(-2.41%) +383,800円 190円 5.25% 2.55%
オプテックスグループ(6914) 6 2,498円 3,235円 -80(-2.41%) +4,422円 76円 3.04% 2.35%

下落TOP5の1位でも、マイナス3.32パーセント。上昇TOP5と同じで、振れ幅の小さい一日でした。含み損で終わったのはグッドパッチのマイナス2,200円だけです。

コマツは、前営業日25日にプラス5.98パーセントで上昇TOP5の首位でした。シティグループ証券の投資判断引き上げで大きく上げたぶん、今日はマイナス2.41パーセントの反動です。431円上げて184円戻したので、上げ幅の4割強を返した計算になります。それでも含み益はプラス383,800円・プラス106.08パーセント。100株での下落額18,400円は、今日の下落TOP5のなかで群を抜いて大きいのですが、これは株価そのものより、7,456円という株価水準と100株という株数の掛け算です。

アストロスケールはマイナス3.32パーセント。宇宙ごみの除去を手がける会社で、無配です。16株・平均1,019円に対して終値1,193円で、含み益率はプラス17.08パーセント。今日の値動きについては、材料を見つけられませんでした。9月11日の第1四半期決算では赤字が拡大していましたが、手元資金は約350億円ある——ここは、長い目で見るしかない銘柄だと思っています。

富士フイルムはマイナス2.73パーセント。こちらも理由ははっきりしません。56株・含み益率プラス5.90パーセントで、年間配当75円の会社予想は今日も変わっていないことを確認しました。

グッドパッチは、8月期決算の会社で、本決算の発表は10月15日の予定です。今日のマイナス2.48パーセントは決算を受けたものではなく、決算発表の前の値動きです。年間配当10円は2026年8月期の予想で、次の期の配当予想は、10月15日の決算で出てくるはずです。

オプテックスグループは6株だけの保有で、マイナス2.41パーセントでも下落額は480円です。

ランキングの合計はマイナス13,515円、それでも全体はマイナス219,597円

今日も、上昇TOP5と下落TOP5の増減額を足してみます。

増減額
上昇TOP5の合計 +12,485円
下落TOP5の合計 -26,000円
TOP10の合計 -13,515円
ポートフォリオ全体 -219,597円
ランキング外の184銘柄 -206,082円

9月17日は、この逆でした。TOP10の合計はマイナス32,112円なのに、全体はプラス368,768円——ランキングに載らない銘柄が、静かに稼いでいた日です。

今日は、ランキングに載らない184銘柄が、静かに削られた日でした。マイナス206,082円を184銘柄で割ると、1銘柄あたり約1,100円。ひとつひとつは目立たない下げが、積み重なって20万円を超えたわけです。東証プライムの約6割が下げた日だったので、わたしの194銘柄でも、同じように多くの銘柄が小さく下げていたのだと思います。

上昇TOP5の首位でもプラス3.29パーセント、下落TOP5の首位でもマイナス3.32パーセント。ランキングだけ見れば「穏やかな一日」に見えますが、全体では22万円近く減っている。ランキングは、全体の一部しか映さない——9月16日に書いたことを、今日は逆の向きから確認したかたちです。

ポートフォリオ全体

評価額 含み損益 含み損益(%) 前日比 前日比(%)
37,536,113円 +13,551,493円 +56.50% -219,597円 -0.62%

評価額は37,536,113円。9月17日の過去最高37,856,978円までは、320,865円に開きました。

含み損益はプラス13,551,493円・プラス56.50パーセントです。

そして明日29日は、権利落ち日です。3月期決算の銘柄を中心に、配当のぶんだけ株価が理屈のうえで下がる日なので、評価額はまとまって削られるはずです。過去最高の更新は、少し遠のくと思います。それでいい、と思っています。明日削られるぶんは、11月から12月にかけて、中間配当として口座に入ってくるのですから。

📚 初心者向けワンポイント解説:「配当再投資の先物買い」——権利付最終日の大引けに、なぜ先物が買われるのか

今日は中間配当の権利付最終日で、明日は権利落ち日です。権利付最終日と権利落ち日の基本は、6月29日の記事で解説しました。今日はその続きとして、この時期によく話題になる「配当再投資の先物買い」を取り上げます。

指数は、権利落ちで下がる

TOPIXや日経平均は、構成銘柄の株価から計算されます。権利落ち日には、多くの銘柄の株価が配当のぶんだけ理屈のうえで下がるので、指数もそのぶん下がりやすくなります。これを「配当落ち」と呼びます。

3月期決算の会社が多い日本では、配当落ちが3月末と9月末に集中します。だから、9月の権利落ち日は、指数が配当落ちのぶんだけ押し下げられやすい日になります。

インデックスファンドが困ること

ここで困るのが、TOPIXや日経平均に連動するインデックスファンドです。

ファンドは、指数と同じように株を持っています。権利落ち日には、ファンドの持つ株も配当のぶんだけ下がります。その代わりに配当を受け取る権利を得るのですが、実際に配当金が入ってくるのは、数カ月先です。

つまり、権利落ち日から配当の入金までの間、ファンドは「配当の権利」というかたちで、株式ではない資産を抱えることになります。そのあいだに相場が上がると、ファンドだけがその上昇に乗り遅れて、指数とずれてしまう。指数どおりに動くことが仕事のファンドにとって、これは避けたいずれです。

そこで、先物を買っておく

このずれを埋めるために、インデックスファンドは権利付最終日の大引けにかけて、受け取る予定の配当金に見合うぶんだけ、株価指数の先物を買うとされています。配当金がまだ手元になくても、先物なら少ない資金で指数の値動きを持てるからです。そして、実際に配当金が入ってきたら、先物を現物株に置き換えていく。

これが「配当再投資の先物買い」です。インデックス運用の資金が大きくなるほど、この買いの規模も大きくなるので、権利付最終日の大引けにかけての相場の下支え要因になると、毎年この時期に話題になります。

今日の大引けでそれがどれほど効いたのかは、わたしには確かめようがありません。少なくとも、日経平均は6日ぶりに反落し、東証プライムの6割が下げました。下支えの買いがあったとしても、利益確定売りや韓国株安、金利の上昇のほうが勝ったということになります。

わたしにとっての意味

わたしは、インデックスファンドではありません。194銘柄を自分で持っているので、先物でずれを埋める必要もない。

でも、この仕組みを知っておくと、明日の評価額の見え方が変わります。

明日、わたしのポートフォリオは配当落ちでまとまって下がるはずです。それを見て「今日は負けた」と思う必要はありません。インデックスファンドが「配当の権利」を持っているのと同じで、わたしも明日から「配当を受け取る権利」を持っている。それが口座に入ってくるのが、11月から12月というだけです。

評価額だけを見ると損をしたように見えて、実際には形が変わっただけ——配当落ちは、そういう日です。プロのファンドが、わざわざ先物を買ってまで「配当落ちで下がったぶん」を取り戻そうとしているのは、それがただの下落ではなく、あとで戻ってくるお金だと分かっているからなのだと思います。

明日以降の注目ポイント

  • 9月29日(火)は権利落ち日。高配当株を194銘柄持っている以上、評価額は配当落ちのぶんだけまとまって削られるはずです。下がっても、それは配当に形を変えただけ——そう言い聞かせておきます
  • 9月25日の記事で書いた「銀行株の上げは、権利取りの買いだったのか、利ざや期待だったのか」は、権利落ち後の値動きで答えが出ます。今日はみずほFGが買われていたようなので、利ざや期待の買いはまだ続いているのかもしれません
  • 長期金利が3.1パーセントに迫っています。銀行株には追い風ですが、不動産株や、株式全体の割高感には逆風です。9月7日に解説した「不動産株と金利」の話が、また効いてくるかもしれません
  • PILLAR(6490)のように、手元のメモより会社予想の配当が増えている銘柄が、ほかにもあるかもしれません。TOP5に登場したときに、ひとつずつ確かめ直していきます
  • グッドパッチ(7351)の本決算は10月15日の予定。次の期の配当予想が出てくるので、ここは見ておきたいところです
  • 9月30日(水)で、今月の取引は終わり。月間の成績と、9月に受け取った配当の集計をする予定です

まとめ

9/28
日経平均 -0.73%
TOPIX -0.40%
わたしのポートフォリオ -0.62%

日経平均はマイナス0.73パーセントで6日ぶり反落、TOPIXもマイナス0.40パーセント。中間配当の権利付最終日でしたが、5連騰のあとの利益確定売り、韓国株安、そして3.1パーセントに迫る長期金利が重なって、東証プライムの約6割が下げる一日でした。

わたしのポートフォリオはマイナス219,597円・マイナス0.62パーセント、対日経プラス0.11パーセントポイント。日経がはっきり下げた日には9月は全勝のままですが、勝ち幅は9月でいちばん小さく、TOPIXには0.22ポイント負けています。全面安寄りの日には、分散していても逃げ場が少ない——バリュー分散型の防御力にも、限界はあるということです。

上昇TOP5の首位は、PILLAR(6490)のプラス3.29パーセント。そして今日いちばんの収穫は、その配当が188円ではなく245円に増えていたと分かったことでした。取得利回りは5.65パーセントから7.37パーセントへ。インソース(6200)は下方修正の翌営業日にプラス3.11パーセントで反発し、9月期決算の同社にとっては、今日が期末配当の権利付最終日でした。北海道電力(9509)は、25日の上方修正を消化してプラス2.20パーセントです。

下落TOP5は、コマツ(6301)がプラス5.98パーセントの翌営業日にマイナス2.41パーセントの反動。それでも含み益率はプラス106.08パーセントです。含み損で終わったのはグッドパッチ(7351)のマイナス2,200円だけでした。

そして今日は、ランキングの合計マイナス13,515円に対して、全体はマイナス219,597円。ランキングに載らない184銘柄が、1銘柄あたり約1,100円ずつ、静かに削られた日です。

本日の取引はなし。権利付最終日の駆け込み買いはしないと決めているので、「何もしない」を選びました。

明日は権利落ち日です。評価額は下がるはずですが、それは配当に形を変えるだけ。プロのファンドが先物を買ってまで埋めようとしている「配当落ち」を、わたしは11月から12月の入金で埋めることになります。

明日も、地味に、着実に。


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免責事項:本記事は個人の投資記録であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。投資はご自身の判断と責任で行ってください。

【2026年9月25日】高配当株PF記録|日経+1.30%で5日続伸、上昇TOP5に銀行4行、インソース下方修正でマイナス7.02%、PF+1.04%で3銘柄ナンピン

今日のサマリー

日経平均はプラス850円21銭・プラス1.30パーセントの66,364円20銭で、5日続伸でした。

9月19日から23日までの5連休を挟んでいるので、連騰は9月16日・17日・18日・24日・25日の5営業日という数え方になります。終値としては、9月8日以降でいちばん高い水準です。9月11日にマイナス1.93パーセントの急落があって、そこから14日・15日と沈んでいたわけですが、その急落前の水準を、ようやく取り戻したことになります。

そして今日は、TOPIXもプラス53.29・プラス1.31パーセントの4,128.59でした。

ここが、先週18日といちばん違うところです。あの日は日経平均がプラス1.38パーセントで、TOPIXがマイナス0.07パーセント——AI半導体の値がさ株だけが買われて、残りの大多数は売られていたという、指数の見た目と中身が食い違った一日でした。今日は日経プラス1.30パーセント、TOPIXプラス1.31パーセントで、ほぼ同じ。中身のある上昇です。

材料として伝わっているのは、3つでした。ひとつは米長期金利の上昇が一服したこと。ふたつめはAI・半導体関連の買い戻し。そしてみっつめが、中間配当の権利取りです。

わたしのポートフォリオは、プラス389,336円・プラス1.04パーセントでした。

対日経マイナス0.26パーセントポイント、対TOPIXマイナス0.27パーセントポイント。負けは負けなのですが、日経が1パーセントを超えて上げた日としては、9月でいちばんマシな負け方です。この点は、あとで表にして振り返ります。

今日のトピックは:

  1. 日経平均プラス1.30パーセントで5日続伸、TOPIXもプラス1.31パーセントで足並みが揃った。9月18日の「日経だけが上がる」相場から一転して、中身のある上昇だった
  2. 上昇TOP5の5銘柄のうち4銘柄が銀行。三菱UFJ(8306)プラス3.95パーセント、十六FG(7380)プラス5.17パーセント、東京きらぼしFG(7173)プラス4.99パーセント、ふくおかFG(8354)プラス4.56パーセント。残るひとつのコマツ(6301)はシティグループ証券の投資判断引き上げでプラス5.98パーセントの首位
  3. 3銘柄16株・合計21,876円を買い増し。全3銘柄が平均取得単価を下回る水準でのナンピンで、パンパシフィックHD(7532)は9月2日から数えて9回目になった
  4. 一方で、インソース(6200)が昨日24日の引け後に通期予想の下方修正を発表。営業利益の修正幅はマイナス3.6パーセントだったのに、株価はその2倍近いマイナス7.02パーセントで東証プライムの値下がり率2位。配当35円は据え置きだった

なお、9月24日(木)は記録を残しそこねました。5連休明けの一日を、まるごと飛ばしてしまったかたちです。数字だけは、25日の前日比から逆算して累計表に入れてあります。

主要指数とポートフォリオの比較

指標 終値 前日比 騰落率
私のポートフォリオ 37,788,524円 +389,336円 +1.04%
日経平均 66,364.20円 +850.21円 +1.30%
TOPIX 4,128.59 +53.29 +1.31%

日経平均に対してマイナス0.26パーセントポイント、TOPIXに対してマイナス0.27パーセントポイント。

両方に、ほぼ同じだけ負けています。これは9月18日とは意味が違う負け方です。あの日は日経に2.09ポイント、TOPIXに0.64ポイントと、負け幅が大きく食い違っていました。値がさ株だけが上がった相場で、わたしは置いていかれた——そういう負け方です。

今日は日経とTOPIXがほぼ同じだけ上がって、わたしはその両方に0.26ポイントずつ届かなかった。つまり、相場全体が素直に上がったなかで、わたしは平均よりほんの少しだけ遅れたということです。194銘柄の分散を持っていて、上げ相場で市場平均に0.26ポイント差というのは、わたしとしては上出来だと思っています。

57日累計で対日経+15.31pptへ

日付 日経平均 TOPIX ポートフォリオ 対日経差
7/2〜7/30 -8.56%累計 -0.94%累計 +5.20%累計 +13.76ppt累計
7/31(木) +4.03% +1.29% +0.06% -3.97ppt
8/3(月) -0.94% -1.08% -1.22% -0.28ppt
8/4(火) +0.32% +0.04% -0.49% -0.81ppt
8/5(水) +3.66% +2.13% +1.20% -2.46ppt
8/6(木・記事なし) -0.93% +0.19%(推計) +1.17% +2.10ppt
8/7(金) -0.12% +0.47% +0.70% +0.82ppt
8/10(月) +2.08% +0.63% -0.09% -2.17ppt
8/12(水) +0.83% +0.94% +0.61% -0.22ppt
8/13(木) +1.16% +0.89% +0.48% -0.68ppt
8/14(金) +0.59% +0.51% +0.28% -0.31ppt
8/17(月) +0.74% -0.31% -0.42% -1.16ppt
8/18(火) -2.54% -1.05% -0.15% +2.39ppt
8/19(水) -3.16% -3.09% -2.47% +0.69ppt
8/20(木) +1.36% +1.18% +1.35% -0.01ppt
8/21(金) -0.30% +0.19% +1.02% +1.32ppt
8/24(月) -0.74% +0.15% +0.28% +1.02ppt
8/25(火) +0.50% +0.50% +0.31% -0.19ppt
8/26(水) +0.62% +0.42% +0.21% -0.41ppt
8/27(木) -0.20% +0.15% +0.14% +0.34ppt
8/28(金) +0.41% +0.72% +0.28% -0.13ppt
8/31(月) -0.14% +0.23% +0.22% +0.36ppt
9/1(火) -0.15% +0.62% +1.46% +1.61ppt
9/2(水) -2.85% -2.40% -1.68% +1.17ppt
9/3(木) -0.17% +0.50% +0.71% +0.88ppt
9/4(金) +1.26% +0.03% -0.55% -1.81ppt
9/7(月) +2.12% +0.55% +0.03% -2.09ppt
9/8(火) -1.70% -1.83% -1.22% +0.48ppt
9/9(水) -0.19% -0.09% +0.00% +0.19ppt
9/10(木) +0.20% +0.20% -0.07% -0.27ppt
9/11(金) -1.93% -0.65% -0.24% +1.69ppt
9/14(月) -0.81% +0.74% +0.92% +1.73ppt
9/15(火) -0.01% -0.52% -0.65% -0.64ppt
9/16(水) +0.69% +0.61% +0.63% -0.06ppt
9/17(木) +0.33% +0.80% +0.99% +0.66ppt
9/18(金) +1.38% -0.07% -0.71% -2.09ppt
9/24(木・記事なし) +0.76%(推計) -0.39%(推計) -0.65%(推計) -1.41ppt
9/25(金) +1.30% +1.31% +1.04% -0.26ppt
57日累計 -5.13% +2.42% +10.18% +15.31ppt

57日累計は日経平均マイナス5.13パーセントに対してポートフォリオはプラス10.18パーセント、対日経通算プラス15.31パーセントポイントです。

9月18日時点のプラス16.98pptから、1.67ポイント削れました。内訳は、記録を取りそこねた24日でマイナス1.41ポイント、今日でマイナス0.26ポイント。つまり削られたぶんの大半は、記事を書かなかった24日に起きていたことになります。

この24日の数字は、25日の前日比から逆算した推計値です。日経平均の24日終値65,513.99円は確認できたので、指数側は実測に近いのですが、TOPIXとわたしのポートフォリオは差分からの割り戻しになります。そのつもりで見ていただければと思います。

9月に入ってからの16営業日を並べると、こうなります。

日付 日経平均 ポートフォリオ 対日経差 累計
9/1(火) -0.15% +1.46% +1.61ppt +18.31ppt
9/2(水) -2.85% -1.68% +1.17ppt +19.48ppt
9/3(木) -0.17% +0.71% +0.88ppt +19.19ppt
9/4(金) +1.26% -0.55% -1.81ppt +17.38ppt
9/7(月) +2.12% +0.03% -2.09ppt +15.29ppt
9/8(火) -1.70% -1.22% +0.48ppt +15.77ppt
9/9(水) -0.19% +0.00% +0.19ppt +15.96ppt
9/10(木) +0.20% -0.07% -0.27ppt +15.69ppt
9/11(金) -1.93% -0.24% +1.69ppt +17.38ppt
9/14(月) -0.81% +0.92% +1.73ppt +19.11ppt
9/15(火) -0.01% -0.65% -0.64ppt +18.47ppt
9/16(水) +0.69% +0.63% -0.06ppt +18.41ppt
9/17(木) +0.33% +0.99% +0.66ppt +19.07ppt
9/18(金) +1.38% -0.71% -2.09ppt +16.98ppt
9/24(木・記事なし) +0.76% -0.65% -1.41ppt +15.57ppt
9/25(金) +1.30% +1.04% -0.26ppt +15.31ppt

【考察】「日経が1パーセント超で上げる日は置いていかれる」が、今日は崩れた

先週18日の記事で、わたしはこんな整理をしました。

日経平均が0.7パーセント程度の小幅高ならほぼ互角。1パーセントを超えて上げる日は、たいていAI半導体が主役で、わたしは置いていかれる——9月のデータはそう読める、と書いたのです。

今日の数字を、その表に足してみます。

日付 日経平均 わたし 対日経差
9/16(水) +0.69% +0.63% -0.06ppt
9/25(金) +1.30% +1.04% -0.26ppt
9/10(木) +0.20% -0.07% -0.27ppt
9/4(金) +1.26% -0.55% -1.81ppt
9/7(月) +2.12% +0.03% -2.09ppt
9/18(金) +1.38% -0.71% -2.09ppt

崩れました。

今日の日経はプラス1.30パーセントで、これは9月4日のプラス1.26パーセントとほぼ同じ上げ幅です。ところが対日経差は、9月4日のマイナス1.81pptに対して、今日はマイナス0.26ppt。1.55ポイントも違います。

何が違ったのか。答えは、上がった中身でした。

9月4日も、7日も、18日も、主役はAI半導体の値がさ株でした。わたしのポートフォリオは194銘柄に散らしていて、そこの比重は小さい。だから、日経が上がった理由そのものが、わたしには効かなかったわけです。

今日は、銀行が上がりました。しかも地銀まで含めて、軒並みです。わたしの上昇TOP5のうち4つが銀行だったのは偶然ではなくて、わたしが持っている側が、今日の主役だったということです。

つまり、「日経が何パーセント上げたか」ではなく、「何が上げたか」のほうが、わたしの成績を決めている。上げ幅との相関に見えていたものは、たぶん相関ではなかった——1パーセント超の上げが、たまたまAI半導体の日に偏っていただけです。

先週の自分の整理を、今日のデータで訂正しておきます。

本日の取引

3銘柄16株・合計21,876円を買い増ししました。全部ナンピンです。押し目買いはゼロ——3銘柄とも、平均取得単価を下回る水準での買い増しになります。

銘柄(コード) 約定株数 約定単価 約定金額 意図
三井化学(4183) 4 2,121.5円 8,486円 ナンピン
パンパシフィックHD(7532) 10 712円 7,120円 ナンピン
メタウォーター(9551) 2 3,135円 6,270円 ナンピン
合計 16 — 21,876円 —

買い増し後の保有株数と平均取得単価は、こうなります。

銘柄(コード) 保有株数 平均取得単価
三井化学(4183) 12 → 16株 2,151円 → 約2,144円
パンパシフィックHD(7532) 180 → 190株 808円 → 約803円
メタウォーター(9551) 44 → 46株 3,215円 → 約3,212円

日経が1.30パーセント上げた日に、3銘柄とも平均取得単価を下回る水準で買えている——これは、わたしのポートフォリオの中身がいかに散らばっているかの裏返しでもあります。銀行が祭りになっている横で、化学・小売・水処理は静かに沈んでいたということです。

パンパシフィックHD(7532)——9月2日から9回目、約定単価はシリーズ最安の712円

今日の10株で、9月に入ってから9回目のナンピンになりました。

日付 約定単価 買い増し後の株数 買い増し後の平均取得単価
9/2(水) 769円 100 → 110株 862円 → 854円
9/7(月) 769.4円 110 → 120株 854円 → 847円
9/9(水) 755.6円 120 → 130株 847円 → 840円
9/10(木) 748円 130 → 140株 840円 → 833円
9/11(金) 726.1円 140 → 150株 833円 → 826円
9/15(火) 727.3円 150 → 160株 826円 → 約820円
9/16(水) 719.6円 160 → 170株 約820円 → 約814円
9/18(金) 713円 170 → 180株 約814円 → 808円
9/25(金) 712円 180 → 190株 808円 → 約803円

約定単価712円は、この9回のなかでいちばん安い水準です。9月11日にザラ場でつけた年初来安値710円に、あと2円。そして平均取得単価は、9月1日の862円から約803円まで、59円下がりました。

ただ、正直に書いておくと、これは「うまくいっている」話ではありません。59円下げるために、90株・約66,000円を追加で投じているわけです。株価のほうは、9月1日の776.6円から712円まで、64円下がっている。平均取得単価の低下より、株価の下落のほうが速い——含み損率は縮まっていないということです。

ドン・キホーテを運営する会社で、8月の国内リテール既存店はプラス1.4パーセント。プラスではあるものの、伸びが鈍っているという受け止め方が続いています。利益成長の鈍化懸念が、じわじわ株価を削っている——そう理解しています。

それでも10株ずつ続けているのは、190株に対して10株という買い増し比率が、19分の1と小さいからです。一度に大きく踏み込んでいれば、今ごろ平均取得単価はもっと高い位置で止まっていたはずです。下げている最中に、少しずつ、時間をかけて——この形だけは崩さないようにしています。

メタウォーター(9551)——5回目のナンピンは、シリーズで最も高い約定単価

今日の2株で、9月に入って5回目です。

日付 約定単価 買い増し後の株数 買い増し後の平均取得単価
9/2(水) 3,050円 36 → 38株 3,248円 → 3,238円
9/8(火) 3,095円 38 → 40株 3,238円 → 3,231円
9/11(金) 3,025円 40 → 42株 3,231円 → 3,221円
9/18(金) 3,080円 42 → 44株 3,221円 → 3,215円
9/25(金) 3,135円 44 → 46株 3,215円 → 約3,212円

面白いのは、今日の3,135円が5回のなかでいちばん高い約定単価だということです。9月11日の3,025円が底で、そこから110円戻してきている。

それでも平均取得単価3,215円は下回っているので、定義どおりナンピンではあるのですが、中身としては「底から戻り始めたところを追加した」形です。平均取得単価の低下幅も、たったの3円。この水準まで戻ってくると、買い増しで平均取得単価を動かす効果はほとんどなくなります。

下水道・浄水場の設備を手がける会社で、今期は70円から80円への増配を発表済み。インフラ更新需要という、景気に左右されにくい土台を持っているのが、わたしがこの銘柄を持ち続けている理由です。

三井化学(4183)——含み益に乗ったあと、また取得単価を割ってきた

9月7日に4株の打診買いで入って、今日で4回目の約定です。

日付 約定単価 買い増し後の株数 買い増し後の平均取得単価
9/7(月) 2,231円 新規 → 4株 — → 2,231円
9/8(火) 2,124.5円 4 → 8株 2,231円 → 2,178円
9/11(金) 2,097円 8 → 12株 2,178円 → 2,151円
9/25(金) 2,121.5円 12 → 16株 2,151円 → 約2,144円

この銘柄は、9月16日にいちど含み益へ転換しています。終値2,198円で、含み益率プラス2.19パーセント。9月7日の打診買いから9営業日での浮上でした。

それが今日は2,121.5円で買えているということは、そのあとまた取得単価を割り込んできたということです。プラス圏に顔を出して、また沈んだ——打診買いから始めた銘柄には、よくあることだと思っています。

フェノール大手の総合化学で、ヘルスケアとICTも収益の柱。今期の会社予想配当は75円です。16株まで積んで、まだ約34,000円。焦らず、あと何回かに分けて増やしていくつもりです。

📊 前日引け後の適時開示:インソース(6200)が2026年9月期の通期予想を下方修正

昨日9月24日の取引終了後、インソース(6200)が「2026年9月期 通期連結業績予想の修正に関するお知らせ」を出しました。これが、今日のマイナス7.02パーセントの理由です。

項目 修正前 修正後 増減率
売上高 160億円 156億円 -2.5%
営業利益 63.8億円 61.5億円 -3.6%
経常利益 64.3億円 62.0億円 -3.6%
親会社株主に帰属する当期純利益 44億円 42.5億円 -3.4%
1株当たり当期純利益 52.39円 50.86円 —
年間配当 35円 35円(据え置き) —

修正理由として挙げられているのは3つです。大企業からの講師派遣型研修の案件獲得が低調だったこと、DXサービスと階層別教育の成長が限定的だったこと、そして大企業を中心にスマートパックポイントの獲得・利用が鈍ったこと。並べてみると、どれも「大企業向け」に集まっているのが分かります。

社会人研修の会社で、決算期は9月。つまりこれは、期末まであと数日という段階での下方修正です。着地がほぼ見えたうえでの数字の手直し——そういう性格の開示だと受け止めています。

修正幅マイナス3.6%に対して、株価はマイナス7.02%

ここが、今日いちばん考えさせられたところです。

営業利益の下方修正幅はマイナス3.6パーセント。金額にすると2.3億円です。それに対して、株価はマイナス7.02パーセント——時価総額575億円に対して、1日で43億円ほどが削られた計算になります。修正幅の2倍近い下げです。

数字そのものより、中身が嫌われたのだと思っています。この会社は「研修needsの高い大企業を安定顧客として持っている」ことが強みのはずで、その大企業向けが3項目とも揃って弱かった。単年の数字が3.6パーセント削れた話ではなく、成長の踊り場に入ったのではないか——市場はそう読んだように見えます。

加えて、期末直前という時期の悪さもあったはずです。9月29日が配当の権利落ち日で、権利取りを考えていた投資家が、その直前に下方修正を受け取ったかたちになります。

わたしはどう受け止めたか

まず、配当は35円で据え置きです。ここは、はっきり書かれています。300株を持っているので、権利落ち前に売らないかぎり、今期の配当は予定どおり受け取れる——わたしにとって、いちばん大事な部分は変わっていません。

ただし、ひとつだけ注意している点があります。この35円の内訳は、普通配当29.5円と、記念配当5.5円です。記念配当は、その名のとおり一度きりの上乗せなので、来期に普通配当が増えなければ、年間配当は29.5円に戻ることになります。そうなると、取得単価652円に対する取得利回りは5.37パーセントから4.52パーセントへ。今回の下方修正で成長が鈍っているとすれば、この上乗せぶんを普通配当で埋めてくるかどうかは、来期の見どころです。

含み益はプラス6,900円・プラス3.53パーセント。300株で平均652円という取得単価が、今日のマイナス51円をぎりぎり吸収してくれました。売るつもりはありませんが、11月に出てくる本決算と来期予想は、いつもより注意して読むつもりです。

私の高配当株ポートフォリオ実績

上昇TOP5

銘柄(コード) 保有数 平均取得単価 終値 前日比(%) 評価損益 年間配当金 取得利回り 現在利回り
コマツ(6301) 100 3,618円 7,640円 +431(+5.98%) +402,200円 190円 5.25% 2.49%
十六FG(7380) 50 459円 2,849円 +140(+5.17%) +119,500円 53円 11.55% 1.86%
東京きらぼしFG(7173) 80 237円 1,787円 +85(+4.99%) +124,000円 30円 12.66% 1.68%
ふくおかFG(8354) 2 5,067円 8,008円 +349(+4.56%) +5,882円 210円 4.14% 2.62%
三菱UFJ(8306) 440 962円 3,714円 +141(+3.95%) +1,210,880円 96円 9.98% 2.58%

5銘柄中4銘柄が銀行——メガバンクの三菱UFJと、地銀が3行です。

首位のコマツだけが、銀行ではありません。プラス5.98パーセントの理由ははっきりしていて、シティグループ証券が投資判断を最上位に引き上げたこと。ザラ場では一時プラス5.1パーセント高と伝わっていましたが、引けにかけてさらに伸びて、プラス5.98パーセントで終わりました。含み益はプラス402,200円・含み益率プラス111.17パーセントです。

レーティングの話は、先週17日の記事でひととおり書きました。証券会社の投資判断は「その会社の分析チームの意見」であって、答えではない。ただ、今日のように実際に株価が動くので、短期の需給としては無視できない——というのが、あのとき整理した結論です。今日は、それがそのまま起きた形になります。

銀行4行のほうは、材料が共通しています。利ざや改善への期待と、中間配当の権利取りです。

利ざやのほうは、先週18日の日銀の利上げが効いています。政策金利が1.00パーセントから1.25パーセントへ。銀行は預金で集めたお金を貸し出して、その金利差で稼ぐ商売なので、金利が上がれば利ざやは広がりやすい。特に地銀は、地元の中小企業向け貸出が収益の柱で、この恩恵を受けやすい構造です。

もうひとつの権利取りは、来週の話です。9月28日(月)が、3月期決算企業の中間配当の権利付最終日。そこまでに買っておかないと、9月末の中間配当は受け取れません。高配当の代表格である銀行株に、この買いが集まった——そういう説明が各所で出ています。

そして、この5銘柄を並べると、もうひとつ面白いことが見えます。取得利回りと現在利回りの、差の大きさです。

銘柄(コード) 取得利回り 現在利回り 差
東京きらぼしFG(7173) 12.66% 1.68% +10.98ppt
十六FG(7380) 11.55% 1.86% +9.69ppt
三菱UFJ(8306) 9.98% 2.58% +7.40ppt
コマツ(6301) 5.25% 2.49% +2.76ppt
ふくおかFG(8354) 4.14% 2.62% +1.52ppt

現在利回りは、5銘柄とも1.68パーセントから2.62パーセントの狭い範囲に収まっています。つまり「今から買う人」から見れば、この5つはどれも似たような配当利回りの株です。

ところが取得利回りは、4.14パーセントから12.66パーセントまで、3倍以上ばらついている。同じ銘柄群を持っていても、いつ買ったかで、受け取れる配当の意味がここまで変わるわけです。この話は、今日の解説セクションで掘り下げます。

三菱UFJは、単独で含み益プラス1,210,880円。440株・平均取得単価962円に対して終値3,714円で、含み益率プラス286.07パーセントです。わたしのポートフォリオで、含み益額としては最大級の一角になります。

東京きらぼしFGの含み益率プラス654.01パーセントは、194銘柄のなかで最高です。2022年5月に10株だけ買ったものが、株式分割を経て80株になり、ここまで育ちました。

下落TOP5

銘柄(コード) 保有数 平均取得単価 終値 前日比(%) 評価損益 年間配当金 取得利回り 現在利回り
インソース(6200) 300 652円 675円 -51(-7.02%) +6,900円 35円 5.37% 5.19%
ディア・ライフ(3245) 100 606円 1,021円 -62(-5.72%) +41,500円 64円 10.56% 6.27%
五洋建設(1893) 14 1,401円 1,518.5円 -39.5(-2.54%) +1,645円 52円 3.71% 3.42%
パーカー(9845) 100 1,141円 1,363円 -35(-2.50%) +22,200円 53円 4.65% 3.89%
太平製作所(6342) 20 2,990円 2,881円 -71(-2.41%) -2,180円 100円 3.34% 3.47%

まず気づくのは、5銘柄のうち4銘柄が、下落TOP5に入りながら含み益のままだということです。含み損で終わっているのは太平製作所のマイナス2,180円だけ、しかも含み損率はマイナス3.65パーセントです。

一日の下落率ランキングと、自分の損益は別物——これは毎日のように確認していることですが、今日はその対比がとりわけはっきり出ました。ディア・ライフはマイナス5.72パーセントの大幅安なのに、含み益はプラス41,500円・プラス68.48パーセント。痛くはありません。

とはいえ、インソースのマイナス7.02パーセントは大きいです。東証プライムの値下がり率ランキングで2位でした。理由ははっきりしていて、昨日24日の引け後に通期業績予想の下方修正を出しているからです。これは次の章で詳しく見ます。

300株を平均652円で持っていて、終値675円。含み益はプラス6,900円・プラス3.53パーセントと、取得単価のすぐ上まで戻ってきた格好です。年初来高値は1月9日の887円、年初来安値は6月17日の564円——この一年、大きく振れている銘柄です。

ディア・ライフは値下がり率ランキング5位。投資用マンションを開発する不動産会社で、年間配当64円に対して現在利回りは6.27パーセントあります。こちらは、わたしのほうで材料を見つけられませんでしたので、理由については断定を避けます。9月29日が配当の権利落ち日で、来週28日の権利付最終日に向けて本来なら買いが入りやすいはずの銘柄が、日経プラス1.30パーセントの日に値下がり率5位——少し、気になる下げ方ではあります。

五洋建設とパーカーは、それぞれマイナス2.54パーセント・マイナス2.50パーセント。どちらも9月に何度も上昇TOP5に顔を出していた銘柄なので、上げたぶんの反動と見ています。

太平製作所は、今日の10銘柄でただひとつの含み損です。合板機械のメーカーで、20株・平均2,990円に対して終値2,881円。マイナス2,180円——金額としては小さいので、淡々と持ち続けます。

ポートフォリオ全体

評価額 含み損益 含み損益(%) 前日比 前日比(%)
37,788,524円 +13,804,890円 +57.56% +389,336円 +1.04%

評価額は37,788,524円。9月17日につけた過去最高の37,856,978円まで、あと68,454円——0.18パーセントです。

惜しい、と書きたくなるところですが、今日は素直に、戻ってきたことを喜んでおきます。18日にマイナス268,195円で崩れて、記録を取りそこねた24日もマイナス246,303円。2営業日で約51万円削られたわけですが、今日のプラス389,336円で、そのうち約39万円を取り返しました。

含み損益はプラス13,804,890円・プラス57.56パーセント。最高だった9月17日のプラス13,959,016円・プラス58.41パーセントには、154,126円届いていません。

194銘柄・約3,780万円で、含み益が1,380万円。この数字を毎日眺めていると、ときどき現実感がなくなりますが、その大半は、東京きらぼしFGの654パーセントや三菱UFJの286パーセントのような、何年も持ち続けた銘柄が積み上げたものです。今日買った21,876円が、何年か先にそういう顔をしているかどうか——それは、今のわたしには分かりません。

📚 初心者向けワンポイント解説:「時間分散」——同じ銀行株なのに、取得利回りが1.68%と12.66%に分かれる理由

今日の上昇TOP5に並んだ銀行4行を、もう一度見てください。

銘柄(コード) 平均取得単価 終値 年間配当金 取得利回り 現在利回り
東京きらぼしFG(7173) 237円 1,787円 30円 12.66% 1.68%
十六FG(7380) 459円 2,849円 53円 11.55% 1.86%
三菱UFJ(8306) 962円 3,714円 96円 9.98% 2.58%
ふくおかFG(8354) 5,067円 8,008円 210円 4.14% 2.62%

現在利回りの列は、1.68パーセントから2.62パーセント。ほとんど差がありません。当たり前で、これは「今の株価に対して、今の配当が何パーセントか」という、誰が計算しても同じになる数字だからです。

ところが取得利回りの列は、4.14パーセントから12.66パーセント。3倍以上の開きがあります。

この差を作ったのは、銘柄選びではありません。買った時期です。

取得利回り(YOC)とは何か

取得利回り、英語で Yield on Cost、略して YOC と呼ばれる指標です。計算はとても簡単で、年間配当金を、自分の平均取得単価で割るだけ。

  • 現在利回り = 年間配当金 ÷ 今の株価
  • 取得利回り(YOC) = 年間配当金 ÷ 自分が買った価格

現在利回りは、市場が毎日決めている数字です。株価が上がれば下がるし、下がれば上がる。「今から買う人」にとっての利回りを表します。

取得利回りは、自分の履歴が決めている数字です。株価がいくら動いても、自分の平均取得単価は変わらない。だから、増配されないかぎり動かない——動くとしたら、増配で上がるか、買い増しで平均取得単価が変わるか、そのどちらかです。

東京きらぼしFGの12.66%はどうやって生まれたか

わたしは、この株を2022年5月に10株だけ買いました。当時の株価は1,890円付近。PBR1倍を大きく割り込んだ地銀で、「東証のPBR改革で見直されたら面白いかもしれない」という、軽い気持ちの打診買いでした。

その後、株式分割で1株が8株になりました。10株が80株になり、平均取得単価は1,890円付近から237円へ。分割そのものは、価値を増やしも減らしもしません。1,890円の8分の1が約236円ですから、計算が合っているだけの話です。

変わったのは、そこから先です。分割後の株価が1,787円まで上がった。つまり、分割込みで見れば、4年強で7倍以上になりました。

そして配当も、この間に増えています。年間配当30円を、平均取得単価237円で割ると12.66パーセント。今から同じ株を1,787円で買う人の利回りは1.68パーセントですから、その差は10.98ポイント。

この10.98ポイントが、「4年前に買っていたこと」の価値です。

時間分散という考え方

ここで大事なのは、わたしが東京きらぼしFGを見抜いていたわけではないということです。2022年5月に買ったのは10株だけ。当時のわたしは、この株がこうなるとは思っていません。

では、なぜこの成功が手元に残ったのか。同じころ、同じような気持ちで、ほかの銘柄もたくさん買っていたからです。そのうちいくつかは外れ、いくつかは横ばいで、東京きらぼしFGが当たった。

時間分散とは、買うタイミングを、一度に集中させずに、何度にも分けて散らすことです。銘柄を散らすのが「銘柄分散」なら、時期を散らすのが「時間分散」。

今日のわたしのポートフォリオは、この2つがどちらも極端にかかった状態です。194銘柄に散らし、そのうえで、何年にもわたって少しずつ買い足している。ふくおかFGの取得利回り4.14パーセントと、東京きらぼしFGの12.66パーセントが同居しているのは、その結果です。

時間分散の、いいところと、そうでないところ

いいところは、「いちばん高い日にまとめて買ってしまう」という最悪の事故を、構造的に避けられることです。相場の底や天井は、誰にも当てられません。当てようとしないで済む形にしておく、というのが時間分散の本質だと思っています。

そうでないところも、正直に書いておきます。

ひとつは、上がり続ける銘柄では、平均取得単価がどんどん上がること。買い増すたびに、取得利回りは下がります。東京きらぼしFGを今日1,787円で買い足せば、12.66パーセントという数字は確実に薄まるわけです。

もうひとつは、下がり続ける銘柄でも、機械的に買い続けてしまう危険。今日のパンパシフィックHDの9回目のナンピンは、まさにその境目にある行動です。時間分散のつもりが、ただの塩漬けの積み増しになっていないか——ここは、自分でも常に疑っています。

だからわたしは、「1回の買い増しを、保有株数に対して小さく保つ」という形にしています。190株に対して10株なら19分の1。判断を間違えても、傷が小さくて済む。その代わり、正解だったときの効きも小さい——それでいい、と思っています。

取得利回りが12パーセントを超えるような銘柄は、狙って作れるものではありません。作れるのは、「そうなる可能性のある種を、たくさん、長い時間をかけて蒔いておく」ことだけです。

明日以降の注目ポイント

  • 9月28日(月)が、3月期決算企業の中間配当の権利付最終日。この日までに買っておかないと、9月末基準の中間配当は受け取れません。とはいえ、権利取りだけを狙った駆け込みは、わたしはやらないつもりです
  • 9月29日(火)が権利落ち日。配当のぶんだけ、理屈のうえでは株価が下がります。高配当株を194銘柄も持っている以上、この日は評価額がまとまって削られるはずで、驚かないように、いまから心の準備をしておきます
  • 今日の銀行株の上げが、権利取りの買いによるものだったのかどうかは、権利落ち後の値動きで答えが出ます。利ざや期待が本体なら、落ちたぶんはいずれ戻る。権利取りだけが理由だったなら、戻りは鈍い——ここは観察したいところです
  • 評価額の過去最高37,856,978円まで、あと68,454円。9月17日以来の更新がかかっていますが、権利落ちを挟むので、素直には届かないかもしれません
  • パンパシフィックHD(7532)は、9回のナンピンで平均取得単価を約803円まで下げました。株価は712円。ここからさらに下げるようなら、買い増しのペース自体を見直すことも考えます
  • インソース(6200)の本決算は11月の見込み。今回の下方修正は期末直前のもので、着地はほぼ見えているはずなので、注目は来期予想と、記念配当5.5円がなくなったあとの配当方針です
  • 9月30日(水)で、今月の取引は終わり。月間の成績と、9月に受け取った配当の集計をする予定です

まとめ

9/25
日経平均 +1.30%
TOPIX +1.31%
わたしのポートフォリオ +1.04%

日経平均はプラス1.30パーセントで5日続伸、TOPIXもプラス1.31パーセント。9月18日の「日経だけが上がってTOPIXは下がる」という歪んだ相場から一転して、今日は中身の伴った上昇でした。米長期金利の上昇一服、AI半導体の買い戻し、そして中間配当の権利取り——この3つが揃った一日です。

わたしのポートフォリオはプラス389,336円・プラス1.04パーセント、対日経マイナス0.26パーセントポイント。負けは負けですが、日経が1パーセントを超えて上げた日としては、9月でいちばん健闘した数字になりました。

そして、先週18日に自分で書いた整理を、今日のデータで訂正しました。「日経が1パーセント超で上げる日は置いていかれる」のではなく、「AI半導体が主役の日は置いていかれる」のです。今日のように銀行が主役なら、わたしはちゃんとついていける。上げ幅ではなく、中身を見るべきだった——そういう学びの一日でもありました。

上昇TOP5は、5銘柄中4銘柄が銀行。首位はシティグループ証券の投資判断引き上げを受けたコマツ(6301)のプラス5.98パーセントで、含み益率はプラス111.17パーセント。三菱UFJ(8306)はプラス3.95パーセントで、単独の含み益がプラス1,210,880円。東京きらぼしFG(7173)の含み益率プラス654.01パーセントは、194銘柄で最高です。

下落TOP5は、5銘柄のうち4銘柄が下げながらも含み益のままでした。インソース(6200)のマイナス7.02パーセントは東証プライムの値下がり率2位で、昨日24日の引け後に出た通期予想の下方修正が理由です。営業利益の修正幅はマイナス3.6パーセントだったのに、株価はその2倍近く下げた——数字の削れ幅より、大企業向けが3項目とも弱かったという中身のほうが嫌われたのだと思います。配当は35円で据え置きなので、わたしにとっていちばん大事な部分は変わっていません。含み損で終わったのは太平製作所(6342)のマイナス2,180円だけ——下落率ランキングと自分の損益は別物だと、今日もあらためて確認しました。

本日の取引は、3銘柄16株・合計21,876円をすべてナンピン。パンパシフィックHD(7532)は9月2日から9回目で、約定単価712円はシリーズ最安。メタウォーター(9551)は5回目で、こちらは逆にシリーズで最も高い3,135円。三井化学(4183)は打診買いから4回目です。銀行が祭りになっている横で、化学・小売・水処理は静かに沈んでいた——分散しているからこそ、こういう日でも買うものがある、とも言えます。

評価額37,788,524円は、9月17日の過去最高まであと68,454円。来週は権利付最終日と権利落ち日を挟むので、素直な更新は難しいかもしれません。それでも、権利落ちで下がった評価額に一喜一憂しないこと——配当はちゃんと受け取っているのだから、そこだけは忘れないようにしたいと思います。

明日も、地味に、着実に。


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免責事項:本記事は個人の投資記録であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。投資はご自身の判断と責任で行ってください。

【2026年9月18日】高配当株PF記録|日銀利上げで日経+1.38%もTOPIXはマイナス0.07%、PFマイナス0.71%で対日経マイナス2.09pt、8銘柄ナンピン

今日のサマリー

日経平均はプラス882円70銭・プラス1.38パーセントの65,018円95銭で、大幅に3日続伸でした。上げ幅は一時1,300円を超え、高値は65,436円57銭まで伸びています。

材料は、日銀の金融政策決定会合です。政策金利を0.25パーセント引き上げて1.25パーセントとすることが決まりました。ただし審議委員2人が反対票を投じたと伝わっていて、市場はここを「今後の利上げペースは緩む」と読んだようです。結果として円売りが進み、株にとっては逆風にならなかった——そういう受け止め方でした。

もうひとつ、米NVIDIAの好材料がAI半導体に波及しています。アドバンテストなどのAI関連に買いが入り、レーザーテックには証券会社の目標株価引き上げも出ました。

ここまでなら、気持ちのいい一日に聞こえます。ところが、TOPIXはマイナス3.05・マイナス0.07パーセントの4,091.14で下げているのです。

日経平均がプラス1.38パーセントで、TOPIXがマイナス0.07パーセント。差は1.45パーセントポイント、しかも方向が逆です。この55営業日を振り返ると、日経がプラスでTOPIXがマイナスという逆行は、8月17日に次いで2度目でした。値がさのAI半導体だけが買われ、それ以外の大多数は売られていた——指数の見た目と、中身が完全に食い違った一日です。

そして、わたしのポートフォリオはマイナス268,195円・マイナス0.71パーセントでした。

対日経マイナス2.09パーセントポイント、対TOPIXマイナス0.64パーセントポイント。両方に負けました。

このマイナス2.09ポイントという数字には、見覚えがあります。9月7日とまったく同じです。あの日も日経がプラス2.12パーセントで、わたしはプラス0.03パーセント——AI半導体一極の相場で置いていかれた日でした。9月の最悪タイということになります。

昨日9月17日に12営業日ぶりの最高値を更新した評価額37,856,978円は、1日で明け渡しました。今日は37,645,491円です。

今日の3大トピックは:

  1. 日銀が政策金利を1.25パーセントへ引き上げ、日経平均はプラス1.38パーセントで大幅3日続伸。ところがTOPIXはマイナス0.07パーセントの逆行安で、AI半導体の値がさ株だけが買われた相場だった
  2. わたしのポートフォリオはマイナス0.71パーセントで対日経マイナス2.09パーセントポイント。9月7日と並ぶ9月の最悪タイで、昨日更新したばかりの評価額の最高値も1日で明け渡し
  3. 8銘柄30株・合計55,652円を買い増し。全8銘柄が平均取得単価を下回る水準でのナンピンで、うち月島HDとショーボンドHDの2銘柄は今日の下落TOP5にも入っている

配当は、GMOフィナンシャルホールディングス(7177)から税引後462円が入金しました。

主要指数とポートフォリオの比較

指標 終値 前日比 騰落率
私のポートフォリオ 37,645,491円 -268,195円 -0.71%
日経平均 65,018.95円 +882.70円 +1.38%
TOPIX 4,091.14 -3.05 -0.07%

日経平均に対してマイナス2.09パーセントポイント、TOPIXに対してマイナス0.64パーセントポイント。

日経平均に大きく負けたのは、理屈としては分かります。わたしのポートフォリオは194銘柄の分散で、AI半導体の値がさ株の比重は小さいからです。8月18日の解説に書いたとおり、日経平均は価格の高い株の影響を強く受ける価格加重型の指数で、そこだけが買われた日に、わたしが追いつけるはずがありません。

気になるのは、TOPIXにも0.64ポイント負けていることです。TOPIX自体がマイナス0.07パーセントとほぼ横ばいだったのに、わたしはマイナス0.71パーセント。つまり今日は、「AI半導体以外」のなかでも、さらにわたしの持っている側が弱かったことになります。

実際、今日の下落TOP5には、下水道・インフラ補修・化学・機械といった、わたしの中核が並びました。昨日買われた出遅れセクターの反動と、日銀の利上げを受けた内需バリューの手仕舞いが重なった——そう理解しています。

55日累計で対日経+16.98pptへ縮小

日付 日経平均 TOPIX ポートフォリオ 対日経差
7/2〜7/30 -8.56%累計 -0.94%累計 +5.20%累計 +13.76ppt累計
7/31(木) +4.03% +1.29% +0.06% -3.97ppt
8/3(月) -0.94% -1.08% -1.22% -0.28ppt
8/4(火) +0.32% +0.04% -0.49% -0.81ppt
8/5(水) +3.66% +2.13% +1.20% -2.46ppt
8/6(木・記事なし) -0.93% +0.19%(推計) +1.17% +2.10ppt
8/7(金) -0.12% +0.47% +0.70% +0.82ppt
8/10(月) +2.08% +0.63% -0.09% -2.17ppt
8/12(水) +0.83% +0.94% +0.61% -0.22ppt
8/13(木) +1.16% +0.89% +0.48% -0.68ppt
8/14(金) +0.59% +0.51% +0.28% -0.31ppt
8/17(月) +0.74% -0.31% -0.42% -1.16ppt
8/18(火) -2.54% -1.05% -0.15% +2.39ppt
8/19(水) -3.16% -3.09% -2.47% +0.69ppt
8/20(木) +1.36% +1.18% +1.35% -0.01ppt
8/21(金) -0.30% +0.19% +1.02% +1.32ppt
8/24(月) -0.74% +0.15% +0.28% +1.02ppt
8/25(火) +0.50% +0.50% +0.31% -0.19ppt
8/26(水) +0.62% +0.42% +0.21% -0.41ppt
8/27(木) -0.20% +0.15% +0.14% +0.34ppt
8/28(金) +0.41% +0.72% +0.28% -0.13ppt
8/31(月) -0.14% +0.23% +0.22% +0.36ppt
9/1(火) -0.15% +0.62% +1.46% +1.61ppt
9/2(水) -2.85% -2.40% -1.68% +1.17ppt
9/3(木) -0.17% +0.50% +0.71% +0.88ppt
9/4(金) +1.26% +0.03% -0.55% -1.81ppt
9/7(月) +2.12% +0.55% +0.03% -2.09ppt
9/8(火) -1.70% -1.83% -1.22% +0.48ppt
9/9(水) -0.19% -0.09% +0.00% +0.19ppt
9/10(木) +0.20% +0.20% -0.07% -0.27ppt
9/11(金) -1.93% -0.65% -0.24% +1.69ppt
9/14(月) -0.81% +0.74% +0.92% +1.73ppt
9/15(火) -0.01% -0.52% -0.65% -0.64ppt
9/16(水) +0.69% +0.61% +0.63% -0.06ppt
9/17(木) +0.33% +0.80% +0.99% +0.66ppt
9/18(金) +1.38% -0.07% -0.71% -2.09ppt
55日累計 -7.19% +1.50% +9.79% +16.98ppt

55日累計は日経平均マイナス7.19パーセントに対してポートフォリオはプラス9.79パーセント、対日経通算プラス16.98パーセントポイント。昨日のプラス19.07pptから、2.09pptも削られました。

9月に入ってからの14営業日を並べると、こうなります。

日付 日経平均 ポートフォリオ 対日経差 累計
9/1(火) -0.15% +1.46% +1.61ppt +18.31ppt
9/2(水) -2.85% -1.68% +1.17ppt +19.48ppt
9/3(木) -0.17% +0.71% +0.88ppt +19.19ppt
9/4(金) +1.26% -0.55% -1.81ppt +17.38ppt
9/7(月) +2.12% +0.03% -2.09ppt +15.29ppt
9/8(火) -1.70% -1.22% +0.48ppt +15.77ppt
9/9(水) -0.19% +0.00% +0.19ppt +15.96ppt
9/10(木) +0.20% -0.07% -0.27ppt +15.69ppt
9/11(金) -1.93% -0.24% +1.69ppt +17.38ppt
9/14(月) -0.81% +0.92% +1.73ppt +19.11ppt
9/15(火) -0.01% -0.65% -0.64ppt +18.47ppt
9/16(水) +0.69% +0.63% -0.06ppt +18.41ppt
9/17(木) +0.33% +0.99% +0.66ppt +19.07ppt
9/18(金) +1.38% -0.71% -2.09ppt +16.98ppt

9月に日経平均が上げた日は、今日で6日目です。そのうちわたしが勝ったのは、昨日17日の1日だけ——残り5日は全部負けています。

並べてみると、負け方の大きさが日経の上げ幅に比例しているのが分かります。

日付 日経平均 わたし 対日経差
9/16(水) +0.69% +0.63% -0.06ppt
9/10(木) +0.20% -0.07% -0.27ppt
9/4(金) +1.26% -0.55% -1.81ppt
9/7(月) +2.12% +0.03% -2.09ppt
9/18(金) +1.38% -0.71% -2.09ppt

日経が0.7パーセント程度の小幅高なら、ほぼ互角。1パーセントを超えて上げる日は、たいていAI半導体が主役で、わたしは置いていかれる。9月のデータは、そう読めます。

逆に、日経が下げた日は8日中6日で勝っています。わたしのポートフォリオは、こういう形をしている——それを毎日確認しているようなものです。

本日の取引

今日は8銘柄30株、合計55,652円を買い増ししました。

銘柄(コード) 約定株数 約定単価 約定金額 意図
ショーボンドHD(1414) 4 1,259円 5,036円 ナンピン
東鉄工業(1835) 2 3,960円 7,920円 ナンピン
大和ハウス工業(1925) 2 4,558円 9,116円 ナンピン
東急不動産HD(3289) 6 1,280円 7,680円 ナンピン
月島HD(6332) 2 2,608円 5,216円 ナンピン
ソニーグループ(6758) 2 3,697円 7,394円 ナンピン
パンパシフィックHD(7532) 10 713円 7,130円 ナンピン
メタウォーター(9551) 2 3,080円 6,160円 ナンピン
合計 30 — 55,652円 —

8銘柄すべて、平均取得単価を下回る水準での買い増しです。つまり全部ナンピン——押し目買いは1銘柄もありません。

ナンピンで平均取得単価はこう動いた

銘柄(コード) 保有株数 平均取得単価 低下幅
ショーボンドHD(1414) 66 → 70株 1,335円 → 1,330円 -5円
東鉄工業(1835) 28 → 30株 4,062円 → 4,055円 -7円
大和ハウス工業(1925) 6 → 8株 4,587円 → 4,580円 -7円
東急不動産HD(3289) 30 → 36株 1,311円 → 1,306円 -5円
月島HD(6332) 36 → 38株 2,733円 → 2,726円 -7円
ソニーグループ(6758) 10 → 12株 3,801円 → 3,784円 -17円
パンパシフィックHD(7532) 170 → 180株 814円 → 808円 -6円
メタウォーター(9551) 42 → 44株 3,221円 → 3,215円 -6円

低下幅がいちばん大きかったのは、ソニーグループのマイナス17円です。10株に対して2株——買い増し比率が5分の1と大きいので、平均取得単価がよく動きます。逆にパンパシフィックHDは170株に10株で17分の1、低下幅はマイナス6円にとどまりました。9月2日の解説に書いた「分母が大きいほど、1回のナンピンは効かなくなる」というやつです。

パンパシフィックHDは9月2日から8回目

パンパシフィックHD(7532)は、これで9月2日から8回目のナンピンになりました。

日付 約定単価 保有株数 平均取得単価
9/2(水) 769円 100 → 110株 862円 → 854円
9/7(月) 769.4円 110 → 120株 854円 → 847円
9/9(水) 755.6円 120 → 130株 847円 → 840円
9/10(木) 748円 130 → 140株 840円 → 833円
9/11(金) 726.1円 140 → 150株 833円 → 826円
9/15(火) 727.3円 150 → 160株 826円 → 820円
9/16(水) 719.6円 160 → 170株 820円 → 814円
9/18(金) 713円 170 → 180株 814円 → 808円

13営業日で100株から180株、平均取得単価は862円から808円まで54円下げました。それでも今日の713円は平均取得単価をまだ95円下回っています。含み損は縮まっていません。

正直に書くと、この銘柄は歯が立っていません。8回ナンピンして、8回とも前回より安い水準で買えている——それは裏を返せば、下げが止まっていないということです。「安く買えた」と「読みが当たっていない」は同時に成立します。

それでもやめないのは、ドン・キホーテを運営する会社の事業そのものに疑いを持っていないからです。8月の国内リテール既存店売上がプラス1.4パーセントで、伸びは鈍っているけれどマイナスではない。株価が下がっているのは、市場が期待していた成長率に届かないからであって、会社が縮んでいるからではない——今のところ、そう判断しています。この判断が間違っていたら、それは素直に授業料です。

下落TOP5に入った銘柄を、その日のうちに買っている

今日おもしろかったのは、下落TOP5のうち2銘柄が、今日買い増した銘柄だったことです。

銘柄(コード) 今日の騰落率 買い増し
月島HD(6332) -4.47%(下落TOP5 2位) 2株@2,608円
ショーボンドHD(1414) -3.12%(下落TOP5 4位) 4株@1,259円

ショーボンドHDについては、下げた理由がはっきりしています。昨日17日に米系大手証券が投資判断を弱気へ引き下げて目標株価を1,050円へ、そして今日18日にはモルガンMUFG証がアンダーウエートへ格下げ——2日続けてのネガティブなレーティング改定でした。ちなみに同じ18日の夕方には、日系大手証券が中立据え置きのまま目標株価を1,350円へ引き上げています。まったく逆向きの評価が同じ日に出ているわけです。

昨日の解説で「目標株価は売買の判断材料にはしない」と書いたばかりなので、今日の行動は、その通りにしただけということになります。格下げが出た日に買う——強がりに聞こえるかもしれませんが、年間配当46円50銭・現在の株価に対する利回り3.69パーセントという数字は、レーティングが変わっても動きません。平均取得単価1,330円に対する取得利回りは3.50パーセントです。

月島HDのほうは、今日のマイナス4.47パーセントに該当する適時開示やニュースを見つけられませんでした。8月6日のQ1が経常利益プラス28パーセントの増益で、そこから業績面で悪材料が出た形跡はありません。下水道・水処理という、金利上昇とも関税とも縁の薄い内需の会社です。昨日まで含み益プラス0.15パーセントとほぼトントンだったところが、今日はマイナス4.33パーセント——理由が分からない下げなので、断定はしません。

私の高配当株ポートフォリオ実績

上昇TOP5

銘柄(コード) 保有数 平均取得単価 終値 前日比(%) 評価損益 年間配当金 取得利回り 現在利回り
ほぼ日(3560) 8 3,989円 5,200円 +680(+15.04%) +9,688円 90円 2.26% 1.73%
キオクシアHD(285A) 10 56,044円 54,570円 +4,690(+9.40%) -14,740円 0円 0.00% 0.00%
アストロスケール(186A) 16 1,019円 1,153円 +84(+7.86%) +2,144円 0円 0.00% 0.00%
ニレコ(6863) 15 695円 1,096円 +49(+4.68%) +6,015円 35円 5.04% 3.19%
FUJIMI(5384) 30 1,905円 3,375円 +145(+4.49%) +44,100円 77円 4.04% 2.28%

1位のほぼ日(3560)は、プラス680円・プラス15.04パーセント。8株しか持っていない銘柄ですが、率としては今年わたしが見たなかでも上位の上げ方です。

そして、この上昇の理由が分かりません。適時開示は確認できず、ニュースも見つけられませんでした。昨日17日もプラス4.27パーセントで上昇TOP5の3位だったので、2日続けて理由の説明がつかない上げということになります。

手がかりがあるとすれば、決算発表が10月14日に控えていることでしょうか。ほぼ日は8月決算の会社なので、10月14日は2026年8月期の本決算にあたります。直近に開示されている数字は、売上高80億2,800万円でプラス16.9パーセント、営業利益11億8,800万円でプラス64.1パーセントという大幅な増収増益で、ほぼ日手帳の国内外での販売が好調と説明されていました。この数字を見て、決算に期待する買いが入っている可能性はありますが、あくまで推測です。理由が分からないものは分からないと書いておきます。

平均取得単価3,989円に対して終値5,200円で、含み益率はプラス30.36パーセント。昨日のプラス13.31パーセントから、1日で17ポイント増えました。

2位のキオクシアHD(285A)は、プラス4,690円・プラス9.40パーセントの54,570円。今日の日経平均を押し上げた側の、ど真ん中の銘柄です。

米NVIDIAの好材料を受けた米韓の半導体株高が追い風になり、さらに日系大手証券が目標株価を131,000円へ引き上げたと伝わっています。昨日は49,880円で「ついに5万円割れ」と書いたばかりなので、1日で5万円台半ばまで戻したことになります。

この銘柄の値動きの荒さは、もう笑うしかありません。9月7日に59,530円で初めて含み益に転換し、9月17日の49,880円まで8営業日でマイナス16.2パーセント、そして今日1日でプラス9.40パーセント。含み損はマイナス61,640円からマイナス14,740円へ、46,900円も縮みました。含み損益率はマイナス11.00パーセントからマイナス2.63パーセントです。

この会社は無配なので、わたしの高配当株ポートフォリオのなかでは異質な存在です。10月1日に1株が3株になる株式分割を控えていて、分割後は1株あたり18,000円台になる計算——今の56,044円という平均取得単価も、18,681円あたりに置き換わります。

3位のアストロスケール(186A)は、プラス84円・プラス7.86パーセント。9月11日のQ1決算で赤字拡大を確認したあと、9月12日の1,010円から今日の1,153円まで4営業日で14.2パーセント戻しました。こちらも個別の材料は見当たらず、テクニカル面で25日移動平均線を上抜けたことなどが指摘されている程度です。宇宙デブリ除去という事業の性質上、当面は赤字が続く会社なので、買っている側も業績で判断しているわけではないのだろうと思っています。9月15日に6株ナンピンした10株から16株への買い増しが、今のところ効いていて、含み益率はプラス13.15パーセントです。

4位のニレコ(6863)は、プラス49円・プラス4.68パーセント。昨日も上昇TOP5の1位だったので、2日連続です。オプティクス事業の半導体向け需要が好調で、Q1は売上高プラス29.0パーセント・営業利益プラス63.2パーセント、受注残高も前期末比プラス18.7パーセント——今日のAI半導体相場に、素直に乗った形でしょう。平均取得単価695円に対して終値1,096円で、含み益率プラス57.70パーセント。取得利回り5.04パーセントは、今日のTOP10で最高です。

5位のFUJIMI(5384)は、プラス145円・プラス4.49パーセント。昨日は目標株価の引き下げを材料に下落TOP5の3位だった銘柄が、今日は半導体材料株として買われた側に回りました。CMPスラリーという、半導体ウエハーを磨く研磨材の大手です。評価損益はプラス44,100円で、今日のTOP10のなかで金額としては最大——含み益率プラス77.17パーセントになりました。

上昇TOP5を並べて気づくのは、上位3銘柄のうち2銘柄が無配だということです。キオクシアHDもアストロスケールも、年間配当0円・取得利回り0.00パーセント。高配当株ポートフォリオの上昇ランキングが、無配銘柄で埋まっている——今日のような相場では、こうなります。

下落TOP5

銘柄(コード) 保有数 平均取得単価 終値 前日比(%) 評価損益 年間配当金 取得利回り 現在利回り
栗本鐵工所(5602) 50 1,498円 1,584円 -83(-4.98%) +4,300円 60円 4.01% 3.79%
月島HD(6332) 38 2,726円 2,608円 -122(-4.47%) -4,484円 88円 3.23% 3.37%
SANKYO(6417) 4 1,686円 2,071円 -77.5(-3.61%) +1,540円 100円 5.93% 4.83%
ショーボンドHD(1414) 70 1,330円 1,259円 -40.5(-3.12%) -4,970円 46.5円 3.50% 3.69%
住友化学(4005) 100 474円 580.2円 -17.4(-2.91%) +10,620円 16円 3.38% 2.76%

1位の栗本鐵工所(5602)は、マイナス83円・マイナス4.98パーセント。上下水道向けの鉄管やパイプを作っている会社です。8月6日のQ1は売上高プラス6.0パーセント・営業利益プラス67.1パーセントの大幅増益で、業績予想の上方修正と自己株式取得・消却も決議済み——業績面に悪材料はありません。8月27日には上昇TOP5の5位に入っていた銘柄でもあります。

今日の下げは、日銀の利上げを受けた内需バリューの手仕舞いと、昨日買われた鉄鋼セクターの反動が重なったものと見ています。平均取得単価1,498円に対して終値1,584円なので、まだ含み益プラス5.74パーセントです。

3位のSANKYO(6417)は、マイナス77円50銭・マイナス3.61パーセント。パチンコ・パチスロ機の大手です。4株しか持っていない銘柄ですが、年間配当100円で取得利回り5.93パーセント——今日のTOP10で最高のYOCになります。現在利回りでも4.83パーセントなので、今から買っても十分に高配当という水準です。

5位の住友化学(4005)は、マイナス17円40銭・マイナス2.91パーセント。9月1日にプライム市場の値上がり率トップでプラス8.37パーセントをつけた銘柄で、そこから上げ下げを繰り返しています。平均取得単価474円に対して終値580円20銭で、含み益率プラス22.41パーセント。取得利回り3.38パーセントです。

今日の下落TOP5で目を引くのは、月島HDとショーボンドHDの利回りの並び方です。

銘柄(コード) 取得利回り 現在利回り 差
栗本鐵工所(5602) 4.01% 3.79% +0.22ppt
SANKYO(6417) 5.93% 4.83% +1.10ppt
住友化学(4005) 3.38% 2.76% +0.62ppt
月島HD(6332) 3.23% 3.37% -0.14ppt
ショーボンドHD(1414) 3.50% 3.69% -0.19ppt

ふつう、取得利回りは現在利回りより高くなります。買ったときより株価が上がっていれば、そうなるからです。ところが月島HDとショーボンドHDは逆転している——これは、今の株価が自分の平均取得単価より安い、つまり含み損だということを意味します。

そして、この2銘柄が今日わたしがナンピンした銘柄です。逆転しているうちはナンピンの対象——そういう見方もできると、今日の表を眺めていて思いました。

ポートフォリオ全体

評価額 含み損益 含み損益(%) 前日比 前日比(%)
37,645,491円 +13,691,849円 +57.16% -268,195円 -0.71%

評価額3,764万円、含み損益プラス1,369万円、含み損益率プラス57.16パーセント。昨日のプラス58.41パーセントから、1.25パーセントポイント下げました。

昨日更新したばかりの評価額の最高値37,856,978円は、1日で明け渡しました。今日は37,645,491円で、211,487円下です。

ここで、いつもの分解をしておきます。

項目 9/17 9/18 差
評価額 37,856,978円 37,645,491円 -211,487円
含み損益 +13,959,016円 +13,691,849円 -267,167円
取得コスト(逆算) 23,897,962円 23,953,642円 +55,680円
含み損益率 +58.41% +57.16% -1.25ppt

評価額の減り方(マイナス211,487円)が、含み損益の減り方(マイナス267,167円)より小さいのは、今日55,652円ぶん買い増したからです。取得コストの増加55,680円は、その買い増し額とほぼ一致します。差の28円は、平均取得単価の丸めによるものでしょう。

含み損益率のマイナス1.25ポイントを分解すると、こうなります。

要因 影響
株価による変動 -1.12ppt
買い増しによる分母の増加 -0.13ppt
合計 -1.25ppt

買い増しをしなければ、含み損益率はプラス57.29パーセントでした。そこから0.13ポイントぶんは、今日買った30株が「まだ含み益ゼロ」の状態で分母に入ったことによる押し下げです。

この0.13ポイントは、痛みでも何でもありません。むしろ、買った瞬間に含み益率が下がるのは、安く買えている証拠です。含み益率を上げたいだけなら、買い増しをやめればいい——でも、それは配当を増やさないということでもあります。

📚 初心者向けワンポイント解説:「四半期配当」——年4回配当の日本株は、何が違うのか

今日入金したGMOフィナンシャルホールディングス(7177)の明細を見ていて、「あれ、これ中間配当じゃないな」と気づきました。せっかくなので、日本株では珍しい四半期配当について整理しておきます。

日本株のほとんどは年2回

日本の上場企業の配当は、圧倒的に年2回が主流です。

  • 中間配当: 期の折り返し地点(3月決算なら9月末、12月決算なら6月末)を基準日として、2〜3カ月後に入金
  • 期末配当: 決算期末(3月決算なら3月末、12月決算なら12月末)を基準日として、株主総会の承認を経て2〜3カ月後に入金

わたしのポートフォリオに入っている194銘柄も、ほぼすべてがこの形です。9月に入ってから入金した配当も、全部「6月末基準日の中間配当」でした。

年1回だけの会社もあります。この場合は期末配当のみで、中間配当は出ません。創業間もない会社や、業績の振れが大きい会社に多い形です。

年4回配当は、日本ではかなり珍しい

米国株では四半期配当(年4回)が当たり前ですが、日本ではごく少数です。制度上は可能なのに広まらない理由は、単純に手間とコストでしょう。配当を出すたびに、株主名簿の確定・計算・振込・通知という一連の事務が発生します。回数が2倍になれば、その費用も2倍です。

GMOフィナンシャルホールディングス(7177)は、その少数派にあたります。FX・暗号資産・ネット証券を傘下に持つ会社で、GMOグループらしく株主還元に積極的です。

直近の配当実績を並べると、四半期ごとに配当が出ていることがはっきり分かります。

期 第1四半期 第2四半期 第3四半期 第4四半期 年間
2025年12月期(実績) 13.80円 20.43円 14.87円 8.48円 57.58円
2026年12月期(予想) 13.69円(実績) 14.45円(実績) — — 57.04円

今日入金した1株14円45銭は、この表の「2026年12月期の第2四半期」にあたる配当です。中間配当ではなく、四半期配当——だから金額が中途半端な14円45銭になっています。

四半期配当のメリットとデメリット

投資家から見たメリットは、主に2つだと思っています。

ひとつめ、入金の間隔が短い。年2回なら半年待つところが、3カ月で次が来ます。配当を再投資に回す人にとっては、資金が寝ている時間が短くなるわけです。

ふたつめ、金額の変化が早く分かる。業績連動で配当を決める会社の場合、四半期ごとに金額が動きます。上の表を見ると、2025年12月期は13.80円から20.43円へ増え、そこから14.87円・8.48円と下がっているのが分かります。これは業績の波がそのまま配当に出ているということで、年2回の会社より会社の調子が早く見える。

一方でデメリットもあります。

ひとつめ、金額が読めない。業績連動型の四半期配当は、次にいくら入るかを事前に計算できません。年間57円04銭という会社予想はありますが、これは「今のところの見込み」であって、中間配当のように「年間の半分」と決まっているわけではないのです。

ふたつめ、1回あたりの金額が小さくなる。今回わたしが受け取ったのは税引後462円です。年間で見れば同じでも、1回の入金は薄くなります。

基準日の落とし穴は、四半期配当でも同じ

そして今日の明細で、いちばん考えさせられたのがここです。

配当金の明細に書かれていた数量は、40株でした。でも、わたしが今持っているのは50株です。

理由を調べたら、はっきりしていました。

日付 買い増し 累計株数
6/8(月) 6株 6株
6/10(水) 6株 12株
6/12(金) 6株 18株
6/23(火) 10株 28株
6/26(金) 12株 40株 ← 権利付最終日
6/30(火) 10株 50株

今回の基準日は6月30日(火)です。日本株の受け渡しは約定の2営業日後なので、6月30日に株主名簿に載るには、6月26日(金)までに買っておく必要があります。これを権利付最終日と呼びます。

わたしは6月26日までに40株を積み上げていて、そこはぎりぎり間に合いました。とくに6月26日は暴落した日で、この日にGMOフィナンシャルHDを12株買っています——当日のわたしの買い注文のなかで、いちばん大きな買い玉でした。あの12株が、今日の462円に含まれています。

一方、6月30日に買った10株は間に合いませんでした。約定が6月30日だと、受け渡しは7月2日です。基準日の株主名簿には載りません。

わずか2営業日の差です。でも、この10株が次に配当を受け取るのは、12月末を基準日とする第4四半期の配当からということになります。

この「基準日のあとに買った分は対象外」という話は、9月に入ってから何度も書いてきました。四半期配当でも、まったく同じルールが適用される——回数が多いぶん、間に合わなかったときに次を待つ期間は短くて済みますが、仕組みは変わりません。

そして、これは責めるような話でもないと思っています。6月30日の10株は、配当の権利を狙って買ったわけではなく、単に安いと思ったから買っただけです。権利日を意識して駆け込むのは、優待や配当を取りにいく短期の発想で、わたしがやっているのは「安いときに淡々と買う」ほう——だとすれば、たまたま2営業日ずれることは、当然に起こります。

9月28日には、3月決算企業の中間配当の権利付最終日が来ます。そこも同じように、意識しすぎずに淡々といきたいと思っています。

配当情報

今日はGMOフィナンシャルホールディングス(7177)から、税引後462円が入金しました。

銘柄(コード) 基準日の保有株数 1株配当 配当金総額 税額 受取額(税引後)
GMOフィナンシャルHD(7177) 40株 14.45円 578円 116円 462円

税額の内訳は所得税88円・住民税28円で、合計116円。税引前578円に対して20.07パーセント——いつもの源泉徴収です。

上の解説に書いたとおり、これは中間配当ではなく第2四半期の配当です。2026年12月期の会社予想は年間57円04銭で、第1四半期13円69銭・第2四半期14円45銭が確定済み、残り2回が年内から来年にかけて入ってきます。

平均取得単価995円に対して年間57円04銭なので、取得利回りは5.73パーセント。わたしのポートフォリオのなかでは、かなり上位の水準です。50株持っているので、年間では税引前2,852円——四半期ごとに700円前後が入ってくる計算になります。

この会社を最初に買ったのは6月8日でした。FX・暗号資産・ネット証券という、相場が荒れるほど出来高と収益が伸びやすい事業構造を持っていて、6月26日の暴落日に12株買い増したのも、そういう理屈です。今日のような、日経が上げてTOPIXが下げる不安定な相場も、この会社にとっては悪くない環境なのかもしれません。

9月に入って14営業日で、税引後の受取配当は累計70,844円になりました。

入金日 内容 受取額(税引後)
9/1(火) JT・INPEXほか6銘柄 40,870円
9/2(水) オプテックスグループ(6914) 183円
9/3(木) ヒューリック(3003) 4,486円
9/4(金) ヤマハ発動機・キリンHD・サンセイランディック・荏原実業 10,980円
9/7(月) 住友林業(1911) 2,869円
9/8(火) NSグループ(471A)・東京建物(8804) 4,726円
9/9(水) ニチリン(5184) 380円
9/15(火) カナディアン・ソーラー・インフラ投資法人(9284) 4,847円
9/17(木) すかいらーくHD(3197)・クリヤマHD(3355) 1,041円
9/18(金) GMOフィナンシャルHD(7177) 462円
9月累計 — 70,844円

今日のポートフォリオはマイナス268,195円です。配当の462円は、その580分の1——桁が違いすぎて、比べる意味もないくらいです。

それでも、今日わたしの口座に確実に増えたお金は、この462円だけでした。マイナス268,195円のほうは、5連休が明けたら消えているかもしれないし、もっと増えているかもしれない。どちらに転ぶかは分かりません。でも462円は、何があっても462円のままです。この違いを毎日書き続けているのは、自分に言い聞かせるためでもあります。

明日以降の注目ポイント

  • 9月19日(土)から23日(水)までの5連休。次の取引日は9月24日(木)で、この間の米国市場と為替の動きがまとめて反映される
  • 日銀が政策金利を1.25パーセントへ引き上げ、審議委員2人が反対票を投じたことの受け止め。利上げペースが緩むという読みが続けば、円安と株高の組み合わせが継続する可能性
  • 米NVIDIAの好材料を受けたAI半導体への買いが、連休明けも続くかどうか。キオクシアHD(285A)のプラス9.40パーセントが一時的な戻りで終わるか
  • 日銀の利上げを受けた内需バリューの手仕舞いが、連休明けも続くかどうか。今日の下落TOP5に並んだ下水道・インフラ補修・化学の動き
  • 9月28日(月)の権利付き最終日。3月決算企業の中間配当と株主優待の基準日に向けた買い需要
  • 10月1日のキオクシアHD(285A)の株式分割(1株→3株)と、三井住友FG(8316)の株式分割(1株→2株)
  • 10月14日のほぼ日(3560)の2026年8月期本決算。2日連続で理由の説明がつかない上げ方をした銘柄の答え合わせ

まとめ

今日9月18日は「日銀の利上げを通過して日経が大幅高、それなのにTOPIXは下げた」という一日でした。日経平均プラス1.38パーセントの65,018円95銭、TOPIXマイナス0.07パーセントの4,091.14、わたしのポートフォリオはマイナス0.71パーセントという結果です。

9/18
日経平均 +1.38%
TOPIX -0.07%
わたしのポートフォリオ -0.71%

対日経マイナス2.09パーセントポイント、対TOPIXマイナス0.64パーセントポイント。9月7日と並ぶ、9月の最悪タイです。55日累計はプラス19.07pptからプラス16.98pptへ縮みました。

日経とTOPIXが逆方向に動いた日でした。この55営業日で、日経がプラスかつTOPIXがマイナスという形は、8月17日に次いで2度目です。米NVIDIAの好材料でAI半導体の値がさ株だけが買われ、それ以外の大多数は売られていた——昨日とちょうど裏返しの相場でした。

昨日12営業日ぶりに更新した評価額の最高値37,856,978円は、1日で明け渡しました。今日は37,645,491円で211,487円下、含み損益率はプラス58.41パーセントからプラス57.16パーセントです。マイナス1.25ポイントのうち1.12ポイントが株価要因、0.13ポイントが買い増しによる分母の押し下げでした。

上昇TOP5は、1位のほぼ日がプラス15.04パーセント。昨日のプラス4.27パーセントに続いて、2日連続で理由の説明がつかない上げ方です。2位のキオクシアHDはプラス9.40パーセントで、昨日の5万円割れから54,570円まで戻しました。上位3銘柄のうち2銘柄が無配銘柄という、高配当株ポートフォリオとしては少し複雑な顔ぶれでもあります。

下落TOP5は、下水道・インフラ補修・化学・機械といった内需バリューが並びました。1位の栗本鐵工所マイナス4.98パーセントは、業績面の悪材料があったわけではなく、昨日買われた反動と利上げ後の手仕舞いと見ています。そのなかで月島HDとショーボンドHDの2銘柄だけが、取得利回りより現在利回りのほうが高い逆転状態——つまり含み損でした。

本日の取引は、8銘柄30株・合計55,652円の買い増しです。8銘柄すべてが平均取得単価を下回る水準でのナンピンで、押し目買いはゼロ。しかもそのうち2銘柄は、今日の下落TOP5に載っている銘柄でした。ショーボンドHDは2日続けて証券会社のネガティブなレーティング改定が出た日に買っているわけで、昨日「目標株価は売買の判断材料にしない」と書いたことを、そのまま実行した形になります。パンパシフィックHDは9月2日から8回目のナンピンで、13営業日で100株から180株——平均取得単価は862円から808円まで下げましたが、株価はまだその95円下です。歯が立っていない、というのが正直なところです。

配当は、GMOフィナンシャルHD(7177)から税引後462円。日本株では珍しい四半期配当の会社で、今日入った14円45銭は第2四半期ぶんです。明細の数量が40株で、今の保有50株と食い違っていた理由は、6月30日に買った10株が基準日に間に合わなかったから——権利付最終日の6月26日までに積み上げた40株ぶんだけが、今日の対象でした。9月の累計は70,844円になりました。

明日から5連休です。次の取引は9月24日(木)——その間の米国市場と為替の動きが、まとめて連休明けに反映されます。日経が今日つけた65,000円台をどこまで維持できるかは、開けてみないと分かりません。わたしにできるのは、連休のあいだに慌てて何かを決めないことくらいです。

明日も、地味に、着実に。


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免責事項:本記事は個人の投資記録であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。投資はご自身の判断と責任で行ってください。

【2026年9月17日】高配当株PF記録|FOMC通過で日経+0.33%、PF+0.99%で評価額3,785万円の最高値更新、商船三井+4.04%・任天堂+4.29%

今日のサマリー

日経平均は前日比プラス213円25銭・プラス0.33パーセントの64,136円25銭で、2営業日続伸でした。

最大の材料は、米FOMCの結果です。市場予想どおり0.25パーセントの利上げが決まりました。3年ぶりの利上げです。普通に考えれば株には逆風の決定ですが、市場の反応は逆でした。「一大イベントを無難に通過した」という安心感から、幅広い銘柄に買いが向かったと伝わっています。上げ幅は一時700円を超える場面もありました。

買われた中身が、今日はわたし向きでした。自動車や金融といったバリュー株、そして海運・医薬品・鉄鋼といった出遅れ銘柄に買いが入っています。明日18日にかけての日銀金融政策決定会合を前に、銀行・保険には収益改善の思惑も乗りました。一方でAI・半導体関連は、世界的な金利上昇を横目に利益確定売りに押されています。アドバンテスト・東京エレクトロン・TDKあたりが下げた側でした。

FOMCの結果を受けて、ドル円は1ドル156円近辺まで円安に振れています。輸出企業の採算悪化を心配していた自動車株には、素直に安心材料でした。

TOPIXはプラス32.47・プラス0.80パーセントの4,094.19。日経平均のプラス0.33パーセントに対して、TOPIXのほうが0.47ポイントも大きく上げたことになります。プライム市場では1,289銘柄が上昇し、下落は235銘柄——全体の8割が上がった日です。指数の見た目より、中身のほうがずっと強い一日でした。

そして、わたしのポートフォリオはプラス368,768円・プラス0.99パーセントでした。

日経平均に対してプラス0.66パーセントポイント、TOPIXに対してもプラス0.19パーセントポイント。両方に勝ちました。

これは、9月に入ってから初めてのことです。9月に日経平均が上げた日は、今日で5日目になりますが、9月4日はマイナス1.81ポイント、9月7日はマイナス2.09ポイント、9月10日はマイナス0.27ポイント、昨日16日はマイナス0.06ポイント——4日とも、日経に置いていかれていました。日経が上げた日にわたしが勝ったのは、9月に入って今日が初めてです。

そして、評価額37,856,978円は過去最高でした。これまでの最高は9月1日の37,815,748円ですから、12営業日ぶりの更新になります。

今日の3大トピックは:

  1. FOMCが3年ぶりの利上げを市場予想どおりに決定し、イベント通過の安心感で日経平均はプラス0.33パーセントの続伸。TOPIXはプラス0.80パーセントで、自動車・金融のバリュー株と海運・医薬品・鉄鋼の出遅れ銘柄が買われ、AI半導体には利益確定売り
  2. わたしのポートフォリオはプラス0.99パーセントで、対日経プラス0.66パーセントポイント。9月に日経が上げた日としては初めてのアウトパフォーム。評価額37,856,978円は9月1日を上回る過去最高
  3. 上昇TOP5と下落TOP5の10銘柄を合計するとマイナス32,112円。それでも全体はプラス368,768円——ランキングに載らなかった銘柄が40万円を押し上げた一日

本日の売買はありません。配当は、すかいらーくホールディングス(3197)とクリヤマホールディングス(3355)の2銘柄から、税引後で合計1,041円が入金しました。

主要指数とポートフォリオの比較

指標 終値 前日比 騰落率
私のポートフォリオ 37,856,978円 +368,768円 +0.99%
日経平均 64,136.25円 +213.25円 +0.33%
TOPIX 4,094.19 +32.47 +0.80%

日経平均に対してプラス0.66パーセントポイント、TOPIXに対してプラス0.19パーセントポイント。

日経平均とTOPIXの差が0.47ポイントも開いた日でした。日経平均は値がさ株の影響を強く受ける指数で、今日はその値がさ株の代表であるAI・半導体関連が売られたわけです。逆に、時価総額の大きい銘柄が広く買われるとTOPIXのほうが強くなる——今日はまさにその形でした。

わたしのポートフォリオは194銘柄に分散していて、構成としてはTOPIXに近い性格があります。TOPIXが日経を上回る日は、わたしにとっても追い風になりやすい——8月27日の解説で書いたことが、そのまま出た一日です。

54日累計で対日経+19.07pptに拡大

日付 日経平均 TOPIX ポートフォリオ 対日経差
7/2〜7/30 -8.56%累計 -0.94%累計 +5.20%累計 +13.76ppt累計
7/31(木) +4.03% +1.29% +0.06% -3.97ppt
8/3(月) -0.94% -1.08% -1.22% -0.28ppt
8/4(火) +0.32% +0.04% -0.49% -0.81ppt
8/5(水) +3.66% +2.13% +1.20% -2.46ppt
8/6(木・記事なし) -0.93% +0.19%(推計) +1.17% +2.10ppt
8/7(金) -0.12% +0.47% +0.70% +0.82ppt
8/10(月) +2.08% +0.63% -0.09% -2.17ppt
8/12(水) +0.83% +0.94% +0.61% -0.22ppt
8/13(木) +1.16% +0.89% +0.48% -0.68ppt
8/14(金) +0.59% +0.51% +0.28% -0.31ppt
8/17(月) +0.74% -0.31% -0.42% -1.16ppt
8/18(火) -2.54% -1.05% -0.15% +2.39ppt
8/19(水) -3.16% -3.09% -2.47% +0.69ppt
8/20(木) +1.36% +1.18% +1.35% -0.01ppt
8/21(金) -0.30% +0.19% +1.02% +1.32ppt
8/24(月) -0.74% +0.15% +0.28% +1.02ppt
8/25(火) +0.50% +0.50% +0.31% -0.19ppt
8/26(水) +0.62% +0.42% +0.21% -0.41ppt
8/27(木) -0.20% +0.15% +0.14% +0.34ppt
8/28(金) +0.41% +0.72% +0.28% -0.13ppt
8/31(月) -0.14% +0.23% +0.22% +0.36ppt
9/1(火) -0.15% +0.62% +1.46% +1.61ppt
9/2(水) -2.85% -2.40% -1.68% +1.17ppt
9/3(木) -0.17% +0.50% +0.71% +0.88ppt
9/4(金) +1.26% +0.03% -0.55% -1.81ppt
9/7(月) +2.12% +0.55% +0.03% -2.09ppt
9/8(火) -1.70% -1.83% -1.22% +0.48ppt
9/9(水) -0.19% -0.09% +0.00% +0.19ppt
9/10(木) +0.20% +0.20% -0.07% -0.27ppt
9/11(金) -1.93% -0.65% -0.24% +1.69ppt
9/14(月) -0.81% +0.74% +0.92% +1.73ppt
9/15(火) -0.01% -0.52% -0.65% -0.64ppt
9/16(水) +0.69% +0.61% +0.63% -0.06ppt
9/17(木) +0.33% +0.80% +0.99% +0.66ppt
54日累計 -8.57% +1.57% +10.50% +19.07ppt

54日累計は日経平均マイナス8.57パーセントに対してポートフォリオはプラス10.50パーセント、対日経通算プラス19.07パーセントポイント。昨日のプラス18.41pptから、プラス0.66ppt拡大しました。TOPIXとの累計もプラス0.77パーセントからプラス1.57パーセントに広がっています。

9月に入ってからの13営業日を並べると、こうなります。

日付 日経平均 ポートフォリオ 対日経差 累計
9/1(火) -0.15% +1.46% +1.61ppt +18.31ppt
9/2(水) -2.85% -1.68% +1.17ppt +19.48ppt
9/3(木) -0.17% +0.71% +0.88ppt +19.19ppt
9/4(金) +1.26% -0.55% -1.81ppt +17.38ppt
9/7(月) +2.12% +0.03% -2.09ppt +15.29ppt
9/8(火) -1.70% -1.22% +0.48ppt +15.77ppt
9/9(水) -0.19% +0.00% +0.19ppt +15.96ppt
9/10(木) +0.20% -0.07% -0.27ppt +15.69ppt
9/11(金) -1.93% -0.24% +1.69ppt +17.38ppt
9/14(月) -0.81% +0.92% +1.73ppt +19.11ppt
9/15(火) -0.01% -0.65% -0.64ppt +18.47ppt
9/16(水) +0.69% +0.63% -0.06ppt +18.41ppt
9/17(木) +0.33% +0.99% +0.66ppt +19.07ppt

日経平均が上げた日は5日、下げた日は8日。そして今日、「日経が上げた日は4日とも対日経マイナス」という9月の構図が、ようやく崩れました。

理由はシンプルだと思っています。日経平均を押し上げたのがAI・半導体の値がさ株だけだった日は、わたしのバリュー株には買いが回ってきません。9月4日のマイナス1.81ポイント、9月7日のマイナス2.09ポイントは、そういう日でした。

今日は逆です。むしろAI・半導体は売られた側で、買われたのは自動車・金融・海運・医薬品・鉄鋼——わたしが持っている側でした。だから日経の上げ幅は0.33パーセントと小さいのに、TOPIXは0.80パーセント、わたしは0.99パーセントという並びになります。日経が大きく上げる日より、日経が小さく上げてTOPIXが大きく上げる日のほうが、わたしには都合がいい——今日の数字は、それをきれいに示してくれました。

累計プラス19.07pptは、9月2日のプラス19.48pptに次ぐ水準です。9月の高値圏に戻ってきました。

本日の取引

今日は売買なしです。

9月に入って売買をしなかったのは、9月3日に続いて2日目になります。先週から今週にかけては、ほぼ毎日なにかしら買い増していました。9月11日に9銘柄36株、9月15日に8銘柄34株、昨日16日もパンパシフィックHDを10株——その流れが、今日は止まりました。

理由は、単純に買いたい水準に来ていないからです。今日はプライム市場の8割が上昇した日で、わたしの保有銘柄も、そのほとんどが上がっている側にいました。上がっている銘柄を追いかけて買うのは、押し目買いでもナンピンでもありません。ただの高値づかみです。

それに、明日18日には日銀の金融政策決定会合の結果が出ます。利上げがほぼ確実視されているとはいえ、結果が出るまでは、銀行・保険・不動産あたりの値動きは読めません。明後日19日からは5連休でもあります。

“何もしない”も立派な投資判断——今日の含み損益率がプラス56.87パーセントからプラス58.41パーセントへ1.54ポイント戻したのは、買い増しを一切していない、純粋な株価の力です。買わなかった日に、いちばん増えた。皮肉といえば皮肉ですが、こういう日もあります。

私の高配当株ポートフォリオ実績

上昇TOP5

銘柄(コード) 保有数 平均取得単価 終値 前日比(%) 評価損益 年間配当金 取得利回り 現在利回り
ニレコ(6863) 15 695円 1,047円 +47(+4.70%) +5,280円 35円 5.04% 3.34%
任天堂(7974) 23 7,003円 8,475円 +349(+4.29%) +33,856円 162円 2.31% 1.91%
ほぼ日(3560) 8 3,989円 4,520円 +185(+4.27%) +4,248円 90円 2.26% 1.99%
商船三井(9104) 6 4,999円 7,438円 +289(+4.04%) +14,634円 205円 4.10% 2.76%
スカパーJSAT(9412) 100 661円 2,060円 +68(+3.41%) +139,900円 48円 7.26% 2.33%

5銘柄すべてがプラス3.4パーセント超。昨日の上昇TOP5は1位がプラス5.61パーセントで5位がプラス3.70パーセントでしたから、上げ幅の分布はほとんど同じです。

1位のニレコ(6863)はプラス4.70パーセント。印刷機械の見当制御装置や、半導体・光学関連の検査装置を手がける会社です。第1四半期は、オプティクス事業の半導体向け需要が好調で、売上高プラス29.0パーセント・営業利益プラス63.2パーセントの大幅な増収増益でした。通期の増収増益予想も維持しています。15株・平均取得単価695円に対して終値1,047円、含み益はプラス5,280円・プラス50.65パーセント。7月31日を基準日に1株を3株に分割した銘柄で、年間配当35円で取得利回り5.04パーセント、現在利回り3.34パーセントです。

2位の任天堂(7974)はプラス4.29パーセント。この銘柄は、9月9日と9月10日に2日連続で下落TOP5の1位だった銘柄です。9月8日のNintendo Directで新作が発表された直後の「好材料出尽くし」で、2営業日にマイナス8.7パーセント売られました。そこから数えて、今日でようやく戻りの局面に入った格好です。「ゼルダの伝説 時のオカリナ」の11月5日発売と、特別仕様のSwitch 2本体が、発表から時間を置いて改めて材料視されているとみています。

23株・平均取得単価7,003円に対して終値8,475円、含み益はプラス33,856円・プラス21.02パーセント。9月10日に記録した含み益率プラス14.08パーセントから、7ポイント近く回復しました。年間配当162円で取得利回り2.31パーセント、現在利回り1.91パーセントです。今日の上昇TOP5のなかで、金額としての増加がいちばん大きいのがこの銘柄で、1日で8,027円でした。

3位のほぼ日(3560)はプラス4.27パーセント。「ほぼ日刊イトイ新聞」と手帳のほぼ日を運営する会社です。今日はこの銘柄に関する新しい適時開示を見つけられませんでしたので、上昇の理由を断定することはできません。8月期決算の会社なので、そろそろ本決算の発表が視野に入る時期——そのあたりへの思惑が入った可能性はあると思っています。

そして、この銘柄については訂正があります。これまでテーブルには年間配当を「90〜100円」の幅で載せてきましたが、今日あらためて確認したところ、会社予想は90円で確定でした。終値4,520円に対する予想配当利回り1.99パーセントとも一致します。8株・平均取得単価3,989円に対して終値4,520円、含み益はプラス4,248円・プラス13.31パーセント。年間配当90円で取得利回り2.26パーセント、現在利回り1.99パーセントです。

4位の商船三井(9104)はプラス4.04パーセント。今日の相場の「出遅れ買い」を、いちばん分かりやすく受けた銘柄だと思っています。海運・医薬品・鉄鋼といった出遅れセクターに買いが入ったと伝わっていて、海運の一角であるこの銘柄がその中にいました。加えて、昨日16日に米系大手証券が目標株価を7,900円へ引き上げている——投資判断は中立の据え置きですが、目標株価だけが上がった形です。

6株・平均取得単価4,999円に対して終値7,438円、含み益はプラス14,634円・プラス48.79パーセント。9月4日には円高が逆風で下落TOP5の5位、終値6,969円でしたから、そこから2週間足らずで469円・6.7パーセント戻したことになります。運賃がドル建ての会社なので、今日の1ドル156円台への円安も追い風でした。年間配当205円で取得利回り4.10パーセント、現在利回り2.76パーセントです。

5位のスカパーJSAT(9412)はプラス3.41パーセント。衛星通信と有料放送の会社で、わたしのポートフォリオでいちばん含み益率が高い銘柄です。100株・平均取得単価661円に対して終値2,060円、含み益はプラス139,900円・プラス211.65パーセント。9月10日にプラス195.16パーセントまで落ち込んでいたのが、今日でプラス211パーセント台に戻りました。

第1四半期は営業利益109億円・プラス36.0パーセント、最終利益82億円・プラス49.6パーセントの大幅な増収増益で、宇宙事業の安全保障領域の拡大とメディア事業のコスト削減が効いています。年間配当48円で取得利回り7.26パーセント——今日のTOP10のなかで、最高のYOCです。現在利回りは2.33パーセントですから、その差は4.93パーセントポイント。661円で買った株が2,060円になったことの価値が、この差にそのまま出ています。

上昇TOP5の5銘柄で、今日の増加額は合計プラス18,746円でした。

下落TOP5

銘柄(コード) 保有数 平均取得単価 終値 前日比(%) 評価損益 年間配当金 取得利回り 現在利回り
INPEX(1605) 230 1,740円 3,929円 -131(-3.23%) +503,470円 112円 6.44% 2.85%
TDK(6762) 8 2,887円 2,806円 -66(-2.30%) -648円 40円 1.39% 1.43%
FUJIMI(5384) 30 1,905円 3,230円 -60(-1.82%) +39,750円 77円 4.04% 2.38%
キオクシアHD(285A) 10 56,044円 49,880円 -900(-1.77%) -61,640円 0円 0.00% 0.00%
クボタ(6326) 200 1,844円 2,783.5円 -47(-1.66%) +187,900円 52円 2.82% 1.87%

下落TOP5の顔ぶれが、今日の相場をそのまま説明しています。TDK・FUJIMI・キオクシアHDの3銘柄は、いずれも半導体や電子部品の関連です。世界的な金利上昇を背景に、AI・半導体関連には利益確定売りが出たと伝わっていて、大引けの記事でも下落銘柄としてアドバンテスト・東京エレクトロン・TDKが名指しされていました。

1位のINPEX(1605)はマイナス3.23パーセント。原油価格が一時1バレル106ドル台まで上げたあとに反落し、直近の上昇分を戻したという値動きです。昨日はENEOS(5020)が原油高でプラス4.99パーセントの上昇TOP5 2位でしたから、1日で立場が入れ替わりました。

230株・平均取得単価1,740円に対して終値3,929円、含み益はプラス503,470円・プラス125.80パーセント。下げた日でも、含み益は50万円台をキープしています。

そして、この銘柄については嬉しい確定がありました。これまで年間配当を「108〜130円」の幅でしか書けていなかった——業績連動配当の会社なので、原油価格次第で上下するという理由です。ところが今日あらためて確認したところ、2026年12月期の会社予想は112円で確定していました。9月1日に受け取った中間配当が1株56円でしたから、その2倍でちょうど112円。きれいに一致します。終値3,929円に対する予想配当利回り2.85パーセントとも合いました。

230株・平均取得単価1,740円に対して年間112円なので、取得利回りは6.44パーセント。年間25,760円(税引前)が入ってくる計算です。数字が幅ではなく一点に決まると、こんなに気持ちがいいものかと思いました。

2位のTDK(6762)はマイナス2.30パーセント。電子部品の大手で、スマートフォン向けの電池やセンサーが主力です。8株・平均取得単価2,887円に対して終値2,806円、含み損はマイナス648円・マイナス2.81パーセント。8月31日に2株の打診買いから入って、9月2日・9月8日・9月11日と3回ナンピンした銘柄で、まだ含み損圏にいます。

面白いのは、この銘柄だけ現在利回り1.43パーセントが取得利回り1.39パーセントを上回っていることです。平均取得単価より今の株価が安い、つまり含み損の銘柄では、必ずこの逆転が起きます。今から買う人のほうが、わたしより高い利回りを得られる——含み損を数字で突きつけられる指標でもあります。

3位のFUJIMI(5384)はマイナス1.82パーセント。半導体の研磨材(CMPスラリー)の大手です。9月9日に日系中堅証券が目標株価を3,540円へ引き下げ、9月11日には別の証券会社が2027年3月期の第2四半期以降の利益成長が踊り場に入るとの見方を出しています。短期間に評価見直しが重なった格好です。30株・平均取得単価1,905円に対して終値3,230円、含み益はプラス39,750円・プラス69.55パーセント。年間配当77円で取得利回り4.04パーセント、現在利回り2.38パーセントです。

4位のキオクシアHD(285A)はマイナス1.77パーセント。昨日も下落TOP5の4位でした。10株・平均取得単価56,044円に対して終値49,880円、含み損はマイナス61,640円・マイナス11.00パーセント。ついに5万円を割り込みました。

9月7日には59,530円をつけて、7月14日の初買い以来はじめて含み益に転換した銘柄です。そこから8営業日で16.2パーセント下げたことになります。米韓の半導体株高という材料はあったものの、直近5営業日の下落基調を止めるには足りませんでした。10月1日には1株を3株に分ける株式分割が控えています。無配なので、取得利回りも現在利回りも0パーセント——この銘柄だけは、配当ではなく半導体メモリの市況に賭けている枠だと割り切っています。

5位のクボタ(6326)はマイナス1.66パーセント。農業機械と建設機械の大手です。9月14日に日系大手証券が目標株価を2,900円へ引き下げました。その1週間前の9月7日には、同じように目標株価が引き上げられていた——短期間で見方が揺れている局面です。200株・平均取得単価1,844円に対して終値2,783円50銭、含み益はプラス187,900円・プラス50.95パーセント。年間配当52円で取得利回り2.82パーセント、現在利回り1.87パーセントです。

下落TOP5の5銘柄で、今日の減少額は合計マイナス50,858円でした。

ランキングの合計はマイナス、それでも全体はプラス368,768円

ここで、今日いちばん面白い数字を出しておきます。

区分 金額
上昇TOP5の増加額 +18,746円
下落TOP5の減少額 -50,858円
TOP10の合計 -32,112円
ポートフォリオ全体 +368,768円
差(ランキング外の寄与) +400,880円

騰落率で並べたTOP10を全部足すと、マイナス32,112円です。それなのに、ポートフォリオ全体はプラス368,768円。つまり、ランキングに1銘柄も顔を出さなかった残り184銘柄が、40万円を押し上げていたことになります。

昨日の解説で「騰落率ランキングより寄与度のほうが効く日がある」と書いたばかりですが、今日はその極端な形でした。プライム市場の8割が上がった日ですから、わたしの194銘柄も、その多くが1パーセント前後の地味な上げ方をしていたはずです。1パーセント前後では、TOP5には絶対に載りません。でも、それが184銘柄ぶん積み上がると40万円になります。

分散投資をしていると、こういう日に「何が効いたのか分からない」という状態になります。画面に映るのは大きく動いた10銘柄だけで、実際に稼いだのは、映らなかった銘柄たちでした。

ポートフォリオ全体

評価額 含み損益 含み損益(%) 前日比 前日比(%)
37,856,978円 +13,959,016円 +58.41% +368,768円 +0.99%

評価額3,785万円、含み損益プラス1,395万円、含み損益率プラス58.41パーセント。昨日のプラス56.87パーセントから、プラス1.54パーセントポイント戻しました。

評価額37,856,978円は過去最高です。これまでの最高は9月1日の37,815,748円でしたから、41,230円上回りました。

ただし、ここには注意書きが要ります。含み損益率のほうは、9月1日のプラス61.39パーセントには届いていません。今日はプラス58.41パーセントです。評価額は最高なのに、含み益率は最高ではない——この2つがズレる理由は、買い増しにあります。

指標 9/1 9/17 差
評価額 37,815,748円 37,856,978円 +41,230円
含み損益 +14,383,920円 +13,959,016円 -424,904円
取得コスト(逆算) 23,431,828円 23,897,962円 +466,134円
含み損益率 +61.39% +58.41% -2.98ppt

9月1日から今日までの12営業日で、わたしは466,134円ぶん買い増しています。買い増した株は、買った瞬間は含み益ゼロです。だから、取得コスト(分母)だけが先に増えて、含み益率は下がります。評価額という「いくらになったか」の数字と、含み益率という「どれだけ増えたか」の数字は、買い増しを続けている限り一致しません。

そして今日は、その買い増しがゼロでした。

要因 影響
株価による変動 +1.54ppt
買い増しによる分母の増加 0.00ppt
合計 +1.54ppt

分母がまったく動いていないので、プラス1.54ポイントは丸ごと株価の力です。9月に入って、この分解が「株価要因100パーセント」になったのは、9月3日と今日の2日だけ——売買をしなかった日だけの特権みたいなものです。

📚 初心者向けワンポイント解説:「目標株価」と「レーティング」——証券会社の投資判断は、長期投資家にとって何を意味するのか

今日のTOP10を調べていて、10銘柄のうち3銘柄で、直近1週間から10日のあいだに証券会社の目標株価の改定があったことに気づきました。しかも上昇側にも下落側にも、両方入っている。せっかくなので、今日はここを整理しておきます。

目標株価とレーティングは別物

証券会社のアナリストが出すレポートには、だいたい2つの数字と1つの判断が載っています。

  • 目標株価(ターゲットプライス): 向こう6〜12カ月でこのくらいの株価が妥当、という水準
  • 業績予想: 売上高・営業利益・純利益などの予想値
  • レーティング(投資判断): 強気(買い)/中立(ホールド)/弱気(売り)の3段階が基本

目標株価は、だいたい「アナリストの1株利益の予想」×「妥当と考えるPER」で計算されます。だから、業績予想が変われば目標株価も動きますし、同業他社のPERが切り上がれば、業績予想が同じでも目標株価は上がります。

そして重要なのは、目標株価とレーティングは独立して動くということです。今日わたしが確認した3件は、全部「レーティングは中立に据え置きで、目標株価だけが動いた」という形でした。

銘柄 改定日 内容 レーティング
商船三井(9104) 9/16 目標株価を7,900円へ引き上げ 中立を据え置き
クボタ(6326) 9/14 目標株価を2,900円へ引き下げ 中立を据え置き
FUJIMI(5384) 9/9 目標株価を3,540円へ引き下げ 中立を据え置き

短期の需給には、確実に効く

「アナリストの言うことなんて」と思いたくなりますが、短期の株価には確実に効きます。

今日の商船三井はプラス4.04パーセントで上昇TOP5の4位でした。目標株価の引き上げが昨日16日ですから、タイミングは合っています。もちろん、出遅れセクターへの買いという地合いの要因もあったので、これだけが理由とは言えませんが、買いの背中を押した材料のひとつではあったと思っています。

なぜ効くのか。機関投資家のなかには、社内ルールとして「レーティングが強気の銘柄しか買えない」「目標株価を上回った銘柄は売る」といった運用をしているところがあるからです。レポートが出た瞬間に、機械的な売買が発生する——だから短期では効きます。

でも、1週間で反転することもある

一方で、こんなことも起きます。クボタは、9月7日に日系大手証券が目標株価を引き上げたばかりでした。それが9月14日には、同じく日系大手証券によって2,900円へ引き下げられている。わずか1週間で、見方が反転しています。

FUJIMIも似た形で、9月9日に目標株価が3,540円へ引き下げられ、9月11日には別の証券会社が利益成長の踊り場を指摘——2日のあいだに2つのネガティブな評価が重なりました。

目標株価は「向こう6〜12カ月」の数字のはずなのに、1週間で数百円動く。これは、アナリストがいい加減という話ではなく、前提にしている業績予想やPERが、市場環境の変化ですぐ動くからです。半導体材料のFUJIMIなら、半導体市況の見方が1週間で変われば、目標株価も1週間で変わります。

わたしの読み方

わたしは目標株価を、こう扱っています。

ひとつめ、「なぜ動いたか」の説明としては素直に受け取る。今日の商船三井やFUJIMIのように、値動きの理由が分からないときに、直近のレーティング改定を調べると腑に落ちることが多いです。上昇の理由を「分からない」と書くより、材料が特定できたほうが記録として役に立ちます。

ふたつめ、売買の判断材料にはしない。目標株価は、あくまで株価の話です。わたしが軸にしているのは配当で、目標株価のレポートに「この会社の配当がどうなるか」はほとんど書いてありません。クボタの目標株価が2,900円になろうが2,700円になろうが、年間配当52円・取得利回り2.82パーセントという数字はまったく変わらないわけです。

みっつめ、目標株価に届いた/届かないで一喜一憂しない。スカパーJSAT(9412)は、わたしの平均取得単価661円に対して今日の終値が2,060円です。この銘柄を661円で買った時点のアナリストの目標株価が何円だったかは知りませんが、2,060円ではなかったはずです。目標株価は「今の情報でどこまで」の数字であって、5年後・10年後を語る数字ではない——そこを混同しないようにしています。

株価の物差しは証券会社が出してくれますが、配当の物差しは自分で持つしかありません。わたしにとってそれがYOC(取得利回り)で、目標株価がどう動いても、661円という自分の取得単価は動かない。そういう意味で、YOCはいちばん腰の据わった指標だと思っています。

配当情報

今日は2銘柄の中間配当が入金しました。税引後で合計1,041円です。

銘柄(コード) 基準日の保有株数 1株中間配当 配当金総額 税額 受取額(税引後)
すかいらーくHD(3197) 100株 10円 1,000円 203円 797円
クリヤマHD(3355) 10株 30.5円 305円 61円 244円
合計 — — 1,305円 264円 1,041円

どちらも12月決算の会社なので、6月末を基準日とする中間配当が9月に入金します。9月1日のJT・INPEXほか6銘柄から始まった、いつものサイクルです。

そして今日は、2銘柄とも基準日の株数と今の株数が一致していました。すかいらーくHDは100株、クリヤマHDは10株——どちらも買ってから一度も買い増していない銘柄です。9月の前半は「基準日のあとに買い増した分は対象外」という話ばかり書いていたので、ずれのない明細は気持ちがいいものです。

すかいらーくホールディングス(3197)の797円。ガストやバーミヤン、ジョナサンを展開する外食大手です。2026年12月期の年間配当予想は27円で、今回の中間は10円——期末が17円という配分になります。

この配分は、少し珍しい形です。年間27円のうち、中間が10円で期末が17円ですから、中間は全体の37パーセントしかありません。9月に入ってから入金した銘柄を並べると、この会社の偏り方がよく分かります。

銘柄(コード) 年間配当 中間 期末 中間の比率
クリヤマHD(3355) 61円 30.5円 30.5円 50%
ニチリン(5184) 190円 95円 95円 50%
NSグループ(471A) 76円 38円 38円 50%
ヒューリック(3003) 67円 33.5円 33.5円 50%
東京建物(8804) 126円 61円 65円 48%
すかいらーくHD(3197) 27円 10円 17円 37%

ほとんどの会社は、中間と期末をきれいに折半します。東京建物がやや期末寄りで48パーセント、そしてすかいらーくHDの37パーセントが、いちばん偏っているわけです。

外食は、季節や消費動向で業績が振れやすい商売です。中間の時点では控えめに出しておいて、通期の着地を見てから期末で調整する——そういう配当政策なのだろうと理解しています。100株・平均取得単価2,992円に対して年間27円なので、取得利回りは0.90パーセント。正直、インカム目的で買った銘柄ではありません。株主優待のカードを目当てに持っている枠です。

クリヤマホールディングス(3355)の244円。産業用ホースやスポーツ施設の資材を手がける会社で、年間配当61円のちょうど半分の30円50銭が中間配当でした。10株なので税引前305円、税引後244円——金額としては小さいですが、10株しか持っていない銘柄でこの入金というのは、なかなかの効率です。

平均取得単価1,165円に対して年間61円なので、取得利回りは5.24パーセント。今日の終値1,808円はプラス13円・プラス0.72パーセントで、含み益率はプラス55.19パーセントです。一昨日15日には上昇TOP5の3位でプラス2.59パーセントだった銘柄でもあります。10株で年間610円(税引前)——少額ですが、取得利回り5.24パーセントという数字は、わたしのポートフォリオでも上位です。

9月に入って13営業日で、税引後の受取配当は累計70,382円になりました。

入金日 内容 受取額(税引後)
9/1(火) JT・INPEXほか6銘柄 40,870円
9/2(水) オプテックスグループ(6914) 183円
9/3(木) ヒューリック(3003) 4,486円
9/4(金) ヤマハ発動機・キリンHD・サンセイランディック・荏原実業 10,980円
9/7(月) 住友林業(1911) 2,869円
9/8(火) NSグループ(471A)・東京建物(8804) 4,726円
9/9(水) ニチリン(5184) 380円
9/15(火) カナディアン・ソーラー・インフラ投資法人(9284) 4,847円
9/17(木) すかいらーくHD(3197)・クリヤマHD(3355) 1,041円
9月累計 — 70,382円

ついに7万円を超えました。今日のポートフォリオの増加額は368,768円ですから、今日の配当1,041円は、その354分の1にしかなりません。でも、株価の368,768円は明日には消えるかもしれない数字で、1,041円は口座に入った現金です。今月ここまでの70,382円も、全部そういう現金——この違いが、続けているうちに効いてきます。

明日以降の注目ポイント

  • 9月18日の日銀金融政策決定会合の結果。利上げがあった場合の銀行・保険・不動産への影響と、ドル円156円台からの振れ
  • FOMCの3年ぶり利上げを通過した後の米国市場と、AI・半導体関連への利益確定売りが続くかどうか
  • 今日買われた出遅れセクター(海運・医薬品・鉄鋼)と、自動車・金融のバリュー株に、買いが続くか
  • 9月19日(土)〜23日(水)の5連休を前にしたポジション調整
  • 9月28日の権利付き最終日に向けた、高配当株・優待株の買い需要
  • 10月1日のキオクシアHD(285A)の株式分割(1株→3株)と、三井住友FG(8316)の株式分割(1株→2株)
  • 12月決算企業の中間配当の入金。9月末にかけて、まだ数銘柄の入金が残っている見込み

まとめ

今日9月17日は「FOMCを無難に通過した相場で、日経が小さく上げてTOPIXが大きく上げた」という一日でした。日経平均プラス0.33パーセントの64,136円25銭、TOPIXプラス0.80パーセントの4,094.19、わたしのポートフォリオはプラス0.99パーセントという結果です。

9/17
日経平均 +0.33%
TOPIX +0.80%
わたしのポートフォリオ +0.99%

対日経プラス0.66パーセントポイント、対TOPIXプラス0.19パーセントポイント。9月に日経平均が上げた日は今日で5日目ですが、わたしが日経に勝ったのは今日が初めてです。買われたのが値がさのAI・半導体ではなく、自動車・金融・海運・医薬品・鉄鋼といったバリューと出遅れだったから——理由は、それに尽きると思っています。

評価額37,856,978円は過去最高でした。9月1日の37,815,748円を、12営業日ぶりに41,230円上回りました。ただし含み損益率のプラス58.41パーセントは、9月1日のプラス61.39パーセントには届いていません。この12営業日で466,134円ぶん買い増していて、取得コストという分母がその分だけ増えているからです。「いくらになったか」と「どれだけ増えたか」は、買い増しを続けるかぎり別々に動きます。

上昇TOP5は、5銘柄すべてがプラス3.4パーセント超。1位はニレコのプラス4.70パーセント、2位は任天堂のプラス4.29パーセントで、9月9日・10日に2日連続で下落TOP5 1位だった銘柄がようやく戻ってきました。4位の商船三井プラス4.04パーセントは、出遅れセクターへの買いと、前日の目標株価引き上げが重なった形です。5位のスカパーJSATは含み益率プラス211.65パーセントで、取得利回り7.26パーセントは今日のTOP10で最高でした。

下落TOP5は、TDK・FUJIMI・キオクシアHDと半導体関連が3銘柄。1位のINPEXマイナス3.23パーセントは、原油が106ドル台から反落したことによる利益確定売りです。そのINPEXについては、これまで「108〜130円」の幅でしか書けなかった年間配当が、会社予想112円で確定しました。9月1日に受け取った中間配当56円のちょうど2倍——取得利回りは6.44パーセントになります。

今日いちばん面白かったのは、上昇TOP5と下落TOP5の10銘柄を合計するとマイナス32,112円だったことです。それでも全体はプラス368,768円——ランキングに載らなかった184銘柄が、40万円を押し上げていました。プライム市場の8割が上がった日ですから、わたしの保有銘柄の多くも、1パーセント前後の地味な上げ方をしていたはずです。画面に映るのは大きく動いた10銘柄だけですが、実際に稼いだのは映らなかった銘柄たちでした。

本日の売買はありません。9月では9月3日に続いて2日目の“何もしない”日です。プライムの8割が上がった日に追いかけて買うのは、押し目買いでもナンピンでもなく、ただの高値づかみ——そう考えて、今日は見ているだけにしました。結果として、含み損益率のプラス1.54ポイントは丸ごと株価の力で、買い増しによる分母の押し下げはゼロです。

配当は、すかいらーくHD(3197)とクリヤマHD(3355)の2銘柄から税引後1,041円。9月の累計は70,382円になりました。すかいらーくHDは年間27円のうち中間が10円だけという、中間比率37パーセントの偏った配分で、中間と期末をきれいに折半する会社が多いなかでは珍しい形です。

明日は日銀の金融政策決定会合の結果が出ます。利上げがほぼ確実視されているとはいえ、今日のFOMCのように「無難な通過」で買われるのか、それとも素直に売られるのかは、開けてみないと分かりません。明後日からは5連休でもあります。9月28日の権利付き最終日に向けた買いも、そろそろ意識される時期です。

明日も、地味に、着実に。


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免責事項:本記事は個人の投資記録であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。投資はご自身の判断と責任で行ってください。

【2026年9月16日】高配当株PF記録|日経+0.69%の4日ぶり反発にPF+0.63%で並走、ENEOS+4.99%が上昇TOP5の2位、パンパシフィックHDを年初来の安値でナンピン

今日のサマリー

日経平均は前日比プラス438円90銭・プラス0.69パーセントの63,923円00銭で、4営業日ぶりの反発でした。

支えになったのはアジア株です。韓国のKOSPIなどアジア株の上昇を受けて、AI・半導体関連の一角に買いが入ったと伝わっています。海外短期筋による株価指数先物の買いが徐々に強まり、大引けにかけて上げ幅を広げたという動きでした。

ただ、前場は下げる場面も目立ったようです。日米の金利が高止まりしていること、そしてニューヨーク原油先物が5月中旬以来の高値水準まで上がったことが、投資家心理の重荷になったと報じられています。今夜には米FOMCの結果、明日17日からは日銀の金融政策決定会合。どちらも利上げがほぼ確実視されているという状況です。

TOPIXはプラス24.56・プラス0.61パーセントの4,061.72。日経平均とTOPIXが、ほぼ同じ幅で揃って上げた一日でした。

そして、わたしのポートフォリオはプラス233,039円・プラス0.63パーセントでした。

日経平均に対してマイナス0.06パーセントポイント、TOPIXに対してはプラス0.02パーセントポイント。負けは負けですが、その差は0.06ポイントです。

9月に入って、日経平均が上げた日は今日で4日目になります。9月4日はマイナス1.81ポイント、9月7日はマイナス2.09ポイント、9月10日はマイナス0.27ポイント——そして今日がマイナス0.06ポイント。日経が0.69パーセントも上げた日に、ここまで近い距離で並走できたのは9月では初めてです。

今日の3大トピックは:

  1. 日経平均はアジア株高とAI・半導体の一角への買いでプラス0.69パーセントの4日ぶり反発。日米金利の高止まりと原油高が重荷で前場は軟調。TOPIXもプラス0.61パーセントで、指数はほぼ揃って上昇
  2. わたしのポートフォリオはプラス0.63パーセントで、対日経マイナス0.06パーセントポイント。日経が上げた日としては9月でもっとも小さい差。上昇TOP5の2位は原油高を受けたENEOS(5020)のプラス4.99パーセントで、含み益率はプラス216.99パーセント
  3. 買いはパンパシフィックHD(7532)10株・7,196円のみ。約定単価719円60銭は9月に入って7回目のナンピンで、終値ベースでは今年いちばん安い水準

主要指数とポートフォリオの比較

指標 終値 前日比 騰落率
私のポートフォリオ 37,488,210円 +233,039円 +0.63%
日経平均 63,923.00円 +438.90円 +0.69%
TOPIX 4,061.72 +24.56 +0.61%

日経平均プラス0.69パーセント、TOPIXプラス0.61パーセント、わたしのポートフォリオプラス0.63パーセント。3つがきれいに0.6パーセント台に並びました。

この並びは、実はあまり起こりません。昨日までの2日間は、日経とTOPIXの向きがそれぞれ違い、わたしのポートフォリオはTOPIX寄りの動きをしていました。今日は「半導体も買われ、それ以外も買われた」という全体的な上げだったので、指数の種類による差がほとんど出なかったということだと思っています。

53日累計で対日経+18.41pptを維持

日付 日経平均 TOPIX ポートフォリオ 対日経差
7/2〜7/30 -8.56%累計 -0.94%累計 +5.20%累計 +13.76ppt累計
7/31(木) +4.03% +1.29% +0.06% -3.97ppt
8/3(月) -0.94% -1.08% -1.22% -0.28ppt
8/4(火) +0.32% +0.04% -0.49% -0.81ppt
8/5(水) +3.66% +2.13% +1.20% -2.46ppt
8/6(木・記事なし) -0.93% +0.19%(推計) +1.17% +2.10ppt
8/7(金) -0.12% +0.47% +0.70% +0.82ppt
8/10(月) +2.08% +0.63% -0.09% -2.17ppt
8/12(水) +0.83% +0.94% +0.61% -0.22ppt
8/13(木) +1.16% +0.89% +0.48% -0.68ppt
8/14(金) +0.59% +0.51% +0.28% -0.31ppt
8/17(月) +0.74% -0.31% -0.42% -1.16ppt
8/18(火) -2.54% -1.05% -0.15% +2.39ppt
8/19(水) -3.16% -3.09% -2.47% +0.69ppt
8/20(木) +1.36% +1.18% +1.35% -0.01ppt
8/21(金) -0.30% +0.19% +1.02% +1.32ppt
8/24(月) -0.74% +0.15% +0.28% +1.02ppt
8/25(火) +0.50% +0.50% +0.31% -0.19ppt
8/26(水) +0.62% +0.42% +0.21% -0.41ppt
8/27(木) -0.20% +0.15% +0.14% +0.34ppt
8/28(金) +0.41% +0.72% +0.28% -0.13ppt
8/31(月) -0.14% +0.23% +0.22% +0.36ppt
9/1(火) -0.15% +0.62% +1.46% +1.61ppt
9/2(水) -2.85% -2.40% -1.68% +1.17ppt
9/3(木) -0.17% +0.50% +0.71% +0.88ppt
9/4(金) +1.26% +0.03% -0.55% -1.81ppt
9/7(月) +2.12% +0.55% +0.03% -2.09ppt
9/8(火) -1.70% -1.83% -1.22% +0.48ppt
9/9(水) -0.19% -0.09% +0.00% +0.19ppt
9/10(木) +0.20% +0.20% -0.07% -0.27ppt
9/11(金) -1.93% -0.65% -0.24% +1.69ppt
9/14(月) -0.81% +0.74% +0.92% +1.73ppt
9/15(火) -0.01% -0.52% -0.65% -0.64ppt
9/16(水) +0.69% +0.61% +0.63% -0.06ppt
53日累計 -8.90% +0.77% +9.51% +18.41ppt

53日累計は日経平均マイナス8.90パーセントに対してポートフォリオはプラス9.51パーセント、対日経通算プラス18.41パーセントポイント。昨日のプラス18.47pptから、わずかにマイナス0.06pptです。TOPIXとの累計はプラス0.16パーセントからプラス0.77パーセントに広がりました。

9月に入ってからの12営業日を並べると、こうなります。

日付 日経平均 ポートフォリオ 対日経差 累計
9/1(火) -0.15% +1.46% +1.61ppt +18.31ppt
9/2(水) -2.85% -1.68% +1.17ppt +19.48ppt
9/3(木) -0.17% +0.71% +0.88ppt +19.19ppt
9/4(金) +1.26% -0.55% -1.81ppt +17.38ppt
9/7(月) +2.12% +0.03% -2.09ppt +15.29ppt
9/8(火) -1.70% -1.22% +0.48ppt +15.77ppt
9/9(水) -0.19% +0.00% +0.19ppt +15.96ppt
9/10(木) +0.20% -0.07% -0.27ppt +15.69ppt
9/11(金) -1.93% -0.24% +1.69ppt +17.38ppt
9/14(月) -0.81% +0.92% +1.73ppt +19.11ppt
9/15(火) -0.01% -0.65% -0.64ppt +18.47ppt
9/16(水) +0.69% +0.63% -0.06ppt +18.41ppt

日経平均が上げた日は4日、下げた日は8日。上げた4日は4日とも対日経マイナス、下げた8日のうち7日が対日経プラス——この構図そのものは今日も変わりません。

変わったのは、負け方の中身です。9月4日と9月7日は、日経が1〜2パーセント上げるのにわたしのポートフォリオはほぼ横ばいで、1.8〜2.1ポイントも置いていかれました。あの2日は、日経を押し上げたのがAI・半導体の大型株だけで、わたしの持っているバリュー株には買いが回ってこなかった日です。

今日は違いました。AI・半導体の一角も買われましたが、それだけではなかった。地銀株は9月末の権利取りを見据えて後場に上げ幅を広げたと伝わっていますし、原油高を受けてエネルギー関連も動いています。買われる範囲が広い日は、わたしのような分散型のポートフォリオも一緒に上がれる——今日のマイナス0.06ポイントは、そういう日の数字だと思っています。

本日の取引

今日買ったのは1銘柄・10株・合計7,196円だけです。パンパシフィックHD(7532)のナンピンでした。

銘柄(コード) 約定株数 約定単価 約定金額 意図
パンパシフィックHD(7532) 10 719.6円 7,196円 ナンピン(160→170株)
合計 10 — 7,196円 —

7,196円は、9月に入ってからの1日の買い増し額としてはいちばん少ない金額です。昨日の61,013円、9月11日の71,937円、9月2日の137,365円と比べると、桁がひとつ違います。

パンパシフィックHD——9月に入って7回目、終値は今年いちばん安い水準

パンパシフィックHD(7532)は、ドン・キホーテやアピタ、ユニーを運営する会社です。9月2日から、ほぼ営業日おきに10株ずつ買い増してきました。

回 日付 約定単価 保有株数 平均取得単価
1回目 9/2(水) 769円 100→110株 862→854円
2回目 9/7(月) 769.4円 110→120株 854→847円
3回目 9/9(水) 755.6円 120→130株 847→840円
4回目 9/10(木) 748円 130→140株 840→833円
5回目 9/11(金) 726.1円 140→150株 833→826円
6回目 9/15(火) 727.3円 150→160株 826→820円
7回目 9/16(水) 719.6円 160→170株 820→約814円

11営業日で100株から170株、平均取得単価は862円から約814円。48円下がりました。

昨日の記事では「6回目にして初めて約定単価が前回を上回った。買うたびに安値を更新する流れは、ひとまず止まった」と書きました。その翌日に、また更新してしまったというのが正直なところです。しかも今日の終値719円60銭は、9月11日の726円10銭を下回り、今年の終値としてはいちばん安い水準です。

背景として伝わっているのは、月次の販売データです。8月の国内リテール既存店売上高は前年同月比プラス1.4パーセントで、2カ月連続の前年超え。数字そのものは悪くありませんが、前月より伸びが鈍ったと受け止められ、9月10日の開示以降も株価は戻りの弱い展開が続いています。

170株・平均取得単価約814円に対して終値719円60銭、含み損はマイナス16,037円・マイナス11.59パーセント。昨日のマイナス11.29パーセントから、また少し深くなりました。7回のナンピンで平均取得単価は48円下げましたが、株価はそれ以上に下げているということです。

ここは正直に書いておきます。ナンピンを7回続けて、含み損率が改善していない。これは「ナンピンが効いていない」のではなく、「下げのスピードのほうが速い」ということです。10株ずつという小刻みな買い方は、下げが続く局面で一気に傷を広げない代わりに、平均取得単価を動かす力も弱い——その両面が、この表にそのまま出ています。

年間配当は会社予想で10円、取得利回りは約1.23パーセント。そもそも高配当銘柄として持っている株ではなく、小売の内需銘柄としての分散枠です。配当で待てる銘柄ではないぶん、どこまで買い下がるかの線引きは、自分で決めておかないといけないと思っています。

私の高配当株ポートフォリオ実績

上昇TOP5

銘柄(コード) 保有数 平均取得単価 終値 前日比(%) 評価損益 年間配当金 取得利回り 現在利回り
OKI(6703) 5 2,058円 2,747円 +146(+5.61%) +3,445円 65円 3.16% 2.37%
ENEOS(5020) 400 465円 1,474円 +70(+4.99%) +403,600円 34円 7.31% 2.31%
エスペック(6859) 2 3,320円 4,025円 +160(+4.14%) +1,410円 115円 3.46% 2.86%
アストロスケール(186A) 16 1,019円 1,045円 +38(+3.77%) +416円 0円 0.00% 0.00%
三井化学(4183) 12 2,151円 2,198円 +78.5(+3.70%) +564円 75円 3.49% 3.41%

1位のOKI(6703)はプラス5.61パーセント。通信機器の老舗で、ATMやプリンタ、防衛関連の機器も手がける会社です。今日はこの銘柄に関する新しい適時開示やニュースを見つけられませんでしたので、上昇の理由を断定することはできません。9月3日に日立との合弁ATM新会社の社名が決まったと報じられたり、成長戦略の対象分野に複数当てはまる銘柄として取り上げられたりしていたので、そのあたりへの見直し買いが入った可能性はあると思っています。5株・平均取得単価2,058円に対して終値2,747円、含み益はプラス3,445円・プラス33.48パーセント。年間配当65円で取得利回り3.16パーセント、現在利回り2.37パーセントです。

2位のENEOS(5020)はプラス4.99パーセント。昨日は下落TOP5の4位でマイナス2.36パーセントでしたから、一日で立場が入れ替わりました。ニューヨーク原油先物が5月中旬以来の高値水準まで上がったと伝わっていて、昨日「業種別で石油・石炭製品が下落率トップ」と書いた同じセクターが、今日はそのまま買い戻された形です。

400株・平均取得単価465円に対して終値1,474円、含み益はプラス403,600円・プラス216.99パーセント。9月9日に記録したプラス213.76パーセントを上回りました。今日の上昇TOP5のなかで、金額としての増加はこの銘柄だけで28,000円——5銘柄合計の9割以上を1銘柄で稼いでいます。年間配当34円で取得利回り7.31パーセント、現在利回り2.31パーセント。その差は5.00パーセントポイントです。

3位のエスペック(6859)はプラス4.14パーセント。環境試験器という、温度や湿度を変えて製品の耐久性を調べる装置の大手です。半導体や電子部品、車載向けの試験需要が業績に効く会社なので、今日のAI・半導体関連への買いに連動したとみています。2株・平均取得単価3,320円に対して終値4,025円、含み益はプラス1,410円・プラス21.23パーセント。年間配当115円で取得利回り3.46パーセント、現在利回り2.86パーセントです。

4位のアストロスケール(186A)はプラス3.77パーセント。昨日6株をナンピンしたばかりの銘柄です。平均取得単価1,019円に対して終値1,045円で、買い増した翌日に含み損マイナス1.10パーセントから含み益プラス2.55パーセントへ転換しました。宇宙デブリの除去を事業にしている会社で、9月11日の第1四半期決算は赤字拡大。配当は無配なので、取得利回りも現在利回りも0パーセントです。この銘柄だけは、配当ではなく将来性で持っている枠だと割り切っています。

5位の三井化学(4183)はプラス3.70パーセント。こちらも9月11日にナンピンしたばかりの銘柄です。12株・平均取得単価2,151円に対して終値2,198円、含み益はプラス564円・プラス2.19パーセント。9月7日に4株を打診買いして以来、ずっと含み損だった銘柄が、今日はじめて含み益に転換しました。年間配当75円で取得利回り3.49パーセント、現在利回り3.41パーセント。今日の上昇TOP5のなかで、現在利回りがいちばん高い銘柄です。

上昇TOP5の5銘柄で、今日の増加額は合計プラス30,600円。うちENEOSが28,000円です。

下落TOP5

銘柄(コード) 保有数 平均取得単価 終値 前日比(%) 評価損益 年間配当金 取得利回り 現在利回り
サンセイランディック(3277) 200 473円 814円 -22(-2.63%) +68,200円 37.5円 7.93% 4.61%
楽天グループ(4755) 100 752円 714.7円 -18.9(-2.58%) -3,730円 0円 0.00% 0.00%
前澤HD(575A) 108 1,658円 1,881円 -41(-2.13%) +24,084円 63円 3.80% 3.35%
キオクシアHD(285A) 10 56,044円 50,780円 -970(-1.87%) -52,640円 0円 0.00% 0.00%
丸善CHI(3159) 100 357円 375円 -7(-1.83%) +1,800円 6円 1.68% 1.60%

まず目に入るのは、下落率の小ささです。1位のサンセイランディックでマイナス2.63パーセント、5位の丸善CHIはマイナス1.83パーセント。下落TOP5の5位がマイナス2パーセントを割り込む日は、かなり穏やかな日です。昨日は5銘柄すべてがマイナス2.24パーセントからマイナス2.73パーセントに揃っていましたから、下げの深さ自体は昨日とほとんど変わらないのに、今日はそれが5銘柄だけに収まっているということになります。

1位のサンセイランディック(3277)はマイナス2.63パーセント。底地や借地権といった、権利関係が複雑な不動産を買い取って整理する会社です。200株・平均取得単価473円に対して終値814円、含み益はプラス68,200円・プラス72.09パーセント。年間配当37.5円で取得利回り7.93パーセントと、今日の下落TOP5では取得利回りがいちばん高い銘柄です。現在利回りも4.61パーセントあります。

2位の楽天グループ(4755)はマイナス2.58パーセント。100株・平均取得単価752円に対して終値714円70銭、含み損はマイナス3,730円・マイナス4.96パーセントです。8月10日に発表された第2四半期決算が市場予想を下回ってから、株価は平均取得単価を挟んで行ったり来たりしています。無配なので、取得利回りも現在利回りも0パーセント。配当がない銘柄は、株価が戻るのを待つ以外にできることがない——これはこれで、持ち方を考えさせられる枠です。

3位の前澤HD(575A)はマイナス2.13パーセント。上下水道の処理設備を手がける、今年上場したばかりの会社です。108株・平均取得単価1,658円に対して終値1,881円、含み益はプラス24,084円・プラス13.45パーセント。7月15日に適時開示6件でストップ高になったときの株価は1,789円でしたから、そこからさらに上の水準を保っています。年間配当は63円で、取得利回り3.80パーセント、現在利回り3.35パーセントです。

この銘柄の配当は、少し特殊な形をしています。中間配当はなく、期末配当63円のみ。しかも今期は変則決算で、配当の対象期間が10カ月しかありません。今年上場したばかりの会社なので、最初の一期だけ期間が短くなっているということです。

正直に書くと、配当利回りを確かめていて数字が合わず、しばらく悩みました。63円を今日の終値1,881円で割ると3.35パーセント。ところが、別の画面には予想配当利回り4.01パーセントという表示もある。どちらかが間違っているのかと思いましたが、そうではありませんでした。

63円は10カ月分の配当です。これを12カ月分に換算すると75円60銭。75円60銭を1,881円で割ると4.02パーセントで、表示されていた4.01パーセントとほぼ一致します。片方は「今期に実際に受け取る金額」、もう片方は「12カ月に直した場合の水準」を見ていた——それだけの話でした。

わたしのテーブルには、実際に受け取る63円のほうを載せています。108株なので、税引前で6,804円、税引後で約5,422円。もし12カ月換算の75円60銭で見るなら、取得利回りは4.56パーセントになります。来期からは通常の12カ月決算に戻る予定なので、年間ベースの配当がどの水準に落ち着くかは、次の決算発表を待ちたいところです。

4位のキオクシアHD(285A)はマイナス1.87パーセント。昨日はプラス2.29パーセントで上昇TOP5の5位でしたから、こちらも一日で入れ替わりました。10株・平均取得単価56,044円に対して終値50,780円、含み損はマイナス52,640円・マイナス9.39パーセント。9月14日に付けた50,590円の水準に、また近づいています。10月1日には1株を3株に分ける株式分割が控えているので、それまでは値動きの大きさに付き合うしかないと思っています。

5位の丸善CHI(3159)はマイナス1.83パーセント。丸善やジュンク堂の書店に加えて、図書館の運営受託や学術情報のサービスを手がける会社です。9月11日に発表した中間決算は営業利益がプラス8.1パーセントで、通期予想と年間配当6円は据え置きでした。100株・平均取得単価357円に対して終値375円、含み益はプラス1,800円・プラス5.04パーセント。年間配当6円で取得利回り1.68パーセント、現在利回り1.60パーセントです。

下落TOP5の5銘柄で、今日の減少額は合計マイナス21,118円。上昇TOP5のプラス30,600円と差し引きすると、プラス9,482円です。

ポートフォリオ全体

評価額 含み損益 含み損益(%) 前日比 前日比(%)
37,488,210円 +13,590,248円 +56.87% +233,039円 +0.63%

評価額3,748万円、含み損益プラス1,359万円、含み損益率プラス56.87パーセント。昨日のプラス55.91パーセントから、プラス0.96パーセントポイント戻しました。

いつものように分解しておきます。

要因 影響
株価による変動 +0.98ppt
買い増しによる分母の増加 -0.02ppt
合計 +0.96ppt

今日の買い増しは7,196円だけなので、分母の増加による押し下げはマイナス0.02pptとほとんど無視できる水準です。昨日は61,013円を買ってマイナス0.14pptでしたから、買った金額にほぼ比例しているのが分かります。

📚 初心者向けワンポイント解説:騰落率ランキングと「寄与度」の違い——上昇TOP5より、ランキングに載らない銘柄のほうが効く日がある

今日は、少し不思議な数字が出ました。

ポートフォリオ全体はプラス233,039円。でも、上昇TOP5の合計はプラス30,600円、下落TOP5の合計はマイナス21,118円。差し引きするとプラス9,482円で、全体のプラス233,039円の4パーセントほどにしかなりません。

つまり、今日の上げの96パーセントは、上昇TOP5にも下落TOP5にも載らなかった銘柄が作っているということです。今日はこの「寄与度」の話を整理しておきます。

騰落率と寄与度は違う

証券会社の画面でまず目に入るのは、騰落率のランキングです。「今日いちばん上がった銘柄はどれか」を、パーセントの大きい順に並べたものですね。

でも、自分の資産がいくら増えたかを決めるのは、騰落率ではありません。騰落率 × その銘柄に入れている金額です。この掛け算の結果を「寄与度(コントリビューション)」と呼びます。

今日の上昇TOP5を、この目で見直すとこうなります。

順位 銘柄 騰落率 保有株数 評価額 増加額
1位 OKI(6703) +5.61% 5株 13,735円 +730円
2位 ENEOS(5020) +4.99% 400株 589,600円 +28,000円
3位 エスペック(6859) +4.14% 2株 8,050円 +320円
4位 アストロスケール(186A) +3.77% 16株 16,720円 +608円
5位 三井化学(4183) +3.70% 12株 26,376円 +942円

騰落率ではOKIが1位です。でも、増やしてくれた金額は730円。一方、騰落率で2位のENEOSは28,000円——38倍の差があります。

理由は単純で、OKIは5株、ENEOSは400株持っているからです。評価額で見れば13,735円と589,600円で、43倍の開きがあります。同じ5パーセントの上げでも、効く金額はまったく違うということです。

エスペックに至っては、プラス4.14パーセントで320円。上昇率ランキングの3位なのに、金額としてはコーヒー1杯分です。

だから「ランキング外」が効く

わたしのポートフォリオは194銘柄あります。上昇TOP5と下落TOP5で合わせて10銘柄。残りの184銘柄は、今日はランキングに載りませんでした。

でも、その184銘柄が今日プラス223,557円を作っています。

なぜか。1銘柄あたりの上げ幅は、せいぜいプラス0.5パーセントからプラス2パーセント程度でしょう。ランキングには到底届きません。それでも、184銘柄ぶんを足し合わせると、TOP10の24倍近い金額になるわけです。

分散投資というのは、こういう形で効きます。「どれか1つが大当たりする」のではなく、「たくさんの小さな上げが積み上がる」。そして同じ理屈で、下げる日も「たくさんの小さな下げ」になるので、1日の値動きが穏やかになります。

ランキングの見方が変わる

この考え方に慣れると、証券会社の画面の見え方が少し変わります。

騰落率ランキングの1位を見て「今日は儲かった」と思うのは、早い。まず「その銘柄をいくら分持っているか」を確認する。2株しか持っていない銘柄が10パーセント上がっても、資産はほとんど動きません。

逆に、ランキングに一度も載らない大型の保有銘柄が、毎日0.3パーセントずつ動いているほうが、金額としてはずっと大きい。わたしの場合、ENEOS400株・住友商事500株・丸紅200株あたりが、その役割を担っています。

自分のポートフォリオで確かめる方法

難しい計算は要りません。証券会社の保有一覧を、評価額の大きい順に並べ替えるだけです。

そして、上位10銘柄で全体の何パーセントを占めているかを見ます。もしそこが50パーセントを超えているなら、その10銘柄の動きが、そのまま自分の1日の損益を決めているということ。逆に20パーセント程度なら、わたしのように「ランキング外の積み上げ」で動くポートフォリオです。

どちらが良い・悪いという話ではありません。少数の銘柄に集中していれば、当たったときのリターンは大きくなります。わたしはその代わりに、1日の振れ幅が小さくなる側を選んでいるというだけです。

今日のプラス0.63パーセントという数字は、派手な銘柄が1つもなくても作れる。53日累計で対日経プラス18.41パーセントポイントというのも、こういう日の積み重ねだと思っています。

明日以降の注目ポイント

  • 今夜の米FOMCの結果と、9月17〜18日の日銀金融政策決定会合。どちらも利上げがほぼ確実視されているなかで、その先の見通しがどう示されるか
  • ニューヨーク原油先物が5月中旬以来の高値水準まで上がったことの継続性と、ENEOS(5020)・INPEX(1605)などエネルギー関連への影響
  • 日米の金利の高止まりが続くか。銀行株・不動産株の反応
  • パンパシフィックHD(7532)が今年の終値としていちばん安い水準から戻せるか。8回目のナンピンをどこで判断するか
  • キオクシアHD(285A)の10月1日の株式分割(1株→3株)に向けた需給と、AI・半導体関連全体の地合い
  • 10月1日の三井住友FG(8316)の株式分割(1株→2株)。9月末を基準日とする初の株主優待も控えており、権利付き最終日は9月28日
  • 9月19日(土)〜23日(水)の5連休を前にしたポジション調整
  • 9月末の権利付き最終日(9月28日)に向けた高配当株・優待株の買い需要。今日は地銀株が後場にかけて上げ幅を広げたと伝わっている
  • 前澤HD(575A)の10月13日の決算発表。初年度の変則決算を終えて、通常の年間ベースの配当見通しが示されるか

まとめ

今日9月16日は「指数もポートフォリオも、揃って0.6パーセント台」という一日でした。日経平均プラス0.69パーセントの63,923.00円、TOPIXプラス0.61パーセントの4,061.72、わたしのポートフォリオはプラス0.63パーセントという結果です。

9/16
日経平均 +0.69%
TOPIX +0.61%
わたしのポートフォリオ +0.63%

日経平均はアジア株の上昇を支えにAI・半導体関連の一角へ買いが入り、4営業日ぶりの反発。日米の金利の高止まりと、5月中旬以来の高値水準まで上がった原油が重荷になり、前場は下げる場面も目立ちました。今夜は米FOMC、明日からは日銀の金融政策決定会合です。

ポートフォリオは前日比プラス233,039円・プラス0.63パーセント、対日経マイナス0.06パーセントポイント・対TOPIXプラス0.02パーセントポイント。53日累計は対日経プラス18.41パーセントポイントです。9月に日経が上げた日は今日で4日目で、4日とも対日経マイナス——ただ、9月4日のマイナス1.81ポイント、9月7日のマイナス2.09ポイントと比べると、今日のマイナス0.06ポイントはほとんど互角でした。買われる範囲が広い日は、分散型のポートフォリオも置いていかれないと、改めて確認できた日です。

上昇TOP5はOKI(6703)プラス5.61パーセント、ENEOS(5020)プラス4.99パーセント、エスペック(6859)プラス4.14パーセント、アストロスケール(186A)プラス3.77パーセント、三井化学(4183)プラス3.70パーセント。ENEOSは昨日の下落TOP5の4位から一日で2位に入れ替わり、含み益率はプラス216.99パーセントまで伸びました。アストロスケールと三井化学は、買い増した直後に含み益へ転換した銘柄です。

下落TOP5はサンセイランディック(3277)マイナス2.63パーセント、楽天グループ(4755)マイナス2.58パーセント、前澤HD(575A)マイナス2.13パーセント、キオクシアHD(285A)マイナス1.87パーセント、丸善CHI(3159)マイナス1.83パーセント。下落TOP5の5位がマイナス2パーセントを割り込む、かなり穏やかな下げ側でした。

本日の取引は1銘柄・10株・合計7,196円。パンパシフィックHD(7532)のナンピンだけです。9月に入って7回目、約定単価719円60銭は今年の終値としていちばん安い水準で、11営業日で100株から170株、平均取得単価は862円から約814円まで下げました。それでも含み損はマイナス11.59パーセントと、昨日より深くなっています。ナンピンの効き目より、下げのスピードのほうが速い——その現実は、正直に書いておきます。

含み損益率はプラス55.91パーセントからプラス56.87パーセントへ、プラス0.96パーセントポイント。今日は配当・分配金の入金はありませんでした。

📚解説では「寄与度」を整理しました。上昇TOP5と下落TOP5を差し引きしてもプラス9,482円。今日の上げプラス233,039円の、わずか4パーセントです。残りの96パーセントは、ランキングに一度も載らなかった184銘柄の小さな積み上げでした。騰落率のランキングは、自分の資産が何で動いたかを、ほとんど説明してくれない——今日の数字は、それをきれいに見せてくれたと思っています。

明日も、地味に、着実に。


📌 関連記事

免責事項:本記事は個人の投資記録であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。投資はご自身の判断と責任で行ってください。

【2026年9月15日】高配当株PF記録|日経-0.01%でもPF-0.65%、含み益2〜3倍の丸紅・三井住友FGなど主力株が下落TOP5、8銘柄34株を買い増し

今日のサマリー

日経平均は前日比マイナス8円89銭・マイナス0.01パーセントの63,484円10銭で、小幅ながら3日続落でした。

前場には600円を超えて上げる場面があったものの、その上げを維持できずに、引けではほぼ横ばい。アドバンテストと東京エレクトロンの2銘柄だけで、日経平均を約250円押し下げたと伝わっています。

重しになったのは、金利です。新発10年物国債の利回りは3.025パーセント、一時は3.035パーセントまで上昇し、約30年ぶりの高水準と報じられています。米国の金利上昇や原油高、国内の財政への懸念が重なったようです。今夜から米FOMC、17日からは日銀の金融政策決定会合という大きなイベントを控えて、銀行株や商社株に売りが出たとも伝わっています。業種別では、石油・石炭製品が下落率トップでした。

TOPIXはマイナス21.05・マイナス0.52パーセントの4,037.16。日経平均よりTOPIXのほうが大きく下げた一日です。

そして、わたしのポートフォリオはマイナス244,445円・マイナス0.65パーセントでした。

日経平均に対してマイナス0.64パーセントポイント、TOPIXに対してもマイナス0.13パーセントポイント。昨日は「9月最大の勝ち幅」を書きましたが、今日は一転して負けです。

しかも今日は、9月に入って初めて「日経平均が下げた日に、対日経でマイナス」になった日でもあります。先週から「日経が下げた日は例外なく対日経プラス」と書いてきた並びが、11営業日目で途切れました。理由ははっきりしていて、今日の下落TOP5は、丸紅・三井住友FG・豊田通商・ENEOS・住友商事。どれも平均取得単価の2〜3倍まで上がっている、わたしの主力株です。今日の📚解説は、この「利益確定売り」の話にしました。

今日の3大トピックは:

  1. 日経平均は前場の600円超高を維持できず、マイナス0.01パーセントと小幅に3日続落。長期金利は3.025パーセントと約30年ぶりの高水準で、FOMC・日銀会合を前に銀行株・商社株に売り。TOPIXはマイナス0.52パーセント
  2. わたしのポートフォリオはマイナス0.65パーセントで、対日経マイナス0.64パーセントポイント。9月に入って初めて「日経が下げた日に対日経マイナス」。下落TOP5は含み益2〜3倍の主力5銘柄で、5銘柄だけでマイナス98,136円
  3. 三井住友FG・住友林業・ヒューリックを押し目買い、東鉄工業・アストロスケール・オカダアイヨン・パンパシフィックHD・東京建物をナンピンで、8銘柄34株・61,013円。カナディアン・ソーラー・インフラ投資法人の分配金4,847円が入金

主要指数とポートフォリオの比較

指標 終値 前日比 騰落率
私のポートフォリオ 37,247,898円 -244,445円 -0.65%
日経平均 63,484.10円 -8.89円 -0.01%
TOPIX 4,037.16 -21.05 -0.52%

日経平均マイナス0.01パーセント、TOPIXマイナス0.52パーセント、わたしのポートフォリオマイナス0.65パーセント。昨日とはちょうど逆の並びです。

昨日は「AI・半導体の一部の大型株が売られ、それ以外の大多数が買われた日」でした。今日は、日経平均の値を大きく動かす半導体株の下げが目立った一方で、TOPIXでの比重が大きい銀行・商社・エネルギーが売られた。わたしのポートフォリオは、まさにその銀行・商社・エネルギーを厚めに持っているので、TOPIXよりさらに少し下で引けました。

52日累計で対日経+18.47pptに縮小

日付 日経平均 TOPIX ポートフォリオ 対日経差
7/2〜7/30 -8.56%累計 -0.94%累計 +5.20%累計 +13.76ppt累計
7/31(木) +4.03% +1.29% +0.06% -3.97ppt
8/3(月) -0.94% -1.08% -1.22% -0.28ppt
8/4(火) +0.32% +0.04% -0.49% -0.81ppt
8/5(水) +3.66% +2.13% +1.20% -2.46ppt
8/6(木・記事なし) -0.93% +0.19%(推計) +1.17% +2.10ppt
8/7(金) -0.12% +0.47% +0.70% +0.82ppt
8/10(月) +2.08% +0.63% -0.09% -2.17ppt
8/12(水) +0.83% +0.94% +0.61% -0.22ppt
8/13(木) +1.16% +0.89% +0.48% -0.68ppt
8/14(金) +0.59% +0.51% +0.28% -0.31ppt
8/17(月) +0.74% -0.31% -0.42% -1.16ppt
8/18(火) -2.54% -1.05% -0.15% +2.39ppt
8/19(水) -3.16% -3.09% -2.47% +0.69ppt
8/20(木) +1.36% +1.18% +1.35% -0.01ppt
8/21(金) -0.30% +0.19% +1.02% +1.32ppt
8/24(月) -0.74% +0.15% +0.28% +1.02ppt
8/25(火) +0.50% +0.50% +0.31% -0.19ppt
8/26(水) +0.62% +0.42% +0.21% -0.41ppt
8/27(木) -0.20% +0.15% +0.14% +0.34ppt
8/28(金) +0.41% +0.72% +0.28% -0.13ppt
8/31(月) -0.14% +0.23% +0.22% +0.36ppt
9/1(火) -0.15% +0.62% +1.46% +1.61ppt
9/2(水) -2.85% -2.40% -1.68% +1.17ppt
9/3(木) -0.17% +0.50% +0.71% +0.88ppt
9/4(金) +1.26% +0.03% -0.55% -1.81ppt
9/7(月) +2.12% +0.55% +0.03% -2.09ppt
9/8(火) -1.70% -1.83% -1.22% +0.48ppt
9/9(水) -0.19% -0.09% +0.00% +0.19ppt
9/10(木) +0.20% +0.20% -0.07% -0.27ppt
9/11(金) -1.93% -0.65% -0.24% +1.69ppt
9/14(月) -0.81% +0.74% +0.92% +1.73ppt
9/15(火) -0.01% -0.52% -0.65% -0.64ppt
52日累計 -9.59% +0.16% +8.88% +18.47ppt

52日累計は日経平均マイナス9.59パーセントに対してポートフォリオはプラス8.88パーセント、対日経通算プラス18.47パーセントポイント。昨日のプラス19.11pptから、マイナス0.64ppt縮みました。TOPIXとの累計も、プラス0.68パーセントからプラス0.16パーセントまで戻っています。

9月に入ってからの11営業日を並べると、こうなります。

日付 日経平均 ポートフォリオ 対日経差 累計
9/1(火) -0.15% +1.46% +1.61ppt +18.31ppt
9/2(水) -2.85% -1.68% +1.17ppt +19.48ppt
9/3(木) -0.17% +0.71% +0.88ppt +19.19ppt
9/4(金) +1.26% -0.55% -1.81ppt +17.38ppt
9/7(月) +2.12% +0.03% -2.09ppt +15.29ppt
9/8(火) -1.70% -1.22% +0.48ppt +15.77ppt
9/9(水) -0.19% +0.00% +0.19ppt +15.96ppt
9/10(木) +0.20% -0.07% -0.27ppt +15.69ppt
9/11(金) -1.93% -0.24% +1.69ppt +17.38ppt
9/14(月) -0.81% +0.92% +1.73ppt +19.11ppt
9/15(火) -0.01% -0.65% -0.64ppt +18.47ppt

日経平均が下げた日は8日になり、そのうち7日が対日経プラス、今日の1日だけがマイナスです。上げた3日は、3日とも対日経マイナスのままです。

ただ、今日の日経平均はマイナス0.01パーセント。「下げた日」に数えてはいますが、実態はほぼ横ばいです。「日経が下げたから勝つ」のではなく、「日経を動かしている半導体株と、わたしの持っている銀行・商社・エネルギーが、それぞれ逆に動くから差がつく」——この11日間の並びは、そう読むのが正確だと思います。今日は、その「わたしの側」が売られた日でした。

本日の取引

今日買ったのは8銘柄・34株・合計61,013円。三井住友FG・住友林業・ヒューリックの3銘柄が押し目買い、残りの5銘柄がナンピンです。

銘柄(コード) 約定株数 約定単価 約定金額 意図
東鉄工業(1835) 2 3,890円 7,780円 ナンピン(26→28株)
アストロスケール(186A) 6 1,007円 6,042円 ナンピン(10→16株)
住友林業(1911) 4 1,233円 4,932円 押し目買い(244→248株)
ヒューリック(3003) 4 1,733円 6,932円 押し目買い(192→196株)
オカダアイヨン(6294) 4 1,951円 7,804円 ナンピン(146→150株)
パンパシフィックHD(7532) 10 727.3円 7,273円 ナンピン(150→160株)
三井住友FG(8316) 2 6,842円 13,684円 押し目買い(140→142株)
東京建物(8804) 2 3,283円 6,566円 ナンピン(94→96株)
合計 34 — 61,013円 —

押し目買いの3銘柄——平均取得単価は「上がる」

このブログでは、平均取得単価より上で買い増すのが押し目買い、下で買い増すのがナンピンと呼び分けています。押し目買いの3銘柄は、買い増すと平均取得単価が上がります。

銘柄 買い増し前 買い増し後 平均取得単価の変化
三井住友FG(8316) 140株・2,305円 142株・2,369円(証券会社の表示) +64円
ヒューリック(3003) 192株・約1,454円 196株・約1,460円 +6円
住友林業(1911) 244株・1,200円 248株・約1,201円 +1円

いちばん目立つのは三井住友FG(8316)です。たった2株なのに、平均取得単価はプラス64円。約定単価6,842円は、平均取得単価2,305円のおよそ3倍なので、2株でも平均を大きく引き上げます。取得利回りは7.81パーセントから7.60パーセントに下がりました。

それでも買ったのは、今日の三井住友FGがマイナス188円・マイナス2.67パーセントと、下落TOP5の2位まで売られていたからです。約定単価6,842円は、そのまま今日の終値でした。年間配当180円の会社予想に対して、今日の株価での現在利回りは2.63パーセント。わたしの取得利回りの7.60パーセントとは比べものになりませんが、「今から新しく買う2株」としては、下げた日に拾えたと思っています。

なお、三井住友FGは今年、9月末を基準日とする初の株主優待としてVポイントを導入しています。権利付き最終日は9月28日です。優待を受けるにはOlive口座に15万円以上の預金があることも条件なので、わたしはすでに入金を済ませました。

しかも、10月1日には1株を2株に分ける株式分割があり、分割後は2倍になった株数でVポイントがもらえます。わたしの142株は分割後に284株。今日買い増した2株も、優待の面では4株分として効いてくることになります。

ヒューリック(3003)は、昨日の1,757円50銭に続いて2営業日連続の押し目買い。今日は1,733円と、昨日より24円50銭安く買えました。年間配当67円で、取得利回りは約4.59パーセント、今日の約定単価での現在利回りは3.87パーセントです。長期金利が約30年ぶりの水準まで上がった日なので、不動産株にはまた逆風でした。

住友林業(1911)は、昨日プラス3.37パーセントで上昇TOP5の5位に入った銘柄です。昨日の終値1,259円から26円安い1,233円で4株。平均取得単価1,200円より33円上なので押し目買いですが、244株に4株なので平均取得単価はほとんど動きません。年間配当50円で取得利回り約4.16パーセントです。

ナンピンの5銘柄——9月に入って5〜6回目

銘柄 買い増し前 買い増し後 平均取得単価の変化 9月の回数
東鉄工業(1835) 26株・4,075円 28株・約4,062円 -13円 5回目
アストロスケール(186A) 10株・1,025円 16株・約1,018円 -7円 初
オカダアイヨン(6294) 146株・2,058円 150株・約2,055円 -3円 5回目
パンパシフィックHD(7532) 150株・826円 160株・約820円 -6円 6回目
東京建物(8804) 94株・3,499円 96株・約3,495円 -4円 5回目

5銘柄のナンピンで、平均取得単価の下がり幅は合計マイナス33円。三井住友FGの2株の押し目買いひとつで上がったプラス64円の、半分ほどです。ナンピンの効き目は「安さ×株数」、押し目買いで平均取得単価が上がる幅も「高さ×株数」——同じ買い増しでも、効き方はまったく対称ではないと、表にするとよく分かります。

アストロスケール(186A)は、7月27日の新規購入以来はじめての買い増しです。9月11日に発表した第1四半期決算は赤字拡大でしたが、手元資金は約350億円。10株に6株を足したので、ナンピンの比率は5銘柄のなかでいちばん大きいものの、平均取得単価と約定単価の差が18円しかないので、平均取得単価はマイナス7円にとどまりました。宇宙デブリの除去という事業は、配当ではなく将来性で持っている銘柄です。

パンパシフィックHD(7532)は、9月2日から6回目。約定単価は769円→769円40銭→755円60銭→748円→726円10銭と下がり続けてきましたが、今日の727円30銭は、はじめて前回を上回りました。わずか1円20銭ですが、「買うたびに安値を更新する」流れは、ひとまず止まったことになります。含み損は約マイナス11パーセント台と、まだ深いのが正直なところです。

東京建物(8804)の約定単価は、9月に入って3,385円→3,376円→3,338円→3,288円→3,283円。東鉄工業(1835)は3,960円→3,975円→3,965円→3,860円→3,890円、オカダアイヨン(6294)は1,960円→1,966円→1,959円→1,957円→1,951円です。どれも2株か4株ずつ、指値の水準まで来たら淡々と拾うという買い方を続けています。

📊 決算解析: AB&C(9251)——第3四半期は大幅増益、上昇TOP5の1位に

AB&C(9251)は、9月14日に2026年10月期の第3四半期決算を発表しました。9月9日の記事では「第3四半期決算は9月中旬の予定で、まだ発表されていない」と書いた銘柄です。今日のプラス5.95パーセント・上昇TOP5の1位は、この決算を受けた動きだと見ています。

発表内容(2026年10月期 第3四半期累計・2025年11月〜2026年7月):

項目 前年同期比
売上収益 +16.8%
営業利益 +57.7%
最終利益 +58%
5〜7月期(3カ月)の最終利益 +64%
通期営業利益計画に対する進捗率 86%超
通期見通し 最終利益+65%で3期ぶりの最高益更新を見込む
年間配当(会社予想) 60円

市場の反応: 前日比プラス90円・プラス5.95パーセントの1,602円。上場来高値を更新したとも伝わっています。

わたしの評価: 「Agu.」ブランドで美容室を直営とフランチャイズで展開する会社で、M&Aによる店舗数の増加が売上を押し上げたと伝わっています。第3四半期までで通期の営業利益計画の86パーセント超を稼いでいるので、残り1四半期で計画を達成できるかというより、どこまで上振れるかが次の焦点になりそうです。

9月9日の記事では、配当性向95.4パーセントの高さに触れて「利益が増えれば、同じ配当額でも配当性向は自然に下がる」と書きました。今回の増益は、まさにその方向の数字です。55株・平均取得単価1,019円に対して終値1,602円、含み益はプラス32,065円・プラス57.21パーセント。9月9日のプラス47.50パーセントから、ほぼ10パーセントポイント増えました。年間配当60円で取得利回り5.89パーセント、現在利回りは3.75パーセントです。

私の高配当株ポートフォリオ実績

上昇TOP5

銘柄(コード) 保有数 平均取得単価 終値 前日比(%) 評価損益 年間配当金 取得利回り 現在利回り
AB&C(9251) 55 1,019円 1,602円 +90(+5.95%) +32,065円 60円 5.89% 3.75%
トピー工業(7231) 20 2,963円 3,110円 +90(+2.98%) +2,940円 135円 4.56% 4.34%
クリヤマHD(3355) 10 1,165円 1,784円 +45(+2.59%) +6,190円 61円 5.24% 3.42%
五洋建設(1893) 14 1,401円 1,554円 +36.5(+2.41%) +2,142円 52円 3.71% 3.35%
キオクシアHD(285A) 10 56,044円 51,750円 +1,160(+2.29%) -42,940円 0円 0.00% 0.00%

1位のAB&C(9251)はプラス5.95パーセント。先ほど📊決算解析で書いた通り、第3四半期の大幅増益を受けた上昇です。

2位のトピー工業(7231)はプラス2.98パーセント。自動車や建設機械のホイール、鋼材などを手がける会社です。20株・平均取得単価2,963円に対して終値3,110円、含み益はプラス2,940円・プラス4.96パーセント。年間配当135円の会社予想で、取得利回り4.56パーセント、現在利回りも4.34パーセント。今日の上昇TOP5のなかでは、現在利回りがいちばん高い銘柄です。

3位のクリヤマHD(3355)はプラス2.59パーセント。工業用のゴムホースや建材などを扱う会社です。10株・平均取得単価1,165円に対して終値1,784円、含み益はプラス6,190円・プラス53.13パーセント。年間配当61円で取得利回り5.24パーセント、現在利回り3.42パーセントです。

4位の五洋建設(1893)はプラス2.41パーセント。昨日の1位に続いて、2日連続の上昇TOP5入りです。14株・平均取得単価1,401円に対して終値1,554円、含み益はプラス2,142円・プラス10.92パーセントと、含み益率が10パーセントを超えました。年間配当52円で取得利回り3.71パーセント、現在利回り3.35パーセントです。

5位のキオクシアHD(285A)はプラス2.29パーセント。2営業日続けて下落TOP5の1位だった銘柄が、今日は上昇TOP5に戻ってきました。含み損はマイナス54,540円からマイナス42,940円・マイナス7.66パーセントまで縮んでいます。それでも、昨日までの5営業日でマイナス15パーセントの下げのうち、戻したのはごく一部です。10月1日の1株→3株の株式分割までは、値動きの大きさに慣れておくしかないと思っています。

上昇TOP5の5銘柄を合計しても、今日の増加額はプラス19,311円。このうちキオクシアの10株だけでプラス11,600円です。上昇側は、金額としてはかなり小ぶりな一日でした。

下落TOP5

銘柄(コード) 保有数 平均取得単価 終値 前日比(%) 評価損益 年間配当金 取得利回り 現在利回り
丸紅(8002) 200 2,029円 4,952円 -139(-2.73%) +584,600円 115円 5.67% 2.32%
三井住友FG(8316) 142 2,369円 6,842円 -188(-2.67%) +635,166円 180円 7.60% 2.63%
豊田通商(8015) 55 2,439円 7,329円 -178(-2.37%) +268,950円 125円 5.13% 1.71%
ENEOS(5020) 400 465円 1,404円 -34(-2.36%) +375,600円 34円 7.31% 2.42%
住友商事(8053) 500 756円 1,770円 -40.5(-2.24%) +507,000円 40円 5.29% 2.26%

今日の下落TOP5は、5銘柄とも評価損益がプラス26万円〜63万円。含み益の大きい順に並べ替えても、わたしのポートフォリオの上位にそのまま入ってくる顔ぶれです。

そして、5銘柄の下げ幅はマイナス2.24パーセントからマイナス2.73パーセントと、きれいに揃っています。1銘柄だけが悪材料で崩れたのではなく、同じ種類の銘柄がまとめて売られた日の形です。

1位の丸紅(8002)はマイナス2.73パーセント。200株・平均取得単価2,029円に対して終値4,952円、含み益はプラス584,600円・プラス144.06パーセント。200株あるので、マイナス139円で27,800円減りました。年間配当115円で取得利回り5.67パーセント、現在利回り2.32パーセントです。

2位の三井住友FG(8316)はマイナス2.67パーセント。今日2株を押し目買いした銘柄で、142株・平均取得単価2,369円に対して終値6,842円、含み益はプラス635,166円・プラス188.81パーセントです。日本経済新聞は前日、「利上げで銀行株を買う」という定石が崩れ始めているという趣旨の記事を出していました。長期金利が上がっても銀行株が売られる——今日はその流れが続いた形に見えます。

3位の豊田通商(8015)はマイナス2.37パーセント。55株・平均取得単価2,439円に対して終値7,329円、含み益はプラス268,950円・プラス200.49パーセント。先週金曜にプラス209.68パーセントと書いた含み益率が、200パーセントぎりぎりまで下がりました。年間配当125円で取得利回り5.13パーセントです。

4位のENEOS(5020)はマイナス2.36パーセント。業種別で石油・石炭製品が下落率トップだった日なので、セクターごと売られた形です。400株・平均取得単価465円に対して終値1,404円、含み益はプラス375,600円・プラス201.94パーセント。年間配当34円で取得利回り7.31パーセントと、今日の下落TOP5のなかで取得利回りは2番目に高い銘柄です。

5位の住友商事(8053)はマイナス2.24パーセント。500株・平均取得単価756円に対して終値1,770円、含み益はプラス507,000円・プラス134.13パーセント。年間配当40円で取得利回り5.29パーセント、現在利回り2.26パーセントです。

下落TOP5の5銘柄だけで、今日の減少額はマイナス98,136円。ポートフォリオ全体のマイナス244,445円のうち、およそ4割をこの5銘柄が占めています。上昇TOP5の合計プラス19,311円の、約5倍です。

ポートフォリオ全体

評価額 含み損益 含み損益(%) 前日比 前日比(%)
37,247,898円 +13,357,116円 +55.91% -244,445円 -0.65%

評価額3,724万円、含み損益プラス1,335万円、含み損益率プラス55.91パーセント。昨日のプラス57.07パーセントから、マイナス1.16パーセントポイントです。

いつものように分解しておきます。

要因 影響
株価による変動 -1.02ppt
買い増しによる分母の増加 -0.14ppt
合計 -1.16ppt

今日は61,013円を買い増したので、分母の増加による押し下げはマイナス0.14ppt。昨日の11,342円のときはマイナス0.03pptでしたから、買った金額にほぼ比例しています。それでも今日の含み益率の低下の9割近くは、株価の下げによるものでした。

📚 初心者向けワンポイント解説:利益確定売りとは——含み益が2倍・3倍の主力株ほど、材料がなくても売られる日がある

今日の下落TOP5は、丸紅・三井住友FG・豊田通商・ENEOS・住友商事でした。5銘柄とも、個別に大きな悪材料が出たわけではありません。それでも揃ってマイナス2パーセント台で引けました。

こういう日によく使われるのが「利益確定売り(利確売り)」という言葉です。今日はこれを整理しておきます。なお、ここに書くのはわたし自身の考え方の整理で、どの銘柄を売るべき・買うべきという話ではありません。

そもそも、利益確定売りとは

含み益がある株を売って、利益を「確定」させることです。株価が上がっているうちは、利益はまだ画面の上の数字にすぎません。売った瞬間に、はじめて自分のお金として確定します。

大きく上がった銘柄ほど、「売れば利益が出る人」がたくさんいます。だから、相場全体に不安が出ると、そういう銘柄から先に売られやすい——と一般的には説明されます。

なぜ今日だったのか

今日の売りの理由を断定することはできませんが、考えられる背景は3つあると思っています。

背景 今日の状況
① 大きなイベントの直前 今夜から米FOMC、9月17〜18日に日銀の金融政策決定会合
② 長い休みの前 9月19日(土)から23日(水)まで5連休
③ 金利の急な上昇 長期金利が3.025%と約30年ぶりの高水準

①と②は、「結果が分からないまま、利益の出ている株を持ち越したくない」という心理につながります。③は、銀行株なら「利上げで儲かる」という期待がすでに株価に織り込まれていたのではないか、という見方にもつながります。どれも「会社の中身が悪くなった」という話ではないのがポイントです。

わたしの主力株は、どれくらい上がっていたのか

銘柄 終値÷平均取得単価 今日までの含み益 今日減った含み益 含み益に対する割合
丸紅(8002) 2.44倍 612,400円 -27,800円 4.54%
三井住友FG(8316) 2.89倍 661,862円 -26,696円 4.03%
豊田通商(8015) 3.00倍 278,740円 -9,790円 3.51%
ENEOS(5020) 3.02倍 389,200円 -13,600円 3.49%
住友商事(8053) 2.34倍 527,250円 -20,250円 3.84%

5銘柄とも、株価は平均取得単価の2.3倍から3.0倍。世の中の多くの人が「そろそろ利益を確定したい」と考えても不思議ではない水準です。

ただ、右の2列を見てください。今日マイナス2パーセント台の下げで減ったのは、それぞれの含み益の3.5〜4.5パーセントほどです。株価の下落率より、含み益の減り方のほうが大きく見えますが、それでも含み益の95パーセント以上は残っています。平均取得単価が低いというのは、こういう日のクッションになるということです。

わたしが利益確定しない理由

では、わたし自身はこういう日に利益を確定するのか。今のところ、主力株ではしないようにしています。理由は3つです。

1つめは、税金です。特定口座で利益を確定すると、その利益に20.315パーセントの税金がかかります。たとえば丸紅200株を今日の終値で全部売ると、含み益584,600円に対して税金は約118,761円。売らずに持っている間は、この税金を払うのを先送りできます。先送りした分も、株価と一緒に働き続けてくれるわけです。

2つめは、取得利回りです。丸紅の取得利回りは5.67パーセント、今日の株価での現在利回りは2.32パーセント。一度売ってしまうと、同じ銘柄を買い直しても、利回りは2.32パーセントからのスタートになります。取得利回りの高さは、長く持ってきた時間そのものなので、売れば時間ごと手放すことになると考えています。

3つめは、売ったあとの行き先です。利益を確定しても、そのお金をどこかに投資し直さなければ、配当は入ってきません。そして、5.67パーセントの取得利回りを持っている銘柄より条件のいい投資先を、すぐに見つけられる自信は、わたしにはありません。

利益確定売りそのものが悪いわけではない

誤解のないように書いておくと、利益確定売りは悪いことではありません。生活資金が必要になった、1銘柄に偏りすぎた、会社の中身が変わった——そういう理由があれば、利益を確定するのは立派な判断です。わたし自身も、7月には業績見通しを理由にプラス圏で売った銘柄があります。

大事なのは、「みんなが売っているから売る」のではなく、「自分の理由で売る」ことだと思っています。

そして、ほかの人の利益確定売りで下がった日は、長く持つつもりの人にとっては、少し安く買える日でもあります。今日のわたしは、下落TOP5の2位だった三井住友FGを、まさにその終値で2株押し目買いしました。平均取得単価はプラス64円上がりましたが、それでも取得利回りは7.60パーセントです。

配当情報

今日は、カナディアン・ソーラー・インフラ投資法人(9284)の分配金が入金されました。

銘柄 基準日の口数 1口あたり分配金 分配金総額 税額 受取額(税引後)
カナディアン・ソーラー・インフラ投資法人(9284) 2口 3,041円 6,082円 1,235円 4,847円

太陽光発電所に投資する上場インフラファンドで、決算は6月と12月の年2回です。今回は2026年6月期の分配金になります。

基準日の6月末には2口を持っていたので、2口分の分配金が入りました。ただ、7月28日に1口を売っているので、今の保有は1口です。次の12月期の分配金は、1口分だけになります。運用会社が出している12月期の予想は1口3,169円です。

税額1,235円の内訳は、所得税931円と住民税304円。分配金6,082円に対して20.315パーセントです。株式の配当と同じ税率で源泉徴収されますが、投資法人の分配金は、確定申告をしても配当控除の対象にはなりません。ここは普通の株の配当との違いです。

9月に入って11営業日で、税引後の受取配当は累計69,341円になりました。今日の買い増し61,013円を、少し上回る金額です。

明日以降の注目ポイント

  • 9月15〜16日の米FOMCの結果と、9月17〜18日の日銀金融政策決定会合。利上げ観測がどこまで織り込まれているか
  • 長期金利3.025%(一時3.035%)からの一段の上昇と、銀行株・不動産株への影響
  • 丸紅・三井住友FG・豊田通商・ENEOS・住友商事など、含み益の大きい主力株への売りが続くか
  • AB&C(9251)の決算後の上昇が続くか、上場来高値からの値動き
  • キオクシアHD(285A)の反発が続くか、10月1日の株式分割(1株→3株)に向けた需給
  • 10月1日の三井住友FG(8316)の株式分割(1株→2株)。分割後は142株→284株で、株主優待のVポイントも分割後の株数で付与
  • 9月19日(土)〜23日(水)の5連休を前にしたポジション調整
  • 9月末の権利付き最終日(9月28日)に向けた高配当株・優待株の買い需要

まとめ

今日9月15日は「日経平均はほぼ横ばいでも、わたしの主力株がまとめて売られた」という一日でした。日経平均マイナス0.01パーセントの63,484.10円、TOPIXマイナス0.52パーセントの4,037.16、わたしのポートフォリオはマイナス0.65パーセントという結果です。

9/15
日経平均 -0.01%
TOPIX -0.52%
わたしのポートフォリオ -0.65%

日経平均は前場に600円を超えて上げたものの、引けでは小幅に3日続落。長期金利は3.025パーセントと約30年ぶりの高水準まで上がり、FOMCと日銀会合を前に、銀行株や商社株に売りが出ました。業種別では石油・石炭製品が下落率トップです。

ポートフォリオは前日比マイナス244,445円・マイナス0.65パーセント、対日経マイナス0.64パーセントポイント・対TOPIXマイナス0.13パーセントポイント。52日累計は対日経プラス18.47パーセントポイントに縮みました。9月に入って初めて、日経が下げた日に対日経マイナスです。ただ、日経平均の下げはマイナス0.01パーセントとほぼ横ばいで、差を生んでいるのは「日経を動かす半導体株」と「わたしの持つ銀行・商社・エネルギー」の向きの違いだと、改めて確認した日でもあります。

上昇TOP5はAB&C(9251)プラス5.95パーセント、トピー工業(7231)プラス2.98パーセント、クリヤマHD(3355)プラス2.59パーセント、五洋建設(1893)プラス2.41パーセント、キオクシアHD(285A)プラス2.29パーセント。AB&Cは第3四半期の大幅増益で上場来高値を更新したと伝わり、五洋建設は2日連続のTOP5入りで含み益率が10パーセントを超えました。

下落TOP5は丸紅(8002)マイナス2.73パーセント、三井住友FG(8316)マイナス2.67パーセント、豊田通商(8015)マイナス2.37パーセント、ENEOS(5020)マイナス2.36パーセント、住友商事(8053)マイナス2.24パーセント。5銘柄とも株価は平均取得単価の2.3〜3.0倍で、5銘柄だけでマイナス98,136円。それでも減ったのは含み益の3.5〜4.5パーセントほどです。

本日の取引は8銘柄・34株・合計61,013円。三井住友FG・住友林業・ヒューリックを押し目買い、東鉄工業・アストロスケール・オカダアイヨン・パンパシフィックHD・東京建物をナンピンです。三井住友FGは2株で平均取得単価がプラス64円、5銘柄のナンピンを合わせても平均取得単価の低下はマイナス33円。パンパシフィックHDは、6回目にして初めて約定単価が前回を上回りました。

含み損益率はプラス57.07パーセントからプラス55.91パーセントへ、マイナス1.16パーセントポイント。カナディアン・ソーラー・インフラ投資法人の分配金4,847円が入り、9月の受取配当は累計69,341円です。

📚解説では「利益確定売り」を整理しました。大きく上がった主力株ほど、イベント前や連休前にはまとめて売られやすい。でも、わたしにとっては、税金の先送り・取得利回り・売ったあとの行き先の3つを考えると、主力株を利益確定する理由はまだありません。明日はFOMCの結果、そして週後半には日銀会合が控えています。

明日も、地味に、着実に。


📌 関連記事

免責事項:本記事は個人の投資記録であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。投資はご自身の判断と責任で行ってください。

【2026年9月14日】高配当株PF記録|日経-0.81%でもPF+0.92%、対日経+1.73pptで9月最大を更新、中部電力は浜岡原発不正で-3.58%

今日のサマリー

日経平均は前週末比マイナス518円35銭・マイナス0.81パーセントの63,492円99銭で、続落でした。7月30日以来、約1カ月半ぶりの安値です。一時は下げ幅が1,200円を超え、63,000円を割り込む場面もありました。

ところがTOPIXはプラス29.91・プラス0.74パーセントの4,058.21。日経平均は下げ、TOPIXは上げる——はっきり逆を向いた一日です。

重荷になったのは、AIでした。

米オープンAIが年内の上場を見送るとの報道に加えて、AIの開発ペースが鈍るのではないかという懸念が広がり、AI・半導体関連が軒並み売られています。ソフトバンクグループは一時10パーセントを超える下げ、キオクシアHDも一時9.8パーセント安と伝わっています。ホルムズ海峡での攻撃激化を背景にした原油高も、引き続き重しでした。

ただ、売られたのは指数を動かす一部の大型株です。プライム市場ではおよそ8割の銘柄が値上がりし、内需株やコンテンツ株、ソフトウエア株に資金が向かいました。日経平均をTOPIXで割ったNT倍率は15.64倍と、こちらも約1カ月半ぶりの低水準です。

そして、わたしのポートフォリオはプラス341,636円・プラス0.92パーセントでした。

日経平均に対してプラス1.73パーセントポイント、TOPIXに対してもプラス0.18パーセントポイント。先週金曜に「9月最大」と書いたプラス1.69pptを、週明けすぐに塗り替えました。

もうひとつ、今日は保有銘柄で重いニュースがありました。中部電力(9502)が、浜岡原子力発電所のデータ不正を受けて3・4号機の再稼働審査の申請を取り下げ、社長・会長らが引責辞任すると発表しています。株価はマイナス3.58パーセント。今日の📚解説は、この「企業不祥事と株価」の話にしました。

今日の3大トピックは:

  1. 日経平均はオープンAIの年内上場見送り報道とAI開発の鈍化懸念でマイナス0.81パーセントの続落、約1カ月半ぶりの安値。一方TOPIXはプラス0.74パーセントで、プライム市場の約8割が値上がり。NT倍率は15.64倍に低下
  2. わたしのポートフォリオはプラス0.92パーセントで、対日経プラス1.73パーセントポイントは9月の最大を更新。51日累計は対日経プラス19.11パーセントポイントへ拡大し、含み損益率はプラス57.07パーセント
  3. 上昇TOP5は五洋建設・ハピネット・ソニーグループ・SANKYO・住友林業と内需・コンテンツ株。下落TOP5はキオクシアHD・丸善CHI・中部電力。ヒューリックを押し目買い、浜松ホトニクスを8回目のナンピンで、2銘柄6株・11,342円

主要指数とポートフォリオの比較

指標 終値 前日比 騰落率
私のポートフォリオ 37,430,415円 +341,636円 +0.92%
日経平均 63,492.99円 -518.35円 -0.81%
TOPIX 4,058.21 +29.91 +0.74%

日経平均マイナス0.81パーセント、TOPIXプラス0.74パーセント。開きは1.55パーセントポイントです。先週金曜は「日経がTOPIXの3倍近く下げた」と書きましたが、今日は符号そのものが逆になりました。

日経平均は値がさ株の影響を受けやすい価格加重型、TOPIXは時価総額加重で東証プライム全体を映す指数です。AI・半導体の一部の大型株が売られ、それ以外の大多数が買われた日には、こういう形になります。わたしのポートフォリオは「それ以外の大多数」のほうに近いので、TOPIXよりさらに少し上のプラス0.92パーセントで引けました。

51日累計で対日経+19.11pptへ拡大

日付 日経平均 TOPIX ポートフォリオ 対日経差
7/2〜7/30 -8.56%累計 -0.94%累計 +5.20%累計 +13.76ppt累計
7/31(木) +4.03% +1.29% +0.06% -3.97ppt
8/3(月) -0.94% -1.08% -1.22% -0.28ppt
8/4(火) +0.32% +0.04% -0.49% -0.81ppt
8/5(水) +3.66% +2.13% +1.20% -2.46ppt
8/6(木・記事なし) -0.93% +0.19%(推計) +1.17% +2.10ppt
8/7(金) -0.12% +0.47% +0.70% +0.82ppt
8/10(月) +2.08% +0.63% -0.09% -2.17ppt
8/12(水) +0.83% +0.94% +0.61% -0.22ppt
8/13(木) +1.16% +0.89% +0.48% -0.68ppt
8/14(金) +0.59% +0.51% +0.28% -0.31ppt
8/17(月) +0.74% -0.31% -0.42% -1.16ppt
8/18(火) -2.54% -1.05% -0.15% +2.39ppt
8/19(水) -3.16% -3.09% -2.47% +0.69ppt
8/20(木) +1.36% +1.18% +1.35% -0.01ppt
8/21(金) -0.30% +0.19% +1.02% +1.32ppt
8/24(月) -0.74% +0.15% +0.28% +1.02ppt
8/25(火) +0.50% +0.50% +0.31% -0.19ppt
8/26(水) +0.62% +0.42% +0.21% -0.41ppt
8/27(木) -0.20% +0.15% +0.14% +0.34ppt
8/28(金) +0.41% +0.72% +0.28% -0.13ppt
8/31(月) -0.14% +0.23% +0.22% +0.36ppt
9/1(火) -0.15% +0.62% +1.46% +1.61ppt
9/2(水) -2.85% -2.40% -1.68% +1.17ppt
9/3(木) -0.17% +0.50% +0.71% +0.88ppt
9/4(金) +1.26% +0.03% -0.55% -1.81ppt
9/7(月) +2.12% +0.55% +0.03% -2.09ppt
9/8(火) -1.70% -1.83% -1.22% +0.48ppt
9/9(水) -0.19% -0.09% +0.00% +0.19ppt
9/10(木) +0.20% +0.20% -0.07% -0.27ppt
9/11(金) -1.93% -0.65% -0.24% +1.69ppt
9/14(月) -0.81% +0.74% +0.92% +1.73ppt
51日累計 -9.58% +0.68% +9.53% +19.11ppt

51日累計は日経平均マイナス9.58パーセントに対してポートフォリオはプラス9.53パーセント、対日経通算プラス19.11パーセントポイント。先週金曜のプラス17.38pptから、プラス1.73ppt広がりました。

TOPIXとの累計は、金曜にマイナス0.06パーセントまで縮んでいたのが、今日はプラス0.68パーセントに戻っています。

9月に入ってからの10営業日を並べると、こうなります。

日付 日経平均 ポートフォリオ 対日経差 累計
9/1(火) -0.15% +1.46% +1.61ppt +18.31ppt
9/2(水) -2.85% -1.68% +1.17ppt +19.48ppt
9/3(木) -0.17% +0.71% +0.88ppt +19.19ppt
9/4(金) +1.26% -0.55% -1.81ppt +17.38ppt
9/7(月) +2.12% +0.03% -2.09ppt +15.29ppt
9/8(火) -1.70% -1.22% +0.48ppt +15.77ppt
9/9(水) -0.19% +0.00% +0.19ppt +15.96ppt
9/10(木) +0.20% -0.07% -0.27ppt +15.69ppt
9/11(金) -1.93% -0.24% +1.69ppt +17.38ppt
9/14(月) -0.81% +0.92% +1.73ppt +19.11ppt

日経平均が下げた7日は7日とも対日経プラス、上げた3日は3日とも対日経マイナス——10営業日になっても、まだ例外がひとつもありません。

しかも今日は、日経が下げた日にわたしのポートフォリオがプラスで引けた日です。9月では9月1日・9月3日に続いて3日目になります。累計のプラス19.11pptは、9月2日につけた9月の最高値プラス19.48pptまで、あと0.37pptのところまで戻ってきました。

本日の取引

今日買ったのは2銘柄・6株・合計11,342円。ヒューリックが押し目買い、浜松ホトニクスがナンピンです。

銘柄(コード) 約定株数 約定単価 約定金額 意図
ヒューリック(3003) 4 1,757.5円 7,030円 押し目買い(188→192株)
浜松ホトニクス(6965) 2 2,156円 4,312円 ナンピン(24→26株)
合計 6 — 11,342円 —

先週の最大から、今週はいちばん小さな買いで始まった

先週金曜は9銘柄36株・71,937円を買いました。今日は2銘柄6株・11,342円です。先週の5日間の合計229,515円と比べると、20分の1にも届きません。

理由は、今日の相場の形そのものだと思っています。日経平均は518円下げましたが、プライム市場の8割は上げている。わたしが買い増しを考えている銘柄の多くは、下げていない側にいたわけです。金曜は「日経が下げたので、買いたい水準まで下がってきた銘柄が一気に増えた」と書きましたが、今日は日経が下げても、そういう銘柄はほとんど出てきませんでした。

日経平均の数字だけ見て「今日は下げ相場だから買い場」と考えると、こういう日に実態とずれます。わたしの買いの量を決めているのは、指数ではなく、自分の保有銘柄の値段のほうです。

ヒューリック(3003)——平均取得単価より309円上での押し目買い

ヒューリック(3003)は、平均取得単価1,448円に対して1,757円50銭で4株買いました。平均取得単価より309円50銭上なので、このブログの定義ではナンピンではなく押し目買いです。

買い増し日 約定単価 保有株数 平均取得単価
9/2(水) 1,771円 184→188株 1,441→1,448円
9/14(月) 1,757.5円 188→192株 1,448→約1,454円

実は、今日のヒューリックは前週末比プラス17円・プラス0.98パーセントと上げて引けています。9月9日にも書いた通り、「今日下げたかどうか」と「平均取得単価より上か下か」は別の軸です。今日は上げた日の押し目買いでした。

それでも「押し目」と呼んでいるのは、9月2日に1,771円で買ったときより13円50銭安いからです。都心の駅に近いオフィスや商業ビルを多く持つ不動産会社で、年間配当は67円。今日の株価での現在利回りは3.81パーセント、買い増し後のわたしの取得利回りは4.61パーセントになります。

先週は長期金利が一時3.000パーセントに乗せて、不動産株には逆風でした。それでも、配当を受け取りながら持つ前提なら、金利の上下で慌てて手放す銘柄ではないと思っています。9月3日には中間配当33円50銭×168株ぶん、税引後で4,486円を受け取っています。このとき配当の対象になったのは基準日の6月末に持っていた168株で、今日の4株を含む192株は12月末の期末配当から効いてきます。

浜松ホトニクス(6965)——8回目、約定単価はまた安値

浜松ホトニクス(6965)は、8月31日の打診買いから数えて8回目になりました。

買い増し日 約定単価 保有株数 平均取得単価
8/31(月) 2,372円 新規4株 2,372円
9/1(火) 2,348.5円 4→8株 2,372→2,361円
9/2(水) 2,310円 8→12株 2,361→2,344円
9/4(金) 2,298.5円 12→14株 2,344→2,338円
9/8(火) 2,225円 14→16株 2,338→2,324円
9/10(木) 2,233円 16→20株 2,324→2,306円
9/11(金) 2,193円 20→24株 2,306→2,287円
9/14(月) 2,156円 24→26株 2,287→2,277円

2,156円は、8回の約定のなかでいちばん安い値段です。今日はマイナス1.69パーセントで下落TOP5の5位にも入りました。光半導体の会社なので、AI・半導体が売られた流れに巻き込まれた形だと思っています。

平均取得単価より131円下で買えましたが、平均取得単価はマイナス10円しか動きません。24株に2株なので、買い増し比率は12分の1です。今日は2株にとどめたので、効き目も小さい——先週から書いている「ナンピンの効き目は、安さと株数の掛け算」の通りです。

8月31日から2週間で、4株が26株、平均取得単価は2,372円から2,277円まで95円下がりました。それでも含み損はマイナス3,146円・マイナス5.31パーセント。買うたびに株価のほうが先に下がっているのが、この2週間の正直な記録です。

なお、今日は配当の入金はありませんでした。9月に入って10営業日で、税引後の受取配当は累計64,494円のままです。

📊 決算解析: 丸善CHIホールディングス(3159)——金曜発表の中間決算を、週明けに売られた

丸善CHIホールディングス(3159)は、9月11日(金)に2027年1月期の中間決算を発表していました。今日のマイナス4.75パーセント・下落TOP5の2位は、週明けに出たこの決算への反応とみています。

発表内容(2027年1月期 中間期・2026年2〜7月):

項目 実績 前年同期比 通期予想に対する進捗率
売上高 902億2,400万円 -2.5% 51.9%
営業利益 30億7,000万円 +8.1% 76.8%
経常利益 29億8,700万円 +6.5% 76.6%
中間純利益 20億1,900万円 -1.2% 81.7%
通期見通し 据え置き(営業利益40億円・-28.5%) — —
年間配当 6円(据え置き) — —

市場の反応: 前週末比マイナス19円・マイナス4.75パーセントの381円。

わたしの評価: 営業利益はプラス8.1パーセント、経常利益もプラス6.5パーセントの増益で、上期だけで通期予想の営業利益の76.8パーセントを稼いでいます。数字だけ見れば悪くない決算です。

それでも売られた理由は、通期予想を据え置いたことだと推測しています。通期の営業利益40億円に対して上期で30億7,000万円なので、下期は9億3,000万円しか見込んでいない計算です。前期の下期は27億円台だったはずなので、会社の予想どおりなら下期は大幅な減益になります。「これだけ進捗しているのに上方修正しないのは、下期に何かあるのでは」と受け取られた——そういう反応に見えます。純利益が小幅な減益だったことも、見出しとしては重かったのかもしれません。

わたしの保有は100株・平均取得単価357円で、今日の終値381円に対して含み益はプラス2,400円・プラス6.72パーセント。丸善ジュンク堂書店と図書館運営を持つ、大日本印刷グループの会社です。年間配当6円で取得利回りは1.68パーセントと、高配当というより「図書館という公共インフラの運営を持つ内需株」という位置づけで持っています。下期の会社予想が保守的なのか、本当に下がるのか——次の第3四半期決算で確かめたいと思います。

私の高配当株ポートフォリオ実績

上昇TOP5

銘柄(コード) 保有数 平均取得単価 終値 前日比(%) 評価損益 年間配当金 取得利回り 現在利回り
五洋建設(1893) 14 1,401円 1,517.5円 +79.5(+5.53%) +1,631円 52円 3.71% 3.43%
ハピネット(7552) 6 2,678円 3,920円 +180(+4.81%) +7,452円 100円 3.73% 2.55%
ソニーグループ(6758) 10 3,801円 3,788円 +156(+4.30%) -130円 35円 0.92% 0.92%
SANKYO(6417) 4 1,686円 2,133円 +78(+3.80%) +1,788円 100円 5.93% 4.69%
住友林業(1911) 244 1,200円 1,259円 +41(+3.37%) +14,396円 50円 4.17% 3.97%

並びを見ると、今日の相場がそのまま出ています。建設・住宅が2社、ゲーム・エンタメ・遊技機が3社。AI・半導体から抜けたお金が向かった「内需株」と「コンテンツ株」です。

1位の五洋建設(1893)はプラス5.53パーセント。港湾・海洋土木に強い準大手ゼネコンで、洋上風力向けの作業船にも投資しています。14株・平均取得単価1,401円に対して終値1,517円50銭、含み益はプラス1,631円・プラス8.32パーセント。第1四半期は増収増益でした。8月10日に決算後の下げで新規購入し、9月2日に押し目買いで14株にした銘柄が、今日は保有銘柄のなかでいちばん上げています。年間配当52円で取得利回り3.71パーセント、現在利回り3.43パーセントです。

2位のハピネット(7552)はプラス4.81パーセント。玩具・ゲームの卸大手です。今日はゲーム・エンタメ株が全体に買われていて、同業のバンダイナムコHDには格上げと目標株価の引き上げも出ていたと伝わっています。6株・平均取得単価2,678円に対して終値3,920円、含み益はプラス7,452円・プラス46.38パーセント。年間配当100円で取得利回り3.73パーセント、現在利回りは2.55パーセントまで下がりました。

3位のソニーグループ(6758)はプラス4.30パーセント。今日いちばん書きたかったのはこの銘柄です。

買い増し日 約定単価 保有株数 平均取得単価
8/31(月) 4,016円 新規2株 4,016円
9/2(水) 3,920円 2→4株 4,016→3,968円
9/7(月) 3,780円 4→6株 3,968→3,905円
9/8(火) 3,654円 6→8株 3,905→3,842円
9/11(金) 3,632円 8→10株 3,842→3,800円
9/14(月)終値 3,788円 10株 3,801円(証券会社の表示)

先週金曜に3,632円で5回目のナンピンを入れて、平均取得単価は3,800円になりました(証券会社の画面では端数の関係で3,801円と表示されています)。そこから今日、1日でプラス156円。終値3,788円は、平均取得単価まであと13円です。含み損は金曜のマイナス4.42パーセントから、マイナス130円・マイナス0.34パーセントまで縮みました。

金曜に買った2株は、1営業日でプラス312円になっています。ナンピンは「下げたところで買って、戻ったときに効く」ものなので、5回刻んだ効き目が今日はじめて目に見えたという感覚です。米系の大手証券が目標株価を3,800円に引き上げたとも伝わっていて、奇しくもわたしの平均取得単価とほぼ同じ水準でした。もっとも、1日戻っただけで判断するのは早すぎます。年間配当35円で、取得利回り・現在利回りともに0.92パーセント。ソニーグループは配当ではなく、画像センサーとゲーム・音楽・アニメのコンテンツを持つ会社として持っています。

4位のSANKYO(6417)はプラス3.80パーセント。パチンコ・パチスロ機の大手です。第1四半期は大幅な減収減益でしたが、年間配当100円は維持しています。4株・平均取得単価1,686円に対して終値2,133円、含み益はプラス1,788円・プラス26.51パーセント。取得利回り5.93パーセント、現在利回りも4.69パーセントと、今日の上昇TOP5のなかでは利回りがいちばん高い銘柄です。

5位の住友林業(1911)はプラス3.37パーセント。244株・平均取得単価1,200円に対して終値1,259円、含み益はプラス14,396円・プラス4.92パーセント。244株あるので、プラス41円でも1万円動きます。年間配当50円で取得利回り4.17パーセント、現在利回り3.97パーセントです。

下落TOP5

銘柄(コード) 保有数 平均取得単価 終値 前日比(%) 評価損益 年間配当金 取得利回り 現在利回り
キオクシアHD(285A) 10 56,044円 50,590円 -3,440(-6.37%) -54,540円 0円 0.00% 0.00%
丸善CHI(3159) 100 357円 381円 -19(-4.75%) +2,400円 6円 1.68% 1.57%
中部電力(9502) 6 2,289円 2,885円 -107(-3.58%) +3,576円 70円 3.06% 2.43%
大同メタル(7245) 20 910円 1,087円 -22(-1.98%) +3,540円 36円 3.96% 3.31%
浜松ホトニクス(6965) 26 2,277円 2,156円 -37(-1.69%) -3,146円 38円 1.67% 1.76%

1位のキオクシアHD(285A)はマイナス6.37パーセント。2営業日続けて下落TOP5の1位です。今日はオープンAIの年内上場見送り報道とAI開発の鈍化懸念が直撃し、一時はマイナス9.8パーセントまで売られたと伝わっています。

9月7日に終値59,530円で、7月の初買い以来はじめて含み益に転換したと書きました。そこから54,030円、そして今日50,590円。5営業日でマイナス8,940円・マイナス15.0パーセントです。含み損はマイナス54,540円・マイナス9.73パーセントまで広がりました。金曜のマイナス20,140円から、1日でさらにマイナス34,400円です。

正直に言えば、今日のわたしのポートフォリオのプラス341,636円は、キオクシアのマイナス34,400円を抱えたうえでの数字です。AIの話ひとつで、この1銘柄だけが別の相場を生きている。10月1日には1株→3株の株式分割も控えていますし、ここは腰を据えて持つしかないと思っています。

2位の丸善CHI(3159)はマイナス4.75パーセント。先ほど📊決算解析で書いた通り、中間決算は増益でしたが、通期予想の据え置きが嫌われた形だと見ています。

3位の中部電力(9502)はマイナス3.58パーセント。浜岡原子力発電所の耐震設計に関わるデータ不正を受けて、3・4号機の再稼働審査の申請を取り下げると発表しました。林欣吾社長、勝野哲会長、水野明久相談役の3人が9月30日付で辞任し、10月1日付で安井稔取締役が社長に就くと報じられています。社外弁護士による調査委員会は、経営層からの早期再稼働へのプレッシャーを背景に「社内に独自の正当化理論があった」と指摘しています。

6株・平均取得単価2,289円に対して終値2,885円、含み益はプラス3,576円・プラス26.04パーセント。年間配当70円で取得利回り3.06パーセントです。夜間のPTSでは2,863円50銭と、さらに少し下げていました。この件をどう考えているかは、📚解説で書きます。

4位の大同メタル工業(7245)はマイナス1.98パーセント。エンジン用の軸受(すべり軸受)の大手で、船やデータセンター向けの需要も伸びています。20株・平均取得単価910円に対して終値1,087円、含み益はプラス3,540円・プラス19.45パーセント。年間配当36円で取得利回り3.96パーセントです。

5位の浜松ホトニクス(6965)はマイナス1.69パーセント。今日ナンピンした銘柄で、26株・平均取得単価2,277円に対して終値2,156円、含み損はマイナス3,146円・マイナス5.31パーセントです。

今日の下落TOP5でいちばん目を引くのは、5位の下げ幅がマイナス1.69パーセントしかないことです。日経平均がマイナス0.81パーセントの日に、わたしの保有188銘柄のなかで、マイナス2パーセントを超えて下げたのは3銘柄だけでした。しかもその3つは、AI・決算・不祥事と、それぞれ理由がはっきりしています。「なんとなく売られた」銘柄が、今日はほとんどありませんでした。

ポートフォリオ全体

評価額 含み損益 含み損益(%) 前日比 前日比(%)
37,430,415円 +13,600,567円 +57.07% +341,636円 +0.92%

評価額3,743万円、含み損益プラス1,360万円、含み損益率プラス57.07パーセント。金曜のプラス55.67パーセントから、プラス1.40パーセントポイントです。

いつものように分解しておきます。

要因 影響
株価による変動 +1.43ppt
買い増しによる分母の増加 -0.03ppt
合計 +1.40ppt

今日の買い増しは11,342円だけなので、分母の増加による押し下げはマイナス0.03pptとごくわずかでした。先週金曜は71,937円を買って、分母の増加だけでマイナス0.17pptでしたから、今日はほぼ株価の上昇がそのまま含み益率に出ています。

含み益の絶対額でいえば、1,325万円から1,360万円へ、プラス34万円。日経平均が518円下げた日に、含み益は34万円増えました。

📚 初心者向けワンポイント解説:企業不祥事と株価——中部電力の浜岡原発データ不正で、長期投資家は何を見ればいいのか

今日、わたしが6株持っている中部電力(9502)で、社長・会長らの引責辞任と、浜岡原発3・4号機の再稼働申請の取り下げが発表されました。株価はマイナス3.58パーセントです。

保有銘柄で不祥事が起きたとき、どう考えればいいのか。今日はこれを整理しておきます。なお、ここに書くのはわたし自身の考え方の整理で、中部電力株を売るべき・買うべきという話ではありません。

そもそも、何が起きたのか

2026年1月に、浜岡原発の耐震設計の前提となる「基準地震動」のデータを操作し、地震の揺れを実際より小さく見せていたことが発覚しました。原発の安全性の根幹にかかわる部分です。

今日は、社外弁護士による調査委員会の報告を受けて、会社としての対応が出そろった日でした。

項目 内容
再稼働申請 浜岡3・4号機の審査申請を取り下げ
経営陣 社長・会長・相談役の3人が9月30日付で辞任
新社長 安井稔取締役が10月1日付で就任
調査委員会の指摘 早期再稼働へのプレッシャー、社内に独自の正当化理論
今後 企業体質を見直したうえで再申請を目指す方針

なぜ株価は下がるのか

不祥事で株価が下がる理由は、大きく分けて3つあると思っています。

理由 中部電力の場合
① 将来の利益が減る 原発が動けば燃料費の安い電源が増えるはずだったが、その見通しが白紙に
② 不確実性が増える 再申請の時期も、新しい経営陣の方針も、まだ見えない
③ 信頼が損なわれる 規制当局・地元・投資家からの信頼の回復に時間がかかる

①はお金の話、②と③は「分からないこと」が増える話です。株式市場は、悪いニュースそのものより「どこまで悪いか分からない」ことを嫌います。

ただ、今日の下げがマイナス3.58パーセントで済んだのは、9月11日(金)の時点で、会長の辞任意向や申請取り下げの方向が一部で報じられていたからでもあると思います。今日の発表は、ある程度は予想されていた内容の「確定」だったわけです。

わたしが見ようとしている3つのポイント

不祥事のニュースが出た日に、反射的に売ることも、反射的にナンピンすることも、わたしはしないようにしています。そのかわりに、次の3つを確かめたいと思っています。

1つめは、「本業のお金の流れ」がどれだけ傷むかです。中部電力の本業は、中部地方への電力の販売です。浜岡原発は2011年から止まったままなので、今回の件で「今ある売上」が消えるわけではありません。消えたのは「将来動くかもしれない」という期待のほうです。ここは、同じ不祥事でも、主力製品の販売停止や大口顧客の離反とは性質が違うと考えています。

2つめは、配当が守られるかです。高配当株として持っている以上、ここがいちばん大事です。今のところ業績予想への影響は「未定」とされています。年間配当70円が維持されるのか、次の決算発表で会社がどう説明するのかを見ます。

3つめは、会社が本当に変わるかです。トップが辞めるだけでは、組織は変わりません。新しい経営陣が、調査委員会の指摘した「正当化の文化」にどう手を入れるのか。これは数カ月、あるいは数年単位で見ていくものです。

分散しているから、落ち着いて見ていられる

もうひとつ、正直に書いておきます。

わたしの中部電力は6株、評価額17,310円です。ポートフォリオ全体の3,743万円に対して、およそ0.05パーセントにすぎません。今日のマイナス107円×6株=マイナス642円は、ポートフォリオ全体の値動きのなかではほとんど誤差です。

188銘柄に分散しているというのは、こういう日のためでもあります。どれだけ調べて選んでも、保有銘柄のどこかで不祥事は起きます。起きることを前提に、1銘柄あたりの重さを抑えておく。そうすれば、不祥事のニュースが出た日にも、慌てずに「3つのポイント」を確かめる時間が持てます。

逆に、もしこれが資産の2割を占める銘柄だったら、今日のわたしは冷静にこの文章を書けていなかったと思います。

7月13日の記事では、中部電力の決算失望売りを「電力セクター全体の問題ではなく、個別要因」と判断して、同じ日に九州電力・北海道電力を買いました。今回も、これは中部電力という1社の問題です。電力株というくくりで慌てる必要はないと思っています。今日の中部電力は、何もしませんでした。“何もしない”も立派な投資判断です。

明日以降の注目ポイント

  • 9月15〜16日の米FOMCと、9月17〜18日の日銀金融政策決定会合。日銀の利上げ観測がどこまで織り込まれるか
  • オープンAIの上場見送り報道とAI開発の鈍化懸念が一過性か、AI・半導体株の調整が続くか
  • キオクシアHD(285A)の10月1日の株式分割(1株→3株)に向けた需給と、5営業日でマイナス15パーセントからの戻り
  • 中部電力(9502)の新経営体制(9月30日付辞任・10月1日付新社長)と、再申請に向けた道筋・業績予想への影響
  • NT倍率15.64倍の低下が示す「大型株以外への物色の広がり」が続くか
  • 9月19日(土)〜23日(水)の5連休を前にしたポジション調整
  • 9月末の権利付き最終日(9月28日)に向けた高配当株の買い需要
  • ソニーグループ(6758)が平均取得単価3,801円を回復するか

まとめ

今日9月14日は「日経平均が下げても、プライム市場の8割は上げていた」という一日でした。日経平均マイナス0.81パーセントの63,492.99円、TOPIXプラス0.74パーセントの4,058.21、わたしのポートフォリオはプラス0.92パーセントという結果です。

9/14
日経平均 -0.81%
TOPIX +0.74%
わたしのポートフォリオ +0.92%

日経平均は続落で約1カ月半ぶりの安値でした。オープンAIの年内上場見送り報道とAI開発の鈍化懸念でAI・半導体が売られ、ソフトバンクグループは一時10パーセント超、キオクシアHDは一時9.8パーセント安。それでもプライム市場の約8割は値上がりし、内需株やコンテンツ株に資金が向かい、NT倍率は15.64倍まで下がりました。

ポートフォリオは前日比プラス341,636円・プラス0.92パーセント、対日経プラス1.73パーセントポイント・対TOPIXプラス0.18パーセントポイント。先週金曜のプラス1.69pptを塗り替えて、9月の最大の勝ち幅です。51日累計は対日経プラス19.11パーセントポイントへ拡大しました。日経が下げた7日は7日とも対日経プラス、上げた3日は3日とも対日経マイナス——10営業日で、まだ例外はひとつもありません。

上昇TOP5は五洋建設(1893)プラス5.53パーセント、ハピネット(7552)プラス4.81パーセント、ソニーグループ(6758)プラス4.30パーセント、SANKYO(6417)プラス3.80パーセント、住友林業(1911)プラス3.37パーセント。建設・住宅とゲーム・エンタメという、今日の相場の物色をそのまま映した並びでした。ソニーグループは金曜に5回目のナンピンを入れたばかりで、含み損はマイナス4.42パーセントからマイナス0.34パーセントへ。平均取得単価まであと13円です。

下落TOP5はキオクシアHD(285A)マイナス6.37パーセント、丸善CHI(3159)マイナス4.75パーセント、中部電力(9502)マイナス3.58パーセント、大同メタル工業(7245)マイナス1.98パーセント、浜松ホトニクス(6965)マイナス1.69パーセント。キオクシアは5営業日でマイナス15.0パーセント、含み損はマイナス54,540円まで広がりました。丸善CHIは増益の中間決算でも通期予想の据え置きが嫌われ、中部電力は浜岡原発のデータ不正で社長・会長らが引責辞任です。それでも5位の下げ幅はマイナス1.69パーセントにとどまりました。

本日の取引は2銘柄・6株・合計11,342円。ヒューリック(3003)4株を平均取得単価より309円50銭上の1,757円50銭で押し目買い、浜松ホトニクス(6965)2株を8回目のナンピンです。日経平均は下げても、わたしの指値の銘柄はほとんど下げていなかったので、先週金曜の71,937円から、買いは大きく減りました。

含み損益率はプラス55.67パーセントからプラス57.07パーセントへ、プラス1.40パーセントポイント。配当の入金はなく、9月の受取配当は累計64,494円のままでした。

📚解説では、中部電力の件をきっかけに「企業不祥事と株価」を整理しました。不祥事は、どれだけ選んでもどこかで起きます。起きることを前提に1銘柄の重さを抑えておけば、ニュースの出た日に慌てず、本業・配当・会社が変わるかの3つを確かめる時間が持てる——188銘柄に分散している理由の、もうひとつの側面です。今週はFOMCと日銀会合、そして週末からは5連休が控えています。

明日も、地味に、着実に。


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免責事項:本記事は個人の投資記録であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。投資はご自身の判断と責任で行ってください。

【2026年9月11日】高配当株PF記録|日経-1.93%の大幅反落でもPFは-0.24%、対日経+1.69pptは9月の最大、長期金利一時3.000%、9銘柄36株をナンピン

今日のサマリー

日経平均は前日比マイナス1,259円61銭・マイナス1.93パーセントの64,011円34銭で、大幅反落でした。約1カ月ぶりの安値です。TOPIXもマイナス26.28・マイナス0.65パーセントの4,028.30と、こちらも反落しています。

嫌気されたのは、原油と金利でした。

NY原油は一時3カ月ぶりの高値をつけています。そして国内の長期金利は、ついに一時3.000パーセント——昨日の2.900パーセントから、一日で0.1パーセントほど跳ねたことになります。終値ベースでも2.980パーセントでした。米国でもインフレ再燃への警戒から長期金利が上昇しており、エネルギー価格と金利が同時に上を向いたという、株式にとっては素直に重い組み合わせです。

この2つが重なると、AI関連への期待が後ろに下がります。成長企業の価値は「将来の利益を今の価値に割り戻したもの」なので、割り戻すときの金利が上がれば、それだけ今の価値は小さく計算されます。今日の下げが半導体やAI関連に厚く出たのは、そういう理屈だと思っています。

ところが、わたしのポートフォリオはマイナス88,242円・マイナス0.24パーセントで済みました。

日経平均に対してプラス1.69パーセントポイント、TOPIXに対してもプラス0.41パーセントポイントの勝ちです。このプラス1.69pptは、9月に入ってからの9営業日で最大の勝ち幅になりました。

日経が1,259円下げた日に、3,700万円のポートフォリオが8万8千円しか減らなかった——率にすれば、日経のおよそ8分の1です。こういう日があるから、分散したバリュー株を持ち続けているのだと、あらためて思いました。

そして今日は、9銘柄36株・合計71,937円を買っています。全てナンピンです。今週は月曜から木曜にかけて買いの金額がきれいに減ってきていたのですが、今日で一気に週の最大に戻りました。下げた日に買うという、ただそれだけの結果です。

今日の3大トピックは:

  1. 日経平均はマイナス1.93パーセントの大幅反落で約1カ月ぶりの安値。原油が一時3カ月ぶり高値、国内長期金利は一時3.000パーセントに乗せ、エネルギーと金利が同時に上を向いた
  2. それでもわたしのポートフォリオはマイナス0.24パーセントにとどまり、対日経プラス1.69パーセントポイントは9月の9営業日で最大。50日累計は対日経プラス17.38パーセントポイントへ拡大
  3. 上昇TOP5は金利上昇が追い風の第一ライフグループ・東京海上と、逆行高の豊田通商。下落TOP5はキオクシアHDマイナス6.99パーセントを筆頭に半導体と景気敏感株。9銘柄36株・71,937円を全てナンピンで買い増し

主要指数とポートフォリオの比較

指標 終値 前日比 騰落率
私のポートフォリオ 37,077,431円 -88,242円 -0.24%
日経平均 64,011.34円 -1,259.61円 -1.93%
TOPIX 4,028.30 -26.28 -0.65%

日経平均マイナス1.93パーセントに対して、TOPIXはマイナス0.65パーセントです。下げ幅に3倍近い開きがあります。日経平均は値がさ株の影響を受けやすい価格加重型の指数なので、半導体やAI関連が売られた日は、日経のほうが大きく下げる——8月18日にも書いた話が、今日もそのまま出ました。

そしてわたしのポートフォリオは、そのTOPIXよりさらに小さいマイナス0.24パーセントでした。

50日累計で対日経+17.38pptへ拡大

日付 日経平均 TOPIX ポートフォリオ 対日経差
7/2〜7/30 -8.56%累計 -0.94%累計 +5.20%累計 +13.76ppt累計
7/31(木) +4.03% +1.29% +0.06% -3.97ppt
8/3(月) -0.94% -1.08% -1.22% -0.28ppt
8/4(火) +0.32% +0.04% -0.49% -0.81ppt
8/5(水) +3.66% +2.13% +1.20% -2.46ppt
8/6(木・記事なし) -0.93% +0.19%(推計) +1.17% +2.10ppt
8/7(金) -0.12% +0.47% +0.70% +0.82ppt
8/10(月) +2.08% +0.63% -0.09% -2.17ppt
8/12(水) +0.83% +0.94% +0.61% -0.22ppt
8/13(木) +1.16% +0.89% +0.48% -0.68ppt
8/14(金) +0.59% +0.51% +0.28% -0.31ppt
8/17(月) +0.74% -0.31% -0.42% -1.16ppt
8/18(火) -2.54% -1.05% -0.15% +2.39ppt
8/19(水) -3.16% -3.09% -2.47% +0.69ppt
8/20(木) +1.36% +1.18% +1.35% -0.01ppt
8/21(金) -0.30% +0.19% +1.02% +1.32ppt
8/24(月) -0.74% +0.15% +0.28% +1.02ppt
8/25(火) +0.50% +0.50% +0.31% -0.19ppt
8/26(水) +0.62% +0.42% +0.21% -0.41ppt
8/27(木) -0.20% +0.15% +0.14% +0.34ppt
8/28(金) +0.41% +0.72% +0.28% -0.13ppt
8/31(月) -0.14% +0.23% +0.22% +0.36ppt
9/1(火) -0.15% +0.62% +1.46% +1.61ppt
9/2(水) -2.85% -2.40% -1.68% +1.17ppt
9/3(木) -0.17% +0.50% +0.71% +0.88ppt
9/4(金) +1.26% +0.03% -0.55% -1.81ppt
9/7(月) +2.12% +0.55% +0.03% -2.09ppt
9/8(火) -1.70% -1.83% -1.22% +0.48ppt
9/9(水) -0.19% -0.09% +0.00% +0.19ppt
9/10(木) +0.20% +0.20% -0.07% -0.27ppt
9/11(金) -1.93% -0.65% -0.24% +1.69ppt
50日累計 -8.77% -0.06% +8.61% +17.38ppt

50日累計は日経平均マイナス8.77パーセントに対してポートフォリオはプラス8.61パーセント、対日経通算プラス17.38パーセントポイント。昨日のプラス15.69pptから、プラス1.69ppt広がりました。

TOPIXとの累計は、今日でついにマイナス0.06パーセントです。昨日までプラス0.59パーセントでしたから、7月の起点からの通算が、ここでほぼゼロに戻ったことになります。

9月に入ってからの9営業日を並べると、こうなります。

日付 日経平均 ポートフォリオ 対日経差 累計
9/1(火) -0.15% +1.46% +1.61ppt +18.31ppt
9/2(水) -2.85% -1.68% +1.17ppt +19.48ppt
9/3(木) -0.17% +0.71% +0.88ppt +19.19ppt
9/4(金) +1.26% -0.55% -1.81ppt +17.38ppt
9/7(月) +2.12% +0.03% -2.09ppt +15.29ppt
9/8(火) -1.70% -1.22% +0.48ppt +15.77ppt
9/9(水) -0.19% +0.00% +0.19ppt +15.96ppt
9/10(木) +0.20% -0.07% -0.27ppt +15.69ppt
9/11(金) -1.93% -0.24% +1.69ppt +17.38ppt

昨日まで「日経平均が下げた日はすべて対日経プラス、上げた日はすべて対日経マイナス」で、8営業日ずっと例外なしと書いてきました。今日もその通りです。日経が下げた6日は6日とも対日経プラス、上げた3日は3日とも対日経マイナス——9営業日で、まだ例外がひとつもありません。

しかも今日のプラス1.69pptは、9営業日のなかで最大の勝ち幅でした。それまでの最大は9月1日のプラス1.61pptです。

偶然が9回続いているだけかもしれません。ただ、この規則性がここまできれいに出ると、「わたしのポートフォリオは指数と別のものを持っている」というのが、数字としてはっきり見えてきます。今日の📚解説は、この話にしました。

本日の取引

今日買ったのは9銘柄・36株・合計71,937円。9銘柄すべてナンピンです。

銘柄(コード) 約定株数 約定単価 約定金額 意図
東鉄工業(1835) 2 3,860円 7,720円 ナンピン(24→26株)
東急不動産HD(3289) 6 1,285.5円 7,713円 ナンピン(24→30株)
三井化学(4183) 4 2,097円 8,388円 ナンピン(8→12株)
ソニーグループ(6758) 2 3,632円 7,264円 ナンピン(8→10株)
TDK(6762) 2 2,808.5円 5,617円 ナンピン(6→8株)
浜松ホトニクス(6965) 4 2,193円 8,772円 ナンピン(20→24株)
パンパシフィックHD(7532) 10 726.1円 7,261円 ナンピン(140→150株)
東京建物(8804) 4 3,288円 13,152円 ナンピン(90→94株)
メタウォーター(9551) 2 3,025円 6,050円 ナンピン(40→42株)
合計 36 — 71,937円 —

減り続けていた買いが、今日いちばん大きく戻った

今週の買いを並べると、こうなります。

日付 銘柄数 株数 金額
9/7(月) 9銘柄 40株 64,358円
9/8(火) 8銘柄 22株 53,494円
9/9(水) 3銘柄 16株 23,314円
9/10(木) 2銘柄 14株 16,412円
9/11(金) 9銘柄 36株 71,937円
今週合計 — 128株 229,515円

月曜から木曜にかけて、64,358円・53,494円・23,314円・16,412円ときれいに細っていったのが、今日71,937円です。週の最大になりました。

昨日わたしは「意図的に絞っているというより、買いたい水準まで下がってくる銘柄が減っただけ」と書きました。今日はその裏返しです。日経が1,259円下げたので、買いたい水準まで下がってきた銘柄が一気に増えた——それだけのことでした。

買う金額を決めているのは、わたしの気分ではなく相場のほうなのだと、週の推移を並べてみるとよく分かります。

9銘柄すべてが平均取得単価より下

今日の9銘柄は、全て平均取得単価を下回る値段で買えています。

銘柄(コード) 買い増し前の平均取得単価 約定単価 単価との差
東鉄工業(1835) 4,093円 3,860円 -233円
東急不動産HD(3289) 1,317円 1,285.5円 -31.5円
三井化学(4183) 2,178円 2,097円 -81円
ソニーグループ(6758) 3,842円 3,632円 -210円
TDK(6762) 2,913円 2,808.5円 -104.5円
浜松ホトニクス(6965) 2,306円 2,193円 -113円
パンパシフィックHD(7532) 833円 726.1円 -106.9円
東京建物(8804) 3,508円 3,288円 -220円
メタウォーター(9551) 3,231円 3,025円 -206円

買い増し後の平均取得単価は、こう変わりました。

銘柄(コード) 買い増し前 買い増し後 平均取得単価の変化
東鉄工業(1835) 24株・4,093円 26株・4,075円 -18円
東急不動産HD(3289) 24株・1,317円 30株・1,311円 -6円
三井化学(4183) 8株・2,178円 12株・2,151円 -27円
ソニーグループ(6758) 8株・3,842円 10株・3,800円 -42円
TDK(6762) 6株・2,913円 8株・2,887円 -26円
浜松ホトニクス(6965) 20株・2,306円 24株・2,287円 -19円
パンパシフィックHD(7532) 140株・833円 150株・826円 -7円
東京建物(8804) 90株・3,508円 94株・3,499円 -9円
メタウォーター(9551) 40株・3,231円 42株・3,221円 -10円

いちばん効いたのはソニーグループのマイナス42円、次が三井化学のマイナス27円です。どちらも保有株数が10株前後と少なく、そこに2株・4株を足したので、買い増し比率が大きくなりました。昨日書いた「ナンピンの効き目を決めるのは、どれだけ安く買えたかと、もともとどれだけ持っていたかの掛け算」という話が、今日は9銘柄ぶんまとめて確認できた形です。

東京建物はマイナス220円も下で買えているのに、平均取得単価はマイナス9円しか動きません。90株に4株では、買い増し比率が24分の1弱だからです。逆にソニーグループはマイナス210円下で、8株に2株なので5分の1——ほぼ同じ下げ幅なのに、効き方は4倍以上の差がつきました。

東京建物(8804)は9月に入って4回目、価格は毎回下がっている

東京建物(8804)は、9月に入ってから4回買っています。そして、約定単価は毎回きれいに下がっています。

買い増し日 約定単価 保有株数 平均取得単価
9/2(水) 3,385円 84→86株 3,518→3,515円
9/4(金) 3,376円 86→88株 3,515→3,512円
9/7(月) 3,338円 88→90株 3,512→3,508円
9/11(金) 3,288円 90→94株 3,508→3,499円

3,385円、3,376円、3,338円、3,288円——約100円ずつ切り下がっています。平均取得単価はやっと3,500円を割って3,499円になりました。

理由は、はっきりしています。長期金利です。9月7日の記事で「不動産株はなぜ金利に弱いのか」を書いたとき、長期金利は2.93パーセントでした。今日は一時3.000パーセントです。不動産会社は借入で物件を買って賃料で回す商売なので、金利が上がれば調達コストが増え、物件の利回り妙味も薄れます——素直に嫌われる形です。

今日も同じ理由で東急不動産HD(3289)を6株、東京建物(8804)を4株買いました。金利が上がっている最中に不動産を買い増すのは、逆張りそのものです。ただ、わたしが持っているのは「金利が下がるから上がる株」ではなく、「賃料という実物のキャッシュフローを持っている会社」だと思っています。金利が3パーセントで定着するなら、それに見合うところまで株価は調整するでしょうし、そうなったら、また買います。

浜松ホトニクスは7回目、パンパシフィックHDは5回目

この2銘柄は、8月末からずっと刻んで買い続けている主役です。

浜松ホトニクス(6965)は、8月31日に4株の打診買いで入ってから、今日で7回目になります。

買い増し日 約定単価 保有株数 平均取得単価
8/31(月) 2,372円 新規4株 2,372円
9/1(火) 2,348.5円 4→8株 2,372→2,361円
9/2(水) 2,310円 8→12株 2,361→2,344円
9/4(金) 2,298.5円 12→14株 2,344→2,338円
9/8(火) 2,225円 14→16株 2,338→2,324円
9/10(木) 2,233円 16→20株 2,324→2,306円
9/11(金) 2,193円 20→24株 2,306→2,287円

11営業日で4株から24株、平均取得単価は2,372円から2,287円まで85円下げました。持ち始めて2週間で6倍の株数です。

パンパシフィックHD(7532)は今日で5回目でした。

買い増し日 約定単価 保有株数 平均取得単価
9/2(水) 769円 100→110株 862→854円
9/7(月) 769.4円 110→120株 854→847円
9/9(水) 755.6円 120→130株 847→840円
9/10(木) 748円 130→140株 840→833円
9/11(金) 726.1円 140→150株 833→826円

昨日748円で1年10カ月ぶりの安値と書いたばかりなのに、今日は726円10銭です。1日でさらに21円90銭・マイナス2.93パーセント——安値をまた更新しました。

含み損はマイナス14,985円・マイナス12.09パーセントです。昨日がマイナス10.20パーセントでしたから、5回目のナンピンを入れてもなお、含み損率は1.89パーセントポイント悪化しています。

4回目を入れても悪化、5回目を入れても悪化——正直、いいナンピンとは言えません。それでも続けているのは、この会社の業績が悪いわけではないからです。2026年6月期は売上高2兆4,453億円・プラス8.8パーセント、営業利益1,748億円・プラス7.7パーセントの増収増益でした。売られている理由は「伸び方が物足りない」という評価であって、赤字でも減配でもありません。

ただ、こういうときこそ記録を残しておくべきだと思うので、書いておきます。今のところ、この5回のナンピンは一度も報われていません。

なお、今日は配当の入金はありませんでした。9月に入って9営業日で、税引後の受取配当は累計64,494円のままです。

📊 本日の決算解析: アストロスケールHD(186A)——第1四半期は赤字拡大、手元資金350億円

アストロスケールホールディングス(186A)が、2027年4月期の第1四半期決算を発表しました。昨日の記事で「明日9月11日の発表予定」と書いた銘柄です。

発表内容(2027年4月期 第1四半期・2026年5〜7月):

項目 実績 前年同期比
売上収益 約12億円 -4.4%
営業損益 約-27億5,000万円 損失拡大
経常損益 -30億500万円 損失拡大
最終損益 約-30億7,000万円 損失拡大

市場の反応: 前日比マイナス12円・マイナス1.17パーセントの1,010円。下落TOP5には入りませんでした。

わたしの評価: 減収で赤字が拡大という、数字だけ見れば厳しい決算です。ただ、この会社に今の利益を期待して持っているわけではありません。転換社債型新株予約権付社債などで約306億円を調達し、現金及び現金同等物は約350億円まで積み上がっています。四半期で30億円の赤字なら、単純計算で10年以上は開発を続けられる資金です。同じ日にフランス子会社が軌道離脱実証ミッションの契約を獲得したとも伝わっています。

わたしの保有は10株・平均取得単価1,025円で、今日の終値1,010円に対して評価損益はマイナス150円・マイナス1.46パーセント。昨日も書いた通り、わたしの保有銘柄のなかでいちばん損益ゼロに近いところにいます。無配ですし、高配当株のポートフォリオのなかでは完全に例外的な枠です。宇宙デブリ除去という事業が面白いと思ったから10株だけ持っている——それ以上でも以下でもありません。赤字拡大も、資金調達も、この段階の会社としては想定の範囲内だと思っています。

私の高配当株ポートフォリオ実績

上昇TOP5

銘柄(コード) 保有数 平均取得単価 終値 前日比(%) 評価損益 年間配当金 取得利回り 現在利回り
第一ライフG(8750) 20 1,803円 1,883円 +50(+2.73%) +1,600円 72円 3.99% 3.82%
東京海上(8766) 100 4,207円 7,970円 +176(+2.26%) +376,300円 245円 5.82% 3.07%
ホンダ(7267) 164 1,365円 1,664円 +29.5(+1.80%) +49,036円 70円 5.13% 4.21%
豊田通商(8015) 55 2,439円 7,553円 +123(+1.66%) +281,270円 125円 5.13% 1.65%
チャームケア(6062) 20 1,298円 1,381円 +21(+1.54%) +1,660円 48円 3.70% 3.48%

日経平均がマイナス1.93パーセントの日に、プラスで引けた銘柄が5つある——まずそこが今日の全てです。

1位の第一ライフグループ(8750)はプラス2.73パーセント。生命保険大手です。保険会社は、契約者から預かった保険料を国債などで運用しています。長期金利が一時3.000パーセントに乗せたということは、これから買う国債の利回りが上がるということ——運用収益がそのまま改善するわけです。さらに生命保険は負債の期間がとても長い商売なので、金利が上がると負債の現在価値が下がって、財務内容も良く見えます。銀行以上に金利上昇が素直に効くセクターだと思っています。20株・平均取得単価1,803円に対して終値1,883円、含み益はプラス1,600円・プラス4.44パーセント。年間配当72円で取得利回り3.99パーセントです。

2位の東京海上(8766)はプラス2.26パーセント。こちらは損害保険ですが、運用資産を持っているという点では同じ構図です。100株・平均取得単価4,207円に対して終値7,970円、含み益はプラス376,300円・プラス89.45パーセント——わたしのポートフォリオでも上位の含み益銘柄です。年間配当245円に対して取得利回り5.82パーセント、現在利回りは3.07パーセント。差は2.75パーセントポイントで、これがそのまま「7年前に買っておいたことの価値」になります。

保険株が1位と2位を占めた——これが今日いちばん分かりやすい構図でした。昨日は地銀3行が上昇TOP5に並び、今日は保険が2社です。金利上昇という同じ材料が、2日続けて金融セクターを押し上げています。

3位のホンダ(7267)はプラス1.80パーセント。164株・平均取得単価1,365円に対して終値1,664円、含み益はプラス49,036円・プラス21.90パーセント。ドル円は153円72銭近辺で、昨日書いた154円01銭からはわずかに円高方向ですが、150円台の水準そのものが輸出企業には追い風です。年間配当70円で取得利回り5.13パーセント、現在利回りも4.21パーセント——今日の上昇TOP5のなかでは、現在利回りが最も高い銘柄でした。

4位の豊田通商(8015)はプラス1.66パーセント。今日の市況記事でも「逆行高」として名前が挙がっていました。トヨタグループの総合商社で、アフリカ事業や自動車関連の物流に強い会社です。55株・平均取得単価2,439円に対して終値7,553円、含み益はプラス281,270円・プラス209.68パーセント——含み益率が3倍を超えている銘柄です。年間配当125円で取得利回り5.13パーセントですが、現在利回りは1.65パーセントまで下がっています。株価が3倍になったのだから当然で、この差3.48パーセントポイントが、持ち続けたことの果実です。

5位のチャーム・ケア・コーポレーション(6062)はプラス1.54パーセント。有料老人ホームを首都圏と関西で展開する介護大手です。20株・平均取得単価1,298円に対して終値1,381円、含み益はプラス1,660円・プラス6.39パーセント。なお今日この銘柄を確認していて、年間配当が43円から48円に増えていることに気づきました。2027年6月期の会社予想で、中間24円・期末24円の合計48円です。手元の配当メモが前期の実績のまま古くなっていたので、48円に直しました。取得利回りは3.70パーセント、現在利回りは3.48パーセントになります。

下落TOP5

銘柄(コード) 保有数 平均取得単価 終値 前日比(%) 評価損益 年間配当金 取得利回り 現在利回り
キオクシアHD(285A) 10 56,044円 54,030円 -4,060(-6.99%) -20,140円 0円 0.00% 0.00%
AREHD(5857) 100 1,883円 3,555円 -170(-4.56%) +167,200円 135円 7.17% 3.80%
FUJIMI(5384) 30 1,905円 3,175円 -125(-3.79%) +38,100円 77円 4.04% 2.43%
コマツ(6301) 100 3,618円 7,114円 -275(-3.72%) +349,600円 190円 5.25% 2.67%
パンパシフィックHD(7532) 150 826円 726.1円 -21.9(-2.93%) -14,985円 10円 1.21% 1.38%

1位のキオクシアHD(285A)はマイナス6.99パーセント。下げ幅はマイナス4,060円です。9月7日にプラス9.31パーセントで上昇TOP5の1位になり、7月14日の初買い以来はじめて含み益に転換したと喜んで書いたのが、わずか4営業日前でした。そこから59,530円、54,460円台を経て、今日54,030円——4営業日でマイナス5,500円、率にしてマイナス9.2パーセントです。含み益はきれいに消えて、マイナス20,140円・マイナス3.59パーセントの含み損に戻りました。

理由は、今日の相場そのものだと思っています。金利上昇でAI関連への期待が後退し、米国のメモリー株も安かったと伝わっています。この銘柄は10株で540万円という、わたしのポートフォリオのなかでは異例に単価の重い持ち物です。1日でマイナス4万円動くのは、もう慣れました。10月1日には1株が3株になる株式分割が控えていますし、ここは腰を据えて持つしかないと思っています。

2位のAREホールディングス(5857)はマイナス4.56パーセント。金やパラジウムを電子部品や触媒から回収する貴金属リサイクルの会社です。2027年3月期の第1四半期は貴金属事業が好調で売上収益が前年同期比プラス43.8パーセントと伸びているのですが、8月31日にマイナス5.16パーセント、9月2日にマイナス7.70パーセント、そして今日マイナス4.56パーセントと、月末から大きな下げが続いています。100株・平均取得単価1,883円に対して終値3,555円、含み益はプラス167,200円・プラス88.79パーセント。年間配当135円に対する取得利回りは7.17パーセントで、わたしのポートフォリオでも高い部類です。

3位のFUJIMI(5384)はマイナス3.79パーセント。半導体の平坦化に使うCMPスラリーの大手です。キオクシアが7パーセント近く下げた日に、半導体材料も一緒に売られた——素直な連れ安だと見ています。30株・平均取得単価1,905円に対して終値3,175円、含み益はプラス38,100円・プラス66.67パーセント。

4位のコマツ(6301)はマイナス3.72パーセント。建設機械の世界2位です。今日の下げは、金利上昇と原油高で景気敏感株が売られたという文脈だと思っています。100株・平均取得単価3,618円に対して終値7,114円、含み益はプラス349,600円・プラス96.63パーセント——あと少しで取得額の2倍です。年間配当190円で取得利回り5.25パーセント、現在利回り2.67パーセント。差は2.58パーセントポイントでした。

5位のパンパシフィックHD(7532)はマイナス2.93パーセント。先ほど書いた通り、今日も安値を更新しています。150株・平均取得単価826円に対して終値726円10銭、含み損はマイナス14,985円・マイナス12.09パーセント。

下落TOP5を見て思ったのは、下げた5銘柄のうち3銘柄は依然として大きな含み益を抱えているということです。AREHDがプラス88.79パーセント、コマツがプラス96.63パーセント、FUJIMIがプラス66.67パーセント——今日の下げは、積み上がった含み益のごく一部が削られただけです。含み損なのはキオクシアとパンパシフィックHDの2銘柄だけでした。

ポートフォリオ全体

評価額 含み損益 含み損益(%) 前日比 前日比(%)
37,077,431円 +13,259,033円 +55.67% -88,242円 -0.24%

評価額3,707万円、含み損益プラス1,325万円、含み損益率プラス55.67パーセント。昨日のプラス56.20パーセントから、マイナス0.53パーセントポイントです。

いつものように分解しておきます。

要因 影響
株価による変動 -0.36ppt
買い増しによる分母の増加 -0.17ppt
合計 -0.53ppt

今日は71,937円を買い増したので、取得コストは23,746,370円から23,818,398円へ増えました。含み益率の低下のうち、およそ3分の2が株価によるもの、3分の1が分母の増加によるものです。

日経平均がマイナス1.93パーセント下げた日に、含み益率の低下が0.53ポイントです。含み益の絶対額でいえば、1,334万円から1,325万円へ8万7千円ほど減っただけ——7月から積み上げてきた含み益の0.65パーセントにすぎません。

評価額3,700万円のポートフォリオが、日経1,259円安の日に8万8千円しか動かない。この鈍さが、今日はプラスに働きました。

📚 初心者向けワンポイント解説:ベータ値とは——「日経が1,259円下げた日に、わたしは8万8千円しか減らなかった」の正体

今日、日経平均はマイナス1.93パーセント下げました。わたしのポートフォリオはマイナス0.24パーセントです。

割り算すると、およそ0.12。日経のおよそ8分の1しか動かなかったことになります。

この「指数に対して、どれくらいの倍率で動くか」を表す数字が、ベータ値(β)です。今日はこれを整理しておきます。

ベータ値の読み方

ベータ値は、市場全体が1パーセント動いたときに、その銘柄やポートフォリオが平均して何パーセント動くかを示します。

ベータ値 意味 典型的な銘柄
2.0 市場の2倍動く 半導体、グロース株、新興株
1.0 市場と同じだけ動く 指数連動のインデックスファンド
0.5 市場の半分しか動かない 食品、医薬品、電力・ガス
0付近 市場とほとんど連動しない 極端に分散されたもの、現金
マイナス 市場と逆に動く 金、一部のヘッジ資産

ベータが高い銘柄は、上げ相場では速く走り、下げ相場では大きく削られます。低い銘柄はその逆です。どちらが優れているという話ではなく、性格の違いです。

大事な注意:1日の割り算はベータ値ではない

ここは誤解しやすいところなので、先に書いておきます。

「今日はマイナス0.24をマイナス1.93で割って0.12だった」——これはベータ値ではありません。

本来のベータ値は、何十日、何百日ぶんの値動きを並べて、統計的に傾きを求めたものです。1日だけの比率は、たまたまその日そうなっただけの数字にすぎません。

実際、わたしの9月の9営業日を並べると、こうなります。

日付 日経平均 ポートフォリオ 1日の比率
9/1(火) -0.15% +1.46% 逆方向
9/2(水) -2.85% -1.68% 0.59
9/3(木) -0.17% +0.71% 逆方向
9/4(金) +1.26% -0.55% 逆方向
9/7(月) +2.12% +0.03% 0.01
9/8(火) -1.70% -1.22% 0.72
9/10(木) +0.20% -0.07% 逆方向
9/11(金) -1.93% -0.24% 0.12

0.01から0.72まで、ばらばらです。しかも9日のうち4日は、日経と逆方向に動いています。1日の比率をベータ値と呼べないのは、この通りです。

それでも全体を眺めると、傾向ははっきりしています。わたしのポートフォリオは、日経平均より明らかに動きが小さい。ざっくり0.5を下回るあたりにいそうだ、というのが9営業日を見た実感です。

なぜわたしのポートフォリオはベータが低いのか

理由は3つあると思っています。

1つめは、銘柄数が多いことです。188銘柄に分散していると、個別の材料はお互いに打ち消し合います。今日も、保険2社と豊田通商が上がり、半導体とコマツが下がりました。セクターがばらけていればいるほど、全体の振れは小さくなります。

2つめは、日経平均への寄与度が高い銘柄をほとんど持っていないことです。日経平均は値がさ株の影響が大きい価格加重型の指数です。わたしが持っているのは、株価が数百円から数千円の内需・素材・金融・建設が中心で、指数を動かしている銘柄とは重なりが小さい。指数が動く理由と、わたしの資産が動く理由が、そもそも違うわけです。

3つめは、高配当バリュー株そのものがベータの低いカテゴリだからです。配当を出し続けられる会社は、利益の振れが小さい成熟企業が多い。そういう会社の株価は、市場全体が荒れてもあまり動きません。配当という「株価とは別の収益源」があることも、下値を支えます。

低ベータの代償

ただし、いいことばかりではありません。

ベータが低いということは、上げ相場でも置いていかれるということです。

9月7日、日経平均はプラス2.12パーセント上げました。そのときわたしのポートフォリオはプラス0.03パーセント——ほとんど動きませんでした。対日経マイナス2.09パーセントポイントです。あの日の悔しさと、今日のプラス1.69パーセントポイントは、同じ性質の裏表です。

ベータが低いポートフォリオを持つというのは、「上げ相場で歯がゆい思いをする代わりに、下げ相場で眠れる」という取引です。どちらか片方だけは選べません。

長期投資家として、どう使うか

わたしがベータ値をどう使っているか、正直に書きます。

まず、数字そのものを計算してはいません。証券会社のツールで見られることもありますが、日々の判断には使っていません。

使っているのは、考え方のほうです。「今日、日経がこれだけ動いたのに、自分はこれだけしか動かなかった」を毎日記録しておくと、自分のポートフォリオの性格が、感覚として分かってきます。そして性格が分かっていると、日経が1,000円下げた日にも慌てません。「自分のは、たぶん5分の1くらいで済むだろう」と予想が立つからです。

もうひとつ。ベータが低いことを、意図的に選んでいるという自覚を持つことです。わたしは日経平均に勝つためにこのポートフォリオを組んでいるのではなく、配当を受け取りながら資産を減らさないために組んでいます。指数を追いかけたいならインデックスファンドを買えばいいのであって、わざわざ188銘柄を手で選ぶ理由は、指数とは違う動き方をさせたいからです。

今日のように日経が1,259円下げた日に、8万8千円しか減らない。これは偶然ではなく、そういう設計にしてある——そう思えるかどうかで、下げ相場での落ち着き方が変わってきます。

明日以降の注目ポイント

  • 国内長期金利が3.000パーセントに定着するか、それとも押し戻されるか
  • 金利上昇が続いた場合の不動産株・建設株の下値と、保険株・銀行株の上値
  • NY原油が3カ月ぶり高値からさらに上を試すか、エネルギーコストの株価への影響
  • 米国のインフレ再燃懸念と米長期金利の行方、AI関連株への逆風が続くか
  • キオクシアHD(285A)の10月1日の株式分割(1株→3株)に向けた需給
  • 来週の日米の金融政策会合と、それまでの様子見がいつまで続くか
  • 9月末の権利付き最終日(9月28日)に向けた高配当株の買い需要
  • 九州電力(9508)の9月29日の上場廃止と、キューデンホールディングスの10月1日上場に向けた需給
  • パンパシフィックHD(7532)が安値更新を続けるか、5回のナンピンが報われる局面が来るか

まとめ

今日9月11日は「日経が1,259円下げた日に、8万8千円しか減らなかった」という一日でした。日経平均マイナス1.93パーセントの64,011.34円、TOPIXマイナス0.65パーセントの4,028.30、わたしのポートフォリオはマイナス0.24パーセントという結果です。

9/11
日経平均 -1.93%
TOPIX -0.65%
わたしのポートフォリオ -0.24%

日経平均は大幅反落で約1カ月ぶりの安値でした。嫌気されたのは原油と金利です。NY原油は一時3カ月ぶりの高値、国内の長期金利は一時3.000パーセントに乗せ、終値ベースでも2.980パーセント——昨日の2.900パーセントから一日で0.1パーセントほど跳ねました。米国でもインフレ再燃への警戒から長期金利が上昇しており、エネルギーと金利が同時に上を向いたことで、AI関連への期待が後ろに下がったという一日です。

ポートフォリオは前日比マイナス88,242円・マイナス0.24パーセント、対日経プラス1.69パーセントポイント・対TOPIXプラス0.41パーセントポイント。50日累計は対日経プラス15.69パーセントポイントからプラス17.38パーセントポイントへ拡大しました。このプラス1.69pptは、9月に入ってからの9営業日で最大の勝ち幅です。日経が下げた6日は6日とも対日経プラス、上げた3日は3日とも対日経マイナス——9営業日で、まだ例外がひとつもありません。

上昇TOP5は第一ライフグループ(8750)プラス2.73パーセント、東京海上(8766)プラス2.26パーセント、ホンダ(7267)プラス1.80パーセント、豊田通商(8015)プラス1.66パーセント、チャーム・ケア・コーポレーション(6062)プラス1.54パーセント。1位と2位が保険でした。昨日は地銀3行、今日は保険2社——金利上昇という同じ材料が、2日続けて金融セクターを押し上げています。豊田通商は市況記事でも「逆行高」として名前が挙がり、含み益率はプラス209.68パーセントです。

下落TOP5はキオクシアHD(285A)マイナス6.99パーセント、AREホールディングス(5857)マイナス4.56パーセント、FUJIMI(5384)マイナス3.79パーセント、コマツ(6301)マイナス3.72パーセント、パンパシフィックHD(7532)マイナス2.93パーセント。キオクシアは9月7日に初めて含み益に転換したばかりでしたが、4営業日でマイナス9.2パーセント下げて、含み損に戻りました。それでも下げた5銘柄のうち3銘柄は、依然としてプラス66パーセントからプラス96パーセントの含み益を抱えています。

本日の取引は9銘柄・36株・合計71,937円で、9銘柄すべてナンピンです。今週は月曜から木曜にかけて64,358円・53,494円・23,314円・16,412円ときれいに細っていたのが、今日で週の最大に戻りました。買う金額を決めているのは、わたしの気分ではなく相場のほうです。9銘柄すべてが平均取得単価を下回る値段で、いちばん効いたのはソニーグループのマイナス42円でした。東京建物は9月に入って4回目、約定単価は3,385円・3,376円・3,338円・3,288円と毎回切り下がっています。浜松ホトニクスは8月31日から7回目、パンパシフィックHDは9月2日から5回目です。

アストロスケールHD(186A)の第1四半期は、減収で赤字拡大でした。経常損益マイナス30億500万円です。ただ手元資金は約350億円あり、この段階の会社としては想定の範囲内だと見ています。10株だけの例外的な枠なので、このまま持ちます。

含み損益率はプラス56.20パーセントからプラス55.67パーセントへ、マイナス0.53パーセントポイント。株価によるものがマイナス0.36ppt、買い増しによる分母の増加がマイナス0.17pptです。配当の入金はなく、9月の受取配当は累計64,494円のままでした。

日経が1,259円下げた日に、3,700万円が8万8千円しか減らない。これは偶然ではなく、188銘柄に分散して、指数を動かしている銘柄をほとんど持たず、利益の振れが小さい成熟企業を選んできた結果です。その代償として、9月7日の日経プラス2.12パーセントの日には、わたしはプラス0.03パーセントしか取れませんでした。上げ相場での歯がゆさと、下げ相場での落ち着きは、同じものの裏表です。わたしは後者を選んでいる——今日はそれを、あらためて確認できた一日でした。

明日も、地味に、着実に。


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免責事項:本記事は個人の投資記録であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。投資はご自身の判断と責任で行ってください。