【2026年8月17日】高配当株PF記録|キオクシア+15.07%大幅続伸、日経5日続伸69,220円でもPFは-0.42%とアンダー

今日のサマリー

今日8月17日(月)の東京株式市場は、日経平均がプラス506.45円・プラス0.74パーセントの69,220.25円で5営業日続伸という着地でした。長期金利が30年ぶりの高水準まで上昇し、インフレ加速を織り込む動きが続くなかでも、AI関連の半導体株への物色が相場を下支えした格好です。一方でTOPIXはマイナス13.09・マイナス0.31パーセントの4,184.11と小幅ながら反落しており、日経平均とTOPIXがはっきりと逆行する一日でした。

背景は「AI半導体・メモリ株への資金集中」+「長期金利上昇によるバリュー・内需株への利益確定売り」という組み合わせだと感じています。値がさの半導体関連銘柄が指数全体を押し上げる一方で、TOPIX採用の内需系優良株には利益確定の売りが出やすかったとみられ、指数間の乖離にそのままセクターローテーションの姿が表れた形です。

わたしのポートフォリオはマイナス0.42パーセント・マイナス153,903円——日経平均をマイナス1.16パーセントポイントでアンダーパフォームしました。含み損益率はプラス57.81パーセント、含み損益額はプラス1,340万円台と、前日のプラス1,356万円台からはやや後退したものの、高水準は維持しています。

今日の3大トピックは:

  1. キオクシアHD(285A)が上昇TOP5首位でプラス15.07パーセントの大幅続伸——米サンディスクの好調な業績見通しを好感した半導体メモリ市況の改善に加え、生成AI向けデータセンター需要の急拡大が材料視され、本日の検索急増ランキングでも1位に躍り出た
  2. 日経平均プラス0.74パーセントの一方でTOPIXはマイナス0.31パーセントと逆行——AI半導体への物色一極集中と、内需系バリュー株からの資金流出が同時に起きたとみられる一日
  3. 下落TOP5にアサヒ・伊藤忠商事・キリンHD・アステラス薬・HANATOURという内需系・ディフェンシブ系の優良株が5つ並んだ——それでもHANATOUR以外の4銘柄は含み益を維持しており、バリュー分散の底堅さそのものは崩れていない

主要指数とポートフォリオの比較

指標 終値 前日比 騰落率
私のポートフォリオ 36,602,444円 -153,903円 -0.42%
日経平均 69,220.25円 +506.45円 +0.74%
TOPIX 4,184.11 -13.09 -0.31%

日経平均とTOPIXの騰落率が符号から逆転する珍しい一日でした。わたしのバリュー分散型ポートフォリオはマイナス0.42パーセント——半導体主導で上げた日経平均には届かなかった一方、内需株中心のTOPIXよりは下げ幅が小さく、指数間の綱引きの真ん中に位置するような着地だったと言えます。

31日累計で対日経+10.15pptを維持

日付 日経平均 TOPIX ポートフォリオ 対日経差
7/2〜7/30 -8.56%累計 -0.94%累計 +5.20%累計 +13.76ppt累計
7/31(木) +4.03% +1.29% +0.06% -3.97ppt
8/3(月) -0.94% -1.08% -1.22% -0.28ppt
8/4(火) +0.32% +0.04% -0.49% -0.81ppt
8/5(水) +3.66% +2.13% +1.20% -2.46ppt
8/6(木・記事なし) -0.93% +0.19%(推計) +1.17% +2.10ppt
8/7(金) -0.12% +0.47% +0.70% +0.82ppt
8/10(月) +2.08% +0.63% -0.09% -2.17ppt
8/12(水) +0.83% +0.94% +0.61% -0.22ppt
8/13(木) +1.16% +0.89% +0.48% -0.68ppt
8/14(金) +0.59% +0.51% +0.28% -0.31ppt
8/17(月) +0.74% -0.31% -0.42% -1.16ppt
31日累計 -1.17% +3.61% +8.98% +10.15ppt

31日累計で日経平均マイナス1.17パーセントに対してPFプラス8.98パーセント対日経通算プラス10.15パーセントポイント——前日のプラス11.31pptからマイナス1.16pptの後退となりました。指数がAI半導体一色で駆け上がる局面ではどうしても対日経差が縮小しやすいものの、通算では依然として二桁パーセントポイントの高水準を維持できています。

本日の取引

本日は売買なし——新規購入も、ナンピンも、利確も、損だしも、何一つ行いませんでした。日経平均が5営業日続伸するような相場でも、既存の保有ラインをただじっと保有し続ける——それもまた立派な投資判断だと思っています。指数が半導体一極で上げる日ほど、つい追いかけたくなる誘惑があるものですが、保有銘柄の含み益が伸びるのを見守るだけで十分というのが、いつもの規律です。

私の高配当株ポートフォリオ実績

上昇TOP5

銘柄(コード) 保有数 平均取得単価 終値 前日比(%) 評価損益 年間配当金 取得利回り 現在利回り
キオクシアHD(285A) 10 56,044円 61,840円 +8,100(+15.07%) +57,960円 0円(無配) 0.00% 0.00%
NGK(5333) 20 1,976円 6,121円 +196(+3.31%) +82,900円 106円 5.36% 1.73%
キャリアリンク(6070) 14 2,261円 2,544円 +81(+3.29%) +3,962円 X円 x.xx% x.xx%
PILLAR(6490) 5 3,325円 10,480円 +300(+2.95%) +35,775円 188円 5.65% 1.79%
ほぼ日(3560) 8 3,989円 4,490円 +115(+2.63%) +4,008円 95円(中央値) 2.38% 2.12%

上昇TOP5の首位は文句なしにキオクシアHD(285A)プラス15.07パーセント——米サンディスクの好調な業績見通しが好感されたことに加え、生成AI向けデータセンター需要の急拡大を背景とした半導体メモリ市況全体の改善が材料視されたとみられます。7/14に2株の打診買いから始め、7/16の急落や7/21のS株失効といった山あり谷ありを経て、7/30・7/31に買い増して10株・平均取得単価56,044円まで積み上げてきた銘柄が、ここへきてまとまった含み益(プラス57,960円・プラス10.34パーセント)を積み上げてきたのは、打診買いから始めて規律を保ちながら向き合ってきたご褒美のようにも感じます。NGK(5333)プラス3.31パーセントは含み益率プラス209.77パーセントとポートフォリオ屈指の高含み益銘柄がさらに上乗せ、PILLAR(6490)プラス2.95パーセントも含み益率プラス215.19パーセントと、いずれも半導体製造装置・電子部品まわりの物色に乗った形です。キャリアリンク(6070)プラス3.29パーセントほぼ日(3560)プラス2.63パーセントは業種は異なりますが、指数全体の地合いの良さに素直に連動したとみています。

下落TOP5

銘柄(コード) 保有数 平均取得単価 終値 前日比(%) 評価損益 年間配当金 取得利回り 現在利回り
アサヒ(2502) 28 1,608円 1,661円 -82.5(-4.73%) +1,484円 57円 3.54% 3.43%
伊藤忠商事(8001) 430 1,259円 1,991.5円 -73(-3.54%) +314,975円 44円(要確認) 3.49% 2.21%
キリンHD(2503) 100 2,063円 3,000円 -108(-3.47%) +93,700円 76円 3.68% 2.53%
アステラス薬(4503) 100 1,719円 2,283円 -73.5(-3.12%) +56,400円 80円 4.65% 3.50%
HANATOUR(6561) 30 852円 809円 -26(-3.11%) -1,290円 42円 4.93% 5.19%

下落TOP5には内需系・ディフェンシブ系の優良株が綺麗に5つ並びました——アサヒ(2502)マイナス4.73パーセント、伊藤忠商事(8001)マイナス3.54パーセント、キリンHD(2503)マイナス3.47パーセント、アステラス薬(4503)マイナス3.12パーセント、HANATOUR(6561)マイナス3.11パーセントと、いずれも明確な個別材料が見当たらない中での下落だったため、AI半導体への物色一極集中の裏側で内需・バリュー株から資金が流出した、いわゆるセクターローテーションの一環だと捉えています。それでもアサヒ・伊藤忠商事・キリンHD・アステラス薬の4銘柄は本日の下落後も含み益を維持しており、主力の伊藤忠商事にいたっては含み益率プラス58.18パーセント・含み益額プラス314,975円と、下落TOP5に顔を出しながらも屈指の高含み益銘柄であることに変わりありません。含み損となったのはHANATOUR(6561)のみでマイナス1,290円と軽微であり、バリュー分散の底堅さは今日も崩れていないと感じます。

ポートフォリオ全体

評価額 含み損益 含み損益(%) 前日比 前日比(%)
36,602,444円 +13,408,164円 +57.81% -153,903円 -0.42%

含み損益率プラス57.81パーセント・含み損益額プラス1,340万円台——8/14のプラス1,356万円台からはマイナス153,903円の後退となりました。本日は売買がなかったため、評価額の増減はすべて保有銘柄の値動きによるもので、キオクシアHDの大幅上昇があってもなお、下落TOP5に並んだ内需株の下げ幅の方がやや上回った形です。それでも含み損益率は依然としてプラス57パーセント台を維持しており、大きな崩れではありません。

📚 初心者向けワンポイント解説:NAND型フラッシュメモリと半導体メモリ市況の基礎知識

今日、キオクシアHD(285A)がプラス15.07パーセントの大幅続伸を見せた背景には「半導体メモリ市況の改善」がありました。今日はこの仕組みについて整理してみたいと思います。

NAND型フラッシュメモリとは

キオクシアが主力とする「NAND型フラッシュメモリ」は、電源を切ってもデータが消えない不揮発性の半導体メモリで、スマートフォンやパソコンのストレージ(SSD)、そして近年は生成AI向けのデータセンターで大量のデータを保存する用途に欠かせない部品です。似た製品に「DRAM」がありますが、こちらは処理速度に優れる代わりに電源を切るとデータが消える揮発性メモリで、用途がやや異なります。

なぜ「市況」で株価が大きく動くのか

半導体メモリは自動車や汎用部品と違い、需要と供給のバランスが崩れやすく、価格が大きく上下する「シリコンサイクル」と呼ばれる循環がある業界です。データセンター投資が拡大して需要が急増する局面では価格が上昇し、メモリメーカーの収益性が一気に改善します。今日はキオクシアと同じNAND市場のプレイヤーである米サンディスクの好調な業績見通しが伝わったことで、「同業他社の決算内容が、直接の材料がなくても自社の株価を動かす」という現象が起きたと理解しています。

長期投資家として押さえておきたいこと

シリコンサイクルの銘柄は値動きが大きいぶん、打診買いのような小口から入り、規律を守って向き合うことが特に大切だと感じています。キオクシアは7月の初買いから急落・S株失効といった山を経て、じっくり買い増しを重ねてきた銘柄で、今日のような大幅高はその過程の延長線上にあるものだと捉えています。市況が良い時ほど気を大きくせず、買値と現在の値動きの差を淡々と記録し続けることこそが長期投資家の基本姿勢だと改めて思う一日でした。

明日以降の注目ポイント

  • キオクシアHD(285A)の上昇基調がどこまで続くか、NAND市況・サンディスク関連の続報
  • 日経平均とTOPIXの乖離(セクターローテーション)がこのまま続くか、内需株の反発タイミング
  • 下落TOP5に並んだアサヒ・伊藤忠商事・キリンHD・アステラス薬・HANATOURの値動き
  • 長期金利上昇・インフレ加速の動向と、東京市場全体への影響
  • 日経平均69,000円台での上値の重さ、6日続伸できるか
  • NGK・PILLARなど高含み益率銘柄のさらなる上値余地

まとめ

今日8月17日は「AI半導体・メモリ株への物色一極集中でTOPIXと日経平均が逆行し、キオクシアが大幅続伸する一方、内需優良株が軒並み下落TOP5に沈んだ一日」でした。日経平均プラス0.74パーセントで69,220.25円・5日続伸、TOPIXはマイナス0.31パーセントと反落、わたしのポートフォリオはマイナス0.42パーセントとアンダーパフォーム対日経31日累計はプラス10.15パーセントポイントとなりました。

8/17
日経平均 +0.74%
TOPIX -0.31%
わたしのポートフォリオ -0.42%

AI半導体・メモリ株への資金集中と、長期金利上昇を背景にした内需・バリュー株からの利益確定売りという組み合わせで、日経平均とTOPIXがはっきり逆行する一日となりました。その象徴が上昇TOP5首位のキオクシアHD(285A)プラス15.07パーセント——米サンディスクの好調な業績見通しと生成AI向けデータセンター需要の拡大を背景とした大幅続伸です。一方で下落TOP5にはアサヒ・伊藤忠商事・キリンHD・アステラス薬・HANATOURという内需系優良株が5つ並びましたが、そのうち4銘柄は含み益を維持しており、バリュー分散の底堅さそのものは崩れていません。本日の取引は売買なし——指数が大きく動く日でも、既存ポジションをじっと見守る規律を貫いた一日でした。

明日も、地味に、着実に。


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免責事項:本記事は個人の投資記録であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。投資はご自身の判断と責任で行ってください。