【2026年9月30日】高配当株PF記録|日経+1.94%で3日ぶり反発・PF+1.53%、9月は月間で日経に負け越し、NSグループ押し目買い・東京建物ナンピン、配当3件

今日のサマリー

日経平均はプラス1,272円45銭・プラス1.94パーセントの66,753円72銭で、3日ぶりに反発しました。8月18日以来の高値水準と伝わっています。

TOPIXもプラス67.52・プラス1.67パーセントの4,108.65。東証プライムでは値上がりが1,127銘柄と約7割、値下がりは368銘柄でした。売買代金は9兆1,000億円台と、昨日の7兆円台からぐっと膨らんでいます。

買いの中心は半導体でした。前日の米国市場でフィラデルフィア半導体株指数が1パーセントを超えて上げ、東京エレクトロンやアドバンテストに朝から買いが入ったようです。さらに、TDKと太陽誘電が次世代の電子部品の共同開発で基本合意したと発表。AIサーバー向けの積層部品への期待から、AI関連全体に買いが戻ったと伝わっています。金利の高止まりが収益の支えになるとして、銀行株も戻したようです。

わたしのポートフォリオは、プラス560,523円・プラス1.53パーセントでした。

対日経はマイナス0.41パーセントポイント、対TOPIXもマイナス0.14パーセントポイント。半導体が引っ張る日に、高配当株中心のポートフォリオが指数に少し届かない——7月から何度も見てきた形です。それでも、昨日削られた957,147円のうち、6割弱を1日で取り戻しました。

そして今日は、9月の最終営業日です。月間の成績を締めてみると、9月は日経平均に負け越した1か月でした。そのあたりは、あとの月次サマリーで正直に書きます。

今日のトピックは:

  1. 日経平均はプラス1.94パーセントで3日ぶり反発、TOPIXもプラス1.67パーセント。米半導体株高とTDK・太陽誘電の共同開発の発表で、AI関連に買いが戻った
  2. わたしのポートフォリオはプラス1.53パーセント・プラス560,523円で、対日経マイナス0.41ポイント。下落TOP5の1位でもマイナス1.34パーセントという全面高の日だった
  3. 上昇TOP5首位は、上方修正の余韻が続くハピネット(7552)のプラス7.56パーセントで、2日続けて上場来高値。下落TOP5には、9月29日から1株→2株の株式分割後の株価で取引されているバローHD(9956)が入った
  4. NSグループ(471A)を4株押し目買い、東京建物(8804)を2株ナンピン、合計12,722円。さらに、1月決算の積水ハウス(1928)の中間配当など3件、税引後6,980円を受け取り、9月の受取配当は78,710円に
  5. 9月の月次成績は、騰落率の単純合計で日経平均プラス0.84パーセントに対してポートフォリオはマイナス1.63パーセント。評価額は8月末から94,415円減って、9月を締めた

主要指数とポートフォリオの比較

指標 終値 前日比 騰落率
私のポートフォリオ 37,150,543円 +560,523円 +1.53%
日経平均 66,753.72円 +1,272.45円 +1.94%
TOPIX 4,108.65 +67.52 +1.67%

日経平均に対してマイナス0.41パーセントポイント、TOPIXに対してマイナス0.14パーセントポイント。

昨日は権利落ちでTOPIXに0.83ポイント負け、今日は0.14ポイントの負け。負け幅はぐっと小さくなりました。東証プライムの7割が上げた日なので、194銘柄に分散したわたしのポートフォリオも、市場全体とほぼ同じように上げたということだと思います。差がついたのは、半導体やAI関連の上げ幅の大きさのぶんです。

60日累計で対日経+13.06ppt

日付 日経平均 TOPIX ポートフォリオ 対日経差
7/2〜7/30 -8.56%累計 -0.94%累計 +5.20%累計 +13.76ppt累計
7/31(木) +4.03% +1.29% +0.06% -3.97ppt
8/3(月) -0.94% -1.08% -1.22% -0.28ppt
8/4(火) +0.32% +0.04% -0.49% -0.81ppt
8/5(水) +3.66% +2.13% +1.20% -2.46ppt
8/6(木・記事なし) -0.93% +0.19%(推計) +1.17% +2.10ppt
8/7(金) -0.12% +0.47% +0.70% +0.82ppt
8/10(月) +2.08% +0.63% -0.09% -2.17ppt
8/12(水) +0.83% +0.94% +0.61% -0.22ppt
8/13(木) +1.16% +0.89% +0.48% -0.68ppt
8/14(金) +0.59% +0.51% +0.28% -0.31ppt
8/17(月) +0.74% -0.31% -0.42% -1.16ppt
8/18(火) -2.54% -1.05% -0.15% +2.39ppt
8/19(水) -3.16% -3.09% -2.47% +0.69ppt
8/20(木) +1.36% +1.18% +1.35% -0.01ppt
8/21(金) -0.30% +0.19% +1.02% +1.32ppt
8/24(月) -0.74% +0.15% +0.28% +1.02ppt
8/25(火) +0.50% +0.50% +0.31% -0.19ppt
8/26(水) +0.62% +0.42% +0.21% -0.41ppt
8/27(木) -0.20% +0.15% +0.14% +0.34ppt
8/28(金) +0.41% +0.72% +0.28% -0.13ppt
8/31(月) -0.14% +0.23% +0.22% +0.36ppt
9/1(火) -0.15% +0.62% +1.46% +1.61ppt
9/2(水) -2.85% -2.40% -1.68% +1.17ppt
9/3(木) -0.17% +0.50% +0.71% +0.88ppt
9/4(金) +1.26% +0.03% -0.55% -1.81ppt
9/7(月) +2.12% +0.55% +0.03% -2.09ppt
9/8(火) -1.70% -1.83% -1.22% +0.48ppt
9/9(水) -0.19% -0.09% +0.00% +0.19ppt
9/10(木) +0.20% +0.20% -0.07% -0.27ppt
9/11(金) -1.93% -0.65% -0.24% +1.69ppt
9/14(月) -0.81% +0.74% +0.92% +1.73ppt
9/15(火) -0.01% -0.52% -0.65% -0.64ppt
9/16(水) +0.69% +0.61% +0.63% -0.06ppt
9/17(木) +0.33% +0.80% +0.99% +0.66ppt
9/18(金) +1.38% -0.07% -0.71% -2.09ppt
9/24(木・記事なし) +0.76%(推計) -0.39%(推計) -0.65%(推計) -1.41ppt
9/25(金) +1.30% +1.31% +1.04% -0.26ppt
9/28(月) -0.73% -0.40% -0.62% +0.11ppt
9/29(火) -0.60% -1.72% -2.55% -1.95ppt
9/30(水) +1.94% +1.67% +1.53% -0.41ppt
60日累計 -4.52% +1.97% +8.54% +13.06ppt

60日累計は日経平均マイナス4.52パーセントに対してポートフォリオはプラス8.54パーセント、対日経通算プラス13.06パーセントポイントです。昨日のプラス13.47ポイントから、0.41ポイント縮みました。それでも、7月初めからの通算では13ポイントの差を保っています。

9月の月次サマリー——日経平均に負け越した1か月

月末なので、8月末との比較も記録しておきます。

項目 8月末(8/31) 9月末(9/30) 増減
評価額 37,244,958円 37,150,543円 -94,415円
含み損益 +13,838,418円 +13,177,779円 -660,639円
含み損益率 +59.12% +54.97% -4.15ppt

評価額はマイナス94,415円。9月も毎日のように買い増しを続けていて、そのぶん元本は増えていますから、含み損益で見るとマイナス660,639円です。含み損益率は4.15ポイント下がりました。

9月(19営業日) 日経平均 TOPIX ポートフォリオ
騰落率の単純合計 +0.84% -1.04% -1.63%
対日経差 — — -2.47ppt
日経平均に勝った日数 — — 9勝10敗

営業日ごとの騰落率を単純に足し合わせたざっくり比較では、日経平均プラス0.84パーセントに対して、ポートフォリオはマイナス1.63パーセント。マイナス2.47ポイントの負け越しです。日経平均との勝ち負けは9勝10敗でした。7月・8月とアウトパフォームが続いていたので、7月にこの累計表を付けはじめてから、月単位で負けたのは初めてになります。

日経平均の9月は、実際の終値ベースでもプラス441円・プラス0.66パーセントで2か月続けての上昇でした。原油高で物価の上昇が目立ち、日銀は9月18日の金融政策決定会合で政策金利を1.25パーセントに引き上げています。国内の10年国債利回りは3パーセント台、米国の長期金利も5パーセント台と伝わっていて、金利の上昇が株価の上値を抑えた1か月でした。

負けた理由は、大きく3つあったと思っています。

  1. 金利の上昇。わたしのポートフォリオには、東京建物やヒューリックのような不動産株、利回り目当てで持っている株が多い。金利が上がると、こうした銘柄の相対的な魅力は下がります
  2. 半導体・AI関連の上げ。9月の日経平均の上げは、値がさの半導体株が引っ張った日が多かった。わたしのポートフォリオでは、その比重が小さい
  3. 9月29日の権利落ち。昨日の記事で、95万円のうち30万〜40万円は配当落ちと見積もりました。これはいわば“形が変わっただけ”のマイナスで、11月から12月に配当として戻ってくるお金です

3つ目だけで、評価額に対して0.8〜1.1パーセントぶん。それを足し戻せば、9月の負け越しは半分以下になる計算です。言いわけに聞こえるかもしれませんが、高配当株に寄せたポートフォリオは、中間配当の権利落ちがある9月と3月に、指数に負けやすくできている。そのことは、数字として覚えておきたいと思います。

本日の取引

今日は、2銘柄を合計6株・12,722円買い増しました。

銘柄(コード) 約定株数 約定単価 約定金額 意図
NSグループ(471A) 4 1,541円 6,164円 押し目買い(平均取得単価1,413円を上回る・44→48株)
東京建物(8804) 2 3,279円 6,558円 ナンピン(平均取得単価3,495円を下回る・96→98株)
合計 6 — 12,722円 —

このブログでは、平均取得単価より上で買い増すのを「押し目買い」、下で買い増すのを「ナンピン」と呼び分けています。NSグループは平均取得単価より上なので押し目買い、東京建物は下なのでナンピンです。

そして、今日も2銘柄とも、約定単価がこの日の終値とちょうど同じでした。昨日のイエローハットとヒューリックに続いて、2日連続です。

銘柄(コード) 買い増し前 買い増し後 平均取得単価の変化
NSグループ(471A) 44株・1,413円 48株・約1,424円 +11円
東京建物(8804) 96株・3,495円 98株・約3,491円 -4円

NSグループ(471A)——9月3回目の押し目買い

NSグループは、賃貸住宅の家賃保証を中心とする会社です。入居者が家賃を払えなくなったときに、大家さんに代わりに払う——その保証料で稼ぐビジネスです。9月8日には、34株ぶんの中間配当1,031円を受け取っています。

日付 約定株数 約定単価 買い増し後の株数
9/1(火) 4 1,602円 38株
9/2(水) 6 1,534円 44株
9/30(水) 4 1,541円 48株

9月2日以来、4週間ぶりの買い増しです。約定単価1,541円は、9月2日の1,534円とほぼ同じ水準。今日の前日比はプラス1円・プラス0.06パーセントで、全面高の日にほとんど動かなかった銘柄です。

年間配当は、2026年12月期の会社予想で76円。予想配当利回りは4.93パーセントで、76円と整合します。48株なら年間3,648円(税引前)。取得利回りは約5.34パーセント、今日の終値での現在利回りは4.93パーセントです。押し目買いなので平均取得単価は11円上がり、取得利回りは5.38パーセントから少しだけ下がりました。

家賃保証は、入居者の滞納が増えると収益が圧迫されるビジネスです。金利や景気の影響をまったく受けないわけではないので、そこは中間決算で確かめていきたいと思います。

東京建物(8804)——9月6回目のナンピン、約定単価はまた最安

東京建物は、オフィスビルやマンションを手がける不動産会社です。9月に入ってから、今日で6回目のナンピンになりました。

日付 約定株数 約定単価 買い増し後の株数
9/2(水) 2 3,385円 86株
9/4(金) 2 3,376円 88株
9/7(月) 2 3,338円 90株
9/11(金) 4 3,288円 94株
9/15(火) 2 3,283円 96株
9/30(水) 2 3,279円 98株

約定単価は、6回とも前回より下です。3,385円から3,279円まで、少しずつ切り下がってきました。ただ、今日の東京建物はプラス36円・プラス1.11パーセントで、上げた日です。上げた日に買っても、平均取得単価より下ならナンピン——9月9日の記事で書いた「今日下げた銘柄」と「平均取得単価より安い銘柄」は別の軸、という話が、今日もそのまま当てはまります。

2株を足して、平均取得単価は4円下がって約3,491円。含み損率はマイナス6パーセント前後で、9月に入ってからほとんど縮んでいません。金利の上昇が続いた9月は、不動産株にとって分の悪い1か月でした。月次サマリーで書いた「負けた理由」の1つ目を、自分でも持ち続けているわけです。

年間配当は126円(中間61円+期末65円予定)。98株なら年間12,348円(税引前)。取得利回りは約3.61パーセント、今日の終値での現在利回りは3.84パーセントです。株価が買値より下にあるので、現在利回りのほうが高い。配当をもらいながら、金利の風向きが変わるのを待つ銘柄だと思っています。

私の高配当株ポートフォリオ実績

上昇TOP5

銘柄(コード) 保有数 平均取得単価 終値 前日比(%) 評価損益 年間配当金 取得利回り 現在利回り
ハピネット(7552) 6 2,678円 5,190円 +365(+7.56%) +15,072円 100円 3.73% 1.93%
アストロスケール(186A) 16 1,019円 1,262円 +67(+5.61%) +3,888円 0円 0.00% 0.00%
三井化学(4183) 16 2,144円 2,146.5円 +110.5(+5.43%) +40円 75円 3.50% 3.49%
ミネベアミツミ(6479) 4 3,310円 3,748円 +173(+4.84%) +1,752円 60円 1.81% 1.60%
パーカー(9845) 100 1,141円 1,397円 +64(+4.80%) +25,600円 53円 4.65% 3.79%

5位までがプラス4.8パーセント以上。昨日は5位がプラス1.25パーセントでしたから、様変わりです。

ハピネット(7552)——2日続けて上場来高値、含み益率はプラス93.80パーセント

首位は、昨日に続いてハピネットです。プラス365円・プラス7.56パーセントの5,190円。取引時間中には5,260円まであり、2日続けて上場来高値を更新しました。

材料は、9月28日の引け後に出た上期(4〜9月期)の業績予想の上方修正です。上期の純利益は、減益予想から一転して前年同期比35パーセント増の90億円へ。昨日のプラス12.47パーセントに続く上げで、2日で合わせて20パーセントを超えました。

6株・平均取得単価2,678円に対して、含み益率はプラス93.80パーセント。もう少しで2倍です。ただ、株価が上がったぶん、現在利回りは1.93パーセントまで下がりました。取得利回りの3.73パーセントとの差は1.80ポイント——早く買っておいたことの価値が、この差に表れています。

年間配当100円は、上方修正の前の数字です。配当予想がどう扱われるかは、まだ確かめられていません。

アストロスケール(186A)・三井化学(4183)・ミネベアミツミ(6479)・パーカー(9845)

2位のアストロスケールはプラス5.61パーセント。宇宙ごみ(デブリ)の除去を手がける会社で、無配です。グロース250指数が5日ぶりに反発した日で、新興株全体に押し目買いが入ったと伝わっています。9月15日にナンピンした6株が効いて、含み益率はプラス23.85パーセントまで来ました。

3位の三井化学はプラス110.5円・プラス5.43パーセント。9月25日のナンピン直後から再び平均取得単価を割り込んでいましたが、今日の上げで含み益プラス40円。ほぼ損益ゼロのところまで戻しました。9月7日の打診買いから4回買い増してきた銘柄なので、ようやく土俵に戻った、という気持ちです。証券会社の評価引き上げも材料として伝わっていますが、わたしのほうでは一次情報を確かめられていません。

4位のミネベアミツミはプラス4.84パーセント。前日の29日に、中堅証券が目標株価を5,200円に引き上げたと伝わっています。データセンター向けの需要が好調で、半導体・AI関連が買われた今日の流れにも乗ったのだと思います。年間配当60円は、予想配当利回り1.60パーセントと終値3,748円から整合を確認しました。

5位のパーカーはプラス4.80パーセント。100株持っているので、増加額は6,400円と、今日の上昇TOP5でいちばん大きい。9月25日に下落TOP5に入っていた銘柄が、今日は上昇TOP5です。取得利回り4.65パーセントは、今日の上昇TOP5で最も高い数字になります。

下落TOP5

銘柄(コード) 保有数 平均取得単価 終値 前日比(%) 評価損益 年間配当金 取得利回り 現在利回り
ほぼ日(3560) 8 3,989円 5,140円 -70(-1.34%) +9,208円 90円 2.26% 1.75%
ニレコ(6863) 15 695円 1,128円 -14(-1.23%) +6,495円 35円 5.04% 3.10%
東洋シヤッター(5936) 40 894円 896円 -11(-1.21%) +80円 43円 4.81% 4.80%
日本ケアサプライ(2393) 20 1,490円 4,400円 -45(-1.01%) +58,200円 74円 4.97% 1.68%
バローHD(9956) 24 1,308円 1,628円 -15(-0.91%) +7,680円 40円 3.06% 2.46%

下落TOP5の1位が、マイナス1.34パーセント。194銘柄のなかで、マイナス1.4パーセントより大きく下げた銘柄がひとつもなかったことになります。昨日の下落TOP5は5銘柄ともマイナス5パーセント超でしたから、まるで別の市場です。

ほぼ日(3560)・ニレコ(6863)・東洋シヤッター(5936)・日本ケアサプライ(2393)

1位のほぼ日はマイナス1.34パーセント。8月決算の会社で、10月14日に2026年8月期の本決算の発表を控えています。決算前の持ち高調整くらいの動きだと受け止めています。含み益率はプラス28.85パーセントです。

2位のニレコはマイナス1.23パーセント。9月17日・18日・29日と上昇TOP5の常連だった銘柄で、今日はひと休みです。取得利回り5.04パーセントは、今日の10銘柄のなかで最も高い数字です。

3位の東洋シヤッターはマイナス1.21パーセント。含み益はプラス80円で、ほぼ買値です。年間配当は、これまで会社予想のレンジ「43〜44円」で記録していましたが、予想配当利回り4.80パーセントと終値896円から逆算すると43円。今日から43円で記録します。取得利回りと現在利回りがほぼ同じなのは、株価がほぼ買値だからです。

4位の日本ケアサプライはマイナス1.01パーセント。含み益率はプラス195.30パーセントと、今日の10銘柄のなかで群を抜いています。株価が買値の約3倍なので、取得利回り4.97パーセントに対して現在利回りは1.68パーセント。差の3.29ポイントが、長く持ってきたことの価値です。

バローHD(9956)——保有株数が12株から24株に

5位のバローHDはマイナス0.91パーセント。スーパーマーケットを中心とする会社です。

画面を見て、保有株数が24株、平均取得単価が1,308円になっていることに気づきました。これまでの記録は12株・2,616円。ちょうど株数が2倍、平均取得単価が半分です。

調べてみると、バローHDは1株を2株にする株式分割を実施していて、株価は9月29日から分割後の水準で取引されていました。9月28日の終値3,405円に対して、29日の終値は1,643円。分割で半分になった1,702.5円から、さらに配当落ちと地合いの悪さで下げた、という計算になります。昨日の時点で気づけていなかったのは、TOP5に入らなかったからです。

分割前 分割後
保有株数 12株 24株
平均取得単価 2,616円 1,308円
年間配当(会社予想) 80円 40円
取得利回り 3.06% 3.06%

株数が2倍になって、1株あたりの配当も半分になる。受け取る配当の総額は、12株×80円でも24株×40円でも、同じ960円です。取得利回りもまったく変わりません。株式分割は、ピザを8つに切るか16に切るかの違い——ピザの大きさは同じです。

バローHDは、7月に公募増資、株式分割、増配、コーナン商事との資本業務提携をまとめて発表していました。そのうちの株式分割が、ここで形になったわけです。

ランキングの合計はプラス9,652円、全体はプラス560,523円

今日も、上昇TOP5と下落TOP5の増減額を足してみます。

増減額
上昇TOP5の合計 +12,122円
下落TOP5の合計 -2,470円
TOP10の合計 +9,652円
ポートフォリオ全体 +560,523円
ランキング外の184銘柄 +550,871円

昨日はランキング外の184銘柄でマイナス943,975円、今日はプラス550,871円。1銘柄あたり約3,000円ずつ上げた計算です。今日も、全体を動かしたのはランキングに載らない銘柄たちでした。プラス1〜2パーセントで上げた数十株、数百株の銘柄が、静かに56万円を積み上げたのだと思います。

ポートフォリオ全体

評価額 含み損益 含み損益(%) 前日比 前日比(%)
37,150,543円 +13,177,779円 +54.97% +560,523円 +1.53%

評価額は37,150,543円。9月17日の過去最高37,856,978円まで、あと706,435円です。昨日「思っていたより遠のいた」と書いた差は、1日で半分近くに縮まりました。

含み損益はプラス13,177,779円・プラス54.97パーセント。昨日のプラス52.66パーセントから2.31ポイント戻しました。

📚 初心者向けワンポイント解説:株式分割で株数が増えるのは「いつ」か——バローHDが9月29日から24株になっていた理由

今日、バローHDの株数が倍になっていることに気づきました。10月1日にはキオクシアHDや三井住友FGの株式分割も控えているので、株式分割の「タイミング」を整理しておきます。

株式分割の3つの日付

株式分割には、権利落ち日・基準日・効力発生日という3つの日付が出てきます。配当の権利落ちと同じ仕組みです。

日付 何が起きるか バローHDの場合
権利付最終日 この日の終わりに株を持っていれば、分割の対象になる 9月28日(月)
権利落ち日 株価が分割後の水準で取引されはじめる 9月29日(火)
基準日 株主名簿に載っている人が分割の対象になる 9月30日(水)とみられる
効力発生日 株式が法的に分割される 10月1日(木)とみられる

ポイントは、株価は権利落ち日から分割後の水準で動きはじめるということです。そのため、証券会社の画面でも、権利落ち日のころから分割後の株数で表示されることがあります。バローHDの株価が9月29日から約半分になっていたのは、そのためです。基準日と効力発生日は、株価の動きと日本の株式の受け渡しの仕組みから推測したもので、会社の開示で確かめたわけではありません。

分割で「得」も「損」もしない

株数が2倍になっても、株価が半分になるので、評価額は変わりません。配当も、1株あたりの金額が半分になるので、受け取る総額は同じです。

9月4日の記事では、分割をまたいだ中間配当の明細を見て「100株分しか入っていない」と一瞬あせった話を書きました。分割の前の基準日なら分割前の株数で、分割後の基準日なら分割後の株数で配当が計算される。どちらでも、総額は変わりません。

それでも分割に意味がある理由

損得が変わらないのに、なぜ会社は株式分割をするのか。いちばん大きな理由は、1単元(100株)あたりの金額を下げて、個人投資家が買いやすくするためです。買いやすくなれば株主が増え、株の売買も増える。それが、長い目で見て株価の安定につながると考えられています。

わたしのような単元未満株(S株)で少しずつ買う投資家にとっては、正直なところ、分割の恩恵は大きくありません。もともと1株から買えるからです。ただ、記録を付けるうえでは、株数と平均取得単価と1株配当の3つを、同じ比率で付け替える必要があります。今日のバローHDでそれをやってみて、10月1日のキオクシアHDや三井住友FGに備える——そんな月末になりました。

配当情報

今日は3件の配当を受け取りました。

銘柄(コード) 決算期 配当の種類 基準日の保有株数 1株配当 配当金総額 税額 受取額(税引後)
積水ハウス(1928) 1月 中間配当 108株 72円 7,776円 1,578円 6,198円
チャーム・ケア・コーポレーション(6062) 6月 期末配当 20株 23円 460円 93円 367円
パン・パシフィック・インターナショナルHD(7532) 6月 期末配当 80株 6.5円 520円 105円 415円
合計 — — — — 8,756円 1,776円 6,980円

税額はいつもの源泉徴収で、所得税と住民税を合わせて約20パーセントです。

積水ハウス(1928)——1月決算の中間配当

今日いちばん大きかったのは、積水ハウスの6,198円です。積水ハウスは1月決算の会社なので、中間配当の基準日は7月31日。3月決算の会社がまだ中間配当の権利を取ったばかりの9月末に、もう中間配当が入ってくる。決算期がずれている会社を持っていると、配当の入金が年間に散らばるのがいいところです。

明細の数量が108株なのは、7月31日に2株を買い増したものの、受け渡しが基準日に間に合わなかったからです。今は110株。買い増した2株は、次の期末配当から効いてきます。

2027年1月期の年間配当は、会社予想で145円。中間72円に対して、期末は73円という計算になります。110株なら年間15,950円(税引前)。平均取得単価3,116円に対して、取得利回りは約4.65パーセントです。これまで年間配当を確かめきれていなかった銘柄なので、今日の明細をきっかけに145円で記録しました。

チャーム・ケア(6062)・パン・パシフィックHD(7532)——6月決算の期末配当

チャーム・ケアは介護付き有料老人ホームを運営する会社で、6月決算です。今回の23円は、2026年6月期の期末配当。前期の年間配当43円のうちの期末ぶんになります。9月11日の記事で書いたとおり、今期(2027年6月期)の会社予想は48円。20株なら年間960円(税引前)です。

パン・パシフィック・インターナショナルHDは、ドン・キホーテを運営する会社です。こちらも6月決算で、2026年6月期の期末配当6.5円。6月末の時点では80株でしたが、そのあと9月にナンピンを重ねて、今は190株。今期(2027年6月期)の会社予想は年間10円なので、190株なら年間1,900円(税引前)になります。含み損を抱えたまま買い増してきた銘柄ですが、配当は着実に増えていく計算です。

9月の受取配当は78,710円

入金日 内容 受取額(税引後)
9/1(火) JT・INPEXほか6銘柄 40,870円
9/2(水) オプテックスグループ(6914) 183円
9/3(木) ヒューリック(3003) 4,486円
9/4(金) ヤマハ発動機・キリンHD・サンセイランディック・荏原実業 10,980円
9/7(月) 住友林業(1911) 2,869円
9/8(火) NSグループ(471A)・東京建物(8804) 4,726円
9/9(水) ニチリン(5184) 380円
9/15(火) カナディアン・ソーラー・インフラ投資法人(9284) 4,847円
9/17(木) すかいらーくHD(3197)・クリヤマHD(3355) 1,041円
9/18(金) GMOフィナンシャルHD(7177) 462円
9/28(月) ショーボンドHD(1414) 886円
9/30(水) 積水ハウス・チャーム・ケア・パン・パシフィックHD 6,980円
9月合計 — 78,710円

9月の受取配当は、税引後で合計78,710円になりました。12月決算の会社の中間配当、6月決算の会社の期末配当、そして1月決算の積水ハウスの中間配当。決算期の違う会社から、1か月を通して少しずつ入ってきたかたちです。

月次サマリーでは、評価額が94,415円減ったと書きました。その同じ9月に、78,710円の配当が口座に入っている。評価額の上下とは別の場所で、お金は着実に積み上がっています。9月29日に落ちた中間配当が入ってくる11月から12月には、この表がもっと長くなるはずです。

明日以降の注目ポイント

  • 10月1日(木)は、キオクシアHD(285A)の1株→3株、三井住友FG(8316)の1株→2株などの株式分割の効力発生日。バローHDと同じように、株数と平均取得単価と1株配当を付け替えます
  • ハピネット(7552)は2日で20パーセントを超える上げ。上方修正を受けて配当予想がどう扱われるか、上期の決算発表で確かめたいところです
  • ほぼ日(3560)は、10月14日に2026年8月期の本決算を発表予定です
  • 東京建物(8804)は9月に6回ナンピンして98株。金利の動きが、不動産株の重しになり続けるのかを見ていきます
  • 10月は、3月決算の会社の中間決算発表が下旬から始まる月。OKI(6703)の早期退職の費用がどう計上されるかも、その中で確かめます
  • 9月は日経平均に負け越しました。10月の最初の数日で、権利落ちで下がったぶんがどこまで戻るのか。配当落ちのぶんは理屈のうえでは戻らないので、戻るとすれば、それは“本当の下げ”が戻ったということです

まとめ

9/30 9月(単純合計)
日経平均 +1.94% +0.84%
TOPIX +1.67% -1.04%
わたしのポートフォリオ +1.53% -1.63%

日経平均はプラス1.94パーセントで3日ぶりに反発、TOPIXもプラス1.67パーセント。米国の半導体株高と、TDKと太陽誘電の共同開発の発表で、AI関連に買いが戻る一日でした。東証プライムの約7割が上げています。

わたしのポートフォリオはプラス560,523円・プラス1.53パーセント、対日経マイナス0.41パーセントポイント。下落TOP5の1位がマイナス1.34パーセントという全面高で、昨日削られたぶんの6割近くを1日で取り戻しました。

上昇TOP5の首位は、2日続けて上場来高値を付けたハピネット(7552)のプラス7.56パーセント。三井化学(4183)は、ようやく損益ゼロの土俵に戻りました。下落TOP5のバローHD(9956)は、9月29日から株式分割後の株価で取引されていて、12株が24株になっていた。株数が2倍、平均取得単価と1株配当が半分で、配当の総額も取得利回りも変わらない——それを自分の記録で確かめた日です。

本日の取引は、NSグループ(471A)を4株押し目買い、東京建物(8804)を2株ナンピンして、合計12,722円。東京建物は9月だけで6回目のナンピンになりました。そして、1月決算の積水ハウス(1928)の中間配当を含む3件、税引後6,980円を受け取り、9月の受取配当は78,710円です。

9月を締めてみると、騰落率の単純合計で日経平均プラス0.84パーセントに対して、ポートフォリオはマイナス1.63パーセント。7月にこの累計表を付けはじめてから、初めて月単位で日経平均に負けました。金利の上昇、半導体主導の上げ、そして権利落ち——高配当株に寄せた投資が不利になる条件が、3つそろった1か月だったと思います。それでも、その同じ1か月に78,710円の配当が入っている。評価額とは別のところで積み上がっていくものを見失わずに、10月を迎えたいと思います。

明日も、地味に、着実に。


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免責事項:本記事は個人の投資記録であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。投資はご自身の判断と責任で行ってください。