【2026年9月29日】高配当株PF記録|権利落ち日に日経-0.60%・TOPIX-1.72%、PF-2.55%で7月以降最大の下げ、ハピネット上方修正で+12.47%、2銘柄押し目買い

今日のサマリー

日経平均はマイナス396円35銭・マイナス0.60パーセントの65,481円27銭で、続落しました。下げ幅は一時1,100円を超えたと伝わっていますから、引けにかけてはかなり戻したことになります。

TOPIXはマイナス70.87・マイナス1.72パーセントの4,041.13。日経平均の3倍近い下げ率です。東証プライムでは値下がり1,318銘柄に対して値上がりはわずか170銘柄、約9割が下げた一日でした。売買代金は7兆3,224億円です。

下げの理由として伝わっているのは、米国株安、中東情勢を受けた原油先物の上昇、そして3月期決算企業の中間配当の権利落ちでした。TDK、中外製薬、トヨタなどが売られ、商社のような高配当株にも配当落ちに伴う売りが目立ったようです。一方で、ファーストリテイリング、リクルート、大塚HDは買われていた。値がさのファーストリテイリングが上げたぶん、日経平均の下げは小さく見えた——TOPIXとの差は、そういう中身だと思います。

わたしのポートフォリオは、マイナス957,147円・マイナス2.55パーセントでした。

対日経はマイナス1.95パーセントポイント、対TOPIXもマイナス0.83パーセントポイント。7月から付けている累計表のなかで、1日の下落率としては最大です。これまでの最大は8月19日のマイナス2.47パーセントでした。

ただ、今日は権利落ち日です。昨日の記事で「評価額はまとまって削られるはず」と書いた、その日になります。95万円のうち、どこまでが配当落ちで、どこからが本当の下げなのか——今日の解説では、そこを大づかみに試算してみました。

今日のトピックは:

  1. 中間配当の権利落ち日に、日経平均はマイナス0.60パーセントで続落、TOPIXはマイナス1.72パーセント。米株安と原油高が重なり、東証プライムの約9割が下げた
  2. わたしのポートフォリオはマイナス2.55パーセント・マイナス957,147円で、対日経マイナス1.95ポイント。7月以降の累計表で最大の下落率。上昇TOP5と下落TOP5の合計はマイナス13,172円にすぎず、ランキング外の184銘柄が94万円を削った
  3. 上昇TOP5首位は、前日引け後に上期予想を上方修正したハピネット(7552)のプラス12.47パーセントで上場来高値。下落TOP5には、9月期決算で期末配当が落ちたディア・ライフ(3245)とFPG(7148)が並んだ
  4. イエローハット(9882)とヒューリック(3003)を4株ずつ、合計13,454円で押し目買い。さらに、28日に入金していたショーボンドHD(1414)の期末配当886円を記録し、9月の受取配当は累計71,730円に

主要指数とポートフォリオの比較

指標 終値 前日比 騰落率
私のポートフォリオ 36,577,374円 -957,147円 -2.55%
日経平均 65,481.27円 -396.35円 -0.60%
TOPIX 4,041.13 -70.87 -1.72%

日経平均に対してマイナス1.95パーセントポイント、TOPIXに対してマイナス0.83パーセントポイント。

日経平均とTOPIXの差が1.12ポイントも開いたのは、値がさ株の比重が大きい日経平均が、ファーストリテイリングの上げに支えられたからだと思います。わたしのポートフォリオは値がさ株の比重が小さいので、比べる相手としてはTOPIXのほうが近い。そのTOPIXにも、0.83ポイント負けています。

その0.83ポイントの中身が、今日いちばん考えたいことです。高配当株に寄せているぶん、配当落ちで削られる割合は、市場平均より大きくなるはず——それがどれくらいなのかは、あとの解説で書きます。

59日累計で対日経+13.47pptへ後退

日付 日経平均 TOPIX ポートフォリオ 対日経差
7/2〜7/30 -8.56%累計 -0.94%累計 +5.20%累計 +13.76ppt累計
7/31(木) +4.03% +1.29% +0.06% -3.97ppt
8/3(月) -0.94% -1.08% -1.22% -0.28ppt
8/4(火) +0.32% +0.04% -0.49% -0.81ppt
8/5(水) +3.66% +2.13% +1.20% -2.46ppt
8/6(木・記事なし) -0.93% +0.19%(推計) +1.17% +2.10ppt
8/7(金) -0.12% +0.47% +0.70% +0.82ppt
8/10(月) +2.08% +0.63% -0.09% -2.17ppt
8/12(水) +0.83% +0.94% +0.61% -0.22ppt
8/13(木) +1.16% +0.89% +0.48% -0.68ppt
8/14(金) +0.59% +0.51% +0.28% -0.31ppt
8/17(月) +0.74% -0.31% -0.42% -1.16ppt
8/18(火) -2.54% -1.05% -0.15% +2.39ppt
8/19(水) -3.16% -3.09% -2.47% +0.69ppt
8/20(木) +1.36% +1.18% +1.35% -0.01ppt
8/21(金) -0.30% +0.19% +1.02% +1.32ppt
8/24(月) -0.74% +0.15% +0.28% +1.02ppt
8/25(火) +0.50% +0.50% +0.31% -0.19ppt
8/26(水) +0.62% +0.42% +0.21% -0.41ppt
8/27(木) -0.20% +0.15% +0.14% +0.34ppt
8/28(金) +0.41% +0.72% +0.28% -0.13ppt
8/31(月) -0.14% +0.23% +0.22% +0.36ppt
9/1(火) -0.15% +0.62% +1.46% +1.61ppt
9/2(水) -2.85% -2.40% -1.68% +1.17ppt
9/3(木) -0.17% +0.50% +0.71% +0.88ppt
9/4(金) +1.26% +0.03% -0.55% -1.81ppt
9/7(月) +2.12% +0.55% +0.03% -2.09ppt
9/8(火) -1.70% -1.83% -1.22% +0.48ppt
9/9(水) -0.19% -0.09% +0.00% +0.19ppt
9/10(木) +0.20% +0.20% -0.07% -0.27ppt
9/11(金) -1.93% -0.65% -0.24% +1.69ppt
9/14(月) -0.81% +0.74% +0.92% +1.73ppt
9/15(火) -0.01% -0.52% -0.65% -0.64ppt
9/16(水) +0.69% +0.61% +0.63% -0.06ppt
9/17(木) +0.33% +0.80% +0.99% +0.66ppt
9/18(金) +1.38% -0.07% -0.71% -2.09ppt
9/24(木・記事なし) +0.76%(推計) -0.39%(推計) -0.65%(推計) -1.41ppt
9/25(金) +1.30% +1.31% +1.04% -0.26ppt
9/28(月) -0.73% -0.40% -0.62% +0.11ppt
9/29(火) -0.60% -1.72% -2.55% -1.95ppt
59日累計 -6.46% +0.30% +7.01% +13.47ppt

59日累計は日経平均マイナス6.46パーセントに対してポートフォリオはプラス7.01パーセント、対日経通算プラス13.47パーセントポイントです。昨日のプラス15.42ポイントから、1日で1.95ポイント削れました。TOPIXの累計はプラス0.30パーセントまで縮んで、ほぼゼロです。

昨日の記事で、9月に日経平均が下げた日だけを並べて「日経がはっきり下げた日には、9月は全勝」と書きました。今日、その表に1行を足すと、こうなります。

日付 日経平均 ポートフォリオ 対日経差
9/2(水) -2.85% -1.68% +1.17ppt
9/11(金) -1.93% -0.24% +1.69ppt
9/8(火) -1.70% -1.22% +0.48ppt
9/14(月) -0.81% +0.92% +1.73ppt
9/28(月) -0.73% -0.62% +0.11ppt
9/29(火) -0.60% -2.55% -1.95ppt
9/9(水) -0.19% +0.00% +0.19ppt
9/3(木) -0.17% +0.71% +0.88ppt
9/1(火) -0.15% +0.62% +1.61ppt
9/15(火) -0.01% -0.65% -0.64ppt

全勝は、1日で途切れました。しかも、9月でいちばん大きな負け方です。

ただ、ほかの日と今日とでは、負けの性格が違うと思っています。ほかの日の下げは、株価そのものの下げです。今日の下げには、配当として11月から12月に戻ってくるぶんが混ざっている。日経平均もTOPIXも配当落ちの影響は受けますが、高配当株を194銘柄持つわたしのポートフォリオは、その影響をより強く受ける。権利落ち日に指数に負けるのは、高配当株に寄せた投資の“仕様”のようなものです。

本日の取引

今日は、2銘柄を4株ずつ、合計8株・13,454円買い増しました。

銘柄(コード) 約定株数 約定単価 約定金額 意図
イエローハット(9882) 4 1,657円 6,628円 押し目買い(平均取得単価1,364円を上回る・192→196株)
ヒューリック(3003) 4 1,706.5円 6,826円 押し目買い(平均取得単価1,460円を上回る・196→200株)
合計 8 — 13,454円 —

2銘柄とも、約定単価は平均取得単価より上です。このブログでは、平均取得単価より上で買い増すのを「押し目買い」、下で買い増すのを「ナンピン」と呼び分けていますので、今日は2銘柄とも押し目買いになります。そして、どちらの約定単価も、この日の終値とちょうど同じでした。

銘柄(コード) 買い増し前 買い増し後 平均取得単価の変化
イエローハット(9882) 192株・1,364円 196株・約1,370円 +6円
ヒューリック(3003) 196株・1,460円 200株・約1,465円 +5円

押し目買いなので、平均取得単価はどちらも少し上がります。4株を足しても5〜6円の上昇で済むのは、もともと190株以上持っていて、分母が大きいからです。

イエローハット(9882)——権利落ちで下げた日に、4株だけ

イエローハットは、カー用品店を全国に展開する会社です。このブログで取り上げるのは初めてですが、192株持っていて、平均取得単価1,364円に対して含み益が出ている銘柄です。

3月期決算の会社なので、今日は中間配当の権利落ち日にあたります。前日28日の終値1,716円から、今日は59円安の1,657円。マイナス3.44パーセントでした。

年間配当は、会社予想で68円とみています(予想配当利回り4.10パーセントからの逆算で、一次情報での確認はこれからです)。半分の34円前後が中間配当だとすれば、59円の下げのうち半分強は配当落ちの理屈どおりで、残りは地合いの悪さということになります。

権利落ち日に買った4株には、今回の中間配当はつきません。そのかわり、配当落ちのぶんだけ安く買えた——差し引きで損も得もない、というのが権利落ちの基本です。わたしとしては、「配当を取りにいく日」ではなく「配当が落ちて値段が下がった日」に拾ったという位置づけです。

196株での年間配当は、税引前で13,328円。取得利回りは約4.96パーセント、今日の終値での現在利回りは4.10パーセントになります。

ヒューリック(3003)——9月に入って4回目、終値は9月でいちばん安い1,706.5円

ヒューリックは、都心のオフィスビルを中心とした不動産の会社です。9月に入ってからは、今日で4回目の押し目買いになりました。

日付 約定株数 約定単価 買い増し後の株数
9/2(水) 4 1,771円 188株
9/14(月) 4 1,757.5円 192株
9/15(火) 4 1,733円 196株
9/29(火) 4 1,706.5円 200株

約定単価は、回を追うごとに下がっています。今日の終値1,706.5円は、9月の終値のなかでいちばん安い水準でした。それでも平均取得単価の約1,465円よりは上なので、分類としては押し目買いのままです。

ヒューリックは12月決算なので、今日の権利落ちとは関係ありません。今日の前日比はマイナス25円・マイナス1.44パーセント。金利の上昇が重しとして伝わっていた日で、9月7日の記事で書いた「不動産株は金利に弱い」という話が、そのまま効いた下げだと思います。

これで、ちょうど200株。年間配当67円で、税引前13,400円になります。取得利回りは約4.57パーセント、現在利回りは3.93パーセントです。

私の高配当株ポートフォリオ実績

上昇TOP5

銘柄(コード) 保有数 平均取得単価 終値 前日比(%) 評価損益 年間配当金 取得利回り 現在利回り
ハピネット(7552) 6 2,678円 4,825円 +535(+12.47%) +12,882円 100円 3.73% 2.07%
ニレコ(6863) 15 695円 1,142円 +18(+1.60%) +6,705円 35円 5.04% 3.06%
荏原実業(6328) 16 2,228円 2,435円 +34(+1.42%) +3,312円 75円 3.37% 3.08%
ソニーグループ(6758) 12 3,784円 3,732円 +52(+1.41%) -624円 35円 0.92% 0.94%
カネミツ(7208) 10 1,071円 1,298円 +16(+1.25%) +2,270円 41円 3.83% 3.16%

プライム市場で値上がりが170銘柄しかなかった日なので、2位以下はプラス1パーセント台です。上昇TOP5の5位が、プラス1.25パーセント。194銘柄のなかで、プラス1.25パーセントを超えて上げたのが5銘柄しかなかったということになります。

ハピネット(7552)——上期予想を上方修正、プラス12.47パーセントで上場来高値

首位はハピネットのプラス535円・プラス12.47パーセント。上場来高値の更新です。

理由ははっきりしていて、前日28日の引け後に出た上期(4〜9月期)の業績予想の上方修正です。報道によれば、上期の純利益は前年同期比25パーセント減の50億円という予想から、35パーセント増の90億円へ。減益予想が一転して増益になったかたちです。営業利益も78億円から135億円へ引き上げられたと伝わっています。

けん引役は、コンビニのくじ、トレーディングカード、カプセルトイ。9月に発売されたポケモンカード30周年の関連商品も好調だったようです。ハピネットは玩具やアミューズメント、映像・音楽を扱う卸の会社で、「推し活」の需要をそのまま取り込める位置にいるのだと思います。

6株・平均取得単価2,678円に対して終値4,825円、含み益率はプラス80.17パーセント。9月14日の記事ではプラス46.38パーセントでしたから、2週間ほどで大きく伸びています。

年間配当100円は、手元のメモの数字です。今回の上方修正に合わせて配当予想が変わったかどうかは、まだ確かめられていません。利益がここまで上振れると、配当の扱いも気になるところで、中間決算の発表で確認したいと思います。

なお、ハピネットも3月期決算の会社なので、今日は中間配当の権利落ち日でした。配当が落ちた日に、それでもプラス12パーセント。材料の強さが、配当落ちを丸ごと飲み込んだわけです。

ニレコ(6863)・荏原実業(6328)・ソニーグループ(6758)・カネミツ(7208)

2位のニレコはプラス1.60パーセント。9月17日・18日に続いて、また上昇TOP5です。取得利回り5.04パーセントは、今日の上昇TOP5で最も高い数字になります。

3位の荏原実業はプラス1.42パーセント。12月決算の会社なので、今日の権利落ちとは無関係です。配当が落ちないぶん、全面安の日でも下げにくかった——そういう面はあったと思います。

4位のソニーグループはプラス1.41パーセント。8月31日の打診買いから、9月に5回買い増してきた銘柄ですが、それでもまだ含み損のマイナス624円です。含み損率はマイナス1.37パーセントまで縮んできました。

5位のカネミツはプラス1.25パーセント。自動車部品の会社で、10株だけの保有です。

下落TOP5

銘柄(コード) 保有数 平均取得単価 終値 前日比(%) 評価損益 年間配当金 取得利回り 現在利回り
ディア・ライフ(3245) 100 606円 959円 -71(-6.89%) +35,300円 64円 10.56% 6.67%
FPG(7148) 48 1,932円 1,603円 -104(-6.09%) -15,792円 92.7円 4.80% 5.78%
OKI(6703) 5 2,058円 2,574円 -152(-5.58%) +2,580円 65円 3.16% 2.53%
極楽湯HD(2340) 100 407円 518円 -28(-5.13%) +11,100円 6円 1.47% 1.16%
インフロニアHD(5076) 16 2,218円 2,731.5円 -145.5(-5.06%) +8,216円 132円 5.95% 4.83%

下落TOP5は、5銘柄ともマイナス5パーセント超。上昇TOP5とは対照的に、振れ幅の大きい下げが並びました。そして、その多くに配当落ちが絡んでいます。

ディア・ライフ(3245)・FPG(7148)——9月期決算の「期末配当」が落ちた

1位のディア・ライフはマイナス71円・マイナス6.89パーセント、2位のFPGはマイナス104円・マイナス6.09パーセントでした。

この2社には共通点があります。どちらも9月期決算の会社なので、今日落ちたのは中間配当ではなく、期末配当です。3月期決算の会社が「半年ぶん」の配当を落とした日に、この2社は「期末ぶん」を落としたことになります。

銘柄 前日比 年間配当金 前日比に対する配当の割合
ディア・ライフ(3245) -71円 64円 約90%
FPG(7148) -104円 92.7円 約89%

年間配当と下げ幅が、ほぼ同じ大きさです。年間配当のうちどれだけが今回の期末配当なのかは、わたしのほうでまだ確かめきれていません。もし年1回の期末一括なら、下げの9割近くは配当落ちの理屈で説明がつく。そうでなくても、配当落ちがかなりの部分を占めているのは間違いないと思います。

ディア・ライフは9月25日にも値下がり率ランキング5位に入っていて、権利付最終日を前に下げるのは少し気になる、と書きました。今日の下げは、あの日とは違って理由がはっきりしているぶん、気持ちのうえでは落ち着いて見ていられます。含み益はプラス35,300円・プラス58.25パーセント。取得利回り10.56パーセントは、今日の10銘柄のなかで最も高い数字です。

FPGのほうは、含み損のマイナス15,792円・マイナス17.03パーセント。今日の10銘柄で唯一、大きな含み損を抱えた銘柄です。現在利回り5.78パーセントが取得利回り4.80パーセントを上回っているのは、株価が買値より下にあるからです。

OKI(6703)——早期退職に668人が応募、特別退職金は約100億円

3位のOKI(沖電気工業)はマイナス152円・マイナス5.58パーセント。こちらの理由は配当落ちだけではないようです。

今日、早期退職の募集に668人が応募し、特別退職金の総額が約100億円になる見込みだと発表されました。費用の大きさが意識されて、大幅続落と伝わっています。前日28日には、日系大手証券が「強気」の判断を続けたまま目標株価を4,200円に引き下げたとも報じられていました。

5株・平均取得単価2,058円に対して終値2,574円、含み益率はプラス25.07パーセント。早期退職は、目先の費用と引き換えに固定費を軽くする施策です。その効果が利益に出てくるのは来期以降になるはずなので、そこは長い目で見たいと思います。

極楽湯HD(2340)・インフロニアHD(5076)

4位の極楽湯HDはマイナス5.13パーセント。スーパー銭湯を運営する会社です。3月期決算で、今日は権利落ち日ですが、年間配当は6円ほどとみられ、28円の下げの大部分は配当落ちでは説明できません。今日の値動きについては、材料を見つけられませんでした。100株・平均407円に対して含み益率プラス27.27パーセントです。年間配当6円は予想配当利回りからの逆算で、一次情報での確認はこれからです。

5位のインフロニアHDはマイナス145.5円・マイナス5.06パーセント。前田建設工業などを傘下に持つインフラの会社で、年間配当132円。こちらも3月期決算なので、半分の66円前後が中間配当として落ちたとすれば、下げの半分弱が配当落ちという計算になります。取得利回り5.95パーセントは、今日の下落TOP5ではディア・ライフに次ぐ高さです。

ランキングの合計はマイナス13,172円、全体はマイナス957,147円

今日も、上昇TOP5と下落TOP5の増減額を足してみます。

増減額
上昇TOP5の合計 +4,808円
下落TOP5の合計 -17,980円
TOP10の合計 -13,172円
ポートフォリオ全体 -957,147円
ランキング外の184銘柄 -943,975円

昨日は、ランキング外の184銘柄でマイナス206,082円、1銘柄あたり約1,100円でした。今日はマイナス943,975円、1銘柄あたり約5,100円。昨日の4倍以上です。

下落TOP5の5銘柄を合わせても、マイナス17,980円にしかならない。ランキングの上位に出てくる銘柄は、たまたま保有株数が少ないものも多いからです。本当に効いたのは、ランキングには載らない、マイナス2〜4パーセントくらいで配当を落とした数十株、数百株の銘柄たちだったはずです。三菱UFJやコマツ、スカパーJSATのような主力の多くは3月期決算なので、今日はそろって配当を落としています。

ポートフォリオ全体

評価額 含み損益 含み損益(%) 前日比 前日比(%)
36,577,374円 +12,617,338円 +52.66% -957,147円 -2.55%

評価額は36,577,374円。9月17日の過去最高37,856,978円からは、1,279,604円下になりました。昨日「過去最高の更新は、少し遠のく」と書いたのですが、思っていたより遠のきました。

含み損益はプラス12,617,338円・プラス52.66パーセントです。昨日のプラス56.50パーセントから、3.84ポイント下がりました。

📚 初心者向けワンポイント解説:「配当落ち」はどこまでが“本当の下げ”か——評価額が95万円減った日に、大づかみに試算してみた

権利付最終日と権利落ち日の基本は6月29日の記事で、配当落ちに備えた「配当再投資の先物買い」は昨日の記事で書きました。今日は、その権利落ち日に、実際にわたしの評価額がどれだけ減って、そのうちどれくらいが配当落ちだったのかを考えます。

配当落ちは「損」ではなく「形が変わる」だけ

おさらいから。権利落ち日には、配当を受け取る権利が株価から切り離されます。そのぶん、株価は理屈のうえで配当の額だけ下がる。これが配当落ちです。

株価は下がりますが、そのかわりに配当を受け取る権利が手元に残ります。「株価」から「未収の配当」へ、お金の形が変わっただけです。だから配当落ちのぶんは、本来は損ではありません。

ただ、証券会社の画面に出る評価額は、株価だけで計算されます。未収の配当は、どこにも表示されない。だから権利落ち日の評価額は、実態より悪く見えるのです。

わたしの配当落ちは、いくらくらいだったのか

銘柄ごとの中間配当を194銘柄ぶん積み上げれば正確に出せますが、今日のところは大づかみに見積もってみます。

手がかりは、3月末に受け取った期末配当の実績です。2026年3月期の期末配当は、131銘柄で税引前329,864円でした。これに貸株の配当金相当額を足して、税引後で合計310,541円です。

中間配当は、期末配当と同じか、それより少ない会社が多い。一方で、3月以降に買い増した銘柄もあるし、今日は9月期決算のディア・ライフやFPG、インソースの期末配当も落ちています。これらを足し引きすると、今日落ちた配当は税引前で30万〜40万円くらいではないか、というのがわたしの見立てです。

金額 評価額に対する割合
今日の評価額の減少 -957,147円 -2.55%
うち配当落ち(大づかみの見立て) 30万〜40万円 約0.8〜1.1%
配当落ちを除いた”本当の下げ” 55万〜65万円 約1.5〜1.7%

あくまで見立てなので、幅を持たせています。それでも、95万円のうち3分の1から4割くらいは、11月から12月に配当として戻ってくるお金だということになります。

TOPIXに0.83ポイント負けた理由

ここで、配当落ちを除いた“本当の下げ”をマイナス1.5〜1.7パーセントとすると、TOPIXのマイナス1.72パーセントとほぼ同じになります。

ただし、TOPIXも配当落ちの影響を受けています。TOPIXには配当をほとんど出さない銘柄も含まれるので、配当落ちの割合はわたしのポートフォリオより小さいはずです。だから、配当落ちをそろえて比べれば、「本当の下げ」ではTOPIXに少し負けているのかもしれません。それでも、表面上の0.83ポイントの差のかなりの部分は、「高配当株に寄せているぶん、配当を多く落とした」ことで説明できると思っています。

権利落ち日の数字との付き合い方

このことから、わたしが自分に言い聞かせていることは3つあります。

  1. 権利落ち日のパフォーマンスは、指数との比較でも割り引いて見る。高配当株のポートフォリオは、権利落ち日に指数に負けるようにできている
  2. そのかわり、配当が入ってくる月には、評価額に表れない“戻り”がある。11月から12月の入金を、今日のマイナスと対にして見る
  3. それでも、配当落ちを除いた下げが残る日は、それはそれとして受け止める。今日も、55万円以上は“本当の下げ”だった

「配当落ちだから気にしない」と全部を片づけてしまうと、本当の下げまで見えなくなります。逆に、評価額の数字だけを見て落ち込むのも違う。どこまでが形が変わっただけで、どこからが本当に減ったのか——その線を自分で引いておくことが、高配当株を長く持つうえでの心の支えになると思っています。

配当情報

昨日28日に、ショーボンドHD(1414)の期末配当が入金していました。昨日の記事に書きそびれてしまったので、今日の記事で記録しておきます。

銘柄(コード) 基準日の保有株数 1株配当 配当金総額 税額 受取額(税引後)
ショーボンドHD(1414) 44株 25.25円 1,111円 225円 886円

税額の内訳は所得税170円・住民税55円で、合計225円。いつもの源泉徴収です。

ショーボンドHDは、橋やトンネルの補修工事を得意とする会社で、6月期決算です。今回の配当は、6月末を基準日とする期末配当になります。

明細の数量が44株なのは、6月末の時点で持っていたのが44株だったからです。そのあと7月31日から9月18日にかけて何度か買い増して、今は70株。買い増した26株は、次の中間配当から効いてきます。今期(2027年6月期)の会社予想は年間46円50銭で、70株なら年間3,255円(税引前)になる計算です。

この銘柄は、9月18日の記事で書いたとおり、証券会社の格下げが続いていて、今は含み損です。株価は冴えなくても、配当はきちんと入ってくる。その当たり前のことを、明細を見ながら確かめました。

9月の受取配当は、これで税引後71,730円になりました。

入金日 内容 受取額(税引後)
9/1(火) JT・INPEXほか6銘柄 40,870円
9/2(水) オプテックスグループ(6914) 183円
9/3(木) ヒューリック(3003) 4,486円
9/4(金) ヤマハ発動機・キリンHD・サンセイランディック・荏原実業 10,980円
9/7(月) 住友林業(1911) 2,869円
9/8(火) NSグループ(471A)・東京建物(8804) 4,726円
9/9(水) ニチリン(5184) 380円
9/15(火) カナディアン・ソーラー・インフラ投資法人(9284) 4,847円
9/17(木) すかいらーくHD(3197)・クリヤマHD(3355) 1,041円
9/18(金) GMOフィナンシャルHD(7177) 462円
9/28(月) ショーボンドHD(1414) 886円
9月累計 — 71,730円

今日は評価額が95万円減った日なので、886円はいかにも小さく見えます。でも、今日落ちた配当のほうも、こうやって一件ずつ入ってくる。11月から12月には、この表がもっと長くなるはずです。

明日以降の注目ポイント

  • 9月30日(水)で、今月の取引は終わり。月間の成績と、9月に受け取った配当の集計をする予定です。今日の下げで、9月の月間成績はかなり削られました
  • 10月1日(木)は、キオクシアHD(285A)の1株→3株、三井住友FG(8316)の1株→2株など、保有銘柄の株式分割の効力が発生する日です。株数と平均取得単価の見え方が変わるので、記録を付け替えます
  • ハピネット(7552)は、上方修正を受けて配当予想がどう扱われるか。上期の決算発表で確かめたいところです
  • OKI(6703)の早期退職の費用、約100億円は、いつ・どの決算に計上されるのか。10月下旬からの中間決算シーズンで見ておきます
  • イエローハット(9882)の年間配当68円は、利回りからの逆算です。極楽湯HD(2340)の6円、ディア・ライフ(3245)の64円とあわせて、一次情報で確かめ直します
  • 権利落ちで下がった評価額が、どこまで戻るのか。配当落ちのぶんは理屈のうえでは戻らないので、戻るとすれば、それは“本当の下げ”のほうが戻ったということです

まとめ

9/29
日経平均 -0.60%
TOPIX -1.72%
わたしのポートフォリオ -2.55%

日経平均はマイナス0.60パーセントで続落、TOPIXはマイナス1.72パーセント。中間配当の権利落ち日に、米国株安と原油高が重なって、東証プライムの約9割が下げる一日でした。日経平均はファーストリテイリングの上げに支えられて、下げが小さく見えたかたちです。

わたしのポートフォリオはマイナス957,147円・マイナス2.55パーセント、対日経マイナス1.95パーセントポイント。7月からの累計表のなかで、1日の下落率としては最大で、「日経がはっきり下げた日には9月は全勝」も途切れました。ただ、大づかみに見積もると、95万円のうち30万〜40万円は配当落ち。11月から12月に配当として戻ってくるお金です。高配当株に寄せたポートフォリオは、権利落ち日に指数に負けるようにできている——今日はそれを数字で確かめた日でした。

上昇TOP5の首位は、上期予想を上方修正したハピネット(7552)のプラス12.47パーセント。上期の純利益は、減益予想から一転して35パーセントの増益予想へ。配当が落ちた日に、それを丸ごと飲み込む上げでした。

下落TOP5は、9月期決算で期末配当を落としたディア・ライフ(3245)とFPG(7148)が1位と2位。年間配当と下げ幅がほぼ同じ大きさで、理由のはっきりした下げです。OKI(6703)は、早期退職の特別退職金約100億円が意識されて、マイナス5.58パーセントでした。

そして、ランキングの合計はマイナス13,172円なのに、全体はマイナス957,147円。ランキング外の184銘柄が、1銘柄あたり約5,100円ずつ、配当を落としながら下げた日です。

本日の取引は、イエローハット(9882)とヒューリック(3003)を4株ずつ、合計13,454円の押し目買い。ヒューリックはちょうど200株になりました。そして、昨日入金していたショーボンドHD(1414)の期末配当886円を記録して、9月の受取配当は71,730円です。

明日は9月の最終営業日。今日の下げを抱えたまま、9月を締めることになります。評価額は下がっても、配当を受け取る権利は手元に残っている。それを忘れずに、月末を迎えたいと思います。

明日も、地味に、着実に。


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免責事項:本記事は個人の投資記録であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。投資はご自身の判断と責任で行ってください。