【2026年7月30日】エンジニアの高配当株ポートフォリオ記録|日経+433円上昇でもPFは-1.14%・6営業日連続新記録途切れ・対日経-1.85ppt、AI半導体強気でバリュー売られ、キオクシア(285A)追加2株@39,500円ナンピンで平均取得60,180→56,044円へ、決算3社(JT通期+16.3%上方修正+配当234→272円+16.2%増配・野村不動産HD Q1減益予想据え置き・三井住友トラストG子会社再編140億円譲渡損失)は全て引け後発表(vs 日経平均・TOPIX)

今日のサマリー

今日7月30日(木)の東京株式市場は、日経平均がプラス433.24円・プラス0.71パーセントの61,867.43円で続伸、一方でTOPIXはマイナス21.53・マイナス0.54パーセントの3,952.50と反落——“AI半導体が強気で、大型バリュー・不動産・素材は売られる”という7/29とは真逆のセクターローテーションが発生。日経は上げるがTOPIXは下げるというバリュー投資家にとって最も苦しい地合いが今日は復活しました。

背景は“米ハイテク株高の連鎖+為替の円安推移+決算通過銘柄の物色買い”という複合要因——キオクシア(285A)以外のAI半導体大手・値がさ株が軒並み急騰、一方で大型バリュー・不動産(野村不動産HD)・素材関連は売られるという展開。7/28・7/29の“バリュー優位相場”が2営業日で終わり、“AI半導体主戦場に戻った”構図です。

わたしのポートフォリオはマイナス1.14パーセント・マイナス410,182円——日経平均をマイナス1.85パーセントポイントでアンダーパフォームTOPIXにもマイナス0.60パーセントポイントで下回る苦しい一日。含み損益率はプラス54.70パーセント、含み損益額はプラス1,262万円台は維持——バリュー分散型ポートフォリオは“AI半導体主戦場相場では負けやすい”という特性が改めて確認された日となりました。20日累計対日経通算プラス19.29パーセントポイント7/29の+21.14pptから-1.85ppt後退——“6営業日連続の累計新高値”は今日で途切れたものの、依然としてプラス19.29pptという歴史的水準は維持しています。

今日の3大トピックは:

  1. AI半導体強気でバリュー売られ、6営業日連続新記録が途切れ対日経マイナス1.85ppt ——7/28・7/29の勝ちパターンから一転、“AI半導体主戦場相場でバリュー分散が苦戦”という宿命が今日は表面化
  2. キオクシア(285A)追加2株@39,500円ナンピン成功で平均取得60,180→56,044円へ約4,000円低下 ——信用倍率が高くまだ需給悪いが、決算期待でナンピン継続、10株保有ポジションへ(詳細は本日の取引セクションで)
  3. 決算3社全て引け後発表——JT(2914)通期+16.3%上方修正+配当234→272円 +16.2%増配、野村不動産HD(3231)Q1減益も通期予想据え置き、三井住友トラストG(8309)子会社再編140億円譲渡損失計上見込 ——明日の株価反応に注目(詳細は📊決算セクションで)

主要指数とポートフォリオの比較

指標 終値 前日比 騰落率
私のポートフォリオ 35,696,178円 -410,182円 -1.14%
日経平均 61,867.43円 +433.24円 +0.71%
TOPIX 3,952.50 -21.53 -0.54%

日経平均とTOPIXの差はプラス1.25パーセントポイント——AI半導体を含む値がさ株が主戦場の上昇一方で、バリュー・不動産・素材は反落という“きれいな二極化相場”7/29と真逆のバージョンが復活。わたしのバリュー分散型ポートフォリオはTOPIXよりさらにマイナス0.60パーセントポイント下回る——空港施設マイナス6.74%・OKIマイナス6.72%・シーティーエスマイナス6.50%などの中堅バリュー銘柄の反落が響きました。

20日累計で対日経+19.29ppt——6営業日連続新記録が途切れる

日付 日経平均 TOPIX ポートフォリオ 対日経差
7/2(水) -2.47% +0.09% +1.50% +3.97ppt
7/3(木) +1.47% +1.24% +1.08% -0.39ppt
7/6(月) -0.01% +0.92% +1.54% +1.55ppt
7/7(火) -2.12% -0.97% -0.07% +2.05ppt
7/8(水) -2.11% -1.37% -0.62% +1.49ppt
7/9(木) +1.38% +0.35% -0.27% -1.65ppt
7/10(金) +1.20% +0.39% -0.15% -1.35ppt
7/13(月) -1.92% -0.71% +0.09% +2.01ppt
7/14(火) +0.74% +0.79% +1.02% +0.28ppt
7/15(水) +1.49% +1.22% +1.24% -0.25ppt
7/16(木) -2.79% -1.45% -0.56% +2.23ppt
7/17(金) -4.03% -2.72% -1.61% +2.42ppt
7/21(月) +3.26% +2.44% +2.53% -0.73ppt
7/22(火) -0.18% +0.45% +0.69% +0.87ppt
7/23(水) +0.46% +0.51% +0.55% +0.09ppt
7/24(木) -2.73% -1.05% -0.35% +2.38ppt
7/27(月) +0.50% +1.37% +1.35% +0.85ppt
7/28(火) -3.95% -2.52% -1.41% +2.54ppt
7/29(水) -1.49% +0.26% +1.29% +2.78ppt
7/30(木) +0.71% -0.54% -1.14% -1.85ppt ← 連続記録終了
20日累計 -12.59% -2.09% +6.70% +19.29ppt

20日累計で日経平均マイナス12.59パーセントに対してポートフォリオはプラス6.70パーセント対日経通算プラス19.29パーセントポイント——7/29の+21.14pptからマイナス1.85ppt後退“6営業日連続の累計新高値”は今日で途切れました“日経が上げる日はバリューが売られやすい”というバリュー分散型の宿命が今日は表面化した形。ただ、対日経通算プラス19.29pptは依然として歴史的水準日経は7月2日起点でマイナス12.59%まで沈み込み、わたしのポートフォリオはプラス6.70%という約20ポイントの巨大な差は保っています。

本日の取引

3銘柄合計92,155円の買い付け——キオクシア(285A)追加2株ナンピン+高純度化(4973)ナンピン継続+アルトナー(2163)5株買い増しという、“下値追随+新規銘柄開拓”の一日でした。

銘柄(コード) 約定株数 約定単価 約定金額 意図
アルトナー(2163) 5 953円 4,765円 40株 -> 株式分割で80株からの下がったところを買い増し
キオクシアHD(285A) 2 39,500円 79,000円 ナンピン(平均取得60,180→56,044円へ低下)
高純度化(4973) 2 4,195円 8,390円 ナンピン継続(4日連続)
合計 9株 約92,155円

キオクシア(285A)追加2株@39,500円ナンピン成功——平均取得60,180円→56,044円へ約4,000円低下

7/29に高値覚え警戒で買い見送りした後、今日は決算期待もあり2株ナンピンを実行。現在値38,380円の翌日に39,500円で約定——“下値ではなく反発初動での買い”という難しいタイミングでしたが、平均取得単価は60,180円→56,044円へ約4,000円/株低下しました。キオクシア10株保有ポジションの推移を整理:

日付 取引 保有株数 平均取得単価
7/14 2株 初買い@69,100円 2株 69,100円
7/17 2株 買注文(S株失効) 2株 69,100円(変化なし)
7/21 2株 ナンピン@61,060円 4株 65,080円
7/24 2株 ナンピン@56,010円 6株 62,057円
7/27 2株 ナンピン@54,550円 8株 60,180円
7/28 2株 買注文(S株失効・ストップ安) 8株(変化なし) 60,180円(変化なし)
7/30 2株 ナンピン@39,500円 10株 56,044円

“信用倍率がまだ高くて需給は悪い”という認識は持ちつつも、決算期待でナンピン継続——“下げ止まりを待つのではなく、いま自分が良いと思う価格で買い付ける”という規律ある行動でした。信用倍率の意味と投資判断への活用については後ほど📚初心者向け解説で詳しく取り上げます。

高純度化(4973)ナンピン継続——4日連続のナンピン

7/24のQ1決算失望売り(マイナス13.91%)→7/27ナンピン→7/29続落からの流れで、今日も2株@4,195円でナンピン継続——4日連続でナンピンしている粘りの銘柄です。保有株数は18株→20株、平均取得単価は4,791円→4,724円へ約67円/株低下しました。

アルトナー(2163)5株買い増し——技術者派遣の高配当バリュー

アルトナー(2163)を5株×953円=4,765円で買い増し——技術者派遣事業の中堅企業、40株持っていたところから株式分割で80株になったところで下がっていたので5株買い増しして100株を目指します。

📊 本日の決算解析: JT・野村不動産HD・三井住友トラストGの3社

保有銘柄3社の重要開示が全て引け後発表——明日以降の株価反応に大きな注目が集まる内容が揃いました。

JT(2914)——通期業績+16.3%上方修正+配当234円→272円+16.2%増配のダブル好材料

7/30発表の日本たばこ産業(2914)の2026年12月期 第2四半期(中間期)決算+通期業績・配当予想の同時上方修正——“経営計画2026”の初年度として業績・配当ともに大幅上方修正という完璧な内容でした。

中間期(2026年1-6月)決算結果:

項目 実績 前年同期比
売上収益 1兆9,860億円 +17.7%
営業利益 6,449億円 +29.0%
税引前中間利益 6,059億円 +32.4%
中間利益 4,332億円 +34.5%
親会社所有者帰属中間利益 4,318億円 +35.0%
EPS(基本的) 243.24円 +35.0%

通期業績予想の上方修正(2026年12月期):

項目 前回予想 今回修正 増減率
売上収益 36,970億円 38,850億円 +5.1%
営業利益 9,210億円 10,080億円 +9.4%
調整後営業利益 9,550億円 10,350億円 +8.4%
純利益 5,700億円 6,440億円 +13.0%
EPS 320円 362.74円 +13.4%
通期前期比営業利益 +16.3%

配当予想の大幅増配(234円→272円、+16.2%増額):

項目 前回予想 今回修正 前期実績
中間配当 121円 136円 104円
期末配当 121円 136円 130円
年間合計 242円 272円(+30円 +12.4%) 234円

“経営計画2026”で年間平均high single digit成長を目標——中東情勢の影響が限定的+米国関税影響減+最新市場見通しを反映した上方修正。配当性向75.2%を目標として、“カナダ喫煙訴訟の和解金支払い等の影響調整後の当期利益6,420億円を基にした配当性向”を根拠に、年間272円という驚異的な高配当が実現します。

わたしの170株保有では: 年間受取配当が 234円×170=39,780円 → 272円×170=46,240円で+6,460円/年増加——“世界最大級のたばこメーカー+M&A戦略+ESG連動”という“インカムゲイン戦略の代表銘柄”として長期保有継続の方針を強化します。

野村不動産HD(3231)——Q1減益で営業-30.6%も通期・配当予想据え置き

7/30発表の野村不動産ホールディングス(3231)の2027年3月期 Q1決算——“不動産販売のタイミング要因”による大幅減益という季節性が強い内容でした。

Q1(2026年4-6月)結果:

項目 実績 前年同期比
売上高 1,910億円 -13.7%
営業利益 255億円 -30.6%
事業利益 271億円 -29.8%
経常利益 216億円 -36.2%
親会社株主帰属四半期純利益 147億円 -36.5%

セグメント別事業利益:

  • 住宅: 156億円(-16.9%)
  • 都市開発: 55億円(-50.6%)
  • 海外: -16億円(前年+1.32億円で赤字転落)
  • 資産運用: 28億円(-7.4%)
  • 仲介・CRE: 44億円(-15.5%)
  • 運営管理: 11億円(-34.4%)

“住宅販売の期ずれ+都市開発案件のタイミング”が減益の主因——“不動産事業特有の四半期変動性”として、通期業績予想は据え置き(売上10,800億円 +14.6%、営業利益1,400億円 +1.3%)。

配当予想据え置き:

  • 年間44円(第2Q末22円+期末22円)——前期40円から+4円増配は既発表継続

わたしの評価: “Q1大幅減益は不動産業特有の季節性・通期見通し変更なし・配当+4円増配継続”——“派手さは無いが着実に育つ都市部不動産バリュー銘柄”として継続保有の方針です。

三井住友トラストG(8309)——子会社SMTPFC再編で140億円譲渡損失計上見込

7/30発表の三井住友トラストグループ(8309)の適時開示——決算ではなく子会社の資本再編という内容でした。

再編内容:

  • 子会社の三井住友トラスト・パナソニックファイナンス(SMTPFC)を“共同事業化”——現状の三井住友信託銀行84.9%+パナソニックHD 15.1%から、三井住友信託銀行45%+芙蓉総合リース40%+横浜フィナンシャルグループ15%の3社共同事業へ
  • SMTPFCは連結子会社→持分法適用関連会社に変更
  • 社名を“SMTBリース株式会社”に変更(2026/10/1予定)
  • 本件で2027年3月期に約140億円の譲渡損失を計上見込——ただし通期業績予想の変更はなし

わたしの評価: “140億円譲渡損失は一時的、事業ポートフォリオ改革の一環”——“信託銀行本業に経営資源を集中する戦略”として長期的にはプラスと評価。100株保有・平均取得3,051円の主力バリュー銘柄として継続保有の方針明日の株価反応が売り優勢になるか、“事業構造改革を好感”で買い戻しになるかに注目します。

私の高配当株ポートフォリオ実績

上昇TOP5

銘柄(コード) 保有数 平均取得単価 終値 前日比(%) 評価損益 年間配当金 取得利回り 現在利回り
アストロスケール(186A) 10 1,025円 955円 +49(+5.41%) -700円 0円 0.00% 0.00%
東リ(7971) 100 665円 695円 +33(+4.98%) +3,000円 34円 5.11% 4.89%
ほぼ日(3560) 8 3,989円 4,315円 +135(+3.23%) +2,608円 90〜100円 2.26〜2.51% 2.09〜2.32%
大同メタル(7245) 20 910円 1,280円 +40(+3.23%) +7,400円 36円 3.96% 2.81%
キムラユニティー(9368) 80 876円 937円 +28(+3.08%) +4,880円 38円 4.34% 4.06%

上昇TOP5は“中堅バリュー・小型銘柄の反発”——日経+0.71%上昇一方で大型バリューが売られる中、内需・素材・小型銘柄が逆行高した構図です。

上昇1位のアストロスケール(186A)プラス5.41%——7/27新規購入した宇宙デブリ除去銘柄10株保有・現在値955円で含み損マイナス700円・マイナス6.83%下落から反発の初動を捉えた形。

上昇2位の東リ(7971)プラス4.98%——内装材・タイルカーペットの中堅バリュー100株保有・含み益+3,000円・+4.51%の上昇。

上昇3位のほぼ日(3560)プラス3.23%——“ほぼ日刊イトイ新聞”を運営する消費関連銘柄8株保有・含み益+2,608円・+8.17%

上昇4位の大同メタル(7245)プラス3.23%——自動車エンジン軸受メーカー20株保有・含み益+7,400円・+40.66%の主力バリュー。

上昇5位のキムラユニティー(9368)プラス3.08%——総合物流の中堅80株保有・含み益+4,880円・+6.96%

下落TOP5

銘柄(コード) 保有数 平均取得単価 終値 前日比(%) 評価損益 年間配当金 取得利回り 現在利回り
空港施設(8864) 20 898円 968円 -70(-6.74%) +1,400円 42円 4.68% 4.34%
OKI(6703) 5 2,058円 2,776円 -200(-6.72%) +3,590円 65円 3.16% 2.34%
シーティーエス(4345) 10 772円 848円 -59(-6.50%) +760円 30円 3.89% 3.54%
ツガミ(6101) 2 3,115円 5,560円 -330(-5.60%) +4,890円 98円 3.15% 1.76%
JPX(8697) 100 1,425円 2,164円 -126(-5.50%) +73,900円 77円 5.40% 3.56%

下落TOP5はすべてマイナス5.5%超——AI半導体強気相場でバリュー・不動産・素材・中堅が売られるという“AI半導体主戦場相場の宿命”が発生した構図です。

下落1位の空港施設(8864)マイナス6.74%——空港設備の内需インフラ20株保有・含み益+1,400円・+7.80%を維持しての反落。

下落2位のOKI(6703)マイナス6.72%——電機大手・沖電気工業5株保有・含み益+3,590円・+34.89%を維持しての反落。

下落3位のシーティーエス(4345)マイナス6.50%——建設現場向けIT・GNSSサービス10株保有・含み益+760円・+9.84%を維持。

下落4位のツガミ(6101)マイナス5.60%——精密工作機械2株保有・含み益+4,890円・+78.49%の高含み益銘柄が反落。

下落5位のJPX(8697)マイナス5.50%——7/28発表の業績・配当ダブル上方修正の反動売りか、“好材料出尽くし”パターン100株保有・含み益+73,900円・+51.88%という+7.4万円の高含み益銘柄でしたが、年間配当77円・取得利回り5.40%・現在利回り3.56%の主力バリューは依然として健在。

ポートフォリオ全体

評価額 含み損益 含み損益(%) 前日比 前日比(%)
35,696,178円 +12,621,040円 +54.70% -410,182円 -1.14%

含み損益率プラス54.70パーセント・含み損益額プラス1,262万円台——7/29の+1,303万円台からわずかに減少したものの、依然として“5,000万円達成日”の水準以上を維持バリュー分散型ポートフォリオの底堅さは健在です。

📚 初心者向けワンポイント解説: 信用倍率とは——需給の”見えない圧力”を数字で見る

今日、キオクシア(285A)を追加2株ナンピンした際に“信用倍率がまだ高くて需給は悪いかも”と感じました——この“信用倍率”は、初心者の方には少し馴染みのない指標かもしれませんが、“銘柄の需給環境を数字で見る最も有効なツール”の一つ、詳しく解説していきます。

信用取引の基本(まずここから)

信用取引とは、証券会社から資金や株を借りて取引する仕組み——現物取引(=自分の資金で株を買う)と対を成すものです。

信用取引の2つのタイプ:

  1. 信用買い(=空買い): 証券会社から資金を借りて株を買う——“株価が上がると儲かる”取引
  2. 信用売り(=空売り): 証券会社から株を借りて売る——“株価が下がると儲かる”取引

信用取引には期限がある——通常6ヶ月以内に反対売買(決済)する必要があり、“信用買い残”は将来の売り圧力“信用売り残”は将来の買い戻し圧力になります。

信用倍率とは

信用倍率=信用買残 ÷ 信用売残

信用倍率の3つのパターン:

信用倍率 意味 需給への影響
1倍未満 信用売残 > 信用買残 買い戻し圧力=踏み上げの可能性
1〜3倍程度 ほぼバランス 通常状態
3倍以上 信用買残 >> 信用売残 売り圧力=需給悪化
10倍以上 信用買残が圧倒的 深刻な需給悪化=戻り売り警戒

キオクシア(285A)の場合(推測)

“信用倍率がまだ高くて需給は悪い”——具体的な数字は個別に確認する必要がありますが、キオクシアは2025年秋の上場以降、“信用買残が信用売残を大きく上回る”状態が続いていると推測されます。AI半導体テーマで買いが集中→株価急落→含み損の信用買い保有者が増加→戻り売り圧力というパターンです。

信用倍率を投資判断に活用する3つの視点

わたしが実践している信用倍率の使い方:

  1. “高倍率(3倍以上)の銘柄は戻り売りで上値が重い”——買う際は下値で仕込む・戻りは限定的と想定
  2. “信用倍率が下がりつつある銘柄は需給改善のサイン”——含み損を耐えきれない信用買いが投げ売り→倍率低下→将来の需給改善
  3. “信用倍率が低い(1倍以下)+株価下落中の銘柄は踏み上げ狙い”——空売り勢が買い戻すとロケットスタート

信用倍率の確認方法

信用倍率は各証券会社のツールで確認可能:

  • SBI証券・楽天証券: 個別銘柄ページの”信用情報”タブ
  • 株探(Kabutan): 銘柄ページの”信用取引”セクション
  • 日経の各種サイト: 週次で公表される信用取引残高

“毎週金曜日に信用倍率をチェックする習慣”——わたしはこれを実践しており、主力銘柄の需給環境を把握しています。

今日のキオクシアナンピンの判断

“信用倍率が高い=需給悪い”を認識しつつも、“決算(近日中と推測)への期待”+“平均取得単価を下げる規律”でナンピンを実行しました——“需給悪化リスクを織り込んだ上での下値追随”というリスク管理と機会追求の両立を試みた形。結果は決算内容と市場反応次第ですが、“信用倍率を意識した上で買い付ける”というプロセスの質は保てたと思います。

まとめ: 信用倍率は”見えない圧力”を可視化する魔法の指標

株価チャートだけを見ていては見えない“戻り売り圧力”や“踏み上げポテンシャル”——信用倍率は“見えない需給の圧力”を数字で可視化してくれる魔法の指標です。“配当利回り・PER・PBRといったファンダメンタルズ指標と組み合わせて使う”ことで、“割安なだけでなく需給も良い銘柄”を見つけられるようになります。

“高配当バリューの長期投資に信用倍率は関係ない”と思われがちですが、“含み損期間の長さを短くする”効果があり、メンタル面でも大きなプラスになります。日々の株価に一喜一憂しないためにも、“信用倍率の視点”を持つことを初心者の方にもおすすめします。

明日以降の注目ポイント

  • 決算3社の株価反応——JT(2914)+16.2%増配・野村不動産HD(3231)減益・三井住友トラストG(8309)140億円譲渡損失それぞれの明日以降の値動き
  • AI半導体主戦場相場が継続するか、それともバリュー戻し——7/28・7/29のバリュー優位から7/30のAI半導体強気への切り替わりが一時的か本格的か
  • キオクシア(285A)の決算予定・信用倍率推移——信用需給の改善を見守る
  • 7月末最終日の月次パフォーマンス確定——明日7/31が月末、月次リターンの評価
  • 8月上旬決算ラッシュへの助走——トヨタ(8/4)・ブリヂストン(8/7)を含む多数の保有銘柄の決算予定

まとめ

今日7月30日は「AI半導体強気でバリュー売られ・6営業日連続新記録が今日で途切れた」の一日となりました。日経マイナス0.71%上昇でTOPIXマイナス0.54%反落・PFマイナス1.14%という“日経は上げるがバリューは下げる”というバリュー投資家にとって最も苦しい地合いが復活、7/28・7/29の勝ちパターンから一転して“今日はAI半導体主戦場相場に負けた日”となりました。

7/30
日経平均 +0.71%
TOPIX -0.54%
わたしのポートフォリオ -1.14%

“日経+0.71%上昇日に対日経マイナス1.85pptアンダーパフォーム”——6営業日連続の累計新高値記録は今日で途切れ対日経通算プラス19.29ppt(前日+21.14ppt)から後退しました。ただ、“7月2日起点で日経マイナス12.59%・PFプラス6.70%”という約20ポイントの巨大な差は依然として維持——“6営業日連続新記録”は途切れたが、“バリュー分散型の防御力”は健在という評価が正しいと思います。

決算3社は全て引け後発表——JT通期業績+16.3%上方修正+配当234→272円+16.2%増配、野村不動産HD Q1減益も通期・配当据え置き、三井住友トラストG子会社再編で140億円譲渡損失計上見込という3者3様の内容。特にJT(2914)の“配当272円は前期234円から+38円増配、+16.2%”という驚異的な高配当政策は、170株保有のわたしにとって年間受取配当が+6,460円増加というインカムゲイン戦略の成果そのもの。明日以降の株価反応が最大の注目点です。

キオクシア(285A)追加2株@39,500円ナンピン成功——平均取得単価60,180円→56,044円へ約4,000円/株低下10株保有ポジションへ“信用倍率がまだ高くて需給は悪い”という認識は持ちつつも、“決算期待”と“平均取得単価を下げる規律”でナンピン継続。“信用倍率の視点”を持つことの大切さは📚初心者向け解説で詳しく取り上げました。

明日以降も決算ラッシュが続く——JT・野村不動産HD・三井住友トラストGの株価反応をチェックしつつ、“AI半導体主戦場相場でバリューが売られる日”は避けられない現実を受け入れて、“長期的にはバリュー分散型が勝つ”という信念で地道に続けていきます。

明日も、地味に、着実に。


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