【2026年7月28日】エンジニアの高配当株ポートフォリオ記録|日経-2,566円-3.95%大幅急落もポートフォリオは-1.41%で防御・対日経+2.54ppt、キオクシア(285A)ストップ安-18.33%でS株成行注文が2度目の失効、JPX(8697)業績上方修正+配当61→77円 +26%増、ヒューリック(3003)中間期売上+38.8%営業+7.0%、対日経18日累計+18.36pptで5営業日連続新記録(vs 日経平均・TOPIX)

今日のサマリー

今日7月28日(火)の東京株式市場は、日経平均がマイナス2,566.27円・マイナス3.95パーセントの62,364.92円で大幅急落、TOPIXもマイナス102.48・マイナス2.52パーセントの3,963.59と大幅続落——“AI半導体全面安+米金利上昇観測+為替の急変動”という三重の逆風で、日経平均は6万5千円台から一気に6万3千円割れ寸前という激しい下落となりました。下げ幅マイナス2,566円は7/17(マイナス2,694円)に迫る歴史的下落水準わずか2営業日で5,000円近い下げ幅という“7月末の総崩れ相場”の様相を呈しています。

背景は“米ハイテク株安の連鎖+日本のAI半導体主要銘柄の総売り”という複合要因——先週末7/25の米国市場でNasdaqが調整、月曜アジア市場も総崩れ日本市場も寄付から一貫して売り圧力が続きました。東京エレクトロン・アドバンテスト・ソフトバンクグループなどのAI半導体大手が軒並み急落指数寄与度の高い値がさ株の総売りが下げを増幅させた構図。わたしのキオクシア(285A)もストップ安マイナス18.33パーセントと、AI半導体セクターの弱さがそのまま反映されました。

わたしのポートフォリオはマイナス1.41パーセント・マイナス508,627円——日経平均をプラス2.54パーセントポイント上回りTOPIXにもプラス1.11パーセントポイント上回る大幅アウトパフォーム。含み損益率はプラス54.73パーセント、含み損益額はプラス1,257万円台——日経マイナス2,566円の大幅急落日に軽微な調整で済んだという、バリュー分散型ポートフォリオの真の防御力が改めて発揮されました。18日累計対日経通算プラス18.36パーセントポイント7/22の+12.50→7/23の+12.59→7/24の+14.97→7/27の+15.82→今日+18.36と“5営業日連続の累計新高値”を記録する驚異的な好調ぶりです!

今日の3大トピックは:

  1. 日経マイナス2,566円の歴史的急落もポートフォリオはマイナス1.41%で防御、対日経差プラス2.54ppt ——バリュー分散型の“下げ相場最強”パターンが復活、5営業日連続の累計新高値プラス18.36pptという驚異的な数字
  2. キオクシア(285A)がストップ安マイナス18.33%、S株成行注文が7/17に続く2度目の失効 ——場中の急落+板の薄さ“下げ相場でのS株成行注文の限界”を再認識した一日(詳細は本日の取引セクションで)
  3. 決算2社は好対照——JPX(8697)業績・配当ダブル上方修正で61円→77円 +26%増配、ヒューリック(3003)中間期営業+7%も配当据え置き ——“日本市場の売買代金増加でJPXが漁夫の利”という皮肉な構図(詳細は📊決算セクションで)

主要指数とポートフォリオの比較

指標 終値 前日比 騰落率
私のポートフォリオ 35,560,667円 -508,627円 -1.41%
日経平均 62,364.92円 -2,566.27円 -3.95%
TOPIX 3,963.59 -102.48 -2.52%

日経平均とTOPIXの差はマイナス1.43パーセントポイント——AI半導体を含む値がさ株が主戦場の急落、これは7/17と同じ“AI半導体一極相場の下げバージョン”が本格化した構図。わたしのバリュー分散型ポートフォリオはTOPIXよりさらにプラス1.11パーセントポイント上回る——任天堂+3.07%・バローHD+3.40%・7&iHD+3.33%などの内需・消費関連が下支えしました。

18日累計で対日経+18.36ppt——5営業日連続の累計新高値!

日付 日経平均 TOPIX ポートフォリオ 対日経差
7/2(水) -2.47% +0.09% +1.50% +3.97ppt
7/3(木) +1.47% +1.24% +1.08% -0.39ppt
7/6(月) -0.01% +0.92% +1.54% +1.55ppt
7/7(火) -2.12% -0.97% -0.07% +2.05ppt
7/8(水) -2.11% -1.37% -0.62% +1.49ppt
7/9(木) +1.38% +0.35% -0.27% -1.65ppt
7/10(金) +1.20% +0.39% -0.15% -1.35ppt
7/13(月) -1.92% -0.71% +0.09% +2.01ppt
7/14(火) +0.74% +0.79% +1.02% +0.28ppt
7/15(水) +1.49% +1.22% +1.24% -0.25ppt
7/16(木) -2.79% -1.45% -0.56% +2.23ppt
7/17(金) -4.03% -2.72% -1.61% +2.42ppt
7/21(月) +3.26% +2.44% +2.53% -0.73ppt
7/22(火) -0.18% +0.45% +0.69% +0.87ppt
7/23(水) +0.46% +0.51% +0.55% +0.09ppt
7/24(木) -2.73% -1.05% -0.35% +2.38ppt
7/27(月) +0.50% +1.37% +1.35% +0.85ppt
7/28(火) -3.95% -2.52% -1.41% +2.54ppt
18日累計 -11.81% -1.81% +6.55% +18.36ppt ← 5日連続新高値!

18日累計で日経平均マイナス11.81パーセントに対してポートフォリオはプラス6.55パーセント対日経通算プラス18.36パーセントポイント——7/27の+15.82pptから一気にプラス2.54ppt拡大“5営業日連続の累計新高値”を記録!“日経が大きく下げる日ほどバリュー分散が差を広げる”という理想的な勝ちパターンが完全に定着しています。日経は7月2日起点でマイナス11.81%の大幅下落わたしのポートフォリオはプラス6.55%——“バリュー・高配当分散の防御力が本当に効く1ヶ月”という歴史的な期間になりました。

本日の取引

購入3件+売却2件の合計5件の取引——下げ相場での売買が交錯した一日でした。

銘柄(コード) 取引 約定株数 約定単価 意図
東製鉄(5423) S株売 4株 成行 プラス圏で売却(今期利益が細くポジション整理)
カナディアンソラ(9284) 現売 1株 76,400円 損だし+キオクシア買い増しの換金売り
キオクシアHD(285A) S株買 2株 成行 [失効] ← ストップ安のため約定不可
高純度化(4973) S株買 2株 成行 ナンピン継続
丸善CHI(3159) S株買 40株 成行 追加購入(優待)

キオクシア(285A)——S株成行注文が7/17に続く2度目の失効

今日の目玉は“キオクシアがストップ安マイナス18.33パーセントで44,550円まで急落”——わたしのS株成行注文2株が2度目の失効となりました。7/17の“ストップ安時のS株失効”パターンが再発した形です。

S株成行注文が失効する理由:

  • 単元未満株(S株)の約定は当日のVWAP(出来高加重平均価格)ベースで行われる
  • ストップ安張り付き+出来高薄の状況では、板が成立せず約定不能になる
  • 成行注文でも約定価格が形成されないため、当日中に失効する

皮肉なパターン——“最も安く買いたい下値の日”に限って“S株が約定しない”という、単元未満株投資家の宿命的な問題リミット注文ではなく成行にしていたのも同じ理由で、“下値追随ナンピンの機動性”を優先した結果でした。

現在のキオクシアポジション:

日付 取引 保有株数 平均取得単価
7/14 2株 初買い@69,100円 2株 69,100円
7/17 2株 買注文(S株失効) 2株 69,100円
7/21 2株 ナンピン@61,060円 4株 65,080円
7/24 2株 ナンピン@56,010円 6株 62,057円
7/27 2株 ナンピン@54,550円 8株 60,180円
7/28 2株 買注文(S株失効) 8株(変化なし) 60,180円(変化なし)

今日の現在値44,550円含み損はマイナス125,040円・マイナス25.97%——平均取得60,180円との差が大きく拡大しました。“下げ止まりを確認してからのナンピン”の規律を守りつつ、次の反発局面を辛抱強く待つ方針です。

売却2件——東製鉄(5423)・カナディアンソラ(9284)

東製鉄(5423) 4株 S株成行売却——電炉大手・鉄鋼バリュープラスで終わっていたものの、今期利益がほとんど残らない見込みになったため売却。「業績の見通しが弱くなった銘柄は、含み益があるうちに整理する」というポジション整理の一環です。含み益銘柄の売却は”利益確定”というより、**”配当インカムの成長期待が薄れた銘柄からの資金回収”**という位置づけ。

カナディアンソラ(9284) 1株 76,400円で現売——太陽光発電インフラファンド損だし(損失確定による節税)+キオクシア買い増しのための換金売りという**”2つの目的を兼ねた売却”です。含み損分を実現損として損益通算に回しつつ、その換金資金でキオクシアの下値ナンピンを狙う——下げ相場の中で”税制メリット+押し目買い”を同時に取りに行く**、まさに教科書通りの動きでした。

皮肉なのは、換金したそのキオクシアがストップ安張り付きでS株成行注文が失効したこと——**”資金は用意したのに買えなかった”**というオチが付いてしまいました。次のチャンスまで待ちます。

購入2件(約定)——高純度化(4973)ナンピン継続・丸善CHI(3159)追加

高純度化(4973)2株 S株成行——7/24のQ1決算失望売り(マイナス13.91%)+7/27の反発ナンピン(2株)に続く3日連続のナンピン。下値追随の教科書パターンを実践。

丸善CHI(3159) 40株 S株成行——7/24の新規購入30株@366円に続く追加40株。書店大手の株主優待狙いを厚くする“優待銘柄の枚数積み増し”戦略。

📊 本日の決算解析: JPX(8697)・ヒューリック(3003)の対照的な2社

保有銘柄2社の決算が集中発表——JPX(8697)は業績・配当ダブル上方修正の“完璧な株主還元パターン”ヒューリック(3003)は中間期堅調も予想据え置きの“守り”という対照的な内容が揃いました。

JPX(8697)——業績上方修正+配当61円→77円 +26%増配のダブル好材料

7/28発表の日本取引所グループ(8697)の2027年3月期 Q1決算+業績・配当予想の同時上方修正——“日本市場の売買代金増加を背景にした好業績”が明確に数字に現れました。

Q1(2026年4-6月)決算結果:

項目 実績 前年同期比
営業収益 655億15百万円 +50.8%
営業利益 437億16百万円 +73.3%
税引前利益 440億62百万円 +74.1%
親会社株主に帰属する四半期利益 295億67百万円 +73.6%
EPS(基本的) 28.81円 +75.5%

通期業績予想の上方修正(2027年3月期):

項目 前回予想 今回修正 増減率
営業収益 205,000百万円 241,500百万円 +17.8%
営業利益 115,000百万円 145,500百万円 +26.5%
純利益 77,500百万円 98,500百万円 +27.1%
1株当たり利益(EPS) 75.85円 96.40円 +27.1%

配当予想の大幅増配(61円→77円、+26.2%):

項目 前回予想 今回修正 前期実績
第2四半期末配当 30円 38円 25円
期末配当 31円 39円 36円
通期合計 61円 77円(+16円 +26.2%) 61円

“配当性向60%以上”を明示した株主還元強化方針——日本市場の売買代金増加(株券等10兆2,000億円/日想定、前回予想比+2兆7,000億円)+新規上場+102.6%等の追い風がすべて業績に直結した形です。

皮肉なポイント——“わたしの含み益ポートフォリオが日経急落で目減りする一方、その日経急落を運営するJPXの業績は爆益”という構造的な“漁夫の利”の関係。日本市場が活況(=売買代金増加)であれば、株価下落時でもJPXは儲かるという“取引所ビジネスの本質的な強さ”が浮き彫りになりました。

わたしの評価: “業績+27%上方修正+配当+26%増額+配当性向60%明示”の“クアドラプル好材料”は完璧な株主還元パターン——中長期の“日本市場のインフラを持つ独占企業”として継続保有の方針を強化します。

ヒューリック(3003)——中間期売上+38.8%・営業+7.0%も配当予想は据え置き

7/28発表のヒューリック(3003)の2026年12月期 第2四半期(中間期)決算——売上高プラス38.8%の大幅増収は目を引くものの、“配当予想は変更無し”“守りの姿勢”が特徴でした。

中間期(2026年1-6月)結果:

項目 実績 前年同期比
売上高 4,165億96百万円 +38.8%
営業利益 803億13百万円 +7.0%
経常利益 708億61百万円 +6.4%
中間純利益 499億78百万円 +11.3%
EPS 65.82円 +11.5%

セグメント別業績:

  • 不動産事業: 営業利益872億53百万円(+9.4%)——主力の賃貸ポートフォリオが安定的に推移+販売用不動産の売上も順調
  • 保険事業: 営業利益6億62百万円(+18.8%)——ヒューリック保険サービス
  • ホテル・旅館事業: 営業利益27億円(+1.8%)——インバウンド需要継続
  • その他: 営業損失マイナス24億59百万円(前年損失0.5億円)——リソー教育グループの株価連動追加のれん償却51億29百万円の特殊要因(除けば営業利益+26億69百万円)

通期予想据え置き:

  • 営業利益: 2,100億円(+12.4%)
  • 純利益: 1,210億円(+5.8%)
  • 配当: 年間67円(第2Q末33.50円+期末33.50円)——前期62円から+5円増配は継続

“配当予想据え置き”の意味——“業績堅調でも増額サプライズは無し”という保守的な株主還元姿勢。ただ、前期62円→今期67円の+5円増配は元々発表済みなので、“減配リスクの無い安定配当銘柄”として機能します。

わたしの評価: “中間期増収増益+通期予想据え置き+年間67円+5円増配継続”——“派手さは無いが着実に育つ内需インフラ銘柄”として継続保有の方針7/22に4株追加で仕込んだタイミングも含めて、“都市部不動産の主力バリュー”として長期保有を続けます。

私の高配当株ポートフォリオ実績

上昇TOP5

銘柄(コード) 保有数 平均取得単価 終値 前日比(%) 評価損益 年間配当金 取得利回り
バローHD(9956) 12 2,616円 3,345円 +110(+3.40%) +8,748円 80円 3.05%
7&iHD(3382) 28 1,934円 2,205.5円 +71(+3.33%) +7,602円 60円 3.10%
パンパシフィックHD(7532) 90 867円 923.8円 +29.8(+3.33%) +5,112円 8.5~9円 1.03%
ハピネット(7552) 6 2,678円 3,235円 +100(+3.19%) +3,342円 100円 3.73%
任天堂(7974) 23 7,003円 7,659円 +228(+3.07%) +15,088円 162〜167円 2.31〜2.38%

上昇TOP5は“下げ相場での逆行高”——日経マイナス3.95%の大幅急落日に、内需・消費関連の中堅バリュー銘柄が上位を占めました。“AI半導体一極の逆風から資金が内需に回帰”した典型的な“バリュー逃避”の相場です。

上昇1位のバローHD(9956)プラス3.40%——スーパー・ホームセンター事業12株保有・含み益プラス8,748円・プラス27.87%を維持しての上昇。内需ディフェンシブ銘柄の代表が下げ相場で選好された結果です。

上昇2位の7&iHD(3382)プラス3.33%——セブン&アイ・ホールディングスコンビニ・スーパー・小売の巨大企業28株保有・含み益プラス7,602円・プラス14.04%へ。

上昇3位のパンパシフィックHD(7532)プラス3.33%——ドン・キホーテを運営する総合ディスカウントストア90株保有・含み益プラス5,112円・プラス6.55%インバウンド需要の受け皿として堅調。

上昇4位のハピネット(7552)プラス3.19%——玩具・アニメ・映像商品の卸大手6株保有・含み益プラス3,342円・プラス20.80%

上昇5位の任天堂(7974)プラス3.07%——ゲーム関連の代表銘柄23株保有・含み益プラス15,088円・プラス9.37%を維持しての上昇。“世界のNintendo”のブランド力が下げ相場でも輝いた形。

下落TOP5

銘柄(コード) 保有数 平均取得単価 終値 前日比(%) 評価損益 年間配当金 取得利回り
キオクシアHD(285A) 8 60,180円 44,550円 -10,000(-18.33%) ← ストップ安 -125,040円 0円 0.00%
FUJIMI(5384) 30 1,905円 3,680円 -415(-10.13%) +53,250円 77円 4.04%
ツガミ(6101) 2 3,115円 6,290円 -690(-9.89%) +6,350円 98円 3.15%
PILLAR(6490) 5 3,325円 9,030円 -920(-9.25%) +28,525円 188円 5.65%
NGK(5333) 20 5,538円 5,013円 -525(-8.66%) +71,240円 106円 1.91%

下落TOP5は“AI半導体・半導体製造装置関連の総崩れ”——キオクシア(285A)のストップ安マイナス18.33%を筆頭に、FUJIMI・ツガミ・PILLAR・NGKなどの半導体関連銘柄がすべてマイナス8%超という“7/17再来の半導体総崩れ相場”でした。

下落1位のキオクシア(285A)マイナス18.33%——ストップ安張り付き8株保有・平均取得60,180円・現在値44,550円で含み損マイナス125,040円・マイナス25.97%へ悪化。S株成行注文の2度目の失効は残念でしたが、“下値追随の規律”を守ります(詳細は本日の取引セクションで)。

下落2位のFUJIMI(5384)マイナス10.13%——半導体研磨材(CMPスラリー)の世界大手30株保有・含み益プラス53,250円・プラス93.18%の主力銘柄が反落。AI半導体売りの余波を受けました。

下落3位のツガミ(6101)マイナス9.89%——精密工作機械メーカー2株保有・含み益プラス6,350円・プラス101.93%が反落。

下落4位のPILLAR(6490)マイナス9.25%——日本ピラー工業、半導体製造装置向け精密部品5株保有・含み益プラス28,525円・プラス171.63%という“含み益率170%超”の大爆益銘柄が今日は反落。“AI半導体関連銘柄の巻き戻し”の一環。

下落5位のNGK(5333)マイナス8.66%——日本ガイシ、セラミック大手20株保有・含み益プラス71,240円・プラス180.26%という“含み益率180%超”の主力銘柄が反落。

ポートフォリオ全体

評価額 含み損益 含み損益(%) 前日比 前日比(%)
35,560,667円 +12,577,880円 +54.73% -508,627円 -1.41%

含み損益率プラス54.73パーセント・含み損益額プラス1,257万円台——7/23の“5,000万円達成日”時点の含み益プラス1,270万円からわずかに減少したものの、日経マイナス3.95%の大幅急落日にこれだけの防御力を発揮できたのはバリュー分散型の真の強さを示す一日となりました。

📚 初心者向けワンポイント解説: S株(単元未満株)の”下値時の落とし穴”

今日、キオクシア(285A)がストップ安マイナス18.33%で44,550円まで急落した際、わたしのS株成行注文2株が7/17に続く2度目の失効——これはS株(単元未満株)投資家が直面する構造的な問題です。今日は“S株の魅力とリスク”を初心者向けに整理します。

S株(単元未満株)とは

S株とは、通常の売買単位(通常100株)未満の株数で購入できる“単元未満株”のこと。SBI証券のS株サービスでは1株から購入可能であり、“少額から始められる高配当株投資”の入門として非常に有効です。

S株の主な魅力:

  1. 1株から購入可能——任天堂(7,000円台)・キオクシア(50,000円台)などの高額銘柄も少額で始められる
  2. 手数料が安い(SBI証券は買付手数料無料)
  3. 通常の株主優待の対象外だが、配当は保有比率に応じて受け取れる
  4. 単元未満株を積み上げて100株以上になれば通常株と同じ扱い

S株の”約定価格”の仕組み

S株の約定は通常株と異なる仕組み——“リアルタイム約定”ではなく“1日3回のタイミング(前場寄付前・後場寄付前・大引け後)”に集約して約定されます。約定価格は“該当タイミング時点の株価をベース”とし、成行注文は“約定タイミング時点の板情報から自動的に価格決定”されます。

今日の失効の理由(推測)

キオクシア(285A)がストップ安張り付きの状態では:

  1. 売り注文が殺到し、買い注文が入っても板が成立しない
  2. 成行注文は“約定価格が形成されない”ため当日中に失効する
  3. リミット(指値)注文も“ストップ安を上回る価格”では約定しない

つまり、“最も安く買いたい下値の日”に限って“S株が約定しない”という皮肉な構造——7/17と今日7/28の2度わたしはこのパターンで下値を逃しました

対策の3案

S株投資家として、この問題を回避するための3つの対策:

  1. 前日大引け後に翌日の成行注文を出す——寄付前の板情報でストップ安可能性を見て発注する
  2. 単元(100株)購入の資金を準備しておく——通常株なら成行がストップ安でも約定可能(ただし高額)
  3. ストップ安張り付き時は追わない——“落ちるナイフを掴まない”の原則に立ち返る

わたしの結論

“S株の便利さと下値時の失効リスクは表裏一体”——“少額で機動的に投資できる代わりに、最も欲しい下値では約定しない”という構造的な特性を理解した上で使うのがベスト。わたしは“S株で継続的にナンピン”戦略は今後も続ける方針ですが、“ストップ安時の失効は織り込み済み”として、“取れる時だけ取る”という姿勢を貫きます。

同じ銘柄で3〜4回目のナンピンチャンスは必ずある——“1度の失効を悔しがるより、次のチャンスを待つ”のが長期投資家の姿勢です。

明日以降の注目ポイント

  • 決算ラッシュ最盛期——明日7/29(水)以降も保有銘柄の決算が集中発表される見込み
  • キオクシア(285A)の反発可能性——44,550円のストップ安からの反発があれば、S株の3度目のチャンスを狙う
  • AI半導体セクター全体の巻き戻しの終わり——7/17の再来か、それとも底打ちかを月末にかけて見極める
  • JPX(8697)の株価反応——業績+配当ダブル上方修正の翌日の値動きに注目
  • 月末ドレッシング買いの有無——7月末最終週の機関投資家の動きが下値サポートとなるか

まとめ

今日7月28日は「日経-2,566円歴史的急落もポートフォリオは-1.41%で防御・対日経+2.54ppt」の一日となりました。AI半導体全面安+米金利上昇観測+為替急変動の三重の逆風で日経平均は6万3千円割れ寸前まで急落、キオクシア(285A)もストップ安マイナス18.33%という激しい下げでしたが、内需・消費関連の中堅バリュー銘柄が下支えした結果、わたしのポートフォリオは軽微な調整で済みました

7/28
日経平均 -3.95%
TOPIX -2.52%
わたしのポートフォリオ -1.41%

“日経マイナス3.95%の大幅急落日に対日経プラス2.54pptアウトパフォーム”——含み損益率プラス54.73%を維持対日経18日累計プラス18.36pptで5営業日連続の累計新高値——“バリュー分散型ポートフォリオの防御力”が改めて数字で証明されました。

決算2社は好対照——JPX(8697)は“日本市場の売買代金増加”を背景に業績+27%・配当61円→77円+26%増配のダブル上方修正ヒューリック(3003)は中間期売上+38.8%営業+7.0%も配当予想は据え置きという“攻めと守り”のコントラストが鮮やかでした。特にJPXの“日経が急落する日ほど売買代金が増えて業績が良くなる”という構造的な“漁夫の利”の関係は、わたしのポートフォリオを支える隠れた主力として今後も注目です。

キオクシア(285A)のS株成行注文が2度目の失効——7/17に続く“下値時のS株失効パターン”を再体験しました。“S株の便利さと下値時の失効リスクは表裏一体”という構造的な特性を理解した上で使うのが、単元未満株投資家として大事な姿勢です。同じ銘柄で3〜4回目のナンピンチャンスは必ずある——1度の失効を悔しがるより、次のチャンスを待つというのが今日の学びでした。

明日以降も決算ラッシュが続く——決算スケジュールを毎日チェックしつつ、“AI半導体総崩れが底打ちするか、それとも7/17の再来か”——7月末から8月初旬の下値追随のタイミングを冷静に見極めていきます。

明日も、地味に、着実に。


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