【2026年5月27日】エンジニアの高配当株ポートフォリオ記録|日経平均6万6000円まで上昇!も後場で失速、安値引け(vs 日経平均・TOPIX)

今日のサマリー

日経平均は、米株高を背景に半導体・AI関連株へ買いが入り、前場に66,428.81円まで上昇し、取引時間中として初めて6万6,000円台を付けました。しかし、直近の急騰に対する警戒感から後場は利益確定売りが強まり、終値ではほぼ横ばいまで上げ幅を縮小しました。

個別では、アドバンテスト(+4.05%)、東京エレクトロン(+2.10%)、ファーストリテイリング(+3.06%)が日経平均を支えました。一方、これまで相場をけん引してきたソフトバンクグループ(-7.26%)、フジクラ(-3.55%)、キオクシア(-3.06%)には利益確定売りが出ました。

TOPIXは下落し、三井住友FG(-1.90%)、みずほFG(-1.93%)、三菱UFJFG(-0.98%)など銀行株の弱さが重荷となりました。東証プライム市場では値上がり720銘柄に対し、値下がり790銘柄と、全体としてはやや売り優勢でした。

わたしのポートフォリオのパフォーマンスはTOPIXのそれとほぼ同等でした。
日経平均株価を押し上げている銘柄を持っていないので、もともとTOPIXに連動するタイプですが、今日はそれが如実に見えました。

主要指数とポートフォリオの比較

指標 終値 前日比 騰落率
私のポートフォリオ 32,291,059円 -158,279円 -0.49%
日経平均 64,999.41円 +3.32円 +0.01%
TOPIX 3,918.01 -20.45 -0.52%

日経平均は小幅反発で、プラスで終わってますが、取引時間中に6万6,000円をつけていることから、だいぶ売られた形になります。
今日の安値で引けていますが、日中は盛り上がったのかと思います。

今日は信越化学が+5.47%と上昇しました。目標株価の引き上げがあったようで、配当利回り的には高配当では無くなってしまいましたが、保持し続けたい銘柄です。

本日の購入銘柄

本日は下がっていた東京建物を2株だけ購入しました(ナンピン)
もう70株になりました。ですが、含み損も3万円まできてしまっています。

💡 ナンピン買いとは、保有銘柄の平均取得単価より安い価格で買い増しして、平均取得単価を下げる手法のことです。今日の東京建物は、平均3,572円のところを3,131円で2株拾えたのでナンピンに該当します。業績・財務が健全な銘柄が需給で売られたときだけ実行する、というルールでやっています(詳しくは先日5/22の記事で解説しました)。

銘柄(コード) 約定株数 約定単価 平均取得単価
東京建物(8804) 2 3,131 3,572

私の高配当株ポートフォリオ実績

下落TOP5

銘柄(コード) 保有数 終値 前日比(%) 評価損益 配当利回り
オプテックスグループ(6914) 6 4,190 -200(-4.56%) +10,152 1.55%
アステラス製薬(4503) 100 2,134 -99.5(-4.45%) +41,500 3.75%
IHI(7013) 200 2,818 -126.5(-4.30%) +255,000 0.82%
NGK(5333) 20 6,069 -267(-4.21%) +81,860 1.75%
AREホールディングス(5857) 100 3,335 -130(-3.75%) +145,200 4.05%

オプテックスグループは続落ですね。
アステラス製薬は5/26の引け後に2026年度~2030年度の経営計画を発表しました。それが投資家の期待を超えず、売られたようです。
NGKはいつの間にか株価が3倍になっていました。その分配当利回りも下がっていて、高配当株のそれではなくなってしまっています。
ただ、売り時がわからないので、一旦ホールドし続けます。

上昇TOP5

銘柄(コード) 保有数 終値 前日比(%) 評価損益 配当利回り
信越化学工業(4063) 78 7,406 +384(+5.47%) +258,960 1.43%
チャーム・ケア・コーポレーション(6062) 20 1,385 +64(+4.84%) +1,740 3.10%
中部電力(9502) 6 2,985.5 +104.5(+3.63%) +4,179 2.34%
前澤工業(6489) 48 1,719 +54(+3.24%) -10,656 2.79%
大同メタル工業(7245) 20 1,035 +30(+2.99%) +2,500 3.48%

信越化学は先ほども記載した通り、目標株価の引き上げがあり、上昇しました。
チャームケアは2日連続の上昇TOP5入りです。
中部電力は不正があったときに購入しました。電力は今後も必要になるので、上がっていくと思われます。

ポートフォリオ全体

評価額 含み損益 含み損益(%) 前日比 前日比(%)
32,291,059円 +11,188,852円 +53.02% -158,279円 -0.49%

📚 初心者向けワンポイント解説:「目標株価」とは

目標株価とは、証券会社のアナリストが「今後6〜12か月でこれくらいの株価になる見通し」と評価した株価のことです。アナリストはその会社の業績予想・割安度・業界動向などをもとに、「投資判断(買い/中立/売り)」と一緒に目標株価を発表します。

複数のアナリストの目標株価を平均した「コンセンサス目標株価」も公表されていて、株価がコンセンサスを上回って引き上げられると、買い材料として株価が上昇しやすくなります。今日の信越化学工業の+5.47%もまさにそのケースで、目標株価の引き上げ報道が好感されました。

ただし、目標株価は「アナリストの予想」であって「正しい価格」ではありません。引き上げ・引き下げのタイミングで短期的な値動きは出ますが、長期投資の判断は最終的には自分の目線(業績・配当・財務)で行うべきです。わたしは「市場がこの会社をどう見ているか」を測る補助線として、決定材料ではなく参考値として使っています。

配当情報

今日も少しですが配当をいただきました。
南海辰村建設は300株持っていますが、100株は貸株になっているため、直接もらうのは200株分です。

受渡日 銘柄名 株数 受取額(税引き前) 受取額(税引き後)
2026/05/27 南海辰村建設(1850) 200 1,600円 1,275円
2026/05/27 ツガミ(6101) 2 98円 79円

📚 初心者向けワンポイント解説:「貸株」とは

貸株(かしかぶ)とは、自分の保有株式を証券会社経由で機関投資家などに貸し出して、貸出料(貸株金利)を受け取れる制度です。年利0.1〜0.5%程度、人気銘柄なら数%が日割りで入ってくることもあり、長期保有しているバリュー株から「ちょっとしたお小遣い」を生むことができます。

ただし、いくつか注意点があります。

  • 配当は「配当金相当額」として支払われ、税の扱いが通常配当と異なる:通常配当は20.315%の源泉徴収で完結しますが、配当金相当額は雑所得扱いで確定申告対象、配当控除も使えません。
  • 株主優待・議決権は対象外:権利確定日に貸出中だと、優待や総会議決権は得られません(証券会社の設定によっては自動返却も可能)。
  • NISA口座の株は貸株にできない:特定口座・一般口座のみが対象です。

わたしの南海辰村建設も300株のうち100株が貸株中で、今日の配当1,600円は残り200株ぶんが「通常の配当」として入った金額です。貸株中の100株ぶんは、後日「配当金相当額」として別途振り込まれる予定です。

明日以降の注目ポイント

  • 3月期決算企業の配当入金が来週以降本格化。トヨタ・南海辰村建設・ツガミに続き、6月末まで続々と入金される見込み。再投資資金がどこに向かうか
  • 銀行株(三井住友FG 8316・みずほFG 8411・三菱UFJFG 8306)の動向。今日大きく売られたが、長期金利と日銀のスタンス次第では押し目買いのチャンスにもなる
  • アステラス製薬(4503)の新中計後の落ち着き先。配当利回り3.75%は十分な水準で、市場の失望売りが落ち着いてきたら買い増し候補に
  • 大きく上がりすぎた保有銘柄をどうするか。NGK(5333)は取得単価から3倍、信越化学も大きくプラス。「もはや高配当ではなくなった銘柄」を売るか持ち続けるかは継続して考えたい論点
  • FRB高官の発言・6月FOMCに向けた地ならし。米金利の動き次第でハイテク株/バリュー株のバランスが揺れる

まとめ

日経平均は前場に取引時間中初の66,428円まで上昇しながら、後場で急失速して安値引け、というジェットコースターのような一日でした。「強い上昇相場にはいつでも反落が同居している」というのが、まさに今日の値動きで実感できた気がします。

わたしのポートフォリオは-0.49%で、TOPIX(-0.52%)とほぼ同じ動き。日経平均を押し上げているアドバンテスト・東京エレクトロンといった半導体株を持っていないので、わたしのポートフォリオは構造的にTOPIX連動型です。今日のように銀行株(三井住友FG・みずほFG・三菱UFJFG)が売られる日は、TOPIXとほぼ同じだけマイナスになる、というのを改めて確認した日でした。

象徴的だったのは、昨日(5/26)に上昇TOP5入りしていた**IHI(7013)が、今日は逆に下落TOP5入り(-4.30%)**したこと。1日でこれだけ振れるのが防衛関連株の癖で、長期で持つにはこの値動きを許容できるかが分かれ目だなと、改めて思いました。

一方で嬉しい悩みもあります。NGK(5333)は取得単価から株価が約3倍になり、信越化学も大きくプラス。「高配当株として買ったのに、上がりすぎて高配当ではなくなった」状態です。利益確定するか、それとも企業の実力を信じて持ち続けるか——長期投資で必ず出会う論点ですが、いまのところは「業績が伸びているなら売り時を急がない」というスタンスでホールド継続しています。

そして今日も東京建物(8804)を2株だけナンピン買い。70株まで増え、含み損も約3万円まで来ています。それでも、3月期配当の入金が始まっているいま、配当再投資のサイクルにしっかり乗せていく時期だと考え、淡々と進めていきます。


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免責事項:本記事は個人の投資記録であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。投資はご自身の判断と責任で行ってください。