【2026年7月14日】エンジニアの高配当株ポートフォリオ記録|日経+500円反発、キオクシア(285A)初買い!ASML決算前の押し目狙いも後場上昇で高値づかみ気味に(vs 日経平均・TOPIX)

今日のサマリー

今日7月14日(火)の東京株式市場は、日経平均がプラス500.77円・プラス0.74パーセントの67,743.50円で反発、TOPIXもプラス31.49・プラス0.79パーセントの4,038.98と両指数がそろって上昇——「AI半導体も、バリュー株も、両方が動く」という7/10と似た理想的な緩和局面が戻ってきた一日でした。ただし朝方は一時マイナス1,000円近くまで下落、前場は前日比マイナス770円で終える波乱含みの展開。後場中盤以降、韓国株の切り返しとキオクシアの反発に呼応して日経平均は次第高——プライム市場の76パーセントの銘柄が上昇、33業種中30業種が上昇という、まさに全面高の一日となりました。

わたしのポートフォリオはプラス1.02パーセント・プラス345,822円——日経平均をプラス0.28パーセントポイント・TOPIXをプラス0.23パーセントポイントでアウトパフォーム含み損益率はプラス52.14パーセントまで拡大、含み損益額は初のプラス1,174万円台という新記録を更新しました!

昨日7/13に押し目買いした北海道電力(9509)がプラス3.98パーセントで早速上昇TOP1、さらにINPEX(1605)がプラス3.92パーセントで含み益率プラス102.53パーセントの大台突破——長期保有の主力銘柄が続伸する、非常に居心地の良い一日でした。

そして今日の最大のトピックは、わたしがついにキオクシア(285A)を初買いしたこと。明日7/15のASML決算、7/16のTSMC決算を控え、AI半導体の見直し買いを狙って2株×69,100円=138,200円を仕込みました。ただし、「前場の下げで買ったのに、後場にかけて上がってしまい7万円近くでの購入」という、エントリータイミングの難しさを実感する結果に。それでも中長期のAI半導体成長性への期待は変わらず、含み損益がわずかにマイナスでスタートするだけ——長期投資家として問題なし、と割り切ります(詳細は📚解説で)。

主要指数とポートフォリオの比較

指標 終値 前日比 騰落率
私のポートフォリオ 34,274,578円 +345,822円 +1.02%
日経平均 67,743.50円 +500.77円 +0.74%
TOPIX 4,038.98 +31.49 +0.79%

日経平均とTOPIXの差はマイナス0.05パーセントポイント——ほぼ同水準の上昇という珍しい日でした。AI半導体もバリューも同時に動く「緩和局面」への完全な回帰を示す数字です。

バリュー株優位相場、9日累計で対日経+7.96pptに拡大

日付 日経平均 TOPIX ポートフォリオ 対日経差
7/2(水) -2.47% +0.09% +1.50% +3.97ppt
7/3(木) +1.47% +1.24% +1.08% -0.39ppt
7/6(月) -0.01% +0.92% +1.54% +1.55ppt
7/7(火) -2.12% -0.97% -0.07% +2.05ppt
7/8(水) -2.11% -1.37% -0.62% +1.49ppt
7/9(木) +1.38% +0.35% -0.27% -1.65ppt
7/10(金) +1.20% +0.39% -0.15% -1.35ppt
7/13(月) -1.92% -0.71% +0.09% +2.01ppt
7/14(火) +0.74% +0.79% +1.02% +0.28ppt
9日累計 -3.84% -0.06% +4.12% +7.96ppt

9日累計で日経平均マイナス3.84パーセントに対してポートフォリオはプラス4.12パーセント対日経通算プラス7.96パーセントポイント——**+8ppt目前**の驚異的なアウトパフォームが続いています。

本日の取引

3銘柄合計156,310円を分散買い増し——中でもキオクシア(285A)の初買いが今日の主役です。

銘柄(コード) 約定株数 約定単価 約定金額 意図
キオクシアHD(285A) 2 69,100円 138,200円 初買い! ASML/TSMC決算前の押し目狙い
ほぼ日(3560)【決算】 2 4,145円 8,290円 昨日買いの連続ナンピン(4,200→4,145で下げ)
日本高純度化学(4973) 2 4,910円 9,820円 連日下落中のナンピン買い(決算発表は7/24予定)
合計 156,310円

キオクシア(285A)の初買い——「後場上がりで高値づかみ気味」の反省

今日の最大のイベントは、キオクシアHD(285A)を2株・69,100円で初買いしたことです。投資の意図と実行について、正直に振り返ります:

買い判断の背景:

  1. 7/7以降のサムスンショックでキオクシアは一時-11%以上下落、7/9のオーバーハング解消(ベインキャピタル全売却完了)で下値打ちの兆し
  2. 明日7/15にASML決算、7/16にTSMC決算——世界の半導体産業の”両巨頭”の決算が予想以上なら、キオクシアも見直し買いの追い風
  3. 朝方(前場)にキオクシアが下落していたので、押し目買いのタイミングと判断

実際の展開:

  • 前場は日経平均も一時-1,000円近く下落、キオクシアも安値圏
  • 買い注文を出した時点では69,100円——1株あたり
  • ところが後場に切り返し反発、キオクシアは70,000円近くまで上昇
  • 結果、「もう少し待てば同じ2株を14万円未満で買えた」という高値づかみ気味の結果に

エントリータイミングの反省——長期投資家として整理

「押し目買いのタイミングは思うほど簡単ではない」というのは、下半期の損出しシリーズでも実感してきましたが、新規銘柄の初買いでも同じことが起こる——という良い教訓になりました。

ただし、長期投資家として冷静に整理すると:

  1. 1株あたりの差は数百円——2株なので「損」は千円台程度
  2. 中長期のキオクシアの成長性は変わらない——AI半導体の需要拡大、NAND価格の底打ち、オーバーハング解消
  3. 明日以降のASML・TSMC決算次第で、この程度の”高値づかみ”は簡単に取り戻せる
  4. 「タイミングを完璧に読む」ことは不可能——大事なのは”買うと決めた銘柄を、大まかに納得できる価格で買う”こと

「反省はしつつも、後悔はしない」——このスタンスが、長期投資家として大切な心構えです。

連続買い増しの2銘柄

ほぼ日(3560)は昨日7/13の4,200円→今日の4,145円——1日で55円下がったところをすかさず追加購入したナンピン買い。日本高純度化学(4973)は連日下落中のナンピン買い——なお決算発表は7/24予定なのでまだ先ですが、**”決算前の警戒売り”で株価が軟調な今のうちに拾っておくという戦略買いです。両方ともAI半導体系ではありますが、押し目でしっかり平均取得単価を下げる**という長期投資家らしい動きです。

私の高配当株ポートフォリオ実績

上昇TOP5

銘柄(コード) 保有数 平均取得単価 終値 前日比(%) 評価損益 配当利回り
北海道電力(9509) 10 953円 990.8円 +37.9(+3.98%) +378円 3.33%
INPEX(1605) 230 1,740円 3,524円 +133(+3.92%) +410,320円 3.06%
東京センチュリー(8439) 2 2,322円 2,629円 +93(+3.67%) +614円 3.42%
大同信号(6743) 20 780円 838円 +28(+3.46%) +1,160円 4.30%
住友化学(4005) 100 474円 535.6円 +16.6(+3.20%) +6,160円 2.99%

上昇1位は北海道電力(9509)がプラス3.98パーセント——昨日7/13に10株×953円で買い増しした銘柄が、翌日いきなり+3.98%上昇という、押し目買いの理想パターンが実現しました!含み益はわずか+378円ですが、方向は完全に正解

2位INPEX(1605)がプラス3.92パーセント——230株保有・含み益プラス410,320円・プラス102.53パーセントという主力銘柄が、ついに含み益率100%の大台を突破!中東情勢の緊迫と原油需給の追い風で、エネルギーセクターへの資金流入が続いています。

3位東京センチュリー(8439)プラス3.67パーセントは総合リース、4位大同信号(6743)プラス3.46パーセントは鉄道信号システムのニッチ、5位住友化学(4005)プラス3.20パーセントは化学最大手——バリュー分散が幅広く報われる一日でした。

下落TOP5

銘柄(コード) 保有数 平均取得単価 終値 前日比(%) 評価損益 配当利回り
竹内製作所(6432) 40 4,430円 7,190円 -140(-1.91%) +110,400円 3.06%
日本高純度化学(4973) 12 4,850円 4,910円 -90(-1.80%) +720円 4.68%
太平製作所(6342) 20 2,990円 2,793円 -42(-1.48%) -3,940円 3.58%
ツガミ(6101) 2 3,115円 7,390円 -100(-1.34%) +8,550円 1.33%
ほぼ日(3560) 6 3,927円 4,145円 -55(-1.31%) +1,308円 2.17%

下落TOP5はすべてマイナス2%未満——「軽微な調整」の一日でした。ほとんどが先週買われた銘柄の反落で、行って来いパターンの継続です。

竹内製作所(6432)マイナス1.91%は昨日の上昇TOP1(+2.81%)からの反落、日本高純度化学(4973)とほぼ日(3560)は今日わたしが押し目買いした銘柄——下落中の銘柄をさらに拾ったので、平均取得単価はどんどん下がる方向。ナンピン戦略として正しい選択です。

ポートフォリオ全体

評価額 含み損益 含み損益(%) 前日比 前日比(%)
34,274,578円 +11,746,571円 +52.14% +345,822円 +1.02%

含み損益率はプラス52.14パーセント(昨日+50.98%から1.16ppt上昇)、含み損益額は初のプラス1,174万円台という新記録更新!バリュー株優位相場が続く中、AI半導体もキオクシア初買いで参加——双方向の分散が最大限に効いた理想的な結果です。

📚 初心者向けワンポイント解説:「キオクシア・ASML・TSMC」——AI半導体の3つの柱

わたしが今日キオクシアを初買いした背景には、明日7/15(ASML決算)・7/16(TSMC決算)というAI半導体産業の”両巨頭”の決算があります。キオクシア・ASML・TSMCの3社の関係性を整理すると、AI半導体産業の構造がぐっとクリアに見えてきます。

半導体産業の3層構造

半導体産業は、大きく「設計→製造装置→製造→組立」の各層に分かれています。今回の主役3社は、そのうち以下の位置づけです:

会社 役割 何をしている?
ASML オランダ 製造装置 EUV(極端紫外線)露光装置の世界唯一のメーカー
TSMC 台湾 半導体製造(ファウンドリー) 世界最先端のロジック半導体を製造
キオクシア 日本 半導体製造(メモリ) NAND型フラッシュメモリの世界大手

3社の相互関係

  • ASMLEUV露光装置を作る → TSMC先端ロジック半導体を製造 → AIチップの心臓部として機能
  • キオクシアNANDメモリ(SSDなどの記憶装置)を製造 → AIデータセンターの記憶領域として不可欠

AIブームの構造をシンプルに整理すると:

1
2
3
4
5
6
7
8
9
① NVIDIA/AMD の AI-GPU 需要拡大

② TSMC がその GPU を大量に製造

③ TSMC は ASML の EUV 装置がなければ製造できない

④ AI サーバーには 大量の NAND メモリ(キオクシア・サムスン・SKハイニックス)も必要

⑤ 3社すべての需要が同時に拡大

「AI半導体の需要が続く限り、ASML・TSMC・キオクシアの3社は連動して上昇する」——これが今回のわたしの投資仮説です。

7/15 ASML決算、7/16 TSMC決算のポイント

両社は世界の半導体産業の”温度感”を映すバロメーターなので、市場全体が決算を注視しています。

  • 予想を上回る好業績+強気の見通し → AI半導体全体に見直し買い、キオクシアも大幅上昇の可能性
  • 予想通り or 慎重な見通し → AI半導体は横ばい、キオクシアも動意なし
  • 予想を下回る決算 or 弱気の見通し → AI半導体売り再開、キオクシアも下落

「決算前の押し目買い」は、「決算が好材料になる可能性が高い」と判断した時の攻めの投資——今回のわたしのキオクシア買いはこのパターンです。

「エントリータイミングの完璧」は不可能

冒頭で書いたように、わたしの今日のキオクシア買いは”高値づかみ気味”でした。ただ、これは「タイミングを完璧に読める投資家はいない」という現実の一例。

長期投資家として大事なのは:

  1. 買うと決めた銘柄を、大まかに納得できる価格で買う——完璧を求めない
  2. 短期の高値/安値ではなく、中長期の企業価値で判断する
  3. 1回の売買結果に一喜一憂しない——複数回の平均で見る

「なぜ買うのか(=投資仮説)」が明確であれば、「いくらで買うか(=タイミング)」は完璧でなくても大丈夫——これが、わたしがバリュー投資を続けている中で得た大切な教訓です。

配当情報

7月14日は配当の入金はありませんでした。3月期決算配当は6月末で概ね一段落しました。2026年3月期決算配当の全体集計記事(131銘柄・税引後270,622円+貸株配当金相当額39,919円=合計310,541円の受取記録)もあわせてご覧ください。

明日以降の注目ポイント

  • 7/15(水)のASML決算発表——半導体製造装置の世界唯一のEUV露光装置メーカー、AI半導体産業のバロメーター
  • 7/16(木)のTSMC決算発表——世界最先端の半導体ファウンドリー、AI-GPUの製造元
  • キオクシア(285A)の反応——ASML・TSMC決算好感なら大幅上昇の可能性、逆なら下落リスク
  • 銀行株の続伸有無——三菱UFJ時価総額首位の勢いが続くか
  • INPEX(1605)の含み益率+100%突破後の動向——原油需給と中東情勢
  • バローHD(9956)の公募増資発行価格決定完了——7/13が最終日、発表待ち

まとめ

今日7月14日は「日経+500円反発+ポートフォリオ+1.02%で新記録更新」の一日となりました。朝方は一時-1,000円近い下落もありましたが、後場に韓国株の切り返しとキオクシア反発を受けて日経平均は次第高——プライム市場の76%銘柄が上昇という全面高の日となりました。

7/14
日経平均 +0.74% (67,743円、反発)
TOPIX +0.79%
わたしのポートフォリオ +1.02%

わたしのポートフォリオはプラス1.02パーセント・プラス345,822円で、日経・TOPIXを両方とも上回るアウトパフォームを実現。含み損益率はプラス52.14パーセント含み損益額は初のプラス1,174万円台という新記録を更新しました!9日累計対日経通算プラス7.96パーセントポイント——バリュー分散の威力が引き続き数字で示されています。

今日の最大のトピックはキオクシア(285A)初買い——2株×69,100円=138,200円でついにポートフォリオに追加。明日7/15のASML決算、7/16のTSMC決算を控えた押し目狙いでしたが、「前場の下げで買ったのに後場上がってしまい高値づかみ気味」という、エントリータイミングの難しさを実感する結果に。それでも中長期のAI半導体成長性への期待は変わらず、**”反省はしつつも後悔はしない”**というスタンスで割り切りました。

上昇TOP5には昨日買った北海道電力が+3.98%で早速上昇TOP1INPEXが+3.92%で含み益率100%の大台突破——押し目買いの成果と長期保有の恩恵が同時に発揮された一日でした。

下落TOP5は全て2%未満の軽微な調整——先週上昇した銘柄の反落が中心。日本高純度化学とほぼ日は今日わたしが押し目買いした銘柄で、下落中に拾って平均取得単価を下げるというナンピン戦略が実行できました。

明日はASML決算、明後日はTSMC決算——AI半導体産業の”両巨頭”の決算次第で、キオクシアを含めた半導体株全体の方向感が決まる重要な週です。含み益プラス1,174万円のクッションを保ちつつ、AI半導体+バリューの双方向分散でどんな展開にも対応——というのが、今の局面での基本方針です。

明日も、地味に、着実に。


📌 関連記事

免責事項:本記事は個人の投資記録であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。投資はご自身の判断と責任で行ってください。