【2026年5月22日】エンジニアの高配当株ポートフォリオ記録|日経平均最高値更新!原油価格・金利の上昇が一服し米国株続伸、AI半導体株続伸(vs 日経平均・TOPIX)

今日のサマリー

5/22の東京株式市場はアメリカとイランの戦争終結の思惑から、原油価格の下落、インフレ懸念による金利上昇が一服し、米国株が続伸。
そのためAI半導体株は上昇し、日経平均最高値を更新しました。フジクラも反発し+7.75%でした。
それとは逆にバリュー株には資金が流れず、わたしのポートフォリオは-0.30%でした。
資金の量は一定なので、どこかが買われればどこかが売られるという形かと思います。
特に悪材料もない中で売られるということは、安く買えるということで良いことではないかと思い、今日もナンピンしています笑。

主要指数とポートフォリオの比較

指標 終値 前日比 騰落率
私のポートフォリオ 32,374,166円 -97,545円 -0.30%
日経平均 63,339.07円 +1,654.93円 +2.68%
TOPIX 3,892.46 +38.65 +1.00%

NVIDIAの好決算から始まり、昨日と今日はAI半導体株が続伸しました。
AI半導体株をほとんど持っていないわたしとしては、日経平均やTOPIXと比較して大きくアンダーパフォームする結果となってしまいました。
AI半導体株を持っている方々は、売り時が難しそうですね。

本日の購入銘柄

本日は、4銘柄を購入しました。
ヒューリックは政策保有株を見直す株主の意向を受け、普通株式1,739万2,100株を海外投資家向けに売り出すと発表しました。
売出価格が1株1650円と決まったことにより、株価がその価格まで売られました。2024年末にも同じように急落したことがあったかと思いますが、結局はその後上昇しています。
一時的な需給の悪化は買いと判断しました。
安藤ハザマはいつも通り下がったら買いたい累進配当銘柄です。
王子HDも環境を大事にしたいという意志が伝わってくる良い会社なので応援したいです。高配当銘柄です。今期は中東情勢による影響を-150億円を見込んでいるため、PERが高くなってしまっていますし、配当性向も100%に近い形になっていますが、中東情勢の早期安定化が実現すれば、上方修正も可能性大だと思います。
そして、最後はいつも買っている東京建物です。

💡 ナンピン買いとは:保有している銘柄の株価が下がったときに買い増しをして、平均取得単価を下げる手法です。たとえば今日の東京建物は、平均取得単価3,585円のところを3,129円で買い増したので、平均取得単価が3,585円より下がります。下値で拾えれば反発時のリターンが大きくなる一方、下落が止まらない銘柄でやり続けると損失が膨らむ「ナンピン地獄」のリスクもあります。わたしは「業績・財務が健全なのに需給で売られた銘柄」に限ってナンピンするようにしています。

銘柄(コード) 約定株数 約定単価 平均取得単価
安藤ハザマ(1719) 4 1,739 1,823
ヒューリック(3003) 4 1,650 1,393
王子HD(3861) 10 777.1 860
東京建物(8804) 4 3,129 3,585

私の高配当株ポートフォリオ実績

下落TOP5

銘柄(コード) 保有数 終値 前日比(%) 評価損益 配当利回り
東洋製罐グループホールディングス(5901) 8 3,996 -348(-8.01%) +3,136 4.65%
電源開発(9513) 25 4,134 -258(-5.87%) +44,075 2.54%
ヒューリック(3003) 158 1,650 -87(-5.01%) +40,606 4.06%
東京海上ホールディングス(8766) 100 7,381 -316(-4.11%) +317,400 2.86%
エクシオグループ(1951) 40 2,664.5 -105.5(-3.81%) +54,100 3.00%

東洋製罐グループホールディングスは、昨日上昇した分をまるっと返す形で下落しました。
Jパワー(電源開発)は初期からずっと持っている銘柄です。利益確定売りでしょうか。売った資金で今のトレンドのAI半導体株へまわした可能性もあります。
ヒューリックについては先ほど述べたとおりです。
東京海上ホールディングスは、今期の減益が嫌気されたのでしょうか。ただ、増配はしてくれているので、下がっていくようでしたら買いのチャンスです。
エクシオグループは決算は悪くないものの、期待とのギャップで売られています。

上昇TOP5

銘柄(コード) 保有数 終値 前日比(%) 評価損益 配当利回り
フジミインコーポレーテッド(5384) 30 3,670 +420(+12.92%) +52,950 2.10%
日本取引所グループ(8697) 100 1,980.5 +103.5(+5.51%) +55,550 3.08%
大同信号(6743) 20 845 +33(+4.06%) +1,300 2.96%
楽天グループ(4755) 100 781.5 +29.3(+3.90%) -17,850 0.00%
三井倉庫ホールディングス(9302) 60 3,941 +143(+3.77%) +166,560 1.27%

わたしが持っている株の中で数少ないAI半導体株のフジミインコーポレーテッドが+13%近く上昇しました。
楽天グループは昨日大きく下がったものの、ほぼ戻しました。
三井倉庫ホールディングスも初期からずっと持っている銘柄です。高配当株のつもりで住友倉庫と一緒に買っていましたが、株価も上がって1.27%となってしまっていました。

ポートフォリオ全体

評価額 含み損益 含み損益(%) 前日比 前日比(%)
32,374,166円 +11,300,733円 +53.63% -97,545円 -0.30%

今日はヒューリックの下落がびっくりしましたが、理由はわかったのでよかったです。
東洋製罐グループホールディングスや楽天グループは下がれば上がる、上がれば下がるを体現してくれています。
基本的には安いところで拾うという方針で継続していきたいと思います。
いつの間にか高配当じゃなくなった高配当だと思ってた株は売って、他の銘柄を購入することも検討したいと思います。

📚 初心者向けワンポイント解説:「政策保有株」とは

政策保有株とは、企業が「純粋に値上がり益や配当を狙う投資」としてではなく、取引先や金融機関との関係を維持・強化する目的で保有している株式のことです。「持ち合い株」と呼ばれることもあります。たとえばA社がB社と長く取引を続けるために、お互いの株を持ち合う、といったケースです。

近年は、東京証券取引所やコーポレートガバナンス・コードが「政策保有株は資本効率を下げ、株主の利益にそぐわない」として縮減(売却)を強く求めています。そのため、政策保有株を見直して売る動きが市場全体で増えています。

ここで投資家として知っておきたいのは、「政策保有株が売られると、その対象になった銘柄の株価は一時的に下がりやすい」という点です。大量の株が市場に出てくる(=供給が増える)ぶん、需給が一時的に悪化するからです。

今日のヒューリック(3003)がまさにこれでした。ヒューリックの株を政策保有していた株主が保有を見直し、その株式(普通株式1,739万2,100株)を海外投資家向けに売り出すと発表。売出価格が1株1,650円に決まったことで、株価もその水準まで売られました(前日比-5.01%)。

ただし、これは会社の業績が悪くなったわけではなく、あくまで「株の供給が一時的に増えた」という需給要因です。事業の中身が変わっていないなら、売られたところはむしろ買いのチャンス——というのがわたしの判断で、今日は1,650円で買い増しました。ヒューリックは過去にも同じような売出しによる急落から株価を取り戻してきた、というのがわたしの認識です。需給の悪化が一巡すれば、本来の価値に戻っていくと考えています。

明日以降の注目ポイント

  • AI半導体株の続伸はどこまで続くか:NVIDIAの好決算をきっかけに、ここ2日はAI半導体株が相場をけん引しています。ただ一極集中の上昇は、過熱すると反動も大きくなりがちです。「どこまで買われるか」と同時に「いつ材料出尽くしになるか」も意識したいところです。
  • 配当再投資の資金がどこへ向かうか:3月期決算企業の配当が、これから続々と入金されます(わたしのポートフォリオでも来週以降に入る予定)。この配当を再投資する資金は、すでに買われ過ぎたAI半導体株よりも、出遅れて割安に放置されている高配当・バリュー株に向かいやすいと考えています。今日のように「悪材料がないのに売られた優良株」が増えているので、配当再投資の受け皿になりそうな銘柄を物色しておきたいです。
  • 日経平均が最高値更新を続けられるか:今日の63,339円は最高値圏ですが、AI半導体株頼みの上昇です。半導体が一服したときに指数全体がどう動くか(バリュー株が下支えにまわれるか)が来週の焦点になりそうです。

まとめ

今日の相場は、一本のストーリーでつながっていました。

出発点は中東情勢です。アメリカとイランの戦争が終結に向かうのでは、という思惑から、地政学リスクが後退しました。中東は世界有数の産油地域なので、緊張が和らぐと原油価格が下落します。

原油はあらゆるモノの価格に効いてくるので、原油安はインフレ懸念の後退につながります。インフレが落ち着けば、中央銀行が金利を上げ続ける必要も薄れるので、金利上昇への警戒も一服しました。

ここで効いてくるのが、金利とハイテク株の関係です。金利が下がる(上がらない)局面では、いま利益が小さくても将来の成長が大きいと期待されるグロース株=AI半導体株が買われやすくなります。こうして「中東リスク後退→原油安→インフレ懸念後退→金利一服→ハイテク買い」という流れが完成し、米国株が続伸、日経平均も最高値を更新しました。

ただ、この上昇はAI半導体株への一極集中です。資金の総量は一定なので、半導体に資金が集まったぶん、わたしの持っているようなバリュー株からはお金が抜けていきました(ポートフォリオ-0.30%)。

ですが、ここからが本題です。3月期決算企業の配当が、これから続々と入金されます。 わたしのポートフォリオでも来週以降に配当が入る予定です。この配当を再投資するとき、すでに買われ過ぎたAI半導体株に高値で飛びつくでしょうか? わたしはむしろ、出遅れて割安に放置されている高配当・バリュー株に資金が向かうと考えています。

つまり、いまバリュー株が売られているのは「配当再投資前の、最後の仕込み場」かもしれない——というのがわたしの読みです。来週からは配当マネーがバリュー株を押し上げてくれることを期待しつつ、今日も悪材料なく売られた優良株をコツコツ拾っています。


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免責事項:本記事は個人の投資記録であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。投資はご自身の判断と責任で行ってください。