【2026年7月3日】エンジニアの高配当株ポートフォリオ記録|含み益率50.09%突破!米6月雇用統計「予想下回る」で利上げ観測後退、日経平均+1,010円で循環物色(vs 日経平均・TOPIX)

今日のサマリー

今日7月3日(金)の東京株式市場は、日経平均がプラス1,010.92円・プラス1.47パーセントの69,744.07円で大幅反発、TOPIXもプラス49.62・プラス1.24パーセントの4,064.60と、昨日の急落からしっかり戻す一日となりました。ただし前場は米国ハイテク株安を受けて一時マイナス1,100円超まで下げ、そこからキオクシアHDが50日移動平均線を支えに押し目買いされ、後場にかけて指数を大きく引き上げるという波乱の展開でした。

背景は、7月2日(米国時間)に発表された米6月雇用統計の結果。非農業部門雇用者数が予想プラス11.3万人に対して結果プラス5.7万人と大きく下振れ、失業率は4.2パーセント(予想4.3パーセント)と少し改善という内容。「強すぎず・弱すぎず、ちょうど良い労働市場の減速」と受け止められ、FRBの年内利上げ観測がさらに後退——ドル安・株高の材料になりました。

そして今日わたしのポートフォリオにも大きな節目が。含み損益率がプラス50.09パーセントを突破して、含み損益額は初のプラス1,121万円台に到達しました。ポートフォリオ全体としては前日比プラス1.08パーセント・プラス358,541円——絶対値では良いパフォーマンスですが、日経平均プラス1.47パーセント・TOPIXプラス1.24パーセントと比較すると、若干のアンダーパフォームでした(TOPIX比マイナス0.16ppt)。

今日の相場のもう一つの特徴は、「循環物色(じゅんかんぶっしょく)」の継続AI半導体株が反発しつつも、これまで買われなかった出遅れバリュー株にも資金が広く流入——住友化学(4005)プラス6.17パーセント・スカパーJSAT(9412)プラス5.98パーセント・太平洋セメント(5233)プラス3.84パーセントといった、地味だが優良なバリュー銘柄が上昇TOPに並びました。

主要指数とポートフォリオの比較

指標 終値 前日比 騰落率
私のポートフォリオ 33,618,229円 +358,541円 +1.08%
日経平均 69,744.07円 +1,010.92円 +1.47%
TOPIX 4,064.60 +49.62 +1.24%

日経平均とTOPIXの差はプラス0.23パーセントポイント——ほぼ差がない「素直な上昇日」でした。今週前半の連日「日経平均だけが大きく動く」極端なねじれ相場から一転、指数間の関係が正常化した週末となりました。

含み損益率50パーセント突破の意味

節目 含み損益率 達成日
ゼロ回復 0% (投資開始時)
プラス10% +10% (省略)
プラス30% +30% (省略)
プラス40% +40% (省略)
プラス50% ← 今日達成! +50.09% 2026/7/3

含み損益率プラス50パーセント——これは「元本の1.5倍まで資産が育った」ということ。評価額33,618,229円に対して、含み損益額プラス11,218,792円取得原価ベースの元本は約2,240万円——ここまで株式投資でじわじわと1,120万円超の含み益を積み上げてきたわけです。

もちろん含み益は「未実現」で、明日以降の相場次第で変動します。しかし、節目の50パーセントを一度突破したという事実は、「長期投資が着実に機能している」ことの証明でもあります。派手さはないですが、地味に積み上げる高配当バリュー株投資の勝利、と言っていいでしょう。

本日の取引

本日は新規買い1銘柄・61,140円のみを実施。ただし当初は「損出し」を狙っての購入でしたが、思惑通りにいかず来週に持ち越しとなりました。

インソース(6200)の損出し狙い→持ち越し

銘柄 取引 株数 単価 金額
インソース(6200) 現買 100 611.4円 61,140円

インソース(6200)は企業研修/ビジネスサービスの中堅企業で、既存で300株保有(平均取得666円・6/30時点)。今日100株を611.4円で買い増して合計400株にした後、既存の高値取得分を売却して損失を確定させる、というシナリオを描いていました。

ところが、狙った売却タイミングでは想定した価格より下げてしまい、「損失を大きく確定すると再購入コストとのバランスが悪くなる」と判断して、売却は来週に持ち越し7/1の日本製鉄・7/2のNTTと合わせて、下半期スタートは「損出しの試み」が続いていますが、思い通りにいかないのが相場の妙味です。

損出しの「反省点」

先週の日本製鉄はうまくクロス取引を成立させた一方、今週のNTTは終値で戻され、今日のインソースは寄り付き後に下げた——損出しの実行は思うほど簡単ではないというのが正直な感想です。ポイントは以下の3つ:

  1. 「株価が上がった局面で売却」が原則だが、当日の株価の動きは読めない
  2. 手数料や信用取引の金利負担も含めて、実質的な節税効果を計算する必要がある
  3. 無理して損出しをするより、そもそも売る必要のあるタイミングまで待つのも一つの手

来週以降、市場の動きを見ながら、インソース・NTTの損出しの再検討を行っていきます。

私の高配当株ポートフォリオ実績

上昇TOP5

銘柄(コード) 保有数 平均取得単価 終値 前日比(%) 評価損益 配当利回り
住友化学(4005) 100 474円 554円 +32.2(+6.17%) +8,000円 2.89%
スカパーJSAT(9412) 100 661円 2,766円 +156(+5.98%) +210,500円 1.74%
アドソル日進(3837) 40 967円 1,459円 +77(+5.57%) +19,680円 3.29%
ツガミ(6101) 2 3,115円 8,120円 +310(+3.97%) +10,010円 1.21%
太平洋セメント(5233) 48 3,594円 4,088円 +151(+3.84%) +23,712円 2.94%

本日の上昇1位は住友化学(4005)がプラス6.17パーセント——化学最大手の一角で、長らく「安値放置」だったバリュー株の代表格100株を平均取得474円で保有、終値554円で含み益プラス8,000円・プラス16.88パーセント——地味ですが押し目買いを長く続けた成果が出始めました。「循環物色」で買われなかった業種にお金が回ってきた典型例です。

2位スカパーJSAT(9412)はプラス5.98パーセントで、含み益プラス210,500円・プラス318.46パーセントの大台維持。連日の下落・上昇を繰り返しても、大きな含み益クッションのおかげで慌てない銘柄の代表です。

3位アドソル日進(3837)がプラス5.57パーセント——中堅ソフトウェア/システムインテグレーター。40株保有・含み益プラス19,680円・プラス50.88パーセントと、地味系IT銘柄も反発の波に乗りました。

4位ツガミ(6101)がプラス3.97パーセント——2株保有だけの工作機械で、含み益プラス10,010円・プラス160.67パーセントの超優良銘柄。5位太平洋セメント(5233)プラス3.84パーセントは、48株を平均取得3,594円で保有——セメント大手も久しぶりに大きく上昇しました。

下落TOP5

銘柄(コード) 保有数 平均取得単価 終値 前日比(%) 評価損益 配当利回り
サンコーテクノ(3435) 20 1,171円 1,424円 -40(-2.73%) +5,060円 3.23%
日本高純度化学(4973)【決算】 10 4,837円 5,510円 -80(-1.43%) +6,730円 4.17%
エクシオグループ(1951) 40 1,312円 2,696円 -33(-1.21%) +55,360円 2.97%
信越化学(4063)【決算】 78 4,086円 6,958円 -66(-0.94%) +224,016円 1.52%
日東富士(2003) 100 1,639円 1,734円 -16(-0.91%) +9,500円 4.04%

今日の下落TOP5は5銘柄すべて下落率が3パーセント未満という、穏やかな下落日でした。上位2銘柄には【決算】マークが付いていて、日本高純度化学(4973)と信越化学(4063)は本日大引け後に決算発表——短期的な様子見売りの動きが見られます。両銘柄とも半導体素材の主力銘柄なので、来週以降の決算内容の市場評価が焦点。

信越化学(4063)は含み益プラス224,016円・プラス70.29パーセントエクシオグループ(1951)は含み益プラス55,360円・プラス105.49パーセント——含み益のクッションは分厚いので、マイナス1パーセント程度の調整では全く問題ありません。

日東富士製粉(2003)——実は「KFCの大手フランチャイジー」でもあります

下落TOP5の5位の日東富士製粉(2003)は、社名の通り製粉業(パン用/麺用小麦粉)が主力ですが、意外と知られていないのが日本ケンタッキー・フライド・チキン(KFC)の大手フランチャイジーでもあること。2003年に富士コカ・コーラボトリング(当時)からKFCの運営子会社を継承し、2006年に日東製粉と富士製粉が合併して現在の日東富士製粉となりました。全国で60店舗以上のKFC店舗を運営(2022年時点で全KFC店舗の約5.7パーセント)している、三菱商事系フードグループの一員です。

わたしがこの銘柄を購入した理由も、実は「うちの子どもがKFC(ケンタッキー)が大好き」だから。「自分の家族が愛用しているサービスの運営会社の株を持つ」——ピーター・リンチが提唱した”Buy What You Know(自分が知っている会社を買う)”の実践例とも言えます。長期投資家として、こういう日常生活から発見できる優良なバリュー銘柄は貴重です。今日はマイナス0.91パーセントの調整ですが、100株を平均取得1,639円で保有・含み益プラス9,500円・プラス5.80パーセントと、まだ調整余地は十分にあります。

ポートフォリオ全体

評価額 含み損益 含み損益(%) 前日比 前日比(%)
33,618,229円 +11,218,792円 +50.09% +358,541円 +1.08%

含み損益率がプラス50パーセントを突破含み損益額はプラス1,121万円台に達しました。「派手さはないが、地味に積み上げる」バリュー投資の真骨頂です。

📚 初心者向けワンポイント解説:米雇用統計と日本株の関係

昨日7月2日(米国時間)に発表された米6月雇用統計が、今日の日本市場の反発を後押ししました。米雇用統計と日本株がどうつながっているのか——長期投資家として知っておくと、日々のニュースの意味がぐっとクリアになります。

米雇用統計とは

米雇用統計は、米労働省が毎月第一金曜日に発表する経済指標です。主な項目は以下の4つ:

指標 内容
非農業部門雇用者数(NFP) 農業以外の産業で新たに雇用された人数(月次増減)
失業率 労働人口のうち失業状態にある人の割合
平均時給 労働者一人あたりの時給水準(前年同月比・前月比)
労働参加率 労働人口が総人口に占める割合

今回(2026年6月分)の結果

項目 予想 結果 評価
非農業部門雇用者数 +11.3万人 +5.7万人 大きく下回る
失業率 4.3% 4.2% 予想より改善
平均時給(前年比) +3.5% +3.5% 予想通り
平均時給(前月比) +0.3% +0.3% 予想通り

非農業部門雇用者数が予想を大きく下回ったのが最大のポイントですが、失業率は逆に予想より改善した——という強弱入り混じった内容でした。

なぜこの結果が日本株に影響するのか

雇用統計と日本株の関係を、シンプルに整理すると以下のとおりです。

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米雇用が想定以下に減速

FRBが「利上げを急がなくていい」と判断される

米長期金利が低下

① 米ドル安 → 円高だが、"適度な"円高
② 米株高(特にグロース株が上昇しやすい)

日本の輸出関連株はやや不利、AI半導体株には好材料
バリュー株にも押し目買いが入りやすい

日経平均・TOPIXが総じて上昇

今回のポイントは、「強すぎず・弱すぎず、ちょうど良い減速」だったことです。強すぎればFRBが利上げを続ける懸念弱すぎれば景気後退懸念——どちらも株式にとってマイナスです。「無難」「ゴルディロックス(適温)」という言葉で市場に受け入れられ、リスク資産に資金が回帰する好条件になりました。

「ドル円」との関係

雇用統計後、ドル円は161円台から下落中——円高ドル安の方向に動いています。長期バリュー株投資家として、円高が自分のポートフォリオに与える影響を意識するポイントは以下の通り。

  • 円高マイナス: 輸出企業(自動車・電機・機械)、資源関連(商社・INPEX)
  • 円高プラス: 輸入企業(石油/電力/食品/小売)、内需・インフラ、円建て資産の目減り回避

わたしのポートフォリオはバリュー中心で、輸出関連(自動車・機械)と内需(建設・電力/水道/小売)の両方に分散しているため、円高の総合的な影響は比較的中立——だからこそ、今日のような「マクロ好条件」の日は、幅広く恩恵を受けられました。

長期投資家としてのマクロ指標の見方

「米雇用統計だから今日買う/売る」という短期売買判断は、初心者は避けたほうがよい——というのが、わたしのスタンスです。理由は以下の通り:

  1. 指標発表後の値動きは短時間で吸収される(数時間で織り込み完了)
  2. 予想を上回るか下回るかは事前には読めない(ランダム性が高い)
  3. 翌月・翌々月の指標で流れが変わる(一時点のデータで動くのは危険)

大事なのは「マクロ指標が、自分のポートフォリオにどう影響するか」を理解しておくこと。「利上げ観測後退→バリュー株にも押し目買いが入る」という因果関係を理解していれば、今日のような日は「循環物色の波に乗れる」という判断ができます。

配当情報

7月3日は配当の入金はありませんでした。3月期決算配当は6月末で概ね一段落しました。近日中に3月期決算配当の全体集計記事を公開予定です。

明日以降の注目ポイント

  • 来週の米国市場再開後の動き。7/4(金)は米独立記念日で市場休場のため、月曜7/7の反応が本格的な相場材料になります
  • 信越化学(4063)・日本高純度化学(4973)の決算発表内容。本日大引け後に開示、来週の株価反応が焦点
  • **バローHD(9956)の公募増資発行価格決定日(7/8〜7/13)**。バローHDの需給イベントが本格化
  • 住友商事(8053)の分割後株価。7/2にプラス反発したが、来週も継続するか
  • NTT・インソースの損出し再挑戦。来週のタイミングを見て判断
  • 米長期金利・ドル円の動き。雇用統計後の余韻がどこまで続くか

まとめ

日経平均がプラス1,010.92円・プラス1.47パーセントの69,744円で大幅反発——前場に一時マイナス1,100円超まで下げた後、キオクシアHDが50日移動平均線を支えに押し目買いされ、後場にかけて指数を大きく引き上げるダイナミックな展開でした。

7/3
日経平均 +1.47%
TOPIX +1.24%
わたしのポートフォリオ +1.08%

わたしのポートフォリオはプラス1.08パーセント・プラス358,541円——絶対値では順調な上昇ですが、日経平均を若干アンダーパフォーム。それでも含み損益率は初のプラス50.09パーセントを突破含み損益額は初のプラス1,121万円台という大きな節目に到達しました。「派手さはないが、地味に積み上げる」というバリュー投資の醍醐味を体現する一日となりました。

背景は米6月雇用統計の「予想を大きく下回る5.7万人増」——「強すぎず・弱すぎず、ちょうど良い減速」と評価され、FRBの年内利上げ観測がさらに後退。ドル安・株高を後押ししました。今日の日本株は「循環物色」が続き、AI半導体株の反発だけでなく、これまで買われなかった出遅れバリュー株にも資金が広く流入——上昇TOP5に**住友化学(プラス6.17パーセント)・アドソル日進(プラス5.57パーセント)・太平洋セメント(プラス3.84パーセント)**という、地味な優良バリュー銘柄が並びました。

今日の取引はインソース(6200)を100株×611.4円で買い増しした一手のみ当初は損出しクロス取引を狙っていましたが、狙った売却タイミングでは想定より下がってしまい、来週に持ち越し7/1の日本製鉄はうまくクロス取引成立、7/2のNTTは終値で戻される、7/3のインソースは寄り付き後に下げる——「損出しのタイミングは思うほど簡単ではない」という下半期スタートの3日連続の学びを得ました。

来週は信越化学・日本高純度化学の決算内容バローHDの公募増資発行価格決定日(7/8〜7/13)インソース・NTTの損出し再挑戦——など見どころが盛りだくさん。短期の値動きに振り回されず、含み益率50パーセント突破という節目を大切にしつつ、淡々と長期投資を続けていきます

来週も、地味に、着実に。


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免責事項:本記事は個人の投資記録であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。投資はご自身の判断と責任で行ってください。