【2026年7月6日】エンジニアの高配当株ポートフォリオ記録|バリュー株優位3日連続、含み益率52.57%到達、インソース(6200)損出しも成功(vs 日経平均・TOPIX)

今日のサマリー

今日7月6日(月)の東京株式市場は、日経平均がマイナス6.38円・マイナス0.01パーセントの69,737.69円でほぼ横ばい(小反落)、TOPIXはプラス37.36・プラス0.92パーセントの4,101.96と大きく上昇し6連騰で史上最高値を更新——「日経平均は動かないのにTOPIXは史上最高値」という、バリュー株優位の3営業日連続の相場が今日も明確に続きました。

背景は、米国市場が独立記念日(7/4金)の振替休日(7/3木・7/4金)で休場だったことで手掛かり材料難となり、韓国株市場の動向に連動する動きになったこと。韓国の半導体関連株の下落に引きずられて、東京市場のAI半導体関連(ソフトバンクグループ・東京エレクトロン・アドバンテスト)が軒並み売られ、日経平均は前場で一時マイナス824円(マイナス1.18パーセント)まで下落しました。ただしその後、「これまで出遅れていたバリュー株への買いが継続」して相場全体を下支え、後場にかけて日経平均はV字回復——TOPIXにいたっては終値プラス0.92パーセントで史上最高値まで上げました。値上がり銘柄数はプライム全体の7割超——AI半導体株の下落を、幅広いバリュー・出遅れ株の上昇が完全にカバーした、まさに理想的な循環物色の一日でした。

為替も追い風でした。先週金曜の米雇用統計後の円高が一服し、ドル円が162円台までドル高が戻したことで、自動車株(トヨタ・ホンダ)が上昇。加えて、防衛装備品工場の国有化を巡る報道を受けて、三菱重工業・川崎重工業などの防衛関連銘柄も買われた——わたしのポートフォリオでもIHI(7013)がプラス7.02パーセントで上昇TOP1にランクインしたのは、まさにこの流れの恩恵でした。

わたしのポートフォリオはプラス1.54パーセント・プラス517,438円——日経平均をプラス1.55パーセントポイント・TOPIXをプラス0.62パーセントポイントでアウトパフォーム含み損益率は先週金曜のプラス50.09パーセントから、さらにプラス52.57パーセントまで上昇含み損益額は初のプラス1,174万円台に到達しました。バリュー株優位相場3日連続で、対日経平均の通算アウトパフォームはプラス5.19パーセントポイント——バリュー集中ポートフォリオが本格的に真価を発揮する期間に入ってきた印象です。

そして今日の日本市場のもう一つのトピックは信越化学(4063)の決算好感による大幅上昇でした。先週金曜大引け後に発表された2026年3月期(第1四半期)の決算内容が予想を上回り、本日プラス6.57パーセントで上昇TOP2にランクイン。一方で同じ半導体素材の日本高純度化学(4973)は決算内容の反応が分かれ、マイナス3.63パーセントで下落TOP4——同じセクター内でも決算の中身次第で株価反応が真逆になる、決算シーズンの醍醐味を体現する一日となりました。

そして今日の個人的な成功事項は、先週金曜7/3に持ち越しになったインソース(6200)の損出しが成功したこと。朝方621.2円まで上昇したところで100株を売却——先週金曜の611.4円の買値より9.8円高い水準でしたが、移動平均法による平均取得単価との差で「実現損」を計上できました(詳細は📚解説で)。7/1日本製鉄→7/2NTT→7/3インソース(持ち越し)→7/6インソース売却——下半期スタートの4日連続の損出し挑戦、無事に完結しました。

主要指数とポートフォリオの比較

指標 終値 前日比 騰落率
私のポートフォリオ 34,074,667円 +517,438円 +1.54%
日経平均 69,737.69円 -6.38円 -0.01%
TOPIX 4,101.96 +37.36 +0.92%

日経平均とTOPIXの差はマイナス0.93パーセントポイント——「TOPIXだけが上がる、しかも6連騰で史上最高値更新」という、先週金曜まで続いた「日経平均だけが上下する」相場とは真逆の展開。バリュー株中心の市場全体が買われる=わたしのポートフォリオに追い風、という理想的な流れです。値上がり銘柄数はプライム全体の7割超に達し、「AI半導体一極相場からの脱却」+「バリューへの資金回帰」という構造的な変化がはっきり見えます。

バリュー株優位3日連続のパフォーマンス累積

日付 日経平均 TOPIX ポートフォリオ 対日経差
7/2(水) -2.47% +0.09% +1.50% +3.97ppt
7/3(木) +1.47% +1.24% +1.08% -0.39ppt
7/6(月) -0.01% +0.92% +1.54% +1.55ppt
累計 -1.03% +2.26% +4.16% +5.19ppt

3日間累積で対日経平均プラス5.19パーセントポイント対TOPIXでもプラス1.90パーセントポイント——バリュー集中の方針が完全に報われている期間と言えます。

本日の取引

本日はインソース(6200)を100株・621.2円で売却、7/3から持ち越していた損出しを実行しました。新規買い増しはゼロです。

インソース(6200)の損出し成功

取引 株数 単価 金額
インソース(6200) 現売 100 621.2円

先週金曜7/3に611.4円で100株を買い増し、当日中に売却する予定でしたが寄り付き後に下げてしまい売却を持ち越し。今日は朝方に621.2円まで上昇したところで100株を売却成功——買値より9.8円高く売れた形になりました。

「先週買った価格より高く売れた=利益じゃないの?」と思われるかもしれませんが、特定口座の平均取得単価計算(移動平均法)の仕組み上、これは「損失」として計上されます。具体的な計算は📚解説で詳しくお伝えしますが、結論だけ言うと約3,100円の実現損を計上することができ、上半期の実現益との通算材料として無事に成立しました。

4日連続の損出し挑戦の総括:

日付 銘柄 結果
7/1(火) 日本製鉄(5401) ✓ クロス取引成功
7/2(水) NTT(9432) △ 売却のみ、終値で戻され部分後悔
7/3(木) インソース(6200) ⨯ 買った後下げて売れず持ち越し
7/6(月) インソース(6200) ✓ 持ち越し分を売却成功

「思い通りにいかない日もあるが、粘り強く続ければ結果は出る」——という下半期スタートの4日連続の学びを、無事に完結できました。

私の高配当株ポートフォリオ実績

上昇TOP5

銘柄(コード) 保有数 平均取得単価 終値 前日比(%) 評価損益 配当利回り
IHI(7013) 200 1,543円 3,071円 +201.5(+7.02%) +305,600円 (後で記入)
信越化学(4063)【決算】 78 4,086円 7,415円 +457(+6.57%) +259,662円 (後で記入)
パンパシフィックHD(7532) 90 867円 852.7円 +34.4(+4.20%) -1,287円 (後で記入)
OKI(6703) 5 2,058円 3,550円 +125(+3.65%) +7,460円 (後で記入)
商船三井(9104) 6 4,999円 5,379円 +186(+3.58%) +2,280円 (後で記入)

上昇1位はIHI(7013)がプラス7.02パーセント——200株の含み益プラス305,600円・プラス99.03パーセント(!)、あと少しで含み益率100パーセントの大台に到達というところまで来ました。今日は防衛装備品工場の国有化を巡る報道を受けて、三菱重工業・川崎重工業などとともに防衛関連銘柄がまとめて買われた流れにIHIも乗った形。地政学リスクの高まりを受けた継続的な再評価が、こういうきっかけで加速する典型例です。

2位信越化学(4063)がプラス6.57パーセント【決算】——先週金曜7/3大引け後に発表された2026年3月期第1四半期の決算内容が予想を上回り、市場が好感して大幅上昇。含み益プラス259,662円・プラス81.47パーセントの重量級銘柄が「決算好感」で大きく上がったのは、ポートフォリオ全体への貢献も大きい一日でした。

3位パンパシフィックHD(7532)がプラス4.20パーセント——ドン・キホーテ運営の小売大手。7/1に10株買い増ししたばかりの銘柄で、まだ含み損マイナス1,287円と紙一重の状態ですが、押し目買いの成果が出始めています。

4位沖電気工業(OKI・6703)がプラス3.65パーセント——先週6/30に下落TOP1(マイナス7.17パーセント)だった銘柄が、今日は反発。5位商船三井(9104)プラス3.58パーセント——海運3社の一角で、先週の米雇用統計後のドル円162円台までの戻し(円安) + バフェット氏の三井物産・丸紅買い増し報道の相乗効果で、商社・海運といった円安メリット系が引き続き強含みです。

下落TOP5

銘柄(コード) 保有数 平均取得単価 終値 前日比(%) 評価損益 配当利回り
オプテックスグループ(6914) 6 2,498円 4,155円 -165(-3.82%) +9,942円 (後で記入)
スカパーJSAT(9412) 100 661円 2,664円 -102(-3.69%) +200,300円 (後で記入)
フジミインコーポレーテッド(5384) 30 1,905円 4,325円 -165(-3.67%) +72,600円 (後で記入)
日本高純度化学(4973)【決算】 10 4,837円 5,310円 -200(-3.63%) +4,730円 (後で記入)
PILLAR(6490) 5 3,325円 10,400円 -310(-2.89%) +35,375円 (後で記入)

下落TOP4に日本高純度化学(4973)【決算】がマイナス3.63パーセントでランクイン——同じ半導体素材でも、信越化学(上昇TOP2、決算好感)とは真逆の反応という、決算シーズンの銘柄選定の重要さを実感する対比になりました。

下落TOP1オプテックスグループ(6914)マイナス3.82パーセント、下落TOP3フジミインコーポレーテッド(5384)マイナス3.67パーセント、下落TOP5PILLAR(6490)マイナス2.89パーセント——半導体・光学関連銘柄が調整局面に入っています。ただし全銘柄が含み益プラス66〜303パーセントの分厚いクッションがあるため、長期保有には全く影響なし。

スカパーJSAT(9412)マイナス3.69パーセントは、先週金曜に上昇TOP2だった銘柄が今日は反落——「行って来い」の典型パターン。含み益プラス303.03パーセントという驚異の水準は今日もキープしています。

ポートフォリオ全体

評価額 含み損益 含み損益(%) 前日比 前日比(%)
34,074,667円 +11,740,430円 +52.57% +517,438円 +1.54%

含み損益率がプラス52.57パーセントまで到達、含み損益額はプラス1,174万円という新記録に到達。わずか2営業日で含み損益率がプラス50.09%→プラス52.57%と2.48pptも上昇——バリュー株優位相場3日連続の恩恵をしっかり受けています。

📚 初心者向けワンポイント解説:「特定口座の移動平均法」と「買値より高く売っても損失になる仕組み」

今日のインソース(6200)の損出しが、「先週金曜611.4円で買って、今日621.2円で売った(=9.8円高く売れた)のに、税務上は”損失”扱いになる」——これは特定口座の「移動平均法(いどうへいきんほう)」による計算の結果です。長期投資家として、この仕組みを知っておくと「損出しの実効性が正しく計算できる」ようになります。

特定口座の「取得単価」の計算方法

日本の特定口座では、同じ銘柄を複数回買った場合、取得単価は「移動平均」で計算されます。これは以下のルール:

新しい平均取得単価 =(既存の取得コスト合計+今回の購入コスト) ÷ 合計保有株数

たとえば、こんなイメージ:

時点 取引 株数 単価 累計コスト 平均取得単価
過去 買い 300 666円 199,800円 666円
7/3 買い増し 100 611.4円 +61,140 → 260,940円 652.35円
7/6 売り 100 621.2円 (100株分の取得原価を控除) 変わらず652.35円

7/3に安く買った(611.4円)ことで、平均取得単価が666円→652.35円まで下がった——ここまでは直感的です。

「買値より高く売っても損失」のカラクリ

さて、今日の売却の税務計算は以下のとおりです:

項目 金額
売却額 100株 × 621.2円 = 62,120円
取得原価(移動平均から算出) 100株 × 652.35円 = 65,235円
実現損 62,120 - 65,235 = -3,115円

「先週金曜611.4円で買って、今日621.2円で売って、9.8円 × 100株=980円の”利益”に見える」のは間違いです。特定口座では、その株が”どの時点で買った”かは追跡されず、”平均取得単価”だけが計算に使われる——だから、平均652.35円に対して621.2円で売れば、約3,100円の実現損という扱いになります。

これが「安く買い増した後に売却する」損出しの実効性の秘密でもあります。

損出しに移動平均法を活用するテクニック

移動平均法を理解しておくと、以下のような損出しの応用戦略が可能になります。

① 「株価上昇時の損出し」を可能にする

含み損銘柄の平均取得単価が現在の株価より少し高い場合、あえて買い増しして平均を下げてから売却——これで現在の株価が下がっていなくても、実現損を出せることがあります。今日のインソースがまさにこのパターンでした。

② 「一気に売却しなくても損出しできる」

損出しは保有株の一部だけ売るでも成立します。全部売る必要はないので、目標の実現損金額に達したところで売却を止められる——柔軟な運用ができます。

③ 「配当利回りの計算に注意」

平均取得単価が下がると、取得簿価ベースの配当利回りが上昇します。たとえば1株配当30円で、平均取得666円→652.35円なら、配当利回りが4.50%→4.60%に上昇——配当再投資の実質利回りが上がる副次効果もあります。

損出しの成立条件を再整理

改めて、「損出しが成立する」条件を整理すると:

  • 売却時の株価 < 平均取得単価 の状態で売却する
  • 特定口座(源泉徴収あり)なら、自動的に実現損として計上・通算される
  • 買戻しは翌営業日以降が安全(同日中の売買は特定口座の計算上「実現損なし」扱いになるケースあり)

今日のインソースは、「先週買値611.4円 < 今日売値621.2円」だけど「平均取得単価652.35円 > 今日売値621.2円」という状態だったので、きちんと約3,100円の実現損が計上されました

移動平均法のデメリット・注意点

移動平均法にもデメリットがあります:

  1. 「安く買った特定の株」だけを売って利益確定、ということができない(常に平均取得単価が基準)
  2. 含み損の把握が”銘柄全体”でしかできない——個別の買いポジションが今どうなっているかが見にくい
  3. 買い増しが多い長期投資家は、平均取得単価が「実勢に近い」水準に収束する傾向

わたし自身も、「あの時安く買った株だけを売って利益確定したい」と思っても、それはできない仕組み——特定口座の宿命として受け入れる必要があります。

配当情報

7月6日は配当の入金はありませんでした。3月期決算配当は6月末で概ね一段落しました。近日中に3月期決算配当の全体集計記事を公開予定です。

明日以降の注目ポイント

  • 決算発表シーズンの本格化。信越化学の決算好感 vs 日本高純度化学の決算不評という対比を見つつ、他の半導体・素材銘柄の決算内容を注視
  • **バローHD(9956)の公募増資発行価格決定日(7/8〜7/13)**。今週いよいよ本格化、需給悪化の可能性に要注意
  • バリュー株優位相場の継続有無。3日連続で続いているが、AI半導体株の反発があれば流れが変わる可能性
  • 住友商事(8053)500株の配当タイミング。9月末までの中間配当を待つ
  • NTT・インソース以外の損出し候補の再検討
  • 米長期金利・ドル円の動き。米雇用統計後の余韻がどこまで続くか

まとめ

バリュー株優位相場が3営業日連続で継続——日経平均マイナス0.01パーセント・ほぼ横ばい、TOPIXは6連騰でついに史上最高値を更新(プラス0.92パーセント・4,101.96)。「日経平均だけが動かない、TOPIXは上がる」というバリュー投資家にとって理想的な展開が続いています。米国市場が独立記念日振替休日で休場という手掛かり材料難の中、韓国株の下落に連動して日経平均は前場一時マイナス824円まで下げる場面もありましたが、バリュー株への継続買いで後場にかけてV字回復——値上がり銘柄数はプライム全体の7割超という広範な物色でした。

7/6
日経平均 -0.01%
TOPIX +0.92%
わたしのポートフォリオ +1.54%

わたしのポートフォリオはプラス1.54パーセント・プラス517,438円で、日経平均をプラス1.55パーセントポイント、TOPIXをプラス0.62パーセントポイントでアウトパフォーム含み損益率はプラス52.57パーセントまで上昇含み損益額は初のプラス1,174万円台に到達しました。3日連続で対日経通算プラス5.19パーセントポイントという強いアウトパフォーム、バリュー集中ポートフォリオが本領を発揮しています。

上昇TOP5はIHI(プラス7.02パーセント、含み益率あと少しでプラス100パーセント)・信越化学(プラス6.57パーセント、決算好感)・パンパシフィックHD(プラス4.20パーセント)・OKI(プラス3.65パーセント)・商船三井(プラス3.58パーセント)。特に信越化学の決算好感による大幅上昇は、保有含み益プラス259,662円の重量級銘柄として今日のポートフォリオ全体を大きく押し上げました。

下落TOP5はオプテックスグループ・スカパーJSAT・フジミインコーポレーテッド・日本高純度化学【決算】・PILLAR——半導体・光学関連が調整局面。**同じ半導体素材でも信越化学(決算好感で上昇)vs 日本高純度化学(決算内容不評で下落)**という対比が、決算シーズンの銘柄選定の重要さを物語ります。

今日の取引は先週金曜7/3に持ち越したインソース(6200)を621.2円で100株売却して損出し完了買値611.4円より9.8円高い売却だったのに、移動平均法の仕組みで約3,100円の実現損を計上——これで下半期スタートの4日連続の損出し挑戦(日本製鉄→NTT→インソース→インソース)、無事に完結しました。「思い通りにいかない日もあるが、粘り強く続ければ結果は出る」という学びを得た1週間でした。

今週はバローHD(9956)の公募増資発行価格決定日(7/8〜7/13)と、決算発表シーズン本格化が焦点。短期の値動きに振り回されず、バリュー株の追い風が続く相場を、淡々と楽しんでいきます

含み益プラス1,174万円、バリュー株投資家として、地味に、着実に。


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免責事項:本記事は個人の投資記録であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。投資はご自身の判断と責任で行ってください。