今日のサマリー
6月16日の東京株式市場は前場前日の大幅上昇を受け、利益確定売りで下落しました。
ですが、後場に入ると、日銀会合で決定した利上げが予想通りの0.25%だったことを受け、上昇に転じました。
上昇の主因はAI半導体株で、キオクシアは前日比+4.19%の94,720円で、まもなく10万円に届きそうです。
わたしのポートフォリオはAI半導体関連株がほとんどないため、日経平均とTOPIXをアンダーパフォームする結果となりました。
ただ、上昇の1位が日本高純度化学で、数少ないAI半導体関連株の高配当株でした。最近少し買い増していてうれしかったです。
DOEを採用している銘柄なので、上昇すればするほど配当金も増えそうです。
主要指数とポートフォリオの比較
| 指標 | 終値 | 前日比 | 騰落率 |
|---|---|---|---|
| 私のポートフォリオ | 32,739,139円 | -246,589円 | -0.75% |
| 日経平均 | 69,404.50円 | +87.00円 | +0.13% |
| TOPIX | 3,991.14 | -8.46 | -0.21% |
指数とわたしのパフォーマンスのグラデーションは変わらない感じで、日経平均がプラスでもTOPIXはマイナス、わたしのポートフォリオはさらにマイナスという感じです。
本日の購入銘柄
本日はたくさん下がっている銘柄の中でも下げが強そうな銘柄を買いました。
| 銘柄(コード) | 約定株数 | 約定単価 | 平均取得単価 |
|---|---|---|---|
| ショーボンドホールディングス(1414) | 6 | 1264.5 | 1,361 |
| パンパシフィックホールディングス(7532) | 10 | 834.6 | 885 |
| 住友不動産(8830) | 2 | 3,552 | 3,552 |
私の高配当株ポートフォリオ実績
下落TOP5
| 銘柄(コード) | 保有数 | 終値 | 前日比(%) | 評価損益 | 配当利回り |
|---|---|---|---|---|---|
| 大林組(1802) | 34 | 3,178 | -149(-4.48%) | +36,958 | 2.96% |
| 住友不動産(8830) | 2 | 3,552 | -133(-3.61%) | 0 | 1.46% |
| INPEX(1605) | 230 | 3,378 | -117(-3.35%) | +376,740 | 3.20% |
| 電源開発(9513) | 25 | 3,860 | -131(-3.28%) | +37,225 | 2.72% |
| 大同信号(6743) | 20 | 820 | -24(-2.84%) | +800 | 4.39% |
初購入した住友不動産が早速下落しています(安く買えたので良かった)
エネルギー関連、建設、不動産が下落しています
上昇TOP5
| 銘柄(コード) | 保有数 | 終値 | 前日比(%) | 評価損益 | 配当利回り |
|---|---|---|---|---|---|
| 日本高純度化学(4973) | 10 | 5,390 | +200(+3.85%) | +5,530 | 4.27% |
| ツガミ(6101) | 2 | 7,380 | +240(+3.36%) | +8,530 | 1.33% |
| 日本ケアサプライ(2393) | 20 | 4,155 | +125(+3.10%) | +53,300 | 1.78% |
| IHI(7013) | 200 | 2,774.5 | +69.5(+2.57%) | +246,300 | 0.83% |
| 前澤ホールディングス(575A) | 76 | 1,485 | +33(+2.27%) | -21,508 | 2.02% |
AI半導体関連株の日本高純度化学やツガミが上がっています。ずっと大幅に上がっていた日本ケアサプライも3位につけています。
また、最近ずっと下がっていたIHI、前澤ホールディングスも上昇しました。
ポートフォリオ全体
| 評価額 | 含み損益 | 含み損益(%) | 前日比 | 前日比(%) |
|---|---|---|---|---|
| 32,739,139円 | +11,004,945円 | +50.63% | -246,589円 | -0.75% |
📚 初心者向けワンポイント解説:「日銀金融政策決定会合」とは
日銀金融政策決定会合とは、日本銀行(日銀)が金融政策の方針を決める最高意思決定会合のことです。年8回(2026年は1月・3月・4月・6月・7月・9月・10月・12月)開催され、1日半〜2日の日程で行われます。最終日の昼に結果が発表され、午後に総裁の記者会見が開かれる、というのが定型的な流れです。
会合で決まる主な内容は次の3つです。
- 政策金利:銀行同士が短期で資金をやり取りする際の金利水準
- 長期国債買入オペ:日銀がどの程度の規模で国債を市場から買うか
- フォワードガイダンス:今後の金融政策に関する日銀の方向感
今日(6/16)の利上げ決定と相場の反応
今日の会合では、政策金利を0.25%引き上げることが決定されました。0.25%幅は完全に市場の予想通りだったため、サプライズはなく、株価には織り込み済みの動きとなりました。
利上げが株式相場・銘柄に与える影響を、わたしのスタイルで整理すると次のような関係になります。
| 業種・銘柄 | 影響 | 理由 |
|---|---|---|
| 銀行株(三井住友FG・みずほFG・三菱UFJFG) | 追い風 | 貸出金利が上がり利ザヤ拡大 |
| 保険株 | 追い風 | 運用利回り改善 |
| ハイテク・グロース株 | 重し | 将来利益の現在価値が低下 |
| 不動産株 | 重し | ローン金利上昇で住宅需要に逆風 |
| 円相場 | 通常は円高方向 | 日米金利差の縮小 |
ただし、今日の相場では「利上げ後も円安株高」という、教科書とは逆の動きが起こりました。理由として考えられるのは次の3つです。
- 0.25%幅は完全に織り込み済みで、サプライズが出なかった
- 総裁会見が「次の利上げまで時間をかける」というハト派的なメッセージで、追加利上げ観測が後退
- 同時開催の米FOMC待ちで、為替の方向感が出にくかった
長期バリュー株投資家としての構え
利上げは銀行株にとって追い風ですが、わたしのポートフォリオは銀行・建設・不動産・素材といったセクターが中心なので、全体としてはほぼ中立——あるいは、不動産・建設の重しと銀行の追い風がほぼ相殺、という構図になります。
利上げのたびに短期で動くより、「金利環境がどちらに変わっても配当キャッシュフローが安定する銘柄群を持つ」——これが長期バリュー株投資の構えだと思っています。
配当情報
6月16日の配当情報です。今日はありませんでした。
明日以降の注目ポイント
- 6/17(水)米FOMC結果発表(日本時間6/18朝):今週最大の海外イベント。利下げ実施か据え置きか、利下げ姿勢の強弱で米金利・ドル円・米株が動く
- 利下げ実施/ハト派姿勢 → 円高方向、日米金利差縮小。輸出株(自動車・電機)に重し、ハイテクには追い風
- 据え置き/タカ派姿勢 → 円安継続。輸出株に追い風、銀行株は伸び悩み
- ドル円の方向感:日銀利上げ後も円安株高となった今日の動きが続くか、米FOMC後の反応次第
- 銀行株(8316三井住友FG・8411みずほFG・8306三菱UFJFG)の動き:日銀利上げ後の本格的な織り込みは明日以降。長期金利の動きと合わせて要観察
- 不動産株・建設株の調整余地:利上げで重しがかかった大林組・住友不動産などの下げ止まりライン
- 6月下旬の株主総会シーズン本格化:3月期決算企業の株主還元方針(増配・自社株買い)の発表が出やすい時期
- キオクシアの続伸の有無:今日も+4.19%で94,720円。10万円が目前まで来ている
- 3月期配当の入金ピーク週:来週にかけて配当ラッシュがピークを迎える
まとめ
注目された日銀金融政策決定会合は0.25%の利上げで着地。「想定どおり」の幅で、サプライズはなし。前場は前日の大幅上昇からの利益確定売りで下落していた相場が、後場は利上げの織り込み一巡を受けて持ち直し、日経平均は+87円・初の7万円台一時タッチからの史上最高値更新で引けました。
「利上げ後に円安株高」という教科書とは逆の動きが起きたのが、今日の最大のポイントだと思います。要因は3つに整理できます。
- 0.25%幅が完全に織り込み済みで、サプライズが出なかった
- 総裁会見が「次の利上げまで時間をかける」というハト派的な内容で、追加利上げ観測が後退
- 同時開催の米FOMC(明日結果発表)待ちで、為替の方向感が出にくかった
この「ハト派的な利上げ」を市場が好感した結果、円相場は円安方向、日経平均は最高値更新——という形になりました。詳しくはワンポイント解説をご覧ください。
わたしのポートフォリオはマイナス0.75%で、日経平均(+0.13%)・TOPIX(-0.21%)をどちらもアンダーパフォーム。やはりAI半導体一極の歪み相場で、キオクシアが+4.19%で94,720円まで上がりまもなく10万円という流れに乗れない構造的弱点が出ました。それでも含み損益率は50.63%で50%の節目をキープしており、心理的なラインは守れています。
今日の個別では、日本高純度化学(4973)が+3.85%で上昇1位となり、数少ない「AI半導体関連の高配当株」としての価値を発揮してくれました。DOEを採用しているため、利益が伸びれば配当も連動して増える設計。最近少し買い増しできていた銘柄だったので、うれしいサプライズでした。
下落側では、利上げの影響を最も受けやすい建設・不動産・エネルギー系が下げました。大林組(1802)、住友不動産(8830・本日新規購入)、INPEX(1605)、Jパワー(9513)、大同信号(6743)——いずれも長期で持ちたいバリュー株なので、調整局面で淡々と買い続けます。
明日は米FOMCの結果発表(日本時間6/18朝)。米国の利下げ姿勢次第で、円相場と日本株が大きく動く可能性があります。短期の評価額に振り回されず、配当キャッシュフローを着実に育てる——その地味な作業を、明日も淡々と続けていきます。
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免責事項:本記事は個人の投資記録であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。投資はご自身の判断と責任で行ってください。