今日のサマリー
日経平均は前日比プラス438円90銭・プラス0.69パーセントの63,923円00銭で、4営業日ぶりの反発でした。
支えになったのはアジア株です。韓国のKOSPIなどアジア株の上昇を受けて、AI・半導体関連の一角に買いが入ったと伝わっています。海外短期筋による株価指数先物の買いが徐々に強まり、大引けにかけて上げ幅を広げたという動きでした。
ただ、前場は下げる場面も目立ったようです。日米の金利が高止まりしていること、そしてニューヨーク原油先物が5月中旬以来の高値水準まで上がったことが、投資家心理の重荷になったと報じられています。今夜には米FOMCの結果、明日17日からは日銀の金融政策決定会合。どちらも利上げがほぼ確実視されているという状況です。
TOPIXはプラス24.56・プラス0.61パーセントの4,061.72。日経平均とTOPIXが、ほぼ同じ幅で揃って上げた一日でした。
そして、わたしのポートフォリオはプラス233,039円・プラス0.63パーセントでした。
日経平均に対してマイナス0.06パーセントポイント、TOPIXに対してはプラス0.02パーセントポイント。負けは負けですが、その差は0.06ポイントです。
9月に入って、日経平均が上げた日は今日で4日目になります。9月4日はマイナス1.81ポイント、9月7日はマイナス2.09ポイント、9月10日はマイナス0.27ポイント——そして今日がマイナス0.06ポイント。日経が0.69パーセントも上げた日に、ここまで近い距離で並走できたのは9月では初めてです。
今日の3大トピックは:
- 日経平均はアジア株高とAI・半導体の一角への買いでプラス0.69パーセントの4日ぶり反発。日米金利の高止まりと原油高が重荷で前場は軟調。TOPIXもプラス0.61パーセントで、指数はほぼ揃って上昇
- わたしのポートフォリオはプラス0.63パーセントで、対日経マイナス0.06パーセントポイント。日経が上げた日としては9月でもっとも小さい差。上昇TOP5の2位は原油高を受けたENEOS(5020)のプラス4.99パーセントで、含み益率はプラス216.99パーセント
- 買いはパンパシフィックHD(7532)10株・7,196円のみ。約定単価719円60銭は9月に入って7回目のナンピンで、終値ベースでは今年いちばん安い水準
主要指数とポートフォリオの比較
| 指標 | 終値 | 前日比 | 騰落率 |
|---|---|---|---|
| 私のポートフォリオ | 37,488,210円 | +233,039円 | +0.63% |
| 日経平均 | 63,923.00円 | +438.90円 | +0.69% |
| TOPIX | 4,061.72 | +24.56 | +0.61% |
日経平均プラス0.69パーセント、TOPIXプラス0.61パーセント、わたしのポートフォリオプラス0.63パーセント。3つがきれいに0.6パーセント台に並びました。
この並びは、実はあまり起こりません。昨日までの2日間は、日経とTOPIXの向きがそれぞれ違い、わたしのポートフォリオはTOPIX寄りの動きをしていました。今日は「半導体も買われ、それ以外も買われた」という全体的な上げだったので、指数の種類による差がほとんど出なかったということだと思っています。
53日累計で対日経+18.41pptを維持
| 日付 | 日経平均 | TOPIX | ポートフォリオ | 対日経差 |
|---|---|---|---|---|
| 7/2〜7/30 | -8.56%累計 | -0.94%累計 | +5.20%累計 | +13.76ppt累計 |
| 7/31(木) | +4.03% | +1.29% | +0.06% | -3.97ppt |
| 8/3(月) | -0.94% | -1.08% | -1.22% | -0.28ppt |
| 8/4(火) | +0.32% | +0.04% | -0.49% | -0.81ppt |
| 8/5(水) | +3.66% | +2.13% | +1.20% | -2.46ppt |
| 8/6(木・記事なし) | -0.93% | +0.19%(推計) | +1.17% | +2.10ppt |
| 8/7(金) | -0.12% | +0.47% | +0.70% | +0.82ppt |
| 8/10(月) | +2.08% | +0.63% | -0.09% | -2.17ppt |
| 8/12(水) | +0.83% | +0.94% | +0.61% | -0.22ppt |
| 8/13(木) | +1.16% | +0.89% | +0.48% | -0.68ppt |
| 8/14(金) | +0.59% | +0.51% | +0.28% | -0.31ppt |
| 8/17(月) | +0.74% | -0.31% | -0.42% | -1.16ppt |
| 8/18(火) | -2.54% | -1.05% | -0.15% | +2.39ppt |
| 8/19(水) | -3.16% | -3.09% | -2.47% | +0.69ppt |
| 8/20(木) | +1.36% | +1.18% | +1.35% | -0.01ppt |
| 8/21(金) | -0.30% | +0.19% | +1.02% | +1.32ppt |
| 8/24(月) | -0.74% | +0.15% | +0.28% | +1.02ppt |
| 8/25(火) | +0.50% | +0.50% | +0.31% | -0.19ppt |
| 8/26(水) | +0.62% | +0.42% | +0.21% | -0.41ppt |
| 8/27(木) | -0.20% | +0.15% | +0.14% | +0.34ppt |
| 8/28(金) | +0.41% | +0.72% | +0.28% | -0.13ppt |
| 8/31(月) | -0.14% | +0.23% | +0.22% | +0.36ppt |
| 9/1(火) | -0.15% | +0.62% | +1.46% | +1.61ppt |
| 9/2(水) | -2.85% | -2.40% | -1.68% | +1.17ppt |
| 9/3(木) | -0.17% | +0.50% | +0.71% | +0.88ppt |
| 9/4(金) | +1.26% | +0.03% | -0.55% | -1.81ppt |
| 9/7(月) | +2.12% | +0.55% | +0.03% | -2.09ppt |
| 9/8(火) | -1.70% | -1.83% | -1.22% | +0.48ppt |
| 9/9(水) | -0.19% | -0.09% | +0.00% | +0.19ppt |
| 9/10(木) | +0.20% | +0.20% | -0.07% | -0.27ppt |
| 9/11(金) | -1.93% | -0.65% | -0.24% | +1.69ppt |
| 9/14(月) | -0.81% | +0.74% | +0.92% | +1.73ppt |
| 9/15(火) | -0.01% | -0.52% | -0.65% | -0.64ppt |
| 9/16(水) | +0.69% | +0.61% | +0.63% | -0.06ppt |
| 53日累計 | -8.90% | +0.77% | +9.51% | +18.41ppt |
53日累計は日経平均マイナス8.90パーセントに対してポートフォリオはプラス9.51パーセント、対日経通算プラス18.41パーセントポイント。昨日のプラス18.47pptから、わずかにマイナス0.06pptです。TOPIXとの累計はプラス0.16パーセントからプラス0.77パーセントに広がりました。
9月に入ってからの12営業日を並べると、こうなります。
| 日付 | 日経平均 | ポートフォリオ | 対日経差 | 累計 |
|---|---|---|---|---|
| 9/1(火) | -0.15% | +1.46% | +1.61ppt | +18.31ppt |
| 9/2(水) | -2.85% | -1.68% | +1.17ppt | +19.48ppt |
| 9/3(木) | -0.17% | +0.71% | +0.88ppt | +19.19ppt |
| 9/4(金) | +1.26% | -0.55% | -1.81ppt | +17.38ppt |
| 9/7(月) | +2.12% | +0.03% | -2.09ppt | +15.29ppt |
| 9/8(火) | -1.70% | -1.22% | +0.48ppt | +15.77ppt |
| 9/9(水) | -0.19% | +0.00% | +0.19ppt | +15.96ppt |
| 9/10(木) | +0.20% | -0.07% | -0.27ppt | +15.69ppt |
| 9/11(金) | -1.93% | -0.24% | +1.69ppt | +17.38ppt |
| 9/14(月) | -0.81% | +0.92% | +1.73ppt | +19.11ppt |
| 9/15(火) | -0.01% | -0.65% | -0.64ppt | +18.47ppt |
| 9/16(水) | +0.69% | +0.63% | -0.06ppt | +18.41ppt |
日経平均が上げた日は4日、下げた日は8日。上げた4日は4日とも対日経マイナス、下げた8日のうち7日が対日経プラス——この構図そのものは今日も変わりません。
変わったのは、負け方の中身です。9月4日と9月7日は、日経が1〜2パーセント上げるのにわたしのポートフォリオはほぼ横ばいで、1.8〜2.1ポイントも置いていかれました。あの2日は、日経を押し上げたのがAI・半導体の大型株だけで、わたしの持っているバリュー株には買いが回ってこなかった日です。
今日は違いました。AI・半導体の一角も買われましたが、それだけではなかった。地銀株は9月末の権利取りを見据えて後場に上げ幅を広げたと伝わっていますし、原油高を受けてエネルギー関連も動いています。買われる範囲が広い日は、わたしのような分散型のポートフォリオも一緒に上がれる——今日のマイナス0.06ポイントは、そういう日の数字だと思っています。
本日の取引
今日買ったのは1銘柄・10株・合計7,196円だけです。パンパシフィックHD(7532)のナンピンでした。
| 銘柄(コード) | 約定株数 | 約定単価 | 約定金額 | 意図 |
|---|---|---|---|---|
| パンパシフィックHD(7532) | 10 | 719.6円 | 7,196円 | ナンピン(160→170株) |
| 合計 | 10 | — | 7,196円 | — |
7,196円は、9月に入ってからの1日の買い増し額としてはいちばん少ない金額です。昨日の61,013円、9月11日の71,937円、9月2日の137,365円と比べると、桁がひとつ違います。
パンパシフィックHD——9月に入って7回目、終値は今年いちばん安い水準
パンパシフィックHD(7532)は、ドン・キホーテやアピタ、ユニーを運営する会社です。9月2日から、ほぼ営業日おきに10株ずつ買い増してきました。
| 回 | 日付 | 約定単価 | 保有株数 | 平均取得単価 |
|---|---|---|---|---|
| 1回目 | 9/2(水) | 769円 | 100→110株 | 862→854円 |
| 2回目 | 9/7(月) | 769.4円 | 110→120株 | 854→847円 |
| 3回目 | 9/9(水) | 755.6円 | 120→130株 | 847→840円 |
| 4回目 | 9/10(木) | 748円 | 130→140株 | 840→833円 |
| 5回目 | 9/11(金) | 726.1円 | 140→150株 | 833→826円 |
| 6回目 | 9/15(火) | 727.3円 | 150→160株 | 826→820円 |
| 7回目 | 9/16(水) | 719.6円 | 160→170株 | 820→約814円 |
11営業日で100株から170株、平均取得単価は862円から約814円。48円下がりました。
昨日の記事では「6回目にして初めて約定単価が前回を上回った。買うたびに安値を更新する流れは、ひとまず止まった」と書きました。その翌日に、また更新してしまったというのが正直なところです。しかも今日の終値719円60銭は、9月11日の726円10銭を下回り、今年の終値としてはいちばん安い水準です。
背景として伝わっているのは、月次の販売データです。8月の国内リテール既存店売上高は前年同月比プラス1.4パーセントで、2カ月連続の前年超え。数字そのものは悪くありませんが、前月より伸びが鈍ったと受け止められ、9月10日の開示以降も株価は戻りの弱い展開が続いています。
170株・平均取得単価約814円に対して終値719円60銭、含み損はマイナス16,037円・マイナス11.59パーセント。昨日のマイナス11.29パーセントから、また少し深くなりました。7回のナンピンで平均取得単価は48円下げましたが、株価はそれ以上に下げているということです。
ここは正直に書いておきます。ナンピンを7回続けて、含み損率が改善していない。これは「ナンピンが効いていない」のではなく、「下げのスピードのほうが速い」ということです。10株ずつという小刻みな買い方は、下げが続く局面で一気に傷を広げない代わりに、平均取得単価を動かす力も弱い——その両面が、この表にそのまま出ています。
年間配当は会社予想で10円、取得利回りは約1.23パーセント。そもそも高配当銘柄として持っている株ではなく、小売の内需銘柄としての分散枠です。配当で待てる銘柄ではないぶん、どこまで買い下がるかの線引きは、自分で決めておかないといけないと思っています。
私の高配当株ポートフォリオ実績
上昇TOP5
| 銘柄(コード) | 保有数 | 平均取得単価 | 終値 | 前日比(%) | 評価損益 | 年間配当金 | 取得利回り | 現在利回り |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| OKI(6703) | 5 | 2,058円 | 2,747円 | +146(+5.61%) | +3,445円 | 65円 | 3.16% | 2.37% |
| ENEOS(5020) | 400 | 465円 | 1,474円 | +70(+4.99%) | +403,600円 | 34円 | 7.31% | 2.31% |
| エスペック(6859) | 2 | 3,320円 | 4,025円 | +160(+4.14%) | +1,410円 | 115円 | 3.46% | 2.86% |
| アストロスケール(186A) | 16 | 1,019円 | 1,045円 | +38(+3.77%) | +416円 | 0円 | 0.00% | 0.00% |
| 三井化学(4183) | 12 | 2,151円 | 2,198円 | +78.5(+3.70%) | +564円 | 75円 | 3.49% | 3.41% |
1位のOKI(6703)はプラス5.61パーセント。通信機器の老舗で、ATMやプリンタ、防衛関連の機器も手がける会社です。今日はこの銘柄に関する新しい適時開示やニュースを見つけられませんでしたので、上昇の理由を断定することはできません。9月3日に日立との合弁ATM新会社の社名が決まったと報じられたり、成長戦略の対象分野に複数当てはまる銘柄として取り上げられたりしていたので、そのあたりへの見直し買いが入った可能性はあると思っています。5株・平均取得単価2,058円に対して終値2,747円、含み益はプラス3,445円・プラス33.48パーセント。年間配当65円で取得利回り3.16パーセント、現在利回り2.37パーセントです。
2位のENEOS(5020)はプラス4.99パーセント。昨日は下落TOP5の4位でマイナス2.36パーセントでしたから、一日で立場が入れ替わりました。ニューヨーク原油先物が5月中旬以来の高値水準まで上がったと伝わっていて、昨日「業種別で石油・石炭製品が下落率トップ」と書いた同じセクターが、今日はそのまま買い戻された形です。
400株・平均取得単価465円に対して終値1,474円、含み益はプラス403,600円・プラス216.99パーセント。9月9日に記録したプラス213.76パーセントを上回りました。今日の上昇TOP5のなかで、金額としての増加はこの銘柄だけで28,000円——5銘柄合計の9割以上を1銘柄で稼いでいます。年間配当34円で取得利回り7.31パーセント、現在利回り2.31パーセント。その差は5.00パーセントポイントです。
3位のエスペック(6859)はプラス4.14パーセント。環境試験器という、温度や湿度を変えて製品の耐久性を調べる装置の大手です。半導体や電子部品、車載向けの試験需要が業績に効く会社なので、今日のAI・半導体関連への買いに連動したとみています。2株・平均取得単価3,320円に対して終値4,025円、含み益はプラス1,410円・プラス21.23パーセント。年間配当115円で取得利回り3.46パーセント、現在利回り2.86パーセントです。
4位のアストロスケール(186A)はプラス3.77パーセント。昨日6株をナンピンしたばかりの銘柄です。平均取得単価1,019円に対して終値1,045円で、買い増した翌日に含み損マイナス1.10パーセントから含み益プラス2.55パーセントへ転換しました。宇宙デブリの除去を事業にしている会社で、9月11日の第1四半期決算は赤字拡大。配当は無配なので、取得利回りも現在利回りも0パーセントです。この銘柄だけは、配当ではなく将来性で持っている枠だと割り切っています。
5位の三井化学(4183)はプラス3.70パーセント。こちらも9月11日にナンピンしたばかりの銘柄です。12株・平均取得単価2,151円に対して終値2,198円、含み益はプラス564円・プラス2.19パーセント。9月7日に4株を打診買いして以来、ずっと含み損だった銘柄が、今日はじめて含み益に転換しました。年間配当75円で取得利回り3.49パーセント、現在利回り3.41パーセント。今日の上昇TOP5のなかで、現在利回りがいちばん高い銘柄です。
上昇TOP5の5銘柄で、今日の増加額は合計プラス30,600円。うちENEOSが28,000円です。
下落TOP5
| 銘柄(コード) | 保有数 | 平均取得単価 | 終値 | 前日比(%) | 評価損益 | 年間配当金 | 取得利回り | 現在利回り |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| サンセイランディック(3277) | 200 | 473円 | 814円 | -22(-2.63%) | +68,200円 | 37.5円 | 7.93% | 4.61% |
| 楽天グループ(4755) | 100 | 752円 | 714.7円 | -18.9(-2.58%) | -3,730円 | 0円 | 0.00% | 0.00% |
| 前澤HD(575A) | 108 | 1,658円 | 1,881円 | -41(-2.13%) | +24,084円 | 63円 | 3.80% | 3.35% |
| キオクシアHD(285A) | 10 | 56,044円 | 50,780円 | -970(-1.87%) | -52,640円 | 0円 | 0.00% | 0.00% |
| 丸善CHI(3159) | 100 | 357円 | 375円 | -7(-1.83%) | +1,800円 | 6円 | 1.68% | 1.60% |
まず目に入るのは、下落率の小ささです。1位のサンセイランディックでマイナス2.63パーセント、5位の丸善CHIはマイナス1.83パーセント。下落TOP5の5位がマイナス2パーセントを割り込む日は、かなり穏やかな日です。昨日は5銘柄すべてがマイナス2.24パーセントからマイナス2.73パーセントに揃っていましたから、下げの深さ自体は昨日とほとんど変わらないのに、今日はそれが5銘柄だけに収まっているということになります。
1位のサンセイランディック(3277)はマイナス2.63パーセント。底地や借地権といった、権利関係が複雑な不動産を買い取って整理する会社です。200株・平均取得単価473円に対して終値814円、含み益はプラス68,200円・プラス72.09パーセント。年間配当37.5円で取得利回り7.93パーセントと、今日の下落TOP5では取得利回りがいちばん高い銘柄です。現在利回りも4.61パーセントあります。
2位の楽天グループ(4755)はマイナス2.58パーセント。100株・平均取得単価752円に対して終値714円70銭、含み損はマイナス3,730円・マイナス4.96パーセントです。8月10日に発表された第2四半期決算が市場予想を下回ってから、株価は平均取得単価を挟んで行ったり来たりしています。無配なので、取得利回りも現在利回りも0パーセント。配当がない銘柄は、株価が戻るのを待つ以外にできることがない——これはこれで、持ち方を考えさせられる枠です。
3位の前澤HD(575A)はマイナス2.13パーセント。上下水道の処理設備を手がける、今年上場したばかりの会社です。108株・平均取得単価1,658円に対して終値1,881円、含み益はプラス24,084円・プラス13.45パーセント。7月15日に適時開示6件でストップ高になったときの株価は1,789円でしたから、そこからさらに上の水準を保っています。年間配当は63円で、取得利回り3.80パーセント、現在利回り3.35パーセントです。
この銘柄の配当は、少し特殊な形をしています。中間配当はなく、期末配当63円のみ。しかも今期は変則決算で、配当の対象期間が10カ月しかありません。今年上場したばかりの会社なので、最初の一期だけ期間が短くなっているということです。
正直に書くと、配当利回りを確かめていて数字が合わず、しばらく悩みました。63円を今日の終値1,881円で割ると3.35パーセント。ところが、別の画面には予想配当利回り4.01パーセントという表示もある。どちらかが間違っているのかと思いましたが、そうではありませんでした。
63円は10カ月分の配当です。これを12カ月分に換算すると75円60銭。75円60銭を1,881円で割ると4.02パーセントで、表示されていた4.01パーセントとほぼ一致します。片方は「今期に実際に受け取る金額」、もう片方は「12カ月に直した場合の水準」を見ていた——それだけの話でした。
わたしのテーブルには、実際に受け取る63円のほうを載せています。108株なので、税引前で6,804円、税引後で約5,422円。もし12カ月換算の75円60銭で見るなら、取得利回りは4.56パーセントになります。来期からは通常の12カ月決算に戻る予定なので、年間ベースの配当がどの水準に落ち着くかは、次の決算発表を待ちたいところです。
4位のキオクシアHD(285A)はマイナス1.87パーセント。昨日はプラス2.29パーセントで上昇TOP5の5位でしたから、こちらも一日で入れ替わりました。10株・平均取得単価56,044円に対して終値50,780円、含み損はマイナス52,640円・マイナス9.39パーセント。9月14日に付けた50,590円の水準に、また近づいています。10月1日には1株を3株に分ける株式分割が控えているので、それまでは値動きの大きさに付き合うしかないと思っています。
5位の丸善CHI(3159)はマイナス1.83パーセント。丸善やジュンク堂の書店に加えて、図書館の運営受託や学術情報のサービスを手がける会社です。9月11日に発表した中間決算は営業利益がプラス8.1パーセントで、通期予想と年間配当6円は据え置きでした。100株・平均取得単価357円に対して終値375円、含み益はプラス1,800円・プラス5.04パーセント。年間配当6円で取得利回り1.68パーセント、現在利回り1.60パーセントです。
下落TOP5の5銘柄で、今日の減少額は合計マイナス21,118円。上昇TOP5のプラス30,600円と差し引きすると、プラス9,482円です。
ポートフォリオ全体
| 評価額 | 含み損益 | 含み損益(%) | 前日比 | 前日比(%) |
|---|---|---|---|---|
| 37,488,210円 | +13,590,248円 | +56.87% | +233,039円 | +0.63% |
評価額3,748万円、含み損益プラス1,359万円、含み損益率プラス56.87パーセント。昨日のプラス55.91パーセントから、プラス0.96パーセントポイント戻しました。
いつものように分解しておきます。
| 要因 | 影響 |
|---|---|
| 株価による変動 | +0.98ppt |
| 買い増しによる分母の増加 | -0.02ppt |
| 合計 | +0.96ppt |
今日の買い増しは7,196円だけなので、分母の増加による押し下げはマイナス0.02pptとほとんど無視できる水準です。昨日は61,013円を買ってマイナス0.14pptでしたから、買った金額にほぼ比例しているのが分かります。
📚 初心者向けワンポイント解説:騰落率ランキングと「寄与度」の違い——上昇TOP5より、ランキングに載らない銘柄のほうが効く日がある
今日は、少し不思議な数字が出ました。
ポートフォリオ全体はプラス233,039円。でも、上昇TOP5の合計はプラス30,600円、下落TOP5の合計はマイナス21,118円。差し引きするとプラス9,482円で、全体のプラス233,039円の4パーセントほどにしかなりません。
つまり、今日の上げの96パーセントは、上昇TOP5にも下落TOP5にも載らなかった銘柄が作っているということです。今日はこの「寄与度」の話を整理しておきます。
騰落率と寄与度は違う
証券会社の画面でまず目に入るのは、騰落率のランキングです。「今日いちばん上がった銘柄はどれか」を、パーセントの大きい順に並べたものですね。
でも、自分の資産がいくら増えたかを決めるのは、騰落率ではありません。騰落率 × その銘柄に入れている金額です。この掛け算の結果を「寄与度(コントリビューション)」と呼びます。
今日の上昇TOP5を、この目で見直すとこうなります。
| 順位 | 銘柄 | 騰落率 | 保有株数 | 評価額 | 増加額 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1位 | OKI(6703) | +5.61% | 5株 | 13,735円 | +730円 |
| 2位 | ENEOS(5020) | +4.99% | 400株 | 589,600円 | +28,000円 |
| 3位 | エスペック(6859) | +4.14% | 2株 | 8,050円 | +320円 |
| 4位 | アストロスケール(186A) | +3.77% | 16株 | 16,720円 | +608円 |
| 5位 | 三井化学(4183) | +3.70% | 12株 | 26,376円 | +942円 |
騰落率ではOKIが1位です。でも、増やしてくれた金額は730円。一方、騰落率で2位のENEOSは28,000円——38倍の差があります。
理由は単純で、OKIは5株、ENEOSは400株持っているからです。評価額で見れば13,735円と589,600円で、43倍の開きがあります。同じ5パーセントの上げでも、効く金額はまったく違うということです。
エスペックに至っては、プラス4.14パーセントで320円。上昇率ランキングの3位なのに、金額としてはコーヒー1杯分です。
だから「ランキング外」が効く
わたしのポートフォリオは194銘柄あります。上昇TOP5と下落TOP5で合わせて10銘柄。残りの184銘柄は、今日はランキングに載りませんでした。
でも、その184銘柄が今日プラス223,557円を作っています。
なぜか。1銘柄あたりの上げ幅は、せいぜいプラス0.5パーセントからプラス2パーセント程度でしょう。ランキングには到底届きません。それでも、184銘柄ぶんを足し合わせると、TOP10の24倍近い金額になるわけです。
分散投資というのは、こういう形で効きます。「どれか1つが大当たりする」のではなく、「たくさんの小さな上げが積み上がる」。そして同じ理屈で、下げる日も「たくさんの小さな下げ」になるので、1日の値動きが穏やかになります。
ランキングの見方が変わる
この考え方に慣れると、証券会社の画面の見え方が少し変わります。
騰落率ランキングの1位を見て「今日は儲かった」と思うのは、早い。まず「その銘柄をいくら分持っているか」を確認する。2株しか持っていない銘柄が10パーセント上がっても、資産はほとんど動きません。
逆に、ランキングに一度も載らない大型の保有銘柄が、毎日0.3パーセントずつ動いているほうが、金額としてはずっと大きい。わたしの場合、ENEOS400株・住友商事500株・丸紅200株あたりが、その役割を担っています。
自分のポートフォリオで確かめる方法
難しい計算は要りません。証券会社の保有一覧を、評価額の大きい順に並べ替えるだけです。
そして、上位10銘柄で全体の何パーセントを占めているかを見ます。もしそこが50パーセントを超えているなら、その10銘柄の動きが、そのまま自分の1日の損益を決めているということ。逆に20パーセント程度なら、わたしのように「ランキング外の積み上げ」で動くポートフォリオです。
どちらが良い・悪いという話ではありません。少数の銘柄に集中していれば、当たったときのリターンは大きくなります。わたしはその代わりに、1日の振れ幅が小さくなる側を選んでいるというだけです。
今日のプラス0.63パーセントという数字は、派手な銘柄が1つもなくても作れる。53日累計で対日経プラス18.41パーセントポイントというのも、こういう日の積み重ねだと思っています。
明日以降の注目ポイント
- 今夜の米FOMCの結果と、9月17〜18日の日銀金融政策決定会合。どちらも利上げがほぼ確実視されているなかで、その先の見通しがどう示されるか
- ニューヨーク原油先物が5月中旬以来の高値水準まで上がったことの継続性と、ENEOS(5020)・INPEX(1605)などエネルギー関連への影響
- 日米の金利の高止まりが続くか。銀行株・不動産株の反応
- パンパシフィックHD(7532)が今年の終値としていちばん安い水準から戻せるか。8回目のナンピンをどこで判断するか
- キオクシアHD(285A)の10月1日の株式分割(1株→3株)に向けた需給と、AI・半導体関連全体の地合い
- 10月1日の三井住友FG(8316)の株式分割(1株→2株)。9月末を基準日とする初の株主優待も控えており、権利付き最終日は9月28日
- 9月19日(土)〜23日(水)の5連休を前にしたポジション調整
- 9月末の権利付き最終日(9月28日)に向けた高配当株・優待株の買い需要。今日は地銀株が後場にかけて上げ幅を広げたと伝わっている
- 前澤HD(575A)の10月13日の決算発表。初年度の変則決算を終えて、通常の年間ベースの配当見通しが示されるか
まとめ
今日9月16日は「指数もポートフォリオも、揃って0.6パーセント台」という一日でした。日経平均プラス0.69パーセントの63,923.00円、TOPIXプラス0.61パーセントの4,061.72、わたしのポートフォリオはプラス0.63パーセントという結果です。
| 9/16 | |
|---|---|
| 日経平均 | +0.69% |
| TOPIX | +0.61% |
| わたしのポートフォリオ | +0.63% |
日経平均はアジア株の上昇を支えにAI・半導体関連の一角へ買いが入り、4営業日ぶりの反発。日米の金利の高止まりと、5月中旬以来の高値水準まで上がった原油が重荷になり、前場は下げる場面も目立ちました。今夜は米FOMC、明日からは日銀の金融政策決定会合です。
ポートフォリオは前日比プラス233,039円・プラス0.63パーセント、対日経マイナス0.06パーセントポイント・対TOPIXプラス0.02パーセントポイント。53日累計は対日経プラス18.41パーセントポイントです。9月に日経が上げた日は今日で4日目で、4日とも対日経マイナス——ただ、9月4日のマイナス1.81ポイント、9月7日のマイナス2.09ポイントと比べると、今日のマイナス0.06ポイントはほとんど互角でした。買われる範囲が広い日は、分散型のポートフォリオも置いていかれないと、改めて確認できた日です。
上昇TOP5はOKI(6703)プラス5.61パーセント、ENEOS(5020)プラス4.99パーセント、エスペック(6859)プラス4.14パーセント、アストロスケール(186A)プラス3.77パーセント、三井化学(4183)プラス3.70パーセント。ENEOSは昨日の下落TOP5の4位から一日で2位に入れ替わり、含み益率はプラス216.99パーセントまで伸びました。アストロスケールと三井化学は、買い増した直後に含み益へ転換した銘柄です。
下落TOP5はサンセイランディック(3277)マイナス2.63パーセント、楽天グループ(4755)マイナス2.58パーセント、前澤HD(575A)マイナス2.13パーセント、キオクシアHD(285A)マイナス1.87パーセント、丸善CHI(3159)マイナス1.83パーセント。下落TOP5の5位がマイナス2パーセントを割り込む、かなり穏やかな下げ側でした。
本日の取引は1銘柄・10株・合計7,196円。パンパシフィックHD(7532)のナンピンだけです。9月に入って7回目、約定単価719円60銭は今年の終値としていちばん安い水準で、11営業日で100株から170株、平均取得単価は862円から約814円まで下げました。それでも含み損はマイナス11.59パーセントと、昨日より深くなっています。ナンピンの効き目より、下げのスピードのほうが速い——その現実は、正直に書いておきます。
含み損益率はプラス55.91パーセントからプラス56.87パーセントへ、プラス0.96パーセントポイント。今日は配当・分配金の入金はありませんでした。
📚解説では「寄与度」を整理しました。上昇TOP5と下落TOP5を差し引きしてもプラス9,482円。今日の上げプラス233,039円の、わずか4パーセントです。残りの96パーセントは、ランキングに一度も載らなかった184銘柄の小さな積み上げでした。騰落率のランキングは、自分の資産が何で動いたかを、ほとんど説明してくれない——今日の数字は、それをきれいに見せてくれたと思っています。
明日も、地味に、着実に。
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免責事項:本記事は個人の投資記録であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。投資はご自身の判断と責任で行ってください。