【2026年9月14日】高配当株PF記録|日経-0.81%でもPF+0.92%、対日経+1.73pptで9月最大を更新、中部電力は浜岡原発不正で-3.58%

今日のサマリー

日経平均は前週末比マイナス518円35銭・マイナス0.81パーセントの63,492円99銭で、続落でした。7月30日以来、約1カ月半ぶりの安値です。一時は下げ幅が1,200円を超え、63,000円を割り込む場面もありました。

ところがTOPIXはプラス29.91・プラス0.74パーセントの4,058.21日経平均は下げ、TOPIXは上げる——はっきり逆を向いた一日です。

重荷になったのは、AIでした。

米オープンAIが年内の上場を見送るとの報道に加えて、AIの開発ペースが鈍るのではないかという懸念が広がり、AI・半導体関連が軒並み売られていますソフトバンクグループは一時10パーセントを超える下げキオクシアHDも一時9.8パーセント安と伝わっています。ホルムズ海峡での攻撃激化を背景にした原油高も、引き続き重しでした。

ただ、売られたのは指数を動かす一部の大型株です。プライム市場ではおよそ8割の銘柄が値上がりし、内需株やコンテンツ株、ソフトウエア株に資金が向かいました日経平均をTOPIXで割ったNT倍率は15.64倍と、こちらも約1カ月半ぶりの低水準です。

そして、わたしのポートフォリオはプラス341,636円・プラス0.92パーセントでした。

日経平均に対してプラス1.73パーセントポイント、TOPIXに対してもプラス0.18パーセントポイント先週金曜に「9月最大」と書いたプラス1.69pptを、週明けすぐに塗り替えました

もうひとつ、今日は保有銘柄で重いニュースがありました中部電力(9502)が、浜岡原子力発電所のデータ不正を受けて3・4号機の再稼働審査の申請を取り下げ、社長・会長らが引責辞任すると発表しています。株価はマイナス3.58パーセント今日の📚解説は、この「企業不祥事と株価」の話にしました

今日の3大トピックは:

  1. 日経平均はオープンAIの年内上場見送り報道とAI開発の鈍化懸念でマイナス0.81パーセントの続落、約1カ月半ぶりの安値。一方TOPIXはプラス0.74パーセントで、プライム市場の約8割が値上がり。NT倍率は15.64倍に低下
  2. わたしのポートフォリオはプラス0.92パーセントで、対日経プラス1.73パーセントポイントは9月の最大を更新。51日累計は対日経プラス19.11パーセントポイントへ拡大し、含み損益率はプラス57.07パーセント
  3. 上昇TOP5は五洋建設・ハピネット・ソニーグループ・SANKYO・住友林業と内需・コンテンツ株。下落TOP5はキオクシアHD・丸善CHI・中部電力。ヒューリックを押し目買い、浜松ホトニクスを8回目のナンピンで、2銘柄6株・11,342円

主要指数とポートフォリオの比較

指標 終値 前日比 騰落率
私のポートフォリオ 37,430,415円 +341,636円 +0.92%
日経平均 63,492.99円 -518.35円 -0.81%
TOPIX 4,058.21 +29.91 +0.74%

日経平均マイナス0.81パーセント、TOPIXプラス0.74パーセント開きは1.55パーセントポイントです。先週金曜は「日経がTOPIXの3倍近く下げた」と書きましたが、今日は符号そのものが逆になりました。

日経平均は値がさ株の影響を受けやすい価格加重型、TOPIXは時価総額加重で東証プライム全体を映す指数です。AI・半導体の一部の大型株が売られ、それ以外の大多数が買われた日には、こういう形になりますわたしのポートフォリオは「それ以外の大多数」のほうに近いので、TOPIXよりさらに少し上のプラス0.92パーセントで引けました。

51日累計で対日経+19.11pptへ拡大

日付 日経平均 TOPIX ポートフォリオ 対日経差
7/2〜7/30 -8.56%累計 -0.94%累計 +5.20%累計 +13.76ppt累計
7/31(木) +4.03% +1.29% +0.06% -3.97ppt
8/3(月) -0.94% -1.08% -1.22% -0.28ppt
8/4(火) +0.32% +0.04% -0.49% -0.81ppt
8/5(水) +3.66% +2.13% +1.20% -2.46ppt
8/6(木・記事なし) -0.93% +0.19%(推計) +1.17% +2.10ppt
8/7(金) -0.12% +0.47% +0.70% +0.82ppt
8/10(月) +2.08% +0.63% -0.09% -2.17ppt
8/12(水) +0.83% +0.94% +0.61% -0.22ppt
8/13(木) +1.16% +0.89% +0.48% -0.68ppt
8/14(金) +0.59% +0.51% +0.28% -0.31ppt
8/17(月) +0.74% -0.31% -0.42% -1.16ppt
8/18(火) -2.54% -1.05% -0.15% +2.39ppt
8/19(水) -3.16% -3.09% -2.47% +0.69ppt
8/20(木) +1.36% +1.18% +1.35% -0.01ppt
8/21(金) -0.30% +0.19% +1.02% +1.32ppt
8/24(月) -0.74% +0.15% +0.28% +1.02ppt
8/25(火) +0.50% +0.50% +0.31% -0.19ppt
8/26(水) +0.62% +0.42% +0.21% -0.41ppt
8/27(木) -0.20% +0.15% +0.14% +0.34ppt
8/28(金) +0.41% +0.72% +0.28% -0.13ppt
8/31(月) -0.14% +0.23% +0.22% +0.36ppt
9/1(火) -0.15% +0.62% +1.46% +1.61ppt
9/2(水) -2.85% -2.40% -1.68% +1.17ppt
9/3(木) -0.17% +0.50% +0.71% +0.88ppt
9/4(金) +1.26% +0.03% -0.55% -1.81ppt
9/7(月) +2.12% +0.55% +0.03% -2.09ppt
9/8(火) -1.70% -1.83% -1.22% +0.48ppt
9/9(水) -0.19% -0.09% +0.00% +0.19ppt
9/10(木) +0.20% +0.20% -0.07% -0.27ppt
9/11(金) -1.93% -0.65% -0.24% +1.69ppt
9/14(月) -0.81% +0.74% +0.92% +1.73ppt
51日累計 -9.58% +0.68% +9.53% +19.11ppt

51日累計は日経平均マイナス9.58パーセントに対してポートフォリオはプラス9.53パーセント、対日経通算プラス19.11パーセントポイント先週金曜のプラス17.38pptから、プラス1.73ppt広がりました

TOPIXとの累計は、金曜にマイナス0.06パーセントまで縮んでいたのが、今日はプラス0.68パーセントに戻っています

9月に入ってからの10営業日を並べると、こうなります

日付 日経平均 ポートフォリオ 対日経差 累計
9/1(火) -0.15% +1.46% +1.61ppt +18.31ppt
9/2(水) -2.85% -1.68% +1.17ppt +19.48ppt
9/3(木) -0.17% +0.71% +0.88ppt +19.19ppt
9/4(金) +1.26% -0.55% -1.81ppt +17.38ppt
9/7(月) +2.12% +0.03% -2.09ppt +15.29ppt
9/8(火) -1.70% -1.22% +0.48ppt +15.77ppt
9/9(水) -0.19% +0.00% +0.19ppt +15.96ppt
9/10(木) +0.20% -0.07% -0.27ppt +15.69ppt
9/11(金) -1.93% -0.24% +1.69ppt +17.38ppt
9/14(月) -0.81% +0.92% +1.73ppt +19.11ppt

日経平均が下げた7日は7日とも対日経プラス、上げた3日は3日とも対日経マイナス——10営業日になっても、まだ例外がひとつもありません

しかも今日は、日経が下げた日にわたしのポートフォリオがプラスで引けた日です。9月では9月1日・9月3日に続いて3日目になります。累計のプラス19.11pptは、9月2日につけた9月の最高値プラス19.48pptまで、あと0.37pptのところまで戻ってきました。

本日の取引

今日買ったのは2銘柄・6株・合計11,342円ヒューリックが押し目買い、浜松ホトニクスがナンピンです。

銘柄(コード) 約定株数 約定単価 約定金額 意図
ヒューリック(3003) 4 1,757.5円 7,030円 押し目買い(188→192株)
浜松ホトニクス(6965) 2 2,156円 4,312円 ナンピン(24→26株)
合計 6 11,342円

先週の最大から、今週はいちばん小さな買いで始まった

先週金曜は9銘柄36株・71,937円を買いました。今日は2銘柄6株・11,342円です。先週の5日間の合計229,515円と比べると、20分の1にも届きません

理由は、今日の相場の形そのものだと思っています。日経平均は518円下げましたが、プライム市場の8割は上げているわたしが買い増しを考えている銘柄の多くは、下げていない側にいたわけです。金曜は「日経が下げたので、買いたい水準まで下がってきた銘柄が一気に増えた」と書きましたが、今日は日経が下げても、そういう銘柄はほとんど出てきませんでした

日経平均の数字だけ見て「今日は下げ相場だから買い場」と考えると、こういう日に実態とずれますわたしの買いの量を決めているのは、指数ではなく、自分の保有銘柄の値段のほうです。

ヒューリック(3003)——平均取得単価より309円上での押し目買い

ヒューリック(3003)は、平均取得単価1,448円に対して1,757円50銭で4株買いました。平均取得単価より309円50銭上なので、このブログの定義ではナンピンではなく押し目買いです。

買い増し日 約定単価 保有株数 平均取得単価
9/2(水) 1,771円 184→188株 1,441→1,448円
9/14(月) 1,757.5円 188→192株 1,448→約1,454円

実は、今日のヒューリックは前週末比プラス17円・プラス0.98パーセントと上げて引けています9月9日にも書いた通り、「今日下げたかどうか」と「平均取得単価より上か下か」は別の軸です。今日は上げた日の押し目買いでした。

それでも「押し目」と呼んでいるのは、9月2日に1,771円で買ったときより13円50銭安いからです。都心の駅に近いオフィスや商業ビルを多く持つ不動産会社で、年間配当は67円今日の株価での現在利回りは3.81パーセント買い増し後のわたしの取得利回りは4.61パーセントになります。

先週は長期金利が一時3.000パーセントに乗せて、不動産株には逆風でした。それでも、配当を受け取りながら持つ前提なら、金利の上下で慌てて手放す銘柄ではないと思っています。9月3日には中間配当33円50銭×168株ぶん、税引後で4,486円を受け取っていますこのとき配当の対象になったのは基準日の6月末に持っていた168株で、今日の4株を含む192株は12月末の期末配当から効いてきます

浜松ホトニクス(6965)——8回目、約定単価はまた安値

浜松ホトニクス(6965)は、8月31日の打診買いから数えて8回目になりました。

買い増し日 約定単価 保有株数 平均取得単価
8/31(月) 2,372円 新規4株 2,372円
9/1(火) 2,348.5円 4→8株 2,372→2,361円
9/2(水) 2,310円 8→12株 2,361→2,344円
9/4(金) 2,298.5円 12→14株 2,344→2,338円
9/8(火) 2,225円 14→16株 2,338→2,324円
9/10(木) 2,233円 16→20株 2,324→2,306円
9/11(金) 2,193円 20→24株 2,306→2,287円
9/14(月) 2,156円 24→26株 2,287→2,277円

2,156円は、8回の約定のなかでいちばん安い値段です。今日はマイナス1.69パーセントで下落TOP5の5位にも入りました。光半導体の会社なので、AI・半導体が売られた流れに巻き込まれた形だと思っています。

平均取得単価より131円下で買えましたが、平均取得単価はマイナス10円しか動きません。24株に2株なので、買い増し比率は12分の1です。今日は2株にとどめたので、効き目も小さい——先週から書いている「ナンピンの効き目は、安さと株数の掛け算」の通りです。

8月31日から2週間で、4株が26株、平均取得単価は2,372円から2,277円まで95円下がりましたそれでも含み損はマイナス3,146円・マイナス5.31パーセント買うたびに株価のほうが先に下がっているのが、この2週間の正直な記録です。

なお、今日は配当の入金はありませんでした9月に入って10営業日で、税引後の受取配当は累計64,494円のままです。

📊 決算解析: 丸善CHIホールディングス(3159)——金曜発表の中間決算を、週明けに売られた

丸善CHIホールディングス(3159)は、9月11日(金)に2027年1月期の中間決算を発表していました。今日のマイナス4.75パーセント・下落TOP5の2位は、週明けに出たこの決算への反応とみています。

発表内容(2027年1月期 中間期・2026年2〜7月):

項目 実績 前年同期比 通期予想に対する進捗率
売上高 902億2,400万円 -2.5% 51.9%
営業利益 30億7,000万円 +8.1% 76.8%
経常利益 29億8,700万円 +6.5% 76.6%
中間純利益 20億1,900万円 -1.2% 81.7%
通期見通し 据え置き(営業利益40億円・-28.5%)
年間配当 6円(据え置き)

市場の反応: 前週末比マイナス19円・マイナス4.75パーセントの381円。

わたしの評価: 営業利益はプラス8.1パーセント、経常利益もプラス6.5パーセントの増益で、上期だけで通期予想の営業利益の76.8パーセントを稼いでいます数字だけ見れば悪くない決算です。

それでも売られた理由は、通期予想を据え置いたことだと推測しています。通期の営業利益40億円に対して上期で30億7,000万円なので、下期は9億3,000万円しか見込んでいない計算です。前期の下期は27億円台だったはずなので、会社の予想どおりなら下期は大幅な減益になります。「これだけ進捗しているのに上方修正しないのは、下期に何かあるのでは」と受け取られた——そういう反応に見えます純利益が小幅な減益だったことも、見出しとしては重かったのかもしれません。

わたしの保有は100株・平均取得単価357円で、今日の終値381円に対して含み益はプラス2,400円・プラス6.72パーセント丸善ジュンク堂書店と図書館運営を持つ、大日本印刷グループの会社です。年間配当6円で取得利回りは1.68パーセントと、高配当というより「図書館という公共インフラの運営を持つ内需株」という位置づけで持っています。下期の会社予想が保守的なのか、本当に下がるのか——次の第3四半期決算で確かめたいと思います。

私の高配当株ポートフォリオ実績

上昇TOP5

銘柄(コード) 保有数 平均取得単価 終値 前日比(%) 評価損益 年間配当金 取得利回り 現在利回り
五洋建設(1893) 14 1,401円 1,517.5円 +79.5(+5.53%) +1,631円 52円 3.71% 3.43%
ハピネット(7552) 6 2,678円 3,920円 +180(+4.81%) +7,452円 100円 3.73% 2.55%
ソニーグループ(6758) 10 3,801円 3,788円 +156(+4.30%) -130円 35円 0.92% 0.92%
SANKYO(6417) 4 1,686円 2,133円 +78(+3.80%) +1,788円 100円 5.93% 4.69%
住友林業(1911) 244 1,200円 1,259円 +41(+3.37%) +14,396円 50円 4.17% 3.97%

並びを見ると、今日の相場がそのまま出ています建設・住宅が2社、ゲーム・エンタメ・遊技機が3社AI・半導体から抜けたお金が向かった「内需株」と「コンテンツ株」です。

1位の五洋建設(1893)はプラス5.53パーセント港湾・海洋土木に強い準大手ゼネコンで、洋上風力向けの作業船にも投資しています14株・平均取得単価1,401円に対して終値1,517円50銭、含み益はプラス1,631円・プラス8.32パーセント第1四半期は増収増益でした。8月10日に決算後の下げで新規購入し、9月2日に押し目買いで14株にした銘柄が、今日は保有銘柄のなかでいちばん上げています年間配当52円で取得利回り3.71パーセント、現在利回り3.43パーセントです。

2位のハピネット(7552)はプラス4.81パーセント玩具・ゲームの卸大手です。今日はゲーム・エンタメ株が全体に買われていて、同業のバンダイナムコHDには格上げと目標株価の引き上げも出ていたと伝わっています。6株・平均取得単価2,678円に対して終値3,920円、含み益はプラス7,452円・プラス46.38パーセント年間配当100円で取得利回り3.73パーセント現在利回りは2.55パーセントまで下がりました。

3位のソニーグループ(6758)はプラス4.30パーセント今日いちばん書きたかったのはこの銘柄です。

買い増し日 約定単価 保有株数 平均取得単価
8/31(月) 4,016円 新規2株 4,016円
9/2(水) 3,920円 2→4株 4,016→3,968円
9/7(月) 3,780円 4→6株 3,968→3,905円
9/8(火) 3,654円 6→8株 3,905→3,842円
9/11(金) 3,632円 8→10株 3,842→3,800円
9/14(月)終値 3,788円 10株 3,801円(証券会社の表示)

先週金曜に3,632円で5回目のナンピンを入れて、平均取得単価は3,800円になりました(証券会社の画面では端数の関係で3,801円と表示されています)。そこから今日、1日でプラス156円終値3,788円は、平均取得単価まであと13円です。含み損は金曜のマイナス4.42パーセントから、マイナス130円・マイナス0.34パーセントまで縮みました。

金曜に買った2株は、1営業日でプラス312円になっています。ナンピンは「下げたところで買って、戻ったときに効く」ものなので、5回刻んだ効き目が今日はじめて目に見えたという感覚です。米系の大手証券が目標株価を3,800円に引き上げたとも伝わっていて、奇しくもわたしの平均取得単価とほぼ同じ水準でした。もっとも、1日戻っただけで判断するのは早すぎます年間配当35円で、取得利回り・現在利回りともに0.92パーセントソニーグループは配当ではなく、画像センサーとゲーム・音楽・アニメのコンテンツを持つ会社として持っています

4位のSANKYO(6417)はプラス3.80パーセントパチンコ・パチスロ機の大手です。第1四半期は大幅な減収減益でしたが、年間配当100円は維持しています。4株・平均取得単価1,686円に対して終値2,133円、含み益はプラス1,788円・プラス26.51パーセント取得利回り5.93パーセント、現在利回りも4.69パーセントと、今日の上昇TOP5のなかでは利回りがいちばん高い銘柄です。

5位の住友林業(1911)はプラス3.37パーセント244株・平均取得単価1,200円に対して終値1,259円、含み益はプラス14,396円・プラス4.92パーセント244株あるので、プラス41円でも1万円動きます年間配当50円で取得利回り4.17パーセント、現在利回り3.97パーセントです。

下落TOP5

銘柄(コード) 保有数 平均取得単価 終値 前日比(%) 評価損益 年間配当金 取得利回り 現在利回り
キオクシアHD(285A) 10 56,044円 50,590円 -3,440(-6.37%) -54,540円 0円 0.00% 0.00%
丸善CHI(3159) 100 357円 381円 -19(-4.75%) +2,400円 6円 1.68% 1.57%
中部電力(9502) 6 2,289円 2,885円 -107(-3.58%) +3,576円 70円 3.06% 2.43%
大同メタル(7245) 20 910円 1,087円 -22(-1.98%) +3,540円 36円 3.96% 3.31%
浜松ホトニクス(6965) 26 2,277円 2,156円 -37(-1.69%) -3,146円 38円 1.67% 1.76%

1位のキオクシアHD(285A)はマイナス6.37パーセント2営業日続けて下落TOP5の1位です。今日はオープンAIの年内上場見送り報道とAI開発の鈍化懸念が直撃し、一時はマイナス9.8パーセントまで売られたと伝わっています。

9月7日に終値59,530円で、7月の初買い以来はじめて含み益に転換したと書きました。そこから54,030円、そして今日50,590円5営業日でマイナス8,940円・マイナス15.0パーセントです。含み損はマイナス54,540円・マイナス9.73パーセントまで広がりました。金曜のマイナス20,140円から、1日でさらにマイナス34,400円です。

正直に言えば、今日のわたしのポートフォリオのプラス341,636円は、キオクシアのマイナス34,400円を抱えたうえでの数字です。AIの話ひとつで、この1銘柄だけが別の相場を生きている10月1日には1株→3株の株式分割も控えていますし、ここは腰を据えて持つしかないと思っています。

2位の丸善CHI(3159)はマイナス4.75パーセント先ほど📊決算解析で書いた通り、中間決算は増益でしたが、通期予想の据え置きが嫌われた形だと見ています。

3位の中部電力(9502)はマイナス3.58パーセント浜岡原子力発電所の耐震設計に関わるデータ不正を受けて、3・4号機の再稼働審査の申請を取り下げると発表しました。林欣吾社長、勝野哲会長、水野明久相談役の3人が9月30日付で辞任し、10月1日付で安井稔取締役が社長に就くと報じられています。社外弁護士による調査委員会は、経営層からの早期再稼働へのプレッシャーを背景に「社内に独自の正当化理論があった」と指摘しています。

6株・平均取得単価2,289円に対して終値2,885円、含み益はプラス3,576円・プラス26.04パーセント年間配当70円で取得利回り3.06パーセントです。夜間のPTSでは2,863円50銭と、さらに少し下げていましたこの件をどう考えているかは、📚解説で書きます

4位の大同メタル工業(7245)はマイナス1.98パーセントエンジン用の軸受(すべり軸受)の大手で、船やデータセンター向けの需要も伸びています20株・平均取得単価910円に対して終値1,087円、含み益はプラス3,540円・プラス19.45パーセント年間配当36円で取得利回り3.96パーセントです。

5位の浜松ホトニクス(6965)はマイナス1.69パーセント今日ナンピンした銘柄で、26株・平均取得単価2,277円に対して終値2,156円、含み損はマイナス3,146円・マイナス5.31パーセントです。

今日の下落TOP5でいちばん目を引くのは、5位の下げ幅がマイナス1.69パーセントしかないことです。日経平均がマイナス0.81パーセントの日に、わたしの保有188銘柄のなかで、マイナス2パーセントを超えて下げたのは3銘柄だけでした。しかもその3つは、AI・決算・不祥事と、それぞれ理由がはっきりしています「なんとなく売られた」銘柄が、今日はほとんどありませんでした

ポートフォリオ全体

評価額 含み損益 含み損益(%) 前日比 前日比(%)
37,430,415円 +13,600,567円 +57.07% +341,636円 +0.92%

評価額3,743万円、含み損益プラス1,360万円、含み損益率プラス57.07パーセント金曜のプラス55.67パーセントから、プラス1.40パーセントポイントです。

いつものように分解しておきます。

要因 影響
株価による変動 +1.43ppt
買い増しによる分母の増加 -0.03ppt
合計 +1.40ppt

今日の買い増しは11,342円だけなので、分母の増加による押し下げはマイナス0.03pptとごくわずかでした。先週金曜は71,937円を買って、分母の増加だけでマイナス0.17pptでしたから、今日はほぼ株価の上昇がそのまま含み益率に出ています

含み益の絶対額でいえば、1,325万円から1,360万円へ、プラス34万円日経平均が518円下げた日に、含み益は34万円増えました

📚 初心者向けワンポイント解説:企業不祥事と株価——中部電力の浜岡原発データ不正で、長期投資家は何を見ればいいのか

今日、わたしが6株持っている中部電力(9502)で、社長・会長らの引責辞任と、浜岡原発3・4号機の再稼働申請の取り下げが発表されました。株価はマイナス3.58パーセントです。

保有銘柄で不祥事が起きたとき、どう考えればいいのか今日はこれを整理しておきますなお、ここに書くのはわたし自身の考え方の整理で、中部電力株を売るべき・買うべきという話ではありません

そもそも、何が起きたのか

2026年1月に、浜岡原発の耐震設計の前提となる「基準地震動」のデータを操作し、地震の揺れを実際より小さく見せていたことが発覚しました。原発の安全性の根幹にかかわる部分です。

今日は、社外弁護士による調査委員会の報告を受けて、会社としての対応が出そろった日でした。

項目 内容
再稼働申請 浜岡3・4号機の審査申請を取り下げ
経営陣 社長・会長・相談役の3人が9月30日付で辞任
新社長 安井稔取締役が10月1日付で就任
調査委員会の指摘 早期再稼働へのプレッシャー、社内に独自の正当化理論
今後 企業体質を見直したうえで再申請を目指す方針

なぜ株価は下がるのか

不祥事で株価が下がる理由は、大きく分けて3つあると思っています。

理由 中部電力の場合
① 将来の利益が減る 原発が動けば燃料費の安い電源が増えるはずだったが、その見通しが白紙に
② 不確実性が増える 再申請の時期も、新しい経営陣の方針も、まだ見えない
③ 信頼が損なわれる 規制当局・地元・投資家からの信頼の回復に時間がかかる

①はお金の話、②と③は「分からないこと」が増える話です。株式市場は、悪いニュースそのものより「どこまで悪いか分からない」ことを嫌います

ただ、今日の下げがマイナス3.58パーセントで済んだのは、9月11日(金)の時点で、会長の辞任意向や申請取り下げの方向が一部で報じられていたからでもあると思います。今日の発表は、ある程度は予想されていた内容の「確定」だったわけです。

わたしが見ようとしている3つのポイント

不祥事のニュースが出た日に、反射的に売ることも、反射的にナンピンすることも、わたしはしないようにしていますそのかわりに、次の3つを確かめたいと思っています。

1つめは、「本業のお金の流れ」がどれだけ傷むかです。中部電力の本業は、中部地方への電力の販売です。浜岡原発は2011年から止まったままなので、今回の件で「今ある売上」が消えるわけではありません消えたのは「将来動くかもしれない」という期待のほうです。ここは、同じ不祥事でも、主力製品の販売停止や大口顧客の離反とは性質が違うと考えています。

2つめは、配当が守られるかです。高配当株として持っている以上、ここがいちばん大事です。今のところ業績予想への影響は「未定」とされています年間配当70円が維持されるのか、次の決算発表で会社がどう説明するのかを見ます。

3つめは、会社が本当に変わるかです。トップが辞めるだけでは、組織は変わりません新しい経営陣が、調査委員会の指摘した「正当化の文化」にどう手を入れるのかこれは数カ月、あるいは数年単位で見ていくものです。

分散しているから、落ち着いて見ていられる

もうひとつ、正直に書いておきます

わたしの中部電力は6株、評価額17,310円です。ポートフォリオ全体の3,743万円に対して、およそ0.05パーセントにすぎません。今日のマイナス107円×6株=マイナス642円は、ポートフォリオ全体の値動きのなかではほとんど誤差です。

188銘柄に分散しているというのは、こういう日のためでもあります。どれだけ調べて選んでも、保有銘柄のどこかで不祥事は起きます起きることを前提に、1銘柄あたりの重さを抑えておくそうすれば、不祥事のニュースが出た日にも、慌てずに「3つのポイント」を確かめる時間が持てます

逆に、もしこれが資産の2割を占める銘柄だったら、今日のわたしは冷静にこの文章を書けていなかったと思います。

7月13日の記事では、中部電力の決算失望売りを「電力セクター全体の問題ではなく、個別要因」と判断して、同じ日に九州電力・北海道電力を買いました今回も、これは中部電力という1社の問題です。電力株というくくりで慌てる必要はないと思っています。今日の中部電力は、何もしませんでした“何もしない”も立派な投資判断です。

明日以降の注目ポイント

  • 9月15〜16日の米FOMCと、9月17〜18日の日銀金融政策決定会合。日銀の利上げ観測がどこまで織り込まれるか
  • オープンAIの上場見送り報道とAI開発の鈍化懸念が一過性か、AI・半導体株の調整が続くか
  • キオクシアHD(285A)の10月1日の株式分割(1株→3株)に向けた需給と、5営業日でマイナス15パーセントからの戻り
  • 中部電力(9502)の新経営体制(9月30日付辞任・10月1日付新社長)と、再申請に向けた道筋・業績予想への影響
  • NT倍率15.64倍の低下が示す「大型株以外への物色の広がり」が続くか
  • 9月19日(土)〜23日(水)の5連休を前にしたポジション調整
  • 9月末の権利付き最終日(9月28日)に向けた高配当株の買い需要
  • ソニーグループ(6758)が平均取得単価3,801円を回復するか

まとめ

今日9月14日は「日経平均が下げても、プライム市場の8割は上げていた」という一日でした。日経平均マイナス0.81パーセントの63,492.99円、TOPIXプラス0.74パーセントの4,058.21、わたしのポートフォリオはプラス0.92パーセントという結果です。

9/14
日経平均 -0.81%
TOPIX +0.74%
わたしのポートフォリオ +0.92%

日経平均は続落で約1カ月半ぶりの安値でした。オープンAIの年内上場見送り報道とAI開発の鈍化懸念でAI・半導体が売られ、ソフトバンクグループは一時10パーセント超、キオクシアHDは一時9.8パーセント安それでもプライム市場の約8割は値上がりし、内需株やコンテンツ株に資金が向かい、NT倍率は15.64倍まで下がりました

ポートフォリオは前日比プラス341,636円・プラス0.92パーセント、対日経プラス1.73パーセントポイント・対TOPIXプラス0.18パーセントポイント先週金曜のプラス1.69pptを塗り替えて、9月の最大の勝ち幅です。51日累計は対日経プラス19.11パーセントポイントへ拡大しました。日経が下げた7日は7日とも対日経プラス、上げた3日は3日とも対日経マイナス——10営業日で、まだ例外はひとつもありません

上昇TOP5は五洋建設(1893)プラス5.53パーセントハピネット(7552)プラス4.81パーセントソニーグループ(6758)プラス4.30パーセントSANKYO(6417)プラス3.80パーセント住友林業(1911)プラス3.37パーセント建設・住宅とゲーム・エンタメという、今日の相場の物色をそのまま映した並びでした。ソニーグループは金曜に5回目のナンピンを入れたばかりで、含み損はマイナス4.42パーセントからマイナス0.34パーセントへ平均取得単価まであと13円です。

下落TOP5はキオクシアHD(285A)マイナス6.37パーセント丸善CHI(3159)マイナス4.75パーセント中部電力(9502)マイナス3.58パーセント大同メタル工業(7245)マイナス1.98パーセント浜松ホトニクス(6965)マイナス1.69パーセントキオクシアは5営業日でマイナス15.0パーセント、含み損はマイナス54,540円まで広がりました。丸善CHIは増益の中間決算でも通期予想の据え置きが嫌われ中部電力は浜岡原発のデータ不正で社長・会長らが引責辞任です。それでも5位の下げ幅はマイナス1.69パーセントにとどまりました。

本日の取引は2銘柄・6株・合計11,342円ヒューリック(3003)4株を平均取得単価より309円50銭上の1,757円50銭で押し目買い、浜松ホトニクス(6965)2株を8回目のナンピンです。日経平均は下げても、わたしの指値の銘柄はほとんど下げていなかったので、先週金曜の71,937円から、買いは大きく減りました

含み損益率はプラス55.67パーセントからプラス57.07パーセントへ、プラス1.40パーセントポイント配当の入金はなく、9月の受取配当は累計64,494円のままでした。

📚解説では、中部電力の件をきっかけに「企業不祥事と株価」を整理しました不祥事は、どれだけ選んでもどこかで起きます起きることを前提に1銘柄の重さを抑えておけば、ニュースの出た日に慌てず、本業・配当・会社が変わるかの3つを確かめる時間が持てる——188銘柄に分散している理由の、もうひとつの側面です。今週はFOMCと日銀会合、そして週末からは5連休が控えています

明日も、地味に、着実に。


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免責事項:本記事は個人の投資記録であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。投資はご自身の判断と責任で行ってください。