【2026年9月15日】高配当株PF記録|日経-0.01%でもPF-0.65%、含み益2〜3倍の丸紅・三井住友FGなど主力株が下落TOP5、8銘柄34株を買い増し

今日のサマリー

日経平均は前日比マイナス8円89銭・マイナス0.01パーセントの63,484円10銭で、小幅ながら3日続落でした。

前場には600円を超えて上げる場面があったものの、その上げを維持できずに、引けではほぼ横ばい。アドバンテストと東京エレクトロンの2銘柄だけで、日経平均を約250円押し下げたと伝わっています。

重しになったのは、金利です。新発10年物国債の利回りは3.025パーセント、一時は3.035パーセントまで上昇し、約30年ぶりの高水準と報じられています。米国の金利上昇や原油高、国内の財政への懸念が重なったようです。今夜から米FOMC、17日からは日銀の金融政策決定会合という大きなイベントを控えて、銀行株や商社株に売りが出たとも伝わっています。業種別では、石油・石炭製品が下落率トップでした。

TOPIXはマイナス21.05・マイナス0.52パーセントの4,037.16。日経平均よりTOPIXのほうが大きく下げた一日です。

そして、わたしのポートフォリオはマイナス244,445円・マイナス0.65パーセントでした。

日経平均に対してマイナス0.64パーセントポイント、TOPIXに対してもマイナス0.13パーセントポイント。昨日は「9月最大の勝ち幅」を書きましたが、今日は一転して負けです。

しかも今日は、9月に入って初めて「日経平均が下げた日に、対日経でマイナス」になった日でもあります。先週から「日経が下げた日は例外なく対日経プラス」と書いてきた並びが、11営業日目で途切れました。理由ははっきりしていて、今日の下落TOP5は、丸紅・三井住友FG・豊田通商・ENEOS・住友商事。どれも平均取得単価の2〜3倍まで上がっている、わたしの主力株です。今日の📚解説は、この「利益確定売り」の話にしました。

今日の3大トピックは:

  1. 日経平均は前場の600円超高を維持できず、マイナス0.01パーセントと小幅に3日続落。長期金利は3.025パーセントと約30年ぶりの高水準で、FOMC・日銀会合を前に銀行株・商社株に売り。TOPIXはマイナス0.52パーセント
  2. わたしのポートフォリオはマイナス0.65パーセントで、対日経マイナス0.64パーセントポイント。9月に入って初めて「日経が下げた日に対日経マイナス」。下落TOP5は含み益2〜3倍の主力5銘柄で、5銘柄だけでマイナス98,136円
  3. 三井住友FG・住友林業・ヒューリックを押し目買い、東鉄工業・アストロスケール・オカダアイヨン・パンパシフィックHD・東京建物をナンピンで、8銘柄34株・61,013円。カナディアン・ソーラー・インフラ投資法人の分配金4,847円が入金

主要指数とポートフォリオの比較

指標 終値 前日比 騰落率
私のポートフォリオ 37,247,898円 -244,445円 -0.65%
日経平均 63,484.10円 -8.89円 -0.01%
TOPIX 4,037.16 -21.05 -0.52%

日経平均マイナス0.01パーセント、TOPIXマイナス0.52パーセント、わたしのポートフォリオマイナス0.65パーセント。昨日とはちょうど逆の並びです。

昨日は「AI・半導体の一部の大型株が売られ、それ以外の大多数が買われた日」でした。今日は、日経平均の値を大きく動かす半導体株の下げが目立った一方で、TOPIXでの比重が大きい銀行・商社・エネルギーが売られた。わたしのポートフォリオは、まさにその銀行・商社・エネルギーを厚めに持っているので、TOPIXよりさらに少し下で引けました。

52日累計で対日経+18.47pptに縮小

日付 日経平均 TOPIX ポートフォリオ 対日経差
7/2〜7/30 -8.56%累計 -0.94%累計 +5.20%累計 +13.76ppt累計
7/31(木) +4.03% +1.29% +0.06% -3.97ppt
8/3(月) -0.94% -1.08% -1.22% -0.28ppt
8/4(火) +0.32% +0.04% -0.49% -0.81ppt
8/5(水) +3.66% +2.13% +1.20% -2.46ppt
8/6(木・記事なし) -0.93% +0.19%(推計) +1.17% +2.10ppt
8/7(金) -0.12% +0.47% +0.70% +0.82ppt
8/10(月) +2.08% +0.63% -0.09% -2.17ppt
8/12(水) +0.83% +0.94% +0.61% -0.22ppt
8/13(木) +1.16% +0.89% +0.48% -0.68ppt
8/14(金) +0.59% +0.51% +0.28% -0.31ppt
8/17(月) +0.74% -0.31% -0.42% -1.16ppt
8/18(火) -2.54% -1.05% -0.15% +2.39ppt
8/19(水) -3.16% -3.09% -2.47% +0.69ppt
8/20(木) +1.36% +1.18% +1.35% -0.01ppt
8/21(金) -0.30% +0.19% +1.02% +1.32ppt
8/24(月) -0.74% +0.15% +0.28% +1.02ppt
8/25(火) +0.50% +0.50% +0.31% -0.19ppt
8/26(水) +0.62% +0.42% +0.21% -0.41ppt
8/27(木) -0.20% +0.15% +0.14% +0.34ppt
8/28(金) +0.41% +0.72% +0.28% -0.13ppt
8/31(月) -0.14% +0.23% +0.22% +0.36ppt
9/1(火) -0.15% +0.62% +1.46% +1.61ppt
9/2(水) -2.85% -2.40% -1.68% +1.17ppt
9/3(木) -0.17% +0.50% +0.71% +0.88ppt
9/4(金) +1.26% +0.03% -0.55% -1.81ppt
9/7(月) +2.12% +0.55% +0.03% -2.09ppt
9/8(火) -1.70% -1.83% -1.22% +0.48ppt
9/9(水) -0.19% -0.09% +0.00% +0.19ppt
9/10(木) +0.20% +0.20% -0.07% -0.27ppt
9/11(金) -1.93% -0.65% -0.24% +1.69ppt
9/14(月) -0.81% +0.74% +0.92% +1.73ppt
9/15(火) -0.01% -0.52% -0.65% -0.64ppt
52日累計 -9.59% +0.16% +8.88% +18.47ppt

52日累計は日経平均マイナス9.59パーセントに対してポートフォリオはプラス8.88パーセント、対日経通算プラス18.47パーセントポイント。昨日のプラス19.11pptから、マイナス0.64ppt縮みました。TOPIXとの累計も、プラス0.68パーセントからプラス0.16パーセントまで戻っています。

9月に入ってからの11営業日を並べると、こうなります。

日付 日経平均 ポートフォリオ 対日経差 累計
9/1(火) -0.15% +1.46% +1.61ppt +18.31ppt
9/2(水) -2.85% -1.68% +1.17ppt +19.48ppt
9/3(木) -0.17% +0.71% +0.88ppt +19.19ppt
9/4(金) +1.26% -0.55% -1.81ppt +17.38ppt
9/7(月) +2.12% +0.03% -2.09ppt +15.29ppt
9/8(火) -1.70% -1.22% +0.48ppt +15.77ppt
9/9(水) -0.19% +0.00% +0.19ppt +15.96ppt
9/10(木) +0.20% -0.07% -0.27ppt +15.69ppt
9/11(金) -1.93% -0.24% +1.69ppt +17.38ppt
9/14(月) -0.81% +0.92% +1.73ppt +19.11ppt
9/15(火) -0.01% -0.65% -0.64ppt +18.47ppt

日経平均が下げた日は8日になり、そのうち7日が対日経プラス、今日の1日だけがマイナスです。上げた3日は、3日とも対日経マイナスのままです。

ただ、今日の日経平均はマイナス0.01パーセント。「下げた日」に数えてはいますが、実態はほぼ横ばいです。「日経が下げたから勝つ」のではなく、「日経を動かしている半導体株と、わたしの持っている銀行・商社・エネルギーが、それぞれ逆に動くから差がつく」——この11日間の並びは、そう読むのが正確だと思います。今日は、その「わたしの側」が売られた日でした。

本日の取引

今日買ったのは8銘柄・34株・合計61,013円。三井住友FG・住友林業・ヒューリックの3銘柄が押し目買い、残りの5銘柄がナンピンです。

銘柄(コード) 約定株数 約定単価 約定金額 意図
東鉄工業(1835) 2 3,890円 7,780円 ナンピン(26→28株)
アストロスケール(186A) 6 1,007円 6,042円 ナンピン(10→16株)
住友林業(1911) 4 1,233円 4,932円 押し目買い(244→248株)
ヒューリック(3003) 4 1,733円 6,932円 押し目買い(192→196株)
オカダアイヨン(6294) 4 1,951円 7,804円 ナンピン(146→150株)
パンパシフィックHD(7532) 10 727.3円 7,273円 ナンピン(150→160株)
三井住友FG(8316) 2 6,842円 13,684円 押し目買い(140→142株)
東京建物(8804) 2 3,283円 6,566円 ナンピン(94→96株)
合計 34 — 61,013円 —

押し目買いの3銘柄——平均取得単価は「上がる」

このブログでは、平均取得単価より上で買い増すのが押し目買い、下で買い増すのがナンピンと呼び分けています。押し目買いの3銘柄は、買い増すと平均取得単価が上がります。

銘柄 買い増し前 買い増し後 平均取得単価の変化
三井住友FG(8316) 140株・2,305円 142株・2,369円(証券会社の表示) +64円
ヒューリック(3003) 192株・約1,454円 196株・約1,460円 +6円
住友林業(1911) 244株・1,200円 248株・約1,201円 +1円

いちばん目立つのは三井住友FG(8316)です。たった2株なのに、平均取得単価はプラス64円。約定単価6,842円は、平均取得単価2,305円のおよそ3倍なので、2株でも平均を大きく引き上げます。取得利回りは7.81パーセントから7.60パーセントに下がりました。

それでも買ったのは、今日の三井住友FGがマイナス188円・マイナス2.67パーセントと、下落TOP5の2位まで売られていたからです。約定単価6,842円は、そのまま今日の終値でした。年間配当180円の会社予想に対して、今日の株価での現在利回りは2.63パーセント。わたしの取得利回りの7.60パーセントとは比べものになりませんが、「今から新しく買う2株」としては、下げた日に拾えたと思っています。

なお、三井住友FGは今年、9月末を基準日とする初の株主優待としてVポイントを導入しています。権利付き最終日は9月28日です。優待を受けるにはOlive口座に15万円以上の預金があることも条件なので、わたしはすでに入金を済ませました。

しかも、10月1日には1株を2株に分ける株式分割があり、分割後は2倍になった株数でVポイントがもらえます。わたしの142株は分割後に284株。今日買い増した2株も、優待の面では4株分として効いてくることになります。

ヒューリック(3003)は、昨日の1,757円50銭に続いて2営業日連続の押し目買い。今日は1,733円と、昨日より24円50銭安く買えました。年間配当67円で、取得利回りは約4.59パーセント、今日の約定単価での現在利回りは3.87パーセントです。長期金利が約30年ぶりの水準まで上がった日なので、不動産株にはまた逆風でした。

住友林業(1911)は、昨日プラス3.37パーセントで上昇TOP5の5位に入った銘柄です。昨日の終値1,259円から26円安い1,233円で4株。平均取得単価1,200円より33円上なので押し目買いですが、244株に4株なので平均取得単価はほとんど動きません。年間配当50円で取得利回り約4.16パーセントです。

ナンピンの5銘柄——9月に入って5〜6回目

銘柄 買い増し前 買い増し後 平均取得単価の変化 9月の回数
東鉄工業(1835) 26株・4,075円 28株・約4,062円 -13円 5回目
アストロスケール(186A) 10株・1,025円 16株・約1,018円 -7円 初
オカダアイヨン(6294) 146株・2,058円 150株・約2,055円 -3円 5回目
パンパシフィックHD(7532) 150株・826円 160株・約820円 -6円 6回目
東京建物(8804) 94株・3,499円 96株・約3,495円 -4円 5回目

5銘柄のナンピンで、平均取得単価の下がり幅は合計マイナス33円。三井住友FGの2株の押し目買いひとつで上がったプラス64円の、半分ほどです。ナンピンの効き目は「安さ×株数」、押し目買いで平均取得単価が上がる幅も「高さ×株数」——同じ買い増しでも、効き方はまったく対称ではないと、表にするとよく分かります。

アストロスケール(186A)は、7月27日の新規購入以来はじめての買い増しです。9月11日に発表した第1四半期決算は赤字拡大でしたが、手元資金は約350億円。10株に6株を足したので、ナンピンの比率は5銘柄のなかでいちばん大きいものの、平均取得単価と約定単価の差が18円しかないので、平均取得単価はマイナス7円にとどまりました。宇宙デブリの除去という事業は、配当ではなく将来性で持っている銘柄です。

パンパシフィックHD(7532)は、9月2日から6回目。約定単価は769円→769円40銭→755円60銭→748円→726円10銭と下がり続けてきましたが、今日の727円30銭は、はじめて前回を上回りました。わずか1円20銭ですが、「買うたびに安値を更新する」流れは、ひとまず止まったことになります。含み損は約マイナス11パーセント台と、まだ深いのが正直なところです。

東京建物(8804)の約定単価は、9月に入って3,385円→3,376円→3,338円→3,288円→3,283円。東鉄工業(1835)は3,960円→3,975円→3,965円→3,860円→3,890円、オカダアイヨン(6294)は1,960円→1,966円→1,959円→1,957円→1,951円です。どれも2株か4株ずつ、指値の水準まで来たら淡々と拾うという買い方を続けています。

📊 決算解析: AB&C(9251)——第3四半期は大幅増益、上昇TOP5の1位に

AB&C(9251)は、9月14日に2026年10月期の第3四半期決算を発表しました。9月9日の記事では「第3四半期決算は9月中旬の予定で、まだ発表されていない」と書いた銘柄です。今日のプラス5.95パーセント・上昇TOP5の1位は、この決算を受けた動きだと見ています。

発表内容(2026年10月期 第3四半期累計・2025年11月〜2026年7月):

項目 前年同期比
売上収益 +16.8%
営業利益 +57.7%
最終利益 +58%
5〜7月期(3カ月)の最終利益 +64%
通期営業利益計画に対する進捗率 86%超
通期見通し 最終利益+65%で3期ぶりの最高益更新を見込む
年間配当(会社予想) 60円

市場の反応: 前日比プラス90円・プラス5.95パーセントの1,602円。上場来高値を更新したとも伝わっています。

わたしの評価: 「Agu.」ブランドで美容室を直営とフランチャイズで展開する会社で、M&Aによる店舗数の増加が売上を押し上げたと伝わっています。第3四半期までで通期の営業利益計画の86パーセント超を稼いでいるので、残り1四半期で計画を達成できるかというより、どこまで上振れるかが次の焦点になりそうです。

9月9日の記事では、配当性向95.4パーセントの高さに触れて「利益が増えれば、同じ配当額でも配当性向は自然に下がる」と書きました。今回の増益は、まさにその方向の数字です。55株・平均取得単価1,019円に対して終値1,602円、含み益はプラス32,065円・プラス57.21パーセント。9月9日のプラス47.50パーセントから、ほぼ10パーセントポイント増えました。年間配当60円で取得利回り5.89パーセント、現在利回りは3.75パーセントです。

私の高配当株ポートフォリオ実績

上昇TOP5

銘柄(コード) 保有数 平均取得単価 終値 前日比(%) 評価損益 年間配当金 取得利回り 現在利回り
AB&C(9251) 55 1,019円 1,602円 +90(+5.95%) +32,065円 60円 5.89% 3.75%
トピー工業(7231) 20 2,963円 3,110円 +90(+2.98%) +2,940円 135円 4.56% 4.34%
クリヤマHD(3355) 10 1,165円 1,784円 +45(+2.59%) +6,190円 61円 5.24% 3.42%
五洋建設(1893) 14 1,401円 1,554円 +36.5(+2.41%) +2,142円 52円 3.71% 3.35%
キオクシアHD(285A) 10 56,044円 51,750円 +1,160(+2.29%) -42,940円 0円 0.00% 0.00%

1位のAB&C(9251)はプラス5.95パーセント。先ほど📊決算解析で書いた通り、第3四半期の大幅増益を受けた上昇です。

2位のトピー工業(7231)はプラス2.98パーセント。自動車や建設機械のホイール、鋼材などを手がける会社です。20株・平均取得単価2,963円に対して終値3,110円、含み益はプラス2,940円・プラス4.96パーセント。年間配当135円の会社予想で、取得利回り4.56パーセント、現在利回りも4.34パーセント。今日の上昇TOP5のなかでは、現在利回りがいちばん高い銘柄です。

3位のクリヤマHD(3355)はプラス2.59パーセント。工業用のゴムホースや建材などを扱う会社です。10株・平均取得単価1,165円に対して終値1,784円、含み益はプラス6,190円・プラス53.13パーセント。年間配当61円で取得利回り5.24パーセント、現在利回り3.42パーセントです。

4位の五洋建設(1893)はプラス2.41パーセント。昨日の1位に続いて、2日連続の上昇TOP5入りです。14株・平均取得単価1,401円に対して終値1,554円、含み益はプラス2,142円・プラス10.92パーセントと、含み益率が10パーセントを超えました。年間配当52円で取得利回り3.71パーセント、現在利回り3.35パーセントです。

5位のキオクシアHD(285A)はプラス2.29パーセント。2営業日続けて下落TOP5の1位だった銘柄が、今日は上昇TOP5に戻ってきました。含み損はマイナス54,540円からマイナス42,940円・マイナス7.66パーセントまで縮んでいます。それでも、昨日までの5営業日でマイナス15パーセントの下げのうち、戻したのはごく一部です。10月1日の1株→3株の株式分割までは、値動きの大きさに慣れておくしかないと思っています。

上昇TOP5の5銘柄を合計しても、今日の増加額はプラス19,311円。このうちキオクシアの10株だけでプラス11,600円です。上昇側は、金額としてはかなり小ぶりな一日でした。

下落TOP5

銘柄(コード) 保有数 平均取得単価 終値 前日比(%) 評価損益 年間配当金 取得利回り 現在利回り
丸紅(8002) 200 2,029円 4,952円 -139(-2.73%) +584,600円 115円 5.67% 2.32%
三井住友FG(8316) 142 2,369円 6,842円 -188(-2.67%) +635,166円 180円 7.60% 2.63%
豊田通商(8015) 55 2,439円 7,329円 -178(-2.37%) +268,950円 125円 5.13% 1.71%
ENEOS(5020) 400 465円 1,404円 -34(-2.36%) +375,600円 34円 7.31% 2.42%
住友商事(8053) 500 756円 1,770円 -40.5(-2.24%) +507,000円 40円 5.29% 2.26%

今日の下落TOP5は、5銘柄とも評価損益がプラス26万円〜63万円。含み益の大きい順に並べ替えても、わたしのポートフォリオの上位にそのまま入ってくる顔ぶれです。

そして、5銘柄の下げ幅はマイナス2.24パーセントからマイナス2.73パーセントと、きれいに揃っています。1銘柄だけが悪材料で崩れたのではなく、同じ種類の銘柄がまとめて売られた日の形です。

1位の丸紅(8002)はマイナス2.73パーセント。200株・平均取得単価2,029円に対して終値4,952円、含み益はプラス584,600円・プラス144.06パーセント。200株あるので、マイナス139円で27,800円減りました。年間配当115円で取得利回り5.67パーセント、現在利回り2.32パーセントです。

2位の三井住友FG(8316)はマイナス2.67パーセント。今日2株を押し目買いした銘柄で、142株・平均取得単価2,369円に対して終値6,842円、含み益はプラス635,166円・プラス188.81パーセントです。日本経済新聞は前日、「利上げで銀行株を買う」という定石が崩れ始めているという趣旨の記事を出していました。長期金利が上がっても銀行株が売られる——今日はその流れが続いた形に見えます。

3位の豊田通商(8015)はマイナス2.37パーセント。55株・平均取得単価2,439円に対して終値7,329円、含み益はプラス268,950円・プラス200.49パーセント。先週金曜にプラス209.68パーセントと書いた含み益率が、200パーセントぎりぎりまで下がりました。年間配当125円で取得利回り5.13パーセントです。

4位のENEOS(5020)はマイナス2.36パーセント。業種別で石油・石炭製品が下落率トップだった日なので、セクターごと売られた形です。400株・平均取得単価465円に対して終値1,404円、含み益はプラス375,600円・プラス201.94パーセント。年間配当34円で取得利回り7.31パーセントと、今日の下落TOP5のなかで取得利回りは2番目に高い銘柄です。

5位の住友商事(8053)はマイナス2.24パーセント。500株・平均取得単価756円に対して終値1,770円、含み益はプラス507,000円・プラス134.13パーセント。年間配当40円で取得利回り5.29パーセント、現在利回り2.26パーセントです。

下落TOP5の5銘柄だけで、今日の減少額はマイナス98,136円。ポートフォリオ全体のマイナス244,445円のうち、およそ4割をこの5銘柄が占めています。上昇TOP5の合計プラス19,311円の、約5倍です。

ポートフォリオ全体

評価額 含み損益 含み損益(%) 前日比 前日比(%)
37,247,898円 +13,357,116円 +55.91% -244,445円 -0.65%

評価額3,724万円、含み損益プラス1,335万円、含み損益率プラス55.91パーセント。昨日のプラス57.07パーセントから、マイナス1.16パーセントポイントです。

いつものように分解しておきます。

要因 影響
株価による変動 -1.02ppt
買い増しによる分母の増加 -0.14ppt
合計 -1.16ppt

今日は61,013円を買い増したので、分母の増加による押し下げはマイナス0.14ppt。昨日の11,342円のときはマイナス0.03pptでしたから、買った金額にほぼ比例しています。それでも今日の含み益率の低下の9割近くは、株価の下げによるものでした。

📚 初心者向けワンポイント解説:利益確定売りとは——含み益が2倍・3倍の主力株ほど、材料がなくても売られる日がある

今日の下落TOP5は、丸紅・三井住友FG・豊田通商・ENEOS・住友商事でした。5銘柄とも、個別に大きな悪材料が出たわけではありません。それでも揃ってマイナス2パーセント台で引けました。

こういう日によく使われるのが「利益確定売り(利確売り)」という言葉です。今日はこれを整理しておきます。なお、ここに書くのはわたし自身の考え方の整理で、どの銘柄を売るべき・買うべきという話ではありません。

そもそも、利益確定売りとは

含み益がある株を売って、利益を「確定」させることです。株価が上がっているうちは、利益はまだ画面の上の数字にすぎません。売った瞬間に、はじめて自分のお金として確定します。

大きく上がった銘柄ほど、「売れば利益が出る人」がたくさんいます。だから、相場全体に不安が出ると、そういう銘柄から先に売られやすい——と一般的には説明されます。

なぜ今日だったのか

今日の売りの理由を断定することはできませんが、考えられる背景は3つあると思っています。

背景 今日の状況
① 大きなイベントの直前 今夜から米FOMC、9月17〜18日に日銀の金融政策決定会合
② 長い休みの前 9月19日(土)から23日(水)まで5連休
③ 金利の急な上昇 長期金利が3.025%と約30年ぶりの高水準

①と②は、「結果が分からないまま、利益の出ている株を持ち越したくない」という心理につながります。③は、銀行株なら「利上げで儲かる」という期待がすでに株価に織り込まれていたのではないか、という見方にもつながります。どれも「会社の中身が悪くなった」という話ではないのがポイントです。

わたしの主力株は、どれくらい上がっていたのか

銘柄 終値÷平均取得単価 今日までの含み益 今日減った含み益 含み益に対する割合
丸紅(8002) 2.44倍 612,400円 -27,800円 4.54%
三井住友FG(8316) 2.89倍 661,862円 -26,696円 4.03%
豊田通商(8015) 3.00倍 278,740円 -9,790円 3.51%
ENEOS(5020) 3.02倍 389,200円 -13,600円 3.49%
住友商事(8053) 2.34倍 527,250円 -20,250円 3.84%

5銘柄とも、株価は平均取得単価の2.3倍から3.0倍。世の中の多くの人が「そろそろ利益を確定したい」と考えても不思議ではない水準です。

ただ、右の2列を見てください。今日マイナス2パーセント台の下げで減ったのは、それぞれの含み益の3.5〜4.5パーセントほどです。株価の下落率より、含み益の減り方のほうが大きく見えますが、それでも含み益の95パーセント以上は残っています。平均取得単価が低いというのは、こういう日のクッションになるということです。

わたしが利益確定しない理由

では、わたし自身はこういう日に利益を確定するのか。今のところ、主力株ではしないようにしています。理由は3つです。

1つめは、税金です。特定口座で利益を確定すると、その利益に20.315パーセントの税金がかかります。たとえば丸紅200株を今日の終値で全部売ると、含み益584,600円に対して税金は約118,761円。売らずに持っている間は、この税金を払うのを先送りできます。先送りした分も、株価と一緒に働き続けてくれるわけです。

2つめは、取得利回りです。丸紅の取得利回りは5.67パーセント、今日の株価での現在利回りは2.32パーセント。一度売ってしまうと、同じ銘柄を買い直しても、利回りは2.32パーセントからのスタートになります。取得利回りの高さは、長く持ってきた時間そのものなので、売れば時間ごと手放すことになると考えています。

3つめは、売ったあとの行き先です。利益を確定しても、そのお金をどこかに投資し直さなければ、配当は入ってきません。そして、5.67パーセントの取得利回りを持っている銘柄より条件のいい投資先を、すぐに見つけられる自信は、わたしにはありません。

利益確定売りそのものが悪いわけではない

誤解のないように書いておくと、利益確定売りは悪いことではありません。生活資金が必要になった、1銘柄に偏りすぎた、会社の中身が変わった——そういう理由があれば、利益を確定するのは立派な判断です。わたし自身も、7月には業績見通しを理由にプラス圏で売った銘柄があります。

大事なのは、「みんなが売っているから売る」のではなく、「自分の理由で売る」ことだと思っています。

そして、ほかの人の利益確定売りで下がった日は、長く持つつもりの人にとっては、少し安く買える日でもあります。今日のわたしは、下落TOP5の2位だった三井住友FGを、まさにその終値で2株押し目買いしました。平均取得単価はプラス64円上がりましたが、それでも取得利回りは7.60パーセントです。

配当情報

今日は、カナディアン・ソーラー・インフラ投資法人(9284)の分配金が入金されました。

銘柄 基準日の口数 1口あたり分配金 分配金総額 税額 受取額(税引後)
カナディアン・ソーラー・インフラ投資法人(9284) 2口 3,041円 6,082円 1,235円 4,847円

太陽光発電所に投資する上場インフラファンドで、決算は6月と12月の年2回です。今回は2026年6月期の分配金になります。

基準日の6月末には2口を持っていたので、2口分の分配金が入りました。ただ、7月28日に1口を売っているので、今の保有は1口です。次の12月期の分配金は、1口分だけになります。運用会社が出している12月期の予想は1口3,169円です。

税額1,235円の内訳は、所得税931円と住民税304円。分配金6,082円に対して20.315パーセントです。株式の配当と同じ税率で源泉徴収されますが、投資法人の分配金は、確定申告をしても配当控除の対象にはなりません。ここは普通の株の配当との違いです。

9月に入って11営業日で、税引後の受取配当は累計69,341円になりました。今日の買い増し61,013円を、少し上回る金額です。

明日以降の注目ポイント

  • 9月15〜16日の米FOMCの結果と、9月17〜18日の日銀金融政策決定会合。利上げ観測がどこまで織り込まれているか
  • 長期金利3.025%(一時3.035%)からの一段の上昇と、銀行株・不動産株への影響
  • 丸紅・三井住友FG・豊田通商・ENEOS・住友商事など、含み益の大きい主力株への売りが続くか
  • AB&C(9251)の決算後の上昇が続くか、上場来高値からの値動き
  • キオクシアHD(285A)の反発が続くか、10月1日の株式分割(1株→3株)に向けた需給
  • 10月1日の三井住友FG(8316)の株式分割(1株→2株)。分割後は142株→284株で、株主優待のVポイントも分割後の株数で付与
  • 9月19日(土)〜23日(水)の5連休を前にしたポジション調整
  • 9月末の権利付き最終日(9月28日)に向けた高配当株・優待株の買い需要

まとめ

今日9月15日は「日経平均はほぼ横ばいでも、わたしの主力株がまとめて売られた」という一日でした。日経平均マイナス0.01パーセントの63,484.10円、TOPIXマイナス0.52パーセントの4,037.16、わたしのポートフォリオはマイナス0.65パーセントという結果です。

9/15
日経平均 -0.01%
TOPIX -0.52%
わたしのポートフォリオ -0.65%

日経平均は前場に600円を超えて上げたものの、引けでは小幅に3日続落。長期金利は3.025パーセントと約30年ぶりの高水準まで上がり、FOMCと日銀会合を前に、銀行株や商社株に売りが出ました。業種別では石油・石炭製品が下落率トップです。

ポートフォリオは前日比マイナス244,445円・マイナス0.65パーセント、対日経マイナス0.64パーセントポイント・対TOPIXマイナス0.13パーセントポイント。52日累計は対日経プラス18.47パーセントポイントに縮みました。9月に入って初めて、日経が下げた日に対日経マイナスです。ただ、日経平均の下げはマイナス0.01パーセントとほぼ横ばいで、差を生んでいるのは「日経を動かす半導体株」と「わたしの持つ銀行・商社・エネルギー」の向きの違いだと、改めて確認した日でもあります。

上昇TOP5はAB&C(9251)プラス5.95パーセント、トピー工業(7231)プラス2.98パーセント、クリヤマHD(3355)プラス2.59パーセント、五洋建設(1893)プラス2.41パーセント、キオクシアHD(285A)プラス2.29パーセント。AB&Cは第3四半期の大幅増益で上場来高値を更新したと伝わり、五洋建設は2日連続のTOP5入りで含み益率が10パーセントを超えました。

下落TOP5は丸紅(8002)マイナス2.73パーセント、三井住友FG(8316)マイナス2.67パーセント、豊田通商(8015)マイナス2.37パーセント、ENEOS(5020)マイナス2.36パーセント、住友商事(8053)マイナス2.24パーセント。5銘柄とも株価は平均取得単価の2.3〜3.0倍で、5銘柄だけでマイナス98,136円。それでも減ったのは含み益の3.5〜4.5パーセントほどです。

本日の取引は8銘柄・34株・合計61,013円。三井住友FG・住友林業・ヒューリックを押し目買い、東鉄工業・アストロスケール・オカダアイヨン・パンパシフィックHD・東京建物をナンピンです。三井住友FGは2株で平均取得単価がプラス64円、5銘柄のナンピンを合わせても平均取得単価の低下はマイナス33円。パンパシフィックHDは、6回目にして初めて約定単価が前回を上回りました。

含み損益率はプラス57.07パーセントからプラス55.91パーセントへ、マイナス1.16パーセントポイント。カナディアン・ソーラー・インフラ投資法人の分配金4,847円が入り、9月の受取配当は累計69,341円です。

📚解説では「利益確定売り」を整理しました。大きく上がった主力株ほど、イベント前や連休前にはまとめて売られやすい。でも、わたしにとっては、税金の先送り・取得利回り・売ったあとの行き先の3つを考えると、主力株を利益確定する理由はまだありません。明日はFOMCの結果、そして週後半には日銀会合が控えています。

明日も、地味に、着実に。


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免責事項:本記事は個人の投資記録であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。投資はご自身の判断と責任で行ってください。