【2026年9月1日】高配当株PF記録|日経-0.15%でもPFは+1.46%の大幅アウトパフォーム、住友化・九電が市場上昇率トップ2、12月決算6社の中間配当40,870円が入金

今日のサマリー

9月相場の初日となった今日9月1日(火)の東京株式市場は、日経平均とTOPIXがまたしても逆方向に動く一日になりました。前日の米国市場でNYダウが3日続落となった流れを引き継ぎ、日本でも値がさのAI半導体関連に売りが先行。加えて国内の長期金利が一時3.000パーセント台に乗せ、いよいよ「金利3パーセント時代」が現実味を帯びてきたことも、グロース系の株価には重荷となりました。日経平均は前日比マイナス96円59銭・マイナス0.15パーセントの66,215円34銭と小幅続落で引けています。

ところが、市場の中身はまったく弱くありませんでした。プライム市場の値上がり銘柄数は845に対して値下がりは662と、上げている銘柄の方が明確に多い。時価総額加重のTOPIXはプラス25.57・プラス0.62パーセントの4,181.86としっかり上昇し、JPX日経400にいたっては9日続伸です。金利上昇を追い風にした金融株、ホルムズ海峡でサウジアラビア産原油を積んだタンカーがトラブルを抱えたと伝わったことで買われた資源関連、そして業種別騰落率で上昇トップとなった電気・ガス——指数の数字が下げていても、バリュー側には確実にお金が入っていたというのが今日の相場の実像でした。

そして、この構図はわたしのポートフォリオにとって最高の追い風になりました。わたしのポートフォリオはプラス1.46パーセント・プラス545,192円対日経ではプラス1.61パーセントポイント、対TOPIXでもプラス0.84パーセントポイントのアウトパフォームで、この夏でも屈指の一日です。含み損益率はプラス61.39パーセント、含み損益額はプラス1,438万円台と、いずれも過去最高を更新しました。さらに、12月決算企業6社の中間配当が税引後で合計40,870円入金——値上がりとインカムの両方が同じ日に届く、高配当株投資家にとってはご褒美のような一日でした。

今日の3大トピックは:

  1. 長期金利3パーセント接近でバリューに資金流入、日経平均マイナス0.15パーセントに対しポートフォリオはプラス1.46パーセントと対日経プラス1.61パーセントポイントの大幅アウトパフォーム
  2. 住友化学(4005)プラス8.37パーセント・九州電力(9508)プラス8.16パーセントが、そろってプライム市場の上昇率トップ2に入る
  3. 12月決算企業6社の中間配当が税引後合計40,870円入金、うちJT(2914)だけで18,424円

主要指数とポートフォリオの比較

指標 終値 前日比 騰落率
私のポートフォリオ 37,815,748円 +545,192円 +1.46%
日経平均 66,215.34円 -96.59円 -0.15%
TOPIX 4,181.86 +25.57 +0.62%

日経平均が下げてTOPIXが上げる、いわゆる逆行の日です。ただし今日は8月31日の逆行とは中身が違いました。8月31日のTOPIXはプラス0.23パーセントと控えめでしたが、今日はプラス0.62パーセントとはっきり上昇している。つまり指数の足を引っ張っているのが一部の値がさ半導体株だけで、それ以外の1,500社近くはむしろ買われていたということです。わたしのようにバリュー株を186銘柄に分散していると、こういう日はTOPIXよりさらに上を行く——今日のプラス1.46パーセントは、まさにその典型でした。

42日累計で対日経+17.14pptに大幅拡大

日付 日経平均 TOPIX ポートフォリオ 対日経差
7/2〜7/30 -8.56%累計 -0.94%累計 +5.20%累計 +13.76ppt累計
7/31(木) +4.03% +1.29% +0.06% -3.97ppt
8/3(月) -0.94% -1.08% -1.22% -0.28ppt
8/4(火) +0.32% +0.04% -0.49% -0.81ppt
8/5(水) +3.66% +2.13% +1.20% -2.46ppt
8/6(木・記事なし) -0.93% +0.19%(推計) +1.17% +2.10ppt
8/7(金) -0.12% +0.47% +0.70% +0.82ppt
8/10(月) +2.08% +0.63% -0.09% -2.17ppt
8/12(水) +0.83% +0.94% +0.61% -0.22ppt
8/13(木) +1.16% +0.89% +0.48% -0.68ppt
8/14(金) +0.59% +0.51% +0.28% -0.31ppt
8/17(月) +0.74% -0.31% -0.42% -1.16ppt
8/18(火) -2.54% -1.05% -0.15% +2.39ppt
8/19(水) -3.16% -3.09% -2.47% +0.69ppt
8/20(木) +1.36% +1.18% +1.35% -0.01ppt
8/21(金) -0.30% +0.19% +1.02% +1.32ppt
8/24(月) -0.74% +0.15% +0.28% +1.02ppt
8/25(火) +0.50% +0.50% +0.31% -0.19ppt
8/26(水) +0.62% +0.42% +0.21% -0.41ppt
8/27(木) -0.20% +0.15% +0.14% +0.34ppt
8/28(金) +0.41% +0.72% +0.28% -0.13ppt
8/31(月) -0.14% +0.23% +0.22% +0.36ppt
9/1(火) -0.15% +0.62% +1.46% +1.61ppt
42日累計 -5.51% +3.63% +11.63% +17.14ppt

42日累計は日経平均マイナス5.51パーセントに対してポートフォリオはプラス11.63パーセント、対日経通算プラス17.14パーセントポイント。前日のプラス15.53pptから一日でプラス1.61pptも積み増したことになります。この累計テーブルを7月から積み上げてきて改めて思うのは、アウトパフォームは毎日コツコツ稼ぐものではなく、今日のような「相場がバリューを見直す日」に一気に稼ぐものだということです。8月の後半はマイナス0.19pptやマイナス0.13pptといった僅差の負けが続いていましたが、そこで動かずに持ち続けていたから、今日の1.61pptが取れました。

本日の取引

本日は3銘柄・合計25,322円を買い増ししました。NSグループ(471A)は押し目買い、明豊ファシリティ(1717)と浜松ホトニクス(6965)はナンピンです。

銘柄(コード) 約定株数 約定単価 約定金額 意図
明豊ファシリティワークス(1717) 10 952円 9,520円 ナンピン(平均取得単価980円を下回る水準)
NSグループ(471A) 4 1,602円 6,408円 押し目買い(当日-2.02%の下げを拾う)
浜松ホトニクス(6965) 4 2,348.5円 9,394円 ナンピン(前日新規購入の2,372円を下回る)
合計 18株 25,322円

ナンピンと押し目買いを、同じ日に使い分ける

今日の3銘柄は、まったく同じ「買い増し」という行動でも、意味がはっきり分かれています

明豊ファシリティワークス(1717)は、建設プロジェクトの発注者側に立つCM(コンストラクション・マネジメント)の会社です。平均取得単価980円に対して今日の終値は952円と、マイナス6.62パーセントの含み損を抱えていた銘柄。ここに10株を952円で追加したので、平均取得単価は980円から974円に低下しました。予想配当は44円なので、取得利回りは4.49パーセントから4.52パーセントに改善——これがナンピンの効果です。派手さはありませんが、内需インフラの地味なバリュー株を、下がったところで淡々と拾い続けるのがわたしの基本形です。

NSグループ(471A)は逆でした。家賃債務保証を手がけるストック型ビジネスの会社で、平均取得単価1,369円に対して足元は1,602円、含み益率でプラス17パーセント台という、しっかり育っている銘柄です。今日は市場全体が上がるなかでこの銘柄だけマイナス2.02パーセントと逆行安になったので、そこを4株拾いました。平均より高い価格で買っているのでナンピンではなく、押し目買いです。買い増し後の平均取得単価は1,394円、予想配当76円に対する取得利回りは5.45パーセント——1,369円で買えていた頃より条件は悪くなりますが、それでも5パーセント台の利回りを追加で確保できるなら十分に納得できる水準だと思っています。

浜松ホトニクス(6965)は、昨日8月31日にフィジカルAI関連として2,372円で4株を新規購入したばかりの銘柄でした。それが翌日には2,348.5円まで下げたので、そのまま4株を追加。保有は8株、平均取得単価は2,372円から2,361円に低下しました。新規購入の翌日にいきなりナンピンというのは、我ながら少し性急な気もします。ただ、打診買いの段階は「まず持って値動きを追う」ことが目的なので、この規模なら許容範囲だと考えています。

3銘柄合わせて25,322円。3,700万円のポートフォリオに対しては0.07パーセントにも満たない規模ですが、こういう小さな買いを毎日積み重ねてきた結果が、186銘柄という今の分散です。

私の高配当株ポートフォリオ実績

上昇TOP5

銘柄(コード) 保有数 平均取得単価 終値 前日比(%) 評価損益 年間配当金 取得利回り 現在利回り
住友化学(4005) 100 474円 620.1円 +47.9(+8.37%) +14,610円 16円 3.38% 2.58%
九州電力(9508) 12 1,758円 2,192.5円 +165.5(+8.16%) +5,214円 50円 2.84% 2.28%
北海道電力(9509) 24 1,009円 1,171円 +67.5(+6.12%) +3,888円 33円(予想) 3.27% 2.82%
DIC(4631) 22 3,670円 5,295円 +256(+5.08%) +35,750円 150円 4.09% 2.83%
日本製鉄(5401) 600 567円 700.3円 +30.5(+4.55%) +79,980円 24円 4.23% 3.43%

今日の上昇TOP5は、そのまま今日の日本株の縮図でした。化学・電力・電力・化学・鉄鋼——AI半導体はひとつも入っていません

上昇1位は住友化学(4005)のプラス8.37パーセント。この日、プライム市場全体の値上がり率トップでした。材料としては、ドイツのグーテンベルク社と共同で3Dプリンタ向けのLCP(液晶ポリマー)フィラメントを開発したというリリースが伝わったこと、さらに複数の証券会社が投資判断や目標株価を引き上げたことが報じられています。平均取得単価474円に対して終値620.1円、含み益率はプラス30.82パーセント。2023年1月に100株を仕込んで以来、赤字転落の局面もじっと持ち続けてきた銘柄なので、この水準まで戻してくれたのは素直に嬉しいところです。

2位は九州電力(9508)のプラス8.16パーセント——こちらもプライム市場の値上がり率2位でした。今日は業種別騰落率で電気・ガスが上昇トップとなっており、九州電力に限らず電力セクター全体に資金が入っています。3位の北海道電力(9509)もプラス6.12パーセントと、わたしの保有する地方電力2社が揃って上昇TOP入りしました。政府補助の縮小に伴って9月の電気料金が全10社で引き上げになると報じられていたことなどが、セクター全体を見直す動きにつながったのではないかと見ていますが、特定の一社の材料というより「金利上昇局面でディフェンシブかつ内需のバリュー」に資金が向かったというのが実態に近い気がします。

4位のDIC(4631)はプラス5.08パーセント。印刷インキ・有機顔料の大手で、8月10日に配当を10円増配して年間150円としたばかりの銘柄です。今日はこの銘柄の中間配当1,228円も入金しており、値上がりと配当が同じ日に届きました。5位の日本製鉄(5401)はプラス4.55パーセント——600株という保有株数の大きさが効いて、わずかプラス30円50銭の上昇でも評価損益はプラス79,980円の増加です。7月1日に損出しのクロス取引を実施して平均取得単価を567円に整えた銘柄で、あの時の判断が今も効いています。

下落TOP5

銘柄(コード) 保有数 平均取得単価 終値 前日比(%) 評価損益 年間配当金 取得利回り 現在利回り
PILLAR(6490) 5 3,325円 9,800円 -400(-3.92%) +32,375円 188円 5.65% 1.92%
パンパシフィックHD(7532) 100 862円 776.6円 -30.4(-3.77%) -8,540円 8.5〜9円 0.99〜1.04% 1.09〜1.16%
楽天グループ(4755) 100 752円 756.4円 -19.6(-2.53%) +440円 0円(無配) 0.00% 0.00%
アドソル日進(3837) 40 967円 1,400円 -33(-2.30%) +17,320円 48円 4.96% 3.43%
FUJIMI(5384) 30 1,905円 3,485円 -75(-2.11%) +47,400円 77円 4.04% 2.21%

今日の下落TOP5は、最大の下げ幅がマイナス3.92パーセント5銘柄すべてがマイナス4パーセント以内に収まっており、しかも5銘柄中4銘柄が含み益を抱えたままという、極めて穏やかな下落側でした。上昇側が8パーセント台なのに下落側が4パーセント未満というのは、今日の相場がどれだけポートフォリオに有利だったかを端的に表しています。

下落1位はPILLAR(6490)のマイナス3.92パーセント、2位のパンパシフィックHD(7532)を挟んで5位がFUJIMI(5384)のマイナス2.11パーセント——半導体関連の2銘柄が下落側に並んだのは、日経平均が下げた理由とそのまま重なります。ただ、PILLARは平均取得単価3,325円に対して終値9,800円、含み益率プラス194.74パーセント、FUJIMIもプラス82.94パーセント。取得単価がここまで低ければ、日々のマイナス数パーセントは誤差のようなものです。

2位のパンパシフィックHD(7532)はマイナス3.77パーセントで、下落TOP5のなかで唯一の含み損銘柄(マイナス9.91パーセント)。ドンキホーテを運営する内需の代表格ですが、8月19日にも下落TOP2でマイナス11.08パーセントの含み損だった銘柄で、この夏は一貫して冴えません。3位の楽天グループ(4755)はマイナス2.53パーセント、8月10日のQ2決算ショックから戻りきらないまま、含み益はプラス440円・プラス0.59パーセントとほぼトントンの水準です。4位のアドソル日進(3837)はマイナス2.30パーセントですが、こちらは含み益プラス44.78パーセント・取得利回り4.96パーセントと、わたしのポートフォリオのなかでも優秀なインカム源です。

ポートフォリオ全体

評価額 含み損益 含み損益(%) 前日比 前日比(%)
37,815,748円 +14,383,920円 +61.39% +545,192円 +1.46%

評価額3,781万円、含み損益プラス1,438万円、含み損益率プラス61.39パーセント——いずれも過去最高です。前日のプラス59.12パーセントから一日でプラス2.27パーセントポイントの上昇で、ついに含み益率60パーセントの大台に乗せました

節目に乗った日ほど気を引き締めたいと思っています。含み益率60パーセントということは、逆に言えば、明日から相場が3割下げても取得単価は割らないということでもあります。この数字は誇るためのものではなく、次の下げ相場で狼狽しないための緩衝材として持っておきたいものです。

配当情報

今日は12月決算企業の中間配当がまとめて入金される日でした。税引後で合計40,870円です。

銘柄(コード) 保有数 1株中間配当(逆算) 受取額(税引後)
JT(2914) 170株 136円 18,424円
INPEX(1605) 230株 56円 10,264円
ブリヂストン(5108) 132株 60円 6,312円
クボタ(6326) 200株 26円 4,144円
DIC(4631) 22株 70円 1,228円
アサヒグループHD(2502) 24株 26円 498円
合計 40,870円

※1株中間配当は、税引後の受取額から源泉徴収20.315パーセントを逆算した参考値です。

最大の入金はJT(2914)の18,424円。170株保有で、年間配当272円の半分にあたる136円が中間配当として支払われました。JTは7月30日の中間期決算で業績を16.3パーセント上方修正し、同時に年間配当を234円から272円へ38円の増配を発表しています。平均取得単価3,817円に対して年間272円なので、取得利回りは7.12パーセント——170株を持っているだけで年間46,240円(税引前)が入ってくる計算です。

2番目はINPEX(1605)の10,264円。230株で1株あたり56円の中間配当でした。今日はホルムズ海峡のタンカートラブルで原油先物が上昇した日でもあり、資源価格の追い風と中間配当の入金が同じ日に重なるという、資源株を持っている醍醐味のような一日になりました。INPEXは含み益率プラス95パーセント台の主力銘柄で、株価も配当も原油に連動するという性格をよく理解したうえで長く付き合っていくつもりです。

アサヒグループHD(2502)だけは、少し注意が必要な入金でした。今の保有は28株なのに、配当が支払われたのは24株分の498円です。これは6月末の権利確定日時点では24株しか持っていなかったからで、その後に買い増した4株分は今回の中間配当の対象外になります。当たり前といえば当たり前ですが、「今持っている株数」と「配当をもらえる株数」は別物——買い増しを続けているポートフォリオだからこそ、ここは毎回意識しておきたいところです。

なお、8月末にも以下の入金がありました。

入金日 銘柄(コード) 保有数 受取額(税引後)
8/31 前澤工業(6489) 48株 1,072円
8/28 E・Jホールディングス(2153) 10株 351円
8/25 キヤノン(7751) 20株 1,275円

キヤノン(7751)も12月決算企業で、20株に対して1株80円の中間配当でした。8月末から9月頭にかけて、12月決算企業の中間配当が順番に届く時期に入っています。

📚 初心者向けワンポイント解説:「中間配当」とは——12月決算企業の配当カレンダーと、受取額を決めるのは「今の株数」ではない話

今日は12月決算企業の中間配当がまとめて入金された日だったので、この仕組みを整理しておきます。

そもそも中間配当とは

日本の上場企業の多くは、1年に2回、配当を出します期末配当中間配当です。

  • 期末配当: 決算期の末日を基準に、1年の締めくくりとして支払う配当
  • 中間配当: 決算期のちょうど半分の時点を基準に、前倒しで支払う配当

たとえば年間配当272円のJT(2914)なら、中間で136円、期末で136円というように、おおむね半分ずつに分けて支払われます(企業によっては中間と期末で金額が違うこともあります)。

決算期によって「入金が来る月」が変わる

ここが初心者のうちは混乱しやすいところです。日本企業の約7割は3月決算なので、配当といえば6月末〜7月に入金されるイメージを持っている方が多いと思います。実際、わたしも3月期決算の配当は6月から7月にかけて131銘柄・税引後27万円ほどを受け取りました。

でも、12月決算の企業はカレンダーがまるごと半年ずれます

決算期 中間配当の基準日 中間配当の入金 期末配当の基準日 期末配当の入金
3月決算 9月末 11月〜12月頃 3月末 6月〜7月頃
12月決算 6月末 8月末〜9月頃 12月末 3月〜4月頃

今日入金されたJT・INPEX・ブリヂストン・クボタ・DIC・アサヒグループHDは、いずれも12月決算の企業です。8月末から9月の頭は、12月決算企業の中間配当シーズン——高配当株を分散して持っていると、決算期がばらけている分だけ、配当の入金も1年を通じて分散するというメリットがあります。

受取額を決めるのは「今の株数」ではなく「基準日の株数」

もうひとつ、今日の入金で改めて実感したことがあります。アサヒグループHD(2502)は今28株持っているのに、配当は24株分しか入りませんでした

配当をもらう権利が確定するのは基準日(権利確定日)の時点です。12月決算企業の中間配当なら6月末そこから後に買い増した株には、その回の配当はつきません

アサヒグループHD(2502)
6月末(基準日)の保有株数 24株 ← この株数で配当が計算される
現在の保有株数 28株
今回の中間配当 24株分・税引後498円

逆に言えば、基準日さえ通過していれば、その後に売ってしまっても配当は受け取れます。株主優待のクロス取引が成立するのも、この仕組みがあるからです。

わたしのように毎日少しずつ買い増していくスタイルだと、「配当が思ったより少ないな」と感じる場面がよくあります。でもそれはたいてい間違いではなく、買い増したタイミングが基準日より後だったというだけの話です。次の基準日には、増えた株数の分だけきちんと配当が増える——そう考えると、今日の買い増しも来年3月の期末配当につながっていきます。

高配当投資家にとっての実務的な意味

まとめると、覚えておきたいのは3つです。

  1. 決算期がばらけていると、配当の入金も年間を通じて分散する——3月決算だけに偏らせない意味はここにもあります
  2. 中間配当の基準日は、決算期末のちょうど半年前——12月決算なら6月末、3月決算なら9月末
  3. 受取額は基準日時点の保有株数で決まる——買い増しの効果が配当に反映されるのは、次の基準日から

わたしの場合、3月決算の期末配当(6〜7月)、12月決算の中間配当(8〜9月)、3月決算の中間配当(11〜12月)、12月決算の期末配当(3〜4月)と、だいたい1年に4回、配当が届く季節が来ます。株価がどう動こうと、この入金だけは淡々と積み上がっていく——高配当株投資を続けていて一番安心できるのが、この部分です。

明日以降の注目ポイント

  • 国内の長期金利が3パーセント台に定着するかどうかと、銀行・地銀・保険といった金融セクターへの資金流入の持続性
  • 電気・ガスセクターの上昇が一過性か、それとも金利上昇局面でのディフェンシブ物色として続くのか
  • ホルムズ海峡の情勢と原油価格の行方、INPEX(1605)をはじめとする資源関連への影響
  • 米国株の3日続落が止まるか、AI半導体関連の売りが日本の値がさ株にどこまで波及するか
  • 今日プライム市場の上昇率トップだった住友化学(4005)が翌日以降も買われ続けるか、それとも材料一巡で反落するか
  • 9月末の権利付き最終日に向けた高配当株の需給、3月決算企業の中間配当の権利取り
  • キオクシアHD(285A)の10月1日の株式分割(1株→3株)に向けた値動き

まとめ

今日9月1日は「日経平均が小幅に下げた裏側で、バリュー株には確実にお金が入っていた一日」でした。日経平均マイナス0.15パーセントの66,215.34円、TOPIXはプラス0.62パーセントの4,181.86、わたしのポートフォリオはプラス1.46パーセントという結果です。

9/1
日経平均 -0.15%
TOPIX +0.62%
わたしのポートフォリオ +1.46%

国内の長期金利が一時3.000パーセント台に乗り、米国株の3日続落を引き継いでAI半導体関連には売りが出ました。しかしプライム市場は845銘柄が上昇して662銘柄が下落、金利上昇を追い風にした金融株、原油高で買われた資源株、そして業種別で上昇トップとなった電気・ガス——値がさ株が指数を押し下げているだけで、市場の中身はしっかり強かったというのが今日の本質です。

上昇TOP5には住友化学(4005)プラス8.37パーセント・九州電力(9508)プラス8.16パーセントという、プライム市場の上昇率トップ2がそのまま並びました。北海道電力(9509)・DIC(4631)・日本製鉄(5401)と続き、AI半導体は1銘柄も入っていません。下落TOP5はPILLAR(6490)のマイナス3.92パーセントが最大で、5銘柄すべてがマイナス4パーセント以内、うち4銘柄が含み益を維持という穏やかな下げに留まりました。

含み損益率はプラス59.12パーセントからプラス61.39パーセントへ、一日でプラス2.27パーセントポイントの上昇。含み損益額はプラス1,438万円台と過去最高を更新し、対日経42日累計もプラス17.14パーセントポイントまで拡大しています。

本日の取引は3銘柄・合計25,322円。NSグループ(471A)は含み益圏での押し目買い、明豊ファシリティ(1717)と浜松ホトニクス(6965)は含み損圏でのナンピン——同じ買い増しでも意味が違うことを意識しながら、今日も小さく積み上げました。

そして12月決算6社の中間配当が税引後40,870円入金。JT(2914)だけで18,424円、INPEX(1605)が10,264円です。株価の値上がりで54万円、配当で4万円——この両方が同じ日に届くのが、高配当バリュー株を長く持ち続けることの意味だと思っています。

明日も、地味に、着実に。


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免責事項:本記事は個人の投資記録であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。投資はご自身の判断と責任で行ってください。