【2026年6月12日】エンジニアの高配当株ポートフォリオ記録|米国AI半導体関連株高、中東情勢安定を意識し日経平均1,800円高(vs 日経平均・TOPIX)

今日のサマリー

今日の東京株式市場は、前日の米国AI半導体関連株と中東情勢の安定期待から日経平均株価一時2,800円高まで上がりました。その後は落ち着き1,800円高で引けました。
AI半導体関連株が強く買い戻される形となりました。
また、キオクシアが日本株時価総額でトヨタを抜いてTOPになりました。

わたしのポートフォリオはAI半導体関連株の影響が少ないため、指数ほど上昇はしませんでしたが、1%弱の上昇で今までナンピンした株が生きてきた形となります。

本日はSpaceXも上場しています。初値は$150とのことでした。

主要指数とポートフォリオの比較

指標 終値 前日比 騰落率
私のポートフォリオ 32,374,904円 +299,277円 +0.93%
日経平均 66,020.04円 +1,802.77円 +2.81%
TOPIX 3,881.96 +51.61 +1.35%

本日の購入銘柄

銘柄(コード) 約定株数 約定単価 平均取得単価
アサヒグループホールディングス(2502) 4 1496.5 1,618
日東製網(3524) 4 1,448 1,498
ライオン事務器(423A) 10 298 322
前澤ホールディングス(575A) 4 1,414 1,768
インソース(6200) 10 582 684
FPG(7148) 4 1,499 1,968
GMOフィナンシャルホールディングス(7177) 6 1,004 1,014
ハピネット(7552) 4 2,711 2,711
キムラユニティー(9368) 10 859 879

今日はハピネットを初めて購入しました。持ち株のエクストリームについて調べている時に、大手顧客がバンダイナムコゲームスという記載があったので、バンナムを調べていました。
その際に販売先がハピネットで、IP系の卸売業をしている企業のようです。高配当(3.69%)で継続的に利益を上げられそうだと思ったので買いました。
今更遅い感はありますが、継続して買っていきたいと思います。
また、日東製網など、割安高配当銘柄も見逃していましたので、買い増ししていきたいと思います。

さらに今日は楽天グループの損出しを行いました。
950円くらいで買っていて、今740円くらいです。一旦738円くらいで購入して、739円で売却しました。
税金対策としては有効ですね。

私の高配当株ポートフォリオ実績

下落TOP5

銘柄(コード) 保有数 終値 前日比(%) 評価損益 配当利回り
オプテックスグループ(6914) 6 3,995 -145(-3.50%) +8,982 1.9%
アサヒグループホールディングス(2502) 24 1,496.5 -48.5(-3.14%) -2,916 3.47%
ほぼ日(3560) 2 4,050 -130(-3.11%) +1,230 2.22%
富士フイルムホールディングス(4901) 56 3,401 -84(-2.41%) +13,048 2.21%
東京きらぼしフィナンシャルグループ(7173) 10 11,510 -280(-2.37%) +96,200 2.09%

上昇TOP5

銘柄(コード) 保有数 終値 前日比(%) 評価損益 配当利回り
スカパーJSAT(9412) 100 3,485 +245(+7.56%) +282,400 1.38%
PILLAR(6490) 5 9,250 +630(+7.31%) +29,625 2.03%
フジミインコーポレーテッド(5384) 30 4,145 +275(+7.11%) +67,200 1.86%
信越化学工業(4063) 78 7,188 +330(+4.81%) +241,956 1.47%
AREホールディングス(5857) 100 3,065 +136(+4.64%) +118,200 4.40%

スカパーJSATが換金売りから復活した感じでしょうか。
SpaceXは初値$150から開始し、$175くらいまで上昇していて好調のようです。
スカパーJSATもこの流れで上がっていけるでしょうか。

ポートフォリオ全体

評価額 含み損益 含み損益(%) 前日比 前日比(%)
32,374,904円 +10,682,874円 +49.25% +299,277円 +0.93%

📚 初心者向けワンポイント解説:「損出し(クロス取引)」とは

損出しとは、含み損のある銘柄を意図的に売却して損失を確定させ、その損失を同年内の利益や配当と相殺して節税につなげる戦略のことです。「損益通算」という税制ルールの仕組みは6/5の記事で取り上げましたが、今日はその実践テクニックとしての「損出し」、そのなかでも保有銘柄を手放さずに損失だけ確定できる「クロス取引」を実例つきで解説します。

クロス取引による損出しの仕組み

普通に含み損銘柄を売っただけだと、税金は安くなりますがその銘柄を手放してしまうことになります。「長期で持ち続けたい銘柄なのに、節税のためだけに手放すのはもったいない」というケースで使われるのがクロス取引——同じ銘柄を、ほぼ同じ価格で「売り」と「買い」を同時に出す手法です。

流れ 内容
① 買い注文を出す 同じ銘柄をいまの株価で買い直す(取得単価が現値にリセット)
② 売り注文を出す 元から持っていた分を売却 → 含み損が実現損として確定
③ 結果 手元の保有株数は同じ、含み損は確定して節税材料に

これで、保有株数を変えずに「含み損→実現損」への変換だけが行われます。

今日のわたしの楽天グループ(4755)の例

今日のわたしの楽天グループの操作がまさにこの実例です。

  • 取得単価:約960円(100株保有、含み損約-22,000円)
  • 株価が740円付近まで下がっていたので、ほぼ同じ価格でクロス取引を実行
  • 買い:100株を738円で買い
  • 売り:元の100株を739円で売却
  • 結果:約-22,000円の損失が実現損として確定、保有株数は100株のまま、新しい取得単価は738円にリセット

この-22,000円の実現損は、年内に確定した配当益や売却益と通算され、約4,500円ほどの節税効果(22,000円×20.315%)になります。

注意点(特に大事な3つ)

  1. NISA口座では損出しは使えない:NISAでは利益も非課税ですが、損失も「ないもの」扱いなので、損益通算の対象外
  2. 同一銘柄の「同日売買」は取得単価に影響することがある:細かいルールは証券会社の取扱いによるので、事前に確認しておくと安心
  3. 手数料を意識する:差益が小さくても手数料がかさめば節税メリットが薄れる。SBI証券・楽天証券などの手数料無料化を活用するのが基本

長期保有銘柄の節税戦略として有効ですが、「年内に通算できる利益・配当があってこそ意味がある」のがポイント。やりすぎに注意しつつ、年末に向けて含み損銘柄を整理する選択肢として頭に入れておくとよいと思います。

配当情報

6月12日の配当情報です。今日は1銘柄でした。

受渡日 銘柄名 株数 受取額(税引き前) 受取額(税引き後)
2026/06/12 東洋シヤッター(5936) 5 210円 168円

今日は1銘柄でした。割安の高配当銘柄です(PER6.94倍、PBR0.53倍、配当利回り4.9%)。
こういった銘柄は忘れがちなので、コツコツと買い増すことが重要です。

明日以降の注目ポイント

  • 6/16〜17 米FOMC。今週最大のイベント。利下げ観測の動向次第で、ハイテクとバリューのバランスが大きく揺れる
  • 6/16〜17 日銀金融政策決定会合(米FOMCと同週開催の見込み)。利上げ/据え置きの判断と長期金利の動きは、銀行株(三井住友FG 8316・みずほFG 8411・三菱UFJFG 8306)の大きな材料に
  • 6月下旬の株主総会シーズン本格化。3月期決算企業の株主還元方針(増配・自社株買い)の発表が出やすい時期
  • SpaceX上場後の値動き。初値$150→$175と好調スタート。スカパーJSAT(9412)の本格反発が続くか
  • キオクシアの時価総額首位の継続性。トヨタを抜いて時価総額1位という歴史的な日に。AI半導体一極相場のシンボル
  • 配当入金ラッシュのピーク。来週は6月配当のピーク週、再投資の最大の機会
  • ハピネット(7552)の値動き。新規購入銘柄として、業績・配当方針も含めて改めて確認したい

まとめ

昨日の朝の-1,800円安からは想像できない、日経平均一時+2,800円高→終値+1,802円高という大きな反発の一日でした。米AI半導体株高と中東情勢の安定期待を受けて、買い戻しが一気に入った形です。キオクシアがトヨタを抜いて日本株時価総額1位になるという、日本株史に残る出来事もあり、AI半導体一極相場の象徴的な日でもありました。

わたしのポートフォリオは**+0.93%で、日経平均(+2.81%)・TOPIX(+1.35%)を下回るパフォーマンス。AI半導体への露出が小さい構造の宿命ですが、それでもここまで連日ナンピンしてきた銘柄たちが今日生きてきた実感はあります。含み損益率は49.25%まで回復**し、50%の節目までもう一息のところに戻ってきました。

個別では、スカパーJSAT(9412)が+7.56%で換金売り終了からの本格反発。SpaceXが初値$150→$175と好調スタートを切ったことが追い風になりました。「テーマで売られた優良銘柄は、テーマがはがれて元の水準に戻る」というパターンの片鱗が、ここでも出てきた感じです。

そして今日のもう一つのハイライトは、楽天グループ(4755)で初めての損出し(クロス取引)を実施したこと。738円で買って739円で売って、実現損約-22,000円を確定。年内の配当益・売却益との通算で約4,500円の節税につながります。詳しくは上のワンポイント解説を読んでいただければと思います。

新規購入は**ハピネット(7552)。エクストリーム経由でバンナム→ハピネットのIP系卸の関係を調べていて見つけました。配当利回り3.69%、IPの安定収益という構造で長期保有に向きそうです。日東製網(3524)**も割安高配当銘柄として新たに買い増しスタートしています。

来週は米FOMC・日銀金融政策決定会合のダブルヘッダー。さらに3月期配当のピーク週でもあるので、入金された配当を再投資に回すサイクルが本格化します。短期の評価額に振り回されず、配当キャッシュフローを着実に育てる——その地味な作業を、来週も淡々と続けていきます。


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免責事項:本記事は個人の投資記録であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。投資はご自身の判断と責任で行ってください。