【2026年6月4日】エンジニアの高配当株ポートフォリオ記録|日経平均株価は反落。中東情勢と米株安が背景、ソフトバンクGは続落。(vs 日経平均・TOPIX)

今日のサマリー

2026年6月4日の東京株式市場は、中東情勢による原油高・リスク回避が相場全体の重しとなる中、AI・半導体株への利益確定売りが重なり、大幅反落しました。
米ブロードコムの株価が急落したことを受けて、AI半導体関連株が軟調。ソフトバンクGは11%超の下落となりました。

わたしのポートフォリオもスカパーJSATが続落しています。SpaceX上場前の換金売りのようですね。日本の宇宙関連株を売って、SpaceXを買うという流れです。
その他大きな傾向はないですが、ポートフォリオ全体の2/3くらいの株が値下がりしています。昨日の大きな反発からの利益確定売りでしょうか。

主要指数とポートフォリオの比較

指標 終値 前日比 騰落率
私のポートフォリオ 32,021,778円 -286,394円 -0.89%
日経平均 67,470.69円 -931.44円 -1.36%
TOPIX 3,951.85 -44.35 -1.11%

わたしがAI半導体関連株をあまり持っていないため、こういったAI半導体関連株が下落する局面では、日経平均・TOPIXをオーバーパフォームするのですが、下落には変わりありません。
昨日+1.3%くらいだったのですが、それがほぼ持っていかれた形になります。ただ、値上り益を取りに行っているわけではないので、それほど気にせずに安くなった株を買い続けたいと思います。

本日の購入銘柄

本日は昨日買えなかった分も含めてたくさん買ってしまいました。

銘柄(コード) 約定株数 約定単価 平均取得単価
積水ハウス(1928) 2 3,294 3,102
7&iホールディングス(3382) 4 1,849 1,934
高純度化学(4973) 2 5,500 4,518
日本製鉄(5401) 10 540.5 577
前澤ホールディングス(575A) 4 1,531 1,888
インソース(6200) 10 586 697
アコム(8572) 10 442.1 472
三菱HCキャピタル(8593) 4 1258.5 863
東京建物(8804) 2 3,139 3,548
明和地所(8869) 10 772 757
MIRARTHホールディングス (8897) 10 405 391

積水ハウスは朝下がっていたんですが、決算発表の結果を受けて上昇したようです。
不動産関連は軒並み下がってますね。明和地所はいつの間にこんなに下がってたのかというくらいの株価になっています。
その他ですと、初心にかえって三菱HCキャピタルのような連続増配株を安いときに少しずつ買っていきたいです。

私の高配当株ポートフォリオ実績

下落TOP5

銘柄(コード) 保有数 終値 前日比(%) 評価損益 配当利回り
スカパーJSAT(9412) 100 3,415 -305(-8.20%) +275,400 1.41%
日本取引所グループ(8697) 100 2,039 -94(-4.41%) +61,400 3.09%
AREホールディングス(5857) 100 3,160 -140(-4.24%) +127,700 4.27%
楽天グループ(4755) 100 767.1 -25.4(-3.21%) -19,290 0.00%
ENEOSホールディングス(5020) 400 1,287 -40.5(-3.05%) +328,800 2.64%

スカパーJSATはSpaceXの換金売りということがわかりました。まだ売られるかもしれませんが、一旦このままホールドします。
日本取引所グループ(JPX)は、連日の売買が活況で上昇していたので、利益確定売りが出たと思います。

上昇TOP5

銘柄(コード) 保有数 終値 前日比(%) 評価損益 配当利回り
竹内製作所(6432) 40 7,510 +410(+5.77%) +123,200 2.93%
ふくおかフィナンシャルグループ(8354) 2 6,747 +212(+3.24%) +3,360 3.11%
クリヤマホールディングス(3355) 10 1,597 +50(+3.23%) +4,320 3.82%
東京きらぼしフィナンシャルグループ(7173) 10 12,060 +360(+3.08%) +101,700 1.99%
十六フィナンシャルグループ(7380) 50 2,084 +52(+2.56%) +81,250 2.40%

竹内製作所は本業が好調なのと、米国関税の緩和期待でしょうか。
地銀がいくつか上がっていますね。金利上昇の思惑でしょうか。

ポートフォリオ全体

評価額 含み損益 含み損益(%) 前日比 前日比(%)
32,021,778円 +10,693,579円 +50.14% -286,394円 -0.89%

📚 初心者向けワンポイント解説:「換金売り」とは

換金売りとは、保有している株式を現金化するために売却すること全般を指します。普段の値動きとは別に、「別の銘柄を買うための資金を作る」「IPOに参加するための資金を捻出する」「相場全体の暴落で現金を確保したい」といった、銘柄固有の業績悪化とは違う理由で起きる売りのことです。

業績の悪化ではなく「お金を別の場所に動かすための売り」なので、

  • 売られている銘柄の業績ファンダメンタルズには変化がない
  • 売り圧力が一巡すると、株価は元の水準に戻りやすい
  • 「需給要因の急落」として、長期投資家にとっては買いのチャンスになりうる

という特徴があります。

今回のスカパーJSAT(9412)の例:SpaceXのIPO準備による換金売り

ここ数日、わたしの保有銘柄のなかでもスカパーJSATが連日大きく下げています(6/1 -11.63%、6/3も続落、6/4 -8.20%)。これは業績悪化ではなく、世界最大手の宇宙事業者であるSpaceX(イーロン・マスク氏のスペースX)のIPO(新規株式公開)が近づいていることに関連していると見られます。

機関投資家のなかには「SpaceXのIPOに大きく資金を投じたい」と考えているところがあり、そのための資金捻出として、競合や類似テーマで保有していた日本の宇宙関連株(スカパーJSAT・宇宙関連ETFなど)を売ってキャッシュ化する動きが出ているのです。これがまさに「換金売り」の典型例です。詳しいSpaceX IPOの背景や宇宙関連株のテーマ性については6/1の記事「宇宙関連株とは」で取り上げました。

長期投資家としてはどう向き合うか

換金売りによる急落は、業績要因ではなく需給要因です。スカパーJSATも、衛星通信事業の本業や配当方針に変化があったわけではありません。わたしの平均取得単価は661円で、終値3,415円のいまでも含み益+275,400円の水準なので、慌てて投げ売る理由はありません。

「換金売りの波が一巡するまでホールド、もし極端に売り込まれて配当利回り3%以上に戻ってくるようなら、改めて買い候補として検討する」——こういうフラットな目線を保つことが大事だと思っています。テーマ性で買われすぎていた株が、テーマがはがれて元の水準に戻る——これは過去にも何度も繰り返されてきたパターンなので、「テーマ買いには乗らない、テーマ売りで安くなったら拾う」を徹底するのが、長期バリュー株投資家の戦い方かなと思っています。

明日以降の注目ポイント

  • 米雇用統計(6/6予定)に向けた最終調整。週後半のADP雇用統計・新規失業保険申請件数も合わせて、ドル円・米金利・米株に影響
  • 中東情勢と原油価格の続報。今日の急落の引き金。WTI原油・INPEXなどの資源株の動向は要観察
  • 米ブロードコム急落の余波。米AI半導体株が日本のSOX関連銘柄(東京エレクトロン・アドバンテスト・ディスコ・ソフトバンクG)にどう波及するか
  • SpaceX IPOの正式日程と価格。日本の宇宙関連株(スカパーJSATなど)の換金売りがいつ一巡するか
  • インソース(6200)・前澤HD(575A)など、ナンピンを続けている銘柄の下げ止まりライン
  • 配当入金ラッシュの継続。来週もメガ企業の配当が続々と入金される見込み

まとめ

昨日(6/3)の+1.29%上昇分が、今日(6/4)の-0.89%でほぼ持っていかれた形になりました。日経平均-1.36%・TOPIX-1.11%をどちらもアウトパフォームしているので、相対的な動きとしては悪くないのですが、絶対値で見ると2日間で行って戻ってきただけ、というのは正直モヤモヤします。

ただ今日は、6/3とは真逆の構造で動いた一日でした。

  • 6/3:AI半導体株一極で日経・TOPIXが上昇、わたしのポートフォリオは追いつけず
  • 6/4:AI半導体株(ブロードコム急落・ソフトバンクG-11%)が逆に重しになって日経が下げ、わたしのポートフォリオは耐えた

「半導体を持っていないことのデメリット」と「持っていないことのメリット」が、たった2日のあいだに両方出るあたり、相場の振れの大きさを感じます。わたしのポートフォリオは構造的にTOPIX寄りで動く——これを変えずに、自分のスタイルを守ることが結局は長期で報われる、と改めて思いました。

そして今日は11銘柄を一気に買い増し。積水ハウス(決算好感)、東京建物、明和地所、MIRARTH HD、前澤HDといった不動産・建設関連が下げているところを中心に、7&iHD・日本製鉄・アコム・三菱HCキャピタル・インソース・高純度化学までと、幅広く拾いました。特に三菱HCキャピタル(8593)の連続増配株を、安くなったときに少しずつ買い増すというのは、長期高配当バリュー株投資の原点という感じで、ちょっと初心にかえった気持ちでした。

含み損益率は今日もかろうじて50.14%をキープ。50%という心理的な節目を割らずに済んだのは、上記の分散買いと、上昇TOP5の地銀勢(ふくおかFG・東京きらぼしFG・十六FG)が支えてくれたおかげです。配当入金のラッシュもまだまだ続きます。短期の評価額の上下に振り回されず、配当キャッシュフローを着実に育てる——その地味な作業を、明日も淡々と続けていきます。


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免責事項:本記事は個人の投資記録であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。投資はご自身の判断と責任で行ってください。