【2026年6月1日】エンジニアの高配当株ポートフォリオ記録|日経平均株価一時6万7000円台に乗せるもバリュー株は売られる(vs 日経平均・TOPIX)

今日のサマリー

6/1の東京株式市場は、日経平均だけを見ると非常に強い相場でしたが、実態としてはAI・半導体関連に資金が集中し、広い銘柄には売りが出た相場でした。

日経平均は前営業日比**+604.83円(+0.91%)の66,934.33円で続伸し、終値ベースで史上最高値を更新しました。取引時間中には一時67,231.28円**まで上昇し、初めて67,000円台に乗せる場面もありました。

一方で、TOPIXは、**-16.47ポイント(-0.42%)の3,940.70**と反落しました。日経平均が大幅高なのにTOPIXが下落しており、指数寄与度の高い一部銘柄だけが相場を押し上げた形です。

上昇の中心はソフトバンクグループ、キオクシア、電子部品・半導体関連でした。特にソフトバンクGは、フランスのAIインフラ整備に今後5年間で450億ユーロを投資するとの発表が好感され、14%超高となり、時価総額でトヨタを上回りました。

わたしのポートフォリオはほとんど下落し、-1.93%と非常に厳しい相場でした。

主要指数とポートフォリオの比較

指標 終値 前日比 騰落率
私のポートフォリオ 31,857,303円 -626,166円 -1.93%
日経平均 66,934.33円 +604.83円 +0.91%
TOPIX 3,940.70 -16.47 -0.42%

日経平均とTOPIXの乖離がある場合は、日経平均株価寄与度の高いAI半導体関連株かファーストリテイリングが大きく動いたんだろうと思ってます。
今日はソフトバンクGやキオクシアなどが大きく上昇しました。ソフトバンクGがトヨタの時価総額を超えるという、期待が株価を押し上げるすごいことになっていると思います。
TOPIXにはある程度連動したいと思っているわたしのポートフォリオは1.5%も下回ってしまっています。
2%近い下落は久々にくらったなという感じですが、いい買い場だと思って前向きに取り組みます。

本日の購入銘柄

今日は少し忙しくしていて、ゆっくり銘柄を選べませんでした。
わたしは基本的に単位株未満で少しずつ買い足す形なので、13:30までに注文を入れて、終値で約定するようにしています。
13:30手前でバタバタしながら3銘柄だけ買うことができました。

銘柄(コード) 約定株数 約定単価 平均取得単価
合同製鐵(5410) 4 2,600 3,410
パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(7532) 10 823.5 893
三菱HCキャピタル(8593) 10 1,270 861

三菱HCキャピタルは本当に久々に購入しました。前回の購入は株価が1,000円付近をウロウロしていたときだったと思います。
好業績で、連続増配記録も更新中となれば、以前と比べると割高のような気がする現在の価格でもまだ安いような気がしてきます。

私の高配当株ポートフォリオ実績

下落TOP5

銘柄(コード) 保有数 終値 前日比(%) 評価損益 配当利回り
スカパーJSAT(9412) 100 3,950 -520(-11.63%) +328,900 1.22%
パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(7532) 60 823.5 -54.7(-6.23%) -4,170 1.03%
メタウォーター(9551) 12 3,345 -210(-5.91%) -204 2.39%
丸紅(8002) 200 4,918 -278(-5.35%) +577,800 2.34%
合同製鐵(5410) 30 2,600 -147(-5.35%) -24,300 3.85%

スカパーJSATは、利益確定売りでしょうか?それにしても急に下げていたのでびっくりしています。
元々は高配当株で、私の平均取得単価は661円でした。それが今はPER約40倍、配当利回り1.22%の成長期待株になっています。

4位に丸紅が入っていますが、それ以外にも7位に三井物産、9位に双日と、商社が弱かった1日でした。

上昇TOP5

銘柄(コード) 保有数 終値 前日比(%) 評価損益 配当利回り
ツガミ(6101) 2 7,000 +680(+10.76%) +7,770 1.03%
グッドパッチ(7351) 100 531 +28(+5.57%) +3,700 1.88%
フジミインコーポレーテッド(5384) 30 4,115 +155(+3.91%) +66,300 1.87%
日本取引所グループ(8697) 100 2,008.5 +57.5(+2.95%) +58,350 3.04%
オプテックスグループ(6914) 6 4,380 +120(+2.82%) +11,292 1.48%

AI半導体株が半分ほど入っています。その他は連日あげているグッドパッチとJPXです。
グッドパッチは特に材料がなさそうで、UXの会社として見直されているのでしょうか。確かに単価も高く質の高いサービスを提供しているイメージがあります。
JPXは6/1に発表した2026年5月の売買状況が活況だったため買われた形になると思います。

ポートフォリオ全体

評価額 含み損益 含み損益(%) 前日比 前日比(%)
31,857,303円 +10,647,578円 +50.20% -626,166円 -1.93%

📚 初心者向けワンポイント解説:「宇宙関連株」とは

宇宙関連株とは、衛星打ち上げ・通信衛星の運用・ロケット製造・衛星画像/データ提供・宇宙ゴミ除去など、宇宙開発と宇宙利用に関する事業を手がける企業の株式の総称です。日本ではスカパーJSAT(9412)、IHI(7013)、三菱重工(7011)、ispace(9348)、Synspective、QPS研究所などが代表的な銘柄として扱われています。

近年、衛星通信需要の拡大、地球観測ビジネスの実用化、月面開発の進展などを背景に、「宇宙関連株」というテーマ性で買われる相場が広がってきました。日本だけでなく、米国でもRocket Lab、AST SpaceMobile、Iridiumといった銘柄がこのテーマで物色されています。

ただし、いま宇宙関連株を語るうえで避けて通れないのが、SpaceX(イーロン・マスク氏のスペースX)のIPO観測です。SpaceXは長年未上場でしたが、ここ最近、衛星通信サービス「Starlink」部門の分離上場や、本体IPOの観測報道が定期的に出ています。SpaceXは打ち上げコストでも衛星通信規模でも他社を圧倒する立場で、もし本格的に株式市場に登場すれば、「宇宙関連の投資マネーは一気にSpaceX一極へ向かう」との見方が広がりやすくなります。

実際、今日のスカパーJSATのマイナス11.63%という急落も、これまでテーマ買いで膨らんでいた期待が、SpaceXのIPO観測やStarlinkとの競争の意識から一気にはがれた——という解釈ができます。わたしの平均取得単価661円のころは、スカパーJSATは「衛星通信オペレーターの高配当株」でしたが、株価が3,950円まで上がった現在は、配当利回り1.22%・PER約40倍と、もはやバリュー株ではなく成長テーマ株として評価されている状態でした。テーマ買いされた株は、テーマがはがれると急速に元に戻る——その怖さが出た一日だったと思います。

宇宙関連株は夢のあるテーマですが、本業の収益力(衛星事業の利益)に対して株価が大きく先行している銘柄が多いので、長期バリュー株投資の文脈で買うときは、テーマ性ではなく実際の事業の稼ぐ力と配当で判断するスタンスを崩さないことが大切だと思います。

配当情報

6月1日の配当情報です。今日は5銘柄でした。

受渡日 銘柄名 株数 受取額(税引き前) 受取額(税引き後)
2026/06/01 三井松島ホールディングス(1518) 75 3,075円 2,452円
2026/06/01 十六フィナンシャルグループ(7380) 10 1,400円 1,116円
2026/06/01 丸紅(8002) 200 11,500円 9,164円
2026/06/01 稲畑産業(8098) 130 8,450円 6,734円
2026/06/01 NTT(9432) 3,100 8,215円 6,547円

だいぶ大きな金額が入ってきました。今はまだ再投資中ですが、この金額がさらに増え、自由に使って良い日が来ると思うと楽しみです。

明日以降の注目ポイント

  • 日経平均の天井圏での値持ち。67,000円台に一時タッチした後の反応。半導体一極集中の歪みが続くか、それともTOPIX側(バリュー株・銀行・商社)への資金回帰が起きるか
  • 商社株の反発有無。今日は丸紅・三井物産・双日と5大商社が軒並み下落。配当再投資資金の本格化と合わせて、買い場になり得るか
  • スカパーJSAT(9412)の反発有無。テーマがはがれて急落した銘柄の下げ止まりラインを確認したい
  • 米雇用統計(6/6予定)。今週最大の米経済材料。為替・金利を通じて日本株に波及
  • 配当入金ラッシュ継続。今日も5銘柄で税引き後合計約26,000円。来週も続々と入金される見込み
  • ソフトバンクG(9984)の天井圏。トヨタの時価総額を上回る規模になり、AI投資テーマでさらに買われるか、一服するか

まとめ

6月相場入りの初日は、日経平均が一時67,000円台に乗せて終値ベースの史上最高値を更新する一方、TOPIXは下落、わたしのポートフォリオは、マイナス1.93%と今年でも有数の大きなマイナスになりました。日経平均+0.91%との乖離は2.84ポイント、TOPIX-0.42%との乖離も1.51ポイント——これだけ差がつくのは、半導体・ソフトバンクGという一握りの大型株が指数を押し上げる典型的な「歪んだ相場」だったからです。

正直、マイナス62万円という金額が日中の評価額に出ているのを見るのは精神的にかなりしんどいです。せっかく配当が入ってきても、その何十倍ものスピードで含み益が削れていくと、「自分のやっていることは本当に正しいのか?」という疑いが頭をよぎります。

でも、いったん落ち着いて整理すると、こう考えられます。

  • 今日の-1.93%は、業績の悪化ではなく需給による下落。商社・建設・素材といったわたしの保有銘柄の本業に何か変化があったわけではない
  • 半導体・AIテーマへの一極集中は、過去にも何度も起きて、そのたびに揺り戻しが来てきた。バリュー側に資金が戻る局面は必ずある
  • そして今日も、配当が5銘柄で税引き後合計約26,000円入金された。短期の評価額の動きとは独立に、配当キャッシュフローは積み上がり続けている
  • 何より今日は、急落した銘柄を安く拾えるチャンスでもあった。合同製鐵をナンピン買いし、パンパシも追加、三菱HCキャピタルも数年ぶりに買い増しできた

「下げ相場で買い増しできる」のは、配当再投資の入金が始まっていて、入金できる資金がある今だからこそ。長期バリュー株投資の本質は、評価額の上下に振り回されず、こういう日に静かに仕込み続けることだと思っています。

ここを乗り越えた先に、雪だるま式に増えていく配当キャッシュフローが待っている——そう信じて、明日からも淡々と続けていきます。今日の-1.93%は、確かに痛いですが、後から振り返ったときに「あのときよく拾えた」と思える日になっているはずです。


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免責事項:本記事は個人の投資記録であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。投資はご自身の判断と責任で行ってください。