【2026年6月2日】エンジニアの高配当株ポートフォリオ記録|日経平均・TOPIXともに反落も小幅でAI半導体関連株はやはり強い(vs 日経平均・TOPIX)

今日のサマリー

日経平均は3営業日ぶりに反落しました。前日6/1に最高値を更新していたため、利益確定売りが出やすい地合いでした。さらに、米国とイランの協議停滞や原油高への警戒から、機械・自動車・商社など景気敏感株に売りが出ました。日経平均は一時1,383円安の65,551円台まで下げましたが、後場は先物買いや押し目買いで急速に下げ幅を縮めています。

後場に下げ渋った主因は、AI・半導体関連への買いが残っていたことです。キオクシアは投資家向け説明会を控え、株主還元や設備投資への期待から後場に一段高となりました。アドバンテスト、東京エレクトロン、ソフトバンクグループ、ソニーGも上昇。一方で、TDK、ファーストリテイリング、ファナック、信越化学などは下落しました。

この流れですと、私のポートフォリオは日経平均をアンダーパフォームしそうな感じですが、そうはなりませんでした。
値上がり銘柄数より値下がり銘柄数の方が多かったのですが、なんとか耐えたという展開でした。
ただ、トータルリターンは50%を切ってしまって、キャピタルゲイン目的ではないのですが、少し残念な気持ちです。

主要指数とポートフォリオの比較

指標 終値 前日比 騰落率
私のポートフォリオ 31,826,099円 -80,825円 -0.25%
日経平均 66,734.24円 -200.09円 -0.30%
TOPIX 3,924.24 -16.46 -0.42%

日経平均、TOPIXは反落で、昨日まではほぼ最高値だったので、利益確定売りが出たのかと思います。
私のポートフォリオは連日下げていて、続落です。
中東情勢もまだ安心できないので、どこまで下がるのか?という感じです。

本日の購入銘柄

今日は朝だいぶ弱かったので、多めに買ってしまいました。
後場であんなに戻すとは思ってなくて、ちょっと誤算でした。

また、今日は初めて東京センチュリー(8439)を買いました。
伊藤忠系のリース会社で業績もとてもよい企業です。PER9.2倍、PBR1倍、配当利回り3.88%、配当性向35%程度で、とても優秀です。

銘柄(コード) 約定株数 約定単価 平均取得単価
安藤ハザマ(1719) 4 1,720.5 1,806
栗本鐵工所(5602) 4 1,342 1,545
前澤ホールディングス(575A) 4 1,600 1,915
インソース(6200) 10 600 702
オカダアイヨン(6294) 4 1,925 2,148
月島ホールディングス(6332) 2 2,475 2,839
東京センチュリー(8439) 2 2,321.5 2,321.5
メタウォーター(9551) 2 3,270 3,349

こうしてみると下水道銘柄が多かったですね。

私の高配当株ポートフォリオ実績

下落TOP5

銘柄(コード) 保有数 終値 前日比(%) 評価損益 配当利回り
ツガミ(6101) 2 6,560 -440(-6.29%) +6,890 1.10%
前澤ホールディングス(575A) 52 1,600 -87(-5.16%) -16,380 2.50%
スカパーJSAT(9412) 100 3,755 -195(-4.94%) +309,400 1.28%
信越化学工業(4063) 78 7,473 -320(-4.11%) +264,186 1.42%
東洋製罐グループホールディングス(5901) 8 3,778 -159(-4.04%) +1,392 4.92%

AI半導体関連株のツガミ、信越化学が下げていますが、上がっていたので利益確定売りでしょうか。
下落2位に前澤ホールディングスが入っています。前澤工業と前澤化成工業の持ち株会社として上場しました。
もともと持っていた前澤工業の株がそのまま移動した形になります。急に下がっていて驚きましたが、バリュエーションの見方が難しいですね。
あと、今日は下水道関連銘柄が全体的に弱かったみたいです。

上昇TOP5

銘柄(コード) 保有数 終値 前日比(%) 評価損益 配当利回り
東ソー(4042) 100 2,794.5 +149.5(+5.65%) +72,550 3.58%
クボタ(6326) 200 2,931.5 +142(+5.09%) +217,500 1.77%
INPEX(1605) 230 3,567 +151(+4.42%) +420,210 3.03%
任天堂(7974) 20 7,426 +263(+3.67%) +7,740 2.18%
竹内製作所(6432) 40 6,860 +210(+3.16%) +97,200 3.21%

東ソーは目標株価の引き上げがあり上昇しました。
クボタは米国の関税が25%->15%に引き下げられたことによる業績回復期待で買われました。
竹内製作所も関税引き下げ期待からでしょうか、買われたようです。コマツも買われるかと思いましたが、1%くらいの上昇でした。
任天堂はやはり7,000円近辺にサポートラインがありそうですね。
INPEXは中東情勢のリスクが上がると株価も上がります。

ポートフォリオ全体

評価額 含み損益 含み損益(%) 前日比 前日比(%)
31,826,099円 +10,567,840円 +49.71% -80,825円 -0.25%

📚 初心者向けワンポイント解説:「持株会社(ホールディングス)」とは

持株会社(ホールディングス、Holding Company)とは、自社では事業をほとんど行わず、複数の事業会社の株式を保有することで、グループ全体を支配・運営する会社のことです。会社名の末尾に「〇〇ホールディングス」「〇〇HD」とついている会社はだいたいこのタイプです。

純粋に株式保有と経営管理だけを行う純粋持株会社と、自らも事業を持ちつつ子会社も保有する事業持株会社の2種類があります。日本では2000年代以降の規制緩和で持株会社化が一気に広がり、最近も経営統合や再編のタイミングで設立されるケースが増えています。

メリットとデメリットを整理すると次のようになります。

メリット デメリット
子会社ごとに専門経営できる 持株会社の管理コストが二重に発生
M&Aや経営統合がスムーズ 子会社の中身が見えにくくなる
グループ全体最適の意思決定が速い 子会社間のシナジーが薄まることも
子会社のリスクを遮断しやすい バリュエーション(評価)が難しくなる

今日の前澤ホールディングス(575A)の例

今日下落TOP5の2位に入った前澤ホールディングス(575A) は、まさにこの持株会社化の典型例です。前澤工業と前澤化成工業の経営統合にともなって設立された純粋持株会社で、両社の株式を保有する形になりました。わたしも従来「前澤工業(6489)」として保有していた株が、移管によって自動的に「前澤HD(575A)」の株に切り替わっています。

新規に上場した持株会社の株価は、バリュエーション(割安・割高の判断)が難しい時期にしばらく入ります。理由は、

  • 統合直後で連結ベースの利益・配当方針が市場にまだ織り込まれていない
  • アナリストカバレッジが薄く、目標株価が出そろっていない
  • 移管前の株主が売却に動く需給の影響が出やすい
  • 指数(TOPIXなど)への組み入れ判定も時間がかかる

今日の-5.16%という大きな下げも、業績悪化ではなく、こうした新規上場直後の需給と評価の揺れによるものと見るのが妥当だと思います。長期で見るなら、統合シナジー(水処理事業の一体運営)や、ガバナンス改善・株主還元方針の発表が出てくる時期を待つ、というスタンスでよさそうです。

配当情報

6月2日の配当情報です。今日は4銘柄でした。

受渡日 銘柄名 株数 受取額(税引き前) 受取額(税引き後)
2026/06/02 旭化成(3407) 80 1,760円 1,403円
2026/06/02 AREホールディングス(5857) 100 6,500円 5,180円
2026/06/02 FPG(7148) 30 1,391円 1,109円
2026/06/02 ソフトバンク(9434) 400 1,720円 1,371円

今日はあまり多くはなかったですが、配当をもらうとその時の株数もわかり、今後買い増ししていこうかどうかを考えるいいきっかけになります。

明日以降の注目ポイント

  • 米雇用統計(6/6予定)に向けた地ならし。週前半のADP雇用統計・ISM非製造業景気指数の数字次第で、ドル円・米金利・米株が動く。日本のハイテク/バリューバランスにも波及
  • 中東情勢の続報。今日の急落の引き金は米イラン協議停滞報道だった。続報次第で原油・INPEXなどの資源株がさらに動く可能性
  • キオクシアの投資家向け説明会の内容と反応。株主還元・設備投資方針への期待が後場の戻りを支えた。説明会内容次第で続伸/材料出尽くしのどちらにも振れる
  • クボタ(6326)・竹内製作所(6432)の関税引き下げ恩恵株の継続性。米国関税25%→15%引き下げ報道が今日の上昇要因。一過性か実需に裏付けられた動きか
  • 配当入金ラッシュ継続。来週も続々と入金される見込み。再投資資金として活用したい
  • 前澤HD(575A)の値固め。新規持株会社上場直後の値動きが落ち着いてくるかどうか、買い増しタイミングを見極めたい

まとめ

6/1の-1.93%に続いて2日連続の下落となり、累計でも厳しい2日間でした。含み損益率が50%を割り込んで49.71%になったのは、確かに正直、地味に堪える数字です。「キャピタルゲイン目的ではない」と頭ではわかっていても、ピークから下がっていくのを見るのは気持ちのいいものではありません。

ただ、今日の-0.25%という結果自体は、日経平均(-0.30%)・TOPIX(-0.42%)をどちらもわずかに上回るパフォーマンスで、見方を変えれば「相場がしんどい日でも、ポートフォリオの分散が効いた」とも言えます。上昇TOP5に並んだ東ソー(+5.65%・目標株価引き上げ)、クボタ(+5.09%・関税引き下げ恩恵)、INPEX(+4.42%・中東リスクでの資源高)、任天堂(+3.67%)、竹内製作所(+3.16%・関税引き下げ)——これらが下落分を相殺してくれました。異なる材料で動く銘柄を組み合わせて持っておくことの意味が、こういう日に実感できます。

そして今日も8銘柄をまとめて買い増ししました。安藤ハザマ・栗本鐵工所・前澤HD・インソース・オカダアイヨン・月島HD・東京センチュリー(新規)・メタウォーターと、下水道関連が多い顔ぶれになりましたが、いずれも下げ場面での仕込みです。特に**東京センチュリー(8439)はPER9.2倍/PBR1倍/利回り3.88%/配当性向35%**と、わたしのバリュー株5条件をすべて満たす優等生。久々の新規銘柄追加でうれしいです。

連日の下落で配当キャッシュフローの増加幅より含み損の拡大幅のほうが大きく、心情的には沈みがちですが、配当再投資のサイクル自体は今日も4銘柄で税引き後約9,063円が入金され、確実に回り続けています。短期の評価額に振り回されず、長期で雪だるまを大きくしていく——その地味な作業を、明日も淡々と続けていきます。


📌 関連記事

  • 高配当株投資を始めた理由
  • 私が使っている証券会社の比較
  • 高配当バリュー株の選び方|初心者向け解説

免責事項:本記事は個人の投資記録であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。投資はご自身の判断と責任で行ってください。