【2026年10月9日】高配当株PF記録|日経-0.02%でPFは+0.40%、JTが年初来高値で+45,900円、デンソーを新規購入

今日のサマリー

日経平均はマイナス11円19銭・マイナス0.02パーセントの69,030円92銭で、小幅に3日続落しました。一方でTOPIXはプラス13.35・プラス0.33パーセントの4,104.81で、3日ぶりに反発です。

日経新聞によると、前日の米国市場でハイテク株が下げ(ナスダック総合はマイナス1.25パーセント、フィラデルフィア半導体株指数はマイナス3.38パーセント)、朝方の日経平均は800円超下げる場面もありました。きっかけは、オープンAIの売上高が市場予想を下回ったという英フィナンシャル・タイムズの報道と伝わっています。その後、年末までの売上高見通しが別の報道で伝わって不安が和らぎ、出遅れていたゲームや海運などの「AI以外」の銘柄に買いが広がったようです。3連休を前に、海外の短期筋が先物を買い戻したことも、下げ渋りにつながったとされます。東証プライムは値上がり1,194銘柄・値下がり331銘柄で、7割強が上げた一日でした。

日経平均が下げたのは、ファーストリテイリングなどの値がさ株が売られたためです。値上がりした銘柄の数で見れば、今日は「上げた日」。わたしのポートフォリオは、プラス144,876円・プラス0.40パーセントでした。

対日経はプラス0.42パーセントポイント、対TOPIXはプラス0.07パーセントポイント。10月7日から、3日連続で日経平均に勝ちました。

今日のトピックは:

  1. 日経平均はマイナス0.02パーセントで小幅に3日続落、TOPIXはプラス0.33パーセントで反発。わたしのポートフォリオはプラス0.40パーセントで、対日経プラス0.42ポイント
  2. JT(2914)がプラス3.88パーセントの7,230円で年初来高値を更新。170株で、1銘柄だけでプラス45,900円。今日のポートフォリオ全体の上げの約3割です
  3. デンソー(6902)を4株・7,304円で新規購入。10月7日には、アルトナー(2163)の中間配当1,371円(税引後)が入金していました。株式分割をまたいだ配当で、明細の読み方に少し頭を使いました

主要指数とポートフォリオの比較

指標 終値 前日比 騰落率
私のポートフォリオ 36,493,546円 +144,876円 +0.40%
日経平均 69,030.92円 -11.19円 -0.02%
TOPIX 4,104.81 +13.35 +0.33%

日経平均に対してプラス0.42パーセントポイント、TOPIXに対してプラス0.07パーセントポイント。

今日は日経平均とTOPIXの向きが逆になった日です。日経平均は、株価の高い一部の銘柄の動きに大きく左右されます。ファーストリテイリングや、キオクシア・TDKなどのAI・電子部品株が下げると、それだけで日経平均は押し下げられます。わたしのポートフォリオは、TOPIXと同じく「多くの銘柄が少しずつ上げた」側に入りました。

67日累計で対日経+7.43ppt

日付 日経平均 TOPIX ポートフォリオ 対日経差
7/2〜7/30 -8.56%累計 -0.94%累計 +5.20%累計 +13.76ppt累計
7/31(木) +4.03% +1.29% +0.06% -3.97ppt
8/3(月) -0.94% -1.08% -1.22% -0.28ppt
8/4(火) +0.32% +0.04% -0.49% -0.81ppt
8/5(水) +3.66% +2.13% +1.20% -2.46ppt
8/6(木・記事なし) -0.93% +0.19%(推計) +1.17% +2.10ppt
8/7(金) -0.12% +0.47% +0.70% +0.82ppt
8/10(月) +2.08% +0.63% -0.09% -2.17ppt
8/12(水) +0.83% +0.94% +0.61% -0.22ppt
8/13(木) +1.16% +0.89% +0.48% -0.68ppt
8/14(金) +0.59% +0.51% +0.28% -0.31ppt
8/17(月) +0.74% -0.31% -0.42% -1.16ppt
8/18(火) -2.54% -1.05% -0.15% +2.39ppt
8/19(水) -3.16% -3.09% -2.47% +0.69ppt
8/20(木) +1.36% +1.18% +1.35% -0.01ppt
8/21(金) -0.30% +0.19% +1.02% +1.32ppt
8/24(月) -0.74% +0.15% +0.28% +1.02ppt
8/25(火) +0.50% +0.50% +0.31% -0.19ppt
8/26(水) +0.62% +0.42% +0.21% -0.41ppt
8/27(木) -0.20% +0.15% +0.14% +0.34ppt
8/28(金) +0.41% +0.72% +0.28% -0.13ppt
8/31(月) -0.14% +0.23% +0.22% +0.36ppt
9/1(火) -0.15% +0.62% +1.46% +1.61ppt
9/2(水) -2.85% -2.40% -1.68% +1.17ppt
9/3(木) -0.17% +0.50% +0.71% +0.88ppt
9/4(金) +1.26% +0.03% -0.55% -1.81ppt
9/7(月) +2.12% +0.55% +0.03% -2.09ppt
9/8(火) -1.70% -1.83% -1.22% +0.48ppt
9/9(水) -0.19% -0.09% +0.00% +0.19ppt
9/10(木) +0.20% +0.20% -0.07% -0.27ppt
9/11(金) -1.93% -0.65% -0.24% +1.69ppt
9/14(月) -0.81% +0.74% +0.92% +1.73ppt
9/15(火) -0.01% -0.52% -0.65% -0.64ppt
9/16(水) +0.69% +0.61% +0.63% -0.06ppt
9/17(木) +0.33% +0.80% +0.99% +0.66ppt
9/18(金) +1.38% -0.07% -0.71% -2.09ppt
9/24(木・記事なし) +0.76%(推計) -0.39%(推計) -0.65%(推計) -1.41ppt
9/25(金) +1.30% +1.31% +1.04% -0.26ppt
9/28(月) -0.73% -0.40% -0.62% +0.11ppt
9/29(火) -0.60% -1.72% -2.55% -1.95ppt
9/30(水) +1.94% +1.67% +1.53% -0.41ppt
10/1(木) +3.30% +0.57% -0.61% -3.91ppt
10/2(金) -0.94% -0.99% -1.19% -0.25ppt
10/5(月) +2.40% +1.33% +0.67% -1.73ppt
10/6(火) +1.05% +0.92% +0.56% -0.49ppt
10/7(水) -0.92% -0.70% -0.64% +0.28ppt
10/8(木) -1.42% -1.51% -1.37% +0.05ppt
10/9(金) -0.02% +0.33% +0.40% +0.42ppt
67日累計 -1.07% +1.92% +6.36% +7.43ppt

67日累計は日経平均マイナス1.07パーセントに対してポートフォリオはプラス6.36パーセント、対日経通算プラス7.43パーセントポイントです。

10月の7営業日の合計は、マイナス5.63ポイント。3連勝で少し戻しましたが、10月1日のマイナス3.91ポイントは、まだ取り戻せていません。今日のプラス0.42ポイントは、ここ3日の勝ちの中ではいちばん大きな勝ちです。

本日の取引

本日は、デンソー(6902)を4株・7,304円で新規購入しました。売却はありません。

銘柄(コード) 約定株数 約定単価 約定金額 意図
デンソー(6902) 4 1,826円 7,304円 新規購入(打診買い)
合計 — — 7,304円 —

約定単価1,826円は、今日の終値とぴったり同じ。今日も大引けでの約定です。デンソーの今日の値動きは、前日比0円・0.00パーセントでした。

デンソー(6902)——トヨタグループ最大の自動車部品メーカーを4株から

デンソーは、エンジンまわりの部品から、電動化・ADAS(運転支援)向けの電子部品まで手がける、国内最大の自動車部品メーカーです。わたしのポートフォリオには、トヨタ自動車(7203)と豊田通商(8015)がありますが、同じトヨタグループの部品メーカーを持つのは、デンソーが初めてになります。

項目 数値
終値 1,826円
年間配当(会社予想・2027年3月期) 74円
配当利回り(今日の終値) 4.05%
PER(会社予想) 12.72倍
PBR(実績) 0.90倍
年初来高値 2,310円(2/18)
年初来安値 1,801円(4/28)

終値1,826円は、年初来安値1,801円まであと25円。2月の高値2,310円からは、約21パーセント下の水準です。配当利回り4.05パーセント、PBRは1倍を割り込む0.90倍——高配当バリュー株として見て、入り口に立てる値段まで下がってきたと感じて、買うことにしました。

最近の動きとしては、10月2日に、日本特殊陶業へのスパークプラグ・排気センサー事業の売却を中止すると発表しています。ガソリン車向け部品の需要が底堅いことが理由と伝わっています。10月6日・7日には、国内の証券会社2社が相次いで目標株価を引き下げました(1,950円と2,050円、いずれもレーティングは中立のまま)。どちらも今日の株価より上の水準ではありますが、期待が少しずつしぼんでいる局面なのは確かです。

なので、今日は4株だけの「打診買い」です。4株×74円で、年間の配当は296円(税引前)。まずは持ってみて、決算の中身を確かめながら、平均取得単価を下回る場面があれば少しずつ買い増していくつもりです。

私の高配当株ポートフォリオ実績

上昇TOP5

銘柄(コード) 保有数 平均取得単価 終値 前日比(%) 評価損益 年間配当金 取得利回り 現在利回り
アストロスケール(186A) 16 1,019円 1,177円 +58(+5.18%) +2,528円 0円 0.00% 0.00%
PILLAR(6490) 5 3,325円 12,840円 +610(+4.99%) +47,575円 245円 7.37% 1.91%
トーカロ(3433) 30 1,619円 3,175円 +125(+4.10%) +46,680円 92円 5.68% 2.90%
JT(2914) 170 3,817円 7,230円 +270(+3.88%) +580,210円 272円 7.13% 3.76%
任天堂(7974) 23 7,003円 8,146円 +295(+3.76%) +26,289円 162円 2.31% 1.99%

上昇TOP5は、5銘柄すべてプラス3.7パーセント超。率では1位のアストロスケールが大きいのですが、金額では4位のJTが群を抜いています。

JT(2914)——年初来高値を更新、1銘柄でプラス45,900円

4位のJTは、プラス270円・プラス3.88パーセントの7,230円。取引時間中には7,297円まで上げ、年初来高値を更新しました。170株なので、今日だけでプラス45,900円。今日のポートフォリオ全体の上げ、プラス144,876円の約32パーセントを、JT1銘柄で稼いだことになります。

今日の上げについては、増税後も加熱式たばこの市場が堅調だという報道が材料に挙げられています(どこまでが今日の値動きの理由かは、はっきりとは分かりません)。「AI以外」の銘柄に買いが向かった日の流れにも、乗った形です。

含み益はプラス580,210円・プラス89.42パーセント。平均取得単価3,817円の2倍、つまり含み益率100パーセントには、株価7,634円まであと404円です。年間配当は272円で、7月30日に234円から38円の増配を発表しています。9月1日に入金した中間配当が1株136円で、その2倍がちょうど272円。取得利回りは7.13パーセント、170株で年間46,240円(税引前)。わたしのポートフォリオで、いちばん配当を運んでくれる銘柄です。

PILLAR(6490)・トーカロ(3433)——半導体の中でも「装置」側は上げた

2位のPILLARはプラス4.99パーセントの12,840円。含み益率はプラス286.17パーセントまで伸びて、株価は平均取得単価のおよそ3.9倍です。3位のトーカロはプラス4.10パーセントの3,175円で、含み益率はプラス96.11パーセント。どちらも半導体製造装置向けの部品やコーティングを手がける会社です。

今日は米国の半導体株安を受けて、キオクシアやTDKは下落TOP5に入りました。その一方で、日経新聞の大引け記事では、アドバンテスト・東京エレクトロン・SCREENといった半導体製造装置の銘柄は上昇した銘柄に挙げられています。同じ「半導体」でも、メモリや電子部品は売られ、装置関連は買われた——PILLARとトーカロは、装置側の流れに乗ったとみられます。

なお、トーカロの年間配当は、これまで手元のメモで86円としていましたが、今日確認したところ会社予想は92円(2027年3月期)でした。終値3,175円に対する予想配当利回り2.90パーセントとも合います。86円は7月末に記録したまま更新できていなかった数字で、今日から92円・取得利回り5.68パーセントに直しました。

アストロスケール(186A)・任天堂(7974)

1位のアストロスケールはプラス5.18パーセントの1,177円。昨日はマイナス7.60パーセントで下落TOP5の1位だった銘柄で、その下げの大半を1日で戻しました。日経新聞によると、今日はグロース250指数が長期金利の上昇一服を受けて3日ぶりに反発しています。個別の材料は確認できていません。

5位の任天堂はプラス3.76パーセントの8,146円。日経新聞の大引け記事でも、ゲーム関連への買いが広がった中で上昇した銘柄に挙げられています。23株でプラス6,785円、含み益率はプラス16.32パーセントです。

下落TOP5

銘柄(コード) 保有数 平均取得単価 終値 前日比(%) 評価損益 年間配当金 取得利回り 現在利回り
旭化成(3407) 80 981円 1,585.5円 -65(-3.94%) +48,360円 44円 4.49% 2.78%
東京きらぼしFG(7173) 80 237円 1,588円 -49(-2.99%) +108,080円 30円 12.66% 1.89%
三井化学(4183) 20 2,139円 2,056円 -60.5(-2.86%) -1,660円 75円 3.51% 3.65%
TDK(6762) 8 2,887円 3,268円 -85(-2.54%) +3,048円 40円 1.39% 1.22%
キオクシアHD(285A) 30 18,682円 17,505円 -395(-2.21%) -35,310円 0円 0.00% 0.00%

下落TOP5は、1位でもマイナス3.94パーセント。7割強の銘柄が上げた日らしく、下げはどれも小さめでした。

旭化成(3407)——子会社の不正アクセス報道

1位の旭化成は、マイナス65円・マイナス3.94パーセントの1,585.5円。子会社への不正アクセスで、医療関係者など約56万人分の個人情報が漏えいした可能性がある、と報じられたことが材料に挙げられています(会社の開示の中身までは、まだ確認できていません)。80株でマイナス5,200円。それでも含み益はプラス48,360円・プラス61.62パーセント、取得利回りは4.49パーセントあります。

キオクシアHD(285A)・TDK(6762)——米半導体株安の波及

5位のキオクシアはマイナス2.21パーセントの17,505円。30株でマイナス11,850円で、下落TOP5の中では金額がいちばん大きな下げです。含み損はマイナス35,310円・マイナス6.30パーセントに広がりました。4位のTDKもマイナス2.54パーセント。日経新聞の大引け記事では、どちらも米国の半導体株安が波及して売られた銘柄に挙げられています。10月1日・5日・6日と上昇TOP5の1位だったTDKは、10月6日の3,628円から今日の3,268円まで、上げの一部を返しています。

東京きらぼしFG(7173)・三井化学(4183)

2位の東京きらぼしFGはマイナス2.99パーセントの1,588円。ここ数日の長期金利の上昇が一服したことで、銀行株には利益確定の売りが出たとみられます。それでも含み益率はプラス570.04パーセント、取得利回りは12.66パーセントです。

3位の三井化学はマイナス2.86パーセントの2,056円。昨日ナンピンした4株を含めて20株で、平均取得単価は2,139円。SBI証券の画面の表示が、昨日わたしが手元で計算した約2,139円とぴったり合いました。含み損はマイナス1,660円・マイナス3.88パーセント。今日の値下がりの材料は、確認できていません。今日の値段なら現在利回りは3.65パーセントで、取得利回り3.51パーセントを上回っています。

ランキングの合計はプラス37,553円、全体はプラス144,876円

増減額
上昇TOP5の合計 +60,413円
下落TOP5の合計 -22,860円
TOP10の合計 +37,553円
ポートフォリオ全体 +144,876円
ランキング外の184銘柄 +107,323円

上昇TOP5の合計プラス60,413円のうち、JTだけでプラス45,900円。残りの4銘柄を合わせても、プラス14,513円です。率では4位でも、金額では1銘柄で他の4銘柄の3倍以上——保有株数が多く、株価も高い主力銘柄が動くと、こういうことが起きます。

ランキング外の184銘柄は、合計でプラス107,323円。1銘柄あたり約580円の上げです。昨日は1銘柄あたり約2,400円の下げだったので、その4分の1ほどを取り戻した計算になります。ランキング外の184銘柄には、今日新規購入したデンソー(前日比0円)も含めています。

ポートフォリオ全体

評価額 含み損益 含み損益(%) 前日比 前日比(%)
36,493,546円 +12,387,450円 +51.39% +144,876円 +0.40%

評価額は36,493,546円。含み損益はプラス12,387,450円・プラス51.39パーセントで、昨日のプラス50.80パーセントから0.59ポイント戻しました。

評価額は昨日から152,180円増えていますが、SBI証券の前日比はプラス144,876円。差の7,304円は、今日デンソーを買った金額とぴったり同じです。買った分だけ評価額が増えるのは「新しく持った株が加わっただけ」なので、値上がりとは別に数えられています。保有銘柄数は、デンソーが加わって194銘柄になりました。

配当情報

10月7日に、アルトナー(2163)の中間配当が入金していました。10月に入って最初の配当です。

銘柄(コード) 受渡日 基準日の保有株数 1株配当 配当金総額 税額 受取額(税引後)
アルトナー(2163) 10/7(水) 40株 43円 1,720円 349円 1,371円

税額の内訳は所得税263円・住民税86円で、合計349円。いつもの源泉徴収です。

アルトナーは、技術者派遣を手がける会社で、1月期決算です。今回の配当は、7月31日を基準日とする中間配当になります。

「今は85株なのに、なぜ40株?」——株式分割をまたいだ配当

明細を見て、最初は「あれ?」と思いました。わたしが今持っているアルトナーは85株。ところが明細の数量は40株で、1株あたりの配当は43円です。

理由は、7月に行われた1株→2株の株式分割でした。株価の履歴を見ると、7月29日の終値2,016円から、7月30日には953円。7月30日が分割の権利落ち日で、基準日は7月31日です。そして中間配当の基準日も、同じ7月31日。

日付 出来事 アルトナーの株数
2022年7月 40株を購入 40株
7月30日 分割の権利落ち日(株価が約半分に)・5株買い増し 画面上は80株+5株
7月31日 分割と中間配当の基準日 配当は「分割前の40株」で計算
10月7日 中間配当の入金 40株×43円=1,720円

つまり、今回の43円は「分割前の1株」に対する配当です。分割後の株数に直すと、80株×21.5円で、受け取る金額は同じ1,720円になります。7月30日に買い増した5株は、受け渡しが基準日のあとになるので、今回の中間配当の対象には入っていません。

会社予想の年間配当は、分割後の1株あたり43円(2027年1月期)。今回の中間配当43円と、数字だけ見ると同じです。これを「中間配当43円×2=年間86円」と読むと、2倍に見誤ってしまいます。正しくは、分割後の1株で中間21.5円+期末21.5円=年間43円。分割をまたいだ配当は、「その1株配当は分割前の1株か、分割後の1株か」を確かめないと、数字が合わない——これを今日の📚解説のテーマにしました。

分割後の平均取得単価485円に対して、年間43円の取得利回りは8.87パーセント。今日の終値929円に対する現在利回りは4.63パーセントです。会社予想どおりなら、次の期末配当(1月31日基準)は85株×21.5円で、約1,827円(税引前)になる計算です。

10月の受取配当は、これで税引後1,371円です。

入金日 内容 受取額(税引後)
10/7(水) アルトナー(2163) 1,371円
10月累計 — 1,371円

📚 初心者向けワンポイント解説:分割をまたいだ配当の読み方——「その1株配当は、分割前の1株か、分割後の1株か」

9月30日の記事では、「株式分割で、画面の株数はいつ増えるのか」を書きました。今日のアルトナーの配当明細は、その続きにあたる話です。分割の前後で配当が支払われるとき、明細や会社予想の「1株配当」は、どちらの1株の金額なのか。自分のためにも整理しておきます。

分割しても、受け取る配当の総額は変わらない

1株を2株に分割すると、株数は2倍になり、1株配当は半分になります。40株×43円も、80株×21.5円も、同じ1,720円。分割そのものは、配当を増やしも減らしもしません。ここまでは、株価と同じ考え方です。

混乱するのは「基準日」と「分割」が重なるとき

ややこしいのは、配当の基準日と分割の基準日が同じ日、あるいは近い日に重なるときです。

確かめること アルトナーの場合
分割の基準日 7月31日(権利落ち日は7月30日)
配当の基準日 7月31日
配当はどちらの株数で計算されたか 分割前の株数(40株)
明細の1株配当 分割前の1株あたり43円
会社予想の年間配当 分割後の1株あたり43円

同じ「43円」という数字が、片方は分割前の1株、もう片方は分割後の1株の金額。ここを取り違えると、年間配当を2倍に読んだり、半分に読んだりしてしまいます。

わたしが使っている確かめ方

わたしは、年間配当を確かめるときに「中間配当の入金実績×2」が会社予想と合うか、を見るようにしています。12月決算のJTなら、9月の中間配当136円×2=272円で、会社予想とぴったり合いました。

ところが、アルトナーでこれをそのまま使うと、43円×2=86円で、会社予想の43円と合いません。合わないときに疑うべきなのは、「配当のあいだに株式分割があったか」です。分割比率で割り直して、43円÷2×2=43円。こうすると、ちゃんと合います。

確かめ方をまとめると、次の3つです。

  1. 配当の明細の「数量」が、今の保有株数とちがうときは、まず株式分割を疑う
  2. 株価の履歴で、権利落ち日に株価が「ちょうど半分」「ちょうど3分の1」になっていないかを見る
  3. 1株配当は、必ず「分割後の1株」にそろえてから、平均取得単価と比べる(取得利回りの計算で、分割前の配当と分割後の平均取得単価を混ぜない)

長期投資家にとっての意味

分割は、株価が上がった会社が「もっと買いやすい値段にする」ために行うことが多いです。わたしの保有銘柄でも、この秋だけでバローHD・キオクシア・東京海上・三井住友FG・ライト工業と、分割が続きました。長く持っていると、分割をまたいで配当を受け取ることは、これから何度も出てきます。

数字が合わないときに「おかしい」で止まらず、「どの1株の金額か」を確かめる。それだけで、配当の記録はずっと正確になると思っています。

明日以降の注目ポイント

  • 10月12日(月)はスポーツの日で休場、次の取引は10月13日(火)。3連休中の米国市場、とくにハイテク株と長期金利の動き
  • JT(2914)は年初来高値を更新。含み益率100パーセントまで、株価7,634円のラインがひとつの目安
  • デンソー(6902)は4株の打診買いからスタート。年初来安値1,801円に近い水準で、下げたときの買い増しを考えたい
  • キオクシア(285A)・TDK(6762)は米国の半導体株安の影響が続くか。同じ半導体でも、装置関連との値動きの差に注目
  • ほぼ日(3560)は10月14日に本決算、グッドパッチ(7351)は10月15日に本決算、インフロニアHD(5076)の公募増資の発行価格は10月21日〜26日のいずれかの日に決まります
  • NISAの成長投資枠に向けた保有株の整理は、引き続き少しずつ

まとめ

10/9
日経平均 -0.02%
TOPIX +0.33%
わたしのポートフォリオ +0.40%

日経平均はマイナス11円・マイナス0.02パーセントで小幅に3日続落、TOPIXはプラス0.33パーセントで3日ぶりに反発。米国のハイテク株安でAI・半導体の一角とファーストリテイリングが売られる一方、プライム市場の7割強の銘柄が上げた、「指数より中身が強い」一日でした。

わたしのポートフォリオはプラス144,876円・プラス0.40パーセント、対日経プラス0.42パーセントポイントで3連勝。67日累計の対日経差は、プラス7.43ポイントです。

上昇TOP5では、JT(2914)が年初来高値を更新して1銘柄でプラス45,900円。PILLAR(6490)とトーカロ(3433)は半導体製造装置側の流れに乗りました。下落TOP5では、旭化成(3407)が子会社の不正アクセス報道でマイナス3.94パーセント、キオクシア(285A)とTDK(6762)が米半導体株安の波及で下げました。トーカロの年間配当は、手元の86円が古くなっていたので92円に直しました。

本日の取引は、デンソー(6902)4株・7,304円の新規購入。配当利回り4.05パーセント・PBR0.90倍の水準で、まずは打診買いから始めました。10月7日にはアルトナー(2163)の中間配当1,371円が入金していて、株式分割をまたいだ配当の読み方を確かめる、いい機会になりました。

3連休の前に、少しだけ戻した一日。10月の対日経は、まだマイナス5.63ポイントの負け越しです。それでも、配当の明細を一枚ずつ確かめながら、新しい銘柄を4株ずつ迎えていく——そのペースは変えずにいきます。

明日も、地味に、着実に。


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免責事項:本記事は個人の投資記録であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。投資はご自身の判断と責任で行ってください。