【2026年10月13日】高配当株PF記録|日経-1.82%でもPFは+1.25%、キオクシア-13.28%、竹内製作所が増配・自社株買いで+5.08%、3銘柄を整理

今日のサマリー

3連休明けの日経平均は、マイナス1,253円40銭・マイナス1.82パーセントの67,777円52銭で、4日続落しました。下げ幅は一時1,900円を超えましたが、6万7,000円に近づいたところで押し目買いが入り、下げ幅を縮めて終えています。一方でTOPIXはプラス5.86・プラス0.14パーセントの4,110.67で、続伸です。

日経新聞によると、連休中の12日の米国市場で、中国のメモリー大手・長鑫存儲技術(CXMT)が記憶容量を高めた新製品で重要な進展があったと伝わり、競争が激しくなるとの懸念から半導体株が売られました。東京市場でもAI・半導体関連が軒並み下落。さらに、イエメンの親イラン武装組織フーシ派が10〜11日にサウジアラビアの首都リヤドの国際空港を攻撃したと伝わり、ニューヨーク原油先物は約2週間ぶりの高値。中東情勢への警戒も重荷になりました。

ただし、下げたのは「AI・半導体」の一角です。東証プライムは値上がり1,140銘柄・値下がり380銘柄で、7割強が上げた一日。三菱UFJなどの銀行株、豊田通商などの商社株、原油高を受けた石油関連株が買われました。わたしのポートフォリオは、プラス457,053円・プラス1.25パーセントでした。

対日経はプラス3.07パーセントポイント、対TOPIXはプラス1.11パーセントポイント。7月31日以降の累計表で、いちばん大きな1日の勝ちです。10月7日から、4日連続で日経平均に勝ちました。

今日のトピックは:

  1. 日経平均はマイナス1.82パーセントで4日続落、TOPIXはプラス0.14パーセントで続伸。わたしのポートフォリオはプラス1.25パーセントで、対日経プラス3.07ポイント
  2. キオクシアHD(285A)がマイナス13.28パーセントの15,180円。30株で、1銘柄だけでマイナス69,750円。その一方で、竹内製作所(6432)は取引時間中に上方修正・25円の増配・自社株買いを発表して、プラス5.08パーセント
  3. これから買い増すことはなさそうな3銘柄(日清食HD・ツガミ・住友不動産)を整理売り。TDK(6762)を押し目買い、住友林業(1911)とメタウォーター(9551)をナンピン

主要指数とポートフォリオの比較

指標 終値 前日比 騰落率
私のポートフォリオ 36,910,628円 +457,053円 +1.25%
日経平均 67,777.52円 -1,253.40円 -1.82%
TOPIX 4,110.67 +5.86 +0.14%

日経平均に対してプラス3.07パーセントポイント、TOPIXに対してプラス1.11パーセントポイント。

10月9日に続いて、今日も日経平均とTOPIXの向きが逆になりました。しかも今日は、その開きがずっと大きい。日経平均はAI・半導体の値がさ株にひっぱられて1,253円下げ、TOPIXは「多くの銘柄が少しずつ上げた」ことを映してプラス。NT倍率(日経平均÷TOPIX)は16.49倍で、10月1日の16.68倍から下がっています。わたしのポートフォリオはTOPIXよりさらに上——銀行・商社・エネルギーといったバリュー側を多く持っていることが、そのまま数字に出た日でした。

68日累計で対日経+10.50ppt

日付 日経平均 TOPIX ポートフォリオ 対日経差
7/2〜7/30 -8.56%累計 -0.94%累計 +5.20%累計 +13.76ppt累計
7/31(木) +4.03% +1.29% +0.06% -3.97ppt
8/3(月) -0.94% -1.08% -1.22% -0.28ppt
8/4(火) +0.32% +0.04% -0.49% -0.81ppt
8/5(水) +3.66% +2.13% +1.20% -2.46ppt
8/6(木・記事なし) -0.93% +0.19%(推計) +1.17% +2.10ppt
8/7(金) -0.12% +0.47% +0.70% +0.82ppt
8/10(月) +2.08% +0.63% -0.09% -2.17ppt
8/12(水) +0.83% +0.94% +0.61% -0.22ppt
8/13(木) +1.16% +0.89% +0.48% -0.68ppt
8/14(金) +0.59% +0.51% +0.28% -0.31ppt
8/17(月) +0.74% -0.31% -0.42% -1.16ppt
8/18(火) -2.54% -1.05% -0.15% +2.39ppt
8/19(水) -3.16% -3.09% -2.47% +0.69ppt
8/20(木) +1.36% +1.18% +1.35% -0.01ppt
8/21(金) -0.30% +0.19% +1.02% +1.32ppt
8/24(月) -0.74% +0.15% +0.28% +1.02ppt
8/25(火) +0.50% +0.50% +0.31% -0.19ppt
8/26(水) +0.62% +0.42% +0.21% -0.41ppt
8/27(木) -0.20% +0.15% +0.14% +0.34ppt
8/28(金) +0.41% +0.72% +0.28% -0.13ppt
8/31(月) -0.14% +0.23% +0.22% +0.36ppt
9/1(火) -0.15% +0.62% +1.46% +1.61ppt
9/2(水) -2.85% -2.40% -1.68% +1.17ppt
9/3(木) -0.17% +0.50% +0.71% +0.88ppt
9/4(金) +1.26% +0.03% -0.55% -1.81ppt
9/7(月) +2.12% +0.55% +0.03% -2.09ppt
9/8(火) -1.70% -1.83% -1.22% +0.48ppt
9/9(水) -0.19% -0.09% +0.00% +0.19ppt
9/10(木) +0.20% +0.20% -0.07% -0.27ppt
9/11(金) -1.93% -0.65% -0.24% +1.69ppt
9/14(月) -0.81% +0.74% +0.92% +1.73ppt
9/15(火) -0.01% -0.52% -0.65% -0.64ppt
9/16(水) +0.69% +0.61% +0.63% -0.06ppt
9/17(木) +0.33% +0.80% +0.99% +0.66ppt
9/18(金) +1.38% -0.07% -0.71% -2.09ppt
9/24(木・記事なし) +0.76%(推計) -0.39%(推計) -0.65%(推計) -1.41ppt
9/25(金) +1.30% +1.31% +1.04% -0.26ppt
9/28(月) -0.73% -0.40% -0.62% +0.11ppt
9/29(火) -0.60% -1.72% -2.55% -1.95ppt
9/30(水) +1.94% +1.67% +1.53% -0.41ppt
10/1(木) +3.30% +0.57% -0.61% -3.91ppt
10/2(金) -0.94% -0.99% -1.19% -0.25ppt
10/5(月) +2.40% +1.33% +0.67% -1.73ppt
10/6(火) +1.05% +0.92% +0.56% -0.49ppt
10/7(水) -0.92% -0.70% -0.64% +0.28ppt
10/8(木) -1.42% -1.51% -1.37% +0.05ppt
10/9(金) -0.02% +0.33% +0.40% +0.42ppt
10/13(火) -1.82% +0.14% +1.25% +3.07ppt
68日累計 -2.89% +2.06% +7.61% +10.50ppt

68日累計は日経平均マイナス2.89パーセントに対してポートフォリオはプラス7.61パーセント、対日経通算プラス10.50パーセントポイント。通算の対日経差が、10ポイントの大台に乗りました。

10月の8営業日の合計は、マイナス2.56ポイント。10月1日のマイナス3.91ポイントを、今日の1日でほとんど取り戻したことになります。これまでの1日の勝ちの最大は8月18日のプラス2.39ポイントで、それを上回りました。日経平均が「AI・半導体」だけで大きく下げる日は、わたしのポートフォリオにとっては相対的に有利——10月1日の「日経だけが大きく上げる日」の、ちょうど裏返しです。

本日の取引

本日は、3銘柄を売却し、3銘柄を買い増しました。

売却:これから買い増すことはなさそうな3銘柄を整理

銘柄(コード) 約定株数 約定単価 約定金額 意図
日清食HD(2897) 4 2,984円 11,936円 保有銘柄の整理(全売却・平均取得単価2,879円)
ツガミ(6101) 2 5,720円 11,440円 保有銘柄の整理(全売却・平均取得単価3,115円)
住友不動産(8830) 12 3,119円 37,428円 保有銘柄の整理(全売却・平均取得単価約3,355円)
合計 — — 60,804円 —

今日の売却は、3銘柄とも「これから買い増すことは、たぶんないな」と思った銘柄の整理です。3銘柄とも全株を売ったので、わたしの保有銘柄数は194から191に減りました。

売却の損益は、平均取得単価をもとにした計算で次のとおりです(手数料などは考えていない、大づかみの数字です)。

銘柄(コード) 平均取得単価 売却単価 損益(概算) 年間配当(会社予想) 現在利回り(売却単価)
日清食HD(2897) 2,879円 2,984円 +420円(+3.65%) 70円 2.35%
ツガミ(6101) 3,115円 5,720円 +5,210円(+83.63%) 98円 1.71%
住友不動産(8830) 約3,355円 3,119円 約-2,832円(-7.03%) 52円 1.67%
合計 — — 約+2,798円 — —

ツガミは含み益8割超えでの利益確定、日清食HDは小幅な利益、住友不動産は損失確定。3つを合わせると、ほぼトントンの小さなプラスです。住友不動産の損失は、わたしの特定口座(源泉徴収あり)の中で、ほかの売却益と自動で相殺されます。

振り返ってみると、3銘柄には共通点があります。どれも保有株数が少ない(4株・2株・12株)こと、そして今の株価での配当利回りが2パーセント台前半から1パーセント台と、わたしのポートフォリオの中では低めなことです。3銘柄から受け取っていた年間配当は、合わせて1,100円(税引前)でした。

住友不動産は、9月7日と10月5日にナンピンしていた銘柄です。10月5日の買い増しから6営業日での方針転換になりました。それでも、「この先も買い増していくか」を考え直したとき、答えは「たぶん、しない」だった——それなら、小さく持ち続けるより手放して、その分を買い増したい銘柄に回したほうがいいと判断しました。10月7日の記事でも書いたとおり、保有株の整理は、少しずつ続けています。

買い増し:TDKは押し目買い、住友林業とメタウォーターはナンピン

銘柄(コード) 約定株数 約定単価 約定金額 意図
住友林業(1911) 6 1,174.5円 7,047円 ナンピン(平均取得単価約1,200円→約1,199円)
TDK(6762) 2 3,133円 6,266円 押し目買い(平均取得単価2,887円→2,936円)
メタウォーター(9551) 2 3,120円 6,240円 ナンピン(平均取得単価約3,212円→約3,208円)
合計 — — 19,553円 —

TDKの平均取得単価2,936円は、SBI証券の画面の表示です。住友林業とメタウォーターは、わたしの手元での計算値です。

売却の60,804円から買い増しの19,553円を引くと、手元に残る現金は41,251円。3銘柄の年間配当1,100円が減り、3銘柄の買い増しで年間配当が540円増える(住友林業300円・TDK80円・メタウォーター160円)計算です。

TDK(6762)——平均取得単価より上での押し目買い

TDKは、マイナス135円・マイナス4.13パーセントの3,133円。約定単価は終値とぴったり同じで、大引けでの約定です。今日の下落TOP5の2位に入っています。

10月6日の3,628円から、4営業日で約13.6パーセント下がりました。それでも平均取得単価2,887円よりは上。なので、今日の買いはナンピンではなく、押し目買いです。平均取得単価は2,887円から2,936円へ、49円上がりました。8株が10株になって、TDKは8月31日の打診買い2株から数えて5倍になりました。

TDKは、9月30日に太陽誘電との共同開発で合意したと伝わり、10月1日・5日・6日と上昇TOP5の1位を続けた銘柄です。その後は米国の半導体株安の影響を受けて、上げの一部を返しています。電子部品は、AIのデータセンターにも、わたしが8月31日に「フィジカルAI」としてまとめて買い始めた分野にもつながる——下げた日に少しずつ積み上げていくつもりです。

住友林業(1911)・メタウォーター(9551)——年初来安値の近くでナンピン

住友林業は、約定単価1,174.5円。10月6日にザラ場でつけた年初来安値1,166円のすぐ上です。254株を260株に増やし、平均取得単価は約1,200円から約1,199円へ。年間配当は50円(2026年12月期の会社予想)で、取得利回りは約4.17パーセント、約定単価での利回りは4.26パーセントです。

メタウォーターは、約定単価3,120円。9月25日のナンピン(3,135円)とほぼ同じ水準です。46株を48株に増やし、平均取得単価は約3,212円から約3,208円へ。年間配当は80円(2027年3月期の会社予想)で、取得利回りは約2.49パーセント。水処理インフラという地味な事業ですが、だからこそ長く持てる銘柄だと思っています。

📊 本日の決算解析: 竹内製作所(6432)——上方修正・25円増配・150億円の自社株買い

竹内製作所が、今日の14時30分、取引時間中に2027年2月期の中間決算を発表しました。同時に、通期予想の上方修正、増配、自社株買いもそろって発表。後場に株価が急伸し、終値はプラス370円・プラス5.08パーセントの7,650円です。取引時間中には8,020円まで上げ、年初来高値を更新しました。

竹内製作所は、ミニショベルなどの小型建設機械のメーカーで、売上の大半を北米と欧州で稼いでいます。わたしは40株、平均取得単価4,430円で持っています。

中間期(3〜8月)の実績:

項目 実績 前年同期比
売上高 1,324億円 +16.0%
営業利益 242億円 +3.4%
中間純利益 181億円 +6.3%

北米・欧州での販売台数の増加、価格転嫁、円安が売上を押し上げました。一方で、米国の関税の影響で、利益の伸びは売上ほどではなかったとされています。

通期予想と株主還元:

項目 従来 今回
売上高 約2,440億円 2,610億円(前期比+16%)
純利益 前期比8%減 315億円(前期比+11%、一転増益)
年間配当 220円 245円(前期210円)
自社株買い — 上限220万株(発行済株式の4.8%)・150億円、10月14日〜2027年2月19日

日経新聞によると、上方修正の理由は、北米でデータセンターやエネルギーインフラ関連の工事向けの販売が好調なこと、欧州で需要の回復が強まり下期の販売台数が従来予想を大きく上回る見込みなこと。下期の想定為替を1ドル150円に見直したことで通期40億円、米国の関税の還付で68億円の利益の押し上げがあり、原油高などによる運搬コストの増加(20億円)は吸収する方針と伝わっています。

わたしの評価: 業績・配当・自社株買いの3つがそろった、文句のない内容だと思います。とくに配当が220円から245円へ25円増えたことで、取得利回りは4.97パーセントから5.53パーセントに上がりました。40株で、年間の配当は8,800円から9,800円(税引前)へ、プラス1,000円。含み益はプラス128,800円・プラス72.69パーセントまで伸びています。関税の還付や為替といった「一度きりの上乗せ」も含まれているので、来期にどこまで続くかは見ていきたいところです。

私の高配当株ポートフォリオ実績

上昇TOP5

銘柄(コード) 保有数 平均取得単価 終値 前日比(%) 評価損益 年間配当金 取得利回り 現在利回り
竹内製作所(6432) 40 4,430円 7,650円 +370(+5.08%) +128,800円 245円 5.53% 3.20%
エネクス(8133) 100 1,239円 2,278円 +89(+4.07%) +103,900円 68円 5.49% 2.99%
日本ライフライン(7575) 6 1,404円 1,552円 +60(+4.02%) +888円 81円 5.77% 5.22%
パンパシフィックHD(7532) 220 787円 705.3円 +27.2(+4.01%) -17,974円 10円 1.27% 1.42%
GMOFHD(7177) 50 995円 1,170円 +44(+3.91%) +8,750円 57.04円 5.73% 4.88%

上昇TOP5は、5銘柄すべてプラス3.9パーセント超。1位の竹内製作所は、上の決算解析のとおりです。AI・半導体の銘柄は1つも入っていません。

エネクス(8133)——原油高で石油関連に買い

2位のエネクス(伊藤忠エネクス)は、プラス89円・プラス4.07パーセントの2,278円。ガソリンスタンドへの石油製品の販売などを手がける、伊藤忠グループのエネルギー商社です。日経新聞の大引け記事では、原油高を受けて石油関連株が買われたとされていて、その流れに乗ったとみられます。100株でプラス8,900円、含み益はプラス103,900円・プラス83.86パーセント。取得利回りは5.49パーセントです。

パンパシフィックHD(7532)——12回のナンピンのあとの反発

4位のパンパシフィックHDは、プラス27.2円・プラス4.01パーセントの705.3円。9月2日から12回ナンピンしてきた銘柄で、10月7日に679.9円で買ったのが最後です。今日は700円台を回復しました。個別の材料は確認できていません。それでも含み損はマイナス17,974円・マイナス10.38パーセント。220株で、今日はプラス5,984円でした。

日本ライフライン(7575)・GMOFHD(7177)

3位の日本ライフラインは、プラス4.02パーセントの1,552円。心臓のカテーテルなどを扱う医療機器の会社です。年間配当81円には、記念の中間配当25円が含まれていて、現在利回りは5.22パーセント。5位のGMOフィナンシャルHDは、プラス3.91パーセントの1,170円。ネット証券やFXを手がける会社で、日本株では珍しい年4回の四半期配当です。東証プライムの売買代金が7兆9,640億円と膨らんだ日でもありました。どちらも、個別の材料は確認できていません。

下落TOP5

銘柄(コード) 保有数 平均取得単価 終値 前日比(%) 評価損益 年間配当金 取得利回り 現在利回り
キオクシアHD(285A) 30 18,682円 15,180円 -2,325(-13.28%) -105,060円 0円 0.00% 0.00%
TDK(6762) 10 2,936円 3,133円 -135(-4.13%) +1,970円 40円 1.36% 1.28%
楽天グループ(4755) 100 752円 635.1円 -24.5(-3.71%) -11,690円 0円 0.00% 0.00%
FUJIMI(5384) 30 1,905円 3,535円 -135(-3.68%) +48,900円 77円 4.04% 2.18%
浜松ホトニクス(6965) 26 2,277円 2,338.5円 -65.5(-2.72%) +1,599円 38円 1.67% 1.62%

下落TOP5は、5銘柄のうち4銘柄がAI・半導体・電子部品の関連。今日の相場の構図が、そのまま表に出ました。

キオクシアHD(285A)——中国メモリーとの競争懸念で13.28%安

1位のキオクシアは、マイナス2,325円・マイナス13.28パーセントの15,180円。日経新聞のランキングでも東証プライムの値下がり率上位に入り、見出しには「キオクシア1割安」とありました。材料は、上に書いた中国のメモリー大手CXMTの新製品の報道です。キオクシアはNAND型フラッシュメモリー、CXMTは主にDRAMと、作っているメモリーの種類は違いますが、「中国勢がメモリーで追いついてくる」という懸念が、メモリー株全体に向かったとみられます。

30株で、今日だけでマイナス69,750円。下落TOP5の合計マイナス79,033円のうち、約88パーセントをキオクシア1銘柄が占めています。含み損はマイナス105,060円・マイナス18.75パーセントまで広がりました。

分割前の株価に直すと、15,180円は45,540円。9月17日に「ついに5万円割れ」と書いた49,880円(分割後に直すと約16,627円)を、さらに下回っています。7月14日の初買いから、この銘柄はずっと「AI相場の体温計」のように上下してきました。

今日はキオクシアの買い増しはしていません。1日で13パーセント下げた日に慌てて手を出すのは、「落ちるナイフを掴む」ことになりかねない。キオクシアは無配の銘柄で、わたしのポートフォリオでは配当ではなく値上がりを期待して持っている、少し毛色の違う枠です。30株という量も含めて、今は静かに様子を見ます。

FUJIMI(5384)・浜松ホトニクス(6965)・TDK(6762)——半導体・電子部品の連れ安

4位のFUJIMIはマイナス3.68パーセントの3,535円。半導体の研磨材(CMPスラリー)の大手で、メモリー株安の連れ安とみられます。それでも含み益はプラス48,900円・プラス85.56パーセント。5位の浜松ホトニクスはマイナス2.72パーセントの2,338.5円。光センサーの会社で、8月31日にフィジカルAI関連として買い始めた銘柄です。8月31日の打診買いのあと、9月14日までに7回ナンピンして平均取得単価を2,277円まで下げていたので、今日下げても含み益プラス2.70パーセントを保っています。2位のTDKは、上の本日の取引のとおり、今日2株を押し目買いしました。

楽天グループ(4755)

3位の楽天グループは、マイナス3.71パーセントの635.1円。10月7日の楽天ドライブの不正アクセス発表で下げたあと、10月8日に一部を戻していましたが、今日はまた下げました。今日の個別の材料は確認できていません。含み損はマイナス11,690円・マイナス15.55パーセントです。

ランキングの合計はマイナス46,789円、全体はプラス457,053円

増減額
上昇TOP5の合計 +32,244円
下落TOP5の合計 -79,033円
TOP10の合計 -46,789円
ポートフォリオ全体 +457,053円
ランキング外の184銘柄 +503,842円

TDKは、今日買い増した2株を除く8株で計算しています(今日の2株は終値で買ったので、値動きはゼロ)。ランキング外の184銘柄には、今日売却した3銘柄も含めています。

今日は、9月17日と同じ形です。TOP10を合計するとマイナス46,789円なのに、ポートフォリオ全体はプラス457,053円。キオクシア1銘柄のマイナス69,750円を、ランキングに1度も名前が出てこない184銘柄が、合計プラス503,842円で丸ごと上書きしました。1銘柄あたり約2,700円の上げです。銀行・商社・エネルギーといった、上昇率では3パーセントに届かない主力銘柄が、それぞれ数千円から数万円ずつ積み上げたとみられます。「AI・半導体だけが大きく下げる日」に、分散がどう効くか——それが一番はっきり見える表です。

ポートフォリオ全体

評価額 含み損益 含み損益(%) 前日比 前日比(%)
36,910,628円 +12,842,838円 +53.36% +457,053円 +1.25%

評価額は36,910,628円。含み損益はプラス12,842,838円・プラス53.36パーセントで、10月9日のプラス51.39パーセントから1.97ポイント上がりました。

評価額は10月9日から417,082円増えていますが、SBI証券の前日比はプラス457,053円。差のおよそ4万円は、今日の売買で差し引き41,251円分の株を現金に換えたことによるものです(売却60,804円−買い増し19,553円)。計算上はなお1,280円の小さなずれが残りますが、全体の流れは合っています。

📚 初心者向けワンポイント解説:保有銘柄の「整理」——買い増さない銘柄を、持ち続けるか手放すか

わたしのポートフォリオは、今日の整理で191銘柄になりました。銘柄数が多いぶん、なかには「数株だけ持っていて、もう何カ月も触っていない銘柄」も出てきます。今日売った3銘柄は、まさにそういう銘柄でした。せっかくなので、わたしが「整理するかどうか」を考えるときの見方を書いておきます。

「今持っていなかったら、この値段で買うか」

いちばん素直な問いは、これです。今その銘柄を持っていなかったとして、今日の値段で、新しく買うだろうか。答えが「買う」なら持ち続ける、「買わない」なら、持ち続ける理由を別に探すことになります。

このとき、平均取得単価は判断から外します。「買値まで戻ったら売ろう」「含み益が大きいから売りたくない」は、どちらも自分の買値に縛られた考え方です。会社の価値や配当は、わたしがいくらで買ったかとは関係なく決まっています。

小さく持ち続けることのコスト

数株だけの銘柄は、持っていても困ることは少ないように見えます。でも、小さなコストはあります。

コスト 中身
注意力 決算・適時開示・配当の変更を、191銘柄すべて追い続けるのは大変
配当の手間に対する金額 4株×70円=年280円でも、明細の確認や記録の手間は同じ
資金の置き場所 買い増すつもりのない銘柄に置いたお金は、買い増したい銘柄に回せない

今日の3銘柄の年間配当は、合わせて1,100円。それを手放して、手元に41,251円の現金が残りました。これを、たとえば取得利回り4パーセント台の銘柄に回せば、年間1,600円前後の配当になる計算です(あくまで計算上の話です)。

売ったあとの税金

特定口座(源泉徴収あり)なら、売却益には約20パーセントの税金が自動で差し引かれ、売却損は同じ年の売却益と自動で相殺されます。今日のツガミ(プラス5,210円)と住友不動産(マイナス約2,832円)も、口座の中で自動的に差し引きされます。利益の出ている銘柄と損の出ている銘柄を同じ日に整理すると、税金の面ではお互いを打ち消し合う——今日はたまたま、そういう組み合わせになりました。

整理は「失敗の告白」ではない

住友不動産は、10月5日にナンピンしたばかりの銘柄でした。それを6営業日後に売るのは、一貫していないようにも見えます。でも、考え直した結果、「この先は買い増さない」と決めたのなら、その判断に合わせて持ち方を変えるほうが自然だと思っています。過去の自分の判断に合わせて、今の判断を曲げる必要はない——「反省はしつつも、後悔はしない」の、売る側の版です。

長期投資は「ずっと何もしないこと」ではなく、「持ち続ける理由を、ときどき確かめ直すこと」。今日の整理は、その確かめ直しの一回でした。

明日以降の注目ポイント

  • キオクシア(285A)は、中国メモリーとの競争懸念がどこまで続くか。米国の半導体株と、メモリー価格の動きに注目
  • 竹内製作所(6432)の自社株買いは、10月14日から始まります。上場来高値圏で、決算翌日の値動きがどうなるか
  • 中東情勢と原油価格。原油高はエネクスのような石油関連には追い風、運搬コストが増える会社には向かい風
  • ほぼ日(3560)は10月14日に本決算、グッドパッチ(7351)は10月15日に本決算。インフロニアHD(5076)の公募増資の発行価格は10月21日〜26日のいずれかの日に決まります
  • TDK(6762)は10株に。電子部品は、半導体株安の日に少しずつ積み上げていく方針
  • 保有株の整理は、引き続き少しずつ。191銘柄の中で「この先も買い増すか」を確かめ直していきます

まとめ

10/13
日経平均 -1.82%
TOPIX +0.14%
わたしのポートフォリオ +1.25%

日経平均はマイナス1,253円・マイナス1.82パーセントで4日続落、TOPIXはプラス0.14パーセントで続伸。中国のメモリー大手CXMTの報道で米国の半導体株が売られた流れを受け、東京でもAI・半導体関連が軒並み下落。一方で、プライム市場の7割強の銘柄が上げ、銀行・商社・石油関連が買われた一日でした。

わたしのポートフォリオはプラス457,053円・プラス1.25パーセント、対日経プラス3.07パーセントポイントで4連勝。7月31日以降でいちばん大きな1日の勝ちで、68日累計の対日経差はプラス10.50ポイントになりました。バリュー分散型の底堅さが、はっきり数字に出た日です。

上昇TOP5では、竹内製作所(6432)が上方修正・25円増配・150億円の自社株買いをそろえて発表し、プラス5.08パーセント。取得利回りは5.53パーセントに上がりました。エネクス(8133)は原油高で石油関連に買いが入った流れに乗り、パンパシフィックHD(7532)は700円台を回復。下落TOP5では、キオクシア(285A)がマイナス13.28パーセント・1銘柄でマイナス69,750円。それでも、ランキング外の184銘柄が合計プラス503,842円で、その下げを丸ごと上書きしました。

本日の取引は、日清食HD(2897)・ツガミ(6101)・住友不動産(8830)の3銘柄を全株売却して整理。損益は合わせて約プラス2,798円の、ほぼトントンです。買い増しは、TDK(6762)の押し目買い2株と、住友林業(1911)6株・メタウォーター(9551)2株のナンピン。保有銘柄数は191になりました。

キオクシアの大きな下げに目を奪われがちな日でしたが、ポートフォリオ全体で見れば、むしろ強い一日。191銘柄の「この先も持つ理由」を確かめ直しながら、買い増したい銘柄に少しずつ寄せていきます。

明日も、地味に、着実に。


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免責事項:本記事は個人の投資記録であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。投資はご自身の判断と責任で行ってください。