【2026年10月7日】高配当株PF記録|日経-0.92%でPFは-0.64%、カナディアンソラを含み損のまま売却してNISA成長投資枠の資金に、4銘柄をナンピン

今日のサマリー

日経平均はマイナス648円27銭・マイナス0.92パーセントの70,035円71銭で、3日ぶりに反落しました。TOPIXもマイナス29.45・マイナス0.70パーセントの4,154.11です。

昨日、終値で3カ月ぶりに7万円台を回復したばかり。今日は半導体関連を中心に利益確定の売りが出たと伝わっています。東京エレクトロン1銘柄で日経平均を約154円押し下げ、ディスコやキオクシアも大きく下げました。日経新聞は「インフレ懸念で息切れ、米株高に追随できず」と伝えていました。7万円の大台を前に、短期的な過熱感が意識された一日だったようです。

個別では、公正取引委員会がビール大手4社をカルテルの疑いで強制調査した、というニュースがありました。楽天グループは「楽天ドライブ」での不正アクセスの発表で売られたようです。

わたしのポートフォリオは、マイナス237,371円・マイナス0.64パーセントでした。

対日経はプラス0.28パーセントポイント、対TOPIXはプラス0.06パーセントポイント。負けは負けですが、指数よりは小さな下げで、10月に入って初めて日経平均に勝ちました。

今日のトピックは:

  1. 日経平均はマイナス0.92パーセントで3日ぶり反落。半導体株に利益確定売り。わたしのポートフォリオはマイナス0.64パーセントで、10月初の対日経プラス
  2. カナディアン・ソーラー・インフラ投資法人(9284)を、含み損のまま1口売却。理由は、NISAの成長投資枠に入れる現金をつくるため。今後も少しずつ保有株を整理していきます
  3. アサヒ(2502)・HANATOUR(6561)・パンパシフィックHD(7532)・アコム(8572)の4銘柄34株・25,857円を、すべてナンピン

主要指数とポートフォリオの比較

指標 終値 前日比 騰落率
私のポートフォリオ 36,774,469円 -237,371円 -0.64%
日経平均 70,035.71円 -648.27円 -0.92%
TOPIX 4,154.11 -29.45 -0.70%

日経平均に対してプラス0.28パーセントポイント、TOPIXに対してプラス0.06パーセントポイント。

10月は、上げる日には「主役」のAI・半導体に置いていかれ、ずっと日経平均に負けていました。今日はその主役が売られる日。半導体の比重が小さいわたしのポートフォリオは、そのぶん下げも小さく済みました。ただ、キオクシアと楽天、それに銀行株が下落TOP5に並び、TOPIXとはほぼ同じ下げ幅です。

65日累計で対日経+6.96ppt

日付 日経平均 TOPIX ポートフォリオ 対日経差
7/2〜7/30 -8.56%累計 -0.94%累計 +5.20%累計 +13.76ppt累計
7/31(木) +4.03% +1.29% +0.06% -3.97ppt
8/3(月) -0.94% -1.08% -1.22% -0.28ppt
8/4(火) +0.32% +0.04% -0.49% -0.81ppt
8/5(水) +3.66% +2.13% +1.20% -2.46ppt
8/6(木・記事なし) -0.93% +0.19%(推計) +1.17% +2.10ppt
8/7(金) -0.12% +0.47% +0.70% +0.82ppt
8/10(月) +2.08% +0.63% -0.09% -2.17ppt
8/12(水) +0.83% +0.94% +0.61% -0.22ppt
8/13(木) +1.16% +0.89% +0.48% -0.68ppt
8/14(金) +0.59% +0.51% +0.28% -0.31ppt
8/17(月) +0.74% -0.31% -0.42% -1.16ppt
8/18(火) -2.54% -1.05% -0.15% +2.39ppt
8/19(水) -3.16% -3.09% -2.47% +0.69ppt
8/20(木) +1.36% +1.18% +1.35% -0.01ppt
8/21(金) -0.30% +0.19% +1.02% +1.32ppt
8/24(月) -0.74% +0.15% +0.28% +1.02ppt
8/25(火) +0.50% +0.50% +0.31% -0.19ppt
8/26(水) +0.62% +0.42% +0.21% -0.41ppt
8/27(木) -0.20% +0.15% +0.14% +0.34ppt
8/28(金) +0.41% +0.72% +0.28% -0.13ppt
8/31(月) -0.14% +0.23% +0.22% +0.36ppt
9/1(火) -0.15% +0.62% +1.46% +1.61ppt
9/2(水) -2.85% -2.40% -1.68% +1.17ppt
9/3(木) -0.17% +0.50% +0.71% +0.88ppt
9/4(金) +1.26% +0.03% -0.55% -1.81ppt
9/7(月) +2.12% +0.55% +0.03% -2.09ppt
9/8(火) -1.70% -1.83% -1.22% +0.48ppt
9/9(水) -0.19% -0.09% +0.00% +0.19ppt
9/10(木) +0.20% +0.20% -0.07% -0.27ppt
9/11(金) -1.93% -0.65% -0.24% +1.69ppt
9/14(月) -0.81% +0.74% +0.92% +1.73ppt
9/15(火) -0.01% -0.52% -0.65% -0.64ppt
9/16(水) +0.69% +0.61% +0.63% -0.06ppt
9/17(木) +0.33% +0.80% +0.99% +0.66ppt
9/18(金) +1.38% -0.07% -0.71% -2.09ppt
9/24(木・記事なし) +0.76%(推計) -0.39%(推計) -0.65%(推計) -1.41ppt
9/25(金) +1.30% +1.31% +1.04% -0.26ppt
9/28(月) -0.73% -0.40% -0.62% +0.11ppt
9/29(火) -0.60% -1.72% -2.55% -1.95ppt
9/30(水) +1.94% +1.67% +1.53% -0.41ppt
10/1(木) +3.30% +0.57% -0.61% -3.91ppt
10/2(金) -0.94% -0.99% -1.19% -0.25ppt
10/5(月) +2.40% +1.33% +0.67% -1.73ppt
10/6(火) +1.05% +0.92% +0.56% -0.49ppt
10/7(水) -0.92% -0.70% -0.64% +0.28ppt
65日累計 +0.37% +3.10% +7.33% +6.96ppt

65日累計は日経平均プラス0.37パーセントに対してポートフォリオはプラス7.33パーセント、対日経通算プラス6.96パーセントポイントです。

10月の5営業日の合計は、マイナス6.10ポイント。4連敗のあとの小さな1勝ですが、「主役が売られる日には、下げが小さくて済む」というもう一つの性格も、ちゃんと数字に出ました。

本日の取引

本日は、1銘柄を売却し、4銘柄を買い増しました。

売却:カナディアン・ソーラー・インフラ投資法人(9284)——含み損のまま、NISAのために

銘柄(コード) 約定口数 約定単価 約定金額 意図
カナディアンソラ(9284) 1口 71,010円 71,010円 NISA成長投資枠に入れる現金づくり(含み損のまま売却・全売却)

カナディアン・ソーラー・インフラ投資法人は、太陽光発電所を保有して、その売電収入を投資家に分配する「インフラファンド」です。東証のインフラファンド市場に上場していて、株ではなく「投資口」を1口単位で売買します。

平均取得単価は86,462円。今日の売却は71,010円なので、1口でマイナス15,452円・マイナス17.87パーセントの損失確定です。Yahoo!ファイナンスによると、年初来高値は2月26日の95,900円、年初来安値は昨日10月6日の70,600円。ほぼ年初来安値のあたりで手放したことになります。

今回の売却の目的は、はっきりしています。NISAの成長投資枠を埋めるための現金をつくることです。今年の成長投資枠にはまだ空きがあり、その分を埋めるお金を、特定口座の保有株を整理してつくる——今日はその1本目です。今後も、少しずつ保有株を整理して、成長投資枠に入れる現金をつくっていく予定です。

正直に言えば、分配金の面ではもったいない売却でもあります。9月15日に受け取った第18期(2026年6月期)の分配金は1口3,041円で、次の第19期(2026年12月期)の予想は1口3,169円。年に2回なので、1口あたり年6,000円台。今日の売却価格71,010円に対して、8パーセント台の利回りになります。それでも売ったのは、「どの口座で持つか」も含めて、ポートフォリオ全体を組み直したいからです。

含み損のまま売ったので、損失15,452円は特定口座の中で確定しました。わたしの特定口座は源泉徴収ありなので、今年すでに出ている売却益と自動で相殺されます。損だしが目的の売却ではありませんが、結果として、損だしと同じ効果も付いてきたことになります。7月28日にも、この銘柄を1口、損だしと換金を兼ねて売っていて、今日の売却でカナディアンソラは全売却です。

買い増し:4銘柄すべてナンピン

銘柄(コード) 約定株数 約定単価 約定金額 意図
アサヒ(2502) 4 1,577円 6,308円 ナンピン(平均取得単価1,608円→約1,604円)
HANATOUR(6561) 10 819円 8,190円 ナンピン(平均取得単価852円→約844円)
パンパシフィックHD(7532) 10 679.9円 6,799円 ナンピン(平均取得単価約793円→約788円・9/2から12回目)
アコム(8572) 10 456円 4,560円 ナンピン(平均取得単価466円→464円)
合計 — — 25,857円 —

4銘柄とも、約定単価が今日の終値とぴったり同じ。大引けでの約定です。買い増し後の平均取得単価は、わたしの手元での計算値です。

売却の71,010円から買い増しの25,857円を引くと、手元に残る現金は45,153円。これを、成長投資枠に回す現金の最初の一部にします。

アサヒ(2502)——ビール大手4社に公取委の強制調査

アサヒは、マイナス15.5円・マイナス0.97パーセントの1,577円。今日、公正取引委員会がビール大手4社をカルテル(出荷価格を調整した疑い)で強制調査した、と報じられました。ビール株が下げる中で、4株を拾いました。

調査の行方は、まだ何も分かりません。課徴金などにつながる可能性もあり、しばらくは様子見の材料になりそうです。ただ、今日の下げ幅は1パーセントに届かず、市場の受け止めは今のところ冷静に見えます。28株を32株に増やし、平均取得単価は1,608円から約1,604円へ。年間配当は会社予想で57円(2026年12月期)、取得利回りは約3.55パーセント、現在利回りは3.61パーセントです。ちなみに、同じく調査対象と報じられたキリンHD(2503)も100株持っています。

HANATOUR(6561)——現在利回り5.13%

HANATOUR JAPANは、マイナス23円・マイナス2.73パーセントの819円。訪日旅行を中心とする旅行会社です。30株を40株に増やし、平均取得単価は852円から約844円へ。年間配当は会社予想で42円(2026年12月期)。取得利回りは約4.98パーセント、今日の値段なら現在利回り5.13パーセントです。

パンパシフィックHD(7532)——9月2日から12回目、年初来安値のすぐ上

パンパシフィックHDは、マイナス7.5円・マイナス1.09パーセントの679.9円。10月2日の年初来安値679円まで、あと0.9円です。210株を220株に増やし、平均取得単価は約793円から約788円へ。9月2日から数えて、12回目のナンピンになりました。年間配当は10円(2027年6月期の会社予想)で、取得利回りは約1.27パーセント。昨日も書いたとおり、高配当株ではなく、「小売りの勝ち組」を安く集めている枠です。

アコム(8572)——年間配当22円・現在利回り4.82%

アコムは、マイナス3.5円・マイナス0.76パーセントの456円。消費者金融の大手で、三菱UFJフィナンシャル・グループの傘下です。40株を50株に増やし、平均取得単価は466円から464円へ。年間配当は会社予想で22円(2027年3月期)。取得利回りは約4.74パーセント、現在利回りは4.82パーセントです。

4銘柄で増える年間配当は、合計で約968円(アサヒ 228円・HANATOUR 420円・パンパシフィックHD 100円・アコム 220円)。25,857円の買い増しに対して、約3.74パーセントの計算です。

私の高配当株ポートフォリオ実績

上昇TOP5

銘柄(コード) 保有数 平均取得単価 終値 前日比(%) 評価損益 年間配当金 取得利回り 現在利回り
エスペック(6859) 2 3,320円 4,460円 +120(+2.76%) +2,280円 115円 3.46% 2.58%
ヤマハ発(7272) 300 1,222円 1,832.5円 +42.5(+2.37%) +183,150円 50〜55円 4.09〜4.50% 2.73〜3.00%
サンコーテクノ(3435) 20 1,171円 1,526円 +31(+2.07%) +7,100円 46円 3.93% 3.01%
クボタ(6326) 200 1,844円 2,775円 +54(+1.98%) +186,200円 52円 2.82% 1.87%
中部電力(9502) 6 2,289円 2,676円 +48(+1.83%) +2,322円 70円 3.06% 2.62%

上昇TOP5は、1位でもプラス2.76パーセント。日経平均が600円以上下げた日らしく、上げは小さめでした。顔ぶれは、環境試験器のエスペック、二輪車のヤマハ発、建設用アンカーのサンコーテクノ、農機のクボタ、電力の中部電力。半導体の「主役」は1銘柄もいません。

ヤマハ発(7272)・クボタ(6326)——金額で稼いだ2銘柄

2位のヤマハ発はプラス42.5円・プラス2.37パーセント。300株持っているので、今日だけでプラス12,750円です。今日、ROV(オフロード用の多用途車)の分野で米ディア(John Deere)との協業が伝わったようです。含み益率はプラス49.96パーセントで、50パーセントの手前。年間配当は50〜55円で、取得利回りは4.09〜4.50パーセント、現在利回りは2.73〜3.00パーセントです。

4位のクボタはプラス54円・プラス1.98パーセント。こちらも200株で、プラス10,800円。含み益率はプラス50.49パーセントです。この2銘柄だけで、プラス23,550円。上昇TOP5の合計24,698円の、ほとんどを占めました。

エスペック(6859)・サンコーテクノ(3435)・中部電力(9502)

1位のエスペックはプラス2.76パーセント。ただ、2株なので金額はプラス240円です。含み益率はプラス34.34パーセント。

3位のサンコーテクノはプラス2.07パーセントで、10月2日・5日に続いて今月3回目のTOP5入り(10月5日は下落TOP5)。5位の中部電力はプラス1.83パーセント。9月に浜岡原発のデータ不正で経営陣が辞任した会社ですが、今日は値を戻しました。

下落TOP5

銘柄(コード) 保有数 平均取得単価 終値 前日比(%) 評価損益 年間配当金 取得利回り 現在利回り
キオクシアHD(285A) 30 18,682円 17,900円 -835(-4.46%) -23,460円 0円 0.00% 0.00%
楽天グループ(4755) 100 752円 639.6円 -27.7(-4.15%) -11,240円 0円 0.00% 0.00%
ふくおかFG(8354) 2 5,067円 7,756円 -277(-3.45%) +5,378円 210円 4.14% 2.71%
SBIHD(8473) 208 1,735円 3,038円 -95(-3.03%) +271,024円 95〜100円 5.48〜5.76% 3.13〜3.29%
十六FG(7380) 50 459円 2,849円 -87(-2.96%) +119,500円 53円 11.55% 1.86%

下落TOP5は、半導体のキオクシア、IT・ネットの楽天、そして金融3社(ふくおかFG・SBIHD・十六FG)。

キオクシアHD(285A)——心配していたとおり、含み損に逆戻り

1位はキオクシアのマイナス835円・マイナス4.46パーセント。日経平均の採用銘柄でも値下がり率の上位に入り、売買代金も東証でトップクラスだったと伝わっています。半導体株への利益確定売りの、まさに中心にいました。

終値17,900円は、平均取得単価18,682円を782円下回ります。含み損はマイナス23,460円・マイナス4.19パーセント。昨日「含み損の側に戻るかどうか」と書いたばかりで、1日で戻ってしまいました。9月に含み益に転じてからも、含み益と含み損を行ったり来たり。無配の銘柄なので、配当で待つこともできません。ここは株価の上下を受け止めて、静かに持ち続けます。

楽天グループ(4755)——楽天ドライブの不正アクセス

2位は楽天グループのマイナス27.7円・マイナス4.15パーセント。クラウドストレージの「楽天ドライブ」で、一部のアカウントに不正アクセスがあり、写真や文書が取得・閲覧されたと発表したことが材料になったようです。終値639.6円で、含み損はマイナス11,240円・マイナス14.95パーセントまで広がりました。無配で、取得利回りもゼロ。わたしのポートフォリオの中では、数少ない「配当のない、成長に賭けた銘柄」です。

ふくおかFG(8354)・SBIHD(8473)・十六FG(7380)——昨日の上げの反動か

3位のふくおかFGはマイナス3.45パーセント、4位のSBIHDはマイナス3.03パーセント、5位の十六FGはマイナス2.96パーセント。昨日は日銀の物価認識をめぐる報道で銀行株が買われ、十六FGは上昇TOP5に入っていました。今日は、その上げの反動が出たのではないかと思います(はっきりした材料は確認できていません)。

金額でいちばん大きいのはSBIHDで、208株でマイナス19,760円。それでも含み益はプラス271,024円・プラス75.10パーセントあります。十六FGも含み益率プラス520.70パーセント、取得利回り11.55パーセント。1日の上げ下げで、この2銘柄の価値が変わるわけではありません。

ランキングの合計もマイナス、全体もマイナス237,371円

増減額
上昇TOP5の合計 +24,698円
下落TOP5の合計 -52,484円
TOP10の合計 -27,786円
ポートフォリオ全体 -237,371円
ランキング外の183銘柄 -209,585円

TOP10の合計はマイナス27,786円。キオクシアとSBIHDの2銘柄だけで、マイナス44,810円あります。

全体の下げのほとんど、マイナス209,585円は、ランキング外の183銘柄から。1銘柄あたり約1,150円ずつの下げです。昨日はこの183銘柄が全体を押し上げ、今日は全体を押し下げました。ランキングに出てこない「その他大勢」が、結局は一日の結果を決めている——昨日と今日で、ちょうど裏返しの形になりました。

ポートフォリオ全体

評価額 含み損益 含み損益(%) 前日比 前日比(%)
36,774,469円 +12,744,781円 +53.04% -237,371円 -0.64%

評価額は36,774,469円。含み損益はプラス12,744,781円・プラス53.04パーセントです。昨日のプラス53.82パーセントから、0.78ポイント下がりました。保有銘柄数は、カナディアンソラの全売却で194から193になりました。

📚 初心者向けワンポイント解説:特定口座の株を売って、NISAの成長投資枠を埋める——「口座の引っ越し」の考え方

今日のカナディアンソラの売却は、「NISAの成長投資枠に入れる現金をつくるため」でした。同じことを考えている方もいると思うので、特定口座とNISAの関係を整理しておきます。

NISAの枠のおさらい

つみたて投資枠 成長投資枠
年間の上限 120万円 240万円
買えるもの 金融庁の基準を満たす投資信託 個別株・ETF・投資信託など
生涯の上限 合わせて1,800万円(うち成長投資枠は1,200万円まで)

個別の高配当株を買えるのは、成長投資枠です。NISAで買った株は、配当も売却益も非課税になります。

特定口座の株を、そのままNISAに移すことはできない

ここが最初のポイントです。特定口座で持っている株を、売らずにNISA口座へ「移す」ことはできません。NISAの枠を使うには、NISA口座で新しく買う必要があります。だから、特定口座の株を売って現金にし、そのお金でNISAで買い直す——これが、いわば「口座の引っ越し」です。

売るなら「含み損の株」から、が基本

引っ越しのとき、どの株を売るかで税金が変わります。

売る株 特定口座での扱い ひとこと
含み益の株 売却益に約20%の税金 引っ越しの「コスト」がかかる
含み損の株 損失が確定し、同じ年の利益と相殺できる 税金が戻る・減る側に働く

含み益の大きい株を売ると、利益の約20パーセントが税金で引かれ、NISAに入れられるお金が減ってしまいます。逆に、含み損の株を売ると、その損失は特定口座の中で同じ年の売却益や配当と相殺できます(配当との相殺は、配当を特定口座で受け取っている場合)。今日のカナディアンソラは、まさにこちらでした。

NISAに入れる株と、特定口座に残す株

もう一つ大事なのが、「NISAの中では損が出ても、ほかの利益と相殺できない」ということです。NISAは利益が非課税のかわりに、損失も「なかったもの」として扱われます。だから、NISAには「長く持てて、配当が続きそうな株」を入れたい。値動きの大きい株や、損だしに使うかもしれない株は、特定口座に置いておく方が使いやすい——わたしは、そんなふうに分けて考えています。

高配当株投資家が見落としがちな2つの注意点

  1. NISAで配当を非課税で受け取るには、受取方法を「株式数比例配分方式」にしておく必要があります。銀行振込などで受け取ると、NISAで買った株の配当でも約20パーセントが引かれてしまいます
  2. 年間の枠は、使い残しても翌年に繰り越せません。今年の成長投資枠の空きは、今年中に使わないと消えます(生涯の枠は、売却すれば翌年に復活します)

たとえば、配当利回り4パーセントの株をNISAで100万円分持てば、年4万円の配当にかかる約8,000円の税金がゼロになります。一度きりではなく、持ち続けるかぎり毎年です。今日の売却で損をしたように見えて、実は「これからの税金を減らすための引っ越し」の第一歩——わたしは、そう位置づけています。

明日以降の注目ポイント

  • NISAの成長投資枠に向けた保有株の整理は、少しずつ続けます。売る候補は、含み損の銘柄や、ポートフォリオの中での役割が薄れた銘柄から
  • キオクシア(285A)は含み損マイナス4.19パーセントに逆戻り。半導体株の利益確定売りが続くかどうか
  • ビール大手4社への公取委の調査。アサヒ(2502)とキリンHD(2503)を持っているので、続報を見守ります
  • 楽天グループ(4755)の不正アクセス問題。影響の範囲がどこまで広がるか
  • パンパシフィックHD(7532)は年初来安値679円まであと0.9円。安値を割り込むかどうか
  • ほぼ日(3560)は10月14日に本決算、グッドパッチ(7351)は10月15日に本決算、インフロニアHD(5076)の公募増資の発行価格は10月21日〜26日のいずれかの日に決まります

まとめ

10/7
日経平均 -0.92%
TOPIX -0.70%
わたしのポートフォリオ -0.64%

日経平均はマイナス648円・マイナス0.92パーセントで、3日ぶりに反落。昨日の7万円台回復のあと、半導体株を中心に利益確定の売りが出ました。東京エレクトロン1銘柄で約154円の押し下げです。

わたしのポートフォリオはマイナス237,371円・マイナス0.64パーセント、対日経プラス0.28パーセントポイント。10月に入って初めて、日経平均に勝ちました。65日累計の対日経差は、プラス6.96ポイントです。

上昇TOP5は、ヤマハ発(7272)とクボタ(6326)の2銘柄で2万3千円あまりを稼ぎました。下落TOP5では、キオクシア(285A)がマイナス4.46パーセントで含み損に逆戻り、楽天グループ(4755)は不正アクセスの発表でマイナス4.15パーセント。金融3社は、昨日の上げの反動とみられる下げでした。

本日の取引は、売り1銘柄・買い4銘柄。カナディアン・ソーラー・インフラ投資法人(9284)を、含み損のまま1口売却して全売却。損失は15,452円ですが、目的はNISAの成長投資枠に入れる現金づくりです。分配金利回り8パーセント台の銘柄を手放すのは惜しい気持ちもありますが、「どの口座で、何を持つか」まで含めて組み直すための一歩です。

買い増しは、アサヒ(2502)・HANATOUR(6561)・パンパシフィックHD(7532)・アコム(8572)の4銘柄34株・25,857円で、すべてナンピン。手元には差し引き45,153円の現金が残りました。これから少しずつ保有株を整理して、成長投資枠を埋めていきます。

明日も、地味に、着実に。


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免責事項:本記事は個人の投資記録であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。投資はご自身の判断と責任で行ってください。