今日のサマリー
2026年6月9日の東京株式市場は、前日の下落からの自然反発と、米国AI半導体関連株の上昇を受けて大きく反発しました。
また、OpenAIがIPOの申請を正式に行ったという報道がありましたが、すでに情報は出ていたためソフトバンクグループの株価に影響はありませんでした。
わたしのポートフォリオは一部のAI半導体関連株は上がっていましたが、全てではありませんでした。
前場では上昇銘柄がほとんどでしたが、後場に入ると少し弱くなり、結果的に+0.33%と日経平均株価、TOPIXともに大きくアンダーパフォームしました。
個別銘柄でいうと、スカパーJSATは換金売りが止まらない感じですかね。本日も-6%でした。SpaceXのIPOが明後日6月11日に控えているので仕方ないと思います。
IPOに当たらなかった場合は、資金が戻ってくると思います。
前澤ホールディングスは続落でした。日本高純度化学はAI半導体関連株として上昇するかと思いきやこちらも続落でした。
上昇した銘柄で特筆すべきは日本ケアサプライです。今日もストップ高まで買われ、連日のストップ高となりました。
材料がわからない分怖いですが、どこかに情報が漏れているものと思われます。
主要指数とポートフォリオの比較
| 指標 | 終値 | 前日比 | 騰落率 |
|---|---|---|---|
| 私のポートフォリオ | 32,062,787円 | +105,680円 | +0.33% |
| 日経平均 | 65,416.63円 | +1,392.03円 | +2.17% |
| TOPIX | 3,896.11 | +43.73 | +1.14% |
今日はAI半導体関連株の上昇と、昨日の下落の自然反発で日経平均株価は大きく上昇しました。
TOPIXも強かったですが、わたしのポートフォリオにはそれほど資金は入ってきませんでした。
いつものことですが、この流れはなかなか終わりそうにありません。
高配当株に安く仕込める時期が長くなると認識して日々の値動きに心動かされることなく平常心で取り組みたいと思います。
本日の購入銘柄
本日は全体的に強く見えたので少しだけ購入しました。
| 銘柄(コード) | 約定株数 | 約定単価 | 平均取得単価 |
|---|---|---|---|
| 積水ハウス(1928) | 2 | 3,225 | 3,106 |
| 日本高純度化学(4973) | 2 | 5,020 | 4,797 |
| 前澤ホールディングス(575A) | 4 | 1,411 | 1,832 |
| メタウォーター(9551) | 2 | 3,195 | 3,320 |
積水ハウスは今期減益予測のためか、株価は上がってきません。一時的な業績の問題だと思いますので、ここで買っておきたいと思います。
日本高純度化学もDOEを採用した高配当銘柄かつAI半導体関連株です。ここ数日続落していますが、回復すると思います。
下水道関連株も下がっているので買い増しました。前澤ホールディングスはどこまで下がり続けるのでしょうか。
少し心配ですが、下水道関連はサスティナブルな事業だと思っているので、問題ないかと思っています。
私の高配当株ポートフォリオ実績
下落TOP5
| 銘柄(コード) | 保有数 | 終値 | 前日比(%) | 評価損益 | 配当利回り |
|---|---|---|---|---|---|
| スカパーJSAT(9412) | 100 | 3,285 | -210(-6.01%) | +262,400 | 1.46% |
| 前澤ホールディングス(575A) | 64 | 1,411 | -62(-4.21%) | -26,944 | 2.83% |
| FPG(7148) | 40 | 1,508 | -35(-2.27%) | -20,280 | 6.15% |
| 日本高純度化学(4973) | 8 | 5,020 | -110(-2.14%) | +1,784 | 4.58% |
| ENEOSホールディングス(5020) | 400 | 1,223.5 | -26.5(-2.12%) | +303,400 | 2.78% |
スカパーJSATは換金売りだと思いますが、SpaceXのIPOが終わって買えなかった人たちの資金が戻ってくるような気がします。
明日はワンチャン買いもありかもしれません。
FPGは法改正によりビジネスモデルを変更せざるを得ない状況になりました。ですが配当利回りも高く、6%越えは買いたくなる水準です。
法改正により影響を受けましたが、今が仕込みどきかもしれません。
上昇TOP5
| 銘柄(コード) | 保有数 | 終値 | 前日比(%) | 評価損益 | 配当利回り |
|---|---|---|---|---|---|
| 日本ケアサプライ(2393) | 20 | 3,725 | +700(+23.14%) | +44,700 | 1.99% |
| 大同メタル工業(7245) | 20 | 1,239 | +66(+5.63%) | +6,580 | 2.91% |
| 東京きらぼしフィナンシャルグループ(7173) | 10 | 12,350 | +540(+4.57%) | +104,600 | 1.94% |
| 日本取引所グループ(8697) | 100 | 2,075 | +77(+3.85%) | +65,000 | 3.04% |
| フジミインコーポレーテッド(5384) | 30 | 3,925 | +130(+3.43%) | +60,600 | 1.96% |
今日も日本ケアサプライがストップ高まで上昇しました。
日本取引所グループは売買が活況で買われる形になったかと思います。
ポートフォリオ全体
| 評価額 | 含み損益 | 含み損益(%) | 前日比 | 前日比(%) |
|---|---|---|---|---|
| 32,062,787円 | +10,608,097円 | +49.44% | +105,680円 | +0.33% |
📚 初心者向けワンポイント解説:「法改正」とは
法改正とは、既存の法律や税制、業界規制などの内容が変更されることです。企業の業績に直接影響する法改正は、そのまま株価に大きく跳ね返ることがあり、長期投資家にとっては避けて通れないリスクのひとつです。
法改正の影響を受けやすいのは、規制業種(金融・医療・介護・通信・公益・節税スキームを商品化している企業など)です。これらの業種に投資する場合は、3〜5年ごとに来る制度見直しのタイミングを意識して、業績インパクトを評価しておく必要があります。
今日のFPG(7148)の例:節税商品への税制改正
今日下落TOP5に入ったFPG(7148)は、航空機リース付き匿名組合(JOL/JOLCO)を組成し、それを節税商品として法人投資家に販売するビジネスを主力にしています。「営業者匿名組合」というスキームを使い、減価償却を前倒しで取り込むことで、買い手企業の課税所得を圧縮できる仕組みです。
ところが、2024年以降の税制改正で営業者匿名組合の損益分配に制限がかかり、節税効果が大幅に薄まる方向に動きました。これによってFPGの主力商品の販売が縮小し、株価は大きく下げています。配当利回り**6.15%**という高水準は、この「業績懸念の織り込み」の裏返しでもあります。
法改正で売られた銘柄は、①法改正の影響が業績にどこまで及ぶか、②会社が次のビジネスモデルにどれだけ素早く移行できるか——この2点で長期判断します。配当が維持できる体力があり、ビジネス転換の方向性が示されているなら、「過剰反応で売られた局面の仕込みどころ」になる可能性もあります。
日本ケアサプライ(2393)が抱える法改正リスク:介護保険制度の3年ごとの改定
連日ストップ高の日本ケアサプライ(2393)も、法改正リスクが構造的に大きい銘柄です。同社の主力事業である福祉用具レンタルは、介護保険制度のもとで行われる事業で、その介護保険制度は3年ごとに改定されることが法律で決まっています(次の改定は2027年4月予定)。
改定のたびに以下のようなリスクが意識されます。
- 介護報酬の引き下げ:福祉用具レンタルに支払われる単価の見直し
- 対象品目の縮小・要介護度別の見直し:軽度者(要介護1〜2)向けの福祉用具を保険対象から外す議論など
- 自己負担割合の引き上げ:レンタル需要そのものへの影響
過去の改定でも、軽度者向け福祉用具の見直しが何度も議論にのぼってきました。日本ケアサプライの株価は2027年改定の方向性が見えるまで、「材料が出ては売られ、出尽くしで買い戻され」を繰り返しやすい構造にあります。今日のストップ高の理由が判然としないなか追いかけて買うのは、わたしのスタイルでは避けたいところです。
長期投資家にとっての法改正との付き合い方は、「業績への実質影響」と「市場の過剰反応」を分けて見ること——これに尽きると思っています。
配当情報
2026年6月9日の配当情報です。今日は5銘柄でした。
| 受渡日 | 銘柄名 | 株数 | 受取額(税引き前) | 受取額(税引き後) |
|---|---|---|---|---|
| 2026/06/09 | 日東富士製粉(2003) | 26 | 3,640円 | 2,901円 |
| 2026/06/09 | 日本高純度化学(4973) | 2 | 274円 | 220円 |
| 2026/06/09 | 東京きらぼしフィナンシャルグループ(7173) | 10 | 850円 | 678円 |
| 2026/06/09 | トピー工業(7231) | 4 | 360円 | 287円 |
| 2026/06/09 | 本田技研工業(7267) | 160 | 5,600円 | 4,463円 |
ホンダは今年復活するはずなので、下がったら買いだと思います。
その他でいうと、DOEを採用している日本高純度化学は買い増ししたいですし、トピー工業も地味ながら買っていきたい銘柄です。
明日以降の注目ポイント
- SpaceXのIPO本番(6/11予定)。スカパーJSAT(9412)の換金売りがどこまで続くか。IPO当日〜直後で売り圧力が一巡する可能性
- 日本ケアサプライ(2393)の3日目の値動き。連続ストップ高のあとは、材料判明か出尽くしで反落のパターンもあるため要観察
- 6月FOMC(6/16〜17予定)に向けた地ならし。米CPI(6/11予定)の数字次第で金利・為替・米株が動く
- 株主総会シーズン(6月中下旬)。3月期決算企業の株主還元方針(増配・自社株買い)の発表が出やすい時期
- 配当入金ラッシュ継続。今日も5銘柄入金、6月中旬まで続く見込み
- 積水ハウス(1928)・前澤HD(575A)など、ナンピン継続中銘柄の下げ止まりライン
- FPG(7148)の配当維持の可能性。利回り6.15%は「業績懸念の織り込み」とも見られるため、減配リスクと利回りのバランスを継続的にチェック
まとめ
昨日(6/8)の-3.85%という大幅下落から、今日は日経平均+2.17%・TOPIX+1.14%という反発で4営業日ぶりに大幅反発。ところが、わたしのポートフォリオは**+0.33%にとどまり、両指数を大きくアンダーパフォーム**しました。
これで「下げの日は粘り、上げの日は付いていけない」という、ここ最近のパターンが連日続いていることになります。半導体一極相場の歪みが、上昇方向にも下落方向にも、同じ顔で出てきている、というのが今のわたしのポートフォリオの位置取りです。
含み損益率は**49.44%**でほぼ前日と変わらず、心理的な節目の50%を割り込んだままでの推移です。とはいえ昨日のような-0.92%の下げの後の今日の+0.33%なので、絶対値ベースでは2日でほぼ横ばい——日経平均はジェットコースターでしたが、わたしのポートフォリオは案外フラットだったというのが今週前半の総括になります。
個別では、日本ケアサプライ(2393)が2日連続のストップ高で前々日比+47.6%という驚異の上昇。材料は依然不明で、長期投資家としては追いかけない構えです。一方で、スカパーJSAT(9412)は連日-6%級の換金売り——SpaceXのIPO本番が6/11に控えているため、ここまでは仕方ないと割り切っています。IPOを通過すれば、買えなかった資金が戻ってくる可能性もあり、状況次第では追加買いの判断もあり得ます。
そして今日も4銘柄を地味にナンピンしました。積水ハウス(3日連続)、日本高純度化学(DOE採用の高配当AI半導体株)、前澤HD、メタウォーター。下水道関連はサステナブルな事業だと思っているので、業績が崩れない限り淡々と拾い続けます。
配当は今日5銘柄で入金、6月中旬の配当ピークに向けて雪だるまの芯が太くなっている実感があります。短期の評価額に振り回されず、配当キャッシュフローを着実に育てる——その地味な作業を、明日も淡々と続けていきます。
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免責事項:本記事は個人の投資記録であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。投資はご自身の判断と責任で行ってください。