【2026年7月8日】エンジニアの高配当株ポートフォリオ記録|日経3日続落-1,437円で1カ月ぶり安値、サムスンショック2日目でTOPIXも2営業日続落(vs 日経平均・TOPIX)

今日のサマリー

今日7月8日(水)の東京株式市場は、日経平均がマイナス1,437.91円・マイナス2.11パーセントの66,819.05円で3日続落6月12日以来約1カ月ぶりの安値水準に。TOPIXもマイナス55.83・マイナス1.37パーセントの4,006.43で2営業日続落(先週金曜まで6連騰していたが7/7・7/8で連続下落)——ついに「AI半導体だけでなくバリューも売られる」という、バリュー優位相場の綻びが見え始めた一日となりました。

背景は、サムスンショックが2日目に持ち越し——7日発表のサムスン電子の暫定決算後の急落を受けて、7/8のアジア市場でも韓国総合株価指数(KOSPI)がサーキットブレーカーが発動するほどの急落。サムスン電子・SKハイニックスの連日安を受けて、東京市場でもキオクシア・東京エレクトロン・アドバンテスト・村田製作所・太陽誘電・フジクラなどAI半導体・電子部品・電線株にまとめて売りが波及しました。単日のパニックではなく、2日連続の売り——これが、「AI半導体一極相場が本格的な調整局面に入りつつある」というシグナルの可能性を、市場が気にし始めた一日でした。加えてバリュー株にも一部利益確定売りが入り、「これまで買われていなかった銘柄まで含めて全面安」という様相を呈しました。

わたしのポートフォリオも、今週初めてはっきりとしたマイナス——マイナス0.62パーセント・マイナス209,431円。それでも日経平均をプラス1.49パーセントポイント・TOPIXをプラス0.75パーセントポイントでアウトパフォームし、含み損益率はプラス51.57パーセント含み損益額はプラス1,151万円台をキープしました。バリュー株優位相場は5営業日連続で継続、対日経通算アウトパフォームはプラス8.67パーセントポイント——「バリュー優位」でも「バリュー全面高」ではないという現実を突きつけられつつも、分散の効果はしっかり出ています。

本日は取引なし(購入・売却ともにゼロ)——下げ相場に対しては「動かない」ことも立派な判断として、静観の一日としました。

主要指数とポートフォリオの比較

指標 終値 前日比 騰落率
私のポートフォリオ 33,843,030円 -209,431円 -0.62%
日経平均 66,819.05円 -1,437.91円 -2.11%
TOPIX 4,006.43 -55.83 -1.37%

日経平均とTOPIXの差はマイナス0.74パーセントポイント——日経平均のほうがやや悪いですが、両指数ともにマイナスという点で「循環物色の綻び」が明確です。ただしわたしのポートフォリオはTOPIXよりもプラス0.75パーセントポイント高い水準を維持——「TOPIXの下げより浅い」という守りの姿勢はキープできています。

バリュー株優位5営業日連続の実績と、今日の変化

日付 日経平均 TOPIX ポートフォリオ 対日経差
7/2(水) -2.47% +0.09% +1.50% +3.97ppt
7/3(木) +1.47% +1.24% +1.08% -0.39ppt
7/6(月) -0.01% +0.92% +1.54% +1.55ppt
7/7(火) -2.12% -0.97% -0.07% +2.05ppt
7/8(水) -2.11% -1.37% -0.62% +1.49ppt
5日累計 -5.24% -0.09% +3.43% +8.67ppt

5日累計で日経平均マイナス5.24パーセントに対してポートフォリオはプラス3.43パーセント対日経通算プラス8.67パーセントポイント——驚異的なアウトパフォーム期間が続いています。ただし7/7・7/8はポートフォリオも小マイナス——「バリュー優位」だけでは説明できない「全面安」の兆しが出てきたことは、正直に認識しておく必要があります。

【考察】バリュー優位でも下げる理由と、これからの見通し

ご質問いただいた「バリュー優位でも全体的に状況がよくない」という状況について、エンジニア投資家としての考察を整理します。

今日の下落を分解する

まず、今日の下落を材料別に分解すると、大きく3つのレイヤーが同時に働いていました。

レイヤー 内容 影響を受ける銘柄
レイヤー1: セクター(AI半導体調整) サムスンショック2日目、KOSPIサーキットブレーカー発動 AI半導体・電子部品・電線
レイヤー2: 時間(調整の長期化リスク) 「1日でパニック売り」でなく「2日連続」= 構造的調整の可能性 AI関連の裾野銘柄まで拡散
レイヤー3: 需給(バリューへの利益確定売り) 7/2以降5営業日連続のバリュー優位→短期的な高値警戒 銀行・商社以外のバリュー株にも

7/2〜7/6の「バリュー優位」相場は、AI半導体売り → バリューに資金流入という循環物色のシンプルな構造でした。しかし7/7・7/8はサムスンショックの直接波及が2日連続——単なる調整ではなく、”AI半導体一極相場の終焉”の可能性を市場が意識し始めた形。リスクオフ寄りのモードに移行しつつあり、成長株もバリューも同時に売られる——これが今日の相場の本質です。

それでも、わたしのポートフォリオが日経平均より強い理由

今日、日経平均マイナス2.11パーセントに対してポートフォリオはマイナス0.62パーセントと、1.49ppt浅く済んだ理由は、上昇TOP5を見ると分かります。

  • 十六FG(7380) プラス3.49パーセント——地銀、日銀の追加利上げ観測が追い風
  • INPEX(1605) プラス3.26パーセント——エネルギー、地政学リスク+原油需給
  • インフロニアHD(5076) プラス3.77パーセント——建設・インフラ、内需
  • アサヒGHD(2502) プラス3.10パーセント【決算】——飲料、決算好感
  • 高速(7504) プラス2.18パーセント——機械、独自の伸び

これらは全てAI半導体との相関が薄い「マイペースなバリュー銘柄」です。特に銀行株(十六FG)「AI半導体売り+日銀利上げ観測」の受け皿として、昨日の三菱UFJに続いて今日も上昇。エネルギー(INPEX)原油需給という独自の材料で動くため、AI半導体売りの相場でも底堅い。**インフラ(インフロニアHD)・食品(アサヒGHD)・機械(高速)**も、それぞれ独自のドライバーを持つバリュー銘柄です。

つまり、「バリューの中でも、AI半導体調整と相関が低い銘柄(金融・エネルギー・内需・インフラ)を保有していたこと」が、今日のポートフォリオが日経平均を大きくアウトパフォームできた理由です。

今後の3つのシナリオと備え方

これからの相場を、シナリオ別に整理してみます。

シナリオA: 「AI半導体が自律反発」(30パーセント程度と見ています)

サムスンショックが「一時的な材料出尽くし売り」で終わり、数日〜1週間程度でAI半導体株が反発。AI半導体一極相場に戻る可能性が高く、バリュー株には逆風わたしのポートフォリオはアンダーパフォーム傾向に。

シナリオB: 「AI半導体調整、バリュー本格化」(40パーセント程度)

サムスンショックが「本格的な調整入り」の合図で、AI半導体一極相場が終焉。資金がバリュー(銀行・商社・エネルギー・内需)に本格的にシフト。バリュー優位相場が本格化わたしのポートフォリオは引き続きアウトパフォーム

シナリオC: 「全面リスクオフの調整」(30パーセント程度)

AI半導体売りがバリューも巻き込む全面安に発展。全銘柄が下落する一方、銀行・エネルギー・内需のバリューは相対的に強い。わたしのポートフォリオは絶対値マイナスでも、TOPIX・日経より浅いという守りの展開。

長期投資家としての基本方針

正直、シナリオを100パーセント読み切ることは不可能です。だからこそ、「どのシナリオでも生き残れるポートフォリオ設計」が大事——具体的には:

  1. 業種分散を8つ以上に維持(金融・エネルギー・不動産・建設・食品・通信・化学・機械)
  2. 「AI半導体との相関が低い銘柄」の比率を保つ(内需・金融・エネルギー・インフラ)
  3. 含み益クッションを大切にする(現時点でプラス1,151万円のクッションは、7〜10パーセント程度の全面下落を吸収可能)
  4. 短期の下げに動揺せず、押し目買いのチャンスは慎重に見極める
  5. 損出しなど「税務戦略」でリターンを底上げ

「バリュー優位が5日連続=Bull相場が始まった」と単純化するのは危険——今週はまさに、「バリュー優位からリスクオフ全面安の兆し」への移行局面を目撃している可能性があります。バリュー株投資家として、「自分のポートフォリオが下げる日にも、日経平均よりは浅い」という守りの姿勢を維持しつつ、慎重に押し目を待つのが今の局面での正解と考えています。

本日の取引

購入・売却ともにゼロ——「下げ相場では動かないことも立派な判断」として、今日は静観の一日としました。

なぜ買わなかったか:

  1. AI半導体調整がどこまで続くか読めない(サムスンショック2日連続で本格化リスクあり)
  2. キャッシュポジションを保っておきたい(本格的な押し目が来た時のために)
  3. 含み益プラス1,151万円のクッションがあり、慌てて動く必要がない

なぜ売らなかったか:

  1. 短期の下げに対して長期保有銘柄を売るのは”うろたえ”(基本方針違反)
  2. 含み益銘柄を実現益にしても、税負担が発生するだけ(通算する損がなければ節税効果ゼロ)
  3. バフェット氏の「10年持てないなら10分も持つな」——長期投資家として、こういう日こそ動かない

私の高配当株ポートフォリオ実績

上昇TOP5

銘柄(コード) 保有数 平均取得単価 終値 前日比(%) 評価損益 配当利回り
インフロニアHD(5076) 16 2,218円 2,874円 +104.5(+3.77%) +10,496円 3.48%
十六フィナンシャルグループ(7380) 50 459円 2,547円 +86(+3.49%) +104,400円 1.96%
INPEX(1605) 230 1,740円 3,388円 +107(+3.26%) +379,040円 3.19%
アサヒグループHD(2502)【決算】 28 1,608円 1,660.5円 +50(+3.10%) +1,470円 3.13%
高速(7504) 20 2,071円 3,750円 +80(+2.18%) +33,580円 3.20%

今日の上昇TOP5はインフロニアHD(建設・インフラ)・十六FG(地銀)・INPEX(エネルギー)・アサヒGHD(食品)・高速(機械)——業種がバラバラだが、共通するのは”AI半導体との相関が低い純粋なバリュー”という点です。サムスンショック2日目のAI半導体売り相場でも、こういう銘柄には安全資産としての資金流入が続いています。

上昇1位はインフロニアHD(5076)がプラス3.77パーセント——前田建設・前田道路・東洋建設などが統合してできた総合インフラ企業。内需インフラという独自ドライバーが今日の相場では強く評価されました。

2位十六フィナンシャルグループ(7380)プラス3.49パーセント——岐阜の地銀ですが、50株保有・平均取得459円・含み益プラス104,400円・プラス454.90パーセントという驚異的な水準の含み益銘柄。昨日の三菱UFJに続いて、今日は地銀にも資金が流入——日銀の追加利上げ観測が銀行株全体を底上げしている構図です。

3位INPEX(1605)プラス3.26パーセント——230株の含み益プラス379,040円・プラス94.71パーセントというエネルギー最大手。中東地政学リスク・原油需給というAI半導体とは全く別の材料で買われる銘柄で、リスクオフの守り銘柄として最適です。

4位アサヒGHD(2502)は【決算】マーク——プレモルなど飲料の決算内容が好感された模様、含み益は控えめですが引き続き注視。5位高速(7504)プラス2.18パーセント——包装機械の中堅で、含み益プラス33,580円・プラス81.07パーセントを維持。

下落TOP5

銘柄(コード) 保有数 平均取得単価 終値 前日比(%) 評価損益 配当利回り
バローHD(9956) 12 2,616円 3,250円 -280(-7.93%) +7,608円 2.46%
エスペック(6859) 2 3,320円 3,920円 -195(-4.74%) +1,200円 2.93%
オプテックスグループ(6914) 6 2,498円 3,815円 -160(-4.03%) +7,902円 1.99%
大同メタル工業(7245) 20 910円 1,457円 -60(-3.96%) +10,940円 2.47%
スカパーJSAT(9412) 100 661円 2,556円 -104(-3.91%) +189,500円 1.88%

下落TOP1はバローHD(9956)がマイナス7.93パーセント——先週7/1にも下落TOP1(マイナス13.99パーセント)だった同銘柄が、また大幅下落。理由は明確で、7/8〜7/13が公募増資の発行価格決定期間であり、大和証券による安定操作取引や需給悪化の思惑が売り圧力になっている形。先週7/1の”適時開示4件同時発表”の希薄化ショックがまだ尾を引いている状況です。ただし、中長期の増配・分割・コーナン商事シナジーの材料は残っているので、慌てず様子見。

下落2位エスペック(6859)マイナス4.74パーセント——半導体試験装置、サムスンショックの直撃を受けています。3位オプテックスグループ(6914)マイナス4.03パーセント——センサー・光学機器、こちらも半導体系。4位大同メタル工業(7245)マイナス3.96パーセント——昨日マイナス13.86パーセントに続く連続下落で、含み益はプラス66.70パーセント→プラス60.11パーセントに縮小。5位スカパーJSAT(9412)マイナス3.91パーセント——それでも含み益プラス189,500円・プラス286.69パーセントの驚異的なクッションを維持。

ポートフォリオ全体

評価額 含み損益 含み損益(%) 前日比 前日比(%)
33,843,030円 +11,514,353円 +51.57% -209,431円 -0.62%

含み損益率はプラス51.57パーセント(昨日プラス52.51%から0.94ppt低下)、含み損益額はプラス1,151万円台をキープ。節目の50%は依然維持、下げ相場でも大崩れしていないのが現状の姿です。

📚 初心者向けワンポイント解説:「リスクオフ相場」での立ち回り方

今日のような「相場全体が下がる日」——リスクオフ相場で、長期投資家として何をすべきか、何をすべきではないかを整理しておきます。下げ相場の対応の仕方を知っておくと、こういう局面でも冷静に投資判断ができます。

リスクオフとは

リスクオフとは、投資家が「リスク資産(株式など)を減らして、安全資産(現金・国債・金など)を増やそう」とする心理・行動状態のこと。特定のセクターだけでなく、株式市場全体が売られやすいのが特徴です。

対義語はリスクオン——「リスク資産を積極的に買う」心理状態で、株高・成長株優位の局面。

今日7/8は、サムスンショック2日連続 → AI半導体一極相場の終焉懸念 → リスク資産全般への売りという流れで、明確なリスクオフの一日でした。

リスクオフでも「相対的に強い銘柄」の見分け方

同じ日本株でも、リスクオフでの下落幅は業種によって全く違う——これを理解しておくと、こういう局面でも冷静に対応できます。

分類 業種例 リスクオフでの動き
🟥 極端に弱い AI半導体・電子部品・電線 資金流出の主役、急落しやすい
🟧 やや弱い 精密機械・素材 半導体との連想売りで影響
🟨 中立 商社・海運 為替と資源価格で分かれる
🟦 やや強い 化学・食品(内需寄り) 内需依存で影響限定的
🟩 強い 銀行・エネルギー・内需(建設・電力・通信) 独自のドライバーで動く、時に逆行高

わたしのポートフォリオは、実は「リスクオフに相対的に強い銘柄」を多く保有しているのが、今日のアウトパフォームの正体です。十六FG(地銀)・INPEX(エネルギー)・インフロニアHD(建設)・アサヒGHD(食品)・高速(機械)——今日の上昇TOP5は全て緑または黄色ゾーンの銘柄でした。

リスクオフ相場でやってはいけない3つのこと

長期投資家として、リスクオフ相場でやってはいけないことを3つ挙げると:

  1. パニック売り——「まだ下がるかも」と思って優良銘柄を投げ売りするのは、後で買い戻すコストが増えるだけ。相場が反転した時に取り戻せない機会損失に。
  2. 「安いから」と反射的に買い増し——下げ相場の初期は、まだ底が見えていない。安易な押し目買いはナンピン地獄の入口。
  3. 短期指標だけを見て判断——リスクオフは数日〜数週間続くことも。1日単位の下げに反応しないことが大事。

リスクオフ相場でやるべき3つのこと

逆に、やるべきことは:

  1. 含み益クッションを確認——今日時点でわたしはプラス1,151万円のクッションがあり、7〜10パーセントの全面下落を吸収可能。「大丈夫」と思える具体的な数字を確認しておく。
  2. 業種分散が機能しているかチェック——今日は8つ以上のセクター分散が明確に効いた。この機会に自分のポートフォリオの偏りを再確認する。
  3. キャッシュポジションを保つ——本格的な押し目が来た時のために、いつでも動ける現金を確保。慌てて全額投入せず、段階的な仕込みを準備。

長期投資家としての心構え

リスクオフ相場は「投資の腕を試される時期」——「バブル相場で儲かる」のは誰でもできますが、「調整相場で耐える」のは長期投資家の真骨頂です。

「今日の下げは、10年後の含み益から見ればほんの数%の変動」——長期投資の視点を保てるかどうかが、こういう局面での分かれ目です。わたしは今日、取引ゼロで静観することを選びました。「動かないことも、立派な判断」というのが、リスクオフ相場での長期投資家の基本姿勢です。

配当情報

7月8日は配当の入金はありませんでした。3月期決算配当は6月末で概ね一段落しました。近日中に3月期決算配当の全体集計記事を公開予定です。

明日以降の注目ポイント

  • 7/9(木)の米国市場動向とドル円。米ハイテク株の反応、AI半導体の底入れ有無
  • サムスンショックの3日目。7/7・7/8の2日間で半導体売りは相当進んだが、まだ底なのか
  • 日本の主要企業の第1四半期決算開示。特に半導体・電子部品の見通しコメントに注目
  • バローHD(9956)の公募増資発行価格決定。7/8〜7/13期間で、価格決定日に注目
  • 銀行株の底堅さ。三菱UFJ・みずほFG・三井住友FGなどの逆行高が続くか
  • キオクシア(285A)の7万円防衛ライン。7/7に一時マイナス11.75パーセント、7/8も続落なら重要な節目

まとめ

今日7月8日は「サムスンショック2日目」のリスクオフ相場で、日経平均が3日続落(マイナス1,437円・約1カ月ぶりの安値)、TOPIXも2営業日続落(先週金曜まで6連騰していたが7/7・7/8で連続下落)——「AI半導体だけでなくバリューも売られる」というバリュー優位相場の綻びが見え始めた一日となりました。

7/8
日経平均 -2.11% (66,819円、約1カ月ぶり安値)
TOPIX -1.37% (2営業日続落)
わたしのポートフォリオ -0.62%

わたしのポートフォリオはマイナス0.62パーセント・マイナス209,431円で、日経平均をプラス1.49パーセントポイント・TOPIXをプラス0.75パーセントポイントでアウトパフォーム含み損益率はプラス51.57パーセント、含み損益額プラス1,151万円台をキープしました。

上昇TOP5はインフロニアHD・十六FG・INPEX・アサヒGHD・高速——全て”AI半導体との相関が低いバリュー”銘柄(建設・地銀・エネルギー・食品・内需機械)。今日のアウトパフォームの正体は、「AI半導体調整の影響を受けにくい業種への分散」にあります。特に十六FG(地銀)の含み益率プラス454.90パーセント・INPEX(エネルギー)のプラス94.71パーセントという長期保有の成果が、こういう下げ相場で真価を発揮しました。

下落TOP5はバローHD(公募増資期間で需給悪化)・エスペック(半導体試験装置)・オプテックスグループ・大同メタル・スカパーJSAT——バローHDは先週7/1に続く連続大幅下落、7/8〜7/13の公募増資発行価格決定期間の売り圧力が響いている形。ただし全銘柄が含み益プラス18〜286パーセントのクッションがあるため、長期保有には全く影響なし。

本日は取引ゼロ(購入・売却ともになし)——「下げ相場では動かないことも判断」として静観の一日としました。AI半導体調整の底が見えない中、キャッシュポジションを保っておく戦略を選択しています。

考察として、「バリュー優位」は5日連続で続いていますが、これは「バリュー全面高」ではなく「AI半導体売りより浅い下げ」という状態に移行しつつあります。シナリオA(AI半導体自律反発)・B(AI半導体調整・バリュー本格化)・C(全面リスクオフ)の3パターンを想定しつつ、「どのシナリオでも生き残れる分散」を最優先に維持していきます。

含み益プラス1,151万円のクッション、業種8つ以上の分散、関税影響を受けにくいバリュー銘柄——この3つが揃っている限り、「下げ相場でも冷静に、パニック売りには乗らない」を貫きます。明日も、地味に、着実に。


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免責事項:本記事は個人の投資記録であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。投資はご自身の判断と責任で行ってください。