【2026年5月18日】エンジニアの高配当株ポートフォリオ記録|キオクシアストップ高も金利上昇で本日-1.9%(vs 日経平均・TOPIX)

今日のサマリー

今日は日経平均、TOPIXともに朝から弱く、わたしのポートフォリオは-1%超で開始しました。
理由は原油高によるインフレ懸念、それに伴う金利上昇、先週末に米国ハイテク株が弱かったなどがあります。
後場はさらに弱くなり、結果-1.90%の-628,458円となりました。

わたしの持ち株ではないのですが、キオクシアは先週末の好決算を受けて、ストップ高まで上がりました。
キオクシアの決算から他のAI半導体株も上昇するかと思ったのですが、そうはならなかったようです。

主要指数とポートフォリオの比較

指標 終値 前日比 騰落率
私のポートフォリオ 32,459,093円 -628,458円 -1.90%
日経平均 60,815.95円 -593.34円 -0.97%
TOPIX 3,826.51 -37.46 -0.97%

今日は日経平均、TOPIXともに-0.97%で引けました。今日のサマリーに記載したとおり、弱く始まったのですが、
エミンさんがいうサポートラインの61,000円を早々と割り込み、逆に61,000円が壁になって最後押し戻されました。
明日は上昇すれば良いのですが、60,000円を割り込むようなことが起こると一気に値下がりしてしまうかもしれません。

本日の購入銘柄

本日はいろいろ安くなっていたので、たくさん買ってしまいました…
安い時はいつでも買いたいショーボンドHD、オカダアイヨン。
たまたま安くなっていた、ヒューリックと合同製鐵。
ヒューリックは現在150株ほど持っていて、300株で優待がもらえるので、そこまでがんばりたいです。
下水道銘柄の月島HD、前沢給装、前澤工業。
いつでも買いたい東京建物の8銘柄です。東京建物のナンピンが酷くて、もうすでに含み損が-32,512円になってしまいました。
本来であれば、下がってから上がったところ(下げ止まったところ)で買えるといいのですが、忘れてしまうのでとりあえず下がったら喜んで買うようにしています。

銘柄(コード) 約定株数 約定単価 平均取得単価
ショーボンドHD(1414) 4 1,283.5 1,376
ヒューリック(3003) 4 1,722.5 1,386
合同製鐵(5410) 2 2,762 3,606
オカダアイヨン(6294) 4 1,984 2,218
月島HD(6332) 2 2,787 2,879
前沢給装(6485) 4 1,442 1,554
前澤工業(6489) 4 1,623 1,941
東京建物(8804) 4 3,105 3,613

私の高配当株ポートフォリオ実績

下落TOP5

銘柄(コード) 保有数 終値 前日比(%) 評価損益 配当利回り
丸井グループ(8252) 22 2,761.5 -257.5(-8.53%) +5,467 4.74%
オリコン(4800) 10 1,008 -87(-7.95%) +1,750 3.57%
三菱HCキャピタル(8593) 570 1,336.5 -89.5(-6.28%) +275,025 3.37%
ホンダ(7267) 160 1,342.5 -87.5(-6.12%) -2,480 5.21%
三菱商事(8058) 190 5,500 -349(-5.97%) +611,420 2.27%

丸井グループは先週末に決算を発表しました。悪い決算ではないかと思いましたが、5/15の記事でも書いたように高い配当性向が嫌気されているのかもしれません。
丸井グループといえば、DOE採用銘柄のはしりだと思います。業績に依存しない配当を出すことの安心感もあると思いますので、さらに下がったら買い増していきたいと思います。

三菱HCキャピタルも悪い決算ではないと思いますが、市場の期待を越えられなかったということでしょうか。
連続増配は継続してくれているので、下がったときに買いたいと思います。ただ、以前買おうかどうか迷っていたのが1,000円付近だったので、そこから考えると株価はだいぶ上がってしまいました。

三菱商事は5/13にバークシャー・ハザウェイ系の会社が大量保有報告にて買い増ししていることがわかり、上昇しました。
5/15には年初来高値6,012円をつけていて、その反動があったと思います。
また、今日は商社株が全体的に売られていました。

上昇TOP5

銘柄(コード) 保有数 終値 前日比(%) 評価損益 配当利回り
ジーテクト(5970) 4 2,042 +139(+7.30%) +864 4.41%
MIRARTHホールディングス(8897) 20 420 +26(+6.60%) +720 5.00%
DIC(4631) 22 4,443 +244(+5.81%) +17,006 3.15%
ニレコ(6863) 5 2,517 +114(+4.74%) +2,170 3.38%
ほぼ日(3560) 2 4,100 +135(+3.40%) +1,330 2.20%

ジーテクトは先週末引け後に決算を発表していて、12円もの増配を発表しています。
MIRARTHホールディングスは以前500株ほど持っていましたが、損益通算のために売ってから買い戻せていませんでした。
いつの間にかかなり株価が上昇してしまっています。
DICは先週末場中の決算発表から引き続き買われています。

ポートフォリオ全体

評価額 含み損益 含み損益(%) 前日比 前日比(%)
32,459,093円 +11,445,881円 +54.47% -628,458円 -1.90 %

📚 初心者向けワンポイント解説:「金利」とは

金利とは、お金を借りたり預けたりするときの「使用料」のこと。「100万円を1年間借りるのに3万円払う」場合、金利は年3%です。経済全体に影響する基準となる金利は、各国の中央銀行(日本なら日本銀行、米国ならFRB)が政策によってコントロールしています。

長期金利と短期金利の違い

項目 短期金利 長期金利
期間 1年以下 1年超(特に10年が基準)
決まり方 中央銀行の政策金利で直接決まる 市場(債券市場)で需給によって決まる
代表的な指標 日銀の政策金利、無担保コール翌日物 10年国債利回り
反映するもの 現在の金融政策 将来の経済成長・インフレ・財政の予想

短期金利は「中央銀行が直接コントロールできる金利」、長期金利は「市場参加者の予想を反映する金利」と覚えると分かりやすいです。今日のように「原油高でインフレ懸念→長期金利上昇」という流れは、市場が「将来のインフレ率が上がる」と予想したからこそ起こる現象です。

株価と金利の関係性

金利が上がると、株価には基本的に逆風が吹きます。理由は主に3つです。

  1. 割引現在価値の低下:株価は「将来の利益を現在価値に割り戻したもの」。割引率に金利が含まれるため、金利が上がると同じ将来利益でも現在価値が下がります。
  2. 債券との相対魅力:金利が上がると債券の利回りが上がるため、リスクのある株式から安全な債券へ資金が移動します。
  3. 借入コスト増加:企業の利払い負担が増えて利益が圧迫されます。特に借入金の多い不動産・リース・電力・通信のような業種は直接的な逆風。

セクター別の影響

  • 金利上昇が追い風銀行・保険(運用利回り改善、利ザヤ拡大)
  • 金利上昇が逆風不動産・REIT・リース・電力(借入コスト増・割引現在価値低下)、ハイグロース株(将来利益への割引率が高くなる)
  • 比較的中立商社・素材・自動車(事業特性次第)

今日のわたしのポートフォリオが-1.90%と大きく下げた背景には、不動産(ヒューリック・東京建物・MIRARTH・三井不動産)、リース(三菱HCキャピタル・みずほリース)、建設・素材といった「金利上昇に弱いセクター」を多く保有していたことがあります。一方で、銀行株は今日も比較的底堅く推移しました。「セクターごとに金利の影響が逆向きに出る」ことを理解しておくと、相場の波に振り回されにくくなります。

バリュー株投資家としての金利上昇への向き合い方

わたしのような高配当バリュー株投資家にとっては、金利上昇は短期的にネガティブでも、中期的にはメリットもあります。

  • 配当利回りの実質的な魅力低下:例えば配当利回り4%の株は、10年国債利回りが1%のときは「+3%のリスクプレミアム」ですが、長期金利が2%まで上がると「+2%」に縮みます。
  • ただし、増配が進めば自分の取得価格に対する利回り(YOC)は時間とともに上がるため、長期保有なら金利水準の影響は限定的。
  • 金利上昇による株価下落局面は、「優良株を安く仕込めるチャンス」でもあります。本日わたしが8銘柄をまとめて買ったのも、この発想からです。

明日以降の注目ポイント

  • 日経平均60,000円ライン:今日は61,000円のサポートを早々と割り、61,000円が逆に上値抵抗になりました。明日以降60,000円を割り込むと、短期トレンドが下向きに変わるリスクあり。逆にここで反発できれば「金利上昇は織り込み済み」というメッセージになります。
  • 長期金利の動向:原油高によるインフレ警戒で日米とも長期金利が上昇。日本の10年国債利回りが続伸するなら、不動産・リース・REITへの売り圧力が継続。金利が落ち着けば押し目買いのチャンス。
  • 東京海上HDの本決算(5/20):保険セクターの本命銘柄。累進配当・自社株買い継続の有無、来期予想がポイント。金利上昇は保険会社の運用にプラスなので、好材料を出せれば金融セクター全体の地合いを改善する可能性。
  • 米国FOMC議事録(5/21):利下げに対するFRBメンバーのスタンスが焦点。タカ派的な内容なら米長期金利がさらに上昇し、日本の金利・株価にも影響。
  • 3月期決算の最終週:今週で本決算ラッシュは終盤戦。中小型バリュー株の決算が中心で、サプライズ余地が大きい時期。保有銘柄のカレンダーチェック必須。
  • 原油価格・為替:WTI原油の動きと、円ドル相場(特に150円台後半に近づくと日銀の介入観測も)。インフレ・金利を経由して株式市場全体に波及するため要チェック。

まとめ

本日は日経平均-0.97%・TOPIX-0.97%に対してポートフォリオは-1.90%と、指数を約1%アンダーパフォームする厳しい一日でした。原油高→インフレ懸念→金利上昇というマクロ要因に、不動産・リース・建設といったわたしの主力セクターが直撃された格好です。

ただし、こういう「金利上昇でバリュー株が一斉に売られる」局面こそが、長期投資家にとっては仕込み場でもあります。本日はショーボンドHD、ヒューリック、合同製鐵、オカダアイヨン、月島HD、前沢給装、前澤工業、東京建物の8銘柄をまとめて買い増しました。短期的には逆風でも、増配方針が継続している銘柄は時間が味方をしてくれるというのが高配当株投資の基本だと考えています。

一方で、丸井グループや三菱HCキャピタルのように先週末に決算を出した銘柄が今日大きく売られた点には注意が必要です。「良い決算でも、来期予想が物足りなければ売られる」という今期決算ラッシュ全体の傾向が、本日も続いています。事前期待が高い銘柄ほど、決算後の反応に細心の注意を払いたいところです。

明日以降は日経平均60,000円の攻防、東京海上HDの決算(5/20)、米FOMC議事録(5/21)と相場の方向性を決める材料が続きます。「下がったら買う」を機械的に続けるのではなく、原油・金利・為替のマクロ環境も意識しながら、ポートフォリオの底上げを狙っていきます。


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免責事項:本記事は個人の投資記録であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。投資はご自身の判断と責任で行ってください。