【2026年5月7日】エンジニアの高配当株ポートフォリオ記録|日経平均が史上最大の上げ幅+3,320円!半導体ラリーで最高値更新(vs 日経平均・TOPIX)

今日のサマリー

5/7の東京株式市場は、連休中の米AI・半導体株高を一気に織り込む形で、日経平均が前営業日比3,320円高の62,833円と大幅続伸しました。
値上がり幅としては、2024年8月6日の3,217.04円を超えて史上最大となりました。
米・イラン紛争の終結期待による中東リスク後退も追い風となり、半導体主導のショートカバー/持たざるリスク相場になった一方、鉱業・商社など資源関連は相対的に弱い展開でした。

💡 ショートカバー/持たざるリスクとは:「ショートカバー」は信用売り(空売り)していた投資家が買い戻すこと。株価が急騰すると損失を抑えるために買い戻しが入り、さらに上昇する循環が生まれます。「持たざるリスク」は、相場が上昇しているのに自分のポートフォリオが追従できず、相対的に成績が劣ること。両者が同時に発生すると、機関投資家が一斉に買いに動くため一段高となります。

わたしの持ち株では、東ソー(4042)が、2029年にもデータセンター向け光ケーブルを量産すると報じられ、+269.5円(+11.03%)の2,713円まで上昇しました。
また、AREホールディングス(5857)が連休前の決算を好感され、+505円(+14.41%)の4,010円まで上昇しました。
逆に、INPEXは-268円(-6.51%)の3,850円で取引を終えました。

本日の注目決算

  • 住友林業

2026年12月期1Q決算でした。
売上高は 5,320億円、前年同期比+4.0% と増収でした。一方で、営業利益は 239億円、同-38.5%、経常利益は 218億円、同-42.2%、親会社株主に帰属する四半期純利益は 168億円、同-18.6% と減益幅が大きくなっています。
アメリカの金利高止まりに伴う、住宅買い控えが響いているようです。
通期予想は据え置きでした。

  • 日東富士製粉

2026年3月期本決算でした。
売上は横ばいでしたが、修繕費・物流費・外食コスト増で本業利益が大きく減ってしまったようです。
売上高 727.7億円、前期比+0.6% と微増でした。一方で、営業利益は 38.1億円、同-25.1%、経常利益は 43.8億円、同-21.1%、親会社株主に帰属する当期純利益は 33.1億円、同-6.5% でした。売上は維持したものの、利益率が悪化しています。
外食事業は、売上高 122.2億円、前期比+6.8% と増収でした。ケンタッキーフライドチキンの新店舗開業などが寄与しています。ただし、人件費やフードコストの増加が重く、営業利益は 2.1億円、同-47.9% と大幅減益です。ケンタッキーは子供も好きなのでよく行くのですが、そろそろ値上げですかね。今まで値上げせずによく頑張った方だと思います。値上げしてもケンタッキーにはいきたいと思います!

  • インソース

2026年9月期の中間決算でした。
売上は伸びているが、人件費増と一部事業の計画未達で、利益成長がほぼ止まった決算でした。
中間期の実績は、売上高 75.84億円、前年同期比+8.0%、営業利益 29.51億円、同+0.3%、経常利益 29.72億円、同+0.5%、純利益 20.27億円、同+3.1% でした。売上は過去最高水準ですが、営業利益はほぼ横ばいです。
理由は明確で、総人件費が前年同期比+16.2%増えたためです。売上総利益は伸びていますが、販管費、特に人件費の増加で利益が吸収されました。決算説明資料によると、1Qは営業利益が前年同期比マイナスだったものの、2Qは前年同期比+4.5%まで改善し、中間期全体では+0.3%増にとどまったとのことです。

このタイミングで下方修正も発表されています。それほど大きな額ではないですが、投資家心理にはいい影響はないと思います。
ですが、全体的に前年同期比では伸びていて、これからも伸びていくと思います。
説明資料もしっかりと作られていて、IRに注力していることも伺えます。
これからも応援していきたいと思います。

主要指数とポートフォリオの比較

指標 終値 前日比 騰落率
私のポートフォリオ 32,179,251円 +366,654円 +1.15%
日経平均 62,833.84円 +3,320.72円 +5.58%
TOPIX 3,840.49 +111.76 +3.00%

AI半導体関連株をほとんど持たないわたしのポートフォリオは日経平均、TOPIX両方に対して大きくアンダーパフォームする形となりました。
株高の恩恵をあまり得られていない感じもしますが、値上がり益(キャピタルゲイン)を狙っていないので、気分的なものです。
値上がり益があっても、売りの判断ができないです。資産は増えている気がするので良いですが、買いづらくはなってしまいます。

本日の購入銘柄

本日は初めて購入する銘柄が2つあります。

銘柄(コード) 約定株数 約定単価 平均取得単価
安藤ハザマ(1719) 4 1,926 1,926
ジーテクト(5970) 4 1,826 1,826
インソース(6200) 10 669 720
前澤工業(6489) 4 1,752 1,970
東京建物(8804) 2 3,515 3,679
明和地所(8869) 10 906 743

初めて購入する1つ目の銘柄は安藤ハザマです。
安藤ハザマは2026年3月30日に中期経営計画を発表していて、配当を下限80円の累進配当とすると発表しました。
今の株価だと80円でも4%超えですし、累進配当となるととても買いたくなる銘柄です。
この銘柄は昔から見ているYouTubeチャンネル「40代元証券マンの高配当株投資」で紹介されていました。

初めて購入する2つ目の銘柄はジーテクトです。
割安高配当でよく紹介されている銘柄ですが、今回このタイミングで初めて購入しました。
きっかけは今読んでいる「株式投資の未来」(ジェレミー・シーゲル著)で、成長株の罠について紹介されていました。
簡単に説明すると、成長しているからと言ってリターンがよいわけではないということで、逆に成長していなくても投資家に大きなリターンをもたらす株もあるということでした。また、配当を再投資することがリターンに大きく影響すると説明されていました。
ジーテクトはまさに後者の銘柄だと思い、購入しようと思いました。

その他については、いつものナンピンです。
明和地所については、あと10株買うと1単元(100株)になるので、購入しました。

私の高配当株ポートフォリオ実績

下落TOP5

銘柄(コード) 保有数 終値 前日比(%) 評価損益 配当利回り
INPEX(1605) 230 3,850 -268(-6.51%) +485,300 2.81%
オリコン(4800) 10 1,145 -77(-6.30%) +3,120 3.14%
双日(2768) 45 5,909 -309(-4.97%) +131,715 2.79%
丸紅(8002) 200 5,495 -260(-4.52%) +693,200 1.96%
三井物産(8031) 165 5,578 -187(-3.24%) +469,920 2.06%

上昇TOP5

銘柄(コード) 保有数 終値 前日比(%) 評価損益 配当利回り
AREHD(5857) 100 4,010 +505(+14.41%) +212,700 3.12%
日本マイクロニクス(6871) 1 14,080 +1,520(+12.10%) +6,370 0.85%
東ソー(4042) 100 2,713 +269.5(+11.03%) +64,400 3.69%
ツガミ(6101) 2 5,230 +445(+9.30%) +4,230 1.38%
信越化学工業(4063) 78 7,711 +607(+8.54%) +282,750 1.37%

ポートフォリオ全体

評価額 含み損益 含み損益(%) 前日比 前日比(%)
32,179,251円 +11,331,536円 +54.35% +366,654円 +1.15%

値下がり銘柄は、中東情勢の緊張緩和期待から原油価格が下落したことを受けて、INPEXは売られました。
平和が一番なので、これで良いと思います。
オリコンは明日決算を控えて売られました。決算を跨ぐ前に利益確定したかったのでしょうか。
その他の値下がり銘柄は商社で、本決算の結果が影響していると思います。

値上がり銘柄は、半導体関連銘柄とAREホールディングスと東ソーです。
AREホールディングスは5/1引け後に発表した決算が好感されました。
また、東ソーは2029年にもデータセンター向け光ケーブルを量産すると報じられたため上昇しました。

📚 初心者向けワンポイント解説:「SQ(特別清算指数)」とは

SQ(Special Quotation/特別清算指数) とは、株価指数先物・オプション取引の最終決済に使われる 特別清算価格 のこと。日経平均先物・オプションのSQ算出日は 毎月第2金曜日で、明日(2026年5月8日)がまさに5月のSQ日にあたります。

SQには2種類あり、3・6・9・12月の年4回が「メジャーSQ」(先物とオプションが両方満期)、それ以外の月は「ミニSQ」(オプションのみ満期)と呼ばれます。今回の5月は ミニSQ にあたります。

💡 覚えておきたいポイント:SQ日の朝は、先物・オプションの建玉(ポジション)を解消する売買が日経平均構成銘柄に集中するため、寄り付き前後で 値動きが激しくなりやすい 傾向があります。特にメジャーSQの週は「SQ週は荒れる」と言われ、相場が乱高下しやすいです。

高配当バリュー株投資家としてのSQの捉え方

SQそのものは先物・オプションのデリバティブ取引が中心の話で、現物の高配当株を長期保有する投資家には直接的な影響は少ないです。ただし、SQ前後の値動きが激しくなることで以下のような影響があります。

  • 日経平均採用銘柄(特に値がさ株:ファーストリテイリング・ソフトバンクGなど)の値動きが拡大
  • ポートフォリオの含み損益が一時的に大きく変動
  • 寄り付き直後に短時間で大きく動く銘柄が出やすい

私のように長期で配当を積み上げる投資家は、SQ起因の短期的な値動きには動揺せず、いつも通りの判断を続けるのが基本です。逆に、SQで売り込まれた優良銘柄を仕込むチャンスと捉えることもできます。

明日以降の注目ポイント

  • 5月SQ(ミニSQ)算出日(2026年5月8日金曜の寄り付き)
  • トヨタ自動車(7203)の本決算発表(円安効果と関税影響の見極め)
  • 決算発表ラッシュ(GW明け以降本格化)
  • 米株市場の動向と為替(ドル円)
  • 中東情勢の続報(原油価格への影響)

まとめ

本日は日経平均が史上最大の上げ幅+3,320円を記録するという歴史的な一日となりました。AI・半導体主導のラリーに対し、高配当バリュー株中心のポートフォリオは+1.15%にとどまり、指数に大きくアンダーパフォームしました。

ただし、長期で配当を積み上げる戦略では、相場全体の上昇に追従できないことは想定の範囲内です。「値上がり益(キャピタルゲイン)ではなく配当(インカムゲイン)を狙う」というスタンスを思い出して、ブレずに継続することが重要だと改めて感じました。

新規購入した安藤ハザマ(累進配当)とジーテクト(割安高配当)は、まさに長期保有・配当再投資戦略に合致する銘柄です。明日のSQに向けた値動きには注意しつつ、本格化する決算シーズンを楽しみたいと思います。


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免責事項:本記事は個人の投資記録であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。投資はご自身の判断と責任で行ってください。