【2026年5月11日】エンジニアの高配当株ポートフォリオ記録|中東情勢懸念とAI半導体利確で日経平均反落(vs 日経平均・TOPIX)

今日のサマリー

本日5/11の日本株は、朝方こそ買い優勢で日経平均が強含んで始まりましたが、次第に上値が重くなり、結果として 日経平均は-295.77円(-0.47%)の反落 で取引を終えました。TOPIXも日経平均の動きに連動して午後にかけて伸び悩み、終値は+0.30%の小幅高にとどまりました。

イランからの提案について トランプ大統領が「受け入れられない」と発言した ことで中東情勢の懸念が再燃。また、これまで相場を牽引してきたAI半導体株に利益確定売りが入り、ソフトバンクグループ・アドバンテストなどの主力株が大きく下落しました。

一方、私のバリュー株中心のポートフォリオは、朝から +0.70%付近で安定的に推移 し、終値も+0.69%(+219,231円)と底堅い動きでした。AI半導体ラリーの恩恵を受けてこなかった分、調整局面でも下げにくいというバリュー株の特性が改めて発揮された一日でした。

主要指数とポートフォリオの比較

指標 終値 前日比 騰落率
私のポートフォリオ 32,117,266円 +219,231円 +0.69%
日経平均 62,417.88円 -295.77円 -0.47%
TOPIX 3,840.93 +11.45 +0.30%

AI半導体株は少し高いと思われたのか、売られました。
ソフトバンクグループが-6.33%、アドバンテストが-3.70%、ディスコが-2.16%でした。
ただし、すべてのAI半導体株が売られたわけではなく、キオクシア、イビデン、ソシオネクストなどは堅調でした。
日経平均を押し下げたという意味では、任天堂も-8.44%と大きく下げました。

本日の購入銘柄

今日は朝から少し強そうだったので、本日の購入銘柄はありません。

私の高配当株ポートフォリオ実績

下落TOP5

銘柄(コード) 保有数 終値 前日比(%) 評価損益 配当利回り
オリコン(4800) 10 995 -138(-12.18%) +1,620 3.62%
東京きらぼしFG(7173) 10 10,220 -1,270(-11.05%) +83,300 1.66%
任天堂(7974) 20 7,020 -647(-8.44%) -380 2.58%
IHI(7013) 200 2,870 -189(-6.18%) +265,400 0.70%
AREHD(5857) 100 3,845 -230(-5.64%) +196,200 3.51%

オリコン、東京きらぼしFGは先週末に決算を発表した影響かと思います。

オリコンはのれん減損損失で純利益が減ったことと、今期の増益幅が少なめであること、配当金据え置きが嫌気されたかと思います。
東京きらぼしFGは、決算の内容自体はよかったものの、今期減益、かつ、三井住友信託銀行が保有する第一種優先株の普通株転換と売り出しがあるようで、需給の悪化が見込まれます。

任天堂はずっと下がり続けてますね。決算が良くなかったです。とうとう含み益がなくなってしまいました。
IHIも5/8の決算は良かったものの、株主の期待を超えなかったかと思います。株式投資の未来でも、肝心なのは、成長率が期待に対してどうだったかであって、成長率そのものの水準ではないと記されています。期待値コンセンサスとのギャップによって、株価は上下するということですね。

上昇TOP5

銘柄(コード) 保有数 終値 前日比(%) 評価損益 配当利回り
イエローハット(9882) 192 1,650 +153(+10.22%) +54,912 3.75%
日本セラミック(6929) 4 4,155 +280(+7.23%) +1,548 3.97%
JT(2914) 170 6,164 +395(+6.85%) +398,990 3.93%
アドソル日進(3837) 40 1,580 +84(+5.61%) +24,520 2.91%
日本ケアサプライ(2393) 20 2,325 +104(+4.68%) +16,700 3.10%

上昇銘柄の上位3つは5/8の決算が好感されました。
イエローハットは上がる前に買えてよかったです。

日本セラミックとJTは第一四半期決算でしたが、それぞれ良かったと思います。

アドソル日進と日本ケアサプライは決算前の期待から買われたと思います。

上昇TOP5に惜しくも入らなかったのですが、オリックスも今日は前日比+237円(+4.49%)の5,514円で取引を終えています。
26年3月期の増配も発表し、27年3月期も配当の下限を今期と同じ金額にしつつも、配当性向39%もしくは156.10円のいずれか高い方とすると記載がありました。
減配はないという安心感もあります。決算の内容については、一時的な利益が大半を占めるような印象もありますので、本業がどれくらい上手くいっているのかを今後も注視したいと思います。また、明日もさらに株価が続伸することを期待しています。

もう一つの注目銘柄、ソフトバンクはそれなりによかったと思います。
久々の増配もありましたし、収益は安定していると思います。

ポートフォリオ全体

評価額 含み損益 含み損益(%) 前日比 前日比(%)
32,117,266円 +11,222,183円 +53.71% +219,231円 +0.69%

📚 初心者向けワンポイント解説:「需給の悪化」とは

需給の悪化とは、株を買いたい人と売りたい人のバランスが崩れ、売りたい人のほうが相対的に多くなり、株価が下がってしまうことを指します。経済学の基本である「需要と供給」と同じ考え方で、株式市場では「需給(じゅきゅう)」と略して呼ばれます。

東京きらぼしFG(7173)の例で考える

本日大きく下落した 東京きらぼしFG(7173) がまさに需給悪化の典型例です。決算の内容自体は良かったにもかかわらず、株価は**-11.05%**という大幅安となりました。

その背景にあるのが、三井住友信託銀行が保有する第一種優先株(議決権のない種類株)が普通株に転換され、市場で売り出されるという発表です。これにより以下のような流れが生まれます。

  1. 発行済み普通株式数が増える(株式の希薄化が起きる)
  2. 新たに大量の売り注文が市場に出る(既存の機関投資家が保有株を売却)
  3. 「売りたい人」が「買いたい人」を上回る → 需給バランスが崩れる
  4. 株価が下落圧力を受ける

業績や配当方針のような「会社のファンダメンタルズ」だけでなく、こうした「需給要因」も短期的な株価を大きく動かすことを覚えておくと良いでしょう。

💡 覚えておきたいポイント:決算が良くても株価が下がる場合、その理由がファンダメンタルズ起因なのか需給起因なのかを見極めることが重要です。需給悪化による下落は、売り出しが終わったあと落ち着くケースも多く、長期投資家にとっては仕込みのチャンスにもなり得ます。逆に、増資・希薄化が継続的に予定されている場合は、しばらく重い展開が続くことも覚悟する必要があります。

明日以降の注目ポイント

  • 旭化成(3407)の本決算発表(高配当株として人気、配当方針の動向に注目)
  • KDDI(9433)の本決算発表(通信事業の安定収益と株主還元策に注目)
  • 中堅企業を含めた決算発表ラッシュの継続
  • 中東情勢の続報(イラン・米国の動向)
  • AI半導体株の調整がさらに続くか反発するか

まとめ

本日はAI半導体株の利益確定売りで日経平均が反落するなか、私のバリュー株中心のポートフォリオは+0.69%と底堅く、日経平均・TOPIXの両方をアウトパフォームできた一日でした。「AI半導体ラリーに乗れていない」と感じる場面もありますが、調整局面で下げにくいというバリュー株の強みが活きた相場だったと言えます。

個別銘柄では決算で明暗がくっきり分かれました。上昇TOP3はいずれも先週末(5/8)の決算が好感されたもので、特に長期保有していたイエローハットが+10.22%と急騰したのは嬉しい一日でした。逆に、IHIや任天堂のように「業績は悪くないけれど期待を超えなかった」銘柄は売られています。「業績の絶対値ではなく、市場の期待値とのギャップ」が株価を動かすという原則を、改めて実感しました。

注目していたオリックスは+4.49%、ソフトバンクも増配を発表しており、長期保有していく上で安心感のある決算でした。今週は引き続き、旭化成・KDDIなど高配当株として人気の銘柄の決算が控えており、個別物色相場の継続が予想されます。中東情勢にも引き続き注視しながら、淡々と配当を積み上げる戦略を続けていきます。


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免責事項:本記事は個人の投資記録であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。投資はご自身の判断と責任で行ってください。